JPH10198161A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH10198161A
JPH10198161A JP8359172A JP35917296A JPH10198161A JP H10198161 A JPH10198161 A JP H10198161A JP 8359172 A JP8359172 A JP 8359172A JP 35917296 A JP35917296 A JP 35917296A JP H10198161 A JPH10198161 A JP H10198161A
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JP
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magnetic
developer
developing
carrier
toner
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JP8359172A
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Makoto Nonomura
真 野々村
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁性キャリアとの摩擦による非磁性トナーへ
の電荷付与の安定化を図ると共に、磁性キャリアを現像
剤容器内に拘束しておくことで、実質的に非磁性トナー
のみを現像スリーブ上に塗布することが可能な現像装置
を提供する。 【解決手段】 非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像
剤を使用する現像装置であり、内部に固定された永久磁
石10を有し非磁性部材からなる現像剤規制部材2を回
転することにより、磁性を有する現像剤担持体1と永久
磁石10とが協働して磁場を形成する。この磁場によっ
て作られた現像剤規制領域Gにおいて磁性キャリアを拘
束して現像剤容器内方向の搬送力を与え、積極的に循環
させ、実質的に非磁性トナーのみが現像剤担持体1に担
持されて像担持体の潜像を現像するべく現像領域へと搬
送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真式画像形
成装置、静電記録装置などに用いられる現像装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば電子写真式画像形成装置に
用いられる現像方式としては、米国特許第287406
3号明細書に記載の磁気ブラシ現像法など、多数の現像
方式が提案されている。
【0003】例えば、一成分現像剤を用いる現像方式と
して、特開昭54−43036号公報記載の、所謂、
「ジャンピング現像法」として知られる現像方式が提案
され、実用化されている。この現像法は、磁性体が内添
されたトナーを含んだ現像剤を使用するもので、彩度の
高いカラートナーの使用は難しく、カラー画像の形成に
は不向きである。
【0004】これに対して、非磁性トナーを用いた一成
分現像法として、インプレッション現像法などが提案さ
れ、実用化されている。これらの現像法は、静電潜像を
現像する際に磁性体が内添されたトナーを用いることが
ないため、カラー画像の形成には有利な現像法である。
【0005】しかしながら、上記のいずれの一成分現像
法においても、良好な画像形成を行なうためには、現像
に供するに十分な電荷量をトナーに付与することが重要
である。
【0006】そこで、トナーと、現像スリーブ、即ち、
トナーを担持し搬送する現像剤担持体との接触の機会を
増加させ、現像に供するに十分な摩擦帯電量をトナーに
与えるべく、現像剤担持体上への現像剤の薄層塗布が行
なわれている。
【0007】例えば、磁性トナーを用いた現像法では、
特開昭54−43037号公報に記載されるように、磁
場による現像剤の規制を利用した、所謂、「磁気カット
方式」によって現像剤担持体上へ現像剤の均一な薄層塗
布を行なうことが可能である。
【0008】これに対して、非磁性トナーを用いた現像
法では、現像剤担持体上への現像剤の均一な薄層塗布を
行なうに当たり、磁場を利用することはできず、機械的
或は電場を利用して現像剤の規制を行なうのが一般であ
る。例えば、特開昭54−43038号公報に記載され
るように、ドクターブレードとして弾性体ブレード、板
バネなどを使用することにより機械的にトナー層厚を規
制することが可能である。しかしながら、弾性ブレード
などによる現像剤規制の設定は容易でなく、例えば弾性
ブレードなどの現像剤担持体に対する加圧が低すぎる場
合には、所定のトナー層厚を得ることができず、又、高
すぎる場合にはトナーの損傷が著しいものとなる。又、
現像剤の均一な塗布には、弾性ブレードなどの当接状態
の厳密な管理が必要とされる。
【0009】このような現像剤への電荷付与の問題を解
決するために、特開昭60−42776号公報などに記
載の現像法が考案されている。この現像法は、非磁性ト
ナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤を使用し、磁
性キャリアを磁場によって現像剤容器内に拘束しておく
ことで、実質的に非磁性トナーのみを現像剤担持体上に
塗布し、このトナーを現像領域へと搬送し像担持体上の
潜像を現像する。非磁性トナーには、磁性キャリア及び
現像剤担持体表面との摩擦帯電により現像に供するに十
分な電荷が付与される。この現像方式を使用した現像装
置の一例を、図8を参照して次に説明する。
【0010】本例の現像装置は、現像剤を収容する現像
容器5を備え、像担持体100に対向する位置に形成さ
れた現像容器5の開口部には、図中矢印方向に回転自在
に非磁性部材にて作製された現像剤担持体としての現像
スリーブ1が配置される。この現像スリーブ1内には、
永久磁石10が固定して配置されている。又、現像スリ
ーブ1の上方にはスリーブ表面に対向して磁性体からな
る現像剤規制ブレード2が配置され、現像スリーブ1の
下方には現像容器5内からの現像剤の漏れを防止するス
クイシート6が配置される。更に、現像容器5内には、
図中矢印方向に回転し現像容器5内の現像剤の撹拌を行
なう撹拌棒3が設けられている。尚、磁性ブレード2
は、現像スリーブ1と一定の間隙をもって配置されてお
り、その距離Wは、100μm〜500μmの範囲内の
値に設定される。
【0011】斯かる構成の現像装置における現像スリー
ブ1への現像剤の塗布について説明すると次の通りであ
る。
【0012】つまり、現像スリーブ1内に配置された永
久磁石10と、磁性ブレード2とが協働して形成する磁
場により現像剤中の磁性キャリアが拘束を受けること
で、現像スリーブ1と磁性ブレード2との近接部から現
像剤搬送方向に対して上流側一帯に現像剤規制領域Gが
形成される。現像剤規制領域Gの拡大図を図9に示す。
【0013】現像剤規制領域Gにおける現像剤中の磁性
キャリアCは、前述の磁場を受けることで、永久磁石1
0の磁極Nから、磁性ブレード2へと至る経路に磁気ブ
ラシを形成した状態で拘束され、一連の磁気回路を形成
する。従って、磁性キャリアCは、現像スリーブ1と像
担持体100とが対向した現像領域へと漏出することは
なく、現像剤容器5内に留まることになる。
【0014】一方、現像剤中の非磁性トナーTは、現像
剤規制領域Gでの磁場による拘束を受けることはない。
又、非磁性トナーTには、磁性キャリアC及び現像スリ
ーブ1表面との摩擦帯電により付与された電荷によっ
て、現像スリーブ1からの鏡映力が作用する。従って、
非磁性トナーTは、現像スリーブ1の回転に伴い、現像
スリーブ回転方向への搬送力を受けることとなり、現像
剤規制領域G内の磁気ブラシの間を通過して、現像スリ
ーブ1上へ塗布される。
【0015】上述の原理によって、実質的に非磁性トナ
ーTのみを現像スリーブ1上に塗布することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の現像装置においては、画像形成を連続して行なった
場合に、出力画像の濃度低下、トナー飛散が生じること
があった。又、この問題は、高速にて画像形成を行なっ
た場合に顕著に発生する。このような問題の生じる原因
としては、現像スリーブ1上に塗布される非磁性トナー
Tの帯電量の低下が挙げられる。
【0017】本発明者の検討によれば、上記従来の現像
装置の構成では、磁性キャリアCの磁場による拘束を行
なうことで、磁性キャリアCの現像領域上への漏出を防
いでいるため、現像剤中の磁性キャリアCが、現像剤規
制領域Gにおいて実質的に不動層を形成してしまうこと
は避けられない。従って、現像剤規制領域G内での磁性
キャリアCの循環は非常に穏やかなものであるため、画
像形成によるトナーの消費が著しい場合や、画像形成の
高速化を行なった場合に、現像剤規制領域Gへ新たに供
給される非磁性トナーTと、拘束されている磁性キャリ
アCとの撹拌、混合が追い付かず、摩擦帯電による電荷
付与が不十分となってしまう。そのため、帯電不十分な
トナーTが現像スリーブ1上に塗布されることとなり、
出力画像の濃度低下や、トナー飛散を招くことが分かっ
た。
【0018】又、現像剤の循環を円滑にし、しかも十分
な摩擦帯電を達成する目的で、磁束密度の小さい永久磁
石10を使用したり、磁性ブレード2と現像スリーブ1
との間隙の距離Wを広げることにより、現像剤規制領域
Gにおける磁性キャリアCの拘束力を弱めた場合には、
磁性キャリアCが現像領域へと漏出することが分かっ
た。
【0019】更に、上記従来の現像装置においては、現
像装置の小型化、廉価化を図るべく小径の現像スリーブ
を用いた場合に、その内部に配置される永久磁石も小さ
なものとなるため、現像剤を規制するに十分な磁場を発
生させることは容易ではない。しかも、小径(外径16
mm)の現像スリーブを用いる場合とより大径(外径2
0mm)の現像スリーブを用いる場合とを対比して示す
図10(A)、(B)にて理解されるように、小径の現
像スリーブを用いた場合(図10(A))には、永久磁
石10の大きさによる制約を受けて、磁力線の集中した
領域が狭くなることで、現像剤規制領域Gにおいて規制
される現像剤量が少なくなるため、現像剤の僅かな供給
ムラによっても、現像剤の規制状態に影響を生じ、磁性
キャリアの漏出、トナーの塗布量の変動などを生じるこ
とがある。従って、小径の現像スリーブを用いる場合に
は、ことさら、現像剤規制領域Gの安定形成を図ること
が必要である。そこで、十分且つ均一な磁場を発生させ
るべく、希土類元素化合物を用いた永久磁石を使用する
こともできるが、非常に高価となり、現像装置の小型
化、廉価化を図る上で大きな障害となっていた。
【0020】従って、本発明の目的は、上記問題を解決
し、磁性キャリアとの摩擦による非磁性トナーへの電荷
付与の安定化を図ると共に、磁性キャリアを現像剤容器
内に拘束しておくことで、実質的に非磁性トナーのみを
現像スリーブ上に塗布することが可能な現像装置を提供
することである。
【0021】本発明の他の目的は、磁性キャリアとの摩
擦による非磁性トナーへの安定した電荷付与が可能で、
磁性キャリアを現像剤容器内に十分拘束することによ
り、非磁性トナーのみを現像スリーブ上に塗布すること
が可能な小型で且つ廉価な現像装置を提供することであ
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
現像装置にて達成される。要約すれば、本発明は、非磁
性トナーと磁性キャリアを含む現像剤を収容する現像容
器と、現像剤を担持し搬送するために回転可能に配置さ
れた磁性を有する現像剤担持体と、前記現像剤担持体上
の現像剤の塗布を規制するために非磁性部材によって構
成され回転可能に配置された現像剤規制部材と、前記現
像剤規制部材の内部に配設された磁場発生手段と、を備
え、前記現像剤が、前記磁場発生手段によって磁化され
た前記現像剤担持体と前記磁場発生手段とが協働して形
成する磁場によって規制されることで、実質的に非磁性
トナーのみが前記現像剤担持体上へ塗布されることを特
徴とする現像装置である。
【0023】本発明の好ましい実施態様によると、前記
現像剤担持体は、磁性部材で形成されたローラ形状とさ
れるか、或は、非磁性部材で形成されたシリンダ形状と
され、内部に磁性部材を有する構成とされる。又、好ま
しくは、前記現像剤担持体は、非磁性部材にて形成され
たシリンダ形状とされ、内部に磁性部材を有する構成と
される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る現像装置を図
面に則して更に詳しく説明する。
【0025】実施例1 図1に本発明の現像装置の第1の実施例を示す。本実施
例にて、現像装置は、現像剤を収容する現像容器5を備
え、像担持体100に対向する位置に形成された現像容
器5の開口部には、図中矢印方向に回転自在に現像剤担
持体としての現像ローラ1と、この現像ローラ1の上方
に現像ローラ1と一定の距離Wの間隙をもって現像剤規
制部材としての規制スリーブ2が配置される。この規制
スリーブ2は非磁性部材にて作製され、現像ローラ1の
回転方向と同方向に回転自在に担持されており、この規
制スリーブ1内には、永久磁石10が固定して配置され
ている。又、規制スリーブ1に当接するスクレーパ3が
現像容器5の開口部上端に取り付けられており、現像容
器5の開口部下方端には現像容器5内からの現像剤の漏
れを防止するスクイシート4が配置される。更に、現像
容器5内には、図中矢印方向に回転し現像容器5内の現
像剤の撹拌及び現像ローラ1への現像剤を供給する搬送
部材4が設けられる。なお、現像剤としては、体積平均
径8μmの非磁性トナーと、体積平均径45μmの磁性
キャリアを含んだ、所謂、二成分現像剤を使用した。
【0026】本実施例で、現像ローラ1は外径20mm
のローラ形状とされる磁性部材にて作製し、規制スリー
ブ2は外径20mmの非磁性体からなるシリンダとさ
れ、現像ローラ1と規制スリーブ2とは距離Wの間隙を
おいて対向配置されている。この距離Wは、100μm
〜500μmの範囲内の値に設定される。又、規制スリ
ーブ2内に配置された永久磁石10は、現像ローラ1と
規制スリーブ2との対向位置近傍に位置するS極と、図
1には示されていないが、もう一つの磁極の、2極を有
している。
【0027】本発明の斯かる構成によれば、現像ローラ
1と永久磁石10は、現像ローラ1と規制スリーブ2と
の近接部一帯に磁力線の集中した磁場を協働して形成
し、その磁場によって現像剤規制領域Gが形成される。
なお、本実施例における現像装置では、間隙の距離Wと
して150μm、磁極Sに磁束密度1000G、半値幅
35°のものを使用した。
【0028】次に、上記構成の現像装置における現像ロ
ーラ1上への非磁性トナーの塗布態様について説明す
る。
【0029】つまり、本実施例の現像装置では、現像剤
容器5から搬送部材4によって撹拌されると共に現像ロ
ーラ1上へ供給された現像剤は、規制スリーブ2内の永
久磁石10の磁力を受け、磁化された現像ローラ1上に
担持、搬送された後に、前述の現像剤規制領域Gにおい
て規制を受けることになる。現像剤規制領域Gの拡大図
を図2に示す。
【0030】現像剤規制領域Gにおける磁場によって拘
束された現像剤中の磁性キャリアは、規制スリーブ2内
の永久磁石10の磁極Sの磁力によって束縛を受ける。
規制スリーブ2は、図2に示される矢印方向に回転して
いるため、その回転に伴ない、磁性キャリアは現像剤容
器内へ戻される方向(A)の搬送力を受けることにな
る。従って、磁性キャリアは、現像剤規制領域Gで束縛
を受けつつも、規制スリーブ2からの搬送力によって、
順次、現像剤容器方向へ戻されるために、現像ローラ1
が像担持体100と対向した現像領域へと漏出すること
なく現像剤容器内を図2中の矢印Aで示されるように循
環する。
【0031】一方、現像剤規制領域Gにおける現像剤中
の非磁性トナーは、現像剤規制領域Gでの磁場による拘
束を受けることはない。又、非磁性トナーには、磁性キ
ャリア及び現像ローラ表面との摩擦帯電により付与され
た電荷によって現像ローラ1からの鏡映力が作用する。
従って、非磁性トナーは、現像ローラ1の回転に伴な
い、現像ローラ1の回転方向(B)への搬送力を受ける
こととなり、現像剤規制領域G内の磁気ブラシの間を通
過して、現像ローラ1上へ塗布される。
【0032】以上のようにして、磁性キャリアが漏出す
ることなく、現像に供されるに十分な電荷を付与された
非磁性トナーのみを現像ローラ1上に塗布することがで
きる。
【0033】本実施例の現像装置を使用し、連続して画
像形成を行なったところ、図3に示すように、出力枚数
5000枚時においても出力画像の濃度低下、トナー飛
散は発生せず、良好な画像形成を行なうことができた。
他方、従来の現像装置では、出力枚数500枚を過ぎる
と出力画像の濃度低下が急激に進み、トナー飛散も生じ
た。
【0034】このように、本実施例の現像装置によれ
ば、磁性キャリアとの摩擦による非磁性トナーへの電荷
付与の安定化を図ると共に、磁性キャリアを現像剤容器
内に拘束しておくことで、実質的に非磁性トナーのみを
現像ローラ上に塗布することが可能である。
【0035】実施例2 図4及び図5に本発明の現像装置の第2の実施例を示
す。この実施例の現像装置は、実施例1の現像装置に比
してより小型とするべく、その構成において、現像剤担
持体である現像ローラ1の外径を小さくした以外は、実
施例1に示す現像装置と同様の構成とされる。
【0036】つまり、本実施例では、現像剤規制部材で
ある規制スリーブ2は、外径20mmとされ、先の実施
例1の場合と同じであるが、現像剤担持体である現像ロ
ーラ1の外径は16mmとされ、実施例1の場合より小
さくされる。又、規制スリーブ2の内部に配置される永
久磁石10としては、現像ローラ1と規制スリーブ2と
の対向位置近傍に位置し、磁束密度850G、半値幅3
5°の磁極Sと、図4には示されていないが、もう一つ
の磁極の、2極を有するものを使用した。
【0037】磁性体部材である現像ローラ1と規制スリ
ーブ2内の永久磁石10によって、現像ローラ1と規制
スリーブ2との近接部一帯に磁力線の集中した磁場が協
働して形成され、その磁場によって、現像剤規制領域G
が形成される。現像剤規制領域Gの拡大図を図5に示
す。この現像剤規制領域Gにおいて、磁性キャリアの拘
束及び循環と、非磁性トナーの現像ローラ1上への塗布
が行なわれる。
【0038】本発明者の検討によれば、規制スリーブ2
に対して、小径の現像ローラ1を使用したことで、現像
ローラ1への規制スリーブ2内の永久磁石10からの磁
力線の集中が良くなり、磁極Sの磁束密度が850Gの
ものを使用した場合でも、安定した現像剤規制領域Gが
形成された。又、現像ローラ1の回転速度を、先の実施
例1における現像装置に比べて1.5倍で駆動した場合
でも、磁性キャリアの現像領域への漏出はなく、磁性キ
ャリアの円滑な循環状態が形成されることが確認され
た。
【0039】そこで、本実施例の現像装置では、先の実
施例1の現像装置と同一の画像形成速度で使用するため
に、現像ローラの回転速度を実施例1の現像装置の1.
25倍で駆動し、連続した画像形成を行なったところ、
出力画像の濃度低下、トナー飛散は発生せず、良好な画
像形成を行なうことができた。
【0040】このように、本実施例の現像装置によれ
ば、磁性キャリアとの摩擦による非磁性トナーへの電荷
付与の安定化を図ると共に、磁性キャリアを現像剤容器
内に拘束しておくことで、実質的に非磁性トナーのみを
現像ローラ上に塗布することが可能で、しかも小型であ
る。
【0041】実施例3 図6及び図7に本発明の現像装置の第3の実施例を示
す。この実施例の現像装置は、現像剤担持体の構成が異
なる以外は、実施例1に示す現像装置と同様の構成とさ
れる。
【0042】つまり、本実施例では、現像剤規制部材で
ある規制スリーブ2は、外径20mmとされ、規制スリ
ーブ2の内部には永久磁石10を有しており、先の実施
例1の場合と同じであるが、現像剤担持体は、外径20
mmの非磁性体からなる現像スリーブ1Aを使用し、そ
の内部に、規制スリーブ2との対向位置近傍に磁性部材
11を配置した。なお、永久磁石10は、磁束密度85
0G、半値幅35°の磁極Sと、図6には示されていな
いが、もう一つの磁極の、2極を有するものを使用し
た。
【0043】現像スリーブ1A内の磁性体部材11と規
制スリーブ2内の永久磁石10によって、現像スリーブ
1Aと規制スリーブ2との近接部一帯に磁力線の集中し
た磁場が協働して形成され、その磁場によって、現像剤
規制領域Gが形成される。現像剤規制領域Gの拡大図を
図7に示す。この現像剤規制領域Gにおいて、磁性キャ
リアの拘束及び循環と、非磁性トナーの現像スリーブ1
A上への塗布が行なわれる。
【0044】又、本実施例の現像装置では、現像スリー
ブ1A内の磁性部材11は、規制スリーブ2内の永久磁
石10の磁場によって引き付けられ「たわみ」が生じた
としても、現像スリーブ1自体は非磁性部材であるため
に磁場の影響を受けず、現像スリーブ1Aと規制スリー
ブ2との間隙が一定に保たれているため、現像剤の不均
一な塗布は生じない。
【0045】以上のようにして、磁性キャリアが現像領
域へと漏出することなく、現像に供されるに十分な電荷
を付与された非磁性トナーのみを現像スリーブ1A上に
均一に塗布することができる。
【0046】本実施例の現像装置を使用し、連続して画
像形成を行なったところ、出力画像の濃度低下、トナー
飛散は発生せず、良好な画像形成を行なうことができ
た。
【0047】このように、本実施例の現像装置によれ
ば、磁性キャリアとの摩擦による非磁性トナーへの電荷
付与の安定化を図ると共に、磁性キャリアを現像剤容器
内に拘束しておくことで、実質的に非磁性トナーのみを
現像ローラ上に塗布することが可能である。
【0048】なお、本発明は、上記各実施例で説明した
現像装置に限定されるものではなく、広く一般の現像装
置について応用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の現像装置
は、非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像剤を使用す
る現像装置において、内部に固定された永久磁石を有し
非磁性部材からなる現像剤規制部材を回転することによ
り、磁性を有する現像剤担持体と前記永久磁石とが協働
して形成する磁場によって作られた現像剤規制領域Gに
おいて磁性キャリアを拘束して現像剤容器内方向(A)
の搬送力を与え、積極的に循環させ、実質的に非磁性ト
ナーのみが現像剤担持体に担持されて像担持体の潜像を
現像するべく現像領域の方向(B)へと搬送される構成
とされるので、磁性キャリアとの摩擦による非磁性トナ
ーへの電荷付与の安定化を図ると共に、磁性キャリアを
現像剤容器内に拘束しておくことで、実質的に非磁性ト
ナーのみを現像スリーブ上に塗布することが可能であ
り、しかも小型で且つ廉価である、という効果を奏し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置の第1の実施例の概略構
成図である。
【図2】図1の現像装置の現像剤規制領域G付近の拡大
図である。
【図3】本発明の現像装置及び従来の現像装置を使用し
て連続画像形成を行なった場合の出力画像濃度変動を示
すグラフである。
【図4】本発明に係る現像装置の第2の実施例の概略構
成図である。
【図5】図4の現像装置の現像剤規制領域G付近の拡大
図である。
【図6】本発明に係る現像装置の第3の実施例の概略構
成図である。
【図7】図6の現像装置の現像剤規制領域G付近の拡大
図である。
【図8】従来の現像装置の概略構成図である。
【図9】従来の現像装置の現像剤規制領域G付近の拡大
図である。
【図10】従来の現像装置における現像剤担持体(現像
スリーブ)の径と現像剤規制領域Gの範囲との相関の一
例を示す図で、図10(A)は現像スリーブの外径が1
6mmであり、図10(B)は現像スリーブの外径が2
0mmとされる。
【符号の説明】
1 現像剤担持体 2 現像剤規制部材 5 現像容器 10 磁場発生手段 11 磁性部材 100 像担持体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像
    剤を収容する現像容器と、現像剤を担持し搬送するため
    に回転可能に配置された磁性を有する現像剤担持体と、
    前記現像剤担持体上の現像剤の塗布を規制するために非
    磁性部材によって構成され回転可能に配置された現像剤
    規制部材と、前記現像剤規制部材の内部に配設された磁
    場発生手段と、を備え、前記現像剤が、前記磁場発生手
    段によって磁化された前記現像剤担持体と前記磁場発生
    手段とが協働して形成する磁場によって規制されること
    で、実質的に非磁性トナーのみが前記現像剤担持体上へ
    塗布されることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記現像剤担持体は、磁性部材で形成さ
    れたローラ形状とされる請求項1の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記現像剤担持体は、非磁性部材で形成
    されたシリンダ形状とされ、内部に磁性部材を有する請
    求項1の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記現像剤担持体は、非磁性部材にて形
    成されたシリンダ形状とされ、内部に磁性部材を有する
    請求項1、2又は3の現像装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104834196A (zh) * 2014-02-12 2015-08-12 佳能株式会社 显影设备和图像形成装置
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