JPH10202184A - 塗料調合内容とコストの算出装置 - Google Patents

塗料調合内容とコストの算出装置

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JPH10202184A
JPH10202184A JP761697A JP761697A JPH10202184A JP H10202184 A JPH10202184 A JP H10202184A JP 761697 A JP761697 A JP 761697A JP 761697 A JP761697 A JP 761697A JP H10202184 A JPH10202184 A JP H10202184A
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JP
Japan
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paint
cost
area
coating
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JP761697A
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Kiyokazu Kawanishi
清和 川西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車塗装補修において、塗料の調合内容と
コストを速やかに算出するためのシステムを構築するこ
とにある。 【解決手段】 市販自動車の車種、部位毎の面積を記録
する手段、市販自動車の塗装色を表現する塗料の配合基
準等を記録する手段、塗装補修される自動車の車種、部
位、色、補修面積割合等々を入力する手段、これら記録
データーと入力値に基づいて、塗料の調合内容とコスト
を算出する手段、算出された調合内容とコストを出力す
る手段等からなるコンピュータシステムとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は塗料調合内容とコス
トの算出装置に関し、より詳しくは、自動車の塗装補修
において用いられる、塗料調合内容とコストの算出装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、塗装加工におけ
る色合わせの方法としては、市販の各種塗料を組み合わ
せて目標とする色見本との照合を行い、何回かの調合を
試みた後、使用される塗料の配合割合が決定されてい
た。また、塗装対象物の面積を実測して塗装量を算出し
塗料のコスト計算を行っていた。したがって、塗料の調
合内容を決定し、塗装のコストを算出するまでには長時
間が必要であり、迅速な見積提出や加工納期の短縮を行
うに当たっての問題点になっていた。
【0003】自動車の修理塗装については、自動車メー
カーの塗装色が決められており、各塗装色に対して、塗
料メーカーから基準になる配合割合が公にされている。
したがって、配合割合を決める作業が軽減される分は一
般的な塗装加工より楽になるが、塗装部分が多箇所にわ
たり、それぞれの形状が複雑であることから、塗装面積
の測定、調合量の算出、塗料コストの計算等々に関して
は、より手間が掛かることになり、上述の問題点が解決
されるには至っていない。
【0004】さらに、従来の人手による作業によれば、
配合基準の検索、塗装量やコストの計算、各種書類作成
時の転記等々において間違いが発生することがあり、調
合された塗料が無駄になったり、見積もり間違いをした
りする原因の一つになっていた。このため、人手による
作業を減らして自動化を進めるための装置の開発が期待
されている。
【0005】そこで本発明者は、自動車塗装の補修加工
において、塗料の調合内容と塗料コストとを速やかに決
定し、作業者に加工内容を正しく指示したり、迅速な見
積もりを可能とすることのできる装置について鋭意検討
した結果、本発明に至ったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、コンピュータ
システムによって上記課題を解決している。すなわち、
該コンピュータシステムは、自動車塗装補修において用
いる塗料の調合内容とコストを算出する装置であって、
少なくとも、市販自動車の車種、部位毎の面積を記録し
ておく面積データー記録手段、市販自動車のメーカー塗
装色を表現する塗料の配合基準と価格、及び、単位面積
当たりの塗布量を記録しておく塗料データー記録手段、
塗装補修される、自動車の車種及び部位及び色を入力す
る手段、塗装補修される部位の補修面積割合を入力する
手段、該入力された補修面積割合と、面積データー記録
手段によって記録されている面積データーとから、補修
面積を算出する手段、該算出された補修面積と、塗料デ
ーター記録手段に記録されている、塗料の配合基準デー
ターと価格データー、及び、単位面積当たりの塗布量デ
ーターとから、塗料の調合内容及びコストを算出する手
段、該算出された塗料の調合内容及びコストを出力する
手段、からなる装置である。
【0007】さらに、算出された塗料の調合内容を塗装
作業指示書に出力することを特徴とする装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の趣旨とするところは、自
動車の部位面積、及び、自動車メーカーが塗装する色の
配合基準が公に知られていることに注目し、これらを予
め記録させておいてコンピュータ処理することにより、
検索と計算の作業を迅速且つ正確に行い、塗装加工の能
率向上と、顧客対応速さの向上をはかることにある。
【0009】以下に、本発明に係わる、塗料調合内容と
コストの算出装置の実施の形態を図面を用いて詳細に説
明する。
【0010】図1は、本発明に係わる、塗料調合内容と
コストの算出装置の例を説明するシステム構成図であ
る。ファイル装置には、面積データーファイル、塗料デ
ーターファイルが収容されている。面積データーファイ
ルには、市販されている自動車の車種毎に、各部位の表
面積が記録されている。また、塗料データーファイルに
は、自動車メーカーの塗装色と、塗料メーカーによる配
合基準との対応データーが記録されている。
【0011】図2には、面積データーファイルの一例が
示されているが、車種毎に、各部位の面積が記録されて
いる。国内車だけでも数百の車種があるため、全ての車
種についてのデーターを一度に入力するのは大変である
が、新仕様車発売時とか、塗装補修加工する度に対象車
種について逐次入力するなどして、記録内容を充実して
いくことが好ましい。部位毎の面積が公表されている車
種が多いので、多くの車種については公表データーを入
力するだけでよいが、公表値の無い車種については実測
しなければならない。面積データーファイルに記録され
ていない車種については、車の大きさやタイプで分類さ
れたグループ別の平均的数値を予め記録させておき、代
用させることもできる。
【0012】図3には、塗料データーファイルの一例が
示されている。自動車メーカーの塗装色に対する塗料メ
ーカーの配合基準、塗料価格、100cm2 当たりの塗
布量が記録されている。自動車メーカーの塗装色はカラ
ーコードで示されている。また、配合基準に基づく色見
本との照合を容易にするため、色見本カードNo.も記
録されている。通常、自動車メーカーの一つの塗装色に
対して、数組の配合基準が塗料メーカーから例示され
る。自動車メーカーの生産ロットによる差異、経年変色
等々によって微妙に色が変わるからである。したがっ
て、塗料メーカーの配合基準を選定する時には、色見本
カードと実車の色とを比較して同色であることを確認し
なければならない。
【0013】面積データー、塗料データー等の記録手段
は特に限定されない。通常、コンピュータに用いられる
ものでよい。半導体メモリーやハードディスク等々の内
部メモリー、フロッピーディスクや各種光ディスク、磁
気テープ等々の外部メモリーを用いることができる。
【0014】塗装補修される、自動車の車種及び部位及
び色を入力する手段、及び、塗装補修される部位の補修
面積割合を入力する手段も、通常コンピュータに入力す
る手段であればよく特に限定されない。コンピュータに
付属して設けられた入力装置、例えばキーボード等でも
よいし、通信回線等に接続された各種端末の入力装置で
もよい。
【0015】塗装補修される部位の補修面積割合とは、
補修される部位の表面積に対する、補修される部分の面
積比率をいう。例えば、ドアの表面半分だけを塗装する
場合には0.5であり、ドアの表面全部及び裏面に続く
端面部まで塗装する場合には1.2とされることがあ
る。本パラメーターを導入する目的は、補修面積を実測
する代わりに、目測によって大体値を決め、作業効率を
向上させるためである。比較的面積の小さな各部位毎に
面積比率を定めていくので、実測値とあまり違わない面
積を求めることができる。本発明の説明においては、補
修面積割合を積算率と言い換える場合がある。
【0016】該入力された補修面積割合と、面積データ
ー記録手段によって記録されている面積データーとか
ら、補修面積を算出する手段、及び、該算出された補修
面積と、塗料データー記録手段に記録されている、塗料
の配合基準データーと価格データー、及び、単位面積当
たりの塗布量データーとから、塗料の調合内容及びコス
トを算出する手段等は、コンピュータのメインメモリー
と中央処理装置を組み合わせて構成することができる。
すなわち、メインメモリー中の制御プログラムの指令を
受けて、中央処理装置が選択や算出を実行するようにす
る。
【0017】算出された塗料の調合内容及びコストを出
力する手段は、通常、コンピュータに用いられる出力装
置であればよく特に限定されない。CRT、プリンター
等々を用いることができる。
【0018】図4は、該装置により実行される処理の一
例を示すフローである。また、図5及び図6は、処理の
詳細を説明するための模式図であり、塗装の対象部位は
フード、塗装工程はベースコートの場合が例示されてい
る。まず、図5において丸印でマークされた、車種、部
位、カラーコード、積算率等が入力され、これらの入力
データーに基づいて、四角印でマークされた、部位面
積、単位面積当たりの塗布量、基準塗料配合、基準塗料
コスト、カードコード等が面積データーファイル及び塗
料データーファイルの中から検索される。
【0019】次に、図6の算出式によって、実際の塗装
加工に必要な塗料配合内容や塗料コストが算出される。
図5、図6では、これらの算出値を三角印でマークして
ある。すなわち、フードのベースコートに必要な塗布量
は、(1)式によって算出され、その塗料コストは
(2)式によって求められる。
【0020】実際の自動車塗装補修においては、塗装工
程はサーフェサ塗り、クリヤー塗り、二色塗装等々を必
要とすることが多く、補修箇所も幾つかの部位にまたが
ることが多い。このような場合、上述の一連の処理は、
他の部位、他の塗装工程についても同様に実施され、各
塗装工程、各部位毎の塗料量と塗料コストとが求められ
る。塗料硬化剤の種類、クリヤー塗装剤の種類、二色目
に対するカラーコード等々が、必要に応じて入力されな
ければならない。その結果、部位毎の塗料コスト(計)
が、各塗装工程における塗料コストを合計することによ
り求められ、塗装工程毎の塗布量(計)が、各部位にお
ける塗料量を合計することにより求められる。この算出
方法は、図6の式(3)、(4)によって模式的に示さ
れている。
【0021】また、今回の塗装加工に必要な塗料配合
は、図6の式(5)によって、各塗装工程毎の塗料コス
トは、式(6)によって、全体の塗料コストは、式
(7)又は(8)によって求められる。算出された内容
は、プリンター等の出力装置によって出力されるが、目
的に応じた最適の形で実施される。
【0022】請求項2は、塗装作業を迅速且つ正確に行
う目的に関するものである。塗装加工に必要な塗料調合
内容は塗装作業内容の指示に不可欠であるが、コンピュ
ータで正しく計算された配合内容が、誤転記等によって
間違って指示されるようなことがあってはならない。コ
ンピュータより直接、作業指示書に出力して、誤りの発
生を防止することが重要である。作業指示書には、各塗
装工程毎の調合内容と共に、塗装部位及びその塗装割
合、色見本を検索するためのカードNo.等々が明記さ
れるのが好ましい。
【0023】本発明に係わる作業指示書による塗装作業
は、次のように実施される。すなわち、作業者は、まず
指示書に記入された補修部位と積算率により、塗装補修
部分を把握し、実車を見て確認する。次に、塗料の調合
を行うのであるが、カードNo.で検索された色見本と
実車の色とを照合・確認してから、指示書により指定さ
れた調合内容に基づいて調合する。調合された塗料は調
色板上に塗布してみて、再び実車の色と照合する。もし
色に多少の違いがあれば、塗料配合の手直しをしなけれ
ばならない。通常、数回の手直しを必要とすることが多
いので、塗料の調合量は、照合によるロス分を予め含め
て計算され、指示書に記入されるのが好ましい。実車の
色との一致が確認されてから塗装作業が実施される。
【0024】全体の塗料コストや部位毎の塗料コスト
(計)は、見積作業を通して営業活動に有効に利用され
る。見積書の提出を早くできること、見積もり内容の修
正も即座に可能となることから、顧客とのコミュニケー
ションガ円滑となり、営業成果を高めることができる。
【0025】塗料コストだけでなく、塗装加工に必要な
人件費コスト、副材料コスト、光熱費コスト等々も同時
に出力されればさらに便利である。そのためには、各塗
装工程、塗装部位毎に、これら各コストの基準コストを
予め記録させておき、塗料コスト算出と同様の手順によ
って、それぞれのコストを算出し出力させることができ
る。
【0026】その他、本発明はその趣旨を逸脱しない範
囲内で、入力手段、記録手段、演算手段、出力手段等々
につき、また、入力内容、記録内容、出力内容等々につ
き、当業者の知識に基づき種々なる改良、修正、変形を
加えた態様で実施し得るものである。
【0027】本発明の実施例を、以下に詳しく説明す
る。
【0028】第1の実施例 図1に示される構成のように、中央処理装置にコンピュ
ータ、内蔵のメインメモリーにHD、入力装置にキーボ
ード、出力装置にCRTとプリンター、面積データーフ
ァイル、塗料データーファイルにはFDを用いて本発明
の算出装置を構成した。メインメモリーには、図4のフ
ロー、及び、サフェーサ塗りとクリヤー塗りに対する、
図4と同様のフローを実行できる制御プログラムが記録
されている。また、面積データーファイル、塗料データ
ーファイルには、日本国内で市販されている主な車種に
ついて、部位毎の面積、自動車メーカー塗装色に対する
塗料メーカーの配合基準とカードNo.、価格、単位面
積当たりの塗布量等々が記録されている。
【0029】本例の算出装置を用いて、トヨタ自動車
(株)社製、カローラ4ドア・セダンの塗装補修につい
ての作業指示書を作成した。図7にその主な内容が示さ
れているが、車種、塗装部位、カラーコード、積算率
(補修割合)等の入力値と、これらに基づいて算出され
た塗料配合内容、硬化剤の種類と量、使用溶剤量等々及
びカードNo.が明記されている。本作業指示書に基づ
いて塗装補修を行ったところ、作業内容が明確に指示さ
れているので塗料調合ミスの発生もなく、作業効率が著
しく向上することが確認された。
【0030】第2の実施例 第1の実施例にて製作した算出装置を用いて、トヨタ自
動車(株)社製、カローラ4ドア・セダンの塗装補修に
ついて作業指示書を作成した。図8に示されるように、
補修部位はフード、右フロントフェンダ、左フロントフ
ェンダであり、塗装工程は、サフェーサ、ベースコー
ト、クリヤーの3工程である。車種、塗装部位、カラー
コード、部位毎の積算率(補修割合)等の入力値と、こ
れらに基づいて算出された塗料配合内容、硬化剤の種類
と量、サフェーサ塗り塗料量、クリヤー塗り塗料量、使
用溶剤量等々及びカードNo.が明記されている。図
6、式(7)又は(8)によって塗料コストを計算し
て、図9に示されるように、全体の塗料コストを算出す
ることができた。このため、部位毎の見積もりを含む見
積書の早期提出が可能となり、顧客への対応をスムーズ
に行うことができるようになった。
【0031】
【発明の効果】本発明に係わる、塗料調合内容とコスト
の算出装置によれば、塗料の調合内容が迅速かつ正確に
算出されるので、塗装補修を速やかに行うことができる
と共に、調合ミスの発生を防止できて作業能率が向上す
る。また、部位別コストを含む塗料コストの計算を迅速
に行うことができるので、見積書の早期提出が可能とな
ると共に見積り内容の説明が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる、塗料調合内容とコストの算出
装置の一例を説明するシステム構成図である。
【図2】本発明に係わり、面積データーファイルの一例
を説明する部分拡大図である。
【図3】本発明に係わり、塗料データーファイルの一例
を示す説明図である。
【図4】本発明に係わり、塗料調合内容とコストの算出
装置により実行される処理の一例を示すフローである。
【図5】本発明に係わり、塗料調合内容とコストの算出
装置により実行される処理の一例を説明する模式図であ
る。
【図6】本発明に係わり、塗料調合内容とコストの算出
装置により実行される処理において用いられる計算を説
明する模式図である。
【図7】本発明に係わり、作業指示書の一例を示す説明
図である。
【図8】本発明に係わり、作業指示書の他の一例を示す
説明図である。
【図9】本発明に係わり、塗料コスト算出方法の一例を
示す説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車塗装補修において用いる塗料の調
    合内容とコストを算出する装置であって、少なくとも、 市販自動車の車種、部位毎の面積を記録しておく面積デ
    ーター記録手段、 市販自動車のメーカー塗装色を表現する塗料の配合基準
    と価格、及び、単位面積当たりの塗布量を記録しておく
    塗料データー記録手段、 塗装補修される、自動車の車種及び部位及び色を入力す
    る手段、 塗装補修される部位の補修面積割合を入力する手段、 該入力された補修面積割合と、前記面積データー記録手
    段によって記録されている面積データーとから、補修面
    積を算出する手段、 該算出された補修面積と、前記塗料データー記録手段に
    記録されている、塗料の配合基準データーと価格データ
    ー、及び、単位面積当たりの塗布量データーとから、塗
    料の調合内容及びコストを算出する手段、 該算出された塗料の調合内容及びコストを出力する手
    段、からなることを特徴とする、塗料調合内容とコスト
    の算出装置。
  2. 【請求項2】 前記算出された塗料の調合内容を塗装作
    業指示書に出力することを特徴とする、請求項1に記載
    の塗料調合内容とコストの算出装置。
JP761697A 1997-01-20 1997-01-20 塗料調合内容とコストの算出装置 Pending JPH10202184A (ja)

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