JPH10198837A - 紙葉判別装置 - Google Patents
紙葉判別装置Info
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- JPH10198837A JPH10198837A JP8359230A JP35923096A JPH10198837A JP H10198837 A JPH10198837 A JP H10198837A JP 8359230 A JP8359230 A JP 8359230A JP 35923096 A JP35923096 A JP 35923096A JP H10198837 A JPH10198837 A JP H10198837A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高精度の判別処理を高速で行うことができ、
かつ、誤読率の低減に寄与することができる紙幣その他
紙葉類の判別装置を提供する。 【解決手段】 紙幣Pの外形寸法を算出し(S10)、
紙幣P自体の読取りデータパターンを求める(S2
0)。次に、通過位置および斜行角度θに基づいて、紙
幣Pの読取りデータパターンRPを、初期判別金種の基
準データパターンBPに対して位置合わせし(S3
0)、読取りデータパターンRPの一部分と、前記初期
判別金種の紙幣Pについて紙幣Pの通過方向を判定する
(S40)。予め記憶されている切り出し位置を参照し
て斜行時の切り出し位置を計算し(S50)、切り出し
位置の画像の斜行角度θを所定の数式に従ってメモリ上
で補正し(S60)、正規化相関マッチングを施す(S
70)。
かつ、誤読率の低減に寄与することができる紙幣その他
紙葉類の判別装置を提供する。 【解決手段】 紙幣Pの外形寸法を算出し(S10)、
紙幣P自体の読取りデータパターンを求める(S2
0)。次に、通過位置および斜行角度θに基づいて、紙
幣Pの読取りデータパターンRPを、初期判別金種の基
準データパターンBPに対して位置合わせし(S3
0)、読取りデータパターンRPの一部分と、前記初期
判別金種の紙幣Pについて紙幣Pの通過方向を判定する
(S40)。予め記憶されている切り出し位置を参照し
て斜行時の切り出し位置を計算し(S50)、切り出し
位置の画像の斜行角度θを所定の数式に従ってメモリ上
で補正し(S60)、正規化相関マッチングを施す(S
70)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、紙幣及び小切手
類その他の紙葉類の種類と真偽を判別する紙葉判別装置
に関し、特に、高精度の紙葉判別処理を高速で行うこと
ができるようにしたものに関する。
類その他の紙葉類の種類と真偽を判別する紙葉判別装置
に関し、特に、高精度の紙葉判別処理を高速で行うこと
ができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、紙幣整理機や現金入出金装置
等には、客が投入した紙幣の金種や真偽を判別して金庫
に収納する紙幣判別装置が使用されている。図9には、
従来より一般的に知られている紙幣判別装置の概略が示
されている。イメージセンサ2は、一次元のイメージを
検出するリニアイメージセンサであり、判別すべき紙幣
Pは、判別処理速度を高めるために、移送方向Fに対し
て横向きにイメージセンサ2を通過するよう移送され
る。従って、該イメージセンサ2は、前記紙幣Pの縦方
向(長手方向)を光学的に走査する。イメージセンサ2
の上流側に設けられた発光素子と受光素子とで構成され
るタイミングセンサ1は、移送されてくる紙幣Pの先端
による遮光作用によって、該紙幣Pの先端を検出し、紙
幣検出信号を出力する。この紙幣検出信号に呼応して、
イメージセンサ2から出力される各スキャンごとのアナ
ログのビデオ信号が、ディジタルの階調(多値)データ
に変換後、メモリ3に格納され始める。こうして、前記
紙幣Pがイメージセンサ2に対して移動されることによ
って、該紙幣Pの全面の多値データがメモリ3に格納さ
れる。その後、紙幣判定部4では、このようにしてメモ
リ3に格納された前記紙幣Pの全面についての多値デー
タに基づいて、前記紙幣Pのエッジを検出することによ
って、前記紙幣Pの金種および真偽をその外形寸法に関
して判別する。さらに、紙幣判定部4は、前記紙幣Pに
印刷された印章、肖像等の印刷パターンに対応する前記
多値データのデータパターン(以下、読取りデータパタ
ーンという)に基づき、基準メモリ5に各紙幣Pごとに
予め用意された基準データパターンとパターンマッチン
グすることによって、前記紙幣Pの金種および真偽をそ
の印刷パターンに関して判定する。
等には、客が投入した紙幣の金種や真偽を判別して金庫
に収納する紙幣判別装置が使用されている。図9には、
従来より一般的に知られている紙幣判別装置の概略が示
されている。イメージセンサ2は、一次元のイメージを
検出するリニアイメージセンサであり、判別すべき紙幣
Pは、判別処理速度を高めるために、移送方向Fに対し
て横向きにイメージセンサ2を通過するよう移送され
る。従って、該イメージセンサ2は、前記紙幣Pの縦方
向(長手方向)を光学的に走査する。イメージセンサ2
の上流側に設けられた発光素子と受光素子とで構成され
るタイミングセンサ1は、移送されてくる紙幣Pの先端
による遮光作用によって、該紙幣Pの先端を検出し、紙
幣検出信号を出力する。この紙幣検出信号に呼応して、
イメージセンサ2から出力される各スキャンごとのアナ
ログのビデオ信号が、ディジタルの階調(多値)データ
に変換後、メモリ3に格納され始める。こうして、前記
紙幣Pがイメージセンサ2に対して移動されることによ
って、該紙幣Pの全面の多値データがメモリ3に格納さ
れる。その後、紙幣判定部4では、このようにしてメモ
リ3に格納された前記紙幣Pの全面についての多値デー
タに基づいて、前記紙幣Pのエッジを検出することによ
って、前記紙幣Pの金種および真偽をその外形寸法に関
して判別する。さらに、紙幣判定部4は、前記紙幣Pに
印刷された印章、肖像等の印刷パターンに対応する前記
多値データのデータパターン(以下、読取りデータパタ
ーンという)に基づき、基準メモリ5に各紙幣Pごとに
予め用意された基準データパターンとパターンマッチン
グすることによって、前記紙幣Pの金種および真偽をそ
の印刷パターンに関して判定する。
【0003】紙幣Pは前後、表裏方向に合計4種類の方
向に投入される可能性があり、従って、前記4種類の方
向にイメージセンサ2を通過する可能性があることを考
慮して、前記基準メモリ5には、これら各通過方向ごと
に基準データパターンが用意されている。さらに、この
種の紙幣判別装置においては、上記のように複数金種の
紙幣Pがそれぞれ横向きにタイミングセンサ1およびイ
メージセンサ2を通過する構成であるので、タイミング
センサ1およびイメージセンサ2に至る移送路は、長手
方向長さ(以下、単に、長さと言う)が異なる各金種の
紙幣Pを適当な余裕を持って移送できるよう、長さLが
最大の紙幣(すなわち、1万円札)Pより幾分大きい幅
を有している。このため、当該装置に投入される各紙幣
(とりわけ、1万円札より長さの短い5千円札および千
円札)Pは、前記移送路の幅方向における様々異なる位
置を通過することになる。従って、イメージセンサ2に
対する前記紙幣Pの通過位置も様々異なることになる。
これに対処するために、各紙幣Pごとの前記基準データ
パターンも、イメージセンサ2に対する紙幣Pの様々異
なる各通過位置ごとに格納されている。つまり、従来に
おいては、各紙幣Pの前記イメージセンサ2に対する通
過方向ごとに、基準データパターンが格納されている。
向に投入される可能性があり、従って、前記4種類の方
向にイメージセンサ2を通過する可能性があることを考
慮して、前記基準メモリ5には、これら各通過方向ごと
に基準データパターンが用意されている。さらに、この
種の紙幣判別装置においては、上記のように複数金種の
紙幣Pがそれぞれ横向きにタイミングセンサ1およびイ
メージセンサ2を通過する構成であるので、タイミング
センサ1およびイメージセンサ2に至る移送路は、長手
方向長さ(以下、単に、長さと言う)が異なる各金種の
紙幣Pを適当な余裕を持って移送できるよう、長さLが
最大の紙幣(すなわち、1万円札)Pより幾分大きい幅
を有している。このため、当該装置に投入される各紙幣
(とりわけ、1万円札より長さの短い5千円札および千
円札)Pは、前記移送路の幅方向における様々異なる位
置を通過することになる。従って、イメージセンサ2に
対する前記紙幣Pの通過位置も様々異なることになる。
これに対処するために、各紙幣Pごとの前記基準データ
パターンも、イメージセンサ2に対する紙幣Pの様々異
なる各通過位置ごとに格納されている。つまり、従来に
おいては、各紙幣Pの前記イメージセンサ2に対する通
過方向ごとに、基準データパターンが格納されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の紙幣判別装置にあっては、投入された各紙幣Pを判
別するために、各紙幣Pごとの基準データパターンを、
イメージセンサ2に対する各通過方向ごとに格納してい
るので、データパターンとマッチングすべき基準データ
パターンの数が極めて多くなり、その結果、紙幣判別処
理時間が大変長くなっていた。また、容量の大きな基準
メモリ5が必要であった。これらの問題点を軽減するた
めに、基準データパターンの数を減らすと、両パータン
間の位置的な一致度が低下して、正確なマッチングを行
うことができず、その結果、高精度での紙幣判別を行う
ことができなくなる、という問題点があった。さらに、
従来の紙幣判別装置にあっては、各国の紙幣に判別処理
を施す場合に、このような特徴抽出を各国毎に行う必要
があり、装置の開発に多大な時間を要するという問題が
あった。本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その
目的は、高精度の紙葉判別処理を高速で行うことがで
き、かつ、誤読率の低減に寄与することができる紙葉判
別装置を提供することにある。
来の紙幣判別装置にあっては、投入された各紙幣Pを判
別するために、各紙幣Pごとの基準データパターンを、
イメージセンサ2に対する各通過方向ごとに格納してい
るので、データパターンとマッチングすべき基準データ
パターンの数が極めて多くなり、その結果、紙幣判別処
理時間が大変長くなっていた。また、容量の大きな基準
メモリ5が必要であった。これらの問題点を軽減するた
めに、基準データパターンの数を減らすと、両パータン
間の位置的な一致度が低下して、正確なマッチングを行
うことができず、その結果、高精度での紙幣判別を行う
ことができなくなる、という問題点があった。さらに、
従来の紙幣判別装置にあっては、各国の紙幣に判別処理
を施す場合に、このような特徴抽出を各国毎に行う必要
があり、装置の開発に多大な時間を要するという問題が
あった。本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その
目的は、高精度の紙葉判別処理を高速で行うことがで
き、かつ、誤読率の低減に寄与することができる紙葉判
別装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る紙葉判別装
置は、投入された紙葉の一面を光学的に走査して当該紙
葉面の濃淡に応じた多値データを各画素ごとに読み取る
読取手段と、該多値データに基づいて当該紙葉のエッジ
を検出して当該紙葉の外形及び読取り時の斜行角度を検
出する外形検出手段と、当該紙葉の多値データ値を複数
の隣接した画素ごとに演算する演算手段と、該演算結果
値をデータ要素として当該紙葉の読取りデータパターン
を作成する作成手段と、各種の真正の紙葉における特徴
的範囲に対応する基準データパターンを該読取りデータ
パターンの2倍の分解能のデータ要素で予め格納する基
準パターン格納手段と、検出された前記外形及び斜行角
度に基づいて、前記読取りデータパターンを該基準デー
タパターンに対応させて位置合わせする位置合わせ手段
と、各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応させて
前記読取りデータパターンの一部を抽出するための切り
出し位置を予め格納する切り出し位置格納手段と、該切
り出し位置を参照して当該紙葉の斜行角度に対応する切
り出し位置を算出する切り出し位置算出手段と、位置合
わせされた前記読取りデータパターンのうち、算出され
た該切り出し位置に対応する範囲のみを切り出す範囲切
り出し手段と、前記切り出された範囲の読取りデータパ
ターンと前記基準データパターンとの間で、相関値マッ
チングを行って投入された当該紙葉の種類を判別する判
別手段とを有するものである。これによって、紙葉の一
部分の特徴的範囲のみに対応する読取りデータパターン
を切り出すことができ、相関値マッチングに係わる処理
時間の短縮を図ることができる。また、単一の基準デー
タパターンを使用して高精度の相関値マッチングを行う
ことができ、その結果、膨大なデータ処理量を必要とせ
ず、高精度の紙葉判別処理を高速で行うことができる。
さらに、文字部等の特徴的部分のみを切り出し、相関値
マッチングを施すことで、誤読率を低減させることがで
きる。さらにまた、各国の紙幣毎に対応する特徴的部分
のみを切り出して、相関値マッチングを施すことで、誤
読率を低減することができ、従来の紙幣判別装置のよう
に、各国の紙幣に判別処理を施す場合に、特徴抽出を各
国毎に行う必要がなく、装置の開発に要する時間を削減
することができる。本発明によれば、上記判別手段は、
範囲切り出し手段によって切り出された1範囲または複
数範囲の読取りデータパターンと基準データパターンと
の間で、相関値マッチングを行うようにしてよい。これ
により、膨大なデータ処理量を必要とせず、高精度の紙
葉判別処理を高速で行うことができ、さらに、各国の紙
幣毎に対応する特徴的部分のみを切り出して、相関値マ
ッチングを施すことで、誤読率を低減することができ
る。
置は、投入された紙葉の一面を光学的に走査して当該紙
葉面の濃淡に応じた多値データを各画素ごとに読み取る
読取手段と、該多値データに基づいて当該紙葉のエッジ
を検出して当該紙葉の外形及び読取り時の斜行角度を検
出する外形検出手段と、当該紙葉の多値データ値を複数
の隣接した画素ごとに演算する演算手段と、該演算結果
値をデータ要素として当該紙葉の読取りデータパターン
を作成する作成手段と、各種の真正の紙葉における特徴
的範囲に対応する基準データパターンを該読取りデータ
パターンの2倍の分解能のデータ要素で予め格納する基
準パターン格納手段と、検出された前記外形及び斜行角
度に基づいて、前記読取りデータパターンを該基準デー
タパターンに対応させて位置合わせする位置合わせ手段
と、各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応させて
前記読取りデータパターンの一部を抽出するための切り
出し位置を予め格納する切り出し位置格納手段と、該切
り出し位置を参照して当該紙葉の斜行角度に対応する切
り出し位置を算出する切り出し位置算出手段と、位置合
わせされた前記読取りデータパターンのうち、算出され
た該切り出し位置に対応する範囲のみを切り出す範囲切
り出し手段と、前記切り出された範囲の読取りデータパ
ターンと前記基準データパターンとの間で、相関値マッ
チングを行って投入された当該紙葉の種類を判別する判
別手段とを有するものである。これによって、紙葉の一
部分の特徴的範囲のみに対応する読取りデータパターン
を切り出すことができ、相関値マッチングに係わる処理
時間の短縮を図ることができる。また、単一の基準デー
タパターンを使用して高精度の相関値マッチングを行う
ことができ、その結果、膨大なデータ処理量を必要とせ
ず、高精度の紙葉判別処理を高速で行うことができる。
さらに、文字部等の特徴的部分のみを切り出し、相関値
マッチングを施すことで、誤読率を低減させることがで
きる。さらにまた、各国の紙幣毎に対応する特徴的部分
のみを切り出して、相関値マッチングを施すことで、誤
読率を低減することができ、従来の紙幣判別装置のよう
に、各国の紙幣に判別処理を施す場合に、特徴抽出を各
国毎に行う必要がなく、装置の開発に要する時間を削減
することができる。本発明によれば、上記判別手段は、
範囲切り出し手段によって切り出された1範囲または複
数範囲の読取りデータパターンと基準データパターンと
の間で、相関値マッチングを行うようにしてよい。これ
により、膨大なデータ処理量を必要とせず、高精度の紙
葉判別処理を高速で行うことができ、さらに、各国の紙
幣毎に対応する特徴的部分のみを切り出して、相関値マ
ッチングを施すことで、誤読率を低減することができ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明を詳細に説明する。以下では、この発明の紙葉判別装
置を紙幣判別装置として構成し実施した一例について説
明するが、小切手や有価証券等、その他の紙葉類の判別
装置として構成することもできるのは勿論である。図1
はこの発明の一実施の形態に係る紙幣判別装置のハード
ウエア構成例を示すブロック図であり、図2は図1の装
置の動作を説明する図である。ここでは、便宜上、日本
の紙幣(1万円札、5千円札および千円札)を処理する
場合に限定して説明を行う。まず、この実施の形態で
は、図2の(a)に示すように、イメージセンサ10
(ここでは、分かり易さのため破線で示す)は移送路1
2を横切るよう設けられており、紙幣判別処理を高速化
するために、判別すべき紙幣Pは、移送ローラ13によ
って、移送方向Fに対して横向きにイメージセンサ10
を通過しながら、該イメージセンサ10によって、その
長さL方向に光学的に走査されるようになっている。ま
た、ここでは、前記イメージセンサ10は、図示しない
LEDアレイから発射される光の反射光(反射イメー
ジ)を受光することによって、一次元のイメージを検出
するリニアイメージセンサである。この実施の形態で
は、イメージセンサ10は、紙幣Pをラインスキャン
(一点鎖線Sで示す)する1画素当り1mmの反射イメ
ージを検出するものとする。イメージセンサ10の下方
に設けられた紙幣移送用の移送ローラ13は、前記紙幣
Pをイメージセンサ10に対して移送方向Fに移送する
ものであり、この移送の速度に比例する所定のスキャン
ピッチで、イメージセンサ10は前記紙幣Pの1つの面
全体をスキャンできるようになっている。
明を詳細に説明する。以下では、この発明の紙葉判別装
置を紙幣判別装置として構成し実施した一例について説
明するが、小切手や有価証券等、その他の紙葉類の判別
装置として構成することもできるのは勿論である。図1
はこの発明の一実施の形態に係る紙幣判別装置のハード
ウエア構成例を示すブロック図であり、図2は図1の装
置の動作を説明する図である。ここでは、便宜上、日本
の紙幣(1万円札、5千円札および千円札)を処理する
場合に限定して説明を行う。まず、この実施の形態で
は、図2の(a)に示すように、イメージセンサ10
(ここでは、分かり易さのため破線で示す)は移送路1
2を横切るよう設けられており、紙幣判別処理を高速化
するために、判別すべき紙幣Pは、移送ローラ13によ
って、移送方向Fに対して横向きにイメージセンサ10
を通過しながら、該イメージセンサ10によって、その
長さL方向に光学的に走査されるようになっている。ま
た、ここでは、前記イメージセンサ10は、図示しない
LEDアレイから発射される光の反射光(反射イメー
ジ)を受光することによって、一次元のイメージを検出
するリニアイメージセンサである。この実施の形態で
は、イメージセンサ10は、紙幣Pをラインスキャン
(一点鎖線Sで示す)する1画素当り1mmの反射イメ
ージを検出するものとする。イメージセンサ10の下方
に設けられた紙幣移送用の移送ローラ13は、前記紙幣
Pをイメージセンサ10に対して移送方向Fに移送する
ものであり、この移送の速度に比例する所定のスキャン
ピッチで、イメージセンサ10は前記紙幣Pの1つの面
全体をスキャンできるようになっている。
【0007】さらに、この実施の形態では、前記反射イ
メージの濃淡レベルの変化によって紙幣Pを検出できる
よう、移送路12において、イメージセンサ10の下方
に設けられた前記移送ローラ13は黒色であり、且つ、
イメージセンサ10は、紙幣Pが移送されてくる前から
(例えば、紙幣Pがこの装置の所定の紙幣投入口に投入
されたことが検出された時点から)スキャン動作を行う
ようになっている。このようにして、後で詳述するよう
に、紙幣Pが投入された後、最初に、イメージセンサ1
0の出力レベルが、紙幣Pが存在していないときにおけ
る移送ローラ13による黒レベルから白レベルに立ち上
がった時に、紙幣Pの移送方向F先端がイメージセンサ
10を通過したことが検出される。この先端検出時点か
ら、後述のようにして、イメージセンサ10の各水平方
向のラインスキャン(以下、単に水平スキャンSと言
う)ごとの出力データがメモリに格納される動作(つま
り、取り込まれる動作)が開始される。その後、所定の
スキャンピッチで多数回の水平スキャンSが行われた
後、イメージセンサ10の出力レベルが黒レベルに立ち
下がり、その黒レベルが所定時間継続した時に、前記紙
幣Pの移送方向F後端がイメージセンサ10を通過した
ことが検出され、この後端検出時点において、イメージ
センサ10の出力データの格納動作が終了されるように
なっている。このような構成により、この実施の形態に
あっては、従来必要であったタイミングセンサ(図9の
符号1)を設ける必要が無く、その分、装置の構成が簡
略化されている。
メージの濃淡レベルの変化によって紙幣Pを検出できる
よう、移送路12において、イメージセンサ10の下方
に設けられた前記移送ローラ13は黒色であり、且つ、
イメージセンサ10は、紙幣Pが移送されてくる前から
(例えば、紙幣Pがこの装置の所定の紙幣投入口に投入
されたことが検出された時点から)スキャン動作を行う
ようになっている。このようにして、後で詳述するよう
に、紙幣Pが投入された後、最初に、イメージセンサ1
0の出力レベルが、紙幣Pが存在していないときにおけ
る移送ローラ13による黒レベルから白レベルに立ち上
がった時に、紙幣Pの移送方向F先端がイメージセンサ
10を通過したことが検出される。この先端検出時点か
ら、後述のようにして、イメージセンサ10の各水平方
向のラインスキャン(以下、単に水平スキャンSと言
う)ごとの出力データがメモリに格納される動作(つま
り、取り込まれる動作)が開始される。その後、所定の
スキャンピッチで多数回の水平スキャンSが行われた
後、イメージセンサ10の出力レベルが黒レベルに立ち
下がり、その黒レベルが所定時間継続した時に、前記紙
幣Pの移送方向F後端がイメージセンサ10を通過した
ことが検出され、この後端検出時点において、イメージ
センサ10の出力データの格納動作が終了されるように
なっている。このような構成により、この実施の形態に
あっては、従来必要であったタイミングセンサ(図9の
符号1)を設ける必要が無く、その分、装置の構成が簡
略化されている。
【0008】日本の1万円札、5千円札および千円札か
らなる紙幣Pは、幅は同一であるが、長さLはそれぞれ
異なるため、各紙幣Pの長さLは紙幣判別のための重要
な特徴点となり得る。この点に着目して、この実施の形
態では、紙幣Pの金種および真偽を判別するとともに、
紙幣Pにおける許容できない程度の欠損部分を検出する
目的のためにも、各紙幣Pの長さLを1mm単位の細か
い分解能で検出するようにしている。しかし、紙幣判別
装置においては、紙幣Pの判別処理をできるだけ高速化
したい要求があるにも関わらず、従来のように各紙幣P
に印刷された印刷パターンをも細かい分解能で検出して
いたのでは、データ処理量が膨大となって、処理時間が
長くなる。そこで、この実施の形態では、図1に例示す
る構成によって、紙幣Pの重要な特徴点である長さLを
含む外形寸法は細かい分解能で検出し、しかし、その検
出した外形寸法を示すデータとしては、最少限のものを
取り込むようにしている。一方、比較的簡単に自動検出
可能な印刷パターンについては、前記外形寸法の検出よ
り粗い分解能で検出するようにしている。
らなる紙幣Pは、幅は同一であるが、長さLはそれぞれ
異なるため、各紙幣Pの長さLは紙幣判別のための重要
な特徴点となり得る。この点に着目して、この実施の形
態では、紙幣Pの金種および真偽を判別するとともに、
紙幣Pにおける許容できない程度の欠損部分を検出する
目的のためにも、各紙幣Pの長さLを1mm単位の細か
い分解能で検出するようにしている。しかし、紙幣判別
装置においては、紙幣Pの判別処理をできるだけ高速化
したい要求があるにも関わらず、従来のように各紙幣P
に印刷された印刷パターンをも細かい分解能で検出して
いたのでは、データ処理量が膨大となって、処理時間が
長くなる。そこで、この実施の形態では、図1に例示す
る構成によって、紙幣Pの重要な特徴点である長さLを
含む外形寸法は細かい分解能で検出し、しかし、その検
出した外形寸法を示すデータとしては、最少限のものを
取り込むようにしている。一方、比較的簡単に自動検出
可能な印刷パターンについては、前記外形寸法の検出よ
り粗い分解能で検出するようにしている。
【0009】図1において、マイクロプロセッサ16
は、該紙幣判別装置の動作全体を制御するものである。
クロック発生器14は、該装置の基本的な動作クロック
信号を発生する。例えば、紙幣投入センサによって、あ
る紙幣Pが該装置に投入されたことが検出されると、ス
タートパルス発生器18は、前記動作クロック信号によ
って規定されるタイミングに従って、イメージセンサ1
0による各水平スキャンSの開始を指示するスタートパ
ルスを発生する(図2の(b)参照)。このスタートパ
ルスに応じて、前記イメージセンサ10では、紙幣Pの
移送速度に対応した所定ピッチでの水平スキャンSを開
始する。スキャンカウンタ19は、図2の(d)に示す
ように、各水平スキャンSの開始から終了までの画素数
をカウントすることにより、各水平スキャンごとの画素
位置(ビット位置)を出力する。イメージセンサ10か
ら出力されるアナログのビデオ信号は、各画素ごとに、
A/D変換器20によってディジタルの階調データ、す
なわち、多値データに変換される。各多値データは、イ
メージセンサ10が出力した1画素の濃淡レベルを、多
値で量子化したデータである。各水平スキャンS当りの
多値データの値によって示される波形図は、図2の
(c)のようである。
は、該紙幣判別装置の動作全体を制御するものである。
クロック発生器14は、該装置の基本的な動作クロック
信号を発生する。例えば、紙幣投入センサによって、あ
る紙幣Pが該装置に投入されたことが検出されると、ス
タートパルス発生器18は、前記動作クロック信号によ
って規定されるタイミングに従って、イメージセンサ1
0による各水平スキャンSの開始を指示するスタートパ
ルスを発生する(図2の(b)参照)。このスタートパ
ルスに応じて、前記イメージセンサ10では、紙幣Pの
移送速度に対応した所定ピッチでの水平スキャンSを開
始する。スキャンカウンタ19は、図2の(d)に示す
ように、各水平スキャンSの開始から終了までの画素数
をカウントすることにより、各水平スキャンごとの画素
位置(ビット位置)を出力する。イメージセンサ10か
ら出力されるアナログのビデオ信号は、各画素ごとに、
A/D変換器20によってディジタルの階調データ、す
なわち、多値データに変換される。各多値データは、イ
メージセンサ10が出力した1画素の濃淡レベルを、多
値で量子化したデータである。各水平スキャンS当りの
多値データの値によって示される波形図は、図2の
(c)のようである。
【0010】図1において、判別すべき紙幣Pの外形寸
法を検出するために、紙幣Pの水平スキャンS方向のエ
ッジを各画素(この例では1mm)ごとの分解能で検出
し、検出したエッジの位置を示すデータを取り込むため
の構成要素は、次のようである。スライスレベルレジス
タ21には、前記多値データを二値データに変換するた
めの所定のスライスレベル(図2の(c)においてSL
で示す)が格納されている。このスライスレベルSLと
しては、前記移送ローラ13の“黒”と紙幣Pにおける
無印刷部分(特に、エッジ部分)の“白”とを判別でき
るレベルが設定されている。二値化部22は、各前記多
値データのレベルとスライスレベルとを比較し、これに
より、前記多値データを例えば“黒”、“白”を示す二
値データに変換する。二値化部22から出力される各水
平スキャンSごとの二値データは、立上り/立下り検出
部24に与えられる。
法を検出するために、紙幣Pの水平スキャンS方向のエ
ッジを各画素(この例では1mm)ごとの分解能で検出
し、検出したエッジの位置を示すデータを取り込むため
の構成要素は、次のようである。スライスレベルレジス
タ21には、前記多値データを二値データに変換するた
めの所定のスライスレベル(図2の(c)においてSL
で示す)が格納されている。このスライスレベルSLと
しては、前記移送ローラ13の“黒”と紙幣Pにおける
無印刷部分(特に、エッジ部分)の“白”とを判別でき
るレベルが設定されている。二値化部22は、各前記多
値データのレベルとスライスレベルとを比較し、これに
より、前記多値データを例えば“黒”、“白”を示す二
値データに変換する。二値化部22から出力される各水
平スキャンSごとの二値データは、立上り/立下り検出
部24に与えられる。
【0011】前記立上り/立下り検出部24では、各水
平スキャンSごとに、前記二値データが“黒”データか
ら“白”データに変化した時点を、イメージセンサ10
の出力レベルの立上り(紙幣Pの左側エッジに対応す
る)として検出し、前記二値データが“白”データから
“黒”データに変化した時点を、イメージセンサ10の
出力レベルの立下り(紙幣Pの右側エッジに対応する)
として検出するものである。この実施の形態では、マイ
クロプロセッサ16は、前述のように、前記紙幣Pが投
入されたことが検出された後、該検出部24を介して、
最初に、イメージセンサ10の出力レベルが黒レベルか
ら白レベルに立ち上がったことが検出された時に、紙幣
Pの移送方向F先端がイメージセンサ10を通過したこ
とを検出する。その後、前記紙幣Pについて所定ピッチ
での多数回の水平スキャンが終わり、イメージセンサ1
0の出力レベルが黒レベルに立ち下がり、その黒レベル
状態が所定時間継続した時に、前記紙幣Pの移送方向F
後端がイメージセンサ10を通過したことを検出するよ
うになっている。
平スキャンSごとに、前記二値データが“黒”データか
ら“白”データに変化した時点を、イメージセンサ10
の出力レベルの立上り(紙幣Pの左側エッジに対応す
る)として検出し、前記二値データが“白”データから
“黒”データに変化した時点を、イメージセンサ10の
出力レベルの立下り(紙幣Pの右側エッジに対応する)
として検出するものである。この実施の形態では、マイ
クロプロセッサ16は、前述のように、前記紙幣Pが投
入されたことが検出された後、該検出部24を介して、
最初に、イメージセンサ10の出力レベルが黒レベルか
ら白レベルに立ち上がったことが検出された時に、紙幣
Pの移送方向F先端がイメージセンサ10を通過したこ
とを検出する。その後、前記紙幣Pについて所定ピッチ
での多数回の水平スキャンが終わり、イメージセンサ1
0の出力レベルが黒レベルに立ち下がり、その黒レベル
状態が所定時間継続した時に、前記紙幣Pの移送方向F
後端がイメージセンサ10を通過したことを検出するよ
うになっている。
【0012】各水平スキャンSごとに、前記立上り/立
下り検出部24によって立上りが検出されると、その時
点においてスキャンカウンタ19によって出力されるビ
ット位置が、立上りラッチ26にラッチされる。また、
その後、立上り/立下り検出部24によって立下りが検
出されると、その時点においてスキャンカウンタ19に
よって出力されるビット位置が、立下りラッチ28にラ
ッチされる。こうして、立上りラッチ26および立下り
ラッチ28にラッチされた立上りおよび立下りのビット
位置は、マイクロプロセッサ16に与えられる。マイク
ロプロセッサ16では、前記ビット位置を外形データメ
モリ30に格納する。こうして、外形データメモリ30
には、各水平スキャンSごとの立上りおよび立下り、す
なわち、前記紙幣Pのエッジのビット位置が、前記紙幣
Pの外形データとして格納されることになる。その後、
マイクロプロセッサ16では、このようにして外形デー
タメモリ30に格納された外形データに基づいて、前記
紙幣Pの外形寸法を検出し、基準外形メモリ38に予め
格納されている各々の紙幣の基準外形寸法と比較照合す
ることにより、前記紙幣Pをその外形寸法に関して判別
する。
下り検出部24によって立上りが検出されると、その時
点においてスキャンカウンタ19によって出力されるビ
ット位置が、立上りラッチ26にラッチされる。また、
その後、立上り/立下り検出部24によって立下りが検
出されると、その時点においてスキャンカウンタ19に
よって出力されるビット位置が、立下りラッチ28にラ
ッチされる。こうして、立上りラッチ26および立下り
ラッチ28にラッチされた立上りおよび立下りのビット
位置は、マイクロプロセッサ16に与えられる。マイク
ロプロセッサ16では、前記ビット位置を外形データメ
モリ30に格納する。こうして、外形データメモリ30
には、各水平スキャンSごとの立上りおよび立下り、す
なわち、前記紙幣Pのエッジのビット位置が、前記紙幣
Pの外形データとして格納されることになる。その後、
マイクロプロセッサ16では、このようにして外形デー
タメモリ30に格納された外形データに基づいて、前記
紙幣Pの外形寸法を検出し、基準外形メモリ38に予め
格納されている各々の紙幣の基準外形寸法と比較照合す
ることにより、前記紙幣Pをその外形寸法に関して判別
する。
【0013】さらに、図1において、判別すべき紙幣P
の印刷パターンを、前記外形寸法検出時より粗い分解能
で検出して取り込むための構成要素は、次のようであ
る。上述のように立上り/立下り検出部24によって立
上りが検出されると、前記A/D変換器20によってデ
ィジタル化された各水平スキャンSごとの多値データ
は、第1の加算回路34に与えられる。第1の加算回路
34では、分周器35によって発生される、クロック信
号をN分の1(例えば4分の1とする)に分周したタイ
ミング信号に従って、図3の(a)に示すように、水平
方向4画素ごとの多値データの値D0,D1,…を加算
し、水平方向加算値H0,H1,…を作成する。さら
に、第2の加算回路36では、図3の(b)に示すよう
に、各水平スキャンSごとの水平方向加算値H0,H
1,…を、垂直方向4画素ごとに加算し、垂直方向加算
値V0,V1,…を作成する。各水平スキャンSごとの
垂直方向加算値V0,V1,…は、FIFOメモリ37
に記憶される。このFIFOメモリ37は、マイクロプ
ロセッサ16とは非同期で、上記各種要素による垂直方
向加算値V0,V1,…作成処理が行えるようタイミン
グ調整を行うためのものである。マイクロプロセッサ1
6では、FIFOメモリ37に記憶されたこれらの垂直
方向加算値V0,V1,…を、読取りパターンデータと
してパターンデータメモリ39に格納する。こうして、
パターンデータメモリ39には、イメージセンサ10の
4×4画素、つまり、この場合、4mm×4mmごとの
読取りパターンデータV0,V1,…が格納される。以
下、説明上、各読取りパターンデータV0,V1,…
を、読取りデータ要素Vという。後で説明するように、
上位コンピュータ32では、このようにしてパターンデ
ータメモリ39に格納された読取りデータ要素Vに基づ
いて前記紙幣P自体の全体的な読取りデータパターンR
Pを求め、該読取りデータパターンRPの一部と、各金
種の真正の紙幣における特徴的範囲に対応させて当該読
取りデータパターンPRの一部を抽出するための切り出
し位置を予め切り出し位置メモリ41に格納する。ここ
で、斜行補正後の読取りデータパターンPRの一部を格
納するための切り出しメモリ43と、基準パターンメモ
リ40に予め格納された基準データパターンBPとを、
後で示す相関値計算式を利用してマッチングし、これに
より、前記紙幣Pをその印刷パターンに関して判別す
る。
の印刷パターンを、前記外形寸法検出時より粗い分解能
で検出して取り込むための構成要素は、次のようであ
る。上述のように立上り/立下り検出部24によって立
上りが検出されると、前記A/D変換器20によってデ
ィジタル化された各水平スキャンSごとの多値データ
は、第1の加算回路34に与えられる。第1の加算回路
34では、分周器35によって発生される、クロック信
号をN分の1(例えば4分の1とする)に分周したタイ
ミング信号に従って、図3の(a)に示すように、水平
方向4画素ごとの多値データの値D0,D1,…を加算
し、水平方向加算値H0,H1,…を作成する。さら
に、第2の加算回路36では、図3の(b)に示すよう
に、各水平スキャンSごとの水平方向加算値H0,H
1,…を、垂直方向4画素ごとに加算し、垂直方向加算
値V0,V1,…を作成する。各水平スキャンSごとの
垂直方向加算値V0,V1,…は、FIFOメモリ37
に記憶される。このFIFOメモリ37は、マイクロプ
ロセッサ16とは非同期で、上記各種要素による垂直方
向加算値V0,V1,…作成処理が行えるようタイミン
グ調整を行うためのものである。マイクロプロセッサ1
6では、FIFOメモリ37に記憶されたこれらの垂直
方向加算値V0,V1,…を、読取りパターンデータと
してパターンデータメモリ39に格納する。こうして、
パターンデータメモリ39には、イメージセンサ10の
4×4画素、つまり、この場合、4mm×4mmごとの
読取りパターンデータV0,V1,…が格納される。以
下、説明上、各読取りパターンデータV0,V1,…
を、読取りデータ要素Vという。後で説明するように、
上位コンピュータ32では、このようにしてパターンデ
ータメモリ39に格納された読取りデータ要素Vに基づ
いて前記紙幣P自体の全体的な読取りデータパターンR
Pを求め、該読取りデータパターンRPの一部と、各金
種の真正の紙幣における特徴的範囲に対応させて当該読
取りデータパターンPRの一部を抽出するための切り出
し位置を予め切り出し位置メモリ41に格納する。ここ
で、斜行補正後の読取りデータパターンPRの一部を格
納するための切り出しメモリ43と、基準パターンメモ
リ40に予め格納された基準データパターンBPとを、
後で示す相関値計算式を利用してマッチングし、これに
より、前記紙幣Pをその印刷パターンに関して判別す
る。
【0014】なお、上記実施の形態において、紙幣Pの
印刷パターンを検出するために、前述したように紙幣P
の全面のデータを間引くことなく取り込むようにした理
由は、間引いて取り込む場合には、印刷パターンが線画
であるために、サンプリングピッチと印刷された線のピ
ッチとの関係によりモアレ縞が発生してしまい、不安定
な検出となるからである。また、取り込んだデータが抜
けのない連続したデータであるため、任意の位置のパタ
ーンを選択的に検出可能になる。また、図1の一点鎖線
で囲った構成要素は、ハードウエア回路に限らず、ソフ
トウエア処理によって実現してもよい。また、この実施
の形態に係る装置を利用して、判別すべきすべての金種
の紙幣に関する基準外形および基準データパターンRP
を格納しておけば、日本の紙幣に限らず、外国の紙幣に
も容易に対応できる。さらに、上記実施の形態のように
イメージセンサ10が反射光を受光するタイプに限ら
ず、イメージセンサ10が透過光を受光するタイプであ
ってもよい。
印刷パターンを検出するために、前述したように紙幣P
の全面のデータを間引くことなく取り込むようにした理
由は、間引いて取り込む場合には、印刷パターンが線画
であるために、サンプリングピッチと印刷された線のピ
ッチとの関係によりモアレ縞が発生してしまい、不安定
な検出となるからである。また、取り込んだデータが抜
けのない連続したデータであるため、任意の位置のパタ
ーンを選択的に検出可能になる。また、図1の一点鎖線
で囲った構成要素は、ハードウエア回路に限らず、ソフ
トウエア処理によって実現してもよい。また、この実施
の形態に係る装置を利用して、判別すべきすべての金種
の紙幣に関する基準外形および基準データパターンRP
を格納しておけば、日本の紙幣に限らず、外国の紙幣に
も容易に対応できる。さらに、上記実施の形態のように
イメージセンサ10が反射光を受光するタイプに限ら
ず、イメージセンサ10が透過光を受光するタイプであ
ってもよい。
【0015】前記基準パターンメモリ40に各金種の紙
幣Pごとに格納された基準データパターンBPについ
て、図4を参照して説明する。この実施の形態にあって
は、各金種の紙幣Pのイメージセンサ10に対する各通
過方向ごとに、読取りデータパターンRPの2倍の分解
能を持つ1つの基準データパターンBPが格納されてい
るにすぎない。すなわち、以下に説明するように、この
実施の形態では、前記基準データパターンBPは、前記
読取りデータ要素Vと同じ4mm×4mmのサイズを有
する基準データ要素を、2mmのピッチで有するもので
ある(なお、前記読取りデータ要素Vは4mmのピッ
チ)。より詳しく説明すると、前記各金種の紙幣の基準
データパターンBPを作成するためには、この実施の形
態の上記装置を利用して上述と略同様な処理を行うこと
によって、各金種の真正の紙幣Pの全面を光学的に読取
り、図4の(a)に示すような、該紙幣Pの全面に関す
る2mm×2mmデータ要素Aからなるオリジナルデー
タパターンOPを得る。次に、このオリジナルデータパ
ターンOPにおける上下、左右方向に隣接する4つのデ
ータ要素の値を、2mmずつずらしながら、順次加算す
ることによって、図4の(b)に示すような、4mm×
4mmの基準データ要素Bからなる基準データパターン
BPを作成する。この例の場合、例えば、基準データ要
素B11は、オリジナルデータパターンOPのデータ要素
A00、A01、A10およびA11を加算したものであり、基
準データ要素B12は、A01、A02、A11およびA12を加
算したものであり、基準データ要素B21は、A10、A1
1、A20およびA21を加算したものであり、基準データ
要素B22は、A11、A12、A21およびA22を加算したも
のである。
幣Pごとに格納された基準データパターンBPについ
て、図4を参照して説明する。この実施の形態にあって
は、各金種の紙幣Pのイメージセンサ10に対する各通
過方向ごとに、読取りデータパターンRPの2倍の分解
能を持つ1つの基準データパターンBPが格納されてい
るにすぎない。すなわち、以下に説明するように、この
実施の形態では、前記基準データパターンBPは、前記
読取りデータ要素Vと同じ4mm×4mmのサイズを有
する基準データ要素を、2mmのピッチで有するもので
ある(なお、前記読取りデータ要素Vは4mmのピッ
チ)。より詳しく説明すると、前記各金種の紙幣の基準
データパターンBPを作成するためには、この実施の形
態の上記装置を利用して上述と略同様な処理を行うこと
によって、各金種の真正の紙幣Pの全面を光学的に読取
り、図4の(a)に示すような、該紙幣Pの全面に関す
る2mm×2mmデータ要素Aからなるオリジナルデー
タパターンOPを得る。次に、このオリジナルデータパ
ターンOPにおける上下、左右方向に隣接する4つのデ
ータ要素の値を、2mmずつずらしながら、順次加算す
ることによって、図4の(b)に示すような、4mm×
4mmの基準データ要素Bからなる基準データパターン
BPを作成する。この例の場合、例えば、基準データ要
素B11は、オリジナルデータパターンOPのデータ要素
A00、A01、A10およびA11を加算したものであり、基
準データ要素B12は、A01、A02、A11およびA12を加
算したものであり、基準データ要素B21は、A10、A1
1、A20およびA21を加算したものであり、基準データ
要素B22は、A11、A12、A21およびA22を加算したも
のである。
【0016】このようにして、図5に示すように、前記
基準パターンメモリ40には、それぞれ4mm×4mm
のサイズを有する基準データ要素Bが、2mmのピッチ
で予め格納されている。なお、図5では、それぞれ4m
m×4mmのサイズを有する、基準データ要素B11、該
要素B11から右方向に2mmずれた基準データ要素B1
2、および、要素B11から下方向に2mmずれた基準デ
ータ要素B21のみが例示されているが、破線で略示する
ように、その他の基準データ要素も2mmのピッチで順
次格納されている。
基準パターンメモリ40には、それぞれ4mm×4mm
のサイズを有する基準データ要素Bが、2mmのピッチ
で予め格納されている。なお、図5では、それぞれ4m
m×4mmのサイズを有する、基準データ要素B11、該
要素B11から右方向に2mmずれた基準データ要素B1
2、および、要素B11から下方向に2mmずれた基準デ
ータ要素B21のみが例示されているが、破線で略示する
ように、その他の基準データ要素も2mmのピッチで順
次格納されている。
【0017】次に、前記マイクロプロセッサ16が行う
紙幣判別処理を図6を参照して説明する。先ず、ステッ
プS10では、前記マイクロプロセッサ16は、外形デ
ータメモリ30に格納された紙幣Pの外形データに基づ
いて、該紙幣Pのイメージセンサ10に対する通過位置
および斜行(スキュー)角度θを検出し、さらに、この
検出に基づいて、前記紙幣Pの外形寸法、特に長さLを
算出する。この長さLは、例えば、前記紙幣Pの左右の
エッジデータのうち、該紙幣Pの非欠損部分のエッジデ
ータを利用して、該紙幣Pの左右のエッジ位置の差分値
の平均値を求め、該平均値を斜行角度θで補正すること
によって算出する。そして、このようにして求めた外形
寸法と適合する基準外形メモリ34内の基準外形寸法を
検出し、該適合した基準外形寸法の金種を初期判別金種
として決定する。次に、ステップS20では、パターン
データメモリ39に格納された読取りデータ要素Vのう
ち、紙幣Pに関するものだけ(つまり、背景地である移
送ローラ13に関するデータを除いたもの)を切り出す
ことによって、前記紙幣P自体の読取りデータパターン
を求める。
紙幣判別処理を図6を参照して説明する。先ず、ステッ
プS10では、前記マイクロプロセッサ16は、外形デ
ータメモリ30に格納された紙幣Pの外形データに基づ
いて、該紙幣Pのイメージセンサ10に対する通過位置
および斜行(スキュー)角度θを検出し、さらに、この
検出に基づいて、前記紙幣Pの外形寸法、特に長さLを
算出する。この長さLは、例えば、前記紙幣Pの左右の
エッジデータのうち、該紙幣Pの非欠損部分のエッジデ
ータを利用して、該紙幣Pの左右のエッジ位置の差分値
の平均値を求め、該平均値を斜行角度θで補正すること
によって算出する。そして、このようにして求めた外形
寸法と適合する基準外形メモリ34内の基準外形寸法を
検出し、該適合した基準外形寸法の金種を初期判別金種
として決定する。次に、ステップS20では、パターン
データメモリ39に格納された読取りデータ要素Vのう
ち、紙幣Pに関するものだけ(つまり、背景地である移
送ローラ13に関するデータを除いたもの)を切り出す
ことによって、前記紙幣P自体の読取りデータパターン
を求める。
【0018】さらに、ステップS30では、前記紙幣P
のイメージセンサ10に対する通過位置および斜行角度
θに基づいて、パターンデータメモリ39に格納されて
いる該紙幣Pの読取りデータパターンRPを、前記基準
パターンメモリ40に格納された、前記初期判別金種の
基準データパターンBPに対して位置合わせする(正規
化)。この場合、基準データパターンBPの基準データ
要素のピッチは2mmであるので、この読取りデータパ
ターンRPの位置合わせも、このピッチに等しい高い精
度で行うことができる。この実施の形態は、このような
位置合わせする構成であるので、従来のように、各紙幣
Pのイメージセンサに対する通過位置ごとに基準データ
パターンBPを用意しておく必要がない。ステップS4
0では、読取りデータパターンRPの一部分と、前記初
期判別金種の紙幣Pについて各通過方向(前後、表裏方
向の4種類の通過方向のうちのいずれか)ごとに格納さ
れている4種類の基準データパターンBPの対応する全
面的なパターンマッチングを行い、これにより、紙幣P
の投入方向、すなわち、イメージセンサ10に対する通
過方向を判定する。つまり、この場合、前記4種類の基
準データパターンBPのうち、最も高い相関値が得られ
た基準データパターンBPの方向から、前記通過方向が
判定されることになる。
のイメージセンサ10に対する通過位置および斜行角度
θに基づいて、パターンデータメモリ39に格納されて
いる該紙幣Pの読取りデータパターンRPを、前記基準
パターンメモリ40に格納された、前記初期判別金種の
基準データパターンBPに対して位置合わせする(正規
化)。この場合、基準データパターンBPの基準データ
要素のピッチは2mmであるので、この読取りデータパ
ターンRPの位置合わせも、このピッチに等しい高い精
度で行うことができる。この実施の形態は、このような
位置合わせする構成であるので、従来のように、各紙幣
Pのイメージセンサに対する通過位置ごとに基準データ
パターンBPを用意しておく必要がない。ステップS4
0では、読取りデータパターンRPの一部分と、前記初
期判別金種の紙幣Pについて各通過方向(前後、表裏方
向の4種類の通過方向のうちのいずれか)ごとに格納さ
れている4種類の基準データパターンBPの対応する全
面的なパターンマッチングを行い、これにより、紙幣P
の投入方向、すなわち、イメージセンサ10に対する通
過方向を判定する。つまり、この場合、前記4種類の基
準データパターンBPのうち、最も高い相関値が得られ
た基準データパターンBPの方向から、前記通過方向が
判定されることになる。
【0019】ここで、図7及び図8を用いて斜行補正処
理及び切り出し処理について説明する。ステップS50
では、切り出し位置メモリ41に予め記憶されている切
り出し位置を参照して斜行時の切り出し位置を計算す
る。予め切り出し位置メモリ41に記憶されている切り
出し範囲のxy平面上での設定値(Sx,Sy)と、紙
幣重心から切り出し範囲中心までの距離のxy平面上で
の設定値(Lx,Ly)と、外形データメモリ30に記
憶されている紙幣Pの外形とから計算される入力画像の
xy平面上での重心G(Gx,Gy)とに基づいて、入
力画像の切り出し範囲中心の重心Gからの距離(Cx,
Cy)求める式は、
理及び切り出し処理について説明する。ステップS50
では、切り出し位置メモリ41に予め記憶されている切
り出し位置を参照して斜行時の切り出し位置を計算す
る。予め切り出し位置メモリ41に記憶されている切り
出し範囲のxy平面上での設定値(Sx,Sy)と、紙
幣重心から切り出し範囲中心までの距離のxy平面上で
の設定値(Lx,Ly)と、外形データメモリ30に記
憶されている紙幣Pの外形とから計算される入力画像の
xy平面上での重心G(Gx,Gy)とに基づいて、入
力画像の切り出し範囲中心の重心Gからの距離(Cx,
Cy)求める式は、
【数1】 Cx=Lx・cosθ+Ly・sinθ Cy=−Lx・sinθ+Ly・cosθ となる。なお、図8に示すように、上記(数1)におい
て用いたθは前記紙幣Pの斜行時の角度である。
て用いたθは前記紙幣Pの斜行時の角度である。
【0020】次に、ステップS60では、切り出し位置
の画像の斜行角度θを上記(数1)に対応させてメモリ
上で補正する。すなわち、切り出し範囲の左上の角の切
り出し範囲中心からの距離(fx,fy)を斜行補正後
の切り出し範囲中心が切り出しメモリ43の中心と一致
するように、パターンデータメモリ39から読み出した
データを上記(数1)に代入してその計算結果を順次に
切り出しメモリ43に記憶するようにして斜行補正処理
を施す。なお、パターンデータメモリ39上の切り出し
開始位置Ax,Ayからアドレスは、
の画像の斜行角度θを上記(数1)に対応させてメモリ
上で補正する。すなわち、切り出し範囲の左上の角の切
り出し範囲中心からの距離(fx,fy)を斜行補正後
の切り出し範囲中心が切り出しメモリ43の中心と一致
するように、パターンデータメモリ39から読み出した
データを上記(数1)に代入してその計算結果を順次に
切り出しメモリ43に記憶するようにして斜行補正処理
を施す。なお、パターンデータメモリ39上の切り出し
開始位置Ax,Ayからアドレスは、
【数2】アドレス=Rx・Ay+Ax となる。
【0021】ステップS70では、正規化相関マッチン
グを施す。即ち、位置ずれ分の余裕を有する辞書データ
と複数回マッチングを行い、最大の相関を得る。すなわ
ち、基準データパターン(つまり、方向対応基準データ
パターン)BPを使用して、切り出しメモリ43に格納
されている前記読取りデータパターンRPの部分マッチ
ングを行う。つまり、読取りデータパターンRPの各読
取りデータ要素Vを、前記位置合わせした基準データパ
ターンにおける位置的に対応する基準データ要素Bと相
関値マッチングを行う。ところで、ステップS30にお
いて、読取りデータパターンRPと基準データパターン
BPとの位置合わせを行った場合でも、紙幣Pの外形に
基づく位置合わせであるので、実際には、紙幣Pの角折
れ、シワ等に起因してある程度の位置合わせ誤差が生じ
るのが普通である。しかし、後述する相関値計算式によ
るパターンマッチングでは、このような位置合わせ誤差
によって、相関値が著しく低下する。
グを施す。即ち、位置ずれ分の余裕を有する辞書データ
と複数回マッチングを行い、最大の相関を得る。すなわ
ち、基準データパターン(つまり、方向対応基準データ
パターン)BPを使用して、切り出しメモリ43に格納
されている前記読取りデータパターンRPの部分マッチ
ングを行う。つまり、読取りデータパターンRPの各読
取りデータ要素Vを、前記位置合わせした基準データパ
ターンにおける位置的に対応する基準データ要素Bと相
関値マッチングを行う。ところで、ステップS30にお
いて、読取りデータパターンRPと基準データパターン
BPとの位置合わせを行った場合でも、紙幣Pの外形に
基づく位置合わせであるので、実際には、紙幣Pの角折
れ、シワ等に起因してある程度の位置合わせ誤差が生じ
るのが普通である。しかし、後述する相関値計算式によ
るパターンマッチングでは、このような位置合わせ誤差
によって、相関値が著しく低下する。
【0022】このため、この実施の形態では、判別すべ
き紙幣Pの読取りデータパターンRPの各読取りデータ
要素Vを、上述のように位置合わせした基準データパタ
ーンBPの位置的に対応する基準データ要素Bと1対1
でマッチングするだけでなく、前記読取りデータパター
ンRPが前記基準データパターンBPに対して上下、左
右および斜め方向に位置ズレしている(位置合わせ誤差
が生じている)場合も考慮して、上述のように位置合わ
せした位置(基本位置)から上下、左右および斜め方向
に1ピッチ分(2mm)だけ位置ズレした基準データ要
素Bをもマッチング対象にしている。つまり、この実施
の形態にあっては、判別すべき紙幣Pの読取りデータパ
ターンRPの各読取りデータ要素Vは、対応する基準デ
ータ要素B、および、そこから上下、左右および斜め方
向に1ピッチ分だけ位置ズレした基準データ要素Bであ
る合計9つの基準データ要素Bと(合計9通り、従っ
て、1対9で)マッチングされるようになっている。
き紙幣Pの読取りデータパターンRPの各読取りデータ
要素Vを、上述のように位置合わせした基準データパタ
ーンBPの位置的に対応する基準データ要素Bと1対1
でマッチングするだけでなく、前記読取りデータパター
ンRPが前記基準データパターンBPに対して上下、左
右および斜め方向に位置ズレしている(位置合わせ誤差
が生じている)場合も考慮して、上述のように位置合わ
せした位置(基本位置)から上下、左右および斜め方向
に1ピッチ分(2mm)だけ位置ズレした基準データ要
素Bをもマッチング対象にしている。つまり、この実施
の形態にあっては、判別すべき紙幣Pの読取りデータパ
ターンRPの各読取りデータ要素Vは、対応する基準デ
ータ要素B、および、そこから上下、左右および斜め方
向に1ピッチ分だけ位置ズレした基準データ要素Bであ
る合計9つの基準データ要素Bと(合計9通り、従っ
て、1対9で)マッチングされるようになっている。
【0023】各金種の紙幣Pに関して、上記の読取りデ
ータパターンRPと基準データパターンBPの9位置と
の部分マッチングは、それぞれ、以下の相関値計算式を
用いて行われる。
ータパターンRPと基準データパターンBPの9位置と
の部分マッチングは、それぞれ、以下の相関値計算式を
用いて行われる。
【数3】 ここで、nは、読取りデータパターンRPにおけるマッ
チング対象となる読取りデータ要素の総数、iはマッチ
ング対象となるデータ要素の番号、Biは、基準データ
パターンBPの各基準データ要素の値、Viは、読取り
データパターンRPの各読取りデータ要素の値、Ba
は、基準データパターンBPにおけるマッチング対象と
なる全基準データ要素の平均値、Vaは、読取りデータ
パターンRPにおけるマッチング対象となる全読取りデ
ータ要素の平均値である。
チング対象となる読取りデータ要素の総数、iはマッチ
ング対象となるデータ要素の番号、Biは、基準データ
パターンBPの各基準データ要素の値、Viは、読取り
データパターンRPの各読取りデータ要素の値、Ba
は、基準データパターンBPにおけるマッチング対象と
なる全基準データ要素の平均値、Vaは、読取りデータ
パターンRPにおけるマッチング対象となる全読取りデ
ータ要素の平均値である。
【0024】読取りデータパターンRPと基準データパ
ターンBPとが同一の印刷パターンに関するものである
場合、相関値は、両パターンRP,BPの位置が完全に
一致した場合に最大値(ピーク)となるような山形の特
性を示し、逆に、両パターンRP,BPが異なる印刷パ
ターンに関するものである場合、極端なピークを持たな
い平坦な特性を示す。なお、上述のように基本位置の基
準データパターンBPの分解能を読取りデータパターン
RPの2倍、つまり、基準データ要素のピッチを読取り
データ要素の1/2した理由は、次のようである。すな
わち、読取りデータパターンRPとマッチングすべき基
準データパターンBPのデータ量を減らすために、各基
準データ要素のピッチを大きくすると、前述のように基
本位置から各方向に1ピッチずつズラしたマッチングに
よって得られる相関値の変化量が大きくなりすぎる。例
えば、基準データパターンBPの各基準データ要素のピ
ッチを読取りデータ要素と同じ4mmとすると、基本位
置に対して−2mmの位置から+2mmの位置までのデ
ータが飛ぶので、相関ピーク値が相当低下してしまう。
しかし、上記実施の形態のように各基準データ要素のピ
ッチを読取りデータ要素の1/2、すなわち、2mmと
すると、基本位置から±1mmの範囲での相関ピーク値
を得ることができる。
ターンBPとが同一の印刷パターンに関するものである
場合、相関値は、両パターンRP,BPの位置が完全に
一致した場合に最大値(ピーク)となるような山形の特
性を示し、逆に、両パターンRP,BPが異なる印刷パ
ターンに関するものである場合、極端なピークを持たな
い平坦な特性を示す。なお、上述のように基本位置の基
準データパターンBPの分解能を読取りデータパターン
RPの2倍、つまり、基準データ要素のピッチを読取り
データ要素の1/2した理由は、次のようである。すな
わち、読取りデータパターンRPとマッチングすべき基
準データパターンBPのデータ量を減らすために、各基
準データ要素のピッチを大きくすると、前述のように基
本位置から各方向に1ピッチずつズラしたマッチングに
よって得られる相関値の変化量が大きくなりすぎる。例
えば、基準データパターンBPの各基準データ要素のピ
ッチを読取りデータ要素と同じ4mmとすると、基本位
置に対して−2mmの位置から+2mmの位置までのデ
ータが飛ぶので、相関ピーク値が相当低下してしまう。
しかし、上記実施の形態のように各基準データ要素のピ
ッチを読取りデータ要素の1/2、すなわち、2mmと
すると、基本位置から±1mmの範囲での相関ピーク値
を得ることができる。
【0025】上述した基準データパターンBPにおける
9位置でのマッチングによって相関値のうちの、最大値
をマッチング結果として採用する。そして、前記マッチ
ング結果が所定値以上である場合、前記紙幣Pを真正な
紙幣として最終判定し、その金種および投入方向を、さ
らに制御系のコンピュータ(図示せず)に出力する。な
お、上記実施の形態では、読取りデータパターンRPの
各読取りデータ要素Vのサイズをイメージセンサ10の
4×4画素分(つまり、4mm×4mm)とし、基準デ
ータパターンBPの基準データ要素も同じサイズとした
が、両パターンRP,BPの各データ要素のサイズは、
上記のものより幾分大きいもの、または、小さいもので
あってもよい。要は、基準データパターンBPの分解能
が読取りデータパターンRPの分解能の2倍、すなわ
ち、ピッチが2分の1であればよい。
9位置でのマッチングによって相関値のうちの、最大値
をマッチング結果として採用する。そして、前記マッチ
ング結果が所定値以上である場合、前記紙幣Pを真正な
紙幣として最終判定し、その金種および投入方向を、さ
らに制御系のコンピュータ(図示せず)に出力する。な
お、上記実施の形態では、読取りデータパターンRPの
各読取りデータ要素Vのサイズをイメージセンサ10の
4×4画素分(つまり、4mm×4mm)とし、基準デ
ータパターンBPの基準データ要素も同じサイズとした
が、両パターンRP,BPの各データ要素のサイズは、
上記のものより幾分大きいもの、または、小さいもので
あってもよい。要は、基準データパターンBPの分解能
が読取りデータパターンRPの分解能の2倍、すなわ
ち、ピッチが2分の1であればよい。
【0026】また、上記実施の形態では、両パターンR
P,BPの各データ要素は、複数画素の多値データの加
算値であったが、これに限らず、これら画素の多値デー
タの平均値であってもよい。さらに、範囲切り出し手段
によって切り出された1範囲または複数範囲の読取りデ
ータパターンと基準データパターンとの間で、相関値マ
ッチングを行うことで、膨大なデータ処理量を必要とせ
ず、高精度の紙幣判別処理を高速で行うことができ、各
国の紙幣毎に対応する特徴的部分のみを切り出して、相
関値マッチングを施すことで、誤読率を低減することが
できる。
P,BPの各データ要素は、複数画素の多値データの加
算値であったが、これに限らず、これら画素の多値デー
タの平均値であってもよい。さらに、範囲切り出し手段
によって切り出された1範囲または複数範囲の読取りデ
ータパターンと基準データパターンとの間で、相関値マ
ッチングを行うことで、膨大なデータ処理量を必要とせ
ず、高精度の紙幣判別処理を高速で行うことができ、各
国の紙幣毎に対応する特徴的部分のみを切り出して、相
関値マッチングを施すことで、誤読率を低減することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、投入された紙葉の一面を光学的に走査して当該紙葉
面の濃淡に応じた多値データを各画素ごとに読取手段で
読み取ると、この多値データに基づいて当該紙葉のエッ
ジを検出して当該紙葉の外形及び読取り時の斜行角度を
外形検出手段で検出する。一方、演算手段において、当
該紙葉の多値データ値を複数の隣接した画素ごとに演算
し、次に、この演算結果値をデータ要素として当該紙葉
の読取りデータパターンを作成手段で作成する。ここ
で、各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応する基
準データパターンをこの読取りデータパターンの2倍の
分解能のデータ要素で予め基準パターン格納手段に格納
しておき、検出された外形及び斜行角度に基づいて、前
記読取りデータパターンをこの基準データパターンに対
応させて位置合わせ手段において位置合わせする。さら
に、各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応させて
前記読取りデータパターンの一部を抽出するための切り
出し位置を切り出し位置格納手段に予め格納しておき、
この切り出し位置を参照して当該紙葉の斜行角度に対応
する切り出し位置を切り出し位置算出手段で算出する。
次に、位置合わせされた前記読取りデータパターンのう
ち、算出されたこの切り出し位置に対応する範囲のみを
範囲切り出し手段で切り出し、切り出された範囲の読取
りデータパターンと前記基準データパターンとの間で、
相関値マッチングを行って投入された当該紙葉の種類を
判別手段で判別するようにする。この結果、紙葉の一部
分の特徴的範囲のみに対応する読取りデータパターンを
切り出すことができ、相関値マッチングに係わる処理時
間の短縮を図ることができる。また、単一の基準データ
パターンを使用して高精度の相関値マッチングを行うこ
とができ、その結果、膨大なデータ処理量を必要とせ
ず、高精度の紙葉判別処理を高速で行うことができる。
さらに、文字部等の特徴的部分のみを切り出し、相関値
マッチングを施すことで、誤読率を低減させることがで
きる。さらにまた、各国の紙幣毎に対応する特徴的部分
のみを切り出して、相関値マッチングを施すことで、誤
読率を低減することができ、従来の紙幣判別装置のよう
に、各国の紙幣に判別処理を施す場合に、特徴抽出を各
国毎に行う必要がなく、装置の開発に要する時間を削減
することができる。また、判別手段において、範囲切り
出し手段によって切り出された1範囲または複数範囲の
読取りデータパターンと基準データパターンとの間で、
相関値マッチングを行うようにすれば、膨大なデータ処
理量を必要とせず、高精度の紙葉判別処理を高速で行う
ことができ、さらに、各国の紙幣毎に対応する特徴的部
分のみを切り出して、相関値マッチングを施すことで、
誤読率を低減することができる。
ば、投入された紙葉の一面を光学的に走査して当該紙葉
面の濃淡に応じた多値データを各画素ごとに読取手段で
読み取ると、この多値データに基づいて当該紙葉のエッ
ジを検出して当該紙葉の外形及び読取り時の斜行角度を
外形検出手段で検出する。一方、演算手段において、当
該紙葉の多値データ値を複数の隣接した画素ごとに演算
し、次に、この演算結果値をデータ要素として当該紙葉
の読取りデータパターンを作成手段で作成する。ここ
で、各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応する基
準データパターンをこの読取りデータパターンの2倍の
分解能のデータ要素で予め基準パターン格納手段に格納
しておき、検出された外形及び斜行角度に基づいて、前
記読取りデータパターンをこの基準データパターンに対
応させて位置合わせ手段において位置合わせする。さら
に、各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応させて
前記読取りデータパターンの一部を抽出するための切り
出し位置を切り出し位置格納手段に予め格納しておき、
この切り出し位置を参照して当該紙葉の斜行角度に対応
する切り出し位置を切り出し位置算出手段で算出する。
次に、位置合わせされた前記読取りデータパターンのう
ち、算出されたこの切り出し位置に対応する範囲のみを
範囲切り出し手段で切り出し、切り出された範囲の読取
りデータパターンと前記基準データパターンとの間で、
相関値マッチングを行って投入された当該紙葉の種類を
判別手段で判別するようにする。この結果、紙葉の一部
分の特徴的範囲のみに対応する読取りデータパターンを
切り出すことができ、相関値マッチングに係わる処理時
間の短縮を図ることができる。また、単一の基準データ
パターンを使用して高精度の相関値マッチングを行うこ
とができ、その結果、膨大なデータ処理量を必要とせ
ず、高精度の紙葉判別処理を高速で行うことができる。
さらに、文字部等の特徴的部分のみを切り出し、相関値
マッチングを施すことで、誤読率を低減させることがで
きる。さらにまた、各国の紙幣毎に対応する特徴的部分
のみを切り出して、相関値マッチングを施すことで、誤
読率を低減することができ、従来の紙幣判別装置のよう
に、各国の紙幣に判別処理を施す場合に、特徴抽出を各
国毎に行う必要がなく、装置の開発に要する時間を削減
することができる。また、判別手段において、範囲切り
出し手段によって切り出された1範囲または複数範囲の
読取りデータパターンと基準データパターンとの間で、
相関値マッチングを行うようにすれば、膨大なデータ処
理量を必要とせず、高精度の紙葉判別処理を高速で行う
ことができ、さらに、各国の紙幣毎に対応する特徴的部
分のみを切り出して、相関値マッチングを施すことで、
誤読率を低減することができる。
【図1】この発明の一実施の形態に係る紙幣判別装置の
ハードウエア構成例を示すブロック図。
ハードウエア構成例を示すブロック図。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するタイミング
図。
図。
【図3】同実施の形態において、紙幣の読取りデータパ
ターンを取り込む動作を説明する図。
ターンを取り込む動作を説明する図。
【図4】同実施の形態において、各金種の真正の紙幣ご
との基準データパターンを作成する動作を説明する図。
との基準データパターンを作成する動作を説明する図。
【図5】前記基準データパターンの格納状態を説明する
図。
図。
【図6】同実施の形態における上位コンピュータによっ
て行われる紙幣判別処理を示すフローチャート図。
て行われる紙幣判別処理を示すフローチャート図。
【図7】図1の切り出し位置メモリに予め格納されてい
る真正の紙幣の特徴的範囲に対応する切り出し位置を説
明する図。
る真正の紙幣の特徴的範囲に対応する切り出し位置を説
明する図。
【図8】斜行補正処理及び切り出し処理について説明す
る図。
る図。
【図9】従来の紙幣判別装置を説明する図。
10 イメージスキャナ 16 マイクロプロセッサ 40 基準パターンメモリ 41 切り出し位置メモリ 43 切り出しメモリ
Claims (2)
- 【請求項1】 投入された紙葉の一面を光学的に走査し
て当該紙葉面の濃淡に応じた多値データを各画素ごとに
読み取る読取手段と、 該多値データに基づいて当該紙葉のエッジを検出して当
該紙葉の外形及び読取り時の斜行角度を検出する外形検
出手段と、 当該紙葉の多値データ値を複数の隣接した画素ごとに演
算する演算手段と、 該演算結果値をデータ要素として当該紙葉の読取りデー
タパターンを作成する作成手段と、 各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応する基準デ
ータパターンを該読取りデータパターンの2倍の分解能
のデータ要素で予め格納する基準パターン格納手段と、 検出された前記外形及び斜行角度に基づいて、前記読取
りデータパターンを該基準データパターンに対応させて
位置合わせする位置合わせ手段と、 各種の真正の紙葉における特徴的範囲に対応させて前記
読取りデータパターンの一部を抽出するための切り出し
位置を予め格納する切り出し位置格納手段と、 該切り出し位置を参照して当該紙葉の斜行角度に対応す
る切り出し位置を算出する切り出し位置算出手段と、 位置合わせされた前記読取りデータパターンのうち、算
出された該切り出し位置に対応する範囲のみを切り出す
範囲切り出し手段と、 前記切り出された範囲の読取りデータパターンと前記基
準データパターンとの間で、相関値マッチングを行って
投入された当該紙葉の種類を判別する判別手段とを有す
ることを特徴とする紙葉判別装置。 - 【請求項2】 前記判別手段は、 前記範囲切り出し手段によって切り出された1範囲また
は複数範囲の読取りデータパターンと前記基準データパ
ターンとの間で、相関値マッチングを行うことを特徴と
する請求項1記載の紙葉判別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359230A JPH10198837A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 紙葉判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8359230A JPH10198837A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 紙葉判別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10198837A true JPH10198837A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=18463430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8359230A Pending JPH10198837A (ja) | 1996-12-28 | 1996-12-28 | 紙葉判別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10198837A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003272019A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 金券の真贋判定システム |
| JP2005202780A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Lecip Corp | 券読取り装置 |
| CN101620757A (zh) * | 2008-07-03 | 2010-01-06 | 冲电气工业株式会社 | 纸币处理机以及使用该纸币处理机的窗口交易系统 |
| JP2010186440A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 金種判定装置 |
| JP2011221622A (ja) * | 2010-04-06 | 2011-11-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類識別装置、紙葉類識別方法、および紙葉類識別プログラム |
| JP2015516609A (ja) * | 2012-03-02 | 2015-06-11 | 成都三泰電子実業股▲ふん▼有限公司 | 小切手紫外線防偽検証方法 |
-
1996
- 1996-12-28 JP JP8359230A patent/JPH10198837A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003272019A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-26 | Dainippon Printing Co Ltd | 金券の真贋判定システム |
| JP2005202780A (ja) * | 2004-01-16 | 2005-07-28 | Lecip Corp | 券読取り装置 |
| CN101620757A (zh) * | 2008-07-03 | 2010-01-06 | 冲电气工业株式会社 | 纸币处理机以及使用该纸币处理机的窗口交易系统 |
| JP2010015402A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 紙幣処理機およびそれを用いた窓口取引システム |
| JP2010186440A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | 金種判定装置 |
| JP2011221622A (ja) * | 2010-04-06 | 2011-11-04 | Hitachi Omron Terminal Solutions Corp | 紙葉類識別装置、紙葉類識別方法、および紙葉類識別プログラム |
| JP2015516609A (ja) * | 2012-03-02 | 2015-06-11 | 成都三泰電子実業股▲ふん▼有限公司 | 小切手紫外線防偽検証方法 |
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