JPH10206169A - 静電容量型外力検出装置 - Google Patents
静電容量型外力検出装置Info
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- JPH10206169A JPH10206169A JP9024313A JP2431397A JPH10206169A JP H10206169 A JPH10206169 A JP H10206169A JP 9024313 A JP9024313 A JP 9024313A JP 2431397 A JP2431397 A JP 2431397A JP H10206169 A JPH10206169 A JP H10206169A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 シリコン基板から発生する寄生容量を減少さ
せ、外力の検出感度を向上させる。 【解決手段】 シリコン基板22に分離溝38を設け、
出力電極パッド37が設けられたパッド形成部36を、
検出部23の電極支持体27と容量電圧変換回路32が
設けられた回路形成部31とから電気的に分離する。こ
れにより、電極支持体27と回路形成部31の面積を縮
小し、検出電極29によって検出される静電容量に混在
する寄生容量成分を減少させる。
せ、外力の検出感度を向上させる。 【解決手段】 シリコン基板22に分離溝38を設け、
出力電極パッド37が設けられたパッド形成部36を、
検出部23の電極支持体27と容量電圧変換回路32が
設けられた回路形成部31とから電気的に分離する。こ
れにより、電極支持体27と回路形成部31の面積を縮
小し、検出電極29によって検出される静電容量に混在
する寄生容量成分を減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば加速度、角
速度等の外力を静電容量の変化として検出する静電容量
型外力検出装置に関する。
速度等の外力を静電容量の変化として検出する静電容量
型外力検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両等に作用する加速度、角速
度の検出や、カメラの手ぶれ検出等を行う静電容量型外
力検出装置は、例えば特開平4−242114号公報等
により知られている。このような静電容量型外力検出装
置は、外力を静電容量の変化として検出する検出部と、
該検出部によって検出された静電容量の変化を電圧信号
に変換する容量電圧変換回路とから構成されている。
度の検出や、カメラの手ぶれ検出等を行う静電容量型外
力検出装置は、例えば特開平4−242114号公報等
により知られている。このような静電容量型外力検出装
置は、外力を静電容量の変化として検出する検出部と、
該検出部によって検出された静電容量の変化を電圧信号
に変換する容量電圧変換回路とから構成されている。
【0003】ここで、従来技術による静電容量型外力検
出装置として角速度検出装置を例に挙げて図14、図1
5を参照しつつ説明する。
出装置として角速度検出装置を例に挙げて図14、図1
5を参照しつつ説明する。
【0004】1は従来技術による静電容量型外力検出装
置としての角速度検出装置であり、該角速度検出装置1
は、後述するように、検出部4が設けられたセンサチッ
プ2と容量電圧変換回路14が設けられた変換回路チッ
プ12とから構成されている。
置としての角速度検出装置であり、該角速度検出装置1
は、後述するように、検出部4が設けられたセンサチッ
プ2と容量電圧変換回路14が設けられた変換回路チッ
プ12とから構成されている。
【0005】2はセンサチップであり、該センサチップ
2は、図14に示すように、変換回路チップ12とは別
個のチップとして形成されている。
2は、図14に示すように、変換回路チップ12とは別
個のチップとして形成されている。
【0006】3はセンサチップ2を構成するシリコン基
板であり、該シリコン基板3は、シリコン材料からなる
表面側シリコン層3Aと、シリコン材料からなる裏面側
シリコン層3Bと、表面側シリコン層3Aと裏面側シリ
コン層3Bとの間に設けられ、酸化シリコン等からなる
絶縁層3Cとから構成されている。そして、シリコン基
板3の表面側シリコン層3Aは、リン,ボロン等の不純
物をドーピングすることにより低抵抗化されている。
板であり、該シリコン基板3は、シリコン材料からなる
表面側シリコン層3Aと、シリコン材料からなる裏面側
シリコン層3Bと、表面側シリコン層3Aと裏面側シリ
コン層3Bとの間に設けられ、酸化シリコン等からなる
絶縁層3Cとから構成されている。そして、シリコン基
板3の表面側シリコン層3Aは、リン,ボロン等の不純
物をドーピングすることにより低抵抗化されている。
【0007】4はシリコン基板3の表面側シリコン層3
Aにエッチングを施すことにより設けられた検出部であ
り、該検出部4は、シリコン基板3の中央に位置し、シ
リコン基板3に対して平行方向に振動可能に設けられた
振動子5と、該振動子5の周囲4箇所に配置され、シリ
コン基板3に固定して設けられた電極支持体6,6,…
とから大略構成されている。
Aにエッチングを施すことにより設けられた検出部であ
り、該検出部4は、シリコン基板3の中央に位置し、シ
リコン基板3に対して平行方向に振動可能に設けられた
振動子5と、該振動子5の周囲4箇所に配置され、シリ
コン基板3に固定して設けられた電極支持体6,6,…
とから大略構成されている。
【0008】ここで、振動子5は、4本の支持梁7,
7,…によってシリコン基板3上に支持されている。そ
して、振動子5は、図15に示すように、シリコン基板
3の絶縁層3Cの一部をエッチングによって除去するこ
とにより、シリコン基板3上で浮上した状態となってい
る。これにより、振動子5は、図14中の矢示X,Y方
向に振動可能となっている。また、振動子5の各辺には
くし状電極5A,5A,…が設けられている。
7,…によってシリコン基板3上に支持されている。そ
して、振動子5は、図15に示すように、シリコン基板
3の絶縁層3Cの一部をエッチングによって除去するこ
とにより、シリコン基板3上で浮上した状態となってい
る。これにより、振動子5は、図14中の矢示X,Y方
向に振動可能となっている。また、振動子5の各辺には
くし状電極5A,5A,…が設けられている。
【0009】一方、各電極支持体6にもくし状電極6
A,6A,…が設けられ、これらくし状電極6Aは、振
動子5の各くし状電極5Aと離間した状態で噛合してい
る。
A,6A,…が設けられ、これらくし状電極6Aは、振
動子5の各くし状電極5Aと離間した状態で噛合してい
る。
【0010】ここで、図14において上側に位置するく
し状電極5A,6Aと、下側に位置するくし状電極5
A,6Aは、それぞれ駆動電極8を構成している。これ
ら駆動電極8は、各くし状電極5A,6A間に静電力を
発生させることにより、振動子5を図14中の矢示Y方
向に振動させるものである。
し状電極5A,6Aと、下側に位置するくし状電極5
A,6Aは、それぞれ駆動電極8を構成している。これ
ら駆動電極8は、各くし状電極5A,6A間に静電力を
発生させることにより、振動子5を図14中の矢示Y方
向に振動させるものである。
【0011】また、図14において、左側に位置するく
し状電極5A,6Aと、右側に位置するくし状電極5
A,6Aは、それぞれ検出電極9を構成している。これ
ら検出電極9は、振動子5がコリオリ力により図14中
の矢示X方向に振動したときに、各くし状電極5A,6
A間に生じる静電容量の変化を検出するものである。
し状電極5A,6Aと、右側に位置するくし状電極5
A,6Aは、それぞれ検出電極9を構成している。これ
ら検出電極9は、振動子5がコリオリ力により図14中
の矢示X方向に振動したときに、各くし状電極5A,6
A間に生じる静電容量の変化を検出するものである。
【0012】10,10は図14において上側、下側に
位置する各電極支持体6の表面に設けられた入力電極パ
ッドを示し、該各入力電極パッド10には、振動子5を
振動させるための駆動信号を出力する発振回路がワイヤ
(いずれも図示せず)を介して接続されている。
位置する各電極支持体6の表面に設けられた入力電極パ
ッドを示し、該各入力電極パッド10には、振動子5を
振動させるための駆動信号を出力する発振回路がワイヤ
(いずれも図示せず)を介して接続されている。
【0013】11,11は図14において左側、右側に
位置する各電極支持体6の表面に設けられた出力電極パ
ッドを示し、該各出力電極パッド11は、各検出電極9
によって検出される静電容量の変化を出力するものであ
る。
位置する各電極支持体6の表面に設けられた出力電極パ
ッドを示し、該各出力電極パッド11は、各検出電極9
によって検出される静電容量の変化を出力するものであ
る。
【0014】12は変換回路チップであり、該変換回路
チップ12は、センサチップ2とは別個のチップとして
形成されている。
チップ12は、センサチップ2とは別個のチップとして
形成されている。
【0015】13は変換回路チップ12を構成する回路
基板、14は該回路基板13に設けられた容量電圧変換
回路を示し、該容量電圧変換回路14は、検出部4の各
検出電極9によって検出された静電容量の変化を電圧に
変換する回路であり、例えば、コンデンサブリッジ回路
またはスイッチドキャパシタ回路により構成されてい
る。
基板、14は該回路基板13に設けられた容量電圧変換
回路を示し、該容量電圧変換回路14は、検出部4の各
検出電極9によって検出された静電容量の変化を電圧に
変換する回路であり、例えば、コンデンサブリッジ回路
またはスイッチドキャパシタ回路により構成されてい
る。
【0016】15,15,…は回路基板13上に設けら
れた入力電極パッドを示し、該各入力電極パッド15
は、各検出電極9によって検出され、センサチップ2の
出力電極パッド11から出力される静電容量の変化を受
け取り、この静電容量の変化を容量電圧変換回路14に
入力するためのものである。
れた入力電極パッドを示し、該各入力電極パッド15
は、各検出電極9によって検出され、センサチップ2の
出力電極パッド11から出力される静電容量の変化を受
け取り、この静電容量の変化を容量電圧変換回路14に
入力するためのものである。
【0017】16,16は容量電圧変換回路14から出
力される電圧信号を外部に設けられた信号処理回路(図
示せず)に向けて出力するための出力電極パッドであ
る。
力される電圧信号を外部に設けられた信号処理回路(図
示せず)に向けて出力するための出力電極パッドであ
る。
【0018】17はセンサチップ2の一方の出力電極パ
ッド11と変換回路チップ12の入力電極パッド15と
を電気的に接続するワイヤであり、該ワイヤ17の端部
はセンサチップ2の出力電極パッド11、変換回路チッ
プ12の入力電極パッド15に半田18,18によって
それぞれ接続されている。
ッド11と変換回路チップ12の入力電極パッド15と
を電気的に接続するワイヤであり、該ワイヤ17の端部
はセンサチップ2の出力電極パッド11、変換回路チッ
プ12の入力電極パッド15に半田18,18によって
それぞれ接続されている。
【0019】なお、センサチップ2の他方の出力電極パ
ッド11には、変換回路チップ12の他の入力電極パッ
ド15と接続するためのワイヤが設けられ、センサチッ
プ2の各入力電極パッド10には、発振回路と接続する
ためのワイヤが設けられ、さらに変換回路チップ12の
各出力電極パッド16には外部の信号処理回路に接続す
るためのワイヤがそれぞれ設けられているが、図14,
図15ではこれら各ワイヤの記載を省略する。
ッド11には、変換回路チップ12の他の入力電極パッ
ド15と接続するためのワイヤが設けられ、センサチッ
プ2の各入力電極パッド10には、発振回路と接続する
ためのワイヤが設けられ、さらに変換回路チップ12の
各出力電極パッド16には外部の信号処理回路に接続す
るためのワイヤがそれぞれ設けられているが、図14,
図15ではこれら各ワイヤの記載を省略する。
【0020】従来技術による角速度検出装置1は上述し
たような構成を有するもので、次にその動作について説
明する。
たような構成を有するもので、次にその動作について説
明する。
【0021】即ち、発振回路(図示せず)からセンサチ
ップ2の入力電極パッド10に駆動信号が供給される
と、各駆動電極8を構成するくし状電極5A,6A間に
静電力が発生し、振動子5が図14中の矢示Y方向に振
動する。このように振動子5が振動している状態で、図
15中のZ−Z軸周りの角速度Ωが作用すると、振動子
5がコリオリ力により矢示X方向に振動する。これによ
り、各検出電極9を構成するくし状電極5A,6A間の
離間距離が変化するため、このくし状電極5A,6A間
の静電容量が変化する。この結果、センサチップ2の出
力電極パッド11からは各検出電極9によって検出され
た静電容量の変化が出力される。
ップ2の入力電極パッド10に駆動信号が供給される
と、各駆動電極8を構成するくし状電極5A,6A間に
静電力が発生し、振動子5が図14中の矢示Y方向に振
動する。このように振動子5が振動している状態で、図
15中のZ−Z軸周りの角速度Ωが作用すると、振動子
5がコリオリ力により矢示X方向に振動する。これによ
り、各検出電極9を構成するくし状電極5A,6A間の
離間距離が変化するため、このくし状電極5A,6A間
の静電容量が変化する。この結果、センサチップ2の出
力電極パッド11からは各検出電極9によって検出され
た静電容量の変化が出力される。
【0022】そして、センサチップ2の出力電極パッド
11から出力された静電容量の変化は、ワイヤ17を介
して変換回路チップ12の入力電極パッド15に入力さ
れ、この入力電極パッド15から容量電圧変換回路14
に入力される。そして、この静電容量の変化は、容量電
圧変換回路14によって電圧信号に変換され、各出力電
極パッド16から外部の信号処理回路に出力される。そ
して、外部の信号処理回路により角速度が求められる。
11から出力された静電容量の変化は、ワイヤ17を介
して変換回路チップ12の入力電極パッド15に入力さ
れ、この入力電極パッド15から容量電圧変換回路14
に入力される。そして、この静電容量の変化は、容量電
圧変換回路14によって電圧信号に変換され、各出力電
極パッド16から外部の信号処理回路に出力される。そ
して、外部の信号処理回路により角速度が求められる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による角速度検出装置1は、センサチップ2と変
換回路チップ12とをワイヤ17等で接続し、センサチ
ップ2の各検出電極9により検出された静電容量の変化
を、ワイヤ17等を介して変換回路チップ12の容量電
圧変換回路14に出力する構成である。このため、セン
サチップ2に設けられた各電極支持体6には、ワイヤ1
7等を接続するための出力電極パッド11が設けられて
いる。従って、出力電極パッド11を設けるために、各
電極支持体6の面積を大きくする必要がある。
来技術による角速度検出装置1は、センサチップ2と変
換回路チップ12とをワイヤ17等で接続し、センサチ
ップ2の各検出電極9により検出された静電容量の変化
を、ワイヤ17等を介して変換回路チップ12の容量電
圧変換回路14に出力する構成である。このため、セン
サチップ2に設けられた各電極支持体6には、ワイヤ1
7等を接続するための出力電極パッド11が設けられて
いる。従って、出力電極パッド11を設けるために、各
電極支持体6の面積を大きくする必要がある。
【0024】即ち、検出部4の構成要素である振動子5
等は、マイクロマシニング技術により微細に形成するこ
とができるのに対し、出力電極パッド11は、半田18
の接着面積の確保等の理由により振動子5等のように微
細化することが難しい。このため、出力電極パッド11
を各電極支持体6に設けることによって、各電極支持体
6の面積が大幅に増加する。
等は、マイクロマシニング技術により微細に形成するこ
とができるのに対し、出力電極パッド11は、半田18
の接着面積の確保等の理由により振動子5等のように微
細化することが難しい。このため、出力電極パッド11
を各電極支持体6に設けることによって、各電極支持体
6の面積が大幅に増加する。
【0025】ところが、検出部4の各電極支持体6の面
積が増加すると、シリコン基板3の表面側シリコン層3
Aと裏面側シリコン層3Bとの間に生じる寄生容量が増
加する。即ち、図15に示すように、シリコン基板3
は、表面側シリコン層3Aと裏面側シリコン層3Bとの
間に絶縁層3Cが設けられた構成となっているため、表
面側シリコン層3Aと裏面側シリコン層3Bとの間に
は、寄生容量が生じる。この寄生容量は、表面側シリコ
ン層3A、裏面側シリコン層3Bの面積が大きくなれば
なるほど増加する。
積が増加すると、シリコン基板3の表面側シリコン層3
Aと裏面側シリコン層3Bとの間に生じる寄生容量が増
加する。即ち、図15に示すように、シリコン基板3
は、表面側シリコン層3Aと裏面側シリコン層3Bとの
間に絶縁層3Cが設けられた構成となっているため、表
面側シリコン層3Aと裏面側シリコン層3Bとの間に
は、寄生容量が生じる。この寄生容量は、表面側シリコ
ン層3A、裏面側シリコン層3Bの面積が大きくなれば
なるほど増加する。
【0026】従って、各電極支持体6の面積が増加する
と、各電極支持体6を構成する表面側シリコン層3Aと
裏面側シリコン層3Bとの間に生じる寄生容量が増加
し、この寄生容量の増加が角速度の検出感度を低下させ
るという問題がある。
と、各電極支持体6を構成する表面側シリコン層3Aと
裏面側シリコン層3Bとの間に生じる寄生容量が増加
し、この寄生容量の増加が角速度の検出感度を低下させ
るという問題がある。
【0027】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、シリコン基板から発生する寄生容量を減
少させ、外力の検出感度を向上させることができる静電
容量型外力検出装置を提供することを目的としている。
されたもので、シリコン基板から発生する寄生容量を減
少させ、外力の検出感度を向上させることができる静電
容量型外力検出装置を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために請求項1に係る発明は、表面側シリコン層と裏面
側シリコン層との間に絶縁層を介在させたシリコン基板
と、該シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、外
力を静電容量の変化により検出する検出部と、前記シリ
コン基板の表面側シリコン層に設けられ、該検出部から
出力される静電容量の変化を電圧信号に変換する容量電
圧変換回路と、前記シリコン基板の表面側シリコン層に
設けられ、該容量電圧変換回路から出力される電圧信号
を外部の信号処理回路に出力するための出力電極とを備
え、前記シリコン基板には、前記検出部と容量電圧変換
回路が設けられた表面側シリコン層と前記出力電極が設
けられた表面側シリコン層とを電気的に分離する絶縁部
を設ける構成としたことにある。
ために請求項1に係る発明は、表面側シリコン層と裏面
側シリコン層との間に絶縁層を介在させたシリコン基板
と、該シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、外
力を静電容量の変化により検出する検出部と、前記シリ
コン基板の表面側シリコン層に設けられ、該検出部から
出力される静電容量の変化を電圧信号に変換する容量電
圧変換回路と、前記シリコン基板の表面側シリコン層に
設けられ、該容量電圧変換回路から出力される電圧信号
を外部の信号処理回路に出力するための出力電極とを備
え、前記シリコン基板には、前記検出部と容量電圧変換
回路が設けられた表面側シリコン層と前記出力電極が設
けられた表面側シリコン層とを電気的に分離する絶縁部
を設ける構成としたことにある。
【0029】このように構成したことにより、検出部と
容量電圧変換回路が設けられた表面側シリコン層の面積
を縮小させることができ、検出部と容量電圧変換回路が
設けられた表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間
に生じる寄生容量を減少させることができる。
容量電圧変換回路が設けられた表面側シリコン層の面積
を縮小させることができ、検出部と容量電圧変換回路が
設けられた表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間
に生じる寄生容量を減少させることができる。
【0030】また、シリコン基板の表面側シリコン層
に、検出部と容量電圧変換回路とを一体的に設けること
により、検出部と容量電圧変換回路とを接続する電極、
配線等をなくすことができる。従って、検出部と容量変
換回路を設ける表面側シリコン層の面積を縮小させるこ
とができ、表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間
に生じる寄生容量を減少させることができる。
に、検出部と容量電圧変換回路とを一体的に設けること
により、検出部と容量電圧変換回路とを接続する電極、
配線等をなくすことができる。従って、検出部と容量変
換回路を設ける表面側シリコン層の面積を縮小させるこ
とができ、表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間
に生じる寄生容量を減少させることができる。
【0031】請求項2に係る発明は、絶縁部をシリコン
基板の表面側シリコン層にシリコン基板の絶縁層まで延
びる縦溝により構成したことにある。これにより、検出
部等が設けられた表面側シリコン層と出力電極が設けら
れた表面側シリコン層とを容易に分離することができ
る。
基板の表面側シリコン層にシリコン基板の絶縁層まで延
びる縦溝により構成したことにある。これにより、検出
部等が設けられた表面側シリコン層と出力電極が設けら
れた表面側シリコン層とを容易に分離することができ
る。
【0032】また、請求項3に係る発明にように、前記
縦溝はシリコン基板の表面側シリコン層の一部を異方性
エッチングによって除去することにより設けることがで
きる。
縦溝はシリコン基板の表面側シリコン層の一部を異方性
エッチングによって除去することにより設けることがで
きる。
【0033】さらに、請求項4に係る発明のように、絶
縁部をシリコン基板の表面側シリコン層にシリコン基板
の絶縁層に到達する縦溝により構成し、該縦溝の溝面に
絶縁膜を設け、該絶縁膜が設けられた縦溝内に埋込部材
を埋設する構成としてもよい。
縁部をシリコン基板の表面側シリコン層にシリコン基板
の絶縁層に到達する縦溝により構成し、該縦溝の溝面に
絶縁膜を設け、該絶縁膜が設けられた縦溝内に埋込部材
を埋設する構成としてもよい。
【0034】一方、請求項5に係る発明は、容量電圧変
換回路を、接合形電界効果トランジスタを用いたソース
ホロワ回路から構成したことにある。このように構成し
たことにより、検出部から出力される静電容量の変化
を、ソースホロワ回路によって電圧信号に効率よく変換
することができ、外力の検出感度を高めることができ
る。
換回路を、接合形電界効果トランジスタを用いたソース
ホロワ回路から構成したことにある。このように構成し
たことにより、検出部から出力される静電容量の変化
を、ソースホロワ回路によって電圧信号に効率よく変換
することができ、外力の検出感度を高めることができ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って詳述する。
図面に従って詳述する。
【0036】ここで、図1ないし図11は本発明の第1
の実施例による静電容量型外力検出装置として角速度検
出装置を例に挙げて示している。
の実施例による静電容量型外力検出装置として角速度検
出装置を例に挙げて示している。
【0037】21は本実施例による静電容量型外力検出
装置としての角速度検出装置である。22は該角速度検
出装置21を構成するシリコン基板であり、該シリコン
基板22は、従来技術による角速度検出装置1のシリコ
ン基板3と同様に、シリコン材料からなる表面側シリコ
ン層22Aと、シリコン材料からなる裏面側シリコン層
22Bと、表面側シリコン層22Aと裏面側シリコン層
22Bとの間に設けられ、酸化シリコン等からなる絶縁
層22Cとから構成されている。そして、シリコン基板
22の表面側シリコン層22Aは、リン、ボロン等の不
純物をドーピングすることにより低抵抗化されている。
装置としての角速度検出装置である。22は該角速度検
出装置21を構成するシリコン基板であり、該シリコン
基板22は、従来技術による角速度検出装置1のシリコ
ン基板3と同様に、シリコン材料からなる表面側シリコ
ン層22Aと、シリコン材料からなる裏面側シリコン層
22Bと、表面側シリコン層22Aと裏面側シリコン層
22Bとの間に設けられ、酸化シリコン等からなる絶縁
層22Cとから構成されている。そして、シリコン基板
22の表面側シリコン層22Aは、リン、ボロン等の不
純物をドーピングすることにより低抵抗化されている。
【0038】23はシリコン基板22の表面側シリコン
層22Aに設けられ、角速度を静電容量の変化によって
検出する検出部を示し、該検出部23は、従来技術によ
る検出部4とほぼ同様に、シリコン基板22に対して平
行方向に振動可能な振動子24と、該振動子24をシリ
コン基板22に支持する4本の支持梁25,25,…
と、図1において振動子24の上側、下側に配設された
駆動用の電極支持体26,26とを備えている。また、
従来技術と同様に、振動子24にはくし状電極24A,
24A,…が設けられ、各電極支持体26にはくし状電
極26A,26Aが設けられている。そして、各くし状
電極24A,26Aは互いに離間し状態で噛合してい
る。
層22Aに設けられ、角速度を静電容量の変化によって
検出する検出部を示し、該検出部23は、従来技術によ
る検出部4とほぼ同様に、シリコン基板22に対して平
行方向に振動可能な振動子24と、該振動子24をシリ
コン基板22に支持する4本の支持梁25,25,…
と、図1において振動子24の上側、下側に配設された
駆動用の電極支持体26,26とを備えている。また、
従来技術と同様に、振動子24にはくし状電極24A,
24A,…が設けられ、各電極支持体26にはくし状電
極26A,26Aが設けられている。そして、各くし状
電極24A,26Aは互いに離間し状態で噛合してい
る。
【0039】27,27は図1において振動子24の左
側、右側に配設された検出用の電極支持体を示し、該各
電極支持体27には、駆動用の電極支持体26と同様
に、くし状電極27A,27Aが設けられ、該各くし状
電極27Aは、振動子24の各くし状電極24Aと互い
に離間した状態で噛合している。
側、右側に配設された検出用の電極支持体を示し、該各
電極支持体27には、駆動用の電極支持体26と同様
に、くし状電極27A,27Aが設けられ、該各くし状
電極27Aは、振動子24の各くし状電極24Aと互い
に離間した状態で噛合している。
【0040】ここで、各電極支持体27は、シリコン基
板22の表面側シリコン層22Aにエッチングを施すこ
とにより、図1に示すように、例えば細長い方形状に形
成されている。即ち、各電極支持体27は、各くし状電
極27Aを支持するのに十分な最小限の面積となるよう
に形成されており、従来技術による各電極支持体6と比
較して、その面積が大幅に縮小されている。
板22の表面側シリコン層22Aにエッチングを施すこ
とにより、図1に示すように、例えば細長い方形状に形
成されている。即ち、各電極支持体27は、各くし状電
極27Aを支持するのに十分な最小限の面積となるよう
に形成されており、従来技術による各電極支持体6と比
較して、その面積が大幅に縮小されている。
【0041】28,28は振動子24を静電力により図
1中の矢示Y方向に振動させる駆動電極であり、該各駆
動電極28は、前記振動子24に設けられた各くし状電
極24Aと各電極支持体26に設けられた各くし状電極
26Aにより構成されている。
1中の矢示Y方向に振動させる駆動電極であり、該各駆
動電極28は、前記振動子24に設けられた各くし状電
極24Aと各電極支持体26に設けられた各くし状電極
26Aにより構成されている。
【0042】29,29は角速度を静電容量の変化とし
て検出する検出電極であり、該各検出電極29は、振動
子24に設けられた各くし状電極24Aと各電極支持体
27に設けられた各くし状電極27Aにより構成されて
いる。そして、該各検出電極29は、振動子24がコリ
オリ力により図1中の矢示X方向に変位したときに、各
くし状電極24A,27A間の静電容量の変化を検出す
るものである。
て検出する検出電極であり、該各検出電極29は、振動
子24に設けられた各くし状電極24Aと各電極支持体
27に設けられた各くし状電極27Aにより構成されて
いる。そして、該各検出電極29は、振動子24がコリ
オリ力により図1中の矢示X方向に変位したときに、各
くし状電極24A,27A間の静電容量の変化を検出す
るものである。
【0043】30,30は駆動用の各電極支持体26の
表面に設けられた入力電極パッドを示し、該各入力電極
パッド30には、振動子24を振動させるための駆動信
号を出力する発振回路がワイヤ(いずれも図示せず)を
介して接続されている。
表面に設けられた入力電極パッドを示し、該各入力電極
パッド30には、振動子24を振動させるための駆動信
号を出力する発振回路がワイヤ(いずれも図示せず)を
介して接続されている。
【0044】31,31は各電極支持体27の外側に設
けられた回路形成部であり、該各回路形成部31は、シ
リコン基板22の表面側シリコン層22Aに形成され、
各電極支持体27と一体化している。そして、該各回路
形成部31には、後述する各容量電圧変換回路32が形
成されている。ここで、各回路形成部31は容量電圧変
換回路32を形成するのに十分な最小限の面積をもって
形成されている。
けられた回路形成部であり、該各回路形成部31は、シ
リコン基板22の表面側シリコン層22Aに形成され、
各電極支持体27と一体化している。そして、該各回路
形成部31には、後述する各容量電圧変換回路32が形
成されている。ここで、各回路形成部31は容量電圧変
換回路32を形成するのに十分な最小限の面積をもって
形成されている。
【0045】32,32は各回路形成部31に設けられ
た容量電圧変換回路を示し、該各容量電圧変換回路32
は、図5に示すような接合形電界効果トランジスタ33
(以下、「接合形FET33」という)を用いたソース
ホロワ回路によって構成されている。
た容量電圧変換回路を示し、該各容量電圧変換回路32
は、図5に示すような接合形電界効果トランジスタ33
(以下、「接合形FET33」という)を用いたソース
ホロワ回路によって構成されている。
【0046】即ち、各容量電圧変換回路32は、ゲート
端子Gが検出部23の検出電極29に接続され、ドレイ
ン端子Dが後述の電源電極パッド37Aに接続された接
合形FET33と、一側が接合形FET33のソース端
子Sに接続され、他側が後述のアース電極パッド37C
に接続された抵抗素子34と、一側が接合形FET33
のゲート端子Gに接続され、他側が接合形FET33の
ソース端子Sに接続された抵抗素子35とから構成され
ている。また、接合形FET33のソース端子Sは、後
述の信号出力電極パッド37Bに接続されている。
端子Gが検出部23の検出電極29に接続され、ドレイ
ン端子Dが後述の電源電極パッド37Aに接続された接
合形FET33と、一側が接合形FET33のソース端
子Sに接続され、他側が後述のアース電極パッド37C
に接続された抵抗素子34と、一側が接合形FET33
のゲート端子Gに接続され、他側が接合形FET33の
ソース端子Sに接続された抵抗素子35とから構成され
ている。また、接合形FET33のソース端子Sは、後
述の信号出力電極パッド37Bに接続されている。
【0047】そして、各容量電圧変換回路32は、検出
部23の検出電極29によって検出される静電容量の変
化を電圧信号に変換するものである。
部23の検出電極29によって検出される静電容量の変
化を電圧信号に変換するものである。
【0048】36,36は各回路形成部31の外側に設
けられたパッド形成部であり、該各パッド形成部36
は、シリコン基板22の表面側シリコン層22Aにより
形成されている。
けられたパッド形成部であり、該各パッド形成部36
は、シリコン基板22の表面側シリコン層22Aにより
形成されている。
【0049】37,37は各回路形成部31の表面に設
けられた出力電極としての出力電極パッドを示し、該各
出力電極パッド37は、電源電極パッド37A、信号出
力電極パッド37B、アース電極パッド37Cからな
り、電源電極パッド37Aは、図2、図5に示すよう
に、後述の配線40Aを介して容量電圧変換回路32を
構成する接合形FET33のドレイン端子Dに接続され
ている。また、信号出力電極パッド37Bは、配線40
Bを介して接合形FET33のソース端子Sに接続され
ている。また、アース電極パッド37Cは、配線40C
を介して抵抗素子34の一端に接続され、該抵抗素子3
4の他端が配線40Bに接続されている。
けられた出力電極としての出力電極パッドを示し、該各
出力電極パッド37は、電源電極パッド37A、信号出
力電極パッド37B、アース電極パッド37Cからな
り、電源電極パッド37Aは、図2、図5に示すよう
に、後述の配線40Aを介して容量電圧変換回路32を
構成する接合形FET33のドレイン端子Dに接続され
ている。また、信号出力電極パッド37Bは、配線40
Bを介して接合形FET33のソース端子Sに接続され
ている。また、アース電極パッド37Cは、配線40C
を介して抵抗素子34の一端に接続され、該抵抗素子3
4の他端が配線40Bに接続されている。
【0050】また、各出力電極パッド37には、ワイヤ
等が接続され、外部に設けられた電源、信号処理回路
等、アース端子に接続される(いずれも図示せず)。
等が接続され、外部に設けられた電源、信号処理回路
等、アース端子に接続される(いずれも図示せず)。
【0051】38,38は各回路形成部31と各パッド
形成部36との間に設けられた絶縁部としての分離溝を
示し、該各分離溝38は、回路形成部31と各パッド形
成部36との間に位置する表面側シリコン層22Aを異
方性エッチングにより除去することによって断面V字状
の縦溝として形成されている。そして、各分離溝38の
底部はシリコン基板22の絶縁層22Cまで達してお
り、表面側シリコン層22Aを、回路形成部31とパッ
ド形成部36との間で電気的に分離(絶縁)させてい
る。
形成部36との間に設けられた絶縁部としての分離溝を
示し、該各分離溝38は、回路形成部31と各パッド形
成部36との間に位置する表面側シリコン層22Aを異
方性エッチングにより除去することによって断面V字状
の縦溝として形成されている。そして、各分離溝38の
底部はシリコン基板22の絶縁層22Cまで達してお
り、表面側シリコン層22Aを、回路形成部31とパッ
ド形成部36との間で電気的に分離(絶縁)させてい
る。
【0052】39,39は各分離溝38の各溝面(分離
溝38内の側面、底面)に沿うように設けられた絶縁膜
であり、該各絶縁膜39は酸化シリコン等により形成さ
れいる。さらに、各絶縁膜39は、各回路形成部31、
各パッド形成部36の表面をも覆っている。
溝38内の側面、底面)に沿うように設けられた絶縁膜
であり、該各絶縁膜39は酸化シリコン等により形成さ
れいる。さらに、各絶縁膜39は、各回路形成部31、
各パッド形成部36の表面をも覆っている。
【0053】40A,40B,40Cは各回路形成部3
1に設けられた容量電圧変換回路32と各パッド形成部
36に設けられた各出力電極パッド37とを接続する配
線であり、該各配線40A,40B,40Cは、例えば
アルミニウム、ポリシリコン等の導電性材料により形成
され、絶縁膜39上に設けられている。また、該各配線
40A,40Bは、図4に示すように、各分離溝38の
各溝面に沿ってV字状に屈曲している。
1に設けられた容量電圧変換回路32と各パッド形成部
36に設けられた各出力電極パッド37とを接続する配
線であり、該各配線40A,40B,40Cは、例えば
アルミニウム、ポリシリコン等の導電性材料により形成
され、絶縁膜39上に設けられている。また、該各配線
40A,40Bは、図4に示すように、各分離溝38の
各溝面に沿ってV字状に屈曲している。
【0054】本実施例による角速度検出装置21は上述
したような構成を有するもので、次にその製造方法につ
いて説明する。
したような構成を有するもので、次にその製造方法につ
いて説明する。
【0055】まず、図6に示すように、表面側シリコン
層22Aと裏面側シリコン層22Bとの間に絶縁層22
Cが設けられたシリコン基板22を準備する。そして、
表面側シリコン層22Aに、リン、ボロン等の不純物を
ドーピングし、表面側シリコン層22Aを低抵抗化す
る。
層22Aと裏面側シリコン層22Bとの間に絶縁層22
Cが設けられたシリコン基板22を準備する。そして、
表面側シリコン層22Aに、リン、ボロン等の不純物を
ドーピングし、表面側シリコン層22Aを低抵抗化す
る。
【0056】分離溝形成工程では、図7に示すように、
シリコン基板22の表面側シリコン層22Aに分離溝3
8,38を形成する。即ち、表面側シリコン層22A上
に酸化シリコン膜41を形成した後、各分離溝38を形
成する部分の酸化シリコン膜41をBHF(バッファフ
ッ酸)液等を用いて除去する。そして、酸化シリコン膜
41をマスクにして表面側シリコン層22Aに対して異
方性エッチングを行い、分離溝38を形成する部分の表
面側シリコン層22Aを絶縁層22Cに達するまで完全
に除去する。なお、この異方性エッチングには、TMA
H等のシリコン用エッチャントを用いる。これにより、
シリコン基板22には、各溝面が傾斜したV字状の分離
溝38,38が形成される。
シリコン基板22の表面側シリコン層22Aに分離溝3
8,38を形成する。即ち、表面側シリコン層22A上
に酸化シリコン膜41を形成した後、各分離溝38を形
成する部分の酸化シリコン膜41をBHF(バッファフ
ッ酸)液等を用いて除去する。そして、酸化シリコン膜
41をマスクにして表面側シリコン層22Aに対して異
方性エッチングを行い、分離溝38を形成する部分の表
面側シリコン層22Aを絶縁層22Cに達するまで完全
に除去する。なお、この異方性エッチングには、TMA
H等のシリコン用エッチャントを用いる。これにより、
シリコン基板22には、各溝面が傾斜したV字状の分離
溝38,38が形成される。
【0057】回路形成工程では、図8に示すように、表
面側シリコン層22Aの所定の位置に、接合形FET3
3等からなる容量電圧変換回路32,32を形成する。
面側シリコン層22Aの所定の位置に、接合形FET3
3等からなる容量電圧変換回路32,32を形成する。
【0058】電極形成工程では、図9に示すように、シ
リコン基板22に形成された各分離溝38上に、絶縁膜
39,39を成膜し、これら絶縁膜39上に各出力電極
パッド37と配線40A,40B,40Cを形成する
(図2参照)。このとき、配線40A,40Bは、各分
離溝38の各溝面に沿ってV字状に形成される。
リコン基板22に形成された各分離溝38上に、絶縁膜
39,39を成膜し、これら絶縁膜39上に各出力電極
パッド37と配線40A,40B,40Cを形成する
(図2参照)。このとき、配線40A,40Bは、各分
離溝38の各溝面に沿ってV字状に形成される。
【0059】検出部形成工程では、図10に示すよう
に、レジストをマスクにしてシリコン基板22の表面側
シリコン層22Aに対し、エッチング(RIE等)を行
い、検出部23の振動子24、各電極支持体27、くし
状電極24A,27A、各回路形成部31、各パッド形
成部36等を形成する。その後、図11に示すように、
振動子24の下側に位置する絶縁層22Cを、BHF液
等を用いたエッチングによって除去する。
に、レジストをマスクにしてシリコン基板22の表面側
シリコン層22Aに対し、エッチング(RIE等)を行
い、検出部23の振動子24、各電極支持体27、くし
状電極24A,27A、各回路形成部31、各パッド形
成部36等を形成する。その後、図11に示すように、
振動子24の下側に位置する絶縁層22Cを、BHF液
等を用いたエッチングによって除去する。
【0060】このようにして、角速度検出装置21は製
造される。なお、分離溝形成工程、回路形成工程、検出
部形成工程の順番はこれに限るものでなく、例えば、最
初に検出部形成工程によって検出部23を形成した後、
分離溝形成工程によって各分離溝38を形成し、その
後、回路形成工程によって容量電圧変換回路32を形成
してもよい。
造される。なお、分離溝形成工程、回路形成工程、検出
部形成工程の順番はこれに限るものでなく、例えば、最
初に検出部形成工程によって検出部23を形成した後、
分離溝形成工程によって各分離溝38を形成し、その
後、回路形成工程によって容量電圧変換回路32を形成
してもよい。
【0061】次に、本実施例による角速度検出装置21
の動作について説明する。即ち、従来技術と同様に、振
動子24を図1中の矢示Y方向に振動させる。この状態
で、図3中のZ−Z軸周りの角速度Ωが作用すると、振
動子24は、コリオリ力により図1中の矢示X方向に変
位する。これにより、各検出電極29を構成するくし状
電極24A,27A間の静電容量が変化し、この静電容
量の変化が容量電圧変換回路32に入力される。
の動作について説明する。即ち、従来技術と同様に、振
動子24を図1中の矢示Y方向に振動させる。この状態
で、図3中のZ−Z軸周りの角速度Ωが作用すると、振
動子24は、コリオリ力により図1中の矢示X方向に変
位する。これにより、各検出電極29を構成するくし状
電極24A,27A間の静電容量が変化し、この静電容
量の変化が容量電圧変換回路32に入力される。
【0062】これにより、図5に示す容量電圧変換回路
32に設けられた接合形FET33のゲート端子Gの電
圧が変化するため、接合形FET33のドレイン端子D
とソース端子Sとの間に電流が流れる。この結果、接合
形FET33のソース端子Sの電圧が、検出電極29に
より検出された静電容量の変化に対応して変化する。
32に設けられた接合形FET33のゲート端子Gの電
圧が変化するため、接合形FET33のドレイン端子D
とソース端子Sとの間に電流が流れる。この結果、接合
形FET33のソース端子Sの電圧が、検出電極29に
より検出された静電容量の変化に対応して変化する。
【0063】そして、接合形FET33のソース端子S
の電圧変化は、電圧信号として配線40Bを介して信号
出力電極パッド37Bに出力され、信号出力電極パッド
37Bから外部に設けられた信号処理回路等に出力され
る。そして、信号処理回路等により角速度が求められ
る。
の電圧変化は、電圧信号として配線40Bを介して信号
出力電極パッド37Bに出力され、信号出力電極パッド
37Bから外部に設けられた信号処理回路等に出力され
る。そして、信号処理回路等により角速度が求められ
る。
【0064】ここで、検出部23の各検出電極29から
検出される静電容量に、シリコン基板22の表面側シリ
コン層22Aと裏面側シリコン層22Bとの間に生じる
寄生容量が混在し、寄生容量が増加すると、角速度の検
出感度を低下させる原因となる。
検出される静電容量に、シリコン基板22の表面側シリ
コン層22Aと裏面側シリコン層22Bとの間に生じる
寄生容量が混在し、寄生容量が増加すると、角速度の検
出感度を低下させる原因となる。
【0065】ところが、本実施例による角速度検出装置
21は、比較的大きな面積を必要とする各出力電極パッ
ド37を各パッド形成部36上に設けると共に、該各パ
ッド形成部36を、各分離溝38により各電極支持体2
7と各回路形成部31とから分離させる構成である。こ
れにより、各電極支持体27と各回路形成部31の面積
を縮小させることができ、各電極支持体27と各回路形
成部31を構成する表面側シリコン層22Aと裏面側シ
リコン層22Bとの間に生じる寄生容量を減少させるこ
とができる。
21は、比較的大きな面積を必要とする各出力電極パッ
ド37を各パッド形成部36上に設けると共に、該各パ
ッド形成部36を、各分離溝38により各電極支持体2
7と各回路形成部31とから分離させる構成である。こ
れにより、各電極支持体27と各回路形成部31の面積
を縮小させることができ、各電極支持体27と各回路形
成部31を構成する表面側シリコン層22Aと裏面側シ
リコン層22Bとの間に生じる寄生容量を減少させるこ
とができる。
【0066】従って、各検出電極29から検出される静
電容量に混在する寄生容量成分を減少させることがで
き、角速度の検出感度を向上させることができる。
電容量に混在する寄生容量成分を減少させることがで
き、角速度の検出感度を向上させることができる。
【0067】かくして、本実施例によれば、シリコン基
板22に各分離溝38を設け、各出力電極パッド37が
設けられた各パッド形成部36を、各電極支持体27と
各回路形成部31とから電気的に分離(絶縁)させる構
成としたから、検出部23の各検出電極29によって検
出される静電容量に混在する寄生容量成分を減少させる
ことができ、角速度の検出感度を向上させることができ
る。
板22に各分離溝38を設け、各出力電極パッド37が
設けられた各パッド形成部36を、各電極支持体27と
各回路形成部31とから電気的に分離(絶縁)させる構
成としたから、検出部23の各検出電極29によって検
出される静電容量に混在する寄生容量成分を減少させる
ことができ、角速度の検出感度を向上させることができ
る。
【0068】特に、本実施例によれば、シリコン基板2
2の表面側シリコン層22Aに、異方性エッチングを施
すことによって、容易に各分離溝38を形成することが
でき、製造作業の複雑化、製造コストの上昇を防止する
ことができる。
2の表面側シリコン層22Aに、異方性エッチングを施
すことによって、容易に各分離溝38を形成することが
でき、製造作業の複雑化、製造コストの上昇を防止する
ことができる。
【0069】また、各分離溝38を異方性エッチングに
よって形成することにより、各分離溝38の各溝面を、
図4に示すようにV字状に傾斜させることができる。こ
れにより、各分離溝38の各溝面に、配線40A,40
Bを容易に形成することができる。
よって形成することにより、各分離溝38の各溝面を、
図4に示すようにV字状に傾斜させることができる。こ
れにより、各分離溝38の各溝面に、配線40A,40
Bを容易に形成することができる。
【0070】また、本実施例によれば、容量電圧変換回
路32を、シリコン基板22の検出部23と共に一体的
に形成する構成としたから、角速度検出装置21を全体
的に小型化することができる。さらに、検出部23と容
量電圧変換回路32を一体化することにより、従来技術
のように、検出部と容量電圧変換回路とを接続する電
極、ワイヤ等をなくすることができる。これにより、検
出部23の各電極支持体27と容量電圧変換回路32が
設けられた回路形成部31の面積を大幅に縮小すること
でき、寄生容量を減少させることができる。
路32を、シリコン基板22の検出部23と共に一体的
に形成する構成としたから、角速度検出装置21を全体
的に小型化することができる。さらに、検出部23と容
量電圧変換回路32を一体化することにより、従来技術
のように、検出部と容量電圧変換回路とを接続する電
極、ワイヤ等をなくすることができる。これにより、検
出部23の各電極支持体27と容量電圧変換回路32が
設けられた回路形成部31の面積を大幅に縮小すること
でき、寄生容量を減少させることができる。
【0071】さらに、検出部23と容量電圧変換回路3
2を単一のシリコン基板22に形成したことにより、検
出部23の各検出電極29と容量電圧変換回路32の入
力端子(接合形FET33のゲート端子G)との距離を
短くすることができ、容量電圧変換回路32に入力され
る外来ノイズを大幅に減少させることができる。
2を単一のシリコン基板22に形成したことにより、検
出部23の各検出電極29と容量電圧変換回路32の入
力端子(接合形FET33のゲート端子G)との距離を
短くすることができ、容量電圧変換回路32に入力され
る外来ノイズを大幅に減少させることができる。
【0072】また、本実施例によれば、各容量電圧変換
回路32を、接合形FET33を用いたソースホロワ回
路により構成したから、検出部23の各検出電極29か
ら検出される静電容量の変化を、効率よく電圧信号に変
換することができる。特に、接合形FET33のゲート
端子Gは、検出部23の電極支持体27に直接接続され
ている。即ち、ゲート端子Gは電極支持体27と一体化
している。これにより、電極支持体27に設けられた検
出電極29から接合形FET33のゲート端子Gまでの
信号経路を非常に短くでき、検出電極29により検出さ
れる静電容量に外来ノイズが混在するのを抑制すること
ができる。
回路32を、接合形FET33を用いたソースホロワ回
路により構成したから、検出部23の各検出電極29か
ら検出される静電容量の変化を、効率よく電圧信号に変
換することができる。特に、接合形FET33のゲート
端子Gは、検出部23の電極支持体27に直接接続され
ている。即ち、ゲート端子Gは電極支持体27と一体化
している。これにより、電極支持体27に設けられた検
出電極29から接合形FET33のゲート端子Gまでの
信号経路を非常に短くでき、検出電極29により検出さ
れる静電容量に外来ノイズが混在するのを抑制すること
ができる。
【0073】次に、本発明の第2の実施例による静電容
量型外力検出装置として角速度検出装置を例に挙げ、図
12、図13に基づいて説明する。本実施例の特徴は、
絶縁部を、シリコン基板の表面側シリコン層に該シリコ
ン基板に対して直交方向に延びシリコン基板の絶縁層に
到達する縦溝により構成し、該縦溝の溝面に絶縁膜を設
け、該絶縁膜が設けられた縦溝内にシリコンを埋設する
構成としたことにある。なお、本実施例では、前述した
第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。
量型外力検出装置として角速度検出装置を例に挙げ、図
12、図13に基づいて説明する。本実施例の特徴は、
絶縁部を、シリコン基板の表面側シリコン層に該シリコ
ン基板に対して直交方向に延びシリコン基板の絶縁層に
到達する縦溝により構成し、該縦溝の溝面に絶縁膜を設
け、該絶縁膜が設けられた縦溝内にシリコンを埋設する
構成としたことにある。なお、本実施例では、前述した
第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。
【0074】即ち、51は本実施例による静電容量型外
力検出装置としての角速度検出装置である。52,52
は各回路形成部31と各パッド形成部36との間に設け
られた絶縁部としての分離溝を示し、該各分離溝52
は、角速度検出装置51のシリコン基板22の表面側シ
リコン層22Aの一部をドライエッチング等の手段を用
いて除去することにより形成されている。また、各分離
溝52は、シリコン基板22に対して直交方向に延びる
縦溝であり、その底部はシリコン基板22の絶縁層22
Cに達している。
力検出装置としての角速度検出装置である。52,52
は各回路形成部31と各パッド形成部36との間に設け
られた絶縁部としての分離溝を示し、該各分離溝52
は、角速度検出装置51のシリコン基板22の表面側シ
リコン層22Aの一部をドライエッチング等の手段を用
いて除去することにより形成されている。また、各分離
溝52は、シリコン基板22に対して直交方向に延びる
縦溝であり、その底部はシリコン基板22の絶縁層22
Cに達している。
【0075】53,53は各分離溝52の各溝面に沿う
ように設けられた絶縁膜であり、該各絶縁膜53は、酸
化シリコン等により形成されている。さらに、各絶縁膜
53は、各回路形成部31、各パッド形成部36の表面
をも覆っている。
ように設けられた絶縁膜であり、該各絶縁膜53は、酸
化シリコン等により形成されている。さらに、各絶縁膜
53は、各回路形成部31、各パッド形成部36の表面
をも覆っている。
【0076】また、各分離溝52内には、ポリシリコン
等からなる埋込部材54が埋め込まれている。これによ
り、各回路形成部31と各パッド形成部36は電気的に
は絶縁されているものの、各回路形成部31の表面と各
パッド形成部36の表面は、段差のない平らな状態で連
続的につながっている。
等からなる埋込部材54が埋め込まれている。これによ
り、各回路形成部31と各パッド形成部36は電気的に
は絶縁されているものの、各回路形成部31の表面と各
パッド形成部36の表面は、段差のない平らな状態で連
続的につながっている。
【0077】55,55,…は各回路形成部31に設け
られ、各容量電圧変換回路32と各出力電極パッド37
とを電気的に接続する配線であり、該各配線55は、前
述した第1の実施例と同様に、各出力電極パッド37に
対応するように複数本設けられている。
られ、各容量電圧変換回路32と各出力電極パッド37
とを電気的に接続する配線であり、該各配線55は、前
述した第1の実施例と同様に、各出力電極パッド37に
対応するように複数本設けられている。
【0078】このように構成される本実施例によって
も、各パッド形成部36を、検出部23の各電極支持体
27と回路形成部31とから電気的に分離することがで
きる。これにより、検出部23の各検出電極29によっ
て検出される静電容量に混在する寄生容量成分を減少さ
せることができ、角速度の検出感度を向上させることが
できる。
も、各パッド形成部36を、検出部23の各電極支持体
27と回路形成部31とから電気的に分離することがで
きる。これにより、検出部23の各検出電極29によっ
て検出される静電容量に混在する寄生容量成分を減少さ
せることができ、角速度の検出感度を向上させることが
できる。
【0079】なお、前記各実施例では、絶縁部として分
離溝38(52)を設けるものとして述べたが、本発明
はこれに限らず、絶縁部を他のトレンチ技術によって形
成してもよい。
離溝38(52)を設けるものとして述べたが、本発明
はこれに限らず、絶縁部を他のトレンチ技術によって形
成してもよい。
【0080】また、前記各実施例では、図1に示すよう
な検出部23を有する角速度検出装置21(51)を例
に挙げて説明したが、検出部23の振動子24の形状、
各電極支持体26,27の形状や配置、電極24A,2
6A,27Aの形状等をこれに限定するものではない。
な検出部23を有する角速度検出装置21(51)を例
に挙げて説明したが、検出部23の振動子24の形状、
各電極支持体26,27の形状や配置、電極24A,2
6A,27Aの形状等をこれに限定するものではない。
【0081】また、前記各実施例では、容量電圧変換回
路32を接合形FET33を用いたソースホロワ回路に
より構成するものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、容量電圧変換回路をコンデンサブリッジ回路、スイ
ッチドキャパシタ回路等によって構成してもよい。
路32を接合形FET33を用いたソースホロワ回路に
より構成するものとして述べたが、本発明はこれに限ら
ず、容量電圧変換回路をコンデンサブリッジ回路、スイ
ッチドキャパシタ回路等によって構成してもよい。
【0082】さらに、前記各実施例では、静電容量型外
力検出装置として角速度検出装置21(51)を例に挙
げて述べたが、本発明はこれに限らず、加速度を検出す
る加速度検出装置等にも適用することができる。
力検出装置として角速度検出装置21(51)を例に挙
げて述べたが、本発明はこれに限らず、加速度を検出す
る加速度検出装置等にも適用することができる。
【0083】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1に係る発明
によれば、表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間
に絶縁層を介在させたシリコン基板と、該シリコン基板
の表面側シリコン層に設けられ、外力を静電容量の変化
により検出する検出部と、前記シリコン基板の表面側シ
リコン層に設けられ、該検出部から出力される静電容量
の変化を電圧信号に変換する容量電圧変換回路と、前記
シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、該容量電
圧変換回路から出力される電圧信号を外部の信号処理回
路に出力するための出力電極とを備え、前記シリコン基
板には、前記検出部と容量電圧変換回路とが設けられた
表面側シリコン層と前記出力電極が設けられた表面側シ
リコン層とを電気的に分離する絶縁部を設ける構成とし
たから、検出部と容量電圧変換回路が設けられた表面側
シリコン層の面積を縮小させることができ、検出部が設
けられた表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間に
生じる寄生容量を減少させることができる。
によれば、表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間
に絶縁層を介在させたシリコン基板と、該シリコン基板
の表面側シリコン層に設けられ、外力を静電容量の変化
により検出する検出部と、前記シリコン基板の表面側シ
リコン層に設けられ、該検出部から出力される静電容量
の変化を電圧信号に変換する容量電圧変換回路と、前記
シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、該容量電
圧変換回路から出力される電圧信号を外部の信号処理回
路に出力するための出力電極とを備え、前記シリコン基
板には、前記検出部と容量電圧変換回路とが設けられた
表面側シリコン層と前記出力電極が設けられた表面側シ
リコン層とを電気的に分離する絶縁部を設ける構成とし
たから、検出部と容量電圧変換回路が設けられた表面側
シリコン層の面積を縮小させることができ、検出部が設
けられた表面側シリコン層と裏面側シリコン層との間に
生じる寄生容量を減少させることができる。
【0084】従って、検出部から出力される静電容量に
混在する寄生容量成分を低減させることができ、外力の
検出感度を向上させることができる。
混在する寄生容量成分を低減させることができ、外力の
検出感度を向上させることができる。
【0085】請求項2に係る発明によれば、絶縁部をシ
リコン基板の表面側シリコン層にシリコン基板の絶縁層
まで延びる縦溝により構成したから、絶縁部を容易に形
成することができ、検出部等が設けられた表面側シリコ
ン層と出力電極が設けられた表面側シリコン層とを確実
に分離することができる。
リコン基板の表面側シリコン層にシリコン基板の絶縁層
まで延びる縦溝により構成したから、絶縁部を容易に形
成することができ、検出部等が設けられた表面側シリコ
ン層と出力電極が設けられた表面側シリコン層とを確実
に分離することができる。
【0086】請求項3に係る発明によれば、絶縁部とし
ての縦溝を、シリコン基板の表面側シリコン層の一部を
異方性エッチングによって除去することによって設ける
構成としたから、絶縁部を容易に形成することができ、
静電容量型外力検出装置の製造が複雑化するのを防止で
きる。
ての縦溝を、シリコン基板の表面側シリコン層の一部を
異方性エッチングによって除去することによって設ける
構成としたから、絶縁部を容易に形成することができ、
静電容量型外力検出装置の製造が複雑化するのを防止で
きる。
【0087】請求項4に係る発明によれば、絶縁部をシ
リコン基板の表面側シリコン層にシリコン基板の絶縁層
に到達する縦溝により構成し、該縦溝の溝面に絶縁膜を
設け、該絶縁膜が設けられた縦溝内に埋込部材を埋設す
ることによって構成することとしたから、検出部等が設
けられた表面側シリコン層と出力電極が設けられた表面
側シリコン層とを確実に分離することができる。また、
前記縦溝内にシリコンを埋設する構成としたから、絶縁
部が形成された部分の表面側シリコン層の表面を平らに
することができる。これにより、絶縁部上に配線等を容
易に設けることができる。
リコン基板の表面側シリコン層にシリコン基板の絶縁層
に到達する縦溝により構成し、該縦溝の溝面に絶縁膜を
設け、該絶縁膜が設けられた縦溝内に埋込部材を埋設す
ることによって構成することとしたから、検出部等が設
けられた表面側シリコン層と出力電極が設けられた表面
側シリコン層とを確実に分離することができる。また、
前記縦溝内にシリコンを埋設する構成としたから、絶縁
部が形成された部分の表面側シリコン層の表面を平らに
することができる。これにより、絶縁部上に配線等を容
易に設けることができる。
【0088】請求項5に係る発明によれば、容量電圧変
換回路を、接合形電界効果トランジスタを用いたソース
ホロワ回路により構成したから、検出部から出力される
静電容量の変化を効率よく電圧信号に変換することがで
き、外力の検出感度を向上させることができる。
換回路を、接合形電界効果トランジスタを用いたソース
ホロワ回路により構成したから、検出部から出力される
静電容量の変化を効率よく電圧信号に変換することがで
き、外力の検出感度を向上させることができる。
【図1】本発明の第1の実施例による角速度検出装置を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】図1中の要部を拡大して示す平面図である。
【図3】図1中の角速度検出装置を矢示III −III 方向
からみた断面図である。
からみた断面図である。
【図4】図3中の角速度検出装置の要部を拡大して示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施例による容量電圧変換回路
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図6】第1の実施例による角速度検出装置の製造に用
いるシリコン基板を示す断面図である。
いるシリコン基板を示す断面図である。
【図7】分離溝形成工程を示す断面図である。
【図8】回路形成工程を示す断面図である。
【図9】電極形成工程を示す断面図である。
【図10】検出部形成工程を示す断面図である。
【図11】検出部形成工程において振動子の下側に位置
する絶縁膜を除去した状態を示す断面図である。
する絶縁膜を除去した状態を示す断面図である。
【図12】本発明の第2の実施例による角速度検出装置
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図13】図12中の要部を拡大して示す断面図であ
る。
る。
【図14】従来技術による角速度検出装置を示す平面図
である。
である。
【図15】図14中の角速度検出装置を矢示XV−XV方向
からみた断面図である。
からみた断面図である。
21,51 角速度検出装置 22 シリコン基板 22A 表面側シリコン層 22B 裏面側シリコン層 22C 絶縁層 23 検出部 27 電極支持体 31 回路形成部 32 容量電圧変換回路 33 接合形電界効果トランジスタ 36 パッド形成部 37 出力電極パッド(出力電極) 38,52 分離溝 39,53 絶縁膜 54 埋込部材
Claims (5)
- 【請求項1】 表面側シリコン層と裏面側シリコン層と
の間に絶縁層を介在させたシリコン基板と、 該シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、外力を
静電容量の変化により検出する検出部と、 前記シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、該検
出部から出力される静電容量の変化を電圧信号に変換す
る容量電圧変換回路と、 前記シリコン基板の表面側シリコン層に設けられ、該容
量電圧変換回路から出力される電圧信号を外部の信号処
理回路に出力するための出力電極とを備え、 前記シリコン基板には、前記検出部と容量電圧変換回路
が設けられた表面側シリコン層と前記出力電極が設けら
れた表面側シリコン層とを電気的に分離する絶縁部を設
ける構成としてなる静電容量型外力検出装置。 - 【請求項2】 前記絶縁部を、前記シリコン基板の表面
側シリコン層に前記シリコン基板の絶縁層まで延びる縦
溝により構成してなる請求項1に記載の静電容量型外力
検出装置。 - 【請求項3】 前記縦溝は前記シリコン基板の表面側シ
リコン層の一部を異方性エッチングによって除去するこ
とにより設けるものである請求項2に記載の静電容量型
外力検出装置。 - 【請求項4】 前記絶縁部を、前記シリコン基板の表面
側シリコン層に前記シリコン基板の絶縁層に到達する縦
溝により構成し、該縦溝の溝面に絶縁膜を設け、該絶縁
膜が設けられた縦溝内に埋込部材を埋設する構成として
なる請求項1に記載の静電容量型外力検出装置。 - 【請求項5】 前記容量電圧変換回路は、接合形電界効
果トランジスタを用いたソースホロワ回路からなる請求
項1,2,3または4に記載の静電容量型外力検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024313A JPH10206169A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 静電容量型外力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9024313A JPH10206169A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 静電容量型外力検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206169A true JPH10206169A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12134703
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9024313A Pending JPH10206169A (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 静電容量型外力検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206169A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001153659A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Murata Mfg Co Ltd | 角速度センサ |
| JP2006196654A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2012509610A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | イデント テクノロジー アーゲー | 静電容量式センサシステム |
| CN107677723A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-02-09 | 付德君 | 一种气体团簇离子束质谱的测量方法和装置 |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP9024313A patent/JPH10206169A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001153659A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-08 | Murata Mfg Co Ltd | 角速度センサ |
| JP2006196654A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 半導体装置及びその製造方法 |
| JP2012509610A (ja) * | 2008-11-18 | 2012-04-19 | イデント テクノロジー アーゲー | 静電容量式センサシステム |
| US10003334B2 (en) | 2008-11-18 | 2018-06-19 | Microchip Technology Germany Gmbh | Capacitative sensor system |
| CN107677723A (zh) * | 2017-09-25 | 2018-02-09 | 付德君 | 一种气体团簇离子束质谱的测量方法和装置 |
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