JPH10208919A - 樹脂結合型磁石組成物 - Google Patents
樹脂結合型磁石組成物Info
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- JPH10208919A JPH10208919A JP9023316A JP2331697A JPH10208919A JP H10208919 A JPH10208919 A JP H10208919A JP 9023316 A JP9023316 A JP 9023316A JP 2331697 A JP2331697 A JP 2331697A JP H10208919 A JPH10208919 A JP H10208919A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F1/00—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties
- H01F1/01—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials
- H01F1/03—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity
- H01F1/032—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials
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- H01F1/06—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder
- H01F1/08—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together
- H01F1/083—Magnets or magnetic bodies characterised by the magnetic materials therefor; Selection of materials for their magnetic properties of inorganic materials characterised by their coercivity of hard-magnetic materials metals or alloys in the form of particles, e.g. powder pressed, sintered, or bound together in a bonding agent
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】磁気特性に優れた樹脂結合型磁石の得られる樹
脂結合型磁石組成物の提供。 【解決手段】(A) 異方性磁場(HA )が50kOe 以上の磁
性粉末、(B) エポキシ基、グリシジルエーテル基、アミ
ノ基およびカルボキシル基からなる群から選ばれる少な
くとも1種の基を含有する変性シリコーンオイル、およ
び(C) 熱可塑性樹脂を含む樹脂結合型磁石組成物。
脂結合型磁石組成物の提供。 【解決手段】(A) 異方性磁場(HA )が50kOe 以上の磁
性粉末、(B) エポキシ基、グリシジルエーテル基、アミ
ノ基およびカルボキシル基からなる群から選ばれる少な
くとも1種の基を含有する変性シリコーンオイル、およ
び(C) 熱可塑性樹脂を含む樹脂結合型磁石組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変性シリコーンオ
イルを含む樹脂結合型磁石組成物に関し、特に磁気特性
に優れた磁石の得られる該組成物に関する。
イルを含む樹脂結合型磁石組成物に関し、特に磁気特性
に優れた磁石の得られる該組成物に関する。
【0002】
【従釆の技術】従来、磁性粉末を焼結したフェライト磁
石、アルニコ磁石、希土類磁石などが、モーターなどに
用いられている。しかし、該焼結方法では、脆いものし
か得られないため、薄肉または複雑形状のものを得にく
いという欠点を有する。該磁石は、焼結時に、体積率で
15〜20%収縮する。したがって、寸法精度の高い磁石が
得られず、研磨などの加工が必要になるという欠点を有
する。これらの欠点を解決するために、ポリアミド樹
脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂などの熱可塑性樹
脂を磁性粉末のバインダー成分として含む樹脂結合型磁
石組成物が開発されている。該組成物を、200 ℃以上の
高温下で加熱成形すると、樹脂結合型磁石を得ることが
できる。しかし、該磁性粉末は、このような高温にさら
されると、磁気特性、特に保磁力が低下するという問題
がある。これまで、加熱しても減磁率の低く抑えられた
樹脂結合型磁石は得られていない。
石、アルニコ磁石、希土類磁石などが、モーターなどに
用いられている。しかし、該焼結方法では、脆いものし
か得られないため、薄肉または複雑形状のものを得にく
いという欠点を有する。該磁石は、焼結時に、体積率で
15〜20%収縮する。したがって、寸法精度の高い磁石が
得られず、研磨などの加工が必要になるという欠点を有
する。これらの欠点を解決するために、ポリアミド樹
脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂などの熱可塑性樹
脂を磁性粉末のバインダー成分として含む樹脂結合型磁
石組成物が開発されている。該組成物を、200 ℃以上の
高温下で加熱成形すると、樹脂結合型磁石を得ることが
できる。しかし、該磁性粉末は、このような高温にさら
されると、磁気特性、特に保磁力が低下するという問題
がある。これまで、加熱しても減磁率の低く抑えられた
樹脂結合型磁石は得られていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、従釆の熱可塑性樹脂結合型磁石の欠点を解消
し、磁気特性に優れた磁石の得られる樹脂結合型磁石組
成物を提供することにある。
課題は、従釆の熱可塑性樹脂結合型磁石の欠点を解消
し、磁気特性に優れた磁石の得られる樹脂結合型磁石組
成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決するために、鋭意検討した結果、下記の組成物に
より磁気特性の優れた磁石が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、(A) 異方性磁場(HA )が50kOe
以上の磁性粉末、(B) エポキシ基、グリシジルエーテル
基、アミノ基およびカルボキシル基からなる群から選ば
れる少なくとも1種の基を含有する変性シリコーンオイ
ル、および(C) 熱可塑性樹脂を含む樹脂結合型磁石組成
物を提供するものである。さらに、本発明は、上記の樹
脂結合型磁石組成物を加熱成形して得られる樹脂結合型
磁石を提供する。
を解決するために、鋭意検討した結果、下記の組成物に
より磁気特性の優れた磁石が得られることを見出した。
すなわち、本発明は、(A) 異方性磁場(HA )が50kOe
以上の磁性粉末、(B) エポキシ基、グリシジルエーテル
基、アミノ基およびカルボキシル基からなる群から選ば
れる少なくとも1種の基を含有する変性シリコーンオイ
ル、および(C) 熱可塑性樹脂を含む樹脂結合型磁石組成
物を提供するものである。さらに、本発明は、上記の樹
脂結合型磁石組成物を加熱成形して得られる樹脂結合型
磁石を提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。(A) 磁性粉末 (A) 磁性粉末は、異方性磁場(HA )が50kOe 以上のも
のである。該磁性粉末は、樹脂結合型磁石に従来用いら
れる磁性粉末を特に制限なく使用でき、例えば希土類−
Co系;希土類−Fe−B系;希土類−Fe−N系の磁
性粉末が挙げられる。これらの中では、磁性粉末を組成
物中へ高充填(例えば95重量%以上)でき、その結果、
磁気特性の優れた磁石が得られる点で、Nd−Fe−B
系の液体急冷法による合金粉末およびSm−Fe−N系
の合金粉末が好ましい。なお、液体急冷法によって得ら
れたNd−Fe一B系の磁性粉末は、鱗片状の形状を有
するため、ジェットミル、ボールミルなどで粉砕するこ
とが望ましい。
のである。該磁性粉末は、樹脂結合型磁石に従来用いら
れる磁性粉末を特に制限なく使用でき、例えば希土類−
Co系;希土類−Fe−B系;希土類−Fe−N系の磁
性粉末が挙げられる。これらの中では、磁性粉末を組成
物中へ高充填(例えば95重量%以上)でき、その結果、
磁気特性の優れた磁石が得られる点で、Nd−Fe−B
系の液体急冷法による合金粉末およびSm−Fe−N系
の合金粉末が好ましい。なお、液体急冷法によって得ら
れたNd−Fe一B系の磁性粉末は、鱗片状の形状を有
するため、ジェットミル、ボールミルなどで粉砕するこ
とが望ましい。
【0006】該磁性粉末の平均粒径は、通常、500 μm
以下でよく、好ましくは200 μm以下、特に好ましくは
100 μm以下である。平均粒径が大きすぎると、組成物
の流動特性が悪化したり、得られる樹脂結合型磁石の寸
法安定性および表面平滑性が悪化する場合がある。
以下でよく、好ましくは200 μm以下、特に好ましくは
100 μm以下である。平均粒径が大きすぎると、組成物
の流動特性が悪化したり、得られる樹脂結合型磁石の寸
法安定性および表面平滑性が悪化する場合がある。
【0007】(B) 変性シリコーンオイル (B) 成分は、下記式:
【化1】 (ここで、R は、炭素原子数1〜50、好ましくは3〜10
のアルキレン基である)で示されるエポキシ基、下記
式:
のアルキレン基である)で示されるエポキシ基、下記
式:
【0008】
【化2】 (ここで、R は前記のとおりである)で示されるグリシ
ジルエーテル基、下記式:
ジルエーテル基、下記式:
【0009】−R−NH2 (ここで、R は前記のとおりである)で示されるアミノ
基および下記式:
基および下記式:
【0010】−R−COOH (ここで、R は前記のとおりである)で示されるカルボ
キシル基からなる群から選ばれる少なくとも1種の変性
基を、直鎖状のオルガノポリシロキサンに導入したもの
である。該変性基がオルガノポリシロキサン1分子中に
二個以上導入される場合には、それらは互いに同一でも
異なっていてもよい。変性シリコーンオイル(B) は、例
えば下記一般式:
キシル基からなる群から選ばれる少なくとも1種の変性
基を、直鎖状のオルガノポリシロキサンに導入したもの
である。該変性基がオルガノポリシロキサン1分子中に
二個以上導入される場合には、それらは互いに同一でも
異なっていてもよい。変性シリコーンオイル(B) は、例
えば下記一般式:
【0011】
【化3】
【0012】(ここで、R1は、独立にメチル基、エチル
基、フェニル基および水素原子からなる群から選ばれる
基または原子であり、Xは、独立に前記の変性基であ
り、mは1以上の整数であり、nは1以上の整数であ
る)で示される化合物である。すなわち、直鎖状のポリ
シロキサン構造としては、具体的にはジメチル型、ジエ
チル型、メチルエチル型、メチルフェニル型、エチルフ
ェニル型、ジフェニル型、メチルハイドロジェン型、エ
チルハイドロジェン型、フェニルハイドロジェン型、ジ
ハイドロジェン型などが挙げられ、これらの中では、ジ
メチル型またはメチルフェニル型が好ましく、特に好ま
しくはジメチル型である。前記変性基の位置は、直鎖状
ポリシロキサンの側鎖、片末端、両末端、側鎖と両末端
の両方のいずれでもよく、好ましくは両末端である。変
性シリコーンオイル(B) の具体例としては、末端グリシ
ジル変性シリコーンオイル、側鎖グリシジル変性シリコ
ーンオイルなどのグリシジル変性シリコーンオイル;末
端脂環エポキシ基変性シリコーンオイル、側鎖脂環エポ
キシ基変性シリコーンオイル、エポキシポリエーテル変
性シリコーンオイルなどのエポキシ変性シリコーンオイ
ル;末端アミノ変性シリコーンオイル、側鎖アミノ変性
シリコーンオイルなどのアミノ変性シリコーンオイル;
末端カルボキシ変性シリコーンオイル、側鎖カルボキシ
変性シリコーンオイルなどのカルボキシ変性シリコーン
オイルが挙げられる。これらの変性シリコーンオイル
は、一種単独または二種以上組み合わせて使用できる。
基、フェニル基および水素原子からなる群から選ばれる
基または原子であり、Xは、独立に前記の変性基であ
り、mは1以上の整数であり、nは1以上の整数であ
る)で示される化合物である。すなわち、直鎖状のポリ
シロキサン構造としては、具体的にはジメチル型、ジエ
チル型、メチルエチル型、メチルフェニル型、エチルフ
ェニル型、ジフェニル型、メチルハイドロジェン型、エ
チルハイドロジェン型、フェニルハイドロジェン型、ジ
ハイドロジェン型などが挙げられ、これらの中では、ジ
メチル型またはメチルフェニル型が好ましく、特に好ま
しくはジメチル型である。前記変性基の位置は、直鎖状
ポリシロキサンの側鎖、片末端、両末端、側鎖と両末端
の両方のいずれでもよく、好ましくは両末端である。変
性シリコーンオイル(B) の具体例としては、末端グリシ
ジル変性シリコーンオイル、側鎖グリシジル変性シリコ
ーンオイルなどのグリシジル変性シリコーンオイル;末
端脂環エポキシ基変性シリコーンオイル、側鎖脂環エポ
キシ基変性シリコーンオイル、エポキシポリエーテル変
性シリコーンオイルなどのエポキシ変性シリコーンオイ
ル;末端アミノ変性シリコーンオイル、側鎖アミノ変性
シリコーンオイルなどのアミノ変性シリコーンオイル;
末端カルボキシ変性シリコーンオイル、側鎖カルボキシ
変性シリコーンオイルなどのカルボキシ変性シリコーン
オイルが挙げられる。これらの変性シリコーンオイル
は、一種単独または二種以上組み合わせて使用できる。
【0013】本発明の組成物において、(B) 成分の配合
量は、(A) 成分100 重量部に対して、通常、0.01〜10重
量部でよく、好ましくは0.1 〜5重量部、さらに好まし
くは0.5 〜1重量部である。(B) 成分が少なすぎると、
得られる磁石の保磁力が低下して、磁気特性が低下す
る。逆に多すぎると、所望の物理的特性、特に機械的強
度の高い磁石が得られない。
量は、(A) 成分100 重量部に対して、通常、0.01〜10重
量部でよく、好ましくは0.1 〜5重量部、さらに好まし
くは0.5 〜1重量部である。(B) 成分が少なすぎると、
得られる磁石の保磁力が低下して、磁気特性が低下す
る。逆に多すぎると、所望の物理的特性、特に機械的強
度の高い磁石が得られない。
【0014】(C) 熱可塑性樹脂 (C) 成分の熱可塑性樹脂は、磁性粉末(A) のバインダー
として働くものであり、熱可塑性樹脂として従来公知の
ものを特に制限なく使用できる。例えば、6ナイロン、
6,6ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、6,1
2ナイロン、芳香族系ナイロン、これらの樹脂の一部を
変性した変性ナイロンなどのポリアミド樹脂;直鎖型ポ
リフェニレンサルファイド樹脂、架橋型ポリフェニレン
サルフアイド樹脂、セミ架橋型ポリフェニレンサルファ
イド樹脂などのポリフェニレンサルフアイド樹脂;低密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン樹脂、高密度
ポリエチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂などのポリアルキレン樹脂;エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−エチルアクリレート
共重合樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂な
どの共重合樹脂;アイオノマー樹脂、ポリメチルペンテ
ン樹脂、ポリスチレン樹脂;ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
塩化ビニリテン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニル
アルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニ
ルホルマール樹脂、メタクリル樹脂、ポリフッ化ビニリ
デン樹脂、ポリフッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチ
レン−六フッ化プロピレン共重合樹脂、エチレン−四フ
ッ化エチレン共重合樹脂、四フッ化エチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合樹脂、ポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセ
タール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブ
チレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンオキサイド
樹脂、ポリアリルエーテルアリルスルホン樹脂、ポリエ
ーテルスルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂、ポリアリレート樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、酢
酸セルロース樹脂;ならびにこれらの樹脂の末端基を脂
肪酸などで変性した末端基変性品が挙げられる。共重合
体からなる樹脂は、ランダム共重合体、ブロック共重合
体、グラフト共重合体のいずれでもよい。熱可塑性樹脂
(C) には、これらの熱可塑性樹脂を一種単独でも二種以
上組み合わせて使用してもよい。
として働くものであり、熱可塑性樹脂として従来公知の
ものを特に制限なく使用できる。例えば、6ナイロン、
6,6ナイロン、11ナイロン、12ナイロン、6,1
2ナイロン、芳香族系ナイロン、これらの樹脂の一部を
変性した変性ナイロンなどのポリアミド樹脂;直鎖型ポ
リフェニレンサルファイド樹脂、架橋型ポリフェニレン
サルフアイド樹脂、セミ架橋型ポリフェニレンサルファ
イド樹脂などのポリフェニレンサルフアイド樹脂;低密
度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン樹脂、高密度
ポリエチレン樹脂、超高分子量ポリエチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂などのポリアルキレン樹脂;エチレン−
酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−エチルアクリレート
共重合樹脂、アクリロニトリル−ブタジェン−スチレン
共重合樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合樹脂な
どの共重合樹脂;アイオノマー樹脂、ポリメチルペンテ
ン樹脂、ポリスチレン樹脂;ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ
塩化ビニリテン樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリビニル
アルコール樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ポリビニ
ルホルマール樹脂、メタクリル樹脂、ポリフッ化ビニリ
デン樹脂、ポリフッ化塩化エチレン樹脂、四フッ化エチ
レン−六フッ化プロピレン共重合樹脂、エチレン−四フ
ッ化エチレン共重合樹脂、四フッ化エチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテル共重合樹脂、ポリテトラフ
ルオロエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリアセ
タール樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブ
チレンテレフタレート樹脂、ポリフェニレンオキサイド
樹脂、ポリアリルエーテルアリルスルホン樹脂、ポリエ
ーテルスルホン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹
脂、ポリアリレート樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、酢
酸セルロース樹脂;ならびにこれらの樹脂の末端基を脂
肪酸などで変性した末端基変性品が挙げられる。共重合
体からなる樹脂は、ランダム共重合体、ブロック共重合
体、グラフト共重合体のいずれでもよい。熱可塑性樹脂
(C) には、これらの熱可塑性樹脂を一種単独でも二種以
上組み合わせて使用してもよい。
【0015】これらの熱可塑性樹脂の溶融粘度または分
子量は、得られる樹脂結合型磁石に所望の機械的強度が
得られる範囲で低い方が好ましい。
子量は、得られる樹脂結合型磁石に所望の機械的強度が
得られる範囲で低い方が好ましい。
【0016】熱可塑性樹脂(C) の形状は、パウダー状、
ビース状、ペレット状など、特に限定されないが、磁性
粉末(A) が均一に混合される点で、パウダー状が好まし
い。
ビース状、ペレット状など、特に限定されないが、磁性
粉末(A) が均一に混合される点で、パウダー状が好まし
い。
【0017】本発明の組成物において、(C) 成分の配合
量は、(A) 成分100 重量部に対して、通常、5〜200 重
量部でよく、好ましくは5〜100 重量部である。(C) 成
分が多すぎると、得られる磁石に所望の磁気特性が得ら
れない場合があり、逆に少なすぎると、組成物を混練抵
抗(トルク)が大きくなったり、流動性が低下して成形
困難になる場合がある。
量は、(A) 成分100 重量部に対して、通常、5〜200 重
量部でよく、好ましくは5〜100 重量部である。(C) 成
分が多すぎると、得られる磁石に所望の磁気特性が得ら
れない場合があり、逆に少なすぎると、組成物を混練抵
抗(トルク)が大きくなったり、流動性が低下して成形
困難になる場合がある。
【0018】その他の添加剤 本発明の組成物には、(A) 〜(C) 成分のほかに、プラス
チック成形用滑剤、安定剤などを添加することができ
る。前記滑剤としては、例えばパラフィンワックス、流
動パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレン
ワックス、エステルワックス、カルナウバ、マイクロワ
ックスなどのワックス類;ステアリン酸、1,2−オキ
システアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、オレイン
酸などの脂肪酸類;ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸リチウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニ
ウム、ラウリン酸カルシウム、リノール酸亜鉛、リシノ
ール酸カルシウム、2−エチルヘキソイン酸亜鉛などの
脂肪酸塩(金属石鹸類);ステアリン酸アミド、オレイ
ン酸アミド、エルカ酸アミド、べへン酸アミド、パルミ
チン酸アミド、ラウリン酸アミド、ヒドロキシステアリ
ン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレ
ンビスステアリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸ア
ミド、ジステアリルアジピン酸アミド、エチレンビスオ
レイン酸アミド、ジオレイルアジピン酸アミド、N−ス
テアリルステアリン酸アミドなどの脂肪酸アミド類;ス
テアリン酸ブチルなどの脂肪酸エステル;エチレングリ
コール、ステアリルアルコールなどのアルコール類;ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコールおよびこれらの変性物から
なるポリエーテル類;ジメチルポリシロキサン、シリコ
ングリースなどの(B) 成分以外のポリシロキサン類;フ
ッ素系オイル、フッ素系グリ一ス、含フッ素樹脂粉末な
どのフッ素化合物;ならびに窒化ケイ素、炭化ケイ素、
酸化マグネシウム、アルミナ、二酸化ケイ素、二硫化モ
リブデンなどの無機化合物が挙げられる。これらの滑剤
は、一種単独でも二種以上組み合わせてもよい。該滑剤
の配合量は、磁性粉末(A)100 重量部に対し、通常、0.5
〜50重量部でよく、好ましくは1〜30重量部である。
チック成形用滑剤、安定剤などを添加することができ
る。前記滑剤としては、例えばパラフィンワックス、流
動パラフィン、ポリエチレンワックス、ポリプロピレン
ワックス、エステルワックス、カルナウバ、マイクロワ
ックスなどのワックス類;ステアリン酸、1,2−オキ
システアリン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、オレイン
酸などの脂肪酸類;ステアリン酸カルシウム、ステアリ
ン酸バリウム、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン
酸リチウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸アルミニ
ウム、ラウリン酸カルシウム、リノール酸亜鉛、リシノ
ール酸カルシウム、2−エチルヘキソイン酸亜鉛などの
脂肪酸塩(金属石鹸類);ステアリン酸アミド、オレイ
ン酸アミド、エルカ酸アミド、べへン酸アミド、パルミ
チン酸アミド、ラウリン酸アミド、ヒドロキシステアリ
ン酸アミド、メチレンビスステアリン酸アミド、エチレ
ンビスステアリン酸アミド、エチレンビスラウリン酸ア
ミド、ジステアリルアジピン酸アミド、エチレンビスオ
レイン酸アミド、ジオレイルアジピン酸アミド、N−ス
テアリルステアリン酸アミドなどの脂肪酸アミド類;ス
テアリン酸ブチルなどの脂肪酸エステル;エチレングリ
コール、ステアリルアルコールなどのアルコール類;ポ
リエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポ
リテトラメチレングリコールおよびこれらの変性物から
なるポリエーテル類;ジメチルポリシロキサン、シリコ
ングリースなどの(B) 成分以外のポリシロキサン類;フ
ッ素系オイル、フッ素系グリ一ス、含フッ素樹脂粉末な
どのフッ素化合物;ならびに窒化ケイ素、炭化ケイ素、
酸化マグネシウム、アルミナ、二酸化ケイ素、二硫化モ
リブデンなどの無機化合物が挙げられる。これらの滑剤
は、一種単独でも二種以上組み合わせてもよい。該滑剤
の配合量は、磁性粉末(A)100 重量部に対し、通常、0.5
〜50重量部でよく、好ましくは1〜30重量部である。
【0019】前記安定剤としては、ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス
(1,2,2,6,6−ぺンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1−[2−{3−(3,5−ジ−第三
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ}−4−{3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオニルオキシ}−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン、8−べンジル−7,7,
9,9−テトラメチルー3−オクチル−1,2,3−ト
リアザスピロ[4,5]ウンデカン−2,4−ジオン、
4−べンソイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン、こはく酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシ
エチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルヒぺリジン重縮合物、ポリ[[6−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−トリア
ジン−2,4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ]へキサメチレン
[[2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ]]、2−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,
2,2,6,6−べンタメチル−4−ピペリジル)など
のヒンダードアミン系安定剤;ならびにフェノール系、
ホスファイト系、チオエーテル系などの抗酸化剤が挙げ
られる。これらの安定剤も、一種単独でも二種以上組み
合わせてもよい。該安定剤の配合量は、磁性粉末(A)100
重量部に対し、通常、0.05〜10重量部でよく、好まし
くは0.1 〜5重量部である。
6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス
(1,2,2,6,6−ぺンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1−[2−{3−(3,5−ジ−第三
ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニルオキ
シ}−4−{3−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロピオニルオキシ}−2,2,6,
6−テトラメチルピペリジン、8−べンジル−7,7,
9,9−テトラメチルー3−オクチル−1,2,3−ト
リアザスピロ[4,5]ウンデカン−2,4−ジオン、
4−べンソイルオキシ−2,2,6,6−テトラメチル
ピペリジン、こはく酸ジメチル−1−(2−ヒドロキシ
エチル)−4−ヒドロキシ−2,2,6,6−テトラメ
チルヒぺリジン重縮合物、ポリ[[6−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)イミノ−1,3,5−トリア
ジン−2,4−ジイル][(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジル)イミノ]へキサメチレン
[[2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
イミノ]]、2−(3,5−ジ−第三ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,
2,2,6,6−べンタメチル−4−ピペリジル)など
のヒンダードアミン系安定剤;ならびにフェノール系、
ホスファイト系、チオエーテル系などの抗酸化剤が挙げ
られる。これらの安定剤も、一種単独でも二種以上組み
合わせてもよい。該安定剤の配合量は、磁性粉末(A)100
重量部に対し、通常、0.05〜10重量部でよく、好まし
くは0.1 〜5重量部である。
【0020】樹脂結合型磁石組成物の調製 本発明の組成物は、前記(A) 〜(C) 成分(以下、「主成
分」という)および必要に応じてその他の添加剤を、均
一に混合することにより得られる。主成分を混合する方
法には、(1)(A)〜(C) 成分を同時に添加する方法、(2)
(A)成分と(B) 成分とを混合し、次いで(C) 成分を混合
する方法、(3)(B)成分と(C) 成分とを混合し、次いで
(A) 成分を混合する方法などが挙げられる。(2)の方法
は、磁性粉末(A)が変性シリコーンオイル(B)により完全
に被覆される点で好ましい。被覆された磁性粉末は、高
温(例えば300℃)に加熱されても酸化劣化しにくくな
るので、得られる磁石の保持力が低下するのを防ぐこと
ができる。また、(3) の方法は、変性シリコーンオイル
(B) の変性基が熱可塑性樹脂と反応する効率が増すの点
で好ましい。また、(1) および(2) の方法では、(B) 成
分を、アルコール系、ケトン系もしくは芳香族系の有機
溶媒、またはこれらの混合溶媒に溶解した後、磁性粉末
(A)と混合してもよい。また、(3) の方法では、(B) 成
分と(C) 成分の混合物を、上記溶媒に溶解した後、磁性
粉末(A) と混合してもよい。この際、該溶媒の使用量
は、磁性粉末(A) の5〜10重量%でよい。混合攪拌後、
通常、24時間以上真空乾燥することにより、前記の溶媒
は除去される。
分」という)および必要に応じてその他の添加剤を、均
一に混合することにより得られる。主成分を混合する方
法には、(1)(A)〜(C) 成分を同時に添加する方法、(2)
(A)成分と(B) 成分とを混合し、次いで(C) 成分を混合
する方法、(3)(B)成分と(C) 成分とを混合し、次いで
(A) 成分を混合する方法などが挙げられる。(2)の方法
は、磁性粉末(A)が変性シリコーンオイル(B)により完全
に被覆される点で好ましい。被覆された磁性粉末は、高
温(例えば300℃)に加熱されても酸化劣化しにくくな
るので、得られる磁石の保持力が低下するのを防ぐこと
ができる。また、(3) の方法は、変性シリコーンオイル
(B) の変性基が熱可塑性樹脂と反応する効率が増すの点
で好ましい。また、(1) および(2) の方法では、(B) 成
分を、アルコール系、ケトン系もしくは芳香族系の有機
溶媒、またはこれらの混合溶媒に溶解した後、磁性粉末
(A)と混合してもよい。また、(3) の方法では、(B) 成
分と(C) 成分の混合物を、上記溶媒に溶解した後、磁性
粉末(A) と混合してもよい。この際、該溶媒の使用量
は、磁性粉末(A) の5〜10重量%でよい。混合攪拌後、
通常、24時間以上真空乾燥することにより、前記の溶媒
は除去される。
【0021】上記混合方法は特に限定されす、例えばリ
ボンブレンダー、タンブラー、ナウターミキサー、ヘン
シェルミキサー、スーパーミキサーなどの混合機;バン
バリーミキサー、ニーダー、ロール、ニーダールーダ
ー、単軸押出機、二軸押出機などの混練機を用いた方法
が挙げられる。得られる組成物の形状は、パウダー状、
ビーズ状、ペレット状またはこれらの混合物の形であ
り、取扱い安さの点でペレット状が好ましい。
ボンブレンダー、タンブラー、ナウターミキサー、ヘン
シェルミキサー、スーパーミキサーなどの混合機;バン
バリーミキサー、ニーダー、ロール、ニーダールーダ
ー、単軸押出機、二軸押出機などの混練機を用いた方法
が挙げられる。得られる組成物の形状は、パウダー状、
ビーズ状、ペレット状またはこれらの混合物の形であ
り、取扱い安さの点でペレット状が好ましい。
【0022】樹脂結合磁石の作製 得られた組成物は、熱可塑成樹脂(C) の溶融温度で加熱
溶融された後、所望の形状に成形される。成形法として
は、例えば射出成形法、押出成形法および圧縮成形法が
挙げられ、これらの中では、射出成形法および押出成形
法が好ましい。
溶融された後、所望の形状に成形される。成形法として
は、例えば射出成形法、押出成形法および圧縮成形法が
挙げられ、これらの中では、射出成形法および押出成形
法が好ましい。
【0023】
異方性磁場 246kOe 、 平均粒径 20μm(B) 変性シリコーンオイルおよび未変性シリコーンオイ
ル ・シリコーンオイル1:側鎖アミノ変性ジメチルシリコ
ーンオイル〔商品名:BY16-850、東レ・ダウ・コーニン
グ・シリコーン(株)製〕、 ・シリコーンオイル2:側鎖グリシジルジメチルシリコ
ーンオイル〔商品名:SF8413、東レ・ダウ・コーニング
・シリコーン(株)製〕、 ・シリコーンオイル3:両末端カルボキシ変性ジメチル
シリコーンオイル〔商品名:SF8418、東レ・ダウ・コー
ニング・シリコーン(株)製〕、 ・シリコーンオイル4:未変性ストレートジメチルシリ
コーンオイル〔商品名:SHZO0オイル、東レ・ダウ・コーニ
ング・シリコーン(株)製〕(C) 熱可塑性樹脂 ・12ナイロン:分子量18000 の12ナイロン〔商品
名:UBEナイロン、3014U、宇部興産(株)
製〕、 ・6ナイロン〔商品名:ユニチカナイロン、A1020
ユニチカ(株)製〕、 ・PPS:架橋型ポリフェニレンサルファイド樹脂〔商
品名:H1タイプ、(株)トープレン製〕
ル ・シリコーンオイル1:側鎖アミノ変性ジメチルシリコ
ーンオイル〔商品名:BY16-850、東レ・ダウ・コーニン
グ・シリコーン(株)製〕、 ・シリコーンオイル2:側鎖グリシジルジメチルシリコ
ーンオイル〔商品名:SF8413、東レ・ダウ・コーニング
・シリコーン(株)製〕、 ・シリコーンオイル3:両末端カルボキシ変性ジメチル
シリコーンオイル〔商品名:SF8418、東レ・ダウ・コー
ニング・シリコーン(株)製〕、 ・シリコーンオイル4:未変性ストレートジメチルシリ
コーンオイル〔商品名:SHZO0オイル、東レ・ダウ・コーニ
ング・シリコーン(株)製〕(C) 熱可塑性樹脂 ・12ナイロン:分子量18000 の12ナイロン〔商品
名:UBEナイロン、3014U、宇部興産(株)
製〕、 ・6ナイロン〔商品名:ユニチカナイロン、A1020
ユニチカ(株)製〕、 ・PPS:架橋型ポリフェニレンサルファイド樹脂〔商
品名:H1タイプ、(株)トープレン製〕
【0024】(i) 組成物の調製 磁性粉末の被覆 各例において、所定量のシリコーンオイル(B) (表1〜
4参照)を、10重量部のn−へキサンに溶かし、磁性粉
末(A) 100 重量部に添加した後、プラネタリーミキサー
(40rpm )で20℃で混合攪拌した。次いで、この混合物
を-760mmHg、120 ℃の真空オーブン中で、24時間乾燥さ
せ、変性シリコーンオイルまたは未変性シリコーンオイ
ルで被覆された磁性粉末(以下、被覆磁性粉という)を
得た。なお、比較例1、4および5では、シリコーンオ
イルによる被覆を行わなかった。
4参照)を、10重量部のn−へキサンに溶かし、磁性粉
末(A) 100 重量部に添加した後、プラネタリーミキサー
(40rpm )で20℃で混合攪拌した。次いで、この混合物
を-760mmHg、120 ℃の真空オーブン中で、24時間乾燥さ
せ、変性シリコーンオイルまたは未変性シリコーンオイ
ルで被覆された磁性粉末(以下、被覆磁性粉という)を
得た。なお、比較例1、4および5では、シリコーンオ
イルによる被覆を行わなかった。
【0025】組成物の調製 上記の被覆磁性粉または未被覆磁性粉に、熱可塑性樹脂
(C) を所定量(表1〜4参照)添加し、さらに滑剤とし
てステアリン酸リチウムを、磁性粉末(A)100重量部に対
し、2.0 重量部加え、プラネタリーミキサー中(40rpm
)で、80℃で混合攪拌した。その後、-760mmHg、120
℃の真空オーブン中で、24時間乾燥させ、樹脂結合磁石
組成物を得た。
(C) を所定量(表1〜4参照)添加し、さらに滑剤とし
てステアリン酸リチウムを、磁性粉末(A)100重量部に対
し、2.0 重量部加え、プラネタリーミキサー中(40rpm
)で、80℃で混合攪拌した。その後、-760mmHg、120
℃の真空オーブン中で、24時間乾燥させ、樹脂結合磁石
組成物を得た。
【0026】(ii)樹脂結合磁石の作製 組成物のペレット化 上記で得られた組成物を、20mmφシングル押出機(L/
D=25、CR=2.0 、回転数=20rpm 、5mmφストラン
ドダイ、シリンダー温度200 〜320 ℃、ダイス温度280
〜350 ℃)にて押し出し、ホットカットペレタイザーに
て5mmφ×5mmのペレット状組成物を作製した。
D=25、CR=2.0 、回転数=20rpm 、5mmφストラン
ドダイ、シリンダー温度200 〜320 ℃、ダイス温度280
〜350 ℃)にて押し出し、ホットカットペレタイザーに
て5mmφ×5mmのペレット状組成物を作製した。
【0027】組成物の加熱成形 これらのペレツト状組成物を、(株)日本製鋼所製磁場
中射出成形機(J-20MII)にて、次の条件: 成形温度240 〜320 ℃、 金型温度100 〜120 ℃ にて成形し、10mmφ×15mm厚の樹脂結合型磁石を得た。
なお、磁性粉末2〔すなわち、SmCo5 系〕を使用し
た時のみ、15〜20kOe の磁場のかけられた金型内で成形
した。
中射出成形機(J-20MII)にて、次の条件: 成形温度240 〜320 ℃、 金型温度100 〜120 ℃ にて成形し、10mmφ×15mm厚の樹脂結合型磁石を得た。
なお、磁性粉末2〔すなわち、SmCo5 系〕を使用し
た時のみ、15〜20kOe の磁場のかけられた金型内で成形
した。
【0028】(iii) 磁気特性の評価 得られた磁石の特性を、保磁力および保磁力低下率の測
定により評価した。 保磁力の測定 上記で得られた樹脂結合型磁石の保磁力を、チオフィ−
型自記磁束計を用いて常温で測定した。この保持力をi
Hcと称する。保持力の測定結果を表1〜表4に示す。
定により評価した。 保磁力の測定 上記で得られた樹脂結合型磁石の保磁力を、チオフィ−
型自記磁束計を用いて常温で測定した。この保持力をi
Hcと称する。保持力の測定結果を表1〜表4に示す。
【0029】保磁力低下率の測定 樹脂結合型磁石の保磁力低下率を以下の手順で測定し
た。(i) - で得られた被覆済みの磁性粉末(A) を、ロ
ータリーポンプにて10-3Torrの真空度まで減圧した雰
囲気中、300℃の温度で1時間加熱処理した。なお、
比較例1および4では、未被覆の磁性粉末(A) を加熱処
理した。加熱処理により劣化された磁性粉末(A) を用い
て、(i) - 〜(ii)と同様の操作により、組成物の調製
および磁石の作製を行い、次いで、(iii) - と同様の
操作で、該磁石の保磁力を測定した。この保持力をiH
c300 と称する。そして、iHcおよびiHc300 を下
記式: 保磁力低下率(%)=(iHc−iHc300 )/iHc
×100 に代入することにより、保磁力低下率を求めた。その結
果を表1〜4に併せて示す。なお、保持力低下率の値が
小さいほど、加熱処理による磁気特性の劣化が低いこと
を意味する。
た。(i) - で得られた被覆済みの磁性粉末(A) を、ロ
ータリーポンプにて10-3Torrの真空度まで減圧した雰
囲気中、300℃の温度で1時間加熱処理した。なお、
比較例1および4では、未被覆の磁性粉末(A) を加熱処
理した。加熱処理により劣化された磁性粉末(A) を用い
て、(i) - 〜(ii)と同様の操作により、組成物の調製
および磁石の作製を行い、次いで、(iii) - と同様の
操作で、該磁石の保磁力を測定した。この保持力をiH
c300 と称する。そして、iHcおよびiHc300 を下
記式: 保磁力低下率(%)=(iHc−iHc300 )/iHc
×100 に代入することにより、保磁力低下率を求めた。その結
果を表1〜4に併せて示す。なお、保持力低下率の値が
小さいほど、加熱処理による磁気特性の劣化が低いこと
を意味する。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【発明の効果】本発明の樹脂結合型磁石組成物によれ
ば、加熱成形時などにおける劣化を防いで、磁気特性に
優れる磁石を得ることができる。得られる磁石は、一般
家庭電化製品、通信・音響機器、医療機器、一般産業機
器などに有用であり、特にモーター、音響機器、OA機
器などの小型機器に有用である。
ば、加熱成形時などにおける劣化を防いで、磁気特性に
優れる磁石を得ることができる。得られる磁石は、一般
家庭電化製品、通信・音響機器、医療機器、一般産業機
器などに有用であり、特にモーター、音響機器、OA機
器などの小型機器に有用である。
Claims (2)
- 【請求項1】(A) 異方性磁場(HA )が50kOe 以上の磁
性粉末、(B) エポキシ基、グリシジルエーテル基、アミ
ノ基およびカルボキシル基からなる群から選ばれる少な
くとも1種の基を含有する変性シリコーンオイル、およ
び(C) 熱可塑性樹脂を含む樹脂結合型磁石組成物。 - 【請求項2】請求項1に記載の樹脂給合型磁石組成物を
加熱成形して得られる樹脂結合型磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9023316A JPH10208919A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 樹脂結合型磁石組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9023316A JPH10208919A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 樹脂結合型磁石組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10208919A true JPH10208919A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=12107189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9023316A Pending JPH10208919A (ja) | 1997-01-22 | 1997-01-22 | 樹脂結合型磁石組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10208919A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001068332A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Pilot Corp | 可撓性樹脂磁石組成物 |
| JP2006005304A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 希土類系ボンド磁石用組成物及びそれを用いて得られる希土類系ボンド磁石 |
| US7914695B2 (en) | 2006-03-13 | 2011-03-29 | Hitachi, Ltd. | Magnet using binding agent and method of manufacturing the same |
| WO2016031551A1 (ja) * | 2014-08-29 | 2016-03-03 | 古河電気工業株式会社 | 導電性接着フィルム |
-
1997
- 1997-01-22 JP JP9023316A patent/JPH10208919A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001068332A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-16 | Pilot Corp | 可撓性樹脂磁石組成物 |
| JP2006005304A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-01-05 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 希土類系ボンド磁石用組成物及びそれを用いて得られる希土類系ボンド磁石 |
| US7914695B2 (en) | 2006-03-13 | 2011-03-29 | Hitachi, Ltd. | Magnet using binding agent and method of manufacturing the same |
| WO2016031551A1 (ja) * | 2014-08-29 | 2016-03-03 | 古河電気工業株式会社 | 導電性接着フィルム |
| JPWO2016031551A1 (ja) * | 2014-08-29 | 2017-04-27 | 古河電気工業株式会社 | 導電性接着フィルム |
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