JPH10195774A - 難燃性ターポリン - Google Patents
難燃性ターポリンInfo
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- JPH10195774A JPH10195774A JP8359762A JP35976296A JPH10195774A JP H10195774 A JPH10195774 A JP H10195774A JP 8359762 A JP8359762 A JP 8359762A JP 35976296 A JP35976296 A JP 35976296A JP H10195774 A JPH10195774 A JP H10195774A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防燃性に優れ、焼却時にハロゲン系ガスを発
生せず、残存灰分が少ない難燃性ターポリンを提供す
る。 【解決手段】 織布、編布または不織布に酢酸ビニル含
有量が8〜28重量%である、エチレン−酢酸ビニル共
重合体100重量部に、3〜10重量部の赤燐と7〜2
5重量部の硫酸メラミンを配合した組成物を100〜1
000重量%被覆してなる難燃性ターポリンである。
生せず、残存灰分が少ない難燃性ターポリンを提供す
る。 【解決手段】 織布、編布または不織布に酢酸ビニル含
有量が8〜28重量%である、エチレン−酢酸ビニル共
重合体100重量部に、3〜10重量部の赤燐と7〜2
5重量部の硫酸メラミンを配合した組成物を100〜1
000重量%被覆してなる難燃性ターポリンである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築工事現場に張設
したり原予力発電所等放射性物質を取り扱う場所におい
て定期修理等のために機器などを保護するために被覆す
るのに使用される難燃性であり、燃焼しても有毒ガスが
発生せず、残存灰分も少ない廃棄処埋が容易な難燃性タ
ーポリンに関する。さらに詳細にはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を基材とし、これに赤燐と硫酸メラミン場合
によりさらに金属水酸化物等を配合した組成物を織布、
編布、不織布に被覆して形成した難燃性ターポリンに関
する。
したり原予力発電所等放射性物質を取り扱う場所におい
て定期修理等のために機器などを保護するために被覆す
るのに使用される難燃性であり、燃焼しても有毒ガスが
発生せず、残存灰分も少ない廃棄処埋が容易な難燃性タ
ーポリンに関する。さらに詳細にはエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を基材とし、これに赤燐と硫酸メラミン場合
によりさらに金属水酸化物等を配合した組成物を織布、
編布、不織布に被覆して形成した難燃性ターポリンに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来建築現場等に使用するプラスチック
シート等を難燃化するために難燃剤としてハロゲンを含
む化合物や重金属が使用されてきたが、このプラスチッ
クシートを使用後廃棄処分するため燃焼すると有毒ガス
を発生したり多くの灰分が生成する問題があり、また難
燃処理をされてないポリオレフィン系樹脂製シートの場
合は溶接の火花などが散った場合等に、火災が発生する
原因となり望ましくない。このため、ポリオレフィン系
樹脂に水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム等の金
属水酸化物を多量に配合し、難燃性をもたせたポリオレ
フィン系樹脂製シートが提案されたが、これは焼却時に
多量の灰分が発生するために、この灰分を長期保管管理
するために莫大な費用が掛かるので好ましくなかった。
殊に放射性物質を取り扱う場所に使用した場合、放射性
が残る灰分は処埋が困難であった。
シート等を難燃化するために難燃剤としてハロゲンを含
む化合物や重金属が使用されてきたが、このプラスチッ
クシートを使用後廃棄処分するため燃焼すると有毒ガス
を発生したり多くの灰分が生成する問題があり、また難
燃処理をされてないポリオレフィン系樹脂製シートの場
合は溶接の火花などが散った場合等に、火災が発生する
原因となり望ましくない。このため、ポリオレフィン系
樹脂に水酸化アルミニウムや水酸化マグネシウム等の金
属水酸化物を多量に配合し、難燃性をもたせたポリオレ
フィン系樹脂製シートが提案されたが、これは焼却時に
多量の灰分が発生するために、この灰分を長期保管管理
するために莫大な費用が掛かるので好ましくなかった。
殊に放射性物質を取り扱う場所に使用した場合、放射性
が残る灰分は処埋が困難であった。
【0003】そこで、このような問題点を解決するため
に、焼却時にハロゲン系ガスが発生せず、また残存する
灰分の発生が少ない難燃性フイルムや樹脂組成物が提案
されている。例えば熱可塑性重合体に尿素(特開平3−
7767)、多価低級脂肪酸およびそれ等のアンモニウ
ム塩(特開平4−46963)、シュウ酸、シュウ酸ア
ンモニウムまたはその誘導体(特開平4−4696
4)、H2N−C(=X)−NHCH2COOHで表さ
れる化合物(特開平4−46965)、グアジニノ化合
物の炭酸塩(特開平4−46966)を難燃剤として配
合した難燃性組成物およびそれを利用した複合フイルム
(特開平4−332640)が提案されている。しかし
ながら、これ等の難燃剤は極性物質であり、無極性物質
であるポリオレフィン系樹脂と相溶性が非常に悪く、ま
た難燃剤として配合する物質の熱分解温度がポリオレフ
ィン系樹脂の加工温度よりも低いために安定した加工が
困難で、このため、樹脂に多量の軟化剤を配合し、樹脂
の成形温度を難燃剤の分解温度以下に調整したり(特開
平3−7767)、樹脂と難燃剤を混合したものをポリ
エステルフイルム上に散布し加熱した後にただちにポリ
エチレンフイルムを押しつけることによりフイルムに成
形したり(特開平3−15539)するという特殊な製
法を用いている。このような製法ではフイルムが充分な
強度を有さなかったり、生産コストが非常に高くなると
いう問題点があった。
に、焼却時にハロゲン系ガスが発生せず、また残存する
灰分の発生が少ない難燃性フイルムや樹脂組成物が提案
されている。例えば熱可塑性重合体に尿素(特開平3−
7767)、多価低級脂肪酸およびそれ等のアンモニウ
ム塩(特開平4−46963)、シュウ酸、シュウ酸ア
ンモニウムまたはその誘導体(特開平4−4696
4)、H2N−C(=X)−NHCH2COOHで表さ
れる化合物(特開平4−46965)、グアジニノ化合
物の炭酸塩(特開平4−46966)を難燃剤として配
合した難燃性組成物およびそれを利用した複合フイルム
(特開平4−332640)が提案されている。しかし
ながら、これ等の難燃剤は極性物質であり、無極性物質
であるポリオレフィン系樹脂と相溶性が非常に悪く、ま
た難燃剤として配合する物質の熱分解温度がポリオレフ
ィン系樹脂の加工温度よりも低いために安定した加工が
困難で、このため、樹脂に多量の軟化剤を配合し、樹脂
の成形温度を難燃剤の分解温度以下に調整したり(特開
平3−7767)、樹脂と難燃剤を混合したものをポリ
エステルフイルム上に散布し加熱した後にただちにポリ
エチレンフイルムを押しつけることによりフイルムに成
形したり(特開平3−15539)するという特殊な製
法を用いている。このような製法ではフイルムが充分な
強度を有さなかったり、生産コストが非常に高くなると
いう問題点があった。
【0004】また、この他エチレン−酢酸ビニル共重合
体に難燃剤として特定部数の赤燐とメラミンシアヌレー
トを用いる方法(特開平6−184330)が提案され
ているが、メラミンシアヌレートがエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂と相溶性が悪いために、加工時にシート
表面にプレートアウトしたり、またそのプレートアウト
したメラミンシアヌレートが加熱金属ロール等に粘着
し、安定してシートの生産ができないという問題があっ
た。そのためこれ等のフイルムを織布等の布に被覆して
難燃性のターポリンとすることができなかった。メラミ
ンシアヌレートは特に汚染を嫌うような分野のグリース
やペースト、水性潤滑剤、各種バインダーによる潤滑性
乾燥皮膜、鍛造、引き抜き、プレス等の金属加工油剤及
び離型剤、自己潤滑性プラスチック充填剤として使用さ
れ6員環構造のメラミン分子とシアヌル酸分子が水素結
合で強力に結合して平面状に配列し、その平面が互いに
弱い結合力で層状に重なりあって、MoS2やグラファ
イトの如きへき開性を有するものと推定される。その
上、機器の保護材としてこれ等を懸垂するための鳩目を
打つ場合には、両提案のシートはともに構成がシート単
体であるためシートの自重で鳩目が抜けたり、また形態
を保てない恐れがあり、建築用工事シート等としては使
用基準を満たすものではなかった。本発明のターポリン
は布を基材とするので鳩目等の固定具で取り付けること
ができ、形態も良好であって、従来のプラスチックシー
トとは全く異なるものである。
体に難燃剤として特定部数の赤燐とメラミンシアヌレー
トを用いる方法(特開平6−184330)が提案され
ているが、メラミンシアヌレートがエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂と相溶性が悪いために、加工時にシート
表面にプレートアウトしたり、またそのプレートアウト
したメラミンシアヌレートが加熱金属ロール等に粘着
し、安定してシートの生産ができないという問題があっ
た。そのためこれ等のフイルムを織布等の布に被覆して
難燃性のターポリンとすることができなかった。メラミ
ンシアヌレートは特に汚染を嫌うような分野のグリース
やペースト、水性潤滑剤、各種バインダーによる潤滑性
乾燥皮膜、鍛造、引き抜き、プレス等の金属加工油剤及
び離型剤、自己潤滑性プラスチック充填剤として使用さ
れ6員環構造のメラミン分子とシアヌル酸分子が水素結
合で強力に結合して平面状に配列し、その平面が互いに
弱い結合力で層状に重なりあって、MoS2やグラファ
イトの如きへき開性を有するものと推定される。その
上、機器の保護材としてこれ等を懸垂するための鳩目を
打つ場合には、両提案のシートはともに構成がシート単
体であるためシートの自重で鳩目が抜けたり、また形態
を保てない恐れがあり、建築用工事シート等としては使
用基準を満たすものではなかった。本発明のターポリン
は布を基材とするので鳩目等の固定具で取り付けること
ができ、形態も良好であって、従来のプラスチックシー
トとは全く異なるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は優れた難燃性
を有し、焼却廃棄時に有毒ガスや多量の灰を生成しない
せず懸垂時に姿勢を維持することができる難燃性ターポ
リンを提供する。
を有し、焼却廃棄時に有毒ガスや多量の灰を生成しない
せず懸垂時に姿勢を維持することができる難燃性ターポ
リンを提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、 「1. 織布、編布または不織布に酢酸ビニル含有量が
8〜28重量%である、エチレン−酢酸ビニル共重合体
100重量部に、3〜10重量部の赤燐と7〜25重量
部の硫酸メラミンを配合した組成物を100〜1000
重量%被覆してなる難燃性ターポリン。 2. 組成物が金属水酸化物を配合した組成物である、
1項に記載された難燃性ターポリン。 3. 金属水酸化物が水酸化マグネシウムおよび/また
は水酸化アルミニウムである、2項に記載された難燃性
ターポリン。」に関する。
8〜28重量%である、エチレン−酢酸ビニル共重合体
100重量部に、3〜10重量部の赤燐と7〜25重量
部の硫酸メラミンを配合した組成物を100〜1000
重量%被覆してなる難燃性ターポリン。 2. 組成物が金属水酸化物を配合した組成物である、
1項に記載された難燃性ターポリン。 3. 金属水酸化物が水酸化マグネシウムおよび/また
は水酸化アルミニウムである、2項に記載された難燃性
ターポリン。」に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】難燃性ターポリンは建築工事現場
等で塗料や溶接花火の飛散、器具、資材の落下等による
被害を防止する目的で張架して使用されるシート状物で
ある。本発明で基材の合成樹脂として酢酸ビニル含有量
8〜28重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を使用
するのは、柔軟性等の諸物性なども従来原子力発電所等
で用いられていた軟質塩化ビニル製の工事用難燃シート
に用いる軟質塩化ビニル樹脂と類似しており、従来品と
同様に使用することができるので使用が容易であるため
であり、新しい装置を配置する必要がなく、現状存在す
る軟質塩化ビニル樹脂を加工する設備で容易に加工でき
るからである。酢酸ビニル含有量が8重量%以下ではフ
イルムの柔軟性を損ない取扱性が悪くなり、28重量%
以上では従来の加工設備では加熱した金属ロールに粘着
し加工性が著しく低下し好ましくない。
等で塗料や溶接花火の飛散、器具、資材の落下等による
被害を防止する目的で張架して使用されるシート状物で
ある。本発明で基材の合成樹脂として酢酸ビニル含有量
8〜28重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体を使用
するのは、柔軟性等の諸物性なども従来原子力発電所等
で用いられていた軟質塩化ビニル製の工事用難燃シート
に用いる軟質塩化ビニル樹脂と類似しており、従来品と
同様に使用することができるので使用が容易であるため
であり、新しい装置を配置する必要がなく、現状存在す
る軟質塩化ビニル樹脂を加工する設備で容易に加工でき
るからである。酢酸ビニル含有量が8重量%以下ではフ
イルムの柔軟性を損ない取扱性が悪くなり、28重量%
以上では従来の加工設備では加熱した金属ロールに粘着
し加工性が著しく低下し好ましくない。
【0008】本発明で難燃剤として赤燐とメラミン誘導
体を使用するのは、赤燐を配合したプラスチックに炎を
近づけると、まず表面のプラスチックと赤燐が燃焼し、
プラスチックは空気中の酸素と結合して炭酸ガスと水と
カーボンとなる。この場合赤燐はエチレン−酢酸ビニル
共重合体の炭化を促進する。一方赤燐は酸素と結合して
酸化物となり水分と結合して縮合燐酸となり、プラスチ
ックの表面に生成したカーボンと縮合燐酸の混合物の膜
がプラスチック表面に酸素を通さない層となり、プラス
チックの燃焼を抑制し難燃化する。赤燐は3〜10重量
%存在させることが必要で3重量%以下では難燃効果が
奏されず、10重量%以上加えても難燃効果が向上せず
フイルムの機械的強度が低下したり、チョークマークが
つきやすくなり、取扱性が悪くなるからである。
体を使用するのは、赤燐を配合したプラスチックに炎を
近づけると、まず表面のプラスチックと赤燐が燃焼し、
プラスチックは空気中の酸素と結合して炭酸ガスと水と
カーボンとなる。この場合赤燐はエチレン−酢酸ビニル
共重合体の炭化を促進する。一方赤燐は酸素と結合して
酸化物となり水分と結合して縮合燐酸となり、プラスチ
ックの表面に生成したカーボンと縮合燐酸の混合物の膜
がプラスチック表面に酸素を通さない層となり、プラス
チックの燃焼を抑制し難燃化する。赤燐は3〜10重量
%存在させることが必要で3重量%以下では難燃効果が
奏されず、10重量%以上加えても難燃効果が向上せず
フイルムの機械的強度が低下したり、チョークマークが
つきやすくなり、取扱性が悪くなるからである。
【0009】この場合硫酸メラミンが存在すると硫酸メ
ラミンは、燃焼時に熱分解し、含窒素ガスを発生するた
め、この発生ガスが酸素を遮断し、また、メラミンが含
窒素ガスを発生しながら縮合し不溶不融物となりカーボ
ンと縮合燐酸の混合物の膜と混合した不溶不融物の層を
形成して酸素を遮断することにより難燃効果を向上す
る。本発明において硫酸メラミン7重量部から25重量
部を配合するのは、7重量部を下回ると難燃効果が小さ
くなり、25重量部を越えるとシートの機械的強度が低
下したり、チョークマークがつきやすい等、取扱性が悪
くなるからである。本発明で用いる硫酸メラミンはエチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂と相溶性に優れ、熱分解
温度は350℃であり、エチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂の加工温度である120℃から200℃の間では分
解せず、また、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂に硫
酸メラミンを配合し加熱金属ロールで加工する場合、加
熱金属ロールの表面に硫酸メラミンが粘着する等の不都
合が発生しない。このため、硫酸メラミンを難燃剤とし
て配合しても、品位のよいシートが容易に安定して生産
することができる。
ラミンは、燃焼時に熱分解し、含窒素ガスを発生するた
め、この発生ガスが酸素を遮断し、また、メラミンが含
窒素ガスを発生しながら縮合し不溶不融物となりカーボ
ンと縮合燐酸の混合物の膜と混合した不溶不融物の層を
形成して酸素を遮断することにより難燃効果を向上す
る。本発明において硫酸メラミン7重量部から25重量
部を配合するのは、7重量部を下回ると難燃効果が小さ
くなり、25重量部を越えるとシートの機械的強度が低
下したり、チョークマークがつきやすい等、取扱性が悪
くなるからである。本発明で用いる硫酸メラミンはエチ
レン−酢酸ビニル共重合体樹脂と相溶性に優れ、熱分解
温度は350℃であり、エチレン−酢酸ビニル共重合体
樹脂の加工温度である120℃から200℃の間では分
解せず、また、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂に硫
酸メラミンを配合し加熱金属ロールで加工する場合、加
熱金属ロールの表面に硫酸メラミンが粘着する等の不都
合が発生しない。このため、硫酸メラミンを難燃剤とし
て配合しても、品位のよいシートが容易に安定して生産
することができる。
【0010】赤燐は比較的不安定な物質で、単体では発
火しやすく、ホスフィンや酸化生成物を生成してエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体樹脂を劣化させる可能性がある
ので、好ましくはフェノール系樹脂等の熱硬化性樹脂で
赤燐をカプセル化したものが好ましい。
火しやすく、ホスフィンや酸化生成物を生成してエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体樹脂を劣化させる可能性がある
ので、好ましくはフェノール系樹脂等の熱硬化性樹脂で
赤燐をカプセル化したものが好ましい。
【0011】さらに金属水酸化物を配合すると防燃性が
向上する。金属水酸化物としては水酸化マグネシウム、
水酸化アルミニウムが防炎効果が良好で好ましく、配合
量は30〜120重量部であり30重量部以下では防燃
効果が小さく、120重量部以上では焼却時の灰分が多
くなり好ましくない。酸化防止剤および/または紫外線
吸収剤を0.1重量部〜2.0重量部配合すると建築工
事現場にシートを張設した時の紫外線による老化が防止
され耐久性が向上する。0.1重量部以下では効果が悪
く、2.0重量部以上加えても効果が向上しない。
向上する。金属水酸化物としては水酸化マグネシウム、
水酸化アルミニウムが防炎効果が良好で好ましく、配合
量は30〜120重量部であり30重量部以下では防燃
効果が小さく、120重量部以上では焼却時の灰分が多
くなり好ましくない。酸化防止剤および/または紫外線
吸収剤を0.1重量部〜2.0重量部配合すると建築工
事現場にシートを張設した時の紫外線による老化が防止
され耐久性が向上する。0.1重量部以下では効果が悪
く、2.0重量部以上加えても効果が向上しない。
【0012】本発明は難燃効果を阻害しない範囲で必要
に応じて可塑剤、安定剤、滑剤、着色剤等の助剤を配合
することができ、またエチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂の特製を阻害しない範囲でポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、エチレン−メチルメ
タアクリレート共重合体樹脂等ハロゲンを含まないポリ
オレフィン系樹脂を樹脂成分として添加することができ
る。
に応じて可塑剤、安定剤、滑剤、着色剤等の助剤を配合
することができ、またエチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂の特製を阻害しない範囲でポリエチレン樹脂、ポリプ
ロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、エチレン−メチルメ
タアクリレート共重合体樹脂等ハロゲンを含まないポリ
オレフィン系樹脂を樹脂成分として添加することができ
る。
【0013】難燃性樹脂組成物を織布、編布や不織布に
被覆する量は難燃処理のしていない繊維基布を用いる場
合は布の重量に対して400重量%以上である。400
重量%末満では難燃性が不充分になる。ただし、非ハロ
ゲン系難燃剤で難燃化処理された繊維基布を用いる場合
はこの限りではない。
被覆する量は難燃処理のしていない繊維基布を用いる場
合は布の重量に対して400重量%以上である。400
重量%末満では難燃性が不充分になる。ただし、非ハロ
ゲン系難燃剤で難燃化処理された繊維基布を用いる場合
はこの限りではない。
【0014】繊維基布を積層し、ターポリン化すると
き、上記組成物から製造されたフイルムを繊維基布の片
面に積層してもよいし、両面に積層してもよい。また、
積層する方法として、フイルムと繊維基布の間に接着剤
層を設けてもよいし、接着剤層なしに積層してもよい。
補強層としての繊維基布は織布、織布、不織布のいすれ
でもよく、織布としては特に織組織は限定しないが平織
が取り扱い上好ましく、編布としてはラッセル編の緯糸
挿入トリコットや蛙又編があげられ、取り扱い性からは
緯糸挿入トリコットが好ましく、不織布としては長繊維
を用いた不織布が好ましく、スパンボンド不織布等が使
用できる。さらに、寸法安定性、取り扱い性、物性等を
考慮すると好ましくは織布がよく、また繊維基布の材質
は焼却時にハロゲン系ガスを発生せず、残存する灰分量
が少なければいずれでもよく、合成繊維、天然繊維、半
合成繊維、それ等の2種または全てからなる混合繊維の
ずれから製造されてもよいが、取り扱い性を考慮すると
ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ア
クリル繊維、ポリウレタン繊維、または、これ等の混合
繊維等の合成繊維から形成した繊維基布であることが好
ましい。そのうちでも、必要な物性、例えば耐候性、引
張強力、引裂強力等に優れていることがさらに好まし
く、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、それ
等の混合繊維や複合繊維から形成された繊維基布を用い
るのが好ましい。ターポリンの製造方法は何等制限され
るものではなく、難燃剤として赤燐と硫酸メラミンが均
一にエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂中に分散してい
ればよく、均一にそのフイルムと繊維基布が密着してい
ればよい。ただし、好ましくは現存の軟質塩化ビニルフ
イルム、および、ターポリンを製造する設備を使用でき
ることが経済的に望ましく、ターポリンの製造法として
はフイルムを成形するときに同時に繊維基布を積層する
カレンダートッピング法やT−ダイラミネート法、ある
いはカレンダー法、T−ダイ法、インフレーション法等
によりフイルムを一度成形した後に熱圧着により繊維基
布を積層する熱ラミネート法が経済的で好ましい。ター
ポリンの厚さはそれが用いられる用途や規模によっても
調節できるが、一般にターポリンの厚さは0.2mmか
ら2.0mm程度としておくのが好ましく、約0.3m
m〜1.5mm程度であるのがさらに好ましい。ターポ
リンの厚さが0.2mmより薄いと機械的強度が小さく
なりやすく、また、耐久性および取り扱い性に優れるタ
ーポリンが得られにくくなる。またターポリンの厚さが
2.0mmを越えると重くて柔軟性が損なわれるため取
り扱い性が悪くなる。繊維基布と樹脂組成物の被覆割合
は100重量%以下では難燃効果が小さく1000重量
%以上では繊維基布を配置したことによる機械的特性が
劣化する。
き、上記組成物から製造されたフイルムを繊維基布の片
面に積層してもよいし、両面に積層してもよい。また、
積層する方法として、フイルムと繊維基布の間に接着剤
層を設けてもよいし、接着剤層なしに積層してもよい。
補強層としての繊維基布は織布、織布、不織布のいすれ
でもよく、織布としては特に織組織は限定しないが平織
が取り扱い上好ましく、編布としてはラッセル編の緯糸
挿入トリコットや蛙又編があげられ、取り扱い性からは
緯糸挿入トリコットが好ましく、不織布としては長繊維
を用いた不織布が好ましく、スパンボンド不織布等が使
用できる。さらに、寸法安定性、取り扱い性、物性等を
考慮すると好ましくは織布がよく、また繊維基布の材質
は焼却時にハロゲン系ガスを発生せず、残存する灰分量
が少なければいずれでもよく、合成繊維、天然繊維、半
合成繊維、それ等の2種または全てからなる混合繊維の
ずれから製造されてもよいが、取り扱い性を考慮すると
ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリビニルア
ルコール繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ア
クリル繊維、ポリウレタン繊維、または、これ等の混合
繊維等の合成繊維から形成した繊維基布であることが好
ましい。そのうちでも、必要な物性、例えば耐候性、引
張強力、引裂強力等に優れていることがさらに好まし
く、例えば、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、それ
等の混合繊維や複合繊維から形成された繊維基布を用い
るのが好ましい。ターポリンの製造方法は何等制限され
るものではなく、難燃剤として赤燐と硫酸メラミンが均
一にエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂中に分散してい
ればよく、均一にそのフイルムと繊維基布が密着してい
ればよい。ただし、好ましくは現存の軟質塩化ビニルフ
イルム、および、ターポリンを製造する設備を使用でき
ることが経済的に望ましく、ターポリンの製造法として
はフイルムを成形するときに同時に繊維基布を積層する
カレンダートッピング法やT−ダイラミネート法、ある
いはカレンダー法、T−ダイ法、インフレーション法等
によりフイルムを一度成形した後に熱圧着により繊維基
布を積層する熱ラミネート法が経済的で好ましい。ター
ポリンの厚さはそれが用いられる用途や規模によっても
調節できるが、一般にターポリンの厚さは0.2mmか
ら2.0mm程度としておくのが好ましく、約0.3m
m〜1.5mm程度であるのがさらに好ましい。ターポ
リンの厚さが0.2mmより薄いと機械的強度が小さく
なりやすく、また、耐久性および取り扱い性に優れるタ
ーポリンが得られにくくなる。またターポリンの厚さが
2.0mmを越えると重くて柔軟性が損なわれるため取
り扱い性が悪くなる。繊維基布と樹脂組成物の被覆割合
は100重量%以下では難燃効果が小さく1000重量
%以上では繊維基布を配置したことによる機械的特性が
劣化する。
【0015】
実施例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(商品名 東ソーウ
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)、を3重量部、硫酸メラミ
ン(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部
を配合したものを150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練りし、この混練物から0.2mmのフイルム
を作成した。このフイルムをポリエステル繊維織物(ク
ラレ社製250デニールポリエステルフィラメント糸使
用した。平織であり、糸密度タテ25本/2.54cm
×ヨコ24本/2.54cm)の両面に120℃で熱ラ
ミネートにてはりあわせ、難燃性ターポリンを得た。織
物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重量%であっ
た。防炎性能を評価したところ、消防法に規定された防
炎性規格を満たしていた。またロール混練時に配合物が
熱金属ロールに粘着することなく、良好に混練・フイル
ム化でき、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹
脂組成物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)、を3重量部、硫酸メラミ
ン(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部
を配合したものを150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練りし、この混練物から0.2mmのフイルム
を作成した。このフイルムをポリエステル繊維織物(ク
ラレ社製250デニールポリエステルフィラメント糸使
用した。平織であり、糸密度タテ25本/2.54cm
×ヨコ24本/2.54cm)の両面に120℃で熱ラ
ミネートにてはりあわせ、難燃性ターポリンを得た。織
物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重量%であっ
た。防炎性能を評価したところ、消防法に規定された防
炎性規格を満たしていた。またロール混練時に配合物が
熱金属ロールに粘着することなく、良好に混練・フイル
ム化でき、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹
脂組成物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
【0016】実施例2 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を3重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)を20重量部に変えた以外は
実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎
性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格
を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属ロ
ールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
化学工業社製)を3重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)を20重量部に変えた以外は
実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎
性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格
を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属ロ
ールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
【0017】実施例3 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)を10重量部に変えた以外は
実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎
性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格
を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属ロ
ールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
化学工業社製)を5重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)を10重量部に変えた以外は
実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎
性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格
を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属ロ
ールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
【0018】実施例4 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)を20重量部に変えた以外は
実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎
性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格
を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属ロ
ールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
化学工業社製)を5重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)を20重量部に変えた以外は
実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎
性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格
を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属ロ
ールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
【0019】実施例5 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部、硫酸メラミン(アピノン
901、三和ケミカル社製)を10重量部に変えた以外
は実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防
炎性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規
格を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属
ロールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
化学工業社製)を10重量部、硫酸メラミン(アピノン
901、三和ケミカル社製)を10重量部に変えた以外
は実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防
炎性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規
格を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属
ロールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
【0020】実施例6 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部、硫酸メラミン(アピノン
901、三和ケミカル社製)を20重量部に変えた以外
は実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防
炎性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規
格を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属
ロールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
化学工業社製)を10重量部、硫酸メラミン(アピノン
901、三和ケミカル社製)を20重量部に変えた以外
は実施例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防
炎性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規
格を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金属
ロールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化で
き、熱ラミネート性も問題なかった。使用した樹脂組成
物と難燃性ターポリン性能を表1に示す。
【0021】
【表1】
【0022】実施例7 エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(商品名 東ソーウ
ルトラセン520F、東ソー社製、酢酸ビニル含量8
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)5重量部、硫酸メラミン
(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部を
配合し、150℃から160℃の加熱ロールで5分間混
練りし、この混練物から0.2mmのフイルムを作成し
た。このフイルムをポリエステル繊維織物(クラレ社製
250デニールポリエステルフィラメント糸を使用し
た。平織であり、糸密度タテ25本/2.54cm×ヨ
コ24本/2.54cm)の両面に120℃で熱ラミネ
ートにてはりあわせ、難燃性ターポリンを得た。織物に
対する樹脂組成物の被覆割合は670重量%であった。
防炎性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性
規格を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金
属ロールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化
でき、熱ラミネート性も問題なかった。
ルトラセン520F、東ソー社製、酢酸ビニル含量8
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)5重量部、硫酸メラミン
(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部を
配合し、150℃から160℃の加熱ロールで5分間混
練りし、この混練物から0.2mmのフイルムを作成し
た。このフイルムをポリエステル繊維織物(クラレ社製
250デニールポリエステルフィラメント糸を使用し
た。平織であり、糸密度タテ25本/2.54cm×ヨ
コ24本/2.54cm)の両面に120℃で熱ラミネ
ートにてはりあわせ、難燃性ターポリンを得た。織物に
対する樹脂組成物の被覆割合は670重量%であった。
防炎性能を評価したところ、消防法に規定された防炎性
規格を満たしていた。またロール混練時に配合物が熱金
属ロールに粘着することなく、良好に混練・フイルム化
でき、熱ラミネート性も問題なかった。
【0023】実施例8 樹脂をエチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(商品名 東
ソーウルトラセン751、東ソー社製、酢酸ビニル含量
28%)したこと以外は実施例7と同様にして難燃性タ
ーポリンを作成し同様に評価したところ、消防法に規定
された防炎性規格を満たしていた。またロール混練時に
配合物が熱金属ロールに粘着することなく、良好に混練
・フイルム化でき、熱ラミネート性も問題なかった。
ソーウルトラセン751、東ソー社製、酢酸ビニル含量
28%)したこと以外は実施例7と同様にして難燃性タ
ーポリンを作成し同様に評価したところ、消防法に規定
された防炎性規格を満たしていた。またロール混練時に
配合物が熱金属ロールに粘着することなく、良好に混練
・フイルム化でき、熱ラミネート性も問題なかった。
【0024】実施例9 エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(商品名 東ソーウ
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)5重量部、硫酸メラミン
(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部を
配合し、バンバリーミキサー、オープンロールで混練し
た後、165℃に設定した4本カレンダー装置で厚み
0.2mm、巾1300mmのフイルムを作成した。こ
のフイルムをポリエステル繊維織物(クラレ社製250
デニールポリエステルフィラメント糸を使用した。平織
であり、糸密度タテ25本/2.54cm×ヨコ24本
/2.54cm)の両面に120℃で熱ラミネートにて
はりあわせ、難燃性ターポリンを得た。織物に対する樹
脂組成物の被覆割合は515重量%であった。この難燃
性ターポリンの物性は表2に示す通り、日本工業規格A
8952で規定される建築工事用シートの2類シートの
基準を満たしていた。また、防炎性も消防法の規格を満
たしていた。この難燃性ターポリンを裁断し、ウエルダ
縫製、はとめ打ち加工をしたところ、寸法安定性がよ
く、寸法精度よく加工できた。
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)5重量部、硫酸メラミン
(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部を
配合し、バンバリーミキサー、オープンロールで混練し
た後、165℃に設定した4本カレンダー装置で厚み
0.2mm、巾1300mmのフイルムを作成した。こ
のフイルムをポリエステル繊維織物(クラレ社製250
デニールポリエステルフィラメント糸を使用した。平織
であり、糸密度タテ25本/2.54cm×ヨコ24本
/2.54cm)の両面に120℃で熱ラミネートにて
はりあわせ、難燃性ターポリンを得た。織物に対する樹
脂組成物の被覆割合は515重量%であった。この難燃
性ターポリンの物性は表2に示す通り、日本工業規格A
8952で規定される建築工事用シートの2類シートの
基準を満たしていた。また、防炎性も消防法の規格を満
たしていた。この難燃性ターポリンを裁断し、ウエルダ
縫製、はとめ打ち加工をしたところ、寸法安定性がよ
く、寸法精度よく加工できた。
【0025】実施例10 繊維基布をポリエステル繊維織物(クラレ社製500デ
ニールポリエステルフィラメント糸を使用した。平織で
あり、糸密度タテ22本/2.54cm×ヨコ23本/
2.54cm)にしたこと以外は実施例9と同様にして
難燃性ターポリンを作成した。織物に対する樹脂組成物
の被覆割合は400重量%であった。同様に評価したと
ころ、この難燃性ターポリンの物性は表2に示す通り、
日本工業規格A8952で規定される建築工事用シート
の1類シートの基準を満たしていた。また、防炎性も消
防法の規格を満たしていた。この難燃性ターポリンを裁
断し、ウエルダ縫製、はとめ打ち加工をしたところ、寸
法安定性がよく、寸法精度よく加工できた。
ニールポリエステルフィラメント糸を使用した。平織で
あり、糸密度タテ22本/2.54cm×ヨコ23本/
2.54cm)にしたこと以外は実施例9と同様にして
難燃性ターポリンを作成した。織物に対する樹脂組成物
の被覆割合は400重量%であった。同様に評価したと
ころ、この難燃性ターポリンの物性は表2に示す通り、
日本工業規格A8952で規定される建築工事用シート
の1類シートの基準を満たしていた。また、防炎性も消
防法の規格を満たしていた。この難燃性ターポリンを裁
断し、ウエルダ縫製、はとめ打ち加工をしたところ、寸
法安定性がよく、寸法精度よく加工できた。
【0026】実施例11 繊維基布をポリエステル繊維織物(クラレ社製75デニ
ールポリエステルフィラメント糸、緯糸挿入糸30番手
ポリエステルスパン糸を使用した。緯糸挿入トリコッ
ト。糸密度タテ24本/2.54cm×ヨコ24本/
2.54cm)にしたこと以外は実施例9と同様にして
難燃性ターポリンを作成した。織物に対する樹脂組成物
の被覆割合は800重量%であった。同様に評価したと
ころ、この難燃性ターポリンの物性は表2に示す通り
で、防炎性は消防法の規格を満たしていた。この難燃性
ターポリンを裁断し、ウエルダ縫製、はとめ打ち加工を
したところ、寸法安定性がよく、寸法精度よく加工でき
た。
ールポリエステルフィラメント糸、緯糸挿入糸30番手
ポリエステルスパン糸を使用した。緯糸挿入トリコッ
ト。糸密度タテ24本/2.54cm×ヨコ24本/
2.54cm)にしたこと以外は実施例9と同様にして
難燃性ターポリンを作成した。織物に対する樹脂組成物
の被覆割合は800重量%であった。同様に評価したと
ころ、この難燃性ターポリンの物性は表2に示す通り
で、防炎性は消防法の規格を満たしていた。この難燃性
ターポリンを裁断し、ウエルダ縫製、はとめ打ち加工を
したところ、寸法安定性がよく、寸法精度よく加工でき
た。
【0027】実施例12 繊維基布をポリエステルスパンボンド不織布(ユニチカ
社製、20307WTD)の片面を実施例9と同様にし
て作成したフイルムを熱ラミネートにてはりあわせ、難
燃性ターポリンを得た。織物に対する樹脂組成物の被覆
割合は670重量%であった。この難燃性ターポリンの
物性は表2に示す通りで、防炎性は消防法の規格を満た
していた。この難燃性ターポリンを裁断し、ウエルダ縫
製、はとめ打ち加工をしたところ、寸法安定性がよく、
寸法精度よく加工できた。
社製、20307WTD)の片面を実施例9と同様にし
て作成したフイルムを熱ラミネートにてはりあわせ、難
燃性ターポリンを得た。織物に対する樹脂組成物の被覆
割合は670重量%であった。この難燃性ターポリンの
物性は表2に示す通りで、防炎性は消防法の規格を満た
していた。この難燃性ターポリンを裁断し、ウエルダ縫
製、はとめ打ち加工をしたところ、寸法安定性がよく、
寸法精度よく加工できた。
【0028】
【表2】
【0029】(註) 試験方法:JIS L 1096
【0030】実施例13 実施例1において、難燃剤として赤燐化合物(ノーバレ
ッド120)3重量部、硫酸メラミン(アピノン90
1)を10重量部を配合したものにさらに水酸化マグネ
シウム(キスマ5B、協和化学工業社製)120重量部
を添加した。これ以外は実施例1と同様にして難燃性タ
ーポリンを得た。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は
740重量%であった。また、防炎性能を評価したとこ
ろ、消防法に規定された防炎性規格を満たしていた。ま
た、ロール混練時に配合物が熱金属ロールに粘着するこ
となく、良好に混練、フイルム化でき熱ラミネート性も
問題なかった。
ッド120)3重量部、硫酸メラミン(アピノン90
1)を10重量部を配合したものにさらに水酸化マグネ
シウム(キスマ5B、協和化学工業社製)120重量部
を添加した。これ以外は実施例1と同様にして難燃性タ
ーポリンを得た。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は
740重量%であった。また、防炎性能を評価したとこ
ろ、消防法に規定された防炎性規格を満たしていた。ま
た、ロール混練時に配合物が熱金属ロールに粘着するこ
となく、良好に混練、フイルム化でき熱ラミネート性も
問題なかった。
【0031】実施例14 実施例1において、難燃剤として赤燐(ノーバレッド1
20)3重量部、硫酸メラミン(アピノン901)10
重量部を配合したものにさらに水酸化アルミニウム(ハ
イジライト H42M、昭和軽金属社製)150重量部
を添加した。これ以外は実施例1と同様にして難燃性タ
ーポリンを得た。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は
760重量%であった。また、防炎性能を評価したとこ
ろ、消防法に規定された防炎性規格を満たしていた。ま
た、ロール混練時に配合物が熱金属ロールに粘着するこ
となく、良好に混練、フイルム化でき熱ラミネート性も
問題なかった。
20)3重量部、硫酸メラミン(アピノン901)10
重量部を配合したものにさらに水酸化アルミニウム(ハ
イジライト H42M、昭和軽金属社製)150重量部
を添加した。これ以外は実施例1と同様にして難燃性タ
ーポリンを得た。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は
760重量%であった。また、防炎性能を評価したとこ
ろ、消防法に規定された防炎性規格を満たしていた。ま
た、ロール混練時に配合物が熱金属ロールに粘着するこ
となく、良好に混練、フイルム化でき熱ラミネート性も
問題なかった。
【0032】比較例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(商品名 東ソーウ
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、硫酸メラミン(ア
ピノン901、三和ケミカル社製)を5重量部を配合し
たものを150℃から160℃の加熱ロールで5分間混
練りし、この混練物から0.2mmのフイルムを作成し
た。このフイルムをポリエステル繊維織物(クラレ社製
250デニールポリエステルフィラメント糸を使用し
た。糸密度タテ25本/2.54cm×ヨコ24本/
2.54cm)の両面に120℃で熱ラミネートにては
りあわせ、難燃性ターポリンを得た。織物に対する樹脂
組成物の被覆割合は670重量%であった。防炎性能を
評価したところ、消防法の防炎性規格を満たさなかっ
た。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性能を表3
に示す。
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、硫酸メラミン(ア
ピノン901、三和ケミカル社製)を5重量部を配合し
たものを150℃から160℃の加熱ロールで5分間混
練りし、この混練物から0.2mmのフイルムを作成し
た。このフイルムをポリエステル繊維織物(クラレ社製
250デニールポリエステルフィラメント糸を使用し
た。糸密度タテ25本/2.54cm×ヨコ24本/
2.54cm)の両面に120℃で熱ラミネートにては
りあわせ、難燃性ターポリンを得た。織物に対する樹脂
組成物の被覆割合は670重量%であった。防炎性能を
評価したところ、消防法の防炎性規格を満たさなかっ
た。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性能を表3
に示す。
【0033】比較例2 難燃剤としての配合量を硫酸メラミン(アピノン90
1、三和ケミカル社製)10重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表3に示す。
1、三和ケミカル社製)10重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表3に示す。
【0034】比較例3 難燃剤としての配合量を硫酸メラミン(アピノン90
1、三和ケミカル社製)20重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表3に示す。
1、三和ケミカル社製)20重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】比較例4 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を3重量部に変えた以外は比較例1と同
じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能を評価し
たところ、消防法に規定された防炎性規格を満たさなか
った。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重量
%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性
能を表4に示す。
化学工業社製)を3重量部に変えた以外は比較例1と同
じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能を評価し
たところ、消防法に規定された防炎性規格を満たさなか
った。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重量
%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性
能を表4に示す。
【0037】比較例5 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部に変えた以外は比較例1と同
じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能を評価し
たところ、消防法に規定された防炎性規格を満たさなか
った。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重量
%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性
能を表4に示す。
化学工業社製)を5重量部に変えた以外は比較例1と同
じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能を評価し
たところ、消防法に規定された防炎性規格を満たさなか
った。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重量
%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性
能を表4に示す。
【0038】比較例6 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部に変えた以外は比較例1と
同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能を評価
したところ、消防法に規定された防炎性規格を満たさな
かった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重
量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表4に示す。
化学工業社製)を10重量部に変えた以外は比較例1と
同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能を評価
したところ、消防法に規定された防炎性規格を満たさな
かった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は670重
量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表4に示す。
【0039】比較例7 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を3重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)5重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表4に示す。
化学工業社製)を3重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)5重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表4に示す。
【0040】比較例8 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)5重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表4に示す。
化学工業社製)を5重量部、硫酸メラミン(アピノン9
01、三和ケミカル社製)5重量部に変えた以外は比較
例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性能
を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を満
たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は6
70重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表4に示す。
【0041】比較例9 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部、硫酸メラミン(アピノン
901、三和ケミカル社製)5重量部に変えた以外は比
較例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性
能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を
満たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は
670重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性タ
ーポリン性能を表4に示す。
化学工業社製)を10重量部、硫酸メラミン(アピノン
901、三和ケミカル社製)5重量部に変えた以外は比
較例1と同じ方法で難燃性ターポリンを作成し、防炎性
能を評価したところ、消防法に規定された防炎性規格を
満たさなかった。織物に対する樹脂組成物の被覆割合は
670重量%であった。使用した樹脂組成物と難燃性タ
ーポリン性能を表4に示す。
【0042】
【表4】
【0043】比較例10 難燃剤としての配合量をシアヌル酸メラミン(MCA、
三菱化学社製)を5重量部に変えた以外は比較例1と同
じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで5分間
混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロールに
粘着し、安定して混練、フイルム出しすることができな
かった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性能を
表5に示す。
三菱化学社製)を5重量部に変えた以外は比較例1と同
じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで5分間
混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロールに
粘着し、安定して混練、フイルム出しすることができな
かった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン性能を
表5に示す。
【0044】比較例11 難燃剤としての配合量をメラミンシアヌレート(MC
A、三菱化学社製)を10重量部に変えた以外は比較例
1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロ
ールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすることが
できなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表5に示す。
A、三菱化学社製)を10重量部に変えた以外は比較例
1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロ
ールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすることが
できなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表5に示す。
【0045】比較例12 難燃剤としての配合量をメラミンシアヌレート(MC
A、三菱化学社製)を20重量部に変えた以外は比較例
1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロ
ールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすることが
できなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表5に示す。
A、三菱化学社製)を20重量部に変えた以外は比較例
1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロ
ールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすることが
できなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表5に示す。
【0046】比較例13 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部、メラミンシアヌレート(M
CA、三菱化学社製)を5重量部に変えた以外は比較例
1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロ
ールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすることが
できなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表5に示す。
化学工業社製)を5重量部、メラミンシアヌレート(M
CA、三菱化学社製)を5重量部に変えた以外は比較例
1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロールで
5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属ロ
ールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすることが
できなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリン
性能を表5に示す。
【0047】比較例14 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部、メラミンシアヌレート(M
CA、三菱化学社製)を10重量部に変えた以外は比較
例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロール
で5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属
ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすること
ができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリ
ン性能を表5に示す。
化学工業社製)を5重量部、メラミンシアヌレート(M
CA、三菱化学社製)を10重量部に変えた以外は比較
例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロール
で5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属
ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすること
ができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリ
ン性能を表5に示す。
【0048】比較例15 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を5重量部、メラミンシアヌレート(M
CA、三菱化学社製)を20重量部に変えた以外は比較
例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロール
で5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属
ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすること
ができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリ
ン性能を表5に示す。
化学工業社製)を5重量部、メラミンシアヌレート(M
CA、三菱化学社製)を20重量部に変えた以外は比較
例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロール
で5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金属
ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しすること
ができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ターポリ
ン性能を表5に示す。
【0049】比較例16 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部、メラミンシアヌレート
(MCA、三菱化学社製)を5重量部に変えた以外は比
較例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロー
ルで5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金
属ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しするこ
とができなかった。使用した樹脂組成物とターポリン性
能を表5に示す。
化学工業社製)を10重量部、メラミンシアヌレート
(MCA、三菱化学社製)を5重量部に変えた以外は比
較例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロー
ルで5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱金
属ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しするこ
とができなかった。使用した樹脂組成物とターポリン性
能を表5に示す。
【0050】比較例17 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部、メラミンシアヌレート
(MCA、三菱化学社製)を10重量部に変えた以外は
比較例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロ
ールで5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱
金属ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しする
ことができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表5に示す。
化学工業社製)を10重量部、メラミンシアヌレート
(MCA、三菱化学社製)を10重量部に変えた以外は
比較例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロ
ールで5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱
金属ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しする
ことができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表5に示す。
【0051】比較例18 難燃剤としての配合量を赤燐(ノーバレッド120、燐
化学工業社製)を10重量部、メラミンシアヌレート
(MCA、三菱化学社製)を20重量部に変えた以外は
比較例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロ
ールで5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱
金属ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しする
ことができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表5に示す。
化学工業社製)を10重量部、メラミンシアヌレート
(MCA、三菱化学社製)を20重量部に変えた以外は
比較例1と同じ配合で、150℃から160℃の加熱ロ
ールで5分間混練したところメラミンシアヌレートが熱
金属ロールに粘着し、安定して混練、フイルム出しする
ことができなかった。使用した樹脂組成物と難燃性ター
ポリン性能を表5に示す。
【0052】
【表5】
【0053】(註) 炭化面積は消防法施行令第4条3
の2による、ミクロバーナー1分加熱
の2による、ミクロバーナー1分加熱
【0054】比較例19 エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(商品名 東ソーウ
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)5重量部、硫酸メラミン
(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部を
配合し、バンバリーミキサー、オープンロールで混練し
た後、165℃に設定した4本カレンダー装置で厚み
0.2mm、巾1300mmのフイルムを作成した。こ
のフイルムの物性を測定したところ表6に示す値を得
た。このフイルムを裁断し、ウエルダ縫製、はとめ打ち
加工をしたところ、寸法安定性が悪いため、寸法精度よ
く加工できなかった。性能を表6に示す。
ルトラセン631、東ソー社製、酢酸ビニル含量20
%)100重量部に対し滑剤としてステアリン酸ホスフ
ェート0.3重量部、難燃剤として、赤燐(ノーバレッ
ド120、燐化学工業社製)5重量部、硫酸メラミン
(アピノン901、三和ケミカル社製)を10重量部を
配合し、バンバリーミキサー、オープンロールで混練し
た後、165℃に設定した4本カレンダー装置で厚み
0.2mm、巾1300mmのフイルムを作成した。こ
のフイルムの物性を測定したところ表6に示す値を得
た。このフイルムを裁断し、ウエルダ縫製、はとめ打ち
加工をしたところ、寸法安定性が悪いため、寸法精度よ
く加工できなかった。性能を表6に示す。
【0055】
【表6】
【0056】
【0057】
【発明の効果】本発明により、建築現場や原子力発電所
等で定期修理等の時の機器等の保護用覆い等の用途に対
し、焼却時に、有害なハロゲン系ガスを発生せず、また
残存する灰分が少なく、裁断、縫製、はとめ打ち等の加
工時に寸法精度よく加工できることに優れ、消防法に規
定された防炎性を持つ難燃性ターポリンを提供すること
ができる。また、現有の難燃性ターポリンを製造する設
備で安定して生産できるため、経済的で安価に提供する
ことができる。
等で定期修理等の時の機器等の保護用覆い等の用途に対
し、焼却時に、有害なハロゲン系ガスを発生せず、また
残存する灰分が少なく、裁断、縫製、はとめ打ち等の加
工時に寸法精度よく加工できることに優れ、消防法に規
定された防炎性を持つ難燃性ターポリンを提供すること
ができる。また、現有の難燃性ターポリンを製造する設
備で安定して生産できるため、経済的で安価に提供する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06M 11/44 E04G 21/32 B E04G 21/32 G21D 1/00 Z G21D 1/00 D06M 11/04 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 織布、編布または不織布に酢酸ビニル含
有量が8〜28重量%である、エチレン−酢酸ビニル共
重合体100重量部に、3〜10重量部の赤燐と7〜2
5重量部の硫酸メラミンを配合した組成物を100〜1
000重量%被覆してなる難燃性ターポリン。 - 【請求項2】 組成物が金属水酸化物を配合した組成物
である、請求項1に記載された難燃性ターポリン。 - 【請求項3】 金属水酸化物が水酸化マグネシウムおよ
び/または水酸化アルミニウムである、請求項2に記載
された難燃性ターポリン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359762A JPH10195774A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 難燃性ターポリン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359762A JPH10195774A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 難燃性ターポリン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10195774A true JPH10195774A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=18466168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8359762A Pending JPH10195774A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | 難燃性ターポリン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10195774A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1048778A1 (de) * | 1999-04-30 | 2000-11-02 | Clariant GmbH | Brandschutzbeschichtung für Fasermaterialien |
| NL1013836C2 (nl) * | 1998-12-14 | 2004-03-02 | Kyowa Kk | Vlamvertrager voor netten en niet-ontvlambaar netmateriaal. |
| WO2006047691A3 (en) * | 2004-10-26 | 2006-06-22 | Gates Corp | Fire resistant rubber composition and hose |
| WO2017080633A1 (de) | 2015-11-11 | 2017-05-18 | Thor Gmbh | Materialien mit einer brandschutzbeschichtung enthaltend ein spirophosphonat |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP8359762A patent/JPH10195774A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1013836C2 (nl) * | 1998-12-14 | 2004-03-02 | Kyowa Kk | Vlamvertrager voor netten en niet-ontvlambaar netmateriaal. |
| EP1048778A1 (de) * | 1999-04-30 | 2000-11-02 | Clariant GmbH | Brandschutzbeschichtung für Fasermaterialien |
| WO2006047691A3 (en) * | 2004-10-26 | 2006-06-22 | Gates Corp | Fire resistant rubber composition and hose |
| US7754808B2 (en) | 2004-10-26 | 2010-07-13 | The Gates Corporation | Fire-resistant rubber composition and hose |
| WO2017080633A1 (de) | 2015-11-11 | 2017-05-18 | Thor Gmbh | Materialien mit einer brandschutzbeschichtung enthaltend ein spirophosphonat |
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