JPH1020889A - 音声符号化装置および記録媒体 - Google Patents

音声符号化装置および記録媒体

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JPH1020889A
JPH1020889A JP8171480A JP17148096A JPH1020889A JP H1020889 A JPH1020889 A JP H1020889A JP 8171480 A JP8171480 A JP 8171480A JP 17148096 A JP17148096 A JP 17148096A JP H1020889 A JPH1020889 A JP H1020889A
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pulse
noise
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noise code
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JP8171480A
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Hiroyuki Ebara
原 宏 幸 江
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CELP型音声符号化装置で使用される雑音
符号ベクトル生成部において、スパースな雑音符号帳を
構造化することにより、雑音符号帳探索に要する演算量
の削減と雑音符号帳を格納するために要するメモリ量の
削減を図る。 【解決手段】 雑音符号帳に格納される雑音符号ベクト
ルを、隣り合うインデックスの雑音符号ベクトル間では
1 本のパルスのみが異なるように構造化することによっ
て、雑音符号帳に必要なメモリ量の削減および雑音符号
帳探索に必要な演算量の削減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CELP型音声符
号化装置およびそれをソフトウェア化して記録した記録
媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、スパースな雑音音源(1フレーム
中に振幅がゼロでない数本のパルスを立てて構成する雑
音音源)を用いるCELP型音声符号化装置は、日本音
響学会講演論文集(平成6年3月)第305頁から第3
06頁や日本音響学会講演論文集(平成7年3月)第2
43頁から第244頁に開示されている。これらのCE
LP型音声符号化装置における雑音符号ベクトル生成技
術について図8を用いて説明する。
【0003】図8において、2乗誤差最小化手段11
は、雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトル12
(聴覚重み付け後の入力音声から線形予測合成フィルタ
のゼロ入力応答と適応符号ベクトル成分を減じたもの)
と合成音声の雑音符号ベクトル成分(雑音符号ベクトル
を線形予測合成フィルタに通して適正利得を乗じたも
の)との誤差が最小となる雑音符号ベクトル15を、雑
音符号帳14の中から選択して出力する。線形予測合成
フィルタに通した雑音符号ベクトルの計算は、線形予測
合成フィルタのインパルス応答13を雑音符号ベクトル
の各コードベクトルに畳み込むことによって行われる。
【0004】なお、雑音符号ベクトルを適応符号ベクト
ルに対して直交化する場合は、雑音符号ベクトル成分の
ターゲットベクトルを用いずに、音源全体のターゲット
ベクトル(聴覚重み付け後の入力音声から線形予測合成
フィルタのゼロ入力応答を減じたもの)と適応符号ベク
トルを用いて、ターゲットベクトルと合成音声との2乗
誤差最小化を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の雑音符号帳では、2乗誤差最小化手段において行わ
れる誤差評価関数の計算が、雑音符号帳に格納された各
雑音符号ベクトル毎に独立して行われるため、演算量が
多く、使用するメモリ容量が大きいという問題があっ
た。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、雑音符号帳探索時の演算量削減と雑音符
号帳に必要なメモリ量の削減を図るとともに、有声部の
音質の向上を図ることのできる音声符号化装置およびそ
れを具現した記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、雑音符号帳を構造化し、隣り合うイン
デックスの雑音符号ベクトルは複数本のパルス(同じ位
置、同じ振幅)を共有し、少数または1本のパルスのみ
が異なるようにすることによって、または雑音符号ベク
トルがn本以上のパルスからなり、N番目のインデック
スに対応する雑音符号ベクトルを、雑音符号帳のN番目
のインデックスに記述されている位置および振幅のパル
スと(N−1)番目から(N−n+1)番目のインデッ
クスに記述されている位置および振幅のパルスとの和に
よって表現することによって、雑音符号帳探索時の演算
量削減と雑音符号帳に必要なメモリ量の削減を図るもの
であり、インデックスが1つ前の雑音符号ベクトルに対
して行った誤差評価関数計算の結果の一部を利用できる
ため、各インデックスの雑音符号ベクトルに対して独立
に誤差評価関数計算を行う場合に比べて演算量の削減が
可能となる。また、インデックスが1つ前の雑音符号ベ
クトルと異なるパルスの位置と振幅のみを符号帳に格納
すれば良いため、雑音符号帳に必要なメモリ量の削減も
可能となる。
【0008】上記目的を達成するための第2の発明は、
第1の発明に示した雑音符号帳を複数個用意し、適応符
号ベクトルに存在するピッチピークの位置に応じてこれ
ら複数個の雑音符号帳を使い分けることにより、有声部
の音声品質の向上を図るものであり、雑音符号帳を切り
替えることによって1フレーム(サブフレーム)内に含
まれる位相情報を取り除くことができ、有声部の音源量
子化性能を向上することができる。また、演算量につい
ては第1の発明と同様に削減が可能である。
【0009】上記目的を達成するための第3の発明は、
第1の発明に示した雑音符号帳において、パルスの位置
をフレーム(サブフレーム)内の絶対的な位置で表すの
ではなく、適応符号ベクトルのピッチピーク位置を0と
する相対的な位置で表すことにより、第1の発明と同じ
メモリ量で第2の発明の効果を得ることが可能である。
【0010】上記目的を達成するための第4の発明は、
スパースな雑音符号帳のパルス位置を確率的に生成する
際に、適応符号ベクトルのピッチパルス位置近傍の生起
確立を高くして、ピッチパルス位置近傍のバリエーショ
ンを多くすることにより、有声部の音声品質を向上させ
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
CELP型音声符号化装置において、雑音符号帳がパル
スの位置と振幅の組み合わせを記述する要素から構成さ
れており、雑音符号帳に格納された雑音符号ベクトル
が、隣り合うインデックスの雑音符号ベクトル間では少
数本のパルスのみが異なるように構造化されている音声
符号化装置であり、雑音符号帳を格納するのに必要なメ
モリ量の削減および雑音符号帳探索時の演算量削減がで
きるという作用を有する。
【0012】本発明の請求項2記載の発明は、隣り合う
インデックスの雑音符号ベクトル間では1本のパルスの
みが異なるように構造化されている請求項1記載の音声
符号化装置雑音符号ベクトルがn本以上のパルスからな
り、N番目のインデックスにであり、雑音符号帳を格納
するのに必要なメモリ量の削減および雑音符号帳探索時
の演算量削減ができるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項3記載の発明は、CELP
型音声符号化装置において、雑音符号帳がパルスの位置
と振幅の組み合わせを記述する要素から構成されてお
り、雑音符号ベクトルがn本以上のパルスからなり、N
番目のインデックスに対応する雑音符号ベクトルが、雑
音符号帳のN番目のインデックスに記述されている位置
および振幅のパルスと(N−1)番目から(N−n+
1)番目のインデックスに記述されている位置および振
幅のパルスとの和によって表現される音声符号化装置で
あり、雑音符号帳を格納するのに必要なメモリ量の削減
および雑音符号帳探索時の演算量削減ができるという作
用を有する。
【0014】本発明の請求項4記載の発明は、各インデ
ックスの内容が、1 本のパルスの位置と振幅のみからな
る請求項2または請求項3記載の音声符号化装置であ
り、1つ前のインデックスに対して行われた誤差評価関
数の計算結果の一部を再利用して誤差評価関数の計算を
行うことができるため、雑音符号帳探索に要する演算量
を削減できるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項5記載の発明は、適応符号
ベクトルのピッチピーク位置によって、使用する雑音符
号帳を切り替えて用いる請求項4記載の音声符号化装置
であり、ピッチピーク位置によって雑音符号帳を切り替
えて使用することにより、1フレーム(サブフレーム)
内に存在する位相情報を取り除くことができ、有声部の
音源の量子化効率を向上できるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項6記載の発明は、各インデ
ックスの内容に記述されているパルスの位置が、適応符
号ベクトルのピッチピーク位置を0とする、適応符号ベ
クトルのピッチピーク位置からの相対位置によって記述
されている請求項1から5のいずれかに記載の音声符号
化装置であり、雑音符号帳を格納するために必要なメモ
リ量と雑音符号帳探索に必要な演算量の削減を可能と
し、加えて有声部の音声品質の向上を可能とする作用を
有する。
【0017】本発明の請求項7記載の発明は、適応符号
ベクトルのピッチピーク位置に対応する位置の発生確率
が、他の位置の発生確率よりも高くなっている乱数発生
関数によってパルスの位置を決定した雑音符号帳を有す
る請求項1から6のいずれかに記載の音声符号化装置で
あり、ピッチピーク位置近傍の雑音符号ベクトルのバリ
エーションを多くすることによって、有声部の音声品質
の向上を図ることができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項8記載の発明は、請求項1
から7のいずれかに記載の音声符号化装置をソフトウェ
アで実現したプログラムを記録した記録媒体であり、請
求項1から7のいずれかに記載の音声符号化装置をパー
ソナルコンピュータ等の磁気ディスク、光磁気ディス
ク、ROMカートリッジ等の記録媒体を利用したシステ
ムにおいて実現できるという作用を有する。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図7を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1における
CELP型音声符号化装置の雑音符号ベクトル生成部を
示し、雑音符号帳に格納された雑音符号ベクトルが、隣
り合うインデックスの雑音符号ベクトル間では少数本例
えば1本のパルスのみが異なるように構造化されてい
る。図1において、21は2乗誤差最小化手段であり、
雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトル22と線形
予測合成フィルタのインパルス応答23と雑音符号帳2
4に格納されている雑音符号ベクトルを入力として、雑
音符号ベクトル成分のターゲットベクトルと線形予測合
成フィルタを通した後の雑音符号ベクトルとの2乗誤差
が最小となる雑音符号ベクトル25を選択して出力す
る。22は聴覚重み付け後の入力音声から線形予測合成
フィルタのゼロ入力応答と適応符号ベクトル成分を減じ
た雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトルである。
23は線形予測合成フィルタのインパルス応答に聴覚重
み付けをした線形予測合成フィルタのインパルス応答で
ある。24は隣り合うインデックスの雑音符号ベクトル
間では1本のパルスのみが異なるように構造化されてい
る雑音符号帳である。例えば、インデックス2では、2
a,2b,2cがインデックス1の1b,1c,1dと
同じであり、2dのみが異なる。25は雑音符号ベクト
ル成分のターゲットベクトルとの2乗誤差を最小とする
雑音符号ベクトルである。
【0020】以上のように構成されたCELP型音声符
号化装置の雑音符号ベクトル生成部の動作について図1
を用いて説明する。2乗誤差最小化手段21は、雑音符
号ベクトル成分のターゲットベクトル22と線形予測合
成フィルタのインパルス応答23とを用いて(数1)を
最大化することによって、雑音符号ベクトル成分のター
ゲットベクトルと線形予測合成フィルタを通した後の雑
音符号ベクトルとの2乗誤差が最小となる雑音符号ベク
トル25を雑音符号帳24の中から選択して出力する。
【0021】
【数1】 (添え字tは行列の転置を表す) X: ターゲットベクトル(Lはフレーム(サブフレー
ム)長) H: インパルス応答畳込み行列 C: 雑音符号ベクトル
【0022】
【数2】 an:n番目のパルス振幅 pn:n番目のパルス位置
【0023】
【数3】
【0024】
【数4】
【0025】
【数5】
【0026】ここで、(数1)の分子の項は(数2)に
よって表され、(数1)の分母の項は(数3)で表され
る。さらに、雑音符号帳が隣り合うインデックスの雑音
符号ベクトル間では、1本のパルスのみが異なるように
構造化されていることから、(数2)は(数4)で、
(数3)は(数5)で表すことができ、(数4)および
(数5)中に示すように、これらの式を計算する際には
再帰的に利用できる部分が存在する。(数4)(数5)
中、pN はインデックスを1つ増やすことによって新た
に加わったパルスの位置を示し、pN-n はインデックス
を1つ増やすことによって削除されたパルスの位置を示
す。pN-n+1 〜pN-1 は1つ前のインデックスの雑音符
号ベクトルと現在のインデックスの雑音符号ベクトルに
共通のパルスの位置を示す。雑音符号帳が隣り合うイン
デックスの雑音符号ベクトル間では1 本のパルスのみが
異なるような構造化がされていない場合は、(数2)
(数3)(数4)(数5)のように表現できないため、
コードベクトル毎に(数2)(数3)に含まれる全ての
項について計算しなけらばならず、演算量が多くなる。
【0027】なお、ここでは隣り合うインデックスのコ
ードベクトル間では1本のみのパルスが異なる場合を示
したが、2本または3本とした場合も同様の効果が得ら
れる。ただし、演算量削減の効果は、(隣り合うインデ
ックスのコードベクトル間で異なるパルス数)/(コー
ドベクトルに含まれるの全パルス数)の値が小さいほど
効果が大きく、この値が大きいと演算量、メモリ量とも
削減効果はなくなる。
【0028】また、(数1)を最大化する際、分子成分
(数2)のみで予め複数個選択し(予備選択)、選択さ
れたものに対してのみ分母成分(数3)を計算して(数
1)を最大化するようにすれば、さらに演算量の削減を
行うことも可能である。この場合も、分子成分を(数
2)で算出するよりも(数4)で算出する方が演算量の
削減が可能となる。
【0029】(実施の形態2)次に実施の形態2につい
て説明する。図2は本発明の実施の形態における雑音符
号帳を用いた雑音符号ベクトル生成部を示し、雑音符号
ベクトルがn本以上例えばn本のパルスからなり、N番
目のインデックスに対応する雑音符号ベクトルが、雑音
符号帳のN番目のインデックスに記述されている位置お
よび振幅のパルスと(N−1)番目から(N−n+1)
番目のインデックスに記述されている位置および振幅の
パルスとの組み合わせによって表現される。
【0030】図2において、31は1本のパルスの位置
と振幅をインデックスの順番にバッファ32と2乗誤差
最小化手段35に出力する雑音符号帳、32は雑音符号
帳31から出力されたN番目のインデックスのパルスの
位置と振幅をバッファリングし、(N−n)番目〜(N
−1)番目のインデックスのパルスの位置と振幅を2乗
誤差最小化手段35に出力するバッファ、33は聴覚重
み付け後の入力音声から線形予測合成フィルタのゼロ入
力応答と適応符号ベクトル成分を減じた雑音符号ベクト
ル成分のターゲットベクトル、34は線形予測合成フィ
ルタのインパルス応答に聴覚重み付けをした線形予測合
成フィルタのインパルス応答、35はN番目のインデッ
クスのパルスの位置と振幅を雑音符号帳31から入力
し、(N−n)番目〜(N−1)番目のパルスの位置を
バッファ32から入力し、雑音符号ベクトルのターゲッ
トベクトル33と線形予測合成フィルタのインパルス応
答34を入力として、雑音符号ベクトル成分のターゲッ
トベクトル33と線形予測合成フィルタを通した後の雑
音符号ベクトルとの2乗誤差が最小となる雑音符号ベク
トル36を選択して出力する2乗誤差最小化手段、36
は2乗誤差最小化手段35から最終的に出力される雑音
符号ベクトルである。
【0031】以上のように構成された雑音符号ベクトル
生成部について、図3を用いてその動作を説明する。雑
音符号帳31は、各インデックスに対して1本のパルス
の位置と振幅が格納されており、最初のインデックスか
ら順番にパルスの位置と振幅をバッファ32と2乗誤差
最小化手段35に出力する。
【0032】バッファ32は、雑音符号帳31から出力
されたN番目のインデックスに格納されたパルスの位置
と振幅をバッファリングする。バッファ32には、雑音
符号帳31の(N−n)番目〜(N−1)番目のインデ
ックスに格納されているパルスの位置と振幅がバッファ
リングされており、新たに雑音符号帳31のN番目のイ
ンデックスに格納されているパルスの位置と振幅がバッ
ファに加えられる。そして、雑音符号帳31の(N−
n)番目〜(N−1)番目のインデックスに格納されて
いるパルスの振幅と位置を2乗誤差最小化手段35に出
力する。
【0033】2乗誤差最小化手段35は、雑音符号帳3
1から入力したN番目のインデックスのパルスと、バッ
ファ32から入力した(N−n)番目〜(N−1)番目
のインデックスのパルスの位置と振幅を用いて、(数
4)と(数5)を計算して(数1)を評価し、雑音符号
帳31の全てのインデックスの中から(数1)を最大と
する雑音符号帳のインデックスNにより表される雑音符
号ベクトル36を出力する。雑音符号ベクトル36はn
本のパルスからなり、N番目〜(N−n+1)番目のイ
ンデックスに格納されている位置と振幅のパルスによっ
て生成される。
【0034】雑音符号帳31の例を図3に示す。図3の
例ではインデックス1で表される雑音符号ベクトルは、
4サンプル目に振幅1のパルスが存在する(その他のサ
ンプルは全てゼロである)ベクトルであり、インデック
ス2で表される雑音符号ベクトルは、4サンプル目と5
0サンプル目にそれぞれ振幅1と−2のパルスが存在す
るベクトル、インデックス3で表される雑音符号ベクト
ルは、4サンプル目と50サンプル目と33パルス目に
それぞれ振幅1と−2と3のパルスが存在するベクトル
である。n=3の場合は、インデックス4で表される雑
音符号ベクトルは、50サンプル目と33サンプル目と
14サンプル目にそれぞれ振幅−2と3と5のパルスが
存在するベクトルとなり、インデックスNで表される雑
音符号ベクトルは、インデックス(N−2)〜Nに格納
されている位置と振幅のパルス3本から構成されるベク
トルとなる。この例では、インデックス1〜2で表され
る雑音符号ベクトルは、パルスが3本にならない(イン
デックス1〜(n−1)で表される雑音符号ベクトルは
パルス数がn本にならない)。全てのインデックスに対
して3本(n本)のパルスを有するベクトルを割り当て
る場合は、有効なインデックスの範囲を3以上(n以
上)に限定すればよい。この場合、最初の2本(n本)
分のパルスの位置と振幅を格納するインデックスの分だ
け余計にメモリが必要となる。
【0035】なお、インデックスの割り当てを工夫する
(グレイ符号)ことによって、伝送路誤りに対する耐性
を向上させることも可能である。
【0036】(実施の形態3)次に実施の形態3につい
て説明する。図4は本発明の実施の形態3における音声
符号化装置の雑音符号ベクトル生成部を示し、実施の形
態1または2に示した雑音符号帳を複数個用意し、適応
符号ベクトルに存在するピッチピークの位置に応じてこ
れら複数個の雑音符号帳を使い分ける構成を有する。
【0037】図4において、41は適応符号帳から選択
され出力された適応符号ベクトル、42は適応符号ベク
トル41を入力として、適応符号ベクトル内のピッチパ
ルス位置を検出して雑音符号帳選択器43に出力するピ
ッチパルス位置検出器、43はピッチパルス位置検出器
42から出力されたピッチパルス位置を入力として、選
択すべき雑音符号帳の情報をスイッチ45に出力する雑
音符号帳選択器、44は実施の形態1または2に示した
ように構造化されていて、異なるピッチパルスの位置に
応じてそれぞれ最適化されている雑音符号帳、45は雑
音符号帳選択器43から入力された選択すべき雑音符号
帳の情報に基づいて、使用する雑音符号帳44を切り替
え、2乗誤差最小化手段48に接続するスイッチ、46
は聴覚重み付け後の入力音声から線形予測合成フィルタ
のゼロ入力応答と適応符号ベクトル成分を減じた雑音符
号ベクトル成分のターゲットベクトル、47は線形予測
合成フィルタのインパルス応答に聴覚重み付けをした線
形予測合成フィルタのインパルス応答、48は雑音符号
ベクトル成分のターゲットベクトル46と線形予測合成
フィルタのインパルス応答47とスイッチ45を介して
入力される雑音符号帳44に格納されている雑音符号ベ
クトルを入力として、雑音符号ベクトル成分のターゲッ
トベクトルと線形予測合成フィルタを通した後の雑音符
号ベクトルとの2乗誤差が最小となる雑音符号ベクトル
49を選択して出力する2乗誤差最小化手段、49は2
乗誤差最小化手段48から最終的に出力される雑音符号
ベクトルである。
【0038】以上のように構成された音声符号化装置の
雑音符号ベクトル生成部について、図4を用いてその動
作を説明する。図4において、ピッチパルス位置検出器
42は、入力された適応符号ベクトルを用いて適応符号
ベクトル内に存在するピッチパルスの位置を検出する。
ピッチパルスの位置は、ピッチ周期で並べたインパルス
列と適応符号ベクトルとの正規化相互相関を最大化する
ことによって行うことができる。また、ピッチ周期で並
べたインパルス列を合成フィルタに通したものと、適応
符号ベクトルを合成フィルタに通したものとの誤差を最
小化することによって、より精度良く求めることも可能
である。パルス位置は、フレーム(またはサブフレー
ム)の先頭から最初のピッチパルスまでのサンプル数に
よって表現される。
【0039】雑音符号帳選択器43は、適応符号ベクト
ルのピッチピーク位置に基づいて、最適と思われる雑音
符号帳を複数個の雑音符号帳44の中から1つ選択し、
スイッチ45を切り替えるための制御情報をスイッチ4
5に出力する。
【0040】スイッチ45は、雑音符号帳選択器43か
ら入力した制御情報にしたがって複数個の雑音符号帳4
4のうちの1つの雑音符号帳と2乗誤差最小化手段48
とを接続する。
【0041】2乗誤差最小化手段48は、雑音符号ベク
トル成分のターゲットベクトル46と線形予測合成フィ
ルタのインパルス応答47とを用いて(数1)を最大化
することによって、雑音符号ベクトル成分のターゲット
ベクトルと線形予測合成フィルタを通した後の雑音符号
ベクトルとの2乗誤差が最小となる雑音符号ベクトル4
9を、スイッチ45を介して接続されている雑音符号帳
44の中から選択して出力する。
【0042】なお、実施の形態3で示した構成は、有声
部に対して効果があるので、有声部・無声部などで音源
をモード分けして使い分ける構成を有するCELP型音
声符号化装置の有声部に適用することができる。また、
この雑音符号ベクトル生成器にピッチ周期化処理部を設
けることで、より有声部の音質向上が図れる。
【0043】(実施の形態4)次に実施の形態4につい
て説明する。図5は実施の形態4における音声符号化装
置の雑音符号ベクトル生成部を示し、実施の形態1から
3における雑音符号帳において、パルスの位置をフレー
ム(サブフレーム)内の絶対的な位置で表すのではな
く、適応符号ベクトルのピッチピーク位置を0とする相
対的な位置で表すことを特徴とする。
【0044】図5において、51は適応符号帳から選択
され出力された適応符号ベクトル、52は適応符号ベク
トル51を入力として、適応符号ベクトル内のピッチパ
ルス位置を検出してパルス位置変換器53に出力するピ
ッチパルス位置検出器、53はピッチパルス位置検出器
52から出力されるピッチパルス位置と雑音符号帳54
から出力されるパルス位置およびパルス振幅を入力と
し、パルス位置のみを変換して、パルス振幅と変換した
パルス位置をバッファ55と2乗誤差最小化手段58に
出力するパルス位置変換器、54はピッチパルス位置を
0としてパルス位置を相対的に表している実施の形態2
記載の雑音符号帳、55はパルス位置変換器53を介し
て雑音符号帳54から出力されたN番目のインデックス
のパルスの位置(パルス位置変換器53によって変換さ
れたパルス位置)と振幅をバッファリングし、(N−
n)番目〜(N−1)番目のインデックスのパルスの位
置(パルス位置変換器53によって変換されたパルス位
置)と振幅を2乗誤差最小化手段58に出力するバッフ
ァ、56は聴覚重み付け後の入力音声から線形予測合成
フィルタのゼロ入力応答と適応符号ベクトル成分を減じ
た雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトル、57は
線形予測合成フィルタのインパルス応答に聴覚重み付け
をした線形予測合成フィルタのインパルス応答、58は
N番目のインデックスのパルスの位置と振幅をパルス位
置変換器53を介して雑音符号帳54から入力し、(N
−n)番目〜(N−1)番目のパルスの位置をパルス位
置変換器53を介してバッファ55から入力し、雑音符
号ベクトルのターゲットベクトル56と線形予測合成フ
ィルタのインパルス応答57を入力として、雑音符号ベ
クトル成分のターゲットベクトル56と線形予測合成フ
ィルタを通した後の雑音符号ベクトルとの2乗誤差が最
小となる雑音符号ベクトル59を選択して出力する2乗
誤差最小化手段、59は2乗誤差最小化手段58から最
終的に出力される雑音符号ベクトルである。
【0045】以上のように構成された、雑音符号ベクト
ル生成部の動作について、図5を用いて説明する。図5
において、ピッチパルス位置検出器52は、入力された
適応符号ベクトル51を用いて適応符号ベクトル内に存
在するピッチパルスの位置を検出する。ピッチパルスの
位置は、ピッチ周期で並べたインパルス列と適応符号ベ
クトルとの正規化相互相関を最大化することによって求
めることができる。また、ピッチ周期で並べたインパル
ス列を合成フィルタに通したものと、適応符号ベクトル
を合成フィルタに通したものとの誤差を最小化すること
によって、より精度良く求めることも可能である。パル
ス位置は、フレーム(またはサブフレーム)の先頭から
最初のピッチパルスまでのサンプル数によって表現され
る。
【0046】パルス位置変換器53は、ピッチパルス位
置を0として相対的に表現されている雑音符号帳54に
格納されているパルス位置をフレーム(またはサブフレ
ーム)の先頭を0とする絶対的な表現に変換する。具体
的には、雑音符号帳54から入力されたパルス位置にピ
ッチパルス位置検出器52によって出力されたパルス位
置を加算する。そして、フレーム(またはサブフレー
ム)の先頭を0とする絶対的な表現に変換されたパルス
位置とパルス振幅(振幅は入力された値そのまま)をバ
ッファ55と2乗誤差最小化手段58に出力する。
【0047】バッファ55は、パルス位置変換器53を
介して雑音符号帳54から出力されたN番目のインデッ
クスに格納されたパルスの位置(パルス位置変換器53
によって変換されたパルス位置)と振幅をバッファリン
グする。バッファ55には、パルス位置変換器53を介
した雑音符号帳54の(N−n)番目〜(N−1)番目
のインデックスに格納されているパルスの位置と振幅が
バッファリングされており、新たにパルス位置変換器5
3を介した雑音符号帳54のN番目のインデックスに格
納されているパルスの位置と振幅がバッファに加えられ
る。そして、パルス位置変換器53を介した雑音符号帳
54の(N−n)番目〜(N−1)番目のインデックス
に格納されているパルスの振幅と位置を2乗誤差最小化
手段58に出力する。
【0048】2乗誤差最小化手段58は、パルス位置変
換器53を介して雑音符号帳54から入力したN番目の
インデックスのパルスと,バッファ55から入力した
(N−n)番目〜(N−1)番目のインデックスのパル
スの位置と振幅を用いて、(数4)と(数5)を計算し
て(数1)を評価し、雑音符号帳54の全てのインデッ
クスの中から(数1)を最大とする雑音符号帳のインデ
ックスNにより表される雑音符号ベクトル36を出力す
る。雑音符号ベクトル59はn本のパルスからなり、N
番目〜(N−n+1)番目のインデックスに格納されて
いる位置と振幅のパルスによって生成される。
【0049】なお、実施の形態4で用いられる雑音符号
帳は、図3に示した実施の形態2のものと同様である
が、パルス位置を示す数値がピッチパルス位置を0とす
る相対値で示されている。また、実施の形態4で示した
構成は、有声部に対して効果があるので、有声部・無声
部などで音源をモード分けして使い分ける構成を有する
CELP型音声符号化装置の有声部に適用することがで
きる。また、この雑音符号ベクトル生成部にピッチ周期
化処理部を設けることで、より有声部の音質向上が図れ
る。
【0050】また、実施の形態1〜4に示した音声符号
化装置は、磁気ディスク、光磁気ディスク、ROMカー
トリッジ等の記録媒体にソフトウェアとして記録して実
現することが可能である。
【0051】(実施の形態5)次に実施の形態5につい
て説明する。図6は本発明の実施の形態5におけるパル
ス位置符号帳生成器を示し、スパースな雑音符号帳のパ
ルス位置を確率的に生成する際に、適応符号ベクトルの
ピッチパルス位置近傍の生起確立を高くすることを特徴
とする。
【0052】図6において、61は発生するパルス位置
の最小値、62は発生するパルス位置の最大値、63は
予め定めておくピッチパルスの位置、64はパルス位置
の生起確率分布を表す確率分布関数、65はパルス位置
最小値61とパルス位置最大値62とピッチパルス位置
63と確率分布関数64を入力として、パルス位置を順
番に出力するパルス位置生成器、66はパルス位置生成
器65から出力されたパルス位置によって構成されるパ
ルス位置符号帳である。
【0053】以上のように構成された、パルス位置符号
帳生成器の動作について、図6および図7を用いて説明
する。図6において、パルス位置最小値61は、パルス
位置符号帳66に現れるパルス位置の最小値を規定する
ためにパルス位置生成器65に入力される。
【0054】パルス位置最大値62は、パルス位置符号
帳66に現れるパルス位置の最大値を規定するためにパ
ルス位置生成器65に入力される。
【0055】ピッチパルス位置63は、パルス音源を雑
音音源に適用した場合に、有声部においてはピッチパル
ス位置付近にパルスが立てられやすくなる傾向を利用す
るために、パルス位置生成器65に入力される。
【0056】確率分布関数64は、パルス音源を雑音音
源に適用した場合に、有声部においてはピッチパルス位
置付近にパルスが立てられやすくなる傾向を確率分布関
数として表現したもので、確率分布にしたがってパルス
位置を生成させるために、パルス位置生成器65に入力
する。
【0057】パルス位置生成器65は、パルス位置最小
値61とパルス位置最大値62とピッチパルス位置63
と確率分布関数64を入力として、パルス位置最小値6
1からパルス位置最大値62までの間の位置を確率分布
関数64の分布にしたがって生起させ、生成したパルス
位置をパルス位置符号帳66に出力する。ここで、確率
分布関数はピッチパルス位置63に分布の中心を持つよ
うな関数で、図7に示したようなものとなる。この確率
分布関数は、十分な符号ベクトルを有するパルス音源を
用いて音声符号化を行って統計をとることなどによって
予め用意しておく。
【0058】なお、本実施の形態5に示したパルス位置
符号帳を用いて実施の形態1から4の符号帳を作成する
ことができる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明は、スパースな雑音
符号帳を構造化することによって、雑音符号帳探索に要
する演算量と雑音符号帳を格納するために必要な演算量
を削減することが可能となる。また、パルス位置を適応
符号ベクトルに存在するピッチパルス位置からの相対的
な位置を用いて表現する等により、1ピッチ波形内に存
在する位相情報を利用して有声部の音質向上を図ること
ができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるCELP型音声
符号化装置の雑音符号ベクトル生成部のブロック図
【図2】本発明の実施の形態に2におけるCELP型音
声符号化装置の雑音符号ベクトル生成部のブロック図
【図3】本発明の実施の形態2における雑音符号帳の一
例を示す一覧図
【図4】本発明の実施の形態3におけるCELP型音声
符号化装置の雑音符号ベクトル生成部のブロック図
【図5】本発明の実施の形態4におけるCELP型音声
符号化装置の雑音符号ベクトル生成部のブロック図
【図6】本発明の実施の形態5におけるパルス位置符号
帳生成器のブロック図
【図7】本発明の実施の形態5におけるパルス位置符号
帳生成器に用いられるパルス位置の生起分布を表す関数
の模式図
【図8】一般的なCELP型音声符号化装置の雑音符号
ベクトル生成部のブロック図
【符号の説明】
11、21 2乗誤差最小化手段 12、22 雑音符号ベクトル成分のターゲットベクト
ル 13、23 線形予測合成フィルタインパルス応答 14、24 雑音符号帳 15、25 雑音ベクトル 31 雑音符号帳 32 バッファ 33 雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトル 34 線形予測合成フィルタインパルス応答 35 2乗誤差最小化手段 36 雑音符号ベクトル 41 適応符号ベクトル 42 ピッチパルス位置検出器 43 雑音符号帳選択器 44 雑音符号帳 45 スイッチ 46 雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトル 47 線形予測合成フィルタインパルス応答 48 2乗誤差最小化手段 49 雑音符号ベクトル 51 適応符号ベクトル 52 ピッチパルス位置検出器 53 パルス位置変換器 54 雑音符号帳 55 バッファ 56 雑音符号ベクトル成分のターゲットベクトル 57 線形予測合成フィルタインパルス応答 58 2乗誤差最小化手段 59 雑音符号ベクトル 61 パルス位置最小値 62 パルス位置最大値 63 ピッチパルス位置 64 確立密度関数 65 パルス位置生成器 66 パルス位置符号帳

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CELP型音声符号化装置において、雑
    音符号帳がパルスの位置と振幅の組み合わせを記述する
    要素から構成されており、雑音符号帳に格納された雑音
    符号ベクトルが、隣り合うインデックスの雑音符号ベク
    トル間では少数本のパルスのみが異なるように構造化さ
    れている音声符号化装置。
  2. 【請求項2】 隣り合うインデックスの雑音符号ベクト
    ル間では1本のパルスのみが異なるように構造化されて
    いる請求項1記載の音声符号化装置。
  3. 【請求項3】 CELP型音声符号化装置において、雑
    音符号帳がパルスの位置と振幅の組み合わせを記述する
    要素から構成されており、雑音符号ベクトルがn本以上
    のパルスからなり、N番目のインデックスに対応する雑
    音符号ベクトルが、雑音符号帳のN番目のインデックス
    に記述されている位置および振幅のパルスと(N−1)
    番目から(N−n+1)番目のインデックスに記述され
    ている位置および振幅のパルスとの和によって表現され
    る音声符号化装置。
  4. 【請求項4】 各インデックスの内容が、1本のパルス
    の位置と振幅のみからなる請求項2または請求項3記載
    の音声符号化装置。
  5. 【請求項5】 適応符号ベクトルのピッチピーク位置に
    よって、使用する雑音符号帳を切り替えて用いる請求項
    4記載の音声符号化装置。
  6. 【請求項6】 各インデックスの内容に記述されている
    パルスの位置が、適応符号ベクトルのピッチピーク位置
    を0とする、適応符号ベクトルのピッチピーク位置から
    の相対位置によって記述されている請求項1から5のい
    ずれかに記載の音声符号化装置。
  7. 【請求項7】 適応符号ベクトルのピッチピーク位置に
    対応する位置の発生確率が、他の位置の発生確率よりも
    高くなっている乱数発生関数を用いてパルス位置を決定
    した雑音符号帳を有する請求項1から6のいずれかに記
    載の音声符号化装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の音声
    符号化装置をソフトウェアで実現したプログラムを記録
    した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002525666A (ja) * 1998-09-16 2002-08-13 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン Celp符号化/復号方法と装置
WO2002071394A1 (fr) * 2001-03-07 2002-09-12 Nec Corporation Appareils et procedes de codage de sons

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