JPH1019964A - ケーブル線路の劣化区間判定法 - Google Patents

ケーブル線路の劣化区間判定法

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JPH1019964A
JPH1019964A JP17194896A JP17194896A JPH1019964A JP H1019964 A JPH1019964 A JP H1019964A JP 17194896 A JP17194896 A JP 17194896A JP 17194896 A JP17194896 A JP 17194896A JP H1019964 A JPH1019964 A JP H1019964A
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JP
Japan
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voltage
test power
deterioration
component
application device
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JP17194896A
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Inventor
Yuzo Kato
雄三 加藤
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】22kV以上の多点接地系ケーブル線路の絶縁
劣化区間や劣化接続箱を正確に判定できる有効な判定法
を提供すること。 【解決手段】ケーブル線路の導体側にバイアス可能な試
験用課電装置を接続し、この試験用課電装置の二次側の
低圧側とケーブル端末部及び各中間接続箱の各接地線に
直流成分測定装置を挿入し、試験用課電装置により直流
電圧バイアスせずに運転電圧と同じ大きさの交流電圧を
印加した場合と、同課電装置により直流電圧をバイアス
した交流電圧を印加した場合の各々について、各直流成
分測定装置にて直流成分電流をそれぞれ測定し、これら
測定結果を演算処理して直流バイアス電圧に対する直流
成分電流を算出し、それら電流値を相互比較計算して劣
化区間や劣化接続箱を判定する。また、それらの電流値
とモデル劣化パターンでの直流成分電流値とを比較計算
して劣化区間や劣化接続箱の場所を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間接続箱を含む
多点接地系ケーブル線路の劣化区間判定法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、22kV級以上のCVケーブル
線路は、中間接続箱を含む長距離線路であり、ケーブル
の金属遮蔽層は多点で接地されている。このCVケーブ
ル線路の水トリーによる絶縁劣化状態を正確に検出する
方法については既に提案されている。即ち、導体側から
試験用変圧器により運転電圧と同じ大きさの交流電圧を
印加し、変圧器の二次側の低圧側から充電電流中の直流
成分のみを測定した後、直流電圧をバイアスし、これに
より増幅した直流成分を測定することによって、測定感
度を上昇させ、ケーブルの絶縁性能を正確に診断する、
いわゆる直流バイアス式絶縁診断法からなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来技術;直流バイアス式絶縁診断法では、ケ
ーブル線路全体の絶縁劣化状態を正確に検出することは
できるが、劣化している部分がどの区間なのか、どの中
間接続箱なのか、場所を特定することが困難であった。
【0004】ところで、幾つかの中間接続箱を含むケー
ブル線路において、その線路が劣化していると判定され
た場合に、次に必要となるのは、劣化区間や劣化接続箱
を特定して、改修工事を最小のコストで短期間で行うこ
とである。
【0005】現在は、この劣化場所を特定する有効な方
法がないため、周囲の布設環境から劣化していると思わ
れる部分を想定しているのが実情である。
【0006】そこで、本発明の解決すべき課題(目的)
は、22kV以上の多点接地系ケーブル線路の絶縁劣化
区間や劣化接続箱を正確に判定できる有効な判定法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明により提供する第一手段;ケーブル線路の劣化区
間判定法は、ケーブル線路の導体側にバイアス可能な試
験用課電装置を接続し、この試験用課電装置の二次側の
低圧側とケーブル端末部及び各中間接続箱の各接地部の
接地線に直流成分測定装置を挿入し、上記試験用課電装
置により直流電圧バイアスしないで運転電圧と同じ大き
さの交流電圧を印加した場合と、同試験用課電装置によ
り直流電圧をバイアスした交流電圧を印加した場合の各
々について、上記各直流成分測定装置により各接地線に
流れる直流成分電流をそれぞれ測定し、これら測定結果
を演算処理して直流バイアス電圧に対する直流成分電流
を算出し、それらの電流値を相互比較計算することによ
って、劣化区間や劣化接続箱を判定する方法からなる。
【0008】また、本発明の第二手段;ケーブル線路の
劣化区間判定法は、中間接続箱を含む多点接地系のケー
ブル線路において、該ケーブル線路の導体側にバイアス
可能な試験用課電装置を接続し、この試験用課電装置の
二次側の低圧側とケーブル端末部及び各中間接続箱の各
接地部の接地線に直流成分測定装置を挿入し、上記試験
用課電装置により直流電圧バイアスしないで運転電圧と
同じ大きさの交流電圧を印加した場合と、同試験用課電
装置により直流電圧をバイアスした交流電圧を印加した
場合の各々について、上記各直流成分測定装置により各
接地線に流れる直流成分電流をそれぞれ測定し、これら
測定結果を演算処理して直流バイアス電圧に対する直流
成分電流を算出し、それらの電流値とモデル劣化パター
ンでの直流成分電流値とを比較計算することによって、
劣化区間や劣化接続箱の場所を判定する方法からなる。
【0009】接地線に挿入する直流成分測定装置は、安
全に直流成分のみを測定できるように、通常L,C素子
からなるローパスフィルタ、高電圧保護装置、微小電流
測定装置及び記録計から構成されれば良い。
【0010】各接地線には、遮蔽層の循環電流や迷走電
流が流れている。微小な直流成分電流を正確に測定する
には、それらの無関係な電流を排除しなければならない
が、直流電圧をバイアスしない場合と直流電圧をバイア
スした場合の2つの課電に対する直流成分電流を繰り返
し測定し、それらを演算処理することで、より正確な直
流バイアス電圧に対する直流成分電流を得ることがで
き、その値を比較計算することによって、劣化区間を判
定することができるのである。
【0011】水トリー劣化が進行中のCVケーブルにつ
いては、水トリー劣化減少と直流成分電流との間に相互
関係があることは既に知られている。一方、中間接続箱
の劣化現象は、主としてケーブル絶縁体と接続箱のテー
プ巻き絶縁部との界面の絶縁性能低下により直流成分電
流が増加してくるものであり、その電流値の大きさは、
一般に水トリー劣化ケーブルのそれとは異なり大きいた
め、各接地線の直流成分電流を比較計算することによっ
て、劣化がケーブル部が接続箱かを判定することも可能
である。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明にかかるケーブル
線路の劣化区間判定法の実施例にして、この図1の実施
例では、中間接続箱5が2ヶ所入った線路で、ケーブル
1の両端及び各接続箱で接地された場合の測定例を示
す。即ち、各接地線4及び試験用課電装置2の二次側の
低圧側に直流成分測定装置3を挿入し、被測定ケーブル
1の導体側にバイアス用直流課電装置付の試験用課電装
置2を接続して課電する。課電は、直流電圧をバイアス
しないで運転電圧と同じ大きさの交流電圧の場合と、そ
れに直流電圧をバイアスした交流電圧の場合について、
繰り返し課電を行い、各接地線4に流れる直流成分電流
を測定し、演算処理を行い循環電流や迷走電流を排除
し、直流バイアス電圧に対するより正確な直流成分電流
i1〜i5を算出する。
【0013】次に、それらの電流値i1〜i5を相互比
較計算することによって、劣化区間や劣化接続箱を容易
に判定することができる。
【0014】また、本発明の第二手段に基づいて、かか
る電流値i1〜i5に対して、予め各部のモデル劣化パ
ターンから求められた直流成分電流値と比較計算するこ
とによって、劣化場所の特定がより容易に行えるように
なる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したような本発明によれば、2
2kV以上の多点接地系ケーブル線路の絶縁劣化区間や
劣化接続箱を正確に判定できる有効な判定法を提供する
という所期の課題(目的)を達成することができる。そ
して、線路の劣化区間や劣化接続箱を判定できるので、
改修工事を最も効率よく最初のコストで短期間で実施す
ることが可能となり、電力の安定供給という社会的要求
に対応する上で多大に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にして、ケーブル線路の劣化区
間判定法の説明図。
【符号の説明】
1 被測定ケーブル 2 バイアス用直流電源付試験用課電装置 3 直流成分測定装置 4 接地線 5 中間接続箱 6 ケーブル終端接続部 7 課電用リード線 8 接地 i1〜i5直流成分電流

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中間接続箱を含む多点接地系のケーブル線
    路において、該ケーブル線路の導体側にバイアス可能な
    試験用課電装置を接続し、この試験用課電装置の二次側
    の低圧側とケーブル端末部及び各中間接続箱の各接地部
    の接地線に直流成分測定装置を挿入し、上記試験用課電
    装置により直流電圧バイアスしないで運転電圧と同じ大
    きさの交流電圧を印加した場合と、同試験用課電装置に
    より直流電圧をバイアスした交流電圧を印加した場合の
    各々について、上記各直流成分測定装置により各接地線
    に流れる直流成分電流をそれぞれ測定し、これら測定結
    果を演算処理して直流バイアス電圧に対する直流成分電
    流を算出し、それらの電流値を相互比較計算することに
    よって、劣化区間や劣化接続箱を判定する、ケーブル線
    路の劣化区間判定法。
  2. 【請求項2】中間接続箱を含む多点接地系のケーブル線
    路において、該ケーブル線路の導体側にバイアス可能な
    試験用課電装置を接続し、この試験用課電装置の二次側
    の低圧側とケーブル端末部及び各中間接続箱の各接地部
    の接地線に直流成分測定装置を挿入し、上記試験用課電
    装置により直流電圧バイアスしないで運転電圧と同じ大
    きさの交流電圧を印加した場合と、同試験用課電装置に
    より直流電圧をバイアスした交流電圧を印加した場合の
    各々について、上記各直流成分測定装置により各接地線
    に流れる直流成分電流をそれぞれ測定し、これら測定結
    果を演算処理して直流バイアス電圧に対する直流成分電
    流を算出し、それらの電流値とモデル劣化パターンでの
    直流成分電流値とを比較計算することによって、劣化区
    間や劣化接続箱の場所を判定する、ケーブル線路の劣化
    区間判定法。
JP17194896A 1996-07-02 1996-07-02 ケーブル線路の劣化区間判定法 Pending JPH1019964A (ja)

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