JPH10201203A - 直流機、整流子片、及び、ブラシ - Google Patents
直流機、整流子片、及び、ブラシInfo
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- JPH10201203A JPH10201203A JP656097A JP656097A JPH10201203A JP H10201203 A JPH10201203 A JP H10201203A JP 656097 A JP656097 A JP 656097A JP 656097 A JP656097 A JP 656097A JP H10201203 A JPH10201203 A JP H10201203A
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- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
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Abstract
(57)【要約】
【課題】整流子に摺接するブラシの振動を確実に抑制す
るとともに、部品点数、組み付け工数を低減することが
できる直流機、整流子片、及び、ブラシを提供する。 【解決手段】直流機1には、摺動面3aを凹設した整流
子3と、該整流子3の凹設した摺動面3aに嵌合して摺
接するブラシ8とが備えられる。そして、整流子3の回
転時において、ブラシ8は整流子3の凹設した摺動面3
aに沿って摺動する。
るとともに、部品点数、組み付け工数を低減することが
できる直流機、整流子片、及び、ブラシを提供する。 【解決手段】直流機1には、摺動面3aを凹設した整流
子3と、該整流子3の凹設した摺動面3aに嵌合して摺
接するブラシ8とが備えられる。そして、整流子3の回
転時において、ブラシ8は整流子3の凹設した摺動面3
aに沿って摺動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は直流機に係り、詳し
くは、ブラシを整流子に対して安定した状態で摺接させ
る直流機、該直流機に使用される整流子片、及び、該直
流機に使用されるブラシに関するものである。
くは、ブラシを整流子に対して安定した状態で摺接させ
る直流機、該直流機に使用される整流子片、及び、該直
流機に使用されるブラシに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来の直流機を示す。収容ケー
ス51内部に回転可能に支持された回転軸52には、円
筒形状の整流子53が固着されている。又、該ケース5
1には、ブラシホルダ54の基端部54aが固定されて
いる。ブラシホルダ54には、その先端寄りに板状の板
ばね片55が形成されている。この板ばね片55には、
整流子53に摺接するブラシ56が取着されている。板
ばね片55は、組み付け時において、図5に2点鎖線で
示した位置から弾性力に抗して配置される。つまり、こ
の板ばね片55に取着されたブラシ56は、その弾性力
によって整流子53に圧接される。
ス51内部に回転可能に支持された回転軸52には、円
筒形状の整流子53が固着されている。又、該ケース5
1には、ブラシホルダ54の基端部54aが固定されて
いる。ブラシホルダ54には、その先端寄りに板状の板
ばね片55が形成されている。この板ばね片55には、
整流子53に摺接するブラシ56が取着されている。板
ばね片55は、組み付け時において、図5に2点鎖線で
示した位置から弾性力に抗して配置される。つまり、こ
の板ばね片55に取着されたブラシ56は、その弾性力
によって整流子53に圧接される。
【0003】ここで、板ばね片55が形成された部分の
ブラシホルダ54は、整流子53に対してブラシ56を
圧接する方向に弾性力を発生させる構造のために、回転
軸52の軸線方向に対して剛性を増すことができない。
従って、ブラシホルダ54の板ばね片55部分におい
て、回転軸52の軸線方向に振動が発生してしまう。そ
こで、板ばね片55には、その振動を抑制するために防
振ゴム57が接着剤等によって貼り付けられている。そ
して、この防振ゴム57によって、板ばね片55の振動
を吸収し、この振動に基づくブラシホルダ54からの騒
音が低減されている。
ブラシホルダ54は、整流子53に対してブラシ56を
圧接する方向に弾性力を発生させる構造のために、回転
軸52の軸線方向に対して剛性を増すことができない。
従って、ブラシホルダ54の板ばね片55部分におい
て、回転軸52の軸線方向に振動が発生してしまう。そ
こで、板ばね片55には、その振動を抑制するために防
振ゴム57が接着剤等によって貼り付けられている。そ
して、この防振ゴム57によって、板ばね片55の振動
を吸収し、この振動に基づくブラシホルダ54からの騒
音が低減されている。
【0004】又、実開平2−14311号公報に記載の
直流機も上記同様に、整流子に摺接するブラシが取着さ
れたブラシ板に対して導電性ゴムが貼り付けられ、該ゴ
ムによってブラシ板の振動の吸収がなされている。
直流機も上記同様に、整流子に摺接するブラシが取着さ
れたブラシ板に対して導電性ゴムが貼り付けられ、該ゴ
ムによってブラシ板の振動の吸収がなされている。
【0005】又、実公昭63−137568号公報に記
載の直流機も上記同様に、板状のブラシに紫外線硬化樹
脂が取着され、該樹脂にてブラシの振動の吸収がなされ
ている。
載の直流機も上記同様に、板状のブラシに紫外線硬化樹
脂が取着され、該樹脂にてブラシの振動の吸収がなされ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した直
流機の使用時において、整流子53とブラシ56との間
には摺接摩擦によって熱が発生し、この熱がブラシ53
を取着するブラシホルダ54に伝導する。この熱によっ
て、防振ゴム57は、熱硬化及びブラシホルダ54から
剥離する問題があり、長期に亘り該ホルダ54の振動を
吸収できない虞がある。そのため、防振ゴム57及びゴ
ム57を貼り付けるための接着剤は、耐熱性の高い材料
が要求される。従って、防振ゴム57及び接着剤を耐熱
性の高い材料で形成するのは、直流機のコスト高につな
がる。又、防振ゴム57を使用する分の部品点数、組み
付け工数等が増加する問題がある。又、これらの問題点
は、実開平2−14311号公報及び実公昭63−13
7568号公報についても同様である。
流機の使用時において、整流子53とブラシ56との間
には摺接摩擦によって熱が発生し、この熱がブラシ53
を取着するブラシホルダ54に伝導する。この熱によっ
て、防振ゴム57は、熱硬化及びブラシホルダ54から
剥離する問題があり、長期に亘り該ホルダ54の振動を
吸収できない虞がある。そのため、防振ゴム57及びゴ
ム57を貼り付けるための接着剤は、耐熱性の高い材料
が要求される。従って、防振ゴム57及び接着剤を耐熱
性の高い材料で形成するのは、直流機のコスト高につな
がる。又、防振ゴム57を使用する分の部品点数、組み
付け工数等が増加する問題がある。又、これらの問題点
は、実開平2−14311号公報及び実公昭63−13
7568号公報についても同様である。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、整流子に摺接するブ
ラシの振動を確実に抑制するとともに、部品点数、組み
付け工数を低減することができる直流機、整流子片、及
び、ブラシを提供することにある。
されたものであって、その目的は、整流子に摺接するブ
ラシの振動を確実に抑制するとともに、部品点数、組み
付け工数を低減することができる直流機、整流子片、及
び、ブラシを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、摺動面を凹設した整流子
と、前記整流子の凹設した摺動面に嵌合して摺接するブ
ラシとを備えたことを要旨とする。
め、請求項1に記載の発明は、摺動面を凹設した整流子
と、前記整流子の凹設した摺動面に嵌合して摺接するブ
ラシとを備えたことを要旨とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の直流機において、前記整流子の凹設した摺動面は、断
面V字状に形成したことを要旨とする。請求項3に記載
の発明は、長手方向の内側から両端に向かって内側部分
よりも両端部分が厚み方向に突出するように形成した摺
動面を有することを要旨とする。
の直流機において、前記整流子の凹設した摺動面は、断
面V字状に形成したことを要旨とする。請求項3に記載
の発明は、長手方向の内側から両端に向かって内側部分
よりも両端部分が厚み方向に突出するように形成した摺
動面を有することを要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、厚み方向に対し
て直交する方向の両端から内側に向かって両端部分より
も内側部分が厚み方向に、且つ、摺動方向に突出するよ
うに形成した摺動面を有することを要旨とする。
て直交する方向の両端から内側に向かって両端部分より
も内側部分が厚み方向に、且つ、摺動方向に突出するよ
うに形成した摺動面を有することを要旨とする。
【0011】従って、請求項1に記載の発明によれば、
ブラシは、整流子の凹設した摺動面に嵌合して摺接す
る。従って、整流子に対してブラシを位置決めすること
ができるため、ブラシの振動を確実に抑制することがで
きる。
ブラシは、整流子の凹設した摺動面に嵌合して摺接す
る。従って、整流子に対してブラシを位置決めすること
ができるため、ブラシの振動を確実に抑制することがで
きる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、整流子の
凹設した摺動面は、断面V字状に形成される。従って、
整流子の摺動面及び該摺動面に嵌合して摺接するブラシ
には複雑な曲面はなく、その形成を容易にすることがで
きる。
凹設した摺動面は、断面V字状に形成される。従って、
整流子の摺動面及び該摺動面に嵌合して摺接するブラシ
には複雑な曲面はなく、その形成を容易にすることがで
きる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、整流子片
は、長手方向の内側から両端に向かって内側部分よりも
両端部分が厚み方向に突出するように形成した摺動面を
有する。従って、各整流子片を備えた整流子の摺動面を
凹設することができる。
は、長手方向の内側から両端に向かって内側部分よりも
両端部分が厚み方向に突出するように形成した摺動面を
有する。従って、各整流子片を備えた整流子の摺動面を
凹設することができる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、ブラシ
は、厚み方向に対して直交する方向の両端から内側に向
かって両端部分よりも内側部分が厚み方向に、且つ、摺
動方向に突出するように形成した摺動面を有する。従っ
て、凹設された摺動面を有する整流子に嵌合して摺接す
ることができる。
は、厚み方向に対して直交する方向の両端から内側に向
かって両端部分よりも内側部分が厚み方向に、且つ、摺
動方向に突出するように形成した摺動面を有する。従っ
て、凹設された摺動面を有する整流子に嵌合して摺接す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、ブラシ
を有する直流機を示す。直流機1の収容ケース2内部に
は、整流子3を装着したロータ4の回転軸4aがベアリ
ング5を介して回転可能に支持されている。この整流子
3は、その軸線方向の両端から中心に向かって徐々に径
が小さくなる所謂鼓型に形成されている。つまり、整流
子3には、断面略V字状の摺動面としてのガイド溝3a
が周方向に形成されている。収容ケース2の内周面に
は、ロータ4を回転させるための磁界を発生する複数個
のマグネット6が固着されている。収容ケース2の一側
には、板状のブラシホルダ7の基端部が固定されてい
る。ブラシホルダ7は、幅方向を直流機1の軸線方向と
平行となるように配置されている。
一形態を図1〜図3に従って説明する。図1は、ブラシ
を有する直流機を示す。直流機1の収容ケース2内部に
は、整流子3を装着したロータ4の回転軸4aがベアリ
ング5を介して回転可能に支持されている。この整流子
3は、その軸線方向の両端から中心に向かって徐々に径
が小さくなる所謂鼓型に形成されている。つまり、整流
子3には、断面略V字状の摺動面としてのガイド溝3a
が周方向に形成されている。収容ケース2の内周面に
は、ロータ4を回転させるための磁界を発生する複数個
のマグネット6が固着されている。収容ケース2の一側
には、板状のブラシホルダ7の基端部が固定されてい
る。ブラシホルダ7は、幅方向を直流機1の軸線方向と
平行となるように配置されている。
【0016】ブラシホルダ7は、図2(a),(b)に
示すように、その先端部に前記整流子3に摺接するブラ
シ8が取着されている。このブラシ8は、整流子3に形
成されたガイド溝3aに嵌合すべく該溝3aに対応し
て、その先端部分が軸線方向の両端から中心に向かって
厚み方向、即ちブラシホルダ7と離間する方向に徐々に
突出する突出部8aが形成されている。又、ブラシホル
ダ7は、組み付け時において、図2(a)に2点鎖線で
示した位置から弾性力に抗して撓んだ状態で配置され
る。即ち、該ホルダ7は、板ばねの機能も有し、その付
勢力によってブラシ8を整流子3に対して圧接する。そ
して、ブラシ8は、ガイド溝3aによって軸線方向への
移動が規制され、整流子3の回転時においては、該溝3
aに沿って確実にブラシ8の摺動面8bが摺接するよう
になっている。
示すように、その先端部に前記整流子3に摺接するブラ
シ8が取着されている。このブラシ8は、整流子3に形
成されたガイド溝3aに嵌合すべく該溝3aに対応し
て、その先端部分が軸線方向の両端から中心に向かって
厚み方向、即ちブラシホルダ7と離間する方向に徐々に
突出する突出部8aが形成されている。又、ブラシホル
ダ7は、組み付け時において、図2(a)に2点鎖線で
示した位置から弾性力に抗して撓んだ状態で配置され
る。即ち、該ホルダ7は、板ばねの機能も有し、その付
勢力によってブラシ8を整流子3に対して圧接する。そ
して、ブラシ8は、ガイド溝3aによって軸線方向への
移動が規制され、整流子3の回転時においては、該溝3
aに沿って確実にブラシ8の摺動面8bが摺接するよう
になっている。
【0017】従って、前記ブラシ8を取着するブラシホ
ルダ7は、整流子3の回転に伴う軸線方向への振動がな
く、該ホルダ7からの騒音は確実に抑制される。又、上
記したように構成すると、整流子3に対するブラシ8の
摺接面積は、一般的な円筒形の整流子に摺接する同じ断
面積のブラシの摺接面積と比較して大きいためにブラシ
8の電流密度が小さくなり、ブラシ8と整流子3との接
触電圧降下を低減できる。その結果、直流機1の効率を
向上することができる。
ルダ7は、整流子3の回転に伴う軸線方向への振動がな
く、該ホルダ7からの騒音は確実に抑制される。又、上
記したように構成すると、整流子3に対するブラシ8の
摺接面積は、一般的な円筒形の整流子に摺接する同じ断
面積のブラシの摺接面積と比較して大きいためにブラシ
8の電流密度が小さくなり、ブラシ8と整流子3との接
触電圧降下を低減できる。その結果、直流機1の効率を
向上することができる。
【0018】尚、前記ガイド溝3aは、整流子の外周面
に加工具を当てて切削し、該整流子の外周の真円度を向
上させる一般的な切削加工具(図示しない)を使用する
ことによって比較的簡単に形成される。ちなみに、前記
整流子3は、回転軸4aに固着された絶縁材料よりなる
円筒形の整流子本体3bと、該本体3bの外周面に固着
された複数個の整流子片S1〜Snとから構成される。
そして、回転する整流子3の外周面に加工具を当て、該
加工具を整流子3の軸線方向の一端から他端に向かって
軸線方向と平行な方向に移送する動きに加えて、整流子
3の軸線方向の一端から中心まで該加工具を軸心方向に
徐々に移送させ、軸線方向の中心を過ぎると該加工具を
軸心方向と離反する方向に徐々に移送させることによっ
て、該整流子3の各整流子片S1〜Snに対してガイド
溝3aが形成される。
に加工具を当てて切削し、該整流子の外周の真円度を向
上させる一般的な切削加工具(図示しない)を使用する
ことによって比較的簡単に形成される。ちなみに、前記
整流子3は、回転軸4aに固着された絶縁材料よりなる
円筒形の整流子本体3bと、該本体3bの外周面に固着
された複数個の整流子片S1〜Snとから構成される。
そして、回転する整流子3の外周面に加工具を当て、該
加工具を整流子3の軸線方向の一端から他端に向かって
軸線方向と平行な方向に移送する動きに加えて、整流子
3の軸線方向の一端から中心まで該加工具を軸心方向に
徐々に移送させ、軸線方向の中心を過ぎると該加工具を
軸心方向と離反する方向に徐々に移送させることによっ
て、該整流子3の各整流子片S1〜Snに対してガイド
溝3aが形成される。
【0019】すると、図3に示すように、整流子3に備
えられる複数個の整流子片S1〜Snは、軸線方向(図
3において上下方向)の中心に向かって、その幅が狭く
なる形状となる。従って、整流子3の回転時において、
ブラシ8が今当接している整流子片S1から次の整流子
片S2に移るとき、該ブラシ8は、次の整流子片S2に
軸線方向の中心から両端に向かって徐々に当接してい
く。このように、ブラシ8を次の整流子片に徐々に当接
させると、ブラシ8と整流子3とによる整流作用が向上
される。
えられる複数個の整流子片S1〜Snは、軸線方向(図
3において上下方向)の中心に向かって、その幅が狭く
なる形状となる。従って、整流子3の回転時において、
ブラシ8が今当接している整流子片S1から次の整流子
片S2に移るとき、該ブラシ8は、次の整流子片S2に
軸線方向の中心から両端に向かって徐々に当接してい
く。このように、ブラシ8を次の整流子片に徐々に当接
させると、ブラシ8と整流子3とによる整流作用が向上
される。
【0020】図1〜図3は、整流子3のガイド溝3aの
理解を容易にするために若干誇張して表現している。ち
なみに、本実施の形態では、各整流子片S1〜Snの軸
線方向の長さは約10mm、各整流子片S1〜Snの厚
みは約1mm、ガイド溝3aの谷部の深さは約0.5m
mである。尚、整流子片S1〜Snの軸線方向の長さ及
び厚み、ガイド溝3aの谷部の深さは、これらの寸法に
限定されるものではない。
理解を容易にするために若干誇張して表現している。ち
なみに、本実施の形態では、各整流子片S1〜Snの軸
線方向の長さは約10mm、各整流子片S1〜Snの厚
みは約1mm、ガイド溝3aの谷部の深さは約0.5m
mである。尚、整流子片S1〜Snの軸線方向の長さ及
び厚み、ガイド溝3aの谷部の深さは、これらの寸法に
限定されるものではない。
【0021】上記したように、本実施の形態によれば、
以下の特徴を有する。 (1)ブラシ8は、整流子3に形成されたガイド溝3a
によって軸線方向への移動が規制され、該整流子3の回
転時にはガイド溝3aに沿って摺接する。従って、ブラ
シ8を取着するブラシホルダ7は、整流子3の回転に伴
う軸線方向への振動がなく、該ホルダ7からの騒音を確
実に抑制することができる。
以下の特徴を有する。 (1)ブラシ8は、整流子3に形成されたガイド溝3a
によって軸線方向への移動が規制され、該整流子3の回
転時にはガイド溝3aに沿って摺接する。従って、ブラ
シ8を取着するブラシホルダ7は、整流子3の回転に伴
う軸線方向への振動がなく、該ホルダ7からの騒音を確
実に抑制することができる。
【0022】又、整流子3に対するブラシ8の摺接面積
が、一般的な円筒形の整流子に摺接する同じ断面積のブ
ラシの摺接面積と比較して大きくすることができるため
にブラシ8の電流密度が小さくなり、ブラシ8と整流子
3との接触電圧降下を低減できる。その結果、直流機1
の効率を向上することができる。
が、一般的な円筒形の整流子に摺接する同じ断面積のブ
ラシの摺接面積と比較して大きくすることができるため
にブラシ8の電流密度が小さくなり、ブラシ8と整流子
3との接触電圧降下を低減できる。その結果、直流機1
の効率を向上することができる。
【0023】(2)整流子3に備えられる各整流子片S
1〜Snの幅は、そのガイド溝3aの谷部に向かってほ
ど狭く形成され、整流子3の回転時において、該ブラシ
8は、今当接している整流子片から次の整流子片に摺接
する際徐々に当接する。従って、ブラシ8が次の整流子
片に徐々に当接していくことによって、該ブラシ8と整
流子3とによる整流作用を向上することができる。
1〜Snの幅は、そのガイド溝3aの谷部に向かってほ
ど狭く形成され、整流子3の回転時において、該ブラシ
8は、今当接している整流子片から次の整流子片に摺接
する際徐々に当接する。従って、ブラシ8が次の整流子
片に徐々に当接していくことによって、該ブラシ8と整
流子3とによる整流作用を向上することができる。
【0024】(3)ガイド溝3aは、断面略V字状に形
成される。従って、ガイド溝3a及びガイド溝3aに嵌
合するブラシ8の突出部8aには複雑な曲面がなく、そ
の形成を容易にすることができる。
成される。従って、ガイド溝3a及びガイド溝3aに嵌
合するブラシ8の突出部8aには複雑な曲面がなく、そ
の形成を容易にすることができる。
【0025】尚、実施形態は上記に限定されることはな
く、次のように変更してもよい。 (1)上記実施の形態では、鼓型の整流子3を使用し、
該整流子3のガイド溝3aにブラシ8の突出部8aを嵌
合させるようにしたが、整流子3の回転時においてブラ
シ8を位置決めすべくブラシ8の軸線方向への移動を規
制できれば、整流子3及びブラシ8の形状はこれに限定
されるものではない。例えば、図4に示すように、回転
軸4aにフランジ状に固定された円盤状の整流子9を使
用し、該整流子9の中心から所定の半径で摺動面として
のガイド溝9aを形成し、該溝9aに対してブラシホル
ダ10に取着したブラシ11の厚み方向に突出する突出
部11aを嵌合させようにしてもよい。このように構成
すると、整流子9が円盤状であっても、その回転時にお
いてブラシ11はガイド溝9aに沿ってブラシ11の摺
動面11bが摺動するため、該ブラシ11の径方向の移
動が規制される。つまり、該ブラシ11を支持するブラ
シホルダ10の振動は抑制される。尚、ガイド溝9a
は、円盤状の整流子本体9bに各整流子片S1〜Snを
固着した状態で整流子9を回転させ、各整流子片S1〜
Snの表面に加工具を当てて切削して形成される。
く、次のように変更してもよい。 (1)上記実施の形態では、鼓型の整流子3を使用し、
該整流子3のガイド溝3aにブラシ8の突出部8aを嵌
合させるようにしたが、整流子3の回転時においてブラ
シ8を位置決めすべくブラシ8の軸線方向への移動を規
制できれば、整流子3及びブラシ8の形状はこれに限定
されるものではない。例えば、図4に示すように、回転
軸4aにフランジ状に固定された円盤状の整流子9を使
用し、該整流子9の中心から所定の半径で摺動面として
のガイド溝9aを形成し、該溝9aに対してブラシホル
ダ10に取着したブラシ11の厚み方向に突出する突出
部11aを嵌合させようにしてもよい。このように構成
すると、整流子9が円盤状であっても、その回転時にお
いてブラシ11はガイド溝9aに沿ってブラシ11の摺
動面11bが摺動するため、該ブラシ11の径方向の移
動が規制される。つまり、該ブラシ11を支持するブラ
シホルダ10の振動は抑制される。尚、ガイド溝9a
は、円盤状の整流子本体9bに各整流子片S1〜Snを
固着した状態で整流子9を回転させ、各整流子片S1〜
Snの表面に加工具を当てて切削して形成される。
【0026】(2)上記実施の形態では、ブラシホルダ
7を板状に形成し、該ホルダ7の撓みを利用してブラシ
8を整流子3に対して付勢するようにしたが、これに限
定されるものではなく、例えば、特別にブラシ8を整流
子3に対して付勢する弾性部材を備えたブラシホルダを
用いてもよい。
7を板状に形成し、該ホルダ7の撓みを利用してブラシ
8を整流子3に対して付勢するようにしたが、これに限
定されるものではなく、例えば、特別にブラシ8を整流
子3に対して付勢する弾性部材を備えたブラシホルダを
用いてもよい。
【0027】(3)上記実施の形態では、ブラシホルダ
7の基端部を収容ケース2に固定したが、他の部材に該
ホルダ7を固定してもよい。 (4)上記実施の形態では、ガイド溝3aを円筒形の整
流子本体3bに各整流子片S1〜Snを固着した状態で
整流子3を回転させ、各整流子片S1〜Snの表面に加
工具を当てて切削して形成したが、整流子本体に整流子
片を固着するよりも前に予めV字状のガイド溝3aに相
当する溝を形成し、該溝が形成された整流子本体に対し
てV字状に屈曲形成された各整流子片を固着して前記ガ
イド溝3aを形成してもよい。
7の基端部を収容ケース2に固定したが、他の部材に該
ホルダ7を固定してもよい。 (4)上記実施の形態では、ガイド溝3aを円筒形の整
流子本体3bに各整流子片S1〜Snを固着した状態で
整流子3を回転させ、各整流子片S1〜Snの表面に加
工具を当てて切削して形成したが、整流子本体に整流子
片を固着するよりも前に予めV字状のガイド溝3aに相
当する溝を形成し、該溝が形成された整流子本体に対し
てV字状に屈曲形成された各整流子片を固着して前記ガ
イド溝3aを形成してもよい。
【0028】上記実施の各形態から把握できる請求項以
外の技術思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (イ)ブラシが嵌合して摺接すべく該ブラシの摺動面を
凹設したことを特徴とする整流子。このように構成すれ
ば、整流子に対してブラシを位置決めすることができる
ため、ブラシの振動を確実に抑制することができる。
外の技術思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (イ)ブラシが嵌合して摺接すべく該ブラシの摺動面を
凹設したことを特徴とする整流子。このように構成すれ
ば、整流子に対してブラシを位置決めすることができる
ため、ブラシの振動を確実に抑制することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
整流子に摺接するブラシの振動を確実に抑制するととも
に、部品点数、組み付け工数を低減することができる直
流機、整流子片、及び、ブラシを提供することができ
る。
整流子に摺接するブラシの振動を確実に抑制するととも
に、部品点数、組み付け工数を低減することができる直
流機、整流子片、及び、ブラシを提供することができ
る。
【図1】 本実施の形態における直流機の断面図。
【図2】 (a)は、整流子に対するブラシの摺接状態
を示す斜視図。(b)は、ブラシの拡大斜視図。
を示す斜視図。(b)は、ブラシの拡大斜視図。
【図3】 整流子に対するブラシの摺接状態を示す説明
図。
図。
【図4】 別例の整流子に対するブラシの摺接状態を示
す斜視図。
す斜視図。
【図5】 従来の直流機の要部断面図。
3,9…整流子、3a,9a…摺動面としてのガイド
溝、8,11…ブラシ、8b,11b…摺動面。
溝、8,11…ブラシ、8b,11b…摺動面。
Claims (4)
- 【請求項1】 摺動面(3a,9a)を凹設した整流子
(3,9)と、 前記整流子(3,9)の凹設した摺動面(3a,9a)
に嵌合して摺接するブラシ(8,11)とを備えたこと
を特徴とする直流機。 - 【請求項2】 請求項1に記載の直流機において、 前記整流子(3,9)の凹設した摺動面(3a,9a)
は、断面V字状に形成したことを特徴とする直流機。 - 【請求項3】 長手方向の内側から両端に向かって内側
部分よりも両端部分が厚み方向に突出するように形成し
た摺動面(3a,9a)を有することを特徴とする整流
子片。 - 【請求項4】 厚み方向に対して直交する方向の両端か
ら内側に向かって両端部分よりも内側部分が厚み方向
に、且つ、摺動方向に突出するように形成した摺動面
(8b,11b)を有することを特徴とするブラシ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP656097A JPH10201203A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 直流機、整流子片、及び、ブラシ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP656097A JPH10201203A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 直流機、整流子片、及び、ブラシ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10201203A true JPH10201203A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=11641725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP656097A Pending JPH10201203A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 直流機、整流子片、及び、ブラシ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10201203A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7719158B2 (en) * | 2006-01-17 | 2010-05-18 | Ltn Servotechnik Gmbh | Slip-ring brush and slip-ring unit equipped with such a slip-ring brush |
| JP2021139693A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 株式会社ミクニ | ポジションセンサ、及びポジションセンサの製造方法 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP656097A patent/JPH10201203A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7719158B2 (en) * | 2006-01-17 | 2010-05-18 | Ltn Servotechnik Gmbh | Slip-ring brush and slip-ring unit equipped with such a slip-ring brush |
| JP2021139693A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 株式会社ミクニ | ポジションセンサ、及びポジションセンサの製造方法 |
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