JPH10206586A - 加圧水型原子炉格納容器の内部容積増大改造方法 - Google Patents
加圧水型原子炉格納容器の内部容積増大改造方法Info
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- JPH10206586A JPH10206586A JP9006764A JP676497A JPH10206586A JP H10206586 A JPH10206586 A JP H10206586A JP 9006764 A JP9006764 A JP 9006764A JP 676497 A JP676497 A JP 676497A JP H10206586 A JPH10206586 A JP H10206586A
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既設の加圧水型原子炉格納容器の内部容積を
増大して、事故時の安全性を向上する。 【解決手段】 円筒壁部11とドーム状天井部13とを
有する既設の加圧水型原子炉格納容器10の内部容積増
大改造方法は、ドーム状天井部13に近い円筒壁部11
の外周面を切削して環状棚段部を形成し、この環状棚段
部上に複数の鋼板23を溶接接合してかさ上げ円筒部2
7を形成し、かさ上げ円筒部27上に鋼板組立によりか
さ上げ天井部31を構築し、ドーム状天井部13に複数
の貫通孔35を穿設してかさ上げ天井部31の内部とド
ーム状天井部13の下方の内部とを連通する工程から構
成される。
増大して、事故時の安全性を向上する。 【解決手段】 円筒壁部11とドーム状天井部13とを
有する既設の加圧水型原子炉格納容器10の内部容積増
大改造方法は、ドーム状天井部13に近い円筒壁部11
の外周面を切削して環状棚段部を形成し、この環状棚段
部上に複数の鋼板23を溶接接合してかさ上げ円筒部2
7を形成し、かさ上げ円筒部27上に鋼板組立によりか
さ上げ天井部31を構築し、ドーム状天井部13に複数
の貫通孔35を穿設してかさ上げ天井部31の内部とド
ーム状天井部13の下方の内部とを連通する工程から構
成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所の建
設方法に関し、特に既設加圧水型原子炉格納容器の改造
方法に関する。
設方法に関し、特に既設加圧水型原子炉格納容器の改造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】加圧水型原子力発電所においては、原子
炉容器やこれに連絡し蒸気発生器等を含む一次冷却系を
格納する原子炉格納容器が用いられている。この原子炉
格納容器は非常に大型の建築構造物であり、プレストレ
スドコンクリート製のものもあるが、一般には厚肉の鋼
板を多数溶接により継ぎ合わせて円筒槽状に組み立てた
容器である。この原子炉格納容器の機能の一つは、何ら
かの原因で原子炉容器や一次冷却系から漏れた高温高圧
の冷却材蒸気を安全に格納し、外部環境への放出を防止
するものであって、内部にスプレイ装置などの蒸気冷却
装置を有しているが圧力を低減するため所定の空間容積
を有している。更には、特別の蒸気冷却装置(氷などを
利用したもの)を設けている場合もある。
炉容器やこれに連絡し蒸気発生器等を含む一次冷却系を
格納する原子炉格納容器が用いられている。この原子炉
格納容器は非常に大型の建築構造物であり、プレストレ
スドコンクリート製のものもあるが、一般には厚肉の鋼
板を多数溶接により継ぎ合わせて円筒槽状に組み立てた
容器である。この原子炉格納容器の機能の一つは、何ら
かの原因で原子炉容器や一次冷却系から漏れた高温高圧
の冷却材蒸気を安全に格納し、外部環境への放出を防止
するものであって、内部にスプレイ装置などの蒸気冷却
装置を有しているが圧力を低減するため所定の空間容積
を有している。更には、特別の蒸気冷却装置(氷などを
利用したもの)を設けている場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のような原子炉格
納容器は、耐圧容器として構成されているので建設当初
にその容積が定まり、事故時等の発生圧力の上限が定ま
る。而して原子力発電所からの放出物を遮断し或いは削
減するには、一般的には原子炉格納容器内の上限圧力を
低減するのが効果的である。更に、原子炉格納容器内の
空気乃至蒸気の温度乃至圧力を事故時に低減する特別の
冷却装置は、いつ起こるか知れない事故の際に必ず作動
するようにするために特別に保守する必要があるし、又
その不作動を確率的にゼロにすることは極めて困難であ
る。このため、既設の原子炉格納容器の容積を増大する
のが圧力低減のためには最も確実な方法であるが、従来
このような原子炉格納容器の容積増大改造工事は行われ
たことが無かった。従って、本発明は、放射線被曝等を
受けることなく安全に既設原子炉格納容器の内部容積を
増大することができる原子炉格納容器の改造方法を提供
することを課題とする。
納容器は、耐圧容器として構成されているので建設当初
にその容積が定まり、事故時等の発生圧力の上限が定ま
る。而して原子力発電所からの放出物を遮断し或いは削
減するには、一般的には原子炉格納容器内の上限圧力を
低減するのが効果的である。更に、原子炉格納容器内の
空気乃至蒸気の温度乃至圧力を事故時に低減する特別の
冷却装置は、いつ起こるか知れない事故の際に必ず作動
するようにするために特別に保守する必要があるし、又
その不作動を確率的にゼロにすることは極めて困難であ
る。このため、既設の原子炉格納容器の容積を増大する
のが圧力低減のためには最も確実な方法であるが、従来
このような原子炉格納容器の容積増大改造工事は行われ
たことが無かった。従って、本発明は、放射線被曝等を
受けることなく安全に既設原子炉格納容器の内部容積を
増大することができる原子炉格納容器の改造方法を提供
することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】如上の課題を解決するた
め、本発明によれば、一般の鋼製原子炉格納容器が円筒
壁部とドーム状天井部とを有しているが、その円筒壁部
の肉厚が天井部よりも厚いことに着目し、ドーム状天井
部に近い円筒壁部の外周面を切削して環状棚段部を形成
し、この環状棚段部上に複数の鋼板を溶接接合してかさ
上げ円筒部を形成し、更にそのかさ上げ円筒部上に鋼板
組立によりかさ上げ天井部を構築し、前記ドーム状天井
部に複数の連通孔を穿設して加圧水型原子炉格納容器の
内部容積を増大するように改造する。既設の原子炉格納
容器内にあった特別冷却装置等を除去して改造原子炉格
納容器内の予測最高圧力が従来より高くなりそうな場合
には、前記かさ上げ円筒部と前記かさ上げ天井部とを鋼
製ライニングとして形成し、前記かさ上げ円筒部、前記
かさ上げ天井部及び前記円筒壁部を内側面として鉄筋コ
ンクリート製容器を構築し、所要の耐圧強度を確保する
こととし、場合によっては 前記鉄筋コンクリート製容
器をプレストレストコンクリート製容器として構築す
る。更には前記かさ上げ天井部内に非常冷却水用スプレ
イ設備を追加的に設け、前記かさ上げ天井部内の底部に
開口した樋を前記円筒壁部の内面に沿って敷設し、事故
時に散布される非常冷却水を既設の排水設備に導く便を
図る。
め、本発明によれば、一般の鋼製原子炉格納容器が円筒
壁部とドーム状天井部とを有しているが、その円筒壁部
の肉厚が天井部よりも厚いことに着目し、ドーム状天井
部に近い円筒壁部の外周面を切削して環状棚段部を形成
し、この環状棚段部上に複数の鋼板を溶接接合してかさ
上げ円筒部を形成し、更にそのかさ上げ円筒部上に鋼板
組立によりかさ上げ天井部を構築し、前記ドーム状天井
部に複数の連通孔を穿設して加圧水型原子炉格納容器の
内部容積を増大するように改造する。既設の原子炉格納
容器内にあった特別冷却装置等を除去して改造原子炉格
納容器内の予測最高圧力が従来より高くなりそうな場合
には、前記かさ上げ円筒部と前記かさ上げ天井部とを鋼
製ライニングとして形成し、前記かさ上げ円筒部、前記
かさ上げ天井部及び前記円筒壁部を内側面として鉄筋コ
ンクリート製容器を構築し、所要の耐圧強度を確保する
こととし、場合によっては 前記鉄筋コンクリート製容
器をプレストレストコンクリート製容器として構築す
る。更には前記かさ上げ天井部内に非常冷却水用スプレ
イ設備を追加的に設け、前記かさ上げ天井部内の底部に
開口した樋を前記円筒壁部の内面に沿って敷設し、事故
時に散布される非常冷却水を既設の排水設備に導く便を
図る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付の図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。先ず図1を参照するに、既設の
原子炉格納容器10の上半部と改造後の新原子炉格納容
器20の上半部が図式的に示されている。原子炉格納容
器10は、円筒壁部11とドーム状天井部13とを有
し、図示しない底部は図示しない基礎コンクリート内に
埋設されて、全体としてはシールされた容器となってい
る。円筒壁部11の内部には、図示しない原子炉容器及
び原子炉一次冷却系更には付属設備などが設けられ、天
井部13の下面には非常用冷却水のスプレイ装置15が
取り付けられている。このようなスプレイ装置15は、
事故時に高温蒸気が蔓延した内部空間内に、相対的には
低温の非常用冷却水を満遍なく散布し、内部温度を下げ
て圧力を低減する。図2に原子炉格納容器10の円筒壁
部11と天井部13との境界部が拡大して示されてい
る。一般にスプリングライン17と称する部分の上方で
両者は溶接19により接合されている。尚、円筒壁部1
1は、図示はされていないが弧状断面の鋼板を複数円周
方向及び鉛直方向に並べて互いに溶接されたものであ
る。天井部13も同様な考え方で製作された要素鋼板を
組み立てて構成されている。円筒壁部11とドーム状天
井部13の必要強度を達成するには、解析の結果前者が
後者の略2倍の肉厚が必要であり、応力の集中等を防ぐ
ため図2に示すような断面形状となっている。
の実施形態を説明する。先ず図1を参照するに、既設の
原子炉格納容器10の上半部と改造後の新原子炉格納容
器20の上半部が図式的に示されている。原子炉格納容
器10は、円筒壁部11とドーム状天井部13とを有
し、図示しない底部は図示しない基礎コンクリート内に
埋設されて、全体としてはシールされた容器となってい
る。円筒壁部11の内部には、図示しない原子炉容器及
び原子炉一次冷却系更には付属設備などが設けられ、天
井部13の下面には非常用冷却水のスプレイ装置15が
取り付けられている。このようなスプレイ装置15は、
事故時に高温蒸気が蔓延した内部空間内に、相対的には
低温の非常用冷却水を満遍なく散布し、内部温度を下げ
て圧力を低減する。図2に原子炉格納容器10の円筒壁
部11と天井部13との境界部が拡大して示されてい
る。一般にスプリングライン17と称する部分の上方で
両者は溶接19により接合されている。尚、円筒壁部1
1は、図示はされていないが弧状断面の鋼板を複数円周
方向及び鉛直方向に並べて互いに溶接されたものであ
る。天井部13も同様な考え方で製作された要素鋼板を
組み立てて構成されている。円筒壁部11とドーム状天
井部13の必要強度を達成するには、解析の結果前者が
後者の略2倍の肉厚が必要であり、応力の集中等を防ぐ
ため図2に示すような断面形状となっている。
【0006】以上のような構成の原子炉格納容器10の
外側にプレストレスドコンクリート構造の原子炉格納容
器20を構築する方法を次に説明する。先ず図2の円筒
壁部11の上部の断面漸減部11aを図3に示すように
切削により削り取って、環状棚段部21を形成する。こ
れは溶接用開先形状を考慮したものとなっている。そし
て、図3に示すように天井部13の外周面に接する内面
を持つ弧状断面鋼板23を環状棚段部21に載せ、溶接
25により気密に接合する。殆ど同じような形状寸法の
弧状断面鋼板23を円周方向に、必要により鉛直方向に
も並べて互いに溶接接合し、かさ上げ円筒部27を形成
する。本実施形態ではプレストレスドコンクリート構造
のため、予め水平スチフナ29を弧状断面鋼板23の外
周面に溶接しておくと良い。従って改造後の新原子炉格
納容器20を鋼製容器とする場合は、スチフナ29の取
付けなどは必要ない。次に、図1を参照するに、かさ上
げ円筒部23の上に、天井部13と同様な形状のかさ上
げ天井部31を鋼板の溶接組立により構築する。このよ
うに鋼板の溶接工事が完了したら、必要な検査を行う。
尚、このようなかさ上げ天井部31は、かさ上げ円筒部
27及び円筒壁部11と共に、コンクリート打設の内側
型枠としても機能する。
外側にプレストレスドコンクリート構造の原子炉格納容
器20を構築する方法を次に説明する。先ず図2の円筒
壁部11の上部の断面漸減部11aを図3に示すように
切削により削り取って、環状棚段部21を形成する。こ
れは溶接用開先形状を考慮したものとなっている。そし
て、図3に示すように天井部13の外周面に接する内面
を持つ弧状断面鋼板23を環状棚段部21に載せ、溶接
25により気密に接合する。殆ど同じような形状寸法の
弧状断面鋼板23を円周方向に、必要により鉛直方向に
も並べて互いに溶接接合し、かさ上げ円筒部27を形成
する。本実施形態ではプレストレスドコンクリート構造
のため、予め水平スチフナ29を弧状断面鋼板23の外
周面に溶接しておくと良い。従って改造後の新原子炉格
納容器20を鋼製容器とする場合は、スチフナ29の取
付けなどは必要ない。次に、図1を参照するに、かさ上
げ円筒部23の上に、天井部13と同様な形状のかさ上
げ天井部31を鋼板の溶接組立により構築する。このよ
うに鋼板の溶接工事が完了したら、必要な検査を行う。
尚、このようなかさ上げ天井部31は、かさ上げ円筒部
27及び円筒壁部11と共に、コンクリート打設の内側
型枠としても機能する。
【0007】プレストレスドコンクリート構造とは、コ
ンクリート打設前に内部の補強筋部材に予め引っ張り荷
重を加えておき、打設されたコンクリートに常に圧縮応
力が作用するようにしたものである。このような予荷重
を与える補強部材の配置が図4及び図5に概念的に示さ
れている。前述の水平スチフナ29が高さ方向に所定の
間隔で配置され、これを貫通するように鉛直スチフナ3
3が配置される。この鉛直スチフナ33は型鋼からな
り、円周方向に所定の間隔で配置され、予荷重が均一に
付加されるようにしている。又鉛直スチフナ33の円周
方向間隔は、かさ上げ円筒部27の領域では高さ方向に
略一定であるが、かさ上げ天井部31の領域では、上方
に行く程小さくなる。
ンクリート打設前に内部の補強筋部材に予め引っ張り荷
重を加えておき、打設されたコンクリートに常に圧縮応
力が作用するようにしたものである。このような予荷重
を与える補強部材の配置が図4及び図5に概念的に示さ
れている。前述の水平スチフナ29が高さ方向に所定の
間隔で配置され、これを貫通するように鉛直スチフナ3
3が配置される。この鉛直スチフナ33は型鋼からな
り、円周方向に所定の間隔で配置され、予荷重が均一に
付加されるようにしている。又鉛直スチフナ33の円周
方向間隔は、かさ上げ円筒部27の領域では高さ方向に
略一定であるが、かさ上げ天井部31の領域では、上方
に行く程小さくなる。
【0008】再び図1を参照するに、天井部13には空
気流通用の貫通孔35が穿設され、かさ上げ天井部31
の内部と既設の原子炉格納容器10の内部との間で、空
気乃至これに含まれる蒸気の流れが行われるようになっ
ている。前述の貫通孔35の穿孔加工は、後述のコンク
リート打設後に行われる。又、必要により、かさ上げ天
井部31の上部には、スプレイ装置15と同様のスプレ
イ装置37が設けられ、ここから噴出散布された冷却水
は、かさ上げ天井部31の内部空間の底部、即ちドーム
状天井部13の外周縁部に付設された樋39(図3参
照)及びこれに連通して円筒壁部11の内面に沿って敷
設された縦樋41に導かれて図示しない貯留タンクに流
出するようになっている。そして、円筒壁部11、かさ
上げ円筒部27及びかさ上げ天井部31の外側には、コ
ンクリートが打設されて所要の厚さのコンクリート層4
1が形成される。コンクリート打設用の外枠は通常のも
ので、打設、養生後除去される。新原子炉格納容器20
をプレストレスドコンクリート製容器として構築された
後、所定の構造性能確認試験が行われる。尚、上記実施
形態では、プレストレスドコンクリート製の原子炉格納
容器20を構築したが、鋼製の原子炉格納容器を構築す
る場合は、コンクリート打設や補強筋部材の配置などは
必要無いことは勿論である。
気流通用の貫通孔35が穿設され、かさ上げ天井部31
の内部と既設の原子炉格納容器10の内部との間で、空
気乃至これに含まれる蒸気の流れが行われるようになっ
ている。前述の貫通孔35の穿孔加工は、後述のコンク
リート打設後に行われる。又、必要により、かさ上げ天
井部31の上部には、スプレイ装置15と同様のスプレ
イ装置37が設けられ、ここから噴出散布された冷却水
は、かさ上げ天井部31の内部空間の底部、即ちドーム
状天井部13の外周縁部に付設された樋39(図3参
照)及びこれに連通して円筒壁部11の内面に沿って敷
設された縦樋41に導かれて図示しない貯留タンクに流
出するようになっている。そして、円筒壁部11、かさ
上げ円筒部27及びかさ上げ天井部31の外側には、コ
ンクリートが打設されて所要の厚さのコンクリート層4
1が形成される。コンクリート打設用の外枠は通常のも
ので、打設、養生後除去される。新原子炉格納容器20
をプレストレスドコンクリート製容器として構築された
後、所定の構造性能確認試験が行われる。尚、上記実施
形態では、プレストレスドコンクリート製の原子炉格納
容器20を構築したが、鋼製の原子炉格納容器を構築す
る場合は、コンクリート打設や補強筋部材の配置などは
必要無いことは勿論である。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
既設の原子炉格納容器内に入ることなく、その外側でか
さ上げ円筒部及びかさ上げ天井部を構築できるので、放
射線被曝を避けることができると共に、原子炉格納容器
の内部容積を単純に増大するので、事故時の発生圧力の
最大値を確実に低下することができ、原子力プラントの
安全性を向上することができる。更には、かさ上げ天井
部内にスプレイ装置を付設することにより、前述の最大
圧力値を低下することができる。
既設の原子炉格納容器内に入ることなく、その外側でか
さ上げ円筒部及びかさ上げ天井部を構築できるので、放
射線被曝を避けることができると共に、原子炉格納容器
の内部容積を単純に増大するので、事故時の発生圧力の
最大値を確実に低下することができ、原子力プラントの
安全性を向上することができる。更には、かさ上げ天井
部内にスプレイ装置を付設することにより、前述の最大
圧力値を低下することができる。
【図1】本発明による実施形態において構築された原子
炉格納容器を既設の原子炉格納容器と共に示す全体構成
図である。
炉格納容器を既設の原子炉格納容器と共に示す全体構成
図である。
【図2】既設の原子炉格納容器の要部を示す部分断面図
である。
である。
【図3】図1のIII部を示す拡大部分断面図である。
【図4】図1の原子炉格納容器20の配筋状況を示す概
念図である。
念図である。
【図5】図4のV部を示す拡大概念図である。
10 原子炉格納容器 11 円筒壁部 13 天井部 15 スプレイ装置 17 スプリングライン 19 溶接 20 原子炉格納容器 21 環状棚段部 23 鋼板 25 溶接 27 かさ上げ円筒部 29 水平スチフナ 31 かさ上げ天井部 33 鉛直スチフナ 35 貫通孔 37 スプレイ装置 39 樋 41 縦樋 43 コンクリート層
Claims (4)
- 【請求項1】 円筒壁部とドーム状天井部とを有する加
圧水型原子炉格納容器の内部容積を増大するために、前
記ドーム状天井部に近い前記円筒壁部の外周面を切削し
て環状棚段部を形成し、同環状棚段部上に複数の鋼板を
溶接接合してかさ上げ円筒部を形成し、同かさ上げ円筒
部上に鋼板組立によりかさ上げ天井部を構築し、前記ド
ーム状天井部に複数の連通孔を穿設して前記かさ上げ天
井部の内部と前記ドーム状天井部の下方の内部とを連通
することを特徴とする加圧水型原子炉格納容器の内部容
積増大改造方法。 - 【請求項2】 前記かさ上げ円筒部と前記かさ上げ天井
部とを鋼製ライニング張として形成し、前記かさ上げ円
筒部、前記かさ上げ天井部及び前記円筒壁部を内側面と
して鉄筋コンクリート製容器を構築することを特徴とす
る請求項1記載の加圧水型原子炉格納容器の内部容積増
大改造方法。 - 【請求項3】 前記鉄筋コンクリート製容器をプレスト
レストコンクリート製容器としたことを特徴とする請求
項2記載の加圧水型原子炉格納容器の内部容積増大改造
方法。 - 【請求項4】 前記かさ上げ天井部内に非常冷却水用ス
プレイ設備を設け、前記かさ上げ天井部内の底部に開口
した樋を前記円筒壁部の内面に沿って敷設することを特
徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の加圧
水型原子炉格納容器の内部容積増大改造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006764A JPH10206586A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 加圧水型原子炉格納容器の内部容積増大改造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9006764A JPH10206586A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 加圧水型原子炉格納容器の内部容積増大改造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10206586A true JPH10206586A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11647252
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9006764A Withdrawn JPH10206586A (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | 加圧水型原子炉格納容器の内部容積増大改造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10206586A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169585A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コンクリート製原子炉格納容器、コンクリート製原子炉格納容器の建造方法及び改造方法 |
| KR101309002B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2013-09-17 | 연세대학교 산학협력단 | 파형강판을 이용한 원전격납구조물 |
| CN109585042A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-04-05 | 长江勘测规划设计研究有限责任公司 | 一种地下核电站防渗岩洞型安全壳 |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP9006764A patent/JPH10206586A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010169585A (ja) * | 2009-01-23 | 2010-08-05 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | コンクリート製原子炉格納容器、コンクリート製原子炉格納容器の建造方法及び改造方法 |
| KR101309002B1 (ko) * | 2011-09-30 | 2013-09-17 | 연세대학교 산학협력단 | 파형강판을 이용한 원전격납구조물 |
| CN109585042A (zh) * | 2018-12-18 | 2019-04-05 | 长江勘测规划设计研究有限责任公司 | 一种地下核电站防渗岩洞型安全壳 |
| CN109585042B (zh) * | 2018-12-18 | 2024-04-12 | 长江勘测规划设计研究有限责任公司 | 一种地下核电站防渗岩洞型安全壳 |
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