JPH10196097A - 移動支柱装置およびこれを用いた仮設構造物の構築方法 - Google Patents
移動支柱装置およびこれを用いた仮設構造物の構築方法Info
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- JPH10196097A JPH10196097A JP397097A JP397097A JPH10196097A JP H10196097 A JPH10196097 A JP H10196097A JP 397097 A JP397097 A JP 397097A JP 397097 A JP397097 A JP 397097A JP H10196097 A JPH10196097 A JP H10196097A
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】基礎工事を必要とすることなく、仮設ベント、
桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物を所定の位置
に簡単に構築できるようにする。 【解決手段】自走可能なクローラ走行体10と、この走
行体10上に立設され、少なくとも上下方向の長さ調整
が可能な支柱11からなる移動支柱装置2を仮設構造物
の構築予定位置に複数機投入し、これらの移動支柱装置
2、2…を所定位置に定位させた後、移動支柱装置2の
各支柱11を柱として作業架台を構築する。
桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物を所定の位置
に簡単に構築できるようにする。 【解決手段】自走可能なクローラ走行体10と、この走
行体10上に立設され、少なくとも上下方向の長さ調整
が可能な支柱11からなる移動支柱装置2を仮設構造物
の構築予定位置に複数機投入し、これらの移動支柱装置
2、2…を所定位置に定位させた後、移動支柱装置2の
各支柱11を柱として作業架台を構築する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎工事、大規模
な盛土や整地等を必要とすることなく、仮設ベント、桟
橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物を所定位置に簡
単に構築可能とするための移動支柱装置およびこれを用
いた仮設構造物の構築方法に関する。
な盛土や整地等を必要とすることなく、仮設ベント、桟
橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物を所定位置に簡
単に構築可能とするための移動支柱装置およびこれを用
いた仮設構造物の構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、橋梁などの土木構造物の建設
にあたっては、地形条件やヤード、搬入路の確保等の種
々の施工条件に鑑みながら、基礎施工方法や桁の架設方
法が選定されている。特に山間部等における橋梁架設の
場合には、地形条件が極めて悪いことが多く、施工に当
たって種々の困難が伴う。たとえば、橋台や橋脚の施工
に当たっては、近接場所に作業ヤードとしての平場を確
保することが難しいために、斜面上に桟橋や作業架台を
構築して作業ヤードを確保している。実際の工事は、施
工箇所への桟橋や作業架台の建設のために、大規模な土
工工事によって搬入路を造成し建設機械の搬入や資材搬
入を行いながら、桟橋や作業架台建設のために基礎工事
から桟橋や作業架台組立までの工事を行っている。ま
た、桁の架設に当たっても、谷部に仮設ベントなどの仮
の桁受け台を構築したりする必要がある場合には、仮設
ベントの架設位置までの搬入路を造成した後、隣接位置
に適当な作業ヤードを確保して建設機械の搬入や資材の
搬入を行っている。
にあたっては、地形条件やヤード、搬入路の確保等の種
々の施工条件に鑑みながら、基礎施工方法や桁の架設方
法が選定されている。特に山間部等における橋梁架設の
場合には、地形条件が極めて悪いことが多く、施工に当
たって種々の困難が伴う。たとえば、橋台や橋脚の施工
に当たっては、近接場所に作業ヤードとしての平場を確
保することが難しいために、斜面上に桟橋や作業架台を
構築して作業ヤードを確保している。実際の工事は、施
工箇所への桟橋や作業架台の建設のために、大規模な土
工工事によって搬入路を造成し建設機械の搬入や資材搬
入を行いながら、桟橋や作業架台建設のために基礎工事
から桟橋や作業架台組立までの工事を行っている。ま
た、桁の架設に当たっても、谷部に仮設ベントなどの仮
の桁受け台を構築したりする必要がある場合には、仮設
ベントの架設位置までの搬入路を造成した後、隣接位置
に適当な作業ヤードを確保して建設機械の搬入や資材の
搬入を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
施工方法の場合には、仮設ベント、桟橋、作業足場、作
業架台等の仮設構造物を構築するために、搬入路の確
保、仮設構造物を構築するための作業ヤードの確保、仮
設構造物のための基礎工事等、本設構造物構築前の仮設
構造物の構築に多大な手間と時間が掛かっていた。ま
た、当然に全体工程が長期化する、工費が嵩むなどの問
題が生じている。また、同時に橋梁建設位置は、大掛か
りな搬入路の整備や作業ヤードの確保のために地形が改
変され、自然破壊が進むなどといった環境的な問題も発
生している。
施工方法の場合には、仮設ベント、桟橋、作業足場、作
業架台等の仮設構造物を構築するために、搬入路の確
保、仮設構造物を構築するための作業ヤードの確保、仮
設構造物のための基礎工事等、本設構造物構築前の仮設
構造物の構築に多大な手間と時間が掛かっていた。ま
た、当然に全体工程が長期化する、工費が嵩むなどの問
題が生じている。また、同時に橋梁建設位置は、大掛か
りな搬入路の整備や作業ヤードの確保のために地形が改
変され、自然破壊が進むなどといった環境的な問題も発
生している。
【0004】また、山間部に限らずたとえば河川などに
架設される橋梁などの場合においても、法規上の問題や
河川の地盤条件等から河川内に仮設ベントや桟橋の架設
を行うのに困難を伴うことが多く、別途大掛かりな架設
設備を必要とせざるを得ないなどの問題もある。
架設される橋梁などの場合においても、法規上の問題や
河川の地盤条件等から河川内に仮設ベントや桟橋の架設
を行うのに困難を伴うことが多く、別途大掛かりな架設
設備を必要とせざるを得ないなどの問題もある。
【0005】他方、橋梁等の建設以外、たとえば山間部
におけるロックシェッドやスノーシェッド等の建設に当
たっても、道路交通を確保するために斜面上に作業架台
を構築して作業ヤードを確保しながらの工事となること
が多いが、この作業架台建設に当たっても、前述と全く
同じ問題が生じている。
におけるロックシェッドやスノーシェッド等の建設に当
たっても、道路交通を確保するために斜面上に作業架台
を構築して作業ヤードを確保しながらの工事となること
が多いが、この作業架台建設に当たっても、前述と全く
同じ問題が生じている。
【0006】そこで本発明の主たる課題は、基礎工事、
大規模な盛土や整地等を必要とすることなく、仮設ベン
ト、桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物を所定の
位置に簡単に構築可能とするための移動支柱装置および
これを用いた架設構造物の構築方法を提供することにあ
る。
大規模な盛土や整地等を必要とすることなく、仮設ベン
ト、桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物を所定の
位置に簡単に構築可能とするための移動支柱装置および
これを用いた架設構造物の構築方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明に係る移動支柱装置は、自走可能な走行体と、この走
行体上に立設され、少なくとも上下方向の長さ調整が可
能な支柱とからなることを特徴とするものである。
明に係る移動支柱装置は、自走可能な走行体と、この走
行体上に立設され、少なくとも上下方向の長さ調整が可
能な支柱とからなることを特徴とするものである。
【0008】この場合において、前記支柱は、各支柱間
に横架される梁材等の仮設構造物組立部材の連結を容易
とするために、平面的にX−Yの2次元方向に傾動可能
とされ、かつ少なくとも上部側に設けられた弦材連結部
が支柱の長手軸回りに回動可能となっていることが望ま
しい。また、前記支柱に対して昇降装置を設けて、地上
から作業員や資材の搬入を行うようにすることもでき
る。なお、前記走行体としては、傾斜面や悪路を走行可
能とするためにクローラ走行方式を採用するのが望まし
い。
に横架される梁材等の仮設構造物組立部材の連結を容易
とするために、平面的にX−Yの2次元方向に傾動可能
とされ、かつ少なくとも上部側に設けられた弦材連結部
が支柱の長手軸回りに回動可能となっていることが望ま
しい。また、前記支柱に対して昇降装置を設けて、地上
から作業員や資材の搬入を行うようにすることもでき
る。なお、前記走行体としては、傾斜面や悪路を走行可
能とするためにクローラ走行方式を採用するのが望まし
い。
【0009】次いで、前記移動支柱装置を用いた第1の
仮設構造物の構築方法は、仮設構造物の構築予定位置に
前記移動支柱装置を複数機投入し、これらの移動支柱装
置を所定位置に定位させた後、移動支柱装置の各支柱を
柱として、仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等の
仮設構造物を構築することを特徴とするものである。
仮設構造物の構築方法は、仮設構造物の構築予定位置に
前記移動支柱装置を複数機投入し、これらの移動支柱装
置を所定位置に定位させた後、移動支柱装置の各支柱を
柱として、仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等の
仮設構造物を構築することを特徴とするものである。
【0010】本方法によれば、建設機械等の搬入や資材
搬入のための大規模な搬入路建設を行うことなく、およ
び仮設構造物の基礎工事を行うことなく、簡単に仮設構
造物を構築することが可能となる。すなわち、傾斜地や
悪路であっても移動支柱装置が進入することができれ
ば、後は仮設構造物の構築予定位置に定位している移動
支柱装置の各支柱を柱として、仮設構造物を構築するこ
とができる。仮設構造物の組立用重機としては、たとえ
ば橋台等の場合には土工箇所に定位しているトラックク
レーンまたはクローラクレーン、桁架設のために谷間部
に設置されているケーブルクレーンなどが好適に使用さ
れる。
搬入のための大規模な搬入路建設を行うことなく、およ
び仮設構造物の基礎工事を行うことなく、簡単に仮設構
造物を構築することが可能となる。すなわち、傾斜地や
悪路であっても移動支柱装置が進入することができれ
ば、後は仮設構造物の構築予定位置に定位している移動
支柱装置の各支柱を柱として、仮設構造物を構築するこ
とができる。仮設構造物の組立用重機としては、たとえ
ば橋台等の場合には土工箇所に定位しているトラックク
レーンまたはクローラクレーン、桁架設のために谷間部
に設置されているケーブルクレーンなどが好適に使用さ
れる。
【0011】また、第2の仮設構造物の構築方法は、仮
設構造物の構築予定位置に前記移動支柱装置を少なくと
も6台以上投入し、これら移動支柱装置の支柱を柱とし
て、仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構
造物を構築するとともに、この仮設構造物上にレールを
敷設して移動可能な作業床を設置し、進行方向に対して
最後部の左右2台の移動支柱装置およびこれに隣接する
1スパン分の仮設構造物組立部材を順次、進行方向の前
方側に盛り代えることにより仮設構造物全体を漸次移動
させることを特徴とするものである。所謂、後述の可動
作業架台である。この第2構築方法の場合には、特に前
記作業床上に固定配置または移動可能なクレーン装置を
設け、順次盛り代えを行う。したがって、建設工事の進
捗状況に合わせて仮設構造物全体を移動させることで、
最小の仮設構造物規模によって橋梁等の架設が可能とな
る。なお、桁架設のために谷間部に設置されているケー
ブルクレーンがある場合には、前記作業床上のクレーン
装置によらずケーブルクレーンによって盛り替えを行う
ことができる。
設構造物の構築予定位置に前記移動支柱装置を少なくと
も6台以上投入し、これら移動支柱装置の支柱を柱とし
て、仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構
造物を構築するとともに、この仮設構造物上にレールを
敷設して移動可能な作業床を設置し、進行方向に対して
最後部の左右2台の移動支柱装置およびこれに隣接する
1スパン分の仮設構造物組立部材を順次、進行方向の前
方側に盛り代えることにより仮設構造物全体を漸次移動
させることを特徴とするものである。所謂、後述の可動
作業架台である。この第2構築方法の場合には、特に前
記作業床上に固定配置または移動可能なクレーン装置を
設け、順次盛り代えを行う。したがって、建設工事の進
捗状況に合わせて仮設構造物全体を移動させることで、
最小の仮設構造物規模によって橋梁等の架設が可能とな
る。なお、桁架設のために谷間部に設置されているケー
ブルクレーンがある場合には、前記作業床上のクレーン
装置によらずケーブルクレーンによって盛り替えを行う
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図6は本発明に係る移動支
柱装置2、2…を用いて可動作業架台1を構築した場合
の図であり、具体的には図1はその全体概略図、図2は
移動支柱装置2の斜視図、図3は架構部3の斜視図、図
4および図5は架台床5部の斜視図である。
に基づいて詳述する。図1〜図6は本発明に係る移動支
柱装置2、2…を用いて可動作業架台1を構築した場合
の図であり、具体的には図1はその全体概略図、図2は
移動支柱装置2の斜視図、図3は架構部3の斜視図、図
4および図5は架台床5部の斜視図である。
【0013】先ず、図1において、本可動作業架台1
は、左右それぞれ3台づつ、合計6台の移動支柱装置
2、2…を柱として、上部側にトラス組の架構部3が構
築され、上梁30、30の上面に左右一対の走行レール
4、4が敷設され、さらにこの走行レール4、4上に架
台床(作業床)5が搭載されたものである。
は、左右それぞれ3台づつ、合計6台の移動支柱装置
2、2…を柱として、上部側にトラス組の架構部3が構
築され、上梁30、30の上面に左右一対の走行レール
4、4が敷設され、さらにこの走行レール4、4上に架
台床(作業床)5が搭載されたものである。
【0014】前記移動支柱装置2は、詳細には図2に示
されるように、クローラ走行体10の上面側に、支柱1
1を備えた構造であり、前記クローラ走行体10として
は通常、ブルドーザの走行部が好適に利用される。クロ
ーラ走行体10の内部には、自走可能なようにエンジン
が搭載されているとともに、油圧源、発電機等の付帯設
備が搭載されている。また、前部には走行路確保および
据え付け位置をある程度平坦に均す等のためにショベル
12が設備されている。なお、前記クローラ走行体10
に代えてホイール式(タイヤ式)走行体とすることも可
能である。
されるように、クローラ走行体10の上面側に、支柱1
1を備えた構造であり、前記クローラ走行体10として
は通常、ブルドーザの走行部が好適に利用される。クロ
ーラ走行体10の内部には、自走可能なようにエンジン
が搭載されているとともに、油圧源、発電機等の付帯設
備が搭載されている。また、前部には走行路確保および
据え付け位置をある程度平坦に均す等のためにショベル
12が設備されている。なお、前記クローラ走行体10
に代えてホイール式(タイヤ式)走行体とすることも可
能である。
【0015】前記クローラ走行体10の上面には、走行
方向に沿って配設された支承軸14aに支持されクロー
ラ走行体10の幅方向に揺動自在の支持台14が設けら
れ、この支持台14は支持台ロール角調整ジャッキ13
によって傾動調整されるようになっている。また、前記
支持台14の上面14bには、クローラ走行体10の幅
方向に配置された支承軸15aによって支持され、走行
方向に揺動自在の支柱台15が設けられ、この支柱台1
5に支柱11が立設されている。そして、下端が支持台
14側に軸支され、上端が前記支柱11の中間に軸支さ
れた起伏調整ジャッキ16によって走行方向に沿って前
記支柱11が傾動自在となっている。すなわち、支柱1
1が前記支持台ロール角調整ジャッキ13および起伏調
整ジャッキ16によって平面的にX−Yの2次元方向に
傾動可能とされている。
方向に沿って配設された支承軸14aに支持されクロー
ラ走行体10の幅方向に揺動自在の支持台14が設けら
れ、この支持台14は支持台ロール角調整ジャッキ13
によって傾動調整されるようになっている。また、前記
支持台14の上面14bには、クローラ走行体10の幅
方向に配置された支承軸15aによって支持され、走行
方向に揺動自在の支柱台15が設けられ、この支柱台1
5に支柱11が立設されている。そして、下端が支持台
14側に軸支され、上端が前記支柱11の中間に軸支さ
れた起伏調整ジャッキ16によって走行方向に沿って前
記支柱11が傾動自在となっている。すなわち、支柱1
1が前記支持台ロール角調整ジャッキ13および起伏調
整ジャッキ16によって平面的にX−Yの2次元方向に
傾動可能とされている。
【0016】前記支柱11の中間には支柱高調整ジャッ
キ17が介在され、支柱高さが所定の範囲で調整可能に
なっているとともに、その直上位置には油圧駆動により
回転可能なテーブルを備えた支柱方位角調整装置18が
備えられており、弦材連結部(上下梁用連結ブラケッ
ト)21、22の向きを可変とするために、支柱方位角
調整装置18の上部側支柱11部分が長手軸回りに回動
可能となっている。
キ17が介在され、支柱高さが所定の範囲で調整可能に
なっているとともに、その直上位置には油圧駆動により
回転可能なテーブルを備えた支柱方位角調整装置18が
備えられており、弦材連結部(上下梁用連結ブラケッ
ト)21、22の向きを可変とするために、支柱方位角
調整装置18の上部側支柱11部分が長手軸回りに回動
可能となっている。
【0017】一方、支柱11の最上部には、3方向に突
出した上梁用連結ブラケット21、21…が設けられて
いるとともに、所定の離間を空けてその下側に下梁用連
結ブラケット22、22…が設けられており、仮設構造
物の各上下梁が夫々連結可能となっている。また、支柱
11の長手方向に沿ってガイドレール24が固定されて
いるとともに、このガイドレール24に沿って走行自在
の昇降台20が設けられ、この昇降台20が支柱11の
最上部に固定されたウインチ19により昇降自在とされ
ている。この昇降台20の利用方法については後述す
る。
出した上梁用連結ブラケット21、21…が設けられて
いるとともに、所定の離間を空けてその下側に下梁用連
結ブラケット22、22…が設けられており、仮設構造
物の各上下梁が夫々連結可能となっている。また、支柱
11の長手方向に沿ってガイドレール24が固定されて
いるとともに、このガイドレール24に沿って走行自在
の昇降台20が設けられ、この昇降台20が支柱11の
最上部に固定されたウインチ19により昇降自在とされ
ている。この昇降台20の利用方法については後述す
る。
【0018】他方、支柱11の下部には鉛直計測センサ
ー23が設けられており、ここで計測されたデータが制
御器25に送られ、前記支持台ロール角調整ジャッキ1
3、起伏調整ジャッキ16が制御され、支柱11の鉛直
が自動的に確保されるようになっている。また、支柱1
1の中間に中継ぎ支柱11aが設けられ、この中継ぎ支
柱11aの本数によって大幅な支柱高変更に対応できる
ようになっている。
ー23が設けられており、ここで計測されたデータが制
御器25に送られ、前記支持台ロール角調整ジャッキ1
3、起伏調整ジャッキ16が制御され、支柱11の鉛直
が自動的に確保されるようになっている。また、支柱1
1の中間に中継ぎ支柱11aが設けられ、この中継ぎ支
柱11aの本数によって大幅な支柱高変更に対応できる
ようになっている。
【0019】ところで、本形態では仮設構造物の支柱部
分を前記支柱11により兼用した構造としてあるが、図
7に示すように、仮設構造物は柱を含めて独自に構築
し、柱の下端部を前記支柱11によって鉛直支持する構
造とすることも可能である。なお、同図の例では、柱の
下端部の凹部を形成し、これに支柱11の角柱頂部11
bを嵌合させるようにしてある。また、前記クローラ走
行体10として水陸両用型のものを用いることによって
河川内であっても進入可能となる。
分を前記支柱11により兼用した構造としてあるが、図
7に示すように、仮設構造物は柱を含めて独自に構築
し、柱の下端部を前記支柱11によって鉛直支持する構
造とすることも可能である。なお、同図の例では、柱の
下端部の凹部を形成し、これに支柱11の角柱頂部11
bを嵌合させるようにしてある。また、前記クローラ走
行体10として水陸両用型のものを用いることによって
河川内であっても進入可能となる。
【0020】次いで、架構部3は図3に示されるよう
に、前記移動支柱装置2、2…の各支柱11、11…に
対して、上梁30、31…および下梁32、33等が取
付けられ、各柱11、11…が相互に連結される。具体
的には、支柱11の上梁用連結ブラケット21、21…
に対して上梁30、31…の端部が合わされ高力ボルト
等によって相互に連結され、かつその下側位置の下梁用
連結ブラケット22、22…に対して下梁32、33…
の端部が合わされ高力ボルト等によって相互に連結さ
れ、さらに構造物としての安定を増すために、斜材3
4、34…が各開口枠に対して設けられる。そして、最
後に前記上梁30、30…の上側に沿って左右一対の走
行レール4、4が敷設される。
に、前記移動支柱装置2、2…の各支柱11、11…に
対して、上梁30、31…および下梁32、33等が取
付けられ、各柱11、11…が相互に連結される。具体
的には、支柱11の上梁用連結ブラケット21、21…
に対して上梁30、31…の端部が合わされ高力ボルト
等によって相互に連結され、かつその下側位置の下梁用
連結ブラケット22、22…に対して下梁32、33…
の端部が合わされ高力ボルト等によって相互に連結さ
れ、さらに構造物としての安定を増すために、斜材3
4、34…が各開口枠に対して設けられる。そして、最
後に前記上梁30、30…の上側に沿って左右一対の走
行レール4、4が敷設される。
【0021】前記走行レール4、4に対しては、図4に
示されるように、走行レール4、4上を自走可能な架台
床5が設置されている。また、この架台床5に対しては
同図に示すように、固定配置のクレーン装置6を設ける
こともできるし、あるいは図5に示されるように、クロ
ーラクレーン7を設置することもできる。
示されるように、走行レール4、4上を自走可能な架台
床5が設置されている。また、この架台床5に対しては
同図に示すように、固定配置のクレーン装置6を設ける
こともできるし、あるいは図5に示されるように、クロ
ーラクレーン7を設置することもできる。
【0022】他方、支柱11に対して設備された昇降台
20は、たとえば図6に示されるように、作業員の移動
設備として利用する場合には、ゴンドラ37を前記昇降
台20に対して取付け、エレベータ代わりとして利用す
ることができるし、たとえば資材等の搬入用として利用
する場合には、一対の昇降台20、20に対して吊り具
35を吊持して、資材36を架台床5の高さ位置まで運
搬する。
20は、たとえば図6に示されるように、作業員の移動
設備として利用する場合には、ゴンドラ37を前記昇降
台20に対して取付け、エレベータ代わりとして利用す
ることができるし、たとえば資材等の搬入用として利用
する場合には、一対の昇降台20、20に対して吊り具
35を吊持して、資材36を架台床5の高さ位置まで運
搬する。
【0023】前記可動作業架台1における移動は、概ね
図8に示される要領によって行う。
図8に示される要領によって行う。
【0024】先ず、図8(A)に示されるように、架台
床5を進行方向側に移動させた後、架台床5上に搭載し
てあるクローラクレーン7によって、中間の移動支柱装
置22 と後方移動支柱装置23 との間の架構組立部材を
解体する。解体後の状態が図8(B)の状態である。な
お、架構解体は、トラス組みされた面材毎に行うのが作
業効率の点から望ましい。後方側の移動支柱装置23 が
完全に分離されたならば、移動支柱装置23 を進行方向
の前側まで移動させ、図8(C)に示すように、前記工
程において解体した架構組立部材を前記移動支柱装置2
3 との間で組み込んで1ステップの移動が完了する。な
お、移動支柱装置23 の移動後に、支柱高調整ジャッキ
17により支柱高さが調整され、支持台ロール角調整ジ
ャッキ13および起伏調整ジャッキ16によって支柱1
1の鉛直調整がなされることは言うまでもない。
床5を進行方向側に移動させた後、架台床5上に搭載し
てあるクローラクレーン7によって、中間の移動支柱装
置22 と後方移動支柱装置23 との間の架構組立部材を
解体する。解体後の状態が図8(B)の状態である。な
お、架構解体は、トラス組みされた面材毎に行うのが作
業効率の点から望ましい。後方側の移動支柱装置23 が
完全に分離されたならば、移動支柱装置23 を進行方向
の前側まで移動させ、図8(C)に示すように、前記工
程において解体した架構組立部材を前記移動支柱装置2
3 との間で組み込んで1ステップの移動が完了する。な
お、移動支柱装置23 の移動後に、支柱高調整ジャッキ
17により支柱高さが調整され、支持台ロール角調整ジ
ャッキ13および起伏調整ジャッキ16によって支柱1
1の鉛直調整がなされることは言うまでもない。
【0025】以上、移動支柱装置2による可動作業架台
1の例について詳述したが、固定作業架台に対しても有
効に適用可能である。たとえば橋台、ロックシェッドや
スノーシェッドの建設に当り、道路脇に作業ヤードを確
保する際、たとえば図9に示されるように、斜面上に所
定の位置に移動支柱装置2、2を進入させて定位させた
ならば、これらの移動支柱装置2、2の支柱11、11
…を柱として上梁30…、下梁32…、斜材34…等を
組み付け架台を完成させる。なお、40は片持ち梁30
Aの張出端を支承するための簡易受け台である。
1の例について詳述したが、固定作業架台に対しても有
効に適用可能である。たとえば橋台、ロックシェッドや
スノーシェッドの建設に当り、道路脇に作業ヤードを確
保する際、たとえば図9に示されるように、斜面上に所
定の位置に移動支柱装置2、2を進入させて定位させた
ならば、これらの移動支柱装置2、2の支柱11、11
…を柱として上梁30…、下梁32…、斜材34…等を
組み付け架台を完成させる。なお、40は片持ち梁30
Aの張出端を支承するための簡易受け台である。
【0026】さらに、本発明は上記作業架台としての利
用の他、種々の仮設構造物の構築、具体的には桁架設の
ための仮設ベント、橋台や橋脚回り等の作業足場、支保
工構築の際にも好適に利用することができる。
用の他、種々の仮設構造物の構築、具体的には桁架設の
ための仮設ベント、橋台や橋脚回り等の作業足場、支保
工構築の際にも好適に利用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上詳説のとおり、本発明によれば、基
礎工事、大規模な盛土や整地等を必要とすることなく、
仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物
を所定の位置に簡単に構築可能となる。また、特に、仮
設構造物の構築予定位置に前記移動支柱装置を少なくと
も6台以上投入し、進行方向に対して最後部の左右2台
の移動支柱装置およびこれに隣接する1スパン分の仮設
構造物組立部材を順次、進行方向の前方側に盛り代える
ことにより仮設構造物全体を漸次移動させることができ
るようになる。
礎工事、大規模な盛土や整地等を必要とすることなく、
仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等の仮設構造物
を所定の位置に簡単に構築可能となる。また、特に、仮
設構造物の構築予定位置に前記移動支柱装置を少なくと
も6台以上投入し、進行方向に対して最後部の左右2台
の移動支柱装置およびこれに隣接する1スパン分の仮設
構造物組立部材を順次、進行方向の前方側に盛り代える
ことにより仮設構造物全体を漸次移動させることができ
るようになる。
【図1】本発明に係る可動作業架台1の全体概略図であ
る。
る。
【図2】移動支柱装置2の斜視図である。
【図3】架構部3の斜視図である。
【図4】架台床5に固定クレーンを設備した態様の斜視
図である。
図である。
【図5】架台床5にクローラクレーンを設備した態様の
側面図である。
側面図である。
【図6】各種昇降設備の付設状態図である。
【図7】架構支持構造の他例を示す要部斜視図である。
【図8】可動作業架台1の移動要領図である。
【図9】固定作業架台の例の横断面図である。
1…可動作業架台、2…移動支柱装置、3…架構部、4
…走行レール、5…架台床、6…クレーン設備、7…ク
ローラクレーン、10…クローラ走行体、11…支柱、
12…ショベル、13…支持台ロール角調整ジャッキ、
14…支持台、15…支柱台、16…起伏調整ジャッ
キ、17…支柱高調整ジャッキ、18…支柱方位角調整
装置、19…ウインチ、20…昇降台、21…上梁用連
結ブラケット、22…下梁用連結ブラケット、23…鉛
直計測センサー、35…吊り具、37…ゴンドラ
…走行レール、5…架台床、6…クレーン設備、7…ク
ローラクレーン、10…クローラ走行体、11…支柱、
12…ショベル、13…支持台ロール角調整ジャッキ、
14…支持台、15…支柱台、16…起伏調整ジャッ
キ、17…支柱高調整ジャッキ、18…支柱方位角調整
装置、19…ウインチ、20…昇降台、21…上梁用連
結ブラケット、22…下梁用連結ブラケット、23…鉛
直計測センサー、35…吊り具、37…ゴンドラ
Claims (6)
- 【請求項1】自走可能な走行体と、この走行体上に立設
され、少なくとも上下方向の長さ調整が可能な支柱とか
らなることを特徴とする移動支柱装置。 - 【請求項2】前記支柱は平面的にX−Yの2次元方向に
傾動可能とされ、かつ少なくとも上部側に設けられた弦
材連結部が支柱の長手軸回りに回動可能となっている請
求項1記載の移動支柱装置。 - 【請求項3】前記支柱に対して昇降装置を設けた請求項
1、2記載の移動支柱装置。 - 【請求項4】仮設構造物の構築予定位置に請求項1〜3
記載の移動支柱装置を複数機投入し、これらの移動支柱
装置を所定位置に定位させた後、移動支柱装置の各支柱
を柱として、仮設ベント、桟橋、作業足場、作業架台等
の仮設構造物を構築することを特徴とする仮設構造物の
構築方法。 - 【請求項5】仮設構造物の構築予定位置に請求項1〜3
記載の移動支柱装置を少なくとも6台以上投入し、これ
ら移動支柱装置の支柱を柱として、仮設ベント、桟橋、
作業足場、作業架台等の仮設構造物を構築するととも
に、この仮設構造物上にレールを敷設して移動可能な作
業床を設置し、 進行方向に対して最後部の左右2台の移動支柱装置およ
びこれに隣接する1スパン分の仮設構造物組立部材を順
次、進行方向の前方側に盛り代えることにより仮設構造
物全体を漸次移動させることを特徴とする仮設構造物の
構築方法。 - 【請求項6】前記作業床上に固定配置または移動可能な
クレーンを設備した請求項5記載の仮設構造物の構築方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP397097A JPH10196097A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 移動支柱装置およびこれを用いた仮設構造物の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP397097A JPH10196097A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 移動支柱装置およびこれを用いた仮設構造物の構築方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10196097A true JPH10196097A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11571942
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP397097A Pending JPH10196097A (ja) | 1997-01-13 | 1997-01-13 | 移動支柱装置およびこれを用いた仮設構造物の構築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10196097A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014114634A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Nihon Bisoh Co Ltd | 多機能ゴンドラ装置 |
| CN105401526A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-16 | 天津市力胜通预应力工程有限公司 | 一种张拉预应力钢筋用固定装置 |
| CN108755418A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-11-06 | 中铁七局集团武汉工程有限公司 | 一种桥梁顶推组合装置及其施工方法 |
| CN111733700A (zh) * | 2020-05-16 | 2020-10-02 | 江苏瑞沃建设集团有限公司 | 一种方便调节的多功能桥梁施工用支撑架 |
| JP2021004464A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 日立造船株式会社 | 監視システムおよび判定装置 |
| JP2021088884A (ja) * | 2019-12-05 | 2021-06-10 | コミヤ工事有限会社 | 杭の打設方法 |
| JP2022167621A (ja) * | 2021-04-23 | 2022-11-04 | 株式会社タイセン工業 | 仮設橋ユニット |
| JP2023091802A (ja) * | 2021-12-21 | 2023-07-03 | 株式会社大林組 | 床版下作業補助装置 |
| CN116732889A (zh) * | 2023-06-20 | 2023-09-12 | 中交第二航务工程局有限公司 | 一种基于移动式平台桥面板安装工艺 |
-
1997
- 1997-01-13 JP JP397097A patent/JPH10196097A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014114634A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Nihon Bisoh Co Ltd | 多機能ゴンドラ装置 |
| CN105401526A (zh) * | 2015-12-08 | 2016-03-16 | 天津市力胜通预应力工程有限公司 | 一种张拉预应力钢筋用固定装置 |
| CN105401526B (zh) * | 2015-12-08 | 2017-06-20 | 天津市力胜通预应力工程有限公司 | 一种张拉预应力钢筋用固定装置 |
| CN108755418A (zh) * | 2018-05-16 | 2018-11-06 | 中铁七局集团武汉工程有限公司 | 一种桥梁顶推组合装置及其施工方法 |
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| CN116732889A (zh) * | 2023-06-20 | 2023-09-12 | 中交第二航务工程局有限公司 | 一种基于移动式平台桥面板安装工艺 |
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