JPH10202299A - ヘドロ処理用脱臭剤組成物 - Google Patents
ヘドロ処理用脱臭剤組成物Info
- Publication number
- JPH10202299A JPH10202299A JP2003997A JP2003997A JPH10202299A JP H10202299 A JPH10202299 A JP H10202299A JP 2003997 A JP2003997 A JP 2003997A JP 2003997 A JP2003997 A JP 2003997A JP H10202299 A JPH10202299 A JP H10202299A
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- JP
- Japan
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- sludge
- aluminum
- iron
- salt
- cement
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 浚渫工事の際にヘドロから発生するアルカリ
性ガスを効果的に脱臭し、浚渫工事における作業環境並
びに周辺環境を良好とする。 【解決手段】 必須成分として鉄塩とアルミニウム塩を
含む脱臭剤組成物をヘドロに添加する。
性ガスを効果的に脱臭し、浚渫工事における作業環境並
びに周辺環境を良好とする。 【解決手段】 必須成分として鉄塩とアルミニウム塩を
含む脱臭剤組成物をヘドロに添加する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ヘドロから発生
するアンモニアに代表されるアルカリ性ガスの発生を抑
制することを目的とするヘドロ処理用脱臭剤組成物に関
するものであり、特に河川等の水底に堆積したヘドロの
浚渫工事において有用なものである。
するアンモニアに代表されるアルカリ性ガスの発生を抑
制することを目的とするヘドロ処理用脱臭剤組成物に関
するものであり、特に河川等の水底に堆積したヘドロの
浚渫工事において有用なものである。
【0002】
【従来の技術】河川、湖沼及び海域などの浚渫工事にお
いて発生するヘドロは、高濃度に窒素化合物を含有して
おり、ヘドロ中に存在する微生物等の働きによって、ア
ンモニアに代表されるアルカリ性悪臭ガスが多量に放出
される。また多くの場合、ヘドロの埋め立て処分をする
際には、セメントによって適度に固化させた状態とした
のち、埋め立て処理が行われている。
いて発生するヘドロは、高濃度に窒素化合物を含有して
おり、ヘドロ中に存在する微生物等の働きによって、ア
ンモニアに代表されるアルカリ性悪臭ガスが多量に放出
される。また多くの場合、ヘドロの埋め立て処分をする
際には、セメントによって適度に固化させた状態とした
のち、埋め立て処理が行われている。
【0003】しかしながら、一般的なセメントの主成分
は酸化カルシウムであり、強アルカリ性のものであるた
め、ヘドロを固化する際に必ずと言ってよいほどアンモ
ニアを主としたアルカリ性悪臭ガスが発生する。加えて
近年の浚渫工法においては、ヘドロの浚渫及びヘドロの
移送の容易さから、浚渫前の段階においてヘドロをセメ
ントによって固化させる方法が採られており、この場合
固化したヘドロを破砕、搬出する際に多量のアルカリ性
悪臭ガスが発生するため、周辺環境並びに作業環境を悪
化させるものであった。
は酸化カルシウムであり、強アルカリ性のものであるた
め、ヘドロを固化する際に必ずと言ってよいほどアンモ
ニアを主としたアルカリ性悪臭ガスが発生する。加えて
近年の浚渫工法においては、ヘドロの浚渫及びヘドロの
移送の容易さから、浚渫前の段階においてヘドロをセメ
ントによって固化させる方法が採られており、この場合
固化したヘドロを破砕、搬出する際に多量のアルカリ性
悪臭ガスが発生するため、周辺環境並びに作業環境を悪
化させるものであった。
【0004】さらに、これらヘドロの浚渫工事において
発生するアンモニアを主とするアルカリ性悪臭ガスは、
作業者の作業環境・健康を害するばかりでなく、工事区
域近隣の住民に不快感を与えるものであった。
発生するアンモニアを主とするアルカリ性悪臭ガスは、
作業者の作業環境・健康を害するばかりでなく、工事区
域近隣の住民に不快感を与えるものであった。
【0005】このような事情から、これらの浚渫工事の
多くは悪臭ガス物質の揮発度合いの少ない冬期に行われ
るが、依然としてかなりの悪臭を伴うものであり、且つ
寒さによる作業ミスを伴った事故も見受けられる。また
時として着香型脱臭剤、いわゆる「マスキング剤」が使
用されることもあるが、この種の薬剤は人の臭覚を鈍ら
せるだけのものであり、実際の悪臭物質はそのまま存在
するため、根本的な悪臭問題の解決には至っていないの
が現状である。
多くは悪臭ガス物質の揮発度合いの少ない冬期に行われ
るが、依然としてかなりの悪臭を伴うものであり、且つ
寒さによる作業ミスを伴った事故も見受けられる。また
時として着香型脱臭剤、いわゆる「マスキング剤」が使
用されることもあるが、この種の薬剤は人の臭覚を鈍ら
せるだけのものであり、実際の悪臭物質はそのまま存在
するため、根本的な悪臭問題の解決には至っていないの
が現状である。
【0006】このような事情から、例えば特開昭60−
54793号公報には、悪臭物質に各種の悪臭発生抑止
剤を注入したのち移送する方法が開示されているが、そ
の多くは強酸や強酸化剤といった強力な脱臭効果を持つ
反面、その取扱いに危険性を伴うもの、イオン交換樹
脂、物理的吸着材または複雑な分子構成から成る静菌剤
などといった脱臭効果の割に高コストなもの、並びに極
低濃度で環境に悪影響を及ぼす恐れのある各種重金属よ
りなる化合物などであり、甚だ実用性に乏しいものであ
った。
54793号公報には、悪臭物質に各種の悪臭発生抑止
剤を注入したのち移送する方法が開示されているが、そ
の多くは強酸や強酸化剤といった強力な脱臭効果を持つ
反面、その取扱いに危険性を伴うもの、イオン交換樹
脂、物理的吸着材または複雑な分子構成から成る静菌剤
などといった脱臭効果の割に高コストなもの、並びに極
低濃度で環境に悪影響を及ぼす恐れのある各種重金属よ
りなる化合物などであり、甚だ実用性に乏しいものであ
った。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、浚渫工事
に伴ってヘドロから発生するアンモニアに代表されるア
ルカリ性ガスの脱臭を効果的且つ容易にしかも低コスト
で行い、工事作業者並びに工事区域住民への不快感を解
消するヘドロ処理用脱臭剤組成物を提供するものであ
る。
に伴ってヘドロから発生するアンモニアに代表されるア
ルカリ性ガスの脱臭を効果的且つ容易にしかも低コスト
で行い、工事作業者並びに工事区域住民への不快感を解
消するヘドロ処理用脱臭剤組成物を提供するものであ
る。
【0008】
【発明を解決するための手段】本発明者等は所期の目的
を達成するために試験研究を重ねた結果、必須成分とし
て鉄塩とアルミニウム塩をヘドロに接触させることによ
って、浚渫ヘドロより発生するアンモニアに代表される
アルカリ性悪臭ガスの脱臭に有効であることを見い出
し、本発明を完遂するに至った。
を達成するために試験研究を重ねた結果、必須成分とし
て鉄塩とアルミニウム塩をヘドロに接触させることによ
って、浚渫ヘドロより発生するアンモニアに代表される
アルカリ性悪臭ガスの脱臭に有効であることを見い出
し、本発明を完遂するに至った。
【0009】さらに、これらの実施に当たって予めセメ
ントに鉄塩とアルミニウム塩を配合したものを使用する
ことによって、ヘドロの浚渫作業を省力化し得ることを
知見して本発明を完遂するに至った。
ントに鉄塩とアルミニウム塩を配合したものを使用する
ことによって、ヘドロの浚渫作業を省力化し得ることを
知見して本発明を完遂するに至った。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施において使用される
鉄塩としては、硫酸第一鉄,硫酸第二鉄,塩化第一鉄,
塩化第二鉄,硝酸第一鉄,硝酸第二鉄,ポリ硫酸第二
鉄,各種鉄ミョウバンなどであり、またアルミニウム塩
としては、硫酸アルミニウム,塩化アルミニウム,硝酸
アルミニウム,ポリ塩化アルミニウム,各種ミョウバン
などが挙げられ、本発明のヘドロ処理用脱臭剤組成物を
調製するに当たっては、それぞれの塩から1種あるいは
2種以上を選択して用いることができる。
鉄塩としては、硫酸第一鉄,硫酸第二鉄,塩化第一鉄,
塩化第二鉄,硝酸第一鉄,硝酸第二鉄,ポリ硫酸第二
鉄,各種鉄ミョウバンなどであり、またアルミニウム塩
としては、硫酸アルミニウム,塩化アルミニウム,硝酸
アルミニウム,ポリ塩化アルミニウム,各種ミョウバン
などが挙げられ、本発明のヘドロ処理用脱臭剤組成物を
調製するに当たっては、それぞれの塩から1種あるいは
2種以上を選択して用いることができる。
【0011】本発明の実施において、鉄塩とアルミニウ
ム塩との配合割合は、両者のモル比を1:9〜9:1の
割合とすべきであり、典型的な配合組成は両者のモル比
を1:1とすべきである。
ム塩との配合割合は、両者のモル比を1:9〜9:1の
割合とすべきであり、典型的な配合組成は両者のモル比
を1:1とすべきである。
【0012】本発明の請求項1に記載したヘドロ処理用
脱臭剤組成物の使用方法については、特に限定されるも
のではないが、ヘドロに添加する際に、ヘドロと均一に
混合することが望ましい。なお本発明ヘドロ処理用脱臭
剤組成物は、粉体のまま用いることも可能であり、必要
に応じて所定の割合で水に溶解した水溶液状として用い
ても差し支えない。
脱臭剤組成物の使用方法については、特に限定されるも
のではないが、ヘドロに添加する際に、ヘドロと均一に
混合することが望ましい。なお本発明ヘドロ処理用脱臭
剤組成物は、粉体のまま用いることも可能であり、必要
に応じて所定の割合で水に溶解した水溶液状として用い
ても差し支えない。
【0013】また、鉄塩とアルミニウム塩をそれぞれ単
独でヘドロに添加したのち、これらを混合させた場合に
も同様の効果を得ることができるものであり、添加する
順序によっても影響を受けることはない。また、それぞ
れの塩の水溶液を添加しても何ら差し支えない。
独でヘドロに添加したのち、これらを混合させた場合に
も同様の効果を得ることができるものであり、添加する
順序によっても影響を受けることはない。また、それぞ
れの塩の水溶液を添加しても何ら差し支えない。
【0014】さらに、ヘドロに対する鉄塩とアルミニウ
ム塩の添加量は、ヘドロに含まれる窒素量,微生物量な
どの性状や気温(水温)などの環境要因によって異なる
が、一般的には100〜50,000ppmの範囲が好
ましい。
ム塩の添加量は、ヘドロに含まれる窒素量,微生物量な
どの性状や気温(水温)などの環境要因によって異なる
が、一般的には100〜50,000ppmの範囲が好
ましい。
【0015】本発明の請求項2に記載したヘドロ処理用
脱臭剤組成物の実施に当たって、セメントに対して鉄塩
とアルミニウム塩から成る脱臭剤成分の和が0.1〜2
0重量%となる割合で配合すべきである。脱臭剤成分が
前記の範囲を下廻ると、必要量の脱臭成分をヘドロに供
給することが出来ず、所期の脱臭効果が得られなくな
り、逆に前記の範囲を上廻ると、セメントの固化能力が
低下する。
脱臭剤組成物の実施に当たって、セメントに対して鉄塩
とアルミニウム塩から成る脱臭剤成分の和が0.1〜2
0重量%となる割合で配合すべきである。脱臭剤成分が
前記の範囲を下廻ると、必要量の脱臭成分をヘドロに供
給することが出来ず、所期の脱臭効果が得られなくな
り、逆に前記の範囲を上廻ると、セメントの固化能力が
低下する。
【0016】また、本発明の実施において使用されるセ
メントとしては、各種の水硬性セメントが使用可能であ
り、高炉セメント、石灰スラグセメント、ポルトランド
セメント、シリカセメント等が挙げられる。
メントとしては、各種の水硬性セメントが使用可能であ
り、高炉セメント、石灰スラグセメント、ポルトランド
セメント、シリカセメント等が挙げられる。
【0017】本発明のヘドロ処理用脱臭剤組成物による
と、鉄塩とアルミニウム塩をそれぞれ単独で使用した場
合に比較して、非常に高い脱臭効果が発揮される。これ
らの塩の相乗効果による詳しい発現機構については、今
後の研究を待たねばならないが、鉄イオン及びアルミニ
ウムイオンのそれぞれがアルカリ性ガス物質と錯体を形
成し、これら錯体が互いに共存することにより、安定度
が増し、一般的にヘドロ性状や温度の変化に伴う錯体の
不安定化が起こり難くなるものと推測される。
と、鉄塩とアルミニウム塩をそれぞれ単独で使用した場
合に比較して、非常に高い脱臭効果が発揮される。これ
らの塩の相乗効果による詳しい発現機構については、今
後の研究を待たねばならないが、鉄イオン及びアルミニ
ウムイオンのそれぞれがアルカリ性ガス物質と錯体を形
成し、これら錯体が互いに共存することにより、安定度
が増し、一般的にヘドロ性状や温度の変化に伴う錯体の
不安定化が起こり難くなるものと推測される。
【0018】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明はこれらによって何等制限さ
れるものではない。 〔実施例1〕硫酸第一鉄・7水和物27.8gと硫酸ア
ルミニウム・18水和物66.6gを十分に混合して、
脱臭剤Aを調製した。浚渫工事現場より、ヘドロ(p
H:7.9,固形物濃度:30%,総窒素濃度:0.5
%)を採取し、1リットル容ガラス容器に前記のヘドロ
100gを入れ、これに前記の脱臭剤組成物A50m
g(構成物質それぞれが5.3×10-5モル相当)を添
加、混合して密栓した(試験区A)。
体的に説明するが、本発明はこれらによって何等制限さ
れるものではない。 〔実施例1〕硫酸第一鉄・7水和物27.8gと硫酸ア
ルミニウム・18水和物66.6gを十分に混合して、
脱臭剤Aを調製した。浚渫工事現場より、ヘドロ(p
H:7.9,固形物濃度:30%,総窒素濃度:0.5
%)を採取し、1リットル容ガラス容器に前記のヘドロ
100gを入れ、これに前記の脱臭剤組成物A50m
g(構成物質それぞれが5.3×10-5モル相当)を添
加、混合して密栓した(試験区A)。
【0019】また、前記と同様にしてヘドロ100g
に硫酸第一鉄・7水和物29.4mg(1.06×10
-4モル相当)を添加・混合して密栓したもの(対照区A
−1)、及びヘドロ100gに硫酸アルミニウム・1
8水和物70.6mg(1.06×10-4モル相当)を
添加、混合して密栓したもの(対照区A−2)、並びに
ヘドロ100gに物質を何も添加せずにヘドロのみ
を密栓したもの(ブランク区A)をそれぞれ調製した。
次いでこれらを30℃の温度条件下に放置し、容器内に
発生する悪臭物質の成分及び濃度を定期的に測定したと
ころ、その結果は表1に示したとおりであった。
に硫酸第一鉄・7水和物29.4mg(1.06×10
-4モル相当)を添加・混合して密栓したもの(対照区A
−1)、及びヘドロ100gに硫酸アルミニウム・1
8水和物70.6mg(1.06×10-4モル相当)を
添加、混合して密栓したもの(対照区A−2)、並びに
ヘドロ100gに物質を何も添加せずにヘドロのみ
を密栓したもの(ブランク区A)をそれぞれ調製した。
次いでこれらを30℃の温度条件下に放置し、容器内に
発生する悪臭物質の成分及び濃度を定期的に測定したと
ころ、その結果は表1に示したとおりであった。
【0020】
【表1】
【0021】表1の試験結果によれば、脱臭剤組成物A
を使用した試験区では、脱臭剤組成物Aを構成する物質
をそれぞれを単独で使用した対照区に比べて、大幅な脱
臭持続効果が認められた。なお、試験期間中にはどの区
からも、硫化水素,メチルメルカプタンなどの酸性悪臭
ガスの発生は認められなかった。
を使用した試験区では、脱臭剤組成物Aを構成する物質
をそれぞれを単独で使用した対照区に比べて、大幅な脱
臭持続効果が認められた。なお、試験期間中にはどの区
からも、硫化水素,メチルメルカプタンなどの酸性悪臭
ガスの発生は認められなかった。
【0022】〔実施例2〕高炉セメント849.6gに
対して硫酸第一鉄・7水和物27.8g及び硫酸アルミ
ニウム・18水和物66.6gをそれぞれ充分に混合し
て、脱臭剤組成物Bを調製した。1リットル容ガラス容
器に、実施例1におけるヘドロ100ミリリットル当
りに前記脱臭剤組成物B10.0gを充分に攪拌混合し
て添加し、密栓した(試験区B)。前記と同様にして、
ヘドロ100ミリリットルに対して、セメント9.0
gのみを充分に添加、混合して密栓した(対照区B)。
これらを30℃の温度条件下に放置し、容器内に発生す
る悪臭物質の成分及び濃度を定期的に測定したところ、
その結果は表2に示したとおりであった。
対して硫酸第一鉄・7水和物27.8g及び硫酸アルミ
ニウム・18水和物66.6gをそれぞれ充分に混合し
て、脱臭剤組成物Bを調製した。1リットル容ガラス容
器に、実施例1におけるヘドロ100ミリリットル当
りに前記脱臭剤組成物B10.0gを充分に攪拌混合し
て添加し、密栓した(試験区B)。前記と同様にして、
ヘドロ100ミリリットルに対して、セメント9.0
gのみを充分に添加、混合して密栓した(対照区B)。
これらを30℃の温度条件下に放置し、容器内に発生す
る悪臭物質の成分及び濃度を定期的に測定したところ、
その結果は表2に示したとおりであった。
【0023】
【表2】
【0024】表2の試験結果によれば、処理剤Bを使用
した試験区Bにおいては、セメントのみを使用した対照
区Bに比べて、大幅な脱臭効果が認められた。なお、試
験期間中にはどの区からも、硫化水素、メチルメルカプ
タンなどの酸性悪臭ガスの発生は認められなかった。
した試験区Bにおいては、セメントのみを使用した対照
区Bに比べて、大幅な脱臭効果が認められた。なお、試
験期間中にはどの区からも、硫化水素、メチルメルカプ
タンなどの酸性悪臭ガスの発生は認められなかった。
【0025】また、海砂(単位容積質量1.50kg/
リットル)1500kg、蒸留水400kg及び脱臭剤
組成物B111.1kgを配合したもの、並びに海砂
(単位容積質量1.50kg/リットル)1500k
g、蒸留水400kg及び高炉セメント100kgの割
合で配合したものを使用してテストピース(50mmΦ
×100mm、重さ370g程度の円柱体)を作製し
た。なお、これらの混合方法及びテストピース作製方法
はJIS A 5308(付属書9)に準じて行い、養
生条件は温度20℃の条件下において28日間放置し
た。このようにして得られたテストピースの圧縮強度を
測定したところ、その結果は表3に示したとおりであっ
た。
リットル)1500kg、蒸留水400kg及び脱臭剤
組成物B111.1kgを配合したもの、並びに海砂
(単位容積質量1.50kg/リットル)1500k
g、蒸留水400kg及び高炉セメント100kgの割
合で配合したものを使用してテストピース(50mmΦ
×100mm、重さ370g程度の円柱体)を作製し
た。なお、これらの混合方法及びテストピース作製方法
はJIS A 5308(付属書9)に準じて行い、養
生条件は温度20℃の条件下において28日間放置し
た。このようにして得られたテストピースの圧縮強度を
測定したところ、その結果は表3に示したとおりであっ
た。
【0026】
【表3】
【0027】表3の試験結果によれば、脱臭剤組成物B
の固化能力は、高炉セメント単独のものと比較して何等
変わらないことが確認され、ヘドロに従来と同様の固化
能力を付与しうることが認められた。
の固化能力は、高炉セメント単独のものと比較して何等
変わらないことが確認され、ヘドロに従来と同様の固化
能力を付与しうることが認められた。
【0028】〔実施例3〕塩化第二鉄・6水和物27.
0gと塩化アルミニウム・6水和物24.1gを充分に
混合して、脱臭剤組成物Cを得た。実施例1におけるヘ
ドロ1リットル当たりに浚渫固化用の高炉セメント1
00gを添加、混合してヘドロ(pH:11.8,固
形物濃度:37%,総窒素濃度:0.4%)を得た。1
リットル容ガラス容器に前記のヘドロを100g入
れ、これに前記の脱臭剤組成物Cを1.0g(構成物質
それぞれが2.0×10-3モル相当)を添加、混合して
密栓した(試験区C)。
0gと塩化アルミニウム・6水和物24.1gを充分に
混合して、脱臭剤組成物Cを得た。実施例1におけるヘ
ドロ1リットル当たりに浚渫固化用の高炉セメント1
00gを添加、混合してヘドロ(pH:11.8,固
形物濃度:37%,総窒素濃度:0.4%)を得た。1
リットル容ガラス容器に前記のヘドロを100g入
れ、これに前記の脱臭剤組成物Cを1.0g(構成物質
それぞれが2.0×10-3モル相当)を添加、混合して
密栓した(試験区C)。
【0029】また、前記と同様にしてヘドロ100g
に塩化第二鉄・6水和物1.06g(4.0×10-3モ
ル相当)を添加・混合して密栓したもの(対照区C−
1)、及びヘドロ100gに塩化アルミニウム・6水
和物0.94g(4.0×10-3モル相当)を添加、混
合して密栓したもの(対照区C−2)、並びにヘドロ
100gに物質を何も添加せずに密栓したもの(ブラン
ク区C)をそれぞれ調製した。これらを30℃の温度条
件下に放置して、容器内に発生する悪臭物質の成分及び
濃度を定期的に測定したところ、その結果は表4に示し
たとおりであった。
に塩化第二鉄・6水和物1.06g(4.0×10-3モ
ル相当)を添加・混合して密栓したもの(対照区C−
1)、及びヘドロ100gに塩化アルミニウム・6水
和物0.94g(4.0×10-3モル相当)を添加、混
合して密栓したもの(対照区C−2)、並びにヘドロ
100gに物質を何も添加せずに密栓したもの(ブラン
ク区C)をそれぞれ調製した。これらを30℃の温度条
件下に放置して、容器内に発生する悪臭物質の成分及び
濃度を定期的に測定したところ、その結果は表4に示し
たとおりであった。
【0030】
【表4】
【0031】表4の試験結果によれば、脱臭剤Cを使用
した試験区Cでは、脱臭剤Cを構成する各々の物質を単
独で使用した対照区C−1、C−2に比べて、大幅な脱
臭持続効果が認められた。なお、試験期間中にはどの区
からも、硫化水素,メチルメルカプタンなどの酸性悪臭
ガスの発生は認められなかった。
した試験区Cでは、脱臭剤Cを構成する各々の物質を単
独で使用した対照区C−1、C−2に比べて、大幅な脱
臭持続効果が認められた。なお、試験期間中にはどの区
からも、硫化水素,メチルメルカプタンなどの酸性悪臭
ガスの発生は認められなかった。
【0032】
【発明の効果】本発明のヘドロ処理用脱臭剤組成物は、
鉄塩とアルミニウム塩との併用によって、浚渫工事に伴
って発生するヘドロからのアンモニアに代表されるアル
カリ性悪臭ガスの脱臭作用が顕著となり、作業環境及び
周辺環境を悪化させることがなく、使用上の効果は多大
である。
鉄塩とアルミニウム塩との併用によって、浚渫工事に伴
って発生するヘドロからのアンモニアに代表されるアル
カリ性悪臭ガスの脱臭作用が顕著となり、作業環境及び
周辺環境を悪化させることがなく、使用上の効果は多大
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 必須成分として鉄塩とアルミニウム塩を
含むことを特徴とするヘドロ処理用脱臭剤組成物。 - 【請求項2】 セメントに鉄塩とアルミニウム塩を配合
したことを特徴とするヘドロ処理用脱臭剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003997A JPH10202299A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ヘドロ処理用脱臭剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003997A JPH10202299A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ヘドロ処理用脱臭剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202299A true JPH10202299A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=12015928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003997A Pending JPH10202299A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | ヘドロ処理用脱臭剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10202299A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004358392A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Kurita Water Ind Ltd | ヘドロ処理剤及びヘドロ処理方法 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP2003997A patent/JPH10202299A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004358392A (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-24 | Kurita Water Ind Ltd | ヘドロ処理剤及びヘドロ処理方法 |
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Legal Events
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Effective date: 20041028 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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Effective date: 20041124 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050418 |