JPH102054A - パネルの取付け金具集成体 - Google Patents

パネルの取付け金具集成体

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JPH102054A
JPH102054A JP15407196A JP15407196A JPH102054A JP H102054 A JPH102054 A JP H102054A JP 15407196 A JP15407196 A JP 15407196A JP 15407196 A JP15407196 A JP 15407196A JP H102054 A JPH102054 A JP H102054A
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panel
angle
vertical
fixed
mounting bracket
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JP15407196A
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English (en)
Inventor
Yuji Haba
祐司 幅
Toshiya Sugita
俊也 杉田
Kazuhiko Kibino
和彦 黍野
Teruo Kato
輝男 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建築物の鉄骨躯体の梁、幅が600mmを越
える大型のALCパネルやPC坂等のパネルを取付けて
外壁を構成する場合に、無足場で施工でき、且つ取付け
金具を簡略化して、取付けの手数と費用を節減する取付
け金具を提供する。 【解決手段】 梁に固着される断面がL字状のアングル
と、上段パネルの下端部を担持する水平部と前記アング
ルの垂直部を挟持する垂直部とからなる自重受け金具
と、下段パネルの上端部に係着されるイナヅマプレート
とからなる壁パネルの収付け金具集成体の、前記自重受
け金具の垂直部に、高さ調整機構の着脱部を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の鉄骨駆
体の梁に、例えば幅が600mmを超える大型のALC
パネルやPC板等の壁パネルを取付ける場合に使用する
取付け金具集成体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物の鉄骨躯体の梁に、幅が6
00mmを越え、アンカーナットが埋設されている大型
のALCパネルやPC板等のパネルを取付けて、外壁を
構成するには種々な取付け金具が採用されている。この
取付け金具は、厚い鉄板を加工して作った複数個の金具
を組み合わせた集成体の形で用いられるのが一般的であ
る。しかし、重量物を支えるために、種々の問題があ
る。
【0003】例えば、取付け調整機能が付いた取付け金
具を使用してパネルを取付ける場合には、この取付け金
具の構造が複雑なため高価であったり、パネルに取付け
金具の一部を埋設する必要があるなどの問題があった。
また、取付け調整機能が付いていない取付け金具は安価
であるが、パネル面の位置精度を良くするには高度な熟
練が必要であり、いずれも手数と費用がかかる問題があ
った。また、パネルを取り付ける際に足場を仮設する必
要がある場合が多く、そのためのスペースが必要であ
り、設置や撤去にも手数と費用がかかる問題もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、建築物の
鉄骨躯体の梁、例えば幅が600mmを越える大型のA
ICパネルやPC板等のパネルを取付けて外壁を構成す
る場合に、無足場で施工でき、且つ取付け金具を簡略化
して、取付けの手数と費用を節減する取付け金具を提供
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による壁パネルの
取付け金具集成体は、鉄骨躯体の梁の上面から屋外側に
向かって位置決め固着されたL字状アングルに、アンカ
ーナットが埋設されている幅広パネルを取付けるもので
あって、梁に固着される断面がL字状のアングルと、上
段パネルの下端部を支持する水平部および前記アングル
の垂直部に支持される垂直部からなる自重受け金具と、
下段パネルの上端部およびアングルの垂直部に固着され
るイナヅマプレートとからなり、前記自重受け金具の垂
直部に、高さ調整機構を着脱自在に設けてある。
【0006】本発明による壁パネルの取付け金具集成体
は、一態様によれば、段部で連結された第一部分および
第二部分からなるイナヅマプレートと、断面L字形に連
結された第一(水平)部分および第二(垂直)部分から
なるアングルと、断面L形に連結された第一(水平)部
分および第二(垂直)部分を有する自動受け金具とから
なり、イナヅマプレートの第一部分は下段パネルに固着
されると共に第二部分はアングルの第二(垂直)部分に
溶接されるようになっていて、自動受け金具の第一(水
平)部分は上段パネルを載せる面を有し、且つ第二(垂
直)部分はアングルの第二(垂直)部分に相対する面を
有し、自動受け金具の第二(垂直)部分の両側にアング
ルの第二(垂直)部分と交差方向に伸びる側壁部が形成
され、該側壁部に下側に開く切り欠き部が形成され、該
切り欠きにアングルの第二(垂直)部分およびイナヅマ
プレートの第二部分が入り込むようになっていて、そし
てアングルの第二(垂直)部分にはイナヅマプレートの
第二部分との溶接の長さを確保する削除部分が形成され
ている。
【0007】下段パネルの上端部に固着されているイナ
ヅマプレートの幅よりも狭い削除部分をアングルの垂直
部に設ければ、予め自重受け金具を取付けたパネルを、
吊り込んでアングルに取付けるとき、下段パネルの上部
イナヅマプレートを、アングルの削除部分の、垂直およ
び水平の2方向について、屋内側から溶接できるので、
作業性と溶接強度が向上する他、溶接火花でパネル表面
を汚染することがない。
【0008】また、自重受け金具の垂直部には上下方向
に長孔を設けると、パネルにこの自重受け金具を仮のネ
ジ止めで取り扱っても脱落することがなく、自重受け金
具を固着後は長孔に沿ってパネルが上下に横動可能とな
る。
【0009】前記自重受け金具に高さ調整機構の着脱部
を設けたので、パネルを取付ける際には、この自重受け
金具の垂直部に高さ調整機構を取付けて、高さを所望水
準に調整し、この自重受け金具を前記アングルに溶接固
着してから、高さ調整機構を取り外し、この高さ調整機
構を繰り返し再使用すればよい。
【0010】そのため自重受け金具は高さ調整機構を固
定しておく必要がなく、取付け金具集成体全体が安価に
なる利点がある。
【0011】またこの自重受け金具を使用してパネルを
取付ける際には、殆どの作業を屋内側から施工できるの
で足場の仮設が必要なく、足場のためのスペースと工
期、費用を節減することができる。
【0012】更に前記イナヅマプレートを下段パネルの
上端部に固着する際に、両者を相対的に上下方向にスラ
イド可能に取付ければロッキング構造となり、また両者
を相対的に左行方向にスライド可能に取着すればスウエ
イ構造となり、いずれも耐震構造とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面によって
説明する。図1は本発明の取付け金具集成体の斜視図で
あり、図2は図1の取付け金具集成体に適用される高さ
調整機構を示す斜視図である。また、図3は図1の取付
け金具集成体を使用してパネルを取付けた状況を示す背
面図、図4は図3のIV−IV矢視図である。なお、図4で
左側が屋外側で右側が屋内側である。
【0014】この取付け金具集成体は梁2に固着される
断面がL字状のアングル3と、上段パネル1の下端部を
担持する水平部6aと、前記アングル3の垂直部3gお
よび後述のイナヅマプレート5を挟持する垂直部6bと
からなる自重受け金具6と、下段パネル1の上端部にね
じ固着されるイナヅマプレート5とから構成されてい
る。そしてアングル3の垂直部3gには、図1に示すよ
うに、削除部分(切り込み)3bが設けられ、長手方向
両端部には垂直なスチフナー3aが固着されている。
【0015】自重受け金具6は、厚さ6.12mmの鉄
板材を加工したもので、断面L字形の水平部6aと垂直
部6bとからなり、垂直部6bの上端中央部には長孔6
eが穿設されている。また、垂直部6bの幅方向両端部
は、図1に示されるように、折り曲げられ且つ二股状を
なし、前記アングル3の垂直部3gと、下方のイナヅマ
プレート5の上半分とを挟むようになっている。また、
前記二股状部分の屋内側下端部には、高さ調整機構4を
着脱するための切り込み6cと、透孔6dとが設けられ
ている。
【0016】高さ調整機構4はコ字状で、両端部に透孔
4dが穿設されている本体4aと、この本体4aに螺合
する垂直なボルト4b、及び前記透孔4dと6dを貫通
可能なピン4cとからなっている。図示の場合は、透孔
4dを設けた折り曲げ端部分が二股状部分の下端部の透
孔6dの部分の外側にはまるようになっている。しか
し、これは内側にはめ込むようにしてもよい。そして前
記自重受け金具6の垂直部6bの切り込み6cに、高さ
調整機構4の本体4aを押し込んでピン4cで着脱可能
になっており、高さ調整機構4を自重受け金具6に取付
けた状態で、すなわち、切り込み6cと透孔6dを介し
て高さ調整機構4に自重受け金具6などの荷重を支えた
状態で、ボルト4bを正逆回転させることにより、自重
受け金具6を昇降させ、その水平部6aに担持されてい
る上段パネル1の高さを調整することができる。
【0017】イナヅマプレート5は、図3に示されるよ
うに、厚さ9mmの条材が段状に折り曲げられた形状を
しており、その下端部近辺には上下方向に長い孔5aが
穿孔されている。
【0018】このような取付け金具集成体を使用して上
段および下段のパネル1を躯体の梁2に取付ける方法に
ついて以下に説明する。先ず、建築物の躯体である梁2
には、パネル幅に応じた間隔(例えば500mm)に、
典型的にはパネルの両端部に対応する個所に所望の出幅
でアングル3を溶接固着する。すなわち、図4に示すよ
うに、アングル3の隅角部が躯体梁2から外側へ出てい
る。パネル取付け済みの階(図4の下側)の上段側にあ
る梁2のアングル3の垂直部には、前記間隔に対応し
て、下段パネル1の上端部にボルト固着されたイナヅマ
プレート5の上半分が固着されている。このとき、図1
に示すような削除部分3bをアングル3に設けておい
て、該削除部分(切り込み)3bに沿って溶接する。
【0019】この状態で次に取付ける上段パネル1の上
方端部(図示せず)の近辺にやはり通常な間隔で埋設さ
れているアンカーlbに、イナヅマプレート5を座金1
0を介してボルト11で上向きにボルト固着し、ボルト
11の頭部を座金10に点溶接しておく(特願平7−3
46930)。更にこのパネル1の下方端部の近辺に埋
設されているアンカーlaに、高さ調整機構4が取付け
られている自重受け金具6を、ボルト11で固着してお
く。また、パネル1の上小口面と一方の垂直小口面には
ガスケット8が取付けられている。
【0020】次に、上段パネル1の上端小口面(図示せ
ず)を、図示してないクレーンなどで吊り上げて、下段
パネル1の上方から吊り込んで、自重受け金具6の二股
状部分でアングル3の垂直部と、下段パネル1のイナヅ
マプレート5の上半分を挟持し、高さ調整機構4の垂直
なボルト4bに、上段パネル1の自重を担持させる(図
4)。そして、このパネル1のイナヅマプレート5とア
ングル3とを挟持するクリップなどの治具(図示せず)
で仮止めしてから、クレーンから切り離し、前記高さ調
整機構4のボルト4bを回転させて、上段パネル1の高
さを調整する。この調整位置で、自重受け金具6の垂直
部6bをアングル3の垂直部3gにそれらの接合部で溶
接し、上段パネル1の上端部(図示せず)のイナヅマプ
レート5は、さらに上段の梁に固着されているアングル
3の削除部分(切り込み)3bに沿って溶接する。
【0021】これで上段および下段パネル1が梁2に固
着されたので、高さ調整機構4のボルト4bを緩め、ピ
ン4cを抜き取って本体4aを取り外し、次に使用する
自重受け金具に取付けて再利用する。
【0022】上段パネル1に自重受け金具6を取付ける
際に、上段パネル1の下端小口面と自重受け金具6の水
平部6aとの間に、底面が球面状の支持部材7を挟んで
おけば、パネル1が建築物に沿ってロッキングした際
に、下端部が損傷することがなく好都合である(特願平
7−351247号参照)。
【0023】更に図10〜11に示すように、前記アン
グル3のスチフナー3aに、水平方向のボルトを螺合さ
せておき、自重受け金具6の水平方向の位置調整ができ
るようにしておけば便利である。
【0024】以上の作業は、全て屋内から施工すること
ができる。このようにしてパネルを順次取付けてから、
必要に応じ、ガスケット8の外側にシーリング材9を充
填するが、この場合は上方からゴンドラを吊り下げるな
どして作業すれば良く、またパネルの表面は予め仕上げ
塗装またはタイルを貼着しておけば、仕上げ作業のため
の足場は不要である。目地部にシーリング材9を充填す
れば壁パネルの取付け作業は完了する。
【0025】図1〜4の実施例では、自重受け金具6の
垂直部の両端部分の二股状部分、実質的には垂直部6b
の中央部と両端部の間に切り込みがあって、この切り込
み部分にアングル3の垂直部分とイナヅマプレート5の
上半分をはめ込ませている。しかし、この切り込み部分
の幅を広くして、垂直部6bの中央部とイナヅマプレー
ト5の間に隙間があってもよい。いずれにせよ、自重受
け金具6はアングル3によって支持される。
【0026】図5は、本発明の取付け金具集成体の他の
実他例を示す斜視図であり、図6はこの取付け金具集成
体を使用してパネルを取付けた状況を示す背面図、図7
は図6のVII−VII矢視図である。この取付け金具集成体
は、前述の実施例と同様に、梁2に固着される断面がL
字状のアングル3と、上段パネル1の下端部を支持する
水平部と前記アングル3の垂直部およびイナヅマプレー
ト5の上半分を挟む垂直部とからなる自重受け金具6
と、下段パネル1の上端部に係着されるイナヅマプレー
ト5とから構成されている。そしてアングル3の垂直部
には削除部分(切り込み)3bが設けられ、長手方向両
端部には垂直なスチフナー3aが固着されている。
【0027】自重受け金具6は、12mmの板状を断面
L字形に折り曲げて水平部6aと垂直部6bとからな
り、垂直部6bの上端中央部には長孔6eが穿設されて
いる。また、垂直部6bの幅方向両端部は、図示のよう
に折り曲げられ且つ二股状をなし、前記アングル3の垂
直面と下方のイナヅマプレート5の上半分とを挟むよう
になっている。また前記二股状部分の屋内側下端部に
は、高さ調整機構40を着脱するための水平な板材6f
が固着されている。
【0028】高さ調整機構40は、長さが前記アングル
3の長さよりも短い盤状の基盤40aに、垂直なボルト
40bが固着されており、このボルト40bに円頭で長
い袋ナット40cがボルト結合されている。そして高さ
調整機構40の基盤40aをアングル3の水平部3cの
上に載せ、前記ナット40cの円頭部を、自重受け金具
6の板材6fの裏面に当接させた状態で、このナット4
0cを回転させることにより自重受け金具6を昇降さ
せ、水平部6aに担持されている上段パネル1の高さを
調整することができる。
【0029】イナヅマプレート5は厚さ9mmの条材が
段状に折り曲げられた形状をしており、その下端部近辺
には水平方向に長孔5bが穿孔されている。
【0030】このような取付け金具集成体を使用してパ
ネルを躯体の梁2に取付ける方法について以下に説明す
る。先ず、建築物の躯体の梁2にはパネル幅に応じた間
隔(例えば1800mm)に、所望の出幅でアングル3
を固着し、パネル取付け済みの階(図6の下側)の上段
側の梁のアングル3の垂直部の削除部分(切り込み)3
bに沿って下段パネル1のイナヅマプレート5が溶接固
着されている。また、このアングル3の水平部3cの上
に高さ調節機構40を載せておく。
【0031】この状態で、次に取付ける上段パネル1の
上方端部近辺(図示せず)に埋設されているアンカーl
bに、イナヅマプレート5を、座金10を介してボルト
11で上向きにボルト固着し、ボルト11の頭部を座金
10に点溶接しておく。更にこのパネル1の下方端部近
辺に埋設されているアンカーlaに、自重受け金具6を
ボルト11でボルト固着しておく。またパネル1の上小
口面と一方の垂直小口面にはガスケット8が取付けられ
ている。
【0032】次に、上段パネル1の上端小口面(図示せ
ず)を、図示してないクレーンなどで吊り上げて、下段
パネル1の上方から吊り込んで、自重受け金具6の二股
状部分でアングル3の垂直部と下段パネル1のイナヅマ
プレート5を挟み、板材6fの裏面に当接させた、高さ
調整機構40の垂直なボルト40bおよび袋ナット40
cに、上段パネル1の自重を支持させる。そして、下段
パネル1のイナヅマプレート5とアングル3とを挟持す
る治具(図示せず)で仮止めしてから、クレーンから切
り離し、前記袋ナット40cを回転させて、上段パネル
1の高さを調整したら、自重受け金具6の垂直部6bを
アングル3の垂直面に溶接し、上端パネル1の上端部
(図示せず)のイナヅマプレート5(図示せず)は、さ
らに上段の梁に固着されているアングル3の削除部分
(切り込み)3bに沿って溶接する。
【0033】これで上段および下段パネル1の隅部が梁
2に固着されたので、高さ調整機構40のナット40c
を緩め、基盤40aを抜き取って再利用する。これらの
作業は前述の実施例同様全て屋内から施工することがで
き、以後の作業も同様である。
【0034】図8〜9は、自重受け金具及び併用する高
さ調整機構の他の実施例を示す斜視図であり、この自重
受け金具6は、厚さ12mmの鉄板材を断面L字形に折
り曲げた水平部6aと垂直部6bとからなり、垂直部6
bの上端中央部には長孔6eが穿設されている。また垂
直部6bの幅方向両端部には、切り欠き6iを形成する
脚部6hを有する厚さ6mmの鉄板材を垂直部6bに沿
って溶接固着する。上記切り欠き6iは、脚部6hと垂
直部6bとの間に、前記アングル3の垂直面と、下方の
イナヅマプレート5の上端部とを挟持するようになって
いる。また前記脚部6hの下端がさらに延長され水平部
を形成し、該水平部には、高さ調整機構41を着脱する
ための切り込み6gが設けられている。この高さ調整機
構41は、ボルト41aに座金付きのナット41bと四
角盤41cとがボルト結合している。
【0035】そして前記自重受け金具6の切り込み6g
に、高さ調整機構41のボルトを挿入し、この切り込み
6gの縁部を、座金付きナット41bと四角盤41cで
上下から挟み、ナット41bを回転させて締着する。こ
の状態でボルト41aを正逆回転させることにより、自
重受け金具6を昇降させ、その水平部6aに担持されて
いる上段パネル1の高さを調整することができる。
【0036】この自重受け金具6と高さ調整機構41の
使用方法は、前述の実施例と同様であり、パネル1の取
付け後に、ボルト41aを緩めてから、ナット41bを
逆回転させて、この調整機構41を取り外し、次回の作
業に使用する。
【0037】図10は、アングル3の他の実施例の斜視
図であり、図11はこのアングル3を使用してパネル1
を上下左右に取付けた状態を説明する部分背面図であ
る。なお、図11の左方部分は、アングル3の垂直部3
9における削除部分3bとイナズマプレート5の溶接部
を説明するために、自重受け金具6の高さ調整機構4
と、その取付部分を省いてある。
【0038】この実施例のアングル3も、前述の実施例
と同様に垂直部3bの上縁が切り欠かれており、この切
り欠き3bの幅は、下段パネル1の上部イナヅマプレー
ト5の幅よりもやや狭い寸法になっている。
【0039】以上詳細に説明したように、本発明の取付
け金具集成体は、建築物の鉄骨躯体の梁に、幅が600
mmを越えるような大型のALCパネルやPC板等のパ
ネルを取付けて外壁を構成する場合に、梁に固着される
断面がL字状のアングルと、上段パネルの下端部を支持
する水平部および前記アングルの垂直部を挟む垂直部と
からなる自重受け金具と、下段パネルの上端部に固着さ
れるイナヅマプレートとからなる壁パネルの取付け金具
集成体に対し、前記自重受け金具に高さ調整機構の着脱
部を設けたので、パネルを取付ける際には、この自重受
け金具に高さ調整機構を適用して、高さを所望水準に調
整し、この自重受け金具を前記アングルに溶接固着して
から、高さ調整機構を取り外し、繰り返し再使用すれば
よい。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、取付け金具集成体には高さ調整機構を固定してお
く必要がなく、当該集成体前回の構造が簡単になるの
で、安価になる利点がある。またこの取付け金具集成体
を使用してパネルを取付ける際には、殆どの作業を屋内
側から施工できるので、足場の仮設が必要なく、足場の
ためのスペースと工期、費用を節減することができる。
更に前記イナヅマプレートを下段パネルの上端部に固着
する際に、両者を相対的に上下方向にスライド可能に取
着すればロッキング構造となり、また両者を相対的に水
平方向にスライド可能に取着すればスウエイ構造とな
り、いずれも耐震構造とすることができる。
【0041】パネルに予め自重受け金具を取付けた状態
で吊り込むので、取付けが容易となり、またパネルの上
部イナヅマプレートや自重受け金具を、アングルに縦、
横の2方向に屋内側から溶接可能なので、作業性と溶接
強度が向上する他、溶接火花でパネル表面を汚染するこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取り付け金具集成体の斜視図で、一部
が組み合わされ、一部が組合わさる直前の状態を示す。
【図2】本発明の取付け金具集成体に適用される高さ調
整機構の斜視図。
【図3】本発明の取付け金具集成体を使用してパネルを
取付けた状況を示す背面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視図である。
【図5】本発明の他の実施例の取付け金具集成体の斜視
図である。
【図6】図5の金具集成体を使用してパネルを取着した
状況を示す背面図である。
【図7】図6のVII-VII矢視図である。
【図8】自重受け金具の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図9】図8の自重受け金具に適用される高さ調整機構
の斜視図である。
【図10】本発明のアングルの実施例の斜視図である。
【図11】図8のアングルを利用した取付け金具集成体
を示す背面図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 梁 3 アングル 4、40、41 高さ調整機構 5 イナヅマプレート 6 自重受け金具 7 支持部材 8 ガスケット 9 ソーリング材 10 座金 11 ボルト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の鉄骨躯体の梁に上段パネルおよ
    び下段パネルを取付ける取付け金具集成体であって、梁
    に固着される断面がL字状のアングルと、上段パネルの
    下端部を支持する水平部および前記アングルの垂直部で
    支持される垂直部からなる自重受け金具と、前記アング
    ルの垂直部および下段パネルの上端部に固着されるイナ
    ヅマプレートとからなる壁パネルの取付け金具におい
    て、アングルの垂直部に、下段パネルの上端部に固着さ
    れているイナヅマプレートの幅よりも狭い削除部分があ
    り、前記自重受け金具の垂直部に、高さ調整機構が着脱
    可能に設けられることを特徴とする壁パネルの取付け金
    具集成体。
  2. 【請求項2】 位置決め固定された断面L字状のアング
    ルと、上段パネルの下端部を支持する水平部および前記
    アングルの垂直部に支持される垂直部からなる自重受け
    金具と、下段パネルの上端部着脱可能に取付けられるイ
    ナヅマプレートと、自重受け金具の水平部の上面に揺動
    自在になるように、底面が球面状に設けられている支持
    部材と、前記自重受け金具の垂直部に固着されたナット
    と、該ナットにネジ固着された高さ調整用の長ボルト
    と、前記自重受け金具の両側近辺でL字状アングルに固
    着され、水平方向位置調整用ネジ部が設けられたスチフ
    ナーとからなり、アングルの垂直部に、下段パネルの上
    端部に固着されているイナヅマプレートの幅よりも狭い
    削除部分があることを特徴とするパネルの取付け金具集
    成体。
  3. 【請求項3】 アングルは、水平部と垂直部の幅が異な
    っており、水平部と垂直部の交線に対し対称的な位置
    に、前記交線に沿って伸びる長孔が水平部と垂直部に設
    けられていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか
    に記載のパネルの取付け金具集成体。
  4. 【請求項4】 自重受け金具の垂直部には上下方向に長
    孔が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれかに記載の取付け金具集成体。
  5. 【請求項5】 上段パネルおよび下段パネルを取付ける
    ために鉄骨躯体の梁の上面に位置決め固定されたL字状
    アングルと、上段パネルの下端部小口面を支持する水平
    部および上段パネルの下段部に固着され且つL字状アン
    グルの垂直部に支持される垂直部からなる自重受け金具
    と、下段パネルの上端部に固着され且つ前記アングルに
    固着されるイナヅマプレートとからなり、上段パネルが
    自重受け金具に対して上下方向に摺動可能に取付けられ
    るように自重受け金具の垂直部に切り込みがあり、該切
    り込みの長さ分だけ上段パネルが自重受け金具に対して
    摺動可能となっていて、前記自重受け金具に支持されて
    いるパネルの下端小口面、または、この自重受け金具の
    水平部に相対する下段パネルの上端小口面が、少なくと
    も自重受け金具の水平部の厚さに相当するだけ切り欠か
    れ、アングルの垂直部に、下段パネルの上端部に固着さ
    れているイナヅマプレートの幅よりも狭い削除部分があ
    ることを特徴とするパネルの取付け構造。
  6. 【請求項6】 段部で連結された第一部分および第二部
    分からなるイナヅマプレートと、断面L字形に連結され
    た第一部分および第二部分からなるアングルと、断面L
    形に連結された第一部分および第二部分を有する自動受
    け金具とからなり、イナヅマプレートの第一部分は下段
    パネルに固着されると共に第二部分はアングルの第二部
    分に溶接されるようになっていて、自動受け金具の第一
    部分は上段パネルを載せる面を有し、且つ第二部分はア
    ングルの第二部分に相対する面を有し、自動受け金具の
    第二部分の両側にアングルの第二部分と交差方向に伸び
    る側壁部が形成され、該側壁部に下側に開く切り欠き部
    が形成され、該切り欠きにアングルの第二部分およびイ
    ナヅマプレートの第二部分が入り込むようになってい
    て、そしてアングルの第二部分にはイナヅマプレートの
    第二部分との溶接の長さを確保する削除部分が形成され
    ていることを特徴するパネル取付け金具集成体。
JP15407196A 1996-06-14 1996-06-14 パネルの取付け金具集成体 Pending JPH102054A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014125775A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Daiwa House Industry Co Ltd 外壁構造
CN104179278A (zh) * 2014-09-12 2014-12-03 上海市城市建设设计研究总院 预制外挂墙板用隐藏式二合一干式连接节点

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