JPH1019504A - 3次元形状測定装置 - Google Patents
3次元形状測定装置Info
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- JPH1019504A JPH1019504A JP17227696A JP17227696A JPH1019504A JP H1019504 A JPH1019504 A JP H1019504A JP 17227696 A JP17227696 A JP 17227696A JP 17227696 A JP17227696 A JP 17227696A JP H1019504 A JPH1019504 A JP H1019504A
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Abstract
度変化などによる変形が測定精度に影響を与えにくいよ
うにした3次元形状測定装置を提供する。 【解決手段】測定台1に固定された被測定物6の表面に
触針28を接触させ、触針28を被測定物6の表面に沿
って移動させながら、触針28の位置を計測することに
より、被測定物6の表面形状を測定するための3次元形
状測定装置において、測定台1を支持するためのベース
16と、ベース16と測定台1の間に配置され、ベース
16の変形を測定台1に伝達しにくい状態で測定台1を
支持する支持機構45,46,47a,47b,47cと、
ベース16上に配置され、触針28を3次元的に移動さ
せるためのステージ4と、ステージ4の3次元的な位置
を測定する測定装置7,8,9とを具備する。
Description
どの曲面形状を、精密に、例えば1マイクロメートル以
下の誤差で測定するための3次元形状測定装置に関す
る。
例えば文献SPIE,Vol733(1986),pa
ge149〜155に記載されているように構成されて
いる。その構造を、図20に示す。図20において、3
次元形状測定装置は、除振台108と、除振台108上
に載置されたベッド107と、ベッド107上にXY方
向に移動可能に配置されたXYスライド104と、XY
スライド104上に固定されたコラム103と、コラム
103にZ方向に移動可能に配置されたZスライド10
2と、Zスライド102に固定されたアーム114と、
アーム114の先端に支持され、プローブ(触針)が横
方向(X軸方向)を向いたプローブヘッド112と、ベ
ッド107上に固定されたベース定盤110と、ベース
定盤110上に配置された3つの基準鏡とから概略構成
されている。XYスライド104は、ベッド107上に
配置されたキャプスタンドライブ105,106により
XY方向に駆動される。Zスライド102は、テープド
ライブ101によりコラム103に沿ってZ方向に駆動
される。ベース定盤110上の3つの基準鏡のうち2枚
は垂直に立てて配置されるとともに、残りの1枚は、ベ
ース定盤110上に上を鏡面にして固定されており、プ
ローブヘッド112に設けられた5軸の光干渉計によ
り、3枚の基準鏡とプローブヘッド上の5ヶ所の位置と
の距離を測定することにより、プローブヘッド112の
位置を算出する。
においては、被測定物をベース定盤110上に固定し、
その表面にプローブヘッド112を押し当て、その座標
を5軸の干渉計で測定することにより、プローブヘッド
112の移動にともなう位置及び姿勢の誤差に影響され
ない、言い換えればアッベ誤差に影響されないプローブ
位置の測定を行うことができる。
従来例では、以下に挙げる要因により、ベース定盤11
0やベッド107が変形し、それに支えられている3つ
の基準鏡113の相対位置が変化する。そして、その基
準鏡を位置の基準として測定するプローブの座標位置も
変化し、結局その位置の変化が測定誤差になるという問
題点があった。 (1)被測定物の自重によりベース110やベッド10
7が変形する。
位置が変化する。さらに、この相対位置のズレは被測定
物の重量によって変化するため、被測定物によって異な
る測定誤差を与える。 (2)XYスライド104あるいはZスライド102の
移動に伴ってベース定盤110やベッド107の変形状
態が変化する。
位置が変化する。この相対位置はXYスライド104及
びZスライド102の位置によって変化するため、被測
定物の形状によって異なる測定誤差を与える。 (3)基準鏡の自重により基準鏡自身が変形する。
置や被測定物の重量によらず一定なので、変形を予め求
めて記憶しておくことにより補正することができる。例
えばZ方向の補正量はX方向及びY方向の位置で変化す
るため、補正量δZ=f(x,y)の関数を適当な分割
点において測定して求め、補間する。しかし、この方法
はf(x,y)を測定するときに、誤差が入りやすい。
例えば、干渉計を用いて校正する場合、被測定物の取り
付け条件が自由ではなく、被測定物が実際の測定とは異
なった条件で取り付けられた状態で補正量を測定せざる
を得ない。従って、取り付け条件の違いによる測定誤差
が生じる。それに加えて補間するときの誤差も上乗せさ
れる。 (4)環境温度の変化によりベース定盤110やベッド
107が変形する。
位置が変化する。さらに、この相対位置のズレは環境温
度に応じて変化するため、測定日時で変化する再現性の
ない測定誤差を与える。
定誤差の発生以外にも以下のような問題点がある。 (5)Z軸がプローブの変位の方向を向いていないた
め、プローブの被測定物表面への追従性が悪い。
に被測定物の表面をなぞる(走査する)場合、プローブ
は、被測定物の表面形状に応じて速やかに移動する必要
があり、特に被測定物への押し付け力の働く軸方向(図
20ではX軸方向)には特に敏速な移動が要求される。
しかし、上記の従来例ではX方向の移動を行うXYスラ
イド104は、コラム103、Zスライド102、測定
アーム114等の構造物を上に載せているため、体積も
重量も大きくなり、それにともなって固有振動数(共振
点)が低く、高速な位置制御が難しい。そのため、プロ
ーブを走査する速度を遅くしなければならず、測定に時
間がかかる。
性の低い部材を介して駆動されるためZ軸方向の応答性
も悪い。このことは、やはりプローブの走査速度を遅く
する要因となり、測定時間が長くなる原因となる。測定
に時間がかかると、測定中の温度変化によって被測定物
や装置の構成部材の形状が変化し、測定精度が悪化す
る。逆に、プローブの走査速度を速くすると、プローブ
の被測定物表面への追従性が悪くなり、プローブの位置
をもって被測定物表面の形状とする装置では、測定精度
の悪化を招く。 (6)プローブの被測定物への押し付け力が変化する。
軸方向の応答性が悪いため、バネを用いた接触式プロー
ブの場合、押し付け力が変化する。押し付け力が変化す
ると、その変化にともなって被測定物の形状やプローブ
自身の形状も変化するため、測定精度が悪化する。 (7)Z方向の基準鏡の鏡面が上を向いているため、埃
等が付着しやすい。
の上に積もりやすく、基準鏡の品質を急速に劣化させて
しまう。従って、基準鏡を位置測定の基準としている装
置では測定精度が悪化する。また、物品の落下等により
鏡面が傷つけられる虞がある。
て、図21に示すようなものも知られている。
なり、触針子のZ軸方向の位置を測定することにより被
測定物表面のZ方向の高さを測定するものである。図2
1において、触針子203を支持するホルダー205
は、直動ガイド209,210によってZ軸方向のみに
移動可能に支持されている。真球202が先端部に取り
付けられた触針子203は、平行板バネ204a〜20
4dを介してホルダー205に対してZ方向にのみ移動
可能に支持されている。リニアモータ208,210は
ホルダー205にZ軸方向の推力を与える様に配置され
ている。シリンダ501とブレーキパッド503から構
成されるブレーキ機構は、ブレーキパッド503をシリ
ンダ501の発生する力でホルダー205に押し付ける
ことにより、ホルダー205のZ軸方向の移動を停止さ
せる。
針子203との相対位置を測定することにより平行板バ
ネ204a〜204dの変位量を検出する検出機構であ
る。圧力制御演算部217は、既知の平行板バネ204
a〜204dのバネ係数と変位量とから被測定物201
に対する触針子203の押し付け圧力(接触圧)を計算
する。そして、この値が設定値となる様にリニアモータ
208,211を駆動してホルダー205をZ軸上で上
下動させ、平行板バネ204a〜204dの変形量を制
御する。触針子203の先端を被測定物201に接触さ
せた状態で平行板バネ204a〜204dの変形量を制
御することにより、触針子203の被測定物201に対
する接触圧の制御を行う。
示すような形状測定装置において、被測定物201の表
面形状を高速に測定するには、被測定物201の表面上
の異なる点に触針子203を速く移動させることが必要
である。この場合、触針子203を被測定物201から
一旦離し、移動後の測定点で再び接触させようとする
と、再接触させるときに触針子203をショック無く被
測定物201に接触させるには、その制御に時間がかか
り、高速な測定を行うには不向きである。そのため、通
常は、触針子203を被測定物201に一定圧力で接触
させた状態で、触針子203と被測定物201をXY方
向に相対的に移動させ、測定を行う。
1に接触させた状態で形状測定を行う場合、触針子20
3が被測定物201の範囲からはみ出して落下すること
がある。触針子203が被測定物201からはみ出して
落下すると、触針子203あるいはその移動機構を破損
する場合があり問題である。この落下を防ぐためには、
予め被測定物201のXY方向の測定範囲を制御装置に
入力しておけばよいのであるが、この入力を忘れた場合
や、何等かの理由で被測定物201の測定装置への設置
位置がずれた場合などには対応できないという問題点が
残されている。
Z方向の高さがXY方向の位置により大きく変動するよ
うな場合、被測定物201の表面形状を高速で測定しよ
うとすれば、前述した平行板バネ204a〜204dの
変位量の制御は高い応答性が要求される。
を小さい状態で制御し、なお且つ高速で走査した場合、
被測定物201の表面が粗いときには、触針子203が
被測定物201の表面から跳ね上がる場合がある。特に
被測定物201上にゴミが付着し、触針子203と被測
定物201との間に入り込んだ場合には、触針子203
がジャンプし、触針子203の動きと被測定物201の
形状との関連性が失われることにより、圧力制御によっ
て制御されていたホルダー205が暴走するなどの制御
の破綻が発生する可能性がある。
ら離れること等によってホルダー205が暴走した場合
などには、圧力制御を中断する。しかし、接触圧の制御
を中断しただけでは、制御を中断した時点の速度でZ軸
ホルダー205が移動し続ける。このときの移動方向が
接触圧を大きくする方向である場合には、ホルダー20
5が触針子203を被測定物201に過大な力で押し付
け、被測定物に傷を付けたり、平行板バネ204a〜2
04dが塑性変形したりするなどの事故が発生する。こ
のような事故を防ぐために、従来では制御の中断ととも
にブレーキによりその位置でホルダー205を停止させ
る方法を採っていた。
もに機械的なブレーキでホルダー205を停止させる方
法には以下のような問題点があった。 (1)機械的にホルダー205を停止させるためにブレ
ーキ機構を設ける必要があるが、移動しているホルダー
をその場で停止できるほど強力な力を発生できるブレー
キ機構は大型化するため、このブレーキ機構のためのス
ペースが必要となるとともに、重量も大きくなるため、
Z軸の小型化及び軽量化が難しくなる。 (2)強力な力を発生させるために、ブレーキ機構に
は、電磁弁と空気圧シリンダを組み合わせたものを使用
する場合が多いが、このような機構は応答が遅く、ホル
ダーが完全に停止する前に触針子が被測定物に衝突した
り、圧力の増大によって破損が発生したりする虞があ
る。 (3)Z軸の圧力制御がエラーを発生した場合は、X軸
及びY軸も同時に停止する必要があるが、X軸及びY軸
が高速で移動している場合には、これらの停止までに時
間がかかる。そのため、触針子が被測定物の低い部分
(谷の部分)に位置しているときにエラーが発生した場
合には、Z軸のみが即座に停止してもXY軸の動きによ
り触針子が被測定物の山の部分に押し上げられ、やはり
破損が発生する虞がある。
されたものであり、その第1の目的は、測定装置の各構
成部材の重量、位置変化及び温度変化などによる変形が
測定精度に影響を与えにくいようにした3次元形状測定
装置を提供することである。
(触針子)の追従性を向上させ、より精度の高い測定を
行うことができる3次元形状測定装置を提供することで
ある。
位置の非線形な測定誤差を排除し、より精度の高い測定
を行うことができる3次元形状測定装置を提供すること
である。
命が短くなることを防止できる3次元形状測定装置を提
供することである。
測定物の範囲からはみ出して落下してしまうことを防止
できる3次元形状測定装置を提供することである。
動させるステージが暴走することを防止できる3次元形
状測定装置を提供することである。
的を達成するために、本発明に係わる3次元形状測定装
置は、測定台に固定された被測定物の表面に触針を接触
させ、該触針を前記被測定物の表面に沿って移動させな
がら、前記触針の位置を計測することにより、前記被測
定物の表面形状を測定するための3次元形状測定装置に
おいて、前記測定台を支持するためのベースと、該ベー
スと前記測定台の間に配置され、前記ベースの変形を前
記測定台に伝達しにくい状態で前記測定台を支持する支
持手段と、前記ベース上に配置され、前記触針を3次元
的に移動させるためのステージと、前記ステージの3次
元的な位置を測定する測定手段とを具備することを特徴
としている。
置において、前記支持手段は、前記ベース上の第1の位
置において前記ベースに対して前記測定台を互いに直交
するXYZの3方向に移動不能に固定する第1の支持機
構と、前記第1の位置からY方向に所定距離だけ離間し
た前記ベース上の第2の位置において前記ベースに対し
て前記測定台をY方向のみに移動可能に支持する第2の
支持機構と、前記第1の位置からXY方向に夫々所定距
離だけ離間した前記ベース上の第3の位置において、前
記ベースに対して前記測定台をX方向及びY方向に移動
可能に支持する第3の支持機構とを具備することを特徴
としている。
置において、前記第1の支持機構は、前記ベースと前記
測定台の夫々に設けられた略円錐状の凹部と、該略円錐
状の凹部に挿入される第1の球体とから構成され、前記
第2の支持機構は、前記ベースと前記測定台の夫々に設
けられY方向に延出する略三角柱状の凹部と、該略三角
柱状の凹部に挿入される第2の球体とから構成され、前
記第3の支持機構は、前記ベースの上面と前記測定台の
下面との間に挿入される第3の球体から構成されること
を特徴としている。
置において、前記ベースと前記測定台とを熱膨張係数の
小さい材料から形成したことを特徴としている。
は、測定台に固定された被測定物の表面に触針を接触さ
せ、該触針を前記被測定物の表面に沿って移動させなが
ら、前記触針の位置を計測することにより、前記被測定
物の表面形状を測定するための3次元形状測定装置にお
いて、前記触針を3次元的に移動させるためのステージ
と、前記測定台上に配置され、前記ステージの3次元的
な位置を測定する光学系の一部を構成するミラーを支持
するためのフレームと、前記測定台と前記フレームの間
に配置され、前記測定台の変形を前記フレームに伝達し
にくい状態で前記フレームを支持する第1の支持手段と
を具備することを特徴としている。
置において、前記第1の支持手段は、前記測定台上の第
1の位置において前記測定台に対して前記フレームを互
いに直交するXYZの3方向に移動不能に固定する第1
の支持機構と、前記第1の位置からY方向に所定距離だ
け離間した前記測定台上の第2の位置において前記測定
台に対して前記フレームをY方向のみに移動可能に支持
する第2の支持機構と、前記第1の位置からXY方向に
夫々所定距離だけ離間した前記測定台上の第3の位置に
おいて、前記測定台に対して前記フレームをX方向及び
Y方向に移動可能に支持する第3の支持機構とを具備す
ることを特徴としている。
置において、前記第1の支持機構は、前記測定台と前記
フレームとをXYZ方向に強固に固定する第1の支柱か
ら構成され、前記第2の支持機構は、X方向に延出する
細長い断面を有し前記測定台と前記フレームとを連結す
るY方向に変形しやすい第2の支柱から構成され、前記
第3の支持機構は、細い断面を有し前記測定台と前記フ
レームとを連結するXY方向に変形しやすい第3の支柱
から構成されることを特徴としている。
置において、前記第1の支持機構は、前記測定台と前記
フレームの夫々に設けられた略円錐状の凹部と、該略円
錐状の凹部に挿入される第1の球体とから構成され、前
記第2の支持機構は、前記測定台と前記フレームの夫々
に設けられY方向に延出する略三角柱状の凹部と、該略
三角柱状の凹部に挿入される第2の球体とから構成さ
れ、前記第3の支持機構は、前記測定台の上面と前記フ
レームの下面との間に挿入される第3の球体から構成さ
れることを特徴としている。
置において、前記測定台と前記フレームとを熱膨張係数
の小さい材料から形成したことを特徴としている。
置において、前記フレームは、前記ミラーをその自重に
よる変形を修正した状態で保持する第2の支持手段を有
することを特徴としている。
置において、前記第2の支持手段は、前記フレームの3
ヶ所に配置され前記ミラーに当接する3つの当接部材
と、前記フレームの少なくとも3ヶ所に配置され前記ミ
ラーを前記当接部材に当接する様に引き寄せるための引
っ張りバネとを備えることを特徴としている。
置において、前記3つの当接部材は前記フレームに対し
て突出量を調整可能に取り付けられていることを特徴と
している。
置において、前記3つの当接部材は、第1の当接部材
と、該第1の当接部材から前記ミラーの長手方向に離れ
て配置され、前記ミラーの長手方向に略直交する方向に
並ぶ第2及び第3の当接部材とから構成され、前記第1
の当接部材と前記第2及び第3の当接部材との前記ミラ
ーの長手方向に沿う位置は、前記ミラーの梁としての変
形量が最も少なくなるベッセル位置であることを特徴と
している。
置において、前記フレームと前記ミラーとを熱膨張係数
の小さい材料から形成したことを特徴としている。
は、測定台に固定された被測定物の表面に触針を接触さ
せ、該触針を前記被測定物の表面に沿って移動させなが
ら、前記触針の位置を計測することにより、前記被測定
物の表面形状を測定するための3次元形状測定装置にお
いて、前記触針が支持された移動部材を互いに直交する
XYZ方向に3次元的に移動させる移動手段と、Z軸に
直交するように設けられたZ軸方向基準面から前記移動
部材上のZ軸方向基準点までのZ軸方向距離Z1を測定
する第1の測定手段と、X軸に直交するように設けられ
たX軸方向基準面から前記移動部材上の第1のX軸方向
基準点までのX軸方向距離X1を測定する第2の測定手
段と、前記X軸方向基準面から、前記第1のX軸方向基
準点とは所定距離だけZ軸方向に沿って離間した前記移
動部材上の第2のX軸方向基準点までのX軸方向距離X
2を測定する第3の測定手段と、Y軸に直交するように
設けられたY軸方向基準面から前記移動部材上の第1の
Y軸方向基準点までのY軸方向距離Y1を測定する第4
の測定手段と、前記Y軸方向基準面から、前記第1のY
軸方向基準点とは前記所定距離だけZ軸方向に沿って離
間した前記移動部材上の第2のY軸方向基準点までのY
軸方向距離Y2を測定する第5の測定手段と、前記第1
乃至第5の測定手段から出力される前記Z軸方向距離Z
1とX軸方向距離X1,X2とY軸方向距離Y1,Y2と
から前記触針のXYZ座標を演算する演算手段とを具備
することを特徴としている。
置において、前記Z軸方向基準点を通るZ軸に平行な直
線と、前記第1のX軸方向基準点を通るX軸に平行な直
線と、前記第1のY軸方向基準点を通るY軸に平行な直
線とは1点で交わり、前記Z軸方向基準点を通るZ軸に
平行な直線と、前記第2のX軸方向基準点を通るX軸に
平行な直線と、前記第2のY軸方向基準点を通るY軸に
平行な直線も別の1点で交わることを特徴としている。
置において、前記触針は、前記移動部材に対してバネを
介して弾性的に支持されており、前記触針の前記移動部
材に対する相対位置を検出するための第6の測定手段を
さらに具備することを特徴としている。
置において、前記移動部材の位置が目標位置となる様に
前記移動手段を制御する第1の制御手段と、前記第6の
測定手段の出力に基づいて前記バネによる前記触針の前
記被測定物への押し付け圧力が目標値となる様に前記移
動手段を制御する第2の制御手段をさらに具備すること
を特徴としている。
置において、前記第1の制御手段による制御状態と前記
第2の制御手段による制御状態とを切り替えるための切
り替え手段をさらに具備することを特徴としている。ま
た、この発明に係わる3次元形状測定装置において、前
記切り替え手段は、前記触針が前記被測定物から離れて
いる場合には第1の制御回路を選択し、前記触針が前記
被測定物に接触している場合には第2の制御回路を選択
することを特徴としている。
は、被測定物の表面に触針を接触させ、該触針を前記被
測定物の表面に沿って移動させながら、前記触針の位置
を計測することにより、前記被測定物の表面形状を測定
するための3次元形状測定装置において、前記触針を支
持するためのホルダーと、前記被測定物と前記ホルダー
とを相対的に3次元的に移動させるためのステージと、
前記被測定物に対する前記触針の相対的な位置を計測す
るための位置計測手段と、前記触針の前記被測定物の表
面への接触圧力を検出する圧力検出手段と、該圧力検出
手段の出力に基づいて、前記触針の前記被測定物の表面
への接触圧力が所定値となる様に前記ステージの移動を
制御する制御手段と、前記位置計測手段からの出力に基
づいて、前記触針の前記被測定物の表面に略平行な方向
への第1の移動速度と、前記触針の前記被測定物の表面
に略垂直な方向への第2の移動速度とを演算する移動速
度演算手段と、前記第1の移動速度と前記第2の移動速
度に基づいて前記被測定物の表面の傾斜角を演算する傾
斜角演算手段とを具備することを特徴としている。
置において、前記傾斜角演算手段により算出された前記
被測定物の表面の傾斜角が所定値以上となったときに、
前記触針が前記被測定物の端部に到達したと判定する判
定手段をさらに具備することを特徴としている。
置において、前記判定手段により前記触針が前記被測定
物の端部に到達したと判定されたとき、前記制御手段は
前記ステージの移動を停止させることを特徴としてい
る。
置において、前記触針は、前記ホルダーに対してバネに
より相対移動可能に支持されており、前記圧力検出手段
は、前記触診の前記ホルダーに対する相対的な移動量を
検出し、該移動量と前記バネのバネ定数とに基づいて前
記触針の前記被測定物に対する接触圧力を演算すること
を特徴としている。
は、被測定物の表面に触針を接触させ、該触針を前記被
測定物の表面に沿って移動させながら、前記触針の位置
を計測することにより、前記被測定物の表面形状を測定
するための3次元形状測定装置において、前記触針を支
持するためのホルダーと、前記被測定物と前記ホルダー
とを相対的に3次元的に移動させるためのステージと、
前記被測定物に対する前記触針の相対的な位置を計測す
るための位置計測手段と、前記触針の前記被測定物の表
面への接触圧力を検出する圧力検出手段と、該圧力検出
手段の出力に基づいて、前記触針の前記被測定物の表面
への接触圧力が所定値となる様に前記ステージの移動を
制御する第1の制御手段と、前記位置計測手段からの出
力に基づいて、前記触針の前記被測定物に対する相対速
度を制御する第2の制御手段と、前記圧力検出手段によ
り検出された接触圧力が所定の範囲外となったときに、
前記第1の制御手段による制御状態から、前記第2の制
御手段による制御状態に切り替える第3の制御手段とを
具備することを特徴としている。
置において、前記第3の制御手段は、前記第2の制御手
段による制御状態に切り替えたときに、前記触針を所定
の速度で前記被測定物から退避させることを特徴として
いる。
置において、前記所定の速度とは、前記ステージの最大
推力により発生される速度であることを特徴としてい
る。
置において、前記所定の速度とは、前記ステージが耐え
うる最大加速度により発生される速度であることを特徴
としている。
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
の実施形態の3次元形状測定装置の構成を示す斜視図で
あり、図2は、図1の側断面図である。
置の基部を構成する除振台15a,15b,15c上に
は、装置全体の基台となるベッド16が配置され、これ
らの除振台により3ヶ所で支持されている。この構造に
より床面の微小振動は減衰し、ベッド16までは伝わら
ない。
の支持面44を有し、この支持面上の3ヵ所においてベ
ース定盤1を支持する。第1の支持点はベース定盤1の
底面と支持面44の両方に略円錐形状の窪み45を設
け、球47aを挟む。第2の支持点は、第1の支持点を
通るY軸に平行な直線上に位置し、ベース定盤1の底面
と支持面44の両方に、Y軸の方向に稜線の方向を一致
させた略3角柱形状の窪み46を設け、球47bを挟
む。第3の支持点は、第1及び第2の支持点からX軸方
向に所定距離だけ離間した位置にあり、ベース定盤1の
底面と支持面44の両方の平面の間に球47cを挟む。
XYZ方向を拘束し、第2の支持点においてはXZ方向
を拘束し、第3の支持点においてはZ方向を拘束する。
ここで、ベッド16が変形し、3つの支持点間距離が変
化した場合を考える。第1の支持点と第2の支持点間の
距離の変化に対しては、第2の支持点に配置された球4
7bが3角柱形状の窪み46に沿って移動するため、ベ
ース定盤1には、ベッド16の変形によって引き起こさ
れる不要な力が伝達されない。また、ベッド16の第2
の支持点と第3の支持点間の距離、及び第1の支持点と
第3の支持点間の距離が変化しても、ベース定盤1の第
3の支持点はベッド16に対してXY平面内で自由に移
動可能であるため、ベース定盤1にベッド16の変形に
よって引き起こされる不要な力が伝達されない。従っ
て、ベッド16が変形しても、ベース定盤1が変形する
ことが防止できる。
6を固定し、また3本の支柱5a、5b、5cを固定
し、この支柱上の3ヵ所において基準鏡保持フレーム3
2を支持する。第1の支柱5a上の第1の支持点29で
は、基準鏡保持フレーム32を堅固に固定する。第2の
支柱5b上の第2の支持点31は、第1の支持点29を
通るY軸に平行な直線上にあり、断面がX軸方向に長く
Y軸方向に薄い四角柱状(薄板状)に形成されている。
また、第3の支持点30は、第1の支持点29からX軸
方向に所定距離だけ離間した位置にあり、直径の小さい
円柱状に形成されている。
ては、ベース定盤1に対して基準鏡保持フレーム32を
XYZ方向に拘束し、第2の支持点31においては、支
持点31を構成する薄板状の柱がY方向に容易に曲げ変
形するのでXZ方向を拘束する。さらに、第3の支持点
30においては、支持点30を構成する細い円柱状の柱
がX方向及びY方向に容易に曲げ変形するためZ方向の
みを拘束する。ここで、ベース定盤1がワーク6の自重
などの影響により変形し、3ヵ所の支持点間の距離が変
化した場合を考える。第1の支持点と第2の支持点間の
距離の変化に対しては、第2の支持点がY方向に移動可
能であるため、基準鏡保持フレーム32には、ベース定
盤1の変形によって引き起こされる不要な力が伝達され
ない。また、第2の支持点と第3の支持点間の距離、及
び第1の支持点と第3の支持点間の距離が変化しても、
第3の支持点はベース定盤1に対してXY平面内で容易
に移動可能であるため、基準鏡保持フレーム32にベー
ス定盤1の変形によって引き起こされる不要な力が伝達
されない。従って、ベース定盤1が変形しても、基準鏡
保持フレーム32が変形することが防止できる。
準鏡7、Y基準鏡8、Z基準鏡9が取り付けられる。こ
の取付けは、それぞれの基準鏡に対し、基準鏡保持フレ
ームの3ヵ所に押し当てピン33を設け、この3本の押
し当てピン33の下端に基準鏡を押し当てることにより
行われる。押し当てピン33は、図2に示すように基準
鏡保持フレーム32からの突出長さを調節したあとナッ
ト34で固定される。また、基準鏡をこれらの押し当て
ピン33に押し当てる手段としては、基準鏡の3ヵ所以
上の複数点に係止駒35を固定し、引っ張りばね36の
一端をこの係止駒35に係止し、もう一端を取り付けピ
ン38とスペーサ37を介して基準鏡保持フレーム32
に係止する方式が用いられている。この場合の押し当て
ピン33の押し当て位置と引っ張りバネ36による引っ
張り位置の例を図3に示す。押し当て位置は3種類の基
準鏡のいずれの場合でも3ヵ所であり、基準鏡の長手方
向でみるとベッセル点位置、すなわち、2点で支持する
梁の変形が最も小さくなる点で支える。この場合の支持
点間距離は全長の0.5594である。また、各引っ張
り位置での引っ張り力はスペーサ37の厚さ、引っ張り
ばね36を変更することによって調節する。この引っ張
り点はFEM(有限要素法)を用い、基準鏡の最大変形
が小さくなるような位置と、力を計算する。なお、この
とき、引っ張り力の総和は少なくとも懸架する基準鏡の
重量よりも大きく設定する。
り、図4(a)に示すように梁をベッセル点で支持する
ことにより、2点支持の場合の梁の変形を最小にするこ
とができる。さらに、図4(b)に示すように支持点の
間を圧縮バネで支持することにより、梁の変形をさらに
小さくすることができる。これは、図4(c)に示すよ
うに梁を釣り下げる場合でも同様である。
形成する材料に、熱膨張係数の小さい材料を使用するこ
とにより、環境温度の変化による形状測定誤差をさらに
小さくすることができる。
形状を測定するための測定子の構成について説明する。
X軸スライドガイド17が固定されており、X軸スライ
ドガイド17上には、Xスライド3がX軸方向にスライ
ド自在に支持されている。Xスライドは、Xスライド駆
動用モータ18とボールネジ19によりスライド駆動さ
れる。
スライドガイド20が固定されており、Y軸スライドガ
イドには、Yスライド2がY軸方向にスライド自在に支
持されている。Yスライド2は、Yスライド駆動用モー
タ21とボールネジ22によりスライド駆動される。
ってZ軸スライドガイド23が固定されており、Z軸ス
ライドガイドには、Zスライド4がZ軸方向にスライド
自在に支持されている。Zスライド4は、Zスライド駆
動用モータ24とボールネジ25によりスライド駆動さ
れる。Zスライド駆動用モータ24には、このモータの
回転角を検出するエンコーダ45が設けられている。さ
らにZスライド4には、接触式のプローブ28が支持さ
れたハウジング26が固定されている。
ベッド16に対してXYZ方向に3次元的に動かすこと
ができる。
接触してワーク表面のZ軸方向の高さを測定するための
ものであり、ハウジング26に対して平行板バネ27a
〜27dを介してZ軸方向にのみ移動可能に支持されて
いる。接触式プローブの下端には形状精度が高いことが
補償されている球であるマスターボール30が取り付け
られており、上部には鏡29が設けられている。Zスラ
イド4の接触式プローブ28の直上方の位置には光干渉
計14が設けられており、Z基準鏡8とプローブ28の
上部の鏡29との間の距離Z1を測定する。
する変位センサー31が設けられており、ハウジング2
6に対する接触式プローブ28の相対変位を検出する。
変位センサー31の出力信号は、接触圧制御回路39に
入力され、接触圧制御回路39は、変位センサー31が
検出するプローブ28の相対変位量に基づいて平行板バ
ネ27a〜27dの変形量を検出し、プローブ28のワ
ーク6への押し付け圧が一定になる様にZスライド4の
位置を制御する信号を出力する。この制御信号は、モー
タ用アンプ46に入力され、このアンプを介してZスラ
イド駆動モータ24が駆動される。
ライド4のZ軸方向の位置を制御する位置制御回路47
に入力され、位置制御回路47は、エンコーダ45が検
出するZスライド駆動モータの回転角に基づいて、Zス
ライド4の位置を制御する信号を出力する。この制御信
号は、モータ用アンプ46に入力され、このアンプを介
してZスライド駆動モータ24が駆動される。
態と、Zスライド4の位置を制御する状態とは、スイッ
チ40により切り替えられる。そして、スイッチ40の
動作は、さらに装置全体の制御を行う総合制御装置90
により制御される。
のX方向の距離を測定するための光干渉計10,11が
設けられており、Zスライド4の上下の2ヶ所の点とX
基準鏡7との間の距離X1,X2を測定する。Y方向に
ついても同様な光干渉計12,13(図7参照)が設け
られており、Zスライド4の上下の2ヶ所の点とY基準
鏡8との間の距離を測定する。
るZ基準鏡8と鏡29との距離Z1を測定する原理につ
いて説明する。
と水平偏光とで周波数の異なるレーザ光を発生する不図
示のレーザ光源からのレーザ光50を偏光ビームスプリ
ッタ(PBS)51に導き、垂直偏光と水平偏光を分離
すると、その一方はPBSをまっすぐ通過し、コーナー
キューブ52により反射されて再びPBSに入射し、こ
れを通過して、光ファイバ入射装置53に導かれる。
波長板55aに入射し、直線偏光が円偏光に変換され、
光ビーム54aを形成する。これを第1の反射鏡56a
で反射させ、再び4分の1波長板55aに入射させ、円
偏光を直線偏光に戻す。すると、4分の1波長板を2回
通過しているため、この直線偏光の偏光方向は先程と9
0度回転しており、今度はPBSを通過する。
bに入射させ、直線偏光を円偏光に変換し、光ビーム5
4bを形成する。これを第2の反射鏡56bで反射さ
せ、再び4分の1波長板55bに入射させ、円偏光を直
線偏光に戻す。すると、4分の1波長板を2回通過して
いるため、この直線偏光の偏光方向は先程と90度回転
しているので、今度はPBSで反射し、コーナーキュー
ブ52で反射され、再びPBSに入射し、ここで反射さ
れる。
bに入射させ、直線偏光を円偏光に変換し、光ビーム5
4cを形成する。これを第2の反射鏡56bで反射さ
せ、再び4分の1波長板55bに入射させ、円偏光を直
線偏光に戻す。すると、4分の1波長板を2回通過して
いるため、この直線偏光の偏光方向は先程と90度回転
しているので、今度はPBSを通過する。
5aに入射させ、直線偏光を円偏光に変換し、光ビーム
54dを形成する。これを第1の反射鏡56aで反射さ
せ、再び4分の1波長板55aに入射させ、円偏光を直
線偏光に戻す。すると、4分の1波長板を2回通過して
いるため、この直線偏光の偏光方向は先程と90度回転
しているので、今度はPBSで反射し、光ファイバ入射
装置53に導かれる。こうして、垂直、水平偏光した光
ビームの一方を、2枚の反射鏡56a,56bの間を2
回往復させ、再びもう一方と合成することにより、両者
の光路長さの差に応じた干渉信号が得られ、光ファイバ
53を図示しない光電気回路に導き、この信号を処理
し、上記の光路長さの差を測定する。
1によるX基準鏡7とZスライド4との距離X1,X2
を測定する原理について説明する。
水平偏光とで周波数の異なるレーザ光を発生する不図示
のレーザ光源からのレーザ光60を偏光ビームスプリッ
タ(PBS)61に導き、垂直偏光と水平偏光を分離す
ると、その一方はPBSをまっすぐ通過し、コーナーキ
ューブ62aにより反射されて再びPBSに入射し、こ
れを通過して、光ファイバ入射装置63に導かれる。
長板65に入射し、直線偏光が円偏光に変換され、光ビ
ーム64aを形成する。これを反射鏡66で反射させ、
再び4分の1波長板65に入射させ、円偏光を直線偏光
にもどす。すると、4分の1波長板を2回通過している
ため、この直線偏光の偏光方向は先程と90度回転して
いるので、今度はPBSを通過し、コーナーキューブ6
2bで反射され、再びPBSに入射し、PBSを通過す
る。
5に入射させ、直線偏光を円偏光に変換し、光ビーム6
4bを形成する。これを反射鏡66で反射させ、再び4
分の1波長板65に入射させ、円偏光を直線偏光にもど
す。すると、4分の1波長板を2回通過しているため、
この直線偏光の偏光方向は先程と90度回転しているの
で、今度はPBSで反射し、光ファイバ入射装置63に
導かれる。
一方を、反射鏡66とPBS61の間で2回往復させ、
再びもう一方と合成することにより、両者の光路長さの
差に応じた干渉信号が得られ、光ファイバ63を図示し
ない光電気回路に接続し、この信号を処理し、上記の光
路長さの差を測定する。
の上下の2点とY基準鏡8との間の距離Y1,Y2を測
定する。
Y1の測定軸はZ1の測定軸上の点C1で交わり、X2
の測定軸とY2の測定軸はZ1の測定軸上の点C2で交
わる様に各測定軸を設定する。C1とC2の間の距離を
L1とし、C2とプローブ28の上端に固定した鏡29
の間の距離をL2とし、そこからプローブ先端のマスタ
ーボール30の中心C3までの距離をL3とする。
先端のマスターボール30の中心位置座標(Xp,Yp,Z
p)は、次の式によりもとめられる。
おく。既に説明したような、Xスライド、Yスライド、
Zスライドを用いた3次元移動機構においては、プロー
ブ28を移動させるとき、各スライドの移動誤差によ
り、Zスライドには図8に示すような誤差が生ずる。一
般に移動誤差とは軸の移動によって定義される次の6つ
の誤差である。 (1)位置誤差 3次元位置の誤差で、X,Y,Z方向の3種類があり、Δ
x,Δy,Δzと記述する。 (2)姿勢誤差 姿勢誤差とは、回転に関する誤差でX,Y,Z軸回りの3
種類があり、Δθx,Δθy,Δθzと記述する。
スライドのそれぞれに関して生じるため、その先端に配
置されているプローブの位置及び姿勢は、それらの移動
誤差の積み重ねに影響され、X,Y,Z軸の移動にともな
って変化する。
ブの位置を算出することにより、この移動誤差に影響さ
れずにプローブ先端のマスターボールの中心位置を測定
できることを以下に示す。 (1)位置誤差について X,Y,Z方向の位置誤差Δx,Δyは、そのまま干渉計
で測定する長さX1,X2に反映されるので、プローブ
位置の測定誤差にはならない。また、干渉計の測定する
長さZ1は、プローブとZ基準鏡との間の距離であるた
め、ΔZはZ方向の測定値に影響しない。 (2)姿勢誤差について 例えば、Y軸回りの姿勢誤差Δθyが生じると、点C1
の位置からみてマスターボール30の中心位置(点C
3)はΔθy×(L1+L2+L3)だけX方向にずれ
る。従って、マスターボール中心(点C3)のX方向の
正しい位置Xpは、点C1のX方向位置がX1なので、 Xp=X1+Δθy×(L1+L2+L3)+δx (4) と表わされる。ここで、δxは、ワーク6の取り付け位
置誤差等に起因する誤差であり、変化するものではなく
定数である。
Δθyにより点C2もΔθy×L1だけX方向にずれるこ
とになる。ここで、点C2のX方向位置は、干渉計によ
りX2として測定されるので、点C2のX方向のズレ量
Δθy×L1は、 Δθy×L1=(X2−X1) と表わされる。この式からΔθyを求めると、 Δθy=(X2−X1)÷L1 となる。これを、上記の式(4)に代入すれば、Xp
は、 Xp=X1+(X2−X1)×(L1+L2+L3)÷
L1+δx となり、上記の式(1)が求められることとなる。
様に考えれば、マスターボール中心のY方向の正しい位
置は、式(2)の様に求められる。
ては、プローブの先端が球であるので、測定誤差にはな
らない。
δx,δy,δzは、ワーク6の取り付け位置誤差等に起
因する定数誤差であり、未知であるが、ワークの形状を
測定する目的のためには相対的な位置が分かれば十分な
ので問題はない。言い換えれば、ワークが、測定基準で
ある3つの基準鏡に対してどこに固定されているかは正
確に知る必要はない。
用いれば、移動軸の移動誤差に影響されないで、プロー
ブの3次元位置を測定することができる。
状を測定する手順について図9に示すフローチャートを
参照して説明する。
る。この際、ベース定盤1はワークの重量により変形す
る。しかし、前述した様に3ヶ所の支持点29,30,3
1の作用により、基準鏡保持フレーム32は変形せず、
従って、3次元形状測定装置の位置の基準である3つの
基準鏡7,8,9の相対的な位置は変化しない。また、環
境温度の変化によるベース定盤1の変形に対しても同様
の作用により、基準鏡保持フレーム32は変形しない。
47を選択し、プローブ28のZ軸方向の位置をワーク
6から離れた所定の位置に制御する(ステップS1)。
次に、Xスライド3及びYスライド2を駆動して、ワー
ク6の最初の測定ポイントの上空にプローブ28を移動
させる(ステップS2)。このとき、X及びYスライド
の移動にともなって、スライドの重量がベッド16に作
用する位置が変化するため、ベッド16が変形する。し
かし、前述した様に3ヶ所の支持点45,46,47の作
用により、ベース定盤1は変形しない。これはZスライ
ドが移動した場合も同様であり、Zスライドの移動にと
もなってベッド16が変形しても、ベース定盤1は変形
しない。さらに、環境温度の変化によるベッド16の変
形に対しても、同様の作用によりベース定盤1は変形し
ない。
表面にプローブ28の先端が接触するまで、下降させる
(ステップS3)。このとき、変位センサー31の出力
をモニターし、平行板バネ27a〜27dの変位量、言
い換えればプローブ28のワーク6への接触圧が所定の
値になるまでZスライド4を下降させる(ステップS
4)。平行板バネ27a〜27dの変位量が所定値にな
ったところで、スイッチ40を切り替えて接触圧制御回
路39を選択し、変位センサー31の出力が一定になる
様に、言い換えればプローブ28の接触圧が一定になる
様にZスライド4の位置を制御する(ステップS5)。
出力から、式(1)乃至(3)を用いてプローブ先端の
マスターボール30の位置を算出する(ステップS
6)。そして、この算出した座標位置を総合制御装置9
0内のメモリに保存する(ステップS7)。
動して、プローブ28をワーク6の表面に接触した状態
で走査しながら、プローブ28の位置を順次測定し、総
合制御装置90内のメモリに記憶していく(ステップS
8)。そして、全部の測定領域を走査し終えたかを判定
し(ステップS9)、走査が終了していなければステッ
プS6に戻り、走査が終了していればステップS10に
進む。ステップS10では、スイッチ40を切り替え
て、プローブ28を位置制御の状態とし、さらにプロー
ブ28をワーク6から退避させて測定を終了する(ステ
ップS11)。
ば、ベッド16に対して、ベース定盤1を3点で支持
し、そのうちの1点では、ベース定盤1を強固に固定
し、他の1点ではY軸方向のみに可動に支持し、残りの
1点ではXY方向に可動に支持することにより、ベッド
16の変形がベース定盤1に伝達されず、高精度な測定
が可能となる。
フレーム32を3点で支持し、そのうちの1点では、基
準鏡保持フレーム32を強固に固定し、他の1点ではY
軸方向のみに可動に支持し、残りの1点ではXY方向に
可動に支持することにより、ベース定盤1の変形が基準
鏡保持フレーム32に伝達されず、高精度な測定が可能
となる。
点と、3ヶ所以上の引っ張り点で基準鏡保持フレーム3
2に保持しているので、基準鏡の自重による変形を小さ
くすることができ、高精度な測定が可能となる。
基準鏡を熱膨張係数の小さい材料を用いて形成すること
により、環境温度が変化した場合でも、これらの部材の
変形量を小さく抑えることができ、高精度な測定が可能
となる。
で測定しているので、これらの測定値を用いることによ
り、X軸、Y軸及びZ軸の移動誤差に影響されない高精
度な位置測定が可能となる。
置されているので、空気中の塵等の堆積により基準鏡の
性能が劣化することを防止できる。
た最も重量の軽いZスライド4が、プローブ28をワー
ク6の高さ方向に追従させるため、ワーク6の高さ方向
へのプローブの追従性能が高く、高速で精度の高い測定
が可能となる。
支持点30を細い円柱状に形成する様に説明したが、断
面積が小さければ、正方形などの正多角形の断面の柱で
も同じことである。また、第2の支持点31を薄板状に
形成する様に説明したが、これに限らず、Y方向に変形
しやすい断面形状であればよく、楕円形の断面の柱など
でもよい。
用いて測定した5つの長さを位置測定のよりどころとし
ているが、干渉計で測定する長さの精度は、使用する光
源の波長に依存している。そこで、市販されている波長
補正用の干渉計を加えて6つの干渉計のシステムとすれ
ば、形状測定中の気温、気圧の変動による波長の変化に
も影響されない形状測定が可能となる。
バック回路39及びスイッチ40を介してZ軸駆動用モ
ータ24に導く回路は、プローブの押し付け力を一定に
保つために必要なものであり、前述した様に高い応答性
が必要である。そこで、Z軸の応答性能を高めるため
に、例えば、ガイド23をエアーベアリングとして摩擦
を低減したり、回転するモータとボールネジによる駆動
方式をリニアモータに置き換え、バックラッシュなど非
線形な要素を排除する構成としてもよい。
X,Y,Z軸の3軸を用い、ワークの表面を2次元的に走
査する様にしているが、X軸を省略し、Y,Z軸のみを
用いて被測定物表面の1断面のみ走査する構成でもよ
い。
フレーム32の支持方法の第2の実施形態を示した図で
ある。
ク6を固定し、また、3本の柱5a、5b、5cを設
け、これら3ヵ所において基準鏡保持フレーム32を支
持する。第1の支持点は柱5aと基準鏡フレーム32の
両方に略円錐形状の窪み41を設け、球43aを挟む。
第2の支持点は、柱5bと基準鏡フレーム32の両方
に、Y軸に沿う方向に稜線の方向を一致させるようにし
た略3角柱形状の窪みを設け、球43bを挟む。第3の
支持点は柱5cと基準鏡保持フレーム32の平面間に球
43cを挟む。
XYZ方向を拘束し、第2の支持点においてはXZ方向
を拘束し、第3の支持点においてはZ方向を拘束する。
ここで、ベース定盤1が変形し、3つの支持点間距離が
変化した場合を考える。第1の支持点と第2の支持点間
の距離の変化に対しては第2の支持点の球43bが三角
柱形状の窪みに沿って移動するため、基準鏡保持フレー
ム32に不要な力を伝達しない。また、第2と第3、第
1と第3の支持点間の距離が変化しても、第3の支持点
はXY平面内で自由に移動可能であるため、基準鏡保持
フレーム32に不要な力を伝達しない。結局、ベース定
盤1が変形しても、基準鏡保持フレーム32が変形する
ことが防止される。
る柱を用いて基準鏡保持フレームを支持する第1の実施
形態に比較してより大きなベース定盤の変形に対応でき
る。
は、第1の実施形態に比較して、Z軸を横方向に向けた
ものである。図11は、第3の実施形態の装置の構成を
示している。
うにワーク6を立てた状態で測定を行うことができる。
例えば、立てた状態で使用する光学素子などの場合、使
用する姿勢と同じ状態で形状測定ができるため、自重に
よる変形も使用状態と同じになり、精度のよい測定が可
能となる。
形態の3次元形状測定装置の概略構成を示す斜視図であ
る。
ベースとなり、かつ被測定物であるワーク401を載置
するための測定台303と、測定台303上にY軸方向
に沿って配置されたY軸方向ガイド305と、Y軸方向
ガイド305に沿って移動するYスライド302と、Y
スライド302をY軸方向に移動させるための駆動機構
429(図13参照)と、Yスライド302上にX軸方
向に沿ってスライド可能に配置されたXスライド301
と、Xスライド301をX軸方向に移動させるための駆
動機構428(図13参照)と、Xスライド301にZ
軸方向に沿って延出した状態で固定された支柱306
と、支柱306に対してZ軸方向にスライド可能に配置
されたZスライド405と、Zスライド405にZ軸方
向に弾性的に移動可能に支持されたプローブ403と、
プローブ403の先端に取り付けられ形状精度が高いこ
とが補償されたボール402とから概略構成されてい
る。Yスライド302の駆動機構429及びXスライド
301の駆動機構428としては、例えばボールネジと
モータを用いた送り機構やリニアモータを用いた送り機
構が用いられる。
においては、X、Y及びZスライドにより、プローブ4
03を、その先端がワーク401に接触した状態でワー
ク401の表面上を走査させ、プローブ403の位置を
後述する位置センサで検出して、ワーク401の表面形
状を測定する。
5の部分を拡大して示した断面図である。
ワークであり、その表面は測定時においてはボール40
2に接触している。ボール402はプローブ(触針子)
403の先端に固定されており、プローブ403は、平
行板バネ404a〜404dを介してZスライド405
に支持され、Zスライド405に対してZ軸方向にのみ
相対移動可能に構成されている。この平行板バネ404
a〜404dの変形により、プローブ403とワーク4
01との接触圧力を与える。非接触変位計406はZス
ライド405に固定されており、プローブ403とZス
ライド405の相対位置を測定することで平行板バネ4
04a〜404dのZ軸方向の変形量を測定することが
可能である。また、Zスライド405はガイド可動部4
09a,410aとガイド409b,410bにより支柱
306に対してZ軸方向に移動可能に支持されている。
1aとリニアモータ固定部408b,411bが発生す
る推力により、Zスライド405はZ軸方向に推力を与
えられる。Zスライド405には反射鏡407が固定さ
れており、レーザ測長装置417は、レーザ光412を
反射鏡407に当てることによりZスライド405のZ
軸方向の位置を測定する。
位置制御演算部416、圧力制御演算部417を有する
演算装置であり、必要に応じてこれらの制御演算部の出
力するリニアモータに対する推力指令を、指令切り替え
部420により切り替え、Zスライド405の制御方法
を切り替える。指令切り替え部420は位置制御演算部
416と圧力制御演算部417のどちらの指令出力をリ
ニアモータ指令421としてリニアモータ408,41
1に出力するかを切り替える。
の検出信号415をフィードバック信号として、リニア
モータの推力指令421を出力する。
3で検出されたZスライド405の位置信号414をZ
方向速度信号423に変換し、傾斜角演算部425は、
このZ方向速度信号423を、X軸の移動速度信号43
1およびY軸の移動速度信号430と比較し、ワーク4
01の表面の傾斜角を演算する。
5で算出されたワーク表面の傾斜角と予め設定された最
大傾斜角とを比較し、現在の傾斜角が最大傾斜角以上で
あった場合に、X軸及びY軸の停止信号427をXスラ
イド301の駆動機構及びYスライド302の駆動機構
に指令する。Xスライド及びYスライドの駆動機構は、
この信号を受け取って停止することにより、プローブ4
03がワーク401の端部からはみ出すことを防止す
る。
方法を具体的に示した図である。
401の端面503に達していない状態を示す図であ
り、図14(b)は、プローブ403がワーク401の
端面503に達した状態を示す図である。図14
(a),(b)において、506a,506bは、プロー
ブ403とワーク401の接触点であり、504a,5
04bはプローブ403の移動速度の大きさを表わし、
505a,505bはZ方向の速度の大きさを表わす。
また、502a,502bは接触点506a,506bに
おけるワーク表面の傾斜角であり、この傾斜角θはXス
ライドの速度及びZスライドの速度の比較から、θ=t
an-1{(Z軸方向の速度505/X軸方向の速度50
4)}のように簡単な式によって求めることができる。
あるボール402がワーク401の端面503から外れ
かけているが、この状態の傾斜角502bの大きさが規
定値を越えた時点で接触点506bが測定面の端である
ことを検出し、Xスライドの駆動機構が停止される。
ク表面の傾斜角を検出する機構を有しているので、初め
て測定するワークを形状測定装置に搭載した場合でも、
ワークのXY方向の位置を予め計測しなくとも、形状測
定を開始し、ワークのXY方向の端を検出することがで
きる。
位置を越えそうになった場合にも、完全にプローブがワ
ークの端から外れることがないので、Zスライドの圧力
制御の発振を防止することができる。
形態の3次元形状測定装置の構成を示した図である。こ
の第5の実施形態の装置は、第4の実施形態の装置のZ
スライドの部分を変更しただけのものであるので、第4
の実施形態と同一機能部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
に取り付けられ、レーザ測長装置603はレーザ測定光
602を反射鏡601に当てることによりプローブ40
3の位置を測定する。圧力制御演算部420はレーザ測
長装置413で検出されるZスライド405の位置とプ
ローブ403の位置を比較演算することによりZスライ
ド405とプローブ403の相対位置を検出し、平行板
バネ404a〜404dの変形量を検出することにより
圧力制御を行う。
形態の3次元形状測定装置の構成を示した図であり、第
4の実施形態と同一機能部分には同一符号を付してその
説明を省略する。なお、この実施例では、Zスライドの
部分しか示さないが、装置全体としては、図12に示し
た第4の実施形態と同様に構成されている。
切り替え部726、位置制御演算部718、速度制御演
算部719、圧力制御演算部720を有する演算装置で
あり、必要に応じてこれらの制御演算部の出力するリニ
アモータに対する推力指令を、指令切り替え部726に
より切り替え、Zスライド405の制御方法を切り替え
る。指令切り替え部726は、位置制御演算部718と
速度制御演算部719と圧力制御演算部720のうちの
どの指令出力をリニアモータ指令727として、リニア
モータ408,411に出力するかを切り替える。
413で検出されたZスライド位置信号414をZスラ
イド速度信号717に変換し、速度制御演算部719
は、Zスライド速度信号717をフィードバック信号と
して、PID制御の演算を行いリニアモータの推力指令
724を出力する。速度制御時には、この推力指令72
4が指令切り替え部726によりリニアモータ408,
411に対して指令されZスライドは速度制御される。
この速度演算部の速度指令値721とI成分初期値72
2は制御開始時に速度制御演算部719に転送され、演
算データとして使用される。
06の検出信号415をフィードバック信号として、リ
ニアモータ408,411の推力指令723を出力す
る。
413で検出されたZスライド位置信号414をフィー
ドバック信号としてPID制御の演算を行い、リニアモ
ータ408,411の推力指令725を出力し、リニア
モータ408,411の推力を調整することによりZス
ライド405の位置を制御する。
る装置の動作を説明するためのフローチャートである。
2)により、Zスライド405は、プローブ403がワ
ーク401に接触していない上方の位置で、位置制御に
よって停止される。
置を下方の位置に書き換え、Zスライド405をワーク
401に近づける。
6の検出値をモニターし、Zスライド405の移動によ
りプローブ403がワーク401に接触し、平行板バネ
404a〜404dの変形量が所定の値まで変わるかを
モニターすることによりプローブ403とワーク401
の間の接触圧を検出する。ここで検出された圧力が所定
の値に達していない場合には、再度ステップS203の
プロセスを実行し、圧力が規定値に達した時点で次のス
テップに移行する。
しているので、Zスライド405の位置を変更せず、そ
の場において位置制御から圧力制御に切り替える。
を圧力制御で制御した状態で、Xスライド301又はY
スライド302(図12参照)によって、プローブ40
3の接触点をワーク401上で移動させ、形状を測定す
る。
ドバック信号をモニタし、この値が何等かの理由により
規定値を外れていないかを検出する。ここで規定値を外
れている場合にはステップS210の緊急退避動作にプ
ロセスを変更する。規定値内であればステップS208
に進む。
スライドの動きによりワーク401上の全ての測定点を
走査し終えたかを判定し、測定が終了していなければ引
き続きステップS206、ステップS207のプロセス
を続ける。
ステップS211からステップS219までのプロセス
で説明する。
ステージの制御を圧力制御から速度制御に切り替えるた
めの速度指令値を設定する。
速度制御演算部719のPID制御に対してI成分の初
期値を設定する。設定する初期値はリニアモータの推力
がZスライド405がワーク401から離れる方向に最
大推力を発生する値である。
めに、Zスライド405の制御を圧力制御から速度制御
に切り替える。この切り替えにより、Zスライド405
はワーク401から退避を開始する。
Zスライド405がワーク401から退避し、退避の移
動速度が所定の速度に制御される。
の位置が速度制御により上端まで移動しているかを判断
し、上端まで移動していなければステップS215のプ
ロセスを続け、Zスライド405はワーク401から離
れ続ける。
が上端に達した位置で減速停止する様に、速度制御の指
令値を変更する。
が上端で減速停止した時点でZスライド405の制御を
位置制御に切り替え、その場で停止し、緊急退避動作を
終了する。
ば、プローブを退避させる機構を有しているので、プロ
ーブによってワークの形状を測定する場合の圧力制御時
に、何等かの原因によって圧力制御が破綻した場合にお
いても、プローブを安定かつ高速にワークから退避させ
ることができ、プローブの押し込みすぎによるワークの
破損、プローブや予圧機構の破損を防ぐことができる。
であった強力なブレーキ機構を必要としないので装置を
小型化することができる。
形態の3次元形状測定装置の構成を示す図である。この
第7の実施形態の装置は、第6の実施形態の装置のZス
ライドの部分を変更しただけのものであるので、第6の
実施形態と同一部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
に取り付けられ、レーザ測長装置803はレーザ測長光
802を反射鏡801に当てることによりプローブ40
3の位置を測定する。圧力制御演算部720はレーザ測
長装置413で検出されるZスライド405の位置とプ
ローブ403の位置を比較演算することによりZスライ
ド405とプローブ403の相対位置を検出し、平行板
バネ404a〜404dの変形量を検出することにより
圧力制御を行う。
囲で、上記実施形態を修正又は変形したものに適用可能
である。
ベッドに対して、ベースを3点で支持し、そのうちの1
点では、ベースを強固に固定し、他の1点ではY軸方向
のみに可動に支持し、残りの1点ではXY方向に可動に
支持することにより、ベッドの変形がベースに伝達され
ず、高精度な測定が可能となる。
ムを3点で支持し、そのうちの1点では、基準鏡保持フ
レームを強固に固定し、他の1点ではY軸方向のみに可
動に支持し、残りの1点ではXY方向に可動に支持する
ことにより、ベースの変形が基準鏡保持フレームに伝達
されず、高精度な測定が可能となる。
ヶ所以上の引っ張り点で基準鏡保持フレームに保持して
いるので、基準鏡の自重による変形を小さくすることが
でき、高精度な測定が可能となる。
基準鏡を熱膨張係数の小さい材料を用いて形成すること
により、環境温度が変化した場合でも、これらの部材の
変形量を小さく抑えることができ、高精度な測定が可能
となる。
で測定しているので、これらの測定値を用いることによ
り、X軸、Y軸及びZ軸の移動誤差に影響されない高精
度な位置測定が可能となる。
されているので、空気中の塵等の堆積により基準鏡の性
能が劣化することを防止できる。
た最も重量の軽いZスライドが、プローブをワークの高
さ方向に追従させるため、ワークの高さ方向へのプロー
ブの追従性能が高く、高速で精度の高い測定が可能とな
る。
を有しているので、初めて測定するワークを形状測定装
置に搭載した場合でも、ワークのXY方向の位置を予め
計測しなくとも、形状測定を開始し、ワークのXY方向
の端を検出することができる。
位置を越えそうになった場合にも、完全にプローブがワ
ークの端から外れることがないので、Zスライドの圧力
制御の発振を防止することができる。
いるので、プローブによってワークの形状を測定する場
合の圧力制御時に、何等かの原因によって圧力制御が破
綻した場合においても、プローブを安定かつ高速にワー
クから退避させることができ、プローブの押し込みすぎ
によるワークの破損、プローブや予圧機構の破損を防ぐ
ことができる。
であった強力なブレーキ機構を必要としないので装置を
小型化することができる。
示す斜視図である。
点を示す図である。
る。
図である。
図である。
の位置関係を示す図である。
ートである。
を示す斜視図である。
である。
ャートである。
ャートである。
Claims (28)
- 【請求項1】 測定台に固定された被測定物の表面に触
針を接触させ、該触針を前記被測定物の表面に沿って移
動させながら、前記触針の位置を計測することにより、
前記被測定物の表面形状を測定するための3次元形状測
定装置において、 前記測定台を支持するためのベースと、 該ベースと前記測定台の間に配置され、前記ベースの変
形を前記測定台に伝達しにくい状態で前記測定台を支持
する支持手段と、 前記ベース上に配置され、前記触針を3次元的に移動さ
せるためのステージと、 前記ステージの3次元的な位置を測定する測定手段とを
具備することを特徴とする3次元形状測定装置。 - 【請求項2】 前記支持手段は、前記ベース上の第1の
位置において前記ベースに対して前記測定台を互いに直
交するXYZの3方向に移動不能に固定する第1の支持
機構と、前記第1の位置からY方向に所定距離だけ離間
した前記ベース上の第2の位置において前記ベースに対
して前記測定台をY方向のみに移動可能に支持する第2
の支持機構と、前記第1の位置からXY方向に夫々所定
距離だけ離間した前記ベース上の第3の位置において、
前記ベースに対して前記測定台をX方向及びY方向に移
動可能に支持する第3の支持機構とを具備することを特
徴とする請求項1に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項3】 前記第1の支持機構は、前記ベースと前
記測定台の夫々に設けられた略円錐状の凹部と、該略円
錐状の凹部に挿入される第1の球体とから構成され、前
記第2の支持機構は、前記ベースと前記測定台の夫々に
設けられY方向に延出する略三角柱状の凹部と、該略三
角柱状の凹部に挿入される第2の球体とから構成され、
前記第3の支持機構は、前記ベースの上面と前記測定台
の下面との間に挿入される第3の球体から構成されるこ
とを特徴とする請求項2に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項4】 前記ベースと前記測定台とを熱膨張係数
の小さい材料から形成したことを特徴とする請求項1に
記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項5】 測定台に固定された被測定物の表面に触
針を接触させ、該触針を前記被測定物の表面に沿って移
動させながら、前記触針の位置を計測することにより、
前記被測定物の表面形状を測定するための3次元形状測
定装置において、 前記触針を3次元的に移動させるためのステージと、 前記測定台上に配置され、前記ステージの3次元的な位
置を測定する光学系の一部を構成するミラーを支持する
ためのフレームと、 前記測定台と前記フレームの間に配置され、前記測定台
の変形を前記フレームに伝達しにくい状態で前記フレー
ムを支持する第1の支持手段とを具備することを特徴と
する3次元形状測定装置。 - 【請求項6】 前記第1の支持手段は、前記測定台上の
第1の位置において前記測定台に対して前記フレームを
互いに直交するXYZの3方向に移動不能に固定する第
1の支持機構と、前記第1の位置からY方向に所定距離
だけ離間した前記測定台上の第2の位置において前記測
定台に対して前記フレームをY方向のみに移動可能に支
持する第2の支持機構と、前記第1の位置からXY方向
に夫々所定距離だけ離間した前記測定台上の第3の位置
において、前記測定台に対して前記フレームをX方向及
びY方向に移動可能に支持する第3の支持機構とを具備
することを特徴とする請求項5に記載の3次元形状測定
装置。 - 【請求項7】 前記第1の支持機構は、前記測定台と前
記フレームとをXYZ方向に強固に固定する第1の支柱
から構成され、前記第2の支持機構は、X方向に延出す
る細長い断面を有し前記測定台と前記フレームとを連結
するY方向に変形しやすい第2の支柱から構成され、前
記第3の支持機構は、細い断面を有し前記測定台と前記
フレームとを連結するXY方向に変形しやすい第3の支
柱から構成されることを特徴とする請求項6に記載の3
次元形状測定装置。 - 【請求項8】 前記第1の支持機構は、前記測定台と前
記フレームの夫々に設けられた略円錐状の凹部と、該略
円錐状の凹部に挿入される第1の球体とから構成され、
前記第2の支持機構は、前記測定台と前記フレームの夫
々に設けられY方向に延出する略三角柱状の凹部と、該
略三角柱状の凹部に挿入される第2の球体とから構成さ
れ、前記第3の支持機構は、前記測定台の上面と前記フ
レームの下面との間に挿入される第3の球体から構成さ
れることを特徴とする請求項6に記載の3次元形状測定
装置。 - 【請求項9】 前記測定台と前記フレームとを熱膨張係
数の小さい材料から形成したことを特徴とする請求項5
に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項10】 前記フレームは、前記ミラーをその自
重による変形を修正した状態で保持する第2の支持手段
を有することを特徴とする請求項5に記載の3次元形状
測定装置。 - 【請求項11】 前記第2の支持手段は、前記フレーム
の3ヶ所に配置され前記ミラーに当接する3つの当接部
材と、前記フレームの少なくとも3ヶ所に配置され前記
ミラーを前記当接部材に当接する様に引き寄せるための
引っ張りバネとを備えることを特徴とする請求項10に
記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項12】 前記3つの当接部材は前記フレームに
対して突出量を調整可能に取り付けられていることを特
徴とする請求項11に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項13】 前記3つの当接部材は、第1の当接部
材と、該第1の当接部材から前記ミラーの長手方向に離
れて配置され、前記ミラーの長手方向に略直交する方向
に並ぶ第2及び第3の当接部材とから構成され、前記第
1の当接部材と前記第2及び第3の当接部材との前記ミ
ラーの長手方向に沿う位置は、前記ミラーの梁としての
変形量が最も少なくなるベッセル位置であることを特徴
とする請求項11に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項14】 前記フレームと前記ミラーとを熱膨張
係数の小さい材料から形成したことを特徴とする請求項
10に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項15】 測定台に固定された被測定物の表面に
触針を接触させ、該触針を前記被測定物の表面に沿って
移動させながら、前記触針の位置を計測することによ
り、前記被測定物の表面形状を測定するための3次元形
状測定装置において、 前記触針が支持された移動部材を互いに直交するXYZ
方向に3次元的に移動させる移動手段と、 Z軸に直交するように設けられたZ軸方向基準面から前
記移動部材上のZ軸方向基準点までのZ軸方向距離Z1
を測定する第1の測定手段と、 X軸に直交するように設けられたX軸方向基準面から前
記移動部材上の第1のX軸方向基準点までのX軸方向距
離X1を測定する第2の測定手段と、 前記X軸方向基準面から、前記第1のX軸方向基準点と
は所定距離だけZ軸方向に沿って離間した前記移動部材
上の第2のX軸方向基準点までのX軸方向距離X2を測
定する第3の測定手段と、 Y軸に直交するように設けられたY軸方向基準面から前
記移動部材上の第1のY軸方向基準点までのY軸方向距
離Y1を測定する第4の測定手段と、 前記Y軸方向基準面から、前記第1のY軸方向基準点と
は前記所定距離だけZ軸方向に沿って離間した前記移動
部材上の第2のY軸方向基準点までのY軸方向距離Y2
を測定する第5の測定手段と、 前記第1乃至第5の測定手段から出力される前記Z軸方
向距離Z1とX軸方向距離X1,X2とY軸方向距離Y
1,Y2とから前記触針のXYZ座標を演算する演算手
段とを具備することを特徴とする3次元形状測定装置。 - 【請求項16】 前記Z軸方向基準点を通るZ軸に平行
な直線と、前記第1のX軸方向基準点を通るX軸に平行
な直線と、前記第1のY軸方向基準点を通るY軸に平行
な直線とは1点で交わり、前記Z軸方向基準点を通るZ
軸に平行な直線と、前記第2のX軸方向基準点を通るX
軸に平行な直線と、前記第2のY軸方向基準点を通るY
軸に平行な直線も別の1点で交わることを特徴とする請
求項15に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項17】 前記触針は、前記移動部材に対してバ
ネを介して弾性的に支持されており、前記触針の前記移
動部材に対する相対位置を検出するための第6の測定手
段をさらに具備することを特徴とする請求項15に記載
の3次元形状測定装置。 - 【請求項18】 前記移動部材の位置が目標位置となる
様に前記移動手段を制御する第1の制御手段と、前記第
6の測定手段の出力に基づいて前記バネによる前記触針
の前記被測定物への押し付け圧力が目標値となる様に前
記移動手段を制御する第2の制御手段をさらに具備する
ことを特徴とする請求項17に記載の3次元形状測定装
置。 - 【請求項19】 前記第1の制御手段による制御状態と
前記第2の制御手段による制御状態とを切り替えるため
の切り替え手段をさらに具備することを特徴とする請求
項18に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項20】 前記切り替え手段は、前記触針が前記
被測定物から離れている場合には第1の制御回路を選択
し、前記触針が前記被測定物に接触している場合には第
2の制御回路を選択することを特徴とする請求項19に
記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項21】 被測定物の表面に触針を接触させ、該
触針を前記被測定物の表面に沿って移動させながら、前
記触針の位置を計測することにより、前記被測定物の表
面形状を測定するための3次元形状測定装置において、 前記触針を支持するためのホルダーと、 前記被測定物と前記ホルダーとを相対的に3次元的に移
動させるためのステージと、 前記被測定物に対する前記触針の相対的な位置を計測す
るための位置計測手段と、 前記触針の前記被測定物の表面への接触圧力を検出する
圧力検出手段と、 該圧力検出手段の出力に基づいて、前記触針の前記被測
定物の表面への接触圧力が所定値となる様に前記ステー
ジの移動を制御する制御手段と、 前記位置計測手段からの出力に基づいて、前記触針の前
記被測定物の表面に略平行な方向への第1の移動速度
と、前記触針の前記被測定物の表面に略垂直な方向への
第2の移動速度とを演算する移動速度演算手段と、 前記第1の移動速度と前記第2の移動速度に基づいて前
記被測定物の表面の傾斜角を演算する傾斜角演算手段と
を具備することを特徴とする3次元形状測定装置。 - 【請求項22】 前記傾斜角演算手段により算出された
前記被測定物の表面の傾斜角が所定値以上となったとき
に、前記触針が前記被測定物の端部に到達したと判定す
る判定手段をさらに具備することを特徴とする請求項2
1に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項23】 前記判定手段により前記触針が前記被
測定物の端部に到達したと判定されたとき、前記制御手
段は前記ステージの移動を停止させることを特徴とする
請求項21に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項24】 前記触針は、前記ホルダーに対してバ
ネにより相対移動可能に支持されており、前記圧力検出
手段は、前記触診の前記ホルダーに対する相対的な移動
量を検出し、該移動量と前記バネのバネ定数とに基づい
て前記触針の前記被測定物に対する接触圧力を演算する
ことを特徴とする請求項21に記載の3次元形状測定装
置。 - 【請求項25】 被測定物の表面に触針を接触させ、該
触針を前記被測定物の表面に沿って移動させながら、前
記触針の位置を計測することにより、前記被測定物の表
面形状を測定するための3次元形状測定装置において、 前記触針を支持するためのホルダーと、 前記被測定物と前記ホルダーとを相対的に3次元的に移
動させるためのステージと、 前記被測定物に対する前記触針の相対的な位置を計測す
るための位置計測手段と、 前記触針の前記被測定物の表面への接触圧力を検出する
圧力検出手段と、 該圧力検出手段の出力に基づいて、前記触針の前記被測
定物の表面への接触圧力が所定値となる様に前記ステー
ジの移動を制御する第1の制御手段と、 前記位置計測手段からの出力に基づいて、前記触針の前
記被測定物に対する相対速度を制御する第2の制御手段
と、 前記圧力検出手段により検出された接触圧力が所定の範
囲外となったときに、前記第1の制御手段による制御状
態から、前記第2の制御手段による制御状態に切り替え
る第3の制御手段とを具備することを特徴とする3次元
形状測定装置。 - 【請求項26】 前記第3の制御手段は、前記第2の制
御手段による制御状態に切り替えたときに、前記触針を
所定の速度で前記被測定物から退避させることを特徴と
する請求項25に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項27】 前記所定の速度とは、前記ステージの
最大推力により発生される速度であることを特徴とする
請求項26に記載の3次元形状測定装置。 - 【請求項28】 前記所定の速度とは、前記ステージが
耐えうる最大加速度により発生される速度であることを
特徴とする請求項26に記載の3次元形状測定装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP17227696A JP3272952B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 3次元形状測定装置 |
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|---|---|---|---|
| JP17227696A JP3272952B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 3次元形状測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1019504A true JPH1019504A (ja) | 1998-01-23 |
| JP3272952B2 JP3272952B2 (ja) | 2002-04-08 |
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ID=15938923
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17227696A Expired - Fee Related JP3272952B2 (ja) | 1996-07-02 | 1996-07-02 | 3次元形状測定装置 |
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