JPH10207377A - 銘板作製用シート - Google Patents

銘板作製用シート

Info

Publication number
JPH10207377A
JPH10207377A JP2098197A JP2098197A JPH10207377A JP H10207377 A JPH10207377 A JP H10207377A JP 2098197 A JP2098197 A JP 2098197A JP 2098197 A JP2098197 A JP 2098197A JP H10207377 A JPH10207377 A JP H10207377A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
layer
receiving layer
nameplate
stabilizing layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2098197A
Other languages
English (en)
Inventor
Masachika Miyabe
理慎 宮部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kimoto Co Ltd
Original Assignee
Kimoto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kimoto Co Ltd filed Critical Kimoto Co Ltd
Priority to JP2098197A priority Critical patent/JPH10207377A/ja
Publication of JPH10207377A publication Critical patent/JPH10207377A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 予め版下を用意することなしに、銘板を作製
でき、かつレーザビームプリンタで出力した際のトナー
転写量の不足及び転写ムラの発生を軽減し、鮮明なトナ
ー画像を得ることのできる銘板作製用シートを提供す
る。 【解決手段】 画像データ作成編集機能を有するワード
プロセッサまたはパーソナルコンピュータによって製作
編集された画像データを、レーザビームプリンタにて直
接印字することにより銘板を作製する際の出力シートで
あり、プラスチックフィルム上に画像安定層及び画像受
容層を順次積層してなる銘板作製用シートである。好ま
しい態様としては画像安定層が、金属塩の針状結晶及び
分子量30万以上の超高分子ポリマーを含むものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用の装置や機
器表面に貼付する機器番号、製造年月日等の情報が記載
された銘板を作製する際の出力シートとして使用される
銘板作製用シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用の装置・機器に貼付する名
称、定格、接続若しくは機番等を表示した銘板は、版下
を製作後、シルクスクリーン印刷することにより、その
表示部を作製していた。
【0003】しかし、印刷法によると、表記内容が異な
るごとに各表示内容に対応した版下の作製が必要とな
り、このため、出荷台数の少ない装置・機器に貼付する
銘板についても、あらかじめ専用の版下を製作しなけれ
ばならず、製造コストや作業性の点で問題があった。ま
た、出荷台数の多い装置・機器であっても、当該機器・
装置の機番や製造年月日等は、個別に異なる番号等が割
り当てられるので、当該機番や製造年月日等の欄を空欄
にした版下を作製して印刷により銘板を作製した後、空
欄の枠内に確定した番号・期日等を不滅インクにて書き
込まなければならず、依然として作業が煩雑となってい
た。
【0004】一方、最近の事務機器及びOA化の進展は
著しく、出力機器の種類も多種多様になってきており、
中でも文字、線画、画像出力手段としてのレーザビーム
プリンタ(LBP)等の静電転写方式のプリンタの台頭
を見逃すことはできない。これは、感光ドラム上の乾式
トナーを出力シート上に転写・熱定着させて、当該シー
ト上に文字、線画等の画像部を形成するものである。こ
のような静電転写方式のプリンタに使用される出力シー
トとしては、基材上にマット剤あるいはマット剤と帯電
防止剤を含有する塗料を塗布・乾燥して記録層を設けた
もの等がある(実用新案登録3006661号等)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、実用新案登録
3006661号記載の出力シートにおける帯電防止剤
として、第4級アンモニウム塩型等のイオン伝導タイプ
を使用した場合、記録時の環境の影響を受けやすく、記
録層表面の表面抵抗率のバラツキが生じてしまう。この
場合、ある程度のトナー転写性・定着性は認められる
が、トナー転写量が不足したり、転写ムラが生じるとい
う不都合が生ずる。
【0006】このことから、トナー量の転写不足、転写
ムラを解消するには、所望範囲の表面抵抗率を有する
こと、周囲の雰囲気その他の要因により表面抵抗率が
変動しないこと、を満たす必要があり、この要件を満た
すものとして金属微粉末等の電子伝導タイプの帯電防止
剤を使用することが考えられる。これを使用することに
よりトナー転写量の不足、転写ムラの不具合は解消され
得ることとなる。
【0007】しかしながら、その反面、所定の表面抵抗
率を得るのに多量の金属微粉末を添加せざるを得なくな
り、記録層の強度(耐擦傷性)が低下してしまうという
新たな問題が生ずる。
【0008】そこで、本発明は従来の問題点を解消した
銘板作製用シート、即ち、予め版下を製作用意せずに、
静電転写方式のプリンタを用いてシート上に銘板として
の所定事項を直接印字することができる方法に使用され
る銘板作製用シートであって、出力時のトナー転写量の
不足及び転写ムラの発生を軽減し、鮮明なトナー画像を
得ることのできる銘板作製用シートを提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の銘板作製用シートは、画像データ作成編集機能を有
するワードプロセッサまたはパーソナルコンピュータに
よって製作編集された画像データを、静電転写方式のプ
リンタ(好ましくは、LBP)にて直接印字することに
より銘板を作製する際の出力シートであって、プラスチ
ックフィルム上に画像安定層及び画像受容層を順次積層
してなるものである。画像安定層を設けることにより、
その上の画像受容層表面の表面抵抗率を所望の値とする
ことができ、トナー転写量の不足及び転写ムラの防止に
寄与することができる。その結果、得られる画像は鮮明
なものとなる。
【0010】また、画像安定層は、金属塩の針状結晶を
含有するものが好ましい。金属塩の針状結晶は、他の粒
状、鱗片状、あるいは円柱状繊維形状のものに比べ少量
を付加することにより被膜に高導電性を付与できるた
め、均一で安定した導電性を付与することができ、更
に、被膜を任意の抵抗率に設定することが容易である。
また、金属塩からなるので耐熱性があり、熱環境下で使
用される場合でも導電性に優れた導電安定性を付与する
ものである。また、少量の導電剤を使用することにより
所望の導電性を付与でき、換言すれば、被膜中のバイン
ダー含有割合を多くすることができるので、画像安定層
の被膜強度を増すことができ、耐擦傷性を向上させ得
る。
【0011】更に、金属塩の針状結晶が分子量30万以
上、好ましくは40万以上の超高分子ポリマーからなる
バインダーに分散されることが好ましい。このように超
高分子量のバインダーを使用することで、画像安定層の
被膜性を向上させることができ、画像受容層塗工の際の
塗工ヘッドにより画像安定層が削られることを防止でき
るため、画像安定層上及び画像受容層上の表面抵抗率の
不均一も生じない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の銘板作製用シート
について詳細に説明する。
【0013】本発明の銘板作製用シート1は、図1に示
すようにプラスチックフィルム2上に画像安定層3を設
け、その上に画像受容層4を設けたものである。
【0014】プラスチックフィルム2としては、ポリエ
ーテルサルフォン、ポリエステル、ポリ(メタ)アクリ
レート、ポリカーボネート、ポリアミド及びポリ塩化ビ
ニル等のホモポリマー又はこれらの樹脂のモノマーと共
重合可能なモノマーとのコポリマー等からなるフィルム
が挙げられ、適宜選択して使用することができる。厚み
は12〜188μmの範囲で適宜選択できるが、耐熱性
及び画像濃度(トナー転写量)の点で25〜100μm
の範囲で使用するのが望ましい。
【0015】プラスチックフィルム2上に設けられる画
像安定層3は、後述する画像受容層4表面の表面抵抗率
を一定の範囲内に安定させる役割を有し、その結果、L
BP出力時に発生するトナー画像の転写ムラ・転写不足
の防止に寄与し、得られる画像を鮮明にすることができ
る。
【0016】画像安定層の表面抵抗率は、1015〜10
18Ω/□の範囲が好ましく、この場合、その上に積層さ
れる画像受容層の表面抵抗率が1010〜1013Ω/□の
範囲に入るものであり、この状態でトナー画像の転写ム
ラ・転写不足を防止することができるものである。
【0017】しかし、画像受容層の表面抵抗率が前述の
範囲であったとしても、表面抵抗率の値が均一ではない
とき、LBPの機種によっては画像の転写不良が起こ
る。この表面抵抗率の不均一性の原因は、主として画像
受容層形成時に生ずる画像安定層のケズレによるものと
考えられる。
【0018】また、画像安定層の表面抵抗率が前述の範
囲でなく、1014Ω/□以下であり、したがって、画像
受容層の表面抵抗率が10 9Ω/□以下であるときも、
画像の転写不良が起こる。適正な抵抗率の範囲を逸脱す
るからである。
【0019】このことにより、出力画像を鮮明なものと
するには、画像安定層の表面抵抗率が1015〜1018Ω
/□であり、画像受容層を積層したときに画像受容層表
面の表面抵抗率が1010〜1013Ω/□の範囲で均一の
値を取るものでなければならない。そうすれば、いずれ
のプリンターに使用した場合でも、トナー画像の転写ム
ラや転写不足等の画像転写不良は起こらないもと思われ
る。
【0020】このような表面抵抗率を有する画像安定層
は、主として導電剤及び高分子バインダーとから形成さ
れる。導電剤としては、グアニジン誘導体・含燐アニオ
ン活性剤・スルホン酸類等のアニオン系活性剤、第4級
アンモニウム塩型・第4級アンモニウム樹脂型・イミダ
ゾリン型・ピリジウム塩・モルホリン誘導体等のカチオ
ン系活性剤からなるイオン伝導タイプも使用可能である
が、環境の影響により帯電防止効果が変動し画像品質に
劣るという欠点があり、この点で、導電性の雲母、酸化
亜鉛、酸化錫、酸化インジウム、酸化チタン、酸化バナ
ジウム、金属微粉末等の電子伝導タイプが好ましく使用
される。
【0021】さらに好適には、図2に示すような金属塩
の針状結晶5を、具体的には四角柱の繊維形状をした極
めて微細なものであり、太さが0.4〜0.7μm、長
さが10〜20μmの針状結晶を適用するのが特に好ま
しい。針状結晶は他の粒状、鱗片状、あるいは円柱状繊
維形状のものに比べて少量を付加することにより被膜に
高導電性を付与できるため、均一で安定した導電性を付
与することができ、更に、被膜を任意の抵抗率に設定す
ることが容易である。また金属塩からなるので耐熱性が
あり、熱環境下で使用される場合でも導電性に優れた導
電安定性を付与するものである。また、少量の導電剤を
使用することにより所望の導電性を付与できるため、被
膜中のバインダー含有量を多くすることができる結果、
画像安定層の被膜強度を増すことができ、耐擦傷性を向
上させ得る。
【0022】金属塩としては、チタン酸カリウムが好適
であり、チタン酸カリウムにCVD蒸着法により導電性
カーボンを蒸着させたもの、チタン酸カリウムに湿式吸
着法により酸化アンチモンをドープした導電性酸化ス
ズ、金属銀等を被覆したもの等が用いられる。
【0023】特に、導電剤として、チタン酸カリウムに
酸化アンチモンをドープした導電性酸化スズを吸着した
金属塩の針状結晶(例えば、大塚化学社製のデントール
WKシリーズ(200、200B、200W、300)
が挙げられる)と共に、酸化チタンを併用した場合、画
像安定層表面の表面抵抗率を阻害することなく白色度の
改善を図ることができ、各種の着色顔料と組合せ、所望
の色調とすることも可能である。
【0024】これらの導電剤は、疎水性有機高分子材
料、特に硬化後有機溶剤に不溶あるいは難溶となる架橋
型高分子材料からなる高分子バインダーに分散されて画
像安定層が形成される。特に、金属塩の針状結晶を導電
剤として用いた場合、超高分子量ポリマーとの組合せが
好ましい。
【0025】導電剤が分散される高分子バインダーとし
ては、通常用いられる酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレ
ン、ブタジエン、アクリル酸エステル、メタクリル酸エ
ステル、エチレン、アクリロニトリル等の重合体あるい
は共重合体、シリコン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウ
レタン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂等の疎水性
有機高分子材料が使用可能であるが、特に架橋性高分子
材料が好ましい。
【0026】架橋性高分子材料は環境の影響を受けず、
耐溶剤性に優れるので後述の画像受容層形成時の塗膜の
ケズレ防止に寄与し、経時変化もないからである。
【0027】架橋性高分子材料としては、架橋型のウレ
タン樹脂、アクリル系樹脂、アクリル酸エステル系樹
脂、メタクリル酸エステル系樹脂、フェノール樹脂、メ
ラミン樹脂、尿素樹脂等のアミノ系樹脂、アルキッド樹
脂、エポキシ樹脂、ブチラール樹脂、有機珪素化合物、
石油樹脂、不飽和ポリエステル樹脂等が挙げられ、単独
又は2種以上を組み合わせて使用できる。これらの組成
物を塗工後、必要に応じて加熱処理、UV処理、電子線
処理により、あるいは架橋剤、添加剤を添加して架橋硬
化させる。また、これら架橋性の樹脂の1種以上と、先
に挙げたような、通常の疎水性バインダーの1種以上を
組み合わせて使用することも可能である。
【0028】導電剤を分散させる高分子バインダーとし
て使用される超高分子ポリマーは分子量30万以上、好
ましくは40万以上のものであり、アクリル樹脂(商品
名:M−1002B、M−2000B、綜研化学社製)
等が挙げられる。このような超高分子量ポリマーは金属
塩の針状結晶とともに使用した場合、特に好適に用いら
れる。なぜなら、金属塩の針状結晶以外の通常の導電剤
を用いることに比し、高分子バインダーの含有量をより
多くすることができることに加えて、画像安定層の被膜
強度を十分に大きくすることができ、耐擦傷性が向上す
るからである。
【0029】このため、画像安定層上に画像受容層を形
成する際にも、画像受容層の塗工ヘッドで削られる不都
合を防止でき、画像受容層の表面抵抗率を均一にするの
に寄与するものである。
【0030】このような金属塩の針状結晶の導電剤は、
画像安定層に所定の表面抵抗率を付与するため、バイン
ダー樹脂100重量部に対して10〜50重量部、好ま
しくは20〜40重量部を添加する。
【0031】10重量部以上とすることにより画像受容
層の表面抵抗率を所望の値とすることができる結果、ト
ナーの転写不足、転写ムラ等の転写不良を防止すること
ができ、50重量部以下とすることで画像安定層内のバ
インダー比を制御して画像安定層の被膜強度を大きくす
ることができ、画像受容層形成時における画像安定層の
塗膜のケズレを防止することができる。
【0032】画像安定層上に設けられる画像受容層4
は、親油性のプリンターのトナーを保持・定着させるも
のであればよいが、好ましくは、少なくとも表面を特定
形状にするための顔料と塗膜形成材料としての高分子バ
インダーとを含むものとする。
【0033】特定形状を形成するには、酸化亜鉛、酸化
チタン、珪酸アルミニウム等の多価金属塩を硬化剤と併
用したものであってもよく、好ましくは体質顔料を高分
子バインダーに分散させたものである。
【0034】ここに、特定形状とは、JIS−B−06
01におけるRaで0.4〜0.8μmの範囲内、特に
0.5〜0.7μmの範囲内にあることが好ましい。画
像受容層の表面形状を制御することで、画像受容層への
トナー接着性を向上できるとともに、画像安定層を設け
ることと相俟って、鮮明な画像を得ることができる。
【0035】このようなRaを付与するために使用され
る顔料としては、シリカ、クレー、硫酸バリウム、アル
ミナ、酸化チタン、酸化亜鉛等を単独または2種以上併
用することができる。
【0036】また、画像受容層を形成する高分子バイン
ダーは、塗膜内の顔料を結着させるとともに、乾燥後の
塗膜として柔軟性があるものが好ましく、ポリビニルア
ルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエ
チルセルロース、ガゼイン、ゼラチン、水溶性ポリウレ
タン等の水溶性樹脂、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリ
ル酸エステル、スチレン、ブタジエン、エチレン等の重
合体又は共重合体等のエマルジョン樹脂等が挙げられ、
これらの樹脂を単独又は2種以上併用することができ
る。
【0037】本発明において、画像受容層中のバインダ
ー含有量は、画像受容層の全重量に対して50%以下、
好ましくは40%以下である。50%以下とすることに
より、塗布性を向上することができ、印字性能を良好に
保つことができる。
【0038】本発明の銘板作製用シートの製造方法は、
前述した樹脂等を所定の溶媒に溶解又は分散させた画像
安定層用塗布液を作製し、プラスチックフィルム上にバ
ーコーティング等の公知の塗布方法により画像安定層塗
膜を形成し、更に、その上に前述した樹脂等を所定の溶
媒に溶解又は分散させた画像受容層用塗布液を作製し、
バーコーティング等の公知の塗布方法により塗布形成す
ることにより得ることができる。
【0039】このような構成からなる銘板作製用シート
を用いて該シートの画像受容層上に、画像データ作成編
集機能を有するワードプロセッサまたはパーソナルコン
ピュータによって製作編集された画像データを、LBP
にて直接出力することにより銘板を得ることができる。
【0040】したがって、従来の印刷法におけるような
版下の作製が不要となって作業性が向上するとともに、
トナー転写量の不足及び転写ムラの発生を軽減して、鮮
明なトナー画像を有する銘板を得ることができる。
【0041】なお、本発明の銘板作製用シートの出力手
段として、LBPを例示して説明してきたが、その他の
静電転写方式(LEDプロッター、PPC等)を使用し
たものであってもよい。
【0042】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明する。
【0043】[実施例1]厚さ75μmのポリエステル
フィルム(ルミラーS14:東レ社製)上に、下記組成
の画像安定層用塗布液をバーコーティングで塗布、15
0℃で60秒間乾燥し、厚さ3μmの画像安定層を形成
した。その後、その上に下記組成の画像受容層用塗布液
をバーコーティングで塗布、150℃で60秒間乾燥
し、Ra約0.8μm、厚さ5μmの画像受容層を形成
して、銘板作製用シートを得た。
【0044】画像受容層上の表面抵抗率を下記の方法に
より測定したところ、2×1012Ω/□付近の均一な値
であった。
【0045】なお、予め、画像安定層上の表面抵抗率を
同様の方法により測定しておいたが、その値は3×10
15Ω/□付近であった。
【0046】<画像安定層用塗布液> ・導電剤 2重量部 (デントールWK200B:大塚化学社製) ・アクリル樹脂(固形分45%) 14重量部 (アクリディックAL-201:大日本インキ化学工業社製) ・メチルエチルケトン 10重量部 ・トルオール 10重量部
【0047】<画像受容層用塗布液> ・アクリル樹脂(固形分50%) 40重量部 (アクリディック167:大日本インキ化学工業社製) ・酸化チタン 28重量部 (FR−77:古河機械金属社製) ・合成シリカ(平均粒径3.5μm) 1重量部 (サイリシア445:富士シリシア化学社製) ・トルオール 40重量部 ・メチルエチルケトン 35重量部
【0048】『表面抵抗率の測定』積層体の任意の一カ
所を10cm四方の大きさにカッティングして、サンプ
ルを作製し、このサンプルを抵抗計(HP−3478A
−Multimeter:ヒューレットパッカード社
製)にセットし、5秒チャージしてから、1分後の値を
読みとって、所望の表面抵抗率を求めた。
【0049】[実施例2]実施例1のポリエステルフィ
ルム上に、下記の組成の画像安定層用塗布液をバーコー
ティングで塗布、150℃で60秒間乾燥し、厚さ3μ
mの画像安定層を作製した。その上に下記の組成の画像
受容層用塗布液をバーコーティングで塗布、150℃で
60秒間乾燥し、Ra約0.5μm、厚さ5μmの画像
受容層を形成し、銘板作製用シートを得た。
【0050】実施例1と同様に、画像受容層上の表面抵
抗率を測定したところ、2×1012Ω/□であった。
【0051】なお、予め、画像安定層上の表面抵抗率を
同様の方法により測定しておいたが、その値は1×10
15Ω/□であった。
【0052】<画像安定層用塗布液> ・導電剤 6重量部 (デントールWK200B:大塚化学社製) ・アクリル樹脂(分子量40万) 185重量部 (M−1002B、固形分:10.5%:綜研化学社製) ・メチルエチルケトン 71重量部
【0053】<画像受容層用塗布液> ・アクリル樹脂(固形分50%) 60重量部 (アクリディック167:大日本インキ化学工業社製) ・酸化チタン 28重量部 (FR−77:古河機械金属社製) ・シリコーン樹脂粒子(平均粒径4.5μm)1重量部 (トスパール145:東芝シリコーン社製) ・トルオール 40重量部 ・メチルエチルケトン 35重量部
【0054】[実施例3]実施例1のポリエステルフィ
ルム上に、以下の組成の画像安定層用塗布液を作製し、
実施例1の方法で画像安定層を形成し、さらにその上に
実施例1の画像受容層を形成して、銘板作製用シートを
得た。
【0055】実施例1と同様に、画像受容層の表面抵抗
率を測定したところ、1×10 8Ω/□から1×1010
Ω/□の範囲で不均一な値を示した。これにより画像安
定層上に画像受容層を形成する際に該画像安定層のケズ
レが生じたものと考えられる。
【0056】なお、予め、画像安定層の表面抵抗率を同
様の方法により測定しておいたが、その値は2×1014
Ω/□であった。
【0057】<画像安定層用塗布液> ・導電剤 6重量部 (デントールWK200B:大塚化学社製) ・アクリル樹脂(固形分45%) 14重量部 (アクリディックAL-201:大日本インキ化学工業社製) ・メチルエチルケトン 10重量部 ・トルオール 10重量部
【0058】[実施例4]実施例3のデントールWK2
00Bの量を0.5重量部に代えた他は、実施例3と同
様にして銘板作製用シートを得た。
【0059】実施例1と同様に、画像受容層上の表面抵
抗率を測定したところ、5.0×1014Ω/□付近の均
一な値を得た。
【0060】なお、予め、画像安定層上の表面抵抗率を
同様の方法により測定したが、表面抵抗率があまりにも
高すぎたため、測定不能(無限大)であった。
【0061】[比較例]実施例1のポリエステルフィル
ム上に、実施例1の画像受容層を形成し、銘板作製用シ
ートを得た。
【0062】得られた銘板作製用シート上に、コンピュ
ーター上で作製した画像データを、LBP(TN-7270PS
1:東芝社製)により画像出力し、トナー転写量、トナ
ーの転写ムラ、トナー接着性について評価した。結果を
表1に示す。
【0063】なお、トナー転写量及び転写ムラについて
は、目視により評価した。
【0064】トナー接着性については、セロテープ(登
録商標)をトナー画像部分に圧着後、90゜剥離を行
い、画像部分が実質的に剥がれなかったものを○、画像
部分が剥がれ、地肌部が露出したものを×とした。
【0065】
【表1】
【0066】表1より、画像安定層を設けないと、トナ
ー転写量の不足及び転写ムラの発生のいずれも防止する
ことができなかった。即ち、画像受容層のみでは適正な
表面抵抗率が得られないので、画像の転写不良を防止す
ることはできなかった(比較例)。
【0067】一方、画像安定層を設けることで、少なく
ともトナー転写量の不足あるいは転写ムラが防止されて
いることがわかる(実施例1〜4)。
【0068】また、特定の画像安定層を設けることで、
トナー転写量の不足及び転写ムラが防止された(実施例
1、2)。
【0069】特に、金属塩の針状結晶と超高分子量バイ
ンダーとの組合せの画像安定層を設けると、画像受容層
形成時における画像安定層のケズレが全く生じないの
で、良好なトナー画像を得ることができた(実施例
2)。
【0070】一方、高分子バインダーの含有量が少ない
画像安定層を設けると、画像受容層形成時に、画像安定
層のケズレを生じ、画像の転写ムラが生じたが(実施例
3)、画像受容層の表面抵抗率が適正範囲に入っていた
ので、トナーの転写量については良好であった。
【0071】また、導電剤の含有量が少ない画像安定層
を設けると、画像受容層の表面抵抗率が適正範囲に入ら
ないため、トナー転写量が不足した(実施例4)。
【0072】なお、画像受容層の表面形状を制御するこ
とにより、トナーの接着性も高水準で維持しうることも
分かった。
【0073】
【発明の効果】本発明の銘板作製用シートは、プラスチ
ックフィルムと画像受容層の間に画像安定層を設けたた
め、画像受容層の表面抵抗率を適正範囲にすることがで
きる。
【0074】特に、画像安定層を特定組成とすること
で、該画像安定層の被膜強度が向上する結果、画像受容
層形成時における画像安定層のケズレを防止することが
でき、トナー転写量の不足及び転写ムラの発生を防止し
て鮮明なトナー画像を得ることができる。
【0075】また、特定の画像受容層を形成した場合に
は、トナー接着性を高水準で維持でき、画像安定層を設
けることと相俟って、鮮明な画像を得ることができる。
【0076】このような材料を使用して、文字キャラク
タと線画等の作成編集機能を有するワードプロセッサ又
はパーソナルコンピュータ上で作製された画像データを
直接出力することにより、従来必要であった高価格な版
下を製作用意する必要がなく、出荷台数の少ない機器・
装置用の銘板であっても迅速かつ低コストで製作が可能
になるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図。
【符号の説明】
1:銘板作製用シート 2:プラスチックフィルム 3:画像安定層 4:画像受容層 5:金属塩の針状結晶

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ作成編集機能を有するワードプ
    ロセッサまたはパーソナルコンピュータによって製作編
    集された画像データを、静電転写方式のプリンタにて直
    接印字することにより銘板を作製する際の出力シートで
    あって、当該シートが、プラスチックフィルム上に画像
    安定層及び画像受容層を順次積層したものであることを
    特徴とする銘板作製用シート。
  2. 【請求項2】画像安定層が、金属塩の針状結晶を含有す
    ることを特徴とする請求項1記載の銘板作製用シート。
  3. 【請求項3】金属塩の針状結晶が、分子量30万以上の
    超高分子ポリマーに分散されることを特徴とする請求項
    2記載の銘板作製用シート。
  4. 【請求項4】静電転写方式のプリンタが、レーザビーム
    プリンタである請求項1記載の銘板作製用シート。
JP2098197A 1997-01-20 1997-01-20 銘板作製用シート Pending JPH10207377A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2098197A JPH10207377A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 銘板作製用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2098197A JPH10207377A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 銘板作製用シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10207377A true JPH10207377A (ja) 1998-08-07

Family

ID=12042342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2098197A Pending JPH10207377A (ja) 1997-01-20 1997-01-20 銘板作製用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10207377A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000049775A (ko) * 2000-04-28 2000-08-05 이정옥 명판 및 명판 재료
KR20000071935A (ko) * 2000-03-30 2000-12-05 김종택 모든 분야에 적용되는 명판

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000071935A (ko) * 2000-03-30 2000-12-05 김종택 모든 분야에 적용되는 명판
KR20000049775A (ko) * 2000-04-28 2000-08-05 이정옥 명판 및 명판 재료

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0701179B1 (en) Printing plates using indirect electrophotographic process
JPH10207377A (ja) 銘板作製用シート
USRE36287E (en) Polyester film and lithographic plate
US6386104B1 (en) Under sheet for lithographic printing plate
US5456970A (en) Image-receiving labeling material for toner transfer recording
EP0587508B1 (en) Electrostatic recording medium
JP4780855B2 (ja) 印刷用シート
US6484634B1 (en) Block copy sheet for lithographic printing plate
JP3605184B2 (ja) 直描型平版印刷用版材
JP3807244B2 (ja) 電子写真式平版印刷版用支持体
JP3599117B2 (ja) 電子写真式直描型記録媒体及び電子写真式直描型平版印刷版
JP2729351B2 (ja) プラスチック製フルカラー静電印刷用粘着紙
JP3754679B2 (ja) 記録用紙
JP3714187B2 (ja) 電子写真式平版印刷版用支持体
JP2003270833A (ja) 印字用シート
JPS61233748A (ja) 透明静電記録フイルム
JPH0612457B2 (ja) 静電記録体
JPH07285210A (ja) 組合せ平版印刷版
JP2000131870A (ja) プリント用及び複写用シート
JPH07301937A (ja) 記録用シート
JP3633948B2 (ja) 電子写真式平版印刷版
JP2002221811A (ja) 電子写真用印字シート
JPH08234505A (ja) 直描型平版印刷用版材
JPH06258849A (ja) 静電記録体
JPH10129138A (ja) 直描型平版印刷用版材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031216

A977 Report on retrieval

Effective date: 20060413

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060822