JPH10201713A - 内視鏡用洗浄シース - Google Patents
内視鏡用洗浄シースInfo
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Abstract
って洗浄シース本体の先端の折り返し部と内視鏡の挿入
部先端面との間に入り込むことを防ぎ、組み合わせて使
用される内視鏡により常に明るい観察像が得られる内視
鏡用洗浄シースを提供することを最も主要な特徴とす
る。 【解決手段】洗浄シース本体6の外周面を伝ってシース
先端部15に導かれる体液が先端開口部18の端縁部位
から内側に入り込む前に、洗浄シース本体6の外周面か
ら振り落として先端開口部18内に侵入することを防止
する体液侵入防止手段24を洗浄シース本体6のシース
先端部15に設けたものである。
Description
外周面全体を覆う状態で内視鏡に外付けされて使用され
る内視鏡用洗浄シースに関する。
れている。ここで、内視鏡は予め体壁に穿刺されたトラ
カール外套管に挿通した状態で使用される。また、外科
手術中においては、出血等により内視鏡の挿入部先端面
の対物レンズが汚れ、内視鏡の視野が妨げられるという
問題があった。
例えば特開昭8−173370号公報には内視鏡の挿入
部の外周面全体を覆う状態で内視鏡に外付けされて使用
される内視鏡用洗浄シースを使用して血液を除去する構
成が記載されている。
て円管状の断面形状に形成されている。そして、内視鏡
の挿入部の外周面全体を洗浄シースのシース本体で覆う
状態で内視鏡に外付けされた場合には内視鏡の挿入部と
洗浄シースとの間に洗浄媒体を供給する間隙が形成され
るようになっている。
側に折り返した折り返し部が屈曲形成されている。そし
て、内視鏡の挿入部と洗浄シースとの間の間隙を通して
供給した洗浄媒体の流れを、その折り返し部で内視鏡の
挿入部先端面の対物レンズの方向に屈曲させて内視鏡の
対物レンズにはねあてる構造が採られている。
来構成のものにあっては洗浄シースのシース本体は全長
に渡って円管状の断面形状に形成され、さらに洗浄シー
スの最先端部には内方向側に折り返した折り返し部が屈
曲形成されているので、外科手術中に体壁のトラカール
穿刺部からの出血がトラカール外套管の外周から洗浄シ
ースの外周を伝って洗浄シースの先端まで到達し、さら
に折り返し部に沿って洗浄シースの折り返し部と、内視
鏡の挿入部先端面との間に回り込んでしまう問題があ
る。ここで、洗浄シースの折り返し部と内視鏡の挿入部
先端面との間に回り込んだ血液は、内視鏡のライトガイ
ドの出射光により熱せられて乾燥し、ライトガイドの出
射光の出射部に固着することがある。
射部に一旦乾燥、固着してしまうと、洗浄シースによる
送水、吸引などを実施して、ライトガイドの出射光の出
射部の洗浄を行っても落とすことができない。その結
果、ライトガイドの出射光が遮られ、内視鏡の観察画像
が暗くなる不具合がある。
で、その目的は、体液などが洗浄シース本体の外周を伝
って洗浄シース本体の先端の折り返し部と内視鏡の挿入
部先端面との間に入り込むことを防ぎ、組み合わせて使
用される内視鏡により常に明るい観察像が得られる内視
鏡用洗浄シースを提供することにある。
全体を覆う洗浄シース本体を備え、前記内視鏡の挿入部
の外周面全体を前記洗浄シース本体で覆う状態で前記内
視鏡に外付けされて使用されるとともに、前記洗浄シー
ス本体の先端部に前記内視鏡の挿入部の先端面を外部側
に露出させる先端開口部が形成された内視鏡用洗浄シー
スにおいて、前記洗浄シース本体の外周面を伝って前記
洗浄シース本体の先端部に導かれる体液が前記洗浄シー
ス本体の先端開口部の端縁部位から前記洗浄シース本体
の先端開口部の内側に入り込む前に、前記洗浄シース本
体の外周面から振り落として前記洗浄シース本体の先端
開口部内に侵入することを防止する体液侵入防止手段を
前記洗浄シース本体の先端部に設けたことを特徴とする
内視鏡用洗浄シースである。そして、外科手術中、体壁
のトラカール穿刺部からの出血等の体液が洗浄シース本
体の外周面を伝って洗浄シース本体の先端部側に導かれ
た際に、体液が洗浄シース本体の先端開口部の端縁部位
から洗浄シース本体の先端開口部の内側に入り込む前
に、洗浄シース本体の先端部の体液侵入防止手段によっ
て洗浄シース本体の外周面から振り落とすことにより、
洗浄シース本体の外周面を伝って洗浄シース本体の先端
開口部側に導かれた体液が洗浄シース本体の先端開口部
内に侵入することを防止するようにしたものである。
を図1(A),(B)乃至図3を参照して説明する。図
1(A),(B)は本実施の形態における内視鏡用洗浄
シース1を内視鏡2に装着した状態を示すものである。
ここで、内視鏡2には体内に挿入される細長い挿入部3
と、この挿入部3の基端部に連結された手元側の操作部
4とが設けられている。そして、この内視鏡2の操作部
4の前端部には洗浄シース取付け用のピン5が突設され
ている。
(B)に示すように内視鏡2の挿入部3の外周面全体を
覆う細長い円筒状の洗浄シース本体6が設けられてい
る。この洗浄シース本体6の基端部には内視鏡2の操作
部4に着脱可能に取付けられる略円筒状の取付け部7が
設けられている。
略L字状のカム溝8が設けられている。このカム溝8は
洗浄シース1を内視鏡2に装着する際に内視鏡2の操作
部4のピン5と係合し、洗浄シース1を内視鏡2に固定
するものである。なお、図3に示すように内視鏡2の挿
入部3の先端部9には固体撮像素子10が内蔵されてい
る。そして、カム溝8の位置は洗浄シース1を内視鏡2
に装着した際に、内視鏡2の先端部9内の固体撮像素子
10の上方向(図1(B)中で、上方向)が洗浄シース
1に対して一義的に決まるように位置決めされている。
は、円筒状の口金11が突設されている。この口金11
には外部チューブ12の一端部が接続されている。この
外部チューブ12の他端部は図示しない送気、送水手
段、或いは吸引手段に連結されている。そして、このチ
ューブ12を通して口金11内に送気、送水、吸引など
ができるようになっている。
された細長い円筒状のシース硬性部13と、このシース
硬性部13の先端に設けられたチューブ状のシース軟性
部14と、このシース軟性部14の先端側、つまり洗浄
シース1の最先端に設けられたシース先端部15とから
構成される。ここで、シース先端部15は内視鏡2の先
端部9に装着されている。さらに、シース軟性部14は
内視鏡2の先端部9を上下左右の4方向に湾曲操作する
湾曲部16を覆う位置に配置されている。
浄シース1のシース本体6の内周面との間には流路17
が形成されている。この流路17の後端部は口金11の
内腔に連通されている。
示しないパッキンが装着されている。そして、洗浄シー
ス1が内視鏡2に装着された状態では内視鏡2の操作部
4の外周面と洗浄シース1の取付け部7の内周面との間
がこのパッキンによりシールされ、内視鏡2の挿入部3
とシース本体6との間の流路17が気密的に保持されて
いる。
先端には内視鏡2の先端部9の先端面9aを外部側に露
出させる先端開口部18が形成されている。さらに、シ
ース先端部15の先端開口部18の周縁部位には、内部
側に向けて突出された折り返し部19が全周に渡り形成
されている。
は内視鏡2の挿入部3の全長より僅かに長く形成されて
いる。さらに、シース先端部15の折り返し部19と内
視鏡2の先端面9aとの間には流路17の先端部に連通
する隙間20が形成されている。
するシース先端部15の下縁部15aには、折り返し部
19から更に先端へ延びる略嘴状の樋部21が設けられ
ている。この樋部21の先端には外向きに屈曲された反
り返し部22が突設されている。
体液のガイド溝23が全周に渡り形成されている。この
ガイド溝23はシース先端部15の外周面の基端部にお
ける内視鏡2の上方向に対応する部分から下方向に向か
うにしたがって徐々に先端方向に近づく2次曲線を描く
ように形成されている。そして、このガイド溝23とシ
ース先端部15の下縁部15aの樋部21および反り返
し部22とによってシース本体6の外周面を伝ってシー
ス本体6のシース先端部15に導かれる体液をシース本
体6の先端開口部18の端縁部位からシース本体6の先
端開口部18の内側に入り込む前に、シース本体6の外
周面から振り落としてシース本体6の先端開口部18内
に侵入することを防止する体液侵入防止手段24が形成
されている。
本実施の形態の洗浄シース1は内視鏡2に装着されて使
用される。この洗浄シース1を内視鏡2に装着する作業
時には内視鏡2の挿入部3を取付け部7側からシース本
体6内に挿入し、内視鏡2の挿入部3にシース本体6を
被覆する。
鏡2の操作部4の近傍に到達した時点で、取付け部7の
カム溝8内に内視鏡2の操作部4のピン5を挿入させ
る。このとき、取付け部7のカム溝8に沿ってピン5を
移動させる状態で、内視鏡2に対して洗浄シース1全体
を軸方向に移動させたのち、カム溝8の終端位置で所定
量回動させ、内視鏡2の操作部4のピン5に取付け部7
のカム溝8を係合させる。これにより、内視鏡2の挿入
部3に対する洗浄シース1の取付け方向、および取付け
位置が一義的に位置決めされた状態で固定される。
が内視鏡2の挿入部3の下方向に配置される状態で、か
つ必ずシース先端部15の外周面のガイド溝23が樋部
21に向けて傾斜している状態で洗浄シース1は内視鏡
2に固定される。
の挿入部3は次に、予め体壁に穿刺されたトラカール外
套管内に挿入され、体内に挿入される。そして、内視鏡
2による体内の観察、処置などが行われる。
は、湾曲部16によって上下左右の4方向に湾曲可能で
あるため、固体撮像素子10の上下方向と内視鏡2の天
地の方向とをほぼ一致させたままで、内視鏡2の視野を
変えながら観察、処置などを実施することが可能であ
る。
面9aに配設された対物レンズ25に汚れが付着した場
合には、外部チューブ12から洗浄媒体が供給される。
このとき、外部チューブ12から供給される洗浄媒体は
口金11の内腔から流路17を経由して先端に到達した
のち、シース先端部15の折り返し部19で、洗浄媒体
の流れが内視鏡2の挿入部3の先端面9aの対物レンズ
25の方向に向けて屈曲された状態にはね返り、これに
よって対物レンズ25が洗浄される。
している間に患者の体壁のトラカール穿刺部からの出血
がトラカール外套管から洗浄シース1の外周面を伝って
落ちてくる場合がある。このとき、血液は洗浄シース1
のシース硬性部13の外周面からシース軟性部14の外
周面を伝ってシース先端部15の外周面へ到達する。
は、先端部9が湾曲部16によって上下左右の4方向に
湾曲可能であるため、固体撮像素子10の下方向が重力
方向とほぼ一致したままで観察、処置が可能である。そ
のため、シース先端部15の外周面へ到達した血液は、
重力によりシース先端部15の外周面のガイド溝23に
沿って、内視鏡2の下方向に配置されているシース先端
部15の下縁部15aに集められる。ここに集められた
血液は、シース先端部15の下縁部15aを伝ってさら
に先端の樋部21側に流れる。
aから樋部21側に流れる血液は、樋部21の先端の反
り返し部22に沿ってさらに外側に向けて導かれる。そ
のため、洗浄シース1の外周面を伝って落ちてくる血液
は内視鏡2の挿入部3の先端面9aと洗浄シース1の折
り返し部19との間の隙間20に回り込むことなく、重
力により洗浄シース1の外に落下する。
果を奏する。すなわち、本実施の形態は洗浄シース1の
シース先端部15の下縁部15aに折り返し部19より
さらに先端に延出する樋部21を設けるとともに、樋部
21の先端に外向きに屈曲された反り返し部22を突設
し、さらにシース先端部15の外周面に体液のガイド溝
23を形成し、このガイド溝23とシース先端部15の
下縁部15aの樋部21および反り返し部22とによっ
てシース本体6の外周面を伝ってシース本体6のシース
先端部15に導かれる体液をシース本体6の先端開口部
18の端縁部位からシース本体6の先端開口部18の内
側に入り込む前に、シース本体6の外周面から振り落と
してシース本体6の先端開口部18内に侵入することを
防止する体液侵入防止手段24を形成したものである。
そのため、洗浄シース1の外周面を伝って落ちてくる血
液を内視鏡2の挿入部3の先端面9aと洗浄シース1の
折り返し部19との間の隙間20に回り込むことなく、
シース先端部15の外周面から重力により落下させるこ
とができるので、従来のように体壁のトラカール穿刺部
から出血した血液が内視鏡2のライトガイドの出射部に
固着することがなく、この洗浄シース1と組み合わせて
使用する内視鏡2により常に明るい観察像を得ることが
できる。
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1(A),(B)乃至図3参照)の洗浄シース本体6に
おけるシース先端部15の構成を次の通り変更したもの
である。
15の下縁部15aに形成された略嘴状の樋部21の内
周面に、内部側に向けて突出する堰31を折り返し部1
9と平行に設けたものである。ここで、堰31は樋部2
1の最先端と折り返し部19との間に配置されている。
なお、これ以外の部分の構成は第1の実施の形態と構造
が共通であり、第1の実施の形態と同一部分には同一の
符号を付してその説明を省略する。
洗浄シース1が装着された内視鏡2の使用中、内視鏡2
によって観察、処置などをしている間に患者の体壁のト
ラカール穿刺部からの出血がトラカール外套管から洗浄
シース1の外周を伝って落ちてきた場合にはその血液
は、シース先端部15のガイド溝23によりシース先端
部15の下縁部15aに集められる。血液はさらにシー
ス先端部15の下縁部15aを伝って先端側に流れる。
には折り返し部19より先端側に樋部21が延出され、
さらに樋部21の先端と折り返し部19との間に内部側
に突出する堰31が設けられているため、シース先端部
15の下縁部15aを伝って先端側に流れる血液が樋部
21の内面側に回り込んだ場合であっても堰31および
折り返し部19によってその血液の流れを一層確実にせ
き止めることができる。そのため、本実施の形態でも洗
浄シース1の外周面を伝って落ちてくる血液は内視鏡2
の挿入部3の先端面9aと洗浄シース1の折り返し部1
9との間の隙間20に回り込むことなく、重力により洗
浄シース1の外に落下する。
先端部15の下縁部15aに形成された略嘴状の樋部2
1の内周面に、内部側に向けて突出する堰31を折り返
し部19と平行に設けたので、洗浄シース1の外周面を
伝って落ちてくる血液がシース先端部15の下縁部15
aを伝って先端側に流れ、樋部21の内面側に回り込ん
だ場合であっても堰31および折り返し部19によって
その血液の流れを確実にせき止めることができる。その
ため、本実施の形態でも洗浄シース1の外径を格別に太
径化することなく、第1の実施の形態と同様に体壁のト
ラカール穿刺部から出血した血液が内視鏡2のライトガ
イドの出射部に固着することを防止して、この洗浄シー
ス1と組み合わせて使用する内視鏡2により常に明るい
観察像を得ることができる。
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1(A),(B)乃至図3参照)の洗浄シース1のシー
ス先端部15の基端部外周面に弾性部材からなるドーナ
ツ状のバルーン41を固着したものである。このバルー
ン41には、バルーン41を膨らませたり、しぼませた
りするために流体給排用のチャンネル42の一端部が連
結されている。このチャンネル42はシース本体6に沿
って基端部の取付け部7側へと延びている。
ルーン41の内腔に生理食塩水などの流体を供給する図
示しない流体供給機構に連結されている。なお、これ以
外の部分の構成は第1の実施の形態と構造が共通であ
り、第1の実施の形態と同一部分には同一の符号を付し
てその説明を省略する。
本実施の形態でも第1の実施の形態と同様の手順で内視
鏡2が体内に挿入される。続いて、チャンネル42より
生理食塩水などを送り、バルーン41を膨らませる。こ
の状態で、第1の実施の形態と同様に内視鏡2による体
内の観察、処置などが行われる。
している間に患者の体壁のトラカール穿刺部からの出血
がトラカール外套管から洗浄シース1の外周を伝って落
ちてきた場合にはその血液の流れは、膨らんだバルーン
41により先端へ向かうことが阻害される。さらに、洗
浄シース1の外周を伝わる血液の流れがたとえバルーン
41を乗り越えたとしても、シース先端部15の外周に
設けられたガイド溝23と樋部21により、血液は落下
する。
ース1のシース先端部15の基端部外周面にバルーン4
1を固着し、このバルーン41を膨らませた状態で、第
1の実施の形態と同様に内視鏡2による体内の観察、処
置などが行われるようにしたので、洗浄シース1の外周
を伝って落ちてきた血液の流れを、膨らんだバルーン4
1により先端へ向かうことを阻害することができる。そ
のため、本実施の形態では第1の実施の形態(図1
(A),(B)乃至図3参照)より一層確実に内視鏡2
の挿入部3の先端面9aとシース先端部15の折り返し
部19との間の隙間20ヘの血液の回り込みが防止さ
れ、常に明るい内視鏡2の観察像が得られる効果があ
る。
示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態(図
1(A),(B)乃至図3参照)の洗浄シース本体6に
おけるシース先端部15の構成を次の通り変更したもの
である。
のシース先端部15の先端縁部全周に渡り内部側に突出
された折り返し部51を形成するとともに、シース先端
部15の外周面に全周に渡って撥水コート52を施した
ものである。なお、これ以外の部分の構成は第1の実施
の形態と構造が共通であり、第1の実施の形態と同一部
分には同一の符号を付してその説明を省略する。
洗浄シース1が装着された内視鏡2の使用中、内視鏡2
によって観察、処置などをしている間に患者の体壁のト
ラカール穿刺部からの出血がトラカール外套管から洗浄
シース1の外周を伝って落ちてきた場合にはその血液
は、シース先端部15に到達する。このとき、本実施の
形態ではシース先端部15の外周面には全周に渡って、
撥水コート52が施されているので、シース先端部15
にて血液が落下する。
シース1のシース先端部15を円筒形状に形成すること
ができるので、洗浄シース1をシース本体6の軸心部を
中心にどのように回転させてもよく、また、先端部9に
固体撮像素子10(図3参照)を内蔵していない内視鏡
2と洗浄シース1を組み合わせた場合でも、内視鏡2の
挿入部3の先端面9aとシース先端部15の折り返し部
19との間の隙間20への血液の回り込みを防止するこ
とができ、常に明るい内視鏡像が得られる。
(B)乃至図3参照)の変形例として、ガイド溝23を
シース硬性部13またはシース軟性部14に設けても良
い。また、ガイド溝23の数を複数にすることにより、
より確実に血液の回り込みを防止できる。
変形例として、撥水コート52を洗浄シース1のシース
本体6の外周面全体に施しても良く、この場合には血液
の回り込みをさらに効果的に防止できる。
の実施の形態を示すものである。図7(A)は本実施の
形態の内視鏡用洗浄シース61を内視鏡62に装着した
状態を示すものである。
するための直管からなる挿入部63と、この挿入部63
の基端部に連結された手元側の操作部64とが設けられ
ている。
部63の外周面全体を覆う状態で被せて装着される硬性
部材からなる細長い円筒状の洗浄シース本体65が設け
られている。この洗浄シース本体65の手元側基端部に
は内視鏡62の操作部64に着脱可能に取付けられる略
円筒状の取付け部66が連結されている。この取付け部
66の外周面には、図示しない口金が突設されている。
この口金には図示しない送気、送水手段、或いは吸引手
段に連結された外部チューブが連結されている。そし
て、このチューブから口金内を通して内視鏡62の挿入
部63の外周面と、シース61の洗浄シース本体65と
の間の隙間の流路に送液、吸引などができるようになっ
ている。
には図7(B)に示すように略リング状の凹陥部67が
形成されている。この凹陥部67には略リング状の弾性
部材68が固着されている。この弾性部材68の先端部
内周面には内側へ略直角に折り曲げられた略リング状の
フランジ部69が形成されている。このフランジ部69
の内側壁面には内視鏡62の挿入部63の先端面に送水
液を吹き付ける少なくとも1つのノズル部70が設けら
れている。
61を内視鏡62に装着した際に、シース本体65の先
端部内周面の弾性部材68のフランジ部69の内側壁面
が内視鏡62に圧接される程度の長さに設定されてい
る。
61が内視鏡62に装着された状態では、外部チューブ
からシース61の取付け部66の口金内を通して内視鏡
62の挿入部63の外周面と、シース61の洗浄シース
本体65との間の隙間の流路に送液、吸引などが行われ
る。このとき、内視鏡62の挿入部63の先端面と、弾
性部材68のフランジ部69の内側壁面との間が密着し
ているため、送水液の送水時にノズル部70以外の部分
から送水液が漏れ出すおそれがない。そのため、内視鏡
62の挿入部63の外周面と、シース61の洗浄シース
本体65との間の隙間の流路に供給される送水液を確実
にノズル部70から噴出させ、内視鏡62の挿入部63
の先端面に吹き付けることができるので、送水液の送水
時にノズル部70以外の部分から送水液が漏れ出すおそ
れがなく、内視鏡62の挿入部63の先端面の対物レン
ズ等の洗浄性を一層良くすることができる。
鏡62に装着した際に、シース本体65の先端部内周面
の弾性部材68のフランジ部69が内視鏡62に圧接さ
れ、ノズル部70以外から送水液が漏れ出さないので、
吸引後のシース61からの水だれ現象が生じにくい効果
もある。
(A),(B)参照)の内視鏡用洗浄シース61の第1
の変形例を示すものである。本変形例は第5の実施の形
態のシース61におけるシース本体65の先端部に円筒
状の弾性部材71を取付けたものである。
端部内周面に弾性部材71の取付け用の略リング状の凹
陥部72が形成されている。さらに、弾性部材71の基
端部外周面にはシース本体65の凹陥部72と対応する
形状の凹陥部73が形成されている。そして、弾性部材
71の凹陥部73にシース本体65の凹陥部72を外嵌
させて重ね合わせた状態で、シース本体65の先端部に
弾性部材71が取付けられている。
側へ略直角に折り曲げられた略リング状のフランジ部7
4が形成されている。このフランジ部74の内側壁面に
は内視鏡62の挿入部63の先端面に送水液を吹き付け
る少なくとも1つのノズル部75が設けられている。
61を内視鏡62に装着した際に、シース本体65の先
端部の弾性部材71が内視鏡62に圧接される程度の長
さに設定されている。
同様にシース61を内視鏡62に装着した際に、シース
本体65の先端部の弾性部材71のフランジ部74を内
視鏡62に圧接させた状態で保持することができるの
で、内視鏡62の挿入部63の外周面と、シース61の
洗浄シース本体65との間の隙間の流路に供給される送
水液を確実にノズル部75から噴出させ、内視鏡62の
挿入部63の先端面に吹き付けることができるので、送
水液の送水時にノズル部75以外の部分から送水液が漏
れ出すおそれがなく、内視鏡62の挿入部63の先端面
の対物レンズ等の洗浄性を一層良くすることができる。
鏡62に装着した際に、シース本体65の先端部の弾性
部材71のフランジ部74が内視鏡62に圧接され、ノ
ズル部75以外から送水液が漏れ出さないので、吸引後
の水だれ現象が生じにくい効果もある。
5の先端部全体を弾性部材71によって構成したので、
シース本体65の先端部の弾性部材71が体内の臓器に
強く押しつけられた場合でも、臓器を損傷させる恐れを
少なくすることができる効果がある。
態(図7(A),(B)参照)の内視鏡用洗浄シース6
1の第2の変形例を示すものである。本変形例は第5の
実施の形態のシース61におけるシース本体65の先端
部に内側へ略直角に折り曲げられた略リング状のフラン
ジ部81を形成し、このフランジ部81と内視鏡62の
挿入部63の先端面との間に弾性部材からなる略リング
状のパッキン82を取付けたものである。このパッキン
82の外径寸法はシース本体65の内径寸法と略同径に
設定されている。
0に示すように少なくとも1つのノズル部83が設けら
れている。さらに、このパッキン82の中央部には内視
鏡62の視野を遮らない大きさの開口部84が設けられ
ている。
ランジ部81の内側壁面に対し、取外し可能である。さ
らに、シース61の有効長は、このシース61を内視鏡
62に装着した際に、パッキン82が内視鏡62に圧接
される程度の長さに設定されている。
同様にシース61を内視鏡62に装着した際に、シース
本体65の先端部のフランジ部81の内側壁面に取付け
たパッキン82を内視鏡62に圧接させた状態で保持す
ることができるので、内視鏡62の挿入部63の外周面
と、シース61の洗浄シース本体65との間の隙間の流
路に供給される送水液を確実にノズル部83から噴出さ
せ、内視鏡62の挿入部63の先端面に吹き付けること
ができるので、送水液の送水時にノズル部83以外の部
分から送水液が漏れ出すおそれがなく、内視鏡62の挿
入部63の先端面の対物レンズ等の洗浄性を一層良くす
ることができる。
鏡62に装着した際に、シース本体65のフランジ部8
1の内側壁面に取付けたパッキン82が内視鏡62に圧
接され、ノズル部83以外から送水液が漏れ出さないの
で、吸引後のシース61からの水だれ現象が生じにくい
効果もある。
5のフランジ部81の内側壁面に取外し可能なパッキン
82を装着したので、特に構造が簡単であり、加工が容
易である。そのため、低コストで作成可能である。ま
た、パッキン82を取外し可能にすることで、このパッ
キン82の弾性部材が劣化した際にパッキン82の交換
が容易にできる。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他の
特徴的な技術事項を下記の通り付記する。
シースにおいて、前記内視鏡用洗浄シースの先端部の
内、内視鏡用洗浄シースを内視鏡に装着したときに、重
力方向に位置する部分に、先端方向へ突出する嘴部を設
けると共に、内視鏡用洗浄シースの挿入部の外周に少な
くとも一つの溝を設けたことを特徴とする内視鏡用洗浄
シース。
て傾斜する溝であることを特徴とする付記項1に記載の
内視鏡用洗浄シース。 (付記項3) 前記嘴部の先端に、前記内視鏡用洗浄シ
ースの外径側に突出する反り返しを設けたことを特徴と
する付記項1または2に記載の内視鏡用洗浄シース。
内視鏡用洗浄シースにおいて、前記内視鏡用洗浄シース
の挿入部の外周の一部に撥水コートを施したことを特徴
とする内視鏡用洗浄シース。
手術等に広く内視鏡が利用されており、内視鏡は体壁に
穿刺したトラカール外套管に挿通した状態で使用され
る。外科手術中においては、出血等により内視鏡の先端
対物レンズが汚れ視野が妨げられるという問題があっ
た。この問題を解決する手段として、例えば特開昭8−
173370号に記載されているような洗浄シースを使
用して血液を除去するものがある。このような洗浄シー
スにおいては、洗浄シースの最先端部を内径側に折り返
しておき、内視鏡と洗浄シースとの間隙を通して供給し
た洗浄媒体を、その折り返し部で内視鏡の先端対物レン
ズにはねあてる構造が採られている。また、洗浄シース
の挿入部は全長に渡って断面が円管状の形状をしてい
る。
しかしながら、洗浄シース最先端が折り返されてお
り、洗浄シースの外周が全長に渡り円管状である構造で
は体壁のトラカール穿刺部からの出血がトラカール外套
管の外周から洗浄シースの外周を伝って洗浄シースの先
端まで到達し、さらに折り返し部に沿って洗浄シースの
折り返し部と内視鏡先端面の間に回り込んでしまう。折
り返し部と内視鏡先端面に回り込んだ血液は、内視鏡の
ライトガイドの出射光により熱せられて乾燥し、ライト
ガイド出射部に固着することがある。血液がライトガイ
ド出射部に一旦乾燥、固着してしまうと、洗浄シースに
よる送水、吸引などを実施して、ライトガイド出射部の
洗浄を行っても落とすことができない。その結果、ライ
トガイドの出射光が遮られ、内視鏡の画像が暗くなると
いう不具合があった。
事情に鑑みてなされたものであり、体液などが洗浄シー
スの外周を伝って洗浄シースの折り返し部と内視鏡先端
面の間に入り込むのを防ぎ、組み合わせて使用する内視
鏡により常に明るい観察像が得られる内視鏡用洗浄シー
スを提供することを目的としている。
用) 付記項1の内視鏡用洗浄シースは、内視鏡に装着
して使用する内視鏡用洗浄シースにおいて、前記内視鏡
用洗浄シースの先端部の内、内視鏡用洗浄シースを前記
内視鏡に装着したときに、重力方向に位置する部分に、
先端方向へ突出する嘴部を設けると共に、内視鏡用洗浄
シースの挿入部の外周に少なくとも一つの溝を設けたこ
とで、体壁のトラカール穿剌部からの出血がトラカール
の外周から内視鏡用洗浄シースの外周を伝って、内視鏡
用洗浄シースの折り返し部と内視鏡先端面との間に入り
込む前に、血液を内視鏡用洗浄シースの外周から落とす
という作用をもつ。
用) 前記溝を、前記嘴部に向けて傾斜する少なくとも
ーつの溝としたことで、付記項1と同じ作用をもつ。 (付記項3の課題を解決する手段および作用) 前記嘴
部の先端に、前記内視鏡用洗浄シースの外径側に突出す
る反り返しを設けたことで、付記項1と同じ作用をも
つ。
用) 付記項4の内視鏡用洗浄シースは、内視鏡に装着
して使用する内視鏡用洗浄シースにおいて、前記内視鏡
用洗浄シースの挿入部の外周の一部に撥水コートを施し
たことで、体壁のトラカール穿剌部からの出血がトラカ
ールの外周から内視鏡用洗浄シースの外周を伝って、内
視鏡用洗浄シースの折り返し部と内視鏡先端面との間に
入り込む前に、血液を内視鏡用洗浄シースの外周から落
とすという作用をもつ。
浄シースの外周を伝って洗浄シースの折り返し部と内視
鏡の先端面に入り込むことを防ぐことにより、組み合わ
せて使用する内視鏡により常に明るい観察像を得ること
ができる。
内視鏡と、該内視鏡を外装するシースを有し、前記内視
鏡と前記シースとの間を流路として前記内視鏡の先端面
に対して流体の供給及び吸引を行う手段を備えた内視鏡
装置において、前記シース先端部の少なくとも内視鏡先
端面と接する部分を弾性部材としたことを特徴とする内
視鏡装置。
先端部の内壁面に設けたことを特徴とする付記項5の内
視鏡装置。 (付記項7) 前記シース先端部が全て前記弾性部材に
よって構成されることを特徴とする付記項5の内視鏡装
置。
内径と略同径である円盤形のパッキンであることを特徴
とする付記項5の内視鏡装置。 (付記項5〜8の従来技術) 従来技術としては、特開
平8−280609号公報があり、内視鏡の挿入部の外
周に被せて装着されるパイプと、内視鏡の操作部に装着
されるシース本体部とからなり、シース本体部はパイプ
の手元側基端に連結されている。パイプの最先端縁部に
はその内側へ略直角に折り曲げられた形状の略リング状
のフランジが形成されており、このフランジの内側壁面
には少なくとも1つのノズルが設けてある。
従来技術では、シース先端部が硬性部材によって形成
されているため、シースを内視鏡に装着した際、内視鏡
先端面とシース最先端部のフランジ内側壁面が完全に密
着しない。このため、本来ノズル部から噴出すべき送水
液が、内視鏡先端面とシース最先端部のフランジ内側壁
面の隙間から漏れ出してしまい、ノズル部から噴出する
送水液の勢いが弱まり洗浄性が低下するという欠点があ
った。また、内視鏡先端面とシース最先端部のフランジ
内側壁面の隙間があるために、吸引しきれなかった送水
液が再度内視鏡先端面に漏れ出す水だれ現象が生じやす
いという欠点があった。
目的は、内視鏡先端面とシース最先端部のフランジ内側
壁面を完全に密着させ、送水液が確実にノズル部から噴
出し、視野の妨げとなる吸引後の水だれ現象を生じにく
くすることで、内視鏡を体外に抜くことなく簡単に視野
の汚れを除去することができ内視鏡手術時間を短縮でき
る内視鏡装置を提供することである。
び作用) 付記項5〜8の構成は、内視鏡先端面とシー
スのフランジ内側壁面が密着するので、送水液が確実に
ノズル部から噴出され、ノズル部以外から送水液が漏れ
出さないという作用を持つ。
シース最先端部のフランジ内側壁面を完全に密着させ、
送水液が確実にノズル部から噴出し、視野の妨げとなる
吸引後の水だれ現象を生じにくくすることで、内視鏡を
体外に抜くことなく簡単に視野の汚れを除去することが
でき内視鏡手術時間を短縮できる内視鏡装置を提供する
ことができる。
を伝って洗浄シース本体の先端部に導かれる体液が洗浄
シース本体の先端開口部の端縁部位から洗浄シース本体
の先端開口部の内側に入り込む前に、洗浄シース本体の
外周面から振り落として洗浄シース本体の先端開口部内
に侵入することを防止する体液侵入防止手段を洗浄シー
ス本体の先端部に設けたので、体液などが洗浄シース本
体の外周を伝って洗浄シース本体の先端の折り返し部と
内視鏡の挿入部先端面との間に入り込むことを防ぎ、組
み合わせて使用される内視鏡により常に明るい観察像を
得ることができる。
(A)は内視鏡用洗浄シースを内視鏡に装着した状態を
示す平面図、(B)は同側面図。
先端部の外観を示す斜視図。
の縦断面図。
ス本体の先端部を示す縦断面図。
ースを内視鏡に装着した状態を示す平面図。
ースの要部構成を示す縦断面図。
(A)は内視鏡用洗浄シースを内視鏡に装着した状態を
一部断面にして示す側面図、(B)は洗浄シースの先端
部の縦断面図。
1の変形例を示す要部の縦断面図。
2の変形例を示す要部の縦断面図。
グ状パッキンを示す平面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 内視鏡の挿入部の外周面全体を覆う洗浄
シース本体を備え、前記内視鏡の挿入部の外周面全体を
前記洗浄シース本体で覆う状態で前記内視鏡に外付けさ
れて使用されるとともに、前記洗浄シース本体の先端部
に前記内視鏡の挿入部の先端面を外部側に露出させる先
端開口部が形成された内視鏡用洗浄シースにおいて、 前記洗浄シース本体の外周面を伝って前記洗浄シース本
体の先端部に導かれる体液が前記洗浄シース本体の先端
開口部の端縁部位から前記洗浄シース本体の先端開口部
の内側に入り込む前に、前記洗浄シース本体の外周面か
ら振り落として前記洗浄シース本体の先端開口部内に侵
入することを防止する体液侵入防止手段を前記洗浄シー
ス本体の先端部に設けたことを特徴とする内視鏡用洗浄
シース。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP01052097A JP3834370B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 内視鏡用洗浄シース |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2012045325A (ja) * | 2010-08-30 | 2012-03-08 | Fujifilm Corp | 硬性内視鏡 |
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1997
- 1997-01-23 JP JP01052097A patent/JP3834370B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN111343933B (zh) * | 2017-11-14 | 2024-03-19 | 恩德威视株式会社 | 双向脊柱内窥镜手术方法及用于其的成套手术工具 |
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