JPH1020098A - コリメータの校正方法および装置 - Google Patents

コリメータの校正方法および装置

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JPH1020098A
JPH1020098A JP9079445A JP7944597A JPH1020098A JP H1020098 A JPH1020098 A JP H1020098A JP 9079445 A JP9079445 A JP 9079445A JP 7944597 A JP7944597 A JP 7944597A JP H1020098 A JPH1020098 A JP H1020098A
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JP9079445A
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Todd H Steinberg
エイチ スタインバーグ トッド
Michael John Smidebush
ジョン スミドブッシュ マイケル
Robert J Heck
ジェー ヘック ロバート
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    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00—Radiation therapy
    • A61N5/10—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1042—X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy with spatial modulation of the radiation beam within the treatment head

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放射線治療に使用されるコリメータの簡素な
校正方法および装置を提供する。 【解決手段】 コリメータ内の複数の可動遮蔽部材によ
り開口部を形成した後、開口部内に横棒部材を有した校
正器具(400)が挿入される。横棒部材を第1の所定
位置に移動した後、遮蔽部材群を横棒部材に当接させ
る。横棒部材をさらに第2の所定位置に移動した後、別
の遮蔽部材群を当接させる。このステップを繰り返し、
全ての遮蔽部材を位置合わせすることにより、コリメー
タが校正される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放射線照射装置
内に配設されるコリメータ内の遮蔽部材を位置合わせす
るための方法および装置に関する。より詳細には、放射
線治療に使用されるコリメータ内の遮蔽部材を位置合わ
せするための方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線照射装置は公知であり、例えば患
者治療用の放射線治療装置として使用されている。放射
線治療装置は一般にガントリを具備し、このガントリは
治療処置中に水平回転軸を中心として回転できる。また
ガントリ内にはリニア加速器が配設されており、治療用
の高エネルギー放射線ビーム(典型的には電子または陽
子、すなわちX線)が発生される。治療の間、この放射
線ビームは、ガントリ回転の等角点に横たわる患者の特
定の領域に向けられる。
【0003】放射線治療に輪郭コリメータが使用され
る。悪性の組織に強力な放射線ビームを当てて破壊する
際に、正常な組織に損傷を与えないことが重要である。
よって、放射線治療装置においては、放射線源と照射領
域の間に輪郭コリメータが配置され、放射線照射が実質
的に悪性組織に制限される。
【0004】通常、輪郭コリメータは、電動モータによ
り駆動される可動式のアパーチャプレートにより構成さ
れる。近年、2組のアパーチャプレートを有した複葉コ
リメータが登場してきており、それぞれのアパーチャプ
レートが別々の電動モータにより駆動されて、対向する
アパーチャプレート間で様々な形状のアパーチャが得ら
れるようになっている。そのような複葉輪郭コリメータ
は米国特許第5165106号公報に記載されている。
この輪郭コリメータは回転可能に配設されたアパーチャ
プレートを具備しており、それぞれの組のアパーチャプ
レートを軸を中心として回転させることにより、開口部
を形成するよう構成されている。同様に、リニア輪郭コ
リメータの場合も、同一平面上で互いに対向移動可能な
2組のアパーチャプレートで構成できる。この場合もア
パーチャプレートは電動モータにより駆動される。
【0005】治療に先立ち、対象物(患者等)をコンピ
ュータトモグラフィー(CT)により測定したり、診断
用X線装置で治療をシミュレートする場合は、これらの
装置により人体の照射場所および周囲の決定臓器が特定
される。そして患者の体重、年齢、および罹病部位の種
類と大きさに基づいて医師は治療方法を決定する。治療
計画過程において、CTおよびシミュレータから得られ
たデータとその機種に基づいて治療部位に対する照射線
量と周辺組織への放射線露光量が計算される。医師によ
り計画が了承されると、該計画は確認・記録システムに
送られ、この計画に従って輪郭コリメータが調整され
る。輪郭コリメータを正確に校正することは決定的に重
要である。
【0006】校正を行うにはまずアパーチャプレートを
所定の位置に移動して、制御装置を該所定の位置に対応
する数値に設定する。この動作は例えば一時的に放射線
ビームを光ビームに置き換えて、対象物の平面上に置い
た方眼紙上に開口部の投影を得ることにより行われ、方
眼紙上から読み取られた数値は基準値として制御装置に
入力される。このような方法によれば良好な校正が行え
るが、非常に時間がかかるという欠点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本願発明の課題は、簡
単なコリメータの校正方法および装置、より詳細には複
葉輪郭コリメータ内の複数のアパーチャプレートを位置
合わせする方法および装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明によれば、上記
課題は以下の構成を具備した方法及び装置により解決さ
れる。すなわち、本願発明によるコリメータ内の複数の
可動遮蔽部材を位置合わせする方法によれば、遮蔽部材
を移動して放射線ビーム用の開口部が形成され、開口部
上に、横棒部材を有した構成器具が挿入され、横棒部材
が開口部内の規定の位置に移動され、少なくとも1つの
遮蔽部材が横棒部材に当接するまで移動される。
【0009】また本願発明によるコリメータ内の複数の
遮蔽部材を位置合わせする装置は、開口部を有した台座
フレームと、台座フレームに可動に取り付けられた横棒
部材と、遮蔽部材を移動して横棒部材に当接させるため
の位置合わせ手段を具備し、前記横棒部材は開口部内に
延在して配設されており、コリメータは対象物に放射線
ビームを照射するための放射線照射装置内に配設されて
おり、遮蔽部材を移動することにより放射線ビーム用の
開口部が形成されるよう構成されている。
【0010】
【発明の実施の形態】本願発明の1実施例では、当接し
た遮蔽部材の位置は測定・記憶され、記憶した遮蔽部材
の位置に基づいてコリメータが校正される。別の実施例
においては、当接した遮蔽部材の測定位置は、コリメー
タの品質をチェックするために使用される。さらに別の
実施例では、横棒を継続的に位置合わせし直し、遮蔽部
材が全て所定のパターンに従って配置されるまで、遮蔽
部材が一つずつ位置合わせされる。
【0011】
【実施例】本願発明の好適な実施例は患者にX線を照射
する装置において実現される。本願発明によれば、放射
線源からのビーム光路上に配設された複葉コリメータに
より、必要とされる放射線量が制限される。本願発明の
コリメータ校正方法および装置はエネルギーの種類を問
わず、例えば(X線に代えて)電子も適用可能であり、
またその対象物体は人間の患者に限らない。
【0012】図1には通常の構成を有した放射線治療装
置2の一部が示されている。この装置におけるガントリ
6は治療中に水平回転軸8を中心として回転可能に構成
されている。コリメータ4と装置ホルダー15がガント
リ6の突出部分に固定されている。治療用の高出力放射
線を得るために、リニア加速器がガントリ6内部に設け
られている。リニア加速器とガントリ6から照射される
放射線束の軸は参照番号10で示してある。上記したよ
うに、治療には電子、陽子、またはその他の検出可能な
放射線が使用できる。
【0013】治療中、放射線ビームは対象物13(ガン
トリ回転の等角点に横たわる被治療患者等)上のある部
位12に向けられる。ガントリ6の回転軸8、被治療領
域の回転軸14、およびビーム光軸10は好適には等角
点において交差するよう構成される。このような放射線
治療装置の構成はDigital Systems for Radiation Onco
logy, Siemens Medical Laboratories, Inc. A91004-M2
630-B358-01-4A00, September 1991の小冊子にその概略
が記載されている。
【0014】患者の被照射領域は「フィールド」と呼ば
れ、コリメータ4により規定される。コリメータ4は、
照射された放射線に対して実質的に不透過性のプレート
またはあご部材を有し、放射線源と患者の間に配設され
て放射線フィールドを制限することにより、人体の領域
(治療しない健康な組織等)に照射される放射線が最小
限に抑えられる。
【0015】本願発明の好適な実施例では、プレートの
うち少なくとも1つが可動であるため、フィールド上の
放射線分布は均一でなくてもよい(すなわち、照射線量
が領域によって異なっていてもよい)。さらに、ガント
リは好適には回転可能であり、患者を動かすことなくビ
ーム角や放射線分布を変えることができるように構成さ
れる。また、遮蔽部材としてはプレートに限らず、他の
形状のビームコリメータ、あご部材、くさび型補償板、
その他のアパーチャ装置を用いて放射線分布を制限でき
る。これらプレート、薄片、あご部材、くさび型補償板
その他は全て遮蔽部材と呼ぶ。これらアパーチャ手段は
単体でビーム遮蔽手段とすることもでき、または複数を
組み合わせてフィールドを制限する手段とすることもで
きる。
【0016】放射線治療装置2はまた、一般的な治療ユ
ニット(図示しない)を具備する。治療ユニットは通常
ガントリ6および治療台16から離れて配設され、治療
者により操作される。治療者を放射線から保護するため
に、放射線治療装置2は別の部屋に配置するのが望まし
い。前記治療ユニットは映像ディスプレイユニットやモ
ニタ等の出力装置、およびキーボードを有する。治療ユ
ニットはセラピストにより、腫瘍遺伝子学者の処方に従
って放射線治療を実施する際に一定の手順に従って操作
される。治療ユニットは治療者によりキーボードを介し
てプログラムされ、所定の放射線が患者に照射される。
治療ユニット用のプログラムはデータ記憶装置等の入力
手段やデータ伝送等を介して入力することもできる。
【0017】図2には、図1の放射線治療装置内の制御
ユニットとビーム発生装置が部分的に示されている。電
子ビーム1は電子加速器20により発生される。加速器
20は電子銃21、導波管22、および真空エンベロー
プないし導波磁石23を具備する。トリガ装置3により
インジェクタトリガ信号が発生され、インジェクタ5に
供給される。インジェクタ5はこのインジェクタトリガ
信号に基づいてインジェクタパルスを発生する。発生さ
れたインジェクタパルスは加速器20内の電子銃21に
供給され、電子ビーム1の発生に使用される。電子ビー
ム1を導波管22により加速し導くため、高周波(H
F)源が設けられている。HF源からは電磁界を発生す
るための無線周波数(RF)が供給され、発生された電
磁界は導波管22に供給される。インジェクタ5により
注入され電子銃21により発射された電子は導波管22
内の電磁界により加速され、電子銃21とは反対側から
電子ビーム1として取り出される。そして電子ビーム1
は導波磁石23に入射し軸10に沿って窓7を介して導
かれる。第1の散乱ホイル15を通過した後、ビームは
遮蔽ブロック50の通路51を介して第2の散乱ホイル
17を通過する。ビームはさらに測定チャンバ60を通
過して照射量分布が測定される。放射線ビームがX線ビ
ームの場合は、前記散乱ホイルは通常ターゲットで置き
換えられる。
【0018】上記したように、コリメータ4は放射線ビ
ーム1の光路上に配設される。コリメータ4は例えば複
葉輪郭コリメータであり、放射線ビーム1の軸10に実
質的に直交する方向に可動のプレートまたはあご部材4
1、42を有する。同様のプレートを追加してもよい。
プレート41、42は駆動ユニット43により可動であ
る。駆動ユニット43は、プレート41に接続された電
動モータを有し、該モータはモータ制御手段40により
制御される。モータ制御手段40は、線量制御手段61
を有した線量制御ユニットに結合されており、放射線ビ
ーム線量の値がプレート41の位置に相対的に決定され
る。放射線ビームの線量はチャンバ60により測定され
る。制御ユニット40にはガントリ6から位置情報が、
また測定チャンバ60からは放射線源15から発せられ
た放射線に関する情報が供給される。
【0019】図3には2組の、互いに対向可動のプレー
トないし薄片310、320を具備した輪郭コリメータ
300が示されている。薄片310、320は図3では
直線状の方形であるが、曲線状または角が円く形成され
た部材を使用することもできる。薄片310、320は
通常、各組に1つずつのモータ(電動ステップモータ
等)により駆動される。薄片310、320を動かす駆
動手段はどのような種類でもよい。薄片310、320
により、患者の照射領域に対応する開口部330が形成
され、健康な組織が放射ビーム1による損傷から保護さ
れる。正確な寸法と形状の開口部330を得るために、
薄片310、320を注意深く位置合わせする必要があ
る。このため、放射線を照射する前に、個々の薄片が基
準位置を基準として位置合わせされる。この校正操作は
引き続き治療中においても実施するのが好ましい。
【0020】図4は薄片を個々に位置合わせするための
校正手段400の斜視図である。この手段400は台座
フレーム402を具備し、該フレームには位置合わせな
いしは調節ピン用のネジ穴404、406が設けられて
いる。穴とピンを利用した構成の利点は、使用者が素早
く校正状態を変更できることである。ピンに代えてペグ
を使用することもでき、その場合ピンとペグを台座フレ
ーム上に配設して穴をコリメータ4上に設けることがで
きる。本願発明の別の実施例では、台座フレーム402
に細長い突状部分を設けて、コリメータ4の底部に配置
された細長い溝に摺動係合させることもでき、すなわち
手段400のコリメータ4への固定は公知のいずれの方
法を用いることもできる。
【0021】台座フレーム402はまた開口部408を
有する。開口部408内には横棒部材410が、矢印4
11で示すy軸方向に可動に配設されている。横棒部材
410は一個の部材でも、または複数の部材から構成す
ることもでき、両側に配設されたレールまたは棒部材4
16、418上を摺動可能なように、摺動部材412、
414とともに固定されている。横棒部材410はこの
ようにx軸方向に延在し、z軸方向の下方に延び、さら
に棒部材416、418がy軸方向に延在する。台座フ
レーム402、横棒部材410およびレールないし棒部
材416、418はすべて好適にはステンレス鋼等の精
密機械加工のし易い鋼材から作られる。好適な実施例で
は、摺動部材412、414には予め荷重をかけること
により、摺動部材412、414とレール部材416、
418間のギャップが取り除かれる。摺動部材412、
414は精密軸受(ニードル軸受けまたは玉軸受等)ま
たはその他、レール部材416、418に沿って円滑な
滑り動作をもたらすことのできる軸受であればその種類
を問わない。また、開口部408上における横棒部材4
10の正確な位置を示す位置指示器420が配設されて
いる。位置指示器420としては、Mitutoyoから市販さ
れているパーツ番号572−211−10、または市販
のバーニヤを使用でき、前者は非接触型である。位置指
示器420においてはまた、摩擦型ないしギヤ式の位置
検出法に代えて光学式位置エンコーディング法も利用で
きる。位置指示器を利用すれば、測定位置を表示するた
めの電子ディスプレイ(LCD、LED等)を構成でき
る。電子式ディスプレイを使用すればユーザにとっては
便利であるが、位置指示器の読み取りは電子式に行う必
要は必ずしも無く、いずれの通常のディスプレイ手段が
利用可能である。電子式ディスプレイの表示内容は操作
者によりプログラムされるように構成できる。
【0022】位置指示器420は位置棒部材421に摺
動可能に取り付けられている。横棒部材410を所定の
場所に置くために、クランプ422、424をレール部
材416、418上に配設することが出来る。クランプ
422、424は1つでも良いし、1つまたは複数の調
節ピンで代用してもよい。さらに、クランプ422、4
24は横棒部材を所定の位置に保持できさえすれば、ど
の位置に配設しても構わない。インデックス機構430
は付加的装置であり、測定目盛り上で常に零点を維持す
るために使用される。インデックス機構430を使用す
る場合は、インデックスピン432が該機構430を貫
通して台座フレーム402内に挿入され、横棒部材41
0の位置を位置指示器420により読み取る。読み取り
位置がゼロでなければ、位置指示器420を再校正し、
絶対値が得られた時点でインデックスピン432を取り
外す。
【0023】図5には器具400の上面が示されてい
る。器具400は、開口部408と調節ピン用ネジ穴4
04、406が設けられた台座フレーム402を有す
る。横棒部材410は棒部材416、418上に配設さ
れており、位置指示器420によりy軸方向における横
棒部材410の正確な位置が示される。図6には、図5
の矢印A−A間断面を示す、手段400の側面図であ
る。この図から、横棒部材410が台座フレーム402
内の開口部をz軸方向に貫通して如何に下方に延在して
いるかが明らかである。複葉コリメータ(図3参照)の
薄片310、320は破線で示されている。
【0024】本願発明は3種類の動作態様で実施可能で
ある。第1の動作態様では、コリメータが校正される。
第2の動作態様では、本願発明は品質維持のために使用
される。第3の実施態様では、薄片310、320が器
具400により位置合わせされる。複葉コリメータ30
0の校正の間(第1の実施態様)、薄片310、320
の両方または一方が横棒410に向かって電動モータに
より移動させられる。そして、薄片と横棒部材410の
位置が記憶される。薄片の位置は、モータに接続された
コードホイールにより測定できる。引き続いて横棒部材
410を別の所定の位置へ移動し、薄片310、320
を横棒部材410に対向して移動させ、薄片の位置を再
び記憶する。こうして検出した位置を記憶ユニットに記
憶させた後、放射線治療用に入力された所望のパターン
と比較し、検出された位置と、入力すなわち予め記憶さ
れたパターンとの関係を示す校正表が作成される。つま
り、検出された位置は、後に薄片310、320を入力
されたパターンに対応するよう位置合わせする際の校正
点として使用される。
【0025】第1の実施態様において校正を始める際、
ガントリ6(図1参照)が使用者にとって適当な位置に
回転させられる。続いて付属品ホルダ15が外され、薄
片310、320を外側へ向けて移動して、開口部33
0(図3参照)が例えば40X40cmの寸法となるよ
うにする。そして付属品ホルダに代えてを器具400が
配設される。そのために、器具400の台座フレーム4
02は例えばネジ穴404を介するネジによりコリメー
タに取り付けられ、穴406(図5参照)を介してテー
パピンによりインデックスされる。
【0026】校正を実行するために、横棒部材410が
所定の場所(中心位置等)に位置合わせされ、当該場所
においてピンで固定される。上記したように、インデッ
クス機構430とインデックスピン432を使用して横
棒部材410を所定の位置に固定し、位置指示器420
を零点にリセットする。横棒部材410には厚さがある
ため、薄片310、320は真の零点に位置していな
い。よって、横棒部材410の固定を解除して図7に示
したように「右側の零点」500に動かす。薄片320
は電動モータにより横棒部材410に向かって移動でき
る。好適な実施例では、薄片320は横棒部材410に
当接した時点で停止するよう構成される。例えば、薄片
320を動かすモータ(またはその他の駆動手段)が、
横棒部材410に対する接触による抵抗または電流増加
を検出すると自動的に停止するようプログラムしてお
く。薄片が横棒部材410に接触した時点で零点が達成
される。この零点位置は、位置指示器420により薄片
320の基準位置として使用される。基準位置が決定さ
れた後、薄片320を開位置に移動し、続いて図8のよ
うに横棒410の固定を解除して右側の所定の位置(例
えば「右側10cm」510)に移動する。この位置で
横棒部材410をクランプし、薄片320を横棒部材4
10に向けて当接・停止するまで動かす。そしてこの当
接位置を右側10cm基準位置として記憶する。
【0027】薄片320の位置を測定して記憶した後、
同様のステップを図9および図10に示すように繰り返
して、左側零点位置520と左側10cm位置530を
求める。この校正プロセスの間、位置指示器420を制
御装置40に接続しておけば、薄片310、320位置
の校正に役立つ。さらに、横棒部材410を所定の位置
に移動させるために器具400上に電動モータを配設す
ることもできる。この構成によれば、横棒部材410の
様々な位置は位置指示器420により測定され、制御装
置40に送られることにより、薄片の位置が位置指示器
420からの情報に対応するよう構成される。
【0028】本願発明の別の実施例では、薄片310、
320の1つ1つに対して4点校正を行うことができ
る。例えば、薄片310を左側の20cm,10cm,
0および−10cmの各点、さらに薄片320を右側の
20cm,10cm,0および−10cmの各点で校正
するのである。各点を自由に組み合わせて(20cm,
10cmと5cm、または1cm,2cm,3cmと1
2cm等)校正できる。本願発明のさらに別の実施例で
は、ソフトウェアプログラムを用いて校正点をランダム
に選択することもできる。その場合、横棒部材410を
第1の選択地点に移動し、位置指示器420から対応す
る測定位置を読み取る。測定位置はソフトウェアにより
選択地点と比較される。2つの位置が合致しない場合、
ソフトウェアから信号が送られ、位置指示器420が校
正し直される。この動作をランダムに選択された各地点
のそれぞれに対して繰り返す。このソフトウェアはま
た、所定の地点に対しても用いることができる。この場
合も、横棒部材410を所定の点のうち第1の地点に移
動し、位置指示器420から対応する測定位置を読み取
る。位置が合致しない場合、ソフトウェアにより位置指
示器420が再校正される。この動作を所定の地点のそ
れぞれに対して繰り返す。
【0029】第2の実施態様では、本願発明は自動品質
制御において使用され、この場合校正なしまたは校正後
に実行される。この自動品質制御では、横棒部材410
がランダムに開口部408内の様々な位置に移動され
る。これらの位置は位置指示器420により測定され、
薄片310、320が横棒部材410に向けて移動さ
れ、位置の値が予測位置の値と比較される。品質維持は
また、薄片310、320を所定の位置に駆動し、横棒
部材410を薄片310、320に対して移動し、横棒
部材410が予測位置にあるがどうかをチェックするこ
とによっても実行可能である。
【0030】第3の実施態様では、薄片310、320
は全て器具400によって位置合わせされる。この実施
例では、横棒部材410を用いて薄片310、320
が、予め記憶した放射線治療用パターンに設定される。
すなわち、この実施例では、器具400は校正の目的に
は使用されない。第3実施例においても、付属品ホルダ
15の代わりに器具400が使用される。予め記憶した
パターン内の位置として制御装置40に入力しておく限
り、上記のように横棒部材410を特定の位置に置く代
わりに、開口部408内のいずれの位置に置くこともで
きる。横棒部材410は薄片310、320の1つ1つ
を所望の位置にセットするために使用される。その際、
横棒部材410は薄片310、320のそれぞれが位置
合わせされるまで何度でも配置し直される。例えば、第
1の薄片群(例:薄片の1セットのうち中心部の3つ;
図3参照)が横棒部材410により、右側10cm(図
8参照)に、第2の薄片群が右側9cmに、そして第3
の薄片群が右側8cmにといった具合に位置合わせさ
れ、最終的に薄片320の1セットのうち最後の薄片群
(例えば端部の2つ)が右側のゼロ(図7参照)に位置
合わせされるまで、横棒部材410を配置し直す。この
ような横棒部材410の再配置と個々の薄片の位置合わ
せシーケンスが今度は開口部408の左側の薄片310
に対して行われる(図9、10参照)。図3に示すの
は、器具400を使用していかに薄片が所望の、すなわ
ち予め記憶されたパターンに位置合わせされるかの一例
である。上記したように、薄片310、320の位置合
わせにより開口部330が形成され、該開口部は対象物
上の被照射領域に対応する。このようにして薄片31
0、320を正確に位置合わせすることにより、健康な
組織が放射線ビームによる損傷から保護される。
【0031】さらに、品質維持を目的とする場合、最終
的に得られる放射線ビームパターンを見ることにより、
コリメータとコリメータ内の薄片の位置の両方または一
方の校正をチェックできる。これは、対象物を取り除い
て、特別なフィルムをビームパターンに露光させること
により行われる。フィルムに取り込まれたビームパター
ンから放射線露光を監視できる。あるいはまた、フィル
ムの代わりに電子的スキャニング装置によってビームパ
ターンを得ることもできる。このようにしてすべての薄
片の位置をチェックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、放射線治療装置の略図である。
【図2】図2は、図1の放射線治療装置における制御ユ
ニットとビーム発生装置を部分的に示すブロック図であ
る。
【図3】図3は、複葉輪郭コリメータの略図である。
【図4】図4は、横棒を使用した校正器具の斜視図であ
る。
【図5】図5は、横棒を使用した校正器具の上面図であ
る。
【図6】図6は、横棒を使用した校正器具の側面図であ
る。
【図7】図7は、「右側零点」に位置する横棒を示す図
である。
【図8】図8は、「右側10cm」に位置する横棒を示
す図である。
【図9】図9は、「左側零点」に位置する横棒を示す図
である。
【図10】図10は、「左側10cm」に位置する横棒
を示す図である。
【符号の説明】
2 放射線治療装置 3 トリガ装置 4 コリメータ 5 インジェクタ 6 ガントリ 13 対象物 15 装置ホルダ 20 電子加速器 21 電子銃 22 導波管 300 輪郭コリメータ 310、320 薄片 330 開口部 400 校正器具 402 台座フレーム 410 横棒部材 420 位置指示器
フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェー ヘック アメリカ合衆国 カリフォルニア パシフ ィカ シェル ストリート 136

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コリメータ内の複数の可動遮蔽部材を位
    置合わせする方法であり、前記コリメータは、対象物に
    放射線ビームを照射するよう構成された放射線照射装置
    内に配設されてり、前記方法が以下のステップ、すなわ
    ち、 a)遮蔽部材を移動して放射線ビーム用の開口部を形成
    し、 b)前記開口部上に、横棒部材を有した構成器具を挿入
    し、 c)前記横棒部材を開口部内の規定の位置に移動し、 d)少なくとも1つの前記遮蔽部材を横棒部材に当接す
    るまで移動するステップを具備した、コリメータ内の複
    数の可動遮蔽部材を位置合わせする方法。
  2. 【請求項2】 当接した遮蔽部材の位置を測定し記憶す
    るステップを有した、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 当接した遮蔽部材の記憶された位置に基
    づいてコリメータを校正するステップを有する、請求項
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】 当接した遮蔽部材の記憶された位置に基
    づいて、コリメータ校正の品質をチェックするステップ
    を有した、請求項2記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ステップc)およびd)を繰り返し
    て遮蔽部材により所望のパターンを形成するステップを
    有した、請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記遮蔽部材が少なくとも薄片、プレー
    ト、あご部材、くさび型補償板の1つから成る、請求項
    1記載の方法。
  7. 【請求項7】 横棒部材が規定の位置にクランプされ
    る、請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 横棒部材が電動モータにより所定の位置
    に移動される、請求項1記載の方法。
  9. 【請求項9】 横棒部材の所定位置が、位置指示器によ
    り測定される、請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 横棒部材の所定の位置に対応する値が
    制御ユニットに供給される、請求項1記載の装置。
  11. 【請求項11】 対象物に放射線ビームを照射するよう
    構成された放射線照射装置内のコリメータを校正する方
    法であり、前記コリメータは少なくとも一対の可動遮蔽
    部材を有し、前記可動遮蔽部材により放射線ビーム用の
    開口部が形成されるよう構成されており、前記方法が以
    下のステップ、すなわち、 a)遮蔽部材を移動して開口を形成し、 b)開口部に、横棒部材を有した校正器具を挿入し、 c)開口部内の第1の所定位置に横棒部材を移動し、 d)前記遮蔽部材の対の一方を横棒部材に向けて移動
    し、 e)前記遮蔽部材対の一方の位置を測定、記憶し、 f)開口部内の第2の所定位置に横棒部材を移動し、 g)前記遮蔽部材対の一方を横棒部材に向けて移動し、 h)前記遮蔽部材対の一方の新しい位置を測定、記憶
    し、 i)前記ステップc)からh)を他の遮蔽部材の対に対
    して繰り返し、 j)前記遮蔽部材対の記憶された位置に基づいてコリメ
    ータを校正するステップを有している、コリメータの校
    正方法。
  12. 【請求項12】 横棒部材の個々の位置が位置指示器に
    より測定される、請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 横棒部材の個々の位置に対応する値が
    制御ユニットに供給される、請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】 開口部を有した台座フレームと、 前記台座フレームに可動に取り付けられた横棒部材と、 遮蔽部材を移動して横棒部材に当接させるための位置合
    わせ手段とを具備した、コリメータ内の複数の遮蔽部材
    を位置合わせするための装置であり、 前記横棒部材は前記開口部内に延在して配設されてお
    り、前記コリメータは対象物に放射線ビームを照射する
    ための放射線照射装置内に配設されており、前記遮蔽部
    材を移動することにより放射線ビーム用の開口部が形成
    されるよう構成された、コリメータ内の複数の遮蔽部材
    を位置合わせするための装置。
  15. 【請求項15】 横棒部材の位置を測定するための位置
    指示器を具備した、請求項14記載の装置。
  16. 【請求項16】 可動遮蔽部材の測定位置を記憶する記
    憶手段を具備し、記憶された可動遮蔽部材の測定位置に
    基づいて前記コリメータが校正されるよう構成された、
    請求項14記載の装置。
  17. 【請求項17】 横棒部材が摺動可能に台座フレームに
    取り付けられた、請求項14記載の装置。
  18. 【請求項18】 横棒部材が摺動部材を有し、前記摺動
    部材は台座フレームに結合された棒部材上で摺動可能に
    構成されている、請求項17記載の装置。
  19. 【請求項19】 横棒部材がクランプ手段を有し、前記
    横棒部材が複数の位置でクランプ可能に構成されてい
    る、請求項14記載の装置。
  20. 【請求項20】 遮蔽部材が、少なくとも薄片、プレー
    ト、あご部材、くさび型補償板の1つから成る、請求項
    14記載の装置。
  21. 【請求項21】 放射線照射装置と、 前記放射線照射装置内に配設されたコリメータと、 前記コリメータに結合された器具とを具備した、複数の
    遮蔽部材の位置合わせ装置であり、 前記放射線照射装置から対象物に放射線ビームが照射さ
    れ、前記遮蔽部材を移動することにより放射線ビーム用
    開口部が形成されるよう構成されており、前記器具が、 開口部を有した台座フレームと、 台座フレームの開口部内に延在する横棒部材と、 位置合わせ手段とを有し、 前記台座フレームがコリメータ上に取付可能であり、前
    記位置合わせ手段により遮蔽部材を移動して横棒部材に
    当接できるように構成された、複数の遮蔽部材の位置合
    わせ装置。
  22. 【請求項22】 横棒部材の位置を測定するための位置
    指示器を具備した、請求項21記載の装置。
  23. 【請求項23】 可動遮蔽部材の測定位置を記憶するた
    めの記憶手段を具備し、前記記憶された測定位置に基づ
    いてコリメータが校正される、請求項21記載の装置。
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