JPH10203751A - 2:1ローピングエレベータの主索交換方法及びその装置 - Google Patents
2:1ローピングエレベータの主索交換方法及びその装置Info
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- JPH10203751A JPH10203751A JP1260697A JP1260697A JPH10203751A JP H10203751 A JPH10203751 A JP H10203751A JP 1260697 A JP1260697 A JP 1260697A JP 1260697 A JP1260697 A JP 1260697A JP H10203751 A JPH10203751 A JP H10203751A
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- rope
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設主索の回収が簡便に行える2:1ローピ
ングエレベータの主索交換方法の提供と、主索交換時に
昇降路内機器の破損と建物の汚損を防止し、新設主索の
撚りを戻せる2:1ローピングエレベータの主索交換装
置の提供。 【解決手段】 既設及び新設の主索1を昇降させると
き、一端をシンブルロッド2A、2Bに螺結させ他端を
ウィンチ8、8Aに装着するロープ吊り具9、9A、9
B、既設主索1bの取り外し及び新設主索1a取り付け
のとき、機械室3の床にシンブルロッド2A、2Bを固
定するシンブルロッド固定雇11、既設及び新設の主索
1に沿って上下方向に案内可能なガイド孔13Ca、1
3Cb、13Ccと既設及び新設の主索を昇降させる昇
降体1a、8Aが着脱可能な取付体13Dを有する主索
昇降ガイド体13、既設主索1bを乗りかご5の上で切
断するとき、主索1の切断箇所の下方に装着する主索保
持装置12を備えている。
ングエレベータの主索交換方法の提供と、主索交換時に
昇降路内機器の破損と建物の汚損を防止し、新設主索の
撚りを戻せる2:1ローピングエレベータの主索交換装
置の提供。 【解決手段】 既設及び新設の主索1を昇降させると
き、一端をシンブルロッド2A、2Bに螺結させ他端を
ウィンチ8、8Aに装着するロープ吊り具9、9A、9
B、既設主索1bの取り外し及び新設主索1a取り付け
のとき、機械室3の床にシンブルロッド2A、2Bを固
定するシンブルロッド固定雇11、既設及び新設の主索
1に沿って上下方向に案内可能なガイド孔13Ca、1
3Cb、13Ccと既設及び新設の主索を昇降させる昇
降体1a、8Aが着脱可能な取付体13Dを有する主索
昇降ガイド体13、既設主索1bを乗りかご5の上で切
断するとき、主索1の切断箇所の下方に装着する主索保
持装置12を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2:1ローピング
エレベータの主索交換方法及びその装置に関する。
エレベータの主索交換方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータの主索を既設主索から
新設主索へ交換するときウィンチが使用される。このウ
ィンチを用いたエレベータの主索方法として、主索の両
端を上部で綱止めし、かご側及び釣合い錘側にそれぞれ
設けられた吊り車に主索を掛け渡し、巻上機の駆動によ
って昇降路内の乗りかごを懸垂しながら昇降させる2:
1ローピングエレベータの主索交換方法において、上部
階の床面より昇降路内のほぼ中央部に差し出した第1の
導板と、下部階の床面より釣合い錘の上端面に掛け渡し
た第2の導板とを仮設し、第1の導板上にロープ巻取り
機及びロープ繰出し機を設置し、新旧主索の仮中継によ
り旧主策の回収及び新主策の送給を行うようにした2:
1ローピングエレベータの主索交換方法が特開昭63−
282080号公報に記載されている。
新設主索へ交換するときウィンチが使用される。このウ
ィンチを用いたエレベータの主索方法として、主索の両
端を上部で綱止めし、かご側及び釣合い錘側にそれぞれ
設けられた吊り車に主索を掛け渡し、巻上機の駆動によ
って昇降路内の乗りかごを懸垂しながら昇降させる2:
1ローピングエレベータの主索交換方法において、上部
階の床面より昇降路内のほぼ中央部に差し出した第1の
導板と、下部階の床面より釣合い錘の上端面に掛け渡し
た第2の導板とを仮設し、第1の導板上にロープ巻取り
機及びロープ繰出し機を設置し、新旧主索の仮中継によ
り旧主策の回収及び新主策の送給を行うようにした2:
1ローピングエレベータの主索交換方法が特開昭63−
282080号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、新設
主索と既設主索を連結させて既設主索を巻き取りながら
新設主索を巻き掛けるようにしたため、既設主索の切断
が不必要となるが巻き取った既設主索の重量が大とな
り、既設主索の回収には器材と人手が掛るという問題が
あった。
主索と既設主索を連結させて既設主索を巻き取りながら
新設主索を巻き掛けるようにしたため、既設主索の切断
が不必要となるが巻き取った既設主索の重量が大とな
り、既設主索の回収には器材と人手が掛るという問題が
あった。
【0004】また、新設主索と既設主索を連結させるこ
とにより、新設及び既設主索いずれかの撚りが戻るとき
に生じる回転力によって、新設及び既設主索が昇降路内
を動きまわり昇降路内機器に衝突して昇降路内機器を破
損させたり、汚れて撚りがある既設主索を巻き取り回収
するときに建物や作業者の衣服を汚したり、作業者に傷
を負わすという問題があった。
とにより、新設及び既設主索いずれかの撚りが戻るとき
に生じる回転力によって、新設及び既設主索が昇降路内
を動きまわり昇降路内機器に衝突して昇降路内機器を破
損させたり、汚れて撚りがある既設主索を巻き取り回収
するときに建物や作業者の衣服を汚したり、作業者に傷
を負わすという問題があった。
【0005】また、新設主索は一端が既設主索に接続さ
れ、他端が主索ドラムに巻き掛けられているので、新設
主索の撚りを完全に戻すことができず、主索取り替え後
に複数本の主索で撚りの戻り度合の差による主索張力の
差が生じ、主索を巻き掛ける綱車の溝に摩耗差が発生す
る問題があった。
れ、他端が主索ドラムに巻き掛けられているので、新設
主索の撚りを完全に戻すことができず、主索取り替え後
に複数本の主索で撚りの戻り度合の差による主索張力の
差が生じ、主索を巻き掛ける綱車の溝に摩耗差が発生す
る問題があった。
【0006】本発明の第1の目的は、既設主索の回収が
簡便に行える2:1ローピングエレベータの主索交換方
法を提供することにある。
簡便に行える2:1ローピングエレベータの主索交換方
法を提供することにある。
【0007】又、本発明の第2の目的は、主索交換時に
昇降路内機器の破損と建物の汚損を防止するとともに、
新設主索の撚りを戻すことのできる2:1ローピングエ
レベータの主索交換装置を提供することにある。
昇降路内機器の破損と建物の汚損を防止するとともに、
新設主索の撚りを戻すことのできる2:1ローピングエ
レベータの主索交換装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明は、機械室の床部に主索の両端に接続
される第1のシンブルロッド及び第2のシンブルロッド
がバネを介して設置され、前記第1のシブルロッドと巻
上機プーリから垂下させた前記主索を乗りかご上部に設
けたかご上プーリに巻き掛け、前記巻上機プーリと前記
第2のシンブルロッドから垂下させた前記主索を釣合い
錘上部に設けた釣合い錘プーリに巻き掛けるようにした
2:1ローピングエレベータの主索交換方法であって、
前記釣合い錘を昇降路底部で支持するとともに、前記乗
りかごを昇降路頂部で吊り上げた後固設して既設主索の
張力を無効とした状態で、複数本の主索を少なくとも1
本づつ交換する2:1ローピングエレベータの主索交換
方法において、前記乗りかごを最上階近傍に停止させた
状態で前記既設主索の張力を無効とした後、前記既設主
索の1本を前記釣合い錘プーリ上部の第1切断箇所で切
断し、ウィンチに取り付けられたロープ吊り具に前記第
2のシンブルロッドの頂部を螺着させて前記第1切断箇
所から前記第2のシンブルロッドまでの前記既設主索を
前記ウィンチで吊り下げて回収し、前記釣合い錘プーリ
と前記巻上機プーリ間の前記既設主索を前記巻上機プー
リの近傍にて主索保持装置で把持した後、この把持部分
の上方の第2切断箇所で概主索を切断し、前記主索保持
装置に前記ロープ吊り具を取り付けて前記第1切断箇所
から前記第2切断箇所までの前記既設主索を前記ウィン
チで吊り下げて回収し、前記第1のシンブルロッドから
前記かご上プーリへ垂下する前記既設主索の前記第2切
断箇所と略同位置の第3切断箇所で切断し、前記第2切
断箇所から前記第3切断箇所までの前記既設主索及び前
記第1のシンブルロッドから前記第3切断箇所までの前
記既設主索を前記機械室に引き上げて回収した後、次
に、新設主索は、最上階床から乗りかご天井に設けた救
出口を介し前記かご上プーリに巻き掛けて前記機械室に
引き上げ前記新設主索の一端にロープソケットを取り付
けた後、前記巻上機プーリに巻き掛け該当主索以外の主
索でガイドしながら昇降路へ下降させ、前記釣合い錘プ
ーリに巻き掛けて前記ロープソケットに前記第2のシン
ブルロッドを取り付け、前記ウィンチに取り付けられた
前記ロープ吊り具に前記第2のシンブルロッドを螺結さ
せて前記機械室に吊り上げ前記第2のシンブルロッドを
前記機械室床部に設置し、さらに、前記新設主索の他端
に前記ロープソケット及び前記第1のシンブルロッドを
取り付けた後、前記機械室に吊り上げ前記第1のシンブ
ルロッドを前記機械室床部に設置するようにしたもので
ある。
るために、本発明は、機械室の床部に主索の両端に接続
される第1のシンブルロッド及び第2のシンブルロッド
がバネを介して設置され、前記第1のシブルロッドと巻
上機プーリから垂下させた前記主索を乗りかご上部に設
けたかご上プーリに巻き掛け、前記巻上機プーリと前記
第2のシンブルロッドから垂下させた前記主索を釣合い
錘上部に設けた釣合い錘プーリに巻き掛けるようにした
2:1ローピングエレベータの主索交換方法であって、
前記釣合い錘を昇降路底部で支持するとともに、前記乗
りかごを昇降路頂部で吊り上げた後固設して既設主索の
張力を無効とした状態で、複数本の主索を少なくとも1
本づつ交換する2:1ローピングエレベータの主索交換
方法において、前記乗りかごを最上階近傍に停止させた
状態で前記既設主索の張力を無効とした後、前記既設主
索の1本を前記釣合い錘プーリ上部の第1切断箇所で切
断し、ウィンチに取り付けられたロープ吊り具に前記第
2のシンブルロッドの頂部を螺着させて前記第1切断箇
所から前記第2のシンブルロッドまでの前記既設主索を
前記ウィンチで吊り下げて回収し、前記釣合い錘プーリ
と前記巻上機プーリ間の前記既設主索を前記巻上機プー
リの近傍にて主索保持装置で把持した後、この把持部分
の上方の第2切断箇所で概主索を切断し、前記主索保持
装置に前記ロープ吊り具を取り付けて前記第1切断箇所
から前記第2切断箇所までの前記既設主索を前記ウィン
チで吊り下げて回収し、前記第1のシンブルロッドから
前記かご上プーリへ垂下する前記既設主索の前記第2切
断箇所と略同位置の第3切断箇所で切断し、前記第2切
断箇所から前記第3切断箇所までの前記既設主索及び前
記第1のシンブルロッドから前記第3切断箇所までの前
記既設主索を前記機械室に引き上げて回収した後、次
に、新設主索は、最上階床から乗りかご天井に設けた救
出口を介し前記かご上プーリに巻き掛けて前記機械室に
引き上げ前記新設主索の一端にロープソケットを取り付
けた後、前記巻上機プーリに巻き掛け該当主索以外の主
索でガイドしながら昇降路へ下降させ、前記釣合い錘プ
ーリに巻き掛けて前記ロープソケットに前記第2のシン
ブルロッドを取り付け、前記ウィンチに取り付けられた
前記ロープ吊り具に前記第2のシンブルロッドを螺結さ
せて前記機械室に吊り上げ前記第2のシンブルロッドを
前記機械室床部に設置し、さらに、前記新設主索の他端
に前記ロープソケット及び前記第1のシンブルロッドを
取り付けた後、前記機械室に吊り上げ前記第1のシンブ
ルロッドを前記機械室床部に設置するようにしたもので
ある。
【0009】このような方法により、既設主索は、釣合
い錘プーリ上部の第1切断箇所、かご上プーリと巻上機
プーリ間の既設主索を主索保持装置で把持した上方の第
2切断箇所、第1のシンブルロッドからかご上プーリへ
垂下する既設主索の前記第2切断箇所と略同位置の第3
切断箇所で切断し、第1切断箇所から第3切断箇所で切
断の都度既設主索の回収を行い、すなわち、第1切断箇
所から第2のシンブルロッドまでをウィンチで吊り下げ
て回収し、第1切断箇所から第2切断箇所までをウィン
チで吊り下げて回収し、第2切断箇所から第3切断箇所
まで及び第1のシンブルロッドから第3切断箇所までを
機械室に引き上げて回収した後、新設主索を主索以外の
主索でガイドさせながら配設し、第2のシンブルロッド
の取り付け後に第1のシンブルロッドを機械室床部に取
り付けるようにした。このように、既設主索は3箇所で
切断されるので、主索回収後の運搬は人手で行うことが
でき、重量物を運ぶ特別な機器が不必要となる。
い錘プーリ上部の第1切断箇所、かご上プーリと巻上機
プーリ間の既設主索を主索保持装置で把持した上方の第
2切断箇所、第1のシンブルロッドからかご上プーリへ
垂下する既設主索の前記第2切断箇所と略同位置の第3
切断箇所で切断し、第1切断箇所から第3切断箇所で切
断の都度既設主索の回収を行い、すなわち、第1切断箇
所から第2のシンブルロッドまでをウィンチで吊り下げ
て回収し、第1切断箇所から第2切断箇所までをウィン
チで吊り下げて回収し、第2切断箇所から第3切断箇所
まで及び第1のシンブルロッドから第3切断箇所までを
機械室に引き上げて回収した後、新設主索を主索以外の
主索でガイドさせながら配設し、第2のシンブルロッド
の取り付け後に第1のシンブルロッドを機械室床部に取
り付けるようにした。このように、既設主索は3箇所で
切断されるので、主索回収後の運搬は人手で行うことが
でき、重量物を運ぶ特別な機器が不必要となる。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明は、機械室の床部に主索の両端に接続される第1
のシンブルロッド及び第2のシンブルロッドがバネを介
して設置され、前記第1のシンブルロッドと巻上機プー
リから垂下させた前記主索を乗りかご上部に設けたかご
上プーリに巻き掛け、前記巻上機プーリと前記第2のシ
ンブルロッドから垂下させた前記主索を釣合い錘上部に
設けた釣合い錘プーリに巻き掛けるようにした2:1ロ
ーピングエレベータの主索交換装置であって、前記釣合
い錘を昇降路底部で支持するとともに、前記乗りかごを
昇降路頂部で吊り上げた後固設して既設主索の張力を無
効とした状態で、複数本の主索を少なくとも1本づつ交
換する2:1ローピングエレベータの主索交換装置にお
いて、前記既設及び前記新設の主索を昇降させるとき、
一端をシンブルロッドに螺結させ他端をウィンチに装着
するロープ吊り具と、前記既設主索の取り外し及び前記
新設の主索取り付けのとき、前記機械室の床に前記シン
ブルロッドを固定するシンブルロッド固定雇と、前記既
設及び前記新設の主索に沿って上下方向に案内可能なガ
イド穴と既設及び新設の主索を昇降させる昇降体が着脱
可能な取付体を有する主索昇降ガイド体と、前記既設主
索を前記乗りかごの上で切断するとき、前記主索の切断
箇所の下方に装着する主索保持装置とを備えたものであ
る。
本発明は、機械室の床部に主索の両端に接続される第1
のシンブルロッド及び第2のシンブルロッドがバネを介
して設置され、前記第1のシンブルロッドと巻上機プー
リから垂下させた前記主索を乗りかご上部に設けたかご
上プーリに巻き掛け、前記巻上機プーリと前記第2のシ
ンブルロッドから垂下させた前記主索を釣合い錘上部に
設けた釣合い錘プーリに巻き掛けるようにした2:1ロ
ーピングエレベータの主索交換装置であって、前記釣合
い錘を昇降路底部で支持するとともに、前記乗りかごを
昇降路頂部で吊り上げた後固設して既設主索の張力を無
効とした状態で、複数本の主索を少なくとも1本づつ交
換する2:1ローピングエレベータの主索交換装置にお
いて、前記既設及び前記新設の主索を昇降させるとき、
一端をシンブルロッドに螺結させ他端をウィンチに装着
するロープ吊り具と、前記既設主索の取り外し及び前記
新設の主索取り付けのとき、前記機械室の床に前記シン
ブルロッドを固定するシンブルロッド固定雇と、前記既
設及び前記新設の主索に沿って上下方向に案内可能なガ
イド穴と既設及び新設の主索を昇降させる昇降体が着脱
可能な取付体を有する主索昇降ガイド体と、前記既設主
索を前記乗りかごの上で切断するとき、前記主索の切断
箇所の下方に装着する主索保持装置とを備えたものであ
る。
【0011】また、このように構成したので、既設及び
新設の主索を昇降させるウィンチに撚り戻し雇を介在さ
せ、また、既設及び新設の主索を昇降させるとき、主索
昇降ガイド体の主索が挿通可能な挿通孔に両端をシンブ
ルロッドで機械室に取り付けられた主索を挿入してガイ
ドしながら昇降させるようにしたので、主索の撚りが昇
降させながら戻るとともに、撚りが戻るときに主索が振
れて昇降路内機器に衝突することもない。
新設の主索を昇降させるウィンチに撚り戻し雇を介在さ
せ、また、既設及び新設の主索を昇降させるとき、主索
昇降ガイド体の主索が挿通可能な挿通孔に両端をシンブ
ルロッドで機械室に取り付けられた主索を挿入してガイ
ドしながら昇降させるようにしたので、主索の撚りが昇
降させながら戻るとともに、撚りが戻るときに主索が振
れて昇降路内機器に衝突することもない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1〜図9を用いて説明する。
1〜図9を用いて説明する。
【0013】図1は本発明の2:1ローピングエレベー
タの主索交換方法の一実施形態を説明する昇降路の縦断
面図で、図2は本発明の一実施形態のロープ吊り具の装
着状態を示す図であり、図3は本発明の一実施形態のシ
ンブルロッド固定雇の取り付け状態を示す図であり、図
4は図3のA−A断面図であり、図5は本発明の一実施
形態のシンブルロッドにロープ吊り具の装着状態を示す
図であり、図6は本発明の一実施形態の主索保持装置で
既設主索を把持した状態を示す図であり、図7は本発明
の一実施形態の主索を下降させるときの主索昇降ガイド
体の取り付け図で、図8は本発明の一実施形態の主索を
上昇させるときの主索昇降ガイド体の取り付け図で、図
9は第1及び第2のシンブルロッドの機械室床への取り
付けを示す図である。
タの主索交換方法の一実施形態を説明する昇降路の縦断
面図で、図2は本発明の一実施形態のロープ吊り具の装
着状態を示す図であり、図3は本発明の一実施形態のシ
ンブルロッド固定雇の取り付け状態を示す図であり、図
4は図3のA−A断面図であり、図5は本発明の一実施
形態のシンブルロッドにロープ吊り具の装着状態を示す
図であり、図6は本発明の一実施形態の主索保持装置で
既設主索を把持した状態を示す図であり、図7は本発明
の一実施形態の主索を下降させるときの主索昇降ガイド
体の取り付け図で、図8は本発明の一実施形態の主索を
上昇させるときの主索昇降ガイド体の取り付け図で、図
9は第1及び第2のシンブルロッドの機械室床への取り
付けを示す図である。
【0014】図において、2:1ローピングエレベータ
の主索1は両端に接続される第1及び第2のシンブルロ
ッド2A、2Bによって機械室3の床に固設されたシン
ブルロッド取り付けブラケット3Aにバネ4A及びバネ
座4Bを介して取り付けられ、乗りかご5の上に取り付
けられた乗りかごプーリ5Aは第1のシンブルロッド2
Aと機械室3に設置される図示しない巻上機の綱車3B
間に主索1で巻き掛けられ、また、釣合い錘6の上部に
取り付けられた釣合い錘プーリ6Aは図示しない巻上機
のそらせ車3Cと第2のシンブルロッド2B間に主索1
で巻き掛けられている。ここで、主索1の端末処理は図
9に示すように、主索1の端部をバビットを詰めたり楔
作用等により取り付けられるソケット1Aに第1及び第
2のシンブルロッド2A、2Bが軸支され、この第1及
び第2のシンブルロッド2A、2Bが機械室3のシンブ
ルロッド取り付けブラケット3Aにバネ4A及びバネ座
4Bを介してナット4Cで止められている。
の主索1は両端に接続される第1及び第2のシンブルロ
ッド2A、2Bによって機械室3の床に固設されたシン
ブルロッド取り付けブラケット3Aにバネ4A及びバネ
座4Bを介して取り付けられ、乗りかご5の上に取り付
けられた乗りかごプーリ5Aは第1のシンブルロッド2
Aと機械室3に設置される図示しない巻上機の綱車3B
間に主索1で巻き掛けられ、また、釣合い錘6の上部に
取り付けられた釣合い錘プーリ6Aは図示しない巻上機
のそらせ車3Cと第2のシンブルロッド2B間に主索1
で巻き掛けられている。ここで、主索1の端末処理は図
9に示すように、主索1の端部をバビットを詰めたり楔
作用等により取り付けられるソケット1Aに第1及び第
2のシンブルロッド2A、2Bが軸支され、この第1及
び第2のシンブルロッド2A、2Bが機械室3のシンブ
ルロッド取り付けブラケット3Aにバネ4A及びバネ座
4Bを介してナット4Cで止められている。
【0015】次に、主索1の取り替え作業の主索取り外
し作業を説明する。
し作業を説明する。
【0016】まず、2:1ローピングエレベータの主索
1の取り外し作業の段取り作業として、昇降路7の底部
に釣合い錘6を支持する所定高の受け台7A及び釣合い
錘プーリ6Aに主索1が巻き掛けられる位置までの所定
高の足場7Bを設置し、次に、釣合い錘6をゆっくり下
降させて受け台7aに釣合い錘6を支持させたのち、最
上階FA近傍に停止している乗りかご5を乗りかご上部
から図示しないチェーンブロックで所定長吊り上げ主索
1の張力を無効とし、さらに、乗りかご5を昇降路7頂
部の図示しない中間ビームや乗りかご5を案内する図示
しないレール等に吊着固定して落下の安全強化を行う。
また、機械室3には主索1を昇降させるウィンチ8を移
動自在に設置し、ウィンチロープ8Aの先端に着脱自在
に取り付けられるロープ吊り具9は、2分した上部と下
部が方向自在に回転する撚り戻し雇9Aと、この撚り戻
し雇9Aの下端に熔着され第1及び第2のシンブルロッ
ド2A、2Bを螺結する長ナット9Bとで構成されてい
る。また、最下階FBには既設主索1を巻き取るドラム
10を設置する。
1の取り外し作業の段取り作業として、昇降路7の底部
に釣合い錘6を支持する所定高の受け台7A及び釣合い
錘プーリ6Aに主索1が巻き掛けられる位置までの所定
高の足場7Bを設置し、次に、釣合い錘6をゆっくり下
降させて受け台7aに釣合い錘6を支持させたのち、最
上階FA近傍に停止している乗りかご5を乗りかご上部
から図示しないチェーンブロックで所定長吊り上げ主索
1の張力を無効とし、さらに、乗りかご5を昇降路7頂
部の図示しない中間ビームや乗りかご5を案内する図示
しないレール等に吊着固定して落下の安全強化を行う。
また、機械室3には主索1を昇降させるウィンチ8を移
動自在に設置し、ウィンチロープ8Aの先端に着脱自在
に取り付けられるロープ吊り具9は、2分した上部と下
部が方向自在に回転する撚り戻し雇9Aと、この撚り戻
し雇9Aの下端に熔着され第1及び第2のシンブルロッ
ド2A、2Bを螺結する長ナット9Bとで構成されてい
る。また、最下階FBには既設主索1を巻き取るドラム
10を設置する。
【0017】次に、既設の主索1の第1及び第2のシン
ブルロッド2A、2Bからの取り外し及び巻取り作業を
説明する。
ブルロッド2A、2Bからの取り外し及び巻取り作業を
説明する。
【0018】まず、主索1の張力を無効とした状態で作
業者が足場7Bに登り、第1の切断箇所1Bである釣合
い錘プーリ6A上方の位置で主索1の1本を切断し、次
に、ウィンチ8を第2のシンブルロッド2Bの上方に移
動させ、図2に示すように、ロープ吊り具9の長ナット
9Bに第2のシンブルロッド2Bを螺結させた後、ウィ
ンチ8を起動してウィンチロープ8Aを所定長である例
えば20cm巻き上げてシンブルロッド取り付けブラケ
ット3Aとバネ座4Bの間に間隙を設ける。次に、この
間隙にシンブルロッド固定雇11を装着させて第2のシ
ンブルロッド2B及び主索1を保持する。ここで、図
3、図4に示すように、シンブルロッド固定雇11はシ
ャコ万力の改造品であり、略U字状部材11Aの一端に
設けた進退自在なボルト11Bの先端と、ボルト11B
の対向位置に第1及び第2のシンブルロッド2A、2B
の螺結するナットを2分割し、その一方をボルト11B
の先端に他方を略U字状部材11Aのボルト11Bの対
向位置に2分割したナット11Cをそれぞれ熔着させた
ものであり、その使用方法は、シンブルロッド取り付け
ブラケット3Aとバネ座4Bの間隙にシンブルロッド固
定雇11をおいて、2分割したナット11Cのねじがシ
ンブルロッドのねじに係合するまでボルト11Bを締め
る。このように第2のシンブルロッド2Bを保持した
後、第2のシンブルロッド2Bからロープ吊り具9を外
し、ナット4Cを緩めバネ4A及びバネ座4Bを外して
図5に示すように第2のシンブルロッド2Bにロープ吊
り具9を再び装着させ、ウィンチ8を起動してウィンチ
ロープ8A及び第2のシンブルロッド2Bから第1の切
断箇所1Bの主索1をロープ吊り具9が乗りかご5の上
部の位置まで下降させ、最下階床FBに設置したドラム
10に巻き取る。ここで、切り取った主索1に撚りが生
じていた場合は、ウィンチロープ8Aの端部に取り付け
たロープ吊り具9の撚り戻し雇9A部分で回転すること
によって撚りが戻り、昇降路7の下降時に機器に衝突す
ることはない。
業者が足場7Bに登り、第1の切断箇所1Bである釣合
い錘プーリ6A上方の位置で主索1の1本を切断し、次
に、ウィンチ8を第2のシンブルロッド2Bの上方に移
動させ、図2に示すように、ロープ吊り具9の長ナット
9Bに第2のシンブルロッド2Bを螺結させた後、ウィ
ンチ8を起動してウィンチロープ8Aを所定長である例
えば20cm巻き上げてシンブルロッド取り付けブラケ
ット3Aとバネ座4Bの間に間隙を設ける。次に、この
間隙にシンブルロッド固定雇11を装着させて第2のシ
ンブルロッド2B及び主索1を保持する。ここで、図
3、図4に示すように、シンブルロッド固定雇11はシ
ャコ万力の改造品であり、略U字状部材11Aの一端に
設けた進退自在なボルト11Bの先端と、ボルト11B
の対向位置に第1及び第2のシンブルロッド2A、2B
の螺結するナットを2分割し、その一方をボルト11B
の先端に他方を略U字状部材11Aのボルト11Bの対
向位置に2分割したナット11Cをそれぞれ熔着させた
ものであり、その使用方法は、シンブルロッド取り付け
ブラケット3Aとバネ座4Bの間隙にシンブルロッド固
定雇11をおいて、2分割したナット11Cのねじがシ
ンブルロッドのねじに係合するまでボルト11Bを締め
る。このように第2のシンブルロッド2Bを保持した
後、第2のシンブルロッド2Bからロープ吊り具9を外
し、ナット4Cを緩めバネ4A及びバネ座4Bを外して
図5に示すように第2のシンブルロッド2Bにロープ吊
り具9を再び装着させ、ウィンチ8を起動してウィンチ
ロープ8A及び第2のシンブルロッド2Bから第1の切
断箇所1Bの主索1をロープ吊り具9が乗りかご5の上
部の位置まで下降させ、最下階床FBに設置したドラム
10に巻き取る。ここで、切り取った主索1に撚りが生
じていた場合は、ウィンチロープ8Aの端部に取り付け
たロープ吊り具9の撚り戻し雇9A部分で回転すること
によって撚りが戻り、昇降路7の下降時に機器に衝突す
ることはない。
【0019】次に、ウィンチ8を起動してウィンチロー
プ8Aを巻き取り、作業者が乗りかご5からかご天井に
設けられる予め開いておいた図示しない非常救出口を用
いて乗りかご5の上部に登る。ここで、昇降路7の頂部
と乗りかご5の上部の距離Hが例えば3mとすると、そ
らせ車3Cから垂下する主索1の第2の切断箇所1Cは
乗りかご5の上部で作業可能である昇降路7の頂部から
の距離h1が例えば2mの箇所とし、この第2の切断箇
所1Cの下方の主索1に一端を連結具8Bや両カン撚り
戻し具8Cを介してウィンチロープ8Aに接続された主
索保持装置12を取り付ける。この主索保持装置12は
図6に示すように主索1を挟む2枚の板12Aと、板1
2を合わせた状態に保持するボルトナット12Bと、そ
れぞれの板12に設けられ連結具8Bに取り付ける取付
具12Cとから構成されている。次に、ウィンチ8を巻
き上げてウィンチロープ8A及び主索保持装置12を張
った後主索1の第2の切断箇所1Bを切断し、ウィンチ
8を起動してウィンチロープ8A及び第1の切断箇所1
Bから第2の切断箇所1Cまでの主索1を下降させ、最
下階床FBに設置したドラム10に巻き取る。
プ8Aを巻き取り、作業者が乗りかご5からかご天井に
設けられる予め開いておいた図示しない非常救出口を用
いて乗りかご5の上部に登る。ここで、昇降路7の頂部
と乗りかご5の上部の距離Hが例えば3mとすると、そ
らせ車3Cから垂下する主索1の第2の切断箇所1Cは
乗りかご5の上部で作業可能である昇降路7の頂部から
の距離h1が例えば2mの箇所とし、この第2の切断箇
所1Cの下方の主索1に一端を連結具8Bや両カン撚り
戻し具8Cを介してウィンチロープ8Aに接続された主
索保持装置12を取り付ける。この主索保持装置12は
図6に示すように主索1を挟む2枚の板12Aと、板1
2を合わせた状態に保持するボルトナット12Bと、そ
れぞれの板12に設けられ連結具8Bに取り付ける取付
具12Cとから構成されている。次に、ウィンチ8を巻
き上げてウィンチロープ8A及び主索保持装置12を張
った後主索1の第2の切断箇所1Bを切断し、ウィンチ
8を起動してウィンチロープ8A及び第1の切断箇所1
Bから第2の切断箇所1Cまでの主索1を下降させ、最
下階床FBに設置したドラム10に巻き取る。
【0020】次に、ウィンチロープ8Aをウィンチ8に
巻き戻した後、乗りかご5の上部の作業者は、綱車3B
と乗りかごプーリ5A間の主索1の昇降路7の頂部から
の距離h2が第2の切断箇所1Bと同じ距離の2mに位
置する第3の切断箇所1Dで主索1を切断し、第2の切
断箇所1Cと第3の切断箇所1D間の主索1を機械室3
に引き上げ、また、第1のシンブルロッド2Aにロープ
吊り具9の長ナット9Bを螺結させた後、ウィンチ8を
起動してウィンチロープ8Aを所定長である例えば20
cm巻き上げてシンブルロッド取り付けブラケット3A
とバネ座4Bの間に設けた間隙にシンブルロッド固定雇
11を装着させて第1のシンブルロッド2Aと第3の切
断箇所1Dの主索1を保持し、第1のシンブルロッド2
Aからナット4C、ばね4A、ばね座4Bを取り外した
後、第1のシンブルロッド2Aと第3の切断箇所1D間
の主索1を機械室3に引き上げて既設の主索1の取り外
し作業を終了する。ここで、第2の切断箇所1C及び第
3の切断箇所1Dの昇降路7の頂部からの距離h1及び
距離h2が略同一寸法であるので、第1及び第2の切断
箇所1C及び1Dで切断した主索1は左右バランスが取
れており落下することはない。
巻き戻した後、乗りかご5の上部の作業者は、綱車3B
と乗りかごプーリ5A間の主索1の昇降路7の頂部から
の距離h2が第2の切断箇所1Bと同じ距離の2mに位
置する第3の切断箇所1Dで主索1を切断し、第2の切
断箇所1Cと第3の切断箇所1D間の主索1を機械室3
に引き上げ、また、第1のシンブルロッド2Aにロープ
吊り具9の長ナット9Bを螺結させた後、ウィンチ8を
起動してウィンチロープ8Aを所定長である例えば20
cm巻き上げてシンブルロッド取り付けブラケット3A
とバネ座4Bの間に設けた間隙にシンブルロッド固定雇
11を装着させて第1のシンブルロッド2Aと第3の切
断箇所1Dの主索1を保持し、第1のシンブルロッド2
Aからナット4C、ばね4A、ばね座4Bを取り外した
後、第1のシンブルロッド2Aと第3の切断箇所1D間
の主索1を機械室3に引き上げて既設の主索1の取り外
し作業を終了する。ここで、第2の切断箇所1C及び第
3の切断箇所1Dの昇降路7の頂部からの距離h1及び
距離h2が略同一寸法であるので、第1及び第2の切断
箇所1C及び1Dで切断した主索1は左右バランスが取
れており落下することはない。
【0021】次に、新設の主索1aの取り付け作業を説
明する。
明する。
【0022】まず、段取り作業として、端部に予めソケ
ット1Aを装着した新設の主索1aを巻いた図示しない
ドラムを最上階床FAに設置し、この新設の主索1a
は、乗りかご5の図示しない出入り口及び図示しない非
常救出口及び昇降路7を介してウィンチ8及びウィンチ
ロープ8Aにて機械室3へ吊り上げられ、綱車3B及び
そらせ車3Cに巻き掛けて昇降路7の乗りかご5の上部
まで一旦降ろされる。
ット1Aを装着した新設の主索1aを巻いた図示しない
ドラムを最上階床FAに設置し、この新設の主索1a
は、乗りかご5の図示しない出入り口及び図示しない非
常救出口及び昇降路7を介してウィンチ8及びウィンチ
ロープ8Aにて機械室3へ吊り上げられ、綱車3B及び
そらせ車3Cに巻き掛けて昇降路7の乗りかご5の上部
まで一旦降ろされる。
【0023】次に、乗りかご5の上部で作業者は、図7
に示すように、そらせ車3Cから垂下するまだ切断して
いない既設の主索1b及び新設の主索1aを主索昇降ガ
イド体13に取り付ける。ここで、図7に示す主索昇降
ガイド体13は、2つに分割可能な板体13A、13B
の接合部に形成され、そらせ車3Cと釣合い錘プーリ6
A間に敷設された主索1にそれぞれ挿通可能な複数の挿
通孔13Ca、13Cb、13Ccと、板体13Aに設
けられる新設の主索1aの端部やウィンチロープ8Aを
固定する固定金具13Dと、板体13A、13Bをそれ
ぞれ接合する接合金具13Eとが備えられている。ま
た、主索昇降ガイド体13へ既設の主索1b及び新設の
主索1aの取り付けは、挿通孔13Ca、13Cbに既
設の主索1bをそれぞれ挿通させ、新設の主索1aのソ
ケット1Aを両カン撚り戻し具8Cを介して固定金具1
3Dに接続する。このように主索昇降ガイド体13に取
り付けられた新設の主索1aは自重で落下するため、作
業者は機械室3で新設の主索1aを押えながらゆっくり
釣合い錘プーリ6Aまで下降させる。ここで、新設の主
索1aは両カン撚り戻し具8Cで撚りを戻しながら下降
するとともに、主索昇降ガイド体13の挿通孔13C
a、13Cbに挿通する既設の主索1bに案内されなが
ら下降するので、昇降路7の機器を衝突で差損させるこ
とはない。
に示すように、そらせ車3Cから垂下するまだ切断して
いない既設の主索1b及び新設の主索1aを主索昇降ガ
イド体13に取り付ける。ここで、図7に示す主索昇降
ガイド体13は、2つに分割可能な板体13A、13B
の接合部に形成され、そらせ車3Cと釣合い錘プーリ6
A間に敷設された主索1にそれぞれ挿通可能な複数の挿
通孔13Ca、13Cb、13Ccと、板体13Aに設
けられる新設の主索1aの端部やウィンチロープ8Aを
固定する固定金具13Dと、板体13A、13Bをそれ
ぞれ接合する接合金具13Eとが備えられている。ま
た、主索昇降ガイド体13へ既設の主索1b及び新設の
主索1aの取り付けは、挿通孔13Ca、13Cbに既
設の主索1bをそれぞれ挿通させ、新設の主索1aのソ
ケット1Aを両カン撚り戻し具8Cを介して固定金具1
3Dに接続する。このように主索昇降ガイド体13に取
り付けられた新設の主索1aは自重で落下するため、作
業者は機械室3で新設の主索1aを押えながらゆっくり
釣合い錘プーリ6Aまで下降させる。ここで、新設の主
索1aは両カン撚り戻し具8Cで撚りを戻しながら下降
するとともに、主索昇降ガイド体13の挿通孔13C
a、13Cbに挿通する既設の主索1bに案内されなが
ら下降するので、昇降路7の機器を衝突で差損させるこ
とはない。
【0024】次に、足場7Bの作業者は、新設の主索1
aを主索昇降ガイド体13から外して釣合い錘プーリ6
Aに巻き掛け、ソケット1Aに第2のシンブルロッド2
Bを取り付けた後、図8に示すように、主索昇降ガイド
体13の挿通孔13Ca、13Cbに既設の主索1bを
挿通させるとともに、挿通孔13Ccに機械室3から降
ろしたウィンチロープ8Aを挿通させた後、ウィンチロ
ープ8Aを固定金具13Dに固定し、ウィンチロープ8
Aの先端に取り付けたロープ吊り具9の長ナット9Bに
第2のシンブルロッド2Bを螺結させる。次に、機械室
3の作業者は、ウィンチ8を起動させて新設の主索1a
を機械室3へ上昇させ、シンブルロッド固定雇11を第
2のシンブルロッド2Bに装着させて新設の主索1aの
保持を行い、ロープ吊り具9から第2のシンブルロッド
2Bを外した後、バネ4A、バネ座4B、ナット4Cを
第2のシンブルロッド2Bに装着しシンブルロッド固定
雇11を取り外す。
aを主索昇降ガイド体13から外して釣合い錘プーリ6
Aに巻き掛け、ソケット1Aに第2のシンブルロッド2
Bを取り付けた後、図8に示すように、主索昇降ガイド
体13の挿通孔13Ca、13Cbに既設の主索1bを
挿通させるとともに、挿通孔13Ccに機械室3から降
ろしたウィンチロープ8Aを挿通させた後、ウィンチロ
ープ8Aを固定金具13Dに固定し、ウィンチロープ8
Aの先端に取り付けたロープ吊り具9の長ナット9Bに
第2のシンブルロッド2Bを螺結させる。次に、機械室
3の作業者は、ウィンチ8を起動させて新設の主索1a
を機械室3へ上昇させ、シンブルロッド固定雇11を第
2のシンブルロッド2Bに装着させて新設の主索1aの
保持を行い、ロープ吊り具9から第2のシンブルロッド
2Bを外した後、バネ4A、バネ座4B、ナット4Cを
第2のシンブルロッド2Bに装着しシンブルロッド固定
雇11を取り外す。
【0025】また、乗りかご5の上部の作業者は、機械
室3のそらせ車3C及び綱車3Bに巻き掛けられて降ろ
された新設の主索1aを乗りかごプーリ5Aに巻き掛
け、新設の主索1aの端部に予め取り付けられたソケッ
ト1Aに第1のシンブルロッド2Aを装着し、機械室3
から降ろされたウィンチロープ8Aの先端に取り付けた
ロープ吊り具9の長ナット9Bに第1のシンブルロッド
2Aを螺結させる。以下、第1のシンブルロッド2Aを
シンブルロッド取り付けブラケット3Aに取り付ける作
業は、上述した第2のシンブルロッド2Bの取り付けと
同様であるので、説明は省略する。
室3のそらせ車3C及び綱車3Bに巻き掛けられて降ろ
された新設の主索1aを乗りかごプーリ5Aに巻き掛
け、新設の主索1aの端部に予め取り付けられたソケッ
ト1Aに第1のシンブルロッド2Aを装着し、機械室3
から降ろされたウィンチロープ8Aの先端に取り付けた
ロープ吊り具9の長ナット9Bに第1のシンブルロッド
2Aを螺結させる。以下、第1のシンブルロッド2Aを
シンブルロッド取り付けブラケット3Aに取り付ける作
業は、上述した第2のシンブルロッド2Bの取り付けと
同様であるので、説明は省略する。
【0026】さらに、他の主索1の取り替え作業も上述
した作業と同様であるので、説明は省略する。
した作業と同様であるので、説明は省略する。
【0027】このように、主索1を取り替えにあたる主
索1の昇降時に、主索昇降ガイド体13や撚り戻し雇9
Aを有するロープ吊り具9や両カン撚り戻し具8Cを使
用することで、主索1の昇降時の動きが制限され、主索
1の衝突による昇降路機器の破損が防止できる。また、
主索1に生じていた撚りを戻しながら昇降することで、
複数本の主索1の張力もほぼ均一となるので、取り替え
後の主索1の張力調整作業が簡単かつ短時間に行える。
索1の昇降時に、主索昇降ガイド体13や撚り戻し雇9
Aを有するロープ吊り具9や両カン撚り戻し具8Cを使
用することで、主索1の昇降時の動きが制限され、主索
1の衝突による昇降路機器の破損が防止できる。また、
主索1に生じていた撚りを戻しながら昇降することで、
複数本の主索1の張力もほぼ均一となるので、取り替え
後の主索1の張力調整作業が簡単かつ短時間に行える。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、既設主索は、釣合錘プ
ーリ上部の第1切断箇所、かご上プーリと巻上機プーリ
間の既設主索を主索保持装置で把持した上方の第2切断
箇所、第1のシンブルロッドからかご上プーリへ垂下す
る既設主索の前記第2切断箇所と略同位置の第3切断箇
所で切断し、第1切断箇所から第3切断箇所で切断の都
度既設主索の回収を行い、すなわち、第1切断箇所から
第2のシンブルロッドまでをウィンチで吊り下げて回収
し、第1切断箇所から第2切断箇所までをウィンチで吊
り下げて回収し、第2切断箇所から第3切断箇所まで及
び第1のシンブルロッドから第3切断箇所までを機械室
に引き上げて回収した後、新設主索を主索以外の主索で
ガイドさせながら配設し、第2のシンブルロッドの取り
付け後に第1のシンブルロッドを機械室床部に取り付け
るようにした。このように、既設主索は3箇所で切断さ
れるので、主索回収後の運搬は人手で行うことができ、
重量物を運ぶ特別な機器が不必要となる。
ーリ上部の第1切断箇所、かご上プーリと巻上機プーリ
間の既設主索を主索保持装置で把持した上方の第2切断
箇所、第1のシンブルロッドからかご上プーリへ垂下す
る既設主索の前記第2切断箇所と略同位置の第3切断箇
所で切断し、第1切断箇所から第3切断箇所で切断の都
度既設主索の回収を行い、すなわち、第1切断箇所から
第2のシンブルロッドまでをウィンチで吊り下げて回収
し、第1切断箇所から第2切断箇所までをウィンチで吊
り下げて回収し、第2切断箇所から第3切断箇所まで及
び第1のシンブルロッドから第3切断箇所までを機械室
に引き上げて回収した後、新設主索を主索以外の主索で
ガイドさせながら配設し、第2のシンブルロッドの取り
付け後に第1のシンブルロッドを機械室床部に取り付け
るようにした。このように、既設主索は3箇所で切断さ
れるので、主索回収後の運搬は人手で行うことができ、
重量物を運ぶ特別な機器が不必要となる。
【0029】また、このように構成したので、既設及び
新設の主索を昇降させるウィンチに撚り戻し雇を介在さ
せ、また、既設及び新設の主索を昇降させるとき、主索
昇降ガイド体の主索が挿通可能な挿通孔に両端をシンブ
ルロッドで機械室に取り付けられた主索を挿入してガイ
ドしながら昇降させるようにしたので、主索の撚りが昇
降しながら戻るとともに、撚りが戻るときに主索が振れ
て昇降路内機器に衝突することもない。
新設の主索を昇降させるウィンチに撚り戻し雇を介在さ
せ、また、既設及び新設の主索を昇降させるとき、主索
昇降ガイド体の主索が挿通可能な挿通孔に両端をシンブ
ルロッドで機械室に取り付けられた主索を挿入してガイ
ドしながら昇降させるようにしたので、主索の撚りが昇
降しながら戻るとともに、撚りが戻るときに主索が振れ
て昇降路内機器に衝突することもない。
【図1】本発明の2:1ローピングエレベータの主索交
換方法の一実施形態を説明する昇降路の縦断面図であ
る。
換方法の一実施形態を説明する昇降路の縦断面図であ
る。
【図2】本発明の一実施形態のロープ吊り具の装着状態
を示す図である。
を示す図である。
【図3】本発明の一実施形態のシンブルロッド固定雇の
取り付け状態を示す図である。
取り付け状態を示す図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明の一実施形態のシンブルロッドにロープ
吊り具の装着状態を示す図である。
吊り具の装着状態を示す図である。
【図6】本発明の一実施形態の主索保持装置で既設主索
を把持した状態を示す図である。
を把持した状態を示す図である。
【図7】本発明の一実施形態の主索を下降させるときの
主索昇降ガイド体の取り付け図である。
主索昇降ガイド体の取り付け図である。
【図8】本発明の一実施形態の主索を上昇させるときの
主索昇降ガイド体の取り付け図である。
主索昇降ガイド体の取り付け図である。
【図9】第1及び第2のシンブルロッドの機械室床への
取り付けを示す図である。
取り付けを示す図である。
1 主索 1B 第1の切断箇所 1C 第2の切断箇所 1D 第3の切断箇所 2A 第1のシンブルロッド 2B 第2のシンブルロッド 8 ウィンチ 8A ウィンチロープ 9 ロープ吊り具 9A 撚り戻し雇 9B 長ナット 11 シンブルロッド固定雇 12 主索保持装置 13 主索昇降ガイド体
Claims (5)
- 【請求項1】 機械室の床部に主索の両端に接続される
第1のシンブルロッド及び第2のシンブルロッドがバネ
を介して設置され、前記第1のシブルロッドと巻上機プ
ーリから垂下させた前記主索を乗りかご上部に設けたか
ご上プーリに巻き掛け、前記巻上機プーリと前記第2の
シンブルロッドから垂下させた前記主索を釣合い錘上部
に設けた釣合い錘プーリに巻き掛けるようにした2:1
ローピングエレベータの主索交換方法であって、前記釣
合い錘を昇降路底部で支持するとともに、前記乗りかご
を昇降路頂部で吊り上げた後固設して既設主索の張力を
無効とした状態で、複数本の主索を少なくとも1本づつ
交換する2:1ローピングエレベータの主索交換方法に
おいて、前記乗りかごを最上階近傍に停止させた状態で
前記既設主索の張力を無効とした後、前記既設主索の1
本を前記釣合い錘プーリ上部の第1切断箇所で切断し、
ウィンチに取り付けられたロープ吊り具に前記第2のシ
ンブルロッドの頂部を螺着させて前記第1切断箇所から
前記第2のシンブルロッドまでの前記既設主索を前記ウ
ィンチで吊り下げて回収し、前記釣合い錘プーリと前記
巻上機プーリ間の前記既設主索を前記巻上機プーリの近
傍にて主索保持装置で把持した後、この把持部分の上方
の第2切断箇所で概主索を切断し、前記主索保持装置に
前記ロープ吊り具を取り付けて前記第1切断箇所から前
記第2切断箇所までの前記既設主索を前記ウィンチで吊
り下げて回収し、前記第1のシンブルロッドから前記か
ご上プーリへ垂下する前記既設主索の前記第2切断箇所
と略同位置の第3切断箇所で切断し、前記第2切断箇所
から前記第3切断箇所までの前記既設主索及び前記第1
のシンブルロッドから前記第3切断箇所までの前記既設
主索を前記機械室に引き上げて回収した後、次に、新設
主索は、最上階床から乗りかご天井に設けた救出口を介
し前記かご上プーリに巻き掛けて前記機械室に引き上げ
前記新設主索の一端にロープソケットを取り付けた後、
前記巻上機プーリに巻き掛け該当主索以外の主索でガイ
ドしながら昇降路へ下降させ、前記釣合い錘プーリに巻
き掛けて前記ロープソケットに前記第2のシンブルロッ
ドを取り付け、前記ウィンチに取り付けられた前記ロー
プ吊り具に前記第2のシンブルロッドを螺結させて前記
機械室に吊り上げ前記第2のシンブルロッドを前記機械
室床部に設置し、さらに、前記新設主索の他端に前記ロ
ープソケット及び前記第1のシンブルロッドを取り付け
た後、前記機械室に吊り上げ前記第1のシンブルロッド
を前記機械室床部に設置するようにした2:1ローピン
グエレベータの主索交換方法。 - 【請求項2】 機械室の床部に主索の両端に接続される
第1のシンブルロッド及び第2のシンブルロッドがバネ
を介して設置され、前記第1のシンブルロッドと巻上機
プーリから垂下させた前記主索を乗りかご上部に設けた
かご上プーリに巻き掛け、前記巻上機プーリと前記第2
のシンブルロッドから垂下させた前記主索を釣合い錘上
部に設けた釣合い錘プーリに巻き掛けるようにした2:
1ローピングエレベータの主索交換装置であって、前記
釣合い錘を昇降路底部で支持するとともに、前記乗りか
ごを昇降路頂部で吊り上げた後固設して既設主索の張力
を無効とした状態で、複数本の主索を少なくとも1本づ
つ交換する2:1ローピングエレベータの主索交換装置
において、前記既設及び前記新設の主索を昇降させると
き、一端をシンブルロッドに螺結させ他端をウィンチに
装着するロープ吊り具と、前記既設主索の取り外し及び
前記新設の主索取り付けのとき、前記機械室の床に前記
シンブルロッドを固定するシンブルロッド固定雇と、前
記既設及び前記新設の主索に沿って上下方向に案内可能
なガイド穴と既設及び新設の主索を昇降させる昇降体が
着脱可能な取付体を有する主索昇降ガイド体と、前記既
設主索を前記乗りかごの上で切断するとき、前記主索の
切断箇所の下方に装着する主索保持装置とを備えたこと
を特徴とする2:1ローピングエレベータの主索交換装
置。 - 【請求項3】 前記ロープ吊り具は、前記ウィンチのロ
ープ端部に着脱自在に取り付けられ、上下の回転を自在
にする撚戻し雇を備えたことを特徴とする請求項2記載
の2:1ローピングエレベータの主索交換装置。 - 【請求項4】 シンブルロッド固定雇は、シャコ万力の
対向する固定部と可動部に、2分割したシンブルロッド
と螺合するナットをそれぞれ熔着させたことを特徴とす
る請求項2記載の2:1ローピングエレベータの主索交
換装置。 - 【請求項5】 前記主索昇降ガイド体の前記昇降体に
は、主索が挿通可能な少なくとも1個の挿通孔と、既設
及び新設の主索端部に前記撚戻し雇を介して取り付けら
れる固定金具とを備えたことを特徴とする請求項2記載
の2:1ローピングエレベータの主索交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1260697A JPH10203751A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 2:1ローピングエレベータの主索交換方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1260697A JPH10203751A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 2:1ローピングエレベータの主索交換方法及びその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203751A true JPH10203751A (ja) | 1998-08-04 |
Family
ID=11810023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1260697A Pending JPH10203751A (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 2:1ローピングエレベータの主索交換方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10203751A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6345439B2 (en) | 1998-11-10 | 2002-02-12 | Kioritz Corp. | Method for manufacturing a cylinder for internal combustion engine |
| WO2013004899A1 (en) * | 2011-07-06 | 2013-01-10 | Kone Corporation | Elevator, rope anchorage assembly for an elevator, and method for modernizing an elevator |
| JP2013107765A (ja) * | 2011-11-24 | 2013-06-06 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ装置 |
| JP2019052043A (ja) * | 2017-09-19 | 2019-04-04 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータのロープ交換補助装置 |
| JP7580013B1 (ja) * | 2024-04-24 | 2024-11-08 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エレベーターの固定ロッド把持装置及びメインロープ交換方法 |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP1260697A patent/JPH10203751A/ja active Pending
Cited By (7)
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| WO2025115247A1 (ja) * | 2024-04-24 | 2025-06-05 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | エレベーターの固定ロッド把持装置及びメインロープ交換方法 |
| CN121219216A (zh) * | 2024-04-24 | 2025-12-26 | 三菱电机楼宇解决方案株式会社 | 电梯的固定杆把持装置以及主绳索更换方法 |
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