JPH10197467A - コンクリート充填確認装置 - Google Patents

コンクリート充填確認装置

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JPH10197467A
JPH10197467A JP48797A JP48797A JPH10197467A JP H10197467 A JPH10197467 A JP H10197467A JP 48797 A JP48797 A JP 48797A JP 48797 A JP48797 A JP 48797A JP H10197467 A JPH10197467 A JP H10197467A
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Kazuyoshi Kihara
一禎 木原
Kazumi Tamura
一美 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象物が広大であっても、目視では確認し難
い場所のコンクリート充填状況の確認を、少ないチェッ
ク員で速やかに且つ精度よく実施することができるコン
クリート充填確認装置を提供する。 【解決手段】 間隔をおいて設けられた電極としての一
対のゲージ端子1a,1bとゲージ端子1a,1b間に
接続された抵抗器7とを有して成り、コンクリートの打
設空間に所定の間隔をおいて配設される電気抵抗センサ
ー1と、各電気抵抗センサー1のゲージ端子1a,1b
間に一定の電圧を印加する乾電池8と、多点切替スイッ
チ9、検出計10及びパソコン11を有して成り、各電
気抵抗センサー1の出力(コンクリートに接して湿潤し
たときのゲージ端子1a,1b間の抵抗値の変化)を順
次電圧に変換して検出し表示する検出装置16とを備え
て、コンクリート充填確認装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンクリート充填確
認装置に関し、特に、浮桟橋等の土木建築構造物の建設
時に高流動コンクリートを打設する場合に適用して有用
なものである。
【0002】
【従来の技術】土木建築構造物の側壁や床などに使用さ
れるコンクリートは一般に打設時の流動性が悪いため、
打設されたコンクリートの内部に空胴部が発生し易い。
従ってコンクリートの打設時には空胴部の発生を防ぐた
めに振動機などによって締固めを行っているが、最近で
は、この締固めを不要とする高流動コンクリートの使用
実績が増えている。
【0003】図3は高流動コンクリートを適用した浮桟
橋の例を示す平面図、図4は図3のA−A線矢視断面で
あってコンクリートの打設方法を示す説明図である。
【0004】図3に示すように、浮桟橋15は、内部が
鉄骨等の補強部材(図示せず)で支持された鋼殻2の外
周に、コンクリート層12を形成してなるハイブリッド
構造のものである。
【0005】この浮桟橋15では図5に示すようにして
コンクリートが打設される。
【0006】即ち、まず、鋼殻2が、床版15a側を上
にし底版15b側を下にした状態で、底版15b部の厚
さに相当する厚さの架台5を介して底版型枠3上に設置
されると共に、鋼殻2の周りには鉄筋(図示せず)が配
設され、鋼殻2の側方には側壁型枠4が配設される。
【0007】このようにしてコンクリートの打設準備が
完了した後、図4中に矢印で示すように、高流動コンク
リート12’が、側壁型枠4の上方から打設される。か
くして、鋼殻2の外周には図3に示すようなコンクリー
ト層12が形成される。なお、この場合、床版15a部
及び側壁15c部には普通のコンクリートを打設し、底
版15b部のみを高流動コンクリート層とすることもあ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記浮桟橋15の場合
のように、コンクリートの打設空間が狭隘な場合には特
にコンクリートの充填状況(充填の有無)を確認する必
要があるが、これに対し従来は、図4に示すように、鋼
殻2の底版部の適宜の箇所に覗き穴2aを設け、この覗
き穴2aから目視確認する方法が一般的であった。
【0009】しかし、このような目視による確認方法で
は、確認箇所が限られる上、対象物が広大なときには複
数のチェック員が必要になると共に、このように複数の
チェック員によって確認する場合にはチェック員の個人
差によって確認精度にバラツキが生じるなどの問題点が
あった。
【0010】従って本発明は上記従来技術に鑑み、対象
物が広大であっても、目視では確認し難い場所のコンク
リート充填状況の確認を、少ないチェック員で速やかに
且つ精度よく実施することができるコンクリート充填確
認装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
の発明のコンクリート充填確認装置は、間隔をおいて設
けられた電極としての一対のゲージ端子を有して成り、
コンクリートの打設空間に適宜配設される電気抵抗セン
サーと、前記一対のゲージ端子が前記打設空間に打設さ
れたコンクリートに接して湿潤したときの前記一対のゲ
ージ端子間の抵抗値の変化を検出する検出手段とを備え
たことを特徴とする。
【0012】また、第2の発明なコンクリート充填確認
装置は、上記第1の発明のコンクリート充填確認装置に
おいて、前記一対のゲージ端子間には抵抗器が接続され
ていることを特徴とする。
【0013】従って、上記第1の発明のコンクリート充
填確認装置によれば、打設空間にコンクリートが打設さ
れて電気抵抗センサーの配置部にコンクリートが充満す
ると、電気抵抗センサーの一対のゲージ端子がコンクリ
ートに接して湿潤し導通状態となるため、このゲージ端
子間の抵抗値が変化する。そして、このときのゲージ端
子間の抵抗値の変化が検出手段によって検出される。か
くして、この検出結果に基づき、コンクリートの充填状
況が確認できる。
【0014】また、上記第2の発明のコンクリート充填
確認装置によれば、電気抵抗センサーの一対のゲージ端
子間に抵抗器が接続されているため、予め電流計などに
よってセンサー回路の導通チェックを行うことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。なお、ここでは前述の浮桟橋
を例にとって説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態に係るコンクリ
ート充填確認装置の構成図、図2は浮桟橋の断面(図4
に対応する断面)であってコンクリートの打設方法を示
す説明図である。
【0017】図2に示すように、浮桟橋15は、内部が
鉄骨等の補強部材(図示せず)で支持された鋼殻2の外
周に、コンクリート層12を形成してなるハイブリッド
構造のものである。
【0018】この浮桟橋15では図2に示すようにして
コンクリートが打設される。
【0019】即ち、まず、鋼殻2が、床版15a側を上
にし底版15b側を下にした状態で、底版15b部の厚
さに相当する厚さの架台5を介して底版型枠3上に設置
されると共に、鋼殻2の周りには鉄筋6が配設され、鋼
殻2の側方には側壁型枠4が配設される。
【0020】そして更に、鋼殻2の底面(底版15b側
外面)の複数箇所には、コンクリートの充填状況を確認
するために、コンクリート充填確認装置の電気抵抗セン
サー1が所定の間隔をおいて貼設される。
【0021】このようにしてコンクリートの打設準備が
完了した後、図2中に矢印で示すように、高流動コンク
リート12’が、側壁型枠4の上方から打設される。そ
してこのとき、詳細は後述するが、コンクリート充填確
認装置によって高流動コンクリート12’の充填状況が
確認される。かくして、鋼殻2の外周には図3に示すよ
うなコンクリート層12が形成される。なお、この場
合、床版15a部及び側壁15c部には普通のコンクリ
ートを打設し、底版15b部のみを高流動コンクリート
層とすることもある。
【0022】ここで、図1に基づきコンクリート充填確
認装置の構成について詳細に説明する。
【0023】図1に示すように、本コンクリート充填確
認装置は、複数(図示例では3個)の電気抵抗センサー
1と、乾電池8と、多点切替スイッチ9、検出計10及
びパソコン11を有して成る検出装置16とを有する。
【0024】電気抵抗センサー1は何れも、一定の間隔
をおいて設けられた電極としての一対のゲージ端子1
a,1bと、これら一対のゲージ端子1a,1b間に接
続された高抵抗値(例えばR=30MΩ程度)を有する
抵抗器7とを有して成るものであり、これらの電気抵抗
センサー1の各ゲージ端子1a,1bには、乾電池8に
よって一定の電圧が印加されるようになっている。ま
た、各電気抵抗センサー1のゲージ端子1a,1b及び
乾電池8は、多点切替スイッチ9を介して検出計10に
接続されている。
【0025】多点切替スイッチ8では、各電気抵抗セン
サー1のゲージ端子1a,1bと検出計10との接続を
順次切り換えることができる。
【0026】検出計10では、多点切替スイッチ8によ
って順次切り換えられる各電気抵抗センサー1のゲージ
端子1a,1b間の抵抗値の変化、即ち各電気抵抗セン
サー1の出力を電圧に変換し、この電圧信号をパソコン
11へ送る。
【0027】パソコン11では、検出計10か送られて
くる電圧信号に基づき、各電気抵抗センサー1のゲージ
端子1a,1b間の抵抗値の変化、即ち各電気抵抗セン
サー1の出力を画面11aに表示する。
【0028】次に、上記構成のコンクリート充填確認装
置の作用を説明する。
【0029】図2に示すように、鋼殻2の設置や電気抵
抗センサー1の貼設等を行ってコンクリートの打設準備
が完了した後に、図2中に矢印で示すように高流動コン
クリート12’が側壁型枠4の上方から打設されると、
この高流動コンクリート12’は順次底版型枠3側へ流
れ、底版型枠3内を充満しながら次第に四方へ拡がって
いく。
【0030】このとき、鋼殻2の底面に貼設された各電
気抵抗センサー1のゲージ端子1a,1bが高流動コン
クリート12’に接して湿潤し導電状態となり、このゲ
ージ端子1a,1b間の抵抗値が、湿潤前の抵抗値(抵
抗器7の有する抵抗値)からこれよりも低い抵抗値へと
変化する。このときもし、底版型枠3内の何れかにおい
て、打設された高流動コンクリート12’の内部に空胴
部が発生すると、当該位置のゲージ端子1a,1bは湿
潤せず、同ゲージ端子1a,1b間の抵抗値は上記のよ
うには変化しない。
【0031】そして、各ゲージ端子1a,1b間には乾
電池8によって一定電圧が印加されるようになっている
ため、このときの各ゲージ端子1a,1b間の抵抗値の
変化、即ち各電気抵抗センサー1の出力は、多点切替ス
イッチ9を経て、順次検出計10により電圧に変換され
てパソコン11へ送られ、パソコン11の画面11aに
表示される。
【0032】かくして、この検出結果に基づき、電気抵
抗センサー1を貼設した各場所における高流動コンクリ
ート12’の充填状況を速やかに精度よく確認すること
ができる。従って、対象物が広大であっても、目視では
確認し難い場所のコンクリート充填状況の確認を、少な
いチェック員で速やかに且つ精度よく実施することがで
きる。
【0033】なお、具体的には、ダミーの電気抵抗セン
サー1を実際と同じコンクリート湿潤条件においたシミ
ュレーションテストを、実際のコンクリート打設と同時
進行で実施し、このテストデータと各検出位置における
実際の検出値とをパソコン11の画面11aに同時に表
示することにより、充填状況を一目で精度よく確認する
ことができる。
【0034】また、各電気抵抗センサー1のゲージ端子
1a,1b間には抵抗器7が接続されているため、高流
動コンクリート12’の打設を開始する前に、電流計な
どによってセンサ回路の導通チェック、即ちセンサ回路
の断線の有無をチェックすることができ、装置の信頼性
が向上する。
【0035】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1の発明のコンクリート充填確認装
置によれば、電気抵抗センサーを設けた各場所における
コンクリートの充填状況を速やかに精度よく確認するこ
とができる。従って、対象物が広大であっても、目視で
は確認し難い場所のコンクリート充填状況の確認を、少
ないチェック員で速やかに且つ精度よく実施することが
できる。
【0036】また、第2の発明のコンクリート充填確認
装置によれば、電気抵抗センサー1の一対のゲージ端子
間には抵抗器が接続されているため、予め電流計などに
よってセンサ回路の導通チェックを行うことができ、装
置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンクリート充填確
認装置の構成図である。
【図2】浮桟橋の断面(図4に対応する断面)であって
コンクリートの打設方法を示す説明図である。
【図3】高流動コンクリートを適用した浮桟橋の例を示
す平面図である。
【図4】図3のA−A線矢視断面であってコンクリート
の打設方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電気抵抗センサー 1a,1b ゲージ端子 7 抵抗器 8 乾電池 9 多点切替スイッチ 10 検出計 11 パソコン 11a 画面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて設けられた電極としての一
    対のゲージ端子を有して成り、コンクリートの打設空間
    に適宜配設される電気抵抗センサーと、 前記一対のゲージ端子が前記打設空間に打設されたコン
    クリートに接して湿潤したときの前記一対のゲージ端子
    間の抵抗値の変化を検出する検出手段とを備えたことを
    特徴とするコンクリート充填確認装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するコンクリート充填確
    認装置において、 前記一対のゲージ端子間には抵抗器が接続されているこ
    とを特徴とするコンクリート充填確認装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6931929B2 (en) 2002-04-10 2005-08-23 Akebono Brake Industry Co., Ltd. Filler detection method and filler detection device
JP2006348570A (ja) * 2005-06-15 2006-12-28 Taiheiyo Cement Corp 充填検出方法およびプログラム
JP2007009681A (ja) * 2005-06-01 2007-01-18 Taiheiyo Cement Corp 充填センサ、シース管およびシース管継ぎ手部材
KR101445714B1 (ko) * 2013-07-19 2014-09-29 한국원자력환경공단 콘크리트 충전 감지센서를 이용한 사일로의 라이닝 콘크리트 타설관리 장치
JP2015078490A (ja) * 2013-10-15 2015-04-23 株式会社大林組 Pc部材の目地部に充填される充填材の充填状況確認方法

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