JPH102027A - 木造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造 - Google Patents

木造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造

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JPH102027A
JPH102027A JP17413596A JP17413596A JPH102027A JP H102027 A JPH102027 A JP H102027A JP 17413596 A JP17413596 A JP 17413596A JP 17413596 A JP17413596 A JP 17413596A JP H102027 A JPH102027 A JP H102027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木造住宅及び木質系住宅における吸振性・耐
震性の向上や床下換気性の向上等を図ることができる木
造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造を提供する。 【解決手段】 木造住宅及び木質系住宅のコンクリート
基礎台1の上に所定の間隔で配置した硬質の吸振ゴム材
9(A,B)を介して木製土台3を固定して、隣り合う
吸振ゴム材9(A,B)の間を換気口12とした。吸振
ゴム材9(C〜F)は、木製土台3の下面に予め取り付
けられている。木製土台3の外面に、防鼠用換気孔11
aをあけた換気プレート11を、コンクリート基礎台1
との間を塞ぐように取り付けると共に、上記換気プレー
ト11に、水切り板11bを一体成形している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造住宅及び木質
系住宅における吸振性・耐震性の向上や床下換気性の向
上等を図ることができる木造住宅及び木質系住宅用土台
の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、木造住宅及び木質系住宅(店舗付
き住宅等を含む)を建てる工法としては、図9に示すよ
うに、コンクリート基礎台1に上にアンカーボルト2で
木製土台3を固定し、この木製土台3の上に柱4を立て
たり床構造材を敷き詰めて固定している。また、床下換
気をするために、コンクリート基礎台1には多数個の基
礎換気口1a,…,1aをあけている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大型ト
ラックの走行振動や地震の振動等がコンクリート基礎台
1から木製土台3に直接伝わるので、住宅の吸振性・耐
震性が悪い。また、地震等の場合、コンクリート基礎台
1の換気口1aにクラックaが発生したり、この部分か
ら破損したりして、コンクリート基礎台1の強度が低下
すると共に、換気口1aの位置及び個数が限られるの
で、床下換気が悪い。さらに、コンクリート基礎台1の
上(天端)に木製土台3の下面が直に接しているため
に、木製土台3がコンクリート基礎台1の湿気を吸って
腐朽しやすくなり、耐久性が低下すると共に、コンクリ
ート基礎台1の天端モルタルのがたつきで木製土台3が
傷められる。
【0004】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、木造住宅及び木質系住宅における吸振性・
耐震性の向上や床下換気性の向上等を図ることができる
木造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造を提供するこ
とを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、木造住宅及び木質系住宅のコンクリート
基礎台の上に所定の間隔で配置した硬質の吸振ゴム材を
介して木製土台を固定して、隣り合う吸振ゴム材の間を
換気口としたことを特徴とする木造住宅及び木質系住宅
用土台の固定構造を提供するものである。
【0006】本発明によれば、コンクリート基礎台と木
製土台との間に吸振ゴム材が介在しているため、大型ト
ラックの走行振動や地震の振動等がコンクリート基礎台
の上の吸振ゴム材で吸振されて木製土台に伝わりにくく
なるので、住宅の吸振性・耐震性が向上する。また、隣
り合う吸振ゴム材の間が換気口となるため、コンクリー
ト基礎台自体に基礎換気口をあける必要がなくなり、地
震等によるクラックの発生や破損がなくなって、コンク
リート基礎台の強度が向上すると共に、換気口はコンク
リート基礎台の全周囲に設けられるため、床下換気が良
好になる。さらに、コンクリート基礎台の上に吸振ゴム
材を介して木製土台を固定することにより、木製土台の
下面がコンクリート基礎台の上(天端)に直に接しない
ため、コンクリート基礎台の湿気を吸うおそれがなくな
って腐朽しなくなり、耐久性が向上すると共に、コンク
リート基礎台の天端モルタルのがたつきが吸振ゴム材で
吸収されるので、木製土台が傷められることもない。
【0007】上記吸振ゴム材は、上記コンクリート基礎
台に固定したボルトに対して中心穴を貫通させて位置決
めすると共に、上記ボルトで木製土台をコンクリート基
礎台に固定することができる。(請求項2) この構造であれば、コンクリート基礎台に固定したボル
ト(スリーブを含む。)に対して吸振ゴム材の中心穴を
貫通させるだけで吸振ゴム材を確実に位置決めできると
共に、このボルトで木製土台をコンクリート基礎台に固
定できる。
【0008】上記吸振ゴム材は、上面からコンクリート
釘を打ち込んでコンクリート基礎台に固定することがで
きる。(請求項3) この構造であれば、吸振ゴム材をコンクリート基礎台の
上に釘で簡単に固定できる。
【0009】上記吸振ゴム材は、側面が円形状又は多角
形状であり、上面に同芯状のたわみ用凹凸部が形成さ
れ、下面に同芯状の滑り止め用凹凸部が形成されて、各
凹凸部に放射状の水切り溝部が形成されると共に、たわ
み用凹凸部の一部に釘を打ち込むためのフラットな凹部
が形成される一方、上面と下面を貫通する中心穴があけ
られると共に、側面に貫通穴があけられている構造であ
るのが好ましい。(請求項4)
【0010】この構造であれば、たわみ用凹凸部によ
り、吸振ゴム材のたわみ性がより向上すると共に、滑り
止め用凹凸部により、吸振ゴム材が横滑りするのを未然
に防止できる。また、水切り溝部により、各凹凸部に雨
水や水滴等が溜まらないので、コンクリート基礎台が湿
気たり、木製土台が腐るのを防止できる。さらに、フラ
ットな凹部により、釘の打ち込みが簡単になり、釘の頭
部が吸振ゴム材の上面よりも突出しなくなる。さらにま
た、中心穴を利用して吸振ゴム材を正確に位置決めでき
ると共に、貫通穴により、吸振ゴム材がよりたわみやす
くなって、吸振・吸音性が向上する。
【0011】上記吸振ゴム材は、木製土台の下面に予め
取り付けられている構造とすることができる。(請求項
5) この構造であれば、コンクリート基礎台の上に吸振ゴム
材をボルトや釘で固定する作業が不要になると共に、吸
振ゴム材の配置忘れも皆無となる。
【0012】上記木製土台の外面に、防鼠用換気孔をあ
けた換気プレートを、コンクリート基礎台との間の換気
口を塞ぐように取り付けると共に、上記換気プレート
に、水切り板を一体成形しているのが好ましい。(請求
項6) この構造であれば、換気プレートに水切り板を一体成形
しているので、換気プレートを釘や木ねじで木製土台の
外面に取り付ける作業だけで、従来では別々に取り付け
ていた水切り板も同時に取り付けることができ、作業性
が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1に示すように、コンク
リート基礎台1の上に所定の間隔Tで配置した硬質の吸
振ゴム材9(A,B)を介して木製土台3をアンカーボ
ルト2で固定し、この木製土台3に上に柱4を立てたり
床構造材を敷き詰めて固定する。なお、コンクリート基
礎台1には、従来では必要であった床下換気のための基
礎換気口をあけていない。
【0014】図3に示すように、第1実施例の硬質の吸
振ゴム材9Aは、例えばクリヤマ株式会社製のネオプラ
ス・S−95[合成ゴムファイバー]を使用することが
でき、その圧縮強度は800Kg/平方cm以上であ
る。その物性的性質を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】上記吸振ゴム材9Aは、側面が円形状であ
って、中心穴9aを有し、例えば外径Dが101mm、
厚みT1が25mm程度のものであり、上記コンクリー
ト基礎台1に乗せる面には、同芯状に細かいピッチ(約
1〜5mm)と高さ(約1mm)で方形状、三角状、半
円状等の滑り止め用凹凸部9b,…,9bを形成してい
る。なお、同芯状でない細かい凹凸部であっても良い。
【0017】また、木製土台3を乗せる面には、同芯状
に大きいピッチでたわみ用凹凸部9c,…,9cを形成
する。なお、同芯状でない大きい凹凸部であっても良
い。上記たわみ用凹凸部9cは、例えば凸部の幅W1が
8mm、凹部の幅W2が2mm、凹凸部の高さT2が4
mm程度のものである。このたわみ用凹凸部9cの対角
線上の2箇所には、後述するコンクリート釘17[図2
(C)参照]で直接固定するためのフラットな凹部9
d,9dを形成する。
【0018】上記吸振ゴム材9Aの側面に、直径が5m
m程度の十字状貫通穴9e,9eをあけると、よりたわ
みやすくなって、吸振性及び吸音性が向上する。
【0019】図4は、第2実施例の硬質の吸振ゴム材9
Bであり、側面が正四角形状であって、中心穴9aを有
し、例えば、幅Wが105mm、厚みT1が25mm程
度のものであり、上記コンクリート基礎台1に乗せる面
には、同芯状に細かいピッチ(約1〜5mm)と高さ
(約1mm)で方形状、三角状、半円状等の滑り止め用
凹凸部9b,…,9bを形成している。なお、同芯状で
ない細かい凹凸部であっても良い。この同芯状の滑り止
め用凹凸部9bに対しては、細かい幅(約2mm)と深
さ(約1mm)で、例えば60度の間隔で放射状の水き
り溝部9fを形成している。
【0020】また、木製土台3を乗せる面には、同芯状
に大きいピッチでたわみ用凹凸部9c,…,9cを形成
する。なお、同芯状でない大きい凹凸部であっても良
い。上記たわみ用凹凸部9cは、例えば凸部の幅W1が
8mm、凹部の幅W2が2mm、凹凸部の高さT2が5
mm程度のものである。このたわみ用凹凸部9cの対角
線上の2箇所には、後述するコンクリート釘17[図2
(C)参照]で直接固定するためのフラットな凹部9
d,9dを形成する。この対角線上のフラットな凹部9
d,9dを除いたたわみ用凹凸部9cには、上記凹部9
dと同形状の水切り凹部9g,…,9gを形成する。な
お、フラットな凹部9dを水切り凹部9gとし、水切り
凹部9gをフラットな凹部9dとして使用しても良い。
上記吸振ゴム材9Bは、正四角形状であって、それに同
芯状の滑り止め用凹凸部9bとたわみ用凹凸部9cとを
形成することにより、ほぼ全方位の振動に対応すること
が可能となる。
【0021】上記吸振ゴム材9Bの水切り溝部9f及び
水切り凹部9g(釘17用の凹部9dも水きり凹部の一
部となる。)により、雨水や水滴等が滑り止め用凹凸部
9bやたわみ用凹凸部9cの凹部に溜まらないので、コ
ンクリート基礎台1が湿気たり、木製土台3が腐るのを
防止できる。
【0022】上記吸振ゴム材9Bの側面に、直径が5m
m程度の十字状貫通穴9e,9eをあけると、よりたわ
みやすくなって、吸振・吸音性が向上する。
【0023】上記の各寸法形状で成形した吸振ゴム材9
(A,B)の圧縮試験を行ったところ、図5に示すよう
に、たわみ用凹凸部9cのたわみ量は、100Kg/平
方mの荷重で約1.2mm、200Kg/平方mの荷重
で約1.7mm、300Kg/平方mの荷重で約2.4
mm、400Kg/平方mの荷重で約3.2mmであ
り、住宅等の場合、通常は200Kg/平方mの耐荷重
で充分であることから、圧縮性能を満足していることが
わかる。
【0024】上記コンクリート基礎台1の上の吸振ゴム
材9(A,B)を介して木製土台3を固定するときは、
図1(B)に示すように、コンクリート基礎台1にアン
カーボルト2の下端部のL字状フック部を埋設すると共
に、上記アンカーボルト2に、吸振ゴム材9(A,B)
の中心穴9aに嵌合可能なスリーブ6を挿入して、吸振
ゴム材9(A,B)を位置決めする。なお、中心穴9a
がアンカーボルト2と同径であるときはスリーブ6は不
要である。そして、木製土台3の座ぐり穴3aにナット
5を嵌めてアンカーボルト2に螺合することにより、コ
ンクリート基礎台1の上に木製土台3を固定する。
【0025】上記コンクリート基礎台1の上にアンカー
ボルト2で木製土台3を固定する必要の無い箇所では、
図2(C)に示すように、コンクリート基礎台1に上に
乗せた吸振ゴム材9(A,B)を、フラットな凹部9d
を利用してコンクリート釘7を打ち込んで簡単に直接固
定することもできる。このフラットな凹部9dにより、
コンクリート釘7の頭部が吸振ゴム材9(A,B)の上
面から突出しなくなる。
【0026】上記のように構成すれば、コンクリート基
礎台1の上に吸振ゴム材9(A,B)を介して木製土台
3を固定することにより、図1(B)及び図2(A)
(B)に示すように、木製土台3の下面が吸振ゴム材9
(A,B)の厚みT1(例えば25mm)だけコンクリ
ート基礎台1の上方に浮いて、コンクリート基礎台1の
上(天端)に直に接しなくなるため、木製土台3がコン
クリート基礎台1の湿気を吸うおそれがなくなって腐朽
しなくなり、耐久性が向上する。また、コンクリート基
礎台1の天端モルタルのがたつきを吸振ゴム材9(A,
B)で吸収できるので、木製土台3が傷められることが
ない。
【0027】さらに、図2(B)に示すように、所定の
間隔Tで隣り合う吸振ゴム材9(A,B)の間が換気口
8となるため、コンクリート基礎台1自体に基礎換気口
をあける必要がなくなり、地震等によるクラックの発生
や破損がなくなって、コンクリート基礎台1の強度が向
上する。また、換気口8はコンクリート基礎台1の全周
囲に設けられるため、床下換気が良好である。
【0028】さらにまた、コンクリート基礎台1と木製
土台3との間に吸振ゴム材9(A,B)が介在している
ため、大型トラックの走行振動や地震の振動等がコンク
リート基礎台1の上の吸振ゴム材9(A,B)で吸振さ
れて木製土台3に伝わりにくくなるので、住宅の吸振性
や耐震性も向上する。
【0029】図6に示すように、防鼠用換気孔11a,
…,11a(例えば、10mm以下の孔)を縦横にあけ
た帯状の換気プレート11の外面に、逆L字状の水切り
板11bを一体成形し、この換気プレート11を上記木
製土台3の外面に当てがい、コンクリート基礎台1と木
製土台3との間の換気口8を塞いだ状態で、釘12や木
ねじにより木製土台3に取り付ける。
【0030】上記換気プレート11に水切り板11bを
一体成形することにより、換気プレート11の取り付け
作業だけで、従来では別々に取り付けていた水切り板1
1bも同時に取り付けることができる。また、換気プレ
ート11と水切り板11bを別々に製造するよりもコス
ト安になると共に、取り扱いも容易になる。
【0031】上記換気プレート11と水切り板11bの
板厚は、合成樹脂製であるときは約1〜2mm、アルミ
製であるときは約1mm、鉄製であるときは約0.2〜
0.3mmが適当である。なお、換気プレート11の釘
12や木ねじで取り付けた部分は、サイディング(化粧
板)13の下部で隠されると共に、換気プレート11の
下端曲げ部11cはコンクリート基礎台1の外面の基礎
モルタル14の厚みゲージとなる。
【0032】上記実施の形態では、コンクリート基礎台
1の上にアンカーボルト2や釘7で吸振ゴム材9(A,
B)を取り付けたものであったが、図7(A)に示すよ
うに、木製土台3の下面に、長さ方向に所定の間隔L1
(例えば91cm)でほぞ穴3bをあけ、長方形状に成
形した吸振ゴム材9Cのほぞ9hを、予め加工工場や施
工現場で嵌め込んで取り付けておいても良い。なお、吸
振ゴム材9Cの下面には滑り止め用凹凸部9bを形成す
る。
【0033】また、図7(B)に示すように、幅方向に
所定の間隔L2(例えば6cm)でほぞ穴3bをあけ、
小型正方形状(丸状でも可)に成形した吸振ゴム材9D
のほぞ9hを嵌め込んで取り付けても良い。さらに、図
8(A)に示すように、木製土台3のほぞ穴3bに大型
正方形状に成形した吸振ゴム材9Eのほぞ9hを嵌め込
んで取り付けても良い。さらにまた、図8(B)に示す
ように、木製土台3のほぞ穴3bに大型正方形状の吸振
ゴム材9Fを釘7や木ねじで取り付けても良い。
【0034】上記の各構成であれば、施工現場におい
て、コンクリート基礎台1の上に吸振ゴム材9(A,
B)をアンカーボルト2や釘7で固定する作業が不要に
なると共に、吸振ゴム材9(A,B)の配置忘れも皆無
となる。なお、木製土台3に各吸振ゴム材9(A〜F)
を併用することも可能である。
【0035】上記実施の形態は、木造住宅を例にとった
が、木質系住宅でも本発明が適用できることは言うまで
もない。
【0036】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の木造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造は、吸振
ゴム材により、大型トラックの走行振動や地震の振動等
がコンクリート基礎台の上の吸振ゴム材で吸振されて木
製土台に伝わりにくくなるので、住宅の吸振性や耐震性
が向上する。
【0037】また、隣り合う吸振ゴム材の間が換気口と
なるから、従来のようにコンクリート基礎台自体に基礎
換気口をあける必要がなくなり、地震等によるクラック
の発生や破損がなくなって、コンクリート基礎台の強度
が向上すると共に、換気口はコンクリート基礎台の全周
囲に設けられるため、床下換気が良好になる。
【0038】さらに、木製土台がコンクリート基礎台に
直に接しないから、コンクリート基礎台の湿気を吸うお
それがなくなって腐朽しなくなり、耐久性が向上すると
共に、コンクリート基礎台の天端モルタルのがたつきが
吸振ゴム材で吸収されるので、木製土台が傷められるこ
ともなくなる。
【0039】請求項2の構造とすれば、吸振ゴム材を確
実に位置決めできると共に、ボルトで木製土台をコンク
リート基礎台に固定できる。請求項3の構造とすれば、
吸振ゴム材をコンクリート基礎台の上に釘で簡単に固定
できる。
【0040】請求項4の構造とすれば、吸振ゴム材のた
わみ性がより向上すると共に、吸振ゴム材が横滑りする
のを未然に防止できる。また、各凹凸部に雨水や水滴等
が溜まらないので、コンクリート基礎台が湿気たり、木
製土台が腐るのを防止できる。さらに、釘の打ち込みが
簡単になり、釘の頭部が吸振ゴム材の上面よりも突出し
なくなる。さらにまた、吸振ゴム材を正確に位置決めで
きると共に、吸振ゴム材がよりたわみやすくなって、吸
振・吸音性が向上する。
【0041】請求項5の構造とすれば、コンクリート基
礎台の上に吸振ゴム材をボルトや釘で固定する作業が不
要になると共に、吸振ゴム材の配置忘れも皆無となる。
【0042】請求項6の構造とすれば、換気プレートに
水切り板を一体成形しているので、換気プレートを釘や
木ねじで木製土台の外面に取り付ける作業だけで、従来
では別々に取り付けていた水切り板も同時に取り付ける
ことができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコンクリート基礎台と吸振ゴム材と
木製土台との関係を示し、(A)は斜視図、(B)は側
面断面図である。
【図2】 (A)は吸振ゴム材の無い部分のコンクリー
ト基礎台と吸振ゴム材の側面断面図、(B)は(A)の
正面図、(C)は吸振ゴム材を釘で固定したコンクリー
ト基礎台の側面断面図である。
【図3】 第1実施例の吸振ゴム材であり、(A)は平
面図、(B)は(A)のA−A線断面図、(C)は底面
図である。
【図4】 第2実施例の吸振ゴム材であり、(A)は平
面図、(B)は(A)のB−B線断面図、(C)は底面
図である。
【図5】 吸振ゴム材の圧縮性能試験のグラフである。
【図6】 換気プレートであり、(A)は正面図、
(B)は木製土台に取り付けた側面断面図である。
【図7】 木製土台に取り付けた吸振ゴム材であり、
(A)は第1実施例の斜視図、(B)は第2実施例の斜
視図である。
【図8】 木製土台に取り付けた吸振ゴム材であり、
(A)は第3実施例の斜視図、(B)は第4実施例の斜
視図である。
【図9】 従来のコンクリート基礎台と木製土台との関
係を示し、(A)は斜視図、(B)は側面断面図であ
る。
【符号の説明】 1 コンクリート基礎台 2 アンカーボルト 3 木製土台 3b ほぞ穴 8 換気口 9A〜9F 吸振ゴム材 9a 中心穴 9b 滑り止め用凹凸部 9c たわみ用凹凸部 9d 釘用凹部 9e 貫通穴 9f 水切り溝部 9g 水切り凹部 9h ほぞ 11 換気プレー ト 11a 水切り板

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木造住宅及び木質系住宅のコンクリート
    基礎台の上に所定の間隔で配置した硬質の吸振ゴム材を
    介して木製土台を固定して、隣り合う吸振ゴム材の間を
    換気口としたことを特徴とする木造住宅及び木質系住宅
    用土台の固定構造。
  2. 【請求項2】 上記吸振ゴム材は、上記コンクリート基
    礎台に固定したボルトに対して中心穴を貫通させて位置
    決めすると共に、上記ボルトで木製土台をコンクリート
    基礎台に固定する請求項1に記載の木造住宅及び木質系
    住宅用土台の固定構造。
  3. 【請求項3】 上記吸振ゴム材は、上面からコンクリー
    ト釘を打ち込んでコンクリート基礎台に固定する請求項
    1に記載の木造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造。
  4. 【請求項4】 上記吸振ゴム材は、側面が円形状又は多
    角形状であり、上面に同芯状のたわみ用凹凸部が形成さ
    れ、下面に同芯状の滑り止め用凹凸部が形成されて、各
    凹凸部に放射状の水切り溝部が形成されると共に、たわ
    み用凹凸部の一部に釘を打ち込むためのフラットな凹部
    が形成される一方、上面と下面を貫通する中心穴があけ
    られると共に、側面に貫通穴があけられている請求項1
    乃至請求項3のいずれかに記載の木造住宅及び木質系住
    宅用土台の固定構造。
  5. 【請求項5】 上記吸振ゴム材は、木製土台の下面にあ
    けた座ぐり穴に予め嵌め込まれている請求項1に記載の
    木造住宅及び木質系住宅用土台の固定構造。
  6. 【請求項6】 上記木製土台の外面に、防鼠用換気孔を
    あけた換気プレートを、コンクリート基礎台との間の換
    気口を塞ぐように取り付けると共に、上記換気プレート
    に、水切り板を一体成形している請求項1に記載の木造
    住宅及び木質系住宅用土台の固定構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017130627A1 (ja) * 2016-01-25 2017-08-03 日本電信電話株式会社 調心装置、及び、調心方法

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