JPH10208200A - 着陸スケジューリング装置 - Google Patents
着陸スケジューリング装置Info
- Publication number
- JPH10208200A JPH10208200A JP9010486A JP1048697A JPH10208200A JP H10208200 A JPH10208200 A JP H10208200A JP 9010486 A JP9010486 A JP 9010486A JP 1048697 A JP1048697 A JP 1048697A JP H10208200 A JPH10208200 A JP H10208200A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aircraft
- landing
- runway
- approach
- candidate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
回避し、かつ効率的な着陸が行われる着陸スケジュール
を作成する。 【解決手段】 ILSグライドスロープへの進入点とこ
れに達する前の進入機の通過点である前置通過ポイント
との間での経路の2つの進入機間での交差を、安全間隔
未満で到着する2つの進入機それぞれに割り当てられる
進入点の左右関係と、進入機それぞれの前置通過ポイン
トの左右関係とに基づいて判定する。交差を生じる場合
には、ファイナルフィックスを反転して交差を解消して
安全間隔未満での並列進入を図り、滑走路を高密度に利
用する。また反転によって交差が解消しない場合は、進
入を遅延させ到着間隔を確保する処理を行う。また、飛
行時間と駐機スポットまでの地上での燃料消費量とを重
み付け加算等して求めた着陸評価値に基づいてスケジュ
ールの最適化を図る。
Description
数本の滑走路を有する空港における航空機の進入・着陸
を誘導するターミナル管制システムにおいて、航空機の
進入・着陸を計画する着陸スケジューリング装置に関す
る。
のレーダー管制システムのブロック構成図である。図1
1のシステムはレーダー及び目標検出装置4、主処理装
置6、外部システム8、管制用表示装置10によって構
成される。航空機レーダー情報12は航空機群14の位
置情報を主な内容とする情報である。また、外部入力航
空機属性情報16は、外部システム8から主処理装置6
に供給される情報で、航空機の各種属性を表す。表示情
報18は、主処理装置6で生成された画像データであ
る。
及び目標検出装置4は、電波を放射し航空機からの反射
波を受信し、この受信信号から航空機の距離、方位、高
度といった位置情報などを定期的に収集する。収集され
た情報は、デジタル化され主処理装置6に航空機レーダ
ー情報12として渡される。一方、外部システム8は、
航空機の属性情報を収集、蓄積しており、これを必要に
応じて主処理装置6に供給する。例えば外部システム8
は、2次監視レーダー(SSR:Secondary Surveillan
ce radar)などであり、航空機の識別コードを受信し
て、予め登録されている航空機の便名、型式といった情
報を主処理装置6に供給する。主処理装置6は、これら
航空機レーダー情報12を追尾し、外部入力航空機属性
情報16と合わせて表示データ形式に変換する。主処理
装置6で生成された表示情報18は、管制用表示装置1
0に表示される。その表示イメージは、例えば、航空機
が輝点で表示され、さらに当該航空機の高度、便名等の
属性情報がその輝点に対応する形で表示される。このシ
ステムにより提供される情報は、航空機の離着陸の管制
判断に利用される。
は、安全かつ円滑な航空機の誘導を実現するため、上記
システムに加えて、管制官を支援するさらに高度なシス
テムが導入されている。例えば、ターミナル、すなわち
空港周辺において、航空機間の安全間隔を確保しつつ、
空港までの到着時間を最短にしたり、滑走路への進入経
路を最短にするような計画を策定するものが提案されて
いる。ドイツのフランクフルト空港で運用されているC
OMPASシステムや米国ダラスフォートワース空港で
実験されているCTASシステムなどは、そのようなシ
ステムである。
制支援システムの原理を説明する。現在では、計器着陸
装置(ILS:Instrument Landing System)が精密な
進入着陸を援助するために広く普及している。ILSの
地上施設は、滑走路への進入方向に沿って、1本の降下
路を電波的に発生するほか、距離標識を発生する。航空
機の機上受信装置は、これらを受信することにより、降
下路からの方位、仰角偏移を得ることができる。航空機
はこれら計器情報により、標識通過を確認しながら手動
又は自動操縦で滑走路に進入着陸することができる。
して、滑走路の延長線上の一定の高度の定点(以下、フ
ァイナルフィックスと称する。)が設定される。図12
は、滑走路とファイナルフィックスとの関係を示す模式
図である。図12(a)は、平面図であり、同図(b)
は側面図である。航空機は、ファイナルフィックスを通
過した後は、ILSを利用して滑走路へ、直進かつ一定
の割合で降下し着陸する。なお、滑走路への進入方向
は、風向きによって反対側からになることもあるが、そ
の場合は、その反対側に向けてILSのグライドスロー
プが設定され、図12同様の誘導が行われる。
た航空機は、ILSによって滑走路に導かれる。上述し
たCOMPAS等の管制支援システムは、レーダー管制
システムにより得られる航空機の位置、速度、目的地と
いった情報から、空港に進入する航空機に関して、その
経路を想定し、どの経路と速度で進入すればファイナル
フィックスまで安全かつ効率的に到達できるかを計画
し、それを例えば管制用表示装置10に他の情報と併せ
て推奨表示することができる。
成する第一段階として、まず、進入機の着陸順位が決定
される。この決定の方法としては以下の方法がある。一
つは、他の進入機が存在しないとして、最も当該進入機
に望ましい進入手段を講じた場合の到着時刻を基準時刻
として、この基準時刻が早い順に到着順位を定めるとい
う方法である。もう一つは、進入機の到着順序を様々に
変え、航空機の離発着等が最も効率的となる順序を探索
するという方法である。ここでは、簡潔さと取り扱いの
公平さから前者を例として代表的な方法を説明する。な
お、簡単のため、出発機の存在は考慮しない。
空港に到着する航空機の進入経路の集合は、当該空港の
管制空域内に網状に離散化されたモデルとして取り扱わ
れる。つまり、各航空機の経路は、定点(つまり「網」
の節)と定点との間に定義される区間経路を順次結んで
表される。各区間経路での航空機の所要時間は、高度、
風向、風速、針路変更、さらにモデル上は区間経路や定
点は幅がないが、実際の経路ではある程度の変位幅が許
容されることなどの要素を考慮して、当該航空機の型式
別に、最大所要時間と最小所要時間というパラメータの
形で、オフラインで予め設定される。この値は、その時
々の風向、風速に応じて、オンラインで変更されたもの
が用いられる。
における到着順位決定処理のフロー図である。この処理
は例えば、定期的に実行される。進入機は1機ずつ逐次
処理される。レーダー管制システムで得られる情報に基
づいて、目的空港に着陸する計画がある進入機が1機選
択される(S100)。選択された進入機の位置、高
度、速度、型式に基づいて、当該進入機が今回の処理で
初めて、捕捉されたものかどうかを判断する(S10
2)。もし、初めて捕捉されたものであるならば、基準
到着時刻を計算する(S104)。基準到着時刻は、他
の進入機の存在を無視して最適手段で着陸すると仮定し
た場合の到着予測時間である。現在時刻をT、現在位置
から到着までの最短経路における各区間経路をRi(i
=1〜n)と表し、区間経路Riで取り得る最短時間を
τiとする。このとき、基準到着時刻Taは、次式で与え
られる。
の計算は省略される。この進入機が順位未確定であり
(S106)、順位確定領域に入った(S108)場合
には、次に当該進入機より基準到着時刻が早く、しかも
順位未確定である他の進入機があるかどうかが調べられ
る(S110)。このような順位未確定進入機は、以前
の処理で捕捉はされたが、順位確定領域に達していなか
ったものであり、今回の処理時点で順位確定領域内に到
達した進入機である。このような他の進入機が存在する
場合には、まずそれらについて、基準到着時刻順に到着
順位を決定し(S112)、しかる後、処理S100で
選択された当該進入機の到着順位を決定する(S11
4)。当然であるが、処理S110を満たす他の進入機
が存在しない場合には、処理S112はスキップされ
る。
理の進入機がないかどうかが調べられ(S116)、存
在すれば、処理S100からの処理が繰り返される。な
お、処理S106、S108における条件が満たされな
い場合には、今回の処理で順位確定の必要がないか、順
位を確定できないかのいずれかであるので、以降の処理
S110〜S114をスキップして、未処理進入機の探
索処理S116が行われる。
速度が決定される。図14は、この従来より行われてい
る進入機の経路、速度の決定処理のフロー図である。モ
デル化された網の各点から可能な進入手段(進入経路と
その経路を構成する区間経路の所要時間)の候補、及び
その進入手段の優先順位は、あらかじめオフラインで登
録しておく。進入手段の所要時間の短い程、優先順位は
高くなるように設定される。この優先順位に基づいて、
処理の当初には、最も望ましい進入手段が選択される
(S130)。そして、選択された進入手段の経路上の
各定点(網の節)での通過予定時刻が計算される(S1
32)。
にすると、進入手段jの経路上のp番目の定点(始点を
p=0とする。)での通過予定時刻Tjpは以下のように
計算される。経路の区間経路Ri(i=1〜n)におけ
る所要時間をτjiで表す。
点又はその近傍を当該進入機の通過予定時刻に近接した
時刻に通過する他の進入機の進入経路が先行して設定さ
れていないか、つまり先行航空機との安全間隔が確保さ
れるかが調べられる(S134)。安全間隔は、距離で
測ってもよいが、ここでは通過予定時刻を利用して時間
差で測るのが便利である。つまり安全間隔は安全時間間
隔として表される。例えば、インデックスsで表す当該
進入機とインデックス(s−1)で表す先行航空機との
安全時間間隔をΔT(s-1:s)、当該進入機及び先行航空
機の定点pでの通過予定時刻をそれぞれTp(s)、Tp(s-
1)とすると、安全間隔が確保されているという条件は、
次式で表される。
求され、これに合格すれば、選択された進入経路及び通
過予定時刻で表される進入手段がファイナルフィックス
までのスケジュールとして登録される(S136)。
(3)式が満足されず、安全間隔の確認に不合格となる
と、他に進入手段があるかどうかが調べられる(S13
8)。もしまだ進入手段の候補が残っていれば、その中
で最も望ましい進入手段が上記優先順位に従って選択さ
れ(S140)、処理S132に戻って同様の処理が繰
り返され、適切な進入手段の探索が継続される。
が適切な進入手段が見出せなかった場合(S138)、
待機旋回の指示又はこのシステムでは判断不可であると
いった表示を行い、管制官に知らせる(S142)。
は、航空機は安全時間間隔未満では着陸できなかった。
これに対し、複数の滑走路を有する空港においては、各
滑走路への進入機間では安全間隔を確保しなければなら
ないが、互いに異なる滑走路に着陸する進入機は、安全
時間間隔未満で着陸することができる。しかし、上記従
来のシステムは、単独滑走路に対応したものであり、こ
のような複数滑走路に対応した適切な航空機のスケジュ
ーリングを作成できないという問題点を有していた。
法の一つは、複数窓口の場合の待ち行列理論を適用し
て、滑走路又はファイナルフィックスを窓口として取り
扱い、空いている滑走路に着陸させるというものであ
る。しかし、この方法では、滑走路又はファイナルフィ
ックスまで到達するまでの航空機の経路の交差、つまり
経路上の各ポイントでの安全間隔の確保を考慮すること
が難しいという問題がある。これを回避するために、I
LSのグライドスロープの角度を、各滑走路間で異なら
せ、ファイナルフィックスに高度差を与えようとして
も、その角度は航空機の安全な進入のための制約を受
け、交差による危険回避に有効なだけの角度差、高度差
を与えることができない。
方面から進入してくる進入機を割り当て、右側の滑走路
には、右方面から進入してくる進入機を割り当てる方法
である。しかし、到着機の飛来する方面の分布は、必ず
しも一定ではない。例えば、一般に時間帯によって分布
は変化するものであり、按分の比率を例えば左右方面に
応じて半々に固定するという方法は必ずしも最適なスケ
ジューリングを保証しない。このように複数滑走路間に
特別な考慮を払うことなくまず振り分け、しかる後に従
来の方法を応用してスケジューリングを行うという方法
は、滑走路の効率的利用が図れないという問題があっ
た。
れたもので、複数滑走路を有した空港周辺空域におい
て、進入機間に安全間隔を確保しつつ、かつ効率的に進
入機を着陸させるようにファイナルフィックスの割り付
け、すなわち滑走路の割り付けを行う着陸スケジューリ
ング装置を提供することを目的とする。
ューリング装置は、それぞれ降下路を設定される並行配
置された複数本の滑走路のいずれかに航空機を進入・着
陸させる着陸計画を作成する着陸スケジューリング装置
であって、先行して到着する前記航空機である先行航空
機とこれに続き到着する前記航空機である後続航空機と
の予想到着間隔を算定する到着間隔算定部と、前記各航
空機ごとに前記降下路への進入ポイントに到達前の飛行
経路上に前置通過ポイントを設定する通過点設定部と、
前記先行航空機の前記前置通過ポイントと当該先行航空
機に割り当てられた前記進入ポイントとを結ぶ先行航空
機予定経路と、前記後続航空機の前記前置通過ポイント
と当該後続航空機に割り当てられる前記進入ポイントと
を結ぶ後続航空機予定経路とが交差するか否かを予め判
定する交差判定部と、前記予想到着間隔が所定の安全間
隔以上、または前記交差判定部の交差判定結果が非交差
であるように、前記先行航空機と前記後続航空機をそれ
ぞれ前記滑走路へ進入させる前記着陸計画を作成する計
画部とを含むものである。
は、前記交差判定部が、前記先行航空機の前記前置通過
ポイントと当該先行航空機に割り当てられた第一の進入
ポイントとを結ぶ先行航空機予定経路と、前記後続航空
機の前記前置通過ポイントと第二の進入ポイントとを結
ぶ後続航空機予定経路とが交差するか否かを予め判定
し、前記計画部が、前記予想到着間隔が前記安全間隔未
満であるとき、前記先行航空機の進入予定滑走路とは異
なる前記滑走路へ前記後続航空機を進入させる並列着陸
を決定する並列着陸処理決定部と、前記並列着陸が決定
される場合について、前記交差判定部の交差判定結果が
非交差である場合には、前記後続航空機の前記進入ポイ
ントとして前記第二の進入ポイントを割り当てる滑走路
選択部とを含むものである。
は、前記滑走路選択部が、前記先行航空機と前記後続航
空機との前記並列着陸が決定され、かつ前記交差判定結
果が交差であり、かつ当該先行航空機と当該先行航空機
に先行する航空機との前記並列着陸が決定されなかった
場合には、前記先行航空機の前記進入ポイントを前記第
二の進入ポイントに変更し、前記後続航空機の前記進入
ポイントに前記第一の進入ポイントを割り当る計画を行
い、一方、前記先行航空機と前記後続航空機との前記並
列着陸が決定され、かつ前記交差判定結果が交差であ
り、かつ前記先行航空機と当該先行航空機に先行する前
記航空機との並列着陸が決定された場合には、前記後続
航空機の着陸を遅延させ、前記予想到着間隔を前記安全
間隔以上とする計画を行うというものである。
リング装置は、前記滑走路選択部が、前記並列着陸処理
決定部が前記並列着陸を決定しない場合について、前記
後続航空機の前記進入ポイントとして、当該後続航空機
の着陸後の駐機スポットに近い前記滑走路に対応する前
記進入ポイントを割り当てるというものである。
は、前記各航空機ごとのターミナル領域飛行時間と着陸
後の駐機スポットまでの地上移動時間とを加算した着陸
所要時間、又は前記各航空機ごとのターミナル領域飛行
中の消費燃料と着陸後の駐機スポットまでの地上移動で
の消費燃料とを加算した着陸所要燃料の少なくともいず
れかを着陸評価値として算定する着陸評価値算定部を有
し、前記計画部が前記各航空機について前記着陸評価値
を最小とする前記着陸計画を作成するというものであ
る。
は、2つの前記滑走路に対応して前記着陸計画を作成す
る着陸スケジューリング装置であって、前記計画部が、
前記各航空機ごとに当該航空機の着陸後の前記駐機スポ
ットに近い最適滑走路への前記着陸所要時間を算定し、
この着陸所要時間に基づいて前記各航空機の基準到着時
刻を定める到着時刻算定部と、着陸計画未確定航空機の
うち前記基準到着時刻が最先のものを計画確定対象の第
一候補機として選択する第一候補機選択部と、前記第一
候補機に先行して当該第一候補機の前記最適滑走路であ
る第一滑走路に着陸予定の第一滑走路先行着陸機と、当
該第一候補機と間の前記予想到着間隔が前記安全間隔未
満である場合には、第二滑走路を前記最適滑走路とする
前記着陸計画未確定航空機のうち前記基準到着時刻が最
先のものを第二候補機として選択する第二候補機選択部
と、前記第一滑走路先行着陸機と前記第一候補機との前
記予想到着間隔が前記安全間隔以上である場合に、当該
第一候補機を前記第一滑走路に進入させる着陸計画を確
定する単純計画部と、前記第一滑走路先行着陸機と前記
第一候補機との前記予想到着間隔が前記安全間隔未満で
ある場合に、当該第一候補機を、当該予想到着間隔が前
記安全間隔以上となるように遅延させて前記第一滑走路
に進入させる計画、若しくは前記第二滑走路に進入させ
る計画、又は前記第二候補機を前記第二滑走路に進入さ
せる計画、若しくは前記第一滑走路に進入させる計画の
うち、最小の前記着陸評価値を実現するものを選択し
て、前記着陸計画として確定する例外計画部とを含むも
のである。
られる本発明の実施の形態である着陸スケジューリング
装置について図面を参照して説明する。本発明に係る着
陸スケジューリング装置は、ここでは中央処理装置(C
PU:Central Processing Unit)、記憶装置、その他
表示装置等の入出力装置を備えた電子計算機を用いて構
成される。よって、本発明の構成要素である到着間隔算
定部、通過点設定部、交差判定部、計画部は、例えば記
憶装置に格納されたプログラムとして構成され、必要に
応じてCPUに読み出され処理を実行されるものであ
る。もちろん、本発明はこのような汎用の計算機を用い
た場合に限られるものではなく、各構成要素の機能を果
たす処理ブロックをハードウェアによってそれぞれ構成
し、それらを接続して本発明に係る着陸スケジューリン
グ装置を構成してもよい。
てモデル化された経路の平面図である。滑走路への進入
機から見て、左側の滑走路を左側滑走路40、右側の滑
走路を右側滑走路42とし、これらをそれぞれ以降、記
号RWL、RWRを用いて表すことがある。これら滑走路
の同一方向の延長線上に、降下路であるILSグライド
スロープへの進入ポイントとしてファイナルフィックス
が設定される。RWL、RWRそれぞれに対応するファイ
ナルフィックスをそれぞれ記号FXL、FLRを用いて表
す。進入機の経路の集合は、従来例で述べたと同様、当
該空港の管制空域内に網状に離散化されたモデルとして
取り扱われる。例えば、図1において点44、46が定
点であり、これら定点同士を結ぶ線分48が区間経路で
ある。各航空機の経路は、これら定点(つまり「網」の
節)と定点との間に定義される区間経路を順次結んで表
される。各区間経路での航空機の所要時間は、高度、風
向、風速、針路変更、さらにモデル上は区間経路や定点
は幅がないが、実際の経路ではある程度の変位幅が許容
されることなどの要素を考慮して、当該航空機の型式別
に、最大所要時間と最小所要時間というパラメータの形
で、オフラインで予め設定されこと、及びこの値はその
時々の風向、風速に応じて、オンラインで変更されたも
のが用いられることなども従来例で述べた通りである。
ち、進入機がファイナルフィックスの一つ手前に通過す
る一群の点44は、前置通過ポイント又はプレファイナ
ルフィックスと定義され、後述する経路交差の回避処理
において、他の定点と異なる役割を担う。ここでは、各
前置通過ポイントに、滑走路に向かって右側から順にP
FX1、PFX2、…、PFXnという記号を付与して識
別する。また、例えばPFX1とPFXnのおおよそ中間
の前置通過ポイントをPFXmとする。このPFXmは、
後述するように、左右どちらの滑走路に着陸すべきかの
制約条件が特に進入機に課せられていない場合に、滑走
路RWL、RWRのいずれを選択するかの基準定点とし
て、処理の開始時にあらかじめパラメータとして与えら
れる。
置の処理を説明する処理フロー図である。図2、図3は
合わせて一つの処理フローを表すが、図示の都合上、2
つに分割して描いている。これら両図間での処理フロー
は、同じ印のノードA、B(○印で表される。)におい
て連結される。
干渉が考慮されたスケジュールのうち最もファイナルフ
ィックスへの到達遅延が少ないスケジュールであるファ
イナル適切スケジュールを、各進入機について求める。
ここで、ファイナル最適スケジュールは、干渉を考慮さ
れたものであるので、それを考慮されない各進入機単独
での最適スケジュールとは必ずしも一致しない。また、
本実施の形態では、進入機が着陸後にどの駐機場所に移
動するかというスポット情報は考慮されない。スポット
情報を考慮する例については、後の実施の形態において
説明する。また、普通の並行滑走路では、ファイナルフ
ィックスFXLとFXRとの間の距離は、これらの点とP
FXk(k=1〜n)との距離に比べて小さい。よっ
て、区間経路FXL−PFXkの距離及びその通過に要す
る時間と、区間経路FXR−PFXkの距離及びその通過
に要する時間とは、それぞれ同じであるとみなすことが
できる。つまりこのファイナルフィックスに達する最後
の区間経路に関する所要時間等の計算においては、FX
LとFXRとを区別する必要がなく、単一滑走路で用いら
れる従来同様の方法をそのまま適用することができる。
した到着順位の先頭の進入機から順に一機ずつスケジュ
ールを決定していく。到着順位に基づいてN番目のスケ
ジューリング対象機が選択されると(S200)、当該
N番機と、この一つ前にスケジューリング処理を行われ
た(N−1)番機との間に滑走路を選択する上での制約
条件が存在するかどうかが調べられる(S202)。こ
の制約条件はN番機に左右いずれのファイナルフィック
スを割り当てるべきかに関する制約条件であって、(N
−1)番機とN番機との到着間隔が安全間隔より小さい
場合には、N番機は(N−1)番機に対して割り当てら
れたファイナルフィックス(又は滑走路)と異なるもう
一方のファイナルフィックス(又は滑走路)を割り当て
るという条件を少なくとも含んでいる。この処理S20
2は、到着時間算定部と並列着陸決定部の機能を包含
し、当該到着時間算定部により求められた到着間隔に基
づいて上記制約条件が判定され、予想される到着間隔が
安全間隔未満であるとき、つまり制約条件があるとき、
並列着陸を行うための計画を行う処理への分岐を行う。
また、この制約条件には、これとの論理積で他の条件を
追加することもできる。
機は、ファイナルフィックスFXR、FXLのいずれを採
ることもできる。その場合、本装置では前置通過ポイン
トPFXmを基準にして、ファイナルフィックスの左右
の決定を行う。つまり、N番目の進入機が通過する前置
通過ポイントPFXkが滑走路に向かってPFXmより右
側であれば、すなわちN番進入機の前置通過ポイントの
番号kがk<mを満たすならば(S204)、N番進入
機のファイナルフィックスとしてFXRが選択され(S
206)、処理S204での判定が逆であればFXLが
選択される(S208)。この制約条件無しの場合に
は、N番進入機に関するスケジューリング処理は、これ
で終了する。なお、処理S204は通過点設定部の機能
を包含し、それにより求められた各進入機の前置通過ポ
イントを用いて当該処理が行われる。
過ポイントからファイナルフィックスまでの経路におい
て、後続の(N+1)番機との交差を生じる可能性を低
くすることができる。この理由については、後述の処理
の関連個所で述べる。
番進入機との間に制約条件がある場合には、その(N−
1)番進入機に割り当てられたファイナルフィックスの
左右に応じて場合分けされる(S212)。(N−1)
番進入機のファイナルフィックスがFXRである場合に
は、次いで、N番進入機と(N−1)番進入機の前置通
過ポイントの左右が調べられる(S214)。ここでN
番進入機、(N−1)番進入機の前置通過ポイント番号
をそれぞれk(N)、k(N-1)と表す。本装置は、(N−
1)番進入機のファイナルフィックスが右(FXR)で
あって、かつN番進入機が(N−1)番進入機より左の
前置通過ポイントから進入する、つまりk(N)≧k(N-1)
である場合には、N番進入機に左のファイナルフィック
ス(FXL)を割り当てる(S216)。図4は、(N
−1)番進入機とN番進入機との経路が交差しない場合
を説明する模式的な平面図である。この図から、上述の
ようにN番進入機のファイナルフィックスを決定すれ
ば、前置通過ポイントからファイナルフィックスまでの
両進入機の経路は交差しないことが分かる。よって、両
進入機の到着間隔が安全間隔未満であっても、安全な着
陸が行われる。なお、図において、p=k(N)、q=k
(N-1)である。
ィックスFXLであって(S212)、k(N)≦k(N-1)
である場合(S218)には、本装置は、N番進入機の
ファイナルフィックスとしてFXRを選択して(S22
0)、両進入機の経路交差が回避された安全な着陸計画
をファイナル最適スケジュールとして決定する。
フィックスが選択されると、当該N番進入機についての
処理を終了する。
番進入機の前置通過ポイント番号に応じてファイナルフ
ィックスの左右を決定した理由を説明する。進入機の前
置通過ポイントの分布がランダム又はばらつきが大きい
場合、例えば処理S204においてk(N)<mである場
合には、次の進入機の前置通過ポイント番号k(N+1)
は、k(N+1)≧k(N)を満たす確率が大きい。つまり、k
(N)<mの場合には、(N+1)番進入機はN番進入機
より左側から進入する可能性が大きいので、処理S20
4〜S208において、後続の(N+1)番進入機に対
して左(FXL)を残しておけば、これら両進入機間で
の経路交差を回避したスケジューリングを行える可能性
が高いというのが理由である。k(N)>mの場合には、
上記説明において左右を逆にして考えればよい。
において、それぞれ、k(N)<k(N-1)、k(N)>k(N-1)
である場合であり、この場合には、N番進入機の経路
は、(N−1)番進入機の経路と交差すると判定され
る。図5は、この(N−1)番進入機とN番進入機との
経路が交差する場合を説明する模式的な平面図であっ
て、特に処理S218においてk(N)>k(N-1)である場
合を示している。この図から理解されるように、(N−
1)番進入機に左(FXL)を割り当てた場合には、後
続航空機が安全間隔未満で着陸しようとすると右(FX
R)を選択するしかない。しかし、その後続航空機であ
るN番進入機が(N−1)番進入機の前置通過ポイント
PFXpより左側のポイントPFXqを通過するものであ
ると、両進入機の前置通過ポイントからファイナルフィ
ックスまでそれぞれの経路は交差することとなる。これ
は安全間隔未満で到着する両進入機にとって好ましくな
く、採用することができない。ちなみに、処理S21
2、S214、S218が交差判定部を構成する。
での交差の発生が検知されると、本装置は、(N−1)
番のファイナルフィックスを変更して交差を解消する以
下の処理を試みる。まず、(N−1)番進入機がその前
置通過ポイントへの到達の所定時間前であるか否か、又
はスケジュール確定か否かを判断する(S222)。こ
こで所定時間とは、管制官又は地上管制システムが進入
機に着陸滑走路変更を指示し、パイロットが、自機が目
指すファイナルフィックスを変更するまでに必要な時間
である。スケジュール未確定又は、(N−1)番進入機
の前置通過ポイント到達までの時間が上記所定時間以上
であれば、(N−1)番進入機のファイナルフィックス
を変更する時間的な余裕があることになる。そこで(N
−1)番進入機が(N−2)番進入機との間で滑走路選
択制約条件を有していなければ(S224)、(N−
1)番進入機のファイナルフィックスを逆に、つまり進
入する滑走路を逆にする(S226)。そして、処理S
212〜S220に戻り、N番進入機には、(N−1)
番進入機と反対のファイナルフィックス(又は滑走路)
を割り当てる。
のファイナルフィックスの反転により、経路の交差が解
消される。図6は、(N−1)番進入機とN番進入機と
のファイナルフィックス反転による交差解消の例を示す
模式的な平面図である。この図では、PFXpから右フ
ァイナルフィックスFXRへの進入を割り当てられた
(N−1)番進入機50よりも、右側の前置通過ポイン
トPFXqからN番進入機52が安全間隔未満の到着間
隔で進入する。N番進入機52のスケジューリング処理
開始前における(N−1)番進入機50の経路54はP
FXpからFXRを経由してRWRへ進入するコースであ
る。この状態では、N番進入機52のファイナルフィッ
クスとしてFXR、FXLのいずれを選択しても問題があ
る。つまり、(N−1)番進入機50と同じFXRを選
択すれば、両進入機が同一滑走路に安全間隔未満で進入
するという問題を生じ、またFXLを選択すれば、両進
入機の経路PFXp−FXRとPFXq−FXLとが交差す
るという問題を生ずる。この場合に本装置では上述の処
理S222〜S226によって、(N−1)番進入機5
0のファイナルフィックスをFXLに変更し、新たな進
入経路56として、PFXpからFXLを経由してRWL
へ進入するコースを(N−1)番進入機50に定める。
そして、処理S212〜S220によって、N番進入機
52の進入経路58として、PFXqからFXRを経由し
てRWRへ進入するコースを定める。本装置ではこの互
いに反転された(N−1)番進入機及びN番進入機のフ
ァイナルフィックスを以て、それらのスケジュールを決
定し、N番進入機についてのスケジューリング処理を終
了する。
機のスケジュールが確定済み又は、(N−1)番進入機
の前置通過ポイント到達までの時間が上記所定時間未満
であれば、(N−1)番進入機のファイナルフィックス
を変更することはできない。また、処理S224におい
て、(N−1)番進入機が制約条件を有している場合も
(N−1)番進入機のファイナルフィックスを変更する
ことができない。これらの場合には、(N−1)番進入
機とN番進入機との交差を解消できず、N番進入機につ
いてファイナル最適スケジュールを得ることができな
い。本装置は、この場合に、N番進入機の到着時間を遅
延させ安全間隔を確保した上で、交差する経路又は(N
−1)番進入機と同じ滑走路に進入させるスケジュール
を行う。このいずれを選択するかは、選択可能なスケジ
ュールのそれぞれの遅延時間を比較して行い、最も遅延
時間が少ないスケジュールが選択される(S228)。
装置はこの最小遅延時間スケジュールが決定されると、
N番進入機についてのスケジューリング処理を終了す
る。
8、S216、S220、S222〜S228が計画部
に含まれる滑走路選択部により実行される処理である。
は、上記実施の形態において、さらにスポット情報を考
慮する装置の例である。本装置は、進入機が着陸後にど
の駐機スポットに移動するのかの情報を外部から付与さ
れており、その情報に基づいて最適なスケジュールを作
成するものである。
のみを示したものである。本装置は、図2の処理S20
4〜S208を図7に示す処理S304〜S308で置
換したものである。すなわち、処理S202において、
スケジューリング処理の対象として選択されたN番進入
機が、(N−1)番進入機との間に制約条件を持たず、
左右のファイナルフィックスのいずれかを自由に選択す
ることができる場合には、並列着陸処理決定部が並列着
陸を決定せず、N番進入機の駐機スポットがRWR、R
WLのいずれ側に位置するかを上記スポット情報に基づ
いて判定する(S304)。そして、滑走路選択部は、
駐機スポットがRWRに近ければ、当該滑走路に対応す
るファイナルフィックスFXRを、N番進入機に割り当
て(S306)、逆にRWLに近ければFXLを割り当て
る(S308)。
ジュールは、上記実施の形態の経路の交差回避や、到着
間隔が安全間隔未満である場合の両滑走路の効率的利用
の効果に加えて、着陸後の航空機の地上での移動時間と
燃料の節約が図られた好適なものとなる。
は、スケジュールの最適化は、進入機の着陸までの時間
を基準として行われている。また、実施の形態2におい
ては、滑走路の選択は駐機スポットの位置を考慮してい
るが、着陸までの経路の選択は、着陸後の駐機スポット
までの移動時間や燃料の消費量とは、別個に最適化処理
を行われている。この着陸後の地上の移動は飛行経路に
比べて小さいものであるが、それに要する移動時間、消
費燃料は飛行中のそれらに比べて無視できない程度に大
きい。そこで、本装置では、飛行時間だけでなく、これ
に着陸後の地上での移動時間又は燃料消費量を加味した
上で進入スケジュールの最適化を行い、空港利用と航空
機の着陸時の経済性との双方の効率化を図るものであ
る。
行時間τFと、着陸後の駐機スポットまでの地上移動時
間τGとを加算した着陸所要時間τT、又は進入機のター
ミナル領域飛行中の消費燃料γFと着陸後の駐機スポッ
トまでの地上移動での消費燃料γGとを加算した着陸所
要燃料γTのいずれかを着陸評価値として算定する着陸
評価値算定部を有する。着陸評価値算定部が、着陸所要
時間τTと着陸所要燃料γTのいずれを出力するかは、切
り替えることができる。よって、時間を重視するか、燃
料消費量を重視するかに応じて切り替えて用いられる。
関係にあるとみなせるので、それぞれの比例係数を
κF、κGとすると、γF=κF・τF、γG=κG・τGで表
される。但し、一般に飛行中と地上とでは燃料の消費率
が異なるので、κFとκGとは等しくない。さて、この関
係から、着陸所要燃料γT(=γF+γG)に相当する着
陸評価値として、例えば時間に換算した値τT’=τF+
k・τGを用いることもできる。ここで、kは地上での
燃料消費量を時間に換算するための重み係数であり、k
=κG/κFである。さらに、この重み係数kをκG/κF
と1の間で調節・設定することにより、時間と燃料の重
要視の程度の割合を加減することもできる。
場合の時間換算着陸評価値tと遠い側の滑走路に着陸し
た場合の時間換算着陸評価値t’との差は、上述のよう
に時間と燃料のいずれを基準とするか、又はいずれをど
の程度重要視するかに応じて異なる値を取り得るが、こ
こではこの差をtWという記号で表す。
から登録され記憶しており、計画部内に設けられる到着
時刻算定部は、各進入機を当該進入機の着陸後の駐機ス
ポットに近い最適滑走路へ着陸させた場合の着陸所要時
間τTを算定し、この着陸所要時間τTに基づいて、進入
機の基準到着時刻Taを定める。τTの評価基準時を現在
時刻Tとすると、(1)式と同義の次式で表される。τ
Tは従来技術と同様の計算方法により各区間経路でのτi
の総和として求められる。
への基準到着時刻Taが付与される。見方を変えれば、
各滑走路ごとに基準到着時刻Taに基く進入機の順列が
作成される。図8は、この滑走路別に設けられる進入機
の順列を説明する模式図である。進入機群70は、右側
の滑走路RWRを最適滑走路とする進入機の列であり、
Taが小さい順に滑走路に近い方から配置されている。
一方、進入機群72は、左側の滑走路RWLを最適滑走
路とする進入機の列であり、やはりTaが小さい順に滑
走路に近い方から配置、図示されている。このように、
各進入機は、2つの滑走路ごとに設けられる順列のいず
れかに分類される。
準到着時刻に基づく滑走路ごとの進入機の上記順列の模
式図である。図において、▲印で表される進入機80
は、着陸計画(スケジュール)確定済みの進入機であ
り、△印で表される進入機82、84は、着陸計画未確
定の進入機であるとする。まず、計画部内の第一候補機
選択部が、着陸計画未確定の進入機のうち基準到着時刻
Taが最先のものをスケジューリング処理対象の第一候
補機として選択する。図9(a)、(b)では進入機8
2が第一候補機として選択される。
の最適滑走路に当該機と、これに先行して着陸する先行
着陸機との到着間隔が安全間隔以上であると予測される
場合には、第一候補機に対してその最適滑走路に対応し
たファイナルフィックスを割り当てる。この場合は図9
(a)に示されており、先行着陸機は進入機80であ
り、これと同一滑走路を最適滑走路とする第一候補機で
ある進入機82との間の到着間隔は安全間隔ts以上で
ある。このような場合には、進入機82は、進入機80
に続いて同一滑走路に進入しても問題はない。つまり進
入機82は最適滑走路に基準到着時刻に進入するという
原則的処理によって最適なスケジュールが確定される。
ちなみにこの場合には、次に述べる場合と異なり、もう
一方の滑走路の順列に属する進入機、特にその順列の先
頭の進入機84を考慮する必要はない。
補機と先行着陸機との到着間隔が安全間隔未満である場
合には、そのような単純な処理を行うことができない。
以下にその理由と、その場合の処理を説明する。上記両
進入機80、82が安全間隔ts未満で到着する場合に
は、まず、両進入機をそのまま同一の滑走路(図示例で
はRWR)に進入させることは許されない。これを回避
するためには、第一候補機の到着を遅延させて、先行着
陸機との安全間隔を確保するというスケジュール(遅延
スケジュール)か、第一候補機を最適滑走路ではないも
う一方の滑走路(図示例ではRWL)に進入させるとい
うスケジュール(並列進入スケジュール)が考えられ
る。これらいずれのスケジュールを採るにしても、基準
到着時刻Taが最先ということで選ばれた第一候補機の
着陸評価値が増加することとなり、その候補としての適
格性が保証されなくなる。これが、この場合に単純計画
部によりスケジューリングできない理由である。
補機と先行着陸機との間の予想到着間隔が安全間隔未満
であり、単純計画部による原則的な処理で単純に処理す
ることが適切できない場合、つまり例外処理が必要と判
断された場合に行われる処理を説明するフロー図であ
る。
れた到着順位の先頭から、第一候補機選択部が、第一候
補機を選択する。そして、例外計画部が、この選択され
た第一候補機(図9(b)の例では、進入機82)につ
いて、従来技術において図14を用いて説明したのとほ
ぼ同様の処理に従って、スケジュール確定処理時点での
スケジュールを求め、それを仮決定とする(S30
0)。
て、図14に示される処理と「ほぼ同様」と述べたが、
本装置と図14に係わる従来技術で説明した処理とは、
次の点が異なる。図14では、複数スケジュールから最
適なスケジュールを選択する処理S130、S140
は、基準到着時刻に基づく優先順位に従って行った。こ
れに対し本装置では、着陸評価値算定部により算定され
る着陸評価値が小さい順に、スケジュールの選択が行わ
れる。よって、処理S300では、上述した遅延スケジ
ュールと並列進入スケジュールのうち着陸評価値の小さ
い方が選択され、仮決定される。
適滑走路(第一滑走路)ではないもう一方の滑走路(第
二滑走路)を最適滑走路とする着陸計画未確定進入機が
あるかどうかを判定する(S302)。そのような第二
滑走路への進入機があれば、それらのうち基準到着時刻
Taが最先である進入機84が、第二候補機として選択
され(S304)、もし、なければ、第一候補機につい
て仮決定したスケジュールを確定スケジュールとして登
録して(S306)、第一候補機についてのスケジュー
リング処理を終了する。
に図14とほぼ同様の処理により、第二候補機につい
て、現時点でのスケジュールを仮決定する。このとき、
例外計画部は、第一候補機について仮決定したスケジュ
ールを考慮に入れずに、第二候補機とって最適なスケジ
ュールを求める(S308)。
スケジュールの着陸評価値と第二候補機の仮決定スケジ
ュールの着陸評価値とを比較し、第一候補機の着陸評価
値が小さければ(S310)、第一候補機について仮決
定したスケジュールを確定スケジュールとして登録して
(S306)、第一候補機についてのスケジューリング
処理を終了する。
評価値が小さければ、第一候補機のスケジュール確定を
保留して、つまり順位を変更して先に、第二候補機につ
いての仮決定スケジュールを確定して登録する(S31
2)。第二候補機についてのスケジュールを決定したこ
とにより、第一候補機についての最適なスケジュールは
変わりうる。そこで、処理の流れは処理S300に戻
り、第一候補機の仮決定スケジュールを改めて求め、以
降、上述した処理を繰り返す。
アルゴリズムは、各進入機の目的とする駐機スポットに
近い滑走路別に進入機を分類し、その分類の各グループ
間で着陸評価値に基づく比較を行って最適スケジュール
を求めるという簡単なものである。
路から第二滑走路へ変更する並列進入スケジュールで
は、簡単な場合は、第二滑走路に対する例えば上述した
時間換算着陸評価値t’は、第一滑走路に対する時間換
算着陸評価値tに滑走路の地上移動増加分twを加算す
ればよい。ただし、並列進入スケジュールとした場合
に、第二滑走路への着陸計画確定済みの先行着陸機と第
一候補機との到着間隔を確保するために、第一候補機の
遅延も併せて行わなければならないようなこともあり得
る。このような状況については、本装置でも図14の処
理S134などによって考慮される。つまり、図10の
処理S300で仮決定される第一候補機のスケジュール
は、そのような状況も考慮されたものである。
リング装置によれば、進入機の経路上に前置通過ポイン
トを定義し、これと並行滑走路のファイナルフィックス
とを結ぶ経路が進入機同士で交差しないように、各進入
機のファイナルフィックスを設定することにより、交差
判定を容易に行えるという効果が得られ、複数の滑走路
への進入機の安全な着陸スケジュールを容易に作成する
ことができるという効果が得られる。
ング装置によれば、並行滑走路へのそれぞれへ進入機
を、安全間隔未満の到着間隔で進入させるスケジュール
を作成して、並行滑走路への進入機の効率的な着陸を可
能とするという効果が得られる。
ング装置によれば、並行滑走路へのそれぞれへ進入機
を、安全間隔未満の到着間隔で進入させるスケジュール
を作成することができ、その際、進入機の経路間での交
差を生じないようにファイナルフィックスを割り当てる
ことを図るので、並行滑走路への進入機の着陸の効率を
確保しつつ安全な着陸スケジュールを作成することがで
きるという効果が得られる。
装置によれば、着陸後の駐機スポットに近い方の滑走路
を割り当てることにより、進入機の着陸後の地上移動時
間や燃料消費量を抑制することができるという効果が得
られる。
装置によれば、駐機スポットまでの地上移動時間や地上
移動での消費燃料を考慮した着陸評価値を最小とする着
陸スケジュールを作成するので、飛行中だけでなく地上
での移動までも含めた最適スケジュールを作成すること
ができるという効果が得られる。
装置によれば、飛行中と地上移動の双方を含めた最適ス
ケジュールを、簡単なアルゴリズムで決定することがで
きるという効果が得られ、装置の処理負荷の軽減、処理
の高速化が図られる効果がある。
平面図である。
説明する処理フロー図である。
説明する処理フロー図である。
交差しない場合を説明する模式的な平面図である。
交差する場合を説明する模式的な平面図である。
ナルフィックス反転による交差解消の例を示す模式的な
平面図である。
たものである。
る進入機の順列を説明する模式図である。
る進入機の順列であって、計画部の処理を説明する模式
図である。
間隔が安全間隔未満である場合における計画部の処理を
説明するフロー図である。
制システムのブロック構成図である。
関係を示す模式図である。
のフロー図である。
フロー図である。
入機群、80,82,84 進入機。
Claims (6)
- 【請求項1】 それぞれ降下路を設定される並行配置さ
れた複数本の滑走路のいずれかに航空機を進入・着陸さ
せる着陸計画を作成する着陸スケジューリング装置であ
って、 先行して到着する前記航空機である先行航空機と、これ
に続き到着する前記航空機である後続航空機との予想到
着間隔を算定する到着間隔算定部と、 前記各航空機ごとに、前記降下路への進入ポイントに到
達前の飛行経路上に前置通過ポイントを設定する通過点
設定部と、 前記先行航空機の前記前置通過ポイントと当該先行航空
機に割り当てられた前記進入ポイントとを結ぶ先行航空
機予定経路と、前記後続航空機の前記前置通過ポイント
と当該後続航空機に割り当てられる前記進入ポイントと
を結ぶ後続航空機予定経路とが交差するか否かを予め判
定する交差判定部と、 前記予想到着間隔が所定の安全間隔以上、または前記交
差判定部の交差判定結果が非交差であるように、前記先
行航空機と前記後続航空機をそれぞれ前記滑走路へ進入
させる前記着陸計画を作成する計画部と、 を含むことを特徴とする着陸スケジューリング装置。 - 【請求項2】 前記交差判定部は、前記先行航空機の前
記前置通過ポイントと当該先行航空機に割り当てられた
第一の進入ポイントとを結ぶ先行航空機予定経路と、前
記後続航空機の前記前置通過ポイントと第二の進入ポイ
ントとを結ぶ後続航空機予定経路とが交差するか否かを
予め判定し、 前記計画部は、 前記予想到着間隔が前記安全間隔未満であるとき、前記
先行航空機の進入予定滑走路とは異なる前記滑走路へ前
記後続航空機を進入させる並列着陸を決定する並列着陸
処理決定部と、 前記並列着陸が決定された場合について、前記交差判定
部の交差判定結果が非交差である場合には、前記後続航
空機の前記進入ポイントとして前記第二の進入ポイント
を割り当てる滑走路選択部と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の着陸スケジュー
リング装置。 - 【請求項3】 前記滑走路選択部は、 前記先行航空機と前記後続航空機との前記並列着陸が決
定され、かつ前記交差判定結果が交差であり、かつ当該
先行航空機と当該先行航空機に先行する航空機との前記
並列着陸が決定されなかった場合には、前記先行航空機
の前記進入ポイントを前記第二の進入ポイントに変更
し、前記後続航空機の前記進入ポイントに前記第一の進
入ポイントを割り当る計画を行い、 一方、前記先行航空機と前記後続航空機との前記並列着
陸が決定され、かつ前記交差判定結果が交差であり、か
つ前記先行航空機と当該先行航空機に先行する前記航空
機との前記並列着陸が決定された場合には、前記後続航
空機の着陸を遅延させ、前記予想到着間隔を前記安全間
隔以上とする計画を行うこと、 を特徴とする請求項2記載の着陸スケジューリング装
置。 - 【請求項4】 前記滑走路選択部は、 前記並列着陸処理決定部が前記並列着陸を決定しない場
合について、前記後続航空機の前記進入ポイントとし
て、当該後続航空機の着陸後の駐機スポットに近い前記
滑走路に対応する前記進入ポイントを割り当てること、 を特徴とする請求項2記載の着陸スケジューリング装
置。 - 【請求項5】 前記各航空機ごとのターミナル領域飛行
時間と着陸後の駐機スポットまでの地上移動時間とを加
算した着陸所要時間、又は前記各航空機ごとのターミナ
ル領域飛行中の消費燃料と着陸後の駐機スポットまでの
地上移動での消費燃料とを加算した着陸所要燃料の少な
くともいずれかを着陸評価値として算定する着陸評価値
算定部を有し、 前記計画部は、前記各航空機について前記着陸評価値を
最小とする前記着陸計画を作成すること、を特徴とする
請求項1記載の着陸スケジューリング装置。 - 【請求項6】 2つの前記滑走路に対応して前記着陸計
画を作成する請求項5記載の着陸スケジューリング装置
において、 前記計画部は、 前記各航空機ごとに、当該航空機の着陸後の前記駐機ス
ポットに近い最適滑走路への前記着陸所要時間を算定
し、この着陸所要時間に基づいて、前記各航空機の基準
到着時刻を定める到着時刻算定部と、 着陸計画未確定航空機のうち前記基準到着時刻が最先の
ものを計画確定対象の第一候補機として選択する第一候
補機選択部と、 前記第一候補機に先行して当該第一候補機の前記最適滑
走路である第一滑走路に着陸予定の第一滑走路先行着陸
機と、当該第一候補機と間の前記予想到着間隔が前記安
全間隔未満である場合には、第二滑走路を前記最適滑走
路とする前記着陸計画未確定航空機のうち前記基準到着
時刻が最先のものを第二候補機として選択する第二候補
機選択部と、 前記第一滑走路先行着陸機と前記第一候補機との前記予
想到着間隔が前記安全間隔以上である場合に、当該第一
候補機を前記第一滑走路に進入させる着陸計画を確定す
る単純計画部と、 前記第一滑走路先行着陸機と前記第一候補機との前記予
想到着間隔が前記安全間隔未満である場合に、当該第一
候補機を、当該予想到着間隔が前記安全間隔以上となる
ように遅延させて前記第一滑走路に進入させる計画、若
しくは前記第二滑走路に進入させる計画、又は前記第二
候補機を前記第二滑走路に進入させる計画、若しくは前
記第一滑走路に進入させる計画のうち、最小の前記着陸
評価値を実現するものを選択して、前記着陸計画として
確定する例外計画部と、 を含むことを特徴とする着陸スケジューリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9010486A JP2851271B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 着陸スケジューリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9010486A JP2851271B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 着陸スケジューリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208200A true JPH10208200A (ja) | 1998-08-07 |
| JP2851271B2 JP2851271B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=11751508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9010486A Expired - Lifetime JP2851271B2 (ja) | 1997-01-23 | 1997-01-23 | 着陸スケジューリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2851271B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006053723A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Nec Corp | 管制官意思決定支援システムおよび方法 |
| JP2009251729A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | 航空機の四次元最適経路誘導システム |
| JP2011170502A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 飛行体順序付けシステム、飛行体順序付け方法および飛行体順序付けプログラム |
| JP2011180692A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Ntt Data Corp | 航空路データ情報処理システム、管制指示推奨方法およびプログラム |
| WO2011114635A1 (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-22 | 日本電気株式会社 | スケジューリングシステム、方法及びプログラム |
| JP2014029661A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | スケジューリング装置 |
| JP2014041568A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 滑走路最適化システム、滑走路最適化方法及び滑走路最適化プログラム |
| CN108133623A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-08 | 中国民航大学 | 一种空中交叉点分级指标建立方法 |
| CN114743407A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-07-12 | 北京首都国际机场股份有限公司 | 跑道滑行道停航管理方法、系统、电子设备及介质 |
| CN117095568A (zh) * | 2023-08-25 | 2023-11-21 | 上海电气泰雷兹交通自动化系统有限公司 | 飞机的防碰撞方法、系统、计算机可读介质 |
-
1997
- 1997-01-23 JP JP9010486A patent/JP2851271B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006053723A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Nec Corp | 管制官意思決定支援システムおよび方法 |
| JP2009251729A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | 航空機の四次元最適経路誘導システム |
| JP2011170502A (ja) * | 2010-02-17 | 2011-09-01 | Mitsubishi Electric Corp | 飛行体順序付けシステム、飛行体順序付け方法および飛行体順序付けプログラム |
| JP2011180692A (ja) * | 2010-02-26 | 2011-09-15 | Ntt Data Corp | 航空路データ情報処理システム、管制指示推奨方法およびプログラム |
| US8855924B2 (en) | 2010-03-17 | 2014-10-07 | Nec Corporation | Scheduling system, method, and program |
| CN102804240A (zh) * | 2010-03-17 | 2012-11-28 | 日本电气株式会社 | 调度系统、方法和程序 |
| WO2011114635A1 (ja) * | 2010-03-17 | 2011-09-22 | 日本電気株式会社 | スケジューリングシステム、方法及びプログラム |
| JP5772812B2 (ja) * | 2010-03-17 | 2015-09-02 | 日本電気株式会社 | スケジューリングシステム、方法及びプログラム |
| CN102804240B (zh) * | 2010-03-17 | 2015-10-14 | 日本电气株式会社 | 调度系统和方法 |
| JP2014029661A (ja) * | 2012-06-25 | 2014-02-13 | Mitsubishi Electric Corp | スケジューリング装置 |
| JP2014041568A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Fuji Heavy Ind Ltd | 滑走路最適化システム、滑走路最適化方法及び滑走路最適化プログラム |
| CN108133623A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-08 | 中国民航大学 | 一种空中交叉点分级指标建立方法 |
| CN108133623B (zh) * | 2018-01-31 | 2020-09-01 | 中国民航大学 | 一种空中交叉点分级指标建立方法 |
| CN114743407A (zh) * | 2022-03-10 | 2022-07-12 | 北京首都国际机场股份有限公司 | 跑道滑行道停航管理方法、系统、电子设备及介质 |
| CN114743407B (zh) * | 2022-03-10 | 2023-05-16 | 北京首都国际机场股份有限公司 | 跑道滑行道停航管理方法、系统、电子设备及介质 |
| CN117095568A (zh) * | 2023-08-25 | 2023-11-21 | 上海电气泰雷兹交通自动化系统有限公司 | 飞机的防碰撞方法、系统、计算机可读介质 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2851271B2 (ja) | 1999-01-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11348473B2 (en) | Systems and methods for providing en route rerouting | |
| EP3640922B1 (en) | Electronic device and method for optimizing vertical profile for cruise phase of flight | |
| US7333887B2 (en) | Method and system for tactical gate management by aviation entities | |
| JP6050591B2 (ja) | 航空交通を管理する方法およびシステム | |
| JP6050592B2 (ja) | 航空交通を管理する方法およびシステム | |
| US8775062B2 (en) | Terminal aircraft sequencing and conflict resolution | |
| US9262930B2 (en) | Arrival Traffic scheduling system incorporating equipage-dependent in-trial spacing | |
| Vela et al. | Near real-time fuel-optimal en route conflict resolution | |
| JP2012174266A (ja) | 航空交通を管理する方法およびシステム | |
| JP2851271B2 (ja) | 着陸スケジューリング装置 | |
| Çeçen et al. | Optimising aircraft arrivals in terminal airspace by mixed integer linear programming model | |
| Guclu et al. | Analysis of aircraft ground traffic flow and gate utilisation using a hybrid dynamic gate and taxiway assignment algorithm | |
| CN120319073A (zh) | 一种民航机场机坪飞机车辆碰撞检测与预防的方法及系统 | |
| Von der Burg et al. | Modelling and Analysis of Autonomous Airport Surface Movement Operations based on Multi-Agent Planning: Explorative Case Study at Amsterdam Airport Schiphol | |
| Bolender | Scheduling and control strategies for the departure problem in air traffic control | |
| Paielli | Trajectory Specification for Terminal Air Traffic: Conflict Detection and Resolution | |
| Gekht et al. | Tactical re-planning within the 4D contracts ATC concept | |
| Izdebski et al. | The use of the ant algorithm in the model of safety management of the traffic organization at the apron | |
| CN116959295B (zh) | 一种基于航迹运行的无冲突航班时隙分配方法 | |
| Huo | Optimization of Arrival Air Traffic in the Terminal Area and in the Extended Airspace | |
| KR102641982B1 (ko) | 시계열 예측 기법을 이용한 다단계 지상이동시간 예측 방법 및 장치 | |
| Denery et al. | Challenges of air traffic management research-Analysis, simulation, and field test | |
| Idrissi et al. | Improving the management of air traffic congestion during the approach phase | |
| Berge et al. | The multiple runway planner (MRP): modeling and analysis for arrival planning | |
| Dhief et al. | Strategic planning of North Atlantic Oceanic air traffic based on a new wind-optimal route structure |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071113 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081113 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091113 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101113 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111113 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131113 Year of fee payment: 15 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |