JPH1019992A - 実装テストに適した配線路を有するメモリ回路、そのテスト方法及び配線装置 - Google Patents

実装テストに適した配線路を有するメモリ回路、そのテスト方法及び配線装置

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JPH1019992A
JPH1019992A JP8179668A JP17966896A JPH1019992A JP H1019992 A JPH1019992 A JP H1019992A JP 8179668 A JP8179668 A JP 8179668A JP 17966896 A JP17966896 A JP 17966896A JP H1019992 A JPH1019992 A JP H1019992A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、テストを容易にする配線を備えた
メモリ回路、そのテスト方法及びその配線装置を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 バス接続される第1の端子群を有するM
EMC11と、バス接続される第2端子群を有するメモ
リ12とを備えたメモリ回路であって、第1、第2端子
群間で端子を1対1に接続する複数の線路を備え、第1
端子群で隣接する2端子に接続された2線路はいずれも
第2の端子群で隣接しない2端子に接続される。この構
成によれば、何れかの端子群において端子間ショートが
生じた場合に、ショート箇所がどの端子群において生じ
たのかを簡単に特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装テストに適し
た配線路を有するメモリ回路、そのテスト方法、その設
計方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器に使用されるプリント基
板やマルチチップモジュール(以下、MCMと記す)に
おいて、実装される半導体チップの多ピン化および狭ピ
ンピッチ化により、半導体チップの確実な実装が困難に
なり、実装後のテストが重要となっている。ここでいう
MCMとはキャリア基板と呼ばれる基板上に複数の半導
体チップをベアチップ実装し、各半導体チップ間の配線
をキャリア基板上で行ない、全体を1つの半導体チップ
としてモジュール化したものである。
【0003】一方で、電子機器の小型軽量化が進むとと
もに、電子機器に内蔵されているプリント基板の小型/
高密度化が進み、プリント基板やキャリア基板上に空き
スペースがなく、テスト用の端子を設けるといった従来
のテスト手法が使えなくなっている。また、プリント基
板やMCMの接続をテストする従来の手法としてバウン
ダリスキャン(以下、BSと記す)が規格化されている
(IEEE Std 1149.1−1990)。
【0004】図12(a)は、BSを適用した回路例を
示す。IC1、IC2は、それぞれ8端子を有する。各
IC内部の91a〜cは、それぞれBSレジスタ(以
下、BSRと記す)である。BSR91a〜cは、対応
する各端子に対してデータを入出力する機能に加えて、
同図のようにBSパス92によりシリアルに接続されて
1つシフトレジスタを構成し、シリアルデータを入出力
する機能を有する。
【0005】この構成では、シリアル入力によりBSR
に設定した値を端子に出力し、あるいは端子から入力さ
れたBSRの値をシリアル出力し、さらに入力値の出力
値とを比較するといった方法により接続テストがなされ
る。例えば図12(a)に示すように、BSパス92か
らのシリアル入力によりIC1のBSR91bにテスト
値(1111)を設定し、IC2に対して端子から出力
させる。同時にIC1の端子出力を信号線を介してIC
2の端子からBSR91cに入力し、さらにBSR91
cをBSパス92を用いてシリアル出力する。この後、
シリアル出力された値と元のテスト値とを比較すること
により、IC1−IC2間の接続の良否を判定する。上
記テスト値と読み出した出力値が同じであれば接続は正
しいと考えられる。
【0006】このBSを用いればテスト用の端子を多数
設ける必要がなく、半導体チップ間の接続を確認でき
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、BSを用いた
場合、半導体チップ間の接続に故障が発生していること
は検出できるが、故障の発生がどの半導体チップの端子
であるのかについては特定できないという問題があっ
た。例えば、図12(b)に示すIC1−IC2間を接
続する信号SIG1−SIG2間でショート故障が発生
している場合、IC2側でサンプルされる値は0010
あるいは1110となり、SIG1−SIG2間でショ
ート故障が発生していることは検出可能だが、IC1、
2のどちら側の端子でショート故障が発生しているかを
特定することはできない。
【0008】従って、BSを用いたとしても接続に故障
が発生した場合に、接続故障箇所の特定はできず、人手
やその他のテスト装置を用いてさらに詳細にテストを行
なう、あるいは接続故障の可能性がある半導体チップを
すべて実装し直すといったことが必要となる。この場
合、テスト効率が悪くなるだけでなく、正しく実装され
ている半導体チップをも実装し直しされることになり、
再実装や半導体チップのためのコストが増大する。
【0009】上記課題に鑑み本発明は、テストを容易に
する配線を備えたメモリ回路、そのテスト方法及びその
配線装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のメモリ回路は、バス接続される第1の端子群を
有する第1集積回路と、バス接続される第2端子群を有
する第2集積回路とを備えたメモリ回路であって、第
1、第2端子群間で端子を1対1に接続する複数の線路
を備え、第1端子群で隣接する2端子に接続された2線
路はいずれも第2の端子群で隣接しない2端子に接続さ
れる構成となっている。
【0011】また、前記各端子群は、データバスに接続
される端子群と、アドレスバスに接続される端子群との
何れかであり、第1集積回路はメモリアクセスを制御す
るメモリコントローラであり、第2集積回路はメモリチ
ップであってもよい。さらに、データバスに接続される
端子群は複数の端子からなるグループに分類され、前記
各線路は、端子群間で対応するグループ内の端子間を接
続するようにしてもよい。
【0012】本発明のメモリテスト方法は、アドレスバ
スの端子間のショートが生じているか否かをテストする
方法であって、前記アドレスバスの中からテスト対象ビ
ットを1ビット選択するステップと、テスト対象ビット
を0又は1の論理値とし、アドレスバス中の残りのビッ
トすべてを前記論理値の反転とする第1アドレスを生成
する生成ステップと、全ビットが前記論理値をもつアド
レスに所定のデータを書き込むステップと、第1アドレ
スに前記所定のデータと異なるデータを書き込むステッ
プと、全ビットが前記論理値をもつアドレスからデータ
を読み出すステップと、読み出されたデータと前記所定
のデータとを比較するステップと、比較の結果、両者が
一致していない場合にはテスト対象ビットに対応する端
子と隣の端子との間でショートが生じていると判定し、
一致している場合にはショートが生じていないと判定す
る判定ステップと、判定ステップの判定後に、アドレス
バス中の未判定のビットの中から新たなテスト対象ビッ
トを1ビット選択し、生成ステップから判定ステップま
でを再度実行させるステップとを有している。
【0013】また、本発明のメモリテスト方法は、デー
タバスの端子間のショートが生じているか否かをテスト
する方法であって、前記データバスの中からテスト対象
ビットをグループ毎に1ビットずつ選択するステップ
と、前記各テスト対象ビットを0、残りのビットを1と
したデータを生成するステップと、第1のアドレスに前
記データを書き込むステップと、第1のアドレスからデ
ータを読み出し、前記データと読み出したデータとを比
較するステップと、比較の結果、両者が一致していない
と判定した場合、端子間のショートが生じていると判定
するステップと、判定ステップの判定後に、データバス
中の未判定のビットの中から新たなテスト対象ビットを
1ビット選択し、生成ステップから判定ステップまでを
再度実行させるステップとを有している。
【0014】本発明のプリント基板配線装置は、CPU
からのメモリアクセス要求を受けてメモリチップへのメ
モリアクセスを制御するメモリ制御チップとメモリチッ
プとの含むプリント基板の配線を行う装置であって、メ
モリ制御チップとメモリチップとを含む回路を表す回路
図情報を取得する取得手段と、取得された回路図情報か
ら、メモリ制御チップと読み書き可能なメモリとを特定
の部品として抽出する第1抽出手段と、取得された回路
図情報から、第1抽出手段により抽出された部品におけ
るバス接続される端子群における端子位置及び接続関係
を抽出する第2抽出手段と、第1抽出手段により抽出さ
れた1つの部品の端子群で隣接する2端子に接続される
2線路の何れも、抽出された他の部品の端子群で隣接し
ない2端子に接続するように第2抽出手段で抽出された
接続関係を変更する変更手段と、変更された接続関係に
基づいてプリント基板の配線を行う配線手段とを備え
る。
【0015】また、前記変更手段は、バス接続される端
子群間において、1つの部品の端子群で隣接する2端子
に接続される2線路が、他の部品の端子群で隣接しない
2端子に接続するための端子の入れ換えデータを複数保
持するテーブルと、テーブルを参照して前記1つの部品
と前記他の部品との端子群の接続関係を変更する変更部
とからなる構成としてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明のテスト装置の一実
施例を図面を用いて説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態におけるメモリ回路を表している。このメモリ回路
は、メモリコントローラ(以下、MEMCと略す)1
1、メモリ12、メモリ13を部品として備え、複数の
線路により部品端子間が接続されている。同図は、各線
路の接続関係を明らかにするために回路図のように描か
れているが、実際には、各線路を印刷配線したプリント
基板上に部品が実装された形態をとる。各部品は面実装
用のFP(フラットパッケージ)状の1チップLSIで
あることが望ましい。また、各部品ともに端子の物理的
な配置順は、同図の順であるものとする。ただし、ME
MC11、メモリ12、13ともに電源端子・グランド
端子については図示していない。
【0017】MEMC11は、図示していないCPUか
らのメモリアクセス要求に従ってメモリ12、13への
メモリアクセスを制御する1チップのメモリコントロー
ラであり市販されている汎用品でよい。このMEMC1
1は、メモリ12、13に対してデータを入出力するデ
ータ端子群DD[15:0]と、メモリ12、13に対してアド
レスを出力するアドレス端子群DA[7:0]と、複数の制御
用端子(WE,OE,RAS1,RAS2,UCAS,LCAS)を有する。[ ]の
表記は、例えば[15:0]であればビット15からビット0
までの16ビットを表す。同図のMEMC11ではCP
Uからのメモリアクセス要求を入出力するCPUIF部
など、メモリIF部以外の端子については本発明と直接
関係ないので図示していない。
【0018】メモリ12、13は、それぞれ汎用品のD
RAMであり、アドレス入力端子群A[7:0]、とデータ入
出力端子群D[15:0]と、複数の制御用端子(WE,OE,RAS1,
RAS2,UCAS,LCAS)を有する。各線路は、アドレス端子群
間で各端子を1対1に接続し、データ端子群間でも同様
に1対1に接続する。接続の仕方については特徴があ
る。すなわち何れかの端子群で隣接する2端子に接続さ
れた2線路は、いずれも他のどの端子群においても隣接
しない2端子に接続されている。
【0019】表1は、図1におけるアドレス端子群間、
及びデータ端子群間の各線路の接続表を示す。
【0020】
【表1】 表1では、各線路を流れる信号又は信号名、接続先のM
EMC11、メモリ12、13の各端子名を対応させて
標記されている。信号名DA[7:0]は、MEMC11から
メモリ12、13へ時分割で出力される行アドレス及び
列アドレスを表す。信号名DD[15:0]は、16ビットデー
タを表す。この表で注意すべき点は、1つの部品におい
て隣接する2端子(例えばMEMC11のDA0、DA1)に
接続される2線路は、他の部品において隣接しない2端
子(同じ例ではメモリ12のA5、A0、メモリ13のA6、
A3)に接続されている。どの部品においても隣接する2
端子に接続された2線路は、同じ特徴を有する。
【0021】以上のように構成された本実施の形態にお
けるメモリ回路について、以下そのテスト動作について
説明する。ただし、以下の説明中、メモリリード及びメ
モリライトは、テスト用プログラムに従ってCPU(図
外)から出力されたメモリアクセス要求を、MEMC1
1が実行することによりなされる。図1に示したメモリ
12の端子D3、D4は、半田付け不良により端子間ショー
トが生じていると仮定する。つまり、信号DD7とDD9の2
線路に対して異なる論理値が同時にドライブされた場
合、DD7およびDD9に現れる論理値は共に0又は1に誤っ
た論理値となる。誤った結果が0になるか1になるか
は、回路素子のドライブ能力など電気的特性により決ま
る。以下では誤った結果が0になる場合をAND型、1
になる場合をOR型のショートと呼ぶ。ここでは、メモ
リ回路がAND型ショートの特性をもつものとする。
【0022】この場合、メモリ12、13のあるアドレ
スにデータ”0xFF7F”(0xは16進数を表す。DD7ビッ
トのみが0)が書き込まれた後に、同じアドレスからデ
ータが読み出された場合、DD7とDD9がショートしている
ため、読み出されるデータは”0xFD7F(DD7ビットとDD9
ビットとが0)となる。読み出したデータが0xFD7Fであ
ることから(正常であればDD9の値は1となるから)、D
D7とDD9がショートしていることが明らかとなる。この
とき、表1から、信号線DD7とDD9とを接続している2端
子は、MEMC11でDD7とDD9、メモリ12でD3とD4、
メモリ13でD7とD13である。隣合う端子に接続されて
いる(ショートが発生する可能性がある)部品はメモリ
12のみであり、ショートはメモリ12の端子間で発生
していることが容易に判断できる。
【0023】この例では0と1とのショートにより0に
誤ると考えて記述しているが、逆に1に誤る場合には、
上記のデータを反転させれば(”0x0080”とすれば)、
同様の方法によりショートが発生しているチップを特定
できる。なお、本発明の適用は上記表1の接続に限らな
い。つまり、1つの部品において隣接する2端子に接続
される2線路は、いずれも他の部品において隣接しない
2端子に接続されていればよい。 (第2の実施の形態)図2は、本発明の第2の実施の形
態におけるメモリ回路を表している。このメモリ回路
は、MEMC21、メモリ22、メモリ23を部品とし
て備え、複数の線路により部品端子間が接続されてい
る。各部品は、図1の同名と部品と同じものである。た
だし、同図では各部品のデータ端子群、及びデータバス
を構成する線路のみを記している。
【0024】表2は、図1におけるデータ端子群間の各
線路の接続表を示す。
【0025】
【表2】 表2では、表1と同様に、1つの部品において隣接する
2端子(例えばMEMC11のDD0、DD1)に接続される
2線路は、他の部品において隣接しない2端子(同じ例
ではメモリ12のD5、D0と、メモリ13のD6、D3)に接
続されている。さらに、表2では、データ端子群は複数
端子からなるグループに分類されており、各線路が端子
群間で対応するグループ内で端子間を接続している。こ
こでは、MEMC21のデータ端子群DD[15:0]は、DD[1
5:8]のグループとDD[7:0]のグループとに、メモリ2
2、33のデータ端子群DD[15:0]はそれぞれD[15:8]の
グループとD[7:0]のグループとに分類されている。
【0026】以上のように構成された本実施の形態にお
けるメモリ回路について、以下そのテスト時の動作につ
いて説明する。端子間ショートついては、本実施の形態
のメモリ回路においても、第1の実施の形態で説明した
テスト時の動作と全く同様にしてどのチップの端子間シ
ョートであるかが検出されるので説明を省略し異なる点
のみ説明する。
【0027】異なる点は、本メモリ回路では対応するグ
ループ間で端子が接続されているので、グループ毎にテ
ストできる点である。各グループを8ビット毎に分類し
ているのは、一般的なCPU(例えばIntelの80
486やPentium等)ではCPUからメモリへの
アクセスの最小ビット数が8ビットだからである。な
お、各グループのビット数を8ビットに限るものではな
い(例えば4ビット毎でもよい)が、8ビット毎にグル
ープ化するのが望ましい。 (第3の実施の形態)図3、図4は、本発明の第3の実
施の形態におけるメモリ接続テスト方法を示すフローチ
ャートである。このメモリ接続テスト方法は、図1のよ
うな第1の実施の形態に係るメモリ回路をテスト対象と
する。図3、4のフローは、図1のMEMC11に接続
されるCPU(図外)が本テスト方法を記述したテスト
用プログラムを実行する、あるいはMEMC11にテス
ト用プログラムを組み込むことにより実現される。この
テスト用プログラムは、テスト用データテーブルとテス
ト結果テーブルとを含み、図1のメモリ12、13とは
異なるアドレス領域にマッピングされたROM又はRA
M、あるいはMEMC11の内部レジスタ(ともに図
外)に格納される。
【0028】図3のフローは、アドレスバスの接続をテ
ストする手順を示す。フローの前半部分(ステップ30
0〜306)は、AND型ショートを検出する手順であ
り、後半部分(ステップ307〜313)は、OR型シ
ョートを検出する手順である。この手順で用いられるテ
スト用データテーブルを表3に示す。
【0029】
【表3】 表3のテスト用データテーブルは、データ1〜4、アド
レスバスDA[15:0]の各ビット(以下、テスト対象ビット
と呼ぶ。)毎に目標アドレス0(表中TA0と表記)及
び目標アドレス1(同TA1)を格納している。表3で
はデータ1〜4を16進数で、TA0、1を2進数で記
してある。データ1、2及びTA0は、図3の前半部分
で、データ3、4及びTA1は、図3の後半部分で使用
される。TA0はいずれも、テスト対象ビットが0に転
んだ場合に0番地になる値である。TA1はいずれも、
テスト対象ビットが1に転んだ場合に最終番地(全ビッ
トが論理1)になる値である。データ1と2は、互いに
異なる値であればどんな値でもよいが、本実施の形態で
用いているように全ビット0、全ビット1とするのが望
ましい。データ3と4についても同様である。
【0030】図3において上記のCPUは、テスト対象
ビットを選択してそのTA0をテスト用データテーブル
に基づいて生成し(ステップ300、301)、0番地
にデータ1(0x0000)を書き込み(ステップ302)、
さらにTA0番地にデータ2(0xFFFF)を書き込む(ス
テップ303)。このときもし、テスト対象ビットがシ
ョートしていれば、TA0番地への書き込みがなされず
に0番地にデータ2が上書きされることになる(AND
型のショート特性の場合)。
【0031】続いて、CPUは、0番地のデータを読み
出してテスト用データテーブル中のデータ1と比較し
(ステップ304)、一致していれば1を不一致であれ
ば0をを結果テーブルに格納する。このときショートし
ていない場合には0番地からは0x0000が、ショートして
いる場合には0番地から0xFFFFが読み出されることにな
る。したがって、上記比較の結果が一致している場合に
は正常、不一致の場合には異常(テスト対象ビットがシ
ョート)を表すことになる。
【0032】同様に、CPUは、残りのテスト対象ビッ
トについて上記ステップ300から305を繰り返す
(ステップ306)。上記によりメモリ回路がAND型
のショート特性の場合のアドレスバスのショートを検出
することができる。さらに、CPUは、データ3、4及
びTA1を使用して上記と同様にしてテストを行う(ス
テップ307〜312)。この場合、ショートによりT
A1への書き込みが最終番地に上書きされることになる
(OR型のショート特性の場合)点を利用している。
【0033】図4のフローは、データバスの接続をテス
トする手順を示す。この手順で用いられるテスト用デー
タテーブルを表4に示す。
【0034】
【表4】 この表のデータテーブルは、任意のアドレスAと、テス
ト対象ビット毎のデータDとからなる。アドレスAは、
どんな値でも構わないが、本実施の形態で用いているよ
うに全ビット0のアドレス(0x00)を用いるのが望まし
い。図4において上記のCPUは、テスト対象ビットを
選択してそのデータDをテスト用データテーブルに基づ
いて生成し(ステップ321、322)、アドレスA
(0x00)番地にデータDを書き込み(ステップ32
3)、さらにアドレスA番地からデータを読み出す(ス
テップ324)。このときもし、テスト対象ビットがシ
ョートしていれば、アドレスA番地への書き込み時に、
テスト対象ビットが1に転び(OR型のショート特性の
場合)、又はテスト対象ビットの端子に隣接するビット
が0に転ぶ(AND型ショートの場合)ことになる。
【0035】続いて、CPUは、アドレスA番地から読
み出したデータと、テスト用データテーブル中のデータ
Dとを比較し(ステップ325)、一致していれば1を
不一致であれば0をを結果テーブルに格納する。同様
に、CPUは、残りのテスト対象ビットについて上記ス
テップ321から325を繰り返す(ステップ306に
よる)。上記によりメモリ回路がAND型の場合もOR
型の場合もデータバスのショートを検出することができ
る。
【0036】以上のように構成された第3の実施の形態
におけるメモリ接続テスト方法について、(1)接続が正
常な場合のアドレスバスのテスト、(2)AND型ショー
トがある場合のアドレスバスのテスト、(3)OR型ショ
ートがある場合のアドレスバスのテスト、(4)接続が正
常な場合のデータバスのテスト、(5)ショートがある場
合のデータバスのテストに分けてその動作を説明する。
【0037】<(1)接続が正常な場合のアドレスバスの
テスト>図1のメモリ回路に対して図3のフローに従っ
てアドレスバスの接続をテストする動作を説明する。端
子間ショートは生じていないものとする。まず、テスト
対象ビットをDA0として、0番地にデータ1(0x0000)
が、TA0(0x01番地)にデータ2(0xFFFF)が書き込
まれる(ステップ300〜303)。次に、0番地から
読み出されたデータとデータ1とが一致するか否かが比
較される(ステップ304、305)。テスト対象ビッ
トDA0がショートしていない場合には0番地に上書きさ
れないので、比較結果は一致する。この場合、テスト対
象ビットDA0のテスト結果として一致したことを示す1
がテスト結果テーブルに格納される。さらに、テスト対
象ビットDA1〜DA15のそれぞれについても、同様に動作
する。これにより、全テスト対象ビットのAND型ショ
ートがテストされる。
【0038】続いて、テスト対象ビットをDA0として、
最終番地(0xFF番地)にデータ3(0x0000)が、TA1
(0xFE番地)にデータ4(0xFFFF)が書き込まれる(ス
テップ307〜310)。次に、最終番地から読み出さ
れたデータとデータ3ととが一致するか否かが比較さ
れ、当該テスト対象ビットの比較結果としてテスト結果
テーブルに格納される(ステップ311、312)。テ
スト対象ビットDA0がショートしていない場合には最終
番地に上書きされないので、比較結果は一致する。さら
に、テスト対象ビットDA1〜DA15のそれぞれについて
も、同様に動作する。これにより、全テスト対象ビット
のOR型ショートがテストされる。この場合のテスト結
果テーブルを表5に示す。
【0039】
【表5】 この表では、テスト対象ビット毎にAND型(TA0)
のテスト結果と、OR型(TA1)のテスト結果とを格
納している。正常な場合には表5のように比較結果が全
て1となる。 <(2)AND型のショートがある場合のアドレスバスの
テスト>今、図1のメモリ回路においてDA0とDA2でショ
ートが発生していて、メモリ回路がAND型のショート
特性をもつものとする。この場合テスト対象ビットDA
0、DA2以外は、上記と全く同様に正常と判定され、DA0
とDA2は以下のようにテストされる。
【0040】図3の前半部分の動作では、テスト対象ビ
ットがDA0の場合に、0番地にデータ1(0x0000)が、
TA0(0x01番地)にデータ2(0xFFFF)が書き込まれ
る(ステップ300〜303)。このときTA0への書
き込みは、DA0とDA2のAND型ショートによりTA0
(0x01番地)が(0x00番地)に転んでしまう結果、0番
地にデータ2(0xFFFF)が上書きされてしまう。次に、
0番地から読み出されたデータ(この場合0xFFFF)とデ
ータ1(0x0000)とが一致するか否かが比較される(ス
テップ304、305)。この場合、一致しないので、
テスト対象ビットDA0のテスト結果として不一致を示す
0がテスト結果テーブルに格納される。テスト対象ビッ
トDA2についても、同様の動作により0がテスト結果テ
ーブルに格納される。このようにして前半部分ではDA0
とDA2は異常と判定される。
【0041】後半部分の動作ではテスト対象ビットがDA
0の場合、最終番地(0xFF番地)にデータ3(0x0000)
が、TA1(0xFE番地)にデータ4(0xFFFF)が書き込
まれる(ステップ307〜310)。このとき、TA1
への書き込みでは、DA0とDA2のAND型ショートにより
実際に書き込まれるアドレスが0xFA番地に転んでしま
い、0xFA番地に0xFFFFを誤って書き込むことになる。し
かし、最終番地(0xFF番地)に上書きされるわけではな
いので、最終番地から読み出したデータは0x0000となる
(ステップ311)。この場合、データ3(0x0000)と
読み出したデータ(0x0000)の比較結果は1となる(ス
テップ312)。テスト対象ビットにDA2が選択された
場合も同様の結果を得ることになる。このように後半部
分ではDA0とDA2のAND型ショートは検出されない。
【0042】表6に、上記動作終了後のテスト結果テー
ブルを示す。
【0043】
【表6】 この表からわかるように、テスト対象ビットDA0とDA2の
TA0欄のテスト結果が0である。AND型のショート
が信号線DA0とDA2で発生していることを表している。さ
らに上掲した表1からDA0とDA2が隣り合っているのはメ
モリ12の端子であることから、メモリ12のA4端子と
A5端子とがショートしていることがわかる。
【0044】<(3)OR型のショートがある場合のアド
レスバスのデスト>今、図1のメモリ回路においてDA0
とDA2でショートが発生していて、メモリ回路がOR型
のショート特性をもつものとする。この場合テスト対象
ビットDA0、DA2以外は、上記(1)と全く同様に正常と判
定され、DA0とDA2は以下のようにテストされる。
【0045】図3の前半部分の動作ではテスト対象ビッ
トがDA0の場合に、0番地にデータ1(0x0000)が、T
A0(0x01番地)にデータ2(0xFFFF)が書き込まれる
(ステップ300〜303)。このときTA0への書き
込みは、DA0とDA2がOR型ショートしているため、実際
に書き込まれるアドレスが0x05番地に誤ってしまい、0x
05番地に0xFFFFを書き込んでしまう。しかし、0番地に
上書きされるわけではないので、0番地から読み出され
たデータは0x0000となる(ステップ304)。よって、
読み出されたデータ(0x0000)とデータ1(0x0000)と
の比較結果が一致し、当該テスト対象ビットのテスト結
果として1がテスト結果テーブルに格納される(ステッ
プ305)。テスト対象ビットDA2についても同様であ
る。このように前半部分では、OR型ショートは検出さ
れない。
【0046】図3の後半部分の動作ではテスト対象ビッ
トがDA0の場合に、最終番地(0xFF番地)にデータ3(0
x0000)が、TA1(0xFE番地)にデータ4(0xFFFF)
が書き込まれる(ステップ307〜310)。このとき
TA1への書き込みは、DA0とDA2がOR型ショートして
いるため、実際に書き込まれるアドレスが最終番地(0x
FF番地)と誤ってしまい、その結果最終番地(0xFF番
地)に0xFFFFを上書きしてしまう。最終番地(0xFF番
地)から読み出したデータ(ステップ311)は0xFFFF
となり、データ3(0x0000)と読み出されデータ(0xFF
FF)の比較結果は0となる(ステップ312)。テスト
対象ビットDA0のテスト結果として0がテスト結果テー
ブルに格納される。テスト対象ビットがDA2の場合も同
様である。表7に、(3)の動作終了後のテスト結果テー
ブルを示す。
【0047】
【表7】 この表からわかるように、テスト対象ビットDA0とDA2の
TA1欄のテスト結果が0である。OR型のショートが
信号線DA0とDA2で発生していることを表している。さら
に上掲した表1からDA0とDA2が隣り合っているのはメモ
リ12の端子であることから、メモリ12のA4端子とA5
端子とがショートしていることがわかる。
【0048】上記(2)(3)のように、AND型、OR型ど
ちらのショートであっても、ショート箇所のテスト対象
ビットは、そのテスト結果のTA0、TA1のどちらか
が0(不一致)となり、ショートの発生が検出される。
表1からDA0とDA2が隣合った端子に接続されている半導
体チップはメモリ12であり、メモリ12でショートが
発生していることが容易にわかる。
【0049】次に、表4に示したアドレスAおよびデー
タDを使用して本実施の形態のテスト方法により図1の
データバスをテストした場合のテスト結果を表8、表9
に示す。表8はデータバスの接続が正しい場合、表9は
信号線DD7とDD9がショートしている場合の結果を表す。
以下、図3(b)の処理の流れに沿って説明する。
【0050】<(4)接続が正常な場合のデータバスのテ
スト>図1の回路に対して図4のフローに従ってデータ
バスの接続をテストする動作を説明する。端子間ショー
トは生じていないものとする。まず、テスト対象ビット
がDD0の場合、アドレスA(0x00番地)にデータD(0xF
FFE)が書き込まれ、続いてアドレスA(0x00番地)か
ら0xFFFEが読み出される(ステップ321〜324)。
データD(0xFFFE)と読み出されたデータ(0xFFFE)の
比較結果は1(一致)となり、当該テスト対象ビットの
テスト結果として結果テーブルに格納される(ステップ
325)。以下、同様にテスト対象ビットDA1からDA15
についても繰り返される。この動作終了後のテスト結果
テーブルを表8に示す。
【0051】
【表8】 この表のように、すべてのテスト対象ビットについての
比較結果は1である。 <(5)ショートがある場合のデータバスのテスト>今、
図1のメモリ回路においてDD7とDD9でショートが発生し
ているものとする。この場合、DD7とDD9のテスト対象ビ
ットについては上記(4)の動作により正常と判定され、D
D7とDD9については以下のようにテストされる。
【0052】図4において、テスト対象ビットにDD7の
場合、アドレスA(0x00番地)にデータD(0xFF7F)が
書き込まれ、続いてアドレスAが読み出される(ステッ
プ321〜324)。このときアドレスAへのデータD
(0xFF7F)の書き込みは、DD7とDD9がショートしている
ため、実際に書き込まれるデータが0xFD7Fあるいは0xFF
FFに誤ってしまい、アドレスA(0x00番地)に0xFD7Fあ
るいは0xFFFFが書き込まれてしまう。アドレスA(0x00
番地)から読み出されたデータ0xFD7Fあるいは0xFFFF
と、データD(0xFF7F)との比較結果は0(不一致)と
なる(ステップ325)。テスト対象ビットDD7のテス
ト結果として0がテスト結果テーブルに格納される。同
様にテスト対象ビットにDD9が選択された場合も比較結
果は0となる。テスト動作終了後のテスト結果テーブル
を表9に示す。
【0053】
【表9】 この表では、テスト対象ビットをDD7、DD9に異常がある
ことを示している。さらに、上掲した表1からDD7とDD9
が隣合った端子に接続されている半導体チップはメモリ
12であり、メモリ12の端子D3とD4の間でショートが
発生していることが容易にわかる。 (第4の実施の形態)本実施の形態に係るこのメモリ接
続テスト方法は、第2の実施の形態に係る図2のような
メモリ回路をテスト対象とする。つまり、テスト対象
は、各部品のデータバスがグループに分類されていて、
グループ内の2端子に接続される2線路は、いずれも他
の部品のグループ内において隣接しない2端子に接続さ
れているメモリ回路である。
【0054】図5は、本実施の形態におけるメモリ接続
テスト方法を示すフローチャートである。このメモリ接
続テスト方法は、図2のMEMC11に接続されるCP
U(図外)が本テスト方法を記述したテスト用プログラ
ムを実行する、あるいはMEMC11にテスト用プログ
ラムを組み込むことにより実現される。このテスト用プ
ログラムは、テスト用データテーブルとテスト結果テー
ブルとを含み、図2のメモリ22、23とは異なるアド
レス領域にマッピングされたROM又はRAM、あるい
はMEMC11の内部レジスタ(ともに図外)に格納さ
れる。
【0055】このメモリ接続テスト方法によって図2に
示したメモリ回路をテストする場合に用いられるテスト
用データテーブルを表10に示す。
【0056】
【表10】 表10において、アドレスAは、テストデータ(データ
D)をライト/リードチェックするための書き込み先ア
ドレス且つ読み出し先アドレスであり、どんな値でも構
わないが本実施の形態で用いているように全ビット0の
アドレスを用いるのが望ましい。グループ1、2は、そ
れぞれ図2のメモリ回路中のデータバスの下位8ビッ
ト、上位8ビットのことである。テスト対象ビットは、
グループ1、2それぞれのビットをビット番号が小さい
順に示している。データ群dは、グループ毎の当該テス
ト対象ビットに対するテストデータからなり、同表では
グループ1と2で同じテストデータになるので1つだけ
示してある。データDは、複数グループを同時にテスト
できるようにデータ群dを全グループ分に拡張したテス
トデータである。
【0057】図5において上記CPUは、テスト対象ビ
ットを選択してそのデータ群d及びデータDをテスト用
データテーブルに基づいて生成し(ステップ401〜4
03)、アドレスA(0x00)番地にデータDを書き込み
(ステップ404)、さらにアドレスA番地からデータ
を読み出す(ステップ405)。このときもし、テスト
対象ビットがショートしていれば、アドレスA番地への
書き込み時に、テスト対象ビットが1に転び(OR型の
ショート特性の場合)、又はテスト対象ビットの端子に
隣接するビットが0に転ぶ(AND型ショートの場合)
ことになる。
【0058】続いて、CPUは、読み出したデータとテ
スト用テーブル中のデータDとをグループ毎に比較し
(ステップ406)、一致していれば1を不一致であれ
ば0ををグループ毎に結果テーブルに格納する。同様
に、CPUは、残りのテスト対象ビットについて上記ス
テップ401から406を繰り返す(ステップ407に
よる)。上記によりメモリ回路がAND型の場合もOR
型の場合もデータバスのショートを検出することができ
る。
【0059】以上のように構成された第4の実施の形態
におけるメモリ接続テスト方法について、(1)接続が正
常な場合のデータバスのテスト、(2)ショートがある場
合のデータバスのテストに分けてその動作を説明する。 <(1) 接続が正常の場合の動作>まず、テスト対象ビ
ットにグループ1からDD0、グループ2からDD8が選択さ
れた場合、DD0、DD8が共にグループ内でLSB(Least
Significant Bit)であることからデータ群dとして0xF
Eが生成され、さらにデータDとして0xFEFEが生成され
る(ステップ401〜403)。CPUによりアドレス
A(0番地)にデータD(0xFEFE)が書き込まれ、さら
にアドレスA(0番地)からデータが読み出される(ス
テップ404、405)。この場合正常なので0xFEFEが
読み出される。読み出されたデータとデータDとがグル
ープ毎に、すなわち上位8ビット同士、下位8ビット同
士の比較により、(グループ1:0xFE、グループ2:0x
FE)とデータ群d(グループ1:0xFE、グループ2:0x
FE)の比較結果はグループ1、2ともに1となる(ステ
ップ406)。同様に繰り返され、すべてのテスト対象
ビットについても406での比較結果はグループ1、2
ともに1となる。このテスト結果を表11に示す。
【0060】
【表11】 <(2)ショートがある場合のデータバスのテスト>図2
のメモリ回路においてDD0とDD3でショートが発生してい
るものとする。テスト対象ビットがDD0とDD3以外は上記
(1)と同じであるので省略する。テスト対象ビットにグ
ループ1からDD0、グループ2からDD8が選択された場
合、データ群dとして0xFE、データDとして0xFEFEが生
成されて、アドレスA(0番地)にデータD(0xFEFE)
が書き込まれる(ステップ401〜404)。この際に
DD0とDD3がショートしているため、アドレスA(0番
地)に実際に書き込まれるデータは0xFEF6(あるいは0x
FEFF)となる。従って、アドレスA(0番地)から読み
出したデータは0xFEF6となり、読み出したデータ(0xFE
F6)のグループ毎の値(グループ1:0xF6、グループ
2:0xFE)とデータD(グループ1:0xFE、グループ
2:0xFE)の比較結果はグループ1が0、グループ2が
1となる(ステップ405、406)。
【0061】同様に、テスト対象ビットをDD3にした場
合も比較結果はグループ1が0、グループ2が1とな
り、表12の結果を得る。
【0062】
【表12】 従って、テスト対象ビットをDD0、DD3にした場合に比較
結果はグループ1で不一致となり、DD0とDD3がショート
していることがわかり、表2からDD0とDD3が隣合った端
子に接続されている半導体チップはメモリ23であり、
メモリ23でショートが発生していることが容易にわか
る。 (第5の実施の形態)図6は本発明の第5の実施の形態
に係るの配線装置の概略構成を示すブロック図である。
この配線装置は、配線変更部601と配線部602と構
成され、実装テストに適した配線路を有するメモリ回
路、例えば第2の実施の形態における図2のメモリ回路
をもつプリント基板の配線を行う。なお、ここでいう配
線とは、プリント基板上に実際に線路を配線することで
はなく、回路図上のバスなどの信号線を表す情報の設定
・変更、又はプリント基板上の配線を表す情報を設定す
ることを意味する。
【0063】同図において配線変更部601は、公知の
回路図CADから得られる回路図情報(部品情報と配線
情報)を基に、メモリコントローラとメモリ間の配線
を、実装テストに適した配線に変更し、変更後の回路図
情報を出力する。具体的には、回路中の部品でメモリコ
ントローラとメモリについて、各部品毎にバスをグルー
プに分類し、グループ内の2端子に接続される2線路
が、いずれも他の部品のグループ内において隣接しない
2端子に接続するように配線を変更する。
【0064】配線部602は、変更された回路図情報に
基づいてプリント基板上の部品間の配線を行う。この配
線部602は、公知のプリント基板CADでよい。本配
線装置は、従来ワークステーションなどで実現されてい
る上記プリント基板CADに対して、さらに上記の配線
変更部601を付加した構成である。この構成では、配
線変更部601も配線部602も、それぞれの機能を記
述したプログラムを当該ワークステーションのCPU
(以下CPU1と呼ぶ)が実行することにより実現され
る。
【0065】以上のように構成された配線装置につい
て、本配線装置を適用して図8に示すプリント基板を配
線する場合についてその動作を説明する。図8のプリン
ト基板60は、CPU61、MEMC62、メモリ63
〜65で構成される回路を実装するプリント基板であ
り、説明の便宜上、配線変更部601、配線部602配
線の処理を経た後の配線を部分的に図示してある。
【0066】このプリント基板60用に上記回路図CA
Dから入力される部品情報および配線情報(一部を記
載)を、表13および表14に示す。部品情報は、回路
中の各部品について、部品番号と、部品名と、部品種類
と、部品の端子番号及び端子名の対応関係とを表す情報
である。例えば、表13の部品番号IC4の部品は、部
品名がメモリ63、部品種類がDRAM、端子番号1〜
18と各端子名との対応関係が示されている。また配線
情報は、回路中の各配線について、信号名と、信号の種
類(データ、アドレス、その他)と、CPU、MEMC
及びメモリ63〜65において接続される端子名とを表
す情報である。例えば、表14の信号線D0は信号線の種
類がデータで、CPU61のD0端子およびMEMC62
のD0端子に接続することを表す。
【0067】回路図CADから得られる上記配線情報で
は、アドレスバス及びデータバスについて1つの部品で
2端子に接続される2線路は、通常、他の部品において
も隣接する2端子に接続されている。これは、部品のバ
スを構成する端子はビットの番号順に並んでいることが
多いからである。
【0068】
【表13】
【0069】
【表14】 図7(a)(b)は、本配線装置の処理内容を示すフロ
ーチャートである。表13、表14の部品情報、配線情
報を具体例として同図の処理を説明する。同図(a)に
おいて、まず配線変更部601は、部品情報から部品種
類がMEMC、RAM(DRAM及びSRAM)を選択
する(ステップ501)。表13では、MEMC62、
メモリ64、65が選択される。このときメモリ63は
ROMであり端子の可換性がないので選択されない。さ
らに、配線変更部601は、選択された部品について、
部品情報から端子配置を、配線情報からアドレスバス及
びデータバスの信号線の接続関係を抽出する(ステップ
502、503)。抽出された端子配置と接続関係に基
づいて、配線変更部601は、アドレスバス及びデータ
バスの接続関係を、1つの部品(以下基準部品と呼ぶ)
で隣接する2端子に接続された2線路を他のいずれの部
品(以下対象部品と呼ぶ)においても隣接しない2端子
に接続するように変更する(ステップ504)。この
後、変更後の回路情報に従って配線部602は、プリン
ト基板の配線を行う。
【0070】図7(b)は、上記ステップ504のさら
に詳細な処理フローを示す。同図(b)において、まず
変更部601は、上記ステップ503で抽出されたアド
レスバス及びデータバスについて、バスのビット数が8
ビット以下であれば、端子の入れ替えの指針を示す変更
テーブルを参照して、何れか部品1つを基準部品として
それ以外の対象部品に対して接続を変更する(ステップ
504a、504b)。上記変更テーブルの一例を表1
5に示す。
【0071】
【表15】 表15において、左欄のビット番号は対象部品における
バスを構成する端子の並びの順(括弧内はグループに分
割された場合のグループ内の端子の並びの順)を表す。
変更先の欄は、バスのビット数毎に、ビット番号で示さ
れる端子の変更先を表す。同表においては、4及び5ビ
ットのバスについては1通り、6及び7ビットのバスに
ついては2通り、8ビットについては3通りの変更先を
一例として示している。これに限るものではなく、基準
部品で隣接する2端子の配線が対象部品で隣接しない2
端子に接続されるものであればよい。また、変更テーブ
ルが1つのビット数に対して変更先を複数有しているの
は、対象部品が複数ある場合に対応するためである。
【0072】また、上記ステップ503で抽出されたア
ドレスバス及びデータバスについて、バスのビット数が
8ビットより大きければ、配線部602は、バスを8ビ
ット毎にグループに分割し、グループ毎に上記変更テー
ブルを参照して、対象部品における接続を変更する(ス
テップ504c、504d)。表14に対して、配線部
602は、MEMC62を基準部品、メモリ64、65
を対象部品として接続を変更する。すなわち、アドレス
バスDA[5:0]については、変更テーブル中のビット数6
の欄に従って接続を入れ換える(6の欄には2通りある
がこの場合左側によりメモリ64、右欄に従ってメモリ
65)。同様にデータバスDD[7:0]については、変更テ
ーブル中のビット数8の欄に従って接続を入れ換える
(8の欄には3通りあるがこの場合左側によりメモリ6
4、中欄に従ってメモリ65)。
【0073】このようにして表14の配線情報に対し
て、表15の変更テーブルに従い接続を変更した結果の
配線情報を表16に示す。
【0074】
【表16】 表16において基準部品MEMC62に対して対象部品
メモリ64、65の接続関係が変更されている。このよ
うにCPU61とMEMC62間およびMEMC62と
メモリ63間は信号線の入れ換えは行なわれず、MEM
C62とメモリ64、65間のアドレス、データ信号線
が入れ換えられる。
【0075】さらに配線部602により変更後の配線情
報及び部品情報に従ってプリント基板上に配線がなされ
る。既に示した図8は、配線部602による配線段階
(MEMC62のDD2の信号線まで配線済み)の様子を
示している。プリント基板60は多層基板であり、点線
で示したラインは実線で示したラインとは別の層で配線
されていることを表し、○印は異なる層間を接続するビ
アを表す。同図からわかるように、MEMC62で隣接
する2端子に接続される信号線はメモリ64、65では
隣接しない2端子に接続される。これにより第3の実施
の形態のメモリ接続方法のような方法により、端子間シ
ョートが生じている場合にその部品を容易に特定するこ
とができる。
【0076】なお、メモリ63は部品種類がROMであ
り、本実施の形態では配線を入れ換えていないが、これ
はROMデータがプリント基板外部で書き込まれるのが
通常ダからである。この点、あらかじめ配線の入れ換え
を考慮してROMにデータを書き込んであれば配線の入
れ換え対象としても構わない。また、入れ換えは一例で
あり、いかなる組合せの隣合う2つの端子について各部
品毎に異なる信号線がつながるのであれば、表15に示
した通りに入れ換えを行なう必要はない。 (第6の実施の形態)図9は、第6の実施の形態におけ
る半導体チップの端子位置決定装置を含むプリント基板
設計装置の全体構成を示す図である。
【0077】同図においてプリント基板設計装置は、端
子位置決定装置901と配線部602とから構成され、
従来用いられているプリント基板CADに対して端子位
置決定装置901を付加した構成でよい。配線部602
は第5の実施の形態で図6に示したものと同じなので説
明を省略し、以下異なる点を中心に説明する。端子位置
決定装置901は、一般的な公知の回路図CADから得
られる回路図情報を基に、特定種類(ここではMEM
C)の半導体チップ(部品情報)におけるデータバスを
構成する端子の並びを、メモリ接続テストを容易にする
ように入れ換えて、変更後の部品情報を半導体チップ製
造装置に、回路図情報(部品情報と配線情報)と配線部
602に出力する。より具体的には、半導体チップの製
造工程において半導体チップ内部におけるデータバス信
号線のパッド位置を指示する情報として変更後の部品情
報を出力する。この端子位置決定装置901も、上記配
線変更部601と同様に、その機能を記述したプログラ
ムをワークステーションのCPU1が実行することによ
り実現される。
【0078】図10は、端子位置決定装置901のより
詳細な処理内容を示すフローチャートである。同図のス
テップ504は、図7(a)と同様であり、その詳細は
図7(b)と同様であるので、詳細な説明を省略し、異
なる点のみ説明する。同図において、まず端子位置決定
装置901は、部品情報から部品種類がMEMCである
部品についてについて、部品情報から端子配置を、配線
情報からデータバスの信号線と他の部品群(メモリ)と
の接続関係を抽出する(ステップ701、702)。抽
出された端子配置と接続関係に基づいて、端子位置決定
装置901は、データバスの端子位置について、隣接す
る2端子に接続された2線路を他の部品群においても隣
接しない2端子に接続するように変更する(ステップ5
04)。この後、変更後の回路情報に従って配線部60
2は、プリント基板の配線を行う。
【0079】上記ステップ504では、端子位置決定装
置901は、本実施の形態のMEMCを、第5実施例で
説明した基準部品でもあり対象部品でもあるとして扱っ
ている。端子位置決定装置901により、表13の部品
情報と表14の配線情報を基に、図8のMEMC62の
端子配置を変更した場合の端子配列の一部を表17に示
す。
【0080】
【表17】 表17のように変更された部品情報と、配線情報とに従
って、更に配線部602によりプリント基板の配線が行
われる。その結果、表17の端子位置をもつMEMCで
は、隣接する2端子の信号線は、他の部品の隣合わない
2端子につ接続されることになる。
【0081】また、図11(a)(図8のMEMC62
と同じ)は、従来の半導体チップの端子位置を表す。た
だし、電源・グランド端子については省略している。ほ
とんどの半導体チップは、このように信号線が重みの順
に並ぶよう端子位置が決定されている。一方、図11
(b)は本発明の端子位置決定装置によって端子位置が
決定され、半導体製造装置により製造された半導体チッ
プを表している。
【0082】図11(c)は、配線部602により同図
(b)の半導体チップを用いてメモリを接続した場合の
配線例を表す。このようにプリント基板上で接続すべき
信号線を入れ換えなくても、半導体チップの端子位置を
入れ換えることにより、第5の実施の形態と同様の効果
が得られる。さらに、プリント基板上での配線の自由度
を大きくすることができるという効果がある。
【0083】なお、本実施の形態では、端子位置決定装
置901により変更された部品情報に従って、半導体製
造装置が半導体チップを製造することを前提に説明し
た。MEMCのような半導体チップは、通常ROMやC
PUを接続するバスは端子の可換性がない(外部でRO
Mデータが書き込まれる場合やMEMCがプログラマブ
ルな場合)ので端子位置を変更することができないが、
RAMを接続するバスは可換性があるので変更可能であ
る。
【0084】さらに、MEMCとRAM間のデータバス
や、RAM同士のデータバスについては、可換性が保証
される場面では、半導体製造装置により変更後の半導体
チップを製造しなくても、変更前の半導体チップをその
まま端子名を読み替えて使用するようにしてもよい。こ
うすれば、市販の半導体チップでも適用することができ
る。
【0085】
【発明の効果】本発明のメモリ回路は、バス接続される
第1の端子群を有する第1集積回路と、バス接続される
第2端子群を有する第2集積回路とを備えたメモリ回路
であって、第1、第2端子群間で端子を1対1に接続す
る複数の線路を備え、第1端子群で隣接する2端子に接
続された2線路はいずれも第2の端子群で隣接しない2
端子に接続されるという構成によれば、何れかの端子群
において端子間ショートが生じた場合に、ショート箇所
がどの端子群において生じたのかを簡単に特定すること
ができるという効果がある。
【0086】また、前記各端子群は、データバスに接続
される端子群と、アドレスバスに接続される端子群との
何れかであり、第1集積回路はメモリアクセスを制御す
るメモリコントローラであり、第2集積回路はメモリチ
ップであるという構成によれば、メモリコントローラと
メモリ間のバス接続において、上記と同様にショート箇
所を簡単に特定できるという効果がある。
【0087】さらに、前記データバスに接続される端子
群は複数の端子からなるグループに分類され、前記各線
路は、端子群間で対応するグループ内の端子間を接続す
る構成によれば、上記の効果に加えて、グループ単位の
テストや、複数グループのテストを並行に行うことがで
きるという効果がある。また、アドレス端子群及びデー
タ端子群を有する複数の集積回路と、各アドレス端子群
を接続するアドレスバスを構成する複数の線路と、各デ
ータ端子群を接続するデータバスを構成する複数の線路
とを備え、何れかの端子群で隣接する2端子に接続され
た2線路はいずれも他のどの端子群においても隣接しな
い2端子に接続される構成によれば、集積回路が複数あ
る場合であっても、どの集積回路でショートが生じてい
るかを簡単に特定できるという効果がある。
【0088】さらに、アドレスバスの端子間のショート
が生じているか否かをテストする方法であって、前記ア
ドレスバスの中からテスト対象ビットを1ビット選択す
るステップと、テスト対象ビットを0又は1の論理値と
し、アドレスバス中の残りのビットすべてを前記論理値
の反転とする第1アドレスを生成する生成ステップと、
全ビットが前記論理値をもつアドレスに所定のデータを
書き込むステップと、第1アドレスに前記所定のデータ
と異なるデータを書き込むステップと、全ビットが前記
論理値をもつアドレスからデータを読み出すステップ
と、読み出されたデータと前記所定のデータとを比較す
るステップと、比較の結果、両者が一致していない場合
にはテスト対象ビットに対応する端子と隣の端子との間
でショートが生じていると判定し、一致している場合に
はショートが生じていないと判定する判定ステップと、
判定ステップの判定後に、アドレスバス中の未判定のビ
ットの中から新たなテスト対象ビットを1ビット選択
し、生成ステップから判定ステップまでを再度実行させ
るステップとを有するテスト方法によれば、アドレスバ
スの端子群において接続不良があるかどうかを検出でき
るだけでなく、接続不良がある場合にはどのチップの端
子において接続不良が発生しているかまで特定できると
いう効果がある。
【0089】また、データバスの端子間のショートが生
じているか否かをテストする方法であって、前記データ
バスの中からテスト対象ビットをグループ毎に1ビット
ずつ選択するステップと、前記各テスト対象ビットを
0、残りのビットを1としたデータを生成するステップ
と、第1のアドレスに前記データを書き込むステップ
と、第1のアドレスからデータを読み出し、前記データ
と読み出したデータとを比較するステップと、比較の結
果、両者が一致していないと判定した場合、端子間のシ
ョートが生じていると判定するステップと、判定ステッ
プの判定後に、アドレスバス中の未判定のビットの中か
ら新たなテスト対象ビットを1ビット選択し、生成ステ
ップから判定ステップまでを再度実行させるステップと
を有するテスト方法によれば、データバスの端子群にお
いて接続不良があるかどうかを検出できるだけでなく、
接続不良がある場合にはどのチップの端子において接続
不良が発生しているかまで特定できるという効果があ
る。
【0090】さらに、メモリ制御チップとメモリチップ
とを含む回路を表す回路図情報を取得する取得手段と、
取得された回路図情報から、メモリ制御チップと読み書
き可能なメモリとを特定の部品として抽出する第1抽出
手段と、取得された回路図情報から、第1抽出手段によ
り抽出された部品におけるバス接続される端子群におけ
る端子位置及び接続関係を抽出する第2抽出手段と、第
1抽出手段により抽出された1つの部品の端子群で隣接
する2端子に接続される2線路の何れも、抽出された他
の部品の端子群で隣接しない2端子に接続するように第
2抽出手段で抽出された接続関係を変更する変更手段
と、変更された接続関係に基づいてプリント基板の配線
を行う配線手段とを備える構成によれば、メモリ制御チ
ップと読み書き可能なメモリでの部品間の信号線を入れ
換えることにより実装テストに適した配線にすることが
でき、端子間でショートが発生した場合において、ショ
ート発生箇所がメモリ制御チップの端子かメモリの端子
か、さらにはメモリが複数あってもどのメモリの端子部
分でショートが発生しているかを簡単に特定できるとい
う効果がある。
【0091】また、前記変更手段が、バス接続される端
子群間において、1つの部品の端子群で隣接する2端子
に接続される2線路が、他の部品の端子群で隣接しない
2端子に接続するための端子の入れ換えデータを複数保
持するテーブルと、テーブルを参照して前記1つの部品
と前記他の部品との端子群の接続関係を変更する変更部
とを備える構成によれば、上記効果に加えて、テーブル
を参照して配線を変更するという簡単な構成で実装テス
トに適した配線を得ることができる。
【0092】さらに、CPUからのメモリアクセス要求
を受けてメモリチップへのメモリアクセスを制御するメ
モリ制御チップの端子位置を設計する装置であって、メ
モリ制御チップとメモリチップとを含む回路を表す回路
図情報を取得する取得手段と、取得された回路図情報か
ら、メモリ制御チップと読み書き可能なメモリとを抽出
する第1抽出手段と、取得された回路図情報から、当該
メモリ制御チップのバス接続される端子群の端子位置及
び接続関係を抽出する第2抽出手段と、抽出されたメモ
リ制御チップの端子群で隣接する2端子に接続される2
線路の何れも、抽出されたメモリチップの端子群で隣接
しない2端子に接続するようメモリチップの端子位置を
変更する変更手段と、変更された接続関係に基づいてプ
リント基板の配線を行う配線手段とを備える構成によれ
ば、プリント基板において信号線を入れ換えて接続しな
くてもメモリ制御チップとメモリ間を接続する信号線間
でショートが発生した場合において、ショート発生箇所
がメモリ制御チップの端子かメモリの端子か、さらには
メモリが複数あってもどのメモリの端子部分でショート
が発生しているかを簡単にできるという効果がある。
【0093】また、前記変更手段が、バス接続される端
子群間において、1つの部品の端子群で隣接する2端子
に接続される2線路が、他の部品の端子群で隣接しない
2端子に接続するための端子の入れ換えデータを複数保
持するテーブルと、テーブルを参照してメモリ制御チッ
プの端子群の端子位置を変更する変更部とを備える構成
によれば、上記効果に加えて、テーブルを参照して端子
位置を変更するという簡単な構成で、プリント基板上で
配線の変更をしなくてもよく、実装テストに適したメモ
リ制御チップを得ることができる。という効果がある。
【0094】さらに、CPUからのメモリアクセス要求
を受けてメモリチップへのメモリアクセスを制御する1
チップのメモリ制御回路であって、メモリチップへアド
レスを供給する端子群と、メモリチップとの間でデータ
を入出力する端子群とを有し、各端子群において隣接す
る2端子はいずれも、CPUにおけるビット番号が少な
くとも2異なることメモリ制御回路によれば、プリント
基板上で配線の変更をしなくてもよく、実装テストに適
したメモリ制御回路を得ることができる。
【0095】また、前記各端子群は、複数の端子からな
るグループに分類されていて、各端子群においてグルー
プ内の隣接する2端子はいずれも、CPUにおけるビッ
ト番号が少なくとも2異なるメモリ制御回路によれば、
上記効果に加えて、グループ単位のテストや、複数グル
ープのテストを並行に行うことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態におけるメ
モリ回路を表す。
【図2】図2は、本発明の第2の実施の形態におけるメ
モリ回路を表す。
【図3】本発明の第3の実施の形態におけるアドレスバ
スのメモリ接続テスト方法を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態におけるデータバス
のメモリ接続テスト方法を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第4の実施の形態におけるメモリ接続
テスト方法を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第5の実施の形態における配線装置の
概略構成を示すブロック図である。
【図7】(a)は、本配線装置の処理内容を示すフロー
チャートである。(b)は、変更処理の処理内容を示す
フローチャートである。
【図8】配線装置の対象となるプリント基板の一例であ
る。
【図9】第6の実施の形態における半導体チップの端子
位置決定装置を含むプリント基板設計装置の全体構成を
示す図である。
【図10】端子位置決定装置901のより詳細な処理内
容を示すフローチャートである。
【図11】(a)は、従来の半導体チップの端子位置を
表す。(b)は、端子位置決定装置によって端子位置が
決定され、半導体製造装置により製造された半導体チッ
プを表している。(c)は、配線部602により同図
(b)の半導体チップを用いてメモリを接続した場合の
配線例を表す。
【図12】従来技術におけるバウンダリスキャンを説明
する図。
【符号の説明】
11 MEMC 12 メモリ 13 メモリ 21 MEMC 22 メモリ 23 メモリ 60 プリント基板 61 CPU 62 MEMC 63 メモリ 601 配線変更部 602 配線部 901 端子位置決定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H05K 13/08 H01L 27/10 681F

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バス接続される第1の端子群を有する第
    1集積回路と、バス接続される第2端子群を有する第2
    集積回路とを備えたメモリ回路であって、 第1、第2端子群間で端子を1対1に接続する複数の線
    路を備え、 第1端子群で隣接する2端子に接続された2線路はいず
    れも第2の端子群で隣接しない2端子に接続されること
    を特徴とするメモリ回路。
  2. 【請求項2】 前記各端子群は、データバスに接続され
    る端子群と、アドレスバスに接続される端子群との何れ
    かであり、 第1集積回路はメモリアクセスを制御するメモリコント
    ローラであり、第2集積回路はメモリチップであること
    を特徴とする請求項1記載のメモリ回路。
  3. 【請求項3】 データバスに接続される端子群は複数の
    端子からなるグループに分類され、 前記各線路は、端子群間で対応するグループ内の端子間
    を接続することを特徴とする請求項2記載のメモリ回
    路。
  4. 【請求項4】 アドレス端子群及びデータ端子群を有す
    る複数の集積回路と、 各アドレス端子群を接続するアドレスバスを構成する複
    数の線路と、 各データ端子群を接続するデータバスを構成する複数の
    線路とを備え、 何れかの端子群で隣接する2端子に接続された2線路は
    いずれも他のどの端子群においても隣接しない2端子に
    接続されることを特徴とするメモリ回路。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のメモリ回路を対象とし、
    端子間のショートが生じているか否かをテストする方法
    であって、 前記アドレスバスの中からテスト対象ビットを1ビット
    選択するステップと、 テスト対象ビットを0又は1の論理値とし、アドレスバ
    ス中の残りのビットすべてを前記論理値の反転とする第
    1アドレスを生成する生成ステップと、 全ビットが前記論理値をもつアドレスに所定のデータを
    書き込むステップと、 第1アドレスに前記所定のデータと異なるデータを書き
    込むステップと、 全ビットが前記論理値をもつアドレスからデータを読み
    出すステップと、 読み出されたデータと前記所定のデータとを比較するス
    テップと、 比較の結果、両者が一致していない場合にはテスト対象
    ビットに対応する端子と隣の端子との間でショートが生
    じていると判定し、一致している場合にはショートが生
    じていないと判定する判定ステップと判定ステップの判
    定後に、アドレスバス中の未判定のビットの中から新た
    なテスト対象ビットを1ビット選択し、生成ステップか
    ら判定ステップまでを再度実行させるステップとを有す
    ることを特徴とするテスト方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のメモリ回路を対象とし、
    端子間のショートが生じているか否かをテストする方法
    であって、 前記データバスの中からテスト対象ビットをグループ毎
    に1ビットずつ選択するステップと、 前記各テスト対象ビットを0、残りのビットを1とした
    データを生成するステップと、 第1のアドレスに前記データを書き込むステップと、 第1のアドレスからデータを読み出し、前記データと読
    み出したデータとを比較するステップと、 比較の結果、両者が一致していないと判定した場合、端
    子間のショートが生じていると判定するステップと、 判定ステップの判定後に、データバス中の未判定のビッ
    トの中から新たなテスト対象ビットを1ビット選択し、
    生成ステップから判定ステップまでを再度実行させるス
    テップとを有することを特徴とするテスト方法。
  7. 【請求項7】 CPUからのメモリアクセス要求を受け
    てメモリチップへのメモリアクセスを制御するメモリ制
    御チップとメモリチップとを含むプリント基板の配線を
    行う装置であって、 メモリ制御チップとメモリチップとを含む回路を表す回
    路図情報を取得する取得手段と、 取得された回路図情報から、メモリ制御チップと読み書
    き可能なメモリとを特定の部品として抽出する第1抽出
    手段と、 取得された回路図情報から、第1抽出手段により抽出さ
    れた部品におけるバス接続される端子群における端子位
    置及び接続関係を抽出する第2抽出手段と、 第1抽出手段により抽出された1つの部品の端子群で隣
    接する2端子に接続される2線路の何れも、抽出された
    他の部品の端子群で隣接しない2端子に接続するように
    第2抽出手段で抽出された接続関係を変更する変更手段
    と、 変更された接続関係に基づいてプリント基板の配線を行
    う配線手段とを備えることを特徴とするプリント基板配
    線装置。
  8. 【請求項8】 前記変更手段は、 バス接続される端子群間において、1つの部品の端子群
    で隣接する2端子に接続される2線路が、他の部品の端
    子群で隣接しない2端子に接続するための端子の入れ換
    えデータを複数保持するテーブルと、 テーブルを参照して前記1つの部品と前記他の部品との
    端子群の接続関係を変更する変更部とからなることを特
    徴とする請求項7記載のプリント基板配線装置。
  9. 【請求項9】 CPUからのメモリアクセス要求を受け
    てメモリチップへのメモリアクセスを制御するメモリ制
    御チップの端子位置を設計する装置であって、 メモリ制御チップとメモリチップとを含む回路を表す回
    路図情報を取得する取得手段と、 取得された回路図情報から、メモリ制御チップと読み書
    き可能なメモリとを抽出する第1抽出手段と、 取得された回路図情報から、当該メモリ制御チップのバ
    ス接続される端子群の端子位置及び接続関係を抽出する
    第2抽出手段と、 抽出されたメモリ制御チップの端子群で隣接する2端子
    に接続される2線路の何れも、抽出されたメモリチップ
    の端子群で隣接しない2端子に接続するようメモリチッ
    プの端子位置を変更する変更手段と、 変更された接続関係に基づいてプリント基板の配線を行
    う配線手段とを備えることを特徴とするプリント基板配
    線装置。
  10. 【請求項10】 前記変更手段は、 バス接続される端子群間において、1つの部品の端子群
    で隣接する2端子に接続される2線路が、他の部品の端
    子群で隣接しない2端子に接続するための端子の入れ換
    えデータを複数保持するテーブルと、 テーブルを参照してメモリ制御チップの端子群の端子位
    置を変更する変更部とからなることを特徴とする請求項
    9記載のプリント基板配線装置。
  11. 【請求項11】 CPUからのメモリアクセス要求を受
    けてメモリチップへのメモリアクセスを制御する1チッ
    プのメモリ制御回路であって、 メモリチップへアドレスを供給する端子群と、 メモリチップとの間でデータを入出力する端子群とを有
    し、 各端子群において隣接する2端子はいずれも、CPUに
    おけるビット番号が少なくとも2異なること特徴とする
    メモリ制御回路。
  12. 【請求項12】 前記各端子群は、複数の端子からなる
    グループに分類されていて、 各端子群においてグループ内の隣接する2端子はいずれ
    も、CPUにおけるビット番号が少なくとも2異なるこ
    と特徴とするメモリ制御回路。
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