JPH10201142A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

電力系統監視制御装置

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JPH10201142A
JPH10201142A JP1321097A JP1321097A JPH10201142A JP H10201142 A JPH10201142 A JP H10201142A JP 1321097 A JP1321097 A JP 1321097A JP 1321097 A JP1321097 A JP 1321097A JP H10201142 A JPH10201142 A JP H10201142A
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JP
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data
lock
power system
pattern
alarm
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JP1321097A
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English (en)
Inventor
Koji Kikuchi
孝治 菊池
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多量な誤データが発生した場合にも電力系統
運用全般に注意を注ぐことができる電力系統監視制御装
置を提供するである。 【解決手段】 電力系統1を構成する各設備機器の電力
系統情報を伝送装置2を経由してデータ取込み手段7で
取り込み、データ取込み手段7で取り込んだデータをデ
ータ編集手段9で編集保存し、データ編集手段9で編集
保存したデータをデータ表示手段11により電力系統情
報として出力装置28に表示出力する。そして、データ
ロック判定手段17は、取り込んだデータがロックパタ
ーン設定手段15に設定されたロックパターンに該当す
るか否かを判定し、ロックパターンに該当するときは自
動でそのデータをロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統を構成す
る各種設備機器から伝送装置を経由して取り込んだ電力
系統情報を出力装置に表示出力する機能を有した電力系
統監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電力系統は年々複雑化大規模化
する傾向にあり、電力系統の運転には電力系統監視制御
装置は不可欠なものとなっている。また、電力系統の複
雑化大規模化に伴い電力系統監視制御装置の開発につい
ても同様に複雑化大規模化する傾向にある。また、その
開発と同様に電力系統監視制御装置の改造や保守等のメ
ンテナンスも複雑化の傾向にある。
【0003】図13は、電力系統監視制御装置のブロッ
ク構成図である。電力系統1を構成する各種設備機器か
らの電力系統情報は、伝送装置(DX)2を介して電力
系統監視制御装置6に入力される。電力系統監視制御装
置6は電子計算機で構成され、伝送装置2は、配電盤
3、伝送装置子局4及び伝送装置親局5といった幾つか
の装置から構成される。電力系統1を構成する各種設備
機器としては、遮断器や断路器あるいはリレー等があ
り、これらの状態を示すON/OFF情報が電力系統情
報として伝送路2を介して電力系統監視制御装置6に伝
送されることになる。
【0004】電力系統情報は、電力系統監視制御装置6
の内部に設けられるデータ取込手段7により伝送装置2
より取り込まれる。そして、その際に取り込み時刻が付
加されて、図14に示すように、取込み状変データ8と
して記憶される。
【0005】すなわち、現在時刻テーブル14には内部
時計機構12からの時刻が時刻取込み手段13で取り込
まれており、データ取込み手段7は電力系統情報を取り
込んだときにその現在時刻テーブル14を参照して取り
込み時刻を付加する。図15は、内部時計機構12より
取り込んだ現在時刻を保存する現在時刻テーブル14の
一例を示している。
【0006】このように、取り込んだ電力系統情報は取
込み状変データ8としてデータ編集手段9に渡され、そ
こで電力系統監視制御装置6の内部コードに変換され、
その後にデータ保存ファイル10に保存される。そし
て、電力系統情報はデータ表示手段11にて出力装置2
8であるCRT表示装置20やプリンタ19に出力され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、電力系統情
報は、伝送装置2の構成要素である配電盤3、伝送装置
子局4及び伝送装置親局5を経由し、さらには伝送路を
経由して電力系統監視制御装置6に入力されるので、そ
の途中で、例えば配電盤3の不良により全ての情報がO
N/OFF状態を繰り返すといった不具合が発生する場
合がある。
【0008】一般に、電力設備の監視においては、作業
や試験等により電力系統状態の状態変化(状変)が発生
することが判っている場合には、事前の設定により設定
された当該電力設備のデータ、例えば、変電所に対応す
る伝送装置子局4からのデータをロックし電力系統監視
制御装置6内に取り込まないようにしている。このロッ
ク機能は、データ取込手段7にソフトウエアで実現して
いる。
【0009】しかし、事前にこのような設定ができない
偶発的な電力設備の異常の場合、例えば、伝送路の異常
やオーバーヒート等が発生し異常なデータが電力系統監
視制御装置6に送られ電力系統監視制御装置6で取り込
んでしまった場合には、そのデータを取り込んでしまっ
た後では、取り込んだデータをロックすることができな
いので多量の誤データが発生する。このような事態にな
ると、電力系統監視制御装置6の負荷が非常に高くな
り、処理の遅れや場合によっては処理抜けが発生する恐
れがあった。
【0010】また、電力系統は年々複雑化大規模化して
おり、電力系統監視制御装置を用いて監視を行なう電力
系統の範囲が増大すれば監視対象となる電力設備も併せ
て増設され、そのハードあるいはソフト増設時に誤って
多量の誤データを発生させてしまうこともある。
【0011】このような状況下では、多量の誤データが
発生している変電所情報の処理が完了するまで長時間正
常な変電所の処理が待たされたり、誤データの中に正常
なデータが紛れてしまうのでオペレータが正常な変電所
のデータを認識するまでに非常に時間がかかり、正しい
電力系統の運用が非常に困難となっていた。
【0012】本発明の目的は、多量な誤データが発生し
た場合にも電力系統運用全般に注意を注ぐことができる
電力系統監視制御装置を提供するである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
電力系統監視制御装置は、電力系統を構成する各設備機
器の電力系統情報を伝送装置を経由して取り込むデータ
取込み手段と、データ取込み手段で取り込んだデータを
電子計算機内部コードに変換し編集保存するデータ編集
手段と、データ編集手段で編集保存したデータを電力系
統情報として出力装置に表示出力するためのデータ表示
手段と、取り込んだデータのロック条件を定めたロック
パターンを設定するためのロックパターン設定手段と、
取り込んだデータがロックパターン設定手段に設定され
たロックパターンに該当するか否かを判定しロックパタ
ーンに該当するときは自動でそのデータをロックするデ
ータロック判定手段とを備えたものである。
【0014】請求項1の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、電力系統を構成する各設備機器の電力系統情
報を伝送装置を経由してデータ取込み手段で取り込み、
データ取込み手段で取り込んだデータをデータ編集手段
で編集保存し、データ編集手段で編集保存したデータを
データ表示手段により電力系統情報として出力装置に表
示出力する。そして、データロック判定手段は、取り込
んだデータがロックパターン設定手段に設定されたロッ
クパターンに該当するか否かを判定し、ロックパターン
に該当するときは自動でそのデータをロックする。
【0015】請求項2の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項1の発明において、ロックパターン設定
手段に設定されるロックパターンとして、変電所毎のロ
ックパターン、設備機器種別毎のロックパターン、個別
設備機器毎のロックパターン、又は時間帯毎のロックパ
ターンを採用したものである。
【0016】請求項2の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項1の発明の作用に加え、変電所毎、設
備機器種別毎、個別設備機器毎、又は時間帯毎にロック
されるデータが管理される。
【0017】請求項3の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項1又は請求項2の発明において、データ
ロック判定手段が自動でデータをロックした場合は、そ
の旨を出力装置にアラーム出力するためのアラーム出力
手段を設けたものである。
【0018】請求項3の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、
伝送装置経由で取り込んだデータがロックパターンに当
てはまり、データロック判定手段でデータを自動でロッ
クした場合、アラーム出力手段は、その旨がオペレータ
に判るように出力装置にアラーム出力を行なう。
【0019】請求項4の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項1又は請求項2の発明において、データ
ロック判定手段により取り込んだデータがロックパター
ンに該当すると判定されたときは、その旨を出力装置に
アラーム出力するアラーム出力手段と、データロック判
定手段の自動でのデータロックに代えてオペレータの判
断により手動でアラーム出力されたデータをロックする
ための手動ロック設定手段とを備えたものである。
【0020】請求項4の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項1又は請求項2の発明の作用に加え、
伝送装置経由で取り込んだデータがロックパターンに当
てはまった場合には、データロック判定手段は自動でデ
ータのロックを行なわず、アラーム出力手段は、その旨
をオペレータに判るように出力装置にアラーム出力す
る。その後、手動ロック設定手段により、オペレータの
ロック要/不要の判断に基づいて手動でデータをロック
する。
【0021】請求項5の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項1乃至請求項4の発明において、データ
ロック後のロック解除条件を定めたロック解除パターン
を設定するためのロック解除パターン設定手段と、ロッ
ク解除パターンに基づいて自動でデータロックを解除す
るためのデータロック解除判定手段とを備えたものであ
る。
【0022】請求項5の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項1乃至請求項4の発明の作用に加え、
ロック解除パターン設定手段に設定されたロック解除パ
ターンに基づいて、データロック解除判定手段はデータ
ロック後のロック解除を自動で行う。
【0023】請求項6の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項5の発明において、データロック解除判
定手段によりデータのロック解除を自動で行なった場合
に、その旨を出力装置にアラーム出力するためのロック
解除アラーム出力手段を備えたものである。
【0024】請求項6の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項5の発明の作用に加え、データロック
後のロック解除パターンに当てはまりデータロック解除
判定手段がデータのロック解除を自動で行なった場合、
ロック解除アラーム出力手段は、その旨をオペレータに
判るように出力装置にアラーム出力を行う。
【0025】請求項7の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項5の発明において、データロック解除判
定手段により取り込んだデータがデータロック後のロッ
ク解除パターンに該当すると判断されたときは、その旨
を出力装置にアラーム出力するロック解除アラーム出力
手段と、データロック解除判定手段の自動でのデータロ
ック解除に代えてオペレータの判断により手動でアラー
ム出力されたデータロックを解除するための手動ロック
解除設定手段とを備えたものである。
【0026】請求項7の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項5の発明の作用に加え、データロック
後のロック解除パターンに当てはまった場合、データロ
ック解除判定手段は、自動でデータのロック解除を行な
わず、アラーム出力手段は、その旨をオペレータに判る
ように出力装置にアラーム出力する。その後、手動ロッ
ク解除設置手段により、オペレータのロック解除要/不
要の判断に基づいて、手動でデータのロック解除を行な
う。
【0027】請求項8の発明に係わる電力系統監視制御
装置は、請求項1乃至請求項7の発明において、取り込
んだデータがロックパターンに該当しデータロックが行
われたときは、そのロックしたデータをロックデータ保
存データに保存するロックデータ保存手段を備えたもの
である。
【0028】請求項8の発明に係わる電力系統監視制御
装置では、請求項1乃至請求項7の発明の作用に加え、
伝送装置経由で取り込んだデータがロックパターンに当
てはまり、データロック判定手段がデータをロックした
場合、ロックしたデータについては、ロックデータ保存
手段は、故障解析用として別エリアであるロックデータ
保存ファイルに保存する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第1の実施の形態は、図13に示し
た従来例に対し、取り込んだデータのロック条件を定め
たロックパターンを設定するためのロックパターン設定
手段15と、ロックパターン設定手段で設定されたロッ
クパターンを記憶するためのロックパターン設定テーブ
ル16と、取り込んだデータがロックパターン設定テー
ブル16に設定されたロックパターンに該当するか否か
を判定しそのロックパターンに該当するときは自動でそ
のデータをロックするデータロック判定手段17と、デ
ータロック判定手段17での演算に必要なデータを記憶
するデータパターン判定テーブル18とを追加して設け
たものである。その他の構成は、図13に示した従来例
と同一であるので、同一要素には同一符号を付しその説
明は省略する。
【0030】図1において、本発明の第1の実施の形態
では、電力系統監視制御装置6の内部に、何らかの原因
で異常な電力系統情報が伝送装置2より送られてきた場
合に備え、その異常データを所定の種別毎にロックする
ためのロック条件をロックパターン設定手段15に設定
する。そして、データロック判定手段17により、その
設定されたロック条件を用いて所定の種別毎にデータを
ロックする。
【0031】伝送装置2からの電力系統情報はデータ取
込み手段7にて取り込まれ、データ編集手段9にて保存
される。保存された電力系統情報はデータ表示手段11
にてCRT表示装置20に電力系統図として表示され、
またプリンタ19により事故情報の記録として印字され
る。
【0032】また、データ取込み手段7にて取り込まれ
たデータについては、データロック判定手段17にてデ
ータの妥当性チェックを行う。すなわち、データロック
判定手段17は、取り込んだデータがロックすべきデー
タなのか正常なデータなのかを判断し、ロックすべきデ
ータについてはCRT表示装置20及びプリンタ19に
表示出力されないように処理する。つまり、データロッ
ク判定手段17でのデータの妥当性チェックの判定結果
がロックすべきデータである場合には、そのデータを削
除する。
【0033】ロックパターン設定手段15は、予め所定
の種別毎のロックパターンが設定される。図2は、ロッ
クパターン設定手段15で設定されたロックパターン設
定テーブル16の説明図である。この図2のものは、所
定の種別として変電所毎のロックパターンが示されてい
る。すなわち、各々の変電所毎に状変ロック判定値yを
有している。このロックパターンに基づきデータの妥当
正チェックを行なうことになる。以下、所定の種別とし
て変電所毎のロックパターンを用いた場合について説明
する。
【0034】図3は、データロック判定テーブル18の
説明図である。データロック判定テーブル18は、デー
タロック判定手段15での演算に必要な情報を記憶する
ものであり、図3に示すように、データロック判定テー
ブル18には、データロックの判定結果である状変ロッ
ク実行中であるか否かを示すフラグと、途中経過を示す
状変一致カウンタxと、前回状変時刻とが保存されてい
る。
【0035】次に、図4はデータロック判定手段17の
動作を示すフローチャートである。データロック判定手
段17は、ロックパターン設定手段15にて設定された
ロック条件を用いて変電所毎にデータをロックする妥当
正チェックを行う。まず、ステップS1ではデータ取込
み手段7にて伝送装置2より取り込んだ当該状変データ
よりデータ取込み時刻及び変電所番号を取り出す。そし
て、ステップS2では当該変電所のデータロック判定テ
ーブル18より前回状変時刻を取り出す。
【0036】次に、ステップS3では、ステップS1で
取り出した取込み時刻である今回状変時刻とステップS
2で取り出した前回状変時刻とを比較し、時刻(時、
分、秒)が不一致であればステップS4に進み、現在同
一変電所で同一時刻に何回の状変データが発生している
かをカウントする状変一致カウンタを0クリアし、処理
を終了する。一方、ステップS4の判定で、時刻が一致
していればステップS5に進み、ステップS5で状変一
致カウンタを更新(+1)する。
【0037】そして、ステップS6ではデータロック判
定テーブル18の当該変電所の状態をチェックする。す
なわち、伝送装置2より送られてきた電力系統情報が既
に異常と判断した(状変ロック中)変電所より伝送され
たものでないかを、ステップS1にて取り出した変電所
番号より判断し、状変ロック中の変電所でなければステ
ップS7に進む。一方、状変ロック中の変電所のデータ
であればステップS8に進み、当該データを削除対象デ
ータとする。
【0038】ステップS7では、同一変電所で同一時刻
に何回以上の状変データが発生すればそれ以降のデータ
をロックするかを判断するために、ロックパターン設定
手段15にて設定された当該変電所の状変ロック判定値
yをロックパターン設定テーブル16より取り出す。
【0039】ステップS9ではステップS5で更新した
状変一致カウンタxとステップS7で取り出した状変ロ
ック判定値yとを比較し、状変ロック判定値オーバー
(x>y)と判定した場合はステップS10に進み、当
該変電所のデータロック判定テーブル16のフラグを状
変ロック中「1」とし、さらにステップS11に進み、
当該データを削除対象データとする。
【0040】このデータロック判定手段17の処理に
て、ロック(削除)対象あるいはロック非対象と判断さ
れたデータはデータ編集手段9に渡され、ロック非対象
のデータのみデータ編集手段9での編集後にデータ保存
ファイル10に保存される。
【0041】以上の説明では、変電所単位にデータをロ
ックするようにしたが、設備機器種別毎にデータをロッ
クするようにしても良い。例えば、ガス絶縁開閉装置
(GIS)では、関連するデータが非常に多く、その設
備機器単位に情報がまとめられて伝送されることが一般
的である。従って、そのように設備機器種別毎に、関連
するデータを同一種別として区分けする。
【0042】また、個別設備機器単位にデータをロック
するようにしても良い。例えば、個別の電力系統情報
は、コネクタを介して配電盤に個別機器単位に入力され
ているので、コネクタの接触不良発生時には、機器単位
で誤データが発生する恐れがある。そこで、個別設備機
器単位のデータとして区分けすることで、その誤データ
に対する処理が容易に行えるようになる。さらに、ある
時間毎にデータをロックするようにしても良い。例え
ば、電車線の送停電に関係する遮断器(54F)の動作
については、電車の終電や始発以外は動作するはずがな
く、ある決まった時間帯以外に故障トリップ以外で動作
した場合は、誤データとして区分けすることも可能であ
る。
【0043】以上述べたように、本発明の第1の実施の
形態に係わる電力系統監視制御装置によれば、何らかの
原因で多量の誤データが発生した場合も、予め状変のロ
ックパターンを設定しておくことにより、一定回数以上
の誤データを取り込んだ後は誤データが自動的にロック
される。このため、オペレータは誤データに注意を取ら
れることなく正しいデータ(情報)にて確実に運転が行
なえる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図5は本発明の第2の実施の形態を示すブロック構
成図である。この第2の実施の形態は、図1に示した第
1の実施の形態に対し、データロック判定手段17が自
動でデータをロックした場合は、その旨を出力装置28
にアラーム出力するためのアラーム出力手段21を追加
して設けたものである。その他の構成は、図1に示す第
1の実施形態と同一であるので、同一要素には同一符号
を付しその説明は省略する。
【0045】図5において、データロック判定手段17
により、取り込んだデータがロック対象のデータである
と判断された場合は、アラーム出力手段21にてCRT
表示装置20やプリンタ19等の出力装置28に対し、
データを自動でロックしたことをアラーム出力する。こ
れによって、第1の実施の形態の効果に加えて、オペレ
ータが一目でデータロックが行なわれたことが判断でき
る。
【0046】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図6は本発明の第3の実施の形態を示すブロック構
成図である。この第3の実施の形態は、図1に示した第
1の実施の形態に対し、データロック判定手段17によ
り取り込んだデータがロックパターンに該当すると判定
されたときは、その旨を出力装置28にアラーム出力す
るアラーム出力手段21と、データロック判定手段17
の自動でのデータロックに代えてオペレータの判断によ
り手動でアラーム出力されたデータをロックするための
手動ロック設定手段22とを備えたものである。その他
の構成は、図1に示す第1の実施形態と同一であるの
で、同一要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0047】図6において、データロック判定手段17
により、取り込んだデータがロック対象のデータと判断
された場合は、アラーム出力手段21にて、CRT表示
装置20やプリンタ19等の出力装置28にロック対象
データが発生したことが判るようにアラーム出力する。
その後、手動ロック設定手段22にてオペレータのロッ
ク要/不要の判断により手動でデータをロックする。こ
れによって、第1の実施の形態の効果に加え、オペレー
タの判断にてデータのロック/未ロックが設定できる。
【0048】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。図7は本発明の第4の実施の形態を示すブロック構
成図である。この第4の実施の形態は、図1に示した第
1の実施の形態に対し、データロック後のロック解除条
件を定めたロック解除パターン24を設定するためのロ
ック解除パターン設定手段23と、ロック解除パターン
に基づいて自動でデータロックを解除するためのデータ
ロック解除判定手段25とを追加して設けたものであ
る。その他の構成は、図1に示す第1の実施形態と同一
であるので、同一要素には同一符号を付しその説明は省
略する。
【0049】図7において、データロック判定手段17
により、取り込んだデータがロック対象のデータと判断
された場合は、そのままの状態では、その後のデータは
全て自動的にロックされる。そこで、ロック解除パター
ン設定手段23及びデータロック解除判定手段25に
て、図8に示すように、ロック解除条件を満足した場合
は、自動でデータのロック解除を行なう。
【0050】図8は、データロック解除判定手段25の
動作を示すフローチャートである。データロック解除判
定手段25は、ロック解除パターン設定手段23にて設
定されたロック解除条件を用いて変電所毎(所定の種別
毎)のデータロック解除の妥当性チェック処理を行う。
まず、ステップS1では、データ取込み手段7にて伝送
装置2より取り込んだ当該状変データよりデータ取込み
時刻及び変電所番号を取り出す。そして、ステップS2
に移り当該変電所のデータロック判定テーブル18より
前回状変時刻を取り出す。ステップS3では、ステップ
S1で取り出した今回状変時刻とステップS2で取り出
した前回状変時刻とを比較し、時刻不一致であればステ
ップS4に進む。一方、ステップ3の判定で時刻一致で
あれば処理を終了する。
【0051】次に、ステップS4ではデータロック判定
テーブル18の当該変電所の状態をチェックする。すな
わち、ステップS1で取り出した変電所番号より当該変
電所が状変ロック中であるかどうかをチェックし、状変
ロック中であればステップS5に進む。一方、ステップ
S4の判定で、ロック中でなければステップS9に進
む。ステップS5では、ステップS1で取り出した変電
所番号に対応した変電所の状変一致カウンタxをデータ
ロック判定テーブル18より取り出す。
【0052】そして、ステップS6では、同一変電所で
同一時刻に何回以内の状変であればデータロック解除と
するかを判断するため、ステップS1で取り出した変電
所番号に対応した変電所の状変ロック解除判定値zをロ
ック解除パターン設定テーブル24より取り出す。図9
は、ロック解除パターン設定テーブル24の説明図であ
り、ロック解除パターン設定テーブル24には変電所毎
(所定の種別毎)に状変ロック解除判定値zが記憶され
ている。
【0053】ステップS7では、ステップS5で取り出
した状変一致カウンタxとステップS6で取り出した状
変ロック解除判定値zとを比較し、状変一致カウンタx
が状変ロック解除判定値z以内(x≦z)であると判定
した場合はステップS8に進み、当該変電所のデータロ
ック判定テーブル18のフラグを「0」、すなわち状変
ロック未状態とする。最後にステップS9に進み、デー
タロック判定テーブル18の状変一致カウンタxを0ク
リアする。
【0054】このデータロック解除判定手段25により
データのロックが解除され、データ編集手段9にてデー
タがデータ保存ファイル10に再度保存されるようにな
る。これによって、第1の実施の形態の効果に加え、デ
ータのロック解除が自動的に行なわれる。また、この第
4の実施の形態に対して、第2の実施の形態で述べたア
ラーム出力手段21や、第3の実施の形態で述べたアラ
ーム出力手段21及び手動ロック設定手段22を追加し
て設けても良いことは言うまでもない。
【0055】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。図10は本発明の第5の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第5の実施の形態は、図7に示した
第4の実施の形態に対し、データロック解除判定手段2
5によりデータのロック解除を自動で行なった場合に、
その旨を出力装置28にアラーム出力するためのロック
解除アラーム出力手段29を追加して設けたものであ
る。その他の構成は、図7に示す第4の実施形態と同一
であるので、同一要素には同一符号を付しその説明は省
略する。
【0056】図10において、データロック解除判定手
段25によりデータのロック解除を自動で行なった場
合、ロック解除アラーム出力手段21にてCRT表示装
置20やプリンタ19等の出力装置28にデータのロッ
ク解除を自動で行なったことをアラーム出力する。これ
によって、第4の実施の形態の効果に加えて、オペレー
タが一目でロック解除が行なわれたことを判断できるよ
うになる。また、この第5の実施の形態に対して、第2
の実施の形態で述べたアラーム出力手段21や、第3の
実施の形態で述べたアラーム出力手段21及び手動ロッ
ク設定手段22を追加して設けても良いことは言うまで
もない。
【0057】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。図11は本発明の第6の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第6の実施の形態は、図7に示した
第4の実施の形態に対し、データロック解除判定手段2
5により取り込んだデータがデータロック後のロック解
除パターンに該当すると判断されたときは、その旨を出
力装置28にアラーム出力するロック解除アラーム出力
手段29と、データロック解除判定手段25の自動での
データロック解除に代えてオペレータの判断により手動
でアラーム出力されたデータロックを解除するための手
動ロック解除設定手段30とを設けたものである。その
他の構成は、図7に示す第4の実施形態と同一であるの
で、同一要素には同一符号を付しその説明は省略する。
【0058】図11において、データロック解除判定手
段25において、取り込んだデータがロック対象解除対
象と判断した場合は、ロック解除アラーム出力手段29
にてCRT表示装置20やプリンタ19等の出力装置2
8にロック解除対象データが発生したことが判るように
アラーム出力する。その後、手動ロック解除設定手段3
0にてオペレータのロック解除要/不要の判断により、
手動でデータのロック解除を行なう。これによって、第
4の実施の形態の効果に加え、オペレータの判断にてデ
ータのロック解除可否の判定ができるようになる。ま
た、この第6の実施の形態に対して、第2の実施の形態
で述べたアラーム出力手段21や、第3の実施の形態で
述べたアラーム出力手段21及び手動ロック設定手段2
2を追加して設けても良いことは言うまでもない。
【0059】次に、本発明の第7の実施の形態を説明す
る。図12は本発明の第7の実施の形態を示すブロック
構成図である。この第7の実施の形態は、図1に示した
第1の実施の形態に対し、取り込んだデータがロックパ
ターンに該当しデータロックが行われたときは、そのロ
ックしたデータをロックデータ保存データ27に保存す
るロックデータ保存手段26を追加して設けたものであ
る。その他の構成は、図1に示す第1の実施形態と同一
であるので、同一要素には同一符号を付しその説明は省
略する。
【0060】図12において、データロック判定手段1
7により、取り込んだデータがロック対象のデータと判
断した場合は、ロックデータ保存手段26にてロックデ
ータを別エリアであるロックデータ保存ファイル27に
保存する。これによって、第1の実施の形態の効果に加
え、後でロック対象データを解析することができるよう
になる。また、この第7の実施の形態に対して、第2の
実施の形態で述べたアラーム出力手段21や、第3の実
施の形態で述べたアラーム出力手段21及び手動ロック
設定手段22を追加して設けても良いことは言うまでも
ない。さらに、第4の実施の形態で述べたデータロック
解除判定手段25及びロック解除パターン設定手段2
3、第5の実施の形態で述べたロック解除アラーム出力
手段29、第6の実施の形態で述べたロック解除アラー
ム出力手段29及び手動ロック解除設定手段30を追加
して設けても良いことを言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上で述べたように、本発明によれば、
電力系統状態情報を出力装置を用いて監視制御する際
に、その取り込んだデータが正常か異常かの妥当性チェ
ックを行ない、異常と判定したデータについてはそのデ
ータをロック(削除)するので、一部の変電所の配電盤
や伝送装置子局等の異常により電力系統全般の監視制御
が不能となる要因を取り除くことが可能となる。従っ
て、早期に正常な運用が可能となり、オペレータの負担
を軽減できる。
【0062】このように、本発明では、偶発的な電力設
備の異常あるいは電力設備の増設に伴うハードやソフト
増設時に多量な誤データが発生した場合に、オペレータ
は誤データが発生している変電所や伝送装置子局の異常
系統の処理に注意を捕らわれることなく、系統運用全般
に注意を注ぐことができるので、オペレータの判断ミス
や操作ミスによる重大事故の発生を未然に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置を示すブロック構成図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置におけるロックパターン判定テーブルの説明
図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置におけるデータロック判定テーブルの説明
図。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置におけるデータロック判定手段の動作を示す
フローチャート。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置を示すブロック構成図。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置を示すブロック構成図。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置を示すブロック構成図。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置におけるデータロック解除判定手段の動作を
示すフローチャート。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係わる電力系統監
視制御装置におけるロック解除パターン判定テーブルの
説明図。
【図10】本発明の第5の実施の形態に係わる電力系統
監視制御装置を示すブロック構成図。
【図11】本発明の第6の実施の形態に係わる電力系統
監視制御装置を示すブロック構成図。
【図12】本発明の第7の実施の形態に係わる電力系統
監視制御装置を示すブロック構成図。
【図13】従来の電力系統監視制御装置を示すブロック
図。
【図14】取込み状変データの説明図。
【図15】現在時刻テーブルの説明図。
【符号の説明】
1 電力系統 2 伝送装置 3 配電盤 4 伝送装置子局 5 伝送装置親局 6 電力系統監視制御装置 7 データ取込み手段 8 取込み状変データ 9 データ編集手段 10 データ保存ファイル 11 データ表示手段 12 内部時計機構 13 時刻取込み手段 14 現在時刻テーブル 15 ロックパターン設定手段 16 ロックパターン設定テーブル 17 データロック判定手段 18 データロック判定テーブル 19 プリンタ 20 CRT表示装置 21 アラーム出力手段/ロック解除アラーム出力手段 22 手動ロック設定手段/手動ロック解除設定手段 23 ロック解除パターン設定手段 24 ロック解除パターン設定テーブル 25 データロック解除判定手段 26 ロックデータ保存手段 27 ロックデータ保存ファイル 28 出力装置 29 ロック解除アラーム出力手段 30 手動ロック解除設定手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統を構成する各設備機器の電力系
    統情報を伝送装置を経由して取り込むデータ取込み手段
    と、前記データ取込み手段で取り込んだデータを編集保
    存するデータ編集手段と、前記データ編集手段で編集保
    存したデータを電力系統情報として出力装置に表示出力
    するためのデータ表示手段とを備えた電力系統監視制御
    装置において、前記取り込んだデータのロック条件を定
    めたロックパターンを設定するためのロックパターン設
    定手段と、前記取り込んだデータが前記ロックパターン
    設定手段に設定されたロックパターンに該当するか否か
    を判定し前記ロックパターンに該当するときは自動でそ
    のデータをロックするデータロック判定手段とを備えた
    ことを特徴とする電力系統監視制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ロックパターン設定手段に設定され
    るロックパターンは、変電所毎のロックパターン、設備
    機器種別毎のロックパターン、個別設備機器毎のロック
    パターン、又は時間帯毎のロックパターンであることを
    特徴とする請求項1に記載の電力系統監視制御装置。
  3. 【請求項3】 前記データロック判定手段が自動でデー
    タをロックした場合は、その旨を前記出力装置にアラー
    ム出力するためのアラーム出力手段を設けたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の電力系統監視制御
    装置。
  4. 【請求項4】 前記データロック判定手段により前記取
    り込んだデータが前記ロックパターンに該当すると判定
    されたときは、その旨を前記出力装置にアラーム出力す
    るアラーム出力手段と、前記データロック判定手段の自
    動でのデータロックに代えてオペレータの判断により手
    動で前記アラーム出力されたデータをロックするための
    手動ロック設定手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項2に記載の電力系統監視制御装置。
  5. 【請求項5】 前記データロック後のロック解除条件を
    定めたロック解除パターンを設定するためのロック解除
    パターン設定手段と、前記ロック解除パターンに基づい
    て自動で前記データロックを解除するためのデータロッ
    ク解除判定手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4に記載の電力系統監視制御装置。
  6. 【請求項6】 前記データロック解除判定手段によりデ
    ータのロック解除を自動で行なった場合に、その旨を出
    力装置にアラーム出力するためのロック解除アラーム出
    力手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載の電力
    系統監視制御装置。
  7. 【請求項7】 前記データロック解除判定手段により前
    記取り込んだデータが前記データロック後のロック解除
    パターンに該当すると判断されたときは、その旨を前記
    出力装置にアラーム出力するロック解除アラーム出力手
    段と、前記データロック解除判定手段の自動でのデータ
    ロック解除に代えてオペレータの判断により手動で前記
    アラーム出力されたデータロックを解除するための手動
    ロック解除設定手段とを備えたことを特徴とする請求項
    5に記載の電力系統監視制御装置。
  8. 【請求項8】 前記取り込んだデータが前記ロックパタ
    ーンに該当し前記データロックが行われたときは、その
    ロックしたデータをロックデータ保存データに保存する
    ロックデータ保存手段を備えたことを特徴とする請求項
    1乃至請求項7に記載の電力系統監視制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011012A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力系統監視制御システムおよび多量状変処理方法
JP2010166725A (ja) * 2009-01-16 2010-07-29 Toshiba Corp 電力系統保護制御システム

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JP2009011012A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力系統監視制御システムおよび多量状変処理方法
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