JPH10194807A - セルフレベリング材用組成物 - Google Patents
セルフレベリング材用組成物Info
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- JPH10194807A JPH10194807A JP35065096A JP35065096A JPH10194807A JP H10194807 A JPH10194807 A JP H10194807A JP 35065096 A JP35065096 A JP 35065096A JP 35065096 A JP35065096 A JP 35065096A JP H10194807 A JPH10194807 A JP H10194807A
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- self
- composition
- carbon atoms
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セルフレベリング性を付与するために使用さ
れる増粘剤及び分散剤による凝結遅延を改善できるセル
フレベリング材用組成物を提供する。 【解決手段】 下記に示す(A)成分及び(B)成分を
含有することを特徴とするセルフレベリング材用組成
物。 (A)成分:セメントに対する吸着特性が吸着率10重量
%未満である水溶性高分子。 (B)成分:炭素数2〜3のオキシアルキレン基1〜30
0 モルを導入したポリアルキレングリコールモノエステ
ル単量体(a)と、これと共重合可能な単量体(b)と
を重合して得られる共重合体。
れる増粘剤及び分散剤による凝結遅延を改善できるセル
フレベリング材用組成物を提供する。 【解決手段】 下記に示す(A)成分及び(B)成分を
含有することを特徴とするセルフレベリング材用組成
物。 (A)成分:セメントに対する吸着特性が吸着率10重量
%未満である水溶性高分子。 (B)成分:炭素数2〜3のオキシアルキレン基1〜30
0 モルを導入したポリアルキレングリコールモノエステ
ル単量体(a)と、これと共重合可能な単量体(b)と
を重合して得られる共重合体。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物において水
平な床を作るためのセルフレベリング材、特にセルフレ
ベリング性を付与するために使用される増粘剤及び分散
剤による凝結遅延が改善されたセルフレベリング材用組
成物に関するものである。
平な床を作るためのセルフレベリング材、特にセルフレ
ベリング性を付与するために使用される増粘剤及び分散
剤による凝結遅延が改善されたセルフレベリング材用組
成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
セルフレベリング性を向上させるために分散剤と共にメ
チルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体が増粘剤として使用されている。しかし
ながら、これらの有機系混和剤を使用すると、水硬性粉
体の水和反応を抑制し、凝結遅延が引き起こされるとい
う問題を抱えている。このような問題点に対し、初期の
強度発現に優れたセルフレベリング材用組成物の開発が
望まれている。
セルフレベリング性を向上させるために分散剤と共にメ
チルセルロース及びヒドロキシエチルセルロース等のセ
ルロース誘導体が増粘剤として使用されている。しかし
ながら、これらの有機系混和剤を使用すると、水硬性粉
体の水和反応を抑制し、凝結遅延が引き起こされるとい
う問題を抱えている。このような問題点に対し、初期の
強度発現に優れたセルフレベリング材用組成物の開発が
望まれている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を改善すべく、鋭意検討の結果、ある特定の水溶性高
分子と分散剤とを併用することで優れた強度発現を行う
セルフレベリング材用組成物を完成するに至った。
点を改善すべく、鋭意検討の結果、ある特定の水溶性高
分子と分散剤とを併用することで優れた強度発現を行う
セルフレベリング材用組成物を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は、下記に示す(A)成
分及び(B)成分を含有することを特徴とするセルフレ
ベリング材用組成物である。 (A)成分:セメントに対する吸着特性が10%未満であ
る水溶性高分子。 (B)成分:下記の一般式(1)で表される単量体
(a)と、これと共重合可能な単量体(b)とを重合し
て得られる共重合体。
分及び(B)成分を含有することを特徴とするセルフレ
ベリング材用組成物である。 (A)成分:セメントに対する吸着特性が10%未満であ
る水溶性高分子。 (B)成分:下記の一般式(1)で表される単量体
(a)と、これと共重合可能な単量体(b)とを重合し
て得られる共重合体。
【0005】
【化3】
【0006】(式中、R1,R2;水素又はメチル基 m1 :0〜2の数 AO :炭素数2〜3のオキシアルキレン基 n :1〜300 の数 X :水素又は炭素数1〜3のアルキル基 を表す)。
【0007】従来のセルロース誘導体等の増粘剤は水硬
性粉体表面に強固に吸着し粉体と水との接触を妨げるた
め水和反応を阻害してしまう。従って、本発明において
用いるような、水硬性粉体に対する吸着特性の小さい水
溶性高分子(非吸着型水溶性高分子)が増粘剤として有
効となる。さらに、本発明においては、従来にない高い
分散効果を有する分散剤と併用することで相乗的に凝結
遅延を低減できることを見出したものである。
性粉体表面に強固に吸着し粉体と水との接触を妨げるた
め水和反応を阻害してしまう。従って、本発明において
用いるような、水硬性粉体に対する吸着特性の小さい水
溶性高分子(非吸着型水溶性高分子)が増粘剤として有
効となる。さらに、本発明においては、従来にない高い
分散効果を有する分散剤と併用することで相乗的に凝結
遅延を低減できることを見出したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明のセルフレベリング
材用組成物について詳細に説明する。本発明における
(A)成分は、セメントに対する吸着特性が吸着率10重
量%未満の水溶性高分子であり、好ましくは吸着率5重
量%以下の水溶性高分子である。
材用組成物について詳細に説明する。本発明における
(A)成分は、セメントに対する吸着特性が吸着率10重
量%未満の水溶性高分子であり、好ましくは吸着率5重
量%以下の水溶性高分子である。
【0009】本発明における(A)成分として、具体的
には、分子内に6〜30個の炭素原子を有する1価アルコ
ール、分子内に6〜30個の炭素原子を有する1価メルカ
プタン、分子内に6〜30個の炭素原子を有するアルキル
フェノール、分子内に6〜30個の炭素原子を有するアミ
ン及び分子内に6〜30個の炭素原子を有するカルボン酸
からなる群より選ばれる1種以上に、アルキレンオキサ
イドを平均付加モル数で10〜1000モル付加したポリアル
キレンオキサイド誘導体からなる水溶性高分子である。
には、分子内に6〜30個の炭素原子を有する1価アルコ
ール、分子内に6〜30個の炭素原子を有する1価メルカ
プタン、分子内に6〜30個の炭素原子を有するアルキル
フェノール、分子内に6〜30個の炭素原子を有するアミ
ン及び分子内に6〜30個の炭素原子を有するカルボン酸
からなる群より選ばれる1種以上に、アルキレンオキサ
イドを平均付加モル数で10〜1000モル付加したポリアル
キレンオキサイド誘導体からなる水溶性高分子である。
【0010】前記分子内に6〜30個の炭素原子を有する
1価アルコール、分子内に6〜30個の炭素原子を有する
1価メルカプタン、分子内に6〜30個の炭素原子を有す
るアルキルフェノール、分子内に6〜30個の炭素原子を
有するアミン及び分子内に6〜30個の炭素原子を有する
カルボン酸の代表的な例としては、ドデシルアルコー
ル、トリデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール、
2−ヘキシルデシルアルコール、オクタデシルアルコー
ルのような1価脂肪族アルコール;アビエチルアルコー
ルのような脂環式1価アルコール;ドデシルメルカプタ
ン、ステアリルメルカプタンのような1価の脂肪族メル
カプタン;オクチルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール、ジアミルフェノール、ジオクチルフ
ェノール、ジノニルフェノールのようなアルキルフェノ
ール;ドデシルアミン、ノニルアミン、ステアリルアミ
ンのような1価脂肪族アミン;ラウリン酸(ドデカン
酸)、ノナン酸、ステアリン酸のような1価脂肪酸等が
挙げられ、これらはいずれも単独で又は2種以上の混合
物として使用することができる。
1価アルコール、分子内に6〜30個の炭素原子を有する
1価メルカプタン、分子内に6〜30個の炭素原子を有す
るアルキルフェノール、分子内に6〜30個の炭素原子を
有するアミン及び分子内に6〜30個の炭素原子を有する
カルボン酸の代表的な例としては、ドデシルアルコー
ル、トリデシルアルコール、ヘキサデシルアルコール、
2−ヘキシルデシルアルコール、オクタデシルアルコー
ルのような1価脂肪族アルコール;アビエチルアルコー
ルのような脂環式1価アルコール;ドデシルメルカプタ
ン、ステアリルメルカプタンのような1価の脂肪族メル
カプタン;オクチルフェノール、ノニルフェノール、ド
デシルフェノール、ジアミルフェノール、ジオクチルフ
ェノール、ジノニルフェノールのようなアルキルフェノ
ール;ドデシルアミン、ノニルアミン、ステアリルアミ
ンのような1価脂肪族アミン;ラウリン酸(ドデカン
酸)、ノナン酸、ステアリン酸のような1価脂肪酸等が
挙げられ、これらはいずれも単独で又は2種以上の混合
物として使用することができる。
【0011】前記アルキレンオキサイドとしては、エチ
レンオキサイドとプロピレンオキサイドが適している。
アルキレンオキサイドとして、エチレンオキサイドとプ
ロピレンオキサイドとが併用される場合は、両者の付加
モル比はエチレンオキサイド80モル%以上、プロピレン
オキサイド20モル%以下程度が好ましく、付加形態とし
てはランダム状又はブロック状のいずれでもよい。ま
た、平均付加モル数は 100〜500 モル程度が性能上特に
好ましい。尚、本発明においては、アルキレンオキサイ
ドが、その製造の際に副生するポリアルキレンオキサイ
ドを含有していても性能発現に問題はない。
レンオキサイドとプロピレンオキサイドが適している。
アルキレンオキサイドとして、エチレンオキサイドとプ
ロピレンオキサイドとが併用される場合は、両者の付加
モル比はエチレンオキサイド80モル%以上、プロピレン
オキサイド20モル%以下程度が好ましく、付加形態とし
てはランダム状又はブロック状のいずれでもよい。ま
た、平均付加モル数は 100〜500 モル程度が性能上特に
好ましい。尚、本発明においては、アルキレンオキサイ
ドが、その製造の際に副生するポリアルキレンオキサイ
ドを含有していても性能発現に問題はない。
【0012】(A)成分の添加量は、分子中のアルキレ
ンオキサイドの長さによって最適量が異なるが、セルフ
レベリング材を製造する際に必要な水量に対して0.01〜
10.0重量%が適当である。
ンオキサイドの長さによって最適量が異なるが、セルフ
レベリング材を製造する際に必要な水量に対して0.01〜
10.0重量%が適当である。
【0013】本発明における(B)成分は、オキシアル
キレン基を有する水溶性ビニル共重合体であり、具体的
には、下記の一般式(1)で表される単量体(a)と、
これと共重合可能な単量体(b)とを重合して得られる
共重合体である。
キレン基を有する水溶性ビニル共重合体であり、具体的
には、下記の一般式(1)で表される単量体(a)と、
これと共重合可能な単量体(b)とを重合して得られる
共重合体である。
【0014】
【化4】
【0015】(式中、R1,R2;水素又はメチル基 m1 :0〜2の数 AO :炭素数2〜3のオキシアルキレン基 n :1〜300 の数 X :水素又は炭素数1〜3のアルキル基 を表す)。
【0016】本発明においては、上記構造の中でも特
に、ポリアルキレングリコールの鎖長と分散性(流動化
性能)について種々検討した結果、特定領域の鎖長の共
重合体を使用することで、高分散性を付与することがで
きる。すなわち、上記一般式(1)中のオキシアルキレ
ン基の平均付加モル数が1〜300 モルの範囲において、
分散性に優れ、 100〜200 モルの範囲は更に硬化遅延の
短縮の点で優れる。オキシアルキレン基の平均付加モル
数が1モル未満では、分散性が低下傾向となり、300モ
ルを超えると分散性と流動保持性が低下傾向となる。
に、ポリアルキレングリコールの鎖長と分散性(流動化
性能)について種々検討した結果、特定領域の鎖長の共
重合体を使用することで、高分散性を付与することがで
きる。すなわち、上記一般式(1)中のオキシアルキレ
ン基の平均付加モル数が1〜300 モルの範囲において、
分散性に優れ、 100〜200 モルの範囲は更に硬化遅延の
短縮の点で優れる。オキシアルキレン基の平均付加モル
数が1モル未満では、分散性が低下傾向となり、300モ
ルを超えると分散性と流動保持性が低下傾向となる。
【0017】本発明で使用する共重合体(B)におい
て、一般式(1)で表される単量体(a)としては、メ
トキシポリエチレングリコール、メトキシポリエチレン
ポリプロピレングリコール、メトキシポリプロピレング
リコール、エトキシポリエチレングリコール、エトキシ
ポリエチレンポリプロピレングリコール、エトキシポリ
プロピレングリコール、プロポキシポリエチレングリコ
ール、プロポキシポリエチレンポリプロピレングリコー
ル、プロポキシポリプロピレングリコール等の片末端ア
ルキル封鎖ポリアルキレングリコールとアクリル酸、メ
タクリル酸又は脂肪酸の脱水素(酸化)反応物とのエス
テル化物やアクリル酸、メタクリル酸又は脂肪酸の脱水
素(酸化)反応物へのエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド付加物が用いられる。
て、一般式(1)で表される単量体(a)としては、メ
トキシポリエチレングリコール、メトキシポリエチレン
ポリプロピレングリコール、メトキシポリプロピレング
リコール、エトキシポリエチレングリコール、エトキシ
ポリエチレンポリプロピレングリコール、エトキシポリ
プロピレングリコール、プロポキシポリエチレングリコ
ール、プロポキシポリエチレンポリプロピレングリコー
ル、プロポキシポリプロピレングリコール等の片末端ア
ルキル封鎖ポリアルキレングリコールとアクリル酸、メ
タクリル酸又は脂肪酸の脱水素(酸化)反応物とのエス
テル化物やアクリル酸、メタクリル酸又は脂肪酸の脱水
素(酸化)反応物へのエチレンオキサイド、プロピレン
オキサイド付加物が用いられる。
【0018】ポリアルキレングリコールのモノマーの繰
り返しとしては、エチレンオキサイド単独、プロピレン
オキサイド単独、エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドのランダム付加、ブロック付加、交互付加のいず
れでも用いることができる。
り返しとしては、エチレンオキサイド単独、プロピレン
オキサイド単独、エチレンオキサイドとプロピレンオキ
サイドのランダム付加、ブロック付加、交互付加のいず
れでも用いることができる。
【0019】本発明で使用する共重合体(B)におい
て、単量体(a)と共重合可能な単量体(b)として
は、下記の一般式(2)で表される化合物及び下記の一
般式(3)で表される化合物の中から選ばれる1種以上
の単量体が挙げられる。
て、単量体(a)と共重合可能な単量体(b)として
は、下記の一般式(2)で表される化合物及び下記の一
般式(3)で表される化合物の中から選ばれる1種以上
の単量体が挙げられる。
【0020】
【化5】
【0021】(式中、R3〜R5 ;水素、メチル基又は(C
H2)m2COOM2 R6 ;水素又はメチル基 M1,M2,Y:水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウム又は置換アルキルア
ンモニウム m2 :0〜2の数 を表す)。
H2)m2COOM2 R6 ;水素又はメチル基 M1,M2,Y:水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウム又は置換アルキルア
ンモニウム m2 :0〜2の数 を表す)。
【0022】上記一般式(2)で表される化合物として
は、不飽和モノカルボン酸系単量体として、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、又はこれらのアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン
塩、置換アミン塩が挙げられる。また、不飽和ジカルボ
ン酸系単量体として、無水マレイン酸、マレイン酸、無
水イタコン酸、イタコン酸、無水シトラコン酸、シトラ
コン酸、フマル酸、又はこれらのアルカリ金属塩、アル
カリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、置換アミ
ン塩が挙げられる。
は、不飽和モノカルボン酸系単量体として、アクリル
酸、メタクリル酸、クロトン酸、又はこれらのアルカリ
金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン
塩、置換アミン塩が挙げられる。また、不飽和ジカルボ
ン酸系単量体として、無水マレイン酸、マレイン酸、無
水イタコン酸、イタコン酸、無水シトラコン酸、シトラ
コン酸、フマル酸、又はこれらのアルカリ金属塩、アル
カリ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン塩、置換アミ
ン塩が挙げられる。
【0023】上記一般式(3)で表される化合物として
は、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、又はこれ
らのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウ
ム塩、アミン塩、置換アミン塩が使用される。
は、アリルスルホン酸、メタリルスルホン酸、又はこれ
らのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウ
ム塩、アミン塩、置換アミン塩が使用される。
【0024】本発明における共重合体(B)を構成する
単量体(a)と(b)の反応単位は、単量体(a)/単
量体(b)=1/100 〜 100/100 (モル比)の範囲が
好ましく、5/100 〜50/100 の範囲が特に、流動性と
流動保持性に優れる。上記のモル比が、1/100 未満の
場合および 100/100 よりも大きい場合は分散性と流動
保持性は低下傾向となる。
単量体(a)と(b)の反応単位は、単量体(a)/単
量体(b)=1/100 〜 100/100 (モル比)の範囲が
好ましく、5/100 〜50/100 の範囲が特に、流動性と
流動保持性に優れる。上記のモル比が、1/100 未満の
場合および 100/100 よりも大きい場合は分散性と流動
保持性は低下傾向となる。
【0025】本発明における共重合体(B)は公知の方
法で製造することができる。例えば、特開昭59-162163
号、特公平2-11542 号、特公平2-7901号、特公平2-7897
号公報等の溶媒重合法が挙げられる。
法で製造することができる。例えば、特開昭59-162163
号、特公平2-11542 号、特公平2-7901号、特公平2-7897
号公報等の溶媒重合法が挙げられる。
【0026】溶媒重合法において用いる溶剤としては、
水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、n−ヘキサン、脂肪族炭化水素、酢酸エチ
ル、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。取
扱いと反応設備から考慮すると水およびメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコールが好ま
しい。
水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピ
ルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、シクロ
ヘキサン、n−ヘキサン、脂肪族炭化水素、酢酸エチ
ル、アセトン、メチルエチルケトン等が挙げられる。取
扱いと反応設備から考慮すると水およびメチルアルコー
ル、エチルアルコール、イソプロピルアルコールが好ま
しい。
【0027】水系の重合開始剤としては、アンモニウム
もしくはアルカリ金属の過硫酸塩又は過酸化水素等の水
溶性の開始剤が使用される。水系以外の溶剤を用いる溶
媒重合にはベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド等が重合開始剤として使用される。
もしくはアルカリ金属の過硫酸塩又は過酸化水素等の水
溶性の開始剤が使用される。水系以外の溶剤を用いる溶
媒重合にはベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパー
オキサイド等が重合開始剤として使用される。
【0028】また、重合開始剤と併用して、連鎖移動剤
としてメルカプトエタノール、又は重合促進剤として亜
硫酸水素ナトリウムやアミン化合物を使用することも可
能であり、これら重合開始剤あるいは連鎖移動剤,重合
促進剤を適宜選択して用いることができる。
としてメルカプトエタノール、又は重合促進剤として亜
硫酸水素ナトリウムやアミン化合物を使用することも可
能であり、これら重合開始剤あるいは連鎖移動剤,重合
促進剤を適宜選択して用いることができる。
【0029】本発明における共重合体(B)の重量平均
分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法/
ポリスチレンスルホン酸換算)は 3,000〜500,000 の範
囲が良く、 5,000〜100,000 がより好ましい。分子量が
大きすぎると分散性が低下傾向を示し、逆に分子量が小
さすぎると流動保持性が低下傾向を示す。
分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー法/
ポリスチレンスルホン酸換算)は 3,000〜500,000 の範
囲が良く、 5,000〜100,000 がより好ましい。分子量が
大きすぎると分散性が低下傾向を示し、逆に分子量が小
さすぎると流動保持性が低下傾向を示す。
【0030】さらに、本発明における共重合体(B)
は、本発明の効果を損なわない範囲内で他の共重合可能
な単量体を反応させてもよい。例えば、アクリロニトリ
ル、アクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、スチレン、スチレンスルホン酸等が挙げられ
る。
は、本発明の効果を損なわない範囲内で他の共重合可能
な単量体を反応させてもよい。例えば、アクリロニトリ
ル、アクリル酸エステル、アクリルアミド、メタクリル
アミド、スチレン、スチレンスルホン酸等が挙げられ
る。
【0031】(B)成分の添加量は、使用する粉体の合
計量に対して0.01〜1.0 重量%が適当である。
計量に対して0.01〜1.0 重量%が適当である。
【0032】また、本発明の(A)成分と(B)成分を
添加する方法としては、予め(A)成分と(B)成分を
配合したものを添加しても、あるいは別々に添加しても
よく、限定されるものではない。
添加する方法としては、予め(A)成分と(B)成分を
配合したものを添加しても、あるいは別々に添加しても
よく、限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】本発明のセルフレベリング材用組成物を
セルフレベリング材に添加することにより、セルフレベ
リング材に高流動性と材料分離抵抗性を付与できると共
に優れた強度発現が可能となるため、施工効率の向上が
期待できる。
セルフレベリング材に添加することにより、セルフレベ
リング材に高流動性と材料分離抵抗性を付与できると共
に優れた強度発現が可能となるため、施工効率の向上が
期待できる。
【0034】
【実施例】以下、本発明を具体的に説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、以下
の実施例において、「EO」は「エチレンオキサイド」、
「PO」は「プロピレンオキサイド」を表し、付加モル数
は平均モル数を表す。また、「%」は「重量%」であ
る。
はこれらの実施例に限定されるものではない。尚、以下
の実施例において、「EO」は「エチレンオキサイド」、
「PO」は「プロピレンオキサイド」を表し、付加モル数
は平均モル数を表す。また、「%」は「重量%」であ
る。
【0035】使用した水溶性高分子(A−1〜A−
7)、及び共重合体(B−1〜B−10)を表1及び表2
に示す。
7)、及び共重合体(B−1〜B−10)を表1及び表2
に示す。
【0036】
【表1】
【0037】製造例1 商品名カルコール86〔花王(株)製、ステアリルアルコ
ールとセチルアルコールの混合物〕を窒素雰囲気下、 1
40℃でアルカリ触媒を用いてエチレンオキサイドを 200
モル付加させた。
ールとセチルアルコールの混合物〕を窒素雰囲気下、 1
40℃でアルカリ触媒を用いてエチレンオキサイドを 200
モル付加させた。
【0038】製造例2 製造例1に準じて、ノニルフェノールにエチレンオキサ
イド及びプロピレンオキサイド(モル比EO:PO=10:
1)をランダムに付加させた(EO付加モル数 200、PO付
加モル数20)。
イド及びプロピレンオキサイド(モル比EO:PO=10:
1)をランダムに付加させた(EO付加モル数 200、PO付
加モル数20)。
【0039】製造例3 製造例1に準じて、ドデシルメルカプタンにエチレンオ
キサイドを 450モル付加させた。
キサイドを 450モル付加させた。
【0040】製造例4 製造例1に準じて、セチルアルコールにエチレンオキサ
イドを 750モル付加させた。
イドを 750モル付加させた。
【0041】製造例5 製造例1に準じて、アビエチルアルコールにエチレンオ
キサイドを20モル付加させた。
キサイドを20モル付加させた。
【0042】
【表2】
【0043】以下の製造例に使用した単量体(a)の内
容と記号を以下に示す。 a−1:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=55) a−2:メタノールEO・アクリル酸モノエステル(EO付
加モル数=90) a−3:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=115) a−4:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=135) a−5:アクリル酸PO・EOブロック付加物(PO付加モル
数=10、EO付加モル数=180) a−6:アクリル酸EO・PO付加物(EO付加モル数=135
、PO付加モル数=25) a−7:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=102) a−8:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=350) a−9:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=23)。
容と記号を以下に示す。 a−1:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=55) a−2:メタノールEO・アクリル酸モノエステル(EO付
加モル数=90) a−3:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=115) a−4:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=135) a−5:アクリル酸PO・EOブロック付加物(PO付加モル
数=10、EO付加モル数=180) a−6:アクリル酸EO・PO付加物(EO付加モル数=135
、PO付加モル数=25) a−7:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=102) a−8:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=350) a−9:メタノールEO・メタクリル酸モノエステル(EO
付加モル数=23)。
【0044】製造例6 攪拌機付き反応容器に水10モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−1
0.30モル、メタクリル酸1モル(モル比=30/100)、
水 7.5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウ
ム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3g
の3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下す
る。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分
かけて滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成
後95℃に昇温して、35%過酸化水素15gを1時間かけて
滴下し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了
後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子
量35,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−1
0.30モル、メタクリル酸1モル(モル比=30/100)、
水 7.5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウ
ム水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3g
の3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下す
る。次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分
かけて滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成
後95℃に昇温して、35%過酸化水素15gを1時間かけて
滴下し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了
後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子
量35,000の共重合体を得た。
【0045】製造例7 攪拌機付き反応容器に水15モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−2
0.20モル、アクリル酸1モル(モル比=20/100)、水
15モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム水
溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの3
者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次
に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけて
滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95℃
に昇温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で、熟成する。熟成終了後、
48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量4
5,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−2
0.20モル、アクリル酸1モル(モル比=20/100)、水
15モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム水
溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの3
者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次
に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけて
滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95℃
に昇温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で、熟成する。熟成終了後、
48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量4
5,000の共重合体を得た。
【0046】製造例8 攪拌機付き反応容器に水15モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−3
0.35モル、メタクリル酸1モル(モル比=35/100)、
水15モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量45,0
00の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−3
0.35モル、メタクリル酸1モル(モル比=35/100)、
水15モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量45,0
00の共重合体を得た。
【0047】製造例9 攪拌機付き反応容器に水10モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−4
0.1モル、アクリル酸 0.9モル、メタリルスルホン酸ナ
トリウム 0.1モル(モル比=10/90/10)、水7.5 モル
を混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム水溶液0.
01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの3者をそ
れぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次に20%
過硫酸アンモニウム水溶液を0.03モルを30分かけて滴下
し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95℃に昇
温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下し、2
時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48%水酸
化ナトリウム 0.6モルを加えて中和、分子量45,000の共
重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−4
0.1モル、アクリル酸 0.9モル、メタリルスルホン酸ナ
トリウム 0.1モル(モル比=10/90/10)、水7.5 モル
を混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム水溶液0.
01モル、及び2−メルカプトエタノール4gの3者をそ
れぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次に20%
過硫酸アンモニウム水溶液を0.03モルを30分かけて滴下
し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95℃に昇
温して、35%過酸化水素12gを1時間かけて滴下し、2
時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48%水酸
化ナトリウム 0.6モルを加えて中和、分子量45,000の共
重合体を得た。
【0048】製造例10 攪拌機付き反応容器に水15モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−5
0.05 モル、メタクリル酸1モル(モル比=5/100)、
水15モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール1gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素5gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量47,0
00の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−5
0.05 モル、メタクリル酸1モル(モル比=5/100)、
水15モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール1gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素5gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量47,0
00の共重合体を得た。
【0049】製造例11 攪拌機付き反応容器に水10モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で95℃まで昇温した。a−6
0.05モル、マレイン酸モノナトリウム塩1モル(モル
比=5/100)、90℃温水15モルを混合溶解したものと20
%過硫酸アンモニウム水溶液0.01モル、及び2−メルカ
プトエタノール3gの3者をそれぞれ同時に反応系に2
時間かけて滴下する。次に20%過硫酸アンモニウム水溶
液0.03モルを30分かけて滴下し、1時間同温度(95℃)
で熟成する。熟成後95℃で35%過酸化水素9gを1時間
かけて滴下し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成
終了後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、
分子量13,000の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で95℃まで昇温した。a−6
0.05モル、マレイン酸モノナトリウム塩1モル(モル
比=5/100)、90℃温水15モルを混合溶解したものと20
%過硫酸アンモニウム水溶液0.01モル、及び2−メルカ
プトエタノール3gの3者をそれぞれ同時に反応系に2
時間かけて滴下する。次に20%過硫酸アンモニウム水溶
液0.03モルを30分かけて滴下し、1時間同温度(95℃)
で熟成する。熟成後95℃で35%過酸化水素9gを1時間
かけて滴下し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成
終了後、48%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、
分子量13,000の共重合体を得た。
【0050】製造例12 攪拌機付き反応容器に水8モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−7
0.30モル、メタクリル酸1モル(モル比=30/100)、
水8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル及び2−メルカプトエタノール3gの3
者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次
に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけて
滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95℃
に昇温して35%過酸化水素15gを1時間かけて滴下し、
2時間同温度(95℃)で、熟成する。熟成終了後、48%
水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量35,000
の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−7
0.30モル、メタクリル酸1モル(モル比=30/100)、
水8モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル及び2−メルカプトエタノール3gの3
者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。次
に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけて
滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95℃
に昇温して35%過酸化水素15gを1時間かけて滴下し、
2時間同温度(95℃)で、熟成する。熟成終了後、48%
水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量35,000
の共重合体を得た。
【0051】製造例13 攪拌機付き反応容器に水10モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−8
0.05モル、アクリル酸1モル(モル比=5/100)、水
7.5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素10gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量31,0
00の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−8
0.05モル、アクリル酸1モル(モル比=5/100)、水
7.5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール3gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素10gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量31,0
00の共重合体を得た。
【0052】製造例14 攪拌機付き反応容器に水5モルを仕込み、攪拌しながら
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−9
0.30モル、メタクリル酸1モル(モル比=30/100)、
水5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール2gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素10gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量32,0
00の共重合体を得た。
窒素置換し、窒素雰囲気中で75℃まで昇温した。a−9
0.30モル、メタクリル酸1モル(モル比=30/100)、
水5モルを混合溶解したものと20%過硫酸アンモニウム
水溶液0.01モル、及び2−メルカプトエタノール2gの
3者をそれぞれ同時に反応系に2時間かけて滴下する。
次に20%過硫酸アンモニウム水溶液0.03モルを30分かけ
て滴下し、1時間同温度(75℃)で熟成する。熟成後95
℃に昇温して、35%過酸化水素10gを1時間かけて滴下
し、2時間同温度(95℃)で熟成する。熟成終了後、48
%水酸化ナトリウム 0.7モルを加えて中和、分子量32,0
00の共重合体を得た。
【0053】実施例1〜14及び比較例1〜7 以下の試験に使用した組成物の基本配合を表3に示す。
【0054】
【表3】
【0055】表3に示す配合割合で、このうち、水を除
いた材料を、モルタルミキサーを用いて常温(20℃)
で、まず、1分間ドライブレンドを行った後、次いで表
4に示した量のA成分及びB成分と表3に示した量の水
とを投入し、3分間攪拌混合し、セルフレベリング材を
調製した。得られたセルフレベリング材について以下の
試験を行った。結果を表5に示す。
いた材料を、モルタルミキサーを用いて常温(20℃)
で、まず、1分間ドライブレンドを行った後、次いで表
4に示した量のA成分及びB成分と表3に示した量の水
とを投入し、3分間攪拌混合し、セルフレベリング材を
調製した。得られたセルフレベリング材について以下の
試験を行った。結果を表5に示す。
【0056】1) フロー値:日本建築学会 JASS15M-103
(セルフレベリング材の品質基準)に準じて測定。
(セルフレベリング材の品質基準)に準じて測定。
【0057】2) 凝結時間:セメントの物理試験方法
(JIS-R-5201) に準じて測定。
(JIS-R-5201) に準じて測定。
【0058】3) 圧縮強度:セメントの物理試験方法
(JIS-R-5201)に準じて、材令7、28日で測定(気中養
生:20℃相対湿度60%)
(JIS-R-5201)に準じて、材令7、28日で測定(気中養
生:20℃相対湿度60%)
【0059】
【表4】
【0060】
【表5】
【0061】*1:表5において凝結時間の評価は、始発
が6時間以上であり、終結が10時間以内のときを○と
し、それ以外を×とした。
が6時間以上であり、終結が10時間以内のときを○と
し、それ以外を×とした。
【0062】*2:表5において圧縮強度の評価は、材令
7日で250kgf/cm2以上であり、且つ材令28日で300kgf/c
m2以上であるときを○とし、それ以外を×とした。
7日で250kgf/cm2以上であり、且つ材令28日で300kgf/c
m2以上であるときを○とし、それ以外を×とした。
【0063】<結果の評価>表5で明らかなように、本
発明のセルフレベリング材用組成物は比較品に比べて、
セルフレベリング性に必要な流動性が得られるフロー値
220±10mmにおいて、硬化時間が短く強度発現が優れて
いることが分かる。これらの結果から、コンクリート構
造物の施工において工期の短縮が期待される。
発明のセルフレベリング材用組成物は比較品に比べて、
セルフレベリング性に必要な流動性が得られるフロー値
220±10mmにおいて、硬化時間が短く強度発現が優れて
いることが分かる。これらの結果から、コンクリート構
造物の施工において工期の短縮が期待される。
Claims (4)
- 【請求項1】 下記に示す(A)成分及び(B)成分を
含有することを特徴とするセルフレベリング材用組成
物。 (A)成分:セメントに対する吸着特性が吸着率10重量
%未満である水溶性高分子。 (B)成分:下記の一般式(1)で表される単量体
(a)と、これと共重合可能な単量体(b)とを重合し
て得られる共重合体。 【化1】 (式中、R1,R2;水素又はメチル基 m1 :0〜2の数 AO :炭素数2〜3のオキシアルキレン基 n :1〜300 の数 X :水素又は炭素数1〜3のアルキル基 を表す) - 【請求項2】 (B)成分が、一般式(1)で表される
単量体(a)と下記の一般式(2)で表される化合物及
び下記の一般式(3)で表される化合物の中から選ばれ
る1種以上の単量体(b)とを重合して得られる共重合
体である請求項1記載のセルフレベリング材用組成物。 【化2】 (式中、R3〜R5 ;水素、メチル基又は(CH2)m2COOM2 R6 ;水素又はメチル基 M1,M2,Y:水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ンモニウム、アルキルアンモニウム又は置換アルキルア
ンモニウム m2 :0〜2の数 を表す) - 【請求項3】 (A)成分の水溶性高分子が分子内に6
〜30個の炭素原子を有する1価アルコール、分子内に6
〜30個の炭素原子を有する1価メルカプタン、分子内に
6〜30個の炭素原子を有するアルキルフェノール、分子
内に6〜30個の炭素原子を有するアミン及び分子内に6
〜30個の炭素原子を有するカルボン酸からなる群より選
ばれる1種以上に、アルキレンオキサイドを平均付加モ
ル数で10〜1000モル付加したポリアルキレンオキサイド
誘導体である請求項1又は2記載のセルフレベリング材
用組成物。 - 【請求項4】 (B)成分において、単量体(a)が一
般式(1)中のnが100〜200 の数のものである請求項
1〜3の何れか1項に記載のセルフレベリング材用組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35065096A JPH10194807A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | セルフレベリング材用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35065096A JPH10194807A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | セルフレベリング材用組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194807A true JPH10194807A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18411928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35065096A Pending JPH10194807A (ja) | 1996-12-27 | 1996-12-27 | セルフレベリング材用組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10194807A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012461A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Nippon Shokubai Co Ltd | セメント混和剤およびこれを用いたセメント組成物 |
| JP2003002716A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Kao Corp | セルフレベリング材用分散剤 |
| JP2009040666A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-26 | Ube Ind Ltd | 自己流動性水硬性組成物ならびにそれを用いたスラリーおよび硬化物 |
-
1996
- 1996-12-27 JP JP35065096A patent/JPH10194807A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002012461A (ja) * | 2000-04-28 | 2002-01-15 | Nippon Shokubai Co Ltd | セメント混和剤およびこれを用いたセメント組成物 |
| JP2003002716A (ja) * | 2001-06-20 | 2003-01-08 | Kao Corp | セルフレベリング材用分散剤 |
| JP2009040666A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-02-26 | Ube Ind Ltd | 自己流動性水硬性組成物ならびにそれを用いたスラリーおよび硬化物 |
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