JPH10201408A - 害虫毒餌収納容器 - Google Patents
害虫毒餌収納容器Info
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- JPH10201408A JPH10201408A JP2577797A JP2577797A JPH10201408A JP H10201408 A JPH10201408 A JP H10201408A JP 2577797 A JP2577797 A JP 2577797A JP 2577797 A JP2577797 A JP 2577797A JP H10201408 A JPH10201408 A JP H10201408A
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Abstract
害虫毒餌収納容器を提供すること。 【解決手段】害虫侵入口を備え毒餌収納部を内部に有す
る害虫毒餌収納容器において、害虫の誘引成分の揮散口
が容器表面に設けられたことを特徴とする害虫毒餌収納
容器。
Description
関する。さらに詳しくは、誤食防止構造を有するもので
あって、害虫の誘引性の高い害虫毒餌収納容器に関す
る。
毒餌は一般の家庭において広く用いられているため、子
供やペット等が誤って食べてしまうおそれがある。した
がって、害虫毒餌収納容器の容器側面部や上面部に設け
られた害虫の侵入口を人間の指等が入りにくい程度の大
きさにしたり、容器の構造も容易に壊れにくい頑丈な構
造が要求される。一方、害虫の防除効率を上げるために
は、より多くの害虫を容器内に誘引する必要がある。容
器に設けられた害虫侵入口は毒餌等に含まれる誘引成分
の揮散口としても重要な役割を果たしているため、誘引
成分を有効に揮散させるためには、例えば容器の開口面
積をできるだけ広くすれば良い。しかしながら、容器の
開口面積を広くすることは、害虫毒餌収納容器が誤食防
止構造をとる必要があることから限界があり、そのため
誘引成分の誘引力が十分に発揮できない場合があった。
は、主に害虫侵入口が容器側面部に設けられたタイプと
容器上面部に設けられたタイプとがある。前者のタイプ
では、誘引成分が容器内に滞留するためか効率的に揮散
しない場合があり、誘引性が必ずしも十分とは言えない
ものであった。後者のタイプでは、誤食の危険性が増す
だけでなく、誘引成分が短時間で揮散してしまうため、
誘引性は不十分と言えるものであった。
的は、誤食防止性と害虫の誘引性のいずれもが優れた害
虫毒餌収納容器を提供することにある。
解決すべく鋭意検討した結果、害虫毒餌収納容器の上部
表面に指等が入らない程度の大きさの誘引成分の揮散口
を設けることにより、容器の頑丈さを低下させることな
く、誘引成分の効力を十分発揮させ得ることを見出し、
また、さらに容器の素材中にも害虫の誘引成分を配合し
ておくことにより誘引成分の効力をさらに効率よく発揮
させることができることを見いだし、本発明を完成させ
るに到った。
入口を備え毒餌収納部を内部に有する害虫毒餌収納容器
において、害虫の誘引成分の揮散口が容器表面に設けら
れたことを特徴とする害虫毒餌収納容器、〔2〕 揮
散口が毒餌収納部に収納される毒餌よりも高位置の容器
上部表面に設けられている前記〔1〕記載の害虫毒餌収
納容器、〔3〕 害虫侵入口が容器側面に、揮散口が
容器上部表面に設けられている前記〔1〕又は〔2〕記
載の害虫毒餌収納容器、〔4〕 揮散口の大きさが、
直径0.5〜3.0mmである前記〔1〕〜〔3〕いず
れか記載の害虫毒餌収納容器、〔5〕 揮散口の総開
口面積が、3.5〜35.5mm2 である前記〔1〕〜
〔4〕いずれか記載の害虫毒餌収納容器、〔6〕 容
器上部にドーム形状を成すドーム部が設けられ、ドーム
部に揮散口が設けられている前記〔1〕〜〔5〕いずれ
か記載の害虫毒餌収納容器、〔7〕 害虫の誘引成分
を含有する毒餌が毒餌収納部に収納されてなる前記
〔1〕〜〔6〕いずれか記載の害虫毒餌収納容器、
〔8〕 容器の素材中に害虫の誘引成分が配合されて
成形された前記〔1〕〜〔7〕いずれか記載の害虫毒餌
収納容器、
前記〔1〕〜〔8〕いずれか記載の害虫毒餌収納容器、
〔10〕 害虫の誘引成分が植物性食材、動物性食材、
又は糖類である前記〔1〕〜
毒餌収納容器、に関するものである。
虫侵入口を備え毒餌収納部を内部に有する害虫毒餌収納
容器において、害虫の誘引成分の揮散口が容器表面に設
けられたことを特徴とする。本発明の害虫毒餌収納容器
は、毒餌が収納される毒餌収納部が容器内部に設けら
れ、したがって、害虫等は容器の外部から直接毒餌に触
れることはできず、害虫は害虫侵入口より侵入して毒餌
に接触することになる。
虫の誘引成分の揮散口の位置は特に限定されないが、誘
引成分の揮発性成分を効率的に揮散させる観点から、揮
散口が毒餌収納部に収納される毒餌よりも高位置の容器
上部表面に設けられているのが好ましい。これにより誘
引成分の揮発性成分は上方向に揮散する。揮散口が毒餌
よりも低い位置にあると揮発性成分が容器内に留まりや
すく、効率的に容器外に揮散させにくくなる。従って、
本発明の害虫毒餌収納容器において、好ましい態様とし
ては、害虫侵入口が容器側面に設けられ、かつ揮散口が
容器上部表面に設けられているものが挙げられる。
ば、円形、楕円形、スリット状、多角形等の形状が挙げ
られ、成形性、強度の点から円形やスリット状が好まし
い。揮散口の大きさは、揮散効率の観点および誤食防止
の観点から、揮散口が円形の場合、直径0.5〜3.0
mmであるのが好ましい。揮散口の形状が円形以外の場
合は、揮散口の大きさは、揮散が可能で誤食防止できる
程度に適宜決定され、特に限定されない。また揮散口の
総開口面積は、揮散効率の観点から3.5〜35.5m
m2 であることが好ましく、8.5〜25.0mm2 で
あることがより好ましい。揮散口の数は特に限定されな
いが、容器の頑丈さや揮散の効率性の点から2〜10個
であるのが好ましい。
て、揮散口を設ける容器の上部表面は平坦な形状であっ
てもよく(図1)、あるいは図2に示すように容器上部
にドーム形状を成すドーム部1が設けられ、ドーム部に
揮散口2が設けられたものでもよい。後者の場合、とり
わけ揮散口がドームの中心から均等な距離に配されてい
るものは、効率的に害虫を誘引することができるため、
より好ましい。これは、次のようなドーム効果によるも
のと考えられる。
の内側に滞留し、飽和状態に達した後、揮散口から徐々
に容器外へ押し出される(ドーム効果)。ドーム効果に
より、揮発性成分が急激に放出されたり、また誘引効果
が十分発揮されない濃度のままで揮発性成分が極めて緩
やかに放出されることもなく、誘引効果が十分発揮でき
る濃度の揮発性成分が、適当な時間をかけて容器外に揮
散される。また、揮散口がドームの中心から均等な距離
に配されているものは、揮発性成分が容器外の各方向へ
均一に揮散していくため、より好ましい。
成分を含有する毒餌3が毒餌収納部4に収納されて害虫
の駆除に使用される。本発明において、駆除の対象とな
る害虫としては、例えばゴキブリ類:クロゴキブリ、チ
ャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、ヤマトゴキブリな
ど;アリ類:アミメアリ、トビイロケアリ、クロヤマア
リ、ルリアリ、イエヒメアリなど;その他:ナメクジ、
ダンゴムシなどの各種害虫が挙げられる。
用いられる成分を含有するので有れば特に問題はなく、
例えばホウ酸だんご、あるいは各種のピレスロイド系殺
虫剤、有機リン系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤を含有
するだんご等が挙げられる。
が、害虫の餌となる植物性食材、動物性食材、又は糖類
等が好適に挙げられる。これらは、固形の食材あるいは
液状食材のいずれでも良い。植物性食材としては、例え
ばピーナッツ粉、ピーナッツオイル、ゴマ粉、ゴマ油、
米ぬか、オニオン粉、酒粕等が挙げられる。動物性食材
としては、例えばサナギ、魚粉、バター等が挙げられ
る。糖類としては、例えば白糖、三温糖、黒砂糖、蜂蜜
等が挙げられる。これらの誘引成分の配合量は、特に限
定されないが、好ましくは毒餌中に0.5〜10.0重
量%配合して用いられる。
の誘引効果をさらに高める目的で、容器の素材中に害虫
の誘引成分が配合されて成形されたものでもよい。容器
の素材としては、特に限定されないが、射出成形あるい
は真空成形によって成形される、ポリスチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリ塩化ビニル
樹脂等の通常のプラスチックに用いられる樹脂が好適な
ものとして挙げられる。誘引成分の配合量は、容器の素
材中に0.1〜5.0重量%配合して用いられることが
好ましい。
害虫の誘引性を阻害しない範囲で他の成分を容器の素材
中に適宜配合しても良い。例えば、安息香酸デナトニ
ウム等の苦み剤、誘引成分の保持性をアップさせるシ
リカゲル、木粉、デンプン質などの無機質や植物質、
清潔剤としての殺菌剤、等が挙げられる。
特に限定されず、通常のプラスチック成形加工などによ
り容易に製造することができる。容器の素材である樹脂
中に前記の誘引成分などを添加配合して所望の形状に成
形する場合も同様である。この場合、誘引成分が固形の
食材である場合、微粉砕するのが好ましく、液状食材で
ある場合、シリカゲル等の鉱物質に含浸させるのが好ま
しい。そして、誘引成分などを添加配合した後、射出成
形あるいは真空成形によって所望の形状に成形する。
収納容器は、従来のように毒餌自体の工夫ではなく、容
器自体を工夫して誤食防止を図りつつ誘引成分の効率の
良い揮散性を保持し、あるいはさらに容器自体に誘引性
を付与して害虫の駆除性を向上させることができる。ゴ
キブリ等の多くの害虫は、かなり身近なニオイに反応す
ることが多いため、まず、容器に誘われ、次に毒餌のニ
オイに誘われて喫食して死に至る。
具体例について図面により説明する。図3は、容器の上
部表面が平坦な形状のもの、図4は容器上部にドーム形
状を有するものの例である。図3および図4の容器は容
器本体と蓋からなり、いずれも(A)は組立前の容器本
体の平面図、(B)は組立前の蓋の平面図、(C)は組
立後の容器の側面図、(D)および(E)は容器組立俯
瞰図を示す。容器本体は、底板10上に蓋8を支える柱
6と、毒餌収納部4を形成するための毒餌収納部の仕切
り材7を備え、底板10の中央部が毒餌収納部4となる
ように配置される。蓋8は図3では平坦な蓋表面に円形
の揮散口2が設けられ、図4ではドーム部1に円形の揮
散口2がドームの中心から均等な距離に設けられてい
る。毒餌3は毒餌収納部4に収納され、柱6と柱6の間
が害虫侵入口5として設けられる。また、毒餌3は毒餌
固定部9によって毒餌収納部4に固定される。
に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例等により
なんら限定されるものではない。
設け、容器の上部表面をドーム形状に成形すると共にそ
のドーム部に害虫の誘引成分の揮散口として、5個の直
径2mmの穴をドームの中心から均等な距離にもうけた
害虫毒餌収納容器を作成した。
設け、容器の上部表面をドーム形状に成形すると共にそ
のドーム部に害虫の誘引成分の揮散口として縦4mm、
横1mmのスリットをドームの中心から均等な距離に4
箇所もうけた害虫毒餌収納容器を作成した。
成分としてピーナッツ粉、ハチミツ、ゴマ等を配合した
ホウ酸ダンゴ(フマキラー(株)製、フマキラーホウ酸
ダンゴ)を入れたものを供試剤とした。また、誘引成分
の揮散口の数が0、2または10個である以外は、供試
剤とまったく同様にして準備されたものについても同様
に供試剤とした。1×1m2 の容器内にシェルター、固
形飼料および水を設置し、チャバネゴキブリ雌成虫30
個体を放飼した。この容器内に供試剤1個を設置し、経
時的に寄り付き数をカウントした。試験結果を表1に示
した。その結果、誘引成分の揮散口を設けた容器はそれ
を設けない容器と比較して、チャバネゴキブリを速やか
に誘引した。また、揮散口が5個以上である場合に、よ
り優れた誘引効果が認められた。
成分としてピーナッツ粉、ハチミツ、ゴマ等を配合した
ホウ酸ダンゴ(フマキラー(株)製、フマキラーホウ酸
ダンゴ)を入れたものを供試剤とした。また、誘引成分
の揮散口の数が0、2または10個である以外は、供試
剤とまったく同様にして準備されたものについても同様
に供試剤とした。1×1m2 の容器内にシェルター、固
形飼料および水を設置し、チャバネゴキブリ雌成虫30
個体を放飼した。この容器内に供試剤1個を設置し、経
時的に死亡数をカウントした。試験結果を表2に示し
た。その結果、誘引成分の揮散口を設けた容器はそれを
設けない容器と比較して、チャバネゴキブリに対して、
即効的な致死効果が得られた。また、揮散口が5個以上
である場合に、より優れた致死効果が認められた。
する以外は同様にして害虫毒餌収納容器を作成した。
ところ、同様に誘引成分の揮散口を設けた容器はそれを
設けない容器と比較して、チャバネゴキブリを速やかに
誘引した。また、揮散口が5個以上である場合に、より
優れた誘引効果が認められた。
レン樹脂(PP樹脂)に配合し、射出成型して害虫毒餌
収納容器(No.1〜7)を作成した。また、誘引成分をP
P樹脂中に含まない害虫毒餌収納容器(No.8)も同様に
して作成した。
餌収納部に表4の毒餌を入れた。1×1m2 の容器内に
シェルター、固形飼料および水を設置し、チャバネゴキ
ブリ雌成虫30個体またはクロゴキブリ雌成虫10個体
を放飼した。この容器内に害虫毒餌収納容器1個を設置
し、試験開始前と24時間後に毒餌全体重量を測定して
喫食量を調査した。その結果を表3に示す。表中の数値
は、No.8の容器における喫食量を1.00とした相対値
で示す。その結果、誘引成分をPP樹脂中に配合した害
虫毒餌収納容器は、誘引成分をPP樹脂中に配合してい
ない害虫毒餌収納容器よりもゴキブリをおびき寄せる効
果がさらに良好であり、喫食性が向上していた。
誘引成分の揮散口を設けることにより、誤食防止を図り
つつ誘引成分の効力を十分発揮させることができ、ある
いはさらに容器自体にも誘引性を付与して害虫の誘引性
と駆除性を向上させることができる害虫毒餌収納容器が
提供される。
略を示す斜視図である。
略を示す側面図である。
毒餌収納容器の概略図である。
の害虫毒餌収納容器の概略図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 害虫侵入口を備え毒餌収納部を内部に有
する害虫毒餌収納容器において、害虫の誘引成分の揮散
口が容器表面に設けられたことを特徴とする害虫毒餌収
納容器。 - 【請求項2】 揮散口が毒餌収納部に収納される毒餌よ
りも高位置の容器上部表面に設けられている請求項1記
載の害虫毒餌収納容器。 - 【請求項3】 害虫侵入口が容器側面に、揮散口が容器
上部表面に設けられている請求項1又は2記載の害虫毒
餌収納容器。 - 【請求項4】 揮散口の大きさが、直径0.5〜3.0
mmである請求項1〜3いずれか記載の害虫毒餌収納容
器。 - 【請求項5】 揮散口の総開口面積が、3.5〜35.
5mm2 である請求項1〜4いずれか記載の害虫毒餌収
納容器。 - 【請求項6】 容器上部にドーム形状を成すドーム部が
設けられ、ドーム部に揮散口が設けられている請求項1
〜5いずれか記載の害虫毒餌収納容器。 - 【請求項7】 害虫の誘引成分を含有する毒餌が毒餌収
納部に収納されてなる請求項1〜6いずれか記載の害虫
毒餌収納容器。 - 【請求項8】 容器の素材中に害虫の誘引成分が配合さ
れて成形された請求項1〜7いずれか記載の害虫毒餌収
納容器。 - 【請求項9】 容器の素材がプラスチックである請求項
1〜8いずれか記載の害虫毒餌収納容器。 - 【請求項10】 害虫の誘引成分が植物性食材、動物性
食材、又は糖類である請求項1〜9いずれか記載の害虫
毒餌収納容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02577797A JP3795169B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 害虫毒餌収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02577797A JP3795169B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 害虫毒餌収納容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10201408A true JPH10201408A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3795169B2 JP3795169B2 (ja) | 2006-07-12 |
Family
ID=12175283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02577797A Expired - Fee Related JP3795169B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 害虫毒餌収納容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3795169B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP02577797A patent/JP3795169B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3795169B2 (ja) | 2006-07-12 |
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