JPH10206251A - トルク検出装置 - Google Patents
トルク検出装置Info
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- JPH10206251A JPH10206251A JP1993997A JP1993997A JPH10206251A JP H10206251 A JPH10206251 A JP H10206251A JP 1993997 A JP1993997 A JP 1993997A JP 1993997 A JP1993997 A JP 1993997A JP H10206251 A JPH10206251 A JP H10206251A
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- torque
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- coils
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁歪材を実質的にその全周に亘りトルク検出
に有効に利用することにより、トルクの検出精度を更に
一層向上させる。 【解決手段】 軸線Gに沿って延在し少なくとも外周部
が磁歪材14にて形成された軸部材12と、磁歪材表面
の一対の対向部A及びBであって軸線に沿って互いに隔
置され且つ軸線の周りに180°互いに隔置された一対
の対向部に一端にて近接して配置されたコア18A及び
18Bを有する一対の励磁コイル20A及び20Bと、
磁歪材の両側にて一対のコアの他端C及びDの間に配置
された一対の検出コイルと24A及び24Bを有する。
軸にトルクが作用すると磁歪材に軸線に対し±45°方
向に発生する引張り応力及び圧縮応力により二つの磁束
通路26A及び26Bの磁束が変化され、これが検出コ
イル24A及び24Bにより検出される。
に有効に利用することにより、トルクの検出精度を更に
一層向上させる。 【解決手段】 軸線Gに沿って延在し少なくとも外周部
が磁歪材14にて形成された軸部材12と、磁歪材表面
の一対の対向部A及びBであって軸線に沿って互いに隔
置され且つ軸線の周りに180°互いに隔置された一対
の対向部に一端にて近接して配置されたコア18A及び
18Bを有する一対の励磁コイル20A及び20Bと、
磁歪材の両側にて一対のコアの他端C及びDの間に配置
された一対の検出コイルと24A及び24Bを有する。
軸にトルクが作用すると磁歪材に軸線に対し±45°方
向に発生する引張り応力及び圧縮応力により二つの磁束
通路26A及び26Bの磁束が変化され、これが検出コ
イル24A及び24Bにより検出される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トルク検出装置に
係り、更に詳細にはトルク−磁気変換を利用したトルク
検出装置に係る。
係り、更に詳細にはトルク−磁気変換を利用したトルク
検出装置に係る。
【0002】
【従来の技術】トルク−磁気変換を利用したトルク検出
装置の一つとして、例えば特開昭62−203030号
公報に記載されている如く、円筒状のトルク伝達体の外
周面に固定された円筒状の磁歪管と、軸線方向に互いに
隔置された一対の検出コイル極と該一対の検出コイル極
を結ぶ線分を底辺とする直角二等辺三角形の頂点に対応
する位置に配置された励磁コイル極と、一対の検出コイ
ル極及び励磁コイル極を接続し支持する磁性体よりなる
筐体とを有するトルク検出装置が従来より知られてい
る。
装置の一つとして、例えば特開昭62−203030号
公報に記載されている如く、円筒状のトルク伝達体の外
周面に固定された円筒状の磁歪管と、軸線方向に互いに
隔置された一対の検出コイル極と該一対の検出コイル極
を結ぶ線分を底辺とする直角二等辺三角形の頂点に対応
する位置に配置された励磁コイル極と、一対の検出コイ
ル極及び励磁コイル極を接続し支持する磁性体よりなる
筐体とを有するトルク検出装置が従来より知られてい
る。
【0003】一般に軸に軸線周りのトルクが作用する
と、磁歪管には軸線に対し±45°傾斜した方向に圧縮
応力及び引張り応力が発生し、これらの応力により磁歪
効果が発生され、これにより磁歪定数が正の場合には引
張り応力の方向の透磁率が増大すると共に圧縮応力の方
向の透磁率が減少する。また透磁率の増減はトルクの方
向により定まり、透磁率の増減量はトルクの大きさによ
り定まる。
と、磁歪管には軸線に対し±45°傾斜した方向に圧縮
応力及び引張り応力が発生し、これらの応力により磁歪
効果が発生され、これにより磁歪定数が正の場合には引
張り応力の方向の透磁率が増大すると共に圧縮応力の方
向の透磁率が減少する。また透磁率の増減はトルクの方
向により定まり、透磁率の増減量はトルクの大きさによ
り定まる。
【0004】従って上記トルク検出装置によれば、励磁
コイル極によって磁歪管が交番励磁されることにより発
生される誘導磁界であって、軸に作用するトルクによる
透磁率変化が最も大きい方向、即ち軸線に対し±45°
傾斜した方向の誘導磁界の磁束の変化が検出されるの
で、例えば軸線方向の磁束の変化が検出される場合に比
して精度よく軸に作用するトルクの大きさ及び方向を検
出することができる。
コイル極によって磁歪管が交番励磁されることにより発
生される誘導磁界であって、軸に作用するトルクによる
透磁率変化が最も大きい方向、即ち軸線に対し±45°
傾斜した方向の誘導磁界の磁束の変化が検出されるの
で、例えば軸線方向の磁束の変化が検出される場合に比
して精度よく軸に作用するトルクの大きさ及び方向を検
出することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の如き従
来のトルク検出装置に於いては、周方向について見て磁
歪材の一部についてしかトルクによる透磁率変化が利用
されないので、磁歪材のに於けるトルクによる透磁率変
化が有効に利用されず、そのためトルクの大きさ及び方
向の検出精度を更に向上させるためには改良の余地があ
る。
来のトルク検出装置に於いては、周方向について見て磁
歪材の一部についてしかトルクによる透磁率変化が利用
されないので、磁歪材のに於けるトルクによる透磁率変
化が有効に利用されず、そのためトルクの大きさ及び方
向の検出精度を更に向上させるためには改良の余地があ
る。
【0006】本発明は、周方向について見て磁歪材の一
部のみしか利用されていない従来のトルク検出装置に於
ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発
明の主要な課題は、磁歪材を実質的にその全周に亘りト
ルク検出に有効に利用することにより、トルクの検出精
度を更に一層向上させることである。
部のみしか利用されていない従来のトルク検出装置に於
ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発
明の主要な課題は、磁歪材を実質的にその全周に亘りト
ルク検出に有効に利用することにより、トルクの検出精
度を更に一層向上させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の如き主要な課題
は、本発明によれば、軸線に沿って延在し少なくとも外
周部が磁歪材にて形成された軸部材と、前記磁歪材表面
の一対の対向部であって前記軸線に沿って互いに隔置さ
れ且つ前記軸線の周りに180°互いに隔置された一対
の対向部に一端にて近接して配置されたコアを有する一
対の励磁コイルと、前記磁歪材の両側にて前記一対のコ
アの他端の間に配置された一対の検出コイルとを有する
トルク検出装置(請求項1の構成)、又は軸線に沿って
延在し少なくとも外周部が磁歪材にて形成された軸部材
と、前記磁歪材表面の一対の対向部であって前記軸線に
沿って互いに隔置され且つ前記軸線の周りに180°互
いに隔置された一対の対向部に一端にて近接して配置さ
れた一対のコアと、少なくとも前記磁歪材の両側に延在
し前記一対のコアの他端を接続する接続部材と、前記一
対のコアの少なくとも一方に配置された励磁コイルと、
前記一対のコアの前記他端の間にて前記接続部材に配置
された一対の検出コイルとを有するトルク検出装置(請
求項2の構成)によって達成される。
は、本発明によれば、軸線に沿って延在し少なくとも外
周部が磁歪材にて形成された軸部材と、前記磁歪材表面
の一対の対向部であって前記軸線に沿って互いに隔置さ
れ且つ前記軸線の周りに180°互いに隔置された一対
の対向部に一端にて近接して配置されたコアを有する一
対の励磁コイルと、前記磁歪材の両側にて前記一対のコ
アの他端の間に配置された一対の検出コイルとを有する
トルク検出装置(請求項1の構成)、又は軸線に沿って
延在し少なくとも外周部が磁歪材にて形成された軸部材
と、前記磁歪材表面の一対の対向部であって前記軸線に
沿って互いに隔置され且つ前記軸線の周りに180°互
いに隔置された一対の対向部に一端にて近接して配置さ
れた一対のコアと、少なくとも前記磁歪材の両側に延在
し前記一対のコアの他端を接続する接続部材と、前記一
対のコアの少なくとも一方に配置された励磁コイルと、
前記一対のコアの前記他端の間にて前記接続部材に配置
された一対の検出コイルとを有するトルク検出装置(請
求項2の構成)によって達成される。
【0008】軸線の両側にて磁歪材の周りには、上記請
求項1の構成に於いては、一対のコア、磁歪材、大気、
検出コイルを通る第一及び第二の磁束通路が郭定され、
上記請求項2の構成に於いては、一対のコア、磁歪材、
大気、接続部、検出コイルを通る第一及び第二の磁束通
路が郭定されている。第一及び第二の磁束通路が励磁コ
イルにより励磁されると、一対の検出コイルには誘導起
電力が発生する。これらの構成に於いて、軸に軸線周り
のトルクが作用することにより前述の如く磁歪材に軸線
に対し±45°傾斜した方向に圧縮応力及び引張り応力
が発生されると、引張り応力の方向の透磁率が増大する
と共に圧縮応力の方向の透磁率が減少し、これにより一
方の検出コイルの誘導起電力は増大し他方の検出コイル
の誘導起電力は減少し、誘導起電力の増減及び増減量は
それぞれトルクの方向及び大きさに対応している。
求項1の構成に於いては、一対のコア、磁歪材、大気、
検出コイルを通る第一及び第二の磁束通路が郭定され、
上記請求項2の構成に於いては、一対のコア、磁歪材、
大気、接続部、検出コイルを通る第一及び第二の磁束通
路が郭定されている。第一及び第二の磁束通路が励磁コ
イルにより励磁されると、一対の検出コイルには誘導起
電力が発生する。これらの構成に於いて、軸に軸線周り
のトルクが作用することにより前述の如く磁歪材に軸線
に対し±45°傾斜した方向に圧縮応力及び引張り応力
が発生されると、引張り応力の方向の透磁率が増大する
と共に圧縮応力の方向の透磁率が減少し、これにより一
方の検出コイルの誘導起電力は増大し他方の検出コイル
の誘導起電力は減少し、誘導起電力の増減及び増減量は
それぞれトルクの方向及び大きさに対応している。
【0009】また第一及び第二の磁束通路は磁歪材に於
いて軸線の周りに実質的に180°の範囲に亘り延在し
ているので、磁歪材に於ける磁束通路の延在範囲が比較
的小さい従来のトルク検出装置の場合に比して、軸にト
ルクが作用することによる磁歪材の透磁率の変化が有効
に利用される。従って請求項1及び2の構成によれば、
軸に作用するトルクの大きさ及び方向が更に一層高精度
に検出される。
いて軸線の周りに実質的に180°の範囲に亘り延在し
ているので、磁歪材に於ける磁束通路の延在範囲が比較
的小さい従来のトルク検出装置の場合に比して、軸にト
ルクが作用することによる磁歪材の透磁率の変化が有効
に利用される。従って請求項1及び2の構成によれば、
軸に作用するトルクの大きさ及び方向が更に一層高精度
に検出される。
【0010】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、請求項1又は2の構成に於て、前
記一対の検出コイルは前記磁歪材の両側にて前記一対の
コアの他端を結ぶ線に沿って延在するよう構成される
(請求項3の構成)。
効果的に達成すべく、請求項1又は2の構成に於て、前
記一対の検出コイルは前記磁歪材の両側にて前記一対の
コアの他端を結ぶ線に沿って延在するよう構成される
(請求項3の構成)。
【0011】上記請求項1又は2の構成に於て、第一及
び第二の磁束通路の磁歪材の周りの部分に於いて軸にト
ルクが作用することによる磁束の変化が最も顕著に現れ
るのは一対のコアの他端を結ぶ線に沿う方向である。請
求項3の構成によれば、一対の検出コイルは磁歪材の両
側にて一対のコアの他端を結ぶ線に沿って延在している
ので、軸にトルクが作用することによる第一及び第二の
磁束通路の磁束の変化が最も効率的に検出される。
び第二の磁束通路の磁歪材の周りの部分に於いて軸にト
ルクが作用することによる磁束の変化が最も顕著に現れ
るのは一対のコアの他端を結ぶ線に沿う方向である。請
求項3の構成によれば、一対の検出コイルは磁歪材の両
側にて一対のコアの他端を結ぶ線に沿って延在している
ので、軸にトルクが作用することによる第一及び第二の
磁束通路の磁束の変化が最も効率的に検出される。
【0012】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、請求項1又は2の構成に於て、前
記一対の検出コイルは前記磁歪材の両側にて前記一対の
コアの他端を結ぶ線に垂直な方向以外の方向であって前
記軸線に平行な仮想平面に沿う方向に延在するよう構成
される(請求項4の構成)。
効果的に達成すべく、請求項1又は2の構成に於て、前
記一対の検出コイルは前記磁歪材の両側にて前記一対の
コアの他端を結ぶ線に垂直な方向以外の方向であって前
記軸線に平行な仮想平面に沿う方向に延在するよう構成
される(請求項4の構成)。
【0013】上記請求項1又は2の構成に於て、磁歪材
の両側にて一対のコアの他端を結ぶ線に垂直な方向であ
って軸線に平行な仮想平面に沿う方向は等磁位面の方向
であり、一対の検出コイルが一対のコアの他端を結ぶ線
に垂直な方向以外の方向であって前記仮想平面に沿う方
向に延在していれば、一対の検出コイルにはそれらの両
端の等磁位面からの磁位差に起因する誘導起電力が発生
する。
の両側にて一対のコアの他端を結ぶ線に垂直な方向であ
って軸線に平行な仮想平面に沿う方向は等磁位面の方向
であり、一対の検出コイルが一対のコアの他端を結ぶ線
に垂直な方向以外の方向であって前記仮想平面に沿う方
向に延在していれば、一対の検出コイルにはそれらの両
端の等磁位面からの磁位差に起因する誘導起電力が発生
する。
【0014】またこれらの誘導起電力は軸にトルクが作
用していない場合には互いに同一であるが、軸にトルク
が作用すると一方の検出コイルの誘導起電力は増大し他
方の検出コイルの誘導起電力は減少し、誘導起電力の増
減及び増減量はそれぞれトルクの方向及び大きさに対応
している。従って請求項4の構成によれば、上記誘導起
電力の増減及び増減量により軸に作用するトルクの大き
さ及び方向が検出される。
用していない場合には互いに同一であるが、軸にトルク
が作用すると一方の検出コイルの誘導起電力は増大し他
方の検出コイルの誘導起電力は減少し、誘導起電力の増
減及び増減量はそれぞれトルクの方向及び大きさに対応
している。従って請求項4の構成によれば、上記誘導起
電力の増減及び増減量により軸に作用するトルクの大き
さ及び方向が検出される。
【0015】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於
て、前記一対の検出コイルの出力の和に基づき前記励磁
コイルの出力若しくは前記一対の検出コイルの出力が補
正されるよう構成される(請求項5の構成)。
効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於
て、前記一対の検出コイルの出力の和に基づき前記励磁
コイルの出力若しくは前記一対の検出コイルの出力が補
正されるよう構成される(請求項5の構成)。
【0016】トルクの大小及び方向に拘らず軸にトルク
が作用することによる第一及び第二の磁束通路に於ける
磁歪材の透磁率の増大量及び減少量は実質的に互いに同
一であり、従って二つの磁束通路の磁束の増大量及び磁
束の減少量は実質的に互いに同一であるので、トルク検
出装置に外乱が作用していなければ、第一及び第二の磁
束通路が励磁コイルによって励磁されることにより発生
される磁束の総和の実効値は実質的に一定であり、従っ
て一対の検出コイルの出力の和の実効値も実質的に一定
である。換言すれば、一対の検出コイルの出力の和の実
効値の変動は温度変化の如き外乱を意味する。
が作用することによる第一及び第二の磁束通路に於ける
磁歪材の透磁率の増大量及び減少量は実質的に互いに同
一であり、従って二つの磁束通路の磁束の増大量及び磁
束の減少量は実質的に互いに同一であるので、トルク検
出装置に外乱が作用していなければ、第一及び第二の磁
束通路が励磁コイルによって励磁されることにより発生
される磁束の総和の実効値は実質的に一定であり、従っ
て一対の検出コイルの出力の和の実効値も実質的に一定
である。換言すれば、一対の検出コイルの出力の和の実
効値の変動は温度変化の如き外乱を意味する。
【0017】請求項5の構成によれば、一対の検出コイ
ルの出力の和に基づいて励磁コイルの出力若しくは一対
の検出コイルの出力が補正されるので、温度変化の如き
外乱の影響を排除することが可能であり、従って上記請
求項1の構成の場合に比して更に一層トルクの検出精度
が向上する。
ルの出力の和に基づいて励磁コイルの出力若しくは一対
の検出コイルの出力が補正されるので、温度変化の如き
外乱の影響を排除することが可能であり、従って上記請
求項1の構成の場合に比して更に一層トルクの検出精度
が向上する。
【0018】また本発明によれば、上述の主要な課題を
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於て、前記
一対の励磁コイルの間にて前記磁歪材の周りにはフィー
ドバックコイルが配置され、前記フィードバックコイル
の出力に基づき前記励磁コイルの出力若しくは前記一対
の検出コイルの出力が補正されるよう構成され(請求項
6の構成)、また上記請求項2の構成に於て、前記励磁
コイルは前記一対のコアの一方に配置され、前記一対の
コアの他方にはフィードバックコイルが配置され、前記
フィードバックコイルの出力に基づき前記励磁コイルの
出力若しくは前記一対の検出コイルの出力が補正される
よう構成される(請求項7の構成)。
効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於て、前記
一対の励磁コイルの間にて前記磁歪材の周りにはフィー
ドバックコイルが配置され、前記フィードバックコイル
の出力に基づき前記励磁コイルの出力若しくは前記一対
の検出コイルの出力が補正されるよう構成され(請求項
6の構成)、また上記請求項2の構成に於て、前記励磁
コイルは前記一対のコアの一方に配置され、前記一対の
コアの他方にはフィードバックコイルが配置され、前記
フィードバックコイルの出力に基づき前記励磁コイルの
出力若しくは前記一対の検出コイルの出力が補正される
よう構成される(請求項7の構成)。
【0019】請求項6及び7の構成のフィードバックコ
イルは第一及び第二の磁束通路の両方に流れる磁束によ
る誘導起電力を検出するので、これらのフィードバック
コイルの出力は請求項5の構成に於ける一対の検出コイ
ルの出力の和と同様に機能する。従って請求項6及び7
の構成によれば、請求項5の構成の場合と同様、上記請
求項1の構成の場合に比して更に一層トルクの検出精度
が向上する。
イルは第一及び第二の磁束通路の両方に流れる磁束によ
る誘導起電力を検出するので、これらのフィードバック
コイルの出力は請求項5の構成に於ける一対の検出コイ
ルの出力の和と同様に機能する。従って請求項6及び7
の構成によれば、請求項5の構成の場合と同様、上記請
求項1の構成の場合に比して更に一層トルクの検出精度
が向上する。
【0020】
【課題解決手段の好ましい態様】本発明の一つの好まし
い態様によれば、上記請求項1乃至7の何れかの構成に
於いて、一対のコアの径方向の間隔及び軸線方向の間隔
は実質的に同一であるよう構成される。
い態様によれば、上記請求項1乃至7の何れかの構成に
於いて、一対のコアの径方向の間隔及び軸線方向の間隔
は実質的に同一であるよう構成される。
【0021】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1乃至7の何れかの構成に於いて、一対
の検出コイルは一対のコアの他端より等距離の位置に配
置される。
ば、上記請求項1乃至7の何れかの構成に於いて、一対
の検出コイルは一対のコアの他端より等距離の位置に配
置される。
【0022】本発明の他の一つの好ましい態様によれ
ば、上記請求項1の構成に於いて、一対の励磁コイル及
び一対の検出コイルは軸部材の軸線に沿って延在するよ
う配置される。
ば、上記請求項1の構成に於いて、一対の励磁コイル及
び一対の検出コイルは軸部材の軸線に沿って延在するよ
う配置される。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照しつつ、本
発明によるトルク検出装置の幾つかの実施形態について
詳細に説明する。
発明によるトルク検出装置の幾つかの実施形態について
詳細に説明する。
【0024】第一の実施形態 図1は本発明によるトルク検出装置の第一の実施形態を
示す正面図(A)及び側面図(B)、図2は第一の実施
形態の磁歪管を示す斜視図(A)及び展開図(B)であ
る。
示す正面図(A)及び側面図(B)、図2は第一の実施
形態の磁歪管を示す斜視図(A)及び展開図(B)であ
る。
【0025】図1に於いて、トルク検出装置10は軸線
Gに沿って互いに密に嵌合する実質的に円柱状の軸12
及び実質的に円筒状の磁歪管14と、磁歪管14の周り
にてこれに近接して配置された磁気検出器16とを含ん
でいる。軸12は低透磁率の非磁性体にて形成され、磁
歪管14は磁歪定数が正の磁歪材にて形成され、これら
は互いに焼嵌めにより一体的に嵌合されている。
Gに沿って互いに密に嵌合する実質的に円柱状の軸12
及び実質的に円筒状の磁歪管14と、磁歪管14の周り
にてこれに近接して配置された磁気検出器16とを含ん
でいる。軸12は低透磁率の非磁性体にて形成され、磁
歪管14は磁歪定数が正の磁歪材にて形成され、これら
は互いに焼嵌めにより一体的に嵌合されている。
【0026】磁気検出器16は軟磁性材にて形成された
一対のコア(脚部)18A及び18Bを含んでいる。コ
ア18A及び18Bは磁歪管14の表面の一対の対向部
A及びBに近接して配置され、磁歪管14に対し径方向
に延在している。対向部A及びBは軸線Gに沿って互い
に隔置され且つ軸線の周りに180°互いに隔置されて
いる。対向部A及びBの径方向の間隔及び軸線方向の間
隔は実質的に同一であり、従って磁歪管14の表面に沿
って対向部A及びBを螺旋状に結ぶ線分La 及びLb は
図2(B)の展開図で見て軸線Gに対し実質的に45°
の角度をなしている。尚以上の構成は特に言及がない限
り後述の他の実施形態についても同様である。
一対のコア(脚部)18A及び18Bを含んでいる。コ
ア18A及び18Bは磁歪管14の表面の一対の対向部
A及びBに近接して配置され、磁歪管14に対し径方向
に延在している。対向部A及びBは軸線Gに沿って互い
に隔置され且つ軸線の周りに180°互いに隔置されて
いる。対向部A及びBの径方向の間隔及び軸線方向の間
隔は実質的に同一であり、従って磁歪管14の表面に沿
って対向部A及びBを螺旋状に結ぶ線分La 及びLb は
図2(B)の展開図で見て軸線Gに対し実質的に45°
の角度をなしている。尚以上の構成は特に言及がない限
り後述の他の実施形態についても同様である。
【0027】この実施形態に於いては、コア18A及び
18Bにはそれぞれ対応するコアを同一方向に(磁歪管
14に対し逆方向に)励磁する励磁コイル20A及び2
0Bが同一の巻き数にて巻回されており、これらのコイ
ルは互いに直列に接続されている。また磁気検出器16
は軟磁性材にて形成された一対のコア22A及び22B
を含んでいる。コア22A及び22Bはコア18A及び
18Bの磁歪管14とは反対の側の端部を実質的に磁歪
管の表面に平行に螺旋状に結ぶ線分Lc 及びLd の中点
に位置し、線分Lc 及びLd に沿って延在している。コ
ア22A及び22Bにはそれぞれ検出コイル24A及び
24Bが同一の巻き数にて巻回されている。尚図には示
されていないが、コア18A、18B及びコア22A、
22Bは非磁性材にて形成されたハウジングにより支持
されている。
18Bにはそれぞれ対応するコアを同一方向に(磁歪管
14に対し逆方向に)励磁する励磁コイル20A及び2
0Bが同一の巻き数にて巻回されており、これらのコイ
ルは互いに直列に接続されている。また磁気検出器16
は軟磁性材にて形成された一対のコア22A及び22B
を含んでいる。コア22A及び22Bはコア18A及び
18Bの磁歪管14とは反対の側の端部を実質的に磁歪
管の表面に平行に螺旋状に結ぶ線分Lc 及びLd の中点
に位置し、線分Lc 及びLd に沿って延在している。コ
ア22A及び22Bにはそれぞれ検出コイル24A及び
24Bが同一の巻き数にて巻回されている。尚図には示
されていないが、コア18A、18B及びコア22A、
22Bは非磁性材にて形成されたハウジングにより支持
されている。
【0028】従って図1(B)に示されている如く、コ
ア18A、磁歪管14の線分La に沿う部分、コア18
B、大気及びコア22Aを通る第一の磁束通路26A
と、コア18A、磁歪管14の線分Lb に沿う部分、コ
ア18B、大気及びコア22Bを通る第二の磁束通路2
6Bとが形成されており、検出コイル24A及び24B
はそれぞれ第一の磁束通路26A及び第二の磁束通路2
6Bの磁気変化を検出する。励磁コイル20A、20B
及び検出コイル24A、24Bは制御装置28に接続さ
れている。
ア18A、磁歪管14の線分La に沿う部分、コア18
B、大気及びコア22Aを通る第一の磁束通路26A
と、コア18A、磁歪管14の線分Lb に沿う部分、コ
ア18B、大気及びコア22Bを通る第二の磁束通路2
6Bとが形成されており、検出コイル24A及び24B
はそれぞれ第一の磁束通路26A及び第二の磁束通路2
6Bの磁気変化を検出する。励磁コイル20A、20B
及び検出コイル24A、24Bは制御装置28に接続さ
れている。
【0029】図3に示されている如く、制御装置28は
それぞれ検出コイル24A及び24Bに接続された増幅
器30A及び30Bを有し、これらの増幅器の出力は加
算増幅器32及び差動増幅器34へ入力される。また制
御装置28は励磁コイル20A及び20Bに接続された
発振回路36を有し、発振回路36は数K〜100KH
z 程度の正弦波状又はパルス状の高周波電圧を励磁コイ
ル20A及び20Bに印加する。
それぞれ検出コイル24A及び24Bに接続された増幅
器30A及び30Bを有し、これらの増幅器の出力は加
算増幅器32及び差動増幅器34へ入力される。また制
御装置28は励磁コイル20A及び20Bに接続された
発振回路36を有し、発振回路36は数K〜100KH
z 程度の正弦波状又はパルス状の高周波電圧を励磁コイ
ル20A及び20Bに印加する。
【0030】励磁コイル20A及び20Bが発振回路3
6により駆動され、第一の磁束通路26A及び第二の磁
束通路26Bに交播磁束が与えられると、検出コイル2
4A及び24Bには磁束の変化に対応する誘導起電力が
発生するので、これらの誘導起電力の電圧がそれぞれ増
幅器30A及び30Bにより増幅される。加算増幅器3
2は増幅器30A及び30Bの出力を加算増幅しその出
力はAGC(オートゲインコントロール)38へ入力さ
れる。また差動増幅器34は増幅器30A及び30Bの
出力を差動増幅して実効値化回路39へ出力する。実効
値化回路39により実効値化された電圧はその大きさ及
び符号によりそれぞれトルクの大きさ及び方向を示し、
該電圧信号を受ける表示装置40はトルクの大きさ及び
方向を表示する。
6により駆動され、第一の磁束通路26A及び第二の磁
束通路26Bに交播磁束が与えられると、検出コイル2
4A及び24Bには磁束の変化に対応する誘導起電力が
発生するので、これらの誘導起電力の電圧がそれぞれ増
幅器30A及び30Bにより増幅される。加算増幅器3
2は増幅器30A及び30Bの出力を加算増幅しその出
力はAGC(オートゲインコントロール)38へ入力さ
れる。また差動増幅器34は増幅器30A及び30Bの
出力を差動増幅して実効値化回路39へ出力する。実効
値化回路39により実効値化された電圧はその大きさ及
び符号によりそれぞれトルクの大きさ及び方向を示し、
該電圧信号を受ける表示装置40はトルクの大きさ及び
方向を表示する。
【0031】特に増幅器30A及び30Bのゲインは調
節可能であり、これらのゲインは軸12にトルクが作用
していない状況に於ける差動増幅器32の出力が0にな
るよう調節され、これによりコア22A及び22Bと磁
歪管14の外周円筒面との間のクリアランスの相違等に
起因する二つの磁束通路26A及び26Bの磁気抵抗の
相違が補正される。またAGC38は加算増幅器32よ
りの出力に基づき増幅器30A及び30Bの出力の実効
値の和が実質的に一定になるよう、換言すれば二つの磁
束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の合
計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A及
び20Bに与えられる励振エネルギと常に実質的に一定
の関係をなすよう、発振回路36のゲインを制御する。
節可能であり、これらのゲインは軸12にトルクが作用
していない状況に於ける差動増幅器32の出力が0にな
るよう調節され、これによりコア22A及び22Bと磁
歪管14の外周円筒面との間のクリアランスの相違等に
起因する二つの磁束通路26A及び26Bの磁気抵抗の
相違が補正される。またAGC38は加算増幅器32よ
りの出力に基づき増幅器30A及び30Bの出力の実効
値の和が実質的に一定になるよう、換言すれば二つの磁
束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の合
計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A及
び20Bに与えられる励振エネルギと常に実質的に一定
の関係をなすよう、発振回路36のゲインを制御する。
【0032】この実施形態に於いて、二つの磁束通路2
6A及び26Bの磁気抵抗が同一であり、また漏れ磁束
を無視できるとすれば、軸12にトルクが作用していな
い状況にて励磁コイル20A及び20Bが駆動されコア
18A及び18Bが励磁されると、これらのコアに流れ
る磁束は二つの磁束通路26A及び26Bに等しく分割
される。従って検出コイル24A及び24Bに発生する
誘導起電力は同一であり、差動増幅器32の出力は0に
なり、軸12にはトルクが作用していないことが判る。
6A及び26Bの磁気抵抗が同一であり、また漏れ磁束
を無視できるとすれば、軸12にトルクが作用していな
い状況にて励磁コイル20A及び20Bが駆動されコア
18A及び18Bが励磁されると、これらのコアに流れ
る磁束は二つの磁束通路26A及び26Bに等しく分割
される。従って検出コイル24A及び24Bに発生する
誘導起電力は同一であり、差動増幅器32の出力は0に
なり、軸12にはトルクが作用していないことが判る。
【0033】これに対し図4(A)に示されている如
く、軸12にトルクTd が作用することにより、軸線G
に対し45°傾斜した方向の引張り応力Fdt及び圧縮応
力Fdcが磁歪管14に作用すると、引張り応力Fdtの方
向(第一の磁束通路26Aに平行な方向)の透磁率が増
大すると共に圧縮応力Fdcの方向(第二の磁束通路26
Bに平行な方向)の透磁率が減少し、その増減量はトル
クTd の大きさに実質的に比例する。また図4(B)に
示されている如く、図4(A)の場合とは逆方向にトル
クTd が作用することにより、軸線Gに対し45°傾斜
した方向の引張り応力Fdt及び圧縮応力Fdcが図4
(A)の場合とは逆の方向に作用すると、図4(A)の
場合とは逆の態様にて透磁率が増減し、この場合にも透
磁率の増減量はトルクTd の大きさに実質的に比例す
る。
く、軸12にトルクTd が作用することにより、軸線G
に対し45°傾斜した方向の引張り応力Fdt及び圧縮応
力Fdcが磁歪管14に作用すると、引張り応力Fdtの方
向(第一の磁束通路26Aに平行な方向)の透磁率が増
大すると共に圧縮応力Fdcの方向(第二の磁束通路26
Bに平行な方向)の透磁率が減少し、その増減量はトル
クTd の大きさに実質的に比例する。また図4(B)に
示されている如く、図4(A)の場合とは逆方向にトル
クTd が作用することにより、軸線Gに対し45°傾斜
した方向の引張り応力Fdt及び圧縮応力Fdcが図4
(A)の場合とは逆の方向に作用すると、図4(A)の
場合とは逆の態様にて透磁率が増減し、この場合にも透
磁率の増減量はトルクTd の大きさに実質的に比例す
る。
【0034】従って第一の実施形態によれば、トルクT
d の方向に応じて第一の磁束通路26A及び第二の磁束
通路26Bの一方の透磁率が増大すると共に他方の透磁
率が減少し、その透磁率の増減に応じて差動増幅器34
の出力電圧が正又は負になり、またトルクTd の大きさ
に応じて差動増幅器34の出力電圧が増減するので、実
効値化回路39の出力電圧の符号及び大きさにより軸1
2に作用するトルクTd の方向及び大きさを検出するこ
とができる。
d の方向に応じて第一の磁束通路26A及び第二の磁束
通路26Bの一方の透磁率が増大すると共に他方の透磁
率が減少し、その透磁率の増減に応じて差動増幅器34
の出力電圧が正又は負になり、またトルクTd の大きさ
に応じて差動増幅器34の出力電圧が増減するので、実
効値化回路39の出力電圧の符号及び大きさにより軸1
2に作用するトルクTd の方向及び大きさを検出するこ
とができる。
【0035】また第一の実施形態によれば、磁歪管14
に於ける第一の磁束通路26A及び第二の磁束通路26
Bは軸線Gに対し±45°傾斜してそれぞれ軸線Gの周
りに180°の範囲に亘り延在しているので、二つの磁
束通路の傾斜方向が軸線に対し±45°以外の方向であ
る場合や、磁束通路の延在範囲が軸線Gの周りのごく一
部である従来の構造に比して、磁歪材14に於ける磁歪
効果を有効に利用することができ、これによりトルクT
d の方向及び大きさを正確に検出することができる。
に於ける第一の磁束通路26A及び第二の磁束通路26
Bは軸線Gに対し±45°傾斜してそれぞれ軸線Gの周
りに180°の範囲に亘り延在しているので、二つの磁
束通路の傾斜方向が軸線に対し±45°以外の方向であ
る場合や、磁束通路の延在範囲が軸線Gの周りのごく一
部である従来の構造に比して、磁歪材14に於ける磁歪
効果を有効に利用することができ、これによりトルクT
d の方向及び大きさを正確に検出することができる。
【0036】また図4(A)及び図4(B)の何れの場
合にも、軸12にトルクが作用することによる第一の磁
束通路26A及び第二の磁束通路26Bの一方の透磁率
の増大量及び他方の透磁率の減少量は実質的に同一であ
るので、二つの磁束通路26A及び26Bに流れる磁束
による起電力の合計のエネルギと発振回路36により励
磁コイル20A及び20Bに与えられる励振エネルギと
の間の偏差の変化又ははこれらのエネルギの間の比の変
化は、例えば温度変化による透磁率の変化などの外乱に
よるものである。
合にも、軸12にトルクが作用することによる第一の磁
束通路26A及び第二の磁束通路26Bの一方の透磁率
の増大量及び他方の透磁率の減少量は実質的に同一であ
るので、二つの磁束通路26A及び26Bに流れる磁束
による起電力の合計のエネルギと発振回路36により励
磁コイル20A及び20Bに与えられる励振エネルギと
の間の偏差の変化又ははこれらのエネルギの間の比の変
化は、例えば温度変化による透磁率の変化などの外乱に
よるものである。
【0037】図示の第一の実施形態によれば、二つの磁
束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の合
計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A及
び20Bに与えられる励振エネルギと常に実質的に一定
の関係をなすよう、AGC38により発振回路36のゲ
インが制御されるので、温度変化による透磁率の変化な
どの外乱成分を除去することができ、このことによって
もトルクTd の方向及び大きさを正確に検出することが
できる。
束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の合
計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A及
び20Bに与えられる励振エネルギと常に実質的に一定
の関係をなすよう、AGC38により発振回路36のゲ
インが制御されるので、温度変化による透磁率の変化な
どの外乱成分を除去することができ、このことによって
もトルクTd の方向及び大きさを正確に検出することが
できる。
【0038】第二の実施形態 図5は本発明によるトルク検出装置の第二の実施形態を
示す正面図(A)及び側面図(B)、図6は第二の実施
形態の電気回路を示すブロック線図である。尚図5及び
図6に於いて、それぞれ図1及び図3に示された部分に
対応する部分には図1及び図3に於いて付された符号と
同一の符号が付されている(このことは後述の他の実施
形態についても同様である)。
示す正面図(A)及び側面図(B)、図6は第二の実施
形態の電気回路を示すブロック線図である。尚図5及び
図6に於いて、それぞれ図1及び図3に示された部分に
対応する部分には図1及び図3に於いて付された符号と
同一の符号が付されている(このことは後述の他の実施
形態についても同様である)。
【0039】この実施形態に於いては、磁気検出器16
は一対の対向部A及びBに近接して配置され径方向に延
在する一対の脚部18A及び18Bと、磁歪管14の周
りにて軸線Gと同心に延在する実質的に円筒状をなし脚
部18A及び18Bを一体的に接続する接続部材18C
とを含んでいる。接続部材18Cも軟磁性材にて形成さ
れ、磁歪管14の両側にて接続部材18Cには二組の一
対の溝40が設けられている。検出コイル24A及び2
4Bはこれらの溝40の間の部分に巻回され、それぞれ
線分Lc 及びLd に沿って延在している。脚部18Aに
は励磁コイル20が巻回されているが、脚部18Bには
励磁コイルは巻回されていない。
は一対の対向部A及びBに近接して配置され径方向に延
在する一対の脚部18A及び18Bと、磁歪管14の周
りにて軸線Gと同心に延在する実質的に円筒状をなし脚
部18A及び18Bを一体的に接続する接続部材18C
とを含んでいる。接続部材18Cも軟磁性材にて形成さ
れ、磁歪管14の両側にて接続部材18Cには二組の一
対の溝40が設けられている。検出コイル24A及び2
4Bはこれらの溝40の間の部分に巻回され、それぞれ
線分Lc 及びLd に沿って延在している。脚部18Aに
は励磁コイル20が巻回されているが、脚部18Bには
励磁コイルは巻回されていない。
【0040】この実施形態は、他の点については第一の
実施形態と同様に形成されており、脚部18Aのみが励
磁コイル20により励磁され、第一の磁束通路26A及
び第二の磁束通路26Bの脚部18A及び18Bの外端
の間の部分が接続部材18Cにより郭定される点を除き
第一の実施形態と同様に作動するので、この実施形態の
場合にも温度変化による透磁率の変化などの外乱成分を
除去して軸12に作用するトルクTd の方向及び大きさ
を正確に検出することができる。
実施形態と同様に形成されており、脚部18Aのみが励
磁コイル20により励磁され、第一の磁束通路26A及
び第二の磁束通路26Bの脚部18A及び18Bの外端
の間の部分が接続部材18Cにより郭定される点を除き
第一の実施形態と同様に作動するので、この実施形態の
場合にも温度変化による透磁率の変化などの外乱成分を
除去して軸12に作用するトルクTd の方向及び大きさ
を正確に検出することができる。
【0041】またこの実施形態によれば、接続部材18
Cが実質的に円筒状のハウジングとしての機能をも果た
し、脚部18A及び18Bが接続部材18Cの内面に例
えばねじ止めにより固定されればよいので、第一の実施
形態の場合に比して部品点数及びコストを低減すること
ができる。
Cが実質的に円筒状のハウジングとしての機能をも果た
し、脚部18A及び18Bが接続部材18Cの内面に例
えばねじ止めにより固定されればよいので、第一の実施
形態の場合に比して部品点数及びコストを低減すること
ができる。
【0042】第三及び第四の実施形態 図7は本発明によるトルク検出装置の第三の実施形態を
示す正面図(A)及び側面図(B)、図8は第三の実施
形態の電気回路を示すブロック線図、図9は本発明によ
るトルク検出装置の第四の実施形態を示す正面図(A)
及び側面図(B)、図10は第四の実施形態の電気回路
を示すブロック線図である。
示す正面図(A)及び側面図(B)、図8は第三の実施
形態の電気回路を示すブロック線図、図9は本発明によ
るトルク検出装置の第四の実施形態を示す正面図(A)
及び側面図(B)、図10は第四の実施形態の電気回路
を示すブロック線図である。
【0043】図7及び図8に示された第三の実施形態は
第一の実施形態に対応しており、この実施形態に於いて
は、励磁コイル20A、20B及び検出コイル24A、
24Bに加えてフィードバックコイル42が設けられて
おり、フィードバックコイル42は脚部18Aと18B
との間にて磁歪管14の周りに巻回されている。一方図
9及び図10に示された第四の実施形態は第二の実施形
態に対応しており、この実施形態に於いては、脚部18
Aには励磁コイル20が巻回されており、脚部18Bに
はフィードバックコイル42が巻回されている。
第一の実施形態に対応しており、この実施形態に於いて
は、励磁コイル20A、20B及び検出コイル24A、
24Bに加えてフィードバックコイル42が設けられて
おり、フィードバックコイル42は脚部18Aと18B
との間にて磁歪管14の周りに巻回されている。一方図
9及び図10に示された第四の実施形態は第二の実施形
態に対応しており、この実施形態に於いては、脚部18
Aには励磁コイル20が巻回されており、脚部18Bに
はフィードバックコイル42が巻回されている。
【0044】また図8及び図10に示されている如く、
これらの実施形態の制御装置28には、第一及び第二の
実施形態に於ける加算増幅器32は設けられておらず、
フィードバックコイル42に発生する誘導起電力の電圧
は増幅器44により増幅され、増幅器44の出力はAG
C38へ入力される。フィードバックコイル42には第
一の磁束通路26Aに流れる磁束による起電力と第二の
磁束通路26Bに流れる磁束による起電力との和に等し
い起電力が発生するので、これらの実施形態に於けるA
GC38も二つの磁束通路26A及び26Bに流れる磁
束による起電力の合計のエネルギが発振回路36により
励磁コイル20に与えられる励振エネルギと実質的に一
致するよう、発振回路36のゲインを制御する。
これらの実施形態の制御装置28には、第一及び第二の
実施形態に於ける加算増幅器32は設けられておらず、
フィードバックコイル42に発生する誘導起電力の電圧
は増幅器44により増幅され、増幅器44の出力はAG
C38へ入力される。フィードバックコイル42には第
一の磁束通路26Aに流れる磁束による起電力と第二の
磁束通路26Bに流れる磁束による起電力との和に等し
い起電力が発生するので、これらの実施形態に於けるA
GC38も二つの磁束通路26A及び26Bに流れる磁
束による起電力の合計のエネルギが発振回路36により
励磁コイル20に与えられる励振エネルギと実質的に一
致するよう、発振回路36のゲインを制御する。
【0045】これら第三及び第四の実施形態は、他の点
についてはそれぞれ第一及び第二の実施形態と同様に形
成されており、従って第一及び第二の実施形態と同様に
作動するので、これらの実施形態の場合にも温度変化に
よる透磁率の変化などの外乱成分を除去して軸12に作
用するトルクTd の方向及び大きさを正確に検出するこ
とができる。
についてはそれぞれ第一及び第二の実施形態と同様に形
成されており、従って第一及び第二の実施形態と同様に
作動するので、これらの実施形態の場合にも温度変化に
よる透磁率の変化などの外乱成分を除去して軸12に作
用するトルクTd の方向及び大きさを正確に検出するこ
とができる。
【0046】第五の実施形態 図11は本発明によるトルク検出装置の第五の実施形態
を示す正面図(A)及び側面図(B)、図12は本発明
によるトルク検出装置の第六の実施形態を示す正面図
(A)及び側面図(B)、図13は軸にトルクが作用し
ていない場合(A)及び軸にトルクが作用している場合
(B)について第五及び第六の実施形態の磁歪管を示す
展開図である。
を示す正面図(A)及び側面図(B)、図12は本発明
によるトルク検出装置の第六の実施形態を示す正面図
(A)及び側面図(B)、図13は軸にトルクが作用し
ていない場合(A)及び軸にトルクが作用している場合
(B)について第五及び第六の実施形態の磁歪管を示す
展開図である。
【0047】図11に示された第五の実施形態に於いて
は、一対のコア22A及び22Bは軸線Gに平行に延在
し、これにより検出コイル24A及び24Bも軸線Gに
平行に延在している。一方図12に示された第六の実施
形態に於いては、一対のコア22A及び22Bは軸線G
及び一対の対向部A、Bを通る仮想平面(図示せず)に
平行であってそれぞれ線分La 及びLb に垂直な方向に
延在し、これにより検出コイル24A及び24Bもそれ
ぞれ線分La 及びLb に垂直な方向に延在している。ま
た何れの実施形態も他の点については第一の実施形態と
同様に形成されている。
は、一対のコア22A及び22Bは軸線Gに平行に延在
し、これにより検出コイル24A及び24Bも軸線Gに
平行に延在している。一方図12に示された第六の実施
形態に於いては、一対のコア22A及び22Bは軸線G
及び一対の対向部A、Bを通る仮想平面(図示せず)に
平行であってそれぞれ線分La 及びLb に垂直な方向に
延在し、これにより検出コイル24A及び24Bもそれ
ぞれ線分La 及びLb に垂直な方向に延在している。ま
た何れの実施形態も他の点については第一の実施形態と
同様に形成されている。
【0048】磁歪管14の焼嵌めによる周方向及び軸線
方向の引っ張り残留応力が小さく、軸12にトルクが作
用していない場合には、図13(A)に示されている如
く、磁歪管14の周りに於ける第一の磁束通路26A及
び第二の磁束通路26Bの等磁位面Pc 及びPd は線分
Lc 及びLc に垂直であるので、励磁コイル20A及び
20Bが駆動されると、コア22A及び22Bの両端の
等磁位面Pc 及びPdからの励位差により、検出コイル
24A及び24Bには起電力が発生し、それらの起電力
は実質的に互いに等しい。
方向の引っ張り残留応力が小さく、軸12にトルクが作
用していない場合には、図13(A)に示されている如
く、磁歪管14の周りに於ける第一の磁束通路26A及
び第二の磁束通路26Bの等磁位面Pc 及びPd は線分
Lc 及びLc に垂直であるので、励磁コイル20A及び
20Bが駆動されると、コア22A及び22Bの両端の
等磁位面Pc 及びPdからの励位差により、検出コイル
24A及び24Bには起電力が発生し、それらの起電力
は実質的に互いに等しい。
【0049】これに対し軸12に例えば図4(B)に示
されている如くトルクTd が作用すると、磁歪管14の
透磁率がトルクTd による引張り応力Fdtの方向につい
ては増大し、圧縮応力Fdcの方向については減少するの
で、図13(B)に示されている如く、第一の磁束通路
26Aの磁束は増大するが、第二の磁束通路26Bの磁
束は減少する。従って検出コイル24Aに発生する起電
力は増大するが、検出コイル24Bに発生する起電力は
減少し、その差は軸12に作用するトルクTdの大きさ
に比例し、差の符号は軸12に作用するトルクTd の方
向に対応している。
されている如くトルクTd が作用すると、磁歪管14の
透磁率がトルクTd による引張り応力Fdtの方向につい
ては増大し、圧縮応力Fdcの方向については減少するの
で、図13(B)に示されている如く、第一の磁束通路
26Aの磁束は増大するが、第二の磁束通路26Bの磁
束は減少する。従って検出コイル24Aに発生する起電
力は増大するが、検出コイル24Bに発生する起電力は
減少し、その差は軸12に作用するトルクTdの大きさ
に比例し、差の符号は軸12に作用するトルクTd の方
向に対応している。
【0050】従ってこれらの実施形態の場合にも、上述
の他の実施形態の場合と同様温度変化による透磁率の変
化などの外乱成分を除去して軸12に作用するトルクT
d の方向及び大きさを正確に検出することができる。ま
た第一、第五、第六の実施形態より、二つの検出コイル
24A及び24Bはそれぞれ線分Lc 及びLd に垂直な
方向以外の方向に延在していればよいことが解る。
の他の実施形態の場合と同様温度変化による透磁率の変
化などの外乱成分を除去して軸12に作用するトルクT
d の方向及び大きさを正確に検出することができる。ま
た第一、第五、第六の実施形態より、二つの検出コイル
24A及び24Bはそれぞれ線分Lc 及びLd に垂直な
方向以外の方向に延在していればよいことが解る。
【0051】以上に於ては本発明を特定の実施形態につ
いて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実
施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
いて詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実
施形態が可能であることは当業者にとって明らかであろ
う。
【0052】例えば上述の各実施形態に於いては、一対
の脚部18A及び18Bは磁歪管14の軸線Gに垂直に
延在しているが、これらの脚部は磁歪管14の軸線方向
に延在していてもよく、更には対向部AとBとを直線的
に結ぶ直線に沿って延在していてもよい。
の脚部18A及び18Bは磁歪管14の軸線Gに垂直に
延在しているが、これらの脚部は磁歪管14の軸線方向
に延在していてもよく、更には対向部AとBとを直線的
に結ぶ直線に沿って延在していてもよい。
【0053】また上述の各実施形態に於いては、軸12
は非磁性材にて形成されているが、磁歪管14に於ける
磁歪効果の逆現象と同一の逆現象が軸に於いても発生す
るよう、軸は負の磁歪定数を有する磁歪材にて形成され
てもよく、その場合には図示の各実施形態の場合よりも
トルクの検出感度及び検出精度を更に一層向上させるこ
とができる。
は非磁性材にて形成されているが、磁歪管14に於ける
磁歪効果の逆現象と同一の逆現象が軸に於いても発生す
るよう、軸は負の磁歪定数を有する磁歪材にて形成され
てもよく、その場合には図示の各実施形態の場合よりも
トルクの検出感度及び検出精度を更に一層向上させるこ
とができる。
【0054】また上述の第二及び第四の実施形態に於い
て、脚部18Bにも励磁コイルが巻回されてもよく、第
三及び第四の実施形態に於いて、検出コイル24A及び
24Bはそれぞれ線分Lc 及びLd に垂直な方向以外の
任意の方向に設定されてもよく、また第四の実施形態に
於いてフィードバックコイル42は脚部18Bに巻回さ
れてもよい。
て、脚部18Bにも励磁コイルが巻回されてもよく、第
三及び第四の実施形態に於いて、検出コイル24A及び
24Bはそれぞれ線分Lc 及びLd に垂直な方向以外の
任意の方向に設定されてもよく、また第四の実施形態に
於いてフィードバックコイル42は脚部18Bに巻回さ
れてもよい。
【0055】また上述の各実施形態に於いて、検出コイ
ル24A及び24Bはそれぞれ線分Lc 及びLd の中点
に設けられているが、これらの検出コイルは脚部18A
又は18Bの他端より実質的に等距離の位置である限
り、図示の位置よりも脚部18Aの他端又は18Bの他
端側に位置していてもよく、また図示の位置よりも軸線
Gに近い位置又は遠い位置に位置していてもよい。
ル24A及び24Bはそれぞれ線分Lc 及びLd の中点
に設けられているが、これらの検出コイルは脚部18A
又は18Bの他端より実質的に等距離の位置である限
り、図示の位置よりも脚部18Aの他端又は18Bの他
端側に位置していてもよく、また図示の位置よりも軸線
Gに近い位置又は遠い位置に位置していてもよい。
【0056】更に上述の各実施形態に於いては、二つの
磁束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の
合計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A
及び20B又は20に与えられる励振エネルギと常に実
質的に一定の関係をなすよう、発振回路36のゲインが
AGC38によって制御されるようになっているが、加
算増幅器32の出力又は増幅器44の出力に基づき差動
増幅器34のゲインが制御されることにより、二つの磁
束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の合
計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A及
び20B又は20に与えられる励振エネルギと常に実質
的に一定の関係をなすよう制御されてもよい。
磁束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の
合計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A
及び20B又は20に与えられる励振エネルギと常に実
質的に一定の関係をなすよう、発振回路36のゲインが
AGC38によって制御されるようになっているが、加
算増幅器32の出力又は増幅器44の出力に基づき差動
増幅器34のゲインが制御されることにより、二つの磁
束通路26A及び26Bに流れる磁束による起電力の合
計のエネルギが発振回路36により励磁コイル20A及
び20B又は20に与えられる励振エネルギと常に実質
的に一定の関係をなすよう制御されてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上の説明より明らかである如く、上記
請求項1の構成に於いては、一対のコア、磁歪材、大
気、検出コイルを通る第一及び第二の磁束通路が郭定さ
れ、上記請求項2の構成に於いては、一対のコア、磁歪
材、大気、接続部、検出コイルを通る第一及び第二の磁
束通路が郭定され、第一及び第二の磁束通路は磁歪材に
於いて軸線の周りに実質的に180°の範囲に亘り延在
しているので、磁歪材に於ける磁束通路の延在範囲が比
較的小さい従来のトルク検出装置の場合に比して、軸に
トルクが作用することによる磁歪材の透磁率の変化を有
効に利用することができ、従って請求項1及び2の構成
によれば、軸に作用するトルクの大きさ及び方向を更に
一層高精度に検出することができる。
請求項1の構成に於いては、一対のコア、磁歪材、大
気、検出コイルを通る第一及び第二の磁束通路が郭定さ
れ、上記請求項2の構成に於いては、一対のコア、磁歪
材、大気、接続部、検出コイルを通る第一及び第二の磁
束通路が郭定され、第一及び第二の磁束通路は磁歪材に
於いて軸線の周りに実質的に180°の範囲に亘り延在
しているので、磁歪材に於ける磁束通路の延在範囲が比
較的小さい従来のトルク検出装置の場合に比して、軸に
トルクが作用することによる磁歪材の透磁率の変化を有
効に利用することができ、従って請求項1及び2の構成
によれば、軸に作用するトルクの大きさ及び方向を更に
一層高精度に検出することができる。
【0058】また請求項3の構成によれば、一対の検出
コイルは磁歪材の両側にて一対のコアの他端を結ぶ線に
沿って延在しているので、軸にトルクが作用することに
よる第一及び第二の磁束通路の磁束の変化を最も効率的
に検出することができる。
コイルは磁歪材の両側にて一対のコアの他端を結ぶ線に
沿って延在しているので、軸にトルクが作用することに
よる第一及び第二の磁束通路の磁束の変化を最も効率的
に検出することができる。
【0059】また請求項4の構成によれば、一対の検出
コイルにそれらの両端の等磁位面からの磁位差に起因し
て発生する誘導起電力の増減及び増減量として軸に作用
するトルクの大きさ及び方向が検出することができる。
コイルにそれらの両端の等磁位面からの磁位差に起因し
て発生する誘導起電力の増減及び増減量として軸に作用
するトルクの大きさ及び方向が検出することができる。
【0060】また請求項5の構成によれば、一対の検出
コイルの出力の和に基づいて励磁コイルの出力若しくは
一対の検出コイルの出力が補正され、請求項6の構成に
よれば、一対の励磁コイルの間にて磁歪材の周りに配置
されたフィードバックコイルの出力に基づき励磁コイル
の出力若しくは一対の検出コイルの出力が補正され、請
求項7の構成によれば、一対のコアの一方に励磁コイル
が配置され、一対のコアの他方に配置されたフィードバ
ックコイルの出力に基づき励磁コイルの出力若しくは一
対の検出コイルの出力が補正されるので、温度変化の如
き外乱の影響を排除することができ、従ってこれらの構
成によれば、請求項1又は2の構成の場合に比して更に
一層トルクの検出精度を向上させることができる。
コイルの出力の和に基づいて励磁コイルの出力若しくは
一対の検出コイルの出力が補正され、請求項6の構成に
よれば、一対の励磁コイルの間にて磁歪材の周りに配置
されたフィードバックコイルの出力に基づき励磁コイル
の出力若しくは一対の検出コイルの出力が補正され、請
求項7の構成によれば、一対のコアの一方に励磁コイル
が配置され、一対のコアの他方に配置されたフィードバ
ックコイルの出力に基づき励磁コイルの出力若しくは一
対の検出コイルの出力が補正されるので、温度変化の如
き外乱の影響を排除することができ、従ってこれらの構
成によれば、請求項1又は2の構成の場合に比して更に
一層トルクの検出精度を向上させることができる。
【図1】本発明によるトルク検出装置の第一の実施形態
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図2】第一の実施形態の磁歪管を示す斜視図(A)及
び展開図(B)である。
び展開図(B)である。
【図3】第一の実施形態の電気回路を示すブロック線図
である。
である。
【図4】軸にトルクが作用した場合に磁歪管に生じる応
力を示すベクトル図である。
力を示すベクトル図である。
【図5】本発明によるトルク検出装置の第二の実施形態
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図6】第二の実施形態の電気回路を示すブロック線図
である。
である。
【図7】本発明によるトルク検出装置の第三の実施形態
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図8】第三の実施形態の電気回路を示すブロック線図
である。
である。
【図9】本発明によるトルク検出装置の第四の実施形態
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図10】第四の実施形態の電気回路を示すブロック線
図である。
図である。
【図11】本発明によるトルク検出装置の第五の実施形
態を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
態を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図12】本発明によるトルク検出装置の第六の実施形
態を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
態を示す正面図(A)及び側面図(B)である。
【図13】軸にトルクが作用していない場合(A)及び
軸にトルクが作用している場合(B)について第五及び
第六の実施形態の磁歪管を示す展開図である。
軸にトルクが作用している場合(B)について第五及び
第六の実施形態の磁歪管を示す展開図である。
10…トルク検出装置 12…軸 14…磁歪管 16…磁気検出器 18A、18B…脚部(コア) 20、20A、20B…検出コイル 24A、24B…検出コイル 26A4、26B…磁束通路 28…制御装置
Claims (7)
- 【請求項1】軸線に沿って延在し少なくとも外周部が磁
歪材にて形成された軸部材と、前記磁歪材表面の一対の
対向部であって前記軸線に沿って互いに隔置され且つ前
記軸線の周りに180°互いに隔置された一対の対向部
に一端にて近接して配置されたコアを有する一対の励磁
コイルと、前記磁歪材の両側にて前記一対のコアの他端
の間に配置された一対の検出コイルとを有するトルク検
出装置。 - 【請求項2】軸線に沿って延在し少なくとも外周部が磁
歪材にて形成された軸部材と、前記磁歪材表面の一対の
対向部であって前記軸線に沿って互いに隔置され且つ前
記軸線の周りに180°互いに隔置された一対の対向部
に一端にて近接して配置された一対のコアと、少なくと
も前記磁歪材の両側に延在し前記一対のコアの他端を接
続する接続部材と、前記一対のコアの少なくとも一方に
配置された励磁コイルと、前記一対のコアの前記他端の
間にて前記接続部材に配置された一対の検出コイルとを
有するトルク検出装置。 - 【請求項3】請求項1又は2のトルク検出装置に於い
て、前記一対の検出コイルは前記磁歪材の両側にて前記
一対のコアの他端を結ぶ線に沿って延在していることを
特徴とするトルク検出装置。 - 【請求項4】請求項1又は2のトルク検出装置に於い
て、前記一対の検出コイルは前記磁歪材の両側にて前記
一対のコアの他端を結ぶ線に垂直な方向以外の方向であ
って前記軸線に平行な仮想平面に沿う方向に延在してい
ることを特徴とするトルク検出装置。 - 【請求項5】請求項1又は2のトルク検出装置に於い
て、前記一対の検出コイルの出力の和に基づき前記励磁
コイルの出力若しくは前記一対の検出コイルの出力が補
正されることを特徴とするトルク検出装置。 - 【請求項6】請求項1のトルク検出装置に於いて、前記
一対の励磁コイルの間にて前記磁歪材の周りにはフィー
ドバックコイルが配置され、前記フィードバックコイル
の出力に基づき前記励磁コイルの出力若しくは前記一対
の検出コイルの出力が補正されることを特徴とするトル
ク検出装置。 - 【請求項7】請求項2のトルク検出装置に於いて、前記
励磁コイルは前記一対のコアの一方に配置され、前記一
対のコアの他方にはフィードバックコイルが配置され、
前記フィードバックコイルの出力に基づき前記励磁コイ
ルの出力若しくは前記一対の検出コイルの出力が補正さ
れることを特徴とするトルク検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01993997A JP3607963B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | トルク検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01993997A JP3607963B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | トルク検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206251A true JPH10206251A (ja) | 1998-08-07 |
| JP3607963B2 JP3607963B2 (ja) | 2005-01-05 |
Family
ID=12013186
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01993997A Expired - Fee Related JP3607963B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | トルク検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3607963B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10161803A1 (de) * | 2001-12-15 | 2003-07-10 | Hilti Ag | Elektromagnetischer Drehmomentsensor |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP01993997A patent/JP3607963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10161803A1 (de) * | 2001-12-15 | 2003-07-10 | Hilti Ag | Elektromagnetischer Drehmomentsensor |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3607963B2 (ja) | 2005-01-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040120 |
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| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040319 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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