JPH10196463A - 排気ガス再循環装置 - Google Patents

排気ガス再循環装置

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JPH10196463A
JPH10196463A JP9003350A JP335097A JPH10196463A JP H10196463 A JPH10196463 A JP H10196463A JP 9003350 A JP9003350 A JP 9003350A JP 335097 A JP335097 A JP 335097A JP H10196463 A JPH10196463 A JP H10196463A
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JP
Japan
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exhaust gas
gas recirculation
valve
opening
exhaust
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JP9003350A
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English (en)
Inventor
Masahito Shibata
正仁 柴田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/45Sensors specially adapted for EGR systems
    • F02M26/48EGR valve position sensors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/02EGR systems specially adapted for supercharged engines
    • F02M26/04EGR systems specially adapted for supercharged engines with a single turbocharger
    • F02M26/05High pressure loops, i.e. wherein recirculated exhaust gas is taken out from the exhaust system upstream of the turbine and reintroduced into the intake system downstream of the compressor

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Supercharger (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は内燃機関の排気ガスの一部を吸気通
路に還流させる排気ガス再循環装置に関し、排気還流弁
に開弁固着異常が生じた場合に、排気ガスが過剰に還流
されるのを防止することを目的とする。 【解決手段】 排気通路68と吸気通路52とを連通す
る排気還流通路78に排気還流弁80を介装する。吸気
通路52の内部に吸気絞り弁58を設ける。排気通路6
8に可変容量ターボチャージャ62の排気タービン70
を連通する。排気還流弁80の実開度が目標開度に比し
て大きい場合に開弁固着異常が生じたと判断する。開弁
固着異常が検出された場合、内燃機関10の運転状態と
な無関係に、吸気絞り弁58を全開とし、かつ、排気タ
ービン70の流通抵抗が最小となるように可変容量ター
ボチャージャ62を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス再循環装
置に係り、特に、車両に搭載される内燃機関において排
気ガスの一部を吸気通路に還流させる排気ガス再循環装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開昭55−1233
45号に開示される如く、内燃機関の排気ガスの一部を
吸気通路に還流させる排気ガス再循環装置が知られてい
る。排気ガス中には、H2 O,CO2 ,N2 等の不活性
ガスが多量に含まれている。このため、排気ガスが吸気
通路に還流されると、これら不活性ガスの熱容量により
燃焼室内に生ずる最高燃焼温度が低下し、その結果、排
気ガス中に含まれるNOxが減少する。このため、排気
ガスを吸気通路に還流させることによれば、排気エミッ
ションを清浄化することができる。
【0003】一方、吸気通路内に排気ガスが過剰に供給
されると、燃焼室内の燃焼が不安定となる。この場合、
内燃機関の出力が低下すると共に、HCやCO等の未燃
成分の増加により、排気エミッションが却って悪化する
事態が生ずる。従って、排気ガスを吸気通路に還流させ
る場合には、その還流量を適量に制御することが必要で
ある。
【0004】上記従来の排気ガス再循環装置は、排気通
路と吸気通路とを連通する排気還流通路と、その内部に
介装される排気還流弁とを備えている。排気還流弁は、
内燃機関の運転状態に応じて、排気通路から吸気通路に
向けて適量の排気ガスが還流されるように制御される。
このため、上記従来の排気ガス再循環装置によれば、適
正に排気エミッションを清浄化することができる。
【0005】また、上記従来の排気ガス再循環装置は、
排気還流弁の実開度を検出する機構を備えていると共
に、実測された排気還流弁の実開度と、目標とする開度
とが大きく異なる場合に排気還流弁に異常が生じている
ことを認識する機能を備えている。このため、上記従来
の排気ガス再循環装置によれば、還流する排気ガスの流
量が適正に制御できない状況が生じた際に、確実にその
状態を異常として認識することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関には、排気タ
ービン内に可変ノズルを備える可変容量ターボチャージ
ャが組み込まれる場合がある。また、内燃機関(ディー
ゼル機関)には、吸気通路内に吸気絞り弁が設けられる
場合がある。
【0007】可変容量ターボチャージャは、内燃機関の
運転状態に応じて、タービンの容量が適正な値となるよ
うに、可変ノズルの角度を変化させる。可変容量ターボ
チャージャによれば、低負荷・低回転領域から高負荷・
高回転領域まで、常に優れた応答性と高い効率とを得る
ことができる。
【0008】ディーゼル機関における吸気絞り弁は、内
燃機関の運転状態に応じた開度に制御される。吸気絞り
弁は、排気通路から吸気通路へ排気ガスを還流させる必
要がない場合は、ほぼ全開状態に制御される。この場
合、ディーゼル機関は、大きな負荷を伴うことなく円滑
に多量に空気を吸入することができる。また、吸気絞り
弁は、排気通路から吸気通路へ排気ガスを還流させる必
要がある場合は、内燃機関の運転状態に応じた適当な開
度に制御される。この場合、吸気通路内の圧力(以下、
吸気圧と称す)が負圧となり、排気還流通路の前後に大
きな差圧が発生する。その結果、排気通路から吸気通路
へ向けて、安定した流量の排気ガスが流通する。
【0009】上述した可変容量ターボチャージャや吸気
絞り弁は、排気還流弁とは独立して制御される。このた
め、排気還流弁が開弁状態で固着する異常(以下、開弁
固着異常と称す)が生じた場合において、仮にその異常
が検出されても、可変容量ターボチャージャや吸気絞り
弁は、その後、開弁固着異常が生じていない場合と同様
に内燃機関の運転状態に応じて制御される。
【0010】可変容量ターボチャージャの可変ノズル
が、排気ガスの流通経路の有効面積を狭める方向に作動
すると、排気通路内の圧力(以下、排気圧と称す)は上
昇する。従って、排気還流弁に開弁固着異常が生じてい
る環境下で、可変ノズルが上記の如く制御されると、過
剰な流量の排気ガスが排気通路から吸気通路へ流入する
事態が生ずる。同様に、排気還流弁に開弁固着異常が生
じている環境下で、吸気絞り弁が閉弁方向に作動する
と、吸気圧が低下することに伴って、過剰な流量の排気
ガスが排気通路から吸気通路へ流入する事態が生ずる。
このように、従来の排気ガス再循環装置は、可変容量タ
ーボチャージャや吸気絞り弁と組み合わされて用いられ
る場合に、排気還流弁に開弁固着異常が生じた環境下で
排気ガスが過剰に還流されるのを防ぐことができなかっ
た。
【0011】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、排気還流弁に開弁固着異常が生じた場合に、排
気ガスが過剰に還流されるのを防止することのできる排
気ガス再循環装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載する如く、内燃機関の排気通路から吸気通路へ排
気ガスを還流させる排気ガス再循環装置において、排気
通路と吸気通路とを連通する排気還流通路と、排気還流
通路に介装される排気還流弁と、前記排気還流弁の開度
を内燃機関の運転状態に対応する目標開度に制御する開
度制御手段と、前記排気還流弁の実開度を検出する実開
度検出手段と、内燃機関の運転状態に応じて前記排気還
流弁の両側に発生する差圧を変化させる圧力調整手段
と、前記実開度が前記目標開度に比して大きい場合に、
前記排気還流弁の両側に発生する差圧が小さくなるよう
に前記圧力調整手段を制御する差圧減圧手段と、を備え
る排気ガス再循環装置により達成される。
【0013】本発明において、排気還流弁は、内燃機関
の運転状態に対応する目標開度に制御される。排気還流
弁が開弁すると、排気還流弁の前後の差圧、すなわち、
圧力調整手段によって調整された排気圧と吸気圧との差
圧と、排気還流弁の開度とに応じた流量の排気ガスが排
気通路から吸気通路に還流する。排気還流弁に開弁固着
異常が生ずると、排気ガスが過剰に還流され易い状況が
形成される。一方、排気還流弁に開弁固着異常が生ずる
と、排気還流弁の実開度が、その目標開度に比して大き
くなる。この場合、排気還流弁の前後の差圧が圧力調整
手段によって減圧されるため、排気ガスの過剰な還流が
防止される。
【0014】尚、本発明において、「排気還流弁の実開
度がその目標開度に比して大きい場合」には、両者を
比較して実開度が目標開度に比して大きい場合の他、
実開度が所定値を超えて目標開度に比して大きい場合、
および、実開度と目標開度との比が所定値に比して大
きい場合が含まれている。
【0015】上記の目的は、請求項2に記載する如く、
上記請求項1記載の排気ガス再循環装置において、前記
圧力調整手段が、排気タービン内に可変ノズルを有する
可変容量ターボチャージャを備えると共に、前記実開度
が前記目標開度に比して大きい場合に、前記差圧減圧手
段が、前記排気タービン内の排気ガスが流通する経路の
有効面積が増加するように前記可変ノズルの開度を変更
する排気ガス再循環装置によっても達成される。
【0016】本発明において、内燃機関には、可変容量
ターボチャージャが搭載されている。可変容量ターボチ
ャージャは、内燃機関の運転状態に応じて、低負荷・低
回転領域から高負荷・高回転領域まで広い運転領域で優
れた応答性と高い効率とを確保すべく排気タービン内の
可変ノズルを作動させる。具体的には、可変容量ターボ
チャージャの可変ノズルは、低負荷・低回転領域では、
排気タービン内の排気ガスが流通する経路の有効面積が
減少するように可変ノズルを作動させる。この場合、排
気通路内には高圧の排気圧が発生し易くなる。一方、可
変容量ターボチャージャの可変ノズルは、高負荷・高回
転領域では、排気タービン内の排気ガスが流通する経路
の有効面積が増加するように可変ノズルを作動させる。
この場合、排気通路内の排気圧が高圧化し難い状況が形
成される。
【0017】本発明において、排気還流弁に開弁固着異
常が生ずると、可変容量ターボチャージャは、排気ター
ビン内の排気ガスが流通する経路の有効面積が増加する
ように、すなわち、排気通路内の圧力が上昇し難い状況
が形成されるように可変ノズルの開度を変化させる。可
変ノズルの開度がこのように変化すると、排気還流弁の
両側に差圧が発生し難くなるため、開弁固着異常が発生
している状況下であっても、排気ガスの過剰な還流が防
止される。
【0018】また、上記の目的は、請求項3に記載する
如く、上記請求項1記載の排気ガス再循環装置におい
て、前記圧力調整手段が、吸気通路に設けられた吸気絞
り弁を備えると共に、前記実開度が前記目標開度に比し
て大きい場合に、前記差圧減圧手段が、前記吸気絞り弁
の開度を増加させる排気ガス再循環装置によっても達成
される。
【0019】本発明において、内燃機関には、吸気絞り
弁が搭載されている。吸気絞り弁の開度は、内燃機関の
運転状態に応じて適当に調整される。吸気絞り弁が開弁
されると、吸気通路内の流通抵抗が減少するため、吸気
ロスを低減させることができる。一方、吸気絞り弁が閉
弁されると、吸気通路内に負圧が生ずるため、排気ガス
を還流させ易い状況が形成される。
【0020】本発明において、排気還流弁に開弁固着異
常が生ずると、内燃機関の運転状態に関わらず、吸気絞
り弁が開弁方向に作動する。吸気絞り弁が上記の如く開
弁されると、排気還流弁の両側に差圧が発生し難くなる
ため、開弁固着異常が発生している状況下であっても、
排気ガスの過剰な還流が防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1実施例に対
応する排気ガス再循環装置を搭載する内燃機関10のシ
ステム構成図を示す。本実施例において、内燃機関10
は、電子制御ユニット12(以下、ECU12と称す)
によって制御されている。
【0022】内燃機関10は、シリンダブロック14を
備えている。シリンダブロック14の壁中には、ウォー
タジャケット16が形成されている。シリンダブロック
14の内部には、ピストン18、コンロッド20、およ
び、クランクシャフト22が収納されている。
【0023】シリンダブロック14の壁面にはウォータ
ジャケット16の内部を流れる冷却水の温度を検出する
水温センサ24が配設されていると共に、クランクシャ
フト22の回転角検出するクランク角センサ26が配設
されている。水温センサ24の出力信号、および、クラ
ンク角センサ26の出力信号は、共にECU12に供給
されている。ECU12は、これらの出力信号に基づい
て、冷却水の温度THW、および、クランク角CAを検
出する。
【0024】シリンダブロック14の下部には、オイル
パン28が固定されている。オイルパン28の内部に
は、エンジンオイル30が貯蔵されている。また、シリ
ンダブロック14の上部には、シリンダヘッド32が固
定されている。シリンダヘッド32とピストン18との
間には、主燃焼室33が形成されている。シリンダヘッ
ド32の内部には、主燃焼室33に連通する吸気ポート
34、副燃焼室36、および、排気ポート38が形成さ
れている。
【0025】シリンダヘッド36には、先端部を副燃焼
室36に露出させた燃料噴射弁40、および、同様に先
端部を副燃焼室36に露出されたグロープラグ42が配
設されている。また、シリンダヘッド36には、吸気ポ
ート34を開閉する吸気弁(図示せず)および排気ポー
ト38を開閉する排気弁44が配設されている。
【0026】燃料噴射弁40には、図示しない燃料パイ
プを介して燃料噴射ポンプ46が接続されている。燃料
噴射ポンプ46は、内燃機関10の出力トルクを駆動力
として作動するポンプであり、内燃機関10の各気筒に
配設された燃料噴射弁に対して、適当なタイミングで高
圧燃料を供給する。各気筒に配設されている燃料噴射弁
は、燃料ポンプ46から高圧燃料の供給を受けた際に、
副燃焼室36の内部に燃料を噴射する。
【0027】燃料噴射弁40には、内燃機関10の回転
数NEを検出するNEセンサ48と、燃料の温度THF
を検出する燃温センサ50とが内蔵されている。NEセ
ンサ48の出力信号、および、燃温センサ50の出力信
号は、共にECU12に供給されている。ECU12
は、これらの出力信号に基づいて、機関回転数NEおよ
び燃料温度THFを検出する。
【0028】内燃機関10の吸気ポート34には、吸気
通路52が連通している。吸気通路52には、吸気通路
52の内圧、すなわち、吸気圧PMを検出する吸気圧セ
ンサ54、および、吸気通路52内部の温度、すなわ
ち、吸気温THAを検出する吸気温センサ56が配設さ
れている。吸気圧センサ54の出力信号、および、吸気
温センサ56の出力信号は、共にECU12に供給され
ている。ECU12は、これらの出力信号に基づいて、
吸気圧PMおよび吸気温THAを検出する。
【0029】吸気通路52の内部には、吸気圧センサ5
4の上流側において、吸気絞り弁58が配設されてい
る。吸気絞り弁58には、駆動装置60が連結されてい
る。駆動装置60は、ECU12から供給される制御信
号に応じて吸気絞り弁58を駆動する。ECU12は、
吸気絞り弁58の開度が内燃機関10の運転状態に応じ
た適当な開度となるように駆動装置60を制御する。
【0030】吸気通路52には、可変容量ターボチャー
ジャ62のコンプレッサ64が連通している。可変容量
ターボチャージャ62のコンプレッサ64には、図示し
ないエアフィルタが連通している。可変容量ターボチャ
ージャ62は、内燃機関10の運転中、エアフィルタで
濾過された空気をコンプレッサ64から吸気通路52へ
過給する。コンプレッサ64には、過給圧が過剰な値と
なるのを防止するためのウェストゲートバルブ66が組
み込まれている。
【0031】内燃機関10の排気ポート38には、排気
通路68が連通している。排気通路68には、可変容量
ターボチャージャ62の排気タービン70が連通してい
る。また、排気タービン70には、図示しない触媒コン
バータおよびマフラが連通している。コンプレッサ64
は、排気タービン70の内部を流れる排気ガスのエネル
ギを利用して、エアフィルタから導いた空気を吸気通路
52へ過給する。排気通路68なら排気タービン70へ
流入した排気ガスは、排気タービン70の内部に形成さ
れている流通経路を通って触媒コンバータへ向かう。
【0032】排気タービン70の内部に形成されている
流通経路が大きな有効面積を有している場合は、コンプ
レッサ64によって適当な過給圧を得るために、多量の
排気流量が必要とされる。従って、内燃機関10が低負
荷・低回転領域で運転している場合に、優れた応答性の
下に十分な過給圧を得るためには、排気タービン70内
部の流通経路の有効面積が小さいことが望ましい。
【0033】一方、排気タービン70内部の流通経路の
有効面積が小さい場合は、排気タービン70に多量の排
気ガスが流入する環境下で、排気圧が不当に高い圧力に
昇圧される状態、すなわち、排気ロスが増加して内燃機
関10の出力が低下する状態が実現される。従って、排
気ガスが多量に発生する状況下、すなわち、内燃機関1
0が高負荷・高回転領域で運転している場合は、排気タ
ービン70の内部に形成される流通経路が大きな有効面
積を有していることが望ましい。
【0034】可変容量ターボチャージャ62の排気ター
ビン70には、その内部に形成される流通経路の有効面
積を変更する可変ノズル72が複数設けられている。こ
れらの可変ノズル72には、図示しないバキュームポン
プ(以下、V/Pと称す)から供給される負圧を動力源
として可変ノズル72をそれぞれ一方向または他方向に
駆動する負圧アクチュエータ74および76が連結され
ている。負圧アクチュエータ74および76は、ECU
12から供給される制御信号に応じて可変ノズル72の
角度を変化させる。ECU12は、可変ノズル72の角
度が、内燃機関10の運転状態に応じた適当な角度とな
るように適宜負圧アクチュエータ74および76を制御
する。
【0035】内燃機関10は、排気通路68と吸気通路
52とを連通する排気還流通路78を備えている。排気
還流通路78には、EGRV80が介装されている。E
GRV80には、図示しないV/Pから供給される負圧
を駆動源としてEGRV80を駆動する負圧アクチュエ
ータ82が連結されている。
【0036】負圧アクチュエータ82は、EGRV80
に対して開弁方向の付勢力を付与する。また、EGRV
80には、その両側に発生する差圧、すなわち、排気圧
と吸気圧との差圧に起因する付勢力が作用する。従っ
て、EGRV80の開度は、負圧アクチュエータ82が
発する付勢力と、EGRV80の両側に発生する差圧と
に応じた開度に制御される。
【0037】ECU12は、EGRV80の開度が、内
燃機関10の運転状態に応じた適当な開度となるよう
に、負圧アクチュエータ12に対して適当なデューティ
比を有する駆動信号を供給する。負圧アクチュエータ1
2は、供給された駆動信号のデューティ比に応じた付勢
力を発生する。その結果、EGRV80の開度は、内燃
機関10の運転状態に応じた適当な開度に制御される。
【0038】EGRV80の近傍には、EGRV80の
実開度を検出するリフトセンサ84が配設されている。
リフトセンサ84の出力信号はECU12に供給されて
いる。ECU12は、リフトセンサ84の出力信号に基
づいて、EGRV80の実開度を検出する。
【0039】ECU12には、アクセルペダル86の開
度AACCを検出するアクセル開度センサ88が接続さ
れている。また、ECU12には、車速SPDに応じた
周期でパルス信号を発生する車速センサ90が接続され
ている。ECU12は、これらアクセル開度センサ88
および車速センサ90から発せられる出力信号に基づい
て、アクセル開度AACCおよび車速SPDを検出す
る。
【0040】内燃機関10において、EGRV80が適
正に作動している場合は、内燃機関10の運転状態に応
じた適量の排気ガスが排気通路68から吸気通路52に
還流する。この場合、主燃焼室33における燃料の最高
燃焼温度を適当な温度に抑制することができ、その結
果、清浄な排気エミッションを得ることができる。
【0041】一方、内燃機関10に、EGRV80が開
弁状態で固着する異常、すなわち、開弁固着異常が生じ
ている場合は、還流される排気ガスの流量を、内燃機関
10の運転状態に応じた適当な値に制御することができ
ない。特に、かかる状況下で、排気タービン70内部の
流通経路に小さな有効面積が付与されると、または、吸
気絞り弁58に小さな開度が付与されると、EGRV8
0の両側に大きな差圧が発生して、排気ガスが過剰に排
気通路68から吸気通路52へ還流される事態が生ず
る。
【0042】本実施例のシステムは、EGRV80に開
弁固着異常が生じた場合に、排気ガスの過剰な還流が生
ずるのを防止することができる点に特徴を有している。
以下、図2を参照して、本実施例のシステムの特徴部に
ついて説明する。図2は、上記の機能を実現すべくEC
U12が実行する制御ルーチンの一例のフローチャート
を示す。図2に示すルーチンは、所定時間毎に起動され
る定時割り込みルーチンである。図2に示すルーチンが
起動されると、先ずステップ100の処理が実行され
る。
【0043】ステップ100では、内燃機関10が備え
る各種センサの出力信号に基づいて、機関回転数NE、
燃料温度THF、アクセル開度AACC、車速SPD、
吸気温THA、および、吸気圧PMが演算される。EC
U12は、これらの演算値に基づいて内燃機関10の運
転状態を判断する。
【0044】ステップ102では、内燃機関10の運転
状態に基づいて、EGRV80に付与すべき開度が目標
開度TGAとして演算される。目標開度TGAは、内燃
機関10の運転状態に対応する適量の排気ガスを還流さ
せるための開度である。本実施例において、目標開度T
GAは、ECU12に記憶されているマップを参照して
演算される。
【0045】ステップ104では、上記の目標開度TG
Aを実現するための駆動デューティDuty、すなわち、負
圧アクチュエータ82に供給する駆動信号のデューティ
比が演算される。本実施例において、駆動デューティDu
tyは、目標開度TGAと、EGRV80の両側に発生し
ている差圧とに基づいて、ECU12に記憶されている
マップを参照することで演算される。尚、EGRV80
の両側に発生している差圧は、内燃機関10の運転状態
に基づいて演算される排気圧と、吸気圧センサ56によ
って検出される吸気圧PMとの差圧として求められる。
【0046】ステップ106では、リフトセンサ84の
出力信号に基づいて、EGRV80の実開度80が検出
される。ステップ108では、実開度と目標開度との比
“a=(実開度)/(目標開度)”が演算される。
【0047】ステップ110では、演算値aが所定値
1.1以上であるか否かが判別される。a≧1.1が成
立する場合は、EGRV80の実開度が、目標開度に比
して不当に大きいと判断することができる。この場合、
ECU12は、EGRV80に開弁固着異常が生じてい
ると判断して次にステップ112の処理を実行する。
【0048】ステップ112では、EGRV80の駆動
デューティを“0”とする処理が実行される。駆動デュ
ーティが“0”とされると、負圧アクチュエータ84
が、EGRV80を開弁させる方向に発生していた付勢
力が消滅する。EGRV80の固着が緩い場合は、負圧
アクチュエータ84の付勢力が消滅することにより、そ
の固着が解除される場合がある。本ステップ112の処
理によりEGRV80の固着が解除された場合は、次回
の処理サイクル以降、再び正常な制御が再開される。本
ステップ112の処理が終了すると、次にステップ11
4の処理が実行される。
【0049】ステップ114では、可変容量ターボチャ
ージャ62の可変ノズル72(VN)を全閉とする処
理、すなわち、排気タービン70の内部に形成される流
通経路の有効面積を最大とする処理が実行される。本ス
テップ114の処理が実行されると、以後、可変容量タ
ーボチャージャ62の特性は、通常のターボチャージャ
と同様に、高負荷・高回転領域で優れた応答性と高い効
率とを両立する特性に固定される。このため、低負荷・
低回転領域における応答性は、正常時に比して損なわれ
る。
【0050】しかしながら、上記ステップ114の処理
が実行されると、以後、排気ガスが排気タービン70を
流通する際の流通抵抗を常に小さな値に抑制すること、
すなわち、高圧の排気圧が生じ難い状況を形成すること
ができる。排気圧が低い値に抑制されると、開弁固着異
常の生じている排気還流弁80の両側に発生する差圧を
小さな値に抑制することができる。また、排気還流弁8
0の両側に発生する差圧を小さな値に抑制することがで
きれば、開弁固着異常が生じている状況下においても、
排気ガスの還流量を少量に抑制することができる。従っ
て、本実施例のシステムによれば、内燃機関10に可変
容量ターボチャージャ62が組み込まれているにも関わ
らず、EGRV80に開弁固着異常が生じた際に、排気
ガスが過剰に還流されるのを防止することができる。上
記ステップ114の処理が終了すると、次にステップ1
16の処理が実行される。
【0051】ステップ116では、チェックエンジンラ
ンプを点灯させて、車両の運転者に対して、EGRV8
0に異常が生じていることを知らせるための処理が実行
される。本ステップ116の処理が終了すると、今回の
ルーチンが終了される。図2に示すルーチンにおいて、
上記ステップ110で、a≧1.1なる条件が成立しな
いと判別された場合は、次にステップ118の処理が実
行される。
【0052】ステップ118では、演算値aが所定値
0.9以下であるか否かが判別される。a≦0.9が成
立する場合は、EGRV80の実開度が、目標開度に比
して不当に小さいと判断することができる。この場合、
ECU12は、EGRV80が閉弁状態で固着してい
る、すなわち、EGRV80に閉弁固着異常が生じてい
ると判断する。
【0053】EGRV80に生じている異常が閉弁固着
異常である場合は、何ら処理が施されなくとも排気ガス
が過剰に還流されることがない。このため、上記ステッ
プ118で、a≦0.9が成立すると判別された場合
は、次いで上記ステップ116の処理、すなわち、車両
の運転者に対して異常を表示する処理のみが実行された
後、今回のルーチンが終了される。
【0054】一方、上記ステップ118で、a≦0.9
が成立しないと判別された場合は、EGRV80が、適
正に目標開度近傍に制御されていると判断することがで
きる。この場合、以後何ら処理が進められることなく、
速やかに今回のルーチンが終了される。
【0055】上述の如く、内燃機関10によれば、EG
RV80が正常に機能している場合は、可変容量ターボ
チャージャ62の機能により、広い運転領域に渡って優
れた応答性と優れた出力特性とを得ることができる。ま
た、EGRV80に開弁固着異常が生じた場合には、運
転者に対してその異常を知らしめせると共に、排気ガス
が過剰に還流されるのを防止することができる。更に、
EGRV80に閉弁固着異常が生じた場合は、可変容量
ターボチャージャ62の機能を維持しつつ、運転者に対
して異常の発生を知らせることができる。
【0056】尚、上記の実施例においては、可変容量タ
ーボチャージャ62が、前記請求項1記載の「圧力調整
手段」に相当していると共に、ECU12が、上記ステ
ップ102および104の処理を実行することにより前
記請求項1記載の「開度制御手段」が、上記ステップ1
06の処理を実行することにより前記請求項1記載の
「実開度検出手段」が、上記ステップ110および11
4の処理を実行することにより前記請求項1記載および
前記請求項2記載の「差圧減圧手段」がそれぞれ実現さ
れている。
【0057】次に、図3を参照して、本発明の第2実施
例について説明する。本発明の第2実施例は、上記図1
に示すシステム構成において、ECU12に、上記図2
に示す制御ルーチンに代えて、図3に示す制御ルーチン
を実行させることにより実現される。
【0058】図3は、本実施例のシステムにおいて、E
CU12が実行する制御ルーチンのフローチャートを示
す。尚、図3において、上記図2に示すルーチン中のス
テップと同一の処理を実行するステップについては、同
一の符合を付してその説明を省略する。図3に示すルー
チンは、上記図2に示すルーチンと同様に、所定時間毎
に起動される定時割り込みルーチンである。図3に示す
ルーチンが起動されると、先ずステップ120の処理が
実行される。
【0059】ステップ120では、内燃機関10が備え
る各種センサの出力信号に基づいて、機関回転数NE、
燃料温度THF、アクセル開度AACC、車速SPD、
および、吸気温THAが演算される。ECU12は、こ
れらの演算値に基づいて内燃機関10の運転状態を判断
する。
【0060】ステップ122では、吸気絞り弁58の目
標開度が演算される。吸気絞り弁58の目標開度は、排
気ガスの還流量を、内燃機関10の運転状態に対応する
流量とするために発生させるべき吸気圧PMを実現する
ための値に演算される。吸気絞り弁58の目標開度は、
具体的には、内燃機関10の運転状態に基づいて、EC
U12に記憶されているマップを参照して演算される。
【0061】上記ステップ122の処理が終了すると、
以後、ステップ102〜110の処理が順次実行され
る。そして、ステップ110で、a≧1.1が成立しな
いと判別された場合は、上記第1実施例の場合と同様の
処理が実行される。一方、ステップ110で、a≧1.
1が成立すると判別された場合は、以後、ステップ11
2でEGRV80の駆動デューティが“0”とされた
後、ステップ124の処理が実行される。
【0062】ステップ124では、吸気絞り弁58を全
閉とする処理が実行される。上述の如く、上記ステップ
110でa≧1.1が成立すると判別されるのは、EG
RV80の閉弁固着異常が生じている場合である。この
ような状況下で本ステップ124の処理が実行される
と、以後吸気圧が大気圧近傍の値に維持されることにな
り、EGRV80の両側に発生する差圧を小さな値に抑
制することができる。
【0063】更に、本実施例においては、上記ステップ
124の処理が終了した後、次いで可変容量ターボチャ
ージャ62の可変ノズル72を全開とするステップ11
4の処理が実行される。このため、本実施例のシステム
によれば、可変容量ターボチャージャ62、および、吸
気絞り弁58の双方を備えているにも関わらず、EGR
V80に開弁固着異常が生じている場合に、EGRV8
0の両側に発生する差圧を十分に小さいな値に維持する
ことができる。従って、本実施例のシステムによれば、
EGRV80に開弁固着異常が生じている場合に還流さ
れる排気ガスの流量を、上述した第1実施例の場合に比
して、更に少量に抑制することができる。
【0064】尚、上記の実施例においては、可変容量タ
ーボチャージャ62および吸気絞り弁58が、前記請求
項1記載の「圧力調整手段」に相当していると共に、E
CU12が、上記ステップ110、114および124
の処理を実行することにより前記請求項1記載および前
記請求項3記載の「差圧減圧手段」が実現されている。
【0065】次に、図4および図5を参照して、本発明
の第3実施例について説明する。本発明の第3実施例
は、上記図1に示すシステム構成において、ECU12
に、上記図2に示す制御ルーチンに代えて、図4および
図5に示す制御ルーチンを実行させることにより実現さ
れる。
【0066】図4および図5は、本実施例のシステムに
おいて、ECU12が実行する制御ルーチンのフローチ
ャートを示す。尚、図4および図5において、上記図2
に示すルーチン中、または、上記図3に示すルーチン中
のステップと同一の処理を実行するステップについて
は、同一の符合を付してその説明を省略する。
【0067】図4および図5に示すルーチンは、上記図
2または図3に示すルーチンと同様に、所定時間毎に起
動される定時割り込みルーチンである。図4および図5
に示すルーチンが起動されると、上述したステップ12
0、122、および、102〜108の処理が順次実行
された後、ステップ130の処理が実行される。
【0068】ステップ130では、カウンタnを“0”
にリセットする処理が実行される。本ステップ130の
処理が終了すると、次にステップ110においてa≧
1.1が成立するか否かが判別される。本ルーチンにお
いては、ステップ110でa≧1.1なる条件が成立す
ると判別された場合、次にステップ132の処理が実行
される。一方、a≧1.1が成立しないと判別された場
合は、第1および第2実施例の場合と同様に、次にステ
ップ118の処理が実行される。
【0069】ステップ132では、EGRV80の駆動
デューティを、5%減少させる処理、および、カウンタ
nをインクリメントする処理が実行される。本ステップ
132の処理が終了すると、次にステップ134の処理
が実行される。上記ステップ110の条件が、単に制御
上の誤差に起因して一時的に成立したとすれば、上記ス
テップ132の処理が実行されることにより、実開度は
目標開度に近づくはずである。一方、現実にEGRV8
0に開弁固着異常が生じている場合は、上記ステップ1
32の処理が実行されても、実開度が目標開度に近づく
ことはない。
【0070】ステップ134では、カウンタnの係数値
が“5”に達しているか、すなわち、a≧1.1なる条
件が成立すると判別された後、上記ステップ132の処
理が5回繰り返されたか否かが判別される。本ステップ
134で、n≧5が成立すると判別される場合は、現実
にEGRV80に開弁固着異常が生じていると判別する
ことができる。従って、この場合は、以後、EGRV8
0の開弁固着異常に対処すべく、ステップ112以降の
処理が実行される。
【0071】EGRV80に開弁固着異常が生じていな
いにも関わらずa≧1.1が成立すると判別された場
合、および、EGRV80に開弁固着異常が生じた後、
上記ステップ132の処理が繰り返し実行される間にそ
の固着が解除された場合は、上記ステップ134でn≧
5が成立すると判別される前に、上記ステップ110で
a≧1.1が成立しないと判別される。従って、このよ
うな場合には、開弁固着異常に対処するための処理、す
なわち、ステップ112、124、114および116
の処理は実行されない。
【0072】本実施例において、上記ステップ118で
a≦0.9が成立すると判別される場合は、次にステッ
プ136の処理が実行される。一方、a≦0.9が成立
しないと判別される場合は、上記第1および第2実施例
の場合と同様に、以後、何ら処理が進められることなく
今回のルーチンが終了される。
【0073】ステップ136では、EGRV80の駆動
デューティを、5%増加させる処理、および、カウンタ
nをインクリメントする処理が実行される。本ステップ
136の処理が終了すると、次にステップ138の処理
が実行される。上記ステップ118の条件が、単に制御
上の誤差に起因して成立したとすれば、上記ステップ1
36の処理が実行されることにより、実開度は目標開度
に近づくはずである。一方、現実にEGRV80に閉弁
固着異常が生じている場合は、上記ステップ136の処
理が実行されても、実開度が目標開度に近づくことはな
い。
【0074】ステップ138では、カウンタnの係数値
が“5”に達しているか、すなわち、a≦0.9なる条
件が成立すると判別された後、上記ステップ136の処
理が5回繰り返されたか否かが判別される。本ステップ
138で、n≧5が成立すると判別される場合は、現実
にEGRV80に閉弁固着異常が生じていると判別する
ことができる。従って、この場合は、以後、EGRV8
0の閉弁固着異常に対処すべく、ステップ116の処理
が実行される。
【0075】EGRV80に閉弁固着異常が生じていな
いにも関わらずa≦0.9が成立すると判別された場
合、および、EGRV80に閉弁固着異常が生じた後、
上記ステップ136の処理が繰り返し実行される間にそ
の固着が解除された場合は、上記ステップ138でn≧
5が成立すると判別される前に、上記ステップ118で
a≦0.9が成立しないと判別される。従って、このよ
うな場合には閉弁固着異常に対処するための処理、すな
わち、ステップ116の処理は実行されない。
【0076】このように、本実施例のシステムによれ
ば、現実にEGRV80に開弁固着異常、若しくは、閉
弁固着異常が生じている場合にのみ、それらの対処する
ための処理を実行することができる。従って、本実施例
のシステムによれば、上記第1実施例のシステム、また
は、上記第2実施例のシステムに比して、更に高度な制
御上の信頼性を得ることができる。
【0077】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、排気還流弁の両側に発生する差圧を内燃機関の運転
状態に応じて変化させる機構を備えているにも関わら
ず、排気還流弁に開弁固着異常が生じた場合に、排気ガ
スが過剰に還流されるのを有効に防止することができ
る。
【0078】請求項2記載の発明によれば、内燃機関に
可変容量ターボチャージャを搭載しつつ、排気還流弁に
開弁固着異常が生じた場合に、排気ガスが過剰に還流さ
れるのを防止することができる。請求項3記載の発明に
よれば、内燃機関に吸気絞り弁を搭載しつつ、排気還流
弁に開弁固着異常が生じた場合に、排気ガスが過剰に還
流されるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に対応する排気ガス再循環装
置を搭載する内燃機関のシステム構成図である。
【図2】本発明の第1実施例に対応するシステムで実行
される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図3】本発明の第2実施例に対応するシステムで実行
される制御ルーチンの一例のフローチャートである。
【図4】本発明の第3実施例に対応するシステムで実行
される制御ルーチンの一例のフローチャート(その1)
である。
【図5】本発明の第3実施例に対応するシステムで実行
される制御ルーチンの一例のフローチャート(その2)
である。
【符号の説明】
10 内燃機関 12 電子制御ユニット(ECU) 52 吸気通路 58 吸気絞り弁 62 可変容量ターボチャージャ 68 排気通路 70 排気タービン 72 可変ノズル 78 排気還流通路 80 排気還流弁(EGRV)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02D 9/02 F02D 21/08 311B 21/08 311 23/00 J 23/00 43/00 301K 43/00 301 301N 301R F02B 37/12 301N

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気通路から吸気通路へ排気
    ガスを還流させる排気ガス再循環装置において、 排気通路と吸気通路とを連通する排気還流通路と、 排気還流通路に介装される排気還流弁と、 前記排気還流弁の開度を内燃機関の運転状態に対応する
    目標開度に制御する開度制御手段と、 前記排気還流弁の実開度を検出する実開度検出手段と、 内燃機関の運転状態に応じて前記排気還流弁の両側に発
    生する差圧を変化させる圧力調整手段と、 前記実開度が前記目標開度に比して大きい場合に、前記
    排気還流弁の両側に発生する差圧が小さくなるように前
    記圧力調整手段を制御する差圧減圧手段と、 を備えることを特徴とする排気ガス再循環装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排気ガス再循環装置にお
    いて、 前記圧力調整手段が、排気タービン内に可変ノズルを有
    する可変容量ターボチャージャを備えると共に、 前記実開度が前記目標開度に比して大きい場合に、前記
    差圧減圧手段が、前記排気タービン内の排気ガスが流通
    する経路の有効面積が増加するように前記可変ノズルの
    開度を変更することを特徴とする排気ガス再循環装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の排気ガス再循環装置にお
    いて、 前記圧力調整手段が、吸気通路に設けられた吸気絞り弁
    を備えると共に、 前記実開度が前記目標開度に比して大きい場合に、前記
    差圧減圧手段が、前記吸気絞り弁の開度を増加させるこ
    とを特徴とする排気ガス再循環装置。
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