JPH10206228A - 多スペクトル共振空洞検出器 - Google Patents

多スペクトル共振空洞検出器

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JPH10206228A
JPH10206228A JP9361620A JP36162097A JPH10206228A JP H10206228 A JPH10206228 A JP H10206228A JP 9361620 A JP9361620 A JP 9361620A JP 36162097 A JP36162097 A JP 36162097A JP H10206228 A JPH10206228 A JP H10206228A
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JP
Japan
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detector
mirror
resonant cavity
wavelengths
cavity
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Application number
JP9361620A
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Inventor
Jean Louis Pautrat
− ルイ ポートラ ジャン
Noel Magnea
マニヤ ノエル
Emmanuel Hadji
アドジ エマニュエル
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Commissariat à l'Énergie Atomique et Aux Énergies Alternatives
Original Assignee
Commissariat a lEnergie Atomique CEA
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Publication date
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    • H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
    • H10F77/30—Coatings
    • H10F77/306—Coatings for devices having potential barriers
    • H10F77/331—Coatings for devices having potential barriers for filtering or shielding light, e.g. multicolour filters for photodetectors
    • H10F77/337—Coatings for devices having potential barriers for filtering or shielding light, e.g. multicolour filters for photodetectors using interference filters, e.g. multilayer dielectric filters
    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
    • H10F39/80—Constructional details of image sensors
    • H10F39/805—Coatings
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    • H—ELECTRICITY
    • H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
    • H10F77/00—Constructional details of devices covered by this subclass
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    • H10F77/413—Optical elements or arrangements directly associated or integrated with the devices, e.g. back reflectors

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  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多スペクトルの共振空洞検出器を提供する。 【解決手段】 検出器は、2つ以上の波長で共振し、対
応する放射を吸収し空洞内の固定波に特有の波腹に位置
された少なくとも2つの層12、14を含む少なくとも
1つの空洞2、および空間電荷領域が上記各層を含むた
めの少なくとも2つのP−N接合部を含んでいる。各空
洞に対して、2つの接合部を互いに逆に分極させて対応
する放射を検出するために少なくとも2つの電気接点が
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多スペクトル共振
空洞検出器に関するものである。また、半導体に基づく
放射検出器であり、少なくとも2つのスペクトル帯域に
おいて感応性がある。
【0002】本発明は、2つのスペクトル帯域が赤外線
範囲にある場合において特に適用されるものである。さ
らに、多くの用途があり、特に物体識別および熱イメー
ジ(thermalimagery)のためのものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】吸収される放射に適合
した禁止帯を持つ半導体材料II−VIは、1から10
μmの範囲内の赤外線放射を検出するために使用され
る。単一のデバイス内において、いくつかの波長を吸収
するための解決方法が過去において提案されている。
【0004】第1の解決方法は、それぞれ特定の波長に
感応性のある多数の材料を並設することである。文献
(1)には、この主題が記載されており、また下記する
他の多くの文献と同様に、これは本明細書の最後におい
て参考として含まれる。この公知の解決方法は、検出器
のマトリックスを作るために使用することができるが、
この場合、各ピクセルは、いくつかの領域(各波長に対
して1つの)に分割される。したがって、これらの領域
のそれぞれは、その表面上に到達する入射放射の画分を
吸収できるだけであり、検出器の効率が制限される。
【0005】第2の解決方法は、それぞれ1つの波長に
感応性のある、多数の材料を互いの上部に置くことであ
る。異なる構造とすることも可能である。2つの異なる
波長を検出するための最も注目すべき解決方法は、各N
タイプの領域に1つの波長に感応する活性層を含む、N
PN構造を採ることである。文献(2)には、この主題
が記載されている。このタイプの構成部品においては、
全体のネットワークに共通の接点に加えて、ピクセル当
たり1つまたは2つの接点が利用可能であるかによっ
て、2つの波長は、同時あるいは逐次的に検出すること
ができる。
【0006】文献(3)には、この主題が開示されてい
る。残念ながら、このタイプの構成部品は、十分な赤外
線光子の画分を吸収するために非常に厚くなければなら
ない。大きな活性厚さを有する、これらの公知のデバイ
スは、遅く、また温度が雰囲気温度に近付く傾向がある
ときに、活性ボリューム内で発生する熱雑音のために低
い温度でしか動作することができない。
【0007】さらに、波長の選択度は、活性層の吸収帯
域の幅により制限されてしまう。また、活性層の吸収が
それをマイクロ空洞内に置くことにより強化できる可能
性が近赤外線領域において実証されたことも知られてい
る。本発明の発明者は、このことを3から5μmの間の
波長帯域内において実験的にチェックした。さらに、2
つの異なる波長に感応するマイクロ空洞を備えた検出器
が最近提案されている。
【0008】文献(4)には、この主題が開示されてい
る。これらの公知の検出器の構造は、2つの異なる波長
において共振することができるマイクロ空洞の内側に位
置された単一の活性層からなる。これらの公知の検出器
には2つの欠点がある。第1に、2つの検出された波長
は、単一の活性層内に吸収されているので、電気的に分
離することができない。第2に、活性層の吸収係数が波
長とともに変化することから、これらの検出器の量子効
率は2つの波長に対するものとは同じでない。
【0009】文献(5)にはまた、入射光から開始され
る定常波パターンを生成するためにミラーから固定距離
に置かれた2つの検出器を含む光検出器が開示されてい
る。実際には、この光検出器は、1対の波長を検出し、
そのために検出器の吸収体の周囲が定常波の波腹上に置
かれる。しかしながら、異なる波長の光が光検出器内を
同時に伝播する場合、この光は2つの検出器上において
多少激しく吸収され、また、この光の波長および強度が
知られていない場合には、予測できない。これにより光
検出器の応答が不明確となり、必ず機能するものではな
い。この公知の光検出器は、2つの波長に対する選択性
がない。
【0010】文献(6)にはまた、所定の波長の放射を
吸収するために設計され、共振空洞内に配置された、光
ダイオードから構成される光検出器が開示されている。
また、異なる波長にマッチングさせたいくつかの光検出
器を、これらの波長を検出するために互いに隣接して配
置することも提案されている。しかしながら、各光検出
器に到達する光バワーは、係数nだけ減じられる。な
お、nは光検出器の数である。さらに、光検出器を互い
に隣接して置くことで、nの光検出器が同じ光源を見る
ことが補償されなくなってしまう。本発明の目的は、上
記の欠点を解消することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、薄い層内の少
なくとも1つの共振空洞を含んでなる多スペクトル検出
器であり、各共振空洞において各色が電気的に分離され
る。各共振空洞は、2つ以上の波長において共振するた
めに設計されている。各空洞内は、異なる共振波長に特
有の定常波が設定されるという事実により、これらの波
長を分離するために使用される。この結果、各吸収層
は、これらの定常波に特有の波腹上に配置される。それ
らの空間電荷領域内に吸収層を含むP−N接合部は、光
により発生される光電流を集める。
【0012】本発明の検出器は、検出マトリックスを構
成する共振空洞のセットを含んでおり、各共振空洞はピ
クセルに対応している。本発明は、より詳しくは、それ
らに特有の定常波がそれらの波長を分離するために設定
された少なくとも2つの波長において共振するように設
計された少なくとも1つの共振空洞を含んでなり、この
共振空洞が、これらの波長に対応する放射をそれぞれ吸
収するために、これらの各波長にそれぞれ関連し適合し
ており、またこれらの定常波に特有の波腹上に配置され
た少なくとも2つの吸収層を含んでおり、この共振空洞
は、また少なくとも2つのP−N接合部を含み、吸収層
は、これらの接合部の空間電荷領域内にそれぞれ位置さ
れており、またこの検出器は、2つのP−N接合部を互
いに逆方向に分極し、対応する放射を検出するために、
少なくとも2つの電気接点(28、30、36)を各空
洞に対して含んでなる、多スペクトル検出器である。
【0013】好ましくは、本発明の検出器は、対応する
放射を同時に検出するために、各共振空洞に対して、2
つのP−N接合部を逆に分極することができる3つの電
気接点を含んでいる。本発明の検出器の特定の実施の形
態によれば、各共振空洞は、第1のミラーおよび検知さ
れるべき放射の通過を許容する第2にミラーにより区切
られ、第1のミラーが、ブラッグミラー、誘電多層ミラ
ー、および金属フィルムからなるグループから選択され
る。
【0014】第2のミラーは、ブラッグミラーおよび誘
電多層ミラーからなるグループから選択される。また、
第2のミラーは、共振空気空洞インターフェースから構
成される。また、上記から判るように、本発明の検出器
にマトリックス構造を備えた共振空洞のセットを含ませ
ることもできる。
【0015】本発明による検出器では、 −吸収が共振効果により強化されるという事実により薄
い活性層が使用され、活性ボリュームにおける低減によ
って上記した公知のデバイスにおいて可能な温度より高
い温度において動作することが可能となり、 −共振空洞の内在性の効果により、別の補助的なフィル
タなしに、選択的な2つの色の検出が可能となり、 −各ピクセルに対して、異なる検出された波長に対応す
る電気信号を分離することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明は、以下の実施の形態の説
明を読みながら添付図面を参照することでより良く理解
される。なお、実施の形態は、参考的で、非限定的なも
のである。図1のその図式的な断面図を示した本発明に
よる多スペクトル検出器は、波長λ1とλ2の放射をそ
れぞれ検出するために設計されている。この検出器は、
ファブリーペロー空洞である共振空洞2を含んでおり、
また2つのミラー4と6により区切られている。
【0017】この空洞を区切る空洞2および2つのミラ
ー4と6は、検出される放射に透過である単結晶の半導
体基板8上に形成されている。この放射を図1において
符号10で示した。この放射は、検出器の共振空洞に達
する前に基体の下側面を通って貫通する。ミラー4が検
出器の下側のミラーを形成する一方、ミラー6は、この
検出器の上側のミラーを形成する。
【0018】空洞2は、2つの波長λ1とλ2において
共振するように設計されている。これらの波長λ1とλ
2に特有の定常波は、これらの波長を分離するために空
洞2内に設定されている。共振空洞2は、これらの波長
λ1とλ2にそれぞれ関連し且つ適合された2つの吸収
層12と14を含んでおり、それぞれ、波長λ1(層1
2)の放射を吸収し、また波長λ2(層14)の放射を
吸収する。
【0019】共振空洞2はまた、2つのP−N接合部を
含んでいる。図1は、Pタイプの半導体層16、他のP
タイプの半導体層18、および層16と18の間のNタ
イプの半導体層20を示している。これにより、P−N
接合部が形成される。吸収層12は、層16と20によ
り形成される接合部の空間電荷領域内に位置されてい
る。
【0020】吸収層14は、層18と20により形成さ
れた接合部の空間電荷領域内に位置されてる。活性層と
も称することができる、吸収層12と14、および層1
6、18および20は、薄い半導体層であり、また必要
とされる厚さを有しており、層16、12、20、14
および18の合計の厚さが波長λ1とλ2の空洞の共振
を生成する。
【0021】共振空洞2は、単結晶半導体基板8上のエ
ピタクシにより形成される。上側のミラー6は、 −層18上のエピタクシにより形成されたブラッグミラ
ー、あるいは −この層18の上にデポジションされた誘電多層構造、
あるいは −この層18上にデポジションされた金属フィルムであ
る。
【0022】図1の例では、下側のミラー4は、共振空
洞の形成前において基体8上にエピタクシにより形成さ
れたブラッグミラーである。
【0023】図2に示した例においては、空洞2内、基
板8内には、この基板8をエッチングすることにより、
穴開け22が形成される。これにより、空気および層1
6を形成する半導体材料との間にインターフェースが生
成される。下側のミラー4は次いで、このインターフェ
ースから構成される。
【0024】図3に示した例においては、半導体基板8
は、空洞2内に穴開けを形成するために、再度エッチン
グされ、また誘電多層デポジットは、このようにして得
られた空洞の底部に形成される。半導体層16と接触す
る、この誘電多層のデポジットは、次いで共振駆動の下
側のミラー4を形成する。
【0025】図4は、図1から図3に示した、本発明に
よる検出器の電気的なダイヤグラムを示したものであ
る。この検出器は、2つのフォトダイオード24と26
を含むことが判る。ダイオード24は、層16と20に
より形成されるP−N接合部に関連しており、また、ダ
イオード26は、層18と20により形成されるP−N
接合部に関連している。
【0026】図4は、この検出器が同様に2つの電気接
点28と30を含むことを示している。各ダイオードの
カソードは、互いに接続されており、また電気接点28
(つまり上側の接点)は、波長λ1の放射を検出するた
めに設計されたダイオード24のアノードに接続されて
いる。一方、接点30(つまり下側の接点)は、波長λ
2での放射を検出するために設計されたダイオード26
のアノードに接続されている。
【0027】これらの電気接点は、図1から図3では図
示を省略したが、図1から図3に示された共振空洞に対
応する電気接点28と30は、この空洞の上側部分(P
タイプのドーピングをした層10の側部)およびこの空
洞の下側部分(同様にPタイプのドーピングをした層1
6の側部)にそれぞれ設けるものと規定できる。
【0028】図5は、層12、14、16、18および
20に対応する帯域のダイヤグラムを示したものであ
る。なお、その組成が検出すべき波長λ1に適合してい
る、活性層12は、この波長λ1に特有の定常波の下側
のポイント上で、共振空洞2内に位置される。同様に、
検出すべき波長λ2に適合する組成の、活性層14は、
この波長λ2に特有の定常波の下側のポイント上で、共
振空洞2内に位置される。
【0029】図6は、空洞2(波長λ1とλ2において
共振する)に対する、活性層12と14の位置を示した
ものである。図6に示された例において、λ1は3.0
4μmに等しく、またλ2は3.91μmに等しい。図
6はまた、波長λ1に対応する定常波32、および波長
λ2に対応する定常波34を示している。
【0030】図1から図3に示された検出器の動作を以
下に説明する。共振空洞2内を貫通する唯一の放射は、
共振波長λ1とλ2を有する入射放射である。空洞内の
その位置により、各活性層12あるいは14は、1つの
波長だけを「見る」。
【0031】発生層内においては(共振により)光は、
非常に効率的に吸収され、また電子電荷の対を生成す
る。波長λ1の光は、層18と20に対応する上側のP
−N接合部内に吸収され、また波長λ1の光は、層16
と20に対応する下側のP−N接合部内に吸収される。
上側の電気接点28が、下側の電気接点30に対して適
当な正の電位まで増大したときに、上側のP−N接合部
は直接分極し、また下側のP−N接合部は逆に分極され
る。
【0032】この場合において、検出器(電気接点30
において)から出力された電流i1(図4)は、下側の
接合部の吸収により制御される。よって、この電流i1
は、波長λ1の光の強度に比例する。逆に、下側の電気
接点が、上側の電気接点28に対して正の適当な正の電
位まで増大した場合、下側のP−N接合は直接的に分極
するが、上側のP−N接合は逆に分極される。この場
合、検出器(電気接点28において)から出力された電
流i(図4)は波長λ2の光の強度に比例する。
【0033】図7は、波長λ(マイクロメータで表記し
ている)の関数としての、スペクトル応答性R(パーセ
ンテージで表記している)を示したものである。このス
ペクトル応答は、分極に応じて決まる、波長λ1=3.
04μmおよびλ2=3.91μmに対応する2つの色
システムに対して計算されている。図7は、波長λ1の
光の検出のための第1の分極に対応する曲線A1を示し
たものである。
【0034】また、波長λ2の光の検出のための第2の
分極に対応する曲線A2も同様に示している。よって、
検出器の動作により、これら2つの検出された波長が順
次的に検出される。ところで、2つのP−N接合部を逆
に同時に分極し、よって2つの波長λ1とλ2を同時に
検出するために、別の電気接点36をNタイプのドーピ
ングの半導体層20内に設けることもできる。この場
合、電気接点28と30は、電気接点36に対して適当
な負の電位に同時に増大する。
【0035】図8に、基本的な検出器38のセットから
構成される、本発明による他の多スペクトル検出器を図
式的に示した。これらの基本的な検出器は、それぞれ図
1、図2あるいは図3に示したタイプの共振空洞(2つ
のミラーにより区切られ、また単結晶半導体基板2上に
形成されている)から構成される。
【0036】これらの空洞のすべて、およびこれらの基
本的な検出器は、図8に示したようなマトリックス構造
を有している。検出すべき放射は、基板2(全ての基本
的な検出器に共通)の下側面40を通って到達する。電
気接点28と30、および各基本的な検出器38に関連
した電気接点36は、検出器の上側面(検出される放射
が到達する通る面に対向する面)42上で終わる。
【0037】このようにして、波長λ1とλ2において
イメージを検出することが可能である。各共振空洞、お
よび従って各基本的な検出器38は、ピクセルに対応す
る。波長λ1でのイメージを得るため、またこれらのピ
クセルに対応する電流iを得るとともに波長λ1におい
て、このイメージを形成するために、接点28、30の
対は、上記した手順で適切に分極される。
【0038】接点28、30のこれらの対は、次いで、
上記したようにして適切に分極され、ピクセルに対応す
る電流i2が引き続き得られ、また波長λ2におけるイ
メージを形成するために使用される。電気接点28、3
0、36が存在する場合、接点のトリプレット28、3
0、36は、波長λ1におけるイメージおよび波長λ2
を同時に得るために、上記したように分極される。
【0039】当然であるが、N−P−Nタイプのスタッ
クをそれぞれ含む共振空洞は、P−N−Pタイプのスタ
ック(その場合、層16はタイプN,層20はタイプ
P、および層18はタイプNである)をそれぞれ含む共
振空洞の代わりに使用することができる。当業者によっ
て決定される、適当な電気分極は、波長λ1およびλ2
においてイメージを得るために同様に使用される。
【0040】図示しない特有の実施の形態では、各共振
空洞は、2つだけの活性層の代わりに、3つ以上の活性
層を含んでいる。これら活性層は、3つ以上の波長を検
出できるように、P−N接合部の空間電荷部内にそれぞ
れ位置される。共振空洞は、このようにして、Nタイプ
の半導体層が交互に配された一連のPタイプの半導体層
をそれぞれ含んで構成され、種々の波長に対応する活性
層は、こうして得られたP−N接合部の空間電荷領域内
に位置される。
【0041】上記の文献は下記の通りである。 (1)US−A−4,956,686(Borrell
oなど)。 (2)US−A−5,113,076(Schult
e)。 (3)「Integrated two−color
detectionfor advanced PPA
applications」、J.A.Wilson
など、SPIE San Diego、1994年7月
24日から29日、第1から9頁。
【0042】(4)「High quantum ef
ficiency dual wavelength
resonant−cavity photodete
ctor」、A.Srinivasanなど、App
l.Phys.Lett.、66(5)、1995年1
月30日、第535頁から537頁。 (5)EP 0622856A(ATT&T Cor
p)。 (6)IEEE Journal of Quantu
m Electronics vol.27,No.
8,1991年8月1日、第2025頁から第2034
頁。
【図面の簡単な説明】
【図1】2つのミラーの1つがエピタキシャルブラッグ
ミラーである共振空洞を備えた、本発明の多スペクトル
検出器の特定の実施の形態の図式的な断面図である。
【図2】ミラーが共振空洞が位置された半導体材料と空
気の間のインターフェースで単に構成されたものであ
る、他の特定の実施の形態の図式的な断面図である。
【図3】ミラーが誘電多層体のデポジットから構成され
る、他の特定の実施の形態の図式的な断面図である。
【図4】図1から図3に示したタイプの、本発明の検出
器の電気的なダイヤグラムである。
【図5】図1から図3における各検出器の帯域のダイヤ
グラムを図式的な説明図である。
【図6】図1から図3における各検出器の共振空洞内の
定常波および吸収層を図式的な説明図である。
【図7】図1から図3における各検出器の、波長の関数
としての応答変化を示したグラフである。
【図8】図1から図3に示したタイプの共振空洞のセッ
トから構成される、本発明による多スペクトル検出器の
図式的および部分的な斜視図である。
【符号の説明】
2 共振空洞 4 ミラー 6 ミラー
フロントページの続き (72)発明者 エマニュエル アドジ フランス国グルノーブル,プラス デ ジ ェアン,30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それらに特有の定常波が、それらの波長
    を分離するために設定された少なくとも2つの波長にお
    いて共振するように設計された少なくとも1つの共振空
    洞(2)を含んでなり、この共振空洞が、これらの波長
    に対応する放射を吸収するために、これらの波長にそれ
    ぞれ関連し適合しており、またこれらの定常波に特有の
    波腹上に配置された少なくとも2つの吸収層(12、1
    4)を含んでおり、この共振空洞は、また少なくとも2
    つのP−N接合部を含み、吸収層は、これらの接合部の
    空間電荷領域内に位置されており、また対応する放射を
    検出するために、この検出器は、2つのP−N接合部を
    互いに逆に分極するための少なくとも2つの電気接点
    (28、30、36)を含んでなることを特徴とする多
    スペクトル共振空洞検出器。
  2. 【請求項2】対応する放射を同時に検出するため2つの
    P−N接合部を逆に分極するために各共振空洞に対して
    3つの電気接点(28、30、36)を含んでなること
    を特徴とする請求項1記載の検出器。
  3. 【請求項3】各共振空洞(2)が第1のミラー(6)お
    よび検知されるべき放射の通過を許容する第2にミラー
    (4)により区切られ、第1のミラー(6)が、ブラッ
    グミラー、誘電多層ミラー、および金属フィルムからな
    るグループから選択されることを特徴とする請求項1記
    載の検出器。
  4. 【請求項4】第2のミラー(4)が、ブラッグミラーお
    よび誘電多層ミラーからなるグループから選択されるこ
    とを特徴とする請求項3記載の検出器。
  5. 【請求項5】第2のミラー(4)が空気共振空洞インタ
    ーフェースから構成されることを特徴とする請求項3記
    載の検出器。
  6. 【請求項6】マトリックス構造を備えた共振空洞のセッ
    トを含んでなることを特徴とする請求項1記載の検出
    器。
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