JPH10206486A - 地中送電線路の事故点判定方法 - Google Patents

地中送電線路の事故点判定方法

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JPH10206486A
JPH10206486A JP1110497A JP1110497A JPH10206486A JP H10206486 A JPH10206486 A JP H10206486A JP 1110497 A JP1110497 A JP 1110497A JP 1110497 A JP1110497 A JP 1110497A JP H10206486 A JPH10206486 A JP H10206486A
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JP
Japan
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ground fault
magnetic field
field sensor
transmission line
accident
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Pending
Application number
JP1110497A
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English (en)
Inventor
Hideto Nakamura
秀人 中村
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故発生時に流れる地絡電流でCTが破壊す
ることなく、地絡電流の立ち上がり点を精度良く求める
ことができる地絡事故判定方法を提供すること。 【解決手段】 電力ケーブル3の終端接続部1およびI
J4の絶縁筒2に設置された防食層保護装置5のリード
線に磁界センサ6を設置し、地絡サージ電流を検出す
る。磁界センサ6で検出された地絡サージ電流波形は、
各測定点毎に設けられた3相信号結合装置7により合成
され、E/O(電気/光変換器)8により光信号に変換
され、光ファイバを介して中央処理装置10に伝送され
る。中央処理装置10は、各測定点から光伝送された地
絡サージ波形の立ち上がり点を比較し、その時間差等か
ら事故発生点を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地中送電線路の事
故点判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電力ケーブルの事故発生後の復旧を迅速
に行うためには、事故発生点もしくは事故区間を早急に
判定する必要がある。このため、従来から種々の事故点
判定方法が検討されており、例えば、図4に示すよう
に、地中送電線路3の各絶縁接続部4(以下IJとい
う)のクロスボンド線に磁界センサ6を設置し、事故発
生と同時に地中送電線路3の両端末部に向けて進行する
地絡サージ電流を検出し、各センサ6の検出信号の到達
時間差を比較したり、あるいは検出信号の極性を判定し
て事故点標定あるいは事故区間判定を行う方法が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、事故時に発生
する地絡電流は、急峻な立ち上がりを持つ地絡サージ電
流と周波数が50Hz前後の続流電流からなり、地絡サ
ージ電流が流れたのちに、続流電流が流れるのに対し、
磁界センサとして通常使用されるCT(電流変成器)は
周波数が低くなるほど測定可能電流値が低くなる特徴が
ある。このため、上記のようにクロスボンド線にCTを
設置して地絡サージ電流を検出した場合、続流電流によ
りCTが破壊してしまう場合がある。また、クロスボン
ド線に磁界センサを取り付けて地絡サージ電流を検出し
た場合、絶縁接続部に設けられた防食層保護装置が作動
する度に、磁界センサの検出値が変動し、また、そのピ
ーク値は防食層保護装置の動作電圧に依存するため地絡
サージ電流の立ち上がり点を精度よく求めることができ
ない。
【0004】図5は上記のようにクロスボンド線に磁界
センサ6を取り付けて地絡サージ電流を検出し、該検出
信号の3相合成波形の立ち上がり点を処理装置の起点判
別ソフトにより求めた場合の一例を示す図である。同図
に示すように、クロスボンド線に磁界センサ6を取り付
けた場合、検出波形は防食層保護装置の作動により変歪
する。このため、処理装置の起点判別ソフトにより回帰
直線を求め、地絡サージ電流の起点を判定した場合、実
際の地絡サージ電流の起点と、上記回帰直線から求めた
起点との間に、同図に示すようにズレ(1.2μs)が
生じる。
【0005】本発明は上記した事情を考慮してなされた
ものであって、その目的とするところは、磁界センサと
してCTを使用した場合であっても、事故発生時に流れ
る地絡電流でCTが破壊することなく、また、地絡電流
の立ち上がり点を精度良く求めることができる地絡事故
判定方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】事故発生時、防食層保護
装置両端の電位差は上昇し、防食層保護装置が作動する
ため、防食層保護装置のリード線に地絡サージ電流が流
れるが、防食層保護装置の低周波インピーダンスは、ク
ロスボンド線などと比較して大きいことから、防食層保
護装置には、低周波の電流が流れにくい特徴がある。し
たがって前記した続流電流は、クロスボンド線には流れ
るが防食層保護装置には流れない。すなわち、防食層保
護装置のリード線に磁界センサを取り付ければ、磁界セ
ンサとしてCTを使用した場合であっても、上記続流電
流によりCTが破壊することがない。
【0007】また、クロスボンド線に磁界センサを取り
付けて地絡サージ電流を検出した場合、防食層保護装置
の作動により前記図5に示したように検出波形が変歪し
複雑になるのに対し、防食層保護装置のリード線に磁界
センサを取り付けた場合は、クロスボンド線で検出した
場合と比べ波形が単純になり、評価がしやすい特徴があ
る。さらに、防食層保護装置のリード線に取り付けた磁
界センサの3相分の検出信号を合成して処理装置まで光
伝送すれば、光伝送する情報量を1/3にすることがで
き、システムのコストを低減化することができる。
【0008】本発明は上記点に着目してなされたもので
あり、前記課題を次のようにして解決する。 (1)地中送電線路の地絡事故発生時に発生する地絡サ
ージ電流を検出することにより事故点もしくは事故区間
を判定するに際し、電力ケーブルの終端接続部および/
または絶縁接続部の防食層保護装置のリード線に磁界セ
ンサを取り付けて、該磁界センサ出力の3相和を求め、
2以上の地点で検出された磁界センサ出力の3相和に基
づき、事故点を判定する。 (2)地中送電線路の地絡事故発生時に発生する地絡サ
ージ電流を検出することにより事故点を標定するに際
し、電力ケーブルの終端接続部および/または絶縁接続
部の防食層保護装置のリード線に磁界センサを取り付け
て、該磁界センサ出力の3相和を求め、2以上の地点で
検出された上記磁界センサ出力の3相和の到達時間差に
より事故点を標定する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例のクロスボ
ンド地中送電線路の事故点標定方法のシステム構成を示
す図である。同図に示すように、電力ケーブル3の終端
接続部1およびIJ4の絶縁筒2に設置された防食層保
護装置5のリード線に磁界センサ6を設置し、地絡サー
ジ電流を検出する。なお、線路長が短い場合には、終端
接続部1の防食層保護装置5のリード線のみに、磁界セ
ンサ6を設置してもよい。磁界センサ6で検出された地
絡サージ電流波形は、各測定点毎に設けられた3相信号
合成装置7により合成され、E/O(電気/光変換器)
8により光信号に変換され、光ファイバ9を介して中央
処理装置10に伝送される。中央処理装置10は、各測
定点から光伝送された地絡サージ波形の立ち上がり点を
比較し、その時間差から事故発生点を算出する。
【0010】地絡事故が発生したとき、図2(a)に示
すように事故発生地点から両側に向けて地絡サージ波が
進行し、事故発生地点に応じて地絡サージ波が両側の測
定点に到達する時間が異なる。このため、地絡事故発生
点の両側の測定点から中央処理装置10に送られる検出
波形は、例えば図2(b)に示すように中央処理装置1
0に時間差Tをもって到達する。中央処理装置10は、
測定点から光伝送された3相合成波形の立ち上がり点を
起点判別ソフト等により判別し、その到達時間差Tによ
り事故点を標定する。なお、上記説明では、事故点を標
定する場合について説明したが、上記検出波形の極性を
判別し事故区間を判定するようにしてもよい。また、磁
界センサ6としては、前記したCTを用いたり、光磁界
センサを用いたり、あるいは、ホール効果を利用した磁
界センサを使用してもよい。
【0011】図3は、前記図5の測定で使用したIJと
同一のIJの防食層保護装置のリード線に磁界センサを
取り付けて地絡サージ電流を検出し、3相合成した波形
の立ち上がり点を中央処理装置で求めた場合の一例を示
す図である。図3、図5に示した波形の測定は、次の条
件で行った。 模擬線路形態 ・電力ケーブル:6.6kV CVケーブル、22s
q.全長320m ・布設形態:3相俵積み ・接続部:IJ×4個、NJおよびNNJ×各1個 ・地絡サージ電流検出点:線路の両端のIJ ・検出区間長:230m ・アレスタ(防食層保護装置)接続方法:シース間橋
絡、非接地 試験条件 ・印加電圧波形:60Hz交流 ・模擬地絡方法:接続部の導体−シース間に接続した気
中ギャップ放電
【0012】上記測定結果から、クロスボンド線で検出
した場合は、実際の波形の立ち上がり点と中央処理装置
で求めた波形の立ち上がり点では、前記図5に示したよ
うに1.2μsecの差がある。このため、電力ケーブ
ルを伝搬するサージ電流の伝搬速度を180m/μse
cとした場合、図5では216mのずれがでるのに対
し、図3ではほとんど差が生じないことが判る。このこ
とから、防食層保護装置のリード線に磁界センサを取り
付けて地絡サージ電流を検出した方が波形の評価がし易
いことがわかる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
以下の効果を得ることができる。 (1)地中送電線路の終端接続部および/またはIJの
防食層保護装置のリード線に磁界センサを取り付けてい
るため、磁界センサとしてCTを使用しても、事故発生
時に流れる地絡電流でCTが破壊することがない。ま
た、クロスボンド線で検出する場合と比べて検出波形に
変歪が少なく、精度よく地絡事故発生点を判定すること
ができる。 (2)各測定点毎に3相の信号を合成して光伝送してい
るため、全検出点の検出波形を個々に光伝送する場合に
比べ、伝送する情報量を1/3に抑えることができ、シ
ステムのコストを低減化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の事故点標定システムの構成を
示す図である。
【図2】事故発生時に中央処理装置に到達する地絡サー
ジ信号の一例を示図である。
【図3】防食層保護装置で検出された地絡サージ電流波
形の一例を示す図である。
【図4】クロスボンド線に磁界センサを取り付けた場合
の構成を示す図である。
【図5】クロスボンド線で検出された地絡サージ電流波
形の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 終端接続部 2 絶縁筒 3 電力ケーブル 4 絶縁接続部(IJ) 5 防食層保護装置(アレスタ) 6 磁界センサ 7 3相信号合成装置 8 E/O 9 光ファイバ 10 中央処理装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中送電線路の地絡事故発生時に発生す
    る地絡サージ電流を検出することにより事故点もしくは
    事故区間を判定する地中送電線路の事故点判定方法であ
    って、 電力ケーブルの終端接続部および/または絶縁接続部の
    防食層保護装置のリード線に磁界センサを取り付けて、
    該磁界センサ出力の3相和を求め、 2以上の地点で検出された磁界センサ出力の3相和に基
    づき、事故点を判定することを特徴とする地中送電線路
    の事故点判定方法。
  2. 【請求項2】 地中送電線路の地絡事故発生時に発生す
    る地絡サージ電流を検出することにより事故点を標定す
    る地中送電線路の事故点判定方法であって、 電力ケーブルの終端接続部および/または絶縁接続部の
    防食層保護装置のリード線に磁界センサを取り付けて、
    該磁界センサ出力の3相和を求め、 2以上の地点で検出された上記磁界センサ出力の3相和
    の到達時間差により事故点を標定することを特徴とする
    地中送電線路の事故点判定方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030045253A (ko) * 2001-12-01 2003-06-11 엘지전선 주식회사 혼합 송전선로에서의 지중 케이블의 포설 방법
CN105301444A (zh) * 2015-10-14 2016-02-03 云南电网有限责任公司普洱供电局 一种基于单端口检测的电缆故障定位装置
CN115792328A (zh) * 2022-09-29 2023-03-14 江苏省电力试验研究院有限公司 基于同轴电缆测试电缆交叉互联接地系统环流方法与装置

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