JPH10208385A - 情報再生システム - Google Patents

情報再生システム

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JPH10208385A
JPH10208385A JP9010856A JP1085697A JPH10208385A JP H10208385 A JPH10208385 A JP H10208385A JP 9010856 A JP9010856 A JP 9010856A JP 1085697 A JP1085697 A JP 1085697A JP H10208385 A JPH10208385 A JP H10208385A
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JP
Japan
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Application number
JP9010856A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Itou
基志 伊藤
Yoshihisa Fukushima
能久 福島
Koichi Machida
晃一 町田
Hiroshi Ueda
宏 植田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9010856A priority Critical patent/JPH10208385A/ja
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地域情報を外部から書換可能とし、ある地域
において倫理上望ましくない内容の再生を防止すると伴
に、不正な地域情報への変更を防止する。 【解決手段】 システム設置通知手段14は設置時刻と
地域を、再生時刻通知手段15は再生時刻を通知する。
システム設置更新手段22は、受けた設置時刻と以前の
設置時刻とが所定時間経過していれば、システム設置情
報21を更新する。再生制御手段25は、地域比較手段
23で設置地域=媒体地域で、時刻比較手段24で再生
時刻>設置時刻の場合、データ再生手段20に再生させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムデー
タ、音声情報、映像情報を含む情報信号を記録する情報
記憶媒体を用いて、情報を再生する情報再生システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラムデータや音声情報、映
像情報の情報記憶媒体として、フロッピーディスクやハ
ードディスクやCD−ROM(Compact Disc - Read Onl
y Memory)などが知られている。特にCD−ROMは、
600MBを超える記憶容量と持ち運べる媒体であり、
また制作費用が安価になったこと等の理由で、各種ソフ
トウェアの配布に盛んに用いられるようになった。
【0003】一方、近年のパーソナルコンピュータの性
能向上は目覚しく、パーソナルコンピュータ上で映像な
らびに音声データ(以下、AVデータと称す)を取り扱
うことが可能となった。例えばMPEG1(Moving Pict
ure Experts Group 1)と呼ばれる映像圧縮方式を用いた
ディジタル動画データファイルを、CD−ROMなどに
記録して配布するようなアプリケーションが増加してい
る。しかしながらMPEG1方式は、高い圧縮率の反
面、映像の劣化も著しい。従って、映画等の高品質な映
像が要求される用途には不適当であった。
【0004】そこで近年、MPEG2方式と呼ばれるよ
り高度な映像圧縮方式と、DVDと呼ばれる5GB近い
大容量を有する光ディスクとが開発されている。この2
つの技術が融合することにより、DVDは2時間以上の
高品質のディジタルAVデータを記録することが可能と
なり、次世代のAVデータ記憶媒体として大いに期待さ
れている。
【0005】DVDを再生するシステムは、大別して2
つに分類される。一つは、民生分野におけるDVDプレ
イヤーと呼ばれるもので、DVDから圧縮されたAVデ
ータを再生する機能ブロックと、圧縮されたAVデータ
を伸長する機能ブロックとが一体になったシステムであ
る。他方は、コンピュータ分野におけるDVDドライブ
とAVデコードカードと呼ばれるものを含んだコンピュ
ータシステムである。DVDドライブは、DVDから圧
縮されたAVデータおよび非圧縮の制御データを再生す
る機能を持つ。AVデコードカードは、圧縮されたAV
データを伸長する機能を持つ。これら2つは、それぞれ
独立した装置であって、コンピュータに組み込まれる。
例えば、DVDドライブはコンピュータの拡張ベイに設
置され、AVデコードカードはコンピュータの拡張スロ
ットに挿入されるといった具合である。コンピュータ
は、DVDドライブから再生された制御データに基づい
て、DVDドライブから再生された圧縮AVデータを、
AVデコードカードによって伸長し、AVデータを再生
するように制御する。この関係に類似したものに、ビデ
オCDプレイヤーと、CD−ROMドライブとMPEG
1デコーダボードを組み入れたコンピュータシステムが
ある。
【0006】しかしながら、民生分野のシステムとコン
ピュータ分野のシステムが、同一の媒体であるDVDを
再生できることにより、著作権などを保護することが困
難になることも事実である。従来例として特願平07ー
261266では、著作権を保護する手法ならびに用途
別や地域別に装置を分類する手法が開示されている。こ
の従来例によると、スクランブル(又は暗号化)したデ
ータおよびスクランブルを解くための鍵情報を記録した
情報記憶媒体を用い、情報再生装置にデスクランブル回
路を備えるとともに、鍵情報を情報再生装置間で安全に
交換するための相互認証を実行することにより、著作権
保護の課題を解決している。また、用途別もしくは地域
別に異なるスクランブルを施し、装置に備えたデスクラ
ンブル回路の種類によって、デスクランブル可能な情報
再生装置とデスクランブル不可能な情報再生装置を分類
している。
【0007】この地域別に情報再生装置を分類する効果
は、倫理上の問題を解決することである。倫理に関する
考え方は、その国の風土や習慣や宗教に依存し、各国毎
に異なる。従って、ある国で倫理上問題のない内容であ
ったとしても、別の国では倫理上問題となることが有り
得る。従って、その地域において倫理上望ましくない内
容が再生されないようにする仕組みが必要である。
【0008】以下、地域別に情報再生装置を分類できる
第2の従来例について説明する。図1は、情報記憶媒体
のデータ構造図である。ここで、情報記憶媒体として、
具体的にディスクをイメージしているが、同様なデータ
構造を持つものであればディスクに限定されるものでは
ない。図1において、情報記憶媒体は、セクタと呼ばれ
る情報の記録単位に区分されるとともに、主として制御
情報が記録されるリードイン領域と、主としてユーザデ
ータが記録されるデータ領域に分割される。各セクタ
は、セクタを識別するセクタID(IDentifier)等が記録
されるヘッダ領域と、制御情報やユーザデータ等が記録
されるユーザ領域と、再生時の読み間違いを訂正する為
の符号が記録されるECC(Error Correction Code)領
域を含む。この情報記憶媒体の特徴は、ヘッダ領域に地
域情報を備えるセクタが存在することである。地域情報
は、0〜kに分割された地域で再生可能かどうかを示す
フラグによって構成される。図1において、リードイン
領域中のセクタのヘッダ領域に地域情報が存在するが、
この地域情報は情報記憶媒体上のどこにあってもよい。
【0009】図2は情報再生装置の機能構成ブロック図
である。DVDプレイヤー等の情報再生装置201は、
再生指示手段10とAV伸長手段11とデータ再生手段
20と装置地域情報213と地域比較手段23と再生制
御手段215から構成される。DVD等の情報記憶媒体
4は、媒体地域情報30を含んでいる。出力装置5はT
V等の装置である。再生指示手段10は、ユーザから要
求を受け付けて、それに応じた情報記憶媒体4上のセク
タから圧縮されたAVデータの再生を要求する。AV伸
長手段11は、圧縮されたAVデータを伸長して出力装
置5に映像と音声を出力する。再生制御手段215は、
要求されたセクタから圧縮されたAVデータの再生を要
求する。データ再生手段20は、要求されたセクタか
ら、媒体地域情報30等のヘッダ領域にあるデータと圧
縮されたAVデータ等のユーザ領域にあるデータを再生
する。地域比較手段23は、情報記憶媒体4が交換され
た時、装置地域情報213と再生された媒体地域情報3
0とを比較して再生可能かどうかを判定する。再生制御
手段215は、再生不可の判定を受けるとデータ再生手
段20にデータの再生を中止させる。
【0010】図3はDVDプレイヤーの回路構成ブロッ
ク図である。DVDプレイヤー300は、光ディスクプ
レイヤーを制御するマイクロコントローラ51と、その
制御プログラム等を格納したプログラムROM302
と、フロントパネル等に配置されたスイッチ52と、光
ディスク50からデータを再生するデータ再生回路54
と、再生されたデータを保管するバッファメモリ55
と、圧縮されたAVデータを伸長するオーディオ/ビデ
オデコード回路56と、伸長処理の作業領域のデコード
用メモリ57とから構成される。入力手段210は、ス
イッチ52からのスイッチ押下の情報を得たマイクロコ
ントローラ51がユーザの要求を解釈して適切なセクタ
の再生要求に変換することによって実現される。AV伸
長手段211は、マイクロコントローラ51がオーディ
オ/ビデオデコード回路56を起動することに実現され
る。データ再生手段212は、データ再生回路54を用
いて、バッファメモリ55に一時的に再生データを貯え
ながら出力することにより実現される。装置地域情報2
13は、プログラムROM302に格納される。地域比
較手段214は、マイクロコントローラ51が、光ディ
スク50を交換した時に、データ再生手段212によっ
てバッファメモリ55に再生された媒体地域情報216
とプログラムROM302上の装置地域情報213とを
アクセスし比較することにより実現される。再生制御手
段215は、マイクロコントローラ51がデータ再生回
路54を起動もしくは停止させることにより実現され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報再生システムでは、地域毎に仕様の異なるシステム
を出荷することになる。コンピュータ市場の周辺機器は
全世界共通であって、DVDプレイヤー等の民生市場の
ように地域毎の電源電圧の違いさらにNTSCやPAL
等の映像信号の違いのため、地域別に流通経路が築かれ
ているわけではない。従って、地域毎に仕様の異なる装
置は、コストおよび流通において、ユーザの不利益にな
るという課題を有していた。
【0012】また、外部から装置の地域情報を書き換え
可能にした場合において、新たに不正な地域情報への変
更を防止できないという課題を有していた。本発明はか
かる点に鑑み、地域情報を外部から書換可能とし、ある
地域において倫理上望ましくない内容の再生を防止する
と伴に、不正な地域情報への変更を防止できる情報再生
システムを提供できるものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】著作権を有するディジタ
ルコンテンツとともにコンテンツの再生が許可される特
定地域を示す再生許可地域情報が記録された交換可能な
情報記憶媒体からデータを再生するドライブ装置を持つ
情報再生システムであり、システムが設置された地域を
特定する設置地域情報と設置された時刻を特定する設置
時刻情報とを含むシステム設置情報を生成する設置情報
生成手段と、不揮発メモリを用いてシステム設置情報を
保存する設置情報保存手段と、設置情報生成手段によっ
て生成されたシステム設置情報に設定された設置時刻情
報が不揮発メモリに保存された設置時刻情報よりも一定
時間以上経過しているときにのみ不揮発メモリに保存さ
れたシステム設置情報を更新する設置情報更新手段と、
情報記憶媒体から読み出した再生許可地域情報と不揮発
メモリに保存された設置地域情報との比較から一致が検
出されたとき地域一致信号を送出する地域比較手段と、
地域比較手段が地域一致信号を送出したときにのみ情報
記憶媒体からディジタルコンテンツを再生する再生制御
手段とを備える。
【0014】著作権を有するディジタルコンテンツとと
もにコンテンツの再生が許可される特定地域を示す再生
許可地域情報が記録された交換可能な情報記憶媒体から
データを再生するドライブ装置を持つ情報再生システム
であり、システムが設置された地域を特定する設置地域
情報と設置された時刻を特定する設置時刻情報とを含む
システム設置情報を生成する設置情報生成手段と、情報
記憶媒体からのディジタルコンテンツ再生に先立って現
在時刻を通知する現在時刻通知手段と不揮発メモリを用
いてシステム設置情報を保存する設置情報保存手段と、
設置情報生成手段によって生成されたシステム設置情報
に設定された設置時刻情報が不揮発メモリに保存された
設置時刻情報よりも一定時間以上経過しているときにの
み不揮発メモリに保存されたシステム設置情報を更新す
る設置情報更新手段と、情報記憶媒体から読み出した再
生許可地域情報と不揮発メモリに保存された設置地域情
報との比較から一致が検出されたとき地域一致信号を送
出する地域比較手段と、現在時刻通知手段が通知した現
在時刻が不揮発メモリに保存された設置時刻情報よりも
一定時間以上経過していることが確認されたとき現在時
刻確認信号を送出する時刻比較手段と、地域比較手段が
地域一致信号を送出するとともに時刻比較手段が現在時
刻確認信号を送出したときにのみ情報記憶媒体からディ
ジタルコンテンツを再生する再生制御手段とを備える。
【0015】著作権を有するディジタルコンテンツとと
もにコンテンツの再生が許可される特定地域を示す再生
許可地域情報が記録された交換可能な情報記憶媒体から
データを再生するドライブ装置を持つ情報再生システム
であり、システムを構成する装置同士が互いに相手を認
証する相互認証手段と、システムが設置された地域を特
定する設置地域情報と設置された時刻を特定する設置時
刻情報とを含むシステム設置情報を生成する設置情報生
成手段と、不揮発メモリを用いてシステム設置情報を保
存する設置情報保存手段と、相互認証手段によって認証
済みの設置情報生成手段によって生成されたシステム設
置情報に設定された設置時刻情報が不揮発メモリに保存
された設置時刻情報よりも一定時間以上経過していると
きにのみ不揮発メモリに保存されたシステム設置情報を
更新する設置情報更新手段と、情報記憶媒体から読み出
した再生許可地域情報と不揮発メモリに保存された設置
地域情報との比較から一致が検出されたとき地域一致信
号を送出する地域比較手段と、地域比較手段が地域一致
信号を送出したときにのみ情報記憶媒体からディジタル
コンテンツを再生する再生制御手段とを備える。
【0016】上記の構成により、本発明の情報再生シス
テムは、地域情報を外部から書換可能とし、ある地域に
おいて倫理上望ましくない内容の再生を防止すると伴
に、不正な地域情報への変更を防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の第一の実施例について説明する。図4は、本発明に
係る情報再生システムの機能構成ブロック図である。情
報再生システム1は、ホストコンピュータ2と、情報記
憶媒体4を再生する情報再生装置3と、それらを結ぶホ
ストインタフェースバス6を含んでおり、映像と音声を
出力装置5へ出力する。ここで、情報記憶媒体4は、再
生が許可された地域を示す媒体地域情報30を含んでい
る。また、出力装置5は、コンピュータ用のディスプレ
イやスピーカであったり、民生用のTVであってもよ
い。また、ホストインタフェースバス6は、ホストコン
ピュータと周辺機器との通信に用いるバスで、SCSI
バスやIDEバスやIEEE1394で定義されたシリ
アルバスやそれらに類似したバスである。
【0018】ホストコンピュータ2は、再生指示手段1
0とAV伸長手段11と時計12と地域情報13とシス
テム設置通知手段14と再生時刻通知手段15を含んで
いる。再生指示手段10は、キーボードやマウス等の入
力装置やアプリケーションソフトウェア等から再生を要
求されたAVデータファイルをOS(Operation System)
が、情報記憶媒体4上のセクタから圧縮されたAVデー
タの再生命令に変換してホストインタフェースバス6か
ら出力する。AV伸長手段11は、ホストインタフェー
スバス6を介して受けた圧縮されたAVデータを伸長し
て、映像と音声を出力装置5に出力する。時計12は、
年月日を含む時刻を計測するもので、ホストコンピュー
タに内蔵されるリアルタイムクロック等である。地域情
報13は、装置が存在する地域に関する情報で、ユーザ
から入力された地域に関する情報やOS等のソフトウェ
アが持つ国別情報である。システム設置通知手段14
は、AVデータを再生できるように情報再生システムを
設置するもので、時計12からの時刻からシステムを設
置した時刻(以下、設置時刻と称す)と地域情報13を
参照して(必要であれば変換して)システムを設置した
地域(以下、設置地域と称す)を、ホストインタフェー
ス6を介して通知する。再生時刻通知手段15は、再生
指示手段10からの再生命令の出力に先立って、現在時
刻を再生時刻としてホストインタフェース6を介して通
知する。
【0019】情報再生装置3は、データ再生手段20と
システム設置情報21とシステム設置更新手段22と地
域比較手段23と時刻比較手段24と再生制御手段25
とを含んでいる。データ再生手段20は、要求されたセ
クタから、ヘッダ領域にある媒体地域情報30等のデー
タとユーザ領域にある圧縮されたAVデータ等のデータ
を再生する。システム設置情報21は、設置時刻と設置
時刻を保持する。システム設置更新手段22は、ホスト
インタフェースバス6を介して受け取った設置時刻とシ
ステム設置情報21に保持されている設置時刻との大小
関係が所定の条件(例えば、受け取った設置時刻>保持
した設置時刻+1週間)を満たせば、システム設置情報
21をホストインタフェースバス6を介して受け取った
設置時刻と設置地域に書き換える。地域比較手段23
は、情報記憶媒体4が交換されるかシステム設置情報2
1が更新されたかのいずれかの時点で、システム設置情
報21に保持された設置地域と再生された媒体地域情報
30とを比較して再生可能かどうかを判定する。時刻比
較手段24は、システム設置情報21に保持された設置
時刻とホストコンピュータバス6を介して受け取った再
生時刻との大小関係が所定の条件(例えば、再生時刻>
設置時刻)を満たせば、再生可能と判定する。再生制御
手段25は、地域比較手段23と時刻比較手段24の両
方から再生可能の判定を受けた場合に限り、ホストイン
タフェース6を介して受け取った再生命令によって、要
求されたセクタから圧縮されたAVデータをデータ再生
手段20に再生させる。
【0020】図5は、本発明に係る情報再生システムの
一般的な回路構成ブロック図である。情報再生システム
500は、メインプロセッサ501とプロセッサバス5
02とバスインタフェース回路503と主記憶504と
システムバス505とSCSI制御カード506とAV
デコードカード507とSCSIバス508と光ディス
クドライブ509とハードディスク510と時計511
と入力I/F回路512を含んでいる。メインプロセッ
サ501とバスインタフェース回路503と主記憶50
4とは、プロセッサバス502を介して相互に接続され
ている。バスインタフェース回路503とSCSI制御
カード506とAVデコードカード507と入力I/F
回路512とは、システムバス505を介して相互に接
続されている。SCSI制御カード506と光ディスク
ドライブ509とハードディスクドライブ510とは、
SCSIバスを介して相互に接続されている。光ディス
ク50は、光ディスクドライブ509に装着される。
【0021】図4におけるホストコンピュータ2は、図
5において光ディスクドライブ509を除いた部分に相
当する。また、図4における情報再生装置3は、図5に
おいて光ディスクドライブ509に相当する。以下、図
4のホストコンピュータ2に属する各機能ブロックが、
図5の回路ブロックによって実現されることを説明す
る。
【0022】ホストコンピュータ2は、OSおよびアプ
リケーションを含むソフトウェアをハードディスク51
0から主記憶504に読み出して、メインプロセッサ5
01はそのソフトウェアを実行する。再生指示手段10
の実現は次のようになる。入力I/F回路512に接続
された入力装置(例えば、キーボードやマウス等(図示
せず))やアプリケーション等のソフトウェアからの要
求は、メインプロセッサ501によって実行されるOS
に通知される。メインプロセッサ501によって実行さ
れるOSは、その要求を実現するために、AVデータフ
ァイルを再生することが必要と解釈し、さらにそのAV
データファイルが光ディスクドライブ509に装着され
た光ディスク513上のどのセクタに当たるかを求め、
開始セクタとセクタ数を指定した再生命令を光ディスク
ドライブ509に送ることをバスインタフェース回路5
03とシステムバス505を介してSCSI制御カード
506に命令する。SCSI制御カード506は、開始
セクタとセクタ数を伴う再生命令を、SCSIバス50
8を介して、光ディスクドライブ509に発行する。
【0023】AV伸長手段11の実現は次のようにな
る。光ディスクドライブ509からSCSIバス508
を介して送られた圧縮されたAVデータを、SCSI制
御カード506が受け取る。SCSI制御カード506
は、システムバス505を介して、圧縮されたAVデー
タをAVデコードカード507に送る。AVデコードカ
ード507は、圧縮されたAVデータを伸長して映像/
音声を出力する。
【0024】ここで、SCSI制御カード506からA
Vデコードカードへの圧縮されたAVデータの転送にお
いて、システムバス505を介して直接行ったが、バス
インタフェース回路503を介して主記憶504に一旦
貯えてもよい。時計12の実現は次のようになる。アプ
リケーションソフトウェア等からOSに現在時刻を要求
されると、メインプロセッサ501はリアルタイムクロ
ック511から現在時刻を取得して、OSを介してアプ
リケーションソフトウェア等に通知する。
【0025】システム設置通知手段14は次のように実
現される。ユーザは、AVデータを再生するために、一
種のアプリケーションソフトウェアであるインストール
プログラムを実行する。このインストールプログラム
は、ハードディスクドライブ510上から主記憶504
にロードされ、メインプロセッサ501によって実行さ
れる。メインプロセッサ501は、このインストールプ
ログラムに従って、時刻をOSを介して受け取るととも
に、OSが持つ国別情報をインストールプログラムの持
つ変換テーブルを用いて適当な地域情報13に変換し、
この時刻と地域をパラメータとするシステム設置命令を
光ディスクドライブ509に発行するようにOSへ要求
する。メインプロセッサ501によって実行されるOS
は、プロセッサバス502とバスインタフェース回路5
03とシステムバス505を介して、時刻と地域をパラ
メータとするシステム設置命令を光ディスクドライブ5
09に発行するようにSCSI制御カード506に命令
する。SCSI制御カード506は、時刻と地域をパラ
メータとするシステム設置命令を、SCSIバス508
を介して光ディスクドライブ509に発行する。
【0026】ここで、地域情報13はOSが持つ国別情
報を変換する以外に、ユーザが入力するのでもよいし、
インストールプログラム自体が地域情報13を持ってい
てもよい。例として、ユーザが入力する場合を示す。メ
インプロセッサ501で実行されるインストールプログ
ラムは、OSに対して入力待ちを要求する。OSは入力
I/F回路512を介してキーボード等からの入力をイ
ンストールプログラムに伝える。インストールプログラ
ムは、その入力をそのまま地域情報13として採用して
もよいし、OSが持つ国別情報やグリニッジ標準時間か
らのずれ時間などの情報と比較してその正当性を確認し
てから地域情報13として採用してもよい。
【0027】再生時刻通知手段15の実現は次のように
なる。ユーザは、AVデータを再生するために、一種の
アプリケーションであるランタイムプログラムを実行す
る。このランタイムプログラムは、ハードディスクドラ
イブ510上から主記憶504にロードされ、メインプ
ロセッサ501によって実行される。メインプロセッサ
501で実行されるランタイムプログラムは、AVデー
タファイルを選択するように、OSに対して入力待ちを
要求する。OSは入力I/F回路512を介してキーボ
ード等からの入力をランタイムプログラムに伝える。そ
の後、ランタイムプログラムはOSから時刻を取得し、
時刻をパラメータとする再生時刻通知命令を光ディスク
ドライブ509に発行するようにOSへ要求する。ここ
から、前述したシステム設置命令と同様な手順を踏ん
で、SCSI制御カード506は、時刻をパラメータと
する再生時刻通知命令を、SCSIバス508を介して
光ディスクドライブ509に発行する。
【0028】この後、このランタイムプログラムは、選
択されたAVデータファイルの再生を前述の再生指示手
段15へ要求する。図6は、光ディスクドライブ509
の回路構成ブロック図である。以下にその構成について
説明する。58はSCSI制御回路を、51は光ディス
クドライブ全体を制御するマイクロコントローラを、6
02はマイクロコントローラの動作プログラムを格納し
たプログラムROMを、53は地域と時刻からなるシス
テム設置情報を格納する不揮発性メモリを、54は光デ
ィスク50からデータを読み出して、2値化と復調とエ
ラー訂正等の処理を行うデータ再生回路を、55はエラ
ー訂正を行う作業領域およびエラー訂正済みのデータを
一時的に貯えておくデータバッファ領域として用いるバ
ッファメモリを、それぞれ示している。
【0029】図4における情報再生装置3は、図6にお
いて光ディスクドライブ509に相当する。以下、図4
の情報再生装置3に属する各機能ブロックが、図6の回
路ブロックによって実現されることを説明する。データ
再生手段20は次のように実現される。マイクロコント
ローラ51がデータ再生回路54に、開始セクタとセク
タ数を指定して再生動作を起動する。データ再生回路5
4は、光ディスク50からデータを読み出して、2値化
と復調とエラー訂正を施して、バッファメモリ55に貯
える。マイクロコントローラ51は、必要であれば、バ
ッファメモリ55に貯えたデータの転送動作を起動す
る。データ再生回路54は、バッファメモリ55からデ
ータを読み出してSCSI制御回路58に送る。SCS
I転送回路58は、受けたデータをSCSIバス508
に出力する。
【0030】システム設置情報21の設置地域と設置時
刻は、不揮発性メモリ53に保存される。システム設置
更新手段22は次のように実現される。SCSIバス5
08を介して送られた時刻と地域をパラメータとするシ
ステム設置命令は、SCSI制御回路58によって受信
され、マイクロコントローラ51に通知される。マイク
ロコントローラ51は、SCSI制御回路58が受信し
た時刻と不揮発性メモリ53に保存された設置時刻との
大小関係が所定の条件(例えば、受信した時刻>保存さ
れた設置時刻+1週間)を満たせば、SCSI制御回路
58が受信した地域と時刻で不揮発性メモリ53上の設
置地域と設置時刻を更新する。
【0031】地域比較手段23は次のように実現され
る。マイクロコントローラ51は、光ディスク50の交
換を検出するか不揮発性メモリ53を更新したとき、光
ディスク50の媒体地域情報が存在するセクタをバッフ
ァメモリ55に再生することをデータ再生手段20を用
いて行う。(SCSI制御回路58へのデータ転送を伴
わない。)マイクロコントローラ51は、バッファメモ
リ55上の媒体地域情報と不揮発性メモリ53上の設置
地域とをアクセスし比較する。例えば、一致すれば再生
可能であるとか、論理積が0でなければ再生可能と判定
する。
【0032】時刻比較手段24は次のように実現され
る。SCSIバス508を介して送られた時刻をパラメ
ータとする再生時刻通知命令は、SCSI制御回路58
によって受信され、マイクロコントローラ51に通知さ
れる。マイクロコントローラ51は、SCSI制御回路
58が受信した時刻と不揮発性メモリ53に保存された
設置時刻との大小関係が所定の条件(例えば、受信した
時刻>保存された設置時刻)を満たせば、再生可能と判
定する。
【0033】再生制御手段25は次のように実現され
る。SCSIバス508を介して送られた開始セクタと
セクタ数を伴う再生命令は、SCSI制御回路58によ
って受信され、マイクロコントローラ51に通知され
る。マイクロコントローラ51は、地域比較手段23と
時刻比較手段24の両方が再生可能と判定している場合
に限り、SCSI制御回路58が受信した開始セクタと
セクタ数を再生し転送することをデータ再生手段20を
用いて行う。(SCSI制御回路58へのデータ転送を
伴う。) 以上説明したように、本発明の第一の実施例において、
システムが設置された地域と時刻を報告するホストコン
ピュータと、報告された地域と時刻と情報記憶媒体の地
域とを用いて不適切な再生を防止する情報再生装置とに
よって、ある地域において倫理上望ましくない内容の再
生を防止すると伴に、実際の時刻よりも進んだ設置時刻
を用いて次々に地域設定を変更するような不正行為を回
避する情報再生システムを提供できる。
【0034】以下、図面を参照しながら、本発明の第二
の実施例について説明する。図7は、本発明に係る情報
再生システムの他の機能構成ブロック図である。なお、
図4と同様な機能ブロックについては、同一の符号を添
付し説明は省略する。情報再生システム701は、ホス
トコンピュータ702と、情報記憶媒体4を再生する情
報再生装置703と、それらを結ぶホストインタフェー
スバス6を含んでおり、映像と音声を出力装置5へ出力
する。
【0035】ホストコンピュータ702は、再生指示手
段10とAV伸長手段11と時計12と地域情報13と
システム設置記憶手段710とシステム設置情報21と
地域比較手段711と時刻比較手段712とデコード制
限手段713を含んでいる。システム設置記憶手段71
0は、AVデータを再生できるように情報再生システム
を設置するもので、時計12からの時刻からシステムを
設置した時刻(以下、設置時刻と称す)とシステム設置
情報21に保持されている設置時刻との大小関係が所定
の条件(例えば、時計12の設置時刻>保持した設置時
刻+1週間)を満たせば、時計12の設置時刻と地域情
報13を参照して(必要であれば変換して)システムを
設置した地域(以下、設置地域と称す)に、システム設
置情報21を書き換える。地域比較手段711は、情報
記憶媒体4が交換されるかシステム設置情報21が更新
されたかのいずれかの時点で、システム設置情報21に
保持された設置地域とホストインタフェース6を介して
受け取った媒体地域情報30とを比較して再生可能かど
うかを判定する。時刻比較手段712は、再生指示手段
10からの再生命令の出力に先立って、システム設置情
報21に保持された設置時刻と時計12から受け取った
現在時刻との大小関係が所定の条件(例えば、現在時刻
>設置時刻)を満たせば、再生可能と判定する。デコー
ド制御手段713は、地域比較手段711もしくは時刻
比較手段712のいずれかから再生不可の判定を受けた
場合、AV伸長手段11に圧縮されたAVデータの伸長
処理を禁止する。
【0036】情報再生装置703は、データ再生手段2
0と地域報告手段720と再生制御手段725を含んで
いる。地域報告手段720は、情報記憶媒体4から媒体
地域情報30を再生し、ホストインタフェースバス6を
介して媒体地域情報30を通知する。再生制御手段72
5は、ホストインタフェース6を介して受け取った再生
命令によって、要求されたセクタから圧縮されたAVデ
ータをデータ再生手段20に再生させる。
【0037】以下、図7のホストコンピュータ702に
属し図4と異なる各機能ブロックが、図5の回路ブロッ
クによって実現されることを説明する。システム設置情
報21の設置地域と設置時刻は、ハードディスク510
に保存される。システム設置記憶手段710は次のよう
に実現される。ユーザは、AVデータを再生するため
に、一種のアプリケーションソフトウェアであるインス
トールプログラムを実行する。このインストールプログ
ラムは、ハードディスクドライブ510上から主記憶5
04にロードされ、メインプロセッサ501によって実
行される。メインプロセッサ501は、このインストー
ルプログラムに従って、時計511の時刻とハードディ
スク510に保存された設置時刻との大小関係が所定の
条件(例えば、時計の時刻>保存された設置時刻+1週
間)を満たせば、時計511の時刻とOSが持つ国別情
報をインストールプログラムの持つ変換テーブルを用い
て適当な地域情報13に変換し、この時刻と地域でハー
ドディスク510のシステム設置情報21を更新する。
【0038】地域比較手段711は次のように実現され
る。ユーザは、AVデータを再生するために、一種のア
プリケーションであるランタイムプログラムを実行す
る。この後メインプロセッサ501は、このランタイム
プログラムに従って動作する。メインプロセッサ501
は、ランタイムプログラムの実行開始か光ディスク50
の交換をOSから通知されるかシステム設置情報21が
更新されるかのいずれかの時点で、媒体地域情報30を
要求する地域報告命令を光ディスクドライブ509へ発
行するようにOSへ要求する。SCSI制御カード50
6は、地域報告命令を、SCSIバス508を介して光
ディスクドライブ509に発行し、SCSIバス508
を介して媒体地域情報30を受け取る。SCSI制御カ
ード506が受け取った媒体地域情報30は、OSによ
って主記憶504へ格納される。メインプロセッサ50
1は、システム設置情報21の設置地域と主記憶504
上の媒体地域情報30とをアクセスし比較する。例え
ば、一致すれば再生可能であるとか、論理積が0でなけ
れば再生可能と判定する。
【0039】時刻比較手段712は次のように実現され
る。ユーザは、AVデータを再生するために、一種のア
プリケーションであるランタイムプログラムを実行す
る。この後メインプロセッサ501は、このランタイム
プログラムに従って動作する。メインプロセッサ501
は、ランタイムプログラムの実行開始かシステム設置情
報21が更新されるかのいずれかの時点で、OSから取
得した現在時刻とシステム設置情報21の設置時刻との
大小関係が所定の条件(例えば、現在時刻>設置時刻)
を満たせば、再生可能と判定する。
【0040】デコード制御手段713は次のように実現
される。ユーザは、AVデータを再生するために、一種
のアプリケーションであるランタイムプログラムを実行
する。この後メインプロセッサ501は、このランタイ
ムプログラムに従って動作する。メインプロセッサ50
1は、地域比較手段711もしくは時刻比較手段712
のいずれかが再生不可と判定している場合、AVデコー
ドカード507による圧縮されたAVデータの伸長処理
を禁止する。
【0041】図7における情報再生装置703は、図6
において光ディスクドライブ509に相当する。以下、
図7の情報再生装置703に属し図4と異なる各機能ブ
ロックが、図6の回路ブロックによって実現されること
を説明する。但し、不揮発性メモリ53は使用しない。
再生制御手段725は次のように実現される。SCSI
バス508を介して送られた開始セクタとセクタ数を伴
う再生命令は、SCSI制御回路58によって受信さ
れ、マイクロコントローラ51に通知される。マイクロ
コントローラ51は、SCSI制御回路58が受信した
開始セクタとセクタ数を再生し転送することをデータ再
生手段20を用いて行う。(SCSI制御回路58への
データ転送を伴う。)地域報告手段720は次のように
実現される。SCSIバス508を介して送られた地域
報告命令は、SCSI制御カード506によって受信さ
れ、マイクロコントローラ51に通知される。マイクロ
コントローラ51は、光ディスク50の媒体地域情報が
存在するセクタをバッファメモリ55に再生することを
データ再生手段20を用いて行う。(SCSI制御回路
58へのデータ転送を伴わない。)マイクロコントロー
ラ51は、バッファメモリ55上の媒体地域情報をSC
SI制御回路58に転送データと渡し、SCSI制御回
路58に媒体地域情報を転送させる。
【0042】以上説明したように、本発明の第二の実施
例において、情報記憶媒体の地域を報告する情報再生装
置と、報告された地域とシステムが設置された地域と時
刻を用いて不適切な再生を防止するホストコンピュータ
とによって、第一の実施例と同様に、ある地域において
倫理上望ましくない内容の再生を防止すると伴に、実際
の時刻よりも進んだ設置時刻を用いて次々に地域設定を
変更するような不正行為を回避する情報再生システムを
提供できる。
【0043】図8は、本発明に係る情報再生システムの
第三の実施例におけるAVデコードカード507の回路
構成ブロック図である。第三の実施例において、システ
ム設置情報21はAVデコードカード507に記憶され
る。以下にその構成について説明する。59はシステム
インタフェース回路を、51はAVデコードカード全体
を制御するマイクロコントローラを、802はマイクロ
コントローラの動作プログラムを格納したプログラムR
OMを、53は地域と時刻からなるシステム設置情報を
格納する不揮発性メモリを、56は圧縮されたAVデー
タを伸長するオーディオ/ビデオデコード回路を、57
は伸長処理の作業領域のデコード用メモリを、それぞれ
示している。以下、図7のホストコンピュータ702に
属し図4と異なる各機能ブロックが、図5と図8の回路
ブロックによって実現されることを説明する。
【0044】システム設置情報21の設置地域と設置時
刻は、不揮発性メモリ53に保存される。システム設置
記憶手段710は次のように実現される。ユーザは、A
Vデータを再生するために、一種のアプリケーションソ
フトウェアであるインストールプログラムを実行する。
このインストールプログラムは、ハードディスクドライ
ブ510上から主記憶504にロードされ、メインプロ
セッサ501によって実行される。メインプロセッサ5
01は、このインストールプログラムに従って、時計5
11の時刻とOSが持つ国別情報をインストールプログ
ラムの持つ変換テーブルを用いて適当な地域情報13に
変換し、この時刻と地域によりシステム設置情報の更新
をAVデコードカード507に要求する。ここから先は
AVデコードカード507で実現される。システムイン
タフェース回路59を介して、マイクロコントローラ5
1は時刻と地域を伴うシステム設置情報の更新要求を受
ける。マイクロコントローラ51は、受け取った時刻と
不揮発性メモリ53に保存された設置時刻との大小関係
が所定の条件(例えば、受け取った時刻>保存された設
置時刻+1週間)を満たせば、受け取った時刻と地域で
不揮発性メモリ53のシステム設置情報21を更新す
る。
【0045】地域比較手段711は次のように実現され
る。ユーザは、AVデータを再生するために、一種のア
プリケーションであるランタイムプログラムを実行す
る。この後メインプロセッサ501は、このランタイム
プログラムに従って動作する。メインプロセッサ501
は、ランタイムプログラムの実行開始か光ディスク50
の交換をOSから通知されるかシステム設置情報21が
更新されるかのいずれかの時点で、媒体地域情報30を
要求する地域報告命令を光ディスクドライブ509へ発
行するようにOSへ要求する。SCSI制御カード50
6は、地域報告命令を、SCSIバス508を介して光
ディスクドライブ509に発行し、SCSIバス508
を介して媒体地域情報30を受け取る。SCSI制御カ
ード506が受け取った媒体地域情報30は、メインプ
ロセッサ501によって、AVデコードカード507に
引き渡される。ここから先はAVデコードカード507
で実現される。システムインタフェース回路59を介し
て、マイクロコントローラ51は、媒体地域情報30を
受信する。マイクロコントローラ51は、受信した媒体
地域情報と不揮発性メモリ53上の設置地域とをアクセ
スし比較する。例えば、一致すれば再生可能であると
か、論理積が0でなければ再生可能と判定する。
【0046】時刻比較手段712の実現は次のようにな
る。ユーザは、AVデータを再生するために、一種のア
プリケーションであるランタイムプログラムを実行す
る。このランタイムプログラムは、ハードディスクドラ
イブ510上から主記憶504にロードされ、メインプ
ロセッサ501によって実行される。メインプロセッサ
501で実行されるランタイムプログラムは、AVデー
タファイルを選択するように、OSに対して入力待ちを
要求する。OSは入力I/F回路512を介してキーボ
ード等からの入力をランタイムプログラムに伝える。そ
の後、ランタイムプログラムはOSから時刻を取得し、
時刻をパラメータとする現在時刻をAVデコードカード
507に通知する。ここから先はAVデコードカード5
07で実現される。システムインタフェース回路505
を介して、マイクロコントローラ51は現在時刻を受信
する。マイクロコントローラ51は、受信した現在時刻
と不揮発性メモリ53に保存された設置時刻との大小関
係が所定の条件(例えば、受信した現在時刻>保存され
た設置時刻)を満たせば、再生可能と判定する。
【0047】この後、このランタイムプログラムは、選
択されたAVデータファイルの再生を前述の再生指示手
段15へ要求する。デコード制御手段713は次のよう
にAVデコードカード507で実現される。マイクロコ
ントローラ51は、地域比較手段711もしくは時刻比
較手段712のいずれかが再生不可と判定している場
合、オーディオ/ビデオデコード回路56の動作を禁止
する。
【0048】以上説明したように、本発明の第三の実施
例においても、第二の実施例と同様に、情報記憶媒体の
地域を報告する情報再生装置と、報告された地域とシス
テムが設置された地域と時刻を用いて不適切な再生を防
止するホストコンピュータとによって、ある地域におい
て倫理上望ましくない内容の再生を防止すると伴に、実
際の時刻よりも進んだ設置時刻を用いて次々に地域設定
を変更するような不正行為を回避する情報再生システム
を提供できる。
【0049】以下、図面を参照しながら、本発明の第四
の実施例について説明する。図9は、著作権保護された
データを有する情報記憶媒体のデータ構造図である。こ
こで、情報記憶媒体として、具体的にディスクをイメー
ジしているが、同様なデータ構造を持つものであればデ
ィスクに限定されるものではない。図9において、情報
記憶媒体は、セクタと呼ばれる情報の記録単位に区分さ
れるとともに、主として制御情報が記録されるリードイ
ン領域と、主としてユーザデータが記録されるデータ領
域に分割される。各セクタは、セクタを識別するセクタ
ID(IDentifier)等が記録されるヘッダ領域と、制御情
報やユーザデータ等が記録されるユーザ領域と、再生時
の読み間違いを訂正する為の符号が記録されるECC(E
rror Correction Code)領域を含む。この情報記憶媒体
は、著作権保護を行うために、特願平07ー26126
6で開示されているように、データ領域中のセクタのユ
ーザ領域にはスクランブル(又は暗号化)された被スク
ランブルデータを、リードイン領域中のセクタのユーザ
領域にそのスクランブルを解くための鍵情報を、それぞ
れ備えている。さらに、この情報記憶媒体の特徴は、ヘ
ッダ領域に地域情報を備えるセクタが存在することであ
る。地域情報は、0〜kに分割された地域で再生可能か
どうかを示すフラグによって構成される。図9におい
て、リードイン領域中のセクタのヘッダ領域に地域情報
が存在するが、この地域情報は情報記憶媒体上のどこに
あってもよい。
【0050】図10は、本発明に係る情報再生システム
の他の機能構成ブロック図である。情報再生システム1
001は、ホストコンピュータ1002と、情報記憶媒
体1004を再生する情報再生装置1003と、それら
を結ぶホストインタフェースバス6を含んでおり、映像
と音声を出力装置5へ出力する。ここで、情報記憶媒体
1004は、スクランブルされたAVデータとそのスク
ランブルを解く鍵情報31と再生が許可された地域を示
す媒体地域情報30を含んでいる。また、出力装置5
は、コンピュータ用のディスプレイやスピーカであった
り、民生用のTVであってもよい。また、ホストインタ
フェースバス6は、ホストコンピュータと周辺機器との
通信に用いるバスで、SCSIバスやIDEバスやIE
EE1394で定義されたシリアルバスやそれらに類似
したバスである。ホストコンピュータ1002は、スク
ランブルされたAVデータを元に戻すために、デスクラ
ンブルの機能を備えなければならない。又、そのスクラ
ンブルを解くための鍵情報を安全に通信するために、著
作権を守る相手かどうかを確認しあう相互認証機能を、
ホストコンピュータ1002と情報再生装置1003の
両方が備えなければならない。情報再生システム100
1は、既に備わっている相互認証機能を利用して、より
安全に地域情報の通信を行う。
【0051】ホストコンピュータ1002は、再生指示
手段10とAV伸長手段11と時計12と地域情報13
とデコーダ認証手段16とデスクランブル手段17とシ
ステム設置起動手段18とを含んでいる。再生指示手段
10は、キーボードやマウス等の入力装置やアプリケー
ションソフトウェア等から再生を要求されたAVデータ
ファイルをOS(Operation System)が、情報記憶媒体1
004上のセクタから圧縮されたAVデータの再生命令
に変換してホストインタフェースバス6から出力する。
AV伸長手段11は、デスクランブル手段から受けた圧
縮されたAVデータを伸長して、映像と音声を出力装置
5に出力する。時計12は、年月日を含む時刻を計測す
るもので、ホストコンピュータに内蔵されるリアルタイ
ムクロック等である。地域情報13は、装置が存在する
地域に関する情報で、ユーザから入力された地域に関す
る情報やOS等のソフトウェアが持つ国別情報である。
システム設置起動手段18は、AVデータを再生できる
ように情報再生システムを設置するもので、地域情報1
3を参照して(必要であれば変換して)システムを設置
した地域(以下、設置地域と称す)を、デコーダ認証手
段16に引き渡す。デコーダ認証手段16は、再生指示
手段10からの再生命令の出力に先立って、時計12か
らの時刻を利用して、ホストインタフェース6を介して
認証情報を交換して相互認証を行うとともに、ホストイ
ンタフェースバス6を介して情報記憶媒体1004の鍵
情報を受けたり、設置時刻および設置地域および再生時
刻をホストインタフェースバス6へ送ったりする。(こ
れについては、後で詳細に説明する。)デスクランブル
手段17は、ホストインタフェースバス6を介してスク
ランブルされ且つ圧縮されたAVデータを受け、デコー
ダ認証手段16からそのスクランブルを解く鍵情報を受
け、スクランブルを解いた圧縮AVデータをAV伸長手
段11に送る。
【0052】情報再生装置1003は、データ再生手段
20とシステム設置情報21とシステム設置更新手段2
2と地域比較手段23と時刻比較手段24と再生制御手
段25とドライブ認証手段26とを含んでいる。データ
再生手段20は、要求されたセクタから、媒体地域情報
30等のヘッダ領域にあるデータと圧縮されたAVデー
タ等のユーザ領域にあるデータを再生する。システム設
置情報21は、設置時刻と設置時刻を保持する。システ
ム設置更新手段22は、ドライブ認証手段26を介して
受け取った設置時刻とシステム設置情報21に保持され
ている設置時刻との大小関係が所定の条件(例えば、受
け取った設置時刻>保持した設置時刻+1週間)を満た
せば、システム設置情報21をドライブ認証手段26を
介して受け取った設置時刻と設置地域に書き換える。地
域比較手段23は、情報記憶媒体1004が交換される
かシステム設置情報21が更新されたかのいずれかの時
点で、システム設置情報21に保持された設置地域と再
生された媒体地域情報30とを比較して再生可能かどう
かを判定する。時刻比較手段24は、システム設置情報
21に保持された設置時刻とドライブ認証手段26を介
して受け取った再生時刻との大小関係が所定の条件(例
えば、再生時刻>設置時刻)を満たせば、再生可能と判
定する。再生制御手段25は、地域比較手段23と時刻
比較手段24の両方から再生可能の判定を受けた場合に
限り、ホストインタフェース6を介して受け取った再生
命令によって、要求されたセクタからスクランブルされ
且つ圧縮されたAVデータをデータ再生手段20に再生
させる。ドライブ認証手段26は、ホストインタフェー
スバス6を介して認証情報を交換して相互認証するとと
もに、ホストインタフェースバス6から受信した設置地
域と設置時間をシステム設置更新手段22に渡し、ホス
トインタフェースバス6から受信した再生時刻を時刻比
較手段24に渡し、データ再生手段20から再生された
鍵情報31をホストインタフェースバス6から送信す
る。(これについては、後で詳細に説明する。)以下、
図10のホストコンピュータ1002に属し図4と異な
る各機能ブロックが、図5の回路ブロックによって実現
されることを説明する。但し、AVデコードカード50
7の内部に認証回路とデスクランブル回路を、光ディス
クドライブ509の内部に認証回路を含んでいる。ま
た、光ディスク60は、図9で示されたデータ構造で、
スクランブルされたAVデータとそのスクランブルを解
く鍵情報が記録されている。
【0053】図11は、本発明の第四の実施例における
AVデコードカード507の回路構成ブロック図であ
る。以下にその構成について説明する。59はシステム
インタフェース回路を、56はオーディオ/ビデオデコ
ード回路を、57は伸長処理の作業領域のデコード用メ
モリを、60はデコーダ認証回路を、61はデスクラン
ブル回路を、それぞれ示している。
【0054】システムインタフェース回路59は、シス
テムバス505とAVデコードカード507内のバスを
仲介する。これによって、情報再生システム1001の
メインプロセッサ501は、AVデコードカード507
を制御することができる。デコーダ認証回路60は、メ
インプロセッサ501の制御に従って、認証情報を送受
信した後、鍵情報31をその認証に基づいて暗号化され
たものを受ける。デコーダ認証回路60は、認証情報に
基づいて解読した鍵情報31をデスクランブル回路61
に出力する。
【0055】デスクランブル回路61は、メインプロセ
ッサ501の制御に従って、デコーダ認証回路60から
の鍵情報31を使って、送られたスクランブルされ且つ
圧縮されたAVデータのスクランブルを解いてオーディ
オ/ビデオデコード回路56に渡す。オーディオ/ビデ
オデコード回路56は、メインプロセッサ501の制御
に従って、デスクランブル回路61から送られた圧縮さ
れたAVデータの伸長処理を、デコード用メモリ57を
作業領域として行い、映像と音声を出力する。
【0056】メインプロセッサ501は、認証情報の送
受信と暗号化された鍵情報の受信の間に、システムの設
置時刻もしくは設置地域もしくは再生時刻の送信を行
う。従って、相互認証動作によって、正規の装置同士と
確認できているため、システムとして信頼性が高くな
る。また、相互認証動作は、認証回路のハードウェアに
関する知識が必要となることから、相互認証動作と時刻
通知動作とをリンクさせることによって、ハッカー等の
システムに対して不正な行為を行う者からシステムを保
護する効果もある。
【0057】図12は、本発明第四の実施例における光
ディスクドライブ509の回路構成ブロック図である。
以下にその構成について説明する。なお、図6と同様な
回路ブロックについては、同一の符号を添付し詳細な説
明は省略する。図6と異なる部分は、AVデコードカー
ド507を含むホストコンピュータとの相互認証を行う
ドライブ認証回路63と、この回路の制御プログラムが
格納されたプログラムROM1202である。58はS
CSI制御回路を、51はマイクロコントローラを、1
202はプログラムROMを、53は不揮発性メモリ
を、54はデータ再生回路を、55はバッファメモリ
を、63はドライブ認証回路を、それぞれ示している。
【0058】マイクロコントローラ51は、プログラム
ROM1202に格納された制御プログラムに従って、
光ディスクドライブ509全体を制御する。SCSI制
御回路508は、SCSIバス508を介して、ホスト
コンピュータと光ディスクドライブ509との間の通信
を行う。不揮発性メモリ53は、地域と時刻からなるシ
ステム設置情報を格納する。データ再生回路54は、光
ディスク50からデータを読み出して、2値化と復調と
エラー訂正等の処理を行う。バッファメモリ55は、エ
ラー訂正を行う作業領域およびエラー訂正済みのデータ
を一時的に貯える。ドライブ認証回路63は、SCSI
制御回路58と制御バスを介して、認証情報を送受信す
る。それから、ドライブ認証回路63は、光ディスク6
2から再生された鍵情報31をデータ再生回路54から
受ける。さらに、ドライブ認証回路63は、その認証情
報に基づいて鍵情報31を暗号化してSCSI制御回路
58に出力する。
【0059】マイクロコントローラ51は、認証情報の
送受信と暗号化された鍵情報の送信の間に限り、システ
ムの設置時刻もしくは設置地域もしくは再生時刻を受け
付ける。従って、相互認証動作によって、正規の装置同
士と確認できているため、システムとして信頼性が高く
なる。図13は、AVデコードカード507内のデコー
ダ認証回路60の詳細な構成を示すブロック図である。
以下、各構成要素について説明する。1300は、シス
テムインタフェース回路59と制御バスを介して接続さ
れ、デコーダ認証回路60の内部回路の制御信号を送受
信するためのI/O制御回路を示す。1301は、I/
O制御回路1300から時間的に変化する値である時変
鍵(例えば、現在時刻)を受信して、乱数R1を発生す
る乱数発生器を示す。1302は、乱数発生器1301
から受けた乱数R1をもとに変数kが1からnまでにつ
いてfk(R1)を計算し、I/O制御回路1300か
らうけたfk(R1)と比較し、一致しているかどうか
の認証結果と一致した場合のkとfk(R1)を出力す
るfk(R1)生成・比較回路を示す。1303は、I
/O制御回路1300から受けた乱数R2とfk(R
1)生成・比較回路1302から受けたkをもとにgk
(R2)を計算し出力するgk(R2)生成回路を示
す。1304は、fk(R1)生成・比較回路1302
からfk(R1)を受け、gk(R2)生成回路130
3からgk(R2)を受けて、それらをもとにバス鍵を
計算し出力するバス鍵生成回路を示す。1305は、バ
ス鍵生成回路1304からバス鍵を受け、システムイン
タフェース回路59から光ディスクドライブ509のド
ライブ認証回路63で暗号化された鍵情報を受け、解読
した鍵情報(図10の情報記憶媒体1004にある鍵情
報31に等しい)を出力する。
【0060】図14は、光ディスクドライブ509内の
ドライブ認証回路63の詳細な構成を示すブロック図で
ある。以下、各構成要素について説明する。1400
は、マイクロコントローラ51との制御信号の送受信を
行うためのI/O制御回路を、1401はI/O制御回
路から時間的に変化する値である時変鍵(例えば、マイ
クロコントローラ51に内蔵されるタイマーの値)を受
信して、乱数R2を発生する乱数発生器を示す。140
2は、I/O制御回路1400から設定される変数kと
乱数R1に基づいて、fk(R1)を計算し出力するf
k(R1)生成回路を示す。1403は、I/O制御回
路1400から設定される変数kと乱数発生回路140
1から発生する乱数R2とに基づいてgk(R2)を計
算し、I/O制御回路1400から受けたgk(R2)
と比較し、一致しているかどうかの認証結果とgk(R
2)を出力するgk(R2)生成・比較回路を示す。1
404は、fk(R1)生成回路1402からfk(R
1)を受け、gk(R2)生成・比較回路1403から
gk(R2)を受けて、それらをもとにバス鍵を計算し
出力するバス鍵生成回路を示す。1405は、バス鍵生
成回路1404からバス鍵を受け、データ再生回路54
から鍵情報(図10の情報記憶媒体1004にある鍵情
報31に等しい)をバス鍵で暗号化して出力する。
【0061】図15は、ホストコンピュータ1002が
システム設置起動手段18とデコーダ認証手段16とを
用いて、情報再生装置1003がシステム設置更新手段
22とドライブ認証手段26とを用いて、ホストコンピ
ュータバス6上で行う情報の交換を示したシステム設置
情報交換図である。分かりやすくするため、関連する機
能ブロックを図10と同一の符号を添付して併記してい
る。
【0062】それでは、図15のシステム設置起動手段
14の実現が、図5の回路ブロックによって実現される
ことを説明する。システム設置起動手段14は次のよう
に実現される。ユーザは、AVデータを再生するため
に、一種のアプリケーションソフトウェアであるインス
トールプログラムを実行する。このインストールプログ
ラムは、ハードディスクドライブ510上から主記憶5
04にロードされ、メインプロセッサ501によって実
行される。メインプロセッサ501は、このインストー
ルプログラムに従って、OSが持つ国別情報をインスト
ールプログラムの持つ変換テーブルを用いて適当な地域
情報13に変換し、この時刻と地域をパラメータとし
て、OSにシステム設置命令をデコーダ認証手段16に
発行するように命令する。
【0063】ここで、地域情報13はOSが持つ国別情
報を変換する以外に、ユーザが入力するのでもよいし、
インストールプログラム自体が地域情報13を持ってい
てもよい。例として、ユーザが入力する場合を示す。メ
インプロセッサ501で実行されるインストールプログ
ラムは、OSに対して入力待ちを要求する。OSは入力
I/F回路512を介してキーボード等からの入力をイ
ンストールプログラムに伝える。インストールプログラ
ムは、その入力をそのまま地域情報13として採用して
もよいし、OSが持つ国別情報やグリニッジ標準時間か
らのずれ時間などの情報と比較してその正当性を確認し
てから地域情報13として採用してもよい。
【0064】次に、図15のシステム設置情報交換時の
デコーダ認証手段16の実現が、図5と図11と図13
の回路ブロックによって実現されることを説明する。デ
コーダ認証手段16は、ハードウェア寄りの制御を行う
プログラム、例えばデバイスドライバとして供給され
る。通常、デバイスドライバは、インストールプログラ
ムによってOSに組み込まれる。システム設置命令を受
けたデコーダ認証手段16は、以下の処理を行う。 (R1送信処理)図5のリアルタイムクロック511か
ら現在時刻を得て、図13の乱数発生器1301に設定
する。図13の乱数発生器1301から乱数R1を得
て、図5のSCSI制御カード506に光ディスクドラ
イブ509へ送信させる。 (fk(R1)受信処理)図5のSCSI制御カード5
06に、光ディスクドライブ509からfk(R1)を
受信させる。図5のSCSI制御カード506からfk
(R1)を得て、図13のfk(R1)生成・比較回路
1302に設定する。 (R2受信処理)図5のSCSI制御カード506に、
光ディスクドライブ509からR2を受信させる。図5
のSCSI制御カード506からR2を得て、図13の
gk(R2)生成回路1303に設定する。 (gk(R2)送信処理)図13のgk(R2)生成回
路1303からgk(R2)を得て、図5のSCSI制
御カード506に光ディスクドライブ509へ送信させ
る。 (設置情報送信処理)図5のリアルタイムクロック51
1から現在時刻を得て、システム設置起動手段16から
地域情報を得て、これらを設置時刻と設置地域として、
図5のSCSI制御カード506に光ディスクドライブ
509へ送信させる。
【0065】図15のシステム設置更新手段22は、ホ
ストインタフェースバス6の代わりにドライブ認証手段
26から、設置地域と設置時刻を受ける。その他は図4
と同じなので、説明は省略する。最後に、図15のシス
テム設置情報交換時のドライブ認証手段26の実現が、
図12と図14の回路ブロックによって実現されること
を説明する。図12において、SCSIバス508を介
してホストコンピュータから、R1送信命令、fk(R
1)受信命令、R2受信命令、gk(R2)送信命令、
設置情報送信命令が発行される。(ここでの送信・受信
は、ホストコンピュータから見て表現している。)光デ
ィスクドライブ509は、これらの命令をSCSI制御
回路58が受けて、マイクロコントローラ51に通知す
る。ドライブ認証手段26は、マイクロコントローラ5
1によって、以下のR1受信処理、fk(R1)送信処
理、R2送信処理、gk(R2)受信処理、設置情報受
信処理を行う。(ここでの送信・受信は、光ディスクド
ライブから見て表現している。)(図14参照) (R1受信処理)SCSI制御回路58に乱数R1を受
信させる。変数kとSCSI制御回路58で受けた乱数
R1を、fk(R1)生成回路1402に設定する。こ
こで、kは光ディスクに記載された値であるが、本発明
の本筋ではないので、以下変数kとだけ記す。 (fk(R1)送信処理)fk(R1)生成回路140
2からfk(R1)を得て、SCSI制御回路58に送
信させる。 (R2送信処理)乱数発生回路1401に適当な時変鍵
(例えば、マイクロコントローラ51のタイマー値)を
与えて、乱数R2を発生させる。乱数R2をSCSI制
御回路58に送信させる。 (gk(R2)受信処理)SCSI制御回路58にgk
(R2)を受信させる。このgk(R2)をgk(R
2)生成・比較回路1403に設定し、認証結果を得
る。 (設置情報受信処理:但し、認証結果が成功の場合しか
行わない。)SCSI制御回路58に設置情報を受信さ
せる。この設置情報をシステム設置更新手段22に渡
す。
【0066】図16は、ホストコンピュータ1002が
デコーダ認証手段16を用いて、情報再生装置1003
が時刻比較手段24とドライブ認証手段26とを用い
て、ホストコンピュータバス6上で行う情報の交換を示
した再生時刻情報交換図である。分かりやすくするた
め、関連する機能ブロックを図10と同一の符号を添付
して併記している。
【0067】それでは、図16の再生時刻情報交換時の
デコーダ認証手段16の実現が、図5の回路ブロックに
よって実現されることを説明する。AVデータのスクラ
ンブルを解くための鍵情報を得る動作にあたる。このと
きに用いられるデコード認証手段16の処理について説
明する。R1送信処理からgk(R2)送信処理まで
は、上述した図15の説明と同じなので省略する。 (再生時刻送信処理)図5のリアルタイムクロック51
1から現在時刻を得て、これを再生時刻として、図5の
SCSI制御カード506に光ディスクドライブ509
へ送信させる。 (鍵情報受信処理)図5のSCSI制御カード506
に、光ディスクドライブ509からバス鍵で暗号化され
た鍵情報を受信させる。図5のSCSI制御カード50
6から暗号化鍵情報を得て、図13のバス復号化回路1
405で鍵情報に変えてデスクランブル回路61に設定
する。
【0068】図16の時刻比較手段24は、ホストイン
タフェースバス6の代わりにドライブ認証手段26か
ら、再生時刻を受ける。その他は図4と同じなので、説
明は省略する。また、図16の再生制御手段25および
データ再生手段20は、図4と同じなので、説明は省略
する。最後に、図16の再生時刻情報交換時のドライブ
認証手段26の実現が、図12と図14の回路ブロック
によって実現されることを説明する。R1受信処理から
gk(R2)受信処理までは、上述した図15の説明と
同じなので省略する。 (再生時刻受信処理:但し、認証結果が成功の場合しか
行わない。)SCSI制御回路58に再生時刻を受信さ
せる。この再生時刻を時刻比較手段24に渡す。 (鍵情報送信処理:但し、認証結果が成功の場合しか行
わない。)データ再生回路54から鍵情報をバス暗号化
回路1405で暗号化してSCSI制御回路58に送信
させる。
【0069】以上説明したように、本発明の第四の実施
例において、相互認証に伴いシステムが設置された地域
と時刻を報告するホストコンピュータと、相互認証を伴
って報告された地域と時刻と情報記憶媒体の地域とを用
いて不適切な再生を防止する情報再生装置とによって、
ある地域において倫理上望ましくない内容の再生を防止
すると伴に、実際の時刻よりも進んだ設置時刻を用いて
次々に地域設定を変更するような不正行為をより確実に
回避する情報再生システムを提供できる。
【0070】以上で示した回路構成は機能を実現するた
めの一例であって、この回路構成に限定されるものでは
ない。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一の実
施例において、システムが設置された地域と時刻を報告
するホストコンピュータと、報告された地域と時刻と情
報記憶媒体の地域とを用いて不適切な再生を防止する情
報再生装置とによって、ある地域において倫理上望まし
くない内容の再生を防止すると伴に、実際の時刻よりも
進んだ設置時刻を用いて次々に地域設定を変更するよう
な不正行為を回避する情報再生システムを提供できる。
【0072】以上説明したように、本発明の第二および
第三の実施例において、第一の実施例と同様に、ある地
域において倫理上望ましくない内容の再生を防止すると
伴に、実際の時刻よりも進んだ設置時刻を用いて次々に
地域設定を変更するような不正行為を回避する情報再生
システムを提供できる。以上説明したように、本発明の
第四の実施例において、相互認証に伴いシステムが設置
された地域と時刻を報告するホストコンピュータと、相
互認証を伴って報告された地域と時刻と情報記憶媒体の
地域とを用いて不適切な再生を防止する情報再生装置と
によって、ある地域において倫理上望ましくない内容の
再生を防止すると伴に、実際の時刻よりも進んだ設置時
刻を用いて次々に地域設定を変更するような不正行為を
より確実に回避する情報再生システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報記憶媒体のデータ構造図
【図2】従来の情報再生装置の機能構成ブロック図
【図3】従来の情報再生装置の回路構成ブロック図
【図4】本発明に係る情報再生システムの機能構成ブロ
ック図
【図5】本発明に係る情報再生システムの回路構成ブロ
ック図
【図6】本発明に係る光ディスクドライブの回路構成ブ
ロック図
【図7】本発明に係る情報再生システムの他の機能構成
ブロック図
【図8】本発明に係るAVデコードカードの回路構成ブ
ロック図
【図9】情報記憶媒体の他のデータ構造図
【図10】本発明に係る情報再生システムの他の機能構
成ブロック図
【図11】本発明に係るAVデコードカードの回路構成
ブロック図
【図12】本発明に係る光ディスクドライブの回路構成
ブロック図
【図13】デコーダ認証回路の構成ブロック図
【図14】ドライブ認証回路の構成ブロック図
【図15】本発明に係る情報再生システムのシステム設
置情報交換図
【図16】本発明に係る情報再生システムの再生時刻情
報交換図
【符号の説明】
1 情報再生システム 2 ホストコンピュータ 3 情報再生装置 4 情報記憶媒体 5 出力装置 6 ホストインタフェースバス 10 再生指示手段 11 AV伸長手段 12 時計 13 地域情報 14 システム設置通知手段 15 再生時刻通知手段 16 デコーダ認証手段 17 デスクランブル手段 18 システム設置起動手段 20 データ再生手段 21 システム設置情報 22 システム設置更新手段 23 地域比較手段 24 時刻比較手段 25 再生制御手段 26 ドライブ認証手段 27 出版時刻比較手段 30 媒体地域情報 31 鍵情報 50 光ディスク 51 マイクロコントローラ 52 スイッチ 53 不揮発性メモリ 54 データ再生回路 55 バッファメモリ 56 オーディオ/ビデオデコード回路 57 デコード用メモリ 58 SCSI制御回路 59 システムインタフェース回路 60 デコーダ認証回路 61 デスクランブル回路 62 光ディスク 63 ドライブ認証回路 201 情報再生装置 213 装置地域情報 215 再生制御手段 300 光ディスクプレイヤー 302 プログラムROM 501 メインプロセッサ 502 プロセッサバス 503 バスインタフェース回路 504 主記憶 505 システムバス 506 SCSI制御カード 507 AVデコードカード 508 SCSIバス 509 光ディスクドライブ 510 ハードディスクドライブ 511 リアルタイムクロック 602 プログラムROM 701 情報再生システム 702 ホストコンピュータ 703 情報再生装置 710 システム設置記憶手段 711 地域比較手段 712 時刻比較手段 713 デコード制御手段 720 地域報告手段 725 再生制御手段 802 プログラムROM 1001 情報再生システム 1002 ホストコンピュータ 1003 情報再生装置 1004 情報記憶媒体 1202 プログラムROM 1300 I/O制御回路 1301 乱数発生回路 1302 fk(R1)生成・比較回路 1303 gk(R2)生成回路 1304 バス鍵生成回路 1305 バス復号化回路 1400 I/O制御回路 1401 乱数発生回路 1402 fk(R1)生成回路 1403 gk(R2)生成・比較回路 1404 バス鍵生成回路 1405 バス暗号化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植田 宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 著作権を有するディジタルコンテンツと
    ともにコンテンツの再生が許可される特定地域を示す再
    生許可地域情報が記録された交換可能な情報記憶媒体か
    らデータを再生するドライブ装置を持つ情報再生システ
    ムであり、 システムが設置された地域を特定する設置地域情報と設
    置された時刻を特定する設置時刻情報とを含むシステム
    設置情報を生成する設置情報生成手段と、不揮発メモリ
    を用いてシステム設置情報を保存する設置情報保存手段
    と、設置情報生成手段によって生成されたシステム設置
    情報に設定された設置時刻情報が不揮発メモリに保存さ
    れた設置時刻情報よりも一定時間以上経過しているとき
    にのみ不揮発メモリに保存されたシステム設置情報を更
    新する設置情報更新手段と、情報記憶媒体から読み出し
    た再生許可地域情報と不揮発メモリに保存された設置地
    域情報との比較から一致が検出されたとき地域一致信号
    を送出する地域比較手段と、地域比較手段が地域一致信
    号を送出したときにのみ情報記憶媒体からディジタルコ
    ンテンツを再生する再生制御手段とを備えたことを特徴
    とする情報再生システム。
  2. 【請求項2】 著作権を有するディジタルコンテンツと
    ともにコンテンツの再生が許可される特定地域を示す再
    生許可地域情報が記録された交換可能な情報記憶媒体か
    らデータを再生するドライブ装置を持つ情報再生システ
    ムであり、 システムが設置された地域を特定する設置地域情報と設
    置された時刻を特定する設置時刻情報とを含むシステム
    設置情報を生成する設置情報生成手段と、情報記憶媒体
    からのディジタルコンテンツ再生に先立って現在時刻を
    通知する現在時刻通知手段と不揮発メモリを用いてシス
    テム設置情報を保存する設置情報保存手段と、設置情報
    生成手段によって生成されたシステム設置情報に設定さ
    れた設置時刻情報が不揮発メモリに保存された設置時刻
    情報よりも一定時間以上経過しているときにのみ不揮発
    メモリに保存されたシステム設置情報を更新する設置情
    報更新手段と、情報記憶媒体から読み出した再生許可地
    域情報と不揮発メモリに保存された設置地域情報との比
    較から一致が検出されたとき地域一致信号を送出する地
    域比較手段と、現在時刻通知手段が通知した現在時刻が
    不揮発メモリに保存された設置時刻情報よりも一定時間
    以上経過していることが確認されたとき現在時刻確認信
    号を送出する時刻比較手段と、地域比較手段が地域一致
    信号を送出するとともに時刻比較手段が現在時刻確認信
    号を送出したときにのみ情報記憶媒体からディジタルコ
    ンテンツを再生する再生制御手段とを備えたことを特徴
    とする情報再生システム。
  3. 【請求項3】 著作権を有するディジタルコンテンツと
    ともにコンテンツの再生が許可される特定地域を示す再
    生許可地域情報が記録された交換可能な情報記憶媒体か
    らデータを再生するドライブ装置を持つ情報再生システ
    ムであり、 システムを構成する装置同士が互いに相手を認証する相
    互認証手段と、システムが設置された地域を特定する設
    置地域情報と設置された時刻を特定する設置時刻情報と
    を含むシステム設置情報を生成する設置情報生成手段
    と、不揮発メモリを用いてシステム設置情報を保存する
    設置情報保存手段と、相互認証手段によって認証済みの
    設置情報生成手段によって生成されたシステム設置情報
    に設定された設置時刻情報が不揮発メモリに保存された
    設置時刻情報よりも一定時間以上経過しているときにの
    み不揮発メモリに保存されたシステム設置情報を更新す
    る設置情報更新手段と、情報記憶媒体から読み出した再
    生許可地域情報と不揮発メモリに保存された設置地域情
    報との比較から一致が検出されたとき地域一致信号を送
    出する地域比較手段と、地域比較手段が地域一致信号を
    送出したときにのみ情報記憶媒体からディジタルコンテ
    ンツを再生する再生制御手段とを備えたことを特徴とす
    る情報再生システム。
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