JPH10196094A - 暖房可能な床用下地材およびこれを使用した床 - Google Patents
暖房可能な床用下地材およびこれを使用した床Info
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- JPH10196094A JPH10196094A JP9001635A JP163597A JPH10196094A JP H10196094 A JPH10196094 A JP H10196094A JP 9001635 A JP9001635 A JP 9001635A JP 163597 A JP163597 A JP 163597A JP H10196094 A JPH10196094 A JP H10196094A
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- floor
- base material
- heat insulating
- heatable
- insulating plate
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
Landscapes
- Floor Finish (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】(1)暖房可能な領域の床であっても、暖房しな
い床面との間に高低差が生じないようにする暖房可能な
床用下地材、および、(2)この暖房可能な床用下地材を
下地とした高低差のない建造物の床、を提供すること。 【解決手段】 第1発明は、厚手の断熱材の片面に一定
間隔で相互に平行に刻設された複数の溝に、桟木が上記
断熱材の表面からその上半部を露出させて埋設されてな
り、隣接する桟木の間に放熱板が桟木に上部の面と同一
面を形成して配置されてなる暖房可能な床用下地材を提
供し、第2発明は、建造物の所定の所定の位置に上の暖
房可能な床用下地材を配置され、その表面を表層材によ
って被覆されてなる床を提供する。 【効果】 上記課題が解決される。
い床面との間に高低差が生じないようにする暖房可能な
床用下地材、および、(2)この暖房可能な床用下地材を
下地とした高低差のない建造物の床、を提供すること。 【解決手段】 第1発明は、厚手の断熱材の片面に一定
間隔で相互に平行に刻設された複数の溝に、桟木が上記
断熱材の表面からその上半部を露出させて埋設されてな
り、隣接する桟木の間に放熱板が桟木に上部の面と同一
面を形成して配置されてなる暖房可能な床用下地材を提
供し、第2発明は、建造物の所定の所定の位置に上の暖
房可能な床用下地材を配置され、その表面を表層材によ
って被覆されてなる床を提供する。 【効果】 上記課題が解決される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、暖房可能な床用下
地材、およびこれを使用した暖房可能な床に関する。さ
らに詳しくは、一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホ
テルなどの建築物に用いられる暖房可能な床用下地材、
およびこれを使用した暖房可能な床の構造に関する。
地材、およびこれを使用した暖房可能な床に関する。さ
らに詳しくは、一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホ
テルなどの建築物に用いられる暖房可能な床用下地材、
およびこれを使用した暖房可能な床の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般住宅、集合住宅、商業ビルま
たはホテルなどの居住性を向上させるために、床面から
の放熱によって屋内を暖房する手法が提案され実用化さ
れている。屋内を床面から暖房するために従来から提案
されている手法には、(a)通常の床の表層材の上に放熱
板を載置する方式、(b)通常の床の表層材の下に放熱板
を載置する方式、(c)通常の床面の下に配置した厚手の
断熱材層の表面に溝を刻設し、この溝に熱媒用チューブ
を施工現場で埋設して、この上に金属薄板、床の表層材
を順次配置する方式などがある。
たはホテルなどの居住性を向上させるために、床面から
の放熱によって屋内を暖房する手法が提案され実用化さ
れている。屋内を床面から暖房するために従来から提案
されている手法には、(a)通常の床の表層材の上に放熱
板を載置する方式、(b)通常の床の表層材の下に放熱板
を載置する方式、(c)通常の床面の下に配置した厚手の
断熱材層の表面に溝を刻設し、この溝に熱媒用チューブ
を施工現場で埋設して、この上に金属薄板、床の表層材
を順次配置する方式などがある。
【0003】しかしながら、上記(a)、(b)などの方式に
よると、放熱板を載置した領域とこれを配置しない領域
との間に床面の高さに差が生じ、施工性が悪いばかりで
なく、日常の生活においてつまずいたりして不便である
ので、床面には高低差を設けず均一にするために、床高
さの調節材を配置する必要があり施工作業が繁雑である
という欠点がある。また、上記(c)の方式によると、床
面の高低差を調節するための調節材の配置は不要である
が、暖房可能な床とする領域で厚手の断熱材層に刻設し
た溝に熱媒用チューブを配置するが、この際熱媒用チュ
ーブのあばれ等があり施工が困難であるという欠点があ
る。
よると、放熱板を載置した領域とこれを配置しない領域
との間に床面の高さに差が生じ、施工性が悪いばかりで
なく、日常の生活においてつまずいたりして不便である
ので、床面には高低差を設けず均一にするために、床高
さの調節材を配置する必要があり施工作業が繁雑である
という欠点がある。また、上記(c)の方式によると、床
面の高低差を調節するための調節材の配置は不要である
が、暖房可能な床とする領域で厚手の断熱材層に刻設し
た溝に熱媒用チューブを配置するが、この際熱媒用チュ
ーブのあばれ等があり施工が困難であるという欠点があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとした課題】本発明者らは、かかる
状況にあって、上記従来技術の諸欠点を一挙に解決した
暖房可能な床の構造を提供すべく、鋭意検討の結果本発
明を完成したものである。本発明の目的は、次の通りで
ある。 1.暖房可能な領域の床であっても、暖房しない領域の
床面との間に高低差が生じないようにすることができる
床暖房可能な床用下地材を提供する。 2.上記床暖房可能な床用下地材を下地とし、床面に高
低差を生じない暖房可能な床の構造を提供する。
状況にあって、上記従来技術の諸欠点を一挙に解決した
暖房可能な床の構造を提供すべく、鋭意検討の結果本発
明を完成したものである。本発明の目的は、次の通りで
ある。 1.暖房可能な領域の床であっても、暖房しない領域の
床面との間に高低差が生じないようにすることができる
床暖房可能な床用下地材を提供する。 2.上記床暖房可能な床用下地材を下地とし、床面に高
低差を生じない暖房可能な床の構造を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1発明では、暖房可能な床用下地材において、厚
手の断熱板の片面に一定間隔で相互に平行に刻設された
複数の溝に、桟木が厚手の断熱板の表面からその上半部
を露出して埋設されてなり、隣接する桟木の間に放熱板
が桟木の上部の面と同一面を形成して配置されてなるこ
とを特徴とする、床暖房可能な床用下地材を提供する。
め、第1発明では、暖房可能な床用下地材において、厚
手の断熱板の片面に一定間隔で相互に平行に刻設された
複数の溝に、桟木が厚手の断熱板の表面からその上半部
を露出して埋設されてなり、隣接する桟木の間に放熱板
が桟木の上部の面と同一面を形成して配置されてなるこ
とを特徴とする、床暖房可能な床用下地材を提供する。
【0006】また、第2発では、暖房可能な床用下地材
を配置した暖房可能な床において、建造物の所定位置
に、厚手の断熱板の片面に一定間隔で相互に平行に刻設
された複数の溝に、桟木が厚手の断熱板の表面からその
上半部を露出して埋設されてなり、隣接する桟木の間に
放熱板を桟木の上部の面と同一面を形成するように配置
された下地材が配置されてなり、この下地材の表面を表
層材によって被覆してなることを特徴とする暖房可能な
床を提供する。
を配置した暖房可能な床において、建造物の所定位置
に、厚手の断熱板の片面に一定間隔で相互に平行に刻設
された複数の溝に、桟木が厚手の断熱板の表面からその
上半部を露出して埋設されてなり、隣接する桟木の間に
放熱板を桟木の上部の面と同一面を形成するように配置
された下地材が配置されてなり、この下地材の表面を表
層材によって被覆してなることを特徴とする暖房可能な
床を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において暖房可能な床用下地材は、一般住宅、集
合住宅、商業ビルまたはホテルなどの床面に直接、下地
台の上、もしくは支持体によって支持して配置されるも
ので、防音と断熱の機能を果たす。すなわち、居住空間
で発生する音を消音してじかに階下または隣室に伝わら
せないように機能し、同時に放熱板からの熱を下方に放
散しないように断熱し、放熱板の上方へのみ放熱させる
ように機能する。
本発明において暖房可能な床用下地材は、一般住宅、集
合住宅、商業ビルまたはホテルなどの床面に直接、下地
台の上、もしくは支持体によって支持して配置されるも
ので、防音と断熱の機能を果たす。すなわち、居住空間
で発生する音を消音してじかに階下または隣室に伝わら
せないように機能し、同時に放熱板からの熱を下方に放
散しないように断熱し、放熱板の上方へのみ放熱させる
ように機能する。
【0008】暖房可能な床用下地材の基材は、厚手の断
熱板よりなる。断熱板は、発泡ゴムシート、発泡プラス
チックシートなどの弾力性に富み、復元力に富んだ材料
からなものが好ましい。中でも好ましいのは、発泡ポリ
スチレン、発泡ポリエチレン、およびこれらの混合物が
挙げられる。断熱板の厚さは、10〜100mmの範囲で
選ぶことができる。
熱板よりなる。断熱板は、発泡ゴムシート、発泡プラス
チックシートなどの弾力性に富み、復元力に富んだ材料
からなものが好ましい。中でも好ましいのは、発泡ポリ
スチレン、発泡ポリエチレン、およびこれらの混合物が
挙げられる。断熱板の厚さは、10〜100mmの範囲で
選ぶことができる。
【0009】厚手の断熱板の片面には、一定間隔で相互
に平行に複数の溝が刻設されてなり、この溝に桟木が厚
手の断熱板の表面からその上半部を露出した状態で埋設
されている。溝は桟木を埋設するためのものであり、桟
木は床の表面強度を高めるのに役立ち、上半部を露出し
た隣り合う桟木の間で放熱板を保持する。桟木は断熱板
の一方の端部から他方の端部に達するようにはせず、交
互に桟木の端部が断熱板の端部に達しないようにし、こ
の桟木のない部分を後記する熱媒用チューブを蛇行させ
る領域とする(後記図1参照)。厚手の断熱板を製作す
る際に桟木を断熱板の他方の端部に達しないようにする
こともできるし、薄手の断熱板を桟木の間に配置する際
に桟木を切断してもよい。
に平行に複数の溝が刻設されてなり、この溝に桟木が厚
手の断熱板の表面からその上半部を露出した状態で埋設
されている。溝は桟木を埋設するためのものであり、桟
木は床の表面強度を高めるのに役立ち、上半部を露出し
た隣り合う桟木の間で放熱板を保持する。桟木は断熱板
の一方の端部から他方の端部に達するようにはせず、交
互に桟木の端部が断熱板の端部に達しないようにし、こ
の桟木のない部分を後記する熱媒用チューブを蛇行させ
る領域とする(後記図1参照)。厚手の断熱板を製作す
る際に桟木を断熱板の他方の端部に達しないようにする
こともできるし、薄手の断熱板を桟木の間に配置する際
に桟木を切断してもよい。
【0010】厚手の断熱板の片面に設けた桟木は、断熱
板の表面から露出する上半部の高さを放熱板の厚さと同
一にする(後記図2参照)。このようにすると、放熱板
の表面と桟木の上部の面とを同一面とすることができ、
表層材を配置したあと釘打ちして固定できるなど、表層
材を配置するのに都合がよい。桟木の幅は20〜60mm
の範囲、桟木を配置する間隔は30〜60cmの範囲で選
ぶのが好ましい。
板の表面から露出する上半部の高さを放熱板の厚さと同
一にする(後記図2参照)。このようにすると、放熱板
の表面と桟木の上部の面とを同一面とすることができ、
表層材を配置したあと釘打ちして固定できるなど、表層
材を配置するのに都合がよい。桟木の幅は20〜60mm
の範囲、桟木を配置する間隔は30〜60cmの範囲で選
ぶのが好ましい。
【0011】厚手の断熱板の隣り合う桟木の間に配置さ
れる放熱板は、薄手の断熱板の片面にあらかじめ刻設さ
れた溝に熱媒用チューブが埋設されたものである。薄手
の断熱板の素材は、厚手の断熱板の素材と同様、発泡ゴ
ムシート、発泡プラスチックシートなどの弾力性に富
み、復元力に富んだ材料からなものが好ましい。中でも
好ましいのは、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、
およびこれらの混合物が挙げられる。薄手の断熱板の厚
さは、8〜25mmの範囲で選ぶことができる。
れる放熱板は、薄手の断熱板の片面にあらかじめ刻設さ
れた溝に熱媒用チューブが埋設されたものである。薄手
の断熱板の素材は、厚手の断熱板の素材と同様、発泡ゴ
ムシート、発泡プラスチックシートなどの弾力性に富
み、復元力に富んだ材料からなものが好ましい。中でも
好ましいのは、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレン、
およびこれらの混合物が挙げられる。薄手の断熱板の厚
さは、8〜25mmの範囲で選ぶことができる。
【0012】薄手の断熱板に刻設される溝は、断熱板の
一方の表面に開口させ、断熱板の長さ方向に沿って刻設
されてなる。断熱板には厚手の断熱板に設けた切り欠き
を設け、この切り欠きに桟木を挿入して厚手の断熱板の
上に配置する。薄手の断熱板に刻設する溝は、断熱板の
切り欠きが延在していない端部の連続部で蛇行させ隣の
断熱板に導くのが好ましい。溝の分布密度は暖房用放熱
板を敷設する建造物が構築されている地域、建造物の種
類、建造物の構造などによって変えることができる。溝
の幅、深さなどは、この溝に配置する熱媒用チューブの
直径に応じて選べばよい。
一方の表面に開口させ、断熱板の長さ方向に沿って刻設
されてなる。断熱板には厚手の断熱板に設けた切り欠き
を設け、この切り欠きに桟木を挿入して厚手の断熱板の
上に配置する。薄手の断熱板に刻設する溝は、断熱板の
切り欠きが延在していない端部の連続部で蛇行させ隣の
断熱板に導くのが好ましい。溝の分布密度は暖房用放熱
板を敷設する建造物が構築されている地域、建造物の種
類、建造物の構造などによって変えることができる。溝
の幅、深さなどは、この溝に配置する熱媒用チューブの
直径に応じて選べばよい。
【0013】熱媒用チューブは、その内側空間に熱媒を
通すものであり、可撓性に優れ、機械強度、耐熱性、耐
薬品性などにも優れている必要がある。このような特性
を発揮する導管としては、架橋ポリエチレン管、ポリブ
テン管、ポリプロピレン管、銅管、アルミニウム管など
が挙げられ、中でも好ましいのは、架橋ポリエチレン
管、銅管である。熱媒用チューブの直径は、建造物が建
造される地域、建造物の種類などにより変るが、3〜2
0mmの範囲で選ぶことができる。熱媒の種類としては、
温水、水蒸気、加熱油などが挙げられる。
通すものであり、可撓性に優れ、機械強度、耐熱性、耐
薬品性などにも優れている必要がある。このような特性
を発揮する導管としては、架橋ポリエチレン管、ポリブ
テン管、ポリプロピレン管、銅管、アルミニウム管など
が挙げられ、中でも好ましいのは、架橋ポリエチレン
管、銅管である。熱媒用チューブの直径は、建造物が建
造される地域、建造物の種類などにより変るが、3〜2
0mmの範囲で選ぶことができる。熱媒の種類としては、
温水、水蒸気、加熱油などが挙げられる。
【0014】熱媒用チューブが金属材料よりなる場合
は、それ自体が熱伝導性に優れているので、熱が薄手の
断熱板の上側に放熱されるようにする必要はないが、樹
脂材料よりなる場合は、熱が上側に放熱され難いので溝
の内壁に沿って金属薄板を貼着するか、または、溝の開
口部を金属薄板の蓋によって塞ぐのが好ましい。後者の
場合には、蓋を熱媒用チューブに接触させるのが好まし
い。金属薄板としては、アルミニウム箔、ステンレスス
チール箔、スズ箔などが挙げられる。中でも好ましいの
は、アルミニウム箔である。金属箔の厚さは、熱媒用チ
ューブの直径、導管が使用される地域などによって異な
るが、10〜200μmの範囲で選ぶことができる。
は、それ自体が熱伝導性に優れているので、熱が薄手の
断熱板の上側に放熱されるようにする必要はないが、樹
脂材料よりなる場合は、熱が上側に放熱され難いので溝
の内壁に沿って金属薄板を貼着するか、または、溝の開
口部を金属薄板の蓋によって塞ぐのが好ましい。後者の
場合には、蓋を熱媒用チューブに接触させるのが好まし
い。金属薄板としては、アルミニウム箔、ステンレスス
チール箔、スズ箔などが挙げられる。中でも好ましいの
は、アルミニウム箔である。金属箔の厚さは、熱媒用チ
ューブの直径、導管が使用される地域などによって異な
るが、10〜200μmの範囲で選ぶことができる。
【0015】暖房可能な床用下地材は以上の通りであ
り、建造物の所定位置に配置されて暖房可能な床の下地
材と使用される。下地材がを敷設できる建造物は、前記
の通り一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホテルなど
であり、建造物の所定位置とは、建造物の床面であって
暖房可能な床としたい領域をいう。建造物が木造建築の
場合は、下地合板の上にまたは根太の間に支持体によっ
て支持して、配置することができる。集合住宅、商業ビ
ルまたはホテルなどのコンクリート製の建造物の場合
は、スラブの上に直接、スラブの上に配置された下地合
板の上、または、スラブの上に一定間隔で配置したモル
タル台の上などに配置することができる。
り、建造物の所定位置に配置されて暖房可能な床の下地
材と使用される。下地材がを敷設できる建造物は、前記
の通り一般住宅、集合住宅、商業ビルまたはホテルなど
であり、建造物の所定位置とは、建造物の床面であって
暖房可能な床としたい領域をいう。建造物が木造建築の
場合は、下地合板の上にまたは根太の間に支持体によっ
て支持して、配置することができる。集合住宅、商業ビ
ルまたはホテルなどのコンクリート製の建造物の場合
は、スラブの上に直接、スラブの上に配置された下地合
板の上、または、スラブの上に一定間隔で配置したモル
タル台の上などに配置することができる。
【0016】上記暖房可能な床用下地材を活用して暖房
可能な床とするには、放熱板と桟木によって形成される
面の上を表層材とによって被覆する。表層材は金属薄板
または金属薄板と他の薄板とで構成してもよい。表層材
を構成する金属薄板は、放熱板の熱媒用チューブから放
熱される熱を効果的に床表面に放熱する機能を果たす。
床暖房用下地材の上を表層材によって被覆した後は、表
層材を下地材の桟木に釘打ちして固定するのが好まし
い。
可能な床とするには、放熱板と桟木によって形成される
面の上を表層材とによって被覆する。表層材は金属薄板
または金属薄板と他の薄板とで構成してもよい。表層材
を構成する金属薄板は、放熱板の熱媒用チューブから放
熱される熱を効果的に床表面に放熱する機能を果たす。
床暖房用下地材の上を表層材によって被覆した後は、表
層材を下地材の桟木に釘打ちして固定するのが好まし
い。
【0017】表層材を構成する金属薄板としては、アル
ミニウム箔、ステンレススチール箔、スズ箔などが挙げ
られる。中でも好ましいのは、アルミニウム箔である。
金属箔の厚さは、10〜200μmの範囲で選ぶことが
できる。表層材を構成する他の薄板としては、木製合
板、樹脂フィルム、紙、不織布、織布などが挙げられ
る。表層材の表面には、部屋の壁面の色、模様などと調
和した模様、色、木目などをあらかじめ印刷することが
できる。
ミニウム箔、ステンレススチール箔、スズ箔などが挙げ
られる。中でも好ましいのは、アルミニウム箔である。
金属箔の厚さは、10〜200μmの範囲で選ぶことが
できる。表層材を構成する他の薄板としては、木製合
板、樹脂フィルム、紙、不織布、織布などが挙げられ
る。表層材の表面には、部屋の壁面の色、模様などと調
和した模様、色、木目などをあらかじめ印刷することが
できる。
【0018】暖房可能な床用下地材を使用した床は、熱
媒用チューブを埋設した薄手の断熱材を桟木の間に配置
し、厚手の断熱材に埋設した桟木の高さで下地材の表面
が形成される。また、暖房しない床面は、従来から使用
されている断熱材にその表面と同一面を形成するように
複数の桟木が埋設されたものである。建造物の同じ部屋
などの特定区域に、暖房可能な部分と暖房しない部分を
設ける場合は、本発明に係る暖房可能な床用下地材を使
用した床と、従来の桟木を埋設した断熱材とを使い分け
れば、暖房可能な床と暖房しない床とを混在させ、か
つ、両者間に高低差がない床面とすることができる。
媒用チューブを埋設した薄手の断熱材を桟木の間に配置
し、厚手の断熱材に埋設した桟木の高さで下地材の表面
が形成される。また、暖房しない床面は、従来から使用
されている断熱材にその表面と同一面を形成するように
複数の桟木が埋設されたものである。建造物の同じ部屋
などの特定区域に、暖房可能な部分と暖房しない部分を
設ける場合は、本発明に係る暖房可能な床用下地材を使
用した床と、従来の桟木を埋設した断熱材とを使い分け
れば、暖房可能な床と暖房しない床とを混在させ、か
つ、両者間に高低差がない床面とすることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図面に基いて詳細に説明する
が、本発明はその趣旨を越えない限り以下の記載例に限
定されるものではない。図1は本発明に係る暖房可能な
床用下地材と、従来の断熱材とを敷設した状態の一例の
平面図を示し、図2は、床暖房可能な床用下地材を使用
して敷設した床であって図1におけるII−II部分に対応
する縦断面図を示す。
が、本発明はその趣旨を越えない限り以下の記載例に限
定されるものではない。図1は本発明に係る暖房可能な
床用下地材と、従来の断熱材とを敷設した状態の一例の
平面図を示し、図2は、床暖房可能な床用下地材を使用
して敷設した床であって図1におけるII−II部分に対応
する縦断面図を示す。
【0020】本発明に係る暖房可能な床用下地材は、厚
手の断熱板1(厚さ30mm)の一方の面に刻設された溝
に桟木2がその上半部を露出して埋設されている。厚手
の断熱板1から上半部を露出している桟木2(断面が2
0×40mm)の間には、放熱板5が配置される。放熱板
5は、薄手の断熱板3(厚さ10mm)とアルミニウム箔
9とによって構成されてなる。
手の断熱板1(厚さ30mm)の一方の面に刻設された溝
に桟木2がその上半部を露出して埋設されている。厚手
の断熱板1から上半部を露出している桟木2(断面が2
0×40mm)の間には、放熱板5が配置される。放熱板
5は、薄手の断熱板3(厚さ10mm)とアルミニウム箔
9とによって構成されてなる。
【0021】薄手の断熱板3にはその表面に刻設された
溝に架橋ポリエチレン製の熱媒用チューブ4(内径5mm
φ、外径7.2mmφ)が埋設され、アルミニウム箔9は
薄手の断熱板3の表面全体に貼着されてなる。薄手の断
熱板3に設けた切欠き2´に厚手の断熱板1から上半部
が露出している桟木2を挿入し、薄手の断熱板3を配置
する。桟木2の高さと薄手の断熱板3の厚さとを同一寸
法とし、桟木2の上面と薄手の断熱板3の表面とで同一
面を形成するようする。
溝に架橋ポリエチレン製の熱媒用チューブ4(内径5mm
φ、外径7.2mmφ)が埋設され、アルミニウム箔9は
薄手の断熱板3の表面全体に貼着されてなる。薄手の断
熱板3に設けた切欠き2´に厚手の断熱板1から上半部
が露出している桟木2を挿入し、薄手の断熱板3を配置
する。桟木2の高さと薄手の断熱板3の厚さとを同一寸
法とし、桟木2の上面と薄手の断熱板3の表面とで同一
面を形成するようする。
【0022】暖房可能な床用下地材を使用して暖房可能
な床を敷設するには、例えば建造物のスラブ面6の上に
モルタル製台7を一定間隔で配置し、このモルタル製台
7の上に桟木2が露出した厚手の断熱板1を載置し、基
材床を完成させた後、表面にアルミニウム箔9(厚さ4
0μm)を貼付け、放熱板5の切欠き2´を桟木2に挿
入し、その上に木製合板10(厚さ12mm)を配置し、
釘11を打ち込んで桟木2に固定し、木製合板10で表
層材を構成する。
な床を敷設するには、例えば建造物のスラブ面6の上に
モルタル製台7を一定間隔で配置し、このモルタル製台
7の上に桟木2が露出した厚手の断熱板1を載置し、基
材床を完成させた後、表面にアルミニウム箔9(厚さ4
0μm)を貼付け、放熱板5の切欠き2´を桟木2に挿
入し、その上に木製合板10(厚さ12mm)を配置し、
釘11を打ち込んで桟木2に固定し、木製合板10で表
層材を構成する。
【0023】なお、暖房しない床は、スラブ面6の上に
モルタル製台7の上に桟木2が露出していない断熱板1
2を載置し、その上に木製合板10を配置し、釘11を
打ち込んで桟木2に固定し、暖房しない床とする。図2
は、敷設を完了した後の床表面は、暖房可能な床(A部
分)と暖房しない床(B部分)との間に高低差が生じな
いことを示している。なお、図2では、厚手の断熱板1
の他方の面には防音機能を高めるために発泡合成ゴムシ
ート8を組込んだ例を示したが、発泡合成ゴムシートは
必須のものではない。
モルタル製台7の上に桟木2が露出していない断熱板1
2を載置し、その上に木製合板10を配置し、釘11を
打ち込んで桟木2に固定し、暖房しない床とする。図2
は、敷設を完了した後の床表面は、暖房可能な床(A部
分)と暖房しない床(B部分)との間に高低差が生じな
いことを示している。なお、図2では、厚手の断熱板1
の他方の面には防音機能を高めるために発泡合成ゴムシ
ート8を組込んだ例を示したが、発泡合成ゴムシートは
必須のものではない。
【0024】
【発明の効果】本発明は、次のような特別に有利な効果
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。1.
本発明に係る床暖房用下地材を活用すれば、熱媒用チュ
ーブがあらかじめ放熱板に組込まれているので、狭い場
所で断熱材の溝に熱媒用チューブを埋設する作業をする
必要がなく、暖房床の施工作業が簡単である。2.本発
明に係る床暖房用下地材を使用すれば、放熱板を載置し
た領域とこれを配置しない領域との間に床面に高低差が
なくすることが可能で、床面につまずいたりすることが
ない居住性の良好な床が得られる。
を奏し、その産業上の利用価値は極めて大である。1.
本発明に係る床暖房用下地材を活用すれば、熱媒用チュ
ーブがあらかじめ放熱板に組込まれているので、狭い場
所で断熱材の溝に熱媒用チューブを埋設する作業をする
必要がなく、暖房床の施工作業が簡単である。2.本発
明に係る床暖房用下地材を使用すれば、放熱板を載置し
た領域とこれを配置しない領域との間に床面に高低差が
なくすることが可能で、床面につまずいたりすることが
ない居住性の良好な床が得られる。
【図1】 本発明に係る暖房可能な床用下地材と、従来
の断熱材とを敷設した状態の一例の平面図を示す。
の断熱材とを敷設した状態の一例の平面図を示す。
【図2】 床暖房可能な床用下地材を使用して敷設した
暖房可能な床であって図1におけるII−II部分に対応す
る縦断面図を示す。
暖房可能な床であって図1におけるII−II部分に対応す
る縦断面図を示す。
1:厚手の断熱板 2:桟木 2´:切欠き 3:薄手の断熱板 4:熱媒用チューブ 5:放熱板 6:スラブ面 7:モルタル製台 8:発泡合成ゴムシート 9:アルミニウム箔 10:木製合板 11:釘 12:断熱板 A:暖房可能な床部分 B:暖房しない床部分
Claims (6)
- 【請求項1】 暖房可能な床用下地材において、厚手の
断熱板の片面に一定間隔で相互に平行に刻設された複数
の溝に、桟木が厚手の断熱板の表面からその上半部を露
出して埋設されてなり、隣接する桟木の間に放熱板が桟
木の上部の面と同一面を形成して配置されてなることを
特徴とする、暖房可能な床用下地材。 - 【請求項2】 放熱板は、薄手の断熱板の片面に刻設さ
れた溝に熱媒用チューブが埋設されたものである、請求
項1記載の暖房可能な床用下地材。 - 【請求項3】 薄手の断熱板の片面に刻設された溝の内
壁面に金属薄板が配置されたものである、請求項2記載
の暖房可能な床用下地材。 - 【請求項4】 溝の開口部が金属薄板の蓋によって塞が
れたものである、請求項1記載の暖房可能な床用下地
材。 - 【請求項5】 暖房可能な床用下地材を配置した暖房可
能な床において、建造物の所定位置に、厚手の断熱板の
片面に一定間隔で相互に平行に刻設された複数の溝に、
桟木が厚手の断熱板の表面からその上半部を露出して埋
設されてなり、隣接する桟木の間に放熱板を桟木の上部
の面と同一面を形成するように配置された下地材が配置
されてなり、この下地材の表面を表層材によって被覆さ
れてなることを特徴とする暖房可能な床。 - 【請求項6】 下地材の表面を被覆する表層板が、金属
薄板と木製合板とより構成されてなる、請求項5記載の
暖房可能な床。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001635A JPH10196094A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 暖房可能な床用下地材およびこれを使用した床 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9001635A JPH10196094A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 暖房可能な床用下地材およびこれを使用した床 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196094A true JPH10196094A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11506998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9001635A Pending JPH10196094A (ja) | 1997-01-08 | 1997-01-08 | 暖房可能な床用下地材およびこれを使用した床 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196094A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107288299A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-24 | 安徽新兴翼凌机电发展有限公司 | 一种新型便于安装的水暖保温地板 |
-
1997
- 1997-01-08 JP JP9001635A patent/JPH10196094A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107288299A (zh) * | 2017-06-20 | 2017-10-24 | 安徽新兴翼凌机电发展有限公司 | 一种新型便于安装的水暖保温地板 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040608 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041026 |