JPH10202487A - Nc制御形ワークレスト装置 - Google Patents
Nc制御形ワークレスト装置Info
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- JPH10202487A JPH10202487A JP9010525A JP1052597A JPH10202487A JP H10202487 A JPH10202487 A JP H10202487A JP 9010525 A JP9010525 A JP 9010525A JP 1052597 A JP1052597 A JP 1052597A JP H10202487 A JPH10202487 A JP H10202487A
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- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
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Abstract
ワークに向かう接近送りを、ワークの径方向に直線運動
される上部レスト腕の接近送りに対し正確に追従させる
ことができるNC制御形のワークレスト装置を提供する
こと。 【解決手段】 上部レスト腕を直線移動するサーボモー
タへの指令値は前記ワークの仕上げ径に応じて設定する
と共に、下部レスト腕を旋回移動するサーボモータへの
指令値は前記上部レスト腕用のサーボモータへの指令値
に所定の減速係数を乗算して算出した指令値に設定し、
これら指令値に従って各サーボモータを駆動した場合に
生じる上部レスト腕に対する下部レスト腕先端の追跡誤
差を補正する補正値をCNC装置のメモリに登録し、両
レスト腕を送り開始位置から各目標位置へ移動させるに
際し、下部レスト腕の運動量に対応する補正値を前記メ
モリから読み出し下部レスト腕の指令値に加算して補正
指令値を算出する。
Description
転する円筒ワークを加工中に加工抵抗に抗して支持する
レスト装置に関し、特に、比較的大径のワークから小径
のワークに対応するように上部レスト腕および下部レス
ト腕の運動を数値制御可能とした研削盤での使用に好適
なNC制御形ワークレスト装置に関する。
ワークレスト装置は、研削砥石の反対側で円筒ワークの
外周に当接して法線方向の研削抵抗に対抗する上部レス
ト腕と、円筒ワークの下方外周に当接して接線方向の研
削抵抗に対抗する下部レスト腕とを含む。これらレスト
腕の送り機構は、個々のサーボモータにより駆動される
送りネジ機構により構成され、比較的大径のワークから
小径のワークに対応可能な広範囲形のものとなってい
る。
駆動される送りネジ機構の運動量と等しく移動される構
成となっているが、下部レスト腕はその基部が装置本体
に旋回可能に枢支されているため、下部レスト腕のワー
クの外周下面と当接する先端の運動量は、そのサーボモ
ータにより駆動される送りネジ機構の運動量を拡大して
移動される。上部レスト腕のワークに当接する先端の運
動量と下部レスト腕の先端の運動量を調和させるため、
上部レスト腕用のサーボモータへ投与する移動指令値に
対して所定の減速係数を乗算した所謂電子ギヤ比により
減速した移動指令値を下部レスト腕用のサーボモータに
投与するように、数値制御装置がプログラムされてい
る。そして、前記電子ギヤ比、つまり上部レスト腕用サ
ーボモータに与える指令値と下部レスト腕用サーボモー
タに与えるそれとの比率は、下部レスト腕の装置本体へ
の枢着点と下部レスト腕の先端の当接点との距離aに対
する前記枢着点と下部レスト腕の基部の下方に設定した
旋回モーメント作用点との距離bの比率により固定的に
設定されている。
(A)のように小径ワークW1を支持する場合と、図1
(B)のように大径ワークW2を支持する場合とでは、
下部レスト腕14の先端のワーク支持点がSP1からS
P2へ変化するため、前記距離aはa1からa2へ変化
する(a1>a2)。電子ギヤ比を一定に設定した従来
のレスト装置を、比較的小径ワークから大径ワークまで
を対象とする広範囲形のものとして使用する場合、上部
レスト腕12に対する下部レスト腕14の追従精度に誤
差を生じることとなり、このため研削加工の最終仕上げ
段階においてワークは本来在るべき軸心から上下方向に
偏向した位置に保持されて加工され、これがワークの最
終仕上げ寸法精度を低下させる要因となっていた。
から大径ワークまでを適用対象とする広範囲形のワーク
レスト装置において、上部レスト腕および下部レスト腕
の移動範囲に亘って、下部レスト腕の先端が上部レスト
腕の先端の移動に忠実に追従できるようにすることにあ
る。
る上述した課題および目的は、本発明による下記の手段
により解決され達成される。請求項1の発明によるNC
制御形ワークレスト装置は、加工工具の反対側で円筒ワ
ークの外周を支持すべく前記ワークに向かって進退送り
可能に装置本体に案内された上部レスト腕と、先端を前
記ワークの略下方からワークに向かって進退させるべく
基部が前記装置本体に旋回可能に枢支された下部レスト
腕と、前記上部レスト腕を進退する第1サーボモータを
含む送り機構と、前記下部レスト腕を旋回する第2サー
ボモータを含む送り機構と、さらに、これら第1および
第2サーボモータを制御する数値制御装置とで構成され
るNC制御形ワークレスト装置において、前記数値制御
装置は、前記ワークの仕上げ径に応じて決められ前記上
部レスト腕および下部レスト腕の一方の送り運動を制御
する第1指令値を設定する第1指令値設定手段と、前記
第1指令値に所定の係数を乗算して求められるか或いは
前記ワークの仕上げ径に応じて決められ前記上部レスト
腕および下部レスト腕の他方の送り運動を制御する第2
指令値を設定する第2指令値設定手段と、前記他方のレ
スト腕の送り運動量に応じて補正送り量を設定する補正
送り量設定手段と、前記第2指令値に前記補正送り量を
加算して補正第2指令値を得る加算手段と、さらに、前
記第1指令値および前記補正第2指令値に基づいて前記
一方のレスト腕に対応する前記第1および第2サーボモ
ータの一方と前記他方のレスト腕に対応する前記第1お
よび第2サーボモータの他方をそれぞれ制御する制御手
段とを含むことを特徴とする。
スト装置は、前記一方および他方のレスト腕がそれぞれ
前記上部および下部レスト腕であり、前記補正送り量設
定手段は、前記下部レスト腕の運動量毎の補正値を記憶
する補正値テーブルと、前記下部レスト腕の運動量に応
じた補正値を前記補正値テーブルから読み出す手段とか
ら構成され、また前記制御手段は前記第1指令値および
前記補正第2指令値に基づいて前記第1および第2サー
ボモータをそれぞれ制御することを特徴とする。
スト装置は、前記一方および他方のレスト腕は、それぞ
れ前記上部および下部レスト腕であり、前記補正送り量
設定手段は、前記下部レスト腕の単位運動量の増加に対
応して各増分補正送り量を予め記憶した補正値テーブル
と、前記下部レスト腕が現在位置から目標位置に移動す
る運動範囲内における各増分補正送り量を読み出し累積
加算して前記補正送り量を設定する累積加算手段とで構
成され、また前記制御手段は前記第1指令値および前記
補正第2指令値に基づいて前記第1および第2サーボモ
ータをそれぞれ制御することを特徴とする。
に基づいて説明する。図2において、10はレスト装置
本体で、好適には、研削盤のテーブル若しくはベッド1
1上に固定して設けられる。上部レスト腕12は、砥石
台13上に回転自在に支持された砥石Gの正面において
かつこの砥石Gの反対側で円筒状のワークWに対し進退
送り可能に装置本体10に案内されている。下部レスト
腕14は、その基端上部において装置本体10にピン1
5を介して垂直面内で旋回可能に枢着され、その基端下
部がリンク16の一端をピン17aを介して枢着してい
る。このピン17aは、後述する駆動腕18により旋回
モーメントを受ける作用点として機能する。リンク16
の他端は、ピン17bを介して駆動腕18の前端に枢着
されている。駆動腕18は、上部レスト腕12の下方位
置でこれと平行関係を維持して装置本体10に進退送り
可能に案内されている。
れらの後端に開口する穴内にナット21,22を嵌挿し
ており、これらナット21,22は、それぞれ装置本体
10の後面に固着したサーボモータ23,24により回
転されるネジ軸25,26と螺合している。従って、サ
ーボモータ23,24が動作されると、それぞれキー部
材19,20により装置本体10に対し廻り止めされた
上部レスト腕12および駆動腕18が進退され、この進
退位置はサーボモータ23,24に付属のエンコーダ2
3a,24aにより検出される。この場合、駆動腕18
の進退運動はリンク部材16を介して下部レスト腕14
を旋回駆動する。
に設置した図略の主軸台および心押台により両端がセン
タ支持されると共に回転駆動され、砥石Gにより研削加
工される間は上部レスト腕12および下部レスト腕14
の前端に設けたシュー12a,14aにより支持され
る。上部レスト腕12および下部レスト腕14は、ワー
クWと砥石Gとの当接点である研削ポイントに生じる法
線抵抗および接線抵抗に抗してワークWをその理想回転
軸線上で回転するように支持する。
下、CNC装置)30は、CPU31およびメモリ32
を含む。CPU31は、データ入出力モードで動作する
とき、オペレータがキーボード33およびCRT34を
用いて対話形式にて入力する数値制御プログラムおよび
各種の制御データをインターフェース35を介して受入
れメモリ32内へ入力すると共に、オペレータが指定す
るメモリ32内のデータをCRT34上に表示する。ま
た、CPU31は、設定替えモードおよび研削サイクル
モードで動作するとき、数値制御プログラムを実行し、
インターフェース36を介して指令値をサーボモータ駆
動ユニットDUX,DUYおよびDUVへ出力する。
クWに対し進退運動する送りネジ機構40のネジ軸を駆
動するサーボモータ41を制御し、駆動ユニットDUY
およびDUVは、上部および下部レスト腕12、14駆
動用のサーボモータ23,24をそれぞれ制御する。サ
ーボモータ41,23,24に付属のエンコーダ41
a,23a,24aからの帰還出力は、それぞれ対応す
る駆動ユニットDUX,DUY,DUVへ入力される一
方、インターフェース36へも入力される。
力を演算して速度帰還信号を作り、この速度帰還信号が
指令速度信号と一致するように対応するサーボモータの
動作速度を制御する。インターフェース36は、対応す
るエンコーダ出力をCPU31が所定のインターバルで
参照可能にし、これによりCPU31が各サーボモータ
の運動を位置帰還制御できるようにしている。
略の読み出し専用メモリ(ROM)領域に記憶されたシ
ステム制御プログラムの一部を構成するレスト制御プロ
グラムRCPの概略を示し、図5は同じく前記ROM領
域に記憶された補正値テーブルTBLの内容を概略的に
示す説明図である。この補正値テーブルTBLは、例え
ば、直径が75mmのワークを支持する位置(基準位
置)から直径が35mmのワークを支持する位置(最前
進位置)までの範囲について、半径で1mm増加する毎
にこの増加分に対応する下部レスト腕14の補正量(上
部レスト腕12に対する追跡誤差に相当する)α1〜α
20をアドレスN1〜N20に予め登録記憶している。
ログラムRCPに従って下記の動作説明のように制御さ
れる。例えば、自動車のエンジンのためのクランクシャ
フトを研削加工する大量生産ラインにおいては、或るロ
ットのワークを連続して加工した後、異なるロットのワ
ークを連続して加工する形態がしばしば採用される。こ
の場合、次ぎのロットのワークの加工動作を開始するに
先立って、設定替え動作が実行される。
えられる時、図3のステップ101および102が順次
実行され、上部および下部レスト腕12,14の初期位
置UPi,LPiが設定される。上部レスト腕12の初
期位置UPiは、次ぎに加工すべきロットのワークWの
仕上げ径Dfin に対し上部レスト腕12の先端が所定量
(例えば、20mm)後退した位置をとるように設定さ
れ(ステップ101)、この上部レスト腕12の初期位
置UPiに所定の電子ギヤ比である係数(例えば、0.
4)を乗算した位置を下部レスト腕14の初期位置LP
iとして設定される(ステップ102)。
よびLPi(=0.4UPi)がステップ114におい
て駆動ユニットDUYおよびDUVへ出力され、この結
果、上部および下部レスト腕12,14の先端は次ぎに
加工するロットのワーク仕上げ径Dfin からそれぞれ所
定距離(例えば、20mm)後退した位置に位置決めさ
れる。
置決めされた後、次ロットワークの第1番目のワークW
が研削盤上に搬入され図略の主軸台および心押台上にセ
ンタ支持される。このワーク搬入完了が適宜確認手段に
て確認されると、CNC装置30の動作モードが設定替
えモードから研削サイクルモードに切り替えられ、研削
サイクル起動指令が与えられる。CNC装置30はこの
ロットのワーク用の数値制御プログラムに従って動作
し、これにより砥石台13が前進され、この前進と同時
にワークWの回転が開始される。
プランジ研削速度は、図6に示すように、早送り速度、
粗研削送り速度、精研削送り速度へ順次減速されてワー
クWが砥石Gにより研削され、、砥石台13が数値制御
プログラムに指定される前進端位置まで到達した後所定
時間送り停止されてスパークアウト研削が行われ、所定
時間経過後、砥石台13がプランジ研削開始位置まで早
送り後退される。
粗研削工程の途中において、レスト腕12,14が前進
動作される。好ましくは、レスト腕12,14の前進に
先立って粗研削スパークアウトが実行され、このスパー
クアウトの後砥石台13はレスト腕12,14の前進を
許容すべく若干距離後退(バック・オフ)される。レス
ト腕12,14の前進指令が与えられる時、図3のステ
ップ111が実行され、上部レスト腕12の目標位置U
Ptおよび前進速度UFtが数値制御プログラムに従っ
て設定される。この上部レスト腕12の目標位置UPt
は、好ましくはワークWの仕上げ径Dfin の1/2に対
応する。続くステップ112においては、下部レスト腕
14の目標位置LPtおよび前進速度LFtが演算され
る。より具体的には、下部レスト腕14の目標位置LP
tおよび前進速度LFtは、上部レスト腕12の目標位
置UPtおよび前進速度UFtに電子ギヤ比である係数
(=0.4)を乗算することにより算出される。
す補正送り量設定プログラムCOMPが実行され、この
プログラムに従って、下部レスト腕14の位置補正量が
決定される。より具体的には、ステップ102,112
において算出された下部レスト腕14の初期位置LP
i,目標位置LPtの読み取り、補正値テーブルTBL
の初期読み出しアドレスを指定するアドレスカウンタA
Cの初期値Niの設定および補正量レジスタΣαのゼロ
イング、さらには、下部レスト腕14が初期位置LPi
からワーク仕上げ径位置(Dfin /2=LPt)に移動
する距離の計算が、ステップ201〜203においてそ
れぞれ実行される。
ACに設定される初期値Niは、下部レスト腕14の初
期位置LPiに対応して設定される。また、ステップ2
03における下部レスト腕14の移動距離の計算におい
ては、下部レスト腕14の初期位置LPiから目標位置
LPtを減算し、これにより半径差を整数値nとして求
める。この整数値nは、図5に示す補正値テーブルTB
Lの読み出しアドレスの歩進回数を表す。
2において設定された補正値テーブルTBLの初期読み
出しアドレスNiを前記整数値nに対応する回数だけ歩
進し、各歩進毎に読み出される補正量αを補正量レジス
タΣαに逐次累積加算する。そして、ステップ209に
おいては、補正量レジスタΣαの補正量をステップ11
2にて算出した下部レスト腕14の目標位置LPtに加
算して、下部レスト腕14の補正目標位置LPt’を求
める。
は、上部レスト腕12の目標位置UPtおよび指令速度
UFtが駆動ユニットDUYに出力されると共に、下部
レスト腕14の補正目標位置LPt’および速度指令L
Ftが駆動ユニットDUVへ出力される。このため、上
部レスト腕12先端の前進運動に対し下部レスト腕14
の先端の前進運動は正確に追従し、これらレスト腕1
2,14がその前進途中において加工中のワークWの外
周と当接してこれを研削抵抗に抗して支持する。そし
て、これらレスト腕12,14が目標位置UPtおよび
補正目標位置LPt’に到達した状態では、上部レスト
腕12の先端と下部レスト腕14の先端は、ワークWが
仕上げ径Dfin まで加工された時、ワークWの軸線をそ
の理想回転中心に位置させるようにワークWの仕上げ外
周を保持する。
同一の指令値を与えた場合における上部レスト腕12先
端の移動量(工作物径として表示)に対する下部レスト
腕14の追跡誤差を示す。図7(B)は、上部レスト腕
12の指令値に所定の係数を乗算して下部レスト腕14
の指令値とした場合における上部レスト腕12先端の移
動量に対する下部レスト腕14先端の追跡誤差を示す。
このように、下部レスト腕14の目標位LPtを上部レ
スト腕12の目標位置UPtに電子ギヤ比を乗算して減
速した値とする場合、上部レスト腕12に対する下部レ
スト腕14の追跡誤差は大幅に減少される。しかしなが
ら、レスト装置の使用範囲の中央部において未だ両レス
ト腕12,14間に追跡誤差が残存している。
下部レスト腕14の目標位置LPtを、上述したように
本発明に従って誤差補正し、この補正目標位置LPt’
を下部レスト腕14のサーボモータ24に与えるように
した場合における、上部レスト腕12先端位置に対する
下部レスト腕14先端の追跡誤差を示す。この図7
(C)から明らかなように、本発明により誤差補正を行
う場合、両レスト腕12,14先端の追従誤差を解消す
ることが可能となる。
12,14は、研削加工の途中において前進され、ワー
クWが仕上げ径Dfin まで加工されるまでその前進位置
でワークWを支持する。この前進位置では、両レスト腕
12,14の先端シュー12a,14aのワークWとの
当接点は、ワークWの理想回転軸線から等距離にあり、
このため砥石台13が後退する直前の最終スパークアウ
ト研削時には、ワークWが理想回転軸線上で回転する状
態にあり、この状態で砥石台13が後退する。そして、
砥石台13の後退から若干遅れてワークWの回転が停止
され、両レスト腕12,14が図3のステップ101お
よび102にて設定された初期位置UPi,LPiに後
退されて、第1番目のワークWの加工が終了する。
際しては、上述した設定替え動作は実行されず、この第
2番目のワークWが研削盤上に搬入セットされると、上
述した研削サイクルが直ちに開始される。上述した実施
例においては、図5に示す補正値テーブルTBLに単位
距離(例えば、1mm)下部レスト腕14が前進する毎
の補正量α0〜α20を登録し、下部レスト腕14が前
進する範囲の補正量αnをこの補正値テーブルTBLか
ら逐次読みだして累積加算するようにしているが、この
ような補正値テーブルTBLへの補正量の登録形態は、
補正値テーブルTBLに登録した多数の補正値の1つを
修正した場合に他の補正値への影響がなく、この点の利
点は2つの補正値間の補間補正値を求めて決め細かな補
正を行う場合とかに補正値の登録数を減少し得る効果を
奏するものである。
ける補正量の登録形態はこれに限定されるものではな
い。例えば、各研削サイクルにおいて、レスト腕12,
14を最も後退した基準位置から目標位置まで前進させ
るような制御形態を採用する場合では、前記補正値テー
ブルTBLの各読み出しアドレスに登録する補正量は、
前記基準位置から目標位置までの移動量に応じたトータ
ル補正量として登録することも可能である。このような
変形例においては、図4の補正送り量設定プログラムC
OMPは、ワーク仕上げ径Dfin に対応したアドレスに
登録されたトータル補正量を読み出し、このトータル補
正量を電子ギヤ比により減速された下部レスト腕14の
目標位置LPtに加算するように変更される。
正量がレスト腕12または14の移動位置(或いは、移
動量)に関係する関数式にて算出できる場合、前記補正
値テーブルTBLを使用する代わりにこの関数式を登録
しておくことにより、この関数式から補正量を直接算出
することも可能である。また、上述した実施例において
は、下部レスト腕14の目標位置LPtを上部レスト腕
12の目標位置UPtに電子ギヤ比を乗算して算出して
いるが、下部レスト腕14の目標位置LPtをNCプロ
グラム中にパラメータとして直接指定することも可能で
ある。
レスト腕12を基準とし、この腕12の目標位置UPt
に減速方向の電子ギヤ比を乗算して下部レスト腕14の
目標位置LPtを算出するようにしているが、これとは
逆に下部レスト腕14を基準とし、この腕14のワーク
仕上げ径に対応して設定される目標位置LPtに所定の
増速方向の電子ギヤ比係数(例えば、2.5)を乗算し
て上部レスト腕12の目標位置UPtを算出するように
してもよい。このような場合では、図5の補正値テーブ
ルTBLには下部レスト腕14先端の運動に対する上部
レスト腕12先端の追跡誤差がこのレスト腕12の運動
範囲に亘って登録される。
2,14の目標位置UPtおよび補正目標位置LPt’
をワークWの仕上げ径位置と一致するように設定してい
るが、必要であれば、これらの位置UPtおよびLP
t’は、ワーク仕上げ径位置よりも所定量(例えば、数
ミクロンメートル)小径側の位置に設定してもよい。
よれば、円筒ワークに向い直線運動する上部レスト腕の
移動に対して、下部レスト腕を旋回運動させてその先端
の移動を追従させるようにしたNC制御形ワークレスト
装置において、上部レスト腕および下部レスト腕の一方
を駆動するサーボモータへ指令する目標位置を前記ワー
クの仕上げ径に応じて設定し、両レスト腕の他方を駆動
するサーボモータへ指令する目標位置を、前記一方のレ
スト腕の目標位置に所定の比率を乗算して求めるか或い
はワークの仕上げ径に応じて決めると共にこの目標位置
にこの他方のレスト腕の運動量に応じた補正量を加算し
た補正目標位置として設定するようにしたので、前記一
方のレスト腕の先端の運動に前記他方のレスト腕の先端
の運動を正確に追従させることができ、これによりワー
クの加工精度を向上できる。
のレスト腕である下部レスト腕の補正量を求めるため
に、下部レスト腕の運動量毎の補正量を補正値テーブル
に予め記憶させ、この補正値テーブルから下部レスト腕
の運動量に応じた補正量を読み出して下部レスト腕の目
標位置を補正するようにしたので、補正値の設定や変更
を容易に行うことが可能となる。
方のレスト腕である下部レスト腕の補正量を求めるため
に、下部レスト腕の単位運動量の増加に対応した各増分
補正値を補正値テーブルに予め記憶させ、下部レスト腕
が現在位置からその目標位置に運動する運動範囲内にお
ける各増分補正量を前記補正値テーブルから読み出して
累積加算して下部レスト腕の目標位置を補正するように
したので、補正値テーブルTBLに登録した多数の補正
値の1つを修正した場合に他の補正値への影響がなく、
この点の利点は2つの補正値間の補間補正値を求めて決
め細かな補正を行う場合とかに補正値の登録数を減少し
得る効果を奏するものである。
ワークの支持点が変化することを説明するための説明
図。
部破断して示す側面図とこのワークレスト装置を制御す
るCNC装置のブロック線図を併記した図。
御プログラムのフローチャート。
おいて前記CNC装置が実行する補正送り量設定プログ
ラムのフローチャート。
ーブルの概要を示す説明図。
の送り位置を示す動作サイクル線図。
レスト装置における上部レスト腕先端位置に対する下部
レスト腕先端の追跡誤差示すグラフで、(C)は本発明
によるNC制御形ワークレスト装置における上部レスト
腕先端位置に対する下部レスト腕先端の追跡誤差を示す
グラフ。
ット RCP・・・・レスト制御プログラム COMP・・・・補正送り量設定プログラム TBL・・・・補正値テーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体と、加工工具の反対側で円筒ワ
ークの外周を支持すべく前記ワークに向かって進退送り
可能に前記装置本体に案内された上部レスト腕と、先端
を前記ワークの略下方からワークに向かって進退させる
べく基部が前記装置本体に旋回可能に枢支された下部レ
スト腕と、前記上部レスト腕を進退する第1サーボモー
タを含む送り機構と、前記下部レスト腕を旋回する第2
サーボモータを含む送り機構と、さらに、これら第1お
よび第2サーボモータを制御する数値制御装置とで構成
されるNC制御形ワークレスト装置において、前記数値
制御装置は、前記ワークの仕上げ径に応じて決められ前
記上部レスト腕および下部レスト腕の一方の送り運動を
制御する第1指令値を設定する第1指令値設定手段と、
前記第1指令値に所定の係数を乗算して求められるか或
いは前記ワークの仕上げ径に応じて決められ前記上部レ
スト腕および下部レスト腕の他方の送り運動を制御する
第2指令値を設定する第2指令値設定手段と、前記他方
のレスト腕の送り運動量に応じて補正送り量を設定する
補正送り量設定手段と、前記第2指令値に前記補正送り
量を加算して補正第2指令値を得る加算手段と、さら
に、前記第1指令値および前記補正第2指令値に基づい
て前記一方のレスト腕に対応する前記第1および第2サ
ーボモータの一方と前記他方のレスト腕に対応する前記
第1および第2サーボモータの他方をそれぞれ制御する
制御手段とを含むことを特徴とするNC制御形ワークレ
スト装置。 - 【請求項2】 前記一方および他方のレスト腕はそれぞ
れ前記上部および下部レスト腕であり、前記補正送り量
設定手段は、前記下部レスト腕の運動量毎の補正値を記
憶する補正値テーブルと、前記下部レスト腕の運動量に
応じた補正値を前記補正値テーブルから読み出す手段と
から構成され、また前記制御手段は前記第1指令値およ
び前記補正第2指令値に基づいて前記第1および第2サ
ーボモータをそれぞれ制御することを特徴とする請求項
1に記載のNC制御形ワークレスト装置。 - 【請求項3】 前記一方および他方のレスト腕はそれぞ
れ前記上部および下部レスト腕であり、前記補正送り量
設定手段は、前記下部レスト腕の単位運動量の増加に対
応して各増分補正送り量を予め記憶した補正値テーブル
と、前記下部レスト腕が現在位置から目標位置に移動す
る運動範囲内における各増分補正送り量を読み出し累積
加算して前記補正送り量を設定する累積加算手段とで構
成され、また前記制御手段は前記第1指令値および前記
補正第2指令値に基づいて前記第1および第2サーボモ
ータをそれぞれ制御することを特徴とする請求項1に記
載のNC制御形ワークレスト装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1052597A JP3572842B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | Nc制御形ワークレスト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP1052597A JP3572842B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | Nc制御形ワークレスト装置 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH10202487A true JPH10202487A (ja) | 1998-08-04 |
| JP3572842B2 JP3572842B2 (ja) | 2004-10-06 |
Family
ID=11752675
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1052597A Expired - Fee Related JP3572842B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | Nc制御形ワークレスト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3572842B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246622A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Toyo Advanced Technologies Co Ltd | ワークレストのシュー位置の調整方法、及び自動調整装置 |
| JP2023501808A (ja) * | 2019-11-15 | 2023-01-19 | フィブ・ランディス・リミテッド | 研削機の被加工物保持アセンブリおよび研削方法 |
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| JPS5024889A (ja) * | 1973-03-06 | 1975-03-17 | ||
| JPH07171763A (ja) * | 1993-12-17 | 1995-07-11 | Nippei Toyama Corp | 研削方法及びその装置 |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP1052597A patent/JP3572842B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
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| US12318887B2 (en) | 2019-11-15 | 2025-06-03 | Fives Landis Limited | Workpiece holding assembly for a grinding machine and grinding methods |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3572842B2 (ja) | 2004-10-06 |
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