JPH10207791A - ハイパーメディアシステム - Google Patents

ハイパーメディアシステム

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JPH10207791A
JPH10207791A JP9025789A JP2578997A JPH10207791A JP H10207791 A JPH10207791 A JP H10207791A JP 9025789 A JP9025789 A JP 9025789A JP 2578997 A JP2578997 A JP 2578997A JP H10207791 A JPH10207791 A JP H10207791A
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JP
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Application number
JP9025789A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Sasaki
茂彦 佐々木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公開サーバ1のオリジナルデータと中継装置
2のキャッシュデータとの一貫性を保つとともに、効率
よくデータ通信を行う。 【解決手段】 公開サーバ1の通知手段が当該公開サー
バ1中の更新されたオリジナルデータに関する情報を配
布装置4に送信し、配布装置4の配布手段が更新された
データに関する情報を受信して中継装置2へブロードキ
ャストする。そして、中継装置2の更新手段がブロード
キャストされた更新データに関する情報を受信して、当
該情報に基づいてキャッシュデータを更新する。したが
って、公開サーバ1中の更新されたオリジナルデータを
中継装置2のキャッシュデータに反映させることがで
き、両データの一貫性を保つことができる。また、WA
N6のデータ通信量を抑えて複数の中継装置2へキャッ
シュさせることができ、表示装置3に対してハイパーメ
ディアデータを迅速且つ双方向通信ネットワークのデー
タ通信量を抑制して提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向通信ネット
ワーク上の他のデータとリンクを行うことのできるハイ
パーメディアを構成するデータ(以下、ハイパーメディ
アデータという。)をキャッシュして、ネットワーク上
のデータ通信量を抑制するハイパーメディアシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりハイパーメディアシステムとし
て、双方向通信ネットワークに対して、関連するデータ
とのリンクを行うことのできるハイパーメディアデータ
を保持する公開サーバが複数接続され、更に、公開サー
バに保持されたハイパーメディアデータに対する処理要
求を行う表示装置が複数接続されたものがあり、このよ
うなハイパーメディアシステムとしては、例えば、イン
ターネットのワールドワイドウェブ(WWW)が知られ
ている。
【0003】このようなハイパーメディアシステムにお
ける表示装置と公開サーバとの間のデータ通信として
は、表示装置から検索等といった処理の要求を送信し、
当該処理要求に対して公開サーバがハイパーメディアデ
ータを使って処理を実行し、結果を表示装置に返信する
対話型の通信と、表示装置からハイパーメディアデータ
の参照要求を送信し、公開サーバが該当するハイパーメ
ディアデータを返信する非対話型の通信とがある。
【0004】上記したデータ通信においては、表示装置
での処理要求に対する応答時間を短縮するとともにネッ
トワーク上のデータ通信量を低減するキャッシュ技術が
知られている。例えば、特開平5-308366号公報、又は、
特開平7-168780号公報には、双方向通信ネットワークに
おいて、過去に通信したデータをキャッシュバッファに
蓄積しておき、次に同じデータが要求されたときには、
キャッシュバッファ内のデータを返答する発明が開示さ
れている。また、RFC(Request For Comments)1945、h
ttp(hypertext trsnsport protocol)/1.0規格書 1.3
節には、双方向通信ネットワークにおいて中継装置(代
理サーバ)を介して表示装置と公開サーバとのデータ通
信を行う場合には、中継装置にキャッシュ機能をもたせ
るといった技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のハイパーメディアシステムでは、表示装置が公開サー
バとの間で通信したハイパーメディアデータを中継装置
にキャッシュデータとして保存しておき、後に、表示装
置から同じデータに対する要求があった場合には、中継
装置のキャッシュデータを返信するといったデータ通信
が実施されている。このデータ通信では、一度キャッシ
ュしたデータは保持され続けているために、公開サーバ
におけるハイパーメディアデータ(以下、オリジナルデ
ータという。)が更新(追加、変更、削除)された場合
には、更新後のオリジナルデータとキャッシュデータと
が異なるといった状況が発生してしまう。なお、ハイパ
ーメディアデータは、例えば、最新の情報を提供するた
めに用いられるといったことがあるために、一般的に更
新頻度が高く、上記した状況は頻繁に発生してしまう。
【0006】そして、上記した状況が発生すると、オリ
ジナルデータとは異なったキャッシュデータを表示装置
が受け取ることとなり、リンクによって他のデータを得
ることができるといったハイパーメディアの特性が滅却
されてしまう。すなわち、表示装置は、オリジナルデー
タを得ることができないばかりか、オリジナルデータが
有するリンクを使って他のデータを適切に得ることがで
きない。
【0007】上記した状況を防ぐ方法としては、キャッ
シュデータに有効期限を設定し、当該有効期限を過ぎた
場合にキャッシュデータを無効にするといった方法があ
るものの、この方法では有効期限の設定が難しい。例え
ば、有効期限を比較的長く設定すると、有効期限前にオ
リジナルデータが更新されるといったことが発生する可
能性が高くなり、上記同様な状況が発生してしまう。一
方、有効期限を比較的短く設定すると、有効期限を過ぎ
てもオリジナルデータが更新されていないといった場合
であっても、キャッシュデータが無効にされてしまうた
めに、新たにネットワークを介してオリジナルデータを
キャッシュするといった無駄なデータ通信が生じてしま
い、キャッシュによるデータ通信量を抑制する効果が薄
れてしまう。
【0008】本発明は上記した従来の事情に鑑みてなさ
れたものであり、オリジナルデータとキャッシュデータ
との一貫性を保つことができるとともに、効率よくデー
タ通信を行うことのできるハイパーメディアシステムを
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明は、オリジナルデータとキャッシュデータ
との一貫性を保つために、オリジナルデータが更新され
た場合に公開サーバから中継装置へ更新されたデータに
関する情報を伝達する。ここで、公開サーバから双方向
通信ネットワークだけで更新されたデータに関する情報
を複数の中継装置に伝達するには、送信先の中継装置の
アドレスを把握して、それぞれの中継装置に同一の更新
されたデータに関する情報を送信しなければならず、双
方向通信ネットワークのデータ通信量が増大してしま
い、データ通信の効率が悪い。また、送信先の中継装置
のアドレスを把握することも容易ではない。
【0010】そこで、本発明は、送信先を特定しない情
報の伝達形態(ブロードキャスト)に着目してなされた
もので、公開サーバにおいて更新されたデータに関する
情報をブロードキャストして中継装置に伝達する。例え
ば、ブロードキャストは、衛星放送、地上波放送、情報
保持した記録媒体(例えば、CDROM)を配布する等
によって実現される。
【0011】本発明に係るハイパーメディアシステム
は、ハイパーメディアを構成するデータを保持する公開
サーバと、表示装置に提供するハイパーメディアを構成
するデータを保持する複数の中継装置とを双方向通信ネ
ットワークで接続したハイパーメディアシステムにおい
て、前記ネットワークに配布装置を接続し、公開サーバ
には、更新されたデータに関する情報を配布装置に送信
する通知手段を設け、配布装置には、更新されたデータ
に関する情報を受信して複数の中継装置へブロードキャ
ストする配布手段を設け、中継装置には、ブロードキャ
ストされた更新データに関する情報を受信して、当該情
報に基づいて保持しているデータを更新する更新手段を
設けたことを特徴とする。
【0012】上記したハイパーメディアシステムでは、
公開サーバの通知手段が当該公開サーバ中の更新された
オリジナルデータに関する情報を配布装置に送信し、配
布装置の配布手段が更新されたデータに関する情報を受
信して中継装置へブロードキャストする。そして、中継
装置の更新手段がブロードキャストされた更新データに
関する情報を受信して、当該情報に基づいて保持してい
るハイパーメディアを構成しているキャッシュデータを
更新する。
【0013】したがって、公開サーバの更新されたデー
タに関する情報を中継装置に保持されているデータに反
映させることができ、公開サーバのオリジナルデータと
中継装置のキャッシュデータとの一貫性を保つことがで
きる。また、双方向通信ネットワークのデータ通信量を
抑えて複数の中継装置へハイパーメディアデータをキャ
ッシュさせることができ、これによって表示装置に対し
てハイパーメディアデータを迅速且つ双方向通信ネット
ワークのデータ通信量を抑制して提供できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例に係るハイパー
メディアシステムを図1を参照して説明する。このハイ
パーメディアシステムは、公開サーバ1と、中継装置2
と、表示装置3と、配布装置4と、通信衛星5と、を備
えており、公開サーバ1と中継装置2と配布装置4と
を、双方向通信が可能な公衆回線によるWAN(Wide A
rea Network)6によって接続し、中継装置2と表示装
置3とを双方向通信が可能なLAN(Local Area Netwo
rk)7によって接続し、配布装置4から複数の中継装置
2へ情報をブロードキャストする経路を通信衛星5によ
って形成している。
【0015】公開サーバ1は、図2に示すように、ワー
クステーション(WS)11と、ドキュメントを保持す
るハードディスク装置12と、WS11と中継装置2或
いは配布装置4との間のWAN6を使用したデータ通信
を仲介するWANインターフェイス13と、を備えてい
る。ここで、ドキュメントとは、ハイパーメディアデー
タを管理する管理単位をいい、各ドキュメントは他のド
キュメント(同一のハードディスク装置12内のドキュ
メントには限らない)とのリンク関係を構成することが
できる。
【0016】WS11は、ハードディスク装置12のド
キュメントを管理するドキュメント管理手段と、中継装
置2とのデータ通信を行う通信手段と、更新されたドキ
ュメントに関する情報を、後述して説明するパケットを
用いて配布装置4に送信する通知手段と、を有してい
る。なお、例えば、WS11としては、SPARCアー
キテクチャ(SPARCは、サン・マイクロシステムズ
社の商標)を有するワークステーションを使用してい
る。
【0017】中継装置2は図3に示すように、配布装置
4から通信衛星5を介してブロードキャストされたドキ
ュメントに関する情報を受信する受信アンテナ21及び
衛星放送用チューナ兼デコーダ装置22と、WS23
と、ドキュメントに関するキャッシュデータを保持する
ハードディスク装置24と、WS23と表示装置1との
間のLAN7を使用したデータ通信を仲介するLANイ
ンターフェイス25と、WS23と公開サーバ3との間
のWAN6を使用したデータ通信を仲介するWANイン
ターフェイス26とを備えている。
【0018】WS23は、表示装置3との間のデータ通
信を行う第1通信手段と、公開サーバ1との間のデータ
通信を行う第2通信手段と、キャッシュデータを管理す
るキャッシュ管理手段と、を備えている。なお、例え
ば、WS23としては、SPARCアーキテクチャを有
するワークステーションを使用している。
【0019】表示装置3は図4に示すように、ドキュメ
ントを出力する出力手段としてのディスプレイ31及び
スピーカ32と、ユーザからのドキュメントの出力要求
を入力する入力手段としてのキーボード33及びマウス
34と、パーソナルコンピュータ(PC)35と、PC
35と中継装置2との間のLAN7を使用したデータ通
信を仲介するLANインターフェイス36とを備えてい
る。
【0020】PC35は、入力手段によって入力された
出力要求をLAN7を介して中継装置2に送信するとと
もに、当該出力要求に対応するドキュメントを中継装置
2から受信する通信手段を備えている。なお、上記した
PC35の機能手段は、プロセッサがオペレーティング
システム(OS)を実行し、当該OS上でWWWブラウ
ザ等といったプログラムを実行することにより構成して
おり、例えば、上記したPC35としては、IBM互換
のPCを使用でき、オペレーティングシステムとしては
マイクロソフト社製のものを使用でき、WWWブラウザ
としてはネットスケープ社製のものを使用することがで
きる。
【0021】上記した公開サーバ1及び中継装置2及び
表示装置3は、表示装置3にユーザからのドキュメント
に対する出力要求があった場合には以下に示す動作を行
う。すなわち、ユーザからのドキュメントに対する出力
要求が表示装置3の入力手段によって入力されると、当
該出力要求を表示装置3の通信手段がLAN7を介して
中継装置2に送信する。そして、当該出力要求を第1通
信手段が受信すると、キャッシュ管理手段が出力要求に
該当するドキュメントがハードディスク装置24にキャ
ッシュデータとして保持されているか否かを検出する。
【0022】該当するドキュメントが保持されている場
合には、キャッシュ管理手段が当該ドキュメントをハー
ドディスク装置24から取り出し、当該取り出したドキ
ュメントを第1通信手段が表示装置3へ送信する。この
ため、公開サーバ1にアクセスすることなく表示装置3
にドキュメントを提供でき、表示装置3における要求か
らドキュメントが得られるまでの応答時間を短くすると
ともに、ネットワーク上のデータ通信量を抑制すること
ができる。
【0023】一方、該当するドキュメントが保持されて
いない場合には、中継装置2が公開サーバ1から該当す
るドキュメントを受信し、当該ドキュメントをキャッシ
ュデータとするとともに、表示装置3に送信する。すな
わち、キャッシュ管理手段が第2通信手段によって出力
要求を公開サーバ1へ送信し、公開サーバ1の通信手段
が出力要求を受信し、受信した出力要求に該当するドキ
ュメントをドキュメント管理手段がハードディスク装置
から取り出し、公開サーバ1の通信手段が取り出したド
キュメントを中継装置2に送信し、当該ドキュメントを
第2通信手段が受信して、当該ドキュメントをキャッシ
ュ管理手段がキャッシュデータとしてハードディスク装
置24に格納するとともに、当該ドキュメントを第1通
信手段が表示装置3へ送信する。そして、表示装置3の
通信手段が中継装置2からドキュメントを受信すると、
出力手段が受信したドキュメントを出力する。
【0024】なお、上記したハードディスク装置24に
格納したキャッシュデータによって、以降において同一
のデータに対する出力要求があった場合には、表示装置
3における要求からドキュメントが得られるまでの応答
時間を短くするとともに、ネットワーク上のデータ通信
量を抑制することができる。
【0025】なお、上記したキャッシュデータの収集方
法は、従来より知られたものであり、当該方法によって
得られたキャッシュデータを以下、従来型キャッシュデ
ータと呼ぶ。
【0026】配布装置4は図5に示すように、WS41
と、ドキュメントに関する更新情報を保持するハードデ
ィスク装置42と、WS41と公開サーバ1との間のW
AN6を利用したデータ通信を仲介するWANインター
フェイス43と、ドキュメントに関する更新情報を通信
衛星5にアップロードするための衛星用エンコーダ兼モ
ジュレータ装置44及び送信アンテナ45と、を備えて
いる。
【0027】WS41は、公開サーバ1から更新された
ドキュメントに関する情報を含むパケットを受信する受
信手段と、予め設定した優先順位に従ってハードディス
ク装置42のパケットの待ち行列を管理するパケット管
理手段と、衛星用エンコーダ兼モジュレータ装置44及
び送信アンテナ45によって中継装置2へパケットをブ
ロードキャストする配布手段と、を備えている。なお、
配布手段は、中継装置2が受信体制になっていない場合
や、受信に失敗するといった可能性があるために、或る
程度間隔をおいて複数回繰り返してブロードキャストし
ている。
【0028】ここで、配布装置4が公開サーバ1の通知
手段より受け取るパケットを図面を参照して説明する。
パケットには、図6(a)に示す、変更又は追加された
ドキュメントに関する属性値の情報を含むupdateパケッ
トと、削除又は無効となったドキュメントに関する属性
値の情報を含むdeleteパケットと、ドキュメントが変更
又は追加された際のドキュメント自体を含むentityパケ
ットとがある。そして、各パケットは、図6(b)に示
す、当該パケットの種別を表すパケット種別フィールド
と、データ部フィールドとを有した構成となっており、
データ部フィールドはパケットの種別によって異なった
データを保持する。すなわち、updateパケット、又は、
deleteパケットであれば、後述して説明するフィールド
ブロック部を保持し、entityパケットであれば、後述し
て説明するドキュメント実体部を保持する。
【0029】なお、上記したパケットは、図6(a)に
示す優先順位に従った持ち行列によってパケット管理手
段に管理され、配布手段によって当該待ち行列の順番に
従ってブロードキャストされることとなる。
【0030】ここで、本実施例では、優先順位として、
中継装置2に格納されているキャッシュデータが公開サ
ーバ1のドキュメントと異なっていることをできるだけ
迅速に中継装置2に把握させるための優先順位を用いて
いる。すなわち、公開サーバ1のドキュメントが更新さ
れた場合には、更新されたドキュメントに関する属性情
報を優先的にブロードキャストし、一般的にデータ量が
大きいドキュメントの実体については、属性情報の後に
ブロードキャストする優先順位を用いている。また、更
新されたドキュメントに関する属性情報の中において
も、削除されたドキュメントに関する属性情報より、追
加或いは変更されたドキュメントに関する属性情報を優
先的にブロードキャストするといった優先順位を用い、
表示装置3において実際得られるべきドキュメントが得
られないといった状況を確実に防いでいる。
【0031】上記したように配布装置4の配布手段によ
ってブロードキャストされたパケットは、中継装置2に
受信され、キャッシュ管理手段によってキャッシュデー
タとしてハードディスク装置24に管理される。なお、
このようにして得られたキャッシュデータを以下、放送
型キャッシュデータと呼ぶ。ここで、キャッシュ管理手
段によって管理されるキャッシュデータの構成を図7を
参照して説明する。なお、従来型キャッシュデータと放
送型キャッシュデータとをあわせて説明する。
【0032】キャッシュデータは、ドキュメントの属性
を格納するフィールドブロック部と、ドキュメントの実
体(ドキュメントの内容を表すデータ集合)を格納する
ドキュメント実体部とを有している。フィールドブロッ
ク部は、図7(a)に示すように、種別フィールドと、
ポインタアドレスフィールドと、ドキュメントIDフィー
ルドと、タイムスタンプフィールドと、ハード有効期限
フィールドと、ソフト有効期限フィールドと、ドキュメ
ント実体ポインタフィールドと、を有する。
【0033】種別フィールドは、キャッシュデータのタ
イプを表すフィールドであり、例えば、従来型キャッシ
ュデータ、放送型キャッシュデータのいずれかであるこ
とを表す。ポインタアドレスフィールドは、ドキュメン
トを一意に識別するために与えられた文字列を保持する
フィールドである。文字列としては、公開サーバの名前
や格納された場所を表す情報、例えば、URL(Univer
sal Resource Locator)又は、URI(Uniform Resour
ce Identifier)アドレスがある。
【0034】ドキュメントIDフィールドは、当該フィー
ルドブロック部に該当するドキュメントのドキュメント
実体を一意に識別するために与えられた文字列(ドキュ
メントID)を保持するフィールドである。従来型キャッ
シュデータのドキュメントIDは、中継装置2のキャッシ
ュ管理手段がドキュメントをキャッシュしたときに、機
械的に一意に作成する。放送型キャッシュデータのドキ
ュメントIDは、オリジナルのドキュメントを保持する公
開サーバ1の通知手段が機械的に一意に作成する。
【0035】ここで、ドキュメント実体を一意に識別す
るために与えられた文字列とは、格納される場所が異な
るドキュメントであってもドキュメント実体が同一であ
る場合には、同一となる文字列のことであり、このよう
な文字列を用意することによって、複数のドキュメント
が同一のドキュメント実体を持つ場合に、一つのドキュ
メント実体部を管理すればよいこととなり、ハードディ
スク装置24の記憶効率を向上させることができる。
【0036】タイムスタンプフィールドは、オリジナル
のドキュメントが最後に更新された時刻を保持するフィ
ールドである。ハード有効期限フィールドは、当該ドキ
ュメントをキャッシュした場合にキャッシュデータがオ
リジナルのドキュメントと同期がとれていることを保証
できる有効期限の時刻(ハード有効期限)を保持するフ
ィールドである。なお、従来型キャッシュデータではこ
のフィールドは無効となっている。
【0037】ハード有効期限としては、例えば、ドキュ
メントの管理者によって把握されているドキュメントに
対する次回の更新時刻等といったものがあり、公開サー
バ1の通知手段によって設定される。したがって、ハー
ド有効期限以前は、キャッシュデータがオリジナルのド
キュメントと一致していることを意味するので、表示装
置3からキャッシュデータを破棄して最新のドキュメン
トを公開サーバ1から転送する要求が与えられた場合で
も、キャッシュ管理手段はキャッシュデータを破棄せ
ず、当該キャッシュデータを最新ドキュメントとして表
示装置3に返信させる。なお、中継装置2にブロードキ
ャストによって当該ドキュメントに関する情報が送られ
てきた場合には、ハード有効期限以前に当該キャッシュ
データが無効となる。
【0038】ソフト有効期限フィールドは、キャッシュ
データを保持する期限の時刻(ソフト有効期限)を保持
するフィールドである。このソフト有効期限はキャッシ
ュ管理手段によって従来型キャッシュデータ及び放送型
キャッシュデータに対して設定され、ソフト有効期限時
刻に達した際には、キャッシュ管理手段によってキャッ
シュデータが破棄される。なお、放送型キャッシュデー
タでは、ソフト有効期限はハード有効期限より後の時刻
が設定されている。
【0039】ドキュメント実体ポインタフィールドは、
当該フィールドブロック部に対応するドキュメント実体
部の格納場所を指す内部アドレスを格納するフィールド
である。なお、参照するドキュメント実体部がハードデ
ィスク装置24に格納されていない場合、例えば、upda
teパケットは受信されているが、updateパケットが表し
ているドキュメントに該当するentityパケットがブロー
ドキャストによって受信されていない場合にはヌルポイ
ンタとなっている。なお、上記したフィールドにおいて
格納される時刻としては、例えば、世界標準時(UTC)
の1970年1月1日0時より経過した秒数といった形式の時
刻がある。
【0040】ドキュメント実体部は、図7(b)に示す
ように、ドキュメントIDフィールドと、リンクカウンタ
プフィールドと、最終リンク時刻フィールドと、サイズ
フィールドと、ドキュメント実体フィールドと、を有す
る。ドキュメントIDフィールドは、当該ドキュメント実
体部に格納されるドキュメント実体のドキュメントIDを
保持するフィールドである。
【0041】リンクカウンタフィールドは、当該ドキュ
メント実体部を参照しているフィールドブロック部の数
を保持するフィールドである。このフィールドに格納さ
れる数は、キャッシュ管理手段によって、当該ドキュメ
ント実体部を参照するフィールドブロック部が作成され
る際、或いは、削除される際に増減される。最終リンク
時刻フィールドは、リンクカウンタが増減した最後の時
刻を保持するフィールドである。なお、キャッシュ管理
手段は、リンクカウンタが”0”になっても、すぐには
ドキュメント実体部を削除せずに、最終リンク時刻より
一定時間が経過した後に削除するようにしている。
【0042】サイズフィールドは、ドキュメント実体部
フィールドに保持されるドキュメント実体の大きさをバ
イト単位で表すフィールドである。ドキュメント実体フ
ィールドは、ドキュメント実体を表すバイト列データを
保持するフィールドである。
【0043】次に、上記したハイパーメディアシステム
において、公開サーバ1のドキュメントが更新された場
合の動作を図面を参照して説明する。公開サーバ1にお
いてドキュメント管理手段によって管理されているドキ
ュメントが更新されると、通知手段が当該更新されたド
キュメントに関する情報をパケットを用いて、配布装置
4に送信する。送信されたパケットを配布装置4の通信
手段が受信すると、当該パケットをパケット管理手段が
予め設定した優先順位に従って待ち行列を形成し、配布
装置が当該待ち行列の順番でパケットを衛星用エンコー
ダ兼モジュレータ装置44及び送信アンテナ45によっ
てブロードキャストする。
【0044】このブロードキャストされたパケットを中
継手段2の受信アンテナ21及び衛星放送用チューナ兼
デコーダ装置22が受信し、キャッシュ管理手段が受信
したパケットの種別を判断し、種別に応じて以下の処理
を行う。すなわち、受信したパケットがupdateパケット
である場合には、図8に示すように、キャッシュ管理手
段は、パケットがキャッシュ条件を満たしているか否か
を判断する(ステップS1)。ここで、キャッシュ条件
としては、例えば、国内の公開サーバのドキュメントし
かキャッシュしない等といったキャッシュの対象となる
ドキュメントに関する条件が設定されており、ハードデ
ィスク装置24の限られた容量を有効に利用するための
条件となっている。なお、以下の説明で使用するキャッ
シュ条件も同様である。
【0045】そして、キャッシュ条件を満たしていない
場合には処理を終了する一方、キャッシュ条件を満たし
ている場合には、当該ドキュメントはキャッシュ対象と
なるので、updateパケットのフィールドブロック部に保
持されたポインタアドレスと、同じポインタアドレスを
もつキャッシュデータがハードディスク装置24に存在
するか否かを検出し(ステップS2)、存在する場合に
は、更にupdateパケットのタイムスタンプと、キャッシ
ュデータのタイムスタンプとを比較する(ステップS
3)。
【0046】タイムスタンプが一致する場合には、更新
されたドキュメントがキャッシュデータと一致している
ことを意味しているので、このまま処理を終了する。一
方、キャッシュデータが存在しない場合又はキャッシュ
データが存在するがタイムスタンプが一致しない場合に
は、更新されたドキュメントがキャッシュデータに反映
されていないことを意味するので、updateパケット中の
フィールドデータ部をハードディスク装置24に登録す
る(ステップS4)。
【0047】また、受信したパケットがdeleteパケット
である場合には、図9に示すように、キャッシュ管理手
段は、パケットがキャッシュ条件を満たしているか否か
を判断し(ステップS5)、キャッシュ条件を満たして
いない場合には、当該パケットに該当するドキュメント
がキャッシュデータとして保持されていることはないの
で処理を終了する一方、キャッシュ条件を満たしている
場合には、当該ドキュメントはキャッシュ対象となって
いるので、deleteパケットのフィールドブロック部に保
持されたポインタアドレスと、同じポインタアドレスを
もつキャッシュデータがハードディスク装置24に存在
するか否かを検出する(ステップS6)。キャッシュデ
ータが存在しない場合には、このまま処理を終了する一
方、キャッシュデータが存在する場合には、該当するキ
ャッシュデータをハードディスク装置24から削除する
(ステップS7)。
【0048】また、受信したパケットがentityパケット
である場合には、図10に示すように、キャッシュ管理
手段は、パケットがキャッシュ条件を満たしているか否
かを判断し(ステップS8)、キャッシュ条件を満たし
ていない場合には、処理を終了する一方、キャッシュ条
件を満たしている場合には、当該ドキュメントはキャッ
シュ対象となるので、entityパケットのドキュメントID
と同じドキュメントIDをもつドキュメント実体部がハー
ドディスク装置24に存在するか否かを検出する(ステ
ップS9)。存在する場合には、既にドキュメント実体
部がハードディスク装置24に格納されているのでこの
まま処理を終了する一方、存在しない場合には、entity
パケット中のドキュメント実体部をハードディスク装置
24に登録する(ステップS10)。
【0049】上記したように、公開サーバ1において更
新されたドキュメントを適切に中継装置2のキャッシュ
データに反映させることができる。また、更新されたデ
ータを反映させるにあたっては、更新されたドキュメン
トを反映させるべき中継装置2を把握する必要がなく、
複数の中継装置2に効率よく反映させることができる。
また、このキャッシュデータによって双方向通信ネット
ワークの通信量を低減することができるとともに迅速に
表示装置3へドキュメントデータを提供することができ
る。
【0050】次に、中継装置2に放送型キャッシュデー
タが保持されている場合のハイパーメディアシステムの
動作を図11を参照して詳細に説明する。
【0051】表示装置3の入力手段によってユーザが所
望のドキュメントを表すポインタアドレスが入力される
と、表示装置3の通信手段が前記ポインタアドレスを中
継装置2に送信し、中継装置2の第1通信手段が前記ポ
インタアドレスを受信し(ステップS11)、キャッシ
ュ管理手段が前記ポインタアドレスと同じポインタアド
レスを保持するキャッシュデータがハードディスク装置
24に存在するか否かを検出する(ステップS12)。
【0052】同じポインタアドレスを保持するキャッシ
ュデータが存在しない場合には、以下に示すキャッシュ
ミス時処理を行う。すなわち、第2通信手段が前記ポイ
ンタアドレスを公開サーバ1に送信し、公開サーバ1の
通信手段が当該ポインタアドレスを受信し、受信したポ
インタアドレスに該当するドキュメントに関するフィー
ルドブロック部をドキュメント管理手段がハードディス
ク装置12のドキュメントに基づいて取得し、当該フィ
ールドブロック部を公開サーバ1の通信手段が中継装置
2に送信し、当該フィールドブロック部を第2通信手段
が受信する(ステップS13)。
【0053】そして、キャッシュ管理手段が受信したフ
ィールドブロック部に該当するドキュメントのドキュメ
ントIDを設定する(ステップS14)。また、上記した
ステップS13と同様な処理によって前記ポインタアド
レスに該当するドキュメントのドキュメント実体部を第
2通信手段が受信する(ステップS15)。次いで、第
1通信手段がドキュメント実体部中のドキュメント実体
を表示装置3に送信する(ステップS16)。この結
果、表示装置3の通信手段がドキュメント実体を受信
し、出力手段がドキュメントを出力することとなる。
【0054】なお、ドキュメント管理手段は、上記した
フィールドブロック部及びドキュメント実体部に該当す
るドキュメントがキャッシュ条件を満たすか否かを検出
し(ステップS17)、キャッシュ条件を満たす場合に
は、キャッシュデータとして当該フィールドブロック部
及びドキュメント実体部をハードディスク装置24に格
納する(ステップS18、S19)。
【0055】これに対して、同じポインタアドレスを保
持するキャッシュデータが存在する場合には、キャッシ
ュ管理手段がキャッシュデータのフィールドブロック部
のハード有効期限が期限切れ或いは無効であるか否かを
検出し(ステップS20)、期限切れである場合或いは
無効である場合には、上記したステップS13と同様な
処理によって、上記したポインタアドレスに該当するド
キュメントのフィールドブロック部を第2通信手段が受
信し(ステップS21)、更に、キャッシュ管理手段
が、キャッシュデータのフィールドブロック部のタイム
スタンプと、受信したフィールドブロック部のタイムス
タンプとを比較する(ステップS22)。
【0056】そして、上記した両タイムスタンプが一致
しない場合には、キャッシュ管理手段がハードディスク
に保持されているキャッシュデータを破棄し(ステップ
S23)、上記した処理(ステップS13〜S19)を
行う。一方、ハード有効期限の期限が切れていない場
合、又は、期限切れ或いは無効ではあるけれどもタイム
スタンプが一致している場合には、更新されたドキュメ
ントとキャッシュデータとが一致していることを意味し
ており、キャッシュ管理手段がフィールドブロック部の
ドキュメント実体ポインタによってドキュメント実体部
をハードディスク装置24から抽出し、当該ドキュメン
ト実体部のドキュメント実体を第1通信手段が表示装置
3に送信する(ステップS24、S25)。
【0057】なお、放送型キャッシュデータにおいて
は、ドキュメント実体部がハードディスク装置24に格
納されていないといった状況が発生する場合もあるが、
この場合には、上記した処理(ステップS15〜S1
9)を行う。したがって、表示装置3は、公開サーバ1
のドキュメントと一致するデータを確実に得ることがで
きる。
【0058】なお、上記した実施例では、優先順位に従
ってブロードキャストを行う場合に、更新データに関す
る情報を優先順位に従って持ち行列として格納し、この
待ち行列に従ってブロードキャストするようにしていた
が、予め更新データに関する情報を格納し、格納した情
報を優先順位に従って抽出してブロードキャストするよ
うにしてもよい。
【0059】また、上記した実施例では、表示装置、公
開サーバ、中継装置、配布装置のそれぞれを異なる処理
端末(WS或いはPC)によって構成していたが、前記
装置の任意の複数装置を同一の処理端末によって構成す
ることもできる。すなわち、一つの処理端末に任意の複
数装置の機能手段を持たせてもよい。
【0060】なお、プロセッサが(ROM、RAM等に
予め格納された)プログラムを実行することにより構成
される上記した各機能手段を、独立したハードウエア回
路として構成してもよい。また、本発明は上記のプログ
ラムをフロッピーディスクやCD−ROM等の記憶媒体
として把握させておき、当該プログラムを記憶媒体から
入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に
係る処理を実行させることもできる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るハイ
パーメディアシステムでは、更新されたハイパーメディ
アを構成するデータに関する情報を、ブロードキャスト
によって中継装置にキャッシュさせるようにしたため
に、中継装置内のキャッシュデータと公開サーバのオリ
ジナルデータとの一貫性を保つことができるとともに、
複数の中継装置に対しても効率よくキャッシュさせるこ
とができる。また、比較的コストの低いブロードキャス
トを使って、比較的コストの高い双方向通信ネットワー
クを使ったデータ通信量を抑制することができ、コスト
を削減することができる。更に、本発明に係るハイパー
メディアシステムでは、更新されたハイパーメディアを
構成するデータに関する情報を、予め設定した優先順位
に従ってブロードキャストするようにしたために、中継
装置内のキャッシュデータに対して重要な情報を迅速に
反映させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るハイパーメディアシ
ステムの構成図である。
【図2】 本発明の一実施例に係る公開サーバの構成図
である。
【図3】 本発明の一実施例に係る中継装置の構成図で
ある。
【図4】 本発明の一実施例に係る表示装置の構成図で
ある。
【図5】 本発明の一実施例に係る配布装置の構成図で
ある。
【図6】 更新されたデータに関する情報を含むパケッ
トの構造を説明する図である。
【図7】 キャッシュデータのデータ構造を説明する図
である。
【図8】 本発明の一実施例に係る中継装置のキャッシ
ュ管理手段によるキャッシュ管理動作を説明する第1フ
ローチャートである。
【図9】 本発明の一実施例に係る中継装置のキャッシ
ュ管理手段によるキャッシュ管理動作を説明する第2フ
ローチャートである。
【図10】 本発明の一実施例に係る中継装置のキャッ
シュ管理手段によるキャッシュ管理動作を説明する第3
フローチャートである。
【図11】 本発明の一実施例に係るハイパーメディア
システムの動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1・・公開サーバ、 2・・中継装置、3・・表示
装置、 4・・配布装置、5・・通信衛星、
6・・WAN、7・・LAN。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハイパーメディアを構成するデータを保
    持する公開サーバと、 表示装置に提供するハイパーメディアを構成するデータ
    を保持する複数の中継装置とを双方向通信ネットワーク
    で接続したハイパーメディアシステムにおいて、 前記ネットワークに配布装置を接続し、 公開サーバには、更新されたデータに関する情報を配布
    装置に送信する通知手段を設け、 配布装置には、更新されたデータに関する情報を受信し
    て複数の中継装置へブロードキャストする配布手段を設
    け、 中継装置には、ブロードキャストされた更新データに関
    する情報を受信して、当該情報に基づいて保持している
    データを更新する更新手段を設けたことを特徴とするハ
    イパーメディアシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したハイパーメディアシ
    ステムにおいて、 前記配布装置には、通知された更新データを複数保持す
    る記憶手段と、 記憶手段に保持されるデータを予め設定した優先順位に
    従って配布手段にブロードキャストさせる配布制御手段
    と、を設けたことを特徴とするハイパーメディアシステ
    ム。
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