JPH10201286A - モータ駆動装置 - Google Patents

モータ駆動装置

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JPH10201286A
JPH10201286A JP8358711A JP35871196A JPH10201286A JP H10201286 A JPH10201286 A JP H10201286A JP 8358711 A JP8358711 A JP 8358711A JP 35871196 A JP35871196 A JP 35871196A JP H10201286 A JPH10201286 A JP H10201286A
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JP
Japan
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voltage
motor
rotation speed
full
rectified
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Application number
JP8358711A
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English (en)
Inventor
Yoriyuki Takegawa
順之 武川
Nobukazu Takagi
伸和 高木
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P27/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage
    • H02P27/04Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage
    • H02P27/06Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using DC to AC converters or inverters
    • H02P27/08Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by the kind of supply voltage using variable-frequency supply voltage, e.g. inverter or converter supply voltage using DC to AC converters or inverters with pulse width modulation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P23/00Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
    • H02P23/0077Characterised by the use of a particular software algorithm

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PWM制御に起因するモータの鉄損を低減
し、モータの効率向上を図る。 【解決手段】 整流手段10によって整流された直流電
圧が、回転速度情報に応じたPWM制御を介してモータ
の駆動巻線1〜3に供給される。整流手段10は、モー
タが所定回転数以下の場合には全波整流を行ない、モー
タが所定回転数以上になることで倍電圧整流を行なうよ
うに、コントロールユニット11によってスイッチング
手段14が制御される。所定回転数以下では、全波整流
による低い電圧が供給されるので、PWM制御に起因す
るモータ電流の変化が小さくなり、鉄損を低減すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電圧を回転速
度情報に応じたPWM(Pulse Width Modulation)制御を
介してモータに印加することによってモータを駆動する
モータ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のモータ駆動装置の一例として、
DCブラシレスモータの駆動装置が知られている。これ
は、周知のように、直流電源を、コミュテータを構成す
る三相ブリッジ接続の6個のスイッチング素子を介し
て、三相Y結線されたモータの駆動巻線に印加するよう
にしたものである。各スイッチング素子は、モータの永
久磁石ロータの位置検出に基づいて例えばモータの駆動
巻線に誘起される誘起電圧に基づいて与えられる転流制
御信号によってオン/オフされ、これにより、モータ電
流の転流が行なわれて永久磁石ロータが回転駆動され
る。各スイッチング素子に与えられる転流制御信号は回
転速度情報に応じてPWM制御され、そのパルス幅を変
えることによってモータの駆動巻線に印加される平均電
圧すなわちモータの回転速度の可変が行なわれるように
なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
駆動装置では、コミュテータを構成するスイッチング素
子に印加される直流電源の電圧によって、モータの最高
回転数が制限される。すなわち、モータの駆動巻線に誘
起される誘起電圧はモータの回転数が高くなるに従って
大となるので、誘起電圧がデューティ比100%の転流
制御信号によって与えられる電圧に達するとモータの駆
動巻線に電流が流れ込まなくなり、それ以上回転数が上
がらなくなる。そのため、モータの回転領域を広げると
いう観点から、直流電源の電圧として高い電圧が望まれ
る。
【0004】しかしながら、このような観点から直流電
源の電圧を高く設定すると、モータの回転領域が広がる
反面、高い電源電圧がPWMによるチョッピングを介し
てモータに印加されることとなるので、特に低速および
中速の回転領域でPWM制御に起因するモータ電流の変
化が大きくなる。そのため、磁束の変化によるヒステリ
シスループが大きくなって、鉄損が増大するという問題
がある。
【0005】図8は鉄損の増大を説明するための説明図
で、(a)はモータの駆動巻線に流れるモータ電流波
形、(b)はモータの駆動巻線に印加される電圧波形を
示している。モータの回転数が低い場合、PWMによる
チョッピングを介してスイッチング素子に与えられる転
流制御信号はそのパルス幅が小さくなるので、駆動巻線
に印加される電圧パルスの幅も小さくなり、図8に示す
ようにモータ電流が振幅の大きな鋸歯状になって電流変
化が大きくなる。直流電源の電圧が高く設定されている
と、それに応じて駆動巻線に印加される電圧パルスの電
圧値も高くなるので、モータ電流も大きくなって電流変
化が更に大きくなる。この結果、磁束の変化によるヒス
テリシスループが大きくなり、鉄損が増大することとな
る。
【0006】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、PWM制御に起因する鉄損を低減しモ
ータの効率向上を図ることのできるモータ駆動装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、直流
電源を回転速度情報に応じたPWM制御を介してモータ
に印加することによって前記モータを駆動するモータ駆
動装置において、交流電源を全波整流または倍電圧整流
し、全波整流された電圧または倍電圧整流された電圧を
前記直流電圧として供給する整流手段と、前記モータの
回転数が所定回転数以下の場合に前記整流手段が全波整
流を行なうように制御し、前記モータの回転数が前記所
定回転数以上の場合に前記整流手段が倍電圧整流を行な
うように制御する制御手段とを有するモータ駆動装置に
よって、上記目的を達成する。
【0008】上記構成によれば、モータが所定回転数以
下の場合には全波整流された電圧が直流電圧として与え
られ、モータが所定回転数以上になることで倍電圧整流
された電圧すなわち全波整流された電圧の2倍の電圧が
直流電圧として与えられる。所定回転数以下では低い電
圧が供給されるので、PWM制御に起因するモータ電流
の変化が小さくなり、鉄損を低減することができる。し
かも、所定回転数以上では高い電圧が供給されるので、
モータの回転領域が狭められることもない。
【0009】また、本発明においては、直流電圧を回転
速度情報に応じたPWM制御を介して空調装置のコンプ
レッサを駆動するモータに印加することによって前記モ
ータを駆動するモータ駆動装置において、交流電源を全
波整流または倍電圧整流し、全波整流された電圧または
倍電圧整流された電圧を前記直流電圧として供給する整
流手段と、前記空調装置が冷房運転の場合に前記整流手
段が全波整流を行なうように制御し、前記空調装置が暖
房運転の場合に前記整流手段が倍電圧整流を行なうよう
に制御する制御手段とを有するモータ駆動装置によっ
て、上記目的を達成する。
【0010】上記構成によれば、空調装置が冷房運転の
場合には全波整流された電圧が直流電圧として与えら
れ、暖房運転の場合には倍電圧整流された電圧すなわち
全波整流された電圧の2倍の電圧が直流電圧として与え
られる。冷房運転では暖房運転の場合よりも低い電圧が
供給されるので、PWM制御に起因するモータ電流の変
化が小さくなり、鉄損を低減することができる。冷房運
転では暖房運転の場合と比較してコンプレッサを駆動す
るモータを高回転で運転する必要がないので、PWM制
御を介して供給される直流電圧を低くしても冷房運転に
支障を来すことはない。また、暖房運転では高い電圧が
供給されるから、より大きな能力を必要とする暖房運転
に支障を来すこともない。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の一例
を示す構成図、図2は図1の構成における誘起電圧A,
B,C、センサレス信号ZA ,ZB ,ZC および転流制
御信号Au ,AL ,Bu ,BL ,Cu ,CL を表す波形
図である。
【0012】図1において、1,2,3は三相Y結線さ
れたDCブラシレスモータの駆動巻線、4,5,6,
7,8,9は駆動巻線1〜3の転流を制御するためのコ
ミュテータを構成する三相ブリッジ接続の6個のスイッ
チングトランジスタ、10はスイッチングトランジスタ
4〜9のコレクタ・エミッタ回路に直流電圧を印加する
整流手段である。スイッチングトランジスタ4〜9のベ
ースには、コントロールユニット11から転流制御信号
u 〜CL が与えられるようになっている。転流制御信
号Au 〜CL は、後述のセンサレス信号ZA 〜ZC に基
づいて生成され、モータが回転速度情報に応じた回転数
となるようにPWMでチョッピングされてスイッチング
トランジスタ4〜9に与えられる。スイッチングトラン
ジスタ4〜9はこのような転流制御信号Au 〜CL に従
ってオン/オフし、これにより、駆動巻線1〜3に対す
るモータ電流の転流が行なわれて図示しない永久磁石ロ
ータが回転駆動されると共に、回転速度情報に応じた転
流制御信号Au 〜CL のPWM制御を介して駆動巻線1
〜3に印加される平均電圧が可変されて速度制御が行な
われるようになっている。
【0013】整流手段10は、ダイオードD1 ,D2
3 ,D4 からなる単相ブリッジ整流回路12と、電解
コンデンサC1 ,C2 ,C3 からなるコンデンサ回路1
3と、スイッチング手段14とを有している。単相ブリ
ッジ整流回路12の入力端子a,bは交流電源15に接
続されている。交流電源15は本例ではAC100Vで
ある。コンデンサ回路13のコンデンサC1 ,C2 ,C
3 は、コンデンサC1とC2 との直列接続が単相ブリッ
ジ整流回路12の出力端子c,dに接続されていると共
に、コンデンサC3 がコンデンサC1 ,C2 の直列接続
と並列に単相ブリッジ整流回路12の出力端子c,dに
接続されている。スイッチング手段14は、一端が単相
ブリッジ整流回路12の出力端子bに接続され、他端が
コンデンサ回路13のコンデンサC1 とC2 との間に接
続されている。このような構成の整流手段10は、スイ
ッチング手段14がオフ状態では、全波整流動作を行な
い、これによってコンデンサ回路13を本例では141
Vにチャージし、この直流電圧をスイッチングトランジ
スタ4〜9のコレクタ・エミッタ回路に供給する。すな
わち、スイッチング手段14がオフ状態では、交流電源
15の半波が入力端子a,ダイオードD1 ,出力端子
c,コンデンサ回路13,出力端子d,ダイオード
4 ,入力端子bを通して流れ、次の半波が入力端子
b,ダイオードD3 ,出力端子c,コンデンサ回路1
3,出力端子d,ダイオードD2 ,入力端子aを通して
流れて全波整流動作が行なわれ、141Vの直流電圧が
スイッチングトランジスタ4〜9に供給される。一方、
スイッチング手段14がオン状態では、倍電圧整流動作
を行ない、これによってコンデンサ回路13を全波整流
のときの2倍の282Vにチャージし、これをスイッチ
ングトランジスタ4〜9のコレクタ・エミッタ回路に供
給する。すなわち、スイッチング手段14がオン状態で
は、交流電源15の半波が入力端子a,ダイオードD
1 ,出力端子c,コンデンサ回路13のコンデンサ
1 ,スイッチング手段14,入力端子bを通して流れ
てコンデンサ回路13のコンデンサC1 が141Vにチ
ャージされ、次の半波が入力端子b,スイッチング手段
14,コンデンサ回路13のコンデンサC2 ,出力端子
d,ダイオードD2 ,入力端子aを通して流れてコンデ
ンサ回路13のコンデンサC2 が141Vにチャージさ
れ、コンデンサ回路13のコンデンサC3 が141Vの
倍の282Vにチャージされる倍電圧整流動作が行なわ
れ、282Vの直流電圧がスイッチングトランジスタ4
〜9に供給される。単相ブリッジ整流回路12のダイオ
ードD3 ,D4 は、全波整流動作の場合には整流素子と
して積極的に機能し、倍電圧整流動作の場合には過負荷
などによるコンデンサ回路13の極性の反転防止を図る
ための保護用として機能するので、ダイオードD3 ,D
4の一層の有効利用が図られる。スイッチング手段14
は、コントロールユニット11によって、DCブラシレ
スモータの回転数が所定回転数以下の場合にオフ状態、
DCブラシレスモータの回転数が所定回転数以上の場合
にオン状態に制御される。所定回転数は、全波整流動作
によって供給される電圧すなわち本例では141Vで運
転可能な最高回転数以下に設定される。
【0014】DCブラシレスモータが回転している状態
では、駆動巻線1〜3から誘起電圧A,B,Cが与えら
れる。16,17,18はコンパレータで、コンパレー
タ16〜18は、駆動巻線1〜3からの誘起電圧A,
B,Cと、駆動巻線1〜3の仮想中性点を構成する抵抗
19,20,21による中性点電位とを入力し、パルス
整形されたセンサレス信号ZA ,ZB ,ZC をコントロ
ールユニット11に与える。センサレス信号ZA 〜ZC
は、その立上りエッジおよび立下りエッジが駆動巻線1
〜3に誘起される誘起電圧A,B,Cのゼロクロスポイ
ントを表している。
【0015】コントロールユニット11は、コンパレー
タ16〜18からのセンサレス信号ZA 〜ZC に加えて
スタート信号および回転速度情報を入力し、図4のフロ
ーチャートに従って、DCブラシレスモータを起動した
後センサレス信号ZA 〜ZCに基づいて転流制御信号A
u 〜CL を生成して回転速度情報に従うPWM制御を介
してスイッチングトランジスタ4〜9のベースに与える
と共に、整流手段10のスイッチング手段14をオン/
オフする。
【0016】DCブラシレスモータの起動の一例とし
て、コントロールユニット11は、周波数が徐々に増加
する同期信号をスイッチングトランジスタ4〜9のベー
スに与え、駆動巻線1〜3に回転速度が漸増する回転磁
界を発生させて永久磁石ロータの回転を開始させ、例え
ば誘起電圧A〜Cが安定出力される状態となる所定時間
の経過あるいは所定の回転速度に達することで、誘起電
圧A〜Cすなわちセンサレス信号ZA 〜ZC に基づいて
生成される転流制御信号Au 〜CL によるセンサレス運
転に移行する。
【0017】センサレス運転の一例として、コントロー
ルユニット11は、図3で説明するようにセンサレス信
号ZA 〜ZC に基づいて次回の転流周期を決定し、決定
された転流周期から転流タイミングを設定し、設定され
た転流タイミングになることで、センサレス信号ZA
C の状態に応じて予め割当てられている転流制御信号
u 〜CL を、回転速度情報に従うPWMでチョッピン
グしてスイッチングトランジスタ4〜9に出力する。図
3は転流周期の決定を説明するための説明図で、Tn-1
は今回の転流周期、Tn は次回の転流周期、hはセンサ
レス信号ZA 〜ZC の立上り又は立下りエッジ、tact
は今回の転流周期Tn-1 の開始時点からセンサレス信号
A 〜ZC の立上り又は立下りエッジhが実際に与えら
れるまでの時間を表す実ゼロクロス時間、tref は今回
の転流周期Tn-1 の開始時点からセンサレス信号ZA
C の立上り又は立下りエッジhが与えられるべき目標
時間を表す目標ゼロクロス時間である。起動からセンサ
レス運転への移行当初においては、所定の転流周期が設
定され所定の転流制御信号がスイッチングトランジスタ
4〜9に与えられることで、今回の転流周期Tn-1 が開
始される。今回の転流周期Tn-1 が開始されると、セン
サレス信号ZA 〜ZC の立上り又は立下りエッジhが発
生するまでの実ゼロクロス時間tact が検出され、目標
ゼロクロス時間tref との差Δtn-1 =tref −tact
が演算される。目標ゼロクロス時間tref は今回の転流
周期Tn-1 に基づいて、 tref =(j/k)・Tn-1 に従って設定され、通常、j=1,k=2として転流周
期の中央になるように設定される。次に、差Δtn-1
応じて次回の転流周期の積分値Tinが、 Tin=Ki ・Δtn-1 +Tin-1 ここで、Ki は積分定数、Tin-1は今回の転流周期の積
分値である、に従って積分演算される。そして、差Δt
n-1 および次回の転流周期の積分値Tin-1に応じて、セ
ンサレス信号ZA 〜ZC の立上り又は立下りエッジhが
目標ゼロクロス時間tref で発生するように、次回の転
流周期Tn が、 Tn =KP ・Δtn-1 +Tin ここで、KP は比例定数である、に従う比例演算によっ
て決定される。そして、上述したように、この決定され
た転流周期から転流タイミングが認識され、転流タイミ
ングになることで、センサレス信号ZA 〜ZC の状態に
応じて予め割当てられている転流制御信号Au 〜CL
が、回転速度情報に従うPWMでチョッピングされて出
力される。転流制御信号Au 〜CL は、図2に示すセン
サレス信号ZA 〜ZC の状態1〜6に応じて夫々割当て
られている。すなわち、本例では、ZA 〜ZC =(0,
0,1)の状態1ではAu =0,AL =1,Bu =0,
L =0,Cu =1,CL =0が割当てられ、ZA 〜Z
C =(0,1,0)の状態2ではAu =0,AL =0,
u =1,BL =0,Cu =0,CL =1が割当てら
れ、ZA 〜ZC =(0,1,1)の状態3ではAu
0,AL =1,Bu =1,BL =0,Cu =0,CL
0が割当てられ、ZA 〜ZC =(1,0,0)の状態4
ではAu =1,AL =0,Bu=0,BL =1,Cu
0,CL =0が割当てられ、ZA 〜ZC =(1,0,
1)の状態5ではAu =0,AL =0,Bu =0,BL
=1,Cu =1,CL =0が割当てられ、ZA 〜ZC
(1,1,0)の状態6ではAu =1,AL =0,Bu
=0,BL =0,Cu =0,CL =1が割当てられてい
る。転流タイミングになることで、その時のセンサレス
信号ZA 〜ZC の状態1〜6に対応する転流制御信号A
u 〜CL が、回転速度情報に従うPWM制御を介してス
イッチングトランジスタ4〜9に与えられることとな
る。
【0018】図4は図1の構成の動作フローチャート
で、図4を併用して図1の構成の動作を以下に説明す
る。
【0019】スタート信号が与えられることでコントロ
ールユニット11は、図4のフローを開始し、ステップ
30で整流手段10が全波整流動作をするようにスイッ
チング手段14をオフ状態にした後、ステップ31で構
成説明で述べたような方法によりDCブラシレスモータ
を起動する。その後ステップ32に入り、例えば誘起電
圧A〜Cが安定出力される状態となる所定時間の経過あ
るいは所定の回転速度に達することで、ステップ33の
センサレス運転に移行する。ステップ33では、構成説
明で述べたような方法によりセンサレス運転を行ない、
転流制御信号Au 〜CL を回転速度情報に従ってPWM
制御する。次いでステップ34の実回転数の検出に入
り、例えば少なくともひとつのセンサレス信号ZA 〜Z
C の立上りエッジ又は立下りエッジの周期に基づいてモ
ータの実回転数を検出し、次のステップ35で、検出し
た実回転数が所定回転数以上か否かを判断する。所定回
転数は、構成説明で述べたように、全波整流動作によっ
て供給される電圧すなわち本例では141Vで運転可能
な最高回転数以下に設定されている。モータの実回転数
が所定回転数以下であれば、ステップ35からステップ
36に入り、スイッチング手段14のオフ制御を経てス
テップ33に戻る。スイッチング手段14がオフ状態に
されることで、整流手段10が全波整流動作を行ない、
141Vの直流電圧がスイッチングトランジスタ4〜9
に供給される。モータの実回転数が所定回転数以上であ
れば、ステップ35からステップ37に入り、スイッチ
ング手段14のオン制御を経てステップ33に戻る。ス
イッチング手段14がオン状態にされることで、整流手
段10が倍電圧整流動作を行ない、141Vの2倍の2
82Vの直流電圧がスイッチングトランジスタ4〜9に
供給される。
【0020】このように、モータの回転数が所定回転数
以下の場合には、整流手段10が全波整流動作を行な
い、所定回転数以上の場合と比較して1/2の直流電圧
が供給されるので、低速および中速制御のためにPWM
制御された転流制御信号Au 〜CL のパルス幅が小さく
なり駆動巻線1〜3に印加される電圧パルスの幅が小さ
くなっても、電圧パルスの電圧値は所定回転数以上の場
合の1/2になる。そのため、モータ電流も小さくな
り、その電流変化も小となるので、磁束の変化によるヒ
ステリシスループが小さくなり鉄損が減少する。所定回
転数以上では整流手段10が倍電圧整流動作を行ない所
定回転数以下の場合の2倍の直流電圧が供給されるの
で、モータの回転領域を狭めることもない。また、所定
回転数以下では上述したようにモータ電流が小さくなる
ので、スイッチングトランジスタ4〜9のオン損失が低
減される。
【0021】図5は本発明の実施の形態の別の例を示す
構成図、図6は図5の構成によって制御される空調装置
の一例を示す構成図である。
【0022】本例では、空調装置が冷房運転の場合に整
流手段10が全波整流動作を行ない、空調装置が暖房運
転の場合に整流手段10が倍電圧整流動作を行なうよう
に、コントロールユニット40によって整流手段10の
スイッチング手段14がオン/オフ制御される。駆動巻
線1〜3を有するDCブラシレスモータ41は、コント
ロールユニット40によって、先の例で述べたように起
動およびセンサレス信号ZA 〜ZC に基づくセンサレス
運転が行なわれると共に、回転速度情報に従う転流制御
信号Au 〜CL のPWM制御により速度制御が行なわれ
る。
【0023】DCブラシレスモータ41は図6の空調装
置のコンプレッサ42を駆動する。図6の空調装置は四
方弁43の切換えによって暖房運転または冷房運転が行
なわれる。暖房運転においては、コンプレッサ42の吐
出側aから四方弁43,室内熱交換器44,膨張弁4
5,室外熱交換器46,四方弁43,アキュムレータ4
7を経てコンプレッサ42の吸入側bに至る暖房サイク
ルが形成されるように、四方弁43がコントロールユニ
ット40によって切換えられる。冷房運転においては、
コンプレッサ42の吐出側aから四方弁43,室外熱交
換器46,膨張弁45,室内熱交換器44,四方弁4
3,アキュムータ47を経てコンプレッサ42の吸入側
bに至る冷房サイクルが形成されるように、四方弁43
がコントロールユニット40によって切換えられる。
【0024】コントロールユニット40は、コンパレー
タ16〜18からのセンサレス信号ZA 〜ZC に加えて
スタート信号,停止信号,暖房/冷房情報および回転速
度情報を入力し、図7のフローチャートに従って、DC
ブラシレスモータを起動した後センサレス信号ZA 〜Z
C に基づいて転流制御信号Au 〜CL を生成して回転速
度情報に従うPWM制御を介してスイッチングトランジ
スタ4〜9のベースに与えると共に、四方弁43の切換
え、整流手段10のスイッチング手段14のオン/オフ
を実行する。その他の構成は先の例で述べた通りであ
る。
【0025】図7は図5の構成の動作フローチャート
で、図7を併用して図5の構成の動作を以下に説明す
る。
【0026】スタート信号が与えられることでコントロ
ールユニット40は、図7のフローを開始し、ステップ
50で暖房/冷房情報を取り込んだ後、次のステップ5
1で暖房か冷房かを判断する。冷房であれば、ステップ
51からステップ52に入り、冷房サイクルが形成され
るように空調装置の四方弁43を切換えて冷房設定を行
ない、次のステップ53で整流手段10のスイッチング
手段14をオフ状態にした後、ステップ54に入る。ス
イッチング手段14がオフ状態にされることで、整流手
段10は全波整流動作を行ない、141Vの直流電圧が
スイッチングトランジスタ4〜9に供給される。暖房で
あれば、ステップ51からステップ55に入り、暖房サ
イクルが形成されるように空調装置の四方弁43を切換
えて暖房設定を行ない、次のステップ56で整流手段1
0のスイッチング手段14をオン状態にした後、ステッ
プ54に入る。スイッチング手段14がオン状態にされ
ることで、整流手段10は倍電圧整流動作を行ない、1
41Vの2倍の282Vの直流電圧がスイッチングトラ
ンジスタ4〜9に供給される。ステップ54では先の例
で述べたような方法によりDCブラシレスモータ41を
起動する。その後ステップ57に入り、例えば誘起電圧
A〜Cが安定出力される状態となる所定時間の経過ある
いは所定の回転速度に達することで、ステップ58のセ
ンサレス運転に移行する。ステップ58では、先の例で
述べたような方法によりセンサレス運転を行ない、転流
制御信号Au 〜CL を回転速度情報に従ってPWM制御
する。次いでステップ59のモータ停止判断に入る。本
例では、停止信号が与えられた場合および暖房/冷房の
切換えが行なわれた場合すなわち暖房から冷房に或は冷
房から暖房に切換えが行なわれた場合に、モータ停止と
判断される。暖房/冷房の切換えが行なわれたか否かは
暖房/冷房情報に基づいて認識される。ステップ59で
モータ停止と判断しなければステップ58に戻ってモー
タのセンサレス運転を継続し、モータ停止と判断すれば
ステップ60に入ってDCブラシレスモータの運転を停
止した後ステップ61に入る。ステップ61では、モー
タの停止が停止信号によるものか又は暖房/冷房の切換
えによるものかを判断する。停止信号によるものであれ
ば、図7の制御を終了する。暖房/冷房の切換えによる
ものであればステップ50に戻り、空調装置の四方弁4
3および整流手段10のスイッチング手段14を暖房/
冷房の切換えに応じて制御した後、DCブラシレスモー
タ41を起動してセンサレス運転を再開する。
【0027】このように、空調装置が冷房運転の場合に
は、整流手段10が全波整流動作を行ない、暖房運転の
場合と比較して1/2の直流電圧が供給されるので、P
WM制御された転流制御信号Au 〜CL のパルス幅が小
さくなり駆動巻線1〜3に印加される電圧パルスの幅が
小さくなっても、電圧パルスの電圧値は暖房運転の場合
の1/2になる。そのため、モータ電流も小さくなり、
その電流変化も小となるので、磁束の変化によるヒステ
リシスループが小さくなり鉄損が減少する。冷房運転で
は暖房運転の場合と比較してコンプレッサ42を駆動す
るモータ41を高回転で運転する必要がないので、PW
M制御された転流制御信号Au 〜CL を介して供給され
る直流電圧を低くしても冷房運転に支障を来すことはな
い。また、冷房運転では上述したようにモータ電流が小
さくなるので、スイッチングトランジスタ4〜9のオン
損失が低減される。一方、暖房運転では整流手段10が
倍電圧整流動作を行ない冷房運転時の2倍の直流電圧が
供給されるから、より大きな能力を必要とする暖房運転
に支障を来すこともない。
【0028】以上述べた例ではDCブラシレスモータの
駆動を例に述べたが、これに限定するものではなく、回
転速度情報に応じたPWM制御を介して直流電圧を供給
しモータの回転速度を制御するものに広く適用すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、整
流手段によって、モータが所定回転数以下の場合には全
波整流された直流電圧が回転速度情報に応じたPWM制
御を介してモータに供給され、モータが所定回転数以上
になることで倍電圧整流された直流電圧すなわち全波整
流時の2倍の直流電圧がPWM制御を介して供給され
る。そのため、低速および中速制御のためにPWM制御
によりモータに印加される電圧パルスの幅が小さくなっ
ても、電圧パルスの電圧値は所定回転数以上の場合の1
/2になるので、モータ電流が小さくなってその電流変
化が小となり、磁束の変化によるヒステリシスループが
小さくなって鉄損が減少する。所定回転数以上では倍電
圧整流動作により所定回転数以下の場合の2倍の直流電
圧が供給されるので、モータの回転領域を狭めることも
ない。また、所定回転数以下ではモータ電流が小さくな
るので、PWMでスイッチングされる素子のオン損失が
低減される。
【0030】また、本発明よれば、整流手段によって、
空調装置が冷房運転の場合には全波整流された直流電圧
が回転速度情報に応じたPWM制御を介してモータに供
給され、空調装置が暖房運転の場合には倍電圧整流され
た直流電圧すなわち全波整流時の2倍の直流電圧がPW
M制御を介して供給される。そのため、冷房運転時にお
いて、PWM制御によりモータに印加される電圧パルス
の幅が小さくなっても、電圧パルスの電圧値は暖房運転
の場合の1/2になるので、モータ電流が小さくなって
その電流変化が小となり、磁束の変化によるヒステリシ
スループが小さくなって鉄損が減少する。また、冷房運
転ではモータ電流が小さくなるので、PWMでスイッチ
ングされる素子のオン損失が低減される。
【0031】また、本発明によれば、オフ状態では全波
整流動作を行ないオン状態では倍電圧整流動作を行なう
ように単相ブリッジ整流回路とコンデンサ回路との間に
挿入されたスイッチング手段のオン/オフによって低圧
と高圧の2種類の整流出力を与えるようにしているの
で、極めて簡単な構成で低圧と高圧の2種類の整流出力
を与えることができる。更に、倍電圧整流動作の場合に
コンデンサ回路の保護用として機能し整流動作には積極
的には機能しない単相ブリッジ整流回路の整流素子が全
波整流動作の場合には整流動作に積極的に機能すること
となるため、単相ブリッジ整流回路の整流素子の一層の
有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態の一例を示す構成図
である。
【図2】図2は図1の構成における誘起電圧、センサレ
ス信号および転流制御信号を表す波形図である。
【図3】図3は転流周期の決定を説明するための説明図
である。
【図4】図4は図1の構成の動作フローチャートであ
る。
【図5】図5は本発明の実施の形態の別の例を示す構成
図である。
【図6】図6は図5の構成によって制御される空調装置
の一例を示す構成図である。
【図7】図7は図5の構成の動作フローチャートであ
る。
【図8】図8は鉄損の増大を説明するための説明図であ
る。
【符号の説明】
1〜3 DCブラシレスモータの駆動巻線 4〜9 スイッチングトランジスタ 10 整流手段 11 コントロールユニット 12 単相ブリッジ整流回路 13 コンデンサ回路 14 スイッチング手段 15 交流電源 40 コントロールユニット 41 DCブラシレスモータ 42 コンプレッサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を回転速度情報に応じたPWM
    制御を介してモータに印加することによって前記モータ
    を駆動するモータ駆動装置において、 交流電源を全波整流または倍電圧整流し、全波整流され
    た電圧または倍電圧整流された電圧を前記直流電圧とし
    て供給する整流手段と、 前記モータの回転数が所定回転数以下の場合に前記整流
    手段が全波整流を行なうように制御し、前記モータの回
    転数が前記所定回転数以上の場合に前記整流手段が倍電
    圧整流を行なうように制御する制御手段とを有するモー
    タ駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記モータがDCブラシレスモータであ
    り、 前記整流手段が、前記交流電源が印加される単相ブリッ
    ジ整流回路と、前記単相ブリッジ整流回路の整流電圧で
    チャージされるコンデンサ回路と、オフ状態では全波整
    流動作を行ないオン状態では倍電圧整流動作を行なうよ
    うに、前記単相ブリッジ整流回路と前記コンデンサ回路
    との間に挿入されたスイッチング手段とを有し、 前記制御手段が、前記DCブラシレスモータの回転数が
    前記所定回転数以下の場合に前記スイッチング手段をオ
    フ状態に制御し、前記DCブラシレスモータの回転数が
    前記所定回転数以上の場合に前記スイッチング手段をオ
    ン状態に制御する請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記所定回転数が全波整流された電圧で
    運転可能な最高回転数以下に設定された請求項1または
    2に記載のモータ駆動装置。
  4. 【請求項4】 直流電圧を回転速度情報に応じたPWM
    制御を介して空調装置のコンプレッサを駆動するモータ
    に印加することによって前記モータを駆動するモータ駆
    動装置において、 交流電源を全波整流または倍電圧整流し、全波整流され
    た電圧または倍電圧整流された電圧を前記直流電圧とし
    て供給する整流手段と、 前記空調装置が冷房運転の場合に前記整流手段が全波整
    流を行なうように制御し、前記空調装置が暖房運転の場
    合に前記整流手段が倍電圧整流を行なうように制御する
    制御手段とを有するモータ駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記モータがDCブラシレスモータであ
    り、 前記整流手段が、前記交流電源が印加される単相ブリッ
    ジ整流回路と、前記単相ブリッジ整流回路の整流電圧で
    チャージされるコンデンサ回路と、オフ状態では全波整
    流動作を行ないオン状態では倍電圧整流動作を行なうよ
    うに、前記単相ブリッジ整流回路と前記コンデンサ回路
    との間に挿入されたスイッチング手段とを有し、 前記制御手段が、前記空調装置が冷房運転の場合に前記
    スイッチング手段をオフ状態に制御し、前記空調装置が
    暖房運転の場合に前記スイッチング手段をオン状態に制
    御する請求項4に記載のモータ駆動装置。
JP8358711A 1996-12-30 1996-12-30 モータ駆動装置 Pending JPH10201286A (ja)

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