JPH10203506A - エンボステーピング装置 - Google Patents

エンボステーピング装置

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JPH10203506A
JPH10203506A JP9009931A JP993197A JPH10203506A JP H10203506 A JPH10203506 A JP H10203506A JP 9009931 A JP9009931 A JP 9009931A JP 993197 A JP993197 A JP 993197A JP H10203506 A JPH10203506 A JP H10203506A
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carrier
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Atsushi Sasaki
淳 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1サイクルタイムを延ばすことなく、圧着の
時間を増やし、安定した圧着が行われるようにする。 【構成】 キャリアテープ1はスプロケット3、4によ
り1ピッチずつ送られる。IC挿入位置において、キャ
リアテープ1のポケット1aにICが挿入され、その数
ピッチ後方にクランプ移動ユニット10が設けられてお
り、ここでカバーテープ7がキャリアテープ1に重ね合
わされる。キャリアテープの1ピッチの移動が完了する
と、テープ圧着ツール11が下降してキャリアテープ受
け22との間にキャリアテープ1とカバーテープ7とを
クランプし、熱圧着が開始される。その状態でスプロケ
ット3、4の回転が始まり、それと同期してテープ圧着
ツール11とキャリアテープ受け22も移動を開始して
1ピッチのテープ送りが行われる。その後、圧着ツール
11とテープ受け22はもとの位置に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICなどの電子部
品をキャリアテープ内に収容しカバー膜にてカバーする
エンボステーピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICなどの電子部品の出荷形態に、電子
部品をキャリアテープのポケット内に収容しリールに巻
き取った状態で出荷する方式がある。図7は、電子部品
詰め込み状態を説明するための斜視図であって、長尺の
樹脂成形品であるキャリアテープ31には部品を収納す
るためのポケット31aが形成され、さらにテープ送り
するための送り用ピン穴(スプロケットホール)がテー
プの片側に等ピッチ間隔で開口されている。エンボステ
ーピング装置において、ポケット31a内にIC9が収
納された後、カバーテープが重ねられ熱圧着される。
【0003】図8は、従来のエンボステーピング装置の
概略を示す構成図である。供給リール32から引き出さ
れたキャリアテープ31は、送りピン33a、34aを
有するスプロケット33、34が一定量ずつ回転するこ
とにより1ピッチ(1ポケット分)ずつ間欠的に搬送さ
れる。搬送の途中でIC9がIC挿入ハンド(図示な
し)によりキャリアテープ31のポケット31a内に挿
入される。その数ピッチ後には、カバーテープリール3
6から送りだされたカバーテープ37がキャリアテープ
31のポケット31a上を塞ぐように合わせられる。そ
の状態でテープが停止すると、圧着部30のエアシリン
ダ30aが作動して圧着ツール30bが降下してカバー
テープ77をキャリアテープ上に熱圧着する。ICが挿
入され、カバーテープによりカバーされたキャリアテー
プ31は、収納リール35に巻き取られる。なお、リー
ルより引き出されたキャリアテープ31とカバーテープ
37には、テンション付与部材38a、38bにより一
定のテンションがかけられている。
【0004】図9は、カバーテープの熱圧着時の状態を
示す、テープ搬送方向からみた断面図である。圧着ツー
ル30bは、テープ搬送方向からみて凹形を上下反転し
た形状をなしており、内部にはヒータ39が埋め込まれ
これにより150℃前後に熱せられている。キャリアテ
ープ31とカバーテープ37がキャリアテープ受け40
上を紙面垂直方向に搬送されてきて停止すると、図9に
示されるように、圧着ツール30bが下降して、キャリ
アテープ受け40との間に両テープを挟み込んで熱圧着
を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のテーピ
ング装置では、エンボステーピング設備の設備インデッ
クス(1サイクルタイム)は通常MIN1.2秒/個で
あり、その範囲内でテープの圧着時間が振り分けられ
る。したがって、たとえテープ等の材質が変わったり、
品質上テープの貼り付け強度をコントロールしようとし
ても所定のインデックスを使用している限り圧着時間を
延ばすことはできない。実際は、圧着圧力とヒータ温度
のみで条件出しを行っているが圧着時間が大きくできな
い分、条件設定には困難を伴う。
【0006】その状況を図10を参照してより詳しく説
明する。図10は、従来のエンボステーピング装置にお
ける設備インデックスを示すメカニカルタイミングチャ
ートである。装置は、通常インデックステーブル(カム
倣い装置)等を使い1サイクルが約1.2秒で処理され
る。図にはスプロケット動作によるキャリアテープ送
り、IC供給作業、ツール圧着のメカニカルタイミング
を0°から360°間で示してある。
【0007】この場合、右から左ヘキャリアテープを1
ピッチ送り完了後(図の0°位置)IC挿入ハンドが、
ICを吸着しICをポケットに挿入してから所定位置に
戻る動作に0°〜270°までの約0.9秒がかかる。
また、同時に圧着ツールがエアシリンダにより下降動作
に入るが、ツール圧着動作はIC供給作業が完了するま
でに終了しなければならないため、このエアシリンダ上
下動作時間を差し引くと圧着時間は0.3秒しか割り振
ることができない。この短い時間では圧着ツールから十
分熱、圧着圧力を作用させることは困難である。また、
ヒータ温度を上げ過ぎるとカバーテープが変形したり、
圧着圧力を上げすぎるとテープ切れを生じてしまう。
【0008】また、従来のテーピング装置では、キャリ
アテープは圧着ステージの前後に存在するガイドレール
(図2参照)に乗って左右方向(テープ搬送方向に対し
て垂直方向)にガイドがあるだけで、位置決めされてお
らず、通常は作業者による圧着ツールの左右方向の位置
合せで合わせられる。而して、キャリアテープは、成形
品であり実際は平らではない。特にポケット周囲はRぎ
みになっている。よって、ツールを垂直に降ろしていく
とツールの当たり方によりキャリアテープがずれる場合
が生じる。これは、テープそのものが変形しやすいため
であり、このずれは圧着部前後に左右方向のレールガイ
ドがあっても修正されない。そのため、キャリアテープ
に対する圧着ツールの位置がずれてカバーテープの圧着
面積が不足してカバーテープ剥がれを生じてしまう。よ
って、本発明の解決すべき課題は、第1に、圧着ツール
のキャリアテープおよびカバーテープに対する圧着時間
を設備インデックスを変更することなく増加させること
であり、第2に、圧着ツールで圧着する際のキャリアテ
ープの位置ずれを防ぐことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明によれば、圧着ツールでキャリアテープをク
ランプしたままテープ送りを行うエンボステーピング装
置が提供される。また、本発明によれば、圧着ツールに
キャリアテープ位置決めピンが併設され、テープ圧着に
先立ってキャリアテープのスプロケットホールに位置決
めピンを挿入することにより圧着ツールとキャリアテー
プの位置合わせを行うことができるテーピング装置が提
供される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるエンボステーピング
装置は、エンボスキャリアテープ(1)を1ピッチずつ
間欠的に移動させるテープ搬送手段(3、4)と、エン
ボスキャリアテープを供給するキャリアテープ供給部
(2)と、エンボスキャリアテープを巻き取るキャリア
テープ収納部(5)と、前記エンボスキャリアテープに
形成されたポケット(1a)に部品を供給する部品供給
部と、ポケット内に部品が供給された状態の前記エンボ
スキャリアテープ上に接着されるカバーテープ(7)を
供給するカバーテープ供給部(6)と、搬送される前記
エンボスキャリアテープの下に配置されるキャリアテー
プ受け(22)と、上下動可能で前記キャリアテープ受
けとの間に前記エンボスキャリアテープと前記カバーテ
ープとを挟み込んで両者を熱圧着する熱圧着ツール(1
1)と、を備え、前記キャリアテープ受けと前記熱圧着
ツールとはテープの搬送方向に往復運動が可能であっ
て、熱圧着時には前記テープ搬送手段と同期して両テー
プをクランプした状態でテープ搬送方向に移動できるこ
とを特徴としている。
【0011】そして、より好ましくは、前記熱圧着ツー
ル(11)の支持体(16)には複数のテープ位置決め
ピン(21)が保持され、前記キャリアテープ受け(2
2)には前記テープ位置決めピンに対応するピン穴(2
2a)が開口されており、前記熱圧着ツールが降下する
際には前記キャリアテープ受けとの間に両テープをクラ
ンプするのに先立って前記テープ位置決めピンがエンボ
スキャリアテープ(1)に開口されているスプロケット
ホール(1b)に挿通することによって前記エンボスキ
ャリアテープの位置決めが行われる。
【0012】[作用]上記のように構成されたテーピン
グ装置によれば、熱圧着ツールおよびこれと対をなすキ
ャリアテープ受けとによってカバーテープとキャリアテ
ープとをクランプし、その状態で1ピッチ分の距離を移
動する。これにより、テープ送り時間と圧着時間とを共
用化させることができ、従来よりも圧着時間を1.5倍
から2倍に増加させることができる。また、熱圧着ツー
ルに併設された位置決めピンがキャリアテープのスプロ
ケットホールに挿入された時点で熱圧着ツールとキャリ
アテープとの位置出しが完全に行われ、キャリアテープ
の位置ずれおよび変形を補正して圧着面積の減少を抑え
ることができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 [第1の実施例]図1は、本発明の第1の実施例のエン
ボステーピング装置の全体の構成を示す概略図である。
供給リール2より引き出されたキャリアテープ1はテン
ション付与部材8aにより一定のテンションが与えられ
た状態で、送りピン3a、4aを有するスプロケット
3、4により1ピッチずつ送られる。その搬送途中に設
けられたIC挿入位置において、キャリアテープ1のポ
ケット1aにICが挿入される。IC挿入位置の数ピッ
チ後方にテープ圧着ツール11、テープ位置決めピン2
1およびキャリアテープ受け22を備えるクランプ移動
ユニット10が設けられており、ここでカバーテープリ
ール6より引き出されたカバーテープ7がキャリアテー
プ1に重ね合わされる。キャリアテープ1の1ピッチの
移動が完了すると、テープ圧着ツール11が下降してキ
ャリアテープ受け22との間にキャリアテープ1とカバ
ーテープ7とをクランプし、熱圧着が開始される。その
状態でスプロケット3、4の回転が始まり、それと同期
してテープ圧着ツール11とキャリアテープ受け22も
移動を開始して1ピッチのテープ送りが行われる。この
とき、テープ圧着ツールとキャリアテープ受けは両テー
プをクランプしたままであるので、その間圧着動作は継
続される。1ピッチのテープ送りが完了するとスプロケ
ット3、4とテープ圧着ツール11とキャリアテープ受
け22は停止し(図の破線位置)、次いでテープ圧着ツ
ール11は上昇し、その後キャリアテープ受け22とと
もにテープ圧着ツール11は元の位置に復帰し、1サイ
クルが終了する。カバーテープの圧着されたキャリアテ
ープは、テンション付与部材8cにより一定のテンショ
ンが加えられつつ収納リール5に巻き取られる。なお、
カバーテープの搬送は、キャリアテープ受け22とテー
プ圧着ツール11とでテープをクランプして移動するす
ることによって行われるが、その際にカバーテープ7に
はテンション付与部材8bにより一定のテンションが加
えられる。
【0014】図2は、クランプ移動ユニット10の構成
を示す斜視図である。クランプ移動ユニット10のキャ
リアテープ1の長手方向(X方向)への移動は、固定部
12a、可動部12b、スクリュー12cおよびポール
12dを有するX軸移動ユニット12により行われる。
図外モータの回転によりスクリュー12cが回転しこれ
により可動部12bがX方向へ送られる。可動部12b
にはベース板(A)13が取り付けられている。このベ
ース板(A)13の下方には、L字部品(下)23を介
してキャリアテープ受け22が配置されている。
【0015】また、ベース板(A)13の上方には、ジ
グシリンダ14aおよびシャフト14bを有するZ軸移
動ユニット14が配置され、ジグシリンダ14aはベー
ス板(A)13に固着され、またシャフト14bにはベ
ース板(B)15が螺着されている。ジグシリンダ14
aは図外パイプを介してコンプレッサに接続されてお
り、エアの遮断/流入によりシャフト14bが上下動で
きるように構成されている。ベース板(A)13とベー
ス板(B)15との間には、スライドリニアベアリング
20が配置され、リニアスライドベアリング20の固定
部20aはベース板(A)13に固着され、またそのス
ライド部20bはベース板(B)15に固着されてい
る。べ一ス板(B)15にはL字部品(上)16が固定
されており、このL字部品(上)16には断熱部材を介
してテープ圧着ツール11が固定されている。テープ圧
着ツール11にはヒータ17と熱電対18が埋め込み込
まれておりこれによりツールが所定の温度(150℃程
度)を維持できるようになされている。L字部品(上)
16には、またキャリアテープ1の位置決めを行うため
のテープ位置決めピン21が3本保持されている。位置
決めピン21の直径はキャリアテープ1の送り用ピン穴
1bより細くなっている。このクランプ移動ユニット1
0のテープ送り方向の前後には、キャリアテープ1のY
方向の動きを規制する送りガイドレール24が配置され
るが、図には後方に配置されるもののみが示されてい
る。
【0016】次に、図3を参照して、テープ圧着ツール
11とキャリアテープ受け22についてより詳細に説明
する。キャリアテープ1の圧着面に当たる部分の真下
に、ポケット1aが触れないように逃げの溝が形成され
た、断面形状が凹字状のキャリアテープ受け22が配置
され、このテープ受け22の上面はキャリアテープ1の
平坦部の下面に接している。そして、このキャリアテー
プ受け22には、テープ位置決めピン21に対応した位
置に、上下方向に貫通したテープ位置決めピン穴22a
が3ヶ所開口されている。また、キャリアテープ受け2
2の左右には、キャリアテープ1のY方向の動きを規制
することのできるテープガイド22bが設けられてい
る。このキャリアテープ受け22のテープ送り方向の長
さはキャリアテープ1のポケット1aの2ピッチ分であ
る。また、このテープ受け22は、耐摩耗性の高いSK
材を用いて形成され焼き加工が施してある。
【0017】L字部品(上)16に断熱部材19を介し
て固着されているテープ圧着ツール11は、断面が凹形
を逆さまにした形状をなしており、キャリアテープ1と
重ねたカバーテープ7の端面から0.5〜1mm程度
(パッケージにより異なる)の範囲を、つまりカバーテ
ープ7の端面からキャリアテープ1の上面の水平な範囲
を上から押せるように“げたの歯”形状をなしている。
また、圧着ツール11のテープ送り方向の長さは(1+
α)ピッチ分あり、ここでのαは前後のポケット単位で
重なる分である。このテープ圧着ツール11は、耐摩耗
性に優れたステンレス鋼を用いて形成されている。しか
し、熱伝導を優先させる場合には耐摩耗性は若干落ちる
もののステンレス鋼に代え真鍮、りん青銅等の銅系材料
を用いてこのツールを形成してもよい。
【0018】(動作の説明)次に、本発明の第1の実施
例の動作について図1〜図5を参照して詳細に説明す
る。ここで動作を説明する前にまず設備の初期状態につ
いて説明する。キャリアテープ1を手で供給リール2よ
り引き出してテンション付与部材8aに掛け、スプロケ
ット3の送りピン3aに掛けて通し、手前側の送りガイ
ドレール、キャリアテープ受け22および後方側の送り
ガイドレール上に載せて通し、スプロケット4の送りピ
ン4aに掛けて通し、収納リール部23に巻き取らせ
る。キャリアテープ1は、キャリアテープ受け32と触
れない程度に浮かせてある。カバーテープ7は、テープ
圧着ツール11下を通しキャリアテープ1上に合わせ、
クランプ移動ユニット10によりテープ圧着しながらス
プロケット3、4を作動させて数ピッチ収納側に送る。
【0019】次に、この初期状態からの動作を主として
図4を参照して説明する。スプロケット3、4によりキ
ャリアテープ1が1ピッチ送られる〔図4(a)〕。す
るとL字部品(上)16が下降を始め、まず3本のテー
プ位置決めピン21の先端がキャリアテープ1の3ヶ所
の送り用ピン穴1bに挿入され、キャリアテープ1の位
置を補正しながら、テープ圧着ツール11が下降しカバ
ーテープ7とキャリアテープ1とをキャリアテープ受け
22とで挟んで、テープに対して3kg/cm 2 前後の
圧力が加わるようにする〔図4(b)〕。このテープを
クランプした状態のまま、スプロケット3、4によるテ
ープ送りと同じ速度でX軸移動ユニット12により1ピ
ッチ移動する〔図4(c)〕。1ピッチの移動が終了し
た後、テープ圧着ツール11は上昇しかつ元の位置(右
側原点)に戻る。このとき、キャリアテープ受け22も
同時に元の位置に復帰する〔図4(d)〕。
【0020】本発明のエンボステーピング装置は、図5
に示す設備インデックスにて動作する。1サイクルを約
1.2秒で動作可能であり、図にはスプロケット動作に
よるキャリアテープ送り、IC供給作業、クランプ移動
ユニットのX軸移動、Z軸移動、およびツール圧着時間
のメカニカルタイミングチャートを0°から360°間
で示してある。キャリアテープの右から左への1ピッチ
移送の完了(0°位置)後、IC挿入ハンドによる図示
されない位置よりICを吸着し、ポケットに挿入する
(270°位置)までの0.9秒の間に、テープ圧着ツ
ールは0.3秒経過するまではクランプ状態を維持し
(90°位置)、その後上昇し(Z軸)、上昇が完了し
たら高速で所定ピッチ分戻り(X軸)(180°位
置)、再度下降してキャリアテープとカバーテープをク
ランプする(270°位置)。
【0021】テープ圧着ツールの上昇および復帰は、キ
ャリアテープの送り用ピン穴からテープ位置決めピンが
はずれたタイミングで、X軸方向をモータで高速移動で
きるため、90°〜180°間の約0.3秒で動作を完
了できる。よって、テープ圧着ツールの圧着時間は、2
70°〜90°間の0.6秒となる。
【0022】[第2の実施例]図6は、本発明の第2の
実施例の圧着部の状態を示す断面図である。第2の実施
例の第1の実施例と相違する点は、第2の実施例におい
てはテープ圧着ツール11を保持するL字部品(上)1
6に、テープ押さえ25aとスプリング25bとを有す
るテープ押さえ部25が設けられた点である。L字部品
(上)16は横に広げられており、両脇にテープ押さえ
25aを通すためのテープ押さえ穴16aが開けられて
いる。テープ押さえ25aはスプリング25bを通して
穴16aに挿通され、上下動できるようになっている。
テープ押さえ25aの両端には押圧部を構成するためお
よび抜け落ち防止のために鍔状部が形成されている。テ
ープ押さえ25aの先端に形成された押圧部の下面は平
坦になされており、非動作状態でテープ位置決めピン2
1の先端より少し下がった高さになっている。スプリン
グ25bは、L字部品(上)16が下降した際に、カバ
ーテープ7やキャリアテープ1にダメージを与えること
がなく、かつテープ位置決めピン21でアラインメント
できる程度の強さのバネ定数を持つ。
【0023】(動作の説明)本実施例のテーピング装置
では、テープ圧着ツール11を下降させた際に、テープ
押さえ25aが最初にカバーテープ7やキャリアテープ
1を軽く押さえてから、テープ位置決めピン21をキャ
リアテープ1の送り用ピン穴1bに挿入するようになっ
ている。第1の実施例の装置では、テープ位置決めピン
を挿入する際に、カバーテープやキャリアテープが浮い
ている場合にはピンがうまく挿入されず位置決めピンに
よりキャリアテープなどにダメージを与えてしまう。し
かし、本実施例の装置では、テープ押さえ25aで先に
テープの浮きを押さえてから位置決めピンを挿入してい
るので、ピンの挿入がスムースに行われ、キャリアテー
プにダメージを与えることが防止される。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテーピン
グ装置は、テープ圧着ツールがキャリアテープとカバー
テープとをクランプした状態で、テープ搬送用スプロケ
ットと同期してテープを搬送するものであるので、テー
プの圧着時間を従来の1.5倍から2倍にすることがで
きる。したがって、本発明によれば、圧着の条件設定が
容易になり、また不良を発生させることなく、安定した
テーピングを行うことが可能になる。また、キャリアテ
ープのスプロケットホール挿入される位置決めピンを圧
着ツールに併設したので、テープの位置決めが行われた
後に圧着を行うことができるようになり、位置ずれに起
因する圧着面積の減少を防止して十分の圧着面積を確保
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の全体の構成を示す概
略図。
【図2】 本発明の第1の実施例のクランプ移動ユニッ
トの斜視図。
【図3】 本発明の第1の実施例の圧着ツールによるテ
ープクランプ状態を示す断面図。
【図4】 本発明の第1の実施例の動作説明図。
【図5】 本発明の第1の実施例の動作を説明するため
のメカニカルタイミングチャート。
【図6】 本発明の第2の実施例を説明するための圧着
ツール部の断面図。
【図7】 キャリアテープとテーピング動作を説明する
ための斜視図。
【図8】 従来例の全体の構成を示す概略図。
【図9】 従来例の圧着動作を説明するための断面図。
【図10】 従来例の動作を説明するためのメカニカル
タイミングチャート。
【符号の説明】
1、31 キャリアテープ 1a、31a ポケット 1b、31b 送り用ピン穴 2、32 供給リール 3、4、33、34 スプロケット 3a、4a、33a、34a 送りピン 5、35 収納リール 6、36 カバーテープリール 7、37 カバーテープ 8a〜8c、38a、38b テンション付与部材 9 IC 10 クランプ移動ユニット 11 テープ圧着ツール 12 X軸移動ユニット 12a 固定部 12b 可動部 12c スクリュー 12d ポール 13 ベース板(A) 14 Z軸移動ユニット 14a ジグシリンダ 14b シャフト 15 ベース板(B) 16 L字部品(上) 16a テープ押さえ穴 17、39 ヒータ 18 熱電対 19 断熱部材 20 スライドリニアベアリング 20a 固定部 20b スライド部 21 テープ位置決めピン 22、40 キャリアテープ受け 22a テープ位置決めピン穴 22b テープガイド 23 L字部品(下) 24 送りガイドレール 25 テープ押さえ部 25a テープ押さえ 25b スプリング 30 圧着部 30a エアシリンダ 30b 圧着ツール

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンボスキャリアテープを1ピッチずつ
    間欠的に移動させるテープ搬送手段と、エンボスキャリ
    アテープを供給するキャリアテープ供給部と、エンボス
    キャリアテープを巻き取るキャリアテープ収納部と、前
    記エンボスキャリアテープに形成されたポケットに部品
    を供給する部品供給部と、ポケット内に部品が供給され
    た状態の前記エンボスキャリアテープ上に接着されるカ
    バーテープを供給するカバーテープ供給部と、搬送され
    る前記エンボスキャリアテープの下に配置されるキャリ
    アテープ受けと、上下動可能で前記キャリアテープ受け
    との間に前記エンボスキャリアテープと前記カバーテー
    プとを挟み込んで両者を熱圧着する熱圧着ツールと、を
    備えるエンボステーピング装置において、前記キャリア
    テープ受けと前記熱圧着ツールとはテープの搬送方向に
    往復運動が可能であって、熱圧着時には前記テープ搬送
    手段と同期して両テープをクランプした状態でテープ搬
    送方向に移動することを特徴とするエンボステーピング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記熱圧着ツールの支持体には複数のテ
    ープ位置決めピンが固着され、前記キャリアテープ受け
    には前記テープ位置決めピンに対応するピン穴が開口さ
    れており、前記熱圧着ツールが降下する際には前記キャ
    リアテープ受けとの間に両テープを挟持するのに先立っ
    て前記テープ位置決めピンがエンボスキャリアテープに
    開口されているスプロケットホールに挿通することによ
    って前記エンボスキャリアテープの位置決めが行われる
    ことを特徴とする請求項1記載のエンボステーピング装
    置。
  3. 【請求項3】 前記熱圧着ツールの支持体にはテープ押
    さえ部が備えられており、これによりキャリアテープお
    よびカバーテープを軽く押さえた状態で、前記テープ位
    置決めピンが前記キャリアテープのスプロケットホール
    に挿通されることを特徴とする請求項2記載のエンボス
    テーピング装置。
  4. 【請求項4】 前記テープ押さえ部は、テープ押さえピ
    ンとこれを下方に付勢するスプリングを備えており、前
    記支持体には前記テープ押さえピンを上下動可能に通す
    ことのできる穴が開口されていることを特徴とする請求
    項3記載のエンボステーピング装置。
JP9009931A 1997-01-23 1997-01-23 エンボステーピング装置 Expired - Lifetime JP2894488B2 (ja)

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