JPH10196756A - ローラねじを用いた直線作動機 - Google Patents

ローラねじを用いた直線作動機

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JPH10196756A
JPH10196756A JP294997A JP294997A JPH10196756A JP H10196756 A JPH10196756 A JP H10196756A JP 294997 A JP294997 A JP 294997A JP 294997 A JP294997 A JP 294997A JP H10196756 A JPH10196756 A JP H10196756A
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JP
Japan
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roller
nuts
output shaft
screw shaft
nut
Prior art date
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Pending
Application number
JP294997A
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English (en)
Inventor
Takanori Tsuruzono
隆規 鶴薗
Takashi Kawamoto
恭士 川本
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線作動機に生じるバックラッシュをなく
し、出力軸の停止位置精度を高めること。 【解決手段】直線作動機10は、ハウジングHに固着し
た正逆回転するモータMと、このモータMの回転軸から
ギヤGを介して減速駆動されるローラねじ軸12を有す
る。前後一対のローラナット14,14がローラねじ軸
12を囲繞するように配設されている。複数の遊星ロー
ラ16がローラねじ軸12とローラナット14の隙間に
配設されて雄ねじ及び雌ねじに噛合しており、ローラね
じ軸12とローラナット14と複数の遊星ローラ16に
よってローラねじを構成している。ローラナット14
は、樹脂製弾性リング20を挟挿して前後に分割されて
いる。一対のローラナット14はスリーブ状のアダプタ
22に内嵌されている。アダプタ22の他端内周には予
圧調整ナット30が螺合しており、この予圧調整ナット
30を締付けることにより、弾性リング20が変形して
一対のローラナット14が近接方向に変位する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正逆回転するモー
タの回転駆動力を出力軸の直線作動力に変換してこの出
力軸に連結された物品を往復動させる直線作動機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】直線作動機は、特開平7−332454
号公報に記載されるように、正逆回転するモータの回転
駆動力を出力軸の直線作動力に変換するものである。こ
の種の直線作動機は、モータの回転駆動力を出力時の直
線作動力に変換するために、モータ回転軸にギアを介し
て連結されたボールねじ軸と、このボールねじ軸にボー
ルを介して螺合するボールナットと、ボールナットに固
着された出力軸を有する。出力軸の先端には開閉扉等の
物品が連結される。従って、モータが正逆回転すると、
その回転数に応じて出力軸が往復動し、所定の位置で物
品を停止させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の直線
作動機では、ボールねじ軸、ボール及びボールナットか
ら構成されるボールねじを用いて、モータの回転駆動力
を出力軸の直線作動力に変換している。ボールねじは、
その構造上、ボールねじ及びボールナットのボール転動
溝が断面円弧状である。そのため、出力軸に高荷重が作
用する時に加えて、出力軸の往動・復動反転時、モータ
の起動・停止時のように出力軸に加速度が作用する時に
は、ボールがボール転動溝内で軸方向に移動して、バッ
クラッシュが不可避に発生する。
【0004】このようなバックラッシュが存在すると、
出力軸を高精度に停止させることができず、また、出力
軸の停止位置を維持させることができず、物品を高精度
に位置決めすることが極めて困難である。一方、出力軸
の往動・復動反転時等では、バックラッシュの存在によ
って、モータの回転に対する出力軸の応答性が不良とな
り、モータの性能を改善しても、直線作動機の運転特性
を向上させることにも限界がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、正逆回転する
モータの回転駆動力を出力軸の直線作動力に変換し、前
記出力軸に連結された物品を往復動させる直線作動機に
おいて、該直線作動機が、回転自在に支持されて前記モ
ータにより回転駆動されるローラねじ軸と、該ローラね
じ軸を囲繞した前後一対のローラナットと、前記ローラ
ねじ軸と前記一対のローラナットとの環状隙間に装入さ
れてローラねじ軸に形成した雄ねじと一対のローラナッ
トに形成した雌ねじのそれぞれに噛合する複数の遊星ロ
ーラと、前記一対のローラナットの対向面間に挟挿され
た弾性リングとを有し、前記一対のローラナットを近接
方向に変位させて該ローラナットと遊星ローラとの間及
び遊星ローラとローラねじ軸との間にそれぞれ予圧を発
生させ、前記ローラナットに前記出力軸を連結した、ロ
ーラねじを用いた直線作動機により前記課題を解決し
た。
【0006】
【作用】出力軸には開閉扉等の物品が連結されており、
出力軸に連結されたローラナットは回転を拘束されてい
る。この状態で正逆回転するモータを起動すると、ロー
ラねじ軸が回転駆動され、遊星ローラが公転してローラ
ナットが軸方向に往復動する。本発明では、ねじ軸とナ
ットとの間にボールではなくローラが配設されており、
出力軸に押し引き方向の荷重が作用してもローラが軸方
向に変位しにくくなっており、さらに、弾性リングによ
って一体に保持された一対のローラナットを近接方向に
変位させ、ローラナットと遊星ローラとの間及び遊星ロ
ーラとローラねじ軸との間に予圧を発生させているの
で、これらの間にバックラッシュが存在しない。従っ
て、出力軸に高荷重が作用する場合であっても、停止位
置における出力軸の軸方向変位を極めて小さくすること
ができる。また、バックラッシュが存在しないので、モ
ータの反転時や起動・停止時のように出力軸に大きな加
速度が作用する場合であっても、モータの回転に対して
出力軸が的確に応答し、モータを電気的に制御すること
によって、出力軸の停止位置、ストローク及び直線作動
速度を高精度に制御することができる。
【0007】
【実施例】図1は本発明による直線作動機の断面図,図
2はその要部断面図を示している。直線作動機10は、
ハウジングHに固着した正逆回転するモータMと、この
モータMの回転軸からギヤGを介して減速駆動されるロ
ーラねじ軸12を有する。ローラねじ軸12は、その一
端がハウジングHに回転自在に支持され、他端が自由端
になっている。
【0008】前後一対のローラナット14,14はロー
ラねじ軸12を囲繞するように配設されている。ローラ
ねじ軸12はその外周面に雄ねじを形成しており、ロー
ラナット14はその内周面に雌ねじを形成している。複
数の遊星ローラ16がローラねじ軸12とローラナット
14の隙間に配設されて雄ねじ及び雌ねじに噛合してお
り、ローラねじ軸12とローラナット14と複数の遊星
ローラ16によってローラねじを構成している。遊星ロ
ーラ16は、ローラナット14の両端に内嵌するガイド
リング18によって周方向均等に離間配設されている。
なお、ガイドリング18の外側にダストシールが設けら
れる場合もある。このように、ローラねじを用いること
によって、直線作動機の荷重に対する剛性が向上し、出
力軸に高荷重や衝撃が発生する場合であっても、停止位
置における出力軸の軸方向変位が低減する。
【0009】ローラねじのローラナット14は、樹脂製
弾性リング20を挟挿して前後に分割されている。弾性
リング20は、ローラナット14の対向面にそれぞれ固
着されており、一対のローラナット14を一体に保持す
る。一対のローラナット14は、スリーブ状のアダプタ
22に内嵌され、アダプタ22の一端に形成されたフラ
ンジ部24に当て止めされている。26はキー溝、28
はキーであって、一対のローラナット14,14とアダ
プタ22の相対回転を阻止するものである。アダプタ2
2の他端内周には予圧調整ナット30が螺合しており、
この予圧調整ナット30を締付けることにより、弾性リ
ング20が変形して一対のローラナット14が近接方向
に変位する。そして、遊星ローラ16がローラねじ軸1
2に形成した雄ねじとローラナット14に形成した雌ね
じに圧接して弾性変形し、ローラねじ軸12、遊星ロー
ラ16及び一対のローラナット14の間には予圧が発生
させられる。予圧を発生させることによって、ローラね
じ軸12と遊星ローラ16の間、及び、遊星ローラ16
とローラナット14との間のバックラッシュがなくな
る。
【0010】アダプタ22のフランジ部24には、ロー
ラねじ軸12を囲繞する出力軸32が固着されており、
その先端には開閉扉等の物品が連結される。なお、出力
軸32のローラナット側に拡径端部を形成し、複数の締
付けボルトをローラナット及び拡径端部に貫通させても
よい。この締付けボルトは、出力軸とローラナットとを
回転不能に固着するとともに、一対のローラナットを近
接方向に変位させることとなる。また、ハウジングHに
はローラねじ軸12及び出力軸32を囲繞する外筒34
が固着されている。外筒34は、アダプタ22の外周面
及び出力軸32の外周面を案内する。なお、前述のよう
に、アダプタを設けない場合、外筒はローラナットの外
周面及び出力軸の外周面を案内する。
【0011】以上のように、本発明の直線作動機では、
一対のローラナット14を近接方向に変位させることに
より、出力軸32が往動と復動の反転時やモータMの起
動・停止時において、出力軸32及びこれに連結された
物品の慣性により出力軸32に急激な加速度が生じた場
合であっても、ローラねじ軸12に対する出力軸32の
軸方向変位は極めて小さなものとなる。これによって、
モータMに対する出力軸32の応答性が向上し、モータ
Mを電気的に制御することで、ストローク、停止位置、
及び、出力軸の速度・加速度を極めて精密に制御して、
物品を直線作動させることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明では、ローラねじ軸、ローラナッ
ト及び遊星ローラからなるローラねじを用いて、モータ
の回転駆動力を出力軸の直線作動力に変換し、出力軸に
連結された物品を往復動させたので、剛性及び耐衝撃性
に優れ、従来より小径で高荷重・長寿命の直線作動機を
実現できることに加えて、出力軸に高荷重が作用する場
合であっても、遊星ローラの雄ねじ及び雌ねじ内で軸方
向に変位することが少なく、物品を高精度で位置決めす
ることができる。さらに、一対のローラナットを近接方
向に変位させてローラねじに予圧を与えたので、ローラ
ねじ軸と遊星ローラの間、及び、遊星ローラと一対のロ
ーラナットとの間にバックラッシュが存在せず、モータ
の反転時、モータの起動・停止時のように出力軸に急激
な加速度が生じたときでも、モータの回転に対する出力
軸の応答性が向上し、出力軸の停止位置、ストローク及
び直線作動速度を高精度に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による直線作動機の実施例を示す断面
図。
【図2】 図1の直線作動機に用いたローラねじの拡大
断面図。
【符号の説明】
H ハウジング G ギヤ M モータ 10 直線作動機 12 ローラねじ軸 14 ローラナット 16 遊星ローラ 18 ガイドリング 20 樹脂性弾性リング 22 アダプタ 30 予圧調整ナット 32 出力軸 34 外筒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆回転するモータの回転駆動力を出力
    軸の直線作動力に変換し、前記出力軸に連結された物品
    を往復動させる直線作動機において、該直線作動機が、
    回転自在に支持されて前記モータにより回転駆動される
    ローラねじ軸と、該ローラねじ軸を囲繞した前後一対の
    ローラナットと、前記ローラねじ軸と前記一対のローラ
    ナットとの環状隙間に装入されてローラねじ軸に形成し
    た雄ねじと一対のローラナットに形成した雌ねじのそれ
    ぞれに噛合する複数の遊星ローラと、前記一対のローラ
    ナットの対向面間に挟挿された弾性リングとを有し、前
    記一対のローラナットを近接方向に変位させて該ローラ
    ナットと遊星ローラとの間及び遊星ローラとローラねじ
    軸との間にそれぞれ予圧を発生させ、前記ローラナット
    に前記出力軸を連結した、ローラねじを用いた直線作動
    機。
JP294997A 1997-01-10 1997-01-10 ローラねじを用いた直線作動機 Pending JPH10196756A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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