JPH10199740A - 変圧器の組立装置及び組立方法 - Google Patents

変圧器の組立装置及び組立方法

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JPH10199740A
JPH10199740A JP433797A JP433797A JPH10199740A JP H10199740 A JPH10199740 A JP H10199740A JP 433797 A JP433797 A JP 433797A JP 433797 A JP433797 A JP 433797A JP H10199740 A JPH10199740 A JP H10199740A
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JP
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coil
transformer
iron core
jig
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JP433797A
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Haruyoshi Suzuki
治好 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 変圧器を分解状態で搬入して現地組立するも
のにあって、設置場所の天井高さが比較的低い場合で
も、組立作業を可能とする。 【解決手段】 下ヨーク部16にレグ部14を連結した
E型鉄心18を、床部F上に設置する。E型鉄心18を
跨ぐように門形状の枠体23を設置し、その水平ビーム
23bに滑車24を設け、支柱23aに巻取機26を設
ける。コイル13を2個のコイル支持用治具19により
支持し、締付けバンド20により固定する。コイル支持
用治具19を吊下げ用治具21に連結する。巻取機26
から導出されるワイヤ25を滑車24に掛渡し、吊下げ
用治具21に連結する。コイル13を吊上げた上で下降
させてレグ部14に嵌挿させる。吊下げ用治具21に、
レグ部14の上端部との干渉を避けるための開口部27
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大容量の変圧器を
現地組立てする場合に好適する変圧器の組立装置及び組
立方法に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、例えばビル等の
電気室に設置された変圧器を、老朽化あるいは容量の増
加のために新たなものに交換することが増えてきてい
る。ところが、既設のビルにおいては、搬入通路におけ
る搬入物の大きさ特に高さの制限や、エレベータの重量
制限などがあるため、大容量の変圧器を、工場で組立て
た形態でそのまま搬入することが困難な場合がある。
【0003】そこで、変圧器を分解状態で現地へ搬入
し、電気室やその近傍で現地組立てすることが行われ
る。図16及び図17は、このような変圧器の現地組立
ての様子を示しており、変圧器は、例えば3本のレグ部
1とそれらの上下両端部を夫々連結する上下のヨーク部
(図示せず)とを備えた鉄心と、前記各レグ部1に嵌挿
されるコイル2とを備えて構成されている。この場合、
変圧器は、例えば下ヨーク部に3本のレグ部1をいわば
E形に連結した形態の鉄心と、上ヨーク部と、各コイル
2とに分解された状態で搬入される。
【0004】変圧器を組立てるにあたっては、まず、上
ヨーク部を取外した状態の鉄心を、取付具3により例え
ば電気室の床部Fに固定状態に設置する。次に、図16
に示すように、昇降装置4を用いて、コイル2をレグ部
1の上方まで吊上げ、その後、図17に示すように、そ
のコイル2を下降させていってレグ部1に嵌挿させる。
最後に、レグ部1の上端部に上ヨーク部を連結するもの
である。
【0005】このとき、前記コイル2を昇降させるため
の昇降装置4は、次のように構成されている。即ち、コ
イル2は、左右に位置してその下端面及び外周面にL形
治具5が宛てがわれた状態で、上下2箇所にて締付けバ
ンド6により締付けられることにより、それら2個のL
形治具5により支持される。そして、それら2個のL形
治具5の上端部が、ワイヤ7を介して吊下げ用治具8に
連結される。
【0006】一方、電気室の床部Fには、鉄心の設置部
分を跨ぐようにして、門形状の枠体9が設置され、その
枠体9の上部にチェーンブロック10が取付けられる。
そして、そのチェーンブロック10のフック部10a
に、前記吊下げ用治具8が連結される。これにて、作業
者がチェーンブロック10を操作することにより、コイ
ル2を吊上げて昇降させることができるのである。
【0007】ところで、上述のようにコイル2をレグ部
1に嵌挿させるには、そのコイル2を床部Fから寸法A
の高さまで吊上げることが必要となるが、上記した昇降
装置4による吊上げ作業を行うために、枠体9までに更
に高さ寸法Bが必要となり、全体として高さ寸法Cの枠
体9が必要となる。
【0008】しかしながら、上記した従来の昇降装置4
を用いるものでは、チェーンブロック10の設置に必要
な寸法B1が比較的大きくなり、これと共に、図17に
示すように、コイル2の下降時にレグ部1との干渉を避
けるために、コイル2の上端部から吊下げ用治具8の上
端部との間にワイヤ7を用いて比較的大きな寸法Dの空
隙を形成する必要が生じて寸法B2も大きくなる。
【0009】この結果、寸法B(=B1+B2)が大き
くなり、ひいては、天井の高い部屋でなければ組立作業
が不可能となる不具合があった。具体例をあげると、2
2kV級2000kVAのモールド変圧器の場合、高さ
寸法Aが2750mm、寸法B1が700mm、寸法B2が
700mm(寸法Dが450mm)となり、枠体9の高さ寸
法Cが4350mm必要となっていた。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、変圧器を分解状態で搬入して現地組立
するものにあって、設置場所の天井高さが比較的低い場
合でも、組立作業を可能とすることができる変圧器の組
立装置及び組立方法を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の変圧
器の組立装置は、複数のレグ部の上,下両端部を上,下
のヨーク部にて夫々連結した鉄心と、前記各レグ部に嵌
挿されるコイルとを備える変圧器を組立てるにあたっ
て、前記上ヨーク部を取外した状態の鉄心の前記各レグ
部に対して、前記コイルを上方から嵌挿させるための装
置であって、前記コイルの下端面及び外周面を支えるL
字状の支持部を有する複数のコイル支持用治具と、これ
ら各コイル支持用治具の上端部が吊下げ状態に連結され
る吊下げ用治具と、この吊下げ用治具を昇降させる昇降
手段とを具備すると共に、前記吊下げ用治具は、前記レ
グ部の上端部との干渉を避けるための開口部を有して構
成されるところに特徴を有する。
【0012】これによれば、コイルは、L字状の支持部
を有する複数のコイル支持用治具により支持され、それ
らコイル支持用治具の上端部が、吊下げ用治具により吊
下げ状態に連結される。そして、その吊下げ用治具を昇
降手段により昇降させることにより、コイルをレグ部に
対して上方から嵌挿させることができる。このとき、吊
下げ用治具は、レグ部の上端部との干渉を避けるための
開口部を有して構成されるので、吊下げ用治具の下降時
において、吊下げ用治具をレグ部の上端部よりも低い位
置まで下降させることが可能となり、コイルの上端部と
吊下げ用治具との間に比較的大きな空隙を設ける必要が
なくなる。
【0013】この場合、上記昇降手段を、鉄心の設置部
分を跨ぐように配置され支柱の上端部に水平ビームを有
する門形状の枠体と、この枠体の水平ビームに設けられ
る滑車と、前記枠体の支柱に設けられワイヤの巻取り及
び送出しを行う巻取機とを備え、前記ワイヤを前記滑車
に掛渡した状態で吊下げ用治具に連結させて前記巻取機
により巻取り及び送出しを行うような構成とすることが
できる(請求項2の発明)。これによれば、吊下げ用治
具と枠体の水平ビームとの間には、滑車を設置する空間
が必要となるだけであるので、チェーンブロックを用い
る場合と比較して、その間の高さ方向の寸法を小さく済
ませることができる。
【0014】あるいは、上記昇降手段を、鉄心の設置部
分を跨ぐように配置され支柱の上端部に水平ビームを有
する門形状の枠体と、この枠体の水平ビームに設けられ
吊下げ用治具を吊持するチェーンブロックとを備えて構
成することもでき(請求項3の発明)、これによれば、
構成を簡単に済ませることができる。
【0015】また、このとき、コイルを2個のコイル支
持用治具により支持し、吊下げ用治具を2個のチェーン
ブロックにより吊持すると共に、前記吊下げ用治具にお
けるコイル支持用治具の連結位置と、前記チェーンブロ
ックによる吊持位置とを90度異なる位置関係となるよ
うに構成することもできる(請求項4の発明)。これに
よれば、2個のチェーンブロックにより吊下げ用治具を
安定して吊持することができると共に、上昇あるいは下
降時における2個のチェーンブロック間でのずれが生じ
ても、コイルが傾いてしまうことを効果的に防止でき
る。
【0016】そして、本発明の請求項5の変圧器の組立
装置は、コイルの下端面及び外周面を支えるL字状の支
持部を有する複数のコイル支持用治具と、これら各コイ
ル支持用治具の上端部が吊下げ状態に連結される吊下げ
用治具と、鉄心の設置部分を跨ぐように配置され支柱の
上端部に水平ビームを有する門形状の枠体と、この枠体
の水平ビームに設けられる滑車と、前記枠体の支柱に設
けられ前記吊下げ用治具に連結されたワイヤを前記滑車
に掛渡した状態で巻取り及び送出しを行う巻取機とを具
備するところに特徴を有する。これによれば、吊下げ用
治具と枠体の水平ビームとの間には、滑車を設置する空
間が必要となるだけであるので、チェーンブロックを用
いる場合と比較して、その間の高さ方向の寸法を小さく
済ませることができる。
【0017】本発明の請求項6の変圧器の組立装置は、
コイルの下端面及び外周面を支えるL字状の支持部を有
する複数のコイル支持用治具と、鉄心の設置部分を跨ぐ
ように配置され支柱間において前記各コイル支持用治具
の上端部が吊下げ状態に連結される昇降体を昇降させる
昇降機構とを具備するところに特徴を有する。これによ
れば、コイル支持用治具を直接的に昇降体に連結するこ
とにより、コイルを昇降させることができ、コイル支持
用治具の上方に必要な空間を小さく済ませることができ
る。
【0018】本発明の請求項7の変圧器の組立装置は、
コイルを載置状態に支え、該コイルの中空部を底面で開
放させる開口部を有する支持体と、この支持体を側方か
ら昇降させる昇降装置とを具備するところに特徴を有す
る。これによれば、コイルを直接的に支持体に支持させ
ることにより、昇降装置によってコイルを昇降させるこ
とができ、コイルの上方に必要な空間を小さく済ませる
ことができる。
【0019】また、本発明の変圧器の組立方法は、複数
のレグ部の上,下両端部を上,下のヨーク部にて夫々連
結した鉄心と、前記各レグ部に嵌挿されるコイルとを備
える変圧器を組立てるための方法であって、前記上ヨー
ク部を取外した状態の鉄心を設置する工程と、前記鉄心
の各レグ部に対して、請求項1ないし7のいずれかに記
載の変圧器の組立装置を用いて前記コイルを嵌挿する工
程と、前記各レグ部を連結する上ヨーク部を取付ける工
程とを順に実行するところに特徴を有する(請求項8の
発明)。これによれば、上記したような請求項1ないし
7のいずれかに記載の変圧器の組立装置を用いるので、
鉄心に対してコイルを嵌挿させる作業を、天井高さが比
較的低いところで行うことが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施例
について、図1ないし図15を参照しながら説明する。 (1)第1の実施例 まず、本発明の第1の実施例(請求項1,2及び8に対
応)について、図1ないし図5を参照して述べる。
【0021】図5は、本実施例における変圧器11の組
立完成状態を概略的に示しており、この変圧器11は、
鉄心12と例えば3個のコイル(モールドコイル)13
とを備えて構成されている。詳しく図示はしないが、そ
のうち鉄心12は、上下方向に延び前記コイル13が夫
々嵌挿される例えば3個のレグ部14(1個のみ図示)
を、その上端部にて上ヨーク部15にて連結すると共
に、その下端部にて下ヨーク部16にて連結して構成さ
れている。尚、これらレグ部14,上ヨーク部15,下
ヨーク部16は、鋼板を積層して構成されており、ま
た、ボルト締め等により相互に連結されるようになって
いる。
【0022】そして、この変圧器11は、鉄心12の下
ヨーク部16部分にて、取付金具17を介して例えばビ
ルの電気室の床部F上に設置されるようになっている。
このとき、ビルの搬入通路における搬入物の大きさ特に
高さの制限や、エレベータの重量制限などの事情によ
り、変圧器11は、例えば下ヨーク部16に3本のレグ
部14をいわばE形に連結した形態の鉄心(図1,図2
参照、以下、これをE形鉄心18と称する)と、上ヨー
ク部15と、各コイル13とに分解された状態で搬入さ
れ、現地組立てされるようになっている。
【0023】さて、上記変圧器11を現地組立てするた
めの、本実施例に係る組立装置について、図1ないし図
4を参照して述べる。この組立装置は、複数個この場合
2個のコイル支持用治具19、2本の締付けバンド2
0、吊下げ用治具21、昇降手段たる昇降装置22等を
備えて構成される。また、本実施例では、前記昇降装置
22は、門形状の枠体23と、この場合2個の滑車24
と、ワイヤ25の巻取り及び送出しを行う電動式の巻取
機(ウインチ)26とを備えて構成される。
【0024】前記コイル支持用治具19は、図1及び図
2に示すように、前記コイル13の下端面を支える水平
部及び外周面を支える垂直部を有するL字状をなすと共
に、その上端に位置して連結部19aを備えている。本
実施例では、2個のコイル支持用治具19によって、コ
イル13の図で左右両側を支持するようになっている。
尚、前記コイル支持用治具19の下部の水平部は、コイ
ル13の中空部に至らない程度の長さ寸法とされてい
る。また、前記締付けバンド20は、コイル13に外周
面にコイル支持用治具19の外側から巻付くように締付
けられ、コイル支持用治具19が外れないようにコイル
13に一体化させる役割を果たすようになっている。
【0025】そして、前記吊下げ用治具21は、図3及
び図4にも示すように、矩形状の枠部21aと、その枠
部21aの左右両辺部の中間部から側方に延びる延出部
21bとを一体に有して構成されている。このとき、前
記枠部の21a内部が開口部27とされ、図3に示すよ
うに、その開口の大きさは、前記レグ部14が挿通され
るに十分な大きさとされており、もって、後述するよう
に、コイル13のレグ部14への嵌挿作業時に、レグ部
14の上端部との干渉が避けられるようになっている。
【0026】また、図4(a)に示すように、この吊下
げ用治具21の左右の延出部21bには、上下に位置し
て2個の連結孔28が夫々形成されている。これにて、
図1及び図2に示すように、下側の各連結孔28と前記
各コイル支持用治具19の連結部19aとの間に夫々連
結具29が取付けられることによって、吊下げ用治具2
1に、両コイル支持用治具19が吊下げ状態に連結され
るようになっている。さらに、上側の各連結孔28に
は、夫々連結リング30を介してワイヤ25の先端のフ
ック部25aが引掛けられるようになっている。
【0027】一方、図1及び図2に示すように、前記枠
体23は、例えばH型鋼等を組合わせて構成され、上方
に延びる左右の支柱23aと、それら支柱23aの上端
部に掛渡されて水平方向に延びる水平ビーム23bとを
有する門形状をなしている。この枠体23は、床部F上
に設置されたE形鉄心18部分を跨ぐようにして配置さ
れるようになっている。前記2個の滑車24は、前記水
平ビーム23bの下面側に取付けられている。また、前
記各巻取機26は、前記左右の支柱23aの下部寄り部
分に夫々取付けられ、各巻取機26から導出されるワイ
ヤ25は、前記各滑車24に掛渡された上で、前記吊下
げ用治具21に連結されるようになっている。
【0028】次に、上記した組立装置を用いて行う本実
施例に係る変圧器11の組立方法について述べる。変圧
器11を組立てるにあたっては、まず、上述のように、
前記E形鉄心18(上ヨーク部15を取外した状態の鉄
心)を、取付金具17によって電気室の床部Fの所定位
置に設置する工程が行われる。この場合、E形鉄心18
は、3本のレグ部14が前後方向に並ぶ向きに設置され
る。これにて、各レグ部14の上端部がいわば開放した
形態となり、上方からコイル13を嵌挿させることが可
能な状態とされる。また、これと共に、上記したように
滑車24及び巻取機26を取付けた枠体23が、前記E
形鉄心18部分を跨ぐようにして設置されるようにな
る。
【0029】次いで、前記E形鉄心18の各レグ部14
に対して、コイル13を嵌挿する工程が、次のようにし
て実行される。即ち、例えば床部F上に載置されている
コイル13に対し、2個のコイル支持用治具19を左右
から挟むようにして宛てがうことが行われる。この作業
は、コイル13を斜めに傾けて底部を若干量持ち上げる
ようにしながら、床部Fとコイル13の下端面(底面)
との間に、コイル支持用治具19の支持部19aの水平
部を差込むことにより行うことができる。その後、コイ
ル13の外周には、上下2箇所に位置して締付けバンド
20が締付けられ、もって2個のコイル支持用治具19
がコイル13の外周面から外れないように一体化され
る。
【0030】この後、左右の各コイル支持用治具19
が、連結具29によって吊下げ用治具21の下部に吊下
げ状態に連結され、これと共に、各ワイヤ25の先端の
フック部25aが、吊下げ用治具21の上部に連結リン
グ30を介して連結される。なお、このときのは、各ワ
イヤ25は、各巻取機26から十分な長さ送出されてお
り、先端側部分が前記各滑車24にかけ渡された上で垂
下がっている状態とされている。
【0031】引続き、両巻取機26によるワイヤ25の
巻取りが同期して行われる。この巻取りにより、ワイヤ
15の先端側が滑車24を介して引上げられ、これに伴
い、吊下げ用治具21及び両コイル支持用治具19を介
してコイル13が吊上げられる。コイル13が図1に示
すような必要高さ(コイル13の下端がレグ部14の上
端よりも若干量上昇した位置)まで上昇されると、ワイ
ヤ25の巻取が停止される。
【0032】そして、この状態から、コイル13の中空
部が、レグ部14の真上に来るように位置合せが行わ
れ、今度は、両巻取機26によるワイヤ25の送出しが
同期して行われる。これにより、吊上げられていたコイ
ル13が次第に下降していき、図2に示すように、レグ
部14に嵌挿されて行く。このとき、図2に示すよう
に、吊下げ用治具21が、レグ部14の上端の高さより
も低い位置まで下降されるのであるが、吊下げ用治具2
1には干渉を避けるための開口部27が設けられている
ので、図3に示すように、吊下げ用治具21がレグ部1
4にぶつかることなく、嵌挿作業を行うことができるの
である。
【0033】以上のようにしてコイル13の嵌挿が完了
すると、締付けバンド20及びコイル支持用治具19が
取外される。上記したような作業が3個のコイル13に
関して順次繰返し実行されて、全てのコイル13がレグ
部14に嵌挿されるようになる。しかる後、上ヨーク部
15が取付けられる工程が実行され、もって変圧器11
が組立てられるのである。
【0034】このように、本実施例の組立装置によれ
ば、変圧器11を分解状態で搬入して現地組立するもの
にあって、コイル13を吊下げるための吊下げ用治具2
1は、レグ部14との干渉を避けるための開口部27を
設けるようにしたので、吊下げ用治具21の下降時にお
いて、吊下げ用治具21をレグ部14の上端部よりも低
い位置まで下降させることが可能となり、コイル13の
上端部と吊下げ用治具21との間の高さ方向の空隙(図
1に示す寸法d1)を従来のものに比べて小さく済ませ
ることができる。
【0035】また、本実施例では、従来用いられていた
チェーンブロック10に代えて、滑車24及び巻取機2
6を用いてコイル13を昇降させるようにしたので、吊
下げ用治具21と枠体23の水平ビーム23bとの間に
は、滑車24を設置する空間(図1に示す寸法e1)を
必要とするだけで済ませることができる。
【0036】この結果、図1に示すように、コイル13
を床部Fから寸法a1の高さまで吊上げるために必要
な、枠体23の水平ビーム23bまでの高さ寸法b1
を、従来に比べて大幅に短くすることができて枠体23
の高さ寸法c1を小さく済ませることができ、ひいて
は、設置場所の天井高さが比較的低い場合でも、組立作
業を可能とすることができるものである。
【0037】ちなみに、22kV級2000kVAのモ
ールド変圧器の場合の具体例では、高さ寸法a1が27
50mm(従来例で述べた寸法Aと同等)であるのに対
し、寸法f1が350mm、寸法e1が350mmとなって
併せた寸法b1が700mmとなる。この結果、枠体23
の高さ寸法c1が3560mmとなり、従来の寸法Cに比
べて700mmの高さ低減を図ることができたのである。
【0038】(2)第2,第3の実施例 図6は、本発明の第2の実施例(請求項3に対応)を示
している。尚、以下の実施例については、変圧器11の
構成などは上記第1の実施例と共通するので、第1の実
施例と同一部分には同一符号を付して、新たな図示及び
詳しい説明を省略することとする。
【0039】本実施例が上記第1の実施例と異なる点
は、吊下げ用治具21を昇降させるための昇降手段たる
昇降装置31の構成にある。即ち、この昇降装置31
は、上記第1の実施例と同等の枠体23と、その枠体2
3の水平ビーム23bに取付けられる複数個この場合2
個のチェーンブロック32とを備えて構成されている。
このチェーンブロック32のチェーン33の先端のフッ
ク33aが、吊下げ用治具21に接続され、もって作業
者によるチェーンブロック32の操作によって、吊下げ
用治具21ひいてはコイル13を昇降させるようになっ
ている。
【0040】かかる構成においても、吊下げ用治具21
に、レグ部14との干渉を避けるための開口部27が設
けられているので、上記第1の実施例と同様に、コイル
13の嵌挿時において、吊下げ用治具21をレグ部14
の上端部よりも低い位置まで下降させることが可能とな
り、コイル13の上端部と吊下げ用治具21との間の高
さ方向の空隙(寸法d1ひいては寸法f1)を小さく済
ませることができ、この結果、天井高さが比較的低い場
合でも、組立作業を可能とすることができるものであ
る。また、上記第1の実施例のような巻取機26及び滑
車24を用いた昇降装置22に代えて、チェーンブロッ
ク32を採用したので、構成が簡単となり安価に済ませ
ることができる。
【0041】この場合、チェーンブロック32を用いた
ことによって、寸法e2に関しては、上記第1の実施例
における寸法e1よりも大きくなるが、全体の寸法b2
は、図16に示す従来のもの(寸法B)に比べて十分に
小さくすることができるのである。具体例を上げると、
寸法e2が700mm、寸法b2が1050mmとなり、枠
体23の全体の高さ寸法c2は4000mmとなって、従
来の寸法Cに比べて350mmの高さ低減を図ることがで
きたのである。
【0042】図7ないし図9は、本発明の第3の実施例
(請求項4に対応)を示すものである。この実施例にお
いては、やはり2個のチェーンブロック32を用いて、
吊下げ用治具34を昇降させるのであるが、これら2個
の吊下げ用治具34は、枠体23の水平ビーム23b
に、前後方向に並んで取付けられるようになっている。
これにより、吊下げ用治具34における2個のコイル支
持用治具19の連結位置と、2個のチェーンブロック3
2による吊持位置とが90度異なる位置関係とされるよ
うになっている。
【0043】このとき、前記吊下げ用治具34は、図9
に示すように、円環状の枠部34aと、その枠部34a
の左右部から側方に延びる延出部34bとを一体に有し
て構成され、前記枠部の34a内部が、レグ部14が挿
通されるに十分な大きさの開口部35とされている。ま
た、この吊下げ用治具34の左右の延出部34bには、
下側に位置してコイル支持用治具19が連結される連結
孔36が形成されていると共に、枠部34aの前後部に
は、上側に位置してチェーンブロック32が連結される
連結孔37が形成されているのである。
【0044】これによれば、昇降装置22の構成の簡単
化を図り得ると共に、2個のチェーンブロック32によ
り吊下げ用治具34を安定して吊持することができる。
そして、それに加えて、例えばコイル13の下降時にお
ける2個のチェーンブロック32間での降下量や降下速
さのアンバランスが生じて、吊下げ用治具34が前後方
向に傾くことがあって、その傾きはコイル13に対して
はほとんど影響を及ぼさず、コイル13が傾いてしまう
ことを効果的に防止できるのである。
【0045】この結果、コイル13の嵌挿作業が一層し
やすくなるものである。尚、詳しい説明は省略するが、
各部の寸法に関しては、上記第2の実施例と同等であ
り、やはり、天井高さが比較的低い場合でも、組立作業
を可能とすることができるものである。
【0046】(3)第4〜第6の実施例 図10は、本発明の第4の実施例(請求項5に対応)を
示すものである。この実施例においては、吊下げ用治具
41として、従来例で述べたと同様の、横長な板状のも
のを採用し、その左右両端部に、ワイヤ42を介してコ
イル支持用治具19が吊下げ状態に連結されるようにな
っている。
【0047】そして、本実施例の昇降装置43は、枠体
23と、この枠体23の水平ビーム23bの中央部及び
右寄り部分に夫々取付けられた2個の滑車44及び45
と、右側の支柱23aに取付けられた巻取機26とを備
えて構成される。巻取機26から導出されるワイヤ25
は、2個の滑車45,44に順に掛渡されて、前記吊下
げ用治具41の中央部に連結されるようになっている。
【0048】この構成では、コイル13の上端部と吊下
げ用治具41との間に、高さ方向に比較的大きな隙間
(寸法d2)が必要となって寸法f2が大きくなる。と
ころが、上記第1の実施例と同様に、吊下げ用治具41
と水平ビーム23bとの間には、滑車44を設置する空
間(寸法e1)を必要とするだけで済むので、寸法b3
を小さくすることができ、ひいては、天井高さが比較的
低い場合でも、組立作業を可能とすることができるもの
である。具体例を上げると、寸法d2が450mm、寸法
f2が700mmとなって、寸法b3が1050mm、寸法
c3が4000mmとなる。
【0049】図11は、本発明の第5の実施例(請求項
6に対応)を示している。この実施例では、コイル支持
用治具19により支持されたコイル13を、吊下げ用治
具を用いずに、昇降機構51によっていわば直接的に昇
降させる構成としている。即ち、昇降機構51は、互い
に内側を向くように位置される昇降爪52aを有する一
対の支柱52を、E型鉄心18の左右に配置すると共
に、それら昇降爪52a間に左右に掛渡すようにして、
昇降体53を設けて構成されている。
【0050】また、図示はしないが、支柱52には、モ
ータ等を駆動源として昇降爪52aを昇降動作させる機
構が設けられており、もって、昇降体53が水平状態で
自在に昇降されるようになっている。そして、各コイル
支持用治具19の上端部が、ワイヤ54を介して前記昇
降体53に吊下げ状態に連結されるようになっているの
である。
【0051】この構成によれば、コイル13の上端部と
昇降体53との間に、高さ方向のある程度の隙間(寸法
g)が必要となるものの、吊下げ用治具を用いないた
め、全体の高さ寸法c4を大幅に小さくすることがで
き、この結果、天井高さが低い場合でも、組立作業を可
能とすることができるものである。尚、具体例を上げる
と、寸法gが450mmとなり、寸法c4が3400mmと
なる。
【0052】図12及び図13は、本発明の第6の実施
例(請求項7に対応)を示している。本実施例に係る組
立装置は、枠体23を用いずに、コイル13をいわば直
接的に昇降させるようになっている。即ち、組立装置
は、コイル13を載置状態に支える支持体61と、この
支持体61を側方から昇降させるための昇降装置62と
を備えて構成されている。この場合、昇降装置62とし
ては、L字形の一対の爪62aによって重量物を持上げ
て搬送するための既存のフォークリフトやリフターが用
いられる。
【0053】前記支持体61は、図12に示すように、
コイル13が載置される載置部63と、この載置部63
の右端部から垂直に立ち上がる垂直壁部64とを有した
正面L字状に構成されている。このとき、図13(a)
に示すように、前記載置部63は、中間部に、コイル1
3の中空部13a(想像線で示す)の底面を塞ぐことな
く開放させるための開口部63aを有した形態に構成さ
れている。また、図13(b)に示すように、この載置
部63の底面部には、図で中間部に下方に凸となる凸部
63bを有した形態とされ、その凸部63bの左右両側
部に前記昇降装置62の一対の爪62aが差込まれるよ
うになっている。
【0054】さらに、前記垂直壁部64には、コイル1
3を固定バンド65により固定するための止め金具66
が取付けられていると共に、該垂直壁部64を前記昇降
装置62の爪62aに対してボルト67(図12参照)
により固定するためのボルト挿通孔64aが設けられて
いる。
【0055】かかる構成においては、まず、床部F上に
載置された支持体61の載置部63に、コイル13を載
置し、固定バンド65により固定する。そして、昇降装
置62の一対の爪62aを、図12で右側から載置部6
3の底面に差入れ、ボルト67によって垂直壁部64を
爪62aに固定する。この状態から、コイル13をレグ
部14よりも高い位置(高さ寸法a2)まで持上げて、
その中空部13aがレグ部14の真上に来るように水平
に移動させ、その後、下降させる。これにより、コイル
13をレグ部14に対して嵌挿させることができるので
ある。
【0056】本実施例によれば、コイル13を昇降装置
62により側方から持上げる形態で嵌挿作業を行うこと
ができるので、コイル13を上方から吊上げる場合と異
なり、コイル13の上方に大きな空間を必要とすること
はない。従って、設置場所の天井高さが比較的低い場合
でも、組立作業を可能とすることができるものである。
具体的には、コイル13の上端を持上げる高さ寸法a2
を2900mmで済ませることができる。また、昇降装置
62として、汎用のフォークリフトやリフターを採用す
ることができ、比較的安価に済ませることができる利点
も得ることができる。
【0057】尚、本発明は、上記した各実施例に限定さ
れるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で種々の変
更が可能である。例えば、開口部を有した吊下げ用治具
の構成としては、図14又は図15に示すような変形例
も考えられる。即ち、図14に示す吊下げ用治具71
は、上面コ字状の枠部71aと、その枠部71aの左右
両端部から側方に延びる延出部71bとを一体に有して
構成されている。また、各延出部71bには、連結孔7
2が形成されている。この場合も、枠部71aの内部
が、レグ部14の上端部との干渉を避けるための開口部
となる。
【0058】図15に示す吊下げ用治具73は、上面半
円リング状の枠部73aと、その枠部73aの左右両端
部から側方に延びる延出部73bとを一体に有して構成
され、各延出部73bには、連結孔74が形成されてい
る。この場合も、前記枠部73aの内部の半円形の空間
が、レグ部14の上端部との干渉を避けるための開口部
となるのである。
【0059】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の変圧器の組立装置及び組立方法によれば、変圧器を分
解状態で搬入して現地組立するものにあって、設置場所
の天井高さが比較的低い場合でも、組立作業を可能とす
ることができるという優れた実用的効果を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、コイルを
吊上げた様子を示す正面図
【図2】コイルをレグ部に嵌挿させた様子を示す正面図
【図3】吊下げ用治具とレグ部との関係を示す上面図
【図4】吊下げ用治具の構成を示すもので、正面図
(a)及び上面図(b)を並べて示す図
【図5】変圧器の正面図
【図6】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第3の実施例を示す図1相当図
【図8】要部の側面図
【図9】図4相当図
【図10】本発明の第4の実施例を示す図1相当図
【図11】本発明の第5の実施例を示す図1相当図
【図12】本発明の第6の実施例を示す図1相当図
【図13】支持体の構成を示すもので、平面図(a)と
側面図(b)とを並べて示す図
【図14】吊下げ用治具の変形例を示す図4相当図
【図15】吊下げ用治具の別の変形例を示す図4相当図
【図16】従来例を示す図1相当図
【図17】図2相当図
【符号の説明】
図面中、11は変圧器、12は鉄心、13はコイル、1
4はレグ部、15は上ヨーク部、16は下ヨーク部、1
9はコイル支持用治具、21,34,41,71,73
は吊下げ用治具、22,31,43は昇降装置(昇降手
段)、23は枠体、23aは支柱、23bは水平ビー
ム、24,44,45は滑車、25はワイヤ、26は巻
取機、27は開口部、32はチェーンブロック、51は
昇降機構、52は支柱、53は昇降体、61は支持体、
62は昇降装置、63aは開口部を示す。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレグ部の上,下両端部を上,下の
    ヨーク部にて夫々連結した鉄心と、前記各レグ部に嵌挿
    されるコイルとを備える変圧器を組立てるにあたって、
    前記上ヨーク部を取外した状態の鉄心の前記各レグ部に
    対して、前記コイルを上方から嵌挿させるための装置で
    あって、 前記コイルの下端面及び外周面を支えるL字状の支持部
    を有する複数のコイル支持用治具と、これら各コイル支
    持用治具の上端部が吊下げ状態に連結される吊下げ用治
    具と、この吊下げ用治具を昇降させる昇降手段とを具備
    すると共に、前記吊下げ用治具は、前記レグ部の上端部
    との干渉を避けるための開口部を有して構成されること
    を特徴とする変圧器の組立装置。
  2. 【請求項2】 昇降手段は、鉄心の設置部分を跨ぐよう
    に配置され支柱の上端部に水平ビームを有する門形状の
    枠体と、この枠体の水平ビームに設けられる滑車と、前
    記枠体の支柱に設けられワイヤの巻取り及び送出しを行
    う巻取機とを備え、前記ワイヤを前記滑車に掛渡した状
    態で吊下げ用治具に連結させて前記巻取機により巻取り
    及び送出しを行うように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の変圧器の組立装置。
  3. 【請求項3】 昇降手段は、鉄心の設置部分を跨ぐよう
    に配置され支柱の上端部に水平ビームを有する門形状の
    枠体と、この枠体の水平ビームに設けられ吊下げ用治具
    を吊持するチェーンブロックとを備えて構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の変圧器の組立装置。
  4. 【請求項4】 コイルは2個のコイル支持用治具により
    支持され、吊下げ用治具は2個のチェーンブロックによ
    り吊持されるようになっていると共に、前記吊下げ用治
    具におけるコイル支持用治具の連結位置と、前記チェー
    ンブロックによる吊持位置とが90度異なる位置関係と
    されることを特徴とする請求項3記載の変圧器の組立装
    置。
  5. 【請求項5】 複数のレグ部の上,下両端部を上,下の
    ヨーク部にて夫々連結した鉄心と、前記各レグ部に嵌挿
    されるコイルとを備える変圧器を組立てるにあたって、
    前記上ヨーク部を取外した状態の鉄心の前記各レグ部に
    対して、前記コイルを上方から嵌挿させるための装置で
    あって、 前記コイルの下端面及び外周面を支えるL字状の支持部
    を有する複数のコイル支持用治具と、これら各コイル支
    持用治具の上端部が吊下げ状態に連結される吊下げ用治
    具と、前記鉄心の設置部分を跨ぐように配置され支柱の
    上端部に水平ビームを有する門形状の枠体と、この枠体
    の水平ビームに設けられる滑車と、前記枠体の支柱に設
    けられ前記吊下げ用治具に連結されたワイヤを前記滑車
    に掛渡した状態で巻取り及び送出しを行う巻取機とを具
    備することを特徴とする変圧器の組立装置。
  6. 【請求項6】 複数のレグ部の上,下両端部を上,下の
    ヨーク部にて夫々連結した鉄心と、前記各レグ部に嵌挿
    されるコイルとを備える変圧器を組立てるにあたって、
    前記上ヨーク部を取外した状態の鉄心の前記各レグ部に
    対して、前記コイルを上方から嵌挿させるための装置で
    あって、 前記コイルの下端面及び外周面を支えるL字状の支持部
    を有する複数のコイル支持用治具と、前記鉄心の設置部
    分を跨ぐように配置され支柱間において前記各コイル支
    持用治具の上端部が吊下げ状態に連結される昇降体を昇
    降させる昇降機構とを具備することを特徴とする変圧器
    の組立装置。
  7. 【請求項7】 複数のレグ部の上,下両端部を上,下の
    ヨーク部にて夫々連結した鉄心と、前記各レグ部に嵌挿
    されるコイルとを備える変圧器を組立てるにあたって、
    前記上ヨーク部を取外した状態の鉄心の前記各レグ部に
    対して、前記コイルを上方から嵌挿させるための装置で
    あって、 前記コイルを載置状態に支え、該コイルの中空部を底面
    で開放させる開口部を有する支持体と、この支持体を側
    方から昇降させる昇降装置とを具備することを特徴とす
    る変圧器の組立装置。
  8. 【請求項8】 複数のレグ部の上,下両端部を上,下の
    ヨーク部にて夫々連結した鉄心と、前記各レグ部に嵌挿
    されるコイルとを備える変圧器を組立てるための方法で
    あって、 前記上ヨーク部を取外した状態の鉄心を設置する工程
    と、 前記鉄心の各レグ部に対して、請求項1ないし7のいず
    れかに記載の変圧器の組立装置を用いて前記コイルを嵌
    挿する工程と、 前記各レグ部を連結する上ヨーク部を取付ける工程とを
    順に実行することを特徴とする変圧器の組立方法。
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