JPH1020718A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1020718A
JPH1020718A JP8178340A JP17834096A JPH1020718A JP H1020718 A JPH1020718 A JP H1020718A JP 8178340 A JP8178340 A JP 8178340A JP 17834096 A JP17834096 A JP 17834096A JP H1020718 A JPH1020718 A JP H1020718A
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JP8178340A
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Hiroko Ogama
裕子 大釜
Masahiro Goto
正弘 後藤
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】連続印字時における定着装置の非通紙部の昇温
を抑制して、昇温に起因する構成部材の破損を防止す
る。 【解決手段】連続印字時において、後端検知センサ23
によって、記録材が不定形サイズであることが検知され
たとき、所定枚数ごとに(例えば、35枚目ごとに)、
所定の時間だけ(例えば90秒間)の印字停止を行っ
て、定着装置の非通紙部が昇温することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式及び
静電記録方式の画像形成装置、例えば、複写機、レーザ
ービームプリンタ等に装着される接触加熱方式の定着装
置及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真方式の複写機、プリンタ
等の画像形成装置における定着手段として、一般に、熱
効率・安全性に優れた熱ローラ方式のものや、省エネル
ギータイプのフィルム加熱方式の定着装置が採用されて
いる。
【0003】熱ローラ方式の定着装置は、アルミニウム
や鉄の芯金の表面に耐熱離型層を被覆した加熱ローラ
(定着ローラ)と、ステンレス等の芯金の周囲に耐熱弾
性層を形成した加圧ローラとを基本構成とし、この一対
のローラを圧接回転させて両ローラ間の定着ニップ部
(圧接ニップ部)を構成している。この定着ニップ部
に、未定着画像(未定着トナー像)を担持した被加熱材
としての記録材(記録材シート、静電記録紙、エレクト
ロファックス紙、印字用紙等)を導入し、定着ニップ部
にてこの記録材を挟持搬送することで、加熱ローラから
の熱と定着ニップ部の加圧力とによって未定着画像を記
録材表面に永久固着画像として熱圧定着させるものであ
る。加熱ローラの芯金内部には加熱体としてハロゲンヒ
ータが配設され、また加熱ローラ表面における通紙部
(以下、定着ニップ部における記録材が通過する領域を
「通紙域」、通過しない領域を「非通紙域」といい、加
熱ローラ、加圧ローラ、後述の加熱体等における通紙域
に対応する部分を「通紙部」、非通紙域に対応する部分
を「非通紙部」という)には温度検知素子が配置されて
おり、この温度検知素子による加熱ローラ表面温度の検
知結果をもとにハロゲンヒータをON/OFF駆動し
て、加熱ローラ表面を定着温調、または印字待機時のス
タンバイ温調の一定温度に保持している。
【0004】また、フィルム加熱方式の定着装置は、例
えば特開昭63−313182号公報、特開平2−15
7878号公報、特開平4−44075〜44083号
公報、特開平4−204980〜204984号公報等
に提案されている。このものは、無端状に形成した耐熱
性の定着フィルムの内側に、通電発熱体を有する加熱体
を配設し、定着フィルムの外側に配置した弾性体からな
る加圧ローラ(加圧部材)によって定着フィルムを加熱
体に密着させるとともに、加圧ローラを回転させて定着
フィルムを周回させる。こうして加圧ローラと定着フィ
ルムとの間に形成された定着ニップ部に、未定着画像を
担持した記録材を導入し、これを定着ニップ部にて挟持
搬送する。これにより、定着フィルムを介して付与され
る加熱体からの熱と定着ニップ部の加圧力とによって未
定着画像を記録材上に永久画像として定着させるもので
ある。このフィルム加熱方式の定着装置は、加熱体とし
て低熱容量線状加熱体を使用し、また定着フィルムとし
て薄膜の低熱容量のものを用いることができるため、省
電力化・ウエイトタイム短縮化(クイックスタート性)
が可能である。加熱体の温度は、加熱体基板背面におけ
る、通紙域に対応する位置に配置された温度検知素子で
検出され、その検出情報が通電制御回路へフィードバッ
クされて交流電源から通電発熱体への通電が制御される
ことにより定着実行時に温度検知素子で検出される加熱
体の温度が所定の温度(定着温度)になるように温調制
御される。
【0005】上述の2つの方式のいずれの定着装置にお
いても、温度検知素子は、加熱体の通紙部を一定温度に
保持すべく、記録材の通紙幅が変化した場合でも常に通
紙域をなる領域に対応する位置に配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
熱ローラ方式やフィルム加熱方式の定着装置において、
装置に導入使用可能な最大通紙幅の記録材よりも通紙幅
が小さい記録材(小サイズ紙)を連続的に通紙して加熱
定着を実行していくと、加熱ローラ、加圧ローラ、加熱
体、定着フィルム等における通紙部では記録材の加熱の
ために消費された熱が温調系によって補償されて所定温
度に維持されるのに対して、非通紙部では記録材の加熱
によって熱が消費されないので熱が蓄積されてしまい、
非通紙部の温度が、所定温度に維持管理されている通紙
部よりも昇温していくいわゆる非通紙部昇温が生じる。
この非通紙部昇温の温度上昇が著しい場合、定着ローラ
軸受け、加圧ローラ、定着フィルム、フィルムガイドス
テイ、その他昇温部周辺の構成部材に熱ダメージを与え
やすいという問題がある。
【0007】また、耐熱性ゴムなどの弾性体からなる加
圧ローラは熱膨張率が大きいため、非通紙部昇温により
加圧ローラの通紙部のローラ外径と、非通紙部のローラ
外径とに外径差が生じやすい。特に、加圧ローラが記録
材や定着フィルムを搬送する駆動ローラとなるフィルム
加熱方式の定着装置の場合は、記録材や定着フィルムの
搬送速度がこの駆動ローラの周速で決まる。したがっ
て、駆動ローラとしての加圧ローラの通紙部/非通紙部
に、非通紙部昇温による長手方向の外径差が生じた場合
は、通紙部/非通紙部の定着フィルム搬送速度に速度差
が生じ、定着フィルムの片寄り、座屈等が発生すること
があり、この場合には、定着フィルムを損傷するという
問題がある。
【0008】上述の熱ダメージや定着フィルムの損傷等
の問題を解決するために、従来の画像形成装置では非通
紙部にもう一つ温度検知素子を設けて非通紙部の温度を
検知し、スループットを変えるなどして非通紙部昇温を
防止するものがあるが、これには温度検知素子を2つ以
上設ける必要があり、コストが高くなるという欠点がが
ある。また、記録材サイズを検知して小サイズ紙の場合
はスループットを自動的に落とし非通紙部昇温を緩和す
るという方法が採られているものがあるが、この場合は
連続通紙枚数が少ない場合(非通紙部昇温が小さい場
合)もスループットを落とすことになり、非通紙部昇温
が小さい場合でも印字が終了するまでの時間が長くかか
るという欠点があった。また、記録材の長さを後端検知
センサなどで検知し記録材幅を判断する場合は、定形サ
イズ紙に関しては記録材幅の検知が行えるが、不定形サ
イズの記録材が通紙された場合には記録材幅が検知でき
ないため非通紙部昇温を自動的に防止することができな
い場合があり、不定形サイズ紙を通紙する場合ユーザー
からあらかじめ通紙する記録材サイズを設定する等の設
定作業が必要で煩雑となるという短所もある。
【0009】そこで、本発明は、コストの上昇、印字時
間の延長、ユーザーによる煩雑な記録材サイズ設定作業
等を伴うことなく、非通紙部の昇温に基づく周辺の構成
部材の熱ダメージや定着フィルムの損傷を防止するよう
にした定着装置及びこれを備えた画像形成装置を提供す
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を
形成し、該定着ニップ部に、トナー像を担持した記録材
を挿通することにより、前記トナー像を加熱加圧して前
記記録材表面に定着させる定着装置を備えた画像形成装
置において、前記記録材の搬送方向長さを検知する長さ
検知手段と、前記記録材の連続画像形成枚数を検知する
カウント手段と、画像形成を中断させる画像形成中断手
段と、を備え、該画像形成中断手段は、前記長さ検知手
段が不定形サイズを検知し、かつ前記カウント手段が所
定の連続画像形成枚数を検知したときに、画像形成を一
時中断させる、ことを特徴とする。
【0011】請求項2に係る本発明は、加熱部材と加圧
部材とを圧接させて定着ニップ部を形成し、該定着ニッ
プ部に、トナー像を担持した記録材を挿通することによ
り、前記トナー像を加熱加圧して前記記録材表面に定着
させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記記
録材の搬送方向長さを検知する長さ検知手段と、前記記
録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段と、前
記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、を
備え、該供給間隔変更手段は、前記長さ検知手段が不定
形サイズを検知し、かつ前記カウント手段が所定の連続
画像形成枚数を検知したときに、前記記録材の供給間隔
を変更する、ことを特徴とする。
【0012】請求項3に係る本発明は、加熱部材と加圧
部材とを圧接させて定着ニップ部を形成し、該定着ニッ
プ部に、トナー像を担持した記録材を挿通することによ
り、前記トナー像を加熱加圧して前記記録材表面に定着
させる定着装置を備えた画像形成装置において、前記記
録材の搬送方向長さを検知する長さ検知手段と、前記記
録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段と、画
像形成を中断させる画像形成中断手段と、前記記録材の
供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、複数枚の連続
画像形成が指示された場合、前記長さ検知手段が小サイ
ズの記録材又は不定形サイズの記録材を検知したとき
に、前記カウント手段が所定の連続画像形成枚数の検知
後に前記画像形成中断手段によって画像形成を一時中断
する第1のモード、前記供給間隔変更手段によって前記
記録材の供給間隔を変更する第2のモード、これら第1
のモードと第2のモードとを適宜に組み合わせた第3の
モードを有する記録材供給モードのうちからいずれかの
モードを決定する制御手段を備える、ことを特徴とす
る。
【0013】請求項4に係る本発明は、前記長さ検知手
段が検知する記録材の長さに応じて、前記記録材供給モ
ードに補正を加える、ことを特徴とする。
【0014】請求項5に係る本発明は、表面にトナー像
が形成される像担持体と、該像担持体に接触配置された
転写部材に印加する電圧を定電圧制御して前記像担持体
上のトナー像を記録材に転写する転写手段と、加熱部材
と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を形成し、該定
着ニップ部に、トナー像を担持した記録材を挿通するこ
とにより、前記トナー像を加熱加圧して前記記録材表面
に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、
前記トナー像転写時の定電圧制御に基づく電流によって
前記記録材の通紙幅を検知する通紙幅検知手段と、前記
記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段と、
画像形成を中断させる画像形成中断手段と、を備え、該
画像形成中断手段は、前記長さ検知手段が不定形サイズ
を検知し、かつ前記カウント手段が所定の連続画像形成
枚数を検知したときに、画像形成を一時中断させる、こ
とを特徴とする。
【0015】請求項6に係る本発明は、表面にトナー像
が形成される像担持体と、該像担持体に接触配置された
転写部材に印加する電圧を定電圧制御して前記像担持体
上のトナー像を記録材に転写する転写手段と、加熱部材
と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を形成し、該定
着ニップ部に、トナー像を担持した記録材を挿通するこ
とにより、前記トナー像を加熱加圧して前記記録材表面
に定着させる定着装置を備えた画像形成装置において、
前記トナー像転写時の定電圧制御に基づく電流によって
前記記録材の通紙幅を検知する通紙幅検知手段と、前記
記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段と、
画像形成を中断させる画像形成中断手段と、を備え、前
記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、を
備え、該供給間隔変更手段は、前記通紙幅検知手段が不
定形サイズを検知し、かつ前記カウント手段が所定の連
続画像形成枚数を検知したときに、前記記録材の供給間
隔を変更する、ことを特徴とする。
【0016】請求項7に係る本発明によると、表面にト
ナー像が形成される像担持体と、該像担持体に接触配置
された転写部材に印加する電圧を定電圧制御して前記像
担持体上のトナー像を記録材に転写する転写手段と、加
熱部材と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を形成
し、該定着ニップ部に、トナー像を担持した記録材を挿
通することにより、前記トナー像を加熱加圧して前記記
録材表面に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に
おいて、前記トナー像転写時の定電圧制御に基づく電流
によって前記記録材の通紙幅を検知する通紙幅検知手段
と、前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント
手段と、画像形成を中断させる画像形成中断手段と、前
記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、複
数枚の連続画像形成が指示された場合、前記通紙幅検知
手段が小サイズの記録材又は不定形サイズの記録材を検
知したときに、前記カウント手段が所定の連続画像形成
枚数の検知後に前記画像形成中断手段によって画像形成
を一時中断する第1のモード、前記供給間隔変更手段に
よって前記記録材の供給間隔を変更する第2のモード、
これら第1のモードと第2のモードとを適宜に組み合わ
せた第3のモードを有する記録材供給モードのうちから
いずれかのモードを決定する制御手段を備える、ことを
特徴とする。
【0017】請求項8に係る本発明によると、前記通紙
幅検知手段が検知する記録材の通紙幅に応じて、前記記
録材供給モードに補正を加える、ことを特徴とする請求
項7記載の画像形成装置。
【0018】〔作用〕以上構成に基づき、連続画像形成
時に、非通紙部の昇温を抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。 〈実施の形態1〉図1は、本発明に係る定着装置が適用
される画像形成装置の概略構成を示す縦断面図である。
【0020】同図において、1は像担持体としてのドラ
ム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)で
あり、アルミニウムやニッケル等の導電性部材を円筒状
に形成した基体の表面に感光層を設けたものである。感
光層としては、OPC(有機半導体)、a−Si(アモ
ルファスシリコン)等を使用することができる。感光ド
ラム1は、画像形成装置本体(不図示)によって回転自
在に支持されおり、駆動手段(不図示)によって所定の
周速(プロセススピード)で同図中、時計回り方向に回
転駆動される。
【0021】感光ドラム1の周囲には、その回転方向に
沿ってほぼ順に、感光ドラム1表面を所定の極性に均一
に帯電する帯電ローラ(帯電手段)2、帯電後の感光ド
ラム1表面を露光して画像情報に応じて静電潜像を形成
する露光装置(露光手段)3、静電潜像にトナーを付着
させてトナー像として現像する現像器(現像手段)4、
感光ドラム1上のトナー像を紙等の記録材Pに転写する
転写ローラ(転写手段)、転写後の感光ドラム1表面に
残った転写残トナーを除去するクリーナ(クリーニング
手段)7が配設されている。上述の転写ローラ5の、記
録材Pの搬送方向についての下流側には、記録材P上に
転写された未定着トナーを加熱加圧して定着する定着装
置6が配設されている。
【0022】また、転写ローラ5の、記録材Pの搬送方
向についての上流側には、手差しされる定型以外の記録
材Pがセットされる手差しトレイ21、手差しトレイ2
1上の記録材Pを給送する給紙ローラ22、搬送されて
きた記録材Pと感光ドラム1上のトナー像との同期を取
るレジストローラ24が配設されている。さらに、転写
ローラ5の下方には、定型の記録材Pを収納する給紙カ
セット26、ここから記録材Pをレジストローラ24に
向けて給送する給紙ローラ27が配設されている。同図
中、23は、手差しされた記録材Pの後端を検知する後
端検知センサであり、25はレジストセンサである。い
ずれも後述のように記録材Pの長さ検知手段として作用
する。
【0023】ついで、上述構成の画像形成装置の動作を
簡単に説明する。
【0024】図1中の時計回り回転駆動された感光ドラ
ム1は、その表面が帯電ローラ2によって所定の電位に
均一に帯電される。帯電後の感光ドラム1表面は、画像
情報に応じてON/OFF制御される露光装置3からの
レーザービームの走査露光(イメージ露光)を受けて静
電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器4によっ
てトナーが付着され、トナー像(可視画像)として現像
される。現像方法としては、ジャンピング現像法、2成
分現像法、FEED現像法等が用いられ、上述のイメー
ジ露光の組み合わせで反転現像が用いられることが多
い。
【0025】記録材Pは手差しトレイ21又は給紙カセ
ット26から、給紙ローラ22又は給紙ローラ27によ
って取り出され、手差しトレイ21からの給紙の場合は
後端検知センサ23で記録材サイズ検知、つまり記録材
Pの搬送長さの検知が行われる。手差しトレイ21、給
紙カセット26のいずれからの給紙の場合も、記録材P
は、レジストローラ24によって、感光ドラム1表面に
形成されたトナー像と同期を取り、感光ドラム1と転写
ローラ5とで形成される転写ニップ部に供給される。転
写ニップ部において、感光ドラム1上のトナー像は電源
(不図示)による転写バイアスの作用で記録材P表面に
転写される。表面に未定着トナー像を担持した記録材P
は定着装置6に搬送され、表面の未定着トナー像が定着
装置6の定着ニップ部で加熱加圧されて定着された後、
装置本体外部に排出される。一方、トナー像の転写後の
感光ドラム1は、表面に残った転写残トナーがクリーナ
7によって除去され、次の画像形成に供される。
【0026】次に、上述の定着装置6における定着動作
について詳述する。
【0027】図2に、本発明に係る定着装置の一例とし
て、フィルム加熱方式の定着装置の概略断面図を示す。
同図を参照して、以下、構成ならびに動作について説明
する。
【0028】同図において、10はエンドレス(無端)
に形成されたベルト状の耐熱性フィルム(定着フィル
ム)であり、半円弧状のフィルムガイド部材(ステイ)
13に対して周長に余裕をもった状態で外嵌されてい
る。
【0029】定着フィルム10は、熱容量を小さくして
クイックスタート性を向上させるために、膜厚を総厚で
100μm以下、好ましくは40μm以下20μm以上
に設定した、耐熱性・離型性・強度・耐久性等のあるP
TFE、PFA、PPS等の単層フィルム、又は、ポリ
イミド、ポリアミドイミド、PEEK、PES等のフィ
ルム表面にPTFE、PFA、FEP等を離型層として
コーティングした複合層フィルムである。
【0030】12は加熱部材としてのセラミックヒータ
であり、セラミック基板上に発熱ペーストを印刷した発
熱体、発熱体の保護と絶縁性を確保するためのガラスコ
ーティング層を順次形成したものであり、セラミックヒ
ータ12上の発熱体へ電力制御されたAC電流を流すこ
とにより発熱させる。セラミック基板の基板面側(同図
中の上面)にはチップサーミスタ(温度検知素子)14
が接着してあり、このチップサーミスタ14により非通
紙時の一定時間ヒータへの通電をOFF又はONした時
間内の温度変化を検知し、この検知結果を基にヒータの
目標温度を決定し、ヒータ駆動手段(不図示)を制御す
ることでヒータ12への電力制御を行い、これにより、
ヒータ温度を目標温度(プリント温度)に保つ構成とな
っている。
【0031】本実施の形態の定着装置6は、図3の正面
図に示すように、セラミックヒータ12の長手方向端部
付近にサーミスタ14を配置し、記録材のサイズ(通紙
幅)が異なる場合でも、定着フィルム10上のa点(通
紙基準)を常に記録材端部が通過するようにした片側基
準の構成である。すなわち、定着装置6に導入される記
録材は、その通紙幅が最大のもの(同図中、最大通紙域
と表示)から最小のもの(同図中、最小被記録材幅通紙
域と表示)まで、すべてのものがa点を通過するように
構成されている。
【0032】11は加圧部材としての加圧ローラであ
り、芯金上にシリコーンゴム等の耐熱性ゴムを成形した
弾性層、あるいはシリコーンゴムを発泡させたスポンジ
弾性層を設けた回転体であり、弾性層上にはPFA、P
TFE、FEP等のフッ素樹脂からなる耐熱離型層を形
成してもよい。加圧ローラ11はバネ(不図示)により
下方から上方のセラミックヒータ12に向けて付勢され
ており、これにより定着フィルム10をセラミックヒー
タ12に密着させている。加圧ローラ11は、駆動手段
(不図示)によって回転駆動されいる。この加圧ローラ
11の回転によって、定着フィルム10と記録材Pと
は、それぞれ矢印方向(同図中、時計回り)に従動回転
され、また矢印方向(同図中、左方)に搬送される構成
となっている。
【0033】定着装置6に導入された記録材Pは、表面
の未定着トナー像Tが、加熱部(定着フィルム10及び
セラミックヒータ12)と加圧ローラ11との間に形成
された定着ニップ部(当接ニップ部)N内で加熱加圧さ
れて記録材P表面に定着され、その後、画像形成装置本
体外部に排出される。
【0034】図4に、定着フィルム10としてフィルム
厚40μm、外径25mmのポリイミド系シームレスフ
ィルムを、加圧ローラとして外径25mm、弾性層肉厚
t=3mmのシリコーンゴムローラを用い、プロセスス
ピード63[mm/sec ]、スループット12ppm、
初期温調温度200℃〜最終温調160℃で装置立ち上
げ直後から小サイズ(狭幅サイズ)の記録材(105×
241mm)を連続通紙した場合の加圧ローラ11の表
面温度(図4(a))、及びフィルムガイドステイ13
の温度(図4(b))を示す。
【0035】図4(a)に示す曲線T1 は、加圧ローラ
11表面における通紙部の温度であり、通紙開始と同時
に定着フィルム10を介してセラミックヒータ12から
与えられる熱により温度が上昇し、記録材Pによって奪
われる熱とセラミックヒータ12から供給される熱量と
が平衡状態となったときの温度、具体的には、約110
℃で一定温度に保たれる。一方、図4(a)に示す曲線
2 は、加熱ローラ11表面における非通紙部の温度で
ある。この非通紙部の温度は、セラミックヒータ12か
ら供給される熱が記録材Pによって奪われないために過
剰に加圧ローラ11に蓄積され、通紙部よりも昇温して
いき、連続通紙約100枚後には約200℃に達する。
小サイズ紙連続通紙100枚後の通紙部/非通紙部の加
圧ローラ温度差は約90℃となるが、この場合、通紙部
/非通紙部の加圧ローラ外径に外径差が生じるため、加
圧ローラ11により搬送されている定着フィルム10の
搬送速度にスピード差が生じてフィルムが座屈・破損等
するおそれがでてくる。
【0036】また、図4(b)に示す曲線T3 は、定着
フィルム10をガイドするフィルムガイドステイ13の
通紙部のヒータ対向面温度であり、同じく曲線T4 は、
フィルムガイドステイ13の非通紙部のヒータ対向面温
度である。フィルムガイドステイ13の通紙部温度は連
続通紙開始と同時に加熱体12の背面から伝わる熱によ
って徐々に上昇し、約190℃に達して飽和し、その後
一定温度に保たれる。一方、曲線T4 で示すフィルムガ
イドステイ13の非通紙部温度は連続通紙をかさねるに
従って加熱体12から過剰供給された熱が蓄積されて温
度が上昇し、その温度は連続通紙100枚で約280℃
に達する。
【0037】一般に、フィルムガイドステイ13の構成
材料としてはPPS(ポリフェニレンサルファイド)等
の耐熱プラスチックが用いられており、その熱変形温度
は約260℃(18.5kg/cm2 加重時)である。こ
のため非通紙部の温度が過度に上昇した場合、フィルム
ガイドステイ13の変形・溶融が生じてしまうおそれが
ある。
【0038】図5(a)に、本実施の形態の構成の定着
装置を用い、プロセススピード63[mm/sec ]、初
期温調温度200℃〜最終温調160℃で、装置立ち上
げ直後から小サイズの記録材(封筒:105×241m
m)を8ppm、12ppmのスループットで連続通紙
した場合の、加圧ローラ11の非通紙部表面温度T5
6 を示し、また、同図(b)に同様の場合のフィルム
ガイドステイ13の非通紙部温度T7 、T8 を示し、さ
らに、図6には同一の条件で12ppmのスループット
で連続印字35枚後に印字を停止し、セラミックヒータ
12をOFFして放置した場合のフィルムガイドステイ
13の非通紙部の温度T9 を示す。
【0039】図5(a)、(b)に示すように、加圧ロ
ーラ11の表面温度、フィルムガイドステイ13の温
度、ともに非通紙部温度の上昇率は12ppmとスルー
プットが速いほうが大きく、スループットが8ppmと
遅くなるに従い非通紙部昇温で到達する温度も小さくな
る。これは、小サイズ紙の通紙によって非通紙部に蓄積
された熱が記録材間で通紙部に移動し、加圧ローラ11
表面の温度を均一化させようとする効果が、通紙時間に
対し相対的に記録材間(非通紙時間)が短い12ppm
ではほとんど得られずに非通紙部に熱が蓄積されるのに
対し、スループットを落として通紙時間に対し相対的に
記録材間を長くする程この通紙部/非通紙部の温度均一
化が促進されるためである。このようにスループットを
落とすことによって、非通紙部昇温を定着装置6の構成
部材の破損が発生する温度以下に抑えることができる。
また、図6に示すように、非通紙部昇温が240℃に達
した状態で給紙を一時停止し、セラミックヒータ12か
らの熱の供給を停止すると、約90秒間の停止で非通紙
部温度が50℃まで低下することがわかる。このことか
ら、一定印字枚数毎に給紙を一時停止し、セラミックヒ
ータ12をOFFすることで非通紙部昇温を緩和するこ
とができることがわかる。
【0040】従来の画像形成装置では、記録材サイズを
後端検知センサ等で検知し、記録材の搬送方向長さ(以
下単に「記録材長さ」という)が一定長さ以下の場合に
は封筒などの小サイズ紙と判断し、自動的にスループッ
トを落とすなどして非通紙部昇温に起因する定着装置6
の構成部材の破損を防止してた。
【0041】しかし、後端検知センサによる記録材長さ
の検知結果から記録材サイズを判断する場合に、例えば
記録材長さは長いが通紙幅が狭いといった不定形サイズ
紙が連続通紙された場合には非通紙部昇温を自動的に防
止することができず、定着装置6の構成部材が破損する
おそれがあった。
【0042】そこで、本実施の形態では、従来の方法、
すなわち後端検知センサにより記録材長さを検知して記
録材長さが一定以下の場合は小サイズと判断してスルー
プットを落として非通紙部昇温を防止する方法に加え、
記録材長さの検知結果より記録材サイズが一定長さ以上
の不定形紙と判断した場合には35枚通紙毎に自動的に
90秒印字を停止するモードを設けて不定形サイズ紙で
の非通紙部昇温を防止するようにした。このように、不
定形サイズ紙の通紙時に一定枚数以上連続して通紙が行
われた場合にのみ一時的に印字を中断するようにしたの
は、不定形サイズ紙は使用頻度の低い紙種であり、定形
小サイズ紙のように小サイズ専用フィーダーなどを使っ
て多量に連続印字が行われることが少ないと考えられる
ためで、仮に通紙幅の広い不定形サイズが通紙された場
合にも印字終了までの時間が長くなるのを極力防止する
ためである。
【0043】図26に、通常使用される主な定形紙の記
録材サイズを示す。なお、本発明で使用した画像形成装
置は全て縦送り通紙の構成であるため、縦送り時のサイ
ズ、すなわち搬送方向の長さで示した。
【0044】記録材のサイズは、後端検知センサに記録
材先端が入ってから、記録材後端が抜けるまでの時間T
[sec ]を測定し、この値とプロセススピードVP =6
3[mm/sec ]とから記録材長さL[mm]を次式、
L=63×Tから求めた。本実施の形態では記録材のサ
イズ検知を後端検知センサによって行ったが、この検知
はレジストセンサでも同様に行うことができる。図26
より、代表的な小サイズ紙である封筒/葉書のうち、一
番長い記録材長さは、L=241[mm]であることか
ら、本実施の形態では測定誤差も見込みL≦243[m
m]の場合に小サイズ紙と判断した。また、L=279
±2[mm](定形LETTERサイズ)、L=356
±2[mm](定形LEGALサイズ)、L=297±
2[mm](定形A4サイズ)の3サイズを本実施の形
態では定形大サイズ紙とし、これ以外の記録材長さLの
場合には不定形サイズと判断した。また、本実施の形態
では小サイズ紙の場合にスループットを12ppmから
8ppmに切り換えたが、スループットの変更は感光ド
ラム1や定着装置6の回転速度を変えずに、後端検知セ
ンサを用いて記録材間を制御することによって行った。
【0045】図7に、給紙間隔の求め方を示す。記録材
長さをL1 [mm]、求める記録材間をL2 [mm]、
プロセススピードVP =63[mm/sec ]とすると、
スループット12ppmの記録材間は、L2 =(63×
60−12×L1 )/11、スループット8ppmの記
録材間はL2 =(63×60−8×L1 )/7となる。
【0046】図8は、実施の形態1に係る画像形成装置
の定着シーケンス制御のブロック図である。同図及び図
1を参照しながら、定着シーケンスについて説明する。
【0047】記録材Pが給紙カセット26から供給され
る場合には、プリンターエンジン部30のカセットサイ
ズ検知手段31からの記録材サイズ情報(紙サイズ情
報)が、エンジンコントローラ部50のCPU51に送
られる。一方、記録材Pが手差しトレイ21から供給さ
れる場合には、記録材Pが後端検知センサ23又はレジ
ストセンサ25を通過するときの通過時間から記録材サ
イズ検知を行い、その結果をCPU51に送る。上述の
記録材サイズ検知の結果より、定形小サイズ紙と判断し
た場合、CPU51においてスループットを8ppmと
決定し、給紙コントローラ52により給紙駆動手段32
を介して給紙時の記録材間隔を制御して所望のスループ
ットで印字を終了まで行う。一方、記録材サイズ検知の
結果より定形大サイズ紙と判断した場合、CPU51に
おいてスループットを12ppmと決定し、給紙コント
ローラ52により記録材間隔を制御して所望のスループ
ットで印字を終了まで行う。記録材サイズ検知の結果よ
り不定形サイズ紙と判断した場合、CPU51において
スループットを12ppmと決定し、給紙コントローラ
33により記録材間隔を制御して所望のスループットで
印字を開始すると同時に、連続給紙枚数をカウントして
連続給紙枚数情報をCPU51に送る。CPU51は、
給紙モード指定を行い、連続給紙が35枚に達した場合
は、給紙駆動手段32によって90秒間給紙を停止し、
その間、ヒータコントローラ53によってヒータ駆動手
段33を介してヒータへの通電をオフする。この90秒
は、タイマーカウンター55によって計時し、給紙停止
から90秒経過後に印字を再開し、再度連続給紙枚数を
カウントする。
【0048】図9に、本実施の形態の定着シーケンスの
フローチャートを示す。プリント開始後1枚目の記録材
サイズを後端検知センサ23等により検知し、記録材サ
イズを判断する(S1)。記録材長さLが、L=279
±2[mm]又はL=356±2[mm]又はL=29
7±2[mm]の場合、定形大サイズと判断し、スルー
プット12ppm連続印字で2枚目以降の印字を印字終
了まで行う(S2)。記録材サイズがL≦243[m
m]の場合、小サイズと判断し、スループット8ppm
で2枚目以降の印字を終了まで行う(S3)。記録材長
さの検知結果が前述の定形大サイズ又は小サイズのいず
れの場合にも当てはまらない場合はスループット12p
pmで2枚目以降の印字を開始する(S4)と同時に、
印字枚数のカウントを開始する(S5)。連続印字枚数
が35枚に達した場合、給紙を停止し(S6)、ヒータ
をOFFしてタイマーにより停止時間をカウントする
(S7)。停止時間が90秒に達した場合、自動的に印
字を再開し(S8)、再度連続印字枚数をカウントす
る。
【0049】図10に、本実施の形態において、不定形
小サイズ紙(140×270mm)を連続印字した場合
の加圧ローラ11における非通紙部表面温度の推移
((b)で図示)と、フィルムガイドステイ13の非通
紙部温度の推移((a)で図示)とを示す。同図に示す
ように、加圧ローラ11の非通紙部表面の最高到達温度
は160℃であり加圧ローラ長手方向の外径差による定
着フィルムの座屈、破損等は発生しなかった。また、フ
ィルムガイドステイ13の非通紙部最高到達温度は23
5℃であり、フィルムガイドステイ13の熱変形は発生
しなかった。以上のように、記録材サイズ検知の結果、
不定形の記録材サイズと判断した場合には一定印字枚数
毎に印字を自動的に停止するモードを設けることで、ユ
ーザーが不定形サイズのサイズ指定などの煩わしい作業
を行わずに不定形で通紙幅が狭い記録材の印字を行って
も、過度の非通紙部昇温による定着装置6の構成部材の
変形や破損を防止することができる。また、不定形紙で
も印字枚数が比較的少ない場合には定形大サイズ紙と同
一のスループットで印字を行うことができ、印字終了ま
での時間を増大させることは少ない。 〈実施の形態2〉本実施の形態では記録材サイズ検知結
果と、ホストコンピュータから得られる連続通紙枚数情
報から、記録材が定形小サイズ、又は不定形サイズの場
合には連続印字枚数に応じてスループットを決定する例
を示す。
【0050】本実施の形態では、前述の実施の形態1と
同一構成のフィルム加熱方式の定着装置を用いて実験を
行った。
【0051】図11は、実施の形態2に係る画像形成装
置の定着シーケンス制御のブロック図である。
【0052】記録材Pが給紙カセット26から供給され
る場合、記録材Pの記録材サイズ情報は、カセットサイ
ズ検知手段31からエンジンコントローラ部50のCP
U51に入力される。一方、記録材Pが手差しトレイ2
1から供給される場合は、記録材が後端検知センサ23
又はレジストセンサ25を通過する通過時間に基づいて
記録材サイズの検知が行われ、その結果が記録材サイズ
情報としてCPU51に入力される。一方、ホストコン
ピュータ56から送られてくる印字枚数情報が同じくC
PU51に入力される。上述の記録材サイズ検知の結果
より定形小サイズ又は不定形サイズと判断した場合、あ
らかじめ送られてきたホストコンピュータ56からの印
字枚数情報からスループットを決定し、給紙駆動手段3
2により記録材の給紙間隔を制御して所望のスループッ
トで印字を行う。
【0053】図12に、本実施の形態の定着シーケンス
のフローチャートを示す。
【0054】プリント開始後1枚目の記録材サイズを後
端検知センサ等により検知し、記録材サイズを判断する
(S11)。定形サイズの大サイズと判断した場合、ス
ループット12ppmの連続印字で2枚目以降の印字を
印字終了まで行う(S12)。記録材サイズが定形小サ
イズ又は不定形サイズと判断した場合、印字枚数を判断
し(S13)、その印字枚数に応じてスループットを決
定する。印字枚数NがN≦35の場合はスループット1
2ppm(S12)、35<N≦50の場合はスループ
ットを10ppm(S14)、N>50の場合はスルー
プットを8ppm(S15)として2枚目以降の印字を
印字終了まで行う。図27に本実施の形態を適用して、
不定形で通紙幅が狭い記録材(不定形狭幅紙)を連続3
0枚、連続50枚印字した場合の印字終了までの時間を
示す。同図中の括弧内の数字はスループットを一律8p
pmとした場合にプリント終了までに要する時間であ
る。本実施の形態を適用した場合、連続50枚通紙の場
合、連続30枚通紙の場合共に75秒印字終了までの時
間が短縮されている。また、この場合の非通紙部最高温
度はいずれも加圧ローラ11で160℃以下、フィルム
ガイドステイ13で240℃以下であり、非通紙部昇温
に起因する定着装置6の構成部材の破損などは発生しな
かった。
【0055】以上説明したように、記録材サイズ検知の
結果、定形小サイズ又は不定形サイズの場合には印字枚
数に応じてスループットを決定して印字を行うことで、
印字枚数が多く過度の非通紙部昇温が発生するときのみ
不定形狭幅紙での非通紙部昇温を抑え、印字枚数が少な
く非通紙部昇温が小さい場合にはスループットを速く設
定することで印字終了までの時間を短縮し、印字時間の
遅延を少なくしながら非通紙部昇温による定着装置6の
構成部材の破損を防止することができる。 〈実施の形態3〉本実施の形態3では記録材サイズ検知
結果と、ホストコンピュータから得られる連続通紙枚数
情報から、定形小サイズ又は不定形サイズの場合には、
連続印字枚数によって12ppmで35枚毎に90秒間
休止、又は10ppmで65枚毎に90秒間休止の印字
終了までの時間が短い通紙モードを選択し、非通紙部昇
温による定着装置の構成部材の破損を防止しながら、し
かも印字終了までの時間を最短にする例を示す。
【0056】本実施の形態でも、前述の実施の形態1と
同一構成のフィルム加熱方式の定着装置を用いて実験を
行った。
【0057】図13に連続印字枚数と印字終了までに必
要な所用時間との関係を示す。印字に要する時間は印字
枚数とスループット(このスループットを変更するモー
ドを「第2のモード」という)、及び印字停止時間(こ
の印字停止時間を設けるモードを「第1のモード」とい
い、上述の第2のモードと第1のモードと適宜に組み合
わせたモードを「第3のモード」という)の回数で決ま
る。図13に示すように、印字枚数Nが1≦N≦35の
場合は12ppmのほうが10ppmよりも所要時間が
短く、その後12ppmの場合は90秒の印字休止が入
るため35≦N≦65までは10ppmのほうが所要時
間が短くなる。本実施の形態では図28に示す印字枚数
Nに基づいてスループットを選択する。なお、本実施の
形態で示した画像形成装置は、封筒フィーダーの最大積
載枚数が80枚であるため、80枚で一度印字を120
秒以上停止し枚数のカウントを一度リセットして、それ
以降の印字に関しては再度1枚目から枚数をカウントし
直すこととする。
【0058】図14は、本実施の形態を適用した画像形
成装置の定着シーケンス制御のブロック図である。な
お、実施の形態1(図8)及び実施の形態2(図11)
と同様の構成については、同様の符号を付してその説明
は省略する。
【0059】記録材Pが給紙カセット26から供給され
る場合、記録材Pの記録材サイズ情報は、カセットサイ
ズ検知手段31からエンジンコントローラ部50のCP
U51に入力される。一方、記録材Pが手差しトレイ2
1から供給される場合は、記録材が後端検知センサ23
又はレジストセンサ25を通過する通過時間に基づいて
記録材サイズの検知が行われ、その結果が記録材サイズ
情報としてCPU51に入力される。一方、ホストコン
ピュータ56から送られてくる印字枚数情報が同じくC
PU51に入力される。上述の記録材サイズ検知の結果
より定形小サイズ又は不定形サイズと判断した場合、あ
らかじめ送られてきたホストコンピュータ56からの印
字枚数情報から給紙モードを選択して、給紙駆動手段3
2により記録材の給紙間隔を制御して所定の給紙モード
で印字を行う。
【0060】図15に、本実施の形態の定着シーケンス
のフローチャートを示す。
【0061】プリント開始後1枚目の記録材サイズを後
端検知センサ23等により検知し、記録材サイズを判断
する(S21)。定形サイズの大サイズと判断した場
合、スループット12ppmの連続印字で2枚目以降の
印字を印字終了まで行う(S22)。記録材サイズが定
形小サイズ又は不定形サイズと判断した場合、印字枚数
に応じてスループットを決定する(S23)。印字枚数
Nが1≦N≦35又は66≦N≦70の場合、スループ
ット12ppmで2枚目以降の印字を開始し(S2
4)、印字枚数をカウントして(S25)、35枚毎に
印字を90秒間停止し(S26)、タイマーカウントを
開始し(S27)、90秒たったら印字を再開する。こ
うして、終了又は80枚まで印字を行う。印字枚数が3
6≦N≦65又は71≦N≦80の場合はスループット
を10ppmで2枚目以降の印字を開始し(S27)、
印字枚数をカウントして(S28)、65枚毎に印字を
90秒間停止し(S31)、タイマーカウントを開始し
(S27)、90秒たったら印字を再開する。こうし
て、印字終了または80枚まで印字を行う。なお、トー
タルの印字枚数が80枚以上の場合は図示していない
が、80枚印字後に給紙を停止し、印字を120秒間停
止する。
【0062】図29に、本実施の形態のスループット切
り換え枚数前後での印字所要時間を示す。
【0063】図29の最右欄は、本実施の形態で指定し
たスループットで印字を行った場合に、もう一方のスル
ープットで印字を行った場合よりも短縮される印字所要
時間である。このように印字枚数によって給紙モードを
切り換えることで、本実施の形態では最大70秒間印字
所要時間が短縮できた。
【0064】以上説明したように、記録材サイズ検知の
結果、定形小サイズ又は不定形サイズの場合には印字枚
数に応じて自動的に給紙モードを選択し印字を行うこと
で、印字枚数が多く過度の非通紙部昇温が発生するとき
のみ不定形狭幅紙での非通紙部昇温を抑えて定着装置6
の構成部材の破損を防止すると共に、印字所要時間を最
短にすることが可能である。 〈実施の形態4〉本実施の形態では定電圧転写時に記録
材を介して感光ドラムに流れる転写電流をモニターし、
この電流値の検知結果より記録材の通紙幅を判断して、
不定形狭幅サイズ紙(不定形小サイズ)の非通紙部昇温
を防止する具体例を示す。
【0065】図16に示す本実施の形態の画像形成装置
ではローラ転写方式を採用している。この転写方式は芯
金上にEPDM等にカーボンを分散させて抵抗調整し発
泡成形した中抵抗弾性体の転写ローラ5によって記録材
Pに転写電圧を印加する転写方式で、非通紙時に一定電
流を転写ローラ5に印加し、そのときの発生電圧から、
あらかじめ設定してある制御式により転写電圧VT を決
定し、転写時にVT を定電圧制御で印加する、いわゆる
PTVC方式による制御を行っている。本実施の形態で
は、図16に示すように、転写ローラ5に、転写用高圧
電源61と転写電流検知回路(転写電流検知手段)62
とによって転写電圧印加回路を構成し、さらにこれに、
D/Aコンバータ63、エンジンコントローラ50を接
続する。そして、上述の転写電流検知回路62によっ
て、転写電圧VT (定電圧制御)印加時の転写電流値I
trを測定した。
【0066】図17に、本実施の形態4の画像形成装置
における、転写電圧と転写電流との関係を示す。図17
中の曲線(a)は記録材がない場合の転写電流値、また
曲線(b)は最大通紙幅記録材の1/2幅の記録材転写
時の転写電流値、そして曲線(c)は最大通紙幅の記録
材転写時の転写電流値である。転写電流値Itrは、紙無
し時の値をImax 、最大通紙幅記録材転写時の値をI
min とすると、△I=Imax −Imin にほぼ反比例して
変化する。この関係より、転写電圧VT と転写電流Itr
から記録材幅を予測することができる。本実施の形態で
は、Itr≧Imin+2/3△Iの場合に幅の狭い記録材
(小サイズ紙)と判断した。なお、定形紙に関しては前
述の従来例同様、記録材長さの検知によるサイズ検知、
カセットサイズ検知によるサイズ検知で小サイズ/大サ
イズの判断を行った。
【0067】本実施の形態でも、前述の実施の形態と同
一構成のフィルム加熱方式定着装置を用いて具体的な制
御を示す。
【0068】図18は、本実施の形態を適用した画像形
成装置の定着シーケンス制御のブロック図である。な
お、前述と同様の構成部材等については、同様の符号を
付し定着装置の説明は省略する。
【0069】記録材が給紙部より給送される際に後端検
知センサ23又はレジストセンサ25を記録材が通過す
る通過時間から記録材サイズ検知を行い、結果をエンジ
ンコントローラ部50のCPU51に送る。給紙カセッ
ト26からの給紙の場合はカセットサイズ検知手段31
により記録材サイズ検知を行い同様に結果をCPU51
に送る。次に転写時に、転写電流検知手段62により転
写電流の検知を行い、結果をエンジンコントローラ部5
0のCPU51に送る。CPU51において前記記録材
長さの検知結果、転写電流の検知結果と転写電圧VT
ータより記録材サイズを判断してスループットを決定
し、給紙コントローラ52を介して給紙駆動手段32に
より給紙間隔を制御して所望のスループットで印字を行
う。
【0070】図19に、本実施の形態の定着シーケンス
のフローチャートを示す。
【0071】プリント開始後1枚目の記録材サイズを後
端検知センサ23等により検知し(S51)、記録材長
さを検知する。前記検知結果より、定形サイズの大サイ
ズと判断した場合、スループット12ppmの連続印字
で2枚目以降の印字を印字終了まで行う(S52)。前
記検知結果より、記録材サイズが定形小サイズと判断し
た場合、スループット8ppmの連続印字で2枚目以降
の印字を印字終了まで行う(S53)。前記検知結果よ
り、記録材サイズが不定形サイズと判断した場合、転写
時の転写電流値を検知し(S54)、転写電圧VT より
記録材通紙幅を判断する。転写電流値がItr≧Imin
(2/3)△Iの場合は小サイズと判断し、8ppmの
スループットで印字を行い(S53)、転写電流値がI
tr<Imin +(2/3)△Iの場合は大サイズと判断
し、12ppmのスループットで印字を印字終了まで行
う(S55)。
【0072】以上説明したように、転写電流をモニタし
て記録材の通紙幅検知を行うことで、不定形サイズでも
小サイズ/大サイズを判断することができ、通紙幅検知
センサなどのセンサを追加することなく、小サイズの場
合のみ非通紙部昇温を防止する印字モードを実行するこ
とができる。なお、本実施の形態では通紙幅検知の結果
からスループットを切り換えたが、非通紙部昇温の緩和
方法はこれだけによらず、印字を一時停止するなどとの
組み合わせで行ってもよく、ホストコンピュータからの
印字枚数情報により印字モードに補正を加えてもよい。 〈実施の形態5〉本実施の形態では、後端検知センサ2
3により記録材長さを検知した結果と、転写電流をモニ
タして記録材の通紙幅を検知した結果とより、給紙モー
ドを決定し、不定形サイズ又は定形小サイズの場合に
は、その記録材長さに応じて給紙モードを補正して非通
紙部昇温を防止する具体例を示す。
【0073】図20に、本発明を適用する画像形成装置
で用いる定着装置の別の一例として、熱ローラ方式の定
着装置6Aの概略断面図を示す。以下、構成ならびに動
作について説明する。
【0074】図20中、70はハロゲンヒータを内部に
具備した加熱ローラ、71は弾性体層を有する加圧ロー
ラであり、両ローラはそれぞれ上方と下方とに相互に平
行となるように配列され、加圧ローラ71はバネ(不図
示)により加熱ローラ70に圧接配置されている。Nは
該両ローラ20・21の圧接により形成された定着ニッ
プ部である。加熱ローラ70が駆動手段(不図示)によ
り矢印方向(時計回り方向)に回転駆動され、加圧ロー
ラ71はこれに従動して回転する。未定着のトナー像を
担持した記録材Pを、定着ニップ部Nで挟持搬送し、加
熱・加圧することでトナーを加熱溶融し、記録材上に定
着させて永久固着画像を得る。
【0075】加熱ローラ70はアルミニウムやステンレ
ス等を中空円筒状に加工した芯金70a上に、トナーと
の離型性をよくするためにPFA、PTFE等のフッ素
樹脂からなる耐熱離型層70bを被覆したローラであ
る。加熱ローラ70は、耐熱樹脂からなる軸受(図22
の24)に摺動回転する構成となっている。
【0076】加圧ローラ71は芯金上71aにシリコー
ンゴム等の耐熱弾性体層71bを形成したローラであ
る。加熱ローラ70の表面には温度検知素子72が配設
されており、この温度検知素子72によって加熱ローラ
70表面の温度を検知し、その検知結果に基づきヒータ
駆動手段(不図示)によりハロゲンヒータ73をON/
OFF制御して加熱ローラ70の表面温度を所定の設定
温度(プリント温度)または非定着時の待機温度(スタ
ンバイ温度)に保つようになっている。
【0077】本実施の形態では、芯金肉厚3.0mm/
外径25mmで表面にPFAコート層を設けた加熱ロー
ラ70と、外径8mmの芯金上にシリコーンゴムを成形
した外径25mm/ローラ硬度45度(アスカーC)の
加圧ローラ71を用いた。また、本実施の形態で示した
定着装置6Aは、図21に示すように記録材上の通紙域
に温度検知72を配置し、記録材のサイズが異なる場合
でも加熱ローラ70上のa点を記録材が通過する片側基
準の構成である。
【0078】図22に、本実施の形態の構成の定着装置
を用い、プロセススピード94[mm/sec ]、200
℃の一定温度で装置立ち上げ直後から小サイズの記録材
(105×240mm)をスループット16ppm、8
ppmで連続通紙した場合の加熱ローラ表面温度の推移
を示す。
【0079】図22中に示したように、通紙部は温度検
知素子72により加熱ローラ70表面が常に一定温度に
保たれているため、スループットにかかわらず200℃
一定であるのに対し、非通紙部の温度は記録材により熱
が奪われないために徐々に温度が上昇していく。非通紙
部の温度上昇はスループットが速いほうが大きく、スル
ープットが8ppmと遅くなるに従い非通紙部昇温は小
さくなる。これは、小サイズ紙の通紙により非通紙部に
蓄積された熱が記録材間で通紙部に移動し加熱ローラ7
0上の温度を均一化させようとする効果が、スループッ
トを落として通紙時間に対し相対的に記録材間を長くす
るほど促進されるためである。
【0080】スループット16ppmで定着を行った場
合、非通紙部温度(図22中の曲線(a))の上昇が速
く、通紙開始から8分後(連続通紙約128枚相当)に
はその温度が約240℃にまで達してしまい近傍の構成
部材を破損するおそれがでてくる。例えば加熱ローラ7
0の軸受74としてはPPS(ポリフェニレンサルファ
イド)系の樹脂ベースの材料を使用することが多く、そ
の場合の耐熱温度は230℃付近であるため、封筒など
の小サイズ紙を16ppmで連続通紙すると加熱ローラ
70の軸受74の耐熱温度を超えてしまい、軸受74が
破損するおそれがある。スループット8ppmの場合に
非通紙部温度(図22の曲線(b))は16ppmの場
合よりも温度上昇が緩やかで、通紙開始から14分後
(連続通紙約112枚相当)でもその到達温度は約21
5℃と小さいため、加熱ローラ70の軸受74を破損す
るおそれはない。
【0081】図23に、記録材長さと紙間の割合と、非
通紙部昇温△Tの関係を示す。非通紙部昇温△Tは、通
紙部/非通紙部の温度差を発生させる定着時間=通紙さ
れる記録材長さと、通紙部/非通紙部の温度差を緩和す
る非定着時間=記録材間の長さの関係で決まり、記録材
長さ対して記録材間を長くする(スループットを落と
す)場合と同様に、記録材間に対して記録材長さが長い
場合も非通紙部昇温△Tは小さくなる。そこで、本実施
の形態では後端検知センサ23などによる記録材長さの
検知結果より、記録材通紙幅により決定した給紙モード
に補正を加え、より効果的に非通紙部昇温を緩和させる
ようにしている。
【0082】なお、本実施の形態で示した熱ローラ方式
の定着装置6Aの温度制御は、装置が冷えた状態(朝一
状態)から装置立ち上げた場合には、装置立ち上げ直後
から15分間は定着性の確保のために200℃温調(朝
一温調)を行い、その後は加圧ローラ70が暖まって定
着性が安定するために175℃温調(通常温調)を行っ
ている。本実施の形態では装置立ち上げ時の定着ローラ
表面温度が50℃以下の場合は、立ち上げから15分間
朝一温調を行い、装置立ち上げ時の定着ローラ表面温度
が50℃以上の場合は装置立ち上げ直後から175℃の
通常温調を行う。通常温調時は定着温調が175℃と低
くスループットが16ppmのままで連続通紙を行って
も非通紙部の昇温が220℃を超えないため、装置立ち
上げ15分後以降はスループットを一律に16ppmと
した。
【0083】図24は本実施の形態を適用した画像形成
装置の定着シーケンス制御のブロック図である。なお、
前述と同様の構成のものについては、同様の符号を付し
てその説明は省略する。
【0084】印字動作開始の動作が送られてきた場合、
まずその時点でも温調が朝一温調か通常温調かの判断を
する。記録材が給紙部より給送される際に後端検知セン
サ23又はレジストセンサ25を記録材が通過する通過
時間から記録材サイズ検知を行い、結果をエンジンコン
トローラ部50のCPU51に送る。給紙カセット26
からの給紙の場合はカセットサイズ検知により記録材サ
イズ検知を行い同様に結果をCPU51に送る。次に、
転写時に転写電流検知手段62により転写電流の検知を
行い、結果をエンジンコントローラ部50のCPU51
に送る。
【0085】CPU51において前記記録材長さの検知
結果、転写電流の検知結果と転写電圧VT データより記
録材サイズを判断して記録材通紙幅と記録材長さよりス
ループットを決定し、給紙コントローラ52を介して給
紙駆動手段32により給紙間隔を制御して所望のスルー
プットで印字を行う。
【0086】図25に、本実施の形態の定着シーケンス
のフローチャートを示す。
【0087】プリント信号を受信後(S61)、定着温
調モード(S62)を判断する。通常温調の場合は給紙
を開始し(S63、S64、S65)、16ppmで印
字終了まで連続印字を行う(S66)。温調モードが朝
一温調の場合、給紙開始後(S67)、1枚目の記録材
サイズを後端検知センサ23等により検知し、記録材長
さを検知する(S68)。
【0088】次に、転写時の転写電流値を検知し(S6
9)、転写電圧VT より記録材通紙幅を判断する。転写
電流値がItr<Imin +(2/3)△Iの場合は大サイ
ズと判断し16ppmで2枚目以降の印字を印字終了ま
で行う(S66)。転写電流値がItr≧Imin +(2/
3)△Iの場合は小サイズと判断する。
【0089】記録材長さの検知結果より定形大サイズと
判断した場合(S70)、スループット16ppmの連
続印字で2枚目以降の印字を印字終了まで行う(S6
6)。また、このとき測定された転写電流値によりI
min を補正し、記録材通紙幅の検知精度を更に向上させ
る。
【0090】記録材長さの検知より定形小サイズ又は不
定形サイズと判断した場合、前記転写電流値の検知結果
より小サイズと判断した場合は記録材長さの検知結果よ
り記録材長さL1 <50では16ppm(S66)、5
0≦L1 <100では12ppm(S71)、L1 ≧1
00では8ppm(S72)のスループットで印字を開
始する。12ppm又は8ppmで印字を行った場合、
本体電源投入からの時間TONをチェックし(S73、S
74)、TON≧15分になったら16ppmにスループ
ットを変更する。また、TON<15分の場合には、それ
ぞれ12ppm、8ppmの連続印字に戻る。
【0091】以上説明したように、記録材長さによって
小サイズ紙の給紙モードに補正を加えることで、非通紙
部昇温をより正確に予測でき、よりきめ細やかな印字モ
ード設定を行うことができる。なお、本実施の形態では
給紙モードの変更方法としてスループットを切り換えた
が、非通紙部昇温の緩和方法はこれだけによらず、印字
を一時停止するなどとの組み合わせで行ってもよく、ホ
ストコンピュータからの印字枚数情報により印字モード
に補正を加えてもよい。
【0092】なお、前述及び上述の実施の形態1ないし
実施の形態5においては、それぞれ本発明に係る定着装
置として、フィルム加熱方式又は熱ローラ方式の一方の
方式について説明しているが、他方の方式についても同
様に適用して、同様の効果をあげられることができるの
はもちろんである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
加熱方式の定着装置により像担持体上の未定着トナー像
を定着させる画像形成装置において、 (1)記録材サイズの検知結果より、例えば、記録材長
さが一定長さ以上の不定形サイズ紙と判断した場合に
は、画像形成装置(自動的に)一時中断させることによ
り、非通紙部昇温を抑え、非通紙部昇温に起因する定着
装置の構成部材の破損等を防止することができる。 (2)記録材サイズの検知結果と連続画像形成枚数から
非通紙昇温を予測し、連続画像形成枚数が一定枚数以上
の場合はスループットを自動的に落とす、自動的に画像
形成を一時中断させることにより、非通紙部昇温を抑
え、非通紙部昇温に起因する定着装置の構成部材の破損
等を有効に防止することができる。 (3)記録材長さの検知結果と、転写電流をモニタする
等して求めた記録材通紙幅の検知結果から、定形サイズ
の小サイズ紙又は不定形サイズ小サイズ紙と判断した場
合にはスループットを自動的に落とす、自動的に画像形
成を一時中断するモードを設ける等して非通紙部昇温を
抑え、非通紙部昇温に起因する定着装置の構成部材の破
損等を有効に防止することができる。 (4)記録材長さの検知結果と、転写電流をモニタする
等して求めた記録材通紙幅の検知結果と、連続画像形成
枚数から非通紙部昇温を予測し、連続画像形成枚数が一
定枚数以上の場合にはスループットを自動的に落とす、
画像形成を自動的に一時中断するモードを設ける等して
非通紙部昇温を抑え、非通紙部昇温に起因する定着装置
の構成部材の破損等を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の概略構成を示す
図。
【図2】フィルム加熱方式の定着装置の概略構成を示す
縦断面図。
【図3】フィルム加熱方式の定着装置の長手方向の位置
関係を示す縦断面図。
【図4】(a)は通紙枚数と加圧ローラ表面温度との関
係を示す図。(b)は通紙枚数とフィルムガイドステイ
温度との関係を示す図。
【図5】(a)は通紙枚数と加圧ローラ表面の非通紙部
温度との関係を示す図。(b)は通紙枚数とフィルムガ
イドステイ温度との関係を示す図。
【図6】加熱後の放置時間とフィルムガイドステイ温度
との関係を示す図。
【図7】紙間(記録材間隔)の求め方を説明するための
図。
【図8】実施の形態1における画像形成装置の制御ブロ
ック図。
【図9】実施の形態1における画像形成装置の印字シー
ケンス制御を示すフローチャート。
【図10】実施の形態1における通紙枚数と、加圧ロー
ラ表面及びフィルムガイドステイの非通紙部温度との関
係を示す図。
【図11】実施の形態2における画像形成装置の制御ブ
ロック図。
【図12】実施の形態2における画像形成装置の印字シ
ーケンス制御を示すフローチャート。
【図13】実施の形態3における印字枚数と印字所要時
間との関係を示す図。
【図14】実施の形態3における画像形成装置の制御ブ
ロック図。
【図15】実施の形態3における画像形成装置の印字シ
ーケンス制御を示すフローチャート。
【図16】実施の形態4における定着装置の構成を示す
ブロック図。
【図17】実施の形態4のおける転写電圧と転写電流と
の関係を示す図。
【図18】実施の形態4における画像形成装置の制御ブ
ロック図。
【図19】実施の形態4における画像形成装置の印字シ
ーケンス制御を示すフローチャート。
【図20】実施の形態5における定着装置の構成を示す
縦断面図。
【図21】実施の形態5における定着装置の長手方向の
位置関係を示す正面図。
【図22】実施の形態5における通紙開始からの時間と
ローラ表面温度との関係を示す図。
【図23】実施の形態5のおける記録材長さと非通紙部
昇温との関係を示す図。
【図24】実施の形態5における画像形成装置の制御ブ
ロック図。
【図25】実施の形態5における画像形成装置の印字シ
ーケンス制御を示すフローチャート。
【図26】主な定形紙の記録材サイズを示す図。
【図27】実施の形態2における印字所要時間を示す
図。
【図28】実施の形態3のおける印字枚数とスループッ
トとの関係を示す図。
【図29】実施の形態3において給紙モードを変更した
ときの印字所要時間を示す図。
【符号の説明】
1 像担持体(感光ドラム) 2 帯電手段(帯電ローラ) 3 露光手段 4 現像手段(現像器) 5 転写手段(転写部材、転写ローラ) 6、6A 定着装置 7 クリーナ 10 定着フィルム 11 加圧部材(加圧ローラ) 12 加熱部材(セラミックヒータ) 13 フィルムガイドステイ 14、72 温度検知素子 23 長さ検知手段(後端検知センサ) 25 長さ検知手段(後端検知センサ) 26 長さ検知手段(給紙カセット) 51 カウント手段、画像形成中断手段、供給間
隔変更手段(CPU) 62 通紙幅検知手段 70 加熱部材(加熱ローラ) 71 加圧部材(加圧ローラ) N 定着ニップ部 P 記録材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着
    ニップ部を形成し、該定着ニップ部に、トナー像を担持
    した記録材を挿通することにより、前記トナー像を加熱
    加圧して前記記録材表面に定着させる定着装置を備えた
    画像形成装置において、 前記記録材の搬送方向長さを検知する長さ検知手段と、 前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段
    と、 画像形成を中断させる画像形成中断手段と、を備え、 該画像形成中断手段は、 前記長さ検知手段が不定形サイズを検知し、かつ前記カ
    ウント手段が所定の連続画像形成枚数を検知したとき
    に、画像形成を一時中断させる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着
    ニップ部を形成し、該定着ニップ部に、トナー像を担持
    した記録材を挿通することにより、前記トナー像を加熱
    加圧して前記記録材表面に定着させる定着装置を備えた
    画像形成装置において、 前記記録材の搬送方向長さを検知する長さ検知手段と、 前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段
    と、 前記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、
    を備え、 該供給間隔変更手段は、 前記長さ検知手段が不定形サイズを検知し、かつ前記カ
    ウント手段が所定の連続画像形成枚数を検知したとき
    に、前記記録材の供給間隔を変更する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着
    ニップ部を形成し、該定着ニップ部に、トナー像を担持
    した記録材を挿通することにより、前記トナー像を加熱
    加圧して前記記録材表面に定着させる定着装置を備えた
    画像形成装置において、 前記記録材の搬送方向長さを検知する長さ検知手段と、 前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段
    と、 画像形成を中断させる画像形成中断手段と、 前記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、 複数枚の連続画像形成が指示された場合、前記長さ検知
    手段が小サイズの記録材又は不定形サイズの記録材を検
    知したときに、前記カウント手段が所定の連続画像形成
    枚数の検知後に前記画像形成中断手段によって画像形成
    を一時中断する第1のモード、前記供給間隔変更手段に
    よって前記記録材の供給間隔を変更する第2のモード、
    これら第1のモードと第2のモードとを適宜に組み合わ
    せた第3のモードを有する記録材供給モードのうちから
    いずれかのモードを決定する制御手段と、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記長さ検知手段が検知する記録材の長
    さに応じて、前記記録材供給モードに補正を加える、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、 該像担持体に接触配置された転写部材に印加する電圧を
    定電圧制御して前記像担持体上のトナー像を記録材に転
    写する転写手段と、 加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を形成
    し、該定着ニップ部に、トナー像を担持した記録材を挿
    通することにより、前記トナー像を加熱加圧して前記記
    録材表面に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記トナー像転写時の定電圧制御に基づく電流によって
    前記記録材の通紙幅を検知する通紙幅検知手段と、 前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段
    と、 画像形成を中断させる画像形成中断手段と、を備え、 該画像形成中断手段は、 前記長さ検知手段が不定形サイズを検知し、かつ前記カ
    ウント手段が所定の連続画像形成枚数を検知したとき
    に、画像形成を一時中断させる、 ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、 該像担持体に接触配置された転写部材に印加する電圧を
    定電圧制御して前記像担持体上のトナー像を記録材に転
    写する転写手段と、 加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を形成
    し、該定着ニップ部に、トナー像を担持した記録材を挿
    通することにより、前記トナー像を加熱加圧して前記記
    録材表面に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記トナー像転写時の定電圧制御に基づく電流によって
    前記記録材の通紙幅を検知する通紙幅検知手段と、 前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段
    と、 画像形成を中断させる画像形成中断手段と、を備え、 前記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、
    を備え、 該供給間隔変更手段は、 前記通紙幅検知手段が不定形サイズを検知し、かつ前記
    カウント手段が所定の連続画像形成枚数を検知したとき
    に、前記記録材の供給間隔を変更する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 表面にトナー像が形成される像担持体
    と、 該像担持体に接触配置された転写部材に印加する電圧を
    定電圧制御して前記像担持体上のトナー像を記録材に転
    写する転写手段と、 加熱部材と加圧部材とを圧接させて定着ニップ部を形成
    し、該定着ニップ部に、トナー像を担持した記録材を挿
    通することにより、前記トナー像を加熱加圧して前記記
    録材表面に定着させる定着装置を備えた画像形成装置に
    おいて、 前記トナー像転写時の定電圧制御に基づく電流によって
    前記記録材の通紙幅を検知する通紙幅検知手段と、 前記記録材の連続画像形成枚数を検知するカウント手段
    と、 画像形成を中断させる画像形成中断手段と、 前記記録材の供給間隔を変更する供給間隔変更手段と、 複数枚の連続画像形成が指示された場合、前記通紙幅検
    知手段が小サイズの記録材又は不定形サイズの記録材を
    検知したときに、前記カウント手段が所定の連続画像形
    成枚数の検知後に前記画像形成中断手段によって画像形
    成を一時中断する第1のモード、前記供給間隔変更手段
    によって前記記録材の供給間隔を変更する第2のモー
    ド、これら第1のモードと第2のモードとを適宜に組み
    合わせた第3のモードを有する記録材供給モードのうち
    からいずれかのモードを決定する制御手段と、を備え
    る、 ことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記通紙幅検知手段が検知する記録材の
    通紙幅に応じて、前記記録材供給モードに補正を加え
    る、ことを特徴とする請求項7記載の画像形成装置。
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