JPH10203399A - 電動式後輪操舵装置 - Google Patents
電動式後輪操舵装置Info
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- JPH10203399A JPH10203399A JP776397A JP776397A JPH10203399A JP H10203399 A JPH10203399 A JP H10203399A JP 776397 A JP776397 A JP 776397A JP 776397 A JP776397 A JP 776397A JP H10203399 A JPH10203399 A JP H10203399A
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- steering
- electric motor
- rear wheel
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- Power Steering Mechanism (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動式後輪操舵装置において、制御線が断線
したり、コネクタ外れがあっても、制動電流によって電
動モータが確実に制動されるようにする。 【解決手段】 マイクロコンピュータ31は、3相電流
出力回路32を制御し、制御線54a〜54cを介して
電動モータのコイル22au,22av,22awに3
相交流電流を流して同モータを回転させる。また、マイ
クロコンピュータ31は、後輪の操舵制御の正常及び異
常を表す信号をパイロット信号出力回路33に供給す
る。パイロット信号出力回路33は、前記信号に応じ
て、ロー又はハイレベルのパイロット信号をパイロット
信号線56を介して制動制御回路41に供給し、前記3
相交流信号の通電を許容し又はコイル22au,22a
wに直流を流す。また、断線、コネクタ外れにより、パ
イロット信号線56が浮いた状態のとき、制動制御回路
41はコイル22au,22awに直流を流す。
したり、コネクタ外れがあっても、制動電流によって電
動モータが確実に制動されるようにする。 【解決手段】 マイクロコンピュータ31は、3相電流
出力回路32を制御し、制御線54a〜54cを介して
電動モータのコイル22au,22av,22awに3
相交流電流を流して同モータを回転させる。また、マイ
クロコンピュータ31は、後輪の操舵制御の正常及び異
常を表す信号をパイロット信号出力回路33に供給す
る。パイロット信号出力回路33は、前記信号に応じ
て、ロー又はハイレベルのパイロット信号をパイロット
信号線56を介して制動制御回路41に供給し、前記3
相交流信号の通電を許容し又はコイル22au,22a
wに直流を流す。また、断線、コネクタ外れにより、パ
イロット信号線56が浮いた状態のとき、制動制御回路
41はコイル22au,22awに直流を流す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動モータの回転
により後輪を操舵する電動式後輪操舵装置に係り、特に
後輪の操舵制御の異常時に電動モータを制動して路面か
らの逆入力により後輪が操舵されることのないようにし
た電動式後輪操舵装置に関する。
により後輪を操舵する電動式後輪操舵装置に係り、特に
後輪の操舵制御の異常時に電動モータを制動して路面か
らの逆入力により後輪が操舵されることのないようにし
た電動式後輪操舵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては、例えば
特開平7−76283号公報に示されているように、電
動モータの回転を制御して後輪を操舵する操舵制御ユニ
ットが、後輪の操舵制御が正常なときには制御線を介し
て電動モータに同モータを回転させるための回転駆動電
流を流して、同モータの回転により後輪を操舵する。一
方、後輪の操舵制御に異常が発生したときには、操舵制
御ユニットは制御線を介して電動モータに同モータを制
動するための制動電流を流して、路面からの逆入力によ
る後輪の操舵を禁止するようにしている。
特開平7−76283号公報に示されているように、電
動モータの回転を制御して後輪を操舵する操舵制御ユニ
ットが、後輪の操舵制御が正常なときには制御線を介し
て電動モータに同モータを回転させるための回転駆動電
流を流して、同モータの回転により後輪を操舵する。一
方、後輪の操舵制御に異常が発生したときには、操舵制
御ユニットは制御線を介して電動モータに同モータを制
動するための制動電流を流して、路面からの逆入力によ
る後輪の操舵を禁止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、操舵制御ユニットと電動モータを結ぶ制
御線が断線したり、同制御線の両端を操舵制御ユニット
及び電動モータにそれぞれ接続するためのコネクタが外
れた場合には、電動モータに制動電流が流れないので、
同モータの回転がフリー状態になって、路面からの逆入
力によって後輪が操舵されてしまうことがある。
置にあっては、操舵制御ユニットと電動モータを結ぶ制
御線が断線したり、同制御線の両端を操舵制御ユニット
及び電動モータにそれぞれ接続するためのコネクタが外
れた場合には、電動モータに制動電流が流れないので、
同モータの回転がフリー状態になって、路面からの逆入
力によって後輪が操舵されてしまうことがある。
【0004】
【発明の概要】本発明は上記問題に対処するためになさ
れたもので、その目的は、電動モータの回転により後輪
を操舵する電動式後輪操舵装置において、制御線が断線
したり、コネクタ外れがあっても、制動電流によって電
動モータが確実に制動されるようにすることにある。
れたもので、その目的は、電動モータの回転により後輪
を操舵する電動式後輪操舵装置において、制御線が断線
したり、コネクタ外れがあっても、制動電流によって電
動モータが確実に制動されるようにすることにある。
【0005】この目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、操舵制御ユニット内に設けられて後輪の操
舵制御の正常及び異常を表すパイロット信号を同操舵制
御ユニットに接続されたパイロット信号線を介して出力
するパイロット信号出力回路と、パイロット信号線に接
続されて同パイロット信号が後輪の操舵制御の正常を表
しているとき回転駆動電流を電動モータに流すことを許
容するとともに同パイロット信号が後輪の操舵制御の異
常を表しているとき又は同パイロット信号を入力しない
とき電動モータへ同モータを制動するための制動電流を
流す制動制御回路とを設けたことにある。
上の特徴は、操舵制御ユニット内に設けられて後輪の操
舵制御の正常及び異常を表すパイロット信号を同操舵制
御ユニットに接続されたパイロット信号線を介して出力
するパイロット信号出力回路と、パイロット信号線に接
続されて同パイロット信号が後輪の操舵制御の正常を表
しているとき回転駆動電流を電動モータに流すことを許
容するとともに同パイロット信号が後輪の操舵制御の異
常を表しているとき又は同パイロット信号を入力しない
とき電動モータへ同モータを制動するための制動電流を
流す制動制御回路とを設けたことにある。
【0006】これによれば、制動制御回路は、パイロッ
ト信号出力回路からパイロット信号線を介して異常を表
すパイロット信号を入力した場合も、パイロット信号線
を介してパイロット信号を入力しない場合も、電動モー
タに制動電流を流す。したがって、前記操舵制御の異常
検知の場合ばかりか、制御線と共にパイロット信号線が
断線したり、制御線を操舵制御ユニットと電動モータに
接続するためのコネクタの外れと共にパイロット信号線
を操舵制御ユニットと制動制御回路に接続するためのコ
ネクタが外れた場合にも、電動モータは制動されるの
で、路面からの逆入力により後輪が操舵されることがな
くなり、車両の走行安定性が良好に保たれる。
ト信号出力回路からパイロット信号線を介して異常を表
すパイロット信号を入力した場合も、パイロット信号線
を介してパイロット信号を入力しない場合も、電動モー
タに制動電流を流す。したがって、前記操舵制御の異常
検知の場合ばかりか、制御線と共にパイロット信号線が
断線したり、制御線を操舵制御ユニットと電動モータに
接続するためのコネクタの外れと共にパイロット信号線
を操舵制御ユニットと制動制御回路に接続するためのコ
ネクタが外れた場合にも、電動モータは制動されるの
で、路面からの逆入力により後輪が操舵されることがな
くなり、車両の走行安定性が良好に保たれる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明すると、図1は本発明に係る電動式後輪操
舵装置を備えた4輪操舵車を概略的に示している。
を用いて説明すると、図1は本発明に係る電動式後輪操
舵装置を備えた4輪操舵車を概略的に示している。
【0008】この4輪操舵車は、操舵ハンドル11の回
動により前輪FW,FWを操舵する前輪操舵装置10
と、後輪操舵機構20、操舵制御ユニット30及び制動
制御ユニット40からなり、車両の走行状態に応じて後
輪RW,RWを操舵するとともに前記後輪の操舵制御に
異常が発生したときに後輪RW,RWの操舵を停止する
電動式後輪操舵装置とを備えている。
動により前輪FW,FWを操舵する前輪操舵装置10
と、後輪操舵機構20、操舵制御ユニット30及び制動
制御ユニット40からなり、車両の走行状態に応じて後
輪RW,RWを操舵するとともに前記後輪の操舵制御に
異常が発生したときに後輪RW,RWの操舵を停止する
電動式後輪操舵装置とを備えている。
【0009】後輪操舵機構20は、図2に示すように、
車体に固定されたハウジング21内に組み込まれた電動
モータ22と、同ハウジング21を軸方向に貫通するリ
レーロッド23とを備え、電動モータ22の回転による
リレーロッド23の軸方向の変位に応じて後輪RW,R
Wが操舵されるようになっている。電動モータ22は、
リレーロッド23の外周上にてハウジング21に固定さ
れて固定子を構成するコイル22aと、コイル22aに
対向するようにリレーロッド23とコイル22aとの間
にてハウジング21に軸回りに回転可能に組み付けた鉄
製の円筒部材22b及び同部材22bの外周上に固定し
た永久磁石22cを有する回転子とからなるブラシレス
モータにより構成されている。
車体に固定されたハウジング21内に組み込まれた電動
モータ22と、同ハウジング21を軸方向に貫通するリ
レーロッド23とを備え、電動モータ22の回転による
リレーロッド23の軸方向の変位に応じて後輪RW,R
Wが操舵されるようになっている。電動モータ22は、
リレーロッド23の外周上にてハウジング21に固定さ
れて固定子を構成するコイル22aと、コイル22aに
対向するようにリレーロッド23とコイル22aとの間
にてハウジング21に軸回りに回転可能に組み付けた鉄
製の円筒部材22b及び同部材22bの外周上に固定し
た永久磁石22cを有する回転子とからなるブラシレス
モータにより構成されている。
【0010】電動モータ22の回転は、第1遊星歯車機
構24、第2遊星歯車機構25及びナット26を介して
リレーロッド23に伝達されるようになっている。第1
及び第2遊星歯車機構24,25は、それぞれハウジン
グ21に軸回りに回転可能に組み付けられたサンギヤ2
4a,25aと、ハウジング21の内周面に固定された
リングギヤ24b,25bと、サンギヤ24a,25a
及びリングギヤ24b,25bにそれぞれ噛み合った複
数のプラネタリギヤ24c,25cとを備えている。な
お、リングギヤ24b,25bは共通の部材により構成
されている。サンギヤ24aは円筒部材22bに動力伝
達可能に接続されているとともに、サンギヤ25aは、
プラネタリギヤ24cに回転可能に組み付けられて同ギ
ヤ24cの公転をサンギヤ25aに伝達する回転シャフ
ト27を介して、プラネタリギヤ24cに動力伝達可能
に接続されている。
構24、第2遊星歯車機構25及びナット26を介して
リレーロッド23に伝達されるようになっている。第1
及び第2遊星歯車機構24,25は、それぞれハウジン
グ21に軸回りに回転可能に組み付けられたサンギヤ2
4a,25aと、ハウジング21の内周面に固定された
リングギヤ24b,25bと、サンギヤ24a,25a
及びリングギヤ24b,25bにそれぞれ噛み合った複
数のプラネタリギヤ24c,25cとを備えている。な
お、リングギヤ24b,25bは共通の部材により構成
されている。サンギヤ24aは円筒部材22bに動力伝
達可能に接続されているとともに、サンギヤ25aは、
プラネタリギヤ24cに回転可能に組み付けられて同ギ
ヤ24cの公転をサンギヤ25aに伝達する回転シャフ
ト27を介して、プラネタリギヤ24cに動力伝達可能
に接続されている。
【0011】ナット26はハウジング21に軸回りに回
転可能に組み付けられているとともに、内周面にてリレ
ーロッド23の外周面に形成した雄ネジ部23aに噛み
合っており、プラネタリギヤ25cに回転可能に組み付
けられて同ギヤ25cの公転をナット26に伝達する回
転シャフト28を介して、プラネタリギヤ25cに動力
伝達可能に接続されている。これにより、電動モータ2
2が正方向及び負方向に回転すると、リレーロッド23
が左方向及び右方向にそれぞれ変位して、後輪RW,R
Wは右方向及び左方向に操舵される。
転可能に組み付けられているとともに、内周面にてリレ
ーロッド23の外周面に形成した雄ネジ部23aに噛み
合っており、プラネタリギヤ25cに回転可能に組み付
けられて同ギヤ25cの公転をナット26に伝達する回
転シャフト28を介して、プラネタリギヤ25cに動力
伝達可能に接続されている。これにより、電動モータ2
2が正方向及び負方向に回転すると、リレーロッド23
が左方向及び右方向にそれぞれ変位して、後輪RW,R
Wは右方向及び左方向に操舵される。
【0012】操舵制御ユニット30は、車体の適宜箇所
に組み付けられており、図3に示すように、マイクロコ
ンピュータ31、3相電流出力回路32及びパイロット
信号出力回路33からなる。マイクロコンピュータ31
にはバッテリ51から電力が供給されるようになってい
るとともに、車速センサ、前輪操舵角センサ、ヨーレー
トセンサ(又は横加速度センサ)、後輪操舵角センサな
どの複数のセンサ52,52…が接続されており、図示
しないプログラムの実行により次のの機能を有す
る。
に組み付けられており、図3に示すように、マイクロコ
ンピュータ31、3相電流出力回路32及びパイロット
信号出力回路33からなる。マイクロコンピュータ31
にはバッテリ51から電力が供給されるようになってい
るとともに、車速センサ、前輪操舵角センサ、ヨーレー
トセンサ(又は横加速度センサ)、後輪操舵角センサな
どの複数のセンサ52,52…が接続されており、図示
しないプログラムの実行により次のの機能を有す
る。
【0013】複数のセンサ52,52…により検出さ
れた車速、前輪操舵角、ヨーレート(又は横加速度)、
後輪操舵角などを入力し、同入力した車速、前輪操舵
角、ヨーレート(又は横加速度)などに基づいて車両の
走行状態を検出して、同走行状態に応じた目標後輪舵角
を決定し、同目標後輪操舵角と前記検出された後輪操舵
角との比較により電動モータ22の回転方向及び回転量
を表す制御信号を3相電流出力回路32に供給する。た
だし、この制御信号の供給は、で詳しく述べる後輪の
操舵制御の異常が検出されない場合であり、後輪の操舵
制御の異常が検出された場合には前記制御信号の供給が
停止される。
れた車速、前輪操舵角、ヨーレート(又は横加速度)、
後輪操舵角などを入力し、同入力した車速、前輪操舵
角、ヨーレート(又は横加速度)などに基づいて車両の
走行状態を検出して、同走行状態に応じた目標後輪舵角
を決定し、同目標後輪操舵角と前記検出された後輪操舵
角との比較により電動モータ22の回転方向及び回転量
を表す制御信号を3相電流出力回路32に供給する。た
だし、この制御信号の供給は、で詳しく述べる後輪の
操舵制御の異常が検出されない場合であり、後輪の操舵
制御の異常が検出された場合には前記制御信号の供給が
停止される。
【0014】前記複数のセンサ52,52…からの信
号に基づいて各センサ52,52…の異常を検出した
り、マイクロコンピュータ31自体の異常を検出した
り、電動モータ22の異常を検出したりして、いずれか
の異常検出時には後輪の操舵制御の異常としてローレベ
ルの信号をパイロット信号出力回路33のトランジスタ
Tr1のベースに供給する。一方、前記異常を検出しない
場合には、前記トランジスタTr1のベースをハイレベル
に保つ。
号に基づいて各センサ52,52…の異常を検出した
り、マイクロコンピュータ31自体の異常を検出した
り、電動モータ22の異常を検出したりして、いずれか
の異常検出時には後輪の操舵制御の異常としてローレベ
ルの信号をパイロット信号出力回路33のトランジスタ
Tr1のベースに供給する。一方、前記異常を検出しない
場合には、前記トランジスタTr1のベースをハイレベル
に保つ。
【0015】3相電流出力回路32にもバッテリ51か
らの電力が供給されるようになっており、同出力回路3
2は、マイクロコンピュータ31からの制御信号に応答
して、電動モータ22の回転方向に応じた位相ずれを有
する3相交流信号U,V,W(回転駆動電流)を形成し
て、操舵制御ユニット30に固定したコネクタ53の一
方の接続端子に出力する。このコネクタ53の一方の接
続端子には、制御線54a〜54cの一端に組み付けた
コネクタ53の他方の接続端子が嵌合されるようになっ
ている。制御線54a〜54cの他端にはコネクタ55
の一方の接続端子が組み付けられており、同接続端子は
制動制御ユニット40に固定したコネクタ55の他方の
接続端子に嵌合されるようになっている。コネクタ55
の他方の接続端子は、電動モータ22のコイル22aを
構成する3相のコイル22au,22av,22awの
各一端に接続され、コイル22au,22av,22a
wの各他端は共通に接続されている。そして、両コネク
タ53,55の一方の接続端子と他方の接続端子との嵌
合により、操舵制御ユニット30の3相電流出力回路3
2と電動モータ22の3相のコイル22au,22a
v,22awとが制御線54a〜54cを介して電気的
に接続されることになる。
らの電力が供給されるようになっており、同出力回路3
2は、マイクロコンピュータ31からの制御信号に応答
して、電動モータ22の回転方向に応じた位相ずれを有
する3相交流信号U,V,W(回転駆動電流)を形成し
て、操舵制御ユニット30に固定したコネクタ53の一
方の接続端子に出力する。このコネクタ53の一方の接
続端子には、制御線54a〜54cの一端に組み付けた
コネクタ53の他方の接続端子が嵌合されるようになっ
ている。制御線54a〜54cの他端にはコネクタ55
の一方の接続端子が組み付けられており、同接続端子は
制動制御ユニット40に固定したコネクタ55の他方の
接続端子に嵌合されるようになっている。コネクタ55
の他方の接続端子は、電動モータ22のコイル22aを
構成する3相のコイル22au,22av,22awの
各一端に接続され、コイル22au,22av,22a
wの各他端は共通に接続されている。そして、両コネク
タ53,55の一方の接続端子と他方の接続端子との嵌
合により、操舵制御ユニット30の3相電流出力回路3
2と電動モータ22の3相のコイル22au,22a
v,22awとが制御線54a〜54cを介して電気的
に接続されることになる。
【0016】パイロット信号出力回路33は、バッテリ
51からの電源供給線に抵抗r1を介してコレクタを接
続するとともにエミッタを接地したNPN型のトランジ
スタTr1を備え、同トランジスタTr1のベースにはマイ
クロコンピュータ31から後輪の操舵制御の異常の有無
を表す信号が供給されるようになっている。トランジス
タTr1のコレクタはコネクタ53の一方の接続端子に接
続されており、同コネクタ53の他方の接続端子にはパ
イロット信号線56の一端が接続されている。パイロッ
ト信号線56の他端はコネクタ55の一方の接続端子に
接続されている。
51からの電源供給線に抵抗r1を介してコレクタを接
続するとともにエミッタを接地したNPN型のトランジ
スタTr1を備え、同トランジスタTr1のベースにはマイ
クロコンピュータ31から後輪の操舵制御の異常の有無
を表す信号が供給されるようになっている。トランジス
タTr1のコレクタはコネクタ53の一方の接続端子に接
続されており、同コネクタ53の他方の接続端子にはパ
イロット信号線56の一端が接続されている。パイロッ
ト信号線56の他端はコネクタ55の一方の接続端子に
接続されている。
【0017】制動制御ユニット40は、NPN型のトラ
ンジスタTr2,Tr3及び抵抗r2,r3からなる制動制御
回路41を備えている。トランジスタTr2のコレクタは
抵抗r2を介してバッテリ51からの電力供給線に接続
されており、そのエミッタはコイル22auの一端に接
続されている。トランジスタTr3のコレクタはコイル2
2awの一端に接続されており、そのエミッタは接地さ
れている。両トランジスタTr2,Tr3の各ベースは、コ
ネクタ55のパイロット信号線56に対応した他方の接
続端に共通に接続されているとともに、バッテリ51か
らの電力供給線に一端を接続した抵抗r3の他端に共通
に接続されている。
ンジスタTr2,Tr3及び抵抗r2,r3からなる制動制御
回路41を備えている。トランジスタTr2のコレクタは
抵抗r2を介してバッテリ51からの電力供給線に接続
されており、そのエミッタはコイル22auの一端に接
続されている。トランジスタTr3のコレクタはコイル2
2awの一端に接続されており、そのエミッタは接地さ
れている。両トランジスタTr2,Tr3の各ベースは、コ
ネクタ55のパイロット信号線56に対応した他方の接
続端に共通に接続されているとともに、バッテリ51か
らの電力供給線に一端を接続した抵抗r3の他端に共通
に接続されている。
【0018】上記のように構成した本発明においては、
コネクタ53,55の嵌合により操舵制御ユニット30
と制動制御ユニット40を接続した状態で、車両を走行
させる。これにより、マイクロコンピュータ31は、後
輪RW,RWの操舵制御の異常を検出しない状態では、
各種センサ52,52…からの検出信号に基づいて車両
の走行状態に応じて後輪RW,RWを操舵するための制
御信号を発生する。そして、3相電流出力回路32が前
記制御信号に応じて3相交流信号U,V,W(回転駆動
電流)を発生すると、同信号U,V,Wはコネクタ5
3、制御線54a〜54c及びコネクタ55を介して電
動モータ22のコイル22au,22av,22awに
供給される。一方、このとき、マイクロコンピュータ3
1はトランジスタTr1のベースをハイレベルに維持する
ので、パイロット信号出力回路33は後輪RW,RWの
正常を示すローレベルのパイロット信号をコネクタ5
3、パイロット信号線56及びコネクタ55を介して制
動制御ユニット40に供給する。これにより、トランジ
スタTr2,Tr3は共にオフして前記3相交流信号U,
V,Wのコイル22au,22av,22awへの供給
を許容する。
コネクタ53,55の嵌合により操舵制御ユニット30
と制動制御ユニット40を接続した状態で、車両を走行
させる。これにより、マイクロコンピュータ31は、後
輪RW,RWの操舵制御の異常を検出しない状態では、
各種センサ52,52…からの検出信号に基づいて車両
の走行状態に応じて後輪RW,RWを操舵するための制
御信号を発生する。そして、3相電流出力回路32が前
記制御信号に応じて3相交流信号U,V,W(回転駆動
電流)を発生すると、同信号U,V,Wはコネクタ5
3、制御線54a〜54c及びコネクタ55を介して電
動モータ22のコイル22au,22av,22awに
供給される。一方、このとき、マイクロコンピュータ3
1はトランジスタTr1のベースをハイレベルに維持する
ので、パイロット信号出力回路33は後輪RW,RWの
正常を示すローレベルのパイロット信号をコネクタ5
3、パイロット信号線56及びコネクタ55を介して制
動制御ユニット40に供給する。これにより、トランジ
スタTr2,Tr3は共にオフして前記3相交流信号U,
V,Wのコイル22au,22av,22awへの供給
を許容する。
【0019】したがって、コイル22au,22av,
22awは回転磁界を発生して、回転部材22b及び永
久磁石22cが前記制御信号に応じた方向に回転する。
この回転部材22bの回転は第1及び第2遊星歯車機構
24,25及びナット26を介してリレーロッド23に
伝達され、同ロッド23が軸方向に変位して後輪RW,
RWを操舵する。したがって、この場合には、後輪R
W,RWは車両の走行状態に応じて左右に操舵される。
22awは回転磁界を発生して、回転部材22b及び永
久磁石22cが前記制御信号に応じた方向に回転する。
この回転部材22bの回転は第1及び第2遊星歯車機構
24,25及びナット26を介してリレーロッド23に
伝達され、同ロッド23が軸方向に変位して後輪RW,
RWを操舵する。したがって、この場合には、後輪R
W,RWは車両の走行状態に応じて左右に操舵される。
【0020】一方、マイクロコンピュータ31が後輪R
W,RWの操舵制御の異常を検出した場合には、同コン
ピュータ31は後輪RW,RWを操舵するための制御信
号の発生を停止するとともに、トランジスタTr1のベー
スにローレベル信号を供給する。これにより、3相電流
出力回路32は前記3相交流信号U,V,Wを出力しな
くなるとともに、パイロット信号出力回路33は後輪R
W,RWの操舵制御の異常を示すハイレベルのパイロッ
ト信号をコネクタ53、パイロット信号線56及びコネ
クタ55を介して制動制御ユニット40に供給する。こ
れにより、トランジスタTr2,Tr3は共にオンして、コ
イル22au,22awにバッテリ51からの直流電流
(制動制御電流)を流す。したがって、この場合には、
回転部材22b及び永久磁石22cの回転が前記直流電
流により制動され、すなわち電動モータ22の回転は制
動される。その結果、この場合には、リレーロッド23
の軸方向の変位も規制され、後輪RW,RWが路面から
の逆入力により左右に操舵されることがなくなり、車両
の走行安定性が良好に保たれる。
W,RWの操舵制御の異常を検出した場合には、同コン
ピュータ31は後輪RW,RWを操舵するための制御信
号の発生を停止するとともに、トランジスタTr1のベー
スにローレベル信号を供給する。これにより、3相電流
出力回路32は前記3相交流信号U,V,Wを出力しな
くなるとともに、パイロット信号出力回路33は後輪R
W,RWの操舵制御の異常を示すハイレベルのパイロッ
ト信号をコネクタ53、パイロット信号線56及びコネ
クタ55を介して制動制御ユニット40に供給する。こ
れにより、トランジスタTr2,Tr3は共にオンして、コ
イル22au,22awにバッテリ51からの直流電流
(制動制御電流)を流す。したがって、この場合には、
回転部材22b及び永久磁石22cの回転が前記直流電
流により制動され、すなわち電動モータ22の回転は制
動される。その結果、この場合には、リレーロッド23
の軸方向の変位も規制され、後輪RW,RWが路面から
の逆入力により左右に操舵されることがなくなり、車両
の走行安定性が良好に保たれる。
【0021】また、制御線54a〜54cと共にパイロ
ット信号線56が断線したり、コネクタ53,55の嵌
合が外れたりすると、パイロット信号線56は電源に接
続された状態でなくなるとともに接地されてもない状
態、すなわち浮いた状態となる。この場合、トランジス
タTr2,Tr3のベースには、抵抗r3を介してハイレベ
ルの電圧が付与されるので、トランジスタTr2,Tr3は
共にオンして、前記と同様にコイル22au,22aw
にバッテリ51からの直流電流(制動制御電流)を流
す。その結果、この場合にも、電動モータ22の回転が
制動されて、後輪RW,RWが路面からの逆入力により
左右に操舵されることがなくなり、車両の走行安定性が
良好に保たれる。
ット信号線56が断線したり、コネクタ53,55の嵌
合が外れたりすると、パイロット信号線56は電源に接
続された状態でなくなるとともに接地されてもない状
態、すなわち浮いた状態となる。この場合、トランジス
タTr2,Tr3のベースには、抵抗r3を介してハイレベ
ルの電圧が付与されるので、トランジスタTr2,Tr3は
共にオンして、前記と同様にコイル22au,22aw
にバッテリ51からの直流電流(制動制御電流)を流
す。その結果、この場合にも、電動モータ22の回転が
制動されて、後輪RW,RWが路面からの逆入力により
左右に操舵されることがなくなり、車両の走行安定性が
良好に保たれる。
【図1】 本発明に係る電動式後輪操舵装置を備えた4
輪操舵車の概略図である。
輪操舵車の概略図である。
【図2】 図1の後輪操舵機構の縦断面図である。
【図3】 図1の操舵制御ユニット及び制動制御ユニッ
トの電気ブロック図である。
トの電気ブロック図である。
10…前輪操舵装置、20…後輪操舵機構、22…電動
モータ、22a,22au,22av,22aw…コイ
ル、30…操舵制御ユニット、31…マイクロコンピュ
ータ、32…3相電流出力回路、33…パイロット信号
出力回路、40…制動制御ユニット、41…制動制御回
路、51…バッテリ、53,55…コネクタ、54a〜
54c…制御線、56…パイロット信号線。
モータ、22a,22au,22av,22aw…コイ
ル、30…操舵制御ユニット、31…マイクロコンピュ
ータ、32…3相電流出力回路、33…パイロット信号
出力回路、40…制動制御ユニット、41…制動制御回
路、51…バッテリ、53,55…コネクタ、54a〜
54c…制御線、56…パイロット信号線。
Claims (1)
- 【請求項1】 車両の後輪を操舵するための後輪操舵機
構内に組み込まれて回転により後輪を操舵する電動モー
タと、後輪の操舵制御の正常時に前記電動モータを回転
させるための回転駆動電流を制御線を介して同モータに
流して後輪の操舵を制御するとともに後輪の操舵制御の
異常時に前記回転駆動電流を前記制御線を介して前記電
動モータへ流すことを停止する操舵制御ユニットとを有
する電動式後輪操舵装置において、前記操舵制御ユニッ
ト内に設けられて後輪の操舵制御の正常及び異常を表す
パイロット信号を同操舵制御ユニットに接続されたパイ
ロット信号線を介して出力するパイロット信号出力回路
と、前記パイロット信号線に接続されて前記パイロット
信号が後輪の操舵制御の正常を表しているとき前記回転
駆動電流を電動モータに流すことを許容するとともに前
記パイロット信号が後輪の操舵制御の異常を表している
とき又は前記パイロット信号を入力しないとき前記電動
モータへ同モータを制動するための制動電流を流す制動
制御回路とを備えたことを特徴とする電動式後輪操舵装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP776397A JPH10203399A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電動式後輪操舵装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP776397A JPH10203399A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電動式後輪操舵装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203399A true JPH10203399A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11674738
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP776397A Pending JPH10203399A (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 電動式後輪操舵装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203399A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005049407A1 (ja) * | 2003-11-18 | 2007-11-29 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
| WO2009035069A1 (ja) * | 2007-09-13 | 2009-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の充電制御装置および車両 |
| JP2014231275A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | アイシン精機株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
| JP2014231283A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | アイシン精機株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
| JP2014231276A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | アイシン精機株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP776397A patent/JPH10203399A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2005049407A1 (ja) * | 2003-11-18 | 2007-11-29 | 株式会社ジェイテクト | 電動パワーステアリング装置 |
| WO2009035069A1 (ja) * | 2007-09-13 | 2009-03-19 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 車両の充電制御装置および車両 |
| JP2009071989A (ja) * | 2007-09-13 | 2009-04-02 | Toyota Motor Corp | 車両の充電制御装置および車両 |
| US8618767B2 (en) | 2007-09-13 | 2013-12-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Charging control apparatus for vehicle and vehicle |
| JP2014231275A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | アイシン精機株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
| JP2014231283A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | アイシン精機株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
| JP2014231276A (ja) * | 2013-05-29 | 2014-12-11 | アイシン精機株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
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