JPH10209496A - 半導体発光素子 - Google Patents
半導体発光素子Info
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- JPH10209496A JPH10209496A JP1122597A JP1122597A JPH10209496A JP H10209496 A JPH10209496 A JP H10209496A JP 1122597 A JP1122597 A JP 1122597A JP 1122597 A JP1122597 A JP 1122597A JP H10209496 A JPH10209496 A JP H10209496A
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- Wire Bonding (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 同一面側に一対の電極が設けられるLEDチ
ップに、容易に自動的にワイヤボンディングを行うこと
ができると共に、外部への光の取出し効率を低下させな
い電極構造を有する半導体発光素子を提供する。 【解決手段】 基板1と、該基板上に発光層を形成すべ
く半導体が積層される半導体積層部10と、該半導体積
層部の表面側の第1導電形の半導体層(p形層5)に接
続して設けられる第1の電極(p側電極8)と、前記半
導体積層部の一部がエッチングにより除去されて露出す
る第2導電形の半導体層(n形層3)に接続して設けら
れる第2の電極(n側電極9)とからLEDチップが形
成され、前記第1または第2の電極の一方が前記発光素
子チップの平面形状の中心部に設けられ、他方の電極
が、前記中心部と同心で、かつ、ワイヤボンディングが
される幅を有すると共に同じ幅で前記一方の電極の周囲
全周に設けられている。
ップに、容易に自動的にワイヤボンディングを行うこと
ができると共に、外部への光の取出し効率を低下させな
い電極構造を有する半導体発光素子を提供する。 【解決手段】 基板1と、該基板上に発光層を形成すべ
く半導体が積層される半導体積層部10と、該半導体積
層部の表面側の第1導電形の半導体層(p形層5)に接
続して設けられる第1の電極(p側電極8)と、前記半
導体積層部の一部がエッチングにより除去されて露出す
る第2導電形の半導体層(n形層3)に接続して設けら
れる第2の電極(n側電極9)とからLEDチップが形
成され、前記第1または第2の電極の一方が前記発光素
子チップの平面形状の中心部に設けられ、他方の電極
が、前記中心部と同心で、かつ、ワイヤボンディングが
される幅を有すると共に同じ幅で前記一方の電極の周囲
全周に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は基板上に半導体層が
積層され、積層される半導体層の表面側にp側およびn
側の両電極が形成される半導体発光素子に関する。さら
に詳しくは、両電極にワイヤボンディングをする場合
に、自動機で行っても間違いなく容易に行うことができ
るように電極が設けられると共に、外部への光の取出し
効率を低下させない半導体発光素子に関する。
積層され、積層される半導体層の表面側にp側およびn
側の両電極が形成される半導体発光素子に関する。さら
に詳しくは、両電極にワイヤボンディングをする場合
に、自動機で行っても間違いなく容易に行うことができ
るように電極が設けられると共に、外部への光の取出し
効率を低下させない半導体発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば青色系の半導体発光素子は、図
3にその発光素子チップ(以下、LEDチップという)
の一例の概略図が示されるように、サファイアからなる
絶縁性の基板21上にチッ化ガリウム系化合物半導体層
が積層されて、その表面側にp側電極28およびn側電
極29の両方が設けられることにより形成されている。
すなわち、ウェハ状のサファイア基板21上にたとえば
n形のGaNがエピタキシャル成長されたn形層(クラ
ッド層)23と、バンドギャップエネルギーがクラッド
層のそれよりも小さくなる材料、たとえばInGaN系
(InとGaの比率が種々変わり得ることを意味する、
以下同じ)化合物半導体からなる活性層24と、p形の
GaNからなるp形層(クラッド層)25とが積層さ
れ、その表面のp形層25に電気的に接続してp側電極
28が、積層された半導体層の一部がエッチングされて
露出するn形層23と電気的に接続してn側電極29が
設けられることにより、LEDチップ20が形成されて
いる。
3にその発光素子チップ(以下、LEDチップという)
の一例の概略図が示されるように、サファイアからなる
絶縁性の基板21上にチッ化ガリウム系化合物半導体層
が積層されて、その表面側にp側電極28およびn側電
極29の両方が設けられることにより形成されている。
すなわち、ウェハ状のサファイア基板21上にたとえば
n形のGaNがエピタキシャル成長されたn形層(クラ
ッド層)23と、バンドギャップエネルギーがクラッド
層のそれよりも小さくなる材料、たとえばInGaN系
(InとGaの比率が種々変わり得ることを意味する、
以下同じ)化合物半導体からなる活性層24と、p形の
GaNからなるp形層(クラッド層)25とが積層さ
れ、その表面のp形層25に電気的に接続してp側電極
28が、積層された半導体層の一部がエッチングされて
露出するn形層23と電気的に接続してn側電極29が
設けられることにより、LEDチップ20が形成されて
いる。
【0003】このLEDチップ20がたとえば図4に断
面図およびその拡大平面図が示されるように、第1のリ
ード11の先端部の湾曲部内にダイボンディングされ、
n側電極29が第1のリード11の先端部の突出部11
aと、p側電極28が第2のリード12の先端部とそれ
ぞれ金線13によりワイヤボンディングされ、その周囲
が発光層で発光する光を透過させる樹脂で被覆されて樹
脂パッケージ14が形成されることにより、発光ランプ
が形成される。
面図およびその拡大平面図が示されるように、第1のリ
ード11の先端部の湾曲部内にダイボンディングされ、
n側電極29が第1のリード11の先端部の突出部11
aと、p側電極28が第2のリード12の先端部とそれ
ぞれ金線13によりワイヤボンディングされ、その周囲
が発光層で発光する光を透過させる樹脂で被覆されて樹
脂パッケージ14が形成されることにより、発光ランプ
が形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、LEDチップ
の電極の形成が前述の構造であると、図5(a)に示さ
れるように、LEDチップ20が第1のリード11の先
端にマウントされ、ワイヤボンディングされるときに、
n側電極29とp側電極28とがリード11、12側の
ボンディングされる位置Lと同列にない。そのため、L
EDチップ20のp側電極28およびn側電極29の位
置をそれぞれx座標、y座標の両方で認識してワイヤボ
ンディングをしなければならず(x方向、y方向の両方
向に移動させなければならない)、時間を要する。ま
た、図5(b)に示されるようにLEDチップ20がマ
ウントされる場合には、ワイヤボンディングの金線がク
ロスすることになり、ワイヤボンディングをすることが
できない。
の電極の形成が前述の構造であると、図5(a)に示さ
れるように、LEDチップ20が第1のリード11の先
端にマウントされ、ワイヤボンディングされるときに、
n側電極29とp側電極28とがリード11、12側の
ボンディングされる位置Lと同列にない。そのため、L
EDチップ20のp側電極28およびn側電極29の位
置をそれぞれx座標、y座標の両方で認識してワイヤボ
ンディングをしなければならず(x方向、y方向の両方
向に移動させなければならない)、時間を要する。ま
た、図5(b)に示されるようにLEDチップ20がマ
ウントされる場合には、ワイヤボンディングの金線がク
ロスすることになり、ワイヤボンディングをすることが
できない。
【0005】一方、特開平8−250770号公報や特
開平7−30153号公報には、図6(a)〜(c)に
示されるように、一方の電極29の周囲にほぼ全面に亘
って他方の電極28が設けられるものも開示されている
が、図6(a)に示される構造のものでは、LEDチッ
プの外形が4角形状で電極の内周が円形であるため、L
EDチップの各辺の中心部では外側の電極28の幅が狭
く、ワイヤボンディングはチップの角部で行わなければ
ならない。また、図6(b)に示される構造のものは、
外側の電極28がチップの中心から一定の距離のところ
になく、LEDチップが回転してマウントされたとき、
内側の電極29と外側の電極28とが一定距離になら
ず、自動的にワイヤボンディングをすることができな
い。さらに、図6(c)に示される構造では、発光面が
殆ど電極28で覆われることになり、外部への光の取出
し効率が低下する。なお、図3と同じ部分には同じ符号
を付してその説明を省略する。
開平7−30153号公報には、図6(a)〜(c)に
示されるように、一方の電極29の周囲にほぼ全面に亘
って他方の電極28が設けられるものも開示されている
が、図6(a)に示される構造のものでは、LEDチッ
プの外形が4角形状で電極の内周が円形であるため、L
EDチップの各辺の中心部では外側の電極28の幅が狭
く、ワイヤボンディングはチップの角部で行わなければ
ならない。また、図6(b)に示される構造のものは、
外側の電極28がチップの中心から一定の距離のところ
になく、LEDチップが回転してマウントされたとき、
内側の電極29と外側の電極28とが一定距離になら
ず、自動的にワイヤボンディングをすることができな
い。さらに、図6(c)に示される構造では、発光面が
殆ど電極28で覆われることになり、外部への光の取出
し効率が低下する。なお、図3と同じ部分には同じ符号
を付してその説明を省略する。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、同一面側に一対の電極が設けられ、
両電極にワイヤボンディングされる場合に、LEDチッ
プが回転してマウントされても、容易に自動的にワイヤ
ボンディングを行うことができると共に、外部への光の
取出し効率を低下させない電極構造を有する半導体発光
素子を提供することを目的とする。
になされたもので、同一面側に一対の電極が設けられ、
両電極にワイヤボンディングされる場合に、LEDチッ
プが回転してマウントされても、容易に自動的にワイヤ
ボンディングを行うことができると共に、外部への光の
取出し効率を低下させない電極構造を有する半導体発光
素子を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体発光
素子は、基板と、該基板上に発光層を形成すべく半導体
が積層される半導体積層部と、該半導体積層部の表面側
の第1導電形の半導体層に接続して設けられる第1の電
極と、前記半導体積層部の一部がエッチングにより除去
されて露出する第2導電形の半導体層に接続して設けら
れる第2の電極とから発光素子チップが形成され、前記
第1または第2の電極の一方が前記発光素子チップの平
面形状の中心部に設けられ、他方の電極が、前記中心部
と同心で、かつ、ワイヤボンディングがされる幅を有す
ると共に同じ幅で前記一方の電極の周囲全周に設けられ
ている。
素子は、基板と、該基板上に発光層を形成すべく半導体
が積層される半導体積層部と、該半導体積層部の表面側
の第1導電形の半導体層に接続して設けられる第1の電
極と、前記半導体積層部の一部がエッチングにより除去
されて露出する第2導電形の半導体層に接続して設けら
れる第2の電極とから発光素子チップが形成され、前記
第1または第2の電極の一方が前記発光素子チップの平
面形状の中心部に設けられ、他方の電極が、前記中心部
と同心で、かつ、ワイヤボンディングがされる幅を有す
ると共に同じ幅で前記一方の電極の周囲全周に設けられ
ている。
【0008】ここに第1導電形および第2導電形とは、
半導体の極性のn形およびp形のいずれか一方を第1導
電形としたとき、他方のp形またはn形が第2導電形で
あることを意味する。
半導体の極性のn形およびp形のいずれか一方を第1導
電形としたとき、他方のp形またはn形が第2導電形で
あることを意味する。
【0009】この構造にすることにより、LEDチップ
をリードなどの先端にマウントし、LEDチップの両電
極と2本のリードとがワイヤボンディングにより接続さ
れる場合に、LEDチップがどの向きに(回転して)マ
ウントされても、一方の電極はその中心部に存在し、他
方の電極はその中心部から常に一定の距離のところに存
在し、しかも2本のリードとLEDチップのそれぞれの
ワイヤボンディング部分を一直線上にすることができる
ため、機械的にワイヤボンディングをすることができ
る。
をリードなどの先端にマウントし、LEDチップの両電
極と2本のリードとがワイヤボンディングにより接続さ
れる場合に、LEDチップがどの向きに(回転して)マ
ウントされても、一方の電極はその中心部に存在し、他
方の電極はその中心部から常に一定の距離のところに存
在し、しかも2本のリードとLEDチップのそれぞれの
ワイヤボンディング部分を一直線上にすることができる
ため、機械的にワイヤボンディングをすることができ
る。
【0010】前記他方の電極の幅が50〜150μmで
あることが、ワイヤボンディングを確実に行うことがで
きると共に、光の遮断を最小限に抑えることができ、外
部への光の取出し効率を向上させることができるため好
ましい。
あることが、ワイヤボンディングを確実に行うことがで
きると共に、光の遮断を最小限に抑えることができ、外
部への光の取出し効率を向上させることができるため好
ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照しながら本発
明の半導体発光素子について説明をする。図1には、た
とえば青色系の発光に適するチッ化ガリウム系化合物半
導体が積層された本発明の半導体発光素子のチップの断
面および平面の説明図が示されている。ここにチッ化ガ
リウム系化合物半導体とは、III 族元素のGaとV族元
素のNとの化合物またはIII 族元素のGaの一部がA
l、Inなどの他のIII 族元素と置換したものおよび/
またはV族元素のNの一部がP、Asなどの他のV族元
素と置換した化合物からなる半導体をいう。
明の半導体発光素子について説明をする。図1には、た
とえば青色系の発光に適するチッ化ガリウム系化合物半
導体が積層された本発明の半導体発光素子のチップの断
面および平面の説明図が示されている。ここにチッ化ガ
リウム系化合物半導体とは、III 族元素のGaとV族元
素のNとの化合物またはIII 族元素のGaの一部がA
l、Inなどの他のIII 族元素と置換したものおよび/
またはV族元素のNの一部がP、Asなどの他のV族元
素と置換した化合物からなる半導体をいう。
【0012】本発明の半導体発光素子は、たとえば図1
に示されるように、サファイア(Al2 O3 単結晶)な
どからなる絶縁性の基板1の表面に発光層を形成する半
導体積層部10が形成されて、その表面側の第1導電形
の半導体層(p形層5)に、図示しない電流拡散層を介
してp側電極(第1の電極)8が電気的に接続されてい
る。また、半導体積層部10の一部が除去されて露出す
る第2導電形の半導体層(n形層3)に電気的に接続さ
れるようにn側電極(第2の電極)9が電気的に接続さ
れている。本発明では、図1(b)に平面図が示される
ように、LEDチップの中心部に半導体積層部10が円
柱状に残存するようにその周囲がエッチングされ、その
残存した円柱状の半導体積層部10の中心部にp側電極
8が設けられている。そして、半導体積層部10の周囲
のエッチングにより露出したn形層3の表面にLEDチ
ップの中心(半導体積層部10の中心)部と同心で、ワ
イヤボンディングをすることができる一定の幅Bでリン
グ状にn側電極9が形成されていることに特徴がある。
その結果、p側電極8の中心とn側電極9との距離は常
に一定となる。
に示されるように、サファイア(Al2 O3 単結晶)な
どからなる絶縁性の基板1の表面に発光層を形成する半
導体積層部10が形成されて、その表面側の第1導電形
の半導体層(p形層5)に、図示しない電流拡散層を介
してp側電極(第1の電極)8が電気的に接続されてい
る。また、半導体積層部10の一部が除去されて露出す
る第2導電形の半導体層(n形層3)に電気的に接続さ
れるようにn側電極(第2の電極)9が電気的に接続さ
れている。本発明では、図1(b)に平面図が示される
ように、LEDチップの中心部に半導体積層部10が円
柱状に残存するようにその周囲がエッチングされ、その
残存した円柱状の半導体積層部10の中心部にp側電極
8が設けられている。そして、半導体積層部10の周囲
のエッチングにより露出したn形層3の表面にLEDチ
ップの中心(半導体積層部10の中心)部と同心で、ワ
イヤボンディングをすることができる一定の幅Bでリン
グ状にn側電極9が形成されていることに特徴がある。
その結果、p側電極8の中心とn側電極9との距離は常
に一定となる。
【0013】このような形状のLEDチップを形成する
には、ウェハ状のサファイア基板1に半導体層を積層し
て半導体積層部10および図示しない電流拡散層を形成
した後に、その表面にレジスト膜を設け、LEDチップ
の中心部に円形状に残存するようにパターニングをし、
半導体積層部10をエッチングをすることによりチップ
の中心部に半導体積層部10を円柱状に残存させること
ができる。電極の形成も同様にマスクのパターニングに
より、所望の形状に形成することができる。その結果、
従来の製造工程と同じ工程で、マスクのパターニング形
状を変えるだけで、図1に示されるような構造のLED
チップが得られる。
には、ウェハ状のサファイア基板1に半導体層を積層し
て半導体積層部10および図示しない電流拡散層を形成
した後に、その表面にレジスト膜を設け、LEDチップ
の中心部に円形状に残存するようにパターニングをし、
半導体積層部10をエッチングをすることによりチップ
の中心部に半導体積層部10を円柱状に残存させること
ができる。電極の形成も同様にマスクのパターニングに
より、所望の形状に形成することができる。その結果、
従来の製造工程と同じ工程で、マスクのパターニング形
状を変えるだけで、図1に示されるような構造のLED
チップが得られる。
【0014】このエッチングの形状は、たとえばLED
チップの一辺の長さDが約600μm程度、円柱状の半
導体積層部10の外径Cが約360μm程度、p側電極
8の直径Aが約100μm程度、n側電極9の幅Bが1
00μm程度に形成される。この程度の寸法で形成する
ことにより、従来のチップの一辺が数百μm角程度より
若干大きくなるが、従来以上の輝度が得られる。
チップの一辺の長さDが約600μm程度、円柱状の半
導体積層部10の外径Cが約360μm程度、p側電極
8の直径Aが約100μm程度、n側電極9の幅Bが1
00μm程度に形成される。この程度の寸法で形成する
ことにより、従来のチップの一辺が数百μm角程度より
若干大きくなるが、従来以上の輝度が得られる。
【0015】半導体積層部10は、たとえばGaNから
なる低温バッファ層、クラッド層となるn形のGaNお
よび/またはAlGaN系(AlとGaの比率が種々変
わり得ることを意味する、以下同じ)化合物半導体の積
層構造からなるn形層3、バンドギャップエネルギーが
クラッド層のそれよりも小さくなる材料、たとえばIn
GaN系化合物半導体からなる活性層4、およびp形の
AlGaN系化合物半導体層および/またはGaN層か
らなるp形層(クラッド層)5が、基板1上にそれぞれ
順次積層されることにより構成されている。
なる低温バッファ層、クラッド層となるn形のGaNお
よび/またはAlGaN系(AlとGaの比率が種々変
わり得ることを意味する、以下同じ)化合物半導体の積
層構造からなるn形層3、バンドギャップエネルギーが
クラッド層のそれよりも小さくなる材料、たとえばIn
GaN系化合物半導体からなる活性層4、およびp形の
AlGaN系化合物半導体層および/またはGaN層か
らなるp形層(クラッド層)5が、基板1上にそれぞれ
順次積層されることにより構成されている。
【0016】この半導体発光素子を製造するには、たと
えば有機金属化学気相成長法(MOCVD法)により、
反応ガスおよび必要なドーパントガスを導入してn形層
3を1〜5μm程度、活性層4を0.05〜0.3μm程
度、およびp形層5を0.2〜1μm程度、それぞれエ
ピタキシャル成長する。その後、電流拡散層を設ける場
合は、たとえばNiおよびAuをそれぞれ真空蒸着など
により積層してシンターすることにより合金化し、2〜
100nm程度の厚さに形成する。
えば有機金属化学気相成長法(MOCVD法)により、
反応ガスおよび必要なドーパントガスを導入してn形層
3を1〜5μm程度、活性層4を0.05〜0.3μm程
度、およびp形層5を0.2〜1μm程度、それぞれエ
ピタキシャル成長する。その後、電流拡散層を設ける場
合は、たとえばNiおよびAuをそれぞれ真空蒸着など
により積層してシンターすることにより合金化し、2〜
100nm程度の厚さに形成する。
【0017】ついで、表面にレジスト膜を設け、パター
ニングをして塩素ガスなどによる反応性イオンエッチン
グにより、積層された半導体層の一部を図1に示される
ように除去することにより、チップの中心部に円柱状の
半導体積層部10を残す。その後、たとえばリフトオフ
法により、TiとAuとを積層して両金属の積層構造か
らなるp側電極8を形成する。また同様に、たとえばリ
フトオフ法により、TiとAlをそれぞれ積層してシン
ターすることにより両金属の合金層からなるn側電極9
を形成する。この半導体積層部のエッチングおよびp側
とn側の電極8、9の形成の際に、前述のようにマスク
のパターニングを行うことにより、図1に示されるよう
な構造のLEDチップが得られる。
ニングをして塩素ガスなどによる反応性イオンエッチン
グにより、積層された半導体層の一部を図1に示される
ように除去することにより、チップの中心部に円柱状の
半導体積層部10を残す。その後、たとえばリフトオフ
法により、TiとAuとを積層して両金属の積層構造か
らなるp側電極8を形成する。また同様に、たとえばリ
フトオフ法により、TiとAlをそれぞれ積層してシン
ターすることにより両金属の合金層からなるn側電極9
を形成する。この半導体積層部のエッチングおよびp側
とn側の電極8、9の形成の際に、前述のようにマスク
のパターニングを行うことにより、図1に示されるよう
な構造のLEDチップが得られる。
【0018】本発明の半導体発光素子によれば、一方の
電極(たとえばp側電極8)がLEDチップの中心部に
設けられ、他方の電極(たとえばn側電極9)がその周
囲の一定距離のところに、しかもワイヤボンディングを
することができる一定の幅Bで設けられている。そのた
め、組立工程で、LEDチップをマウントしてワイヤボ
ンディングをする場合に、LEDチップの向きが回転し
ていても中心にさえマウントされておれば、常に両電極
は一定の距離のところに存在し、自動機で機械的にワイ
ヤボンディングをすることができる。そのため、非常に
簡単に組み立てることができる。一方、周囲にリング状
に設けられる電極は、ワイヤボンディングをするために
必要な幅、すなわち50〜150μm程度の幅だけであ
るため、発光面を電極で遮断する面積は最低限に抑制さ
れている。その結果、外部に取り出すことができる光の
割合である外部発光効率を充分に向上させることができ
る。
電極(たとえばp側電極8)がLEDチップの中心部に
設けられ、他方の電極(たとえばn側電極9)がその周
囲の一定距離のところに、しかもワイヤボンディングを
することができる一定の幅Bで設けられている。そのた
め、組立工程で、LEDチップをマウントしてワイヤボ
ンディングをする場合に、LEDチップの向きが回転し
ていても中心にさえマウントされておれば、常に両電極
は一定の距離のところに存在し、自動機で機械的にワイ
ヤボンディングをすることができる。そのため、非常に
簡単に組み立てることができる。一方、周囲にリング状
に設けられる電極は、ワイヤボンディングをするために
必要な幅、すなわち50〜150μm程度の幅だけであ
るため、発光面を電極で遮断する面積は最低限に抑制さ
れている。その結果、外部に取り出すことができる光の
割合である外部発光効率を充分に向上させることができ
る。
【0019】本発明は、以上のように、LEDチップの
中心部に一方の電極が設けられ、他方の電極が同心状に
その周囲に一定の幅で設けられていることに特徴があ
り、図1に示される構造に限定されるものではない。す
なわち、図2に示されるように、半導体積層部10のエ
ッチングをLEDチップの中心部に設け、中心部に露出
するn形層3に電気的に接続してn側電極9を設け、そ
の周囲に残存する半導体積層部10のp形層5に電気的
に接続してp側電極8がワイヤボンディングをすること
ができる幅で、チップの中心部と同心で、かつ、リング
状に設けられてもよい。この場合、半導体積層部10の
エッチング領域を最低限に抑えることができ、p側電極
8の外周でも活性層4を含む半導体積層部10があり発
光に寄与するため、小さいチップ面積で発光領域を大き
く確保することができる。なお、図1と同じ部分には同
じ符号を付してある。
中心部に一方の電極が設けられ、他方の電極が同心状に
その周囲に一定の幅で設けられていることに特徴があ
り、図1に示される構造に限定されるものではない。す
なわち、図2に示されるように、半導体積層部10のエ
ッチングをLEDチップの中心部に設け、中心部に露出
するn形層3に電気的に接続してn側電極9を設け、そ
の周囲に残存する半導体積層部10のp形層5に電気的
に接続してp側電極8がワイヤボンディングをすること
ができる幅で、チップの中心部と同心で、かつ、リング
状に設けられてもよい。この場合、半導体積層部10の
エッチング領域を最低限に抑えることができ、p側電極
8の外周でも活性層4を含む半導体積層部10があり発
光に寄与するため、小さいチップ面積で発光領域を大き
く確保することができる。なお、図1と同じ部分には同
じ符号を付してある。
【0020】また、図1に示される例では、n形層3と
p形層5とで活性層4が挟持されるダブルヘテロ接合構
造であるが、n形層とp形層とが直接接合するpn接合
構造の半導体発光素子でも同様である。また、積層され
る半導体層の材料も一例であって、その材料には限定さ
れない。さらに、前述の各例では、絶縁性の基板上に半
導体層が積層される例であったが、絶縁性の基板上に半
導体層が積層される場合に一対の両電極が基板の一面側
に設けられる可能性が高いものの、GaAs基板やGa
P基板など、導電性の基板上に半導体層が積層される半
導体発光素子においても、基板の同一面側に両電極が設
けられる場合に本発明を適用することができる。
p形層5とで活性層4が挟持されるダブルヘテロ接合構
造であるが、n形層とp形層とが直接接合するpn接合
構造の半導体発光素子でも同様である。また、積層され
る半導体層の材料も一例であって、その材料には限定さ
れない。さらに、前述の各例では、絶縁性の基板上に半
導体層が積層される例であったが、絶縁性の基板上に半
導体層が積層される場合に一対の両電極が基板の一面側
に設けられる可能性が高いものの、GaAs基板やGa
P基板など、導電性の基板上に半導体層が積層される半
導体発光素子においても、基板の同一面側に両電極が設
けられる場合に本発明を適用することができる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ワイヤボンディングが
非常に容易になると共に、n側電極とp側電極とでワイ
ヤボンディングの金線がクロスすることがなく、ボンデ
ィング工数の削減および歩留り向上を果たすことができ
る。
非常に容易になると共に、n側電極とp側電極とでワイ
ヤボンディングの金線がクロスすることがなく、ボンデ
ィング工数の削減および歩留り向上を果たすことができ
る。
【0022】さらに、電極は最低限の一定幅で設けられ
ているため、LEDチップの表面が必要以上に電極で覆
われることがなく、外部発光効率が向上する。
ているため、LEDチップの表面が必要以上に電極で覆
われることがなく、外部発光効率が向上する。
【図1】本発明の半導体発光素子の一実施形態のLED
チップの断面および平面説明図である。
チップの断面および平面説明図である。
【図2】本発明の半導体発光素子の他の実施形態のLE
Dチップの断面説明図である。
Dチップの断面説明図である。
【図3】従来の半導体発光素子のLEDチップの一例の
斜視説明図である。
斜視説明図である。
【図4】従来のLEDチップのワイヤボンディングの説
明図である。
明図である。
【図5】従来のLEDチップのワイヤボンディングの説
明図である。
明図である。
【図6】従来のLEDチップの電極パターンの他の例の
説明図である。
説明図である。
1 基板 3 n形層 5 p形層 8 p側電極 9 n側電極 10 半導体積層部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 園部 雅之 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 (72)発明者 伊藤 範和 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 基板と、該基板上に発光層を形成すべく
半導体が積層される半導体積層部と、該半導体積層部の
表面側の第1導電形の半導体層に接続して設けられる第
1の電極と、前記半導体積層部の一部がエッチングによ
り除去されて露出する第2導電形の半導体層に接続して
設けられる第2の電極とから発光素子チップが形成さ
れ、前記第1または第2の電極の一方が前記発光素子チ
ップの平面形状の中心部に設けられ、他方の電極が、前
記中心部と同心で、かつ、ワイヤボンディングがされる
幅を有すると共に同じ幅で前記一方の電極の周囲全周に
設けられてなる半導体発光素子。 - 【請求項2】 前記他方の電極の幅が50〜150μm
である請求項1記載の半導体発光素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122597A JPH10209496A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 半導体発光素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1122597A JPH10209496A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 半導体発光素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10209496A true JPH10209496A (ja) | 1998-08-07 |
Family
ID=11772024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1122597A Pending JPH10209496A (ja) | 1997-01-24 | 1997-01-24 | 半導体発光素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10209496A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2001073858A1 (fr) * | 2000-03-31 | 2001-10-04 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Dispositif a semi-conducteur de nitrure du groupe iii |
| US6307218B1 (en) | 1998-11-20 | 2001-10-23 | Lumileds Lighting, U.S., Llc | Electrode structures for light emitting devices |
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| JP2003179263A (ja) * | 2002-11-11 | 2003-06-27 | Seiwa Electric Mfg Co Ltd | 窒化ガリウム系半導体発光素子 |
| JP2006128296A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Kyocera Corp | 発光素子およびそれを用いた照明装置 |
| WO2007091432A1 (ja) | 2006-02-08 | 2007-08-16 | Mitsubishi Chemical Corporation | 発光素子 |
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| US7663307B2 (en) | 2005-07-15 | 2010-02-16 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Light-emitting device |
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| EP3654391A1 (en) * | 2001-07-24 | 2020-05-20 | Nichia Corporation | Semiconductor light emitting device comprising uneven substrate |
-
1997
- 1997-01-24 JP JP1122597A patent/JPH10209496A/ja active Pending
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