JPH1020955A - フォントデータ供給システム - Google Patents

フォントデータ供給システム

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JPH1020955A
JPH1020955A JP8168884A JP16888496A JPH1020955A JP H1020955 A JPH1020955 A JP H1020955A JP 8168884 A JP8168884 A JP 8168884A JP 16888496 A JP16888496 A JP 16888496A JP H1020955 A JPH1020955 A JP H1020955A
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JP
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JP8168884A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Maruo
雅俊 丸尾
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NEC Office Systems Ltd
Original Assignee
NEC Office Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信回線を利用してフォントデータの供給を
無駄なく且つ円滑に行なうフォントデータの供給システ
ムを提供する。 【解決手段】 利用者システム10には、利用しようと
しているフォントデータの状況を調査するフォント利用
状況調査手段11と、必要なフォントデータをフォント
サーバ20に要求するフォントデータ要求手段12と、
フォントサーバから受け取ったフォントデータを利用者
システム10上でのフォントデータの利用形式に構成す
るフォントファイル再構成手段13と、これを記憶する
フォントファイル記憶手段14とが設けられる。フォン
トサーバ20から供給されたフォントデータは、フォン
トファイル構成手段13によりドキュメントに利用でき
るデータ形式にされて利用されると共に将来の利用のた
めに保存される。フォントサーバ20には、課金情報登
録手段23が設けられ、供給されたデータ量に応じて利
用者毎に課金情報が蓄積される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーソナルコンピュ
ータやエンジニアリングワークステーション等の利用者
システム上で使用されるデジタルフォントデータの供給
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、デジタルフォントデータの供給
は、CD−ROMやフロッピィディスク等の記憶媒体を
利用して行われていた。ネットワークを経由したフォン
トデータの供給としては、発注経路及び納品経路の一方
又は双方についてネットワークを利用するフォントデー
タの供給システムが存在したものの、フォントデータの
必要性の判断や納品されたフォントデータの利用者シス
テムへの組込みは、その都度利用者が行っていた。
【0003】特開平3−203781号公報は、通信回
線を利用してデジタルフォントを供給するフォントサー
バを提案している。該提案に係るフォントサーバによる
フォントデータの供給システムでは、フォントデータの
必要性の判断及びフォントの供給は、利用者システムと
フォントサーバとの間で自動的に行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に提案のシス
テムでは、利用者システム上に存在しないフォントにつ
いては、無条件にフォントサーバに対してフォントデー
タの供給要求が出される。しかし、利用者システム上に
当該フォントが存在しない場合でも、利用者システム内
に存在する他のフォントで代替することも現実には可能
であり、この場合にも、上記システムでは、無条件にフ
ォントサーバにフォントデータを要求することとなる。
【0005】また、利用者が必要な都度フォントデータ
の転送を要求することにより、同じフォントデータの転
送が何度も行なわれるため、通信回線等の利用に無駄も
生じる。この場合には、転送されたフォントデータを利
用者システム上に保存して、その後に必要となる毎に利
用することも考えられるが、このようにフォントデータ
を常に利用可能となるように蓄積する方法が問題とな
る。
【0006】更に、フォントサーバから利用者システム
に供給されたデジタルフォントデータには、その都度費
用が発生するので、これに伴う課金の授受が煩雑であ
る。
【0007】上記に鑑み、本発明は、無駄な転送を省き
真に必要なフォントデータのみを転送すると共に、利用
者システムに一旦転送されたフォントデータを利用可能
に蓄積できるフォントデータの供給システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】更に、本発明は、フォントサーバから利用
者システムに提供されるデジタルフォントデータの課金
情報を収集・蓄積可能として、フォントデータの供給に
伴う金銭の授受が煩雑とならないフォントデータの供給
システムを提供することをも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のフォントデータの供給システムは、第1の
視点において、利用者が利用する利用者システムと、利
用者が必要とするフォントデータを持つフォントサーバ
と、前記利用者システムとフォントサーバとの間でデー
タを転送する通信手段とを有するフォントデータ供給シ
ステムにおいて、前記利用者システムが、利用者が利用
しようとするフォントデータの利用者システム上での状
況を調査するフォント利用状況調査手段と、フォント利
用状況調査手段の調査結果に基づいて転送が必要となっ
たフォントデータを、通信手段を介してフォントサーバ
に要求するフォントデータ要求手段と、フォントサーバ
から受け取ったフォントデータを利用者システム上で利
用可能なフォントデータファイルとして構成するフォン
トファイル再構成手段とフォントデータ再構成手段で構
成されたフォントデータを記憶するフォントファイル記
憶手段とを備えることを特徴とする。
【0010】本発明の第1の視点のフォントデータの供
給システムでは、供給されたフォントデータが、フォン
トファイル再構成手段により、利用者システムで利用可
能なフォントデータとして再構成され、フォント状況調
査手段によりそのフォントデータの利用状況が調査され
るので、何度も同じフォントデータが利用できる。従っ
て、同じフォントデータを何度も受け取ることはなく、
通信回線を利用してのデータ転送が真に必要な転送のみ
となり、効率的なフォントデータの供給が可能となる。
【0011】ここで、フォントデータ利用状況調査手段
は、利用者システム上に必要なフォントデータがあるか
否かを調査すると共に、全く同じフォントデータがない
場合でも、近似出来るフォントデータがあるか否をも調
査することが好ましい。この場合には、その旨を利用者
に通知して利用者に判断を委ねることが好ましい。
【0012】本発明のフォントデータの供給システム
は、その第2の視点において、利用者が利用する利用者
システムと、利用者が必要とするフォントデータを持つ
フォントサーバと、前記利用者システムとフォントサー
バとの間でデータを転送する通信手段とを有するフォン
トデータ供給システムにおいて、前記フォントサーバ
が、前記フォントデータが蓄積されたフォントデータ記
憶手段と、利用者システムから要求されたフォントを前
記フォントデータから抽出して転送するフォント送付手
段と、フォント送付手段が送付したフォントの送付先及
びデータ量に基づいて課金情報を算出して課金データベ
ースに登録する課金情報登録手段とを備えることを特徴
とする。
【0013】本発明の第2の視点のフォントデータの供
給システムでは、利用者に供給されたフォントデータの
データ量に基づいて課金情報が登録されるので、通信回
線を経由して行なわれるフォントデータの供給に伴う金
銭の授受における煩雑さが解消する。
【0014】ここで、本明細書で用いられる用語「フォ
ント」には、特殊漢字、英文、欧文等の文字形態を表示
するために使用される、通常の1揃いの活字フォントの
他に、例えば、マルチメディアシステムの画面上に絵や
図形等を表示するために使用される一連の単位図形や写
真等も含まれる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。図1
は、本発明の一実施形態例のフォントデータの供給シス
テムの構成を示すブロック図である。このシステムは、
利用者が有するパーソナルコンピュータやワークステー
ション等の利用者システム10と、利用者が必要とする
フォントデータを持ちフォントデータを利用者に供給す
るフォントサーバ20と、利用者システムとフォントサ
ーバとの間でデータを転送するネットワーク(通信手
段)30とから構成される。利用者は、自身が作成した
ドキュメント又は第3者が作成したドキュメントに含ま
れるフォントであって、利用者システム10上で調達で
きないフォントデータを、フォントサーバから有料で購
入する契約を予め締結している。
【0016】利用者システム10は、利用者が指定する
特定のドキュメントに含まれる全てのフォントデータを
調べ、利用者システム上では調達できないフォントデー
タをリストアップするフォント利用状況調査手段11
と、利用者システム上に存在しないフォントデータをフ
ォントサーバに要求するフォントデータ要求手段12
と、フォントサーバから転送されたフォントデータを、
利用者システム10上で使用されているフォントデータ
流通(読込み)形式に合致したフォントファイルに再構
成するフォントファイル再構成手段13と、このフォン
トファイルを記憶するフォントファイル記憶手段14
と、フォントデータ要求手段12とネットワーク30と
の間でデータを転送するネットワーク通信装置15とを
有する。
【0017】フォントサーバ10は、利用者の要求に応
じて供給すべきフォントデータを多量に蓄積しているフ
ォントデータ記憶手段21と、利用者システムからの要
求を受けてフォントデータを選択し転送すると共に、課
金情報のためのデータを出力するフォントデータ送付手
段22と、課金情報を表形式にして登録する課金情報登
録手段23と、この課金情報をデータベースとして記憶
する課金情報記憶手段24と、フォントデータ送付手段
20とネットワークとの間でデータを転送するネットワ
ーク通信装置25とを有する。以下、この実施形態例の
フォントデータの供給システムにおける処理について説
明する。
【0018】まず、利用者は、各種のフォントが含まれ
ている特定のドキュメントを、自身が利用している利用
者システム10に入力し、これを画面上に表示し又はプ
リンタで印刷する等の出力操作を行う。ここで、利用者
は、画面等を見て利用者システム10上で利用できるフ
ォントデータのみでは、利用者が希望する表示がなされ
ないことを知り、本フォントデータ供給システムを利用
することを選択する。
【0019】利用者が、フォントデータの供給を受ける
ことを選択すると、利用者システム10側のフォントデ
ータ供給システムが起動する。フォント利用状況調査手
段11は、当該ドキュメントで使用されているフォント
を出力するために必要なフォントデータが利用者システ
ム10上に存在するか否かを判定し、フォントサーバ2
0から調達すべきフォントデータをリストアップする。
フォント利用状況調査手段は、フォントデータを調達す
るか否かを判断するにあたり、フォントファイル記憶手
段14に保存されているフォントデータを参照する。こ
の場合、必要なフォントに近似したフォントがフォント
ファイル記憶手段14に登録されている場合には、利用
者にそのフォントでよいかどうかの判断を委ねることも
出来る。
【0020】フォントデータ要求手段12は、フォント
利用状況調査手段11によりリストアップされた調達す
べきフォントデータに基づいて、ネットワーク通信装置
15及びネットワーク30を経由して、フォントサーバ
20にフォントデータの供給を要求する。フォントサー
バ20のフォントデータ送付手段22は、ネットワーク
通信装置25を経由してこの要求を受け取り、該要求に
基づいてフォントデータ記憶手段21から必要なフォン
トデータを抽出する。次いで、このフォントデータを、
ネットワーク通信装置25及びネットワーク30を経由
して利用者システム10に転送する。
【0021】転送されたフォントデータは、フォントデ
ータ要求手段12を経由して、フォントファイル再構成
手段13に引き渡される。フォントファイル再構成手段
13は、受領したフォントデータを利用者システム上で
運用されるフォントデータの流通形式に再構成してフォ
ントデータファイルとしてこれをフォントファイル記憶
手段14内に保存する。このフォントデータは、次い
で、指定されたドキュメントに読み込まれて画面表示等
に利用されると共に、将来の利用のために保存される。
【0022】一方、フォントデータ送付手段22は、フ
ォントデータを転送すると同時に、送付したフォントデ
ータの種別、キャラクタ数及び送付先を課金情報登録手
段23に通知する。課金情報登録手段23は、送付した
フォントデータの種別、キャラクタ数及び送付先に基づ
いて課金情報を生成し、これを課金情報記憶手段24に
保存する。この課金情報に基づいて、利用者の口座から
の支払が定期的に行なわれる。
【0023】以下、上記実施形態例に含まれる各構成要
素の処理について更に詳細に説明する。図2は、フォン
ト利用状況調査手段11の処理を示すフロー図である。
システムの起動後に、フォント利用状況調査手段では、
先ず、ステップ201で処理対象のドキュメントから1
文字を取り出し、そのフォント種別と文字コードとを抽
出する。次いで、ステップ202で、このフォント種別
がフォントデータ記憶手段又は要求テーブルに登録済み
であるか否かを「真」又は「偽」として判定する。判定
の結果が偽の場合には、これは、ステップ201で取り
出した文字のフォントが利用者システム中に存在せず、
また現時点でフォントサーバに要求する予定もないこと
を意味するので、ステップ203に進み、このフォント
を新規に要求するためのフォント要求レコードを要求テ
ーブルに追加する。
【0024】ステップ202の判定の結果が真の場合に
は、取り出した1文字の文字コードに対応するキャラク
タデータが、フォントデータ記憶手段又は要求テーブル
に登録済みであるか否かを、同様に「真」又は「偽」と
して判定する。判定の結果が偽の場合には、これは、ス
テップ201で取り出した文字コードに対応するキャラ
クタが利用者システム中には存在せず、また現時点でフ
ォントサーバに要求する予定もないことを意味するの
で、ステップ205に進み、このキャラクタデータを新
規に要求するためのキャラクタ要求レコードを要求テー
ブルに追加する。
【0025】ステップ202での判定が偽であり、ステ
ップ203を実行した場合には、これは、抽出されたフ
ォントが利用者システム上に存在しなかったことを意味
し、従ってまた、抽出されたキャラクタも利用者システ
ム上に存在しないことを意味するので、直接にステップ
205に進む。
【0026】ステップ204の判定結果が真の場合、及
び、ステップ205の実行を終了した場合には、ステッ
プ206に移り、処理対象のドキュメントの文字の全て
を処理し終わったか否かの判定を行う。この判定結果が
偽の場合には、処理を継続するために、ステップ201
に戻り、次の1文字を選びそのフォント種別及び文字コ
ードを抽出する。また、判定結果が真の場合には、ドキ
ュメントからの文字の選定、フォント種別及び文字コー
ドの抽出処理は終了する。
【0027】次いで、ステップ207で要求テーブル中
に、フォント要求レコード及び/又はキャラクタ要求レ
コードが存在するか否かを判定し、何れのレコードも存
在しない場合には処理を終了し、何れかのレコードが存
在する場合には、ステップ208でこの要求テーブルを
フォントデータ要求手段に渡す。
【0028】図3は、フォントデータ要求手段12の処
理を示すフロー図である。ステップ301で先ず、要求
テーブル中の全てのレコードを処理し終わったか否かを
判定する。判定結果が偽の場合には、レコードの処理を
継続する必要があり、ステップ302で要求テーブルか
ら1つのレコードを読み込む。続くステップ303で
は、読み込んだ要求テーブルのレコードが、フォント要
求レコードか否かを判定する。真と判定した場合には、
ステップ304でフォント要求パケットを作成し、ネッ
トワーク通信装置及びネットワークを経由してフォント
サーバに発信する。偽と判定した場合には、ステップ3
05で、キャラクタ要求パケットに要求テーブル中のレ
コードを設定して、ネットワーク通信装置及びネットワ
ークを経由してフォントサーバに発信する。ステップ3
04、ステップ305の何れのステップの終了後にも、
最初に戻り、ステップ301の判定を実行する。
【0029】ステップ301で、要求テーブル中の全て
のレコードを処理済みと判定した場合には、ステップ3
06に移行し、要求終了パケットを作成し、ネットワー
ク通信装置及びネットワークを経由してフォントサーバ
に発信する。
【0030】ステップ306の実行終了後は、ステップ
307でパケットの受信状況を判定する。ステップ30
7で、フォントパケット及び/又はキャラクタパケット
を受信したか否かを判定し、判定結果が真の場合には、
ステップ308を実行し、受信したパケットをフォント
ファイル再構成手段に渡す。
【0031】ステップ307での判定結果が偽の場合に
は、ステップ309で送信終了パケットを受信したか否
かを判定する。判定結果が偽の場合には、ステップ30
8の終了後の処理と同じく、ステップ307に戻る。ス
テップ309での判定結果が真の場合には、全てのパケ
ットを受信したと判断し処理を終了する。
【0032】図4は、フォントデータ送付手段22の処
理を示すフロー図である。ステップ401でフォント要
求パケットを受信したか否かを判定する。その結果が真
の場合には、ステップ402でフォントデータ記憶手段
からフォントレコードを検索し、ステップ403でネッ
トワーク通信装置及びネットワークを経由して、ステッ
プ402で検索した情報をフォントパケットとして利用
者システムに発信する。
【0033】ステップ401での判定結果が偽の場合に
は、ステップ404でキャラクタ要求パケットを受信し
たか否かを判定する。判定結果が真の場合には、ステッ
プ405でフォントデータ記憶手段からキャラクタレコ
ードを検索し、ステップ406でネットワーク通信装置
及びネットワークを経由して、ステップ405で検索し
た情報をフォントパケットとして利用者システムに発信
する。
【0034】ステップ403及びステップ406の何れ
の処理の終了後も、ステップ407に移り、課金情報デ
ータを作成し課金情報登録手段に通知し、それが終了す
るとステップ401に戻る。ステップ404での判定結
果が偽の場合には、受信したパケットはフォント終了パ
ケットであったと判断し、ステップ408でネットワー
ク通信装置を介しフォント終了パケットを利用者システ
ムに発信する。
【0035】図5は、フォントデータ記憶手段21に記
憶されたデータの内部構造を示す模式図である。この例
では、フォントデータ記憶手段には、書体A、書体B、
書体Cの3つの書体が格納されており、書体Aライブラ
リ510、書体Bライブラリ520、書体Cライブラリ
530として保存されている。ライブラリの構造は相互
に同じであり、各ライブラリは、各フォントに関する全
体情報と、各フォントに属する全てのキャラクタの情報
とを包含している。
【0036】各書体ライブラリの構造を、書体Aライブ
ラリ510を例に説明する。フォントに関する全体情報
は、フォントレコードA(510F)に格納されてお
り、そのフォントに属する各キャラクタに関する形状や
メトリック等の情報は、キャラクタレコードに格納され
ている。キャラクタレコードは、キャラクタレコード1
(511)からキャラクタレコードn(51n)迄が示
されている。
【0037】図6は課金情報登録手段23の処理を示す
フロー図である。ステップ601で課金情報の通知を受
けたか否かを判定し、判定結果が真の場合には、ステッ
プ602で、その通知がフォントパケット発信に関する
課金情報であるか否かを判定する。ステップ602での
判定結果が真の場合には、ステップ603で課金情報記
憶手段の当該顧客レコードの利用フォント数のカラムの
利用フォント数をインクリメントする。
【0038】ステップ602での判定が偽の場合には、
ステップ604でキャラクタパケットの発信に関する課
金情報の通知を受けたか否かを判定する。ステップ60
4での判定結果が真の場合には、ステップ605で課金
情報記憶手段の当該顧客レコードの利用キャラクタ数の
カラムの利用キャラクタ数をインクリメントする。ステ
ップ601での判定結果が偽の場合及びステップ604
での判定結果が偽の場合、並びに、ステップ603又は
ステップ605の何れかの処理を終了した場合には、ス
テップ601に戻る。
【0039】図7は、課金情報記憶手段24に保存され
たファイルの構造を示す模式図である。課金情報記憶手
段に記憶されたファイルは、顧客識別カラム701、利
用フォント数カラム702、及び、利用キャラクタ数カ
ラム703の3つの欄を持つテーブル構造である。この
テーブルにより、各利用者毎に、その利用フォント数及
び利用キャラクタ数が記録され、課金が計算される。
【0040】図8は、フォントファイル再構成手段の処
理を示すフロー図である。ステップ801で、フォント
データ要求手段からフォントレコードを受け取ったか否
かを判定する。その結果が真の場合には、フォントデー
タ要求手段から受け取ったフォントレコードに基づい
て、ステップ802でフォントファイル記憶手段に新規
のフォントファイルを生成する。ステップ801での判
定結果が偽の場合には、ステップ803でフォントデー
タ要求手段からキャラクタレコードを受け取ったか否か
を判定する。判定結果が真の場合には、ステップ804
でフォントファイル記憶手段の当該フォントファイルに
キャラクタレコードを追加する。ステップ802の実行
を終了した場合、及び、ステップ804の実行を終了し
た場合には、ステップ801に戻る。ステップ803で
の判定結果が偽の場合には、フォントファイル再構成手
段は実行を終了する。
【0041】図9は、フォントファイル記憶手段14に
保存されたデータ構造を示す模式図である。フォントフ
ァイル記憶手段には、フォントファイルA(901)、
フォントファイルB(902)、フォントファイルC
(903)、及び、フォントファイルX(904)が格
納されている。各フォントファイルは、論理的には同じ
構造を持つ。フォントファイル内部の構造をフォントフ
ァイルA(901)を例に説明する。フォントファイル
A(901)は、フォント情報ブロック(910)、及
び、キャラクタ情報ブロック(920)で構成される。
キャラクタ情報ブロック(920)には、キャラクタデ
ータ1(921)からキャラクタデータn(92n)迄
の各キャラクタデータが含まれる。各キャラクタデータ
920〜92nには、キャラクタの形状やメトリック情
報等、各キャラクタ固有の情報が格納されている。この
ファイル形式は、利用者システム上で通常利用されてい
るフォントの流通形式と同じにする。
【0042】以下、ネットワークを経由して転送される
フォントデータのデータ構造を説明する。図10は、文
字の輪郭を直線や曲線を使用して表現する、いわゆるア
ウトラインフォントを使用している利用者システムに対
して本発明を実施した場合のデータ構造を示す図であ
り、フォントレコード、フォントパケット、キャラクタ
ーレコード、及び、キャラクタパケットの構造を例示し
ている。
【0043】フォントレコード(1000)は、フォン
トデータ記憶手段からフォントデータ送付手段へ、及
び、フォントデータ要求手段からフォントファイル再構
成手段へのデータの通知に使用されるデータである。フ
ォントレコード(1000)は、フォント名称等の情報
を格納してあるフォント識別(1001)と、フォント
のデザイン時のサイズやバウンディングボックス等のデ
ザインに関する情報を格納してあるデザイン情報(10
02)と、著作権表示や制作会社名等に関する情報を格
納したプロダクト情報(1003)と、フォント中に格
納されている文字コード及びキャラクタ情報の格納位置
を格納したコード情報(1004)と、フォント全体に
関わる情報を格納したフォント情報(1005)とから
成る。
【0044】キャラクタレコード(1020)は、フォ
ントデータ記憶手段からフォントデータ送付手段へ、及
び、フォントデータ要求手段からフォントファイル再構
成手段への通知に使用されるデータである。キャラクタ
レコード(1020)は、フォント名称などの情報を格
納してあるフォント識別(1021)と、キャラクタコ
ードを格納してあるキャラクタコード(1022)と、
文字のデザインに関する情報を格納したメトリック情報
(1023)と、文字の輪郭等を示すアウトラインデー
タ1024とから成る。
【0045】上記フォントレコード(1000)及びキ
ャラクタレコード(1020)を、フォントサーバから
利用者システムへデータ送信する際には、フォントレコ
ード及びキャラクタレコードの夫々について、各レコー
ドの前に、要求元ホスト識別(1011)、提供元ホス
ト識別(1012)、及び、パケット長(1013)を
付加し、夫々、フォントパケット(1010)及びキャ
ラクタパケット(1030)としてフォントデータ送付
手段からネットワーク通信手段及びネットワークを経由
してフォントデータ要求手段に送付される。
【0046】図11は、フォント及びキャラクタのデー
タ構造を示す別の例である。このデータ構造は、文字の
輪郭を直線や曲線を使用して表現するいわゆるアウトラ
インフォントと、文字のデザインをピクセルのオン・オ
フで表現するビットマップフォントと併用しているフォ
ントシステムを利用している利用者システムに本発明を
実施した場合に用いられる。
【0047】フォントレコード(1000)は、フォン
トデータ記憶手段からフォントデータ送付手段へ、及
び、フォントデータ要求手段からフォントファイル再構
成手段へのデータ通知に使用される。フォントレコード
(1000)は、図1の例と同様に、フォント名称等の
情報を格納してあるフォント識別(1001)と、フォ
ントのデザイン時のサイズやバウンディングボックス等
のデザインに関する情報を格納してあるデザイン情報
(1002)と、著作権表示や制作会社名等に関する情
報を格納したプロダクト情報(1003)と、フォント
中に格納されている文字コード及びキャラクタ情報の格
納位置を格納したコード情報(1004)と、フォント
全体に関わる情報を格納したフォント情報(1005)
とから成る。
【0048】キャラクタレコード(1120)は、フォ
ントデータ記憶手段からフォントデータ送付手段へ、及
び、フォントデータ要求手段からフォントファイル再構
成手段へのデータ通知に使用される。キャラクタレコー
ド(1120)は、フォント名称等の情報を格納してあ
るフォント識別(1021)と、キャラクタコードを格
納してあるキャラクタコード(1022)と、文字のデ
ザインに関する情報を格納したメトリック情報(102
3)と、文字の輪郭を表すアウトラインデータ(102
4)と、文字のビットマップデータ(1125)とから
成る。
【0049】上記フォントレコード(1000)及びキ
ャラクタレコード(1120)をフォントサーバから利
用者システムへデータ送信するにあたり、フォントレコ
ード及びキャラクタレコードの夫々について、各レコー
ドの前に、要求元ホスト識別(1011)、提供元ホス
ト識別(1012)、及び、パケット長(1013)を
付加し、夫々、フォントパケット(1010)及びキャ
ラクタパケット(1110)として、フォントデータ送
付手段からネットワークを介しフォントデータ要求手段
に送付される。
【0050】なお、図1のフォントファイル記憶手段1
4に格納するフォントデータの構造を図9に例示した
が、これは論理的な構造を示している。これらの情報を
格納する形式については、前述の如く、図1に示したフ
ォントファイル再構成手段13の構成によって、各種の
フォント流通フォーマットに対応させる。また、格納す
るキャラクタデータの表現方法は、文字の形状をピクセ
ルのオン/オフで表現したビットマップフォントでも、
文字の形状をその輪郭を表す直線又は曲線を再現するた
めの数値データで格納するアウトラインフォントでも構
わない。現時点で各種流通フォントのフォーマットとし
て挙げられるものとしては、Type1, TrueType, GF, PX
L, PKファイル等がある。
【0051】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明のフォントデータの供給シス
テムは、上記実施形態例の構成にのみ限定されるもので
はなく、上記実施形態例の構成から種々の修正及び変更
を施したフォントデータ供給システムも、本発明の範囲
に含まれる。
【0052】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の第1の
視点のフォントデータ供給システムによると、利用者シ
ステムにフォントファイル再構成手段及びフォント利用
状況調査手段を設けた構成により、利用者システムは真
に必要なフォントデータの転送のみを要求することがで
き、本発明は、効率的なフォントデータ供給システムを
提供した顕著な効果を奏する。
【0053】また、本発明の第2の視点のフォントデー
タ供給システムによると、フォントサーバに課金情報登
録手段を設けた構成により、利用者は供給を受けたフォ
ントのデータ量に見合う課金を支払えばよいこととな
り、金銭の授受における煩雑さが解消するので、通信手
段を介してのフォントデータ供給システムの効率的な運
用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例のフォントデータ供給シ
ステムのブロック図。
【図2】図1のフォント利用状況調査手段における処理
を示すフロー図。
【図3】図1のフォントデータ要求手段の処理を示すフ
ロー図。
【図4】図1のフォントデータ送付手段の処理を示すフ
ロー図。
【図5】図1のフォントデータ記憶手段のデータ構造を
示す模式図。
【図6】図1の課金情報登録手段の処理を示すフロー
図。
【図7】図1の課金情報記憶手段のデータ構造を示す模
式図。
【図8】図1のフォントファイル再構成手段の処理を示
すフロー図。
【図9】図1のフォントファイル記憶手段のデータ構造
を示す模式図。
【図10】図1の実施形態例で転送されるデータ構造の
例。
【図11】図1の実施形態例で転送されるデータ構造の
別の例。
【符号の説明】
10 利用者システム 11 フォント利用状況調査手段 12 フォントデータ要求手段 13 フォントファイル再構成手段 14 フォントファイル記憶手段 15 ネットワーク通信装置 20 フォントサーバ 21 フォントデータ記憶手段 22 フォントデータ送付手段 23 課金情報登録手段 24 課金情報記憶手段 25 ネットワーク通信装置 30 ネットワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が利用する利用者システムと、利
    用者が必要とするフォントデータを持つフォントサーバ
    と、前記利用者システムとフォントサーバとの間でデー
    タを転送する通信手段とを有するフォントデータ供給シ
    ステムにおいて、前記利用者システムが、 利用者が利用しようとするフォントデータの利用者シス
    テム上での状況を調査するフォント利用状況調査手段
    と、 フォント利用状況調査手段の調査結果に基づいて転送が
    必要となったフォントデータを、通信手段を介してフォ
    ントサーバに要求するフォントデータ要求手段と、 フォントサーバから受け取ったフォントデータを利用者
    システム上で利用可能なフォントデータファイルとして
    構成するフォントファイル再構成手段とフォントデータ
    再構成手段で構成されたフォントデータを記憶するフォ
    ントファイル記憶手段とを備えることを特徴とするフォ
    ントデータ供給システム。
  2. 【請求項2】 前記フォントサーバが、 フォントデータが蓄積されたフォントデータ記憶手段
    と、 利用者システムから要求されたフォントを前記フォント
    データから抽出して転送するフォント送付手段と、 フォント送付手段が送付したフォントの送付先及びデー
    タ量に基づいて課金情報を算出して課金データベースに
    登録する課金情報登録手段とを備えることを特徴とす
    る、請求項1に記載のフォントデータ供給システム。
  3. 【請求項3】 利用者が利用する利用者システムと、利
    用者が必要とするフォントデータを持つフォントサーバ
    と、前記利用者システムとフォントサーバとの間でデー
    タを転送する通信手段とを有するフォントデータ供給シ
    ステムにおいて、前記フォントサーバが、 前記フォントデータが蓄積されたフォントデータ記憶手
    段と、 利用者システムから要求されたフォントを前記フォント
    データから抽出して転送するフォント送付手段と、 フォント送付手段が送付したフォントの送付先及びデー
    タ量に基づいて課金情報を算出して課金データベースに
    登録する課金情報登録手段とを備えることを特徴とする
    フォントデータの供給システム。
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