JPH10205897A - 複数圧縮機の均油システム - Google Patents

複数圧縮機の均油システム

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JPH10205897A
JPH10205897A JP1359597A JP1359597A JPH10205897A JP H10205897 A JPH10205897 A JP H10205897A JP 1359597 A JP1359597 A JP 1359597A JP 1359597 A JP1359597 A JP 1359597A JP H10205897 A JPH10205897 A JP H10205897A
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JP
Japan
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oil
compressor
pipe
shell
compressors
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Withdrawn
Application number
JP1359597A
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English (en)
Inventor
Takashi Kaneko
孝 金子
Masao Kurachi
正夫 蔵地
Kazuo Nakatani
和生 中谷
Michiyoshi Kusaka
道美 日下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00Component parts or details not otherwise provided for in this subclass
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2700/00Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
    • F25B2700/03Oil level

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の圧縮機に異なる容量の圧縮機が含まれ
ている場合、或いは、複数の圧縮機に可変容量方式の圧
縮機が含まれている場合でも、各圧縮機の油量を適正量
に制御する。 【解決手段】 各圧縮機1のシェルの標準油面高さ近傍
に均油管接続配管2を設け、各均油管接続配管2の一端
を連通した均油管3と、各圧縮機1への吸入分岐部4よ
り上流側の吸入配管5に設けられガス冷媒のみを排出す
るガス冷媒排出口7を備えた気液分離器6と、ガス冷媒
排出口7と均油管3を連通し均油管3の圧力を各圧縮機
1のシェル内の圧力より高くした連通管8を備えた構造
とすることにより、均油管を介したオイルの移動をなく
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低圧シェル方式の
複数圧縮機の均油システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複数圧縮機の油面制御シ
ステムとしては、実開平4−19675号公報に開示さ
れている。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した複数圧
縮機の均油システムについて説明する。
【0004】図8において、複数の低圧シェル方式の圧
縮機1のシェルの標準油面高さ近傍には均油管接続配管
2が設けられ、各均油管接続配管2の一端は均油管3に
連通している。尚、圧縮機1は本従来例では3台接続さ
れており、区別する場合は添字a,b,cを付けること
にする。
【0005】次に、上記構成の複数圧縮機の均油システ
ムにおける各圧縮機の油量制御方法について説明する。
【0006】まず、圧縮機1のシェル内の油量が増加し
油面高さが上昇すると、圧縮機1の均油管接続配管2の
圧力が上昇する。また、圧縮機1のシェル内の油量が減
少し油面高さが低下すると、圧縮機1の均油管接続配管
2の圧力が低下する。
【0007】従って、例えば圧縮機1aの油量が起動時
のオイルフォーミング等のために減少した場合、圧縮機
1aの油面高さが低下し、圧縮機1aの均油管接続配管
2aの圧力が圧縮機1b,1cの均油管接続配管2b,
2cの圧力より低くなる。そのため、圧縮機1b,1c
のシェル内の油が均油管3を介して圧縮機1aのシェル
内に移動し、圧縮機1aの油量不足を防止できる。
【0008】また、圧縮機1aの油量が返油量の偏り等
のために増加した場合、圧縮機1aの油面高さが上昇
し、圧縮機1aの均油管接続配管2aの圧力が圧縮機1
b,1cの均油管接続配管2b,2cの圧力より高くな
る。
【0009】そのため、圧縮機1aのシェル内の油が均
油管3を介して圧縮機1b,1cのシェル内に移動し、
圧縮機1aの油量過多を防止できる。このように、各圧
縮機の油量を適正量に制御できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、複数の圧縮機に異なる容量の圧縮機が含
まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可変容量方式
の圧縮機が含まれている場合には、各圧縮機が低圧シェ
ル方式であるため、高容量側の圧縮機のシェル内の圧力
は低くなり、そして、低容量側の圧縮機のシェル内の圧
力は高くなる。従って、各圧縮機間のシェル内の圧力差
に対応する油面差(例えば、差圧0.01kg/cm2
で油面差10cmに対応)が得られるまで、低容量側の
圧縮機のシェル内の油が均油管を介して高容量側の圧縮
機のシェル内に移動する。
【0011】この時、低容量側の圧縮機の油面高さが均
油管接続配管の位置より下方になっても、低容量側の圧
縮機のシェル内では回転部品により攪拌された油、或い
は、圧縮室から落下した油がミスト状となって浮遊して
いるため、このミスト状の油が冷媒とともに高容量側の
圧縮機に移動してしまう。
【0012】そのため、低容量側の圧縮機の油面高さが
均油管接続配管の位置より下方になっても油量は減少し
続け、やがて油量不足となり、圧縮機の損傷となる。
【0013】このように、複数の圧縮機に異なる容量の
圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可
変容量方式の圧縮機には、低容量側の圧縮機の油量不足
が発生するという問題があった。
【0014】また、この解決策として、所定時間毎に全
ての圧縮機を停止し均油する方法が考えられるが、数分
から数十分毎に圧縮機を停止する必要があり、頻繁なオ
ンオフ運転でシステムが安定しない。そのため、効率が
悪くなるとともにシステムの信頼性が低下する問題があ
る。
【0015】本発明は従来の課題を解決するもので、低
圧シェル方式の複数の圧縮機を並列に使用する場合にお
いて、均油システムを簡単な構成で提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の低圧シ
ェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均油管
接続配管を設け、前記各均油管接続配管の一端を連通し
た均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の吸入
配管に設けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口
を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記均油
管を連通し前記均油管の圧力を各圧縮機のシェル内の圧
力より高くした連通管を備えたものである。
【0017】また、本発明は、複数の低圧シェル方式の
圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均油管接続配管を
設け、前記各均油管接続配管の一端を連通した均油管
と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の吸入配管に設
けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口を備えた
気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通
し前記均油管の圧力を各圧縮機のシェル内の圧力より高
くした連通管と、前記連通管に設けられた二法弁を備
え、冷房、或いは、暖房の連続運転時間が所定の時間以
上となると、一定時間だけ前記二方弁を閉止する二方弁
制御手段を備えたものである。
【0018】また、本発明は、複数の低圧シェル方式の
圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均油管接続配管を
設け、前記各均油管接続配管の一端を連通した均油管
と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の吸入配管に設
けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口を備えた
気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通
し前記均油管の圧力を各圧縮機のシェル内の圧力より高
くした連通管と、前記連通管に設けられた二方弁と、各
圧縮機のシェル上部とシェル下部の差圧を検出する差圧
検出装置を備え、少なくとも1台の圧縮機の前記差圧検
出装置が検出したシェル上部をシェル下部の差圧が所定
の下限差圧未満となる前記二方弁を閉止し、その後、全
ての圧縮機の前記差圧検出装置が検出したシェル上部と
シェル下部の差圧が所定の基準差圧以上となると前記二
方弁を開口する二方弁制御手段を備えたものである。
【0019】また、本発明は、複数の低圧シェル方式の
圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均油管接続配管を
設け、前記各均油管接続配管の一端を連通した均油管
と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の吸入配管に設
けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口を備えた
気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通
し前記均油管の圧力を各圧縮機のシェル内の圧力より高
くした連通管と、前記連通管に設けられた二方弁と、各
圧縮機の油面高さを検出する油面高さ検出装置を備え、
少なくとも1台の圧縮機の前記油面高さ検出装置が検出
した油面高さが所定の下限油面高さ未満となる前記二方
弁を閉止し、その後、全ての圧縮機の前記油面高さ検出
装置が検出した油面高さが所定の基準油面高さ以上とな
ると前記二方弁を開口する二方弁制御手段を備えたもの
である。
【0020】この本発明によれば、いかなる容量の圧縮
機の組み合わせや使用状況においても、確実に各圧縮機
のシェル内の油量を適正量に制御できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面
高さ近傍に均油管接続配管を設け、前記各均油管接続配
管の一端を連通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部
より上流側の吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出す
るガス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒
排出口と前記均油管を連通し前記均油管の圧力を各圧縮
機のシェル内の圧力より高くした連通管を備えたもので
ある。
【0022】従って、複数の圧縮機に異なる容量の圧縮
機が含まれている場合は、或いは、複数の圧縮機に可変
容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の運
転中は、低容量側の圧縮機のシェルから前記均油管を介
して高容量側の圧縮機に油が移動することがなくなり、
低容量側の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0023】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記均油管と各圧
縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同じ
く前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比
例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機
の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異な
る。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が少
なく、油量が減少していく。
【0024】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0025】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間運転を続けると、油量が減少していく。
【0026】しかし、全ての圧縮機が停止すると、冷凍
サイクル内が均圧され、前記均油管を介して各圧縮機の
油面高さが等しくなるように油が移動し、高容量側の圧
縮機の油量不足を防止できる。このように、各圧縮機の
油量を適正量に制御できる。
【0027】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ
近傍に均油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の
一端を連通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より
上流側の吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガ
ス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出
口と前記均油管を連通し前記均油間の圧力を各圧縮機の
シェル内の圧力より高くした連通管と、前記連通管に設
けられた二方弁を備え、冷房、或いは、暖房の連続運転
時間が所定の時間以上となると、一定時間だけ前記二方
弁を閉止する二方弁制御手段を備えたものである。
【0028】従って、複数の圧縮機に異なる容量の圧縮
機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可変容
量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の運転
中で前記二方弁が開口している期間は、低容量側の圧縮
機のシェルから前記均油管を介して高容量側の圧縮機に
油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機の油量
不足を防止できる。
【0029】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記均油管と各圧
縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同じ
く前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比
例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機
の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異な
る。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が少
なく、油量が減少していく。
【0030】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0031】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間連続運転(例えば、20時間)を続ける
と、油量が減少していく。
【0032】しかし、冷房、及び暖房の連続運転時間が
所定時間(例えば、10時間)以上となると、前記二方
弁を一定時間(例えば、5分)閉止するため、この前記
二方弁の閉止時に、シェル内の圧力が高い低容量側の圧
縮機からシェル内の圧力が低い高容量側の圧縮機に前記
均油管を介して油が移動し、高容量側の圧縮機の長時間
連続運転時の油量不足を防止できる。このように、各圧
縮機の油量を適正量に制御できる。
【0033】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ
近傍に均油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の
一端を連通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より
上流側の吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガ
ス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出
口と前記均油管を連通し前記均油間の圧力を各圧縮機の
シェル内の圧力より高くした連通管と、前記連通管に設
けられた二方弁と、各圧縮機のシェル上部とシェル下部
の差圧を検出する差圧検出装置を備え、少なくとも1台
の圧縮機の前記差圧検出装置が検出したシェル上部とシ
ェル下部の差圧が所定の下限差圧未満となると前記二方
弁を閉止し、その後、全ての圧縮機の前記差圧検出装置
が検出したシェル上部とシェル下部の差圧が所定の基準
差圧以上となると前記二方弁を開口する二方弁制御手段
を備えたものである。
【0034】従って、複数の圧縮機の異なる容量の圧縮
機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可変容
量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の運転
中で前記二方弁が開口している期間は、低容量側の圧縮
機のシェルから前記均油管を介して高容量側の圧縮機に
油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機の油量
不足を防止できる。
【0035】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記均油管と各圧
縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同じ
く前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比
例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機
の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異な
る。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が少
なく、油量が減少していく。
【0036】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0037】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低溶量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間連続運転(例えば20時間)を続けると、
油量が減少していく。
【0038】しかし、少なくとも1台の圧縮機の前記差
圧検出装置が検出したシェル上部とシェル下部の差圧が
所定の下限差圧(例えば0.003kg/cm2)未満
となると、その後、全ての圧縮機の前記差圧検出装置が
検出したシェル上部とシェル下部の差圧が所定の基準差
圧(例えば、0.006kg/cm2)以上となるまで
前記二方弁を閉止するため、この前記二方弁の閉止時
に、シェル内の圧力が高い低容量側の圧縮機からシェル
内の圧力が低い高容量側の圧縮機に前記均油管を介して
油が移動し、高容量側の圧縮機の長時間連続運転時の油
量不足を防止できる。
【0039】また、各圧縮機の油量不足をシェル上部と
シェル下部の差圧より検出するため、運転条件の違いに
よる圧縮機の油吐出量、及び、返油量のばらつきに影響
されずに、精度良く前記二方弁を制御できる。
【0040】従って、前記二方弁の閉止が遅すぎるか、
或いは、前記二方弁の閉止後の開口が早すぎるための高
容量側の圧縮機の油量不足、及び前記二方弁の閉止が早
すぎるか、或いは、前記二方弁の閉止後の開口が遅すぎ
るための低容量側の圧縮機の油量不足を防止できる。こ
のように、各圧縮機の油量を適正量に制御できる。
【0041】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ
近傍に均油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の
一端を連通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より
上流側の吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガ
ス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出
口と前記均油管を連通し前記均油管の圧力を各圧縮機の
シェル内の圧力より高くした連通管と、前記連通管に設
けられた二方弁と、各圧縮機の油面高さを検出する油面
高さ検出装置を備え、少なくとも1台の圧縮機の前記油
面高さ検出装置が検出した油面高さが所定の下限油面高
さ未満となると前記二方弁を閉止し、その後、全ての圧
縮機の前記油面高さ検出装置が検出した油面高さが所定
の基準油面高さ以上となると前記二方弁を開口する二方
弁制御手段を備えたものである。
【0042】従って、複数の圧縮機に異なる容量の圧縮
機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可変容
量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の運転
中で前記二方弁が開口している期間は、低容量側の圧縮
機のシェルから前記均油管を介して高容量側の圧縮機に
油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機の油量
不足を防止できる。
【0043】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管から前記均油管接続配管を介して各圧縮機に返油
される。この時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記
均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、
返油量も同じく前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧
の平方根に比例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の
比と各圧縮機の前記連通管から前記均油管を介した返油
量の比は異なる。従って、一部の圧縮機では吐出油量よ
り返油量が少なく、油量が減少していく。
【0044】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0045】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間連続運転(例えば、20時間)を続けると
油量が減少していく。
【0046】しかし、少なくとも1台の圧縮機の前記油
面高さ検出装置が検出した油面高さが所定の下限油面高
さ(例えば、3cm)未満となると、その後、全ての圧
縮機の前記油面高さ検出装置が検出した油面高さが所定
の基準油面高さ(例えば、6cm)以上となるまで前記
二方弁を閉止するため、この前記二方弁の閉止時に、シ
ェル内の圧力が高い低容量側の圧縮機からシェル内の圧
力が低い高容量側の圧縮機に前記均油管を介して油移動
し、高容量側の圧縮機の長時間連続運転時の油量不足を
防止できる。
【0047】また、各圧縮機の油量不足を油面高さより
検出するため、運転条件の違いによる圧縮機の油吐出
量、及び、返油量のばらつき、及び、圧縮機のシェル内
の圧力分布のばらつきに影響されずに、精度良く前記二
方弁を制御できる。
【0048】従って、前記二方弁の閉止が遅すぎるか、
或いは、前記二方弁の閉止後の開口が早すぎるための高
容量側の圧縮機の油量不足、及び、前記二方弁の閉止後
の閉止が早すぎるか、或いは、前記二方弁の閉止後の開
口が遅すぎるための低容量側の前記圧縮機の油量不足を
防止できる。このように、各圧縮機の油量を適正量に制
御できる。
【0049】
【実施例】以下本発明の実施例について図1から図7を
用いて説明する。尚、従来と同一部分については同一符
号を付しその詳細な説明は省略する。
【0050】(実施例1)本発明の実施例1について図
1を用いて説明する。
【0051】図1は本発明の実施例1における複数圧縮
機の均油システムの構造図である。図1において、6は
各圧縮機1への吸入分岐部4より上流側の吸入配管5に
設けられ、ガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口7を
備えた気液分離器であり、8はガス冷媒排出口7と均油
管3を連通し、均油管3の圧力を各圧縮機1のシェル内
の圧力より高くした連通管である。尚、圧縮機1は本従
来例では3台接続されており、区別する場合は添字a,
b,cを付けることにする。
【0052】次に、上記構成の複数圧縮機の均油システ
ムにおける各圧縮機の油量制御方法について説明する。
ここで、複数の圧縮機には異なる容量の圧縮機が含まれ
ているか、或いは、可変容量方式の圧縮機が含まれてい
るものとし、圧縮機1aが圧縮機1b,1cよりも低容
量であるとする。
【0053】まず、圧縮機1の運転中は、連通管8によ
りガス冷媒排出口7と連通されている均油管3の圧力
は、圧縮機1のシェル内の圧力より高くなる。従って、
低容量側の圧縮機1aから高容量側の圧縮機1b,1c
に油が移動することはない。
【0054】また、全ての圧縮機1が停止している場合
は、サイクル内が均圧され、均油管3を介した各圧縮機
1の間の油の移動が可能となり、各圧縮機1の油量は油
面高さが等しくなるように調節される。
【0055】この実施例によれば、複数の圧縮機に異な
る容量の圧縮機が含まれている場合、或いは複数の圧縮
機に可変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧
縮機の運転中は、低容量側の圧縮機のシェルから均油管
を介して高容量側の圧縮機に油が移動することがなくな
り、低容量側の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0056】また、連通管に流れる冷媒に油が含まれて
いると、その油は冷媒とともに均油管から均油管接続配
管を介して各圧縮機に返油される。この時、各圧縮機に
分配される冷媒の量は、均油管と各圧縮機のシェル内の
差圧の平方根に比例し、返油量も同じく均油管と各圧縮
機のシェル内の差圧の平方根に比例する。そのため、各
圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管から均油管を
介した返油量の比は異なる。従って、一部の圧縮機では
吐出油量より返油量が少なく、油量が減少していく。
【0057】しかし、吸入管から連通管には気液分離器
により分離されたガス冷媒のみが流れ、油は流れない。
従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管か
ら均油管を介した返油量の比が異なるための一部の圧縮
機の油量不足を防止できる。
【0058】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、吸入配管から吸入分岐部を介して各圧縮機へ分配
される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従って、高容
量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少なく、長
時間運転を続けると、油量が減少していく。
【0059】しかし、全ての圧縮機が停止すると、冷凍
サイクル内が均圧され、均油管を介して各圧縮機の油面
高さが等しくなるように油が移動し、高容量側の圧縮機
の油量不足を防止できる。このように、各圧縮機の油量
を適正量に制御できる。
【0060】(実施例2)本発明の実施例2について図
2〜3を用いて説明する。
【0061】図2は本発明の実施例2における複数圧縮
機の均油システムの構造図である。図2において、6は
各圧縮機1への吸入分岐部4より上流側の吸入配管5に
設けられ、ガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口7を
備えた気液分離器であり、9はガス冷媒排出口7と均油
管3を連通し、均油管3の圧力を各圧縮機1のシェル内
の圧力より高くした連通管であり、10は連通管9に備
えられた二方弁である。
【0062】ここで、二方弁制御手段11は、冷房、或
いは、暖房の連続運転時間が所定の時間に達すると、一
定時間だけ二方弁10を閉止する。尚、圧縮機1は本従
来例では3台接続されており、区別する場合は添字a,
b,cを付けることにする。
【0063】図3は本発明の実施例2における複数圧縮
機の均油システムの二方弁10の制御方法を示すフロー
チャートである。
【0064】図3より、まずステップ1では、冷房、或
いは、暖房の連続運転時間Trを検知する。ステップ2
では、ステップ1で検知した連続運転時間Trが所定の
上限連続運転時間Tro(例えば、10時間)未満であ
るとステップ1に戻り、所定の上限連続運転時間Tro
以上であるとステップ3に進む。
【0065】ステップ3では、二方弁10を閉止する。
ステップ4では、二方弁10の閉止時間Tvを検知す
る。
【0066】ステップ5では、ステップ4で検知した二
方弁閉止時間Tvが所定の上限二方弁閉止時間Tvo
(例えば5分)未満であるとステップ4に戻り、所定の
上限二方弁閉止時間Tvo以上であるとステップ6に進
む。ステップ6では、二方弁10を開口する。ステップ
7では、連続運転時間Trを0に戻し、ステップ1に戻
る。
【0067】次に、上記構成の複数圧縮機の均油システ
ムにおける各圧縮機の油量制御方法について説明する。
ここで、複数の圧縮機には異なる容量の圧縮機が含まれ
ているか、或いは、可変容量方式の圧縮機が含まれてい
るものとし、圧縮機1aが圧縮機1b,1cよりも低容
量であるとする。
【0068】まず、圧縮機1が運転を開始すると、二方
弁10が開口しているため、連通管9によりガス冷媒排
出口7と連通されている均油管3の圧力は、圧縮機1の
シェル内の圧力より高くなる。従って、低容量側の圧縮
機1aから高容量側の圧縮機1b,1cに油が移動する
ことはない。
【0069】また、冷房、或いは、暖房の連続運転時間
が所定の時間に達すると、二方弁10が閉止され、シェ
ル内の圧力が高い低容量側の圧縮機1aから、均油管3
を介し、シェル内の圧力が低い高容量側の圧縮機1b,
1cに油が移動する。そして、二方弁10閉止後、一定
時間経過すると二方弁を開口し、均油管3を介する油の
移動をなくす。
【0070】この実施例によれば、複数の圧縮機に異な
る容量の圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧
縮機に可変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、
圧縮機の運転中で、二方弁が開口している期間は、低容
量側の圧縮機のシェルから均油管を介して高容量側の圧
縮機に油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機
の油量不足を防止できる。
【0071】また、連通管に流れる冷媒に油が含まれて
いると、その油は冷媒とともに均油管から均油管接続配
管を介して各圧縮機に返油される。この時、各圧縮機に
分配される冷媒の量は、均油管と各圧縮機のシェル内の
差圧の平方根に比例し、返油量も同じく均油管と各圧縮
機のシェル内の差圧の平方根に比例する。そのため、各
圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管から均油管を
介した返油量の比は異なる。従って、一部の圧縮機では
吐出油量より返油量が少なく、油量が減少していく。
【0072】しかし、吸入管から連通管には気液分離器
により分離されたガス冷媒のみが流れ、油は流れない。
従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管か
ら均油管を介した返油量の比が異なるための一部の圧縮
機の油量不足を防止できる。
【0073】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、吸入配管からの吸入分岐部を介して各圧縮機へ分
配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従って、高
容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少なく、
長時間連続運転(例えば、20時間)を続けると、油量
が減少していく。
【0074】しかし、冷房、及び、暖房の連続運転時間
が所定時間(例えば10時間)以上となると、二方弁を
一定時間(例えば5分)閉止するため、この二方弁の閉
止時に、シェル内の圧力が高い低容量側の圧縮機からシ
ェル内の圧力が低い高容量側の圧縮機に均油管を介して
油が移動し、高容量側の圧縮機の長時間連続運転時の油
量不足を防止できる。このように、各圧縮機の油量を適
正量に制御できる。
【0075】(実施例3)本発明の実施例3について図
4〜5を用いて説明する。
【0076】図4は本発明の実施例3における複数圧縮
機の均油システムの構造図である。図4において、6は
各圧縮機1への吸入分岐部4より上流側の吸入配管5に
設けられ、ガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口7を
備えた気液分離器であり、9はガス冷媒排出口7と均油
管3を連通し、均油管3の圧力を各圧縮機1のシェル内
の圧力より高くした連通管であり、10は連通管9に備
えられた二方弁であり、13は圧縮機1のシェル上部と
シェル下部の差圧を検出する差圧検出装置(例えば差圧
センサー、或いは、2つの圧力センサー)である。
【0077】ここで、二方弁制御手段12は、少なくと
も1台の圧縮機1の差圧検出装置13が検出したシェル
上部とシェル下部の差圧が所定の下限差圧未満となると
二方弁10を閉止し、その後、全ての圧縮機1の差圧検
出装置13が検出したシェル上部とシェル下部の差圧が
所定の基準差圧以上となると二方弁10を開口する。
尚、圧縮機2は本従来例では3台接続されており、区別
する場合は添字a,b,cを付けることにする。
【0078】図5は本発明の実施例3における複数圧縮
機の均油システムの二方弁10の制御方法を示すフロー
チャートである。
【0079】図5より、まずステップ11では、差圧検
出装置13が圧縮機1のシェル上部とシェル下部の差圧
Pを検出する。ステップ12では、少なくとも1台の圧
縮機1のステップ11で検知した差圧Pが、所定の下限
差圧P1(例えば0.003kg/cm2)以上である
とステップ11に戻り、所定の下限差圧P1未満である
とステップ13に進む。
【0080】ステップ13では、二方弁10を閉止す
る。ステップ14では、差圧検出装置13が圧縮機1の
シェル上部とシェル下部の差圧Pを検出する。
【0081】ステップ15では、全ての圧縮機1のステ
ップ14で検知した差圧Pが、所定の基準差圧Ps(例
えば0.006kg/cm2)未満であるとステップ1
4に戻り、所定の基準差圧Ps以上であるとステップ1
6に進む。ステップ16では、二方弁10を開口し、ス
テップ1に戻る。
【0082】次に、上記構成の複数圧縮機の均油システ
ムにおける各圧縮機の油量制御方法について説明する。
ここで、複数の圧縮機には異なる容量の圧縮機が含まれ
ているか、或いは、可変容量方式の圧縮機が含まれてい
るものとし、圧縮機1aが圧縮機1b,1cよりも低容
量であるとする。
【0083】まず、圧縮機1が運転を開始すると、二方
弁10が開口しているため、連通管9によりガス冷媒排
出口7と連通されている均油管3の圧力は、圧縮機1の
シェル内の圧力より高くなる。従って、低容量側の圧縮
機1aから高容量側の圧縮機1b,1cに油が移動する
ことはない。
【0084】また、圧縮機の油量が減少すると、油面高
さが低下し、シェル上部とシェル下部の差圧が小さくな
り、また、圧縮機の油量が増加すると、油面高さが上昇
し、シェル上部とシェル下部の差圧が大きくなる。従っ
て、圧縮機1b,1cの油量が減少し、シェル上部とシ
ェル下部の差圧が下限差圧未満となると、二方弁10が
閉止され、シェル内の圧力が高い低容量側の圧縮機1a
から、均油管10を介し、シェル内の圧力が低い高容量
側の圧縮機1b,1に油が移動する。
【0085】そして、圧縮機1b,1cの油量が増加
し、シェル上部とシェル下部の差圧が標準差圧以上とな
ると、二方弁10を開口し、均油管13を介する油の移
動をなくす。
【0086】この実施例によれば、複数の圧縮機に異な
る容量の圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧
縮機に可変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、
圧縮機の運転中で、二方弁が開口している期間は、低容
量側の圧縮機のシェルから均油管を介して高容量側の圧
縮機に油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機
の油量不足を防止できる。
【0087】また、連通管に流れる冷媒に油が含まれて
いると、その油は冷媒とともに均油管から均油管接続配
管を介して各圧縮機に返油される。この時、各圧縮機に
分配される冷媒の量は、均油管と各圧縮機のシェル内の
差圧の平方根に比例し、返油量も同じく均油管と各圧縮
機のシェル内の差圧の平方根に比例する。そのため、各
圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管から均油管を
介した返油量の比は異なる。従って、一部の圧縮機では
吐出油量より返油量が少なく、油量が減少していく。
【0088】しかし、吸入管から連通管には気液分離器
により分離されたガス冷媒のみが流れ、油は流れない。
従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管か
ら均油管を介した返油量の比が異なるための一部の圧縮
機の油量不足を防止できる。
【0089】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低溶量側の圧縮機より大きい。それに対
して、吸入配管から吸入分岐部を介して各圧縮機へ分配
される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従って、高容
量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少なく、長
時間連続運転(例えば、20時間)を続けると、油量が
減少していく。
【0090】しかし、少なくとも1台の圧縮機の差圧検
出装置が検出したシェル上部とシェル下部の差圧が所定
の下限差圧(例えば、差圧0.003kg/cm2)未
満となると、その後、全ての圧縮機の差圧検出装置が検
出したシェル上部とシェル下部の差圧が所定の基準差圧
(例えば、差圧0.006kg/cm2)以上となるま
で二方弁を閉止するため、この二方弁の閉止時に、シェ
ル内の圧力が高い低容量側の圧縮機からシェル内の圧力
が低い高容量側の圧縮機に均油管を介して油が移動し、
高容量側の圧縮機の長時間連続運転時の油量不足を防止
できる。
【0091】また、各圧縮機の油量不足をシェル上部と
シェル下部の差圧より検出するため、運転条件の違いに
よる圧縮機の油吐出量、及び、返油量のばらつきに影響
されずに、精度良く二方弁を制御できる。
【0092】従って、二方弁の閉止が遅すぎるか、或い
は、二方弁の閉止後の開口が早すぎるための高容量側の
圧縮機の油量不足、及び二方弁の閉止が早すぎるか、或
いは、二方弁の閉止後の開口が遅すぎるための低容量側
の圧縮機の油量不足を防止できる。このように、各圧縮
機の油量を適正量に制御できる。
【0093】(実施例4)本発明の実施例4について図
6〜7を用いて説明する。
【0094】図6は本発明の実施例4における複数圧縮
機の均油システムの構造図である。図6において、6は
圧縮機1への吸入分岐部4より上流側の吸入配管5に設
けられ、ガス冷媒のみを排出するガス冷媒排出口7を備
えた気液分離器であり、9はガス冷媒排出口7と均油管
3を連通し、均油管3の圧力を各圧縮機1のシェル内の
圧力より高くする連通管であり、10は連通管9に備え
られた二方弁であり、15は圧縮機1の油面高さを検出
する油面高さ検出装置(例えば複数のフロートスイッ
チ)である。
【0095】ここで、二方弁制御手段14は、少なくと
も1台の圧縮機1の油面高さ検出装置15が検出した油
面高さが所定の下限油面高さ未満となると二方弁10を
閉止し、その後、全ての圧縮機1の油面高さ検出装置1
5が検出した油面高さが所定の基準油面高さ以上となる
と二方弁10を開口する。尚、圧縮機1は本従来例では
3台接続されており、区別する場合は添字a,b,cを
付けることにする。
【0096】図7は本発明の実施例4における複数圧縮
機の均油システムの二方弁10の制御方法を示すフロー
チャートである。
【0097】図7より、まずステップ21では、油面高
さ検出装置15が圧縮機2の油面高さHを検出する。ス
テップ22では、少なくとも1台の圧縮機1のステップ
21で検知した油面高さHが、所定の下限油面高さHo
(例えば、3cm)以上であるとステップ21に戻り、
所定の下限油面高さHo未満であるとステップ23に進
む。
【0098】ステップ23では、二方弁10を閉止す
る。ステップ24では、油面高さ検出装置15が圧縮機
1の油面高さHを検出する。
【0099】ステップ25では、全ての圧縮機1のステ
ップ24で検知した油面高さHが、所定の基準油面高さ
Hs(例えば、6cm)未満であるとステップ24に戻
り、所定の基準油面高さHs以上であるとステップ26
に進む。ステップ26では、二方弁10を開口し、ステ
ップ21に戻る。
【0100】次に上記構成の複数の圧縮機の均油システ
ムにおける各圧縮機の油量制御方法について説明する。
ここで、複数の圧縮機には異なる容量の圧縮機が含まれ
ているか、或いは、可変容量方式の圧縮機が含まれ低い
るものとし、圧縮機1aが圧縮機1b,1cよりも低容
量であるとする。
【0101】まず、圧縮機1が運転を開始すると、二方
弁10が開口しているため、連通管9により吸入分岐部
4の上流側の気液分離器6のガス冷媒排出口7と連通さ
れている均油管3の圧力は、圧縮機1のシェル内の圧力
より高くなる。従って、低容量側の圧縮機1aから均油
管接続配管2aに油が流出することはない。
【0102】また、圧縮機1b,1cの油量が減少し、
油面高さが下限油面高さ未満となると、二方弁10が閉
止され、シェル内の圧力が高い低容量側の圧縮機1aか
ら均油管3を介し、シェル内の圧力が低い低高容量側の
圧縮機1b,1cに油が移動する。そして、圧縮機1
b,1cの油量が増加し、油面高さが標準油面高さ以上
となると、二方弁10を開口し、均油管3を介する油の
移動をなくす。
【0103】この実施例によれば、複数の圧縮機に異な
る容量の圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧
縮機に可変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、
圧縮機の運転中で、二方弁が開口している期間は、低容
量側の圧縮機のシェルから均油管を介して高容量側の圧
縮機に油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機
の油量不足を防止できる。
【0104】また、連通管に流れる冷媒に油が含まれて
いると、その油は冷媒とともに均油管から均油管接続配
管を介して各圧縮機に返油される。この時、各圧縮機に
分配される冷媒の量は均油管と各圧縮機のシェル内の差
圧の平方根に比例し、返油量も同じく均油管と各圧縮機
のシェル内の差圧の平方根に比例する。そのため、各圧
縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管から均油管を介
した返油量の比は異なる。従って、一部の圧縮機では吐
出油量より返油量が少なく、油量が減少していく。
【0105】しかし、吸入管から連通管には気液分離器
により分離されたガス冷媒のみが流れ、油は流れない。
従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機の連通管か
ら均油管を介した返油量の比が異なるための一部の圧縮
機の油量不足を防止できる。
【0106】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、吸入配管から吸入分岐部を介して各圧縮機へ分配
される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従って、高容
量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少なく、長
時間連続運転(例えば、20時間)を続けると油量が減
少していく。
【0107】しかし、少なくとも1台の圧縮機の油面高
さ検出装置が検出した油面高さが所定の下限油面高さ
(例えば、3cm)未満となると、その後、全ての圧縮
機の油面高さ検出装置が検出した油面高さが所定の基準
油面高さ(例えば、6cm)以上となるまで二方弁を閉
止するため、この二方弁の閉止時に、シェル内の圧力が
高い低容量側の圧縮機からシェル内の圧力が低い高容量
側の圧縮機に均油管を介して油が移動し、高容量側の圧
縮機の長時間連続運転時の油量不足を防止できる。
【0108】また、各圧縮機の油量不足を油面高さより
検出するため、運転条件の違いによる圧縮機の油吐出
量、及び、返油量のばらつき、及び、圧縮機のシェル内
の圧力分布のばらつきに影響されずに、精度良く二方弁
を制御できる。
【0109】従って、二方弁の閉止が遅すぎるか、或い
は、二方弁の閉止後の開口が早すぎるための高容量側の
圧縮機の油量不足、及び、二方弁の閉止後の閉止が早す
ぎるか、或いは、二方弁の閉止後の開口が遅すぎるため
の低容量側の圧縮機の油量不足を防止できる。このよう
に、各圧縮機の油量を適正量に制御できる。
【0110】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ
近傍に均油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の
一端を連通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より
上流側の吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガ
ス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出
口と前記均油管を連通し前記均油管の圧力を各圧縮機の
シェル内の圧力より高くした連通管を備えたものであ
る。
【0111】これにより、複数の圧縮機に異なる容量の
圧縮機が含まれている場合は、或いは、複数の圧縮機に
可変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機
の運転中は、低容量側の圧縮機のシェルから前記均油管
を介して高容量側の圧縮機に油が移動することがなくな
り、低容量側の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0112】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記均油管と各圧
縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同じ
く前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比
例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機
の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異な
る。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が少
なく、油量が減少していく。
【0113】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0114】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間運転を続けると、油量が減少していく。
【0115】しかし、全ての圧縮機が停止すると、冷凍
サイクル内が均圧され、前記均油管を介して各圧縮機の
油面高さが等しくなるように油が移動し、高容量側の圧
縮機の油量不足を防止できる。このように、各圧縮機の
油量を適正量に制御できる。
【0116】また、請求項2に記載の発明は、複数の低
圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均
油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の一端を連
通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の
吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排
出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記
均油管を連通し前記均油管の圧力を各圧縮機のシェル内
の圧力より高くした連通管と、前記連通管に設けられた
二方弁を備え、冷房、或いは、暖房の連続運転時間が所
定の時間以上となると、一定時間だけ前記二方弁を閉止
する二方弁制御手段を備えたものである。
【0117】これにより、複数の圧縮機に異なる容量の
圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可
変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の
運転中で前記二方弁が開口している期間は、低容量側の
圧縮機のシェルから前記均油管を介して高容量側の圧縮
機に油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機の
油量不足を防止できる。
【0118】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記均油管と各圧
縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同じ
く前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比
例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機
の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異な
る。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が少
なく、油量が減少していく。
【0119】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0120】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間連続運転を続けると、油量が減少してい
く。
【0121】しかし、冷房、及び暖房の連続運転時間が
所定時間以上となると、前記二方弁を一定時間閉止する
ため、この前記二方弁の閉止時に、シェル内の圧力が高
い低容量側の圧縮機からシェル内の圧力が低い高容量側
の圧縮機に前記均油管を介して油が移動し、高容量側の
圧縮機の長時間連続運転時の油量不足を防止できる。こ
のように、各圧縮機の油量を適正量に制御できる。
【0122】また、請求項3に記載の発明は、複数の低
圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均
油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の一端を連
通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の
吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排
出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記
均油管を連通し前記均油間の圧力を各圧縮機のシェル内
の圧力より高くした連通管と、前記連通管に設けられた
二方弁と、各圧縮機のシェル上部とシェル下部の差圧を
検出する差圧検出装置を備え、少なくとも1台の圧縮機
の前記差圧検出装置が検出したシェル上部とシェル下部
の差圧が所定の下限差圧未満となると前記二方弁を閉止
し、その後、全ての圧縮機の前記差圧検出装置が検出し
たシェル上部とシェル下部の差圧が所定の基準差圧以上
となると前記二方弁を開口する二方弁制御手段を備えた
ものである。
【0123】これにより、複数の圧縮機の異なる容量の
圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可
変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の
運転中で前記二方弁が開口している期間は、低容量側の
圧縮機のシェルから前記均油管を介して高容量側の圧縮
機に油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機の
油量不足を防止できる。
【0124】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は、前記均油管と各
圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同
じく前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に
比例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異
なる。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が
少なく、油量が減少していく。
【0125】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0126】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低溶量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく長時間連続運転を続けると、油量が減少していく。
【0127】しかし、少なくとも1台の圧縮機の前記差
圧検出装置が検出したシェル上部とシェル下部の差圧が
所定の下限差圧未満となると、その後、全ての圧縮機の
前記差圧検出装置が検出したシェル上部とシェル下部の
差圧が所定の基準差圧以上となるまで前記二方弁を閉止
するため、この前記二方弁の閉止時に、シェル内の圧力
が高い低容量側の圧縮機からシェル内の圧力が低い高容
量側の圧縮機に前記均油管を介して油が移動し、高容量
側の圧縮機の長時間連続運転時の油量不足を防止でき
る。
【0128】また、各圧縮機の油量不足をシェル上部と
シェル下部の差圧より検出するため、運転条件の違いに
よる圧縮機の油吐出量、及び、返油量のばらつきに影響
されずに、精度良く前記二方弁を制御できる。
【0129】従って、前記二方弁の閉止が遅すぎるか、
或いは、前記二方弁の閉止後の開口が早すぎるための高
容量側の圧縮機の油量不足、及び前記二方弁の閉止が早
すぎるか、或いは、前記二方弁の閉止後の開口が遅すぎ
るための低容量側の圧縮機の油量不足を防止できる。こ
のように、各圧縮機の油量を適正量に制御できる。
【0130】また、請求項4に記載の発明は、複数の低
圧シェル方式の圧縮機のシェルの標準油面高さ近傍に均
油管接続配管を設け、前記各均油管接続配管の一端を連
通した均油管と、各圧縮機への吸入分岐部より上流側の
吸入配管に設けられガス冷媒のみを排出するガス冷媒排
出口を備えた気液分離器と、前記ガス冷媒排出口と前記
均油管を連通し前記均油管の圧力を各圧縮機のシェル内
の圧力より高くした連通管と、前記連通管に設けられた
二方弁と、各圧縮機の油面高さを検出する油面高さ検出
装置を備え、少なくとも1台の圧縮機の前記油面高さ検
出装置が検出した油面高さが所定の下限油面高さ未満と
なると前記二方弁を閉止し、その後、全ての圧縮機の前
記油面高さ検出装置が検出した油面高さが所定の基準油
面高さ以上となると前記二方弁を開口する二方弁制御手
段を備えたものである。
【0131】これにより、複数の圧縮機に異なる容量の
圧縮機が含まれている場合、或いは、複数の圧縮機に可
変容量方式の圧縮機が含まれている場合でも、圧縮機の
運転中で前記二方弁が開口している期間は、低容量側の
圧縮機のシェルから前記均油管を介して高容量側の圧縮
機に油が移動することがなくなり、低容量側の圧縮機の
油量不足を防止できる。
【0132】また、前記連通管に流れる冷媒に油が含ま
れていると、その油は冷媒とともに前記均油管から前記
均油管接続配管を介して各圧縮機に返油される。この
時、各圧縮機に分配される冷媒の量は前記均油管と各圧
縮機のシェル内の差圧の平方根に比例し、返油量も同じ
く前記均油管と各圧縮機のシェル内の差圧の平方根に比
例する。そのため、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮機
の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比は異な
る。従って、一部の圧縮機では吐出油量より返油量が少
なく、油量が減少していく。
【0133】しかし、前記吸入管から前記連通管には前
記気液分離器により分離されたガス冷媒のみが流れ、油
は流れない。従って、各圧縮機の吐出油量の比と各圧縮
機の前記連通管から前記均油管を介した返油量の比が異
なるための一部の圧縮機の油量不足を防止できる。
【0134】また、一般的に高容量側の圧縮機は低容量
側の圧縮機に比べ圧縮室への給油量が多いため、吐出冷
媒の油含有率が低容量側の圧縮機より大きい。それに対
して、前記吸入配管から前記吸入分岐部を介して各圧縮
機へ分配される冷媒の油含有率はそれぞれ等しい。従っ
て、高容量側の圧縮機では吐出油量に対して返油量が少
なく、長時間連続運転を続けると油量が減少していく。
【0135】しかし、少なくとも1台の圧縮機の前記油
面高さ検出装置が検出した油面高さが所定の下限油面高
さ未満となると、その後、全ての圧縮機の前記油面高さ
検出装置が検出した油面高さが所定の基準油面高さ以上
となるまで前記二方弁を閉止するため、この前記二方弁
の閉止時に、シェル内の圧力が高い低容量側の圧縮機か
らシェル内の圧力が低い高容量側の圧縮機に前記均油管
を介して油が移動し、高容量側の圧縮機の長時間連続運
転時の油量不足を防止できる。
【0136】また、各圧縮機の油量不足を油面高さより
検出するため、運転条件の違いによる圧縮機の油吐出
量、及び、返油量のばらつき、及び、圧縮機のシェル内
の圧力分布のばらつきに影響されずに、精度良く前記二
方弁を制御できる。
【0137】従って、前記二方弁の閉止が遅すぎるか、
或いは、前記二方弁の閉止後の開口が早すぎるための高
容量側の圧縮機の油量不足、及び、前記二方弁の閉止後
の閉止が早すぎるか、或いは、前記二方弁の閉止後の開
口が遅すぎるための低容量側の前記圧縮機の油量不足を
防止できる。このように、各圧縮機の油量を適正量に制
御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における複数圧縮機の均油シ
ステムの構造図
【図2】本発明の実施例2における複数圧縮機の均油シ
ステムの構造図
【図3】本発明の実施例2における複数圧縮機の均油シ
ステムの二方弁の制御方法を示すフローチャート
【図4】本発明の実施例3における複数圧縮機の均油シ
ステムの構造図
【図5】本発明の実施例3における複数圧縮機の均油シ
ステムの二方弁の制御方法を示すフローチャート
【図6】本発明の実施例4における複数圧縮機の均油シ
ステムの構造図
【図7】本発明の実施例4における複数圧縮機の均油シ
ステムの二方弁の制御方法を示すフローチャート
【図8】従来の複数圧縮機の均油システムの構造図
【符号の説明】 1 圧縮機 2 均油管接続配管 3 均油管 4 吸入分岐部 5 吸入配管 6 気液分離器 7 ガス冷媒排出口 8 連通管 9 連通管 10 二方弁 11 二方弁制御手段 12 二方弁制御手段 13 差圧検出装置 14 二方弁制御手段 15 油面高さ検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 日下 道美 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェル
    の標準油面高さ近傍に均油管接続配管を設け、前記各均
    油管接続配管の一端を連通した均油管と、各圧縮機への
    吸入分岐部より上流側の吸入配管に設けられガス冷媒の
    みを排出するガス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前
    記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通し前記均油管の圧
    力を各圧縮機のシェル内の圧力より高くした連通管を備
    えた複数圧縮機の均油システム。
  2. 【請求項2】 複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェル
    の標準油面高さ近傍に均油管接続配管を設け、前記各均
    油管接続配管の一端を連通した均油管と、各圧縮機への
    吸入分岐部より上流側の吸入配管に設けられガス冷媒の
    みを排出するガス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前
    記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通し前記均油管の圧
    力を各圧縮機のシェル内の圧力より高くした連通管と、
    前記連通管に設けられた二方弁を備え、冷房、或いは、
    暖房の連続運転時間が所定の時間以上となると、一定時
    間だけ前記二方弁を閉止する二方弁制御手段を備えた複
    数圧縮機の均油システム。
  3. 【請求項3】 複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェル
    の標準油面高さ近傍に均油管接続配管を設け、前記各均
    油管接続配管の一端を連通した均油管と、各圧縮機への
    吸入分岐部より上流側の吸入配管に設けられガス冷媒の
    みを排出するガス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前
    記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通し前記均油管の圧
    力を各圧縮機のシェル内の圧力より高くした連通管と、
    前記連通管に設けられた二方弁と、各圧縮機のシェル上
    部とシェル下部の差圧を検出する差圧検出装置を備え、
    少なくとも1台の圧縮機の前記差圧検出装置が検出した
    シェル上部とシェル下部の差圧が所定の下限差圧未満と
    なると前記二方弁を閉止し、その後、全ての圧縮機の前
    記差圧検出装置が検出したシェル上部とシェル下部の差
    圧が所定の基準差圧以上となると前記二方弁を開口する
    二方弁制御手段を備えた複数圧縮機の均油システム。
  4. 【請求項4】 複数の低圧シェル方式の圧縮機のシェル
    の標準油面高さ近傍に均油管接続配管を設け、前記各均
    油管接続配管の一端を連通した均油管と、各圧縮機への
    吸入分岐部より上流側の吸入配管に設けられガス冷媒の
    みを排出するガス冷媒排出口を備えた気液分離器と、前
    記ガス冷媒排出口と前記均油管を連通し前記均油管の圧
    力を各圧縮機のシェル内の圧力より高くした連通管と、
    前記連通管に設けられた二方弁と、各圧縮機の油面高さ
    を検出する油面高さ検出装置を備え、少なくとも1台の
    圧縮機の前記油面高さ検出装置が検出した油面高さが所
    定の下限油面高さ未満となると前記二方弁を閉止し、そ
    の後、全ての圧縮機の前記油面高さ検出装置が検出した
    油面高さが所定の基準油面高さ以上となると前記二方弁
    を開口する二方弁制御手段を備えた複数圧縮機の均油シ
    ステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102278837A (zh) * 2011-01-28 2011-12-14 大连三洋压缩机有限公司 一种压缩机组均油系统
CN103363724A (zh) * 2012-04-10 2013-10-23 丹佛斯(天津)有限公司 用于压缩机间油平衡的油平衡装置
CN104061162A (zh) * 2013-03-21 2014-09-24 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 压缩机系统及其控制方法

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CN103363724B (zh) * 2012-04-10 2016-01-13 丹佛斯(天津)有限公司 用于压缩机间油平衡的油平衡装置
CN104061162A (zh) * 2013-03-21 2014-09-24 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 压缩机系统及其控制方法
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