JPH10202918A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH10202918A JPH10202918A JP9008784A JP878497A JPH10202918A JP H10202918 A JPH10202918 A JP H10202918A JP 9008784 A JP9008784 A JP 9008784A JP 878497 A JP878497 A JP 878497A JP H10202918 A JPH10202918 A JP H10202918A
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- ink
- ink droplet
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/21—Ink jet for multi-colour printing
- B41J2/2121—Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter
- B41J2/2125—Ink jet for multi-colour printing characterised by dot size, e.g. combinations of printed dots of different diameter by means of nozzle diameter selection
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 人間の視覚にとって滑らかな画像を得るイン
クジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 本インクジェット記録装置では、小さな
ドット径の領域で、より多くの階調を割り当て、これに
基づいて画像を形成する。図9に示される関係Bは従来
例によるものであり、階調レベルの違いに対してドット
径の差は均等に設定される。図9に示される関係A1は
本インクジェット記録装置のものであり、従来のインク
ジェット記録装置に比較して、小さなドット径に対応す
る階調が増加され、大きなドット径に対応する階調が減
少される。
クジェット記録装置を提供する。 【解決手段】 本インクジェット記録装置では、小さな
ドット径の領域で、より多くの階調を割り当て、これに
基づいて画像を形成する。図9に示される関係Bは従来
例によるものであり、階調レベルの違いに対してドット
径の差は均等に設定される。図9に示される関係A1は
本インクジェット記録装置のものであり、従来のインク
ジェット記録装置に比較して、小さなドット径に対応す
る階調が増加され、大きなドット径に対応する階調が減
少される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の径のインク
滴を飛翔させることにより階調を表現するインクジェッ
ト記録装置に関する。
滴を飛翔させることにより階調を表現するインクジェッ
ト記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インク滴の大きさを変化させ、記録媒体
上に記録されるドット径を変化させて階調を表現するイ
ンクジェット記録装置においては、大径と小径の2つの
大きさのノズルを有するものがある。従来は、画像の再
現に必要となるインク滴のドット径の範囲を均等に2つ
の大きさのノズルに配分してきた。
上に記録されるドット径を変化させて階調を表現するイ
ンクジェット記録装置においては、大径と小径の2つの
大きさのノズルを有するものがある。従来は、画像の再
現に必要となるインク滴のドット径の範囲を均等に2つ
の大きさのノズルに配分してきた。
【0003】図9の符号Bに、このような従来のインク
ジェット記録ヘッドにおける階調レベルとドット径との
対応を示すグラフを示している。0から4までの階調レ
ベルが小径用ノズルからのインク滴に対応し、5から9
までの階調レベルが大径用ノズルからのインク滴に対応
する。すなわち、10階調のうち5階調ずつを小径用ノ
ズルと大径用ノズルに割り当てている。
ジェット記録ヘッドにおける階調レベルとドット径との
対応を示すグラフを示している。0から4までの階調レ
ベルが小径用ノズルからのインク滴に対応し、5から9
までの階調レベルが大径用ノズルからのインク滴に対応
する。すなわち、10階調のうち5階調ずつを小径用ノ
ズルと大径用ノズルに割り当てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インク
滴の径の制御を単一のドライバ(駆動回路)で行なうに
は負担が大きい。すなわち、大径側のインク滴になるほ
どドライバの精度が低下し、逆に、小径側のインク滴に
なるほどドライバの応答性が悪くなる。したがって、ド
ライバによるインク径の正確な制御が困難になる。
滴の径の制御を単一のドライバ(駆動回路)で行なうに
は負担が大きい。すなわち、大径側のインク滴になるほ
どドライバの精度が低下し、逆に、小径側のインク滴に
なるほどドライバの応答性が悪くなる。したがって、ド
ライバによるインク径の正確な制御が困難になる。
【0005】このため、高い階調表現が可能で、かつ、
ドライバの負担を軽減した新規なインクジェットヘッド
が求められていた。
ドライバの負担を軽減した新規なインクジェットヘッド
が求められていた。
【0006】本発明は、これらのような問題点を解決す
るためになされたもので、その目的は、高い階調表現が
可能な新規なインクジェットヘッドを提供することにあ
る。また、ドライバの負担を軽減することのできるイン
クジェットヘッドを提供することにある。
るためになされたもので、その目的は、高い階調表現が
可能な新規なインクジェットヘッドを提供することにあ
る。また、ドライバの負担を軽減することのできるイン
クジェットヘッドを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、所定の大きさのインク滴をインク吐出口から吐出さ
せるとともに、吐出されるインク滴の大きさを変えて階
調記録を行なうインクジェット記録装置であって、低画
像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化を、
高画像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化
よりも小さくしたものである。
は、所定の大きさのインク滴をインク吐出口から吐出さ
せるとともに、吐出されるインク滴の大きさを変えて階
調記録を行なうインクジェット記録装置であって、低画
像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化を、
高画像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化
よりも小さくしたものである。
【0008】請求項1に記載の発明によると、低画像濃
度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化を、高画
像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化より
も小さくしてある。一般に、低画像濃度領域では人間の
視覚の注目が引かれやすく、逆に階調の大きい領域では
人間の視覚の注目が引かれにくい。このため、本発明に
おいては、人間の視覚に引かれやすくかつドライバの応
答性のよい低画像濃度領域の階調数を増加させるととも
に、人間の視覚に引かれにくくかつドライバの精度のよ
い高画像濃度領域の階調数を増加させることにより、高
い階調表現性を保ったまま、ドライバへの負担を軽減す
ることができる。
度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化を、高画
像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさの変化より
も小さくしてある。一般に、低画像濃度領域では人間の
視覚の注目が引かれやすく、逆に階調の大きい領域では
人間の視覚の注目が引かれにくい。このため、本発明に
おいては、人間の視覚に引かれやすくかつドライバの応
答性のよい低画像濃度領域の階調数を増加させるととも
に、人間の視覚に引かれにくくかつドライバの精度のよ
い高画像濃度領域の階調数を増加させることにより、高
い階調表現性を保ったまま、ドライバへの負担を軽減す
ることができる。
【0009】なお、小径のインク滴を吐出する小径ドッ
ト用吐出口と大径のインク滴を吐出する大径ドット用吐
出口とを設け、全階調数の過半数を小径ドット用吐出口
に割り当てるようにしてもよい。
ト用吐出口と大径のインク滴を吐出する大径ドット用吐
出口とを設け、全階調数の過半数を小径ドット用吐出口
に割り当てるようにしてもよい。
【0010】また、インク滴の大きさと、複数のインク
滴により記録媒体上に記録される複数のドットの集合と
により階調記録を行なうようにしてもよい。
滴により記録媒体上に記録される複数のドットの集合と
により階調記録を行なうようにしてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の一実施形態であるインクジェット記録装置について説
明する。
の一実施形態であるインクジェット記録装置について説
明する。
【0012】図1は、インクジェット記録装置1の概略
構成を示す斜視図である。インクジェット記録装置1
は、用紙や樹脂フィルムなどの記録媒体である記録シー
ト2と、インクジェット方式の記録ヘッドである記録ヘ
ッド3と、記録ヘッド3を保持するキャリッジ4と、キ
ャリッジ4を記録シート2の記録面に平行に往復移動さ
せるための揺動軸5、6と、キャリッジ4を揺動軸5、
6に沿って往復駆動させる駆動モータ7と、駆動モータ
7の回転をキャリッジの往復運動に変えるためのタイミ
ングベルト9、アイドルプーリ8とを含んでいる。
構成を示す斜視図である。インクジェット記録装置1
は、用紙や樹脂フィルムなどの記録媒体である記録シー
ト2と、インクジェット方式の記録ヘッドである記録ヘ
ッド3と、記録ヘッド3を保持するキャリッジ4と、キ
ャリッジ4を記録シート2の記録面に平行に往復移動さ
せるための揺動軸5、6と、キャリッジ4を揺動軸5、
6に沿って往復駆動させる駆動モータ7と、駆動モータ
7の回転をキャリッジの往復運動に変えるためのタイミ
ングベルト9、アイドルプーリ8とを含んでいる。
【0013】また、インクジェット記録装置1は、記録
シート2を搬送経路にそって案内するガイド板を兼ねる
プラテン10と、プラテン10との間の記録シート2を
押さえ浮きを防止する紙押さえ板11と、記録シート2
を排出するための排出ローラ12、拍車ローラ13と、
記録ヘッド3のインク吐出不良を良好な状態に回復させ
る回復系14と、記録シート2を手動で搬送するための
紙送りノブ15とを含んでいる。
シート2を搬送経路にそって案内するガイド板を兼ねる
プラテン10と、プラテン10との間の記録シート2を
押さえ浮きを防止する紙押さえ板11と、記録シート2
を排出するための排出ローラ12、拍車ローラ13と、
記録ヘッド3のインク吐出不良を良好な状態に回復させ
る回復系14と、記録シート2を手動で搬送するための
紙送りノブ15とを含んでいる。
【0014】記録シート2は、手差しあるいはカットシ
ートフィーダ等の給紙装置によって、記録ヘッド3とプ
ラテン10とが対向する記録部へ送り込まれる。この
際、図示しない紙送りローラの回転量が制御され、記録
部への搬送が制御される。
ートフィーダ等の給紙装置によって、記録ヘッド3とプ
ラテン10とが対向する記録部へ送り込まれる。この
際、図示しない紙送りローラの回転量が制御され、記録
部への搬送が制御される。
【0015】記録ヘッド3には、圧電素子が用いられ
る。圧電素子には電圧が印加され、ひずみが生じる。こ
のひずみは、インクで満たされたチャンネルの容積を変
化させる。この容積の変化により、チャンネルに設けら
れたノズルからインクが吐出され、記録シート2への記
録が行なわれる。
る。圧電素子には電圧が印加され、ひずみが生じる。こ
のひずみは、インクで満たされたチャンネルの容積を変
化させる。この容積の変化により、チャンネルに設けら
れたノズルからインクが吐出され、記録シート2への記
録が行なわれる。
【0016】また、記録ヘッド3では、Y(イエロ
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)
の4色のインクを用いて画像記録を行なうようになって
いる。
ー)、M(マゼンダ)、C(シアン)、K(ブラック)
の4色のインクを用いて画像記録を行なうようになって
いる。
【0017】キャリッジ4は、駆動モータ7、アイドル
プーリ8、タイミングベルト9により、記録シート2の
桁方向(記録シート2を横切る方向)に主走査し、キャ
リッジ4に取り付けられた記録ヘッド3は1ライン分の
画像を記録する。1ラインの記録が終わるとごとに、記
録シート2は縦方向に送られ副走査され、次のラインが
記録される。
プーリ8、タイミングベルト9により、記録シート2の
桁方向(記録シート2を横切る方向)に主走査し、キャ
リッジ4に取り付けられた記録ヘッド3は1ライン分の
画像を記録する。1ラインの記録が終わるとごとに、記
録シート2は縦方向に送られ副走査され、次のラインが
記録される。
【0018】図2から図4は、記録ヘッド3の構成を説
明するための図である。図2は、記録ヘッド3の構成を
説明するための平面図であり、図3は図2のI−I断面
図であり、図4は図3のII−II断面図である。
明するための図である。図2は、記録ヘッド3の構成を
説明するための平面図であり、図3は図2のI−I断面
図であり、図4は図3のII−II断面図である。
【0019】記録ヘッド3は、Y、M、C、Kの各色に
それぞれ対応する記録ヘッド3a〜dから構成される。
また、記録ヘッド3a〜dは、それぞれ、大径ヘッド部
301と小径ヘッド部302とからなる。これら大径ヘ
ッド部301と小径ヘッド部302とは、チャンネルプ
レート303、隔壁304、振動板305、ベースプレ
ート306とを一体に重ねた構成となっている。
それぞれ対応する記録ヘッド3a〜dから構成される。
また、記録ヘッド3a〜dは、それぞれ、大径ヘッド部
301と小径ヘッド部302とからなる。これら大径ヘ
ッド部301と小径ヘッド部302とは、チャンネルプ
レート303、隔壁304、振動板305、ベースプレ
ート306とを一体に重ねた構成となっている。
【0020】チャンネルプレート306は、金属または
合成樹脂などからなる。隔壁304との対向面は電鋳ま
たはフォトリソグラフィ等により微細加工され、大径ヘ
ッド部301と小径ヘッド部302とにはそれぞれイン
ク24を収容する複数のインクキャビティ308と、各
インクキャビティ308をインク供給室310に連結す
るインクインレット311が形成されている。また、大
径用ノズル309aは小径用ノズル309bよりも径が
大きい。図4において、断面は小径ヘッド部302のも
のであるが、大径ヘッド部301についても同様であ
る。
合成樹脂などからなる。隔壁304との対向面は電鋳ま
たはフォトリソグラフィ等により微細加工され、大径ヘ
ッド部301と小径ヘッド部302とにはそれぞれイン
ク24を収容する複数のインクキャビティ308と、各
インクキャビティ308をインク供給室310に連結す
るインクインレット311が形成されている。また、大
径用ノズル309aは小径用ノズル309bよりも径が
大きい。図4において、断面は小径ヘッド部302のも
のであるが、大径ヘッド部301についても同様であ
る。
【0021】図2に示すように、大径ヘッド部301と
小径ヘッド部302とのインクキャビティ308は、大
径ヘッド部301と小径ヘッド部302とが対向する方
向に向かって伸びる長溝状にかつ平行に形成されてい
る。また、インク供給室310とインクキャビティ30
8とは中央線312をはさんで対称に形成されており、
図示しないインクタンクに接続されている。
小径ヘッド部302とのインクキャビティ308は、大
径ヘッド部301と小径ヘッド部302とが対向する方
向に向かって伸びる長溝状にかつ平行に形成されてい
る。また、インク供給室310とインクキャビティ30
8とは中央線312をはさんで対称に形成されており、
図示しないインクタンクに接続されている。
【0022】隔壁304は導電材料からなる薄肉フィル
ムが使用されており、チャンネルプレート303と振動
板305との間に固定されている。なお、隔壁304は
所定の張力が加わった状態で固定される。
ムが使用されており、チャンネルプレート303と振動
板305との間に固定されている。なお、隔壁304は
所定の張力が加わった状態で固定される。
【0023】振動板305はPZT振動子等の圧電素子
315を含む。その上面と下面にはそれぞれ共通電極、
個別電極として利用される導電性金属層が設けられてい
る。また、振動板305はまずベースプレート306に
導電性接着剤で固定され、その後ダイシング加工により
縦方向溝318と横方向溝319とが形成され分断され
る。この分断によって、各インクキャビティ308に対
応する圧電素子315と、隣接する圧電素子315の間
に位置する仕切り壁316と、これらを囲む壁317と
が分離される。
315を含む。その上面と下面にはそれぞれ共通電極、
個別電極として利用される導電性金属層が設けられてい
る。また、振動板305はまずベースプレート306に
導電性接着剤で固定され、その後ダイシング加工により
縦方向溝318と横方向溝319とが形成され分断され
る。この分断によって、各インクキャビティ308に対
応する圧電素子315と、隣接する圧電素子315の間
に位置する仕切り壁316と、これらを囲む壁317と
が分離される。
【0024】また、上記のダイシング加工により圧電素
子315の上下に設けられた導電性金属層もそれぞれ縦
方向溝318と横方向溝319とにより分断され、隔壁
304に対向する金属層が共通電極313、ベースプレ
ート306に対向する金属層が個別電極314とされ
る。
子315の上下に設けられた導電性金属層もそれぞれ縦
方向溝318と横方向溝319とにより分断され、隔壁
304に対向する金属層が共通電極313、ベースプレ
ート306に対向する金属層が個別電極314とされ
る。
【0025】ベースプレート306は、セラミック、金
属または合成樹脂等からなる。振動板305との対向面
には、大径ヘッド部301、小径ヘッド部302の圧電
素子315に対応して導電リード部がスパッタリングま
たは蒸着等の周知の技術により形成されている。このよ
うに形成された個別電極314は、対応する導電リード
部に導電性接着剤を介して電気的に導通する。また、こ
れら共通電極313と個別電極314とが対向する領域
においては、各圧電素子315は、それぞれ高温下で分
極処理されて活性化されている。
属または合成樹脂等からなる。振動板305との対向面
には、大径ヘッド部301、小径ヘッド部302の圧電
素子315に対応して導電リード部がスパッタリングま
たは蒸着等の周知の技術により形成されている。このよ
うに形成された個別電極314は、対応する導電リード
部に導電性接着剤を介して電気的に導通する。また、こ
れら共通電極313と個別電極314とが対向する領域
においては、各圧電素子315は、それぞれ高温下で分
極処理されて活性化されている。
【0026】これらの構成の記録ヘッド3a〜3dで
は、図示しない各色毎のインクタンクからインク供給室
310にインク307が供給される。インク供給室31
0のインク307は、インクインレット311を介して
各インクキャビティ308に分配される。
は、図示しない各色毎のインクタンクからインク供給室
310にインク307が供給される。インク供給室31
0のインク307は、インクインレット311を介して
各インクキャビティ308に分配される。
【0027】後述するヘッドドライバ56からそれぞれ
各記録ヘッド3a〜3dの共通電極313と個別電極3
14との間に所定の電圧が印加され各圧電素子315が
変形する。圧電素子315の変形は隔壁304に伝えら
れ、これによりインクキャビティ308内のインク30
7が加圧され、大径用ノズル309aと小径用ノズル3
09bとを介してインク滴が記録シート2に向かって飛
翔する。こうして、各色のインクがそれぞれ吐出され、
記録シート2上にカラーの階調画像が形成される。
各記録ヘッド3a〜3dの共通電極313と個別電極3
14との間に所定の電圧が印加され各圧電素子315が
変形する。圧電素子315の変形は隔壁304に伝えら
れ、これによりインクキャビティ308内のインク30
7が加圧され、大径用ノズル309aと小径用ノズル3
09bとを介してインク滴が記録シート2に向かって飛
翔する。こうして、各色のインクがそれぞれ吐出され、
記録シート2上にカラーの階調画像が形成される。
【0028】図5は、インクジェット記録装置1の制御
部を説明するためのブロック図である。
部を説明するためのブロック図である。
【0029】メインコントローラ51は、コンピュータ
等からの画像データを受け取り、1フレーム単位でバッ
ファ用のフレームメモリ52に格納する。記録シート2
への印字の際には、メインコントローラ51は、モータ
ドライバ54、55を通じて、キャリッジ4の駆動モー
タ7と紙送りモータとを駆動制御する。
等からの画像データを受け取り、1フレーム単位でバッ
ファ用のフレームメモリ52に格納する。記録シート2
への印字の際には、メインコントローラ51は、モータ
ドライバ54、55を通じて、キャリッジ4の駆動モー
タ7と紙送りモータとを駆動制御する。
【0030】これらの駆動制御とともに、メインコント
ローラ51は、フレームメモリ52から読み出した画像
データをもとに、ドライバコントローラ53、ヘッドド
ライバ56とを介して、Y、M、C、K各色毎に、記録
ヘッド3a〜dの大径ヘッド部301、小径ヘッド部3
02の圧電素子315が駆動される。
ローラ51は、フレームメモリ52から読み出した画像
データをもとに、ドライバコントローラ53、ヘッドド
ライバ56とを介して、Y、M、C、K各色毎に、記録
ヘッド3a〜dの大径ヘッド部301、小径ヘッド部3
02の圧電素子315が駆動される。
【0031】図6は、メインコントローラ51で行なわ
れる画像処理を説明するための図である。
れる画像処理を説明するための図である。
【0032】画像ソース600は本インクジェット記録
装置1に画像データを供給する、デジタルカメラ、パソ
コンなどの機器であり、画像処理ブロック610はメイ
ンコントローラ51で画像に対して施されるソフトウェ
ア的な処理であり、ヘッド記録ブロック620はヘッド
ドライバ56によって記録ヘッド3を駆動するための処
理である。
装置1に画像データを供給する、デジタルカメラ、パソ
コンなどの機器であり、画像処理ブロック610はメイ
ンコントローラ51で画像に対して施されるソフトウェ
ア的な処理であり、ヘッド記録ブロック620はヘッド
ドライバ56によって記録ヘッド3を駆動するための処
理である。
【0033】画像処理ブロック610では、階調補正6
11で、画像データの階調特性がプリンタ固有の階調特
性に合わせて、プリントされた画像が見た目に好ましい
階調を持つように変換される。次に、色変換612で、
入力されたRGBの画像データはCMYに変換され、画
像データの色をプリンタのインクの色に合わせて、プリ
ントされた画像が見た目に好ましい色を再現するように
変換される。
11で、画像データの階調特性がプリンタ固有の階調特
性に合わせて、プリントされた画像が見た目に好ましい
階調を持つように変換される。次に、色変換612で、
入力されたRGBの画像データはCMYに変換され、画
像データの色をプリンタのインクの色に合わせて、プリ
ントされた画像が見た目に好ましい色を再現するように
変換される。
【0034】さらに、墨発生+UCR613ではCMY
の3色が重なる部分が黒インク(墨)で置換えられ、デ
ィザ処理では後述するような、階調レベルに関連づけて
出力されるインク滴のドット径を決める処理が施され
る。その後、画像データはヘッド駆動ブロック620で
処理される。
の3色が重なる部分が黒インク(墨)で置換えられ、デ
ィザ処理では後述するような、階調レベルに関連づけて
出力されるインク滴のドット径を決める処理が施され
る。その後、画像データはヘッド駆動ブロック620で
処理される。
【0035】ここで、画像ソース600からディザ処理
614までは画像データは例えば各色256階調(8b
it)としておき、ディザ処理614からヘッド駆動ブ
ロック620までは画像データは例えば各色10階調と
する。
614までは画像データは例えば各色256階調(8b
it)としておき、ディザ処理614からヘッド駆動ブ
ロック620までは画像データは例えば各色10階調と
する。
【0036】図7は、ヘッドドライバ56と記録ヘッド
3との間のデータの流れを説明するための図である。
3との間のデータの流れを説明するための図である。
【0037】画像処理ブロック610でディザ処理61
4が施された後、例えば0から9までの階調レベルを有
する画像データがヘッドドライバ56に入力されると、
この階調レベルに対応した図4に示したような波形デー
タが図示しないRAMから読み出されD/A変換されて
記録ヘッド3に電圧が印加される。
4が施された後、例えば0から9までの階調レベルを有
する画像データがヘッドドライバ56に入力されると、
この階調レベルに対応した図4に示したような波形デー
タが図示しないRAMから読み出されD/A変換されて
記録ヘッド3に電圧が印加される。
【0038】ディザ処理614終了後は、各色10階調
のデータは、各色毎に8bitデータの下位に小径用ノ
ズル309bへのデータ0〜7、8bitデータの上位
に大径用ノズル309aへのデータ8〜9が各々セット
されヘッド駆動ブロック620へ出力される。
のデータは、各色毎に8bitデータの下位に小径用ノ
ズル309bへのデータ0〜7、8bitデータの上位
に大径用ノズル309aへのデータ8〜9が各々セット
されヘッド駆動ブロック620へ出力される。
【0039】図8は、上記ディザ処理部にて行なわれる
処理の内容を、従来例と比較しながら説明した図であ
る。
処理の内容を、従来例と比較しながら説明した図であ
る。
【0040】図8(a)は、画像データの表現する階調
レベルと、インク滴のドット径に対応する出力値との割
り当てを示したものである。ここでは、階調数をレベル
0〜9の10段階とし、出力の最大値を17とした場合
を示している。図8(a)の例1に示すように、従来、
各階調レベルに対応する出力値は等間隔で設定されてい
たのに対して、本実施形態においては、図8(a)の例
2に示すように、階調レベル0〜5まで出力値を1ずつ
増加させ、階調レベル5〜9まで出力値を3ずつ増加さ
せている。
レベルと、インク滴のドット径に対応する出力値との割
り当てを示したものである。ここでは、階調数をレベル
0〜9の10段階とし、出力の最大値を17とした場合
を示している。図8(a)の例1に示すように、従来、
各階調レベルに対応する出力値は等間隔で設定されてい
たのに対して、本実施形態においては、図8(a)の例
2に示すように、階調レベル0〜5まで出力値を1ずつ
増加させ、階調レベル5〜9まで出力値を3ずつ増加さ
せている。
【0041】図8(b)は、面積階調法により出力する
ことのできる階調のトータル出力レベルを示している。
面積階調法は、数個(ここでは4個)のドットを集合的
に用いることにより階調数を増やす方法である。トータ
ル出力レベルとは、図8(a)に示す、ドット径の制御
による出力値(階調レベルに割り当てた画像の濃度を示
す数値)をドット4個分について和をとったものであ
る。
ことのできる階調のトータル出力レベルを示している。
面積階調法は、数個(ここでは4個)のドットを集合的
に用いることにより階調数を増やす方法である。トータ
ル出力レベルとは、図8(a)に示す、ドット径の制御
による出力値(階調レベルに割り当てた画像の濃度を示
す数値)をドット4個分について和をとったものであ
る。
【0042】こうして、記録ヘッドの主走査方向および
副走査方向に並ぶ画素を集合的に用いて階調数を増加さ
せている。図8(b)の例では、合計37階調を得るこ
とができる。
副走査方向に並ぶ画素を集合的に用いて階調数を増加さ
せている。図8(b)の例では、合計37階調を得るこ
とができる。
【0043】ディザ処理614からは、上記4つのドッ
トにより階調表現を行うように、各ドット毎に階調レベ
ルを表わす0〜9の数値データがヘッド駆動ブロック6
20に出力される。
トにより階調表現を行うように、各ドット毎に階調レベ
ルを表わす0〜9の数値データがヘッド駆動ブロック6
20に出力される。
【0044】これらのドット4個分の数値の組み合わせ
は、出力値が2値(0または1の2階調)の場合、画像
データの値を各画素毎に予め決められたしきい値マトリ
クスの値と比較して、画像データの方が大きければドッ
トをON(=1)、小さければOFF(=0)を出力値
とすることによって得られる。
は、出力値が2値(0または1の2階調)の場合、画像
データの値を各画素毎に予め決められたしきい値マトリ
クスの値と比較して、画像データの方が大きければドッ
トをON(=1)、小さければOFF(=0)を出力値
とすることによって得られる。
【0045】具体的には、入力画像データp(x,y)
(p0≦p(x,y)≦p1、p0、p1は定数)、N
×Nのしきい値マトリクスM(i,j)に対して、出力
値o(x,y)(o(x,y)=0 or 1)は、次
のようにして決定される。p(x,y)>M(i,j)
ならば、o(x,y)=1。p(x,y)≦M(i,
j)ならば、o(x,y)=0。ここで、i=x mo
d N、j=y modNである。図8(b)に示した
例ではこれを多値に拡大し、例えばトータル出力レベル
5〜8においては、出力値が1または2のドットについ
て、トータル出力レベル1〜4と同様に処理される。
(p0≦p(x,y)≦p1、p0、p1は定数)、N
×Nのしきい値マトリクスM(i,j)に対して、出力
値o(x,y)(o(x,y)=0 or 1)は、次
のようにして決定される。p(x,y)>M(i,j)
ならば、o(x,y)=1。p(x,y)≦M(i,
j)ならば、o(x,y)=0。ここで、i=x mo
d N、j=y modNである。図8(b)に示した
例ではこれを多値に拡大し、例えばトータル出力レベル
5〜8においては、出力値が1または2のドットについ
て、トータル出力レベル1〜4と同様に処理される。
【0046】図8(a)に示す従来例では、低い階調レ
ベルにおける各階調レベル間のドット径の変化幅が大き
いため、図8(b)に示すように、トータル出力レベル
5、7、9、11に対応する画像の出力を得ることがで
きない。例えば、従来例では4つを足して5になるドッ
トの階調レベルの組み合わせは存在しない。
ベルにおける各階調レベル間のドット径の変化幅が大き
いため、図8(b)に示すように、トータル出力レベル
5、7、9、11に対応する画像の出力を得ることがで
きない。例えば、従来例では4つを足して5になるドッ
トの階調レベルの組み合わせは存在しない。
【0047】また、同様の原因により、トータル出力レ
ベル6、8、10での画像の出力において、4つのドッ
トの階調レベルの差が大きく画像が均質ではない。例え
ば、従来例のトータル出力レベルにおける4つのドット
の(3,1,1,1)の組み合わせは、(2,1,1,
2)の組み合わせよりも不均質である。
ベル6、8、10での画像の出力において、4つのドッ
トの階調レベルの差が大きく画像が均質ではない。例え
ば、従来例のトータル出力レベルにおける4つのドット
の(3,1,1,1)の組み合わせは、(2,1,1,
2)の組み合わせよりも不均質である。
【0048】本実施例のインクジェット記録装置では、
低い階調レベルにおいてドット径の変化幅を小さくした
ことによる結果、高い階調性を保ちつつ人間の視覚にと
って滑らかな画像を得ることができる。高い階調レベル
においては、ドットの出力値の変化幅が大きくなるが、
人間の視覚にはこの領域の粗さは目立ちにくい。したが
って、高い階調性を保ちつつ、ドライバの負担を軽減す
ることができる。
低い階調レベルにおいてドット径の変化幅を小さくした
ことによる結果、高い階調性を保ちつつ人間の視覚にと
って滑らかな画像を得ることができる。高い階調レベル
においては、ドットの出力値の変化幅が大きくなるが、
人間の視覚にはこの領域の粗さは目立ちにくい。したが
って、高い階調性を保ちつつ、ドライバの負担を軽減す
ることができる。
【0049】図9は、上記実施形態のインクジェット記
録装置を用いて、後述する条件で実際にインク吐出を行
なった場合(以下、第1実施例という)の、階調レベル
とドット径との関係を具体的に示した図である。図9の
符号A1が本第1実施例のものであり、符号Bは従来例
を示している。
録装置を用いて、後述する条件で実際にインク吐出を行
なった場合(以下、第1実施例という)の、階調レベル
とドット径との関係を具体的に示した図である。図9の
符号A1が本第1実施例のものであり、符号Bは従来例
を示している。
【0050】図9に示すように、第1実施例において
は、階調レベル0〜7を小径ドット用ノズルに割り当
て、階調レベル8、9を大径ドット用ノズルに割り当て
ている。階調レベル0〜7におけるドット径の変化幅は
約5μmとしてある。一方、階調レベル8、9における
ドット径の変化幅は約30μmとしてある。したがっ
て、同じ階調レベルでは、第1実施例でのインク滴のド
ット径は、従来例でのインク滴のドット径よりも小さ
い。第1実施例での階調レベルとドット径との対応を示
す点を結ぶ線A1は、従来例での階調レベルとドット径
との対応を示す点を結ぶ線Bよりも下側に位置する。
は、階調レベル0〜7を小径ドット用ノズルに割り当
て、階調レベル8、9を大径ドット用ノズルに割り当て
ている。階調レベル0〜7におけるドット径の変化幅は
約5μmとしてある。一方、階調レベル8、9における
ドット径の変化幅は約30μmとしてある。したがっ
て、同じ階調レベルでは、第1実施例でのインク滴のド
ット径は、従来例でのインク滴のドット径よりも小さ
い。第1実施例での階調レベルとドット径との対応を示
す点を結ぶ線A1は、従来例での階調レベルとドット径
との対応を示す点を結ぶ線Bよりも下側に位置する。
【0051】従来例では0から4の階調レベルで小径用
ノズルで吐出されていたインク滴のドット径の範囲は、
第1実施例では小径用ノズルで吐出される0から7の階
調レベルに対応する。このことは、小径用ノズルで吐出
されるドット径の範囲における、階調レベルを増大させ
ている。
ノズルで吐出されていたインク滴のドット径の範囲は、
第1実施例では小径用ノズルで吐出される0から7の階
調レベルに対応する。このことは、小径用ノズルで吐出
されるドット径の範囲における、階調レベルを増大させ
ている。
【0052】また、従来例では5から9の階調レベルで
大径用ノズルで吐出されていたインク滴のドット径の範
囲は、第1実施例では大径用ノズルで吐出される8、9
の階調レベルに対応する。このことは、大径用ノズルで
吐出されるドット径の範囲における、階調レベルを減少
させている。
大径用ノズルで吐出されていたインク滴のドット径の範
囲は、第1実施例では大径用ノズルで吐出される8、9
の階調レベルに対応する。このことは、大径用ノズルで
吐出されるドット径の範囲における、階調レベルを減少
させている。
【0053】これらのような、画像データの表現する階
調レベルとインク滴のドット径との対応によって、階調
を増加させることによるドライバの負担を増大させるこ
となく、画像の明るい部分の階調が詳細に表現され、人
間の視覚にとって滑らかな画像を得ることができる。
調レベルとインク滴のドット径との対応によって、階調
を増加させることによるドライバの負担を増大させるこ
となく、画像の明るい部分の階調が詳細に表現され、人
間の視覚にとって滑らかな画像を得ることができる。
【0054】上記図9に示した、階調レベルとインク滴
のドット径との関係を得るために用いる、上記第1実施
例の具体的な駆動電圧を説明するための図である。図1
0(a)は駆動電圧波形を示しており、図10(b)は
駆動電圧パルスのピーク値を示している。
のドット径との関係を得るために用いる、上記第1実施
例の具体的な駆動電圧を説明するための図である。図1
0(a)は駆動電圧波形を示しており、図10(b)は
駆動電圧パルスのピーク値を示している。
【0055】図10に示すように、本実施例において
は、インク滴のドット径を主として駆動電圧のピーク値
を変えることにより変化させている。なお、本実施例に
おいては、大径ドット用ヘッド部のノズル径を35μ
m、小径ドット用ヘッド部のノズル径を30μm、イン
クインレットの断面の縦横の長さを大径ドット用ヘッド
部においてはそれぞれ35μm、小径ドット用ヘッド部
においてはそれぞれ30μm、インクインレットの長さ
を300μmとし、インクとしてDIC社製MAT−1
003、記録紙としてエプソン社製スーパーファイン
紙、圧電素子として厚さ35μmの圧電シートを25層
積層してなる積層型圧電素子を用いた。
は、インク滴のドット径を主として駆動電圧のピーク値
を変えることにより変化させている。なお、本実施例に
おいては、大径ドット用ヘッド部のノズル径を35μ
m、小径ドット用ヘッド部のノズル径を30μm、イン
クインレットの断面の縦横の長さを大径ドット用ヘッド
部においてはそれぞれ35μm、小径ドット用ヘッド部
においてはそれぞれ30μm、インクインレットの長さ
を300μmとし、インクとしてDIC社製MAT−1
003、記録紙としてエプソン社製スーパーファイン
紙、圧電素子として厚さ35μmの圧電シートを25層
積層してなる積層型圧電素子を用いた。
【0056】上記実施形態および実施例においては、大
径ノズルと小径ノズルとを備えたインクジェット記録装
置について説明したが、これに限らずノズル径をすべて
同一としてもよい。以下に、ノズル径をすべて同一とし
た例について説明する。
径ノズルと小径ノズルとを備えたインクジェット記録装
置について説明したが、これに限らずノズル径をすべて
同一としてもよい。以下に、ノズル径をすべて同一とし
た例について説明する。
【0057】図11は、本発明の第2の実施形態である
インクジェット記録装置に用いられる記録ヘッド3の平
面図である。図11に示すように、各色のヘッド部3a
〜3dは同じ径のノズル309の列を2列ずつ備えてい
る。各ヘッド部においては、各列のノズルに対応する圧
電素子が同一のドライバにより駆動されるようになって
いる。なお、その他の構成は上記第1実施形態で説明し
たのと同様であるので詳しい説明は省略する。
インクジェット記録装置に用いられる記録ヘッド3の平
面図である。図11に示すように、各色のヘッド部3a
〜3dは同じ径のノズル309の列を2列ずつ備えてい
る。各ヘッド部においては、各列のノズルに対応する圧
電素子が同一のドライバにより駆動されるようになって
いる。なお、その他の構成は上記第1実施形態で説明し
たのと同様であるので詳しい説明は省略する。
【0058】図12は、上記第2実施形態のインクジェ
ット記録装置を用いて、後述する条件で実際にインク吐
出を行なった場合(以下、第2実施例という)の、階調
レベルとドット径との関係を具体的に示した図である。
図12の符号A2が本第2実施例のものであり、符号B
は従来例を示している。
ット記録装置を用いて、後述する条件で実際にインク吐
出を行なった場合(以下、第2実施例という)の、階調
レベルとドット径との関係を具体的に示した図である。
図12の符号A2が本第2実施例のものであり、符号B
は従来例を示している。
【0059】図12に示すように、第2実施例において
は、低い階調レベルから高い階調レベルになるほど、ド
ット径の変化幅が大きくなるように設定されている。ま
た、同じ階調レベルでは、第2実施例でのインク滴のド
ット径は、従来例でのインク滴のドット径よりも小さ
い。第2実施例での階調レベルとドット径との対応を示
す点を結ぶ線A2は、従来例での階調レベルとドット径
との対応を示す点を結ぶ線Bよりも下側に位置する。
は、低い階調レベルから高い階調レベルになるほど、ド
ット径の変化幅が大きくなるように設定されている。ま
た、同じ階調レベルでは、第2実施例でのインク滴のド
ット径は、従来例でのインク滴のドット径よりも小さ
い。第2実施例での階調レベルとドット径との対応を示
す点を結ぶ線A2は、従来例での階調レベルとドット径
との対応を示す点を結ぶ線Bよりも下側に位置する。
【0060】従来例では0から4の階調レベルにあった
インク滴のドット径の範囲は、第2実施例では0から6
の階調レベルに対応するドット径の範囲に対応してお
り、同じドット径範囲に属する階調数を増大させてい
る。また、従来例では5から9の階調レベルにあったイ
ンク滴のドット径の範囲は、第2実施例では7から9の
階調レベルに対応するドット径の範囲に対応しており、
同じドット径範囲に属する階調数を減少させている。
インク滴のドット径の範囲は、第2実施例では0から6
の階調レベルに対応するドット径の範囲に対応してお
り、同じドット径範囲に属する階調数を増大させてい
る。また、従来例では5から9の階調レベルにあったイ
ンク滴のドット径の範囲は、第2実施例では7から9の
階調レベルに対応するドット径の範囲に対応しており、
同じドット径範囲に属する階調数を減少させている。
【0061】これらのような、画像データの表現する階
調レベルとインク滴のドット径との対応によって、階調
を増加させることによるドライバの負担の増大を招くこ
となく、画像の明るい部分の階調が詳細に表現され、人
間の視覚にとって滑らかな画像を得ることができる。ま
た、複数種類のドライバを設けていないので、コスト面
で有利である。
調レベルとインク滴のドット径との対応によって、階調
を増加させることによるドライバの負担の増大を招くこ
となく、画像の明るい部分の階調が詳細に表現され、人
間の視覚にとって滑らかな画像を得ることができる。ま
た、複数種類のドライバを設けていないので、コスト面
で有利である。
【0062】図13は、上記図12に示した、階調レベ
ルとインク滴のドット径との関係を得るために用いる、
上記第2実施例の具体的な駆動電圧を説明するための図
である。図13(a)は駆動電圧波形を示しており、図
13(b)は駆動電圧パルスのピーク値を示している。
ルとインク滴のドット径との関係を得るために用いる、
上記第2実施例の具体的な駆動電圧を説明するための図
である。図13(a)は駆動電圧波形を示しており、図
13(b)は駆動電圧パルスのピーク値を示している。
【0063】図13に示すように、本実施例においても
上記第1実施例と同様に、インク滴のドット径を主とし
て駆動電圧のピーク値を変えることにより変化させてい
る。なお、本実施例においては、ノズル径を30μm、
インクインレットの断面の縦横の長さをそれぞれ35μ
m、インクインレットの長さを300μmとし、インク
としてDIC社製MAT−1003、記録紙としてエプ
ソン社製スーパーファイン紙、圧電素子として厚さ35
μmの圧電シートを25層積層してなる積層型圧電素子
を用いた。
上記第1実施例と同様に、インク滴のドット径を主とし
て駆動電圧のピーク値を変えることにより変化させてい
る。なお、本実施例においては、ノズル径を30μm、
インクインレットの断面の縦横の長さをそれぞれ35μ
m、インクインレットの長さを300μmとし、インク
としてDIC社製MAT−1003、記録紙としてエプ
ソン社製スーパーファイン紙、圧電素子として厚さ35
μmの圧電シートを25層積層してなる積層型圧電素子
を用いた。
【0064】なお、ドライバに過度の負担がかからない
範囲で、それぞれのノズルが担当するドット径の可変範
囲を異ならせるようにしてもよい。図14に示す第3実
施例では、ドット径の変化幅の小さい階調レベルの低い
領域の一部を割り当て、大径ドット用ノズルの担当する
ドット径の可変範囲を大きくしてある。また、本実施例
のように、階調数の割り当てを大径ドット用ノズルと小
径ドット用ノズルとで等しくしてもよい。
範囲で、それぞれのノズルが担当するドット径の可変範
囲を異ならせるようにしてもよい。図14に示す第3実
施例では、ドット径の変化幅の小さい階調レベルの低い
領域の一部を割り当て、大径ドット用ノズルの担当する
ドット径の可変範囲を大きくしてある。また、本実施例
のように、階調数の割り当てを大径ドット用ノズルと小
径ドット用ノズルとで等しくしてもよい。
【図1】実施例におけるインクジェット記録装置1の概
略構成を示す斜視図である。
略構成を示す斜視図である。
【図2】記録ヘッド3の構成を説明するための平面図で
ある。
ある。
【図3】図2のI−I断面図である。
【図4】図3のII−II断面図である。
【図5】インクジェット記録装置1の制御部を説明する
ためのブロック図である。
ためのブロック図である。
【図6】メインコントローラ51で行なわれる画像処理
を説明するための図である。
を説明するための図である。
【図7】ヘッドドライバ56と記録ヘッド3との間のデ
ータの流れを説明するための図である。
ータの流れを説明するための図である。
【図8】インク滴のドット径に対応する階調レベルと面
積階調法(組織的ディザ法)とを用いて階調表現を行な
う場合の、トータル出力レベルとの関係を説明するため
の図である。
積階調法(組織的ディザ法)とを用いて階調表現を行な
う場合の、トータル出力レベルとの関係を説明するため
の図である。
【図9】本発明の第1実施例と従来例とにおける、階調
レベルとインク滴のドット径との対応を示す図である。
レベルとインク滴のドット径との対応を示す図である。
【図10】本発明の第1実施例における、階調レベルと
駆動電圧との関係を示す図である。
駆動電圧との関係を示す図である。
【図11】本発明の他の実施形態であるインクジェット
記録装置の記録ヘッド3の平面図である。
記録装置の記録ヘッド3の平面図である。
【図12】本発明の第2実施例と従来例とにおける、階
調レベルとインク滴のドット径との対応を示す図であ
る。
調レベルとインク滴のドット径との対応を示す図であ
る。
【図13】本発明の第2実施例における、階調レベルと
駆動電圧との関係を示す図である。
駆動電圧との関係を示す図である。
【図14】本発明の第3実施例と従来例とにおける、階
調レベルとインク滴のドット径との対応を示す図であ
る。
調レベルとインク滴のドット径との対応を示す図であ
る。
1 インクジェット記録装置 2 記録シート 3 記録ヘッド 51 メインコントローラ 56 ヘッドドライバ 307 インク 309、309a、309b ノズル 315 圧電素子
Claims (3)
- 【請求項1】 所定の大きさのインク滴をインク吐出口
から吐出させるとともに、吐出されるインク滴の大きさ
を変えて階調記録を行なうインクジェット記録装置であ
って、低画像濃度領域での各階調間のインク滴の大きさ
の変化を高画像濃度領域での各階調間のインク滴の大き
さの変化よりも小さくしたことを特徴とするインクジェ
ット記録装置。 - 【請求項2】 小径のインク滴を吐出する小径ドット用
吐出口と大径のインク滴を吐出する大径ドット用吐出口
とを備え、全階調数の過半数を小径ドット用吐出口に割
り当てた請求項1に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 インク滴の大きさと、複数のインク滴に
より記録媒体上に記録される複数のドットの集合とによ
り階調記録を行なう請求項1に記載のインクジェット記
録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9008784A JPH10202918A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | インクジェット記録装置 |
| US09/009,989 US6149260A (en) | 1997-01-21 | 1998-01-21 | Ink jet recording apparatus capable of printing in multiple different dot sizes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9008784A JPH10202918A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10202918A true JPH10202918A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11702504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9008784A Pending JPH10202918A (ja) | 1997-01-21 | 1997-01-21 | インクジェット記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6149260A (ja) |
| JP (1) | JPH10202918A (ja) |
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