JPH1020189A - 内視鏡対物レンズ - Google Patents
内視鏡対物レンズInfo
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- JPH1020189A JPH1020189A JP8173528A JP17352896A JPH1020189A JP H1020189 A JPH1020189 A JP H1020189A JP 8173528 A JP8173528 A JP 8173528A JP 17352896 A JP17352896 A JP 17352896A JP H1020189 A JPH1020189 A JP H1020189A
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Abstract
を抑え、周辺光量をそれほど低下させずに歪曲収差を小
さく補正しながら、内視鏡対物レンズの広角化を図る。 【構成】 物体側から順に、全体として負の屈折力をも
つ第1レンズ群と、明るさ絞りと、全体として正の屈折
力をもつ第2レンズ群とからなり、第1レンズ群はとも
に負の屈折力の物体側の第1レンズと像側の第2レンズ
の単レンズ2枚で構成され、次の条件式(1)及び
(2)を満足する内視鏡対物レンズ。 (1)−5.0<q1 <−0.9 (2)−0.5<q2 <9.0但し、 q1 :第1レンズのシェーピングファクター(=(r2
+r1)/(r2−r1)) q2 :第2レンズのシェーピングファクター(=(r4
+r3)/(r4−r3)) r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径、 r2:第1レンズの像側の面の曲率半径、 r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径、 r4:第2レンズの像側の面の曲率半径。
Description
ンズに関する。
性質上、一般的に広い視野角を必要とする。このため、
明るさ絞りよりも前方の前群(第1レンズ群)に強い負
のパワーが与えられる。近年ますます広角化の要求が強
まっていることに加え、電子内視鏡ではCCDの小型化
につれて対物レンズの小型化も進んでおり、このため、
前群の像側の面はますます曲率半径が小さくなってい
る。
ップのために、内視鏡対物レンズでは歪曲収差は補正し
ないのが普通である。しかし視野角が120°を越える
ような超広角対物レンズでは、負の歪曲収差が大きくな
り過ぎて像が歪むため、医用内視鏡では体腔内の病変等
を正確に見ることができなくなり、誤診を招くおそれが
ある。少ないレンズ枚数で歪曲収差を小さくするには、
例えば特開昭61−162021号公報のように非球面
を用いればよいが、歪曲収差を小さくしてしまうと、周
辺光量が低下するという問題が生じる。
図ったときに発生する2つの問題点、つまり前群レンズ
の曲率半径が小さくなること、及び歪曲収差を小さく補
正したときに周辺光量が低下することを解決することを
目的とする。
の形状を有する負の単レンズ2枚から構成することによ
り、負の強いパワーを2枚のレンズに分散して曲率を弱
くし、かつ前玉径を大きくしないで周辺の開口効率を大
きくして、広角化に伴って発生する周辺光量の低下を補
うという着想に基づいて完成されたものである。
順に、全体として負の屈折力をもつ第1レンズ群と、明
るさ絞りと、全体として正の屈折力をもつ第2レンズ群
とからなり、第1レンズ群はともに負の屈折力の物体側
の第1レンズと像側の第2レンズの単レンズ2枚で構成
され、次の条件式(1)及び(2)を満足することを特
徴としている。 (1)−5.0<q1 <−0.9 (2)−0.5<q2 <9.0 但し、 q1 :第1レンズのシェーピングファクター(=(r2
+r1)/(r2−r1)) q2 :第2レンズのシェーピングファクター(=(r4
+r3)/(r4−r3)) r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径、 r2:第1レンズの像側の面の曲率半径、 r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径、 r4:第2レンズの像側の面の曲率半径、 である。
条件式(3)を満足することが好ましい。 (3)0.5<|f/fI |<1.0,f1<0 (4)1.5<f/fII<2.5 但し、 fI :第1レンズ群の合成焦点距離、 fII:第2レンズ群の合成焦点距離、 f:全系の合成焦点距離、 である。
を採用することが好ましい。 正レンズ1枚、 正レンズ2枚(貼合せレンズでもよい)、 物体側から正レンズと負レンズ 物体側から正レンズと、正レンズと負レンズを接合し
た全体として正の屈折力を有する接合レンズ、 物体側から正レンズ2枚と負レンズ、または 物体側から正レンズ2枚と負レンズと正レンズ、であ
る。
1レンズ群(前群)を特定の形状を有する負の単レンズ
2枚から構成したことに最大の特徴がある。条件式
(1)、(2)は、この第1レンズ群を構成する2枚の
負レンズの形状を規定している。2枚の負レンズのうち
の物体側の第1レンズは、条件式(1)に規定するよう
に、第2面(像側面)が第1面(物体側面)より小さい
曲率半径を有する、像側に凹面を有する負レンズからな
っており、像側の第2レンズは、条件式(2)に規定す
るように、第1面が第2面より小さい曲率半径を有す
る、物体側に凹面を有する負レンズからなっている。
により、最も物体側の面を含む第1レンズ群の負レンズ
の曲率半径を大きくすることができる。また、その結
果、第2レンズ群(後群)への入射角を小さくできるの
で、第2レンズ群での諸収差の発生量を小さくすること
ができる。
の実施例1〜3のように第1レンズ群が負の単レンズ1
枚で構成される場合には、その第2面の曲率半径が小さ
くなってレンズ加工が難しくなる。また、非球面を用い
れば歪曲収差を少なくすることができるが、今度は周辺
光量が減少してしまうという問題が発生する。本発明
は、第1レンズ群を条件式(1)、(2)で規定される
特定の形状をもつ負の単レンズ2枚で構成することによ
り、軸外光束の開口効率を大きくして、周辺光量の低下
を補っている。
施例8〜10は、第1レンズ群を負の単レンズ2枚で構
成しているが、第2レンズが像側に凹面を有するメニス
カスレンズである点で本発明と異なる。第2レンズが像
側に凹面を有するメニスカスレンズであると、前玉(第
1レンズ)の径が大きくなり、内視鏡対物レンズとして
好ましくない。本発明では、第1レンズ群の第2レンズ
は、条件式(2)で規定するように物体側に凹面を有し
ており、このため、軸外光の第2レンズ群への入射角が
小さくなり、第2レンズ群での諸収差の発生が少なくな
る。また、第2レンズ群の有効径を小さくできるため、
第2レンズ群中の正レンズのコバ厚(周縁部の厚さ)を
確保しやすくなり、結果的にレンズ全長を短くすること
ができる。
群の第1レンズのシェーピングファクターq1 が小さく
なると、第1レンズの負のメニスカスの度合いがきつく
(両面の曲率半径が小さく)なり過ぎるため、第2面で
コマ収差、非点収差が大きく発生してしまう。また、第
2面の曲率半径が小さくなり過ぎ、その結果、加工が困
難になることに加えて、第1面の突出度が大きくなるた
め、取り扱いが難しくなる。
群の第1レンズのシェーピングファクターq1 が大きく
なると、第1レンズの第1面の物体側の面は凹面とな
り、コマ収差と非点収差の発生量が大きくなる。また第
1レンズの第1面が凹面となるため、体腔内観察等の使
用時に付着するゴミ、汚れ等が洗浄しにくくなるという
問題も生じる。物体側の面が平面あるいは凸面であれ
ば、このような問題は生じない。
群の第2レンズのシェーピングファクターq2 が小さく
なると、第2レンズの第1面で軸外光線を充分に曲げる
ことができないため、結果的に第1レンズの第1面の有
効径が大きくなってしまう。
群の第2レンズのシェーピングファq2 が大きくなる
と、第2レンズのメニスカスの度合いがきつく(両面の
曲率半径が小さく)なり過ぎるため、ディストーション
が大きくなることに加え、第2レンズの第1面ではコマ
収差、第2面では非点収差が大きく発生してしまう。
ンズ群全体のパワーの範囲を規定している。条件式
(3)の下限を越えて負のパワーが小さくなると、視野
角を広くすることができない。上限を越えて負のパワー
が大きくなると、視野角は広くすることができるが、バ
ックフォーカスが長くなり過ぎて、結果的に全長が長く
なってしまう。
もつ第2レンズ群のパワー範囲を規定している。条件式
(4)の下限を越えて正のパワーが小さくなると、全長
が長くなることに加えて、負のパワーをもつ第1レンズ
群とのバランスが崩れて像面湾曲がアンダーとなる。上
限を越えて正のパワーが大きくなると、全長は短くでき
るが、像面湾曲がアンダーとなる。
明の内視鏡対物レンズを説明する。以下の実施例1ない
し10は、いずれも、物体側から順に、第1負レンズ1
1と第2負レンズ12からなる第1レンズ群10、明る
さ絞りS、第2レンズ群20、及び撮像素子のカバーガ
ラスである平行平面ガラスGを基本構成とする。平行平
面ガラスGは、各実施例では、YAGカットフィルター
YGと、CCDカバーガラスCGからなっており、カバ
ーガラスCGの像側の面が撮像面である。
る。 正レンズ1枚(実施例10)、 正レンズ2枚(実施例9)、 物体側から正レンズと負レンズ(実施例8)、 物体側から正レンズと、全体として正の屈折力を有す
る正・負の接合(貼り合わせ)レンズ(実施例7)、 物体側から正レンズ2枚と負レンズ(実施例5、
6)、 物体側から正レンズ2枚と負レンズと正レンズ(実施
例1、2、3、4)。
視鏡対物レンズの第1の実施例を示すもので、図1はそ
のレンズ構成図、図2はその諸収差図である。このレン
ズの具体的数値データを表1に示す。諸収差図中、d
線、g線、C線は、それぞれの波長における、球面収差
によって示される色収差と倍率色収差、Sはサジタル、
Mはメリディオナルを示している。
レンズ全系の焦点距離、M は近軸横倍率、W は基準設計
距離10mmでのレンズの半画角、fBはバックフォーカ
スを表す。Rは曲率半径、Dはレンズ厚またはレンズ間
隔、nd はd線の屈折率、νd はd線のアッベ数を示
す。バックフォーカスfBは、第2レンズ群の最終面から
平行平面ガラスGの像側面迄の距離の空気換算距離であ
る。
視鏡対物レンズの第2の実施例を示すもので、図3はレ
ンズ構成図、図4は諸収差図である。表2は具体的数値
データである。
2h2]1/2}+A4h4+A6h6+A8h8+・
・・ (Cは曲率(1/r)、hは光軸からの高さ、Kは円錐
係数) 非球面データ No.1;K=0.1675、A4= -0.1052 ×10-1、A6=0.1953×10-2、 A8=-0.4404×10-3、A10=-0.1085×10-3、A12=-0.4307×10-3
視鏡対物レンズの第3の実施例を示すもので、図5はレ
ンズ構成図、図6は諸収差図である。表3は具体的数値
データである。
視鏡対物レンズの第4の実施例を示すもので、図7はレ
ンズ構成図、図8は諸収差図である。表4は具体的数値
データである。
内視鏡対物レンズの第5の実施例を示すもので、図9は
レンズ構成図、図10は諸収差図である。表5は具体的
数値データである。
の内視鏡対物レンズの第6の実施例を示すもので、図1
1はレンズ構成図、図12は諸収差図である。表6は具
体的数値データである。
の内視鏡対物レンズの第7の実施例を示すもので、図1
3はレンズ構成図、図14は諸収差図である。表7は具
体的数値データである。
− − 非球面データ No.1;K=−0.9686、A4=0.4085×10-2、A6=0.6902×10-2、 A8= -0.3954×10-2、A10= 0.1522×10-2、A12=-0.1720×10-3
の内視鏡対物レンズの第8の実施例を示すもので、図1
5はレンズ構成図、図16は諸収差図である。表8は具
体的数値データである。
の内視鏡対物レンズの第9の実施例を示すもので、図1
7はレンズ構成図、図18は諸収差図である。表9は具
体的数値データである。
明の内視鏡対物レンズの第10の実施例を示すもので、
図19はレンズ構成図、図20は諸収差図である。表1
0は具体的数値データである。
する値を表11に示す。
し実施例10の数値は、条件式(1)ないし(4)を満
足している。また、収差図から明らかなように、各収差
も良好に補正されている。
が小さくなり過ぎるのを抑え、周辺光量をそれほど低下
させずに歪曲収差を小さく補正しながら、内視鏡対物レ
ンズの広角化を図ることができる。
のレンズ構成図である。
のレンズ構成図である。
のレンズ構成図である。
のレンズ構成図である。
のレンズ構成図である。
例のレンズ構成図である。
例のレンズ構成図である。
例のレンズ構成図である。
例のレンズ構成図である。
施例のレンズ構成図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 物体側から順に、全体として負の屈折力
をもつ第1レンズ群と、明るさ絞りと、全体として正の
屈折力をもつ第2レンズ群とからなり、上記第1レンズ
群はともに負の屈折力の物体側の第1レンズと像側の第
2レンズの単レンズ2枚で構成され、下記条件式(1)
及び(2)を満足する内視鏡対物レンズ。 (1)−5.0<q1 <−0.9 (2)−0.5<q2 <9.0 但し、 q1 :第1レンズのシェーピングファクター (=(r2+r1)/(r2−r1)) q2 :第2レンズのシェーピングファクター (=(r4+r3)/(r4−r3)) r1:第1レンズの物体側の面の曲率半径、 r2:第1レンズの像側の面の曲率半径、 r3:第2レンズの物体側の面の曲率半径、 r4:第2レンズの像側の面の曲率半径。 - 【請求項2】 請求項1において、さらに下記条件式
(3)を満足する内視鏡対物レンズ。 (3)0.5<|f/fI |<1.0,fI <0 (4)1.5<f/fII<2.5 但し、 fI :第1レンズ群の合成焦点距離、 fII:第2レンズ群の合成焦点距離、 f:全系の合成焦点距離。 - 【請求項3】 請求項1または2において、第2レンズ
群は、正レンズ1枚からなっている内視鏡対物レンズ。 - 【請求項4】 請求項1または2において、第2レンズ
群は、正レンズ2枚からなっている内視鏡対物レンズ。 - 【請求項5】 請求項1または2において、第2レンズ
群は、物体側から正レンズと負レンズからなっている内
視鏡対物レンズ。 - 【請求項6】 請求項1または2において、第2レンズ
群は、物体側から正レンズと、正レンズと負レンズを接
合した全体として正の屈折力を有する接合レンズからな
っている内視鏡対物レンズ。 - 【請求項7】 請求項1または2において、第2レンズ
群は、物体側から正レンズ2枚と負レンズからなってい
る内視鏡対物レンズ。 - 【請求項8】 請求項1または2において、第2レンズ
群は、物体側から正レンズ2枚と負レンズと正レンズか
らなっている内視鏡対物レンズ。
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