JPH10207363A - 素数生成装置及び方法 - Google Patents
素数生成装置及び方法Info
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- JPH10207363A JPH10207363A JP1396397A JP1396397A JPH10207363A JP H10207363 A JPH10207363 A JP H10207363A JP 1396397 A JP1396397 A JP 1396397A JP 1396397 A JP1396397 A JP 1396397A JP H10207363 A JPH10207363 A JP H10207363A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 P−1素因数分解法にもP+1素因数分解法
にも強い素数を生成する素数生成装置及び方法を得るこ
とを課題とする。 【解決手段】 素数r記憶手段2に記憶された素数rを
用いて所定の演算を行い、P−1素因数分解法に強い素
数Pを生成する素数P生成手段3と、この素数P生成手
段3により生成された素数Pを記憶する素数P記憶手段
4と、この素数P記憶手段4に記憶された素数Pを取り
出し、この素数PがP+1素因数分解法に強いか否かを
判定する判定手段5と、この判定手段5によりP+1素
因数分解法に強いと判定された素数Pを出力する出力手
段6とを備えたものである。
にも強い素数を生成する素数生成装置及び方法を得るこ
とを課題とする。 【解決手段】 素数r記憶手段2に記憶された素数rを
用いて所定の演算を行い、P−1素因数分解法に強い素
数Pを生成する素数P生成手段3と、この素数P生成手
段3により生成された素数Pを記憶する素数P記憶手段
4と、この素数P記憶手段4に記憶された素数Pを取り
出し、この素数PがP+1素因数分解法に強いか否かを
判定する判定手段5と、この判定手段5によりP+1素
因数分解法に強いと判定された素数Pを出力する出力手
段6とを備えたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、P−1素因数分解
法にもP+1素因数分解法にも強い素数を生成する素数
生成装置及び方法に関するものであり、本発明の素数生
成装置及び方法は、例えば公開鍵暗号の鍵を生成するた
めに利用することができる。
法にもP+1素因数分解法にも強い素数を生成する素数
生成装置及び方法に関するものであり、本発明の素数生
成装置及び方法は、例えば公開鍵暗号の鍵を生成するた
めに利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来の素数生成方法について説明する。
従来の素数生成方法には、暗号化電子メールソフトウエ
アであるPGP(Pretty Good Priva
cy)で用いられている素数生成方法がある。PGP
は、公開鍵暗号としてRSAを、秘密鍵暗号としてID
EAを用い、電子メールを暗号化して送るソフトウエア
であり、PGPの全ソースプログラムは、PhiLip R. Zi
mmermann著“PGP Source Code and Internals”(The M
IT Press、1995年発行)に記載されている。PGP
では、生成した素数をRSA暗号の鍵を生成するために
使用している。
従来の素数生成方法には、暗号化電子メールソフトウエ
アであるPGP(Pretty Good Priva
cy)で用いられている素数生成方法がある。PGP
は、公開鍵暗号としてRSAを、秘密鍵暗号としてID
EAを用い、電子メールを暗号化して送るソフトウエア
であり、PGPの全ソースプログラムは、PhiLip R. Zi
mmermann著“PGP Source Code and Internals”(The M
IT Press、1995年発行)に記載されている。PGP
では、生成した素数をRSA暗号の鍵を生成するために
使用している。
【0003】図3は、PGPで用いられている素数生成
方法のフローチャートである。図において、ステップS
201は素数生成の開始、ステップS202は素数rを
生成する処理、ステップS203は変数iを1に初期化
する処理、ステップS204は目的の素数Pの候補をP
=2ir+1として計算する処理、ステップS205は
ステップS204において計算されたPが素数であるか
否を判定する処理、ステップS206はステップS20
5においてPが素数でないと判定された場合にi=i+
1とする処理、ステップS207はステップS206に
おいて計算されたiが10000を超えているか否かを
判定する処理、ステップS208は素数Pを出力する処
理、ステップS209は処理の終了である。
方法のフローチャートである。図において、ステップS
201は素数生成の開始、ステップS202は素数rを
生成する処理、ステップS203は変数iを1に初期化
する処理、ステップS204は目的の素数Pの候補をP
=2ir+1として計算する処理、ステップS205は
ステップS204において計算されたPが素数であるか
否を判定する処理、ステップS206はステップS20
5においてPが素数でないと判定された場合にi=i+
1とする処理、ステップS207はステップS206に
おいて計算されたiが10000を超えているか否かを
判定する処理、ステップS208は素数Pを出力する処
理、ステップS209は処理の終了である。
【0004】次に図3のフローチャートに基づいて、動
作を詳細に説明する。生成する素数Pは256ビットの
場合を説明する。まずステップS202において、約2
56ビットの素数rを生成する。素数rの生成方法は、
例えば、まず素数rの候補として約256ビットの乱数
を生成し、生成された乱数をラビン法などの素数判定法
により素数であるか否かを判定する。生成された乱数が
素数であると判定されればステップS202の処理は終
了し、素数でないと判定されれば再び素数rの候補とし
て乱数を生成する。
作を詳細に説明する。生成する素数Pは256ビットの
場合を説明する。まずステップS202において、約2
56ビットの素数rを生成する。素数rの生成方法は、
例えば、まず素数rの候補として約256ビットの乱数
を生成し、生成された乱数をラビン法などの素数判定法
により素数であるか否かを判定する。生成された乱数が
素数であると判定されればステップS202の処理は終
了し、素数でないと判定されれば再び素数rの候補とし
て乱数を生成する。
【0005】次に、ステップS203において、変数i
を1に初期化し、ステップS204において、素数rと
変数iをもとにP=2ir+1を計算する。ステップS
204において計算されたPを、ステップS205にお
いて素数であるか否かを判定する。Pが素数であると判
定されれば、ステップS208で素数Pを出力し、ステ
ップS209で処理を終了する。Pが素数でないと判定
されれば、ステップS206の処理へ進み、ステップS
206において変数iの値に1を加算する。ステップS
207では、ステップS206において計算された変数
iの値が10000を超えているか否かを判定する。こ
の判定の目的は、生成したい素数Pは256ビットであ
り、またPはP=2ir+1としているため、変数iが
大きすぎると、素数Pが256ビットを超えてしまうか
らである。PGPでは、変数iの上限値は10000と
なっている。ステップS207において変数iが100
00を超えていないと判定された場合は、ステップS2
04において再びP=2ir+1を計算する。ステップ
S207において変数iが10000を超えていると判
定された場合は、ステップS202において再び素数r
を生成する。
を1に初期化し、ステップS204において、素数rと
変数iをもとにP=2ir+1を計算する。ステップS
204において計算されたPを、ステップS205にお
いて素数であるか否かを判定する。Pが素数であると判
定されれば、ステップS208で素数Pを出力し、ステ
ップS209で処理を終了する。Pが素数でないと判定
されれば、ステップS206の処理へ進み、ステップS
206において変数iの値に1を加算する。ステップS
207では、ステップS206において計算された変数
iの値が10000を超えているか否かを判定する。こ
の判定の目的は、生成したい素数Pは256ビットであ
り、またPはP=2ir+1としているため、変数iが
大きすぎると、素数Pが256ビットを超えてしまうか
らである。PGPでは、変数iの上限値は10000と
なっている。ステップS207において変数iが100
00を超えていないと判定された場合は、ステップS2
04において再びP=2ir+1を計算する。ステップ
S207において変数iが10000を超えていると判
定された場合は、ステップS202において再び素数r
を生成する。
【0006】以上のような素数生成方法で生成された2
56ビットの素数Pは、P−1の素因数に、素数Pとほ
ぼ同じビット数の素数rを有することが保証される。即
ち、生成された素数Pは、P−1素因数分解法に強いと
いう特徴を有する。P−1素因数分解法は、P−1の因
数が小さい素数ばかりで構成されている場合に有効な素
因数分解法で、公知の方法であり、例えば和田秀男著、
「コンピュータと素因子分解」(遊星社、1987年1
0月20日発行、77〜94頁)に詳しく記載されてい
る。
56ビットの素数Pは、P−1の素因数に、素数Pとほ
ぼ同じビット数の素数rを有することが保証される。即
ち、生成された素数Pは、P−1素因数分解法に強いと
いう特徴を有する。P−1素因数分解法は、P−1の因
数が小さい素数ばかりで構成されている場合に有効な素
因数分解法で、公知の方法であり、例えば和田秀男著、
「コンピュータと素因子分解」(遊星社、1987年1
0月20日発行、77〜94頁)に詳しく記載されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の素数生成方法
は、上述のように構成されているため、P−1素因数分
解法に強い素数を生成した場合、P+1素因数分解法に
対する対策は施されておらず、生成された素数Pは、P
+1素因数分解法には弱いことがあり、素因数分解され
やすいという問題点があった。また、従来の素数生成方
法は、P−1素因数分解法とP+1素因数分解法の両方
に対して強い素数を生成できないという問題点があっ
た。さらに、従来の素数生成方法は、素因数分解に対す
る強さを目的に応じて可変にできないという問題点があ
った。
は、上述のように構成されているため、P−1素因数分
解法に強い素数を生成した場合、P+1素因数分解法に
対する対策は施されておらず、生成された素数Pは、P
+1素因数分解法には弱いことがあり、素因数分解され
やすいという問題点があった。また、従来の素数生成方
法は、P−1素因数分解法とP+1素因数分解法の両方
に対して強い素数を生成できないという問題点があっ
た。さらに、従来の素数生成方法は、素因数分解に対す
る強さを目的に応じて可変にできないという問題点があ
った。
【0008】本発明は、係る問題点を解決するためにな
されたもので、P−1素因数分解法にもP+1素因数分
解法にも強い素数を生成する素数生成装置及び方法を得
ることを目的とする。さらに、本発明は、素数Pの素因
数分解に対する強さを目的に応じて可変にできる素数生
成装置及び方法を得ることを目的とする。
されたもので、P−1素因数分解法にもP+1素因数分
解法にも強い素数を生成する素数生成装置及び方法を得
ることを目的とする。さらに、本発明は、素数Pの素因
数分解に対する強さを目的に応じて可変にできる素数生
成装置及び方法を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
素数生成装置は、第1の素数を記憶する第1の記憶手段
と、この第1の記憶手段に記憶された前記第1の素数を
用いて所定の演算を行い、P−1素因数分解法に強い第
2の素数を生成する生成手段と、この生成手段により生
成された前記第2の素数を記憶する第2の記憶手段と、
この第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り
出し、この第2の素数がP+1素因数分解法に強いか否
かを判定する判定手段と、この判定手段によりP+1素
因数分解法に強いと判定された前記第2の素数を出力す
る出力手段とを備えたものである。
素数生成装置は、第1の素数を記憶する第1の記憶手段
と、この第1の記憶手段に記憶された前記第1の素数を
用いて所定の演算を行い、P−1素因数分解法に強い第
2の素数を生成する生成手段と、この生成手段により生
成された前記第2の素数を記憶する第2の記憶手段と、
この第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り
出し、この第2の素数がP+1素因数分解法に強いか否
かを判定する判定手段と、この判定手段によりP+1素
因数分解法に強いと判定された前記第2の素数を出力す
る出力手段とを備えたものである。
【0010】本発明の請求項2に係る素数生成装置は、
第1の素数を記憶する第1の記憶手段と、この第1の記
憶手段に記憶された前記第1の素数を用いて所定の演算
を行い、P+1素因数分解法に強い第2の素数を生成す
る生成手段と、この生成手段により生成された前記第2
の素数を記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶手
段に記憶された前記第2の素数を取り出し、この第2の
素数がP−1素因数分解法に強いか否かを判定する判定
手段と、この判定手段によりP−1素因数分解法に強い
と判定された前記第2の素数を出力する出力手段とを備
えたものである。
第1の素数を記憶する第1の記憶手段と、この第1の記
憶手段に記憶された前記第1の素数を用いて所定の演算
を行い、P+1素因数分解法に強い第2の素数を生成す
る生成手段と、この生成手段により生成された前記第2
の素数を記憶する第2の記憶手段と、この第2の記憶手
段に記憶された前記第2の素数を取り出し、この第2の
素数がP−1素因数分解法に強いか否かを判定する判定
手段と、この判定手段によりP−1素因数分解法に強い
と判定された前記第2の素数を出力する出力手段とを備
えたものである。
【0011】本発明の請求項3に係る素数生成装置は、
素因数分解を行ないその結果に基づいて判定する判定手
段を備えたものである。
素因数分解を行ないその結果に基づいて判定する判定手
段を備えたものである。
【0012】本発明の請求項4に係る素数生成装置は、
計算回数を入力する回数入力手段を備え、前記判定手段
は、前記回数入力手段により入力された前記計算回数の
素因数分解を行ないその結果に基づいて判定するもので
ある。
計算回数を入力する回数入力手段を備え、前記判定手段
は、前記回数入力手段により入力された前記計算回数の
素因数分解を行ないその結果に基づいて判定するもので
ある。
【0013】本発明の請求項5に係る素数生成方法は、
第1の記憶手段に記憶された第1の素数を用いて所定の
演算を行い、P−1素因数分解法に強い第2の素数を生
成し、第2の記憶手段に記憶させる生成ステップと、こ
の第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り出
し、この第2の素数がP+1素因数分解法に強いか否か
を判定する判定ステップと、この判定ステップによりP
+1素因数分解法に強いと判定された前記第2の素数を
出力する出力ステップとを備えたものである。
第1の記憶手段に記憶された第1の素数を用いて所定の
演算を行い、P−1素因数分解法に強い第2の素数を生
成し、第2の記憶手段に記憶させる生成ステップと、こ
の第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り出
し、この第2の素数がP+1素因数分解法に強いか否か
を判定する判定ステップと、この判定ステップによりP
+1素因数分解法に強いと判定された前記第2の素数を
出力する出力ステップとを備えたものである。
【0014】本発明の請求項6に係る素数生成方法は、
第1の記憶手段に記憶された第1の素数を用いて所定の
演算を行い、P+1素因数分解法に強い第2の素数を生
成し、第2の記憶手段に記憶させる生成ステップと、こ
の第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り出
し、この第2の素数がP−1素因数分解法に強いか否か
を判定する判定ステップと、この判定ステップによりP
−1素因数分解法に強いと判定された前記第2の素数を
出力する出力ステップとを備えたものである。
第1の記憶手段に記憶された第1の素数を用いて所定の
演算を行い、P+1素因数分解法に強い第2の素数を生
成し、第2の記憶手段に記憶させる生成ステップと、こ
の第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り出
し、この第2の素数がP−1素因数分解法に強いか否か
を判定する判定ステップと、この判定ステップによりP
−1素因数分解法に強いと判定された前記第2の素数を
出力する出力ステップとを備えたものである。
【0015】本発明の請求項7に係る素数生成方法は、
素因数分解を行ないその結果に基づいて判定する判定ス
テップを備えたものである。
素因数分解を行ないその結果に基づいて判定する判定ス
テップを備えたものである。
【0016】本発明の請求項8に係る素数生成方法は、
計算回数を入力する回数入力ステップを備え、前記判定
ステップは、前記回数入力ステップにより入力された前
記計算回数の素因数分解を行ないその結果に基づいて判
定するものである。
計算回数を入力する回数入力ステップを備え、前記判定
ステップは、前記回数入力ステップにより入力された前
記計算回数の素因数分解を行ないその結果に基づいて判
定するものである。
【0017】
実施の形態1.本発明の素数生成装置の一実施の形態を
図に基づいて説明する。図1は実施の形態1の素数生成
装置の構成を示す構成図である。図において、1は第1
の素数である素数rを生成する素数r生成手段、2は素
数r生成手段1により生成された素数rを記憶する素数
r記憶手段、3は素数r記憶手段2に記憶された素数r
を用いて演算を行い、第2の素数である素数Pを生成す
る素数P生成手段、4は素数P生成手段3により生成さ
れた素数Pを記憶する素数P記憶手段、5は素数P記憶
手段4に記憶された素数PがP+1素因数分解法に強い
か否かを判定する判定手段、6は判定手段5によりP+
1素因数分解法に強いと判定された素数Pを出力する出
力手段、7は素数r生成手段1、素数P生成手段3、判
定手段5及び出力手段6を備えたコンピュータ、8は素
数r記憶手段2及び素数P記憶手段4を備えたメモリで
ある。
図に基づいて説明する。図1は実施の形態1の素数生成
装置の構成を示す構成図である。図において、1は第1
の素数である素数rを生成する素数r生成手段、2は素
数r生成手段1により生成された素数rを記憶する素数
r記憶手段、3は素数r記憶手段2に記憶された素数r
を用いて演算を行い、第2の素数である素数Pを生成す
る素数P生成手段、4は素数P生成手段3により生成さ
れた素数Pを記憶する素数P記憶手段、5は素数P記憶
手段4に記憶された素数PがP+1素因数分解法に強い
か否かを判定する判定手段、6は判定手段5によりP+
1素因数分解法に強いと判定された素数Pを出力する出
力手段、7は素数r生成手段1、素数P生成手段3、判
定手段5及び出力手段6を備えたコンピュータ、8は素
数r記憶手段2及び素数P記憶手段4を備えたメモリで
ある。
【0018】図2は図1に示した素数生成装置の動作を
示すフローチャートである。図において、ステップS1
01は素数生成の開始、ステップS102は素数rを生
成する処理、ステップS103は変数iを1に初期化す
る処理、ステップS104は目的の素数Pの候補をP=
2ir+1として計算する処理、ステップS105はス
テップS104において計算されたPが素数であるか否
を判定する処理、ステップS106はステップS105
においてPが素数でないと判定された場合にi=i+1
とする処理、ステップS107はステップS106にお
いて計算されたiが所定の値、例えば10000を超え
ているか否かを判定する処理、ステップS108はステ
ップS105においてPが素数であると判定された場合
に、PがP+1素因数分解法に強いか否かを判定する処
理、ステップS109はステップS108でP+1素因
数分解法に強いと判定された素数Pを出力する処理、ス
テップS110は処理の終了である。ここで、ステップ
S102は素数r生成手段1による処理であり、ステッ
プS103〜S107は素数P生成手段3による処理で
あり、ステップS108は判定手段5による処理であ
り、ステップS109は出力手段6による処理である。
示すフローチャートである。図において、ステップS1
01は素数生成の開始、ステップS102は素数rを生
成する処理、ステップS103は変数iを1に初期化す
る処理、ステップS104は目的の素数Pの候補をP=
2ir+1として計算する処理、ステップS105はス
テップS104において計算されたPが素数であるか否
を判定する処理、ステップS106はステップS105
においてPが素数でないと判定された場合にi=i+1
とする処理、ステップS107はステップS106にお
いて計算されたiが所定の値、例えば10000を超え
ているか否かを判定する処理、ステップS108はステ
ップS105においてPが素数であると判定された場合
に、PがP+1素因数分解法に強いか否かを判定する処
理、ステップS109はステップS108でP+1素因
数分解法に強いと判定された素数Pを出力する処理、ス
テップS110は処理の終了である。ここで、ステップ
S102は素数r生成手段1による処理であり、ステッ
プS103〜S107は素数P生成手段3による処理で
あり、ステップS108は判定手段5による処理であ
り、ステップS109は出力手段6による処理である。
【0019】次に図2のフローチャートに基づいて動作
を詳細に説明する。本実施の形態では、生成する素数P
は256ビットの場合を説明する。まずステップS10
2において、約256ビットの素数rを生成し、素数r
記憶手段2に記憶させる。素数rの生成方法は、例え
ば、まず素数rの候補として約256ビットの乱数を生
成し、生成された乱数をラビン法などの素数判定法によ
り素数であるか否かを判定する。生成された乱数が素数
であると判定されればステップS102の処理は終了
し、素数でないと判定されれば再び素数rの候補として
乱数を生成する。
を詳細に説明する。本実施の形態では、生成する素数P
は256ビットの場合を説明する。まずステップS10
2において、約256ビットの素数rを生成し、素数r
記憶手段2に記憶させる。素数rの生成方法は、例え
ば、まず素数rの候補として約256ビットの乱数を生
成し、生成された乱数をラビン法などの素数判定法によ
り素数であるか否かを判定する。生成された乱数が素数
であると判定されればステップS102の処理は終了
し、素数でないと判定されれば再び素数rの候補として
乱数を生成する。
【0020】次に、ステップS103において、変数i
を1に初期化し、ステップS104において、素数r記
憶手段2に記憶された素数rを取り出し、この取り出し
た素数rと変数iをもとにP=2ir+1を計算する。
求めたPは素数P記憶手段4に記憶させる。ステップS
104において計算されたPを素数P記憶手段4より取
り出し、ステップS105において素数であるか否かを
判定する。Pが素数であると判定されれば、ステップS
108の処理へ進む。
を1に初期化し、ステップS104において、素数r記
憶手段2に記憶された素数rを取り出し、この取り出し
た素数rと変数iをもとにP=2ir+1を計算する。
求めたPは素数P記憶手段4に記憶させる。ステップS
104において計算されたPを素数P記憶手段4より取
り出し、ステップS105において素数であるか否かを
判定する。Pが素数であると判定されれば、ステップS
108の処理へ進む。
【0021】Pが素数でないと判定されれば、ステップ
S106の処理へ進み、ステップS106において変数
iの値に1を加算する。ステップS107では、ステッ
プS106において計算された変数iの値が、所定の値
を超えているか否かを判定する。この判定の目的は、生
成したい素数Pが256ビットであり、またPはP=2
ir+1としているため、変数iが大きすぎると、素数
Pが256ビットを超えてしまうからである。この実施
の形態では、変数iの上限値は10000とした。ステ
ップS107において変数iが所定の値を超えていない
と判定された場合、ステップS104において再び、素
数r記憶手段2に記憶された素数rを取り出し、この取
り出した素数rと変数iをもとにP=2ir+1を計算
する。求めたPは再び素数P記憶手段4に記憶させる。
ステップS107において変数iが所定の値を超えてい
ると判定された場合、ステップS102において再び素
数rを生成する。
S106の処理へ進み、ステップS106において変数
iの値に1を加算する。ステップS107では、ステッ
プS106において計算された変数iの値が、所定の値
を超えているか否かを判定する。この判定の目的は、生
成したい素数Pが256ビットであり、またPはP=2
ir+1としているため、変数iが大きすぎると、素数
Pが256ビットを超えてしまうからである。この実施
の形態では、変数iの上限値は10000とした。ステ
ップS107において変数iが所定の値を超えていない
と判定された場合、ステップS104において再び、素
数r記憶手段2に記憶された素数rを取り出し、この取
り出した素数rと変数iをもとにP=2ir+1を計算
する。求めたPは再び素数P記憶手段4に記憶させる。
ステップS107において変数iが所定の値を超えてい
ると判定された場合、ステップS102において再び素
数rを生成する。
【0022】ステップS105までの処理で生成された
256ビットの素数Pは、P−1の素因数として、素数
Pとほぼ同じビット数の素数rを有することが保証され
る。即ち、生成された素数Pは、P−1素因数分解法に
強いという特徴を有する。
256ビットの素数Pは、P−1の素因数として、素数
Pとほぼ同じビット数の素数rを有することが保証され
る。即ち、生成された素数Pは、P−1素因数分解法に
強いという特徴を有する。
【0023】次にステップS108において、ステップ
S104で生成された素数Pを素数P記憶手段4より取
り出し、この取り出した素数Pが、P+1素因数分解法
に強いか否かを判定する。この判定は、P+1の素因数
に、大きな数の素因数が含まれているか否かを調べるこ
とにより行う。P+1に大きな素因数が含まれていれ
ば、素数PはP+1素因数分解法に強いことになり、P
+1が小さな素因数のみで構成されていれば、P+1素
因数分解法には弱いことになる。P+1素因数分解法
は、P+1が小さい素因数のみで構成されている場合に
有効な素因数分解法で、公知の方法であり、例えば前述
の文献「コンピュータと素因子分解」に詳しく記載され
ている。ステップS108において、素数PがP+1素
因数分解法に弱いと判定された場合は、ステップS10
2において再び素数rを生成する。素数PがP+1素因
数分解法に強いと判定された場合は、ステップS109
において、素数P記憶手段4に記憶された素数Pを出力
し、ステップS110で処理を終了する。
S104で生成された素数Pを素数P記憶手段4より取
り出し、この取り出した素数Pが、P+1素因数分解法
に強いか否かを判定する。この判定は、P+1の素因数
に、大きな数の素因数が含まれているか否かを調べるこ
とにより行う。P+1に大きな素因数が含まれていれ
ば、素数PはP+1素因数分解法に強いことになり、P
+1が小さな素因数のみで構成されていれば、P+1素
因数分解法には弱いことになる。P+1素因数分解法
は、P+1が小さい素因数のみで構成されている場合に
有効な素因数分解法で、公知の方法であり、例えば前述
の文献「コンピュータと素因子分解」に詳しく記載され
ている。ステップS108において、素数PがP+1素
因数分解法に弱いと判定された場合は、ステップS10
2において再び素数rを生成する。素数PがP+1素因
数分解法に強いと判定された場合は、ステップS109
において、素数P記憶手段4に記憶された素数Pを出力
し、ステップS110で処理を終了する。
【0024】以上のような方法で生成された素数Pは、
P−1素因数分解法にもP+1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
P−1素因数分解法にもP+1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
【0025】本実施の形態では、生成する素数Pは25
6ビットとしたが、例えば512、768、1024な
どの他のビット数の素数でも同様な方法で生成できる。
6ビットとしたが、例えば512、768、1024な
どの他のビット数の素数でも同様な方法で生成できる。
【0026】実施の形態2.この実施の形態では、図2
に示したステップS108の、素数PがP+1素因数分
解法に強いか否かを判定する処理として、P+1を実際
に素因数分解することにより判定する場合について説明
する。ステップS108において生成された素数Pに対
して、P+1を素因数分解すれば、P+1の素因数の大
きさを知ることができる。そして、大きな素因数を有し
ていれば、素数Pは強いと判定され、小さな素因数だけ
で構成されている場合は、素数Pは弱いと判定される。
素因数分解の方法は、P−1素因数分解法、P+1素因
数分解法の他に、ロー法、2次ふるい法、楕円曲線法な
ど様々なものが知られているが、いずれの方法でもよ
い。素因数分解の方法については、前述の文献「コンピ
ュータと素因子分解」に詳しく記載されている。
に示したステップS108の、素数PがP+1素因数分
解法に強いか否かを判定する処理として、P+1を実際
に素因数分解することにより判定する場合について説明
する。ステップS108において生成された素数Pに対
して、P+1を素因数分解すれば、P+1の素因数の大
きさを知ることができる。そして、大きな素因数を有し
ていれば、素数Pは強いと判定され、小さな素因数だけ
で構成されている場合は、素数Pは弱いと判定される。
素因数分解の方法は、P−1素因数分解法、P+1素因
数分解法の他に、ロー法、2次ふるい法、楕円曲線法な
ど様々なものが知られているが、いずれの方法でもよ
い。素因数分解の方法については、前述の文献「コンピ
ュータと素因子分解」に詳しく記載されている。
【0027】以上のような方法で生成された素数Pは、
P−1素因数分解法にもP+1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
P−1素因数分解法にもP+1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
【0028】実施の形態3.この実施の形態では、図2
に示したステップS108の、素数PがP+1素因数分
解法に強いか否かを判定する処理に、P+1を素因数分
解する計算量を可変にすることにより、素因数分解に対
する強さを可変にする場合について説明する。
に示したステップS108の、素数PがP+1素因数分
解法に強いか否かを判定する処理に、P+1を素因数分
解する計算量を可変にすることにより、素因数分解に対
する強さを可変にする場合について説明する。
【0029】P+1を素因数分解する方法として、ロー
法を用いて説明する。まず、ロー法の概要を説明する。
合成数Nの素因数Pを見つけるために、次の数列を計算
する。なお、合成数とは素数でない数のことである。 X0=1、 Xj+1= Xj 2+1(modN) (1) 次に、 X2mとXmの最大公約数であるGCD( X2m、
Xm )を計算する。1< GCD( X2m、Xm )<Nと
なれば、GCD( X2m、Xm )がNの素因数となる。
このロー法は公知の方法であり、前述の文献「コンピュ
ータと素因子分解」に詳しく記載されている。このロー
法は、前記数列(1)の項数を多く計算すれば、即ち前
記数列(1)のjを大きくすれば、合成数Nの素因数が
多く見つかる可能性が高くなるという性質を有する。こ
の実施の形態は、計算回数を入力する回数入力手段を備
え、この回数入力手段により入力された計算回数まで前
記数列(1)を計算し、上述のようにNの素因数GCD
( X2m、Xm )を求めるものである。
法を用いて説明する。まず、ロー法の概要を説明する。
合成数Nの素因数Pを見つけるために、次の数列を計算
する。なお、合成数とは素数でない数のことである。 X0=1、 Xj+1= Xj 2+1(modN) (1) 次に、 X2mとXmの最大公約数であるGCD( X2m、
Xm )を計算する。1< GCD( X2m、Xm )<Nと
なれば、GCD( X2m、Xm )がNの素因数となる。
このロー法は公知の方法であり、前述の文献「コンピュ
ータと素因子分解」に詳しく記載されている。このロー
法は、前記数列(1)の項数を多く計算すれば、即ち前
記数列(1)のjを大きくすれば、合成数Nの素因数が
多く見つかる可能性が高くなるという性質を有する。こ
の実施の形態は、計算回数を入力する回数入力手段を備
え、この回数入力手段により入力された計算回数まで前
記数列(1)を計算し、上述のようにNの素因数GCD
( X2m、Xm )を求めるものである。
【0030】ステップS105で生成された素数Pに対
して、P+1は合成数となる。P+1を素因数分解する
ためには、前記ロー法の説明における合成数NをP+1
に置き換えればよい。前記数列を第何項まで計算するか
によって、P+1の素因数がいくつ見つかるかが変わ
る。即ち、多く計算すれば、素数PがP+1素因数分解
法に対する強さをより正確に知ることができ、計算量が
少なければ、P+1素因数分解法に対する強さの正確さ
が小さくなる。従って、より強い素数Pを得るために
は、前記数列(1)の項数を多く計算すればよい。そし
てこの実施の形態では、上記計算量は回数入力手段によ
り入力された計算回数に従うものである。
して、P+1は合成数となる。P+1を素因数分解する
ためには、前記ロー法の説明における合成数NをP+1
に置き換えればよい。前記数列を第何項まで計算するか
によって、P+1の素因数がいくつ見つかるかが変わ
る。即ち、多く計算すれば、素数PがP+1素因数分解
法に対する強さをより正確に知ることができ、計算量が
少なければ、P+1素因数分解法に対する強さの正確さ
が小さくなる。従って、より強い素数Pを得るために
は、前記数列(1)の項数を多く計算すればよい。そし
てこの実施の形態では、上記計算量は回数入力手段によ
り入力された計算回数に従うものである。
【0031】以上のように本実施の形態で生成された素
数Pをもとに、公開鍵暗号の鍵を生成すれば、素因数分
解されにくい安全な鍵を生成することができる。さら
に、この実施の形態によれば、暗号を使用する目的に応
じて、素因数分解のされにくさを、自由に設定すること
ができる。
数Pをもとに、公開鍵暗号の鍵を生成すれば、素因数分
解されにくい安全な鍵を生成することができる。さら
に、この実施の形態によれば、暗号を使用する目的に応
じて、素因数分解のされにくさを、自由に設定すること
ができる。
【0032】なお、本実施の形態では、ロー法による素
因数分解をする場合を説明したが、他の素因数分解法を
用いてもよい。
因数分解をする場合を説明したが、他の素因数分解法を
用いてもよい。
【0033】実施の形態4.実施の形態1〜3では、P
−1素因数分解法に強い素数Pに対して、P+1素因数
分解法に強いか否かを判定し、強い素数Pを出力する方
法を説明したが、本実施の形態では、P+1素因数分解
法に強い素数Pに対して、P−1素因数分解法に強いか
否かを判定し、強い素数Pを出力する方法を説明する。
−1素因数分解法に強い素数Pに対して、P+1素因数
分解法に強いか否かを判定し、強い素数Pを出力する方
法を説明したが、本実施の形態では、P+1素因数分解
法に強い素数Pに対して、P−1素因数分解法に強いか
否かを判定し、強い素数Pを出力する方法を説明する。
【0034】まず、P+1素因数分解法に強い素数Pを
生成するためには、図2のステップS104において、
P=2ir−1を計算すればよい。この計算を行えば、
素数Pに対してP+1の素因数に、素数Pとほぼ同じ大
きさの素数rが含まれることになる。即ち、素数PはP
+1素因数分解法に対して強い素数となる。次にステッ
プS108において、ステップS105で生成された素
数Pが、P−1素因数分解法に強いか否かを判定する。
この判定は、P−1の素因数に、大きなビット数の素数
が含まれているか否かを調べることにより行う。P−1
に大きな素因数が含まれていれば、素数PはP−1素因
数分解法に強いことになり、P−1が小さな素因数のみ
で構成されていれば、P−1素因数分解法には弱いこと
になる。
生成するためには、図2のステップS104において、
P=2ir−1を計算すればよい。この計算を行えば、
素数Pに対してP+1の素因数に、素数Pとほぼ同じ大
きさの素数rが含まれることになる。即ち、素数PはP
+1素因数分解法に対して強い素数となる。次にステッ
プS108において、ステップS105で生成された素
数Pが、P−1素因数分解法に強いか否かを判定する。
この判定は、P−1の素因数に、大きなビット数の素数
が含まれているか否かを調べることにより行う。P−1
に大きな素因数が含まれていれば、素数PはP−1素因
数分解法に強いことになり、P−1が小さな素因数のみ
で構成されていれば、P−1素因数分解法には弱いこと
になる。
【0035】以上のような方法で生成された素数Pは、
P+1素因数分解法にもP−1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
P+1素因数分解法にもP−1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
【0036】実施の形態5.実施の形態4では、P+1
素因数分解法に強い素数PがP−1素因数分解法に強い
か否かを判定することについて説明したが、この実施の
形態では、判定処理としてP−1を実際に素因数分解す
ることについて説明する。図2のステップS105で生
成された素数Pに対して、P−1を素因数分解すれば、
P−1の素因数の大きさを知ることができる。大きな素
因数を有していれば、素数Pは強いと判定され、小さな
素因数だけで構成されている場合は、素数Pは弱いと判
定される。素因数分解の方法は、P−1素因数分解法、
P+1素因数分解法の他に、ロー法、2次ふるい法、楕
円曲線法など、いずれの方法でもよい。
素因数分解法に強い素数PがP−1素因数分解法に強い
か否かを判定することについて説明したが、この実施の
形態では、判定処理としてP−1を実際に素因数分解す
ることについて説明する。図2のステップS105で生
成された素数Pに対して、P−1を素因数分解すれば、
P−1の素因数の大きさを知ることができる。大きな素
因数を有していれば、素数Pは強いと判定され、小さな
素因数だけで構成されている場合は、素数Pは弱いと判
定される。素因数分解の方法は、P−1素因数分解法、
P+1素因数分解法の他に、ロー法、2次ふるい法、楕
円曲線法など、いずれの方法でもよい。
【0037】以上のような方法で生成された素数Pは、
P+1素因数分解法にもP−1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
P+1素因数分解法にもP−1素因数分解法にも強く、
素因数分解されにくいという特徴を有する。そして、本
実施の形態で生成された素数Pをもとに、公開鍵暗号の
鍵を生成すれば、素因数分解されにくい安全な鍵を生成
することができる。
【0038】実施の形態6.実施の形態5では、素数P
がP−1素因数分解法に強いか否かを判定する処理に素
因数分解を用いるものを示したが、この実施の形態で
は、P−1を素因数分解する計算量を可変にすることに
より、素因数分解に対する強さを可変にする場合につい
て説明する。
がP−1素因数分解法に強いか否かを判定する処理に素
因数分解を用いるものを示したが、この実施の形態で
は、P−1を素因数分解する計算量を可変にすることに
より、素因数分解に対する強さを可変にする場合につい
て説明する。
【0039】実施の形態3と同様にロー法による素因数
分解を行い、ロー法の前記数列(1)の項数を調整する
ことにより、P−1素因数分解法に対する強さを調整す
ることができる。調整するためには、実施の形態3と同
様に、計算回数を入力する回数入力手段を備え、この回
数入力手段により入力された計算回数まで前記数列
(1)を計算するようにする。
分解を行い、ロー法の前記数列(1)の項数を調整する
ことにより、P−1素因数分解法に対する強さを調整す
ることができる。調整するためには、実施の形態3と同
様に、計算回数を入力する回数入力手段を備え、この回
数入力手段により入力された計算回数まで前記数列
(1)を計算するようにする。
【0040】以上のように本実施の形態で生成された素
数Pをもとに、公開鍵暗号の鍵を生成すれば、素因数分
解されにくい安全な鍵を生成することができる。さら
に、この実施の形態によれば、暗号を使用する目的に応
じて、素因数分解のされにくさを、自由に設定すること
ができる。
数Pをもとに、公開鍵暗号の鍵を生成すれば、素因数分
解されにくい安全な鍵を生成することができる。さら
に、この実施の形態によれば、暗号を使用する目的に応
じて、素因数分解のされにくさを、自由に設定すること
ができる。
【0041】なお、本実施の形態では、ロー法による素
因数分解をする場合を説明したが、他の素因数分解法を
用いてもよい。
因数分解をする場合を説明したが、他の素因数分解法を
用いてもよい。
【0042】
【発明の効果】請求項1又は5の発明によれば、P−1
素因数分解法に強い第2の素数がP+1素因数分解法に
強いか否かを判定し、強いと判定された第2の素数を出
力するので、P−1素因数分解法にもP+1素因数分解
法にも強い素数を生成することができる。さらに、本発
明により生成された素数を用いて暗号の鍵を生成するこ
とにより、素因数分解されにくい安全な鍵を生成するこ
とができる。
素因数分解法に強い第2の素数がP+1素因数分解法に
強いか否かを判定し、強いと判定された第2の素数を出
力するので、P−1素因数分解法にもP+1素因数分解
法にも強い素数を生成することができる。さらに、本発
明により生成された素数を用いて暗号の鍵を生成するこ
とにより、素因数分解されにくい安全な鍵を生成するこ
とができる。
【0043】請求項2又は6の発明によれば、P+1素
因数分解法に強い第2の素数がP−1素因数分解法に強
いか否かを判定し、強いと判定された第2の素数を出力
するので、P+1素因数分解法にもP−1素因数分解法
にも強い素数を生成することができる。さらに、本発明
により生成された素数を用いて暗号の鍵を生成すること
により、素因数分解されにくい安全な鍵を生成すること
ができる。
因数分解法に強い第2の素数がP−1素因数分解法に強
いか否かを判定し、強いと判定された第2の素数を出力
するので、P+1素因数分解法にもP−1素因数分解法
にも強い素数を生成することができる。さらに、本発明
により生成された素数を用いて暗号の鍵を生成すること
により、素因数分解されにくい安全な鍵を生成すること
ができる。
【0044】請求項3又は7の発明によれば、生成した
素数を実際に素因数分解をすることにより素因数分解に
強いか否かの判定を行なうので、素因数分解に強い素数
を生成することができる。
素数を実際に素因数分解をすることにより素因数分解に
強いか否かの判定を行なうので、素因数分解に強い素数
を生成することができる。
【0045】請求項4又は8の発明によれば、入力され
た計算回数の素因数分解を行ないその結果に基づいて判
定するので、生成する素数Pの素因数分解に対する強さ
を自由に設定することができる。
た計算回数の素因数分解を行ないその結果に基づいて判
定するので、生成する素数Pの素因数分解に対する強さ
を自由に設定することができる。
【図1】 実施の形態1の素数生成装置の構成を示す構
成図である。
成図である。
【図2】 実施の形態1の素数生成装置の動作を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】 従来の素数生成方法の動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
1 素数r生成手段、2 素数r記憶手段、3 素数P
生成手段、4 素数P記憶手段、5 判定手段、6 出
力手段、7 コンピュータ、8 メモリ。
生成手段、4 素数P記憶手段、5 判定手段、6 出
力手段、7 コンピュータ、8 メモリ。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の素数を記憶する第1の記憶手段
と、 この第1の記憶手段に記憶された前記第1の素数を用い
て所定の演算を行い、P−1素因数分解法に強い第2の
素数を生成する生成手段と、 この生成手段により生成された前記第2の素数を記憶す
る第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り
出し、この第2の素数がP+1素因数分解法に強いか否
かを判定する判定手段と、 この判定手段によりP+1素因数分解法に強いと判定さ
れた前記第2の素数を出力する出力手段とを備えたこと
を特徴とする素数生成装置。 - 【請求項2】 第1の素数を記憶する第1の記憶手段
と、 この第1の記憶手段に記憶された前記第1の素数を用い
て所定の演算を行い、P+1素因数分解法に強い第2の
素数を生成する生成手段と、 この生成手段により生成された前記第2の素数を記憶す
る第2の記憶手段と、 この第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り
出し、この第2の素数がP−1素因数分解法に強いか否
かを判定する判定手段と、 この判定手段によりP−1素因数分解法に強いと判定さ
れた前記第2の素数を出力する出力手段とを備えたこと
を特徴とする素数生成装置。 - 【請求項3】 前記判定手段は、素因数分解を行ないそ
の結果に基づいて判定することを特徴とする請求項1又
は2記載の素数生成装置。 - 【請求項4】 計算回数を入力する回数入力手段を備
え、 前記判定手段は、前記回数入力手段により入力された前
記計算回数の素因数分解を行ないその結果に基づいて判
定することを特徴とする請求項1又は2記載の素数生成
装置。 - 【請求項5】 第1の記憶手段に記憶された第1の素数
を用いて所定の演算を行い、P−1素因数分解法に強い
第2の素数を生成し、第2の記憶手段に記憶させる生成
ステップと、 この第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り
出し、この第2の素数がP+1素因数分解法に強いか否
かを判定する判定ステップと、 この判定ステップによりP+1素因数分解法に強いと判
定された前記第2の素数を出力する出力ステップとを備
えたことを特徴とする素数生成方法。 - 【請求項6】 第1の記憶手段に記憶された第1の素数
を用いて所定の演算を行い、P+1素因数分解法に強い
第2の素数を生成し、第2の記憶手段に記憶させる生成
ステップと、 この第2の記憶手段に記憶された前記第2の素数を取り
出し、この第2の素数がP−1素因数分解法に強いか否
かを判定する判定ステップと、 この判定ステップによりP−1素因数分解法に強いと判
定された前記第2の素数を出力する出力ステップとを備
えたことを特徴とする素数生成方法。 - 【請求項7】 前記判定ステップは、素因数分解を行な
いその結果に基づいて判定することを特徴とする請求項
5又は6記載の素数生成方法。 - 【請求項8】 計算回数を入力する回数入力ステップを
備え、 前記判定ステップは、前記回数入力ステップにより入力
された前記計算回数の素因数分解を行ないその結果に基
づいて判定することを特徴とする請求項5又は6記載の
素数生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1396397A JPH10207363A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 素数生成装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1396397A JPH10207363A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 素数生成装置及び方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10207363A true JPH10207363A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11847875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1396397A Pending JPH10207363A (ja) | 1997-01-28 | 1997-01-28 | 素数生成装置及び方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10207363A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7043018B1 (en) | 1998-11-27 | 2006-05-09 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Prime number generation method, prime number generation apparatus, and cryptographic system |
| JP4859933B2 (ja) * | 2007-01-19 | 2012-01-25 | 三菱電機株式会社 | 暗号文生成装置及び暗号通信システム及び群パラメータ生成装置 |
-
1997
- 1997-01-28 JP JP1396397A patent/JPH10207363A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7043018B1 (en) | 1998-11-27 | 2006-05-09 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Prime number generation method, prime number generation apparatus, and cryptographic system |
| JP4859933B2 (ja) * | 2007-01-19 | 2012-01-25 | 三菱電機株式会社 | 暗号文生成装置及び暗号通信システム及び群パラメータ生成装置 |
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