JPH1020726A - コピー紙の再生方法及びその装置 - Google Patents

コピー紙の再生方法及びその装置

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JPH1020726A
JPH1020726A JP16901096A JP16901096A JPH1020726A JP H1020726 A JPH1020726 A JP H1020726A JP 16901096 A JP16901096 A JP 16901096A JP 16901096 A JP16901096 A JP 16901096A JP H1020726 A JPH1020726 A JP H1020726A
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JP
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paper
solvent
resin
soluble solvent
copy paper
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JP16901096A
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Osamu Tawara
修 田原
Yoshio Yokogawa
芳夫 横川
Yoshihiro Hashimoto
喜裕 橋本
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー紙の再生の際に使われる複写用トナー
溶解除去用の溶剤の揮発ロスを解消するとともに、溶剤
飛散による環境破壊を阻止する。 【解決手段】 この発明の方法および装置によるコピー
紙の再生では、電子コピーされた用紙Pの表面に付着し
た複写用トナーを樹脂溶解性溶剤により溶解除去するに
あたり、グリコールエーテル類、又は、有機ハロゲン化
物にグリコールエーテル類を添加したものを樹脂溶解性
溶剤として溶剤槽4に入れ、超音波発生部6で溶剤に超
音波を与えて振動させた状態で、用紙移送手用移送機構
5により再生対象の用紙Pを溶剤中を通るようにして移
送する構成を特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子コピーされ
た用紙の表面に付着した複写用トナーを樹脂溶解性溶剤
により溶解除去してコピー紙を再生する方法および装置
に関し、特に、複写用トナーを溶解除去するための樹脂
溶解性溶剤による環境破壊を阻止するとともに、樹脂溶
解性溶剤の揮発によるロスを解消するための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、省資源の立場から電子コピーされ
た用紙を再生利用するための方法が提案されている(例
えば、特開平4−104259号,特開平4−1184
99号,特開平4−118500号,特開平4−300
395号,特開平5−61246号,特開平5−297
766号)。これらの方法は、樹脂溶解性溶剤により電
子コピーされた用紙の表面に付着した複写用トナーを溶
解除去して用紙を再生させるというものである。電子コ
ピーに使われる複写用トナーは、カーボンブラックなど
の顔料と紙への固着用の熱可塑性樹脂などで構成されて
いる。この熱可塑性樹脂は、ポリエチレン、ポリスチレ
ンなどの樹脂であるので、樹脂溶解性溶剤としては、有
機ハロゲン化物が適当とされる。有機ハロゲン化物の中
でも、トリクロルエチレンやトリクロロエタンは、複写
用トナーを迅速に溶解させる能力(溶解瞬発力)に優れ
ているため、より適当ともされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
トリクロルエチレンやトリクロロエタンは、下記のよう
な問題を抱えている。ひとつは、トリクロルエチレンや
トリクロロエタンは使用時のロスが非常に大きいことで
ある。トリクロルエチレンやトリクロロエタンは、揮発
性が強くて多大な蒸発ロスを伴うのである。使用時の過
大なロスは、ランニングコストの上昇を誘発するため、
リサイクル処理には致命的な問題である。
【0004】もう一つは、揮発飛散したトリクロルエチ
レンやトリクロロエタンが、環境破壊の原因となること
である。トリクロルエチレンやトリクロロエタンは発癌
原因物質である可能性が高く、生物界を汚染してしまう
恐れがあり、使用が禁止される動向にある。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑み、樹脂溶解
性溶剤の揮発ロスを解消すると同時に、樹脂溶解性溶剤
による環境破壊を阻止しながら、コピー紙を速やかに再
生することのできるコピー紙の再生方法及びその装置を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は次のような構成を採る。すなわち、請求
項1に記載の発明は、電子コピーされた用紙の表面に付
着した複写用トナーを樹脂溶解性溶剤により溶解除去し
て用紙の再生を行うコピー紙の再生方法において、前記
樹脂溶解性溶剤としてグリコールエーテル類を用いると
いうものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、電子コピ
ーされた用紙の表面に付着した複写用トナーを樹脂溶解
性溶剤により溶解除去して用紙の再生を行うコピー紙の
再生方法において、前記樹脂溶解性溶剤として有機ハロ
ゲン化物にグリコールエーテル類を添加してなる溶剤を
用いるというものである。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、電子コピ
ーされた用紙の表面に付着した複写用トナーを、グリコ
ールエーテル類を含む樹脂溶解性溶剤により溶解除去し
て用紙の再生を行うコピー紙の再生装置であって、複写
用トナーを溶解除去するために前記樹脂溶解性溶剤を収
容する溶剤槽と、前記溶剤槽に収容された樹脂溶解性溶
剤中を通るようにして電子コピーされた再生対象の用紙
を移送する用紙移送手段と、前記溶剤槽に収容された樹
脂溶解性溶剤に対して超音波を与える超音波発生手段と
を備えているというものである。
【0009】
【作用】この発明によるコピー紙の再生の際の作用は、
次のとおりである。請求項1に記載のコピー紙の再生方
法の場合、樹脂溶解性溶剤(以下、適宜「溶剤」と略
記)であるグリコールエーテル類が電子コピーされた再
生対象の用紙の表面に付着した複写用トナーの固着用樹
脂を溶解することにより、複写用トナーが除かれて、用
紙の複写面が元に復し、コピー紙の再生がなされる。こ
のグリコールエーテル類は、複写用トナーに対し相当の
溶解除去作用を発揮するのに加え、無害溶剤であり、ま
た、揮発性も非常に低い。
【0010】請求項2に記載のコピー紙の再生方法の場
合、電子コピーされた再生対象の用紙の表面に付着した
複写用トナーの固着用樹脂を、主として有機ハロゲン化
物が溶解することにより、複写用トナーが除かれて、用
紙の複写面が元に復し、コピー紙の再生がなされる。有
機ハロゲン化物が複写用トナーを迅速に溶解除去するこ
とにより、コピー紙の再生がなされる。そして、有機ハ
ロゲン化物に添加されたグリコールエーテル類は、それ
自体が揮発性が低い上、有機ハロゲン化物に比べて比重
が軽くて、有機ハロゲン化物より上に位置して(被覆上
層を形成して)、環境に有害な有機ハロゲン化物の蒸発
飛散を阻止する働きをする。また、グリコールエーテル
類自体も、複写用トナーの固着用樹脂を溶解する作用が
あるため、グリコールエーテル類の添加がコピー紙の再
生を妨げる恐れはない。
【0011】請求項3に記載のコピー紙の再生装置の場
合、複写用トナー溶解除去用の樹脂溶解性溶剤として、
グリコールエーテル類を含む溶剤を、溶剤槽に収容する
とともに超音波発生手段により溶剤槽に収容された樹脂
溶解性溶剤に超音波を与えておいて、用紙移送手段によ
り電子コピーされた再生対象の用紙を樹脂溶解性溶剤中
を潜らせながら移送すると、移送中に電子コピーされた
用紙の表面に付着した複写用トナーの固着用樹脂を溶剤
が迅速に溶解して複写用トナーを除去しコピー紙を再生
する。また、再生処理中、この時、超音波が与えられた
樹脂溶解性溶剤は細かく振動して、溶剤による固着用樹
脂の溶解を促進する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る方法および
装置の一実施例を図面を参照しながら説明する。図1
は、実施例のコピー紙の再生装置の全体構成をあらわす
概略図である。また、この実施例では、この発明の方法
のうち樹脂溶解性溶剤としてグリコールエーテル類を用
いるコピー紙の再生方法の一例を図1の装置により行っ
てコピー紙を再生するようにしている。
【0013】図1に示したコピー紙の再生装置の構成に
ついて述べる。実施例のコピー紙の再生装置1では、複
写用トナーの表面に固着した固着用樹脂を溶解除去する
複写用トナー溶解除去部2と、複写用トナー溶解除去後
の用紙を乾燥する用紙乾燥部3とが直列に配設されてい
るが、以下、両部の構成を詳述する。
【0014】複写用トナー溶解除去部2は、樹脂溶解性
溶剤を収容する溶剤槽4と、前記溶剤槽に収容された樹
脂溶解性溶剤の中を通るようにして電子コピーされた再
生対象の用紙を移送する用紙移送機構(用紙移送手段)
5と、溶剤槽4に収容された樹脂溶解性溶剤に対して超
音波を与える超音波発生部(超音波発生手段)6と、樹
脂溶解性溶剤の温度を適温に保つ温度制御部7を備えて
いる。
【0015】用紙移送機構(用紙移送手段)5は、図1
に示すように、溶剤槽4の中に配設された6個の送りロ
ーラ5A〜5Fおよび各ローラ5A〜5F間に掛け渡さ
れたフッソ系樹脂製のエンドレスベルト5a〜5dから
なる。送りローラ5Aだけは駆動モータMにより矢印で
示す向きに回転駆動される駆動ローラであるが、その他
の送りローラ5B〜5Fは歯車(図示省略)やエンドレ
スベルトを介して駆動ローラから回転力が伝達されて矢
印で示す向きに連動回転する従動ローラであり、ローラ
の駆動系は簡潔な構成となっている。
【0016】入口ガイド9から送り込まれる再生対象の
用紙Pは、先ずエンドレスベルト5a,5cに挟まれて
溶剤中を溶剤槽4の真ん中まで送られた後、続いて、エ
ンドレスベルト5b,5dに挟まれて溶剤槽4の出口ガ
イド10へと移送されるのであるが、エンドレスベルト
5a〜5dは、図2に示すように、いずれも幅狭のもの
複数本が、それぞれ一定の間隔をもって平行に走る。各
エンドレスベルト5aと次のエンドレスベルト5bは走
行ラインが幅方向にずれている。また、エンドレスベル
ト5a,5bと上方を走るエンドレスベルト5c,5d
の間でも、それぞれ上下の走行ラインが幅方向にずれて
おり、再生対象の用紙Pの表面が搬送中に必ず直に溶剤
と接触できる構成となっている。
【0017】超音波発生部(超音波発生手段)6は、溶
剤槽4の中に設置された超音波発振子6Aと溶剤槽4の
外に設置された発振駆動部6Bとからなり、複写用トナ
ーの溶解除去の際、発振駆動部6Bが超音波発振子6A
を発振させて溶剤に細かな振動を起こさせる。なお、溶
剤槽4の内側面にも超音波発振子6Aを設置するように
してもよい。また、温度制御部7は、溶剤槽4の中に設
置されたヒータ6Aと溶剤槽4の外に設置されたヒータ
駆動部7Bとからなり、複写用トナーの溶解除去の際、
ヒータ振駆動部7Bがヒータ7Aを発熱させて溶剤を適
温に昇温維持する。
【0018】さらに、複写用トナー溶解除去部2は、樹
脂溶解性溶剤を浄化する溶剤浄化機構8を備えている。
溶剤浄化機構8は、溶剤槽4の中の樹脂溶解性溶剤の循
環流路8Aと循環流路8Aの途中に配設されたバッグ式
のフィルタ部8Bおよび送液ポンプ8Cとからなる。溶
剤が用紙から除去された複写用トナーで汚れてきたら
(あるいは常時)、送液ポンプ8Cを始動させる。送液
ポンプ8Cが稼働を始めると、樹脂溶解性溶剤は、溶剤
槽4から循環流路8Aへ入り、フィルタ部8Bで複写用
トナーが濾過除去された後、再び溶剤槽4へ戻る結果、
溶剤が浄化されることになる。バッグ式のフィルタ部8
Bの場合、バッグ8Dの交換だけでフィルタを簡単に更
新できるので非常に便利である。
【0019】一方、用紙乾燥部3は、筐体内に送りロー
ラ11とブロア12を備えていて、出口ガイド10を経
て送り込まれる用紙Pを送りローラ11が水平移送する
一方、走行中の用紙Pはブロア12より熱風が吹きつけ
られて乾燥される。乾燥した用紙Pは収納箱13に収め
られて1枚の用紙Pに対する再生処理が終了することに
なる。なお、用紙乾燥部3では、送りローラ11の間に
金網14が張られていて、用紙Pが走行中に落下しない
ようにもなっている。
【0020】続いて、以上に説明したコピー紙の再生装
置1によるコピー紙の再生処理について説明する。この
実施例では、グリコールエーテル類のひとつであるジエ
チレングリコールの末端基にアルキル基を付与した化合
物を1〜15体積%の範囲で含む水溶液状としたものを
樹脂溶解性溶剤として溶剤槽4に入れた。この溶液は、
pH7.0,粘度(40°C)約1.7センチポイズ,
凝固点約−40°C,色相10(バーゼン),外観は無
色透明である。グリコールエーテル類の量が1体積%を
下回ると複写用トナーに対する溶解作用が不足する傾向
がみられる。グリコールエーテル類の量が15体積%を
上回ると複写用トナーに対する溶解作用が余り変わらな
いのにもかかわらず、溶剤槽4を満たすの必要となるグ
リコールエーテル類の量だけが増えてコスト高になるな
どの傾向が出てくる。なお、グリコールエーテル類は、
複写用トナーを溶解する速度は有機ハロゲン化物よりも
劣るが、環境に対して無害・安全であり、樹脂溶解能力
(単位体積当たりの複写用トナーの溶解量)も有機ハロ
ゲン化物よりも数倍上である。
【0021】そして、超音波発振子6Aを発振させて溶
剤槽4の中の溶剤を細かく振動させるとともに、溶剤を
40〜60°Cに昇温させた状態で、電子コピーされた
A4版用紙を用紙移送機構5で移送してみたところ、約
5〜6分で複写用トナーが溶解除去されてコピー紙を再
生させることが出来た。勿論、溶剤の揮発は殆ど見られ
なかった。
【0022】次に、この発明に係る方法および装置の他
の実施例を図面を参照しながら説明する。図3は、他の
実施例のコピー紙の再生装置の全体構成をあらわす概略
図である。また、この実施例では、この発明の方法のう
ち樹脂溶解性溶剤として有機ハロゲン化物にグリコール
エーテル類を添加してなる溶剤を用いるコピー紙の再生
方法の一例を図3の装置により行ってコピー紙を再生す
るようにしている。
【0023】図3に示す実施例のコピー紙の再生装置2
1は、複写用トナーの表面に固着した固着用樹脂を溶解
除去する複写用トナー溶解除去部22における用紙移送
機構23の構成の他は、先の実施例の装置と同じ構成で
あるため、用紙移送機構23についてだけ説明し、それ
以外の説明は省略する。
【0024】用紙移送機構23は、図3に示すように、
溶剤槽4の中に配設された1個の大きな送りローラ23
Aと、送りローラ23Aの周囲に沿って配設された3個
の小さな送りローラ23B〜23Dと送りローラ23B
〜23Dの間に配設された網状ガイド23a,23bと
からなる。送りローラ23Aだけは駆動モータMにより
矢印で示す向きに回転駆動される駆動ローラであるが、
その他の送りローラ23B〜23Dは歯車(図示省略)
などを介して駆動ローラから回転力が伝達されて矢印で
示す向きに回転回転する従動ローラであり、ローラの駆
動系は、やはり簡潔な構成となっている。
【0025】入口ガイド25から送り込まれる電子コピ
ーされた用紙Pは、ローラ23Aと網状ガイド23aの
間に沿って溶剤中を溶剤槽4の真ん中まで送られた後、
続いて、ローラ23Aと網状ガイド23bの間に沿って
溶剤槽4の出口ガイド26へと移送された後、用紙乾燥
部3に入ってゆく構成となっている。
【0026】続いて、以上に説明したコピー紙の再生装
置21によるコピー紙の再生処理について説明する。こ
の他の実施例では、有機ハロゲン化物のひとつであるジ
クロロメタンにグリコールエーテル類を添加してなる溶
剤を樹脂溶解性溶剤として溶剤槽4に入れた。ジクロロ
メタンは有機ハロゲン化物の中でも毒性が比較的低いも
のとして知られており、この発明の方法で使用するのに
適している。グリコールエーテル類としては、ジエチレ
ングリコールの末端基にアルキル基を付与したものが例
示される。有機ハロゲン化物は溶解瞬発力が大きくて乾
燥時間も短くて済む上、添加された無害・安全で揮発性
の低いグリコールエーテル類が有機ハロゲン化物より比
重が低くて上層となって、有機ハロゲン化物の揮発を抑
制してもくれる。
【0027】また、有機ハロゲン化物に対するグリコー
ルエーテル類の添加割合は、通常、前者99〜90体積
%に対して、後者1〜10体積%の割合(合計100体
積%)である。グリコールエーテル類の添加割合が1体
積%未満では、有機ハロゲン化物の蒸発防止作用が不足
する傾向が見られる。グリコールエーテル類の添加割合
が10体積%を上回ると有機ハロゲン化物の特徴である
溶解瞬発力(溶解速度)が十分に発揮されなくなる傾向
が見られる。
【0028】そして、超音波発振子6Aを発振させて溶
剤槽4の中の溶剤を細かく振動させた状態で、電子コピ
ーされたA4版用紙Pを用紙移送機構22で移送してみ
たところ、約1分で複写用トナーが溶解除去されてコピ
ー紙を再生させることが出来た。また、ジクロロメタン
の揮発量も僅かで実質的に溶剤のロスはないと言っても
よい。
【0029】なお、次表に、上記ふたつの実施例で用い
た溶剤の特性と、有機ハロゲン化物単独の従来溶剤の特
性とを比較できるようテーブルの形で示した。表1に示
すとおり、この発明の溶剤は、安全性と不揮発性の特性
が従来の溶剤に比べて非常に優れていることが一目で分
かる。
【0030】
【表1】
【0031】この発明は、上記実施例に限られるもので
はなく、例えば、以下のように変形実施することが可能
である。 (1)上記実施例のコピー紙の再生装置1,21は、用
紙乾燥部3を備えていたが、用紙乾燥部3を備えていな
い構成の装置を変形実施例として挙げることができる
し、また温度制御部7を備えていない構成の装置も変形
実施例として挙げられる。
【0032】(2)上記実施例では、コピー紙の再生装
置1によるコピー紙の再生の際、グリコールエーテル類
を樹脂溶解性溶剤として用いたが、コピー紙の再生装置
1によるコピー紙の再生において、有機ハロゲン化物に
グリコールエーテル類を添加してなる溶剤を用いてもよ
いことは言うまでもない。
【0033】(3)上記の他の実施例では、コピー紙の
再生装置21によるコピー紙の再生の際、有機ハロゲン
化物にグリコールエーテル類を添加してなる溶剤を樹脂
溶解性溶剤として用いたが、コピー紙の再生装置21に
よるコピー紙の再生において、グリコールエーテル類を
樹脂溶解性溶剤として用いてもよいことも言うまでもな
い。
【0034】(4)上記の実施例では、グリコールエー
テル類として、ジエチレングリコールの末端基にアルキ
ル基を付与したものを用いたが、ポリエチレングリコー
ルなどの他のグリコールエーテル類が使われてもよい
し、また、有機ハロゲン化物として、ジクロロメタンを
用いたが、他の有機ハロゲン化物が使われてもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明に係る請求項1のコピー紙の再
生方法によれば、グリコールエーテル類が複写用トナー
の固着用樹脂に対し相応の溶解性を示すことから、速や
かにコピー紙の再生が行える上、グリコールエーテル類
は無害・安全である上に揮発性が低いことから、環境破
壊を引き起こす心配がなく、しかも、溶剤のロスが少な
くてランニングコストの上昇も抑えられる。
【0036】この発明に係る請求項2のコピー紙の再生
方法によれば、有機ハロゲン化物が複写用トナーの固着
用樹脂に対し十分な溶解性を示すことから、速やかにコ
ピー紙の再生が行える上、グリコールエーテル類の添加
により有機ハロゲン化物の揮発を押さえることから、環
境破壊を引き起こす心配がなく、しかも、溶剤のロスが
少なくてランニングコストの上昇も抑えられる。
【0037】この発明に係る請求項3のコピー紙の再生
装置によれば、上記のコピー紙の再生方法を好適に実施
できる上、超音波発生手段が溶剤を細かく振動させて複
写用トナーの固着用樹脂の溶解を促進するため、コピー
紙の再生をより速やかに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のコピー紙の再生装置の全体構成をあら
わす概略図である。
【図2】実施例装置における送りローラとエンドレスベ
ルトを示す平面図である。
【図3】他の実施例のコピー紙の再生装置の全体構成を
あらわす概略図である。
【符号の説明】
1,21…コピー紙の再生装置 2,22…複写用トナー溶解除去部 4 …溶剤槽 5,23…用紙移送機構 6 …超音波発生部 6A …超音波発振子 6B …発振駆動部 P …電子コピーされた再生対象の用紙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子コピーされた用紙の表面に付着した
    複写用トナーを樹脂溶解性溶剤により溶解除去して用紙
    の再生を行うコピー紙の再生方法において、前記樹脂溶
    解性溶剤としてグリコールエーテル類を用いることを特
    徴とするコピー紙の再生方法。
  2. 【請求項2】 電子コピーされた用紙の表面に付着した
    複写用トナーを樹脂溶解性溶剤により溶解除去して用紙
    の再生を行うコピー紙の再生方法において、前記樹脂溶
    解性溶剤として有機ハロゲン化物にグリコールエーテル
    類を添加してなる溶剤を用いることを特徴とするコピー
    紙の再生方法。
  3. 【請求項3】 電子コピーされた用紙の表面に付着した
    複写用トナーを、グリコールエーテル類を含む樹脂溶解
    性溶剤により溶解除去して用紙の再生を行うコピー紙の
    再生装置であって、複写用トナーを溶解除去するために
    前記樹脂溶解性溶剤を収容する溶剤槽と、前記溶剤槽に
    収容された樹脂溶解性溶剤中を通るようにして電子コピ
    ーされた再生対象の用紙を移送する用紙移送手段と、前
    記溶剤槽に収容された樹脂溶解性溶剤に対して超音波を
    与える超音波発生手段とを備えることを特徴とするコピ
    ー紙の再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1162518A3 (en) * 2000-06-09 2005-12-21 Minolta Co., Ltd. Sheet regenerating apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1162518A3 (en) * 2000-06-09 2005-12-21 Minolta Co., Ltd. Sheet regenerating apparatus

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