JPH10195681A - 防食剤及び防食方法 - Google Patents
防食剤及び防食方法Info
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- JPH10195681A JPH10195681A JP303497A JP303497A JPH10195681A JP H10195681 A JPH10195681 A JP H10195681A JP 303497 A JP303497 A JP 303497A JP 303497 A JP303497 A JP 303497A JP H10195681 A JPH10195681 A JP H10195681A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
- F16L58/02—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation by means of internal or external coatings
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)
- Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低濃度で少ない使用量にて、金属配管内面な
どの金属の腐食を有効に抑制することができる防食剤及
び防食方法を提供する。 【解決手段】 防食剤は、モリブデン酸塩及びジカルボ
ン酸化合物を含有する。モリブデン酸塩としては、モリ
ブデン酸ナトリウムが好適に使用される。ジカルボン酸
化合物としては、R(COOH)2 ( 化学式中のRは炭
素原子数1〜16のアルキル基を示す)で表されるジカ
ルボン酸及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種が
使用される。このジカルボン酸化合物としては、セバシ
ン酸ナトリウム、ドデカン二酸ナトリウム又はコハク酸
が使用される。金属の防食方法は、モリブデン酸塩及び
ジカルボン酸化合物を金属配管内を流れる液体に添加す
ることにより行われる。
どの金属の腐食を有効に抑制することができる防食剤及
び防食方法を提供する。 【解決手段】 防食剤は、モリブデン酸塩及びジカルボ
ン酸化合物を含有する。モリブデン酸塩としては、モリ
ブデン酸ナトリウムが好適に使用される。ジカルボン酸
化合物としては、R(COOH)2 ( 化学式中のRは炭
素原子数1〜16のアルキル基を示す)で表されるジカ
ルボン酸及びそれらの塩から選ばれる少なくとも一種が
使用される。このジカルボン酸化合物としては、セバシ
ン酸ナトリウム、ドデカン二酸ナトリウム又はコハク酸
が使用される。金属の防食方法は、モリブデン酸塩及び
ジカルボン酸化合物を金属配管内を流れる液体に添加す
ることにより行われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば冷却水な
どを流通させるための金属配管において、その内面の腐
食を防止するために冷却水に添加されて使用される防食
剤及び防食方法に関するものである。
どを流通させるための金属配管において、その内面の腐
食を防止するために冷却水に添加されて使用される防食
剤及び防食方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば冷却水などを流通させるための鋼
鉄製配管において、その内面の腐食を防止する目的で、
従来から防食剤としてクロム酸塩、亜鉛塩、リン酸塩、
亜硝酸塩、モリブデン酸塩又はジカルボン酸化合物など
が単独で使用されている。また、防食方法として、それ
ぞれの防食剤を冷却水などに添加し、冷却水と一緒に流
通させることにより、金属配管の内面の腐食を防止する
ようになっている。
鉄製配管において、その内面の腐食を防止する目的で、
従来から防食剤としてクロム酸塩、亜鉛塩、リン酸塩、
亜硝酸塩、モリブデン酸塩又はジカルボン酸化合物など
が単独で使用されている。また、防食方法として、それ
ぞれの防食剤を冷却水などに添加し、冷却水と一緒に流
通させることにより、金属配管の内面の腐食を防止する
ようになっている。
【0003】なお、水などの液体が金属配管内を流通す
る経路状態により、密閉循環水系、開放循環水系、加熱
循環水系及びボイラ水系などに分けられている。
る経路状態により、密閉循環水系、開放循環水系、加熱
循環水系及びボイラ水系などに分けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これらの防
食剤は、金属配管内面の腐食を防止するために使用され
る場合、以下に示すような種々の問題点が存在した。
食剤は、金属配管内面の腐食を防止するために使用され
る場合、以下に示すような種々の問題点が存在した。
【0005】すなわち、クロム酸塩は強い毒性により、
近年その使用が制限され、亜鉛塩についても同様の理由
によりその使用が次第に制限されつつある。リン酸塩は
水などの液体中の硬度成分と結合してスケールを生成し
易いという欠点を有している。これらの防食剤を含有し
た排水が湖沼や海洋の富栄養化を促し、生態系を乱す原
因となる。
近年その使用が制限され、亜鉛塩についても同様の理由
によりその使用が次第に制限されつつある。リン酸塩は
水などの液体中の硬度成分と結合してスケールを生成し
易いという欠点を有している。これらの防食剤を含有し
た排水が湖沼や海洋の富栄養化を促し、生態系を乱す原
因となる。
【0006】また、亜硝酸塩は不動態型防食剤として密
閉循環水系では優れた効果を示すが、開放循環水系では
容易に硝酸塩に酸化されて効果を失う。密閉循環水系に
おいても、時として硝化細菌の繁殖により分解されて効
果を失うとともに、細菌繁殖に伴い水質悪化や循環水系
の運転に支障をきたすなどの悪影響を引き起こす。
閉循環水系では優れた効果を示すが、開放循環水系では
容易に硝酸塩に酸化されて効果を失う。密閉循環水系に
おいても、時として硝化細菌の繁殖により分解されて効
果を失うとともに、細菌繁殖に伴い水質悪化や循環水系
の運転に支障をきたすなどの悪影響を引き起こす。
【0007】これらに対し、モリブデン酸塩は毒性も低
く、不動態型防食剤として優れた防食効果を有すること
から、多方面で使用されている。また、ジカルボン酸化
合物であるコハク酸、セバシン酸又はドデカン二酸など
も、良好な防食効果があることが知られている。ところ
が、これらモリブデン酸塩又はジカルボン酸化合物は、
その防食効果を期待するためには、それぞれある程度の
高濃度〔500〜1000(mg/l )以上〕にして添加
しなければならないという問題があった。
く、不動態型防食剤として優れた防食効果を有すること
から、多方面で使用されている。また、ジカルボン酸化
合物であるコハク酸、セバシン酸又はドデカン二酸など
も、良好な防食効果があることが知られている。ところ
が、これらモリブデン酸塩又はジカルボン酸化合物は、
その防食効果を期待するためには、それぞれある程度の
高濃度〔500〜1000(mg/l )以上〕にして添加
しなければならないという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、低濃度で少ない使用量にて、金属配管内
面などの金属の腐食を有効に抑制することができる防食
剤及び防食方法を提供することにある。
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、低濃度で少ない使用量にて、金属配管内
面などの金属の腐食を有効に抑制することができる防食
剤及び防食方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明の防食剤では、液体に接触
する金属に適用されて、金属の腐食を抑制するための防
食剤であって、モリブデン酸塩及びジカルボン酸化合物
を含有するものである。
めに、請求項1に記載の発明の防食剤では、液体に接触
する金属に適用されて、金属の腐食を抑制するための防
食剤であって、モリブデン酸塩及びジカルボン酸化合物
を含有するものである。
【0010】請求項2に記載の発明の防食剤では、請求
項1に記載の防食剤において、前記ジカルボン酸化合物
は、下記化学式(1)で表されるジカルボン酸及びその
塩から選ばれる少なくとも一種である。
項1に記載の防食剤において、前記ジカルボン酸化合物
は、下記化学式(1)で表されるジカルボン酸及びその
塩から選ばれる少なくとも一種である。
【0011】R(COOH)2 ・・・(1) 但し、化学式(1)中のRは炭素原子数1〜16のアル
キル基を示す。請求項3に記載の発明の防食方法では、
モリブデン酸塩及びジカルボン酸化合物を液体に添加
し、液体に接触する金属の腐食を防止するものである。
キル基を示す。請求項3に記載の発明の防食方法では、
モリブデン酸塩及びジカルボン酸化合物を液体に添加
し、液体に接触する金属の腐食を防止するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の防食剤及び防食
方法の実施形態について詳細に説明する。金属の腐食を
抑制するための防食剤は、モリブデン酸塩及びジカルボ
ン酸化合物を含有する。モリブデン酸塩は金属表面の不
動態被膜(酸化被膜)形成を促し、ジカルボン酸化合物
は金属表面に被膜を形成し、これら両成分が相乗的ない
し補完的に作用して金属表面に容易かつ確実に被膜が形
成される。この被膜により、金属表面の腐食が効果的に
抑制される。モリブデン酸塩としては、モリブデン酸の
アルカリ金属塩,アンモニウム塩及びアルカノールアミ
ン塩などが使用され、例えばモリブデン酸ナトリウム、
モリブデン酸カリウム、モリブデン酸アンモニウムなど
が好適に使用される。これらのうち、モリブデン酸ナト
リウムが金属の腐食を抑制する効果が高く、また入手が
容易な点から最も好適である。
方法の実施形態について詳細に説明する。金属の腐食を
抑制するための防食剤は、モリブデン酸塩及びジカルボ
ン酸化合物を含有する。モリブデン酸塩は金属表面の不
動態被膜(酸化被膜)形成を促し、ジカルボン酸化合物
は金属表面に被膜を形成し、これら両成分が相乗的ない
し補完的に作用して金属表面に容易かつ確実に被膜が形
成される。この被膜により、金属表面の腐食が効果的に
抑制される。モリブデン酸塩としては、モリブデン酸の
アルカリ金属塩,アンモニウム塩及びアルカノールアミ
ン塩などが使用され、例えばモリブデン酸ナトリウム、
モリブデン酸カリウム、モリブデン酸アンモニウムなど
が好適に使用される。これらのうち、モリブデン酸ナト
リウムが金属の腐食を抑制する効果が高く、また入手が
容易な点から最も好適である。
【0013】ジカルボン酸化合物は、下記化学式(1)
で表されるジカルボン酸及びその塩が好ましい。 R(COOH)2 ・・・(1) 但し、化学式(1)中のRは炭素原子数1〜16のアル
キル基を示す。
で表されるジカルボン酸及びその塩が好ましい。 R(COOH)2 ・・・(1) 但し、化学式(1)中のRは炭素原子数1〜16のアル
キル基を示す。
【0014】化学式(1)中のRは炭素原子数1〜16
のアルキル基であるが、炭素原子数8〜12のアルキル
基であることが望ましい。Rの炭素原子数が16を越え
るアルキル基の場合、金属表面の被膜形成が不充分とな
りやすい。このジカルボン酸化合物としては、例えばコ
ハク酸、グルタル酸、セバシン酸ナトリウム又はドデカ
ン二酸ナトリウムなどが使用される。これらのジカルボ
ン酸化合物は、少なくとも一種が用いられる。
のアルキル基であるが、炭素原子数8〜12のアルキル
基であることが望ましい。Rの炭素原子数が16を越え
るアルキル基の場合、金属表面の被膜形成が不充分とな
りやすい。このジカルボン酸化合物としては、例えばコ
ハク酸、グルタル酸、セバシン酸ナトリウム又はドデカ
ン二酸ナトリウムなどが使用される。これらのジカルボ
ン酸化合物は、少なくとも一種が用いられる。
【0015】化学式(1)で表されるジカルボン酸及び
その塩としては、セバシン酸ナトリウム、ドデカン二酸
ナトリウム又はコハク酸が被膜の形成が容易で、防食性
能を向上させる効果が大きいことから望ましい。
その塩としては、セバシン酸ナトリウム、ドデカン二酸
ナトリウム又はコハク酸が被膜の形成が容易で、防食性
能を向上させる効果が大きいことから望ましい。
【0016】防食剤はモリブデン酸塩とジカルボン酸化
合物とを混合して形成され、冷却水などの液体に対し好
ましくは20〜2000(mg/l )、さらに好ましくは
50〜1000(mg/l )の濃度で添加される。通常、
この防食剤の濃度は、200〜400(mg/l )程度で
充分に効果を発揮することができる。この濃度が20
(mg/l )未満では被膜の形成作用が弱く、金属の腐食
を抑制する効果が小さく、2000(mg/l )を越えて
もその効果は向上せず、かえってコストの上昇を招く。
液体としては、水のほか、他の成分が溶解する水溶液、
エチレングリコールなどの有機溶剤が挙げられる。この
ようにして、冷却水を流通させる金属配管の内面などの
金属の腐食を抑制することができる。腐食を抑制する金
属としては、鉄、銅、亜鉛又は各種合金などが挙げられ
る。
合物とを混合して形成され、冷却水などの液体に対し好
ましくは20〜2000(mg/l )、さらに好ましくは
50〜1000(mg/l )の濃度で添加される。通常、
この防食剤の濃度は、200〜400(mg/l )程度で
充分に効果を発揮することができる。この濃度が20
(mg/l )未満では被膜の形成作用が弱く、金属の腐食
を抑制する効果が小さく、2000(mg/l )を越えて
もその効果は向上せず、かえってコストの上昇を招く。
液体としては、水のほか、他の成分が溶解する水溶液、
エチレングリコールなどの有機溶剤が挙げられる。この
ようにして、冷却水を流通させる金属配管の内面などの
金属の腐食を抑制することができる。腐食を抑制する金
属としては、鉄、銅、亜鉛又は各種合金などが挙げられ
る。
【0017】また、モリブデン酸塩とジカルボン酸化合
物とを液体に対して別々に添加することもできる。その
場合の両成分の添加量は、モリブデン酸塩が好ましくは
5〜1500(mg/l )、さらに好ましくは30〜50
0(mg/l )、ジカルボン酸化合物が好ましくは5〜1
500(mg/l )、さらに好ましくは20〜400(mg
/l )である。各成分の濃度が5(mg/l )未満では金
属の腐食を充分に抑制することができず、1500(mg
/l )を越えてもその効果の向上はなく、コストの上昇
を招く。
物とを液体に対して別々に添加することもできる。その
場合の両成分の添加量は、モリブデン酸塩が好ましくは
5〜1500(mg/l )、さらに好ましくは30〜50
0(mg/l )、ジカルボン酸化合物が好ましくは5〜1
500(mg/l )、さらに好ましくは20〜400(mg
/l )である。各成分の濃度が5(mg/l )未満では金
属の腐食を充分に抑制することができず、1500(mg
/l )を越えてもその効果の向上はなく、コストの上昇
を招く。
【0018】前記モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物
との使用比率は、重量比で3:1〜1:3の範囲が好ま
しく、3:1〜1:1の範囲がさらに好ましい。この範
囲を外れると、モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物と
による金属の腐食抑制の相乗的ないし補完的効果が低下
する。
との使用比率は、重量比で3:1〜1:3の範囲が好ま
しく、3:1〜1:1の範囲がさらに好ましい。この範
囲を外れると、モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物と
による金属の腐食抑制の相乗的ないし補完的効果が低下
する。
【0019】さらに、防食剤には上記成分に加えて、防
食効果を阻害しない範囲で、次のような添加物を配合す
ることができる。すなわち、そのような添加物として
は、ホスホン酸、重合リン酸塩、リン酸塩、亜硝酸塩、
タングステン酸塩、ホウ酸塩、亜鉛塩及び芳香族カルボ
ン酸類などの防食剤、ポリアクリル酸、ポリマレイン
酸、ポリメタクリル酸、ポリスチレンスルホン酸及びそ
れらの塩などのスケール防止剤、ベンゾトリアゾール、
トリルトリアゾール、メルカプトベンゾチアゾール及び
カルボキシベンゾトリアゾールなどのアゾール系銅用防
食剤、第4級アンモニウム塩、塩素系化合物、臭素系化
合物、有機窒素系化合物及び有機窒素イオウ系化合物な
どの殺菌,殺藻剤が挙げられる。
食効果を阻害しない範囲で、次のような添加物を配合す
ることができる。すなわち、そのような添加物として
は、ホスホン酸、重合リン酸塩、リン酸塩、亜硝酸塩、
タングステン酸塩、ホウ酸塩、亜鉛塩及び芳香族カルボ
ン酸類などの防食剤、ポリアクリル酸、ポリマレイン
酸、ポリメタクリル酸、ポリスチレンスルホン酸及びそ
れらの塩などのスケール防止剤、ベンゾトリアゾール、
トリルトリアゾール、メルカプトベンゾチアゾール及び
カルボキシベンゾトリアゾールなどのアゾール系銅用防
食剤、第4級アンモニウム塩、塩素系化合物、臭素系化
合物、有機窒素系化合物及び有機窒素イオウ系化合物な
どの殺菌,殺藻剤が挙げられる。
【0020】次に、上記防食剤を用いた金属の防食方法
について説明する。あらかじめモリブデン酸塩とジカル
ボン酸化合物とを混合した防食剤を金属配管内を流れる
冷却水系に低濃度で添加する。これにより、金属配管の
内面に有効な被膜を形成して金属の腐食を抑制すること
ができる。
について説明する。あらかじめモリブデン酸塩とジカル
ボン酸化合物とを混合した防食剤を金属配管内を流れる
冷却水系に低濃度で添加する。これにより、金属配管の
内面に有効な被膜を形成して金属の腐食を抑制すること
ができる。
【0021】また、モリブデン酸塩とジカルボン酸化合
物とを別々に冷却水系に添加することもできる。それに
より、金属配管の内面の腐食を有効に抑制することがで
きる。
物とを別々に冷却水系に添加することもできる。それに
より、金属配管の内面の腐食を有効に抑制することがで
きる。
【0022】このような金属の防食方法は、密閉循環冷
却水系、開放循環冷却水系、加熱循環水系及びボイラ水
系の金属配管の防食に好適に適用することができる。な
お、金属の防食方法は、金属配管以外に、水に接触する
金属板、金属構造材などの金属に対しても適用すること
ができる。さらに、純粋な水以外の水溶液やその他の溶
液に接触する金属に対しても適用することができる。
却水系、開放循環冷却水系、加熱循環水系及びボイラ水
系の金属配管の防食に好適に適用することができる。な
お、金属の防食方法は、金属配管以外に、水に接触する
金属板、金属構造材などの金属に対しても適用すること
ができる。さらに、純粋な水以外の水溶液やその他の溶
液に接触する金属に対しても適用することができる。
【0023】以上のように、実施形態によれば、以下の
ような優れた効果を奏する。 ・ 実施形態における防食剤は、不動態被膜形成を促進
するモリブデン酸塩と、金属表面に被膜を形成するジカ
ルボン酸化合物の相乗的ないし補完的作用により、低濃
度で少ない使用量にて、金属配管内面などの金属の腐食
を効果的に抑制することができる。 ・ 実施形態における金属の防食方法においては、金属
に接触する液体に防食剤を添加するだけで容易に金属の
腐食を効果的に抑制することができる。 ・ 実施形態における金属の防食方法によれば、金属の
腐食を抑制して金属の耐久性を高めることができるとと
もに、経済的に金属の腐食抑制を行うことができる。 ・ 実施形態における防食剤によれば、モリブデン酸塩
とジカルボン酸化合物の使用量を減少させて、液体中の
化学的酸素要求量(COD)や生物化学的酸素要求量
(BOD)を低減することができ、環境上好ましい。
ような優れた効果を奏する。 ・ 実施形態における防食剤は、不動態被膜形成を促進
するモリブデン酸塩と、金属表面に被膜を形成するジカ
ルボン酸化合物の相乗的ないし補完的作用により、低濃
度で少ない使用量にて、金属配管内面などの金属の腐食
を効果的に抑制することができる。 ・ 実施形態における金属の防食方法においては、金属
に接触する液体に防食剤を添加するだけで容易に金属の
腐食を効果的に抑制することができる。 ・ 実施形態における金属の防食方法によれば、金属の
腐食を抑制して金属の耐久性を高めることができるとと
もに、経済的に金属の腐食抑制を行うことができる。 ・ 実施形態における防食剤によれば、モリブデン酸塩
とジカルボン酸化合物の使用量を減少させて、液体中の
化学的酸素要求量(COD)や生物化学的酸素要求量
(BOD)を低減することができ、環境上好ましい。
【0024】
【実施例】次に、実施例により、前記実施形態をさらに
具体的に説明するが、前記実施形態はこれらの実施例に
よって何ら限定されるものではない。 (実施例1〜16)試験水として、蒸留水に硫酸ナトリ
ウム148(mg/l )、塩化ナトリウム165(mg/l
)及び炭酸水素ナトリウム138(mg/l )を添加し
たものを使用した。この試験水に、表1及び表2に示し
た各防食剤を添加した試験液を調製し、試験液750ml
中にあらかじめ重量測定した鋼鉄製のテストピース(S
PCC−B,25mm×50mm×2mm)を投入し、乾燥空
気を毎分100±10(ml)の流量で試験液中に吹き込
みながら、室温にて14日間の浸漬試験を行った。
具体的に説明するが、前記実施形態はこれらの実施例に
よって何ら限定されるものではない。 (実施例1〜16)試験水として、蒸留水に硫酸ナトリ
ウム148(mg/l )、塩化ナトリウム165(mg/l
)及び炭酸水素ナトリウム138(mg/l )を添加し
たものを使用した。この試験水に、表1及び表2に示し
た各防食剤を添加した試験液を調製し、試験液750ml
中にあらかじめ重量測定した鋼鉄製のテストピース(S
PCC−B,25mm×50mm×2mm)を投入し、乾燥空
気を毎分100±10(ml)の流量で試験液中に吹き込
みながら、室温にて14日間の浸漬試験を行った。
【0025】試験終了後、テストピースの表面の腐食生
成物を除去した後、重量を測定し、試験前後の重量減か
ら腐食速度(mg/dm2 ・day )を算出した。表1及び表
2では腐食速度(mg/dm2 ・day )を腐食速度(mdd )
とした。さらに無添加(ブランク)の腐食速度と比較
し、下記式より防食率(%)を算出した。
成物を除去した後、重量を測定し、試験前後の重量減か
ら腐食速度(mg/dm2 ・day )を算出した。表1及び表
2では腐食速度(mg/dm2 ・day )を腐食速度(mdd )
とした。さらに無添加(ブランク)の腐食速度と比較
し、下記式より防食率(%)を算出した。
【0026】防食率(%)=〔(無添加の腐食速度−防
食剤添加の腐食速度)/(無添加の腐食速度)〕×10
0 以上の結果を表1及び表2に示した。なお、表1及び表
2中の添加量の欄の括弧内の数値は防食剤の合計添加量
を示す。
食剤添加の腐食速度)/(無添加の腐食速度)〕×10
0 以上の結果を表1及び表2に示した。なお、表1及び表
2中の添加量の欄の括弧内の数値は防食剤の合計添加量
を示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】表1に示したように、実施例1〜7におい
ては、モリブデン酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウム
の合計添加量が200(mg/l )という少量で腐食速度
を抑えることができるとともに、防食率を向上させるこ
とができる。また、モリブデン酸ナトリウムとセバシン
酸ナトリウムの重量比は、1:3〜3:1の範囲におい
て、モリブデン酸ナトリウムの比率が大きいほど腐食速
度が低く、防食率が向上する傾向がある。すなわち、モ
リブデン酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウムの重量比
は、3:1〜1:1の方が1:1〜1:3より腐食速度
が低く、防食率が向上する。
ては、モリブデン酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウム
の合計添加量が200(mg/l )という少量で腐食速度
を抑えることができるとともに、防食率を向上させるこ
とができる。また、モリブデン酸ナトリウムとセバシン
酸ナトリウムの重量比は、1:3〜3:1の範囲におい
て、モリブデン酸ナトリウムの比率が大きいほど腐食速
度が低く、防食率が向上する傾向がある。すなわち、モ
リブデン酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウムの重量比
は、3:1〜1:1の方が1:1〜1:3より腐食速度
が低く、防食率が向上する。
【0030】表2に示したように、実施例8〜14にお
いては、モリブデン酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウ
ムの合計添加量が400(mg/l )という少量で腐食速
度を抑えることができるとともに、防食率を向上させる
ことができる。また、モリブデン酸ナトリウムとセバシ
ン酸ナトリウムの重量比は、1:3〜3:1の範囲にお
いて、モリブデン酸ナトリウムの比率が大きいほど腐食
速度が低く、防食率が向上する。すなわち、モリブデン
酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウムの重量比は、3:
1〜1:1の方が1:1〜1:3より腐食速度が低く、
防食率が向上する。
いては、モリブデン酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウ
ムの合計添加量が400(mg/l )という少量で腐食速
度を抑えることができるとともに、防食率を向上させる
ことができる。また、モリブデン酸ナトリウムとセバシ
ン酸ナトリウムの重量比は、1:3〜3:1の範囲にお
いて、モリブデン酸ナトリウムの比率が大きいほど腐食
速度が低く、防食率が向上する。すなわち、モリブデン
酸ナトリウムとセバシン酸ナトリウムの重量比は、3:
1〜1:1の方が1:1〜1:3より腐食速度が低く、
防食率が向上する。
【0031】また、実施例15及び16においては、モ
リブデン酸ナトリウムとドデカン酸二酸ナトリウムの組
み合わせ、又はモリブデン酸ナトリウムとコハク酸の組
み合わせのいずれにおいても、合計添加量が400(mg
/l )という少量で腐食速度を抑えることができるとと
もに、防食率を向上させることができる。
リブデン酸ナトリウムとドデカン酸二酸ナトリウムの組
み合わせ、又はモリブデン酸ナトリウムとコハク酸の組
み合わせのいずれにおいても、合計添加量が400(mg
/l )という少量で腐食速度を抑えることができるとと
もに、防食率を向上させることができる。
【0032】以上のように、実施例1〜16では、モリ
ブデン酸塩とジカルボン酸化合物との併用効果が発揮さ
れ、明らかに低濃度で防食効果が優れている。 (比較例1〜8)前記実施例1〜16と同様の試験水を
使用し、その試験水に、表3に示した各防食剤を添加し
た試験液を調製した。以下、実施例1〜16と同様にし
て、鋼鉄製のテストピースの浸漬試験を行った。以上の
結果を表3に示した。
ブデン酸塩とジカルボン酸化合物との併用効果が発揮さ
れ、明らかに低濃度で防食効果が優れている。 (比較例1〜8)前記実施例1〜16と同様の試験水を
使用し、その試験水に、表3に示した各防食剤を添加し
た試験液を調製した。以下、実施例1〜16と同様にし
て、鋼鉄製のテストピースの浸漬試験を行った。以上の
結果を表3に示した。
【0033】
【表3】
【0034】表3に示したように、防食剤を添加しなか
った比較例1では腐食速度が150(mdd )と速い。モ
リブデン酸ナトリウムのみを添加した比較例2及び比較
例3では、500(mg/l )あるいは1000(mg/l
)という多量の添加量でなければ、腐食速度を遅く
し、かつ防食率を高めることができない。セバシン酸ナ
トリウムのみを添加した比較例4及び比較例5において
は、1000(mg/l )という多量の添加量でなけれ
ば、腐食速度を遅くし、かつ防食率を高めることができ
ない。ドデカン二酸ナトリウムのみを添加した比較例6
〜比較例8においては、5000(mg/l )という多量
の添加量でなければ、腐食速度を遅くするとともに、防
食率を高めることができない。
った比較例1では腐食速度が150(mdd )と速い。モ
リブデン酸ナトリウムのみを添加した比較例2及び比較
例3では、500(mg/l )あるいは1000(mg/l
)という多量の添加量でなければ、腐食速度を遅く
し、かつ防食率を高めることができない。セバシン酸ナ
トリウムのみを添加した比較例4及び比較例5において
は、1000(mg/l )という多量の添加量でなけれ
ば、腐食速度を遅くし、かつ防食率を高めることができ
ない。ドデカン二酸ナトリウムのみを添加した比較例6
〜比較例8においては、5000(mg/l )という多量
の添加量でなければ、腐食速度を遅くするとともに、防
食率を高めることができない。
【0035】なお、実施形態又は実施例から抽出される
技術的思想につき以下に述べる。・ 前記モリブデン酸
塩とジカルボン酸化合物の使用割合が、重量比で3:1
〜1:3である請求項1又は請求項2に記載の防食方
法。
技術的思想につき以下に述べる。・ 前記モリブデン酸
塩とジカルボン酸化合物の使用割合が、重量比で3:1
〜1:3である請求項1又は請求項2に記載の防食方
法。
【0036】このように構成すれば、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果を確実に発揮することができ
る。 ・ 前記モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物の使用割
合が、重量比で3:1〜1:1である請求項1又は請求
項2に記載の防食剤。
項2に記載の発明の効果を確実に発揮することができ
る。 ・ 前記モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物の使用割
合が、重量比で3:1〜1:1である請求項1又は請求
項2に記載の防食剤。
【0037】このように構成すれば、請求項1又は請求
項2に記載の発明の効果をより向上させることができ
る。 ・ 前記モリブデン酸塩はモリブデン酸ナトリウムであ
り、ジカルボン酸化合物はセバシン酸ナトリウム、ドデ
カン二酸ナトリウム又はコハク酸である請求項1又は請
求項2に記載の防食剤。
項2に記載の発明の効果をより向上させることができ
る。 ・ 前記モリブデン酸塩はモリブデン酸ナトリウムであ
り、ジカルボン酸化合物はセバシン酸ナトリウム、ドデ
カン二酸ナトリウム又はコハク酸である請求項1又は請
求項2に記載の防食剤。
【0038】このように構成した場合、請求項1又は請
求項2に記載の発明の効果を高めることができる。 ・ 前記ジカルボン酸化合物は、下記化学式(1)で表
されるジカルボン酸及びその塩から選ばれる少なくとも
一種である請求項3に記載の防食方法。
求項2に記載の発明の効果を高めることができる。 ・ 前記ジカルボン酸化合物は、下記化学式(1)で表
されるジカルボン酸及びその塩から選ばれる少なくとも
一種である請求項3に記載の防食方法。
【0039】R(COOH)2 ・・・(1) 但し、化学式(1)中のRは炭素原子数1〜16のアル
キル基を示す。このように構成した場合、請求項3に記
載の発明の効果を向上させることができる。 ・ 前記モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物の使用割
合が、重量比で3:1〜1:1である請求項3に記載の
防食方法。
キル基を示す。このように構成した場合、請求項3に記
載の発明の効果を向上させることができる。 ・ 前記モリブデン酸塩とジカルボン酸化合物の使用割
合が、重量比で3:1〜1:1である請求項3に記載の
防食方法。
【0040】このように構成すれば、請求項3に記載の
発明の効果をより向上させることができる。 ・ 前記液体は、鋼鉄製の配管内を循環するものである
請求項3に記載の防食方法。
発明の効果をより向上させることができる。 ・ 前記液体は、鋼鉄製の配管内を循環するものである
請求項3に記載の防食方法。
【0041】このように構成した場合、モリブデン酸塩
とジカルボン酸化合物を含有する防食剤を添加するだけ
で鋼鉄製の配管の腐食を容易に抑制でき、その耐久性を
高めることができる。
とジカルボン酸化合物を含有する防食剤を添加するだけ
で鋼鉄製の配管の腐食を容易に抑制でき、その耐久性を
高めることができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、次のような優れた効果を奏する。請求項1に記載の
発明の防食剤によれば、モリブデン酸塩とジカルボン酸
化合物の相乗的ないし補完的効果により、低濃度で少な
い使用量にて、金属配管内面などの金属の腐食を有効に
抑制することができる。従って、金属の耐久性を高める
ことができるとともに、安価に金属の防食を図ることが
でき、産業上有用である。
ば、次のような優れた効果を奏する。請求項1に記載の
発明の防食剤によれば、モリブデン酸塩とジカルボン酸
化合物の相乗的ないし補完的効果により、低濃度で少な
い使用量にて、金属配管内面などの金属の腐食を有効に
抑制することができる。従って、金属の耐久性を高める
ことができるとともに、安価に金属の防食を図ることが
でき、産業上有用である。
【0043】請求項2に記載の発明の防食剤によれば、
請求項1に記載の発明の効果を向上させることができ
る。請求項3に記載の発明の防食方法によれば、所定の
防食剤を液体に添加するだけで容易かつ効果的に金属の
腐食を抑制することができる。
請求項1に記載の発明の効果を向上させることができ
る。請求項3に記載の発明の防食方法によれば、所定の
防食剤を液体に添加するだけで容易かつ効果的に金属の
腐食を抑制することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 液体に接触する金属に適用されて、金属
の腐食を抑制するための防食剤であって、モリブデン酸
塩及びジカルボン酸化合物を含有する防食剤。 - 【請求項2】 前記ジカルボン酸化合物は、下記化学式
(1)で表されるジカルボン酸及びその塩から選ばれる
少なくとも一種である請求項1に記載の防食剤。 R(COOH)2 ・・・(1) 但し、化学式(1)中のRは炭素原子数1〜16のアル
キル基を示す。 - 【請求項3】 モリブデン酸塩及びジカルボン酸化合物
を液体に添加し、液体に接触する金属の腐食を抑制する
防食方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP303497A JPH10195681A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 防食剤及び防食方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP303497A JPH10195681A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 防食剤及び防食方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10195681A true JPH10195681A (ja) | 1998-07-28 |
| JPH10195681A5 JPH10195681A5 (ja) | 2004-12-09 |
Family
ID=11546040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP303497A Pending JPH10195681A (ja) | 1997-01-10 | 1997-01-10 | 防食剤及び防食方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10195681A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102330093A (zh) * | 2011-09-07 | 2012-01-25 | 衡阳华菱钢管有限公司 | 高炉联合软水密闭循环冷却水缓蚀剂 |
| JP2013245389A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Kurita Water Ind Ltd | 密閉冷却水系における腐食抑制方法 |
| WO2014119788A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 栗田工業株式会社 | 密閉循環式冷却水系の腐食抑制方法 |
| WO2021100512A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 栗田工業株式会社 | 水系の金属の防食方法及び水系添加用薬剤 |
| JP2022143394A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-03 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 水系における防食剤および防食方法 |
-
1997
- 1997-01-10 JP JP303497A patent/JPH10195681A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102330093A (zh) * | 2011-09-07 | 2012-01-25 | 衡阳华菱钢管有限公司 | 高炉联合软水密闭循环冷却水缓蚀剂 |
| JP2013245389A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Kurita Water Ind Ltd | 密閉冷却水系における腐食抑制方法 |
| CN103451659A (zh) * | 2012-05-28 | 2013-12-18 | 栗田工业株式会社 | 密闭冷却水系中的腐蚀抑制方法 |
| CN103451659B (zh) * | 2012-05-28 | 2016-06-08 | 栗田工业株式会社 | 密闭冷却水系中的腐蚀抑制方法 |
| WO2014119788A1 (ja) * | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 栗田工業株式会社 | 密閉循環式冷却水系の腐食抑制方法 |
| WO2021100512A1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-05-27 | 栗田工業株式会社 | 水系の金属の防食方法及び水系添加用薬剤 |
| JP6958750B1 (ja) * | 2019-11-20 | 2021-11-02 | 栗田工業株式会社 | 水系の金属の防食方法 |
| JP2022143394A (ja) * | 2021-03-17 | 2022-10-03 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 | 水系における防食剤および防食方法 |
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Effective date: 20040107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
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