JPH102007A - 土間ユニット構造及び土間ユニットの施工方法 - Google Patents

土間ユニット構造及び土間ユニットの施工方法

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JPH102007A
JPH102007A JP15195396A JP15195396A JPH102007A JP H102007 A JPH102007 A JP H102007A JP 15195396 A JP15195396 A JP 15195396A JP 15195396 A JP15195396 A JP 15195396A JP H102007 A JPH102007 A JP H102007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネル構法により構築する住宅の土間を容易
かつ迅速に作成することにある。 【解決手段】 パネル構法により構築される住宅におい
て、床パネル10により形成される土間用空隙11には
め込まれと共に、床パネル10を支持する基礎部12に
より支持され、床パネル10により形成される床面より
も低く配置される踏み板部14と、この踏み板部14の
周縁に立設され、土間用の空隙11を画成する床パネル
10の端部を覆う側板部43,44,45とを形成しう
る土間ユニット15を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土間ユニット構造
及び土間ユニットの施工方法に係り、特に、勝手口、玄
関等の住宅の土間を形成する土間ユニット構造及び土間
ユニットの施工方法に関する。
【0002】
【従来技術】従来、パネル構法等の、床をパネルにより
形成して住宅を構築する場合において、住宅の勝手口や
玄関等のいわゆる土間は、施工現場においてコンクリー
トにより住宅の基礎を構築する場合に、同時にコンクリ
ートを打設すると共に、当該土間を画成する床パネルの
側端部に、夫々、側板を固定することにより形成してい
た。
【0003】しかしながら、このように施工現場におい
て、その都度、コンクリートを打設すると共に、床パネ
ルの端部に側板を固定することにより土間を形成するこ
ととした場合には、施工現場における施工作業が極めて
煩雑であると共に、コンクリートの養生期間を必要と
し、作成に時間が掛かる、という不具合が存していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、請求項1及び
2に記載された発明の技術的課題は、パネルにより床を
形成して構築する住宅の土間を容易かつ迅速に作成する
ことにある。請求項3記載の発明の技術的課題は、請求
項1又は2記載の発明の技術的課題に加えて、床パネル
の寸法と同一に形成され、より容易に土間用空隙内には
め込まれる土間ユニットを提供することにある。
【0005】請求項4記載の発明の技術的課題は、請求
項1,2又は3記載の発明の技術的課題に加えて、軽量
であると共に剛性が高く、容易に成形でき、かつ、耐久
性に富む土間ユニットを提供することにある。そこで、
請求項5に記載された発明の技術的課題は、パネルによ
り床を形成して構築する住宅の土間を容易かつ迅速に作
成する施工方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような技術的課題解
決のため、請求項1記載の発明にあっては、床がパネル
により形成される住宅において、床パネル10により形
成される土間用の空隙11にはめ込まれと共に、床パネ
ル10を支持する基礎部12により支持され、床パネル
10により形成される床面13よりも低く配置される踏
み板部14と、この踏み板部14の周縁に立設され、土
間用の空隙11を画成する床パネル10の端部を覆う側
板部43,44,45とを形成しうる土間ユニット15
を有することを特徴とする。
【0007】従って、請求項1に記載された発明にあっ
ては、住宅の基礎部12が構築され、その後、基礎部1
2上に床パネル10が敷設された場合には、住宅の土間
用の空隙11内に土間ユニット15を基礎部12により
支持させて固定させる。このようにして土間ユニット1
5が使用された場合には、床パネル10よりも低く配置
される踏み板部14と、土間用の空隙11を画成する床
パネル10の端部を覆う側板部43,44,45とを有
する土間が形成される。
【0008】その結果、請求項1記載の発明にあって
は、従来のようにコンクリートを打ち込み、その後、養
生させると共に、床パネルの端部に側板部を固定して土
間を形成する必要はなく、土間ユニット15を基礎部1
2上に支持させて土間用の空隙11内にはめ込むだけ
で、容易かつ迅速に住宅の土間を形成することができ
る。また、請求項2に記載された発明にあっては、請求
項1記載の発明の技術的手段に加えて、上記土間ユニッ
ト15は、後端部は床パネル10を支持する床受け材1
6上に載置されると共に、前端部は布基礎17により支
持されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、上記土間ユニット15を土
間用空隙11内に配置する場合には、土間ユニット15
の前端部を布基礎17上に載置させると共に、後端部を
床受け材16上に載置させることにより、土間用空隙1
1内に配置されるものである。請求項3に記載された発
明にあっては、請求項1又は2記載の技術的手段に加え
て、上記土間ユニット15は、上方及び側方の一面部が
開放された直方体箱状に形成された土間ユニット本体部
18と、この土間ユニット本体部18の外側面部に設け
られた係止部19とにより構成され、幅寸法Lは、土間
用空隙11を後方から画成する床パネル材23の寸法L
1と同一に形成されると共に、長さ寸法L2は、当該床
パネル材23の端部から布基礎17までの間隔寸法L3
と同一に形成され、上記係止部19は、側方係止部20
と後方係止部21とからなり、布基礎17には上記土間
ユニット本体部18を収納可能に形成された凹部22が
設けられていると共に、布基礎17上に載置され、上記
土間用の空隙11を側方から画成する床パネル材24,
25の側端部26,26と上記凹部22との間には、上
記側方係止部20,20が載置されうる係合段部27が
形成されており、上記床受け材16上に載置された、土
間の空隙11を後方から画成する床パネル材23と床受
け材16端部の間には、土間ユニット15の後方係止部
が係止されうる係合段部29が形成されていることを特
徴とする。
【0010】従って、請求項3記載の発明にあっては、
上記土間ユニット15は、幅寸法Lは、土間の空隙11
を後方から画成する床パネル材23の幅寸法L1と同一
に形成されると共に、長さ寸法L2は、当該床パネル材
23の端部から布基礎17までの間隔寸法L3と同一に
形成されているため、土間ユニット15を土間用の空隙
11内に、土間用の空隙11の寸法と完全に幅寸法及び
長さ寸法を一致させてはめ込むことができる。
【0011】また、上記土間ユニット15は、布基礎1
7に形成された凹部22内に土間ユニット本体部18が
収納され、布基礎17上に形成された係合段部27,2
7に側方係止部20,20が配置されると共に床受け材
16上に形成された係合段部29に後方側係止部21
が、夫々、係合されて配置されている。従って、請求項
3記載の発明にあっては、請求項1又は2記載の効果に
加えて、土間ユニット15を、土間用空隙11の大きさ
に完全に一致させた形で、他の部材を一切介在させるこ
となく、土間用空隙11内により容易に配置させること
ができる。
【0012】請求項4記載の発明にあっては、上記土間
ユニット本体部18のフレームは、繊維強化プラスチッ
クにより形成されていることを特徴とする。従って、請
求項4記載の発明にあっては、土間ユニット15の土間
ユニット本体部18のフレーム37を一体成形により作
成して土間ユニット15を作製することができる。
【0013】その結果、請求項4記載の発明にあって
は、土間ユニット本体部18のフレーム37を合成樹脂
による一体成形により作成することができるため、請求
項1,2又は3記載の発明の効果に加えて、容易かつ迅
速に、土間ユニット15を形成することができる。ま
た、請求項4記載の発明により、土間ユニット15が形
成された場合には、土間ユニット15の土間ユニット本
体部18のフレーム37は、繊維強化プラスチックによ
り形成されていることから、全体が木製の場合よりも軽
量に形成され、搬送及び施工の際の取り扱いが容易とな
る。
【0014】また、繊維強化プラスチックにより形成さ
れていることから、軽量でありながら剛性が高いため、
長年に亘り、使用された場合であっても耐久性に富み、
使用により破損等が発生することがない。請求項5記載
の発明にあっては、隣接する2つの床パネル23,25
が敷き込まれた後、当該土間ユニット15を設置し、そ
の後、残る一辺の床パネル24を敷き込み、土間ユニッ
ト15の周囲3辺を囲った後、土間ユニット15の係止
部19と床パネル端部26を接合することを特徴とす
る。
【0015】従って、請求項5記載の発明にあっては、
土間を形成する場合には、先ず、隣接する2枚の床パネ
ル23,25を敷き込んで、土間ユニット15を設置
し、土間ユニット15の残る一辺を床パネル24を敷き
込んで土間ユニット15の周囲を覆い、土間ユニット1
5の係止部19と床パネル端部26とを接合するもので
ある。
【0016】その結果、請求項5記載の発明にあって
は、従来のようにコンクリートを打ち込み、その後、養
生させると共に、床パネルの端部に側板部を固定して土
間を形成する必要はなく、土間ユニット15を基礎部1
2上に支持させて土間用の空隙11内にはめ込むだけ
で、容易かつ迅速に住宅の土間を形成することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づき、本発明に係る土間ユニット構造及び土間ユニ
ットの施工方法を勝手口に適用した場合を例に詳細に説
明する。図1は、本発明に係る土間ユニット構造及び土
間ユニットの施工方法の一実施の形態を示す分解斜視
図、図2は、本発明に係る土間ユニット構造及び土間ユ
ニットの施工方法の一実施の形態を示す断面図である。
【0018】図1に示すように、本実施の形態に係る土
間ユニット構造及び土間ユニットの施工方法は、パネル
構法により構築される住宅において、床パネル10によ
り形成される勝手口用の土間用空隙11にはめ込まれと
共に、床パネル10を支持する基礎部12により支持さ
れ、床パネル10により形成される床面13よりも低い
踏み板部14と、この踏み板部14の周縁に立設され、
土間用の空隙11を画成する床パネル10の端部を覆う
側板部43,44,45とを形成しうる土間ユニット1
5を有している。
【0019】本実施の形態にあっては、床パネル10は
床パネル材23及びこの床パネル材23の側方に配置さ
れる床パネル材24,25により土間用空隙11が画成
されている。上記床パネル材23が土間用空隙11を後
方から画成し、この床パネル材23の両側方に配置され
た、床パネル材24,25が、土間用空隙11を側方か
ら画成している。
【0020】そして、上記床パネル材23の端部は、支
持部材34により地面に支持固定された床受け材16上
に載置されて固定されている。また、上記2枚の床パネ
ル材24,25は、この床受け材16上に載置されて固
定されていると共に、端部は、布基礎17上に載置され
て固定されている。一方、上記土間ユニット15は、上
方及び側方の一面部が開放された直方体箱状に形成され
た土間ユニット本体部18と、この土間ユニット本体部
18の外側面部に設けられた係止部19とにより構成さ
れている。
【0021】上記土間ユニット本体部18は、繊維強化
プラスチック製の箱状のフレーム37と、このフレーム
37の下面に接合された底面板33とを有する。上記フ
レーム37は底板部40と、この底板部40の3辺部に
おいて立設された3つの側板部43,44,45とを備
えている。そして、これらの側板部43,44,45の
上縁部は外方へ突出する折曲部42が設けられており、
上記底板部33は底板部40の裏面に接合され、補強板
としての役割を果たす。また、上記折曲部42の厚さ寸
法は、図2に示すように、フローリング材32の厚さ寸
法と同一に形成されている。
【0022】また、図2に示すように、この底面板33
とフレーム37とは、ユニットの側面部に複数個取り付
けられた固定金具35に、ビス等の適宜の固定手段によ
り固定されている。この固定金具35は、断面クランク
状に形成され、上下一対の折曲片38,39を有してい
る。この下方の折曲片38上には上記底面板33の端部
が固定されており、上方の折曲片39には上記係止部1
9が固定されている。
【0023】この係止部19は、側方係止部20,20
と、これらの側方係止部20,20に連設された後方係
止部21とからなり、その厚さ寸法は床パネル材23,
24,25の厚さ寸法と同一に形成されている。また、
これらの側方係止部20,20及び後方係止部21は、
上記折曲部42と固定金具35の折曲片39との間に配
設され、ビス等の適宜の固定手段により上記折曲片39
に固定されてフレーム37の側板部43,44,45に
取付られている。
【0024】そして、本実施の形態にあっては、上記土
間ユニット15の幅寸法Lは、土間の土間用空隙11を
後方から画成する床パネル材23の幅寸法L1と同一に
形成されると共に、長さ寸法L2は、当該床パネル材2
3の端部から布基礎までの間隔寸法L3と同一に形成さ
れている。また、上記布基礎17には上記土間ユニット
本体部18を収納可能に形成された凹部22が設けられ
ていると共に、布基礎17上に載置され、上記土間用の
空隙11を側方から画成する床パネル材24,25の側
端部26,26と上記凹部22との間には、上記側方係
止部20,20が載置されうる係合段部27,27が形
成されている。
【0025】そして、上記土間ユニット15の高さ寸法
L4は、上記床パネル材24,25の表面部と布基礎1
7に形成された凹部22の底面部との間の間隔寸法L5
と同一に形成されている。また、上記床受け材16上に
載置された、土間用の空隙11を後方から画成する床パ
ネル材23と床受け材の端部28の間には、土間ユニッ
ト15の後方係止部21が係止されうる係合段部29が
形成されている。
【0026】なお、布基礎17の前面部には、勝手口の
踏み石36が形成されている。以下、本実施の形態に係
る土間ユニット構造及び土間ユニット施工方法の作用に
ついて説明する。本実施の形態に係る土間ユニット構造
により土間を形成する場合には、住宅の基礎部12を形
成するコンクリート製の布基礎17が構築されると共
に、地面上に支持部材34により支持された床受け材1
6が配設され、布基礎17及び床受け材16上に床パネ
ル10を敷設する際に、同時に土間を形成することがで
きる。
【0027】即ち、床パネル材23、24,25により
画成された、勝手口を形成する土間用空隙11内に、予
め工場にて作成され、当該住宅施工現場へ各種パネル材
と共に運搬された土間ユニット15を配設することによ
り土間を形成する。この際の施工手順は、先ず、2枚の
隣接する側方の床パネル23及び後方の床パネル25を
敷き込んだ後、上記土間ユニット15を設置し、その
後、残る一辺の側方の床パネル24を敷き込み、土間ユ
ニット15の周囲3辺を囲った後、土間ユニット15の
係止部19と床パネル端部26を接合する。
【0028】この場合、上述のように、本実施の形態に
あっては、上記土間ユニット15の幅寸法Lは、土間用
空隙11を後方から画成する床パネル材23の幅寸法L
1と同一に形成されると共に、長さ寸法L2は、当該床
パネル材23の前端から布基礎17の外方端縁までの間
隔寸法L3と同一に形成され、また、上記布基礎17に
は上記土間ユニット本体部18を収納可能に形成された
凹部22が設けられていると共に、布基礎17上に載置
され、上記土間用の空隙11を側方から画成する床パネ
ル材24,25の側端部26,26と上記凹部22との
間には、上記側方係止部20,20が載置されうる係合
段部27,27が形成されており、更に、上記底板部3
3と側方係止部20の上端縁との間の間隔寸法L4は、
上記床パネル材24,25の表面部と布基礎17に形成
された凹部22の底面部との間の間隔寸法L5と同一に
形成されている。
【0029】その結果、土間ユニット15は、上記底板
部33の前端部は布基礎17に形成された凹部22内に
収納され、側方係止部20,20は、夫々、係合段部2
7,27に係合すると共に、後方係止部21は床受け材
16と床パネル材23とにより形成される係合段部29
に係合し、土間用空隙11の上部を覆った形で完全には
まり込む。
【0030】この場合、底板部33と側方係止部20,
20の上端縁との間の間隔寸法L4は、上記床パネル材
24,25の表面部と布基礎17に形成された凹部22
の底面部との間の間隔寸法L5と同一に形成されている
ため、土間ユニット15が土間用空隙11内に配置され
た場合には、図2に示すように、後方係止部21の上面
部は、夫々、床パネル材23の上面部と同一面上に配置
されると共に、側方係止部20,20の上面部は、夫
々、床パネル材24,25の上面部と同一面上に配置さ
れることとなり、わずかに折曲部42のみが上方へ突出
することとなる。
【0031】そして、図2に示すように、土間ユニット
15は、互いに隣接する後方係止部21と床パネル材2
3、一方の側方係止部20と床パネル材24、他方の側
方係止部20と床パネル材25とをスクリュー釘30,
31により、床パネル材23,24,25側と係止部1
9側の双方向から互いに交差するように打ち込んで固定
する。
【0032】その後、床パネル10上にフローリング材
32を敷設する場合には、図2に示すように、フローリ
ング材32の端部を上記折曲部42に当接させて敷設す
る。この場合、上述のように、フローリング材32の厚
さ寸法と折曲部42の高さ寸法とは同一に形成されてい
るため、折曲部42とフローリング材32の表面とは同
一面となる。
【0033】このようにして土間ユニット15が土間用
空隙11内に固定された場合には、土間ユニット15
は、底板部33の前端部が布基礎17の凹部22により
支持され、側方係止部20,20の前端部が、布基礎1
7により形成される係合段部27,27により支持さ
れ、また、側方係止部20,20の後端部及び後方係止
部21が、床受け材16により形成される係合段部29
により支持されることとなる。
【0034】その結果、床パネル23,24,25によ
り形成される床面13よりも低い踏み板部14と、この
踏み板部14の周縁に立設され、土間用の空隙11を画
成する床パネル23,24,25の端部を夫々覆う側板
部43,44,45とを有する土間が形成される。ま
た、上述のように、所定の厚さ寸法を有する底板部33
が設けられており、居住者が土間ユニット15上に乗っ
た場合であっても、荷重は上記底板部33を介して布基
礎17及び床受け材16により支持される。従って、本
実施例に係る土間ユニット構造にあっては、住宅の勝手
口の土間を形成する場合に、従来のようにコンクリート
を打ち込み、その後、養生させると共に、土間を画成す
る床パネル材の端部に側板を固定して土間を形成する必
要はなく、土間ユニット15を布基礎17及び床受け材
16上に支持させて土間用空隙11内にはめ込むだけ
で、容易かつ迅速に住宅の勝手口の土間を形成すること
ができる。
【0035】また、本実施の形態に係る土間ユニット構
造及び土間ユニットの施工方法にあっては、上記土間ユ
ニット15は、幅寸法Lは、土間用空隙11を後方から
画成する床パネル材23の幅寸法L1と同一に形成され
ると共に、長さ寸法L2は、当該床パネル材の23の端
部から布基礎17の外方端縁までの間隔寸法L3と同一
に形成されているため、他の固定部材等を一切介するこ
となく、土間ユニット15を土間用空隙11内に、土間
用空隙11の寸法と完全に幅寸法及び長さ寸法を一致さ
せてはめ込み、布基礎17上に形成された係合段部2
7,27に側方係止部20,20を配置すると共に床受
け材16上に形成された係合段部29に後方側係止部2
1を、夫々、係合させ、スクリュー釘30,31のみに
より固定することができるため、住宅施工現場における
土間形成に関する施工作業を容易かつ迅速に行うことが
できる。
【0036】また、本実施例に係る土間ユニット構造及
び土間ユニットの施工方法にあっては、土間ユニット1
5のフレーム37が繊維強化プラスチックにより一体成
形により形成されているため、土間ユニット15を予め
工場にて容易かつ迅速に、多量に製造して準備しておく
ことが可能である。また、フレーム37が繊維強化プラ
スチックにより形成されているため、全体として軽量で
あり、搬送や施工の際の取り扱いも容易に行うことがで
きる。更に、施工されて勝手口の土間として使用された
場合には、対衝撃性にも優れることから、長年に亘る使
用にも充分に耐えうるものである。
【0037】なお、本実施の形態にあっては、上記フレ
ーム37は繊維強化プラスチックにより形成されている
場合を例に説明したが、上記実施の形態には限定されな
い。また、本実施の形態にあっては、土間ユニット15
が、布基礎17と床受け材16とにより支持されている
場合を例に説明したが、上記実施例に限定されず、例え
ば、布基礎と独立基礎とにより支持されていてもよい。
【0038】更に、本実施の形態にあっては、本発明に
係る土間ユニット構造及び土間ユニット施工方法を住宅
の勝手口に適用した場合を例に説明したが、上記実施の
形態には限定されず、住宅の土間であれば適用でき、本
発明に係る土間ユニットを用いて住宅の玄関を形成して
もよい。また、土間ユニットの具体的形態に関しては上
記実施例には限定されない。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、以上の
ような構成を有することから、住宅の勝手口、玄関のよ
うな土間を形成する際に、従来のようにコンクリートを
打ち込み、その後、養生させると共に、土間用空隙を形
成する床パネルの端部に側板を固定して土間を形成する
必要はなく、土間ユニットを基礎部上に支持させて土間
用の空隙内にはめ込むだけで、住宅の基礎部上に床パネ
ルを敷設する際に、同時に、容易かつ迅速に住宅の土間
を形成することができる。
【0040】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の発明の効果に加えて、上記土間ユニットを土間用
空隙内に配置する場合には、土間ユニットの前端部を布
基礎上に載置させると共に、後端部を床受け材上に載置
させることにより、土間用空隙内容易に土間ユニットを
配置させることができる。請求項3記載の発明にあって
は、請求項1又は2記載の効果に加えて、施工の際に、
土間ユニットを土間用空隙の大きさに完全に一致させた
形で、土間用空隙内に配置させることができるため、他
の部材を介することなく、容易に土間ユニットを施工す
ることができる。
【0041】請求項4記載の発明にあっては、請求項
1,2又は3記載の発明の効果に加えて、容易かつ迅速
に、土間ユニットを製造することができる。また、請求
項4記載の発明により土間ユニットが形成された場合に
は、土間ユニットのフレームは、繊維強化プラスチック
により形成されていることから、全体が木製の場合より
も軽量に形成され、搬送及び施工の際の取り扱いが容易
となる。
【0042】また、繊維強化プラスチックにより形成さ
れていることから、軽量でありながら剛性が高いため、
長年に亘り、使用された場合であっても耐久性に富み、
使用により破損等が発生することがない。請求項5記載
の発明にあっては、以上のような構成を有することか
ら、住宅の勝手口、玄関のような土間を形成する際に、
従来のようにコンクリートを打ち込み、その後、養生さ
せると共に、土間用空隙を形成する床パネルの端部に側
板を固定して土間を形成する必要はなく、土間ユニット
を基礎部上に支持させて土間用の空隙内にはめ込むだけ
で、住宅の基礎部上に床パネルを敷設する際に、同時
に、容易かつ迅速に住宅の土間を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る土間ユニット構造の一実
施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る土間ユニット構造の一実
施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 床パネル 11 土間用空
隙 12 基礎部 13 床面 14 踏み板部 15 土間ユニ
ット 16 床受け材 17 布基礎 18 土間ユニット本体部 19 係止部 20 側方係止部 21 後方係止
部 22 凹部 23 床パネル
材 24 床パネル材 25 床パネル
材 26 側端部 27 係合段部 28 床受け材端部 29 係合段部 30 スクリュー釘 31 スクリュ
ー釘 32 フローリング材 33 底板部 34 支持部材 35 固定金具 36 踏み石 37 フレーム 38 折曲片 39 折曲片 40 底板部 42 折曲部 43 側板部 44 側板部 45 側板部 L 土間ユニットの幅寸法 L1 床パネル材の幅寸法 L2 土間ユニットの長さ寸法 L3 土間用空隙を画成する床パネル材の前端から布基
礎の外側縁部までの間隔寸法 L4 土間ユニットの高さ寸法(底板部と側方係止部の
上縁部との間の間隔寸法) L5 床パネル材の表面部と布基礎に形成された凹部の
底面部との間の間隔寸法

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床がパネルにより形成される住宅におい
    て、床パネルにより画成される土間用の空隙にはめ込ま
    れると共に、床パネルを支持する基礎部により支持さ
    れ、床パネルにより形成される床面よりも低く配置され
    る踏み板部と、この踏み板部の周縁に立設され、土間用
    の空隙を画成する床パネルの端部を覆う側板部とを形成
    しうる土間ユニットを有することを特徴とする土間ユニ
    ット構造。
  2. 【請求項2】 上記土間ユニットは、後端部は床パネル
    を支持する床受け材上に載置されると共に、前端部は布
    基礎により支持されていることを特徴とする請求項1記
    載の土間ユニット構造。
  3. 【請求項3】 上記土間ユニットは、上方及び側方の一
    面部が開放された直方体箱状に形成された土間ユニット
    本体部と、この土間ユニット本体部の外側面部に設けら
    れた係止部とにより構成され、 幅寸法は、土間の空隙部を後方から画成する床パネルの
    寸法と同一に形成されると共に、長さ寸法は、隣接する
    床パネル略同寸法に形成され、 上記係止部は、側方係止部と後方係止部とからなり、 布基礎には上記土間ユニット本体部を収納可能に形成さ
    れた凹部が設けられていると共に、布基礎上に載置さ
    れ、上記土間用の空隙部を側方から画成する床パネルの
    側端部と上記凹部との間には、上記側方係止部が係止さ
    れうる係合段部が形成されており、 上記床受け材上に載置された、土間の空隙部を後方から
    画成する床パネルと床受け材端部の間には、土間ユニッ
    トの後方係止部が係止されうる係合段部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の土間ユニット構造。
  4. 【請求項4】 上記土間ユニット本体部のフレームは、
    繊維強化プラスチックにより形成されていることを特徴
    とする請求項1,2又は3記載の土間ユニット構造。
  5. 【請求項5】 隣接する2つの床パネルが敷き込まれた
    後、当該土間ユニットを設置し、その後、残る一辺の床
    パネルを敷き込み、土間ユニットの周囲3辺を囲った
    後、土間ユニットの係止部と床パネル端部を接合するこ
    とを特徴とする土間ユニットの施工方法。
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