JPH10201421A - 冷菓注出装置及びその注出用作動流体の冷却方法 - Google Patents

冷菓注出装置及びその注出用作動流体の冷却方法

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JPH10201421A
JPH10201421A JP804297A JP804297A JPH10201421A JP H10201421 A JPH10201421 A JP H10201421A JP 804297 A JP804297 A JP 804297A JP 804297 A JP804297 A JP 804297A JP H10201421 A JPH10201421 A JP H10201421A
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cooling
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼働の初めにおいて流体圧シリンダの作動流
体を庫内温度に匹敵する程度に十分に冷却する。 【解決手段】 タンク25にブラインXを入れたら、パ
ックBを収容する前に、ポンプ29によってタンク25
内のブラインXを実線の矢線に示すように流体圧シリン
ダ11の圧力室24に一気に供給する。かかる状態で冷
却器8を駆動して冷凍室2内を冷却する。シリンダ12
が熱伝導性に優れた素材で形成されていることから、シ
リンダ12内のブラインXは冷凍室2内ともども良好に
冷却される。冷凍室2内が所定温度にまで冷却された
ら、ポンプ29の駆動により、圧力室24内のブライン
Xを破線の矢線に示すようにタンク25に戻す。ブライ
ンXは庫内温度にほぼ匹敵する温度にまで冷却された状
態で待機しており、引き続く注出操作に供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイスクリームや
ヨーグルト等の冷菓注出装置、及びその注出用作動流体
の冷却方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来アイスクリームの注出装置として図
4に示すようなものが知られている。このものは、冷却
器61の装備された冷凍室62内に、シリンダ63内に
ピストン64を摺動自由に嵌装した流体圧シリンダ65
が縦向きに設けられるとともに、冷凍室62の奥方に作
動流体であるブラインX(不凍液)を貯留するタンク6
6が設置されている。流体圧シリンダ65は、ピストン
64の上面側がアイスクリームのパックBが収容される
収容室67とされて、注出コック68を備えた注出部6
9と接続されているとともに、ピストン64の下面側が
圧力室70とされている。この圧力室70とタンク66
とが庫外に設けられた流通路71で連通されて、そこに
ポンプ72が介設されている。そして、ポンプ72を駆
動してブラインXをタンク66から圧力室70に供給す
ると、ピストン64が上昇してパックBが圧縮され、注
出コック68を開くことでパックB内のアイスクリーム
が注出されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の注
出装置を初めて稼働する場合、あるいは長期の休業後に
稼働する場合には、タンク66にブラインXを規定量貯
留するとともに、冷却器61を起動して冷凍室62内を
アイスクリームの注出及び保存に適した温度にまで冷却
し、その後に収容室67にアイスクリームのパックBを
収容するといった準備工程が採られる。上記の冷凍室6
2内が冷却される間、タンク66に貯留された常温のブ
ラインXも併せて冷却されるのであるが、ブラインXは
熱容量が大きく、またタンク66が庫外に配管された流
通路71に連通されているためになかなか冷えず、冷凍
室62内が適温に冷却されているにも拘らずブラインX
の冷却が不十分となって、庫内温度とブラインXとの間
に大きな温度差ができたままとなるおそれがある。そう
すると、アイスクリームのパックBを収容して注出動作
を行う際に、相対的に温度の高いブラインXが圧力室7
0内に供給されることとになり、その温度に起因してパ
ックB内に収容されたアイスクリームの品質に悪影響を
及ぼすおそれがあった。本発明は上記のような事情に基
づいて完成されたものであって、その目的は、稼働の初
めにおいて流体圧シリンダの作動流体を庫内温度に匹敵
する程度に十分に冷却するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明の冷菓注出装置におけ
る注出用作動流体の冷却方法は、シリンダ内にピストン
を摺動自由に嵌装してなる流体圧シリンダと、作動流体
を貯留したタンクとを冷却貯蔵室内に装備し、前記ピス
トンの一側に設けられた収容室に冷菓を収容し、タンク
内の作動流体を前記ピストンの他側に設けられた圧力室
に供給して加圧することにより冷菓を注出するようにし
た冷菓注出装置において、前記冷菓を前記収容室に収容
する前に作動流体を前記タンクから前記圧力室に供給
し、前記冷却貯蔵室内を所定温度まで冷却したのち、作
動流体を圧力室からタンクに戻すところに特徴を有す
る。
【0005】請求項2の発明に係る冷菓注出装置は、シ
リンダ内にピストンを摺動自由に嵌装してなる流体圧シ
リンダと、作動流体を貯留したタンクとを冷却貯蔵室内
に装備し、前記ピストンの一側に設けられた収容室に冷
菓を収容し、タンク内の作動流体を前記ピストンの他側
に設けられた圧力室に供給して加圧することにより冷菓
を注出するようにした冷菓注出装置において、作動流体
をタンクと圧力室との間で往復流通可能とする流通路
と、前記冷却貯蔵室内の温度を検知する温度センサと、
前記収容室内に冷菓が収容されていないときにタンク内
の作動流体を前記流通路により前記圧力室に供給する作
動流体供給手段と、前記冷却貯蔵室内が所定温度まで冷
却されたことが前記温度センサにより検知されたことを
条件に前記圧力室内の作動流体を前記流通路により前記
タンクに還流させる作動流体還流手段と、を備えた構成
としたところに特徴を有する。請求項3の発明は、請求
項2の発明において、前記流通路は、注出操作時におけ
る作動流体の流通路と兼用している構成としたところに
特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>タンクに作動流体を貯留したら、冷
菓を収容室に収容する前に作動流体をタンクから流体圧
シリンダの圧力室に一気に供給し、係る状態で冷凍貯蔵
室内を冷却する。シリンダが熱伝導性に優れた材質のも
ので形成されていれば、冷却貯蔵室内が冷却されること
に伴い、圧力室内の作動流体も良好に冷却される。冷却
貯蔵室内が所定温度まで冷却されたら、圧力室内の作動
流体をタンクに戻す。その後改めて冷菓を収容室に収容
し、引き続く注出操作に備える。注出操作の開始前に、
作動流体を庫内温度にほぼ匹敵する温度に冷却すること
ができ、引き続く注出操作において作動流体が圧力室に
順次に供給された場合に、冷菓の品質に悪影響を及ぼす
ことが防止される。
【0007】<請求項2の発明>冷菓を収容室に収容す
る前に、作動流体供給手段によって作動流体がタンクか
ら流通路を通って流体圧シリンダの圧力室に供給され、
この状態で冷凍貯蔵室内が冷却される。冷却貯蔵室内が
所定温度まで冷却されたことが温度センサで検知される
と、作動流体還流手段によって圧力室内の作動流体が流
通路を通ってタンク側に戻される。上記発明方法を確実
に実施することができる。 <請求項3の発明>作動流体の初期冷却用の流通路が注
出操作用の作動流体の流通路と兼用されているので、構
造が簡素化できる。また作動流体の初期冷却を行うこと
で、通常注出時における作動流体の流通経路等の動作確
認を併せて行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明をアイスクリームデ
ィスペンサに適用した一実施形態を図1ないし図3に基
づいて説明する。まず、図1によって、本実施形態に係
るディスペンサの全体構造を説明する。符号1は断熱箱
体からなる冷凍庫であって、内部が冷凍室2となってお
り、前面には開閉可能な断熱扉3が設けられている。冷
凍庫1の底部側には機械室5が設けられ、脚片6を介し
て設置されている。冷凍室2の天井部分には、冷却器8
と庫内ファン9とが装備されており、冷凍室2の奥面に
設けられたダクト10を介して吸引された庫内空気が、
冷却器8を通過する間に熱交換されて冷気が生成され、
その冷気が庫内ファン9によって冷凍室2内に循環供給
されるようになっている。なお冷却器8は、機械室5内
に装備された圧縮機、凝縮器等と接続されて周知の冷凍
サイクルを構成しており、また冷凍室2内は、アイスク
リームAが注出可能な状態を維持しつつ冷却保存される
ような冷却温度に維持されるようになっている。
【0009】冷凍室2内の前面側には流体圧シリンダ1
1が縦向きに配設されている。この流体圧シリンダ11
は、ステンレス鋼等の熱伝導性に優れた素材により形成
されたシリンダ12内に、外周にピストンリング14を
嵌着したピストン13が緊密にかつ摺動自由に嵌装され
た構造となっており、作動流体はブラインX(不凍液)
となっている。なお、ピストン13の下面側にはくり抜
き孔13Aが形成されている。この流体圧シリンダ11
が、断熱扉3の裏面側にヒンジ16を介して設けられた
支持板17上に載せられ、また長さ方向の途中位置を同
じく断熱扉3の裏面側に設けられた2本のベルト18で
抱かれるようにして、上記のように縦向きに配設されて
いる。流体圧シリンダ11におけるピストン13の上面
側にはパック収容室20が形成され、このパック収容室
20の断熱扉3と対応する壁面には上縁から縦向きのU
溝21が切られている。したがってパック収容室20内
には、図2に示すように、アイスクリームAの封入され
た伸縮性を有するパックBが、その取出口CをU溝21
に嵌めつつ収納可能とされている。またパック収容室2
0の上端には、蓋体22が着脱可能に被着されている。
【0010】ピストン13の下面側には、ブラインXが
給排される圧力室24が形成されている。一方、冷凍室
2の底面の奥面側にはブラインXを貯留するタンク25
が装備されている。このタンク25と圧力室24の底面
にはそれぞれポート26,27が開口され、両ポート2
6,27間が、機械室5内に配管されたブライン流路2
8で接続されている。詳細には、このブライン流路28
には、ベーンポンプ等からなる加圧ポンプ29が介設さ
れているとともに、4個の電磁弁SV1〜SV4が備え
られて流路が2系統に切り換え可能とされている。すな
わち、第1電磁弁SV1と第3電磁弁SV3を開放し、
第2電磁弁SV2と第4電磁弁SV4を閉鎖した状態で
加圧ポンプ29が駆動されると、タンク25内のブライ
ンXが流体圧シリンダ11の圧力室24に供給され、一
方、第2電磁弁SV2とS第4電磁弁SV4を開放し、
第1電磁弁SV1と第3電磁弁SV3を閉鎖した状態で
加圧ポンプ29が駆動されると、圧力室24内のブライ
ンXがタンク25側に還流されるようになっている。な
お、圧力室24とタンク25との間は、別のエアー抜き
管30で接続されており、そこに介設された電磁弁SV
5は常には閉じられている。また、機械室5の天井部分
にはドレンパン32が設けられ、上記のブライン流路2
8には流量センサ33が介設されている。
【0011】断熱扉3には、アイスクリームAの注出部
35が設けられている。詳細には、断熱扉3に形成され
た取付孔36内に、前面を閉鎖した筒体37が断熱扉3
の前方に突出して嵌着され、その中にT字管38がクリ
アランスを持って嵌装されて、その横管の開口がパック
Bの取出口Cと接続されている(図2参照)。また、縦
管の上下両端はそれぞれ筒体37を貫通して上下に突出
しており、下端が注出口40となっているとともに、上
端側に注出コック41が装備されている。注出コック4
1はレバー42の回動操作によって弁体43を上げ下げ
するものであって、レバー42を図2の鎖線位置から実
線位置に回動することにより注出口40が開放されるよ
うになっている。また、断熱扉3の表面における注出部
35の上方位置には、上記したブライン供給用の加圧ポ
ンプ29のモータ(図示せず)の起動とその停止とを制
御する常開式のマイクロスイッチ45が設けられてい
る。そして、注出コック41の弁体43には操作板46
が設けられており、注出口40を開口すべく弁体43が
上昇操作されると、操作板46がアクチュエータを押圧
してマイクロスイッチ45をオンさせる設定となってい
る。なお、断熱扉3の前面における注出部35の下方位
置には、アイスクリームAを入れる容器を載せる載置台
48が設けられている。
【0012】さてこの実施形態では、ブラインXの初期
冷却運転を制御するための各種機器が装備されている。
まず、冷凍室2内には、ダクト10の入り口付近に位置
して、庫内温度を検出する温度センサ51が設けられて
いる。蓋体22の底面には、パックBが収容されている
か否かを検知する蓋スイッチ52が設けられている。蓋
スイッチ52は、パックBが収容されていればパックB
で押圧されてオンとなり、パックBが無ければオフとな
る。ブラインXのタンク25には、第1と第2のフロー
トスイッチ53,54が上下に配設されている。上側の
第1フロートスイッチ53は、ブラインXが規定量貯留
されたか否かを検知するためのものであって、図1の鎖
線に示すように、ブラインXが規定の水位に達するとオ
フとなり、それ以下であるとオンとなる。下側の第2フ
ロートスイッチ54は、ブラインXが流体圧シリンダ1
1側に最大限に供給された場合の水位を検知するもので
あって、所定位置まで水位が下がるとオフとなり、それ
以上の水位であるとオンとなる。
【0013】また、冷凍庫1の上側の開口縁には、断熱
扉3の開閉状態を検知する扉スイッチ55が設けられ、
断熱扉3が閉じていれば扉スイッチ55がオンとなり、
開いていればオフとなる。これらの温度センサ51、蓋
スイッチ52、第1及び第2フロートスイッチ53,5
4、及び扉スイッチ55が、初期冷却用の図示しない制
御装置の入力側に接続されており、これらの信号に基づ
いて、制御装置の出力側に接続された加圧ポンプ29の
モータ(図示せず)の起動と停止、ブライン流路28に
介設された電磁弁SV1〜SV4の開閉の切り換えが制
御されるようになっている。
【0014】本実施形態は上記のような構造であって、
まずブラインXの初期冷却の態様を図3のフローチャー
ト並びに図1を参照して説明する。ディスペンサを新た
に設置し、あるいは長期の休業後に稼働する場合には、
まずタンク25内にブラインXを貯留する。そして初期
冷却運転を開始する。この時点では、ブライン流路28
の電磁弁SV1〜SV4は、タンク25から圧力室24
に向かう流路を構成するように開閉制御されている。ま
た、冷凍サイクルが起動されて冷却器8により庫内が冷
却される。初期冷却運転が開始されると、ステップS1
において、温度センサ51からの信号により庫内温度が
15℃以上であるか否かが判別される。15℃以上であ
ればステップS2に進む。ステップS2では、蓋スイッ
チ52がオフであるか否かが判別される。蓋スイッチ5
2がオフ、すなわちアイスクリームAのパックBがパッ
ク収容室20に収容されていなければ、ステップS3に
進む。ステップS3では、第1フロートスイッチ53が
オフであるか否かが判別される。第1フロートスイッチ
53がオフ、すなわちブラインXがタンク25内に規定
量貯留されていればステップS4に進む。ステップS4
では、扉スイッチ55がオンであるか否かが判別され
る。扉スイッチ55がオン、すなわち断熱扉3が閉じら
れていれば、次のステップS5に進む。なお、上記のス
テップS1〜S4でNOと判別された場合は、詳しくは
後記する通常ルーチンが実行される。
【0015】ステップS5では、ポンプモータすなわち
加圧ポンプ29が起動される。そうすると、既述のよう
にブライン流路28の電磁弁SV1〜SV4が、タンク
25から圧力室24に向かう流路を構成するように開閉
制御されているので、図1の実線の矢線に示すように、
タンク25内のブラインXが汲み上げられて流体圧シリ
ンダ11の圧力室24内に流通し、ピストン13を上昇
させつつ連続して圧力室24内に供給される。この間、
ステップS6において、第2フロートスイッチ54がオ
フであるか否かが判別され、第2フロートスイッチ54
がオフ、すなわちタンク25内のブラインXが最大限圧
力室24内に供給されたことが検知されると、ステップ
S7において加圧ポンプ29が停止される。これにより
ブラインXは、ほとんどが流体圧シリンダ11内に入っ
た状態で冷却されることとなる。シリンダ12は上記の
ように熱伝導性に優れているので、庫内に循環供給され
る冷気によって、庫内ともどもブラインXが良好に冷却
される。
【0016】所定時間経過後、ステップS8において、
温度センサ51により庫内温度が−10℃以下になった
ことが検知されると、ステップS9において加圧ポンプ
29が起動されるとともに、ブライン流路28の各電磁
弁SV1〜SV4が上記とは逆の開閉態様に切り替わ
る。これにより図1の破線の矢線に示すように、流体圧
シリンダ11の圧力室24内のブラインXが吸引されて
タンク25内に戻される。それとともにピストン13が
下降する。最後に、ステップS10において、第1フロ
ートスイッチ53がオフであるか否かが判別され、第1
フロートスイッチ53がオフ、すなわちブラインXがす
べてタンク25内に戻されたら、通常ルーチンに移行す
る。このとき、加圧ポンプ29は停止するとともに、ブ
ライン流路28の電磁弁SV1〜SV4は、タンク25
から圧力室24に向かう流路を構成するように切り換え
られる。以上により、流体圧シリンダ11内で良好に冷
却されたブラインXがタンク25側に戻った状態とな
り、続いて、パック収容室20に既述した要領でアイス
クリームAのパックBを収容すれば準備が完了し、注出
操作を行うことが可能となる。
【0017】続いて注出時の動作を図2を参照して説明
すると、以下のようである。ブライン流路28の電磁弁
SV1〜SV4は、上記のようにタンク25から圧力室
24に向かう流路を構成するように開閉制御されてい
る。アイスクリームAを注出するには、載置台48に図
示しない容器を置き、注出コック41のレバー42を図
2の実線位置に回動して注出口40を開くとともに、マ
イクロスイッチ45をオンさせて加圧ポンプ29を駆動
させる。そうすると、図2の実線の矢線に示すように、
タンク25内のブラインXが汲み上げられて流体圧シリ
ンダ11の圧力室24内に供給されて加圧される。これ
によりピストン13が上昇してパックBが圧縮され、パ
ックBの取出口CからアイスクリームAが流出し、注出
口40から容器内に注出される。適量が注出されたら、
注出コック41のレバー42を図2の鎖線位置に回動す
ると、マイクロスイッチ45がオフとなって加圧ポンプ
29が停止し、また注出口40が閉じられて注出が停止
される。再度、上記の動作を繰り返すことでアイスクリ
ームAが順次に注出される。この間、圧力室24には順
次にブラインXが加圧状態で供給されるのであるが、ブ
ラインXは、既述した初期冷却によって庫内温度にほぼ
匹敵する温度に冷却されているので、パックB内のアイ
スクリームAがブラインXから熱を受けて温度上昇する
ことが防がれる。
【0018】なお、パックB内のアイスクリームAを使
い切ったら、新たなパックBと交換するのであるが、そ
れに先立ち、上昇したピストン13を下げてパック収容
室20を広げることが行われる。その場合は、図示しな
いパック交換スイッチをオンすると、ブライン流路28
の各電磁弁SV1〜SV4が上記とは逆の開閉態様に切
り替わるとともに、加圧ポンプ29が駆動される。そう
すると、図2の破線の矢線に示すように、流体圧シリン
ダ11の圧力室24内のブラインXが吸引されてタンク
25内に戻される。これにより圧力室24内が負圧に傾
くことでピストン13が下降し、パック収容室20が大
きく広がる。そうしたら、断熱扉3を開けるとともに蓋
体22を外し、使用済みのパックBを取り出して、それ
に代わって新たなパックBを収容すればよい。
【0019】以上説明したように本実施形態によれば、
ディスペンサを設置後初めて稼働する場合、あるいは長
期の休業後に稼働する場合には、ブラインXを一旦流体
圧シリンダ11の圧力室24に供給し、庫内温度にほぼ
匹敵する温度に冷却してタンク25に戻す初期冷却を行
えるようにしたから、引き続く注出操作時において、ブ
ラインXが圧力室24に順次に供給された場合に、パッ
クBのアイスクリームAがブラインXの熱を受けてその
品質に悪影響を及ぼすことが防止される。しかも、ブラ
インXの初期冷却用の流路28は、注出操作用のブライ
ン流路と兼用されているので、構造が簡素化でき、また
ブラインXの初期冷却を行うことで、通常注出時におけ
るブラインXの流通経路や制御機構等の動作確認を併せ
て行うことができる。
【0020】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、流体圧シリンダの作動流体にブライン
を用いたものに限らず、稼働の初めには庫内との間に温
度差が生じやすいような他の作動流体を用いたものにも
同様に適用することができる。 (2)上記実施形態に言うアイスクリームとは、ソフト
アイスクリームとハードアイスクリームの両方を含んで
おり、また本発明は、ヨーグルトやシャーベット等の他
の冷菓の注出装置全般に広く適用することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における初期冷却の動作
を説明するための断面図である。
【図2】 その注出動作を説明するための断面図であ
る。
【図3】 初期冷却の動作のフローチャートである。
【図4】 従来例の断面図である。
【符号の説明】
A…アイスクリーム B…パック X…ブライン 2…
冷凍室 11…流体圧シリンダ 12…シリンダ 13
…ピストン 20…パック収容室 24…圧力室 25
…タンク 28…ブライン流路 29…加圧ポンプ S
V1〜SV4…電磁弁 51…温度センサ 52…蓋ス
イッチ 53,54…フロートスイッチ 55…扉スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを摺動自由に嵌装
    してなる流体圧シリンダと、作動流体を貯留したタンク
    とを冷却貯蔵室内に装備し、前記ピストンの一側に設け
    られた収容室に冷菓を収容し、タンク内の作動流体を前
    記ピストンの他側に設けられた圧力室に供給して加圧す
    ることにより冷菓を注出するようにした冷菓注出装置に
    おいて、 前記冷菓を前記収容室に収容する前に作動流体を前記タ
    ンクから前記圧力室に供給し、前記冷却貯蔵室内を所定
    温度まで冷却したのち、作動流体を圧力室からタンクに
    戻すことを特徴とする冷菓注出装置における注出用作動
    流体の冷却方法。
  2. 【請求項2】 シリンダ内にピストンを摺動自由に嵌装
    してなる流体圧シリンダと、作動流体を貯留したタンク
    とを冷却貯蔵室内に装備し、前記ピストンの一側に設け
    られた収容室に冷菓を収容し、タンク内の作動流体を前
    記ピストンの他側に設けられた圧力室に供給して加圧す
    ることにより冷菓を注出するようにした冷菓注出装置に
    おいて、 作動流体をタンクと圧力室との間で往復流通可能とする
    流通路と、 前記冷却貯蔵室内の温度を検知する温度センサと、 前記収容室内に冷菓が収容されていないときにタンク内
    の作動流体を前記流通路により前記圧力室に供給する作
    動流体供給手段と、 前記冷却貯蔵室内が所定温度まで冷却されたことが前記
    温度センサにより検知されたことを条件に前記圧力室内
    の作動流体を前記流通路により前記タンクに還流させる
    作動流体還流手段と、を備えたことを特徴とする冷菓注
    出装置。
  3. 【請求項3】 前記流通路は、注出操作時における作動
    流体の流通路と兼用していることを特徴とする請求項2
    記載の冷菓注出装置。
JP00804297A 1997-01-20 1997-01-20 冷菓注出装置及びその注出用作動流体の冷却方法 Expired - Fee Related JP3630515B2 (ja)

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