JPH1020523A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置Info
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- JPH1020523A JPH1020523A JP17513196A JP17513196A JPH1020523A JP H1020523 A JPH1020523 A JP H1020523A JP 17513196 A JP17513196 A JP 17513196A JP 17513196 A JP17513196 A JP 17513196A JP H1020523 A JPH1020523 A JP H1020523A
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐ソルベントクラック性を持ちつつ機械的強
度が強く、かつ直接帯電による耐電気特性が良好であ
り、製造が容易な電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 表面層が、式(1)の構成単位を有する
重合体及び式(2)のジフェノキノン系化合物を含有す
る電子写真感光体、及び該感光体を有するプロセスカー
トリッジ及び電子写真装置。 【化12】 (Xは−CR13R14−(R13−R14はアルキル基、アリ
ール基等)、1,1−シクロアルキレン基等、R1 〜R
12はH、ハロゲン原子、アルキル基等、R15〜R 18は
H、アルキル基等である。)
度が強く、かつ直接帯電による耐電気特性が良好であ
り、製造が容易な電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 表面層が、式(1)の構成単位を有する
重合体及び式(2)のジフェノキノン系化合物を含有す
る電子写真感光体、及び該感光体を有するプロセスカー
トリッジ及び電子写真装置。 【化12】 (Xは−CR13R14−(R13−R14はアルキル基、アリ
ール基等)、1,1−シクロアルキレン基等、R1 〜R
12はH、ハロゲン原子、アルキル基等、R15〜R 18は
H、アルキル基等である。)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体、及
び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び
電子写真装置に関し、詳しくは特定の樹脂及び電荷輸送
材料を含有する表面層を有する電子写真感光体、及び該
電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子
写真装置に関する。
び該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び
電子写真装置に関し、詳しくは特定の樹脂及び電荷輸送
材料を含有する表面層を有する電子写真感光体、及び該
電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子
写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方法は米国特許第229769
1号公報に示されるように画像露光の間に受けた照射量
に応じて電気抵抗が変化しかつ暗所では絶縁性の物質を
コーティングした支持体よりなる光導電性材料を用い
る。この光導電性材料を用いた電子写真感光体に要求さ
れる基本的な特性としては(1)暗所で適当な電位に帯
電できること、(2)暗所において電位の散逸が少ない
こと及び(3)光照射によって速やかに電荷を散逸せし
めること等が挙げられる。
1号公報に示されるように画像露光の間に受けた照射量
に応じて電気抵抗が変化しかつ暗所では絶縁性の物質を
コーティングした支持体よりなる光導電性材料を用い
る。この光導電性材料を用いた電子写真感光体に要求さ
れる基本的な特性としては(1)暗所で適当な電位に帯
電できること、(2)暗所において電位の散逸が少ない
こと及び(3)光照射によって速やかに電荷を散逸せし
めること等が挙げられる。
【0003】従来より電子写真感光体としてはセレン、
酸化亜鉛及び硫化カドミウム等の無機光導電性化合物を
主成分とする感光層を有する無機感光体が広く使用され
てきた。しかし、これらは前記(1)〜(3)の条件は
満足するが熱安定性、耐湿性、耐久性及び生産性におい
て必ずしも満足できるものではなかった。
酸化亜鉛及び硫化カドミウム等の無機光導電性化合物を
主成分とする感光層を有する無機感光体が広く使用され
てきた。しかし、これらは前記(1)〜(3)の条件は
満足するが熱安定性、耐湿性、耐久性及び生産性におい
て必ずしも満足できるものではなかった。
【0004】無機感光体の欠点を克服する目的で様々な
有機光導電性化合物を主成分とする電子写真感光体の開
発が近年盛んに行われている。例えば米国特許3837
851号明細書にはトリアリルピラゾリンを含有する電
荷輸送層を有する感光体、米国特許3871880号明
細書にはペリレン顔料の誘導体からなる電荷発生層と3
−プロピレンとホルムアルデヒドの縮合体からなる電荷
輸送層とからなる感光体等が公知である。
有機光導電性化合物を主成分とする電子写真感光体の開
発が近年盛んに行われている。例えば米国特許3837
851号明細書にはトリアリルピラゾリンを含有する電
荷輸送層を有する感光体、米国特許3871880号明
細書にはペリレン顔料の誘導体からなる電荷発生層と3
−プロピレンとホルムアルデヒドの縮合体からなる電荷
輸送層とからなる感光体等が公知である。
【0005】更に、有機光導電性化合物はその化合物に
よって電子写真感光体の感光波長域を自由に選択するこ
とが可能であり、例えばアゾ顔料では特開昭61−27
2754号公報及び特開昭56−167759号公報に
は可視領域で高感度を示すも物質が開示されており、ま
た特開昭57−19576号公報及び特開昭61−22
8453号公報には赤外領域まで感度を有する化合物が
示されている。
よって電子写真感光体の感光波長域を自由に選択するこ
とが可能であり、例えばアゾ顔料では特開昭61−27
2754号公報及び特開昭56−167759号公報に
は可視領域で高感度を示すも物質が開示されており、ま
た特開昭57−19576号公報及び特開昭61−22
8453号公報には赤外領域まで感度を有する化合物が
示されている。
【0006】これらの材料のうち赤外領域に感度を示す
ものは近年進歩の著しいレーザービームプリンター(以
下LBPと略す)やLEDプリンターに使用されその需
要頻度は高くなってきている。
ものは近年進歩の著しいレーザービームプリンター(以
下LBPと略す)やLEDプリンターに使用されその需
要頻度は高くなってきている。
【0007】これら有機光導電性化合物を用いた電子写
真感光体は電気的、機械的双方の特性を満足させるため
に電荷輸送層と電荷発生層を積層させた機能分離型の感
光体として利用される場合が多い。一方、当然のことな
がら、電子写真感光体には適用される電子写真プロセス
に応じた感度、電気的特性、更には光学的特性を備えて
いることが要求される。
真感光体は電気的、機械的双方の特性を満足させるため
に電荷輸送層と電荷発生層を積層させた機能分離型の感
光体として利用される場合が多い。一方、当然のことな
がら、電子写真感光体には適用される電子写真プロセス
に応じた感度、電気的特性、更には光学的特性を備えて
いることが要求される。
【0008】特に繰り返し使用される電子写真感光体に
おいてはその電子写真感光体表面にはコロナまたは直接
帯電、画像露光、トナー現像、転写工程及び表面クリー
ニング等の電気的、機械的外力が直接加えられるため、
それらに対する耐久性も要求される。
おいてはその電子写真感光体表面にはコロナまたは直接
帯電、画像露光、トナー現像、転写工程及び表面クリー
ニング等の電気的、機械的外力が直接加えられるため、
それらに対する耐久性も要求される。
【0009】具体的には帯電時のオゾン及び窒素酸化物
による電気的劣化や、帯電時の放電、クリーニング部材
の摺擦によって表面が摩耗したり傷が発生したりする機
械的劣化、電気的劣化に対する耐久性が求められてい
る。
による電気的劣化や、帯電時の放電、クリーニング部材
の摺擦によって表面が摩耗したり傷が発生したりする機
械的劣化、電気的劣化に対する耐久性が求められてい
る。
【0010】電気的劣化は光が照射した部分にキャリア
ーが滞留し光が照射していない部分と電位差が生じる現
象が特に問題であり、これはフォトメモリーとして生じ
る。
ーが滞留し光が照射していない部分と電位差が生じる現
象が特に問題であり、これはフォトメモリーとして生じ
る。
【0011】無機感光体と異なり物質的に柔らかいもの
が多い有機感光体には、機械的劣化に対する耐久性が劣
り耐久性向上が特に切望されている。
が多い有機感光体には、機械的劣化に対する耐久性が劣
り耐久性向上が特に切望されている。
【0012】上記のような感光体に要求される耐久特性
を満足させるためにいろいろ試みがなされてきた。
を満足させるためにいろいろ試みがなされてきた。
【0013】表面層によく使用され摩耗性及び電気特性
に良好な樹脂としてはビスフェノールAを骨格とするポ
リカーボネート樹脂が注目されているが、前述したよう
な問題点全てを解決できるわけでもなく次のような問題
点を有している。
に良好な樹脂としてはビスフェノールAを骨格とするポ
リカーボネート樹脂が注目されているが、前述したよう
な問題点全てを解決できるわけでもなく次のような問題
点を有している。
【0014】(1)溶解性に乏しくジクロロメタンや
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化脂肪族炭化水素
類の一部にしか良好な溶解性を示さないうえ、これらの
溶剤は低沸点のため、これらの溶剤で調製した塗工液を
用いて感光体を製造すると塗工面が白化し易い。塗工液
の固形分管理等にも手間がかかる。
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化脂肪族炭化水素
類の一部にしか良好な溶解性を示さないうえ、これらの
溶剤は低沸点のため、これらの溶剤で調製した塗工液を
用いて感光体を製造すると塗工面が白化し易い。塗工液
の固形分管理等にも手間がかかる。
【0015】(2)ハロゲン化脂肪族炭化水素類以外の
溶剤に対しては、テトラヒドラフラン、ジオキサン、シ
クロヘキサノンあるいはそれらの混合溶剤に一部可溶で
あるが、その溶液は数日でゲル化する等経時性が劣り、
感光体製造には不向きである。
溶剤に対しては、テトラヒドラフラン、ジオキサン、シ
クロヘキサノンあるいはそれらの混合溶剤に一部可溶で
あるが、その溶液は数日でゲル化する等経時性が劣り、
感光体製造には不向きである。
【0016】(3)更に、上記式(1)及び(2)が改
善されたとしても、ビスフェノールAを骨格とするポリ
カーボネート樹脂にはソルベントクラックが発生し易
い。
善されたとしても、ビスフェノールAを骨格とするポリ
カーボネート樹脂にはソルベントクラックが発生し易
い。
【0017】(4)加えて、従来のポリカーボネート樹
脂では該樹脂で形成された被膜に潤滑性がないため感光
体に傷がつき易く、電子写真感光体の摩耗量を低くする
ようなクリーニング設定ではトナー融着等の画像欠陥に
なったり、クリーニングブレードの早期の劣化によるク
リーニング不良が生じてしまうことがあった。
脂では該樹脂で形成された被膜に潤滑性がないため感光
体に傷がつき易く、電子写真感光体の摩耗量を低くする
ようなクリーニング設定ではトナー融着等の画像欠陥に
なったり、クリーニングブレードの早期の劣化によるク
リーニング不良が生じてしまうことがあった。
【0018】前記(1)及び(2)に挙げた溶液安定性
についてはポリマーの構造単位として嵩高いシクロヘキ
シレン基を有するポリカーボネートZ樹脂を使用する
か、ビスフェノールZやビスフェノールC等と共重合さ
せることによって解決されてきた。
についてはポリマーの構造単位として嵩高いシクロヘキ
シレン基を有するポリカーボネートZ樹脂を使用する
か、ビスフェノールZやビスフェノールC等と共重合さ
せることによって解決されてきた。
【0019】また、ソルベントクラックについても特開
平6−51544号公報及び特開平6−75415号公
報に開示されているように、シロキサン変成ポリカーボ
ネートやエーテル変成ポリカーボネートを用いることに
より解決することが可能である。ところがこれら変成ポ
リカーボネートは従来のポリカーボネート樹脂に比べソ
ルベントクラックを対策とするためにポリマー内の内部
応力に対して柔軟性をもたしている構造をとっているた
め、結果、重合体本体の機械的強度が低下するという欠
点があった。
平6−51544号公報及び特開平6−75415号公
報に開示されているように、シロキサン変成ポリカーボ
ネートやエーテル変成ポリカーボネートを用いることに
より解決することが可能である。ところがこれら変成ポ
リカーボネートは従来のポリカーボネート樹脂に比べソ
ルベントクラックを対策とするためにポリマー内の内部
応力に対して柔軟性をもたしている構造をとっているた
め、結果、重合体本体の機械的強度が低下するという欠
点があった。
【0020】更に、近年、特開昭57−17826号公
報及び特開昭58−40566号公報に開示されている
ような帯電部材に直接電圧をかけ電子写真感光体に電荷
を印加する直接帯電方式が主流となりつつある。
報及び特開昭58−40566号公報に開示されている
ような帯電部材に直接電圧をかけ電子写真感光体に電荷
を印加する直接帯電方式が主流となりつつある。
【0021】これは、導電ゴム等で構成されたローラー
状の帯電部材を直接電子写真感光体に当接させ電荷を印
加する方法であり、スコロトロン等に比べ、オゾン発生
量が格段に少ない、スコロトロンは帯電器に流す電流の
80%前後はシールドに流れるため浪費されるのに対し
て、直接帯電はこの浪費分がなく非常に経済的である等
のメリットを持つ。
状の帯電部材を直接電子写真感光体に当接させ電荷を印
加する方法であり、スコロトロン等に比べ、オゾン発生
量が格段に少ない、スコロトロンは帯電器に流す電流の
80%前後はシールドに流れるため浪費されるのに対し
て、直接帯電はこの浪費分がなく非常に経済的である等
のメリットを持つ。
【0022】しかし、直接帯電はパッシェン則による放
電による帯電のため帯電安定性が非常に悪いという欠点
を持つ。この対策として直流電圧に交流電圧を重畳させ
た、いわゆるAC/DC帯電方式が考案されている(特
開昭63−149668号公報)。
電による帯電のため帯電安定性が非常に悪いという欠点
を持つ。この対策として直流電圧に交流電圧を重畳させ
た、いわゆるAC/DC帯電方式が考案されている(特
開昭63−149668号公報)。
【0023】この帯電方式により帯電時の安定性は向上
したが、ACを重畳するために電子写真感光体表面の放
電量は大幅に増大するため電子写真感光体の削れ量が増
加してしまうという欠点を新たに生じてしまい、機械的
強度のみならず電気的強度も要求されるようになってき
た。
したが、ACを重畳するために電子写真感光体表面の放
電量は大幅に増大するため電子写真感光体の削れ量が増
加してしまうという欠点を新たに生じてしまい、機械的
強度のみならず電気的強度も要求されるようになってき
た。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のポリカーボネート樹脂を表面層として有する場合の問
題点を解決し、耐ソルベントクラック性を持ちつつ機械
的強度が強く、かつ直接帯電による耐電気特性が良好で
あり、製造が容易な電子写真感光体、及び該電子写真感
光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を
提供することにある。
のポリカーボネート樹脂を表面層として有する場合の問
題点を解決し、耐ソルベントクラック性を持ちつつ機械
的強度が強く、かつ直接帯電による耐電気特性が良好で
あり、製造が容易な電子写真感光体、及び該電子写真感
光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を
提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、導電性
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該
電子写真感光体の表面層が、下記式(1)で示される構
成単位を有する重合体及び下記式(2)で示されるジフ
ェノキノン系化合物を含有することを特徴とする電子写
真感光体である。
支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該
電子写真感光体の表面層が、下記式(1)で示される構
成単位を有する重合体及び下記式(2)で示されるジフ
ェノキノン系化合物を含有することを特徴とする電子写
真感光体である。
【0026】
【化6】 (式中、Xは−CR13R14−(R13及びR14は各々独立
に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のア
ルキル基または炭素数6〜12のアリール基である)、
置換されてもよい炭素数5〜11の1,1−シクロアル
キレン基、炭素数2〜10のα,ω−アルキレン基、単
結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2 −であ
る。また、R1 乃至R12は各々独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基また
はアルキレン基であり、nは整数である。)
に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のア
ルキル基または炭素数6〜12のアリール基である)、
置換されてもよい炭素数5〜11の1,1−シクロアル
キレン基、炭素数2〜10のα,ω−アルキレン基、単
結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2 −であ
る。また、R1 乃至R12は各々独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基また
はアルキレン基であり、nは整数である。)
【0027】
【化7】 (式中、R15乃至R18は各々独立に水素原子、アルキル
基、アラルキル基またはアリール基を示す。なお、R15
とR17及びR16とR18は閉環してもよい。ただし、R15
乃至R18は同時に水素原子であることはない。) また、本発明は、上記電子写真感光体を有するプロセス
カートリッジ及び電子写真装置である。
基、アラルキル基またはアリール基を示す。なお、R15
とR17及びR16とR18は閉環してもよい。ただし、R15
乃至R18は同時に水素原子であることはない。) また、本発明は、上記電子写真感光体を有するプロセス
カートリッジ及び電子写真装置である。
【0028】本発明の電子写真感光体は、表面層を形成
する樹脂及び電荷輸送材料として特定の樹脂及び電荷輸
送材料の組み合わせを選択することにより、特に優れた
耐ソルベントクラック性と機械的強度とAC帯電におけ
る耐電気特性を併せ持ち、良好な電子写真特性を持つも
のである。
する樹脂及び電荷輸送材料として特定の樹脂及び電荷輸
送材料の組み合わせを選択することにより、特に優れた
耐ソルベントクラック性と機械的強度とAC帯電におけ
る耐電気特性を併せ持ち、良好な電子写真特性を持つも
のである。
【0029】
【発明の実施の形態】上記式(1)及び(2)におい
て、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子及び臭
素原子等が挙げられ、アルキル基としてはメチル基、エ
チル基及びプロピル基等が挙げられ、アルキレン基とし
てはメチレン基、エチレン基及びi−プロピレン基等が
挙げられ、シクロアルキレン基としてはシクロペンチレ
ン基、シクロヘキシレン基及びシクロオクチレン基等が
挙げられ、アリール基としてはフェニル基、ナフチル基
及びアントリル基等が挙げられ、アラルキル基としては
ベンジル基、フェネチル基及びトリル基等が挙げられ、
これらが有していてもよい置換基としては、上述のよう
なハロゲン原子、アルキル基、アリール基及びアラルキ
ル基等が挙げられる。
て、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子及び臭
素原子等が挙げられ、アルキル基としてはメチル基、エ
チル基及びプロピル基等が挙げられ、アルキレン基とし
てはメチレン基、エチレン基及びi−プロピレン基等が
挙げられ、シクロアルキレン基としてはシクロペンチレ
ン基、シクロヘキシレン基及びシクロオクチレン基等が
挙げられ、アリール基としてはフェニル基、ナフチル基
及びアントリル基等が挙げられ、アラルキル基としては
ベンジル基、フェネチル基及びトリル基等が挙げられ、
これらが有していてもよい置換基としては、上述のよう
なハロゲン原子、アルキル基、アリール基及びアラルキ
ル基等が挙げられる。
【0030】本発明に用いられるポリアリレート樹脂の
構成単位(式(1))の具体例を表1で示すが、これら
に限られるものではない。
構成単位(式(1))の具体例を表1で示すが、これら
に限られるものではない。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】本発明において用いられる式(1)で示さ
れる構成単位を有する重合体は、下記式(6)で示され
るビスフェノールを通常溶解性を上げるためテレフタル
酸塩化物とイソフタル酸塩化物の混合物とアルカリ下で
溶媒/水系中で撹拌することにより界面重合を行うこと
によって合成できる。
れる構成単位を有する重合体は、下記式(6)で示され
るビスフェノールを通常溶解性を上げるためテレフタル
酸塩化物とイソフタル酸塩化物の混合物とアルカリ下で
溶媒/水系中で撹拌することにより界面重合を行うこと
によって合成できる。
【0034】テレフタル酸塩化物とイソフタル酸塩化物
の比率はその重合体の溶解性を考慮して決定されるもの
で定説はない。ただし、いずれかの塩化物が30mol
%未満になると合成した重合体の溶解性が極端に低下す
るので注意が必要である。通常は1/1の比率で合成す
るのが好ましい。
の比率はその重合体の溶解性を考慮して決定されるもの
で定説はない。ただし、いずれかの塩化物が30mol
%未満になると合成した重合体の溶解性が極端に低下す
るので注意が必要である。通常は1/1の比率で合成す
るのが好ましい。
【0035】
【化8】 (式中、Xは−CR13R14−(R13及びR14は各々独立
に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のア
ルキル基または炭素数6〜12のアリール基である)、
置換されてもよい炭素数5〜11の1,1−シクロアル
キレン基、炭素数2〜10のα,ω−アルキレン基、単
結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2 −であ
る。また、R1 乃至R8 は各々独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基また
はアルキレン基である。) 本発明の電子写真感光体においては、式(1)で示され
る構成単位が同一のもので構成される重合体でも、2種
類以上の式(1)で示される別種の構成単位からなる共
重合体でもよい。
に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のア
ルキル基または炭素数6〜12のアリール基である)、
置換されてもよい炭素数5〜11の1,1−シクロアル
キレン基、炭素数2〜10のα,ω−アルキレン基、単
結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2 −であ
る。また、R1 乃至R8 は各々独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基また
はアルキレン基である。) 本発明の電子写真感光体においては、式(1)で示され
る構成単位が同一のもので構成される重合体でも、2種
類以上の式(1)で示される別種の構成単位からなる共
重合体でもよい。
【0036】好ましい例としては構成単位例1、2及び
7が挙げられ、構成単位が同一のもので構成される重合
体の場合には構成単位1からなる重合体が特に好まし
く、2種類以上の式(1)で示される別種の構成単位か
らなる共重合体の場合には構成単位例1と構成単位例2
からなる共重合体が特に好ましい。
7が挙げられ、構成単位が同一のもので構成される重合
体の場合には構成単位1からなる重合体が特に好まし
く、2種類以上の式(1)で示される別種の構成単位か
らなる共重合体の場合には構成単位例1と構成単位例2
からなる共重合体が特に好ましい。
【0037】式(2)で示されるジフェノキノン系化合
物の例を以下に示す。この中で特に好ましい例としては
下記式(4)及び(5)が挙げられる。
物の例を以下に示す。この中で特に好ましい例としては
下記式(4)及び(5)が挙げられる。
【0038】
【化9】
【0039】本発明の電子写真感光体においては、式
(2)で示されるジフェノキノン系化合物1種類を用い
てもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
(2)で示されるジフェノキノン系化合物1種類を用い
てもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
【0040】以下本発明に用いる電子写真感光体の構成
について説明する。
について説明する。
【0041】本発明における電子写真感光体は、感光層
が電荷輸送材料と電荷発生材料を同一の層に含有する単
層型であっても、電荷輸送層と電荷発生層に分離した積
層型でもよいが電子写真特性的には積層型が好ましい。
が電荷輸送材料と電荷発生材料を同一の層に含有する単
層型であっても、電荷輸送層と電荷発生層に分離した積
層型でもよいが電子写真特性的には積層型が好ましい。
【0042】使用する導電性支持体は導電性を有するも
のであればよく、アルミニウム、ステンレス等の金属、
あるいは導電層を設けた金属、紙及びプラスチック等が
挙げられ、形状はシート状及び円筒状等が挙げられる。
のであればよく、アルミニウム、ステンレス等の金属、
あるいは導電層を設けた金属、紙及びプラスチック等が
挙げられ、形状はシート状及び円筒状等が挙げられる。
【0043】LBP等画像入力がレーザー光の場合は散
乱による干渉縞防止、または支持体の傷を被覆すること
を目的とした導電層を設けてもよい。これは、カーボン
ブラック及び金属粒子等の導電性粉体をバインダー樹脂
に分散させて形成することができる。導電層の膜厚は5
〜40μmが好ましく、より好ましくは10〜30μm
である。
乱による干渉縞防止、または支持体の傷を被覆すること
を目的とした導電層を設けてもよい。これは、カーボン
ブラック及び金属粒子等の導電性粉体をバインダー樹脂
に分散させて形成することができる。導電層の膜厚は5
〜40μmが好ましく、より好ましくは10〜30μm
である。
【0044】その上に接着機能を有する中間層を設け
る。中間層の材料としてはポリアミド、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、カ
ゼイン、ポリウレタン及びポリエーテルウレタン等が挙
げられる。これらは適当な溶剤に溶解して塗布される。
中間層の膜厚は0.05〜5μmが好ましく、より好ま
しくは0.3〜1μmである。
る。中間層の材料としてはポリアミド、ポリビニルアル
コール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、カ
ゼイン、ポリウレタン及びポリエーテルウレタン等が挙
げられる。これらは適当な溶剤に溶解して塗布される。
中間層の膜厚は0.05〜5μmが好ましく、より好ま
しくは0.3〜1μmである。
【0045】中間層の上には電荷発生層が形成される。
本発明に用いられる電荷発生物質としてはセレン−テル
ル、ピリリウム、チアピリリウム系染料、フタロシアニ
ン、アントアントロン、ジベンズピレンキノン、トリス
アゾ、シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナ
クリドン及び非対称キノシアニン系の各顔料が挙げられ
る。機能分離型の場合、電荷発生層は前記電荷発生物質
を0.3〜4倍量のバインダー樹脂及び溶剤とともにホ
モジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミ
ル、サンドミル、アトライター、ロールミル及び液衝突
型高速分散機等の方法でよく分散し、分散液を塗布、乾
燥させて形成される。電荷発生層の膜厚は5μm以下が
好ましく、より好ましくは0.1〜2μmである。
本発明に用いられる電荷発生物質としてはセレン−テル
ル、ピリリウム、チアピリリウム系染料、フタロシアニ
ン、アントアントロン、ジベンズピレンキノン、トリス
アゾ、シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナ
クリドン及び非対称キノシアニン系の各顔料が挙げられ
る。機能分離型の場合、電荷発生層は前記電荷発生物質
を0.3〜4倍量のバインダー樹脂及び溶剤とともにホ
モジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミ
ル、サンドミル、アトライター、ロールミル及び液衝突
型高速分散機等の方法でよく分散し、分散液を塗布、乾
燥させて形成される。電荷発生層の膜厚は5μm以下が
好ましく、より好ましくは0.1〜2μmである。
【0046】電荷輸送層は主として電荷輸送材料及びバ
インダー樹脂を溶剤中に溶解させた塗料を塗工・乾燥し
て形成する。用いられる電荷輸送材料は式(2)で示さ
れるジフェノキノン系化合物であり、用いられるバイン
ダー樹脂は式(1)で示されるポリアリレートである。
インダー樹脂を溶剤中に溶解させた塗料を塗工・乾燥し
て形成する。用いられる電荷輸送材料は式(2)で示さ
れるジフェノキノン系化合物であり、用いられるバイン
ダー樹脂は式(1)で示されるポリアリレートである。
【0047】これらは0.5〜2倍量のバインダー樹脂
と組み合わされ塗工、乾燥し電荷輸送層を形成する。電
荷輸送層の膜厚は5〜40μmが好ましく、より好まし
くは15〜30μmである。
と組み合わされ塗工、乾燥し電荷輸送層を形成する。電
荷輸送層の膜厚は5〜40μmが好ましく、より好まし
くは15〜30μmである。
【0048】図1に本発明の電子写真感光体を有するプ
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
ロセスカートリッジを有する電子写真装置の概略構成を
示す。
【0049】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光
光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順
次形成されていく。
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光
光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順
次形成されていく。
【0050】形成された静電潜像は、次いで現像手段5
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。
によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、不
図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体
1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、転
写手段6により順次転写されていく。
【0051】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外へプリントアウ
トされる。
【0052】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し像形成に使用され
る。尚、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接触
帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10
により除電処理された後、繰り返し像形成に使用され
る。尚、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接触
帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではな
い。
【0053】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱可能に構成しても良い。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカートリ
ッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカート
リッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写
真装置本体に対して着脱可能に構成しても良い。例え
ば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段
9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ
ートリッジ化して、装置本体のレール12等の案内手段
を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ1
1とすることができる。
【0054】また、画像露光光4は、電子写真装置が複
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や
透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化
し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、
LEDアレイの駆動及び液晶シャッターアレイの駆動等
により照射される光である。
【0055】一方、ファクシミリのプリンターとして使
用する場合には、画像露光光4は受信データをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。
用する場合には、画像露光光4は受信データをプリント
するための露光光になる。図2はこの場合の1例をブロ
ック図で示したものである。
【0056】コントローラー14は画像読取部13とプ
リンター22を制御する。コントローラー14の全体は
CPU20により制御されている。画像読取部13から
の読取データは、送信回路16を通して相手局に送信さ
れる。相手局から受けたデータは受信回路15を通して
プリンター22に送られる。画像メモリには所定の画像
データが記憶される。プリンターコントローラ21はプ
リンター22を制御している。17は電話である。
リンター22を制御する。コントローラー14の全体は
CPU20により制御されている。画像読取部13から
の読取データは、送信回路16を通して相手局に送信さ
れる。相手局から受けたデータは受信回路15を通して
プリンター22に送られる。画像メモリには所定の画像
データが記憶される。プリンターコントローラ21はプ
リンター22を制御している。17は電話である。
【0057】回線18から受信された画像(回線を介し
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路15で復調された後、CPU20によって画像情報を
復号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ19に格納され
ると、そのページの画像記録を行う、CPU20は、画
像メモリ19から1ページの画像情報を読み出し、プリ
ンターコントローラー21に復号化された1ページの画
像情報を送出する。プリンターコントローラー21は、
CPU20からの1ページの画像情報を受け取ると、そ
のページの画像情報記録を行うべくプリンター22を制
御する。CPU20は、プリンター22による記録中
に、次のページの受信を行っている。
て接続されたリモート端末からの画像情報)は、受信回
路15で復調された後、CPU20によって画像情報を
復号処理され順次画像メモリ19に格納される。そし
て、少なくとも1ページの画像がメモリ19に格納され
ると、そのページの画像記録を行う、CPU20は、画
像メモリ19から1ページの画像情報を読み出し、プリ
ンターコントローラー21に復号化された1ページの画
像情報を送出する。プリンターコントローラー21は、
CPU20からの1ページの画像情報を受け取ると、そ
のページの画像情報記録を行うべくプリンター22を制
御する。CPU20は、プリンター22による記録中
に、次のページの受信を行っている。
【0058】このようにして、画像の受信と記録が行わ
れる。
れる。
【0059】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター及
びレーザー製版等電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0060】以下実施例に従って説明する。実施例中部
は重量部を表わす。
は重量部を表わす。
【0061】〔実施例1〕30φ、254mmのアルミ
ニウムシリンダーを支持体とし、それに、以下の材料よ
り構成される塗料を支持体上に浸漬コーティング法で塗
布し140℃で30分熱硬化して15μmの導電層を形
成した。
ニウムシリンダーを支持体とし、それに、以下の材料よ
り構成される塗料を支持体上に浸漬コーティング法で塗
布し140℃で30分熱硬化して15μmの導電層を形
成した。
【0062】 導電性顔料:SnO2 コート処理硫酸バリウム 10部 抵抗調節用顔料:酸化チタン 2部 バインダー樹脂:フェノール樹脂 6部 レベリング材:シリコーンオイル 0.001部 溶剤:メタノール、メトキシプロパノール0.2/0.8 20部
【0063】次に、この上にN−メトキシメチル化ナイ
ロン3部及び共重合ナイロン3部をメタノール65部及
びn−ブタノール30部の混合溶媒に溶解した溶液を浸
漬コーティング法で塗布し0.5μmの中間層を形成し
た。
ロン3部及び共重合ナイロン3部をメタノール65部及
びn−ブタノール30部の混合溶媒に溶解した溶液を浸
漬コーティング法で塗布し0.5μmの中間層を形成し
た。
【0064】次に、CuKα特性X線回折のブラッグ角
2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.9°及
び27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフ
タロシアニン(TiOPc)4部及びポリビニルブチラ
ール(商品名:エスレックBM2、積水化学製)2部及
びシクロヘキサノン60部をφ1mmガラスビーズを用
いたサンドミル装置で4時間分散した後、エチルアセテ
ート100部を加えて電荷発生層用分散液を調製した。
これを浸漬コーティング法で塗布し0.3μmの電荷発
生層を形成した。
2θ±0.2°が9.0°、14.2°、23.9°及
び27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフ
タロシアニン(TiOPc)4部及びポリビニルブチラ
ール(商品名:エスレックBM2、積水化学製)2部及
びシクロヘキサノン60部をφ1mmガラスビーズを用
いたサンドミル装置で4時間分散した後、エチルアセテ
ート100部を加えて電荷発生層用分散液を調製した。
これを浸漬コーティング法で塗布し0.3μmの電荷発
生層を形成した。
【0065】次に、表2の条件1記載の電荷輸送材料4
部及び表3の条件1記載の重合体10部を、モノクロロ
ベンゼン30部及びジクロロメタン50部の混合溶媒に
溶解した。この重合体は所定ビフェノール(0.01m
ol)、を水酸化ナトリウム(0.8g)及び塩化テト
ラメチルアンモニウム(1g)を水100mlに溶かし
1リットルのミキサー中に投入し、これに1,2−ジク
ロロエタン(30ml)にテレフタル酸塩化物(0.0
05mol)及びイソフタル酸塩化物(0.005mo
l)を溶かしたものを撹拌しながら投入し10分高速撹
拌した。2時間放置後、1,2−ジクロロエタン液を回
収しこれに大量のヘキサンを投入しポリマーとして回収
したものである。なお、回収後水洗浄、クロロホルム溶
解及びメタノール滴下による精製工程を行ったものを用
いた。
部及び表3の条件1記載の重合体10部を、モノクロロ
ベンゼン30部及びジクロロメタン50部の混合溶媒に
溶解した。この重合体は所定ビフェノール(0.01m
ol)、を水酸化ナトリウム(0.8g)及び塩化テト
ラメチルアンモニウム(1g)を水100mlに溶かし
1リットルのミキサー中に投入し、これに1,2−ジク
ロロエタン(30ml)にテレフタル酸塩化物(0.0
05mol)及びイソフタル酸塩化物(0.005mo
l)を溶かしたものを撹拌しながら投入し10分高速撹
拌した。2時間放置後、1,2−ジクロロエタン液を回
収しこれに大量のヘキサンを投入しポリマーとして回収
したものである。なお、回収後水洗浄、クロロホルム溶
解及びメタノール滴下による精製工程を行ったものを用
いた。
【0066】この塗料を浸漬コーティング法で塗布し、
120℃で2時間乾燥し25μmの電荷輸送層を形成し
た。
120℃で2時間乾燥し25μmの電荷輸送層を形成し
た。
【0067】次に、評価について説明する。
【0068】装置はヒューレットパッカード製LBP
「レーザージェット4plus」(プロセススピード7
1mm/sec)を改造して用いた。改造は一次帯電の
制御を定電流制御を定電圧制御の正帯電とし、ポジトナ
ーを用いた。作成した電子写真感光体をこの装置で28
℃、90%RH下で通紙耐久(HH耐久)を行った。シ
ーケンスはプリント1枚毎に1回停止する間欠モードと
した。
「レーザージェット4plus」(プロセススピード7
1mm/sec)を改造して用いた。改造は一次帯電の
制御を定電流制御を定電圧制御の正帯電とし、ポジトナ
ーを用いた。作成した電子写真感光体をこの装置で28
℃、90%RH下で通紙耐久(HH耐久)を行った。シ
ーケンスはプリント1枚毎に1回停止する間欠モードと
した。
【0069】トナーがなくなったならば補給し画像で問
題が出るまで耐久した。また、研磨テープを用いたテー
バー摩耗試験機を用い15分摩耗させ、そのときの重量
減少分を測定した。
題が出るまで耐久した。また、研磨テープを用いたテー
バー摩耗試験機を用い15分摩耗させ、そのときの重量
減少分を測定した。
【0070】更に、電子写真感光体の一部に3000L
ux、10分間の白色蛍光灯の光を当て10分間放置
後、明部電位を測定し光を当てる前から明部電位がどれ
だけ下がったかを測定しフォトメモリー値とした。
ux、10分間の白色蛍光灯の光を当て10分間放置
後、明部電位を測定し光を当てる前から明部電位がどれ
だけ下がったかを測定しフォトメモリー値とした。
【0071】更に、ソルベントクラック性は表面に皮脂
を付着させ48時間放置し顕微鏡観察によりソルベント
クラックの有無を観察しクラックの認められたものを
×、認められないものを○とした。
を付着させ48時間放置し顕微鏡観察によりソルベント
クラックの有無を観察しクラックの認められたものを
×、認められないものを○とした。
【0072】その結果を表4に示す。
【0073】
【表3】
【0074】
【表4】 テレフタル酸塩化物とイソフタル酸塩化物の混合比はモ
ル比で1:1とした。 [実施例2−9]電荷輸送層の電荷輸送材料に表2の条
件2〜9のものを用い、バインダー樹脂に表3の条件2
から9のものを用いた以外は、実施例1と同様に電子写
真感光体を作成し評価した。その結果を表4に示す。
ル比で1:1とした。 [実施例2−9]電荷輸送層の電荷輸送材料に表2の条
件2〜9のものを用い、バインダー樹脂に表3の条件2
から9のものを用いた以外は、実施例1と同様に電子写
真感光体を作成し評価した。その結果を表4に示す。
【0075】[実施例10−12]電荷発生材料として
実施例1のフタロシアニン系化合物5部、電荷輸送材料
に下記式(9)の正孔輸送剤を含む表2の条件10〜1
2に記載されたものを計80部、バインダー樹脂に表3
の条件10〜12に記載されたポリアリレート100部
を用い、これらをクロロベンゼン400部及びジクロロ
メタン400部の混合溶媒に加え、ペイントシェーカー
で混合分散して単層型用塗布液を調製した。実施例1と
同様にして導電層及び中間層まで塗布したシリンダーの
上にこの液を浸漬コーティング法で塗布した後、100
℃で60分乾燥して膜厚25μmの単層型の感光層を形
成し、実施例1と同様の評価をした。
実施例1のフタロシアニン系化合物5部、電荷輸送材料
に下記式(9)の正孔輸送剤を含む表2の条件10〜1
2に記載されたものを計80部、バインダー樹脂に表3
の条件10〜12に記載されたポリアリレート100部
を用い、これらをクロロベンゼン400部及びジクロロ
メタン400部の混合溶媒に加え、ペイントシェーカー
で混合分散して単層型用塗布液を調製した。実施例1と
同様にして導電層及び中間層まで塗布したシリンダーの
上にこの液を浸漬コーティング法で塗布した後、100
℃で60分乾燥して膜厚25μmの単層型の感光層を形
成し、実施例1と同様の評価をした。
【0076】
【化10】
【0077】
【表5】
【0078】[比較例1−3]電荷輸送層の輸送材料に
比較例1及び2では下記式(10)の化合物を単品で、
比較例3には式(8)で示される化合物を単品で用い、
バインダーに表5の条件1から3のものを用いた以外
は、実施例1と同様に電子写真感光体を作成し、評価し
た。その結果を表6に示す。
比較例1及び2では下記式(10)の化合物を単品で、
比較例3には式(8)で示される化合物を単品で用い、
バインダーに表5の条件1から3のものを用いた以外
は、実施例1と同様に電子写真感光体を作成し、評価し
た。その結果を表6に示す。
【0079】
【化11】
【0080】[比較例4]電荷輸送材料に式(8)の化
合物2部及び式(9)の化合物2部を用い、バインダー
に表5の条件4のものを用いた以外は、実施例10と同
様に電子写真感光体を作成し、評価した。その結果を表
6に示す。
合物2部及び式(9)の化合物2部を用い、バインダー
に表5の条件4のものを用いた以外は、実施例10と同
様に電子写真感光体を作成し、評価した。その結果を表
6に示す。
【0081】
【表6】
【0082】
【表7】
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、機械的強度を損なうこ
となく優れた耐ソルベントクラック性を有し、更に機械
的強度が強く、かつ直接帯電による放電に対する耐電気
特性が良好であり、製造が容易な直接帯電に適した電子
写真感光体、及び該電子写真感光体を有するプロセスカ
ートリッジ及び電子写真装置を提供することが可能とな
った。
となく優れた耐ソルベントクラック性を有し、更に機械
的強度が強く、かつ直接帯電による放電に対する耐電気
特性が良好であり、製造が容易な直接帯電に適した電子
写真感光体、及び該電子写真感光体を有するプロセスカ
ートリッジ及び電子写真装置を提供することが可能とな
った。
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカー
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
トリッジを有する電子写真装置の概略構成の例を示す図
である。
【図2】本発明の電子写真感光体を有するファクシミリ
のブロック図の例を示す図である。
のブロック図の例を示す図である。
1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 画像露光光 5 現像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール 13 画像読取部 14 コントローラー 15 受信回路 16 送信回路 17 電話 18 回線 19 画像メモリ 20 CPU 21 プリンターコントローラー 22 プリンター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 至 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 北村 航 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 導電性支持体上に感光層を有する電子写
真感光体において、該電子写真感光体の表面層が、下記
式(1)で示される構成単位を有する重合体及び下記式
(2)で示されるジフェノキノン系化合物を含有するこ
とを特徴とする電子写真感光体。 【化1】 (式中、Xは−CR13R14−(R13及びR14は各々独立
に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のア
ルキル基または炭素数6〜12のアリール基である)、
置換されてもよい炭素数5〜11の1,1−シクロアル
キレン基、炭素数2〜10のα,ω−アルキレン基、単
結合、−O−、−S−、−SO−または−SO2 −であ
る。また、R1 乃至R12は各々独立に水素原子、ハロゲ
ン原子、置換されてもよいアルキル基、アリール基また
はアルキレン基であり、nは整数である。) 【化2】 (式中、R15乃至R18は各々独立に水素原子、アルキル
基、アラルキル基またはアリール基を示す。なお、R15
とR17及びR16とR18は閉環してもよい。ただし、R15
乃至R18は同時に水素原子であることはない。) - 【請求項2】 式(1)で示される構成単位を有する重
合体が、下記構造(3)の重合体である請求項1記載の
電子写真感光体。 【化3】 - 【請求項3】 ジフェノキノン系化合物が、下記構造
(4)または(5)である請求項1または2記載の電子
写真感光体。 【化4】 - 【請求項4】 式(1)で示される構成単位を有する重
合体が、前記構造(3)と下記構造(11)の共重合体
である請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光
体。 【化5】 - 【請求項5】 請求項1乃至4記載の電子写真感光体、
及び帯電手段、現像手段及びクリーニング手段からなる
群より選ばれた少なくともひとつの手段を一体に支持
し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とす
るプロセスカートリッジ。 - 【請求項6】 請求項1乃至4記載の電子写真感光体、
帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有する
ことを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17513196A JPH1020523A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17513196A JPH1020523A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1020523A true JPH1020523A (ja) | 1998-01-23 |
Family
ID=15990835
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17513196A Pending JPH1020523A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1020523A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003173034A (ja) * | 2001-12-06 | 2003-06-20 | Canon Inc | 電子写真感光体の製造方法、該製造方法によって得られた電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
| JP2009128882A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-11 | Kyocera Mita Corp | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
| US20110111334A1 (en) * | 2009-11-06 | 2011-05-12 | Xerox Corporation | Light shock resistant overcoat layer |
| JP2013246364A (ja) * | 2012-05-28 | 2013-12-09 | Mitsubishi Chemicals Corp | 電子写真感光体、電子写真カートリッジ、及び画像形成装置 |
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-
1996
- 1996-07-04 JP JP17513196A patent/JPH1020523A/ja active Pending
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